JPH02176207A - 雄ねじ部を有する連結部材 - Google Patents

雄ねじ部を有する連結部材

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JPH02176207A
JPH02176207A JP33400588A JP33400588A JPH02176207A JP H02176207 A JPH02176207 A JP H02176207A JP 33400588 A JP33400588 A JP 33400588A JP 33400588 A JP33400588 A JP 33400588A JP H02176207 A JPH02176207 A JP H02176207A
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JP
Japan
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tie rod
groove
ball joint
threaded portion
grooves
Prior art date
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Pending
Application number
JP33400588A
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English (en)
Inventor
Fukuo Murai
福夫 村井
Kunio Tomita
富田 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 =発明の目的= 〔産業上の利用分野〕 本発明は、螺合結合される連結部材のうち、雄ねじ部を
有する側の連結部材に関する。
〔従来の技術〕
雄ねじ部を有する連結部材と雌ねじ部を有する連結部材
とを螺合結合することは、非常に以前より公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来より、雄ねじ部を有する連結部材と雌ねじ部を有す
る連結部材との結合工程において、これら両部材の螺合
進行が支障なく円滑に行われることが望まれてきた。
例えば、雄ねじ部を有する連結部材であるラックエンド
ボールジヨイント1は、第1図に示す如く、通常そのタ
イロッド11のフランジ部13と反対端に雄ねじ部15
が形成されている。この雄ねじ部15と連結相手物であ
るタイロッドエンドボールジ−インド31の柄部33内
周に形成された雌ねじ部45とを螺合することによりラ
ックエンドボールジヨイント1とタイロッドエンドボー
ルジヨイント31との連結が行われる。
ところが、第8図に拡大して示す如く、タイロッドエン
ドボールジヨイント31の柄部33内周の雌ねじ部45
のねじa50内に、この雌ねじ部45のねじ切削加工等
によって削り出される微細な鉄粉21が残っている場合
、上述の螺合工程において、第9図及び第9図B部を拡
大した第10図に示す如く、鉄粉21が雄ねじ部15の
ねじ山開始部22と雌ねじ部45との間で楔作用を起こ
して雄ねじ部15と雌ねじ部45との螺合進行を妨害し
、ラックエンドボールジヨイント1とタイロッドエンド
ボールジヨイント31の完全な螺合結合ができないこと
がある。
本発明の課題は、雌ねじ部を有する連結部材のその雌ね
じ部に、鉄粉等の異物が残っている場合にも、該雌ねじ
部を有する連結部材との螺合結合が常に円滑に行われる
、雄ねじ部を有する連結部材を提供することにある。
=発明の構成= 〔課題を解決するための手段〕 雄ねじ部に、その挿入側端部から反挿入側端部方向へ向
かって延びる溝を形成する。
〔実施例及び作用〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の第1番目の実施例である雄ねじ部を
有する連結部材としてのラックエンドボールジヨイント
1と、その連結相手物である雌ねじ部を有する連結部材
としてのタイロッドエンドボールジヨイント31を表し
ている。
2はボールスタッドで、一端球頭部5がベアリング6を
介してソケット7内に摺動回転自在に軸支されると共に
、他端の柄3には、鍔部4が形成されている。
ソケット7は、円筒形状であり、ポールスタッド2の柄
3を突出させた小開口10の反対側には、大開口9が形
成され、大開口9外縁は、環状のかしめ部8に形成され
ている。大開口9は、タイロッド11の円板状のフラン
ジ部13によって塞がれており、かしめ部8をかしめ加
工することにより、フランジ部13が固定されている。
鋼棒製のタイロッド11は、中間部分であるロッド部1
2の一端に、前述のフランジ部13が形成されている。
このフランジ部13の外周側面には、セレーション14
が形成され、上述したソケット7のかしめ部8との回転
方向結合力を強化している。ロッド部12の他端には雄
ねじ部15が形成されている。雄ねじ部15のさらに先
端はテーバ部25が形成されている。
また、タイロッドエンドボールジヨイント31は、ポー
ルスタッド32.ベアリング36.ソケット37.柄部
33から成り、柄部33の内周面には雌ねじ部45が形
成されている。
上述のラックエンドボールジヨイント1のタイロッド1
1の雄ねじ部15には、この雄ねじ部15の挿入側端部
17から反挿入側端部16へ向かって軸線方向に延びる
溝18が形成されている。
この溝18は、タイロッド11端部を拡大して示す第2
図、第3図、第4図、に示す如く、タイロッド11の本
体表面19にまで届く深さに形成されている。また、溝
18の軸線方向長さとしては、ねじ山3条を横切って形
成されている。溝18の数は、円周上の3箇所に形成さ
れている。
21は、溝18内へ収容された鉄粉である。この鉄粉2
1は第8図にタイロッドエンドボールジヨイント31の
柄部33端部を拡大して示す如く、ラックエンドボール
ジヨイント1の雄ねじ部15とタイロッドエンドボール
ジヨイント31の雌ねじ部45との螺合前は、この雌ね
じ部45のねじ溝50内に点在しているものである。
この鉄粉21は、従来は第10図に示す如く、雄ねじ部
15のねじ山開始部22と雌ねじ部45との間に噛み込
んで、ラックエンドボールジヨイント1とタイロッドエ
ンドボールジヨイント31とのそれ以上の螺合進行を妨
害したが、本発明においては、第5図に2点鎖線で示す
ねじ山開始部22に相当する位置に溝18が形成されて
いるので、鉄粉21が両者の螺合進行過程でこの溝18
内に収容される。そしてこの状態で螺合が引き続き進行
して行くので、円滑に結合が完了する。
上記第1番目の実施例においては、溝18を3本形成し
ているが、溝の数はこれに限ったものではない。また、
溝の軸線方向長さも上記実施例に限らず、より長くても
、より短くても良い。
また、ステアリングギアボックス(図示せず)の雌ねじ
部に螺合されるポールスタッド2の雄ねじ部26にも、
その挿入側端部から軸線方向に向かって延びる溝227
を形成しても良い。
以下本発明の第2番目の実施例について第6図に基づい
て説明する。
この実施例によるラックエンドボールジヨイント101
においては、タイロッド111のロッド部112の一端
に球頭部105が形成され、その球頭部105がベアリ
ング106を介して底110付きのソケット107に軸
支されると共に、球頭部105に連続したタイロッド1
11のロッド部112がソケット107の開口109か
ら突出している。タイロッド111のロッド部112の
他端には、第1番目の実施例同様、雄ねじ部115が形
成され、その挿入側端部117から反挿入側端部116
に向かって軸線方向に延びる溝118が形成されている
。従って、連結相手物であるタイロッドエンドボールジ
ヨイント(図示せず)の雌ねじ部のねじ溝内に鉄粉等の
異物が残っている場合にも、螺合進行過程でこの’ti
lt 118に異物が収容されて両者の螺合結合が円滑
に行われる。
また、第3番目の実施例として、第7図に示す如く、上
記実施例とは逆に雄ねじ部215を有する連結部材がタ
イロッドエンドボールジヨイント231である場合にも
同様の効果が得られる。すなわち、溝218をタイロッ
ドエンドボールジヨイント231の柄部233の雄ねじ
部215に形成することにより、連結相手物であるラッ
クエンドボールジヨイント201のタイロッド211端
部に形成された雌ねじ部245のねじ溝内に残っている
鉄粉221等の異物が螺合進行過程でこの溝218に収
容され、タイロッドエンドボールジヨイントとラックエ
ンドボールジヨイントとの螺合結合が円滑に行われる。
=効   果= 以上のように本発明によれば、雄ねじ部を有する連結部
材とその連結相手物との螺合工程において、連結相手物
の雌ねじ部のねじ溝内に点在する鉄粉等の異物が、雄ね
じ部に形成された溝内に螺合進行過程において収容され
るので、連結相手物の雌ねじ部に異物が残っている場合
にも、この異物による螺合進行の妨害なく、雄ねじ部を
有する連結部材とその連結相手物との螺合結合を常に円
滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1番目の実施例によるラックエンド
ボールジヨイントと一般的なタイロッドエンドボールジ
ヨイントの部分断面平面図、第2図は第1図のラックエ
ンドボールジヨイントの螺合結合後の状態の部分拡大平
面図、第3図は第2図の底面図、第4図は第2図の断面
側面図、第5図は第2図A部の拡大説明図、第6図は本
発明の第2番目の実施例によるラックエンドボールジヨ
イントの部分拡大断面平面図、第7図は本発明の第3番
目の実施例によるタイロッドエンドボールジヨイントと
一般的なラックエンドボールジヨイントの部分断面平面
図、第8図はタイロッドエンドボールジヨイントの部分
拡大断面図、第9図は従来のラックエンドボールジヨイ
ントの螺合結合中断状態の部分拡大平面図、第10図は
第9図B部の拡大説明図である。 (記号の説明) 1・・・雄ねじ部を有する連結部材。 15・・・雄ねじ部。16・・・反挿入側端部。 17・・・挿入側端部。 18・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連結相手物の雌ねじ部に螺合される雄ねじ部15を有す
    る連結部材1であって、該雄ねじ部15に、その挿入側
    端部17から反挿入側端部16方向へ向かって延びる溝
    18を形成したことを特徴とする雄ねじ部を有する連結
    部材。
JP33400588A 1988-12-28 1988-12-28 雄ねじ部を有する連結部材 Pending JPH02176207A (ja)

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