JP2010016761A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラの起動時間の短縮して、迅速に撮影可能な状態にする。
【解決手段】カメラは、被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子6と、カメラの起動を指示する電源スイッチ4と、第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための第2モードを設定する設定手段71と、第2モードが設定されているときに、電源スイッチ4が所定時間以上操作される場合に、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段71とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】カメラは、被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子6と、カメラの起動を指示する電源スイッチ4と、第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための第2モードを設定する設定手段71と、第2モードが設定されているときに、電源スイッチ4が所定時間以上操作される場合に、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段71とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、緊急起動機能を備えるカメラに関する。
電源投入から撮影可能になるまでの起動時間を短縮するカメラが知られている(たとえば特許文献1)。
特開2005−252800号公報
従来の技術では、起動時にパンフォーカスを設定することにより起動時間を短縮しているので、カメラの起動時間の短縮化が充分に図られていない。
請求項1に記載の発明によるカメラは、被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子と、カメラの起動を指示する電源スイッチと、第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための第2モードとのいずれかを設定する設定手段と、第2モードが設定されているときに、電源スイッチが所定時間以上操作される場合に、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によるカメラは、被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子と、撮像素子に対して画像信号の取得を指示する操作部材と、第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための第2モードとのいずれかを設定する設定手段と、第2モードが設定されているときに、操作部材が所定時間以上操作される場合に、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のカメラにおいて、カメラの電源オフを指示する指示手段をさらに備え、第2モードが設定されているときに、指示手段により電源オフが指示されると、制御手段は、第2モードにおける緊急撮影条件を設定した後、電源をオフすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、緊急撮影条件を変更するための変更手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、第2モードにて撮像素子により1枚分の画像信号が取得されると、制御手段は、緊急撮影条件を解除して、設定手段に対して第1モードを設定させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載のカメラにおいて、第2モードでは、操作部材が操作されている期間は、撮像素子は連続して画像信号を取得することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、ユーザの操作により、設定手段に対して緊急撮影条件の設定を指示する操作部材を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、第2モードにてカメラが動作しているときに、カメラに電力を供給する補助電源を主電源とは別に備え、補助電源は主電源により充電されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のカメラにおいて、緊急撮影条件は、第1モードにおいて設定される条件と比べて、カメラの起動に要する時間を短時間にするための条件であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のカメラにおいて、制御手段は、第2モードによりカメラを起動した場合は、パンフォーカスによる焦点調節を指示した後に、撮像素子の初期化を指示することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載のカメラにおいて、画像信号に基づいて生成した画像データを記録媒体に記録する記録制御手段をさらに備え、記録制御手段は、第2モードにて生成された画像データを第1の記録媒体に記録し、その後、第2モードで生成した画像データを第1の記録媒体から第2の記録媒体に転送することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9乃至11のいずれか一項に記載のカメラにおいて、画像データに基づいて生成された表示用画像を表示する表示器をさらに備え、制御手段は、第2モードによる画像データの生成が終了した後、表示器を点灯することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によるカメラは、被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子と、撮像素子に対して画像信号の取得を指示する操作部材と、第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための第2モードとのいずれかを設定する設定手段と、第2モードが設定されているときに、操作部材が所定時間以上操作される場合に、緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のカメラにおいて、カメラの電源オフを指示する指示手段をさらに備え、第2モードが設定されているときに、指示手段により電源オフが指示されると、制御手段は、第2モードにおける緊急撮影条件を設定した後、電源をオフすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、緊急撮影条件を変更するための変更手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、第2モードにて撮像素子により1枚分の画像信号が取得されると、制御手段は、緊急撮影条件を解除して、設定手段に対して第1モードを設定させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載のカメラにおいて、第2モードでは、操作部材が操作されている期間は、撮像素子は連続して画像信号を取得することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、ユーザの操作により、設定手段に対して緊急撮影条件の設定を指示する操作部材を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、第2モードにてカメラが動作しているときに、カメラに電力を供給する補助電源を主電源とは別に備え、補助電源は主電源により充電されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のカメラにおいて、緊急撮影条件は、第1モードにおいて設定される条件と比べて、カメラの起動に要する時間を短時間にするための条件であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のカメラにおいて、制御手段は、第2モードによりカメラを起動した場合は、パンフォーカスによる焦点調節を指示した後に、撮像素子の初期化を指示することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載のカメラにおいて、画像信号に基づいて生成した画像データを記録媒体に記録する記録制御手段をさらに備え、記録制御手段は、第2モードにて生成された画像データを第1の記録媒体に記録し、その後、第2モードで生成した画像データを第1の記録媒体から第2の記録媒体に転送することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9乃至11のいずれか一項に記載のカメラにおいて、画像データに基づいて生成された表示用画像を表示する表示器をさらに備え、制御手段は、第2モードによる画像データの生成が終了した後、表示器を点灯することを特徴とする。
本発明によれば、電源スイッチが所定時間以上操作されると緊急撮影条件でカメラを起動するので、カメラの起動時間を短縮できる。
−第1の実施の形態−
図面を用いて、本発明の第1の実施の形態によるカメラについて説明する。
図1(a)のカメラの正面斜視図に示すように、カメラ本体1には沈胴可能に構成された撮影レンズ2が取り付けられている。カメラ本体1にはレリーズボタン3、電源ボタン4、撮影モードの設定操作を行なうモードダイヤル5、閃光装置23が設けられている。撮影レンズ2はズームレンズであり、焦点調節レンズ2a、その他の結像レンズ2b、およびカメラ本体1のブレにより生じる像ブレを光学的に補正するブレ補正装置20(図2)が内蔵されている。図1(b)の背面斜視図に示すように、カメラ本体1の背面には液晶モニタ17および操作ボタン18が設けられている。操作ボタン18は、たとえば十字キーやOKボタン等で構成される。
図面を用いて、本発明の第1の実施の形態によるカメラについて説明する。
図1(a)のカメラの正面斜視図に示すように、カメラ本体1には沈胴可能に構成された撮影レンズ2が取り付けられている。カメラ本体1にはレリーズボタン3、電源ボタン4、撮影モードの設定操作を行なうモードダイヤル5、閃光装置23が設けられている。撮影レンズ2はズームレンズであり、焦点調節レンズ2a、その他の結像レンズ2b、およびカメラ本体1のブレにより生じる像ブレを光学的に補正するブレ補正装置20(図2)が内蔵されている。図1(b)の背面斜視図に示すように、カメラ本体1の背面には液晶モニタ17および操作ボタン18が設けられている。操作ボタン18は、たとえば十字キーやOKボタン等で構成される。
図2の回路構成を説明するブロック図に示すように、カメラは、撮像素子6、制御回路7、バッファメモリ9、画像処理回路10、メモリカードインタフェース11、A/D変換回路13、レンズ駆動回路14、レンズエンコーダ15、液晶モニタ17、バッテリ21、内蔵メモリ22、および撮影レンズ2をズーム端とワイド端との間でズーム駆動させるズームモータ24を備える。
撮像素子6は、複数の光電変換素子を備えたCCDやCMOSイメージセンサによって構成され、撮像面にはR(赤)、G(緑)およびB(青)のカラーフィルタが設けられている。撮像素子6は、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じたカラー光電変換信号(蓄積電荷)を出力する。
撮像素子6から出力された光電変換信号(蓄積電荷)は、図示しないAFE回路等によりアナログ処理(ゲインコントロールなど)が施され、画像信号としてA/D変換回路8を介して画像処理回路10へ入力される。A/D変換回路8は、アナログ処理後の画像信号をデジタル信号に変換する。
画像処理回路10は、たとえばASICとして構成され、機能として第1画像処理部101と第2画像処理部102とを備える。第1画像処理回路101は、A/D変換回路8から入力されるデジタル信号に対してホワイトバランス調整等の画像データの生成に必要な最低限の画像処理を施し、画像データを生成する。第2画像処理回路102は、第1画像処理部101で生成された画像データに対してノイズ除去等の後処理を施し、画像データに対応する画像の見栄えを向上させる。画像処理回路10で生成された画像データは、バッファメモリ9に一時的に格納される。
制御回路7は、第1CPU71および第2CPU72を備え、図2に示した各回路を制御する。第1CPU71は、撮像素子6から出力される画像信号に基づいて、たとえば周知の焦点評価値演算を行い、焦点評価値の演算結果に基づいて、レンズ駆動回路14にレンズ駆動信号を送り、焦点評価値が最大となる位置へ焦点調節レンズ2aを移動させる。第1CPU71は、レンズエンコーダ15からレンズ位置信号を入力して、焦点検出レンズ2aの位置を検出する。また、第1CPU71は、撮像素子6から出力される画像信号に基づいて算出された被写体の輝度および撮像感度(ISO感度)に基づいて、シャッタスピードと撮影レンズ2の絞り値を演算して制御する。
第1CPU71には、半押しスイッチ3a、全押しスイッチ3b、電源スイッチ4a、モードダイヤル5および操作スイッチ18aが接続されている。第1CPU71は、画像処理回路10で生成され、バッファメモリ9に格納されrた画像データに対してJPEGなどの所定の方式により圧縮処理を施し、EXIFなどの形式でメモリカード12へ記録する。
緊急起動モードで起動された場合、第1CPU71はオートホワイトバランスのために必要となるゲインの計算を指示する計算指示信号を第2CPU72へ出力する。第2CPU72は、第1CPU71からの指示に基づいて、撮像素子6から出力され、A/D変換回路8で二値化されたR、G、B各色の画像信号を用いてホワイトバランス調整用のRゲインとBゲインを算出する。第2CPU72は、算出したRゲインとBゲインを第1CPU71を介して画像処理回路10へ出力する。
バッファメモリ9は、画像処理、画像圧縮処理および表示用画像データ作成処理の途中や処理後のデータを一時的に格納するために使用される。表示用画像データは、画像処回路10が撮像素子6からの出力に基づいて生成した画像データ、もしくはメモリカード12や内蔵メモリ22に記録されている画像データに基づいて、第1CPU71により生成される。生成された表示用画像データは、第1CPU71によりバッファメモリ9に格納される。
内蔵メモリ22は、バッファメモリ9に一時的に格納された画像データを記録するための記録媒体である。メモリカードインタフェース11は、メモリカード12が着脱可能なインタフェースである。メモリカードインタフェース11は、第1CPU71の制御に基づいて、バッファメモリ9に一時的に格納された画像データや内蔵メモリ22に記録された画像データを転送してメモリカード12に書き込んだり、メモリカード12に記録されている画像データを読み出す。
閃光装置部23はたとえばキセノン管などの発光体を備え、第1CPU71からの発光指示に応じて発光体から発せられた光をカメラ本体1の正面に向けて射出する。バッテリ21は、たとえば充電池により構成され、カメラ内の各部に必要な電力を供給する。第1CPU71は、バッテリ21の残容量を常に監視し、所定の第1閾値以下になると、たとえば警告メッセージ等を液晶モニタ17に表示する。また、緊急起動モードが設定されている場合は、第1CPU71は、閾値を第1閾値よりも低い第2閾値に設定し、カメラを緊急起動するために必要な電力を確保する。
ブレ補正装置20は、ブレ補正光学系、ブレ検出部、およびブレ補正用モータを備える。ブレ検出部は、たとえば角速度センサ、ジャイロセンサなどで構成され、撮影時にカメラに発生するブレをピッチングとヨーイングに分解して検出する。ブレ検出部で検出されたピッチングとヨーイングを表すブレ量信号は、第1CPU71に出力される。第1CPU71は、入力したブレ量信号に基づいてブレ補正モータの駆動量を算出し、駆動制御信号を出力する。
ブレ補正用モータは、たとえば、コイル、磁石、およびヨークを有するボイスコイルモータである。ブレ補正用モータは、第1CPU71からの駆動制御信号に基づいて印加される電圧に基づいて、ブレ補正光学系に対する駆動力を発生するアクチュエータである。ブレ補正光学系は、光軸に直交する平面上で所定の部材で形成される駆動範囲内を、ブレ補正用モータの駆動力に応じて移動してブレ補正を行なう。
LCD駆動回路171は第1CPU71の命令に基づいて液晶モニタ17を駆動し、液晶モニタ17は画像を表示する。また、液晶モニタ17は、デジタルカメラの各種設定メニュー画面の表示を行う。メニュー画面として、緊急起動モードの設定表示がある。緊急起動モードは、電源ボタン4の押下操作、もしくはレリーズボタン3の半押し操作を所定時間(たとえば100ms)以上することにより、カメラの機能にある程度の制限を加えて、通常起動する場合と比べて短時間で迅速にカメラを起動して撮影可能な状態にする。なお、第1の実施の形態においては、緊急起動モードでカメラを起動した後は、1枚の画像だけが撮影可能であるものとする。すなわち、1枚の画像が撮影されると、第1CPU71は、後述する緊急起動モードにおいて設定される緊急撮影条件を解除して、カメラに通常撮影を行わせる。
図3を参照して、緊急起動モードの設定を行う画面について説明する。メニュー画面上から緊急起動モードの設定操作が行われると、第1CPU71は、液晶モニタ17は、図3に示すように緊急起動モードにおいて設定される内容を表示する。図3(a)に示す指標17aは、液晶モニタ17に表示中の内容の他にも緊急起動モードで設定される内容があることを示す。この場合に、ユーザが操作ボタン18の十字キーを下方向へ操作すると、第1CPU71は、図3(b)に示すように、液晶モニタ17に表示される設定内容を変更する。すなわち、操作ボタン18の操作前には表示されていなかった設定内容が液晶モニタ17に表示される。なお、図3(b)に表示される画素数および画質の設定(図3(b)の網掛け部分)については、後述するようにユーザにより設定内容の変更が可能である。設定内容の変更は、操作ボタン18の左右キーおよびOKボタンの操作により行われるものとする。
−緊急起動モード−
緊急起動モードは、上述した設定メニューから設定のオン/オフを選択できる。なお、デフォルト状態では緊急起動モードはオンに設定されているものとする。電源ボタン4によりカメラの電源がオンされている状態において、所定時間(たとえば100ms)の間電源ボタン4が長押しされている場合、もしくはレリーズボタン3の半押し状態が継続している場合は、第1CPU71は緊急起動モードによるカメラの起動を開始する。緊急起動モードでは、カメラは以下に示す緊急撮影条件に機能を制限して動作する。緊急撮影条件は、
1.ズームをワイド端で固定
2.ISO感度最大
3.絞り値を最小に固定したまま絞り優先オートによる露出演算
4.輝度を用いてシャッタ速度設定
5.オートホワイトバランス設定
6.パンフォーカスによる焦点調節
7.閃光装置23の発光禁止
8.ブレ補正禁止
9.液晶モニタの消灯
10.画素数および画質を標準記録フォーマットに設定
11.画像の記録サイズをSXGAに設定
12.内蔵メモリ22の記録領域確保
13.バッテリ21の閾値を第2閾値に設定
緊急起動モードは、上述した設定メニューから設定のオン/オフを選択できる。なお、デフォルト状態では緊急起動モードはオンに設定されているものとする。電源ボタン4によりカメラの電源がオンされている状態において、所定時間(たとえば100ms)の間電源ボタン4が長押しされている場合、もしくはレリーズボタン3の半押し状態が継続している場合は、第1CPU71は緊急起動モードによるカメラの起動を開始する。緊急起動モードでは、カメラは以下に示す緊急撮影条件に機能を制限して動作する。緊急撮影条件は、
1.ズームをワイド端で固定
2.ISO感度最大
3.絞り値を最小に固定したまま絞り優先オートによる露出演算
4.輝度を用いてシャッタ速度設定
5.オートホワイトバランス設定
6.パンフォーカスによる焦点調節
7.閃光装置23の発光禁止
8.ブレ補正禁止
9.液晶モニタの消灯
10.画素数および画質を標準記録フォーマットに設定
11.画像の記録サイズをSXGAに設定
12.内蔵メモリ22の記録領域確保
13.バッテリ21の閾値を第2閾値に設定
以下、緊急起動モードによりカメラを起動するときの動作を、上記1〜13の各項目について詳細に説明する。
1.ズームをワイド端で固定
第1CPU71は、ズームモータ24を駆動して撮影レンズ2をワイド端の位置まで繰出す。撮影レンズ2をワイド端の位置で固定するのは、後述するパンフォーカスにより焦点調節を行うためであるとともに、撮影レンズ2を沈胴位置からズーム端にまで繰出すよりも時間を短縮できるからである。また、ワイド端で撮影された画像においては、被写体は画像上で小さく写されることになるが、後にトリミング等により画像を加工することで、ユーザの好みに応じた大きさに変更することができる。
1.ズームをワイド端で固定
第1CPU71は、ズームモータ24を駆動して撮影レンズ2をワイド端の位置まで繰出す。撮影レンズ2をワイド端の位置で固定するのは、後述するパンフォーカスにより焦点調節を行うためであるとともに、撮影レンズ2を沈胴位置からズーム端にまで繰出すよりも時間を短縮できるからである。また、ワイド端で撮影された画像においては、被写体は画像上で小さく写されることになるが、後にトリミング等により画像を加工することで、ユーザの好みに応じた大きさに変更することができる。
2.ISO感度最大
第1CPU71は、ISO感度が最大値となるように、撮像素子6に蓄積される電荷の検出感度、もしくは不図示の増幅回路の増幅利得を変化させる被制御量を設定する。なお、緊急起動モードではない通常起動モードにおいては、ISO感度の値はユーザにより設定可能に構成されるとともに、後述する画質の設定に応じて最適な値に変更される。
第1CPU71は、ISO感度が最大値となるように、撮像素子6に蓄積される電荷の検出感度、もしくは不図示の増幅回路の増幅利得を変化させる被制御量を設定する。なお、緊急起動モードではない通常起動モードにおいては、ISO感度の値はユーザにより設定可能に構成されるとともに、後述する画質の設定に応じて最適な値に変更される。
3.絞り値を最小に固定したまま絞り優先オートによる露出演算
第1CPU71は、絞り値が最小値、すなわち図示しない絞りが開放となるように絞りを駆動し、最小絞り値で適正露出が得られるように露光時間を変更可能にして制御露出を演算する。
第1CPU71は、絞り値が最小値、すなわち図示しない絞りが開放となるように絞りを駆動し、最小絞り値で適正露出が得られるように露光時間を変更可能にして制御露出を演算する。
4.輝度を用いてシャッタ速度設定
第1CPU71は、上述したようにして設定された最小絞り値で適正露出が得られるように、画像処理回路10から入力した画像データに基づいて算出された被写体の輝度に基づいて、露光時間(シャッター速度)を算出する。
第1CPU71は、上述したようにして設定された最小絞り値で適正露出が得られるように、画像処理回路10から入力した画像データに基づいて算出された被写体の輝度に基づいて、露光時間(シャッター速度)を算出する。
5.WB(ホワイトバランス)オート設定
第1CPU71は、第2CPU72に対して、RゲインおよびBゲインの算出を行わせる。そして、第1CPU71は、第1画像処理回路101に算出したRゲイン、Bゲインを送り、撮像素子6から出力されたR、G、B各色の画像信号のうち、R色とB色の画像信号に対して算出されたRゲインおよびBゲインを掛け合わせる。
第1CPU71は、第2CPU72に対して、RゲインおよびBゲインの算出を行わせる。そして、第1CPU71は、第1画像処理回路101に算出したRゲイン、Bゲインを送り、撮像素子6から出力されたR、G、B各色の画像信号のうち、R色とB色の画像信号に対して算出されたRゲインおよびBゲインを掛け合わせる。
6.パンフォーカスによる焦点調節
第1CPU71は、レンズ駆動回路14に指令して焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置まで駆動させる。パンフォーカス位置とは、レンズの被写界深度を利用して、たとえば1m〜∞まで焦点が合っているような画像を得るための焦点調節レンズ2aの位置のことである。このパンフォーカス位置はレンズ位置と対応付けされて予め所定の記憶領域に記憶されている。第1CPU71は、レンズエンコーダ15から入力したレンズ位置信号に基づいて焦点調節レンズ2aがパンフォーカス位置に達したと判定すると、レンズ駆動回路14に対して焦点調節レンズ2aの駆動を完了させる。上記のように、焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置で固定させることにより、緊急起動モードにおける焦点調節に要する時間を短縮することができる。
第1CPU71は、レンズ駆動回路14に指令して焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置まで駆動させる。パンフォーカス位置とは、レンズの被写界深度を利用して、たとえば1m〜∞まで焦点が合っているような画像を得るための焦点調節レンズ2aの位置のことである。このパンフォーカス位置はレンズ位置と対応付けされて予め所定の記憶領域に記憶されている。第1CPU71は、レンズエンコーダ15から入力したレンズ位置信号に基づいて焦点調節レンズ2aがパンフォーカス位置に達したと判定すると、レンズ駆動回路14に対して焦点調節レンズ2aの駆動を完了させる。上記のように、焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置で固定させることにより、緊急起動モードにおける焦点調節に要する時間を短縮することができる。
7.閃光装置23の発光禁止
第1CPU71は、閃光装置23に対して禁止信号を出力して、閃光装置23の動作を禁止する。その結果、閃光装置23の発光準備に要する時間を省略できるので、カメラの起動時間を短縮できる。
第1CPU71は、閃光装置23に対して禁止信号を出力して、閃光装置23の動作を禁止する。その結果、閃光装置23の発光準備に要する時間を省略できるので、カメラの起動時間を短縮できる。
8.ブレ補正禁止
第1CPU71は、ブレ補正装置20の駆動を禁止して、光学的な像ブレ補正処理を行わないようにする。なお、画像処理回路10によって画像処理を施すことにより電子的な像ブレ補正が可能に構成されている場合であっても、第1CPU71は、画像処理回路10による像振れ補正処理を禁止する。
第1CPU71は、ブレ補正装置20の駆動を禁止して、光学的な像ブレ補正処理を行わないようにする。なお、画像処理回路10によって画像処理を施すことにより電子的な像ブレ補正が可能に構成されている場合であっても、第1CPU71は、画像処理回路10による像振れ補正処理を禁止する。
9.液晶モニタ消灯
第1CPU71は、緊急起動モードにおいては、LCD駆動回路171に対して液晶モニタ17の駆動を禁止する信号を出力する。第1CPU71がLCD駆動回路171に対して液晶モニタ17の駆動を指示するのは、画像データが画像メモリ22に記録されてからである。その結果、緊急起動モードにおいては液晶モニタ17を起動しないので、カメラ全体の起動時間を短縮できる。
第1CPU71は、緊急起動モードにおいては、LCD駆動回路171に対して液晶モニタ17の駆動を禁止する信号を出力する。第1CPU71がLCD駆動回路171に対して液晶モニタ17の駆動を指示するのは、画像データが画像メモリ22に記録されてからである。その結果、緊急起動モードにおいては液晶モニタ17を起動しないので、カメラ全体の起動時間を短縮できる。
10.画素数および画質を標準記録フォーマットに設定
第1CPU71は、撮影画像の画素数を標準画素数の5メガピクセルに設定するとともに、撮影画像の画質をノーマル(圧縮率1/8)に設定する。なお、撮影画像の画素数として、ユーザにより最高画素数(7メガピクセル)、標準画素数、最低画素数(3メガピクセル)の中の何れかが選択可能である。撮影画像の画質に関しても、RAW、ファイン(圧縮率1/4)、ノーマル、ベーシック(圧縮率1/16)の中の何れかがユーザにより選択可能である。ユーザにより撮影画像の画質が上記したデフォルトの設定(ノーマル)以外に設定された場合は、第1CPU71は、設定された画質に最適な値となるようにISO感度を変更する。
第1CPU71は、撮影画像の画素数を標準画素数の5メガピクセルに設定するとともに、撮影画像の画質をノーマル(圧縮率1/8)に設定する。なお、撮影画像の画素数として、ユーザにより最高画素数(7メガピクセル)、標準画素数、最低画素数(3メガピクセル)の中の何れかが選択可能である。撮影画像の画質に関しても、RAW、ファイン(圧縮率1/4)、ノーマル、ベーシック(圧縮率1/16)の中の何れかがユーザにより選択可能である。ユーザにより撮影画像の画質が上記したデフォルトの設定(ノーマル)以外に設定された場合は、第1CPU71は、設定された画質に最適な値となるようにISO感度を変更する。
11.画像の記録サイズをSXGAに設定
第1CPU71は、緊急起動モードにおいて取得された撮影画像を記録する際の画像データのサイズをSXGA(960ドット×1280ドット)に設定する。なお、画像データのサイズは、通常撮影時においても、デフォルトの設定はSXGAであるものとする。
第1CPU71は、緊急起動モードにおいて取得された撮影画像を記録する際の画像データのサイズをSXGA(960ドット×1280ドット)に設定する。なお、画像データのサイズは、通常撮影時においても、デフォルトの設定はSXGAであるものとする。
12.内蔵メモリ22の記録領域確保
第1CPU71は、内蔵メモリ22内の所定の記録領域を、緊急起動モードにおいて取得された画像データを記録するための専用領域として確保する。その結果、緊急起動モードにおいて取得した画像データを記録することができなくなるという不具合の発生を防ぐことができる。
第1CPU71は、内蔵メモリ22内の所定の記録領域を、緊急起動モードにおいて取得された画像データを記録するための専用領域として確保する。その結果、緊急起動モードにおいて取得した画像データを記録することができなくなるという不具合の発生を防ぐことができる。
13.バッテリ21の閾値を第2閾値に設定
第1CPU71は、上述したように、バッテリ21の閾値を第1閾値よりも低い第2閾値に設定し、カメラを緊急起動するために必要な電力を確保する。したがって、残電池容量が第2閾値以下になるまで、カメラを緊急起動させることができる。
第1CPU71は、上述したように、バッテリ21の閾値を第1閾値よりも低い第2閾値に設定し、カメラを緊急起動するために必要な電力を確保する。したがって、残電池容量が第2閾値以下になるまで、カメラを緊急起動させることができる。
第1CPU71は、カメラの電源スイッチ4aからオフ信号を入力したとき、緊急起動モードがオンに設定されていることを判別すると、上述した1〜13の所定条件を設定してカメラの電源をオフする。
図4〜図6に示すフローチャートを参照しながら、カメラの動作について説明する。図4、図5の処理は第1CPU71でプログラムを実行して行われ、図6の処理は第2CPU72でプログラムを実行して行われる。このプログラムは、図示しないメモリに格納されており、電源がオフからオンされると起動される。
図4のステップS101において、電源スイッチ4aからオン信号を入力したか否かを判定する。オン信号を入力した場合は、ステップS101が肯定判定されてステップS102へ進む。オン信号を入力しない場合は、ステップS101が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。ステップS102においては、電源をオンしてステップS103へ進む。
ステップS103においては、緊急起動モードが設定されているか否かを判定する。緊急起動モードが設定されている場合は、ステップS103が肯定判定されてステップS104へ進む。緊急起動モードが設定されていない場合は、ステップS103が否定判定されて後述するステップS107へ進む。
ステップS104においては、電源ボタン4がオン操作されているか、またはレリーズボタンが半押し操作されているか否かを判定する。電源スイッチ4aまたは半押しスイッチ3aからオン信号を入力している場合は、ステップS104が肯定判定されてステップS105へ進む。このとき、図示しないタイマを起動して時間計測を開始する。電源スイッチ4aおよび半押しスイッチ3aからオン信号を入力していない場合は、ステップS104が否定判定されて、後述するステップS108へ進む。
ステップS105においては、ステップS104で計測を開始した時間が所定時間である100msを超えたか否かを判定する。100msを超えた場合は、ステップS105が肯定判定されてステップS106へ進む。計測時間が100ms以下の場合は、ステップS105が否定判定されてステップS104へ戻る。ステップS106においては、緊急起動モードによりカメラを起動する。なお、緊急起動モードにおける処理は、図5を用いて後で詳細に説明する。
ステップS103で緊急起動モードに設定されていない場合はステップS107へ進み、電源ボタン4がオン操作されたか否かを判定する。電源スイッチ4aからオン信号を入力した場合は、ステップS107が肯定判定されて処理を終了する。電源スイッチ4aからオン信号を入力しない場合は、ステップS107が否定判定されてステップS108へ進む。
ステップS108においては、機能制限を加えない通常起動によりカメラを動作させてステップS109へ進む。ステップS109においては、レリーズボタン3が半押し操作されたか否かを判定する。半押しスイッチ3aからオン信号を入力した場合は、ステップS109が肯定判定されてステップS110へ進む。半押しスイッチ3aからオン信号を入力しない場合は、ステップS109が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS110においては、上述した焦点調節を行いステップS111へ進む。ステップS111においては、レリーズボタン3が全押しされたか否かを判定する。全押しスイッチ3bからオン信号を入力した場合は、ステップS111が肯定判定されてステップS112へ進む。全押しスイッチ3bからオン信号を入力しない場合は、ステップS111が否定判定されて後述するステップS119へ進む。
ステップS112においては、撮像素子6により画像信号を取得し、画像処理回路10により取得した画像信号に画像処理を施して画像データを作成し、内蔵メモリ22に記録してステップS113へ進む。ステップS113においては、ステップS112で内蔵メモリ22に記録した画像データに対応する画像を液晶メモリ17に表示させてステップS114へ進む。ステップS114においては、ステップS112で内蔵メモリ22に記録した画像データをメモリカード12へ記録してステップS115へ進む。
ステップS115においては、電源がオフされたか否かを判定する。電源がオフされた場合は、ステップS115が肯定判定されてステップS116へ進む。電源がオフされていない場合は、ステップS115が否定判定されてステップS108へ戻る。ステップS116においては、液晶モニタ17を消灯してステップS117へ進む。
ステップS117においては、緊急起動モードがオンに設定されているか否かを判定する。緊急起動モードがオンに設定されている場合は、ステップS117が肯定判定されてステップS118へ進む。ステップS118においては、緊急起動モードにおける上述した1〜13の機能を設定して、一連の処理を終了する。
ステップS111においてレリーズボタン3が全押しされない場合はステップS119へ進み、レリーズボタン3の半押し操作が解除されたか否かを判定する。半押し操作が解除され、半押しスイッチ3aからオン信号を入力しない場合は、ステップS119が否定判定されてステップS109へ戻る。半押し操作が解除されず、半押しスイッチ3aからオン信号を入力している場合は、ステップS119が否定判定されてステップS111へ戻る。
次に、図5のフローチャートを参照して、第1CPU71による緊急起動モードにおける処理を説明する。
ステップS200においては、上記した緊急撮影条件1〜13を設定してステップS201へ進む。ステップS201においては、レンズ駆動回路14に対して焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置へ駆動させてステップS202へ進む。ステップS202においては、撮像素子6に対して初期化を指示してステップS203へ進む。
ステップS200においては、上記した緊急撮影条件1〜13を設定してステップS201へ進む。ステップS201においては、レンズ駆動回路14に対して焦点調節レンズ2aをパンフォーカス位置へ駆動させてステップS202へ進む。ステップS202においては、撮像素子6に対して初期化を指示してステップS203へ進む。
ステップS203においては、レンズエンコーダ15からの信号に基づいて、焦点調節レンズ2aがパンフォーカス位置にあるか否かを判定する。焦点調節レンズ2aがパンフォーカス位置にある場合は、ステップS203が肯定判定されてステップS204へ進む。焦点調節レンズ2aがパンフォーカス位置にない場合は、当該判定処理を繰り返す。
ステップS204においては、ステップS202で指示した撮像素子6の初期化が終了したか否かを判定する。撮像素子6の初期化が終了した場合は、ステップS204が肯定判定されてステップS205へ進む。撮像素子6の初期化が終了していない場合は、ステップS204が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS205においては、第2CPU72に対してオートホワイトバランスのためのゲイン計算を指示してステップS211へ進む。なお、第2CPU72におけるゲイン計算処理については後述する。ステップS211においては、撮像素子6から出力される1フレーム分の画像信号を取得してステップS206へ進む。ステップS206においては、最小絞り値で適正露出が得られるように、画像データを用いて算出した被写体の輝度に基づいてシャッタ速度を算出してステップS207へ進む。ステップS207では、第2CPU72からゲイン計算の結果を入力したか否かを判定する。計算結果を入力した場合は、ステップS207が肯定判定されてステップS208へ進む。計算結果を入力しない場合は、ステップS207が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS208においては、図4のステップS104と同様に、電源ボタン4の長押し操作状態、またはレリーズボタンの半押し操作状態が続いているか否かを判定する。電源スイッチ4aまたは半押しスイッチ3aからオン信号を入力している場合は、ステップS208が肯定判定されてステップS209へ進む。電源スイッチ4aおよび半押しスイッチ3aからオン信号を入力していない場合は、ステップS208が否定判定されて、図4のステップ108へ戻る。すなわち、これ以後、カメラは通常起動により動作することになる。
ステップS209では、撮像素子6により画像信号を取得し、第1画像処理部101により取得した画像信号に画像処理を施して画像データを作成してステップS210へ進む。ステップS210においては、液晶モニタ17を点灯して、図4のステップS113へ進む。なお、この場合、作成された画像データは、内蔵メモリ22の緊急起動用の記録領域に記録される。
図6を参照しながら、第2CPU72によるゲイン計算処理について説明する。ステップS301においては、第1CPU71からオートホワイトバランスのためのゲイン計算を指示する計算指示信号を入力したか否かを判定する。計算指示信号を入力した場合は、ステップS301が肯定判定されてステップS302へ進む。計算指示信号を入力しない場合は、ステップS301が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップS302においては、撮像素子6から1フレーム分の画像信号を取得してステップS303へ進む。ステップS303においては、撮像素子6から入力した画像信号を用いてゲイン計算を行いステップS304へ進む。ステップS304においては、ステップS303で算出したゲインを画像処理回路10へ出力して処理を終了する。
以上で説明した第1の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)電源オン時に緊急起動モードが設定されているとき、電源ボタン4を所定時間以上長押しすることにより、あるいは半押し操作を所定時間以上継続することにより、通常起動時より短時間でカメラを起動させるための緊急撮影条件でカメラを動作させる緊急起動モードでカメラを起動するようにした。その結果、カメラを通常起動させる場合に比べて、カメラを起動するために必要な時間を短縮することができるので、ユーザがシャッターチャンスを逃してしまうという事態を防ぐことができる。さらに、電源ボタン4あるいは半押しスイッチの長押しにより緊急起動モードで起動できるので、緊急起動モードによる起動を指示する操作部材を新たに設ける必要がなく、低コスト化が望める。
(1)電源オン時に緊急起動モードが設定されているとき、電源ボタン4を所定時間以上長押しすることにより、あるいは半押し操作を所定時間以上継続することにより、通常起動時より短時間でカメラを起動させるための緊急撮影条件でカメラを動作させる緊急起動モードでカメラを起動するようにした。その結果、カメラを通常起動させる場合に比べて、カメラを起動するために必要な時間を短縮することができるので、ユーザがシャッターチャンスを逃してしまうという事態を防ぐことができる。さらに、電源ボタン4あるいは半押しスイッチの長押しにより緊急起動モードで起動できるので、緊急起動モードによる起動を指示する操作部材を新たに設ける必要がなく、低コスト化が望める。
(2)電源オフ操作時、緊急起動モードが設定されている場合、第1CPU71は、緊急起動モードでカメラを動作させるための緊急撮影条件をカメラに設定した後、カメラの電源をオフするようにした。その結果、緊急起動モードによるカメラ起動のたびにカメラの設定を変更する必要がなく、カメラ起動時に所定条件を設定している間にシャッタチャンスを逃すといった事態を防ぐことができる。
(3)メニュー画面から緊急起動モードの設定の有無、および緊急起動モードで画像を撮影する場合の画素数と画質とをユーザにより設定可能とした。したがって、緊急起動モードによるカメラの起動の要否をユーザが判断して設定することができるとともに、緊急起動モードであっても、画質等をユーザの好みに合わせて設定された画像を撮影することができる。
(4)緊急起動モードで起動された後、1枚の画像が撮影されると、第1CPU71は緊急起動モードを解除して、カメラを通常動作させるようにした。したがって、緊急を要する撮影が終了した後は、特別の操作を行って緊急起動モードを解除することなく、ユーザは通常通りにカメラを使用して画像を撮影することができる。
(5)第1CPU71は、緊急モードによりカメラを起動した場合は、パンフォーカスによる焦点調節を指示した後に、撮像素子6の初期化を指示するようにした。すなわち、時間のかかる焦点調節を先に指示して動作を開始させることにより、全体としてカメラの起動に要する時間を短縮することができるので、迅速にシャッタチャンスを捉えることができる。
(6)第1CPU71は、緊急起動モードで取得した画像データを内蔵メモリ22の専用の記録領域に記録し、その後、内蔵メモリ22に記録した画像データをメモリカード12へ転送して記録するようにした。すなわち、画像データを高速に記録処理可能な内蔵メモリ22に記録してカメラの動作時間を短縮することができる。
(7)第1CPU71は、画像データを取得して内蔵メモリ22に記録してから液晶モニタ17を点灯するようにした。その結果、液晶モニタ17が点灯してから画像を撮影する場合に比べて、一瞬のシャッターチャンスを逃すことを防げる。
−第2の実施の形態−
図7のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施の形態によるカメラを説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、電源スイッチを操作することなく、レリーズボタンの操作のみで緊急起動モードによるカメラの起動および撮影を行う点で、第1の実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態においては、レリーズボタンの押下操作を継続している間は連続して撮影画像を取得することができる。
図7のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施の形態によるカメラを説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、電源スイッチを操作することなく、レリーズボタンの操作のみで緊急起動モードによるカメラの起動および撮影を行う点で、第1の実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態においては、レリーズボタンの押下操作を継続している間は連続して撮影画像を取得することができる。
図7の処理は第1CPU71でプログラムを実行して行われる。このプログラムは、図示しないメモリに格納されており、レリーズボタン3が半押し操作されると起動される。
第1CPU71は、半押しスイッチ3aからオン信号を入力するとステップS402へ進む。
第1CPU71は、半押しスイッチ3aからオン信号を入力するとステップS402へ進む。
ステップS402においては、緊急起動モードが設定されているか否かを判定する。緊急起動モードが設定されている場合はステップS402が肯定判定されてステップS403へ進む。緊急起動モードが設定されていない場合は、ステップS402が否定判定されて処理を終了する。
ステップS403においては、レリーズボタン3が半押しされているか否かを判定する。半押しスイッチ3aからオン信号を入力している場合は、ステップS403が肯定判定されてステップS404へ進む。このとき、図示しないタイマを起動して、時間計測を開始する。半押しスイッチ3aからオン信号を入力しない場合は、ステップS403が否定判定されて処理を終了する。
ステップS404においては、ステップS403でタイマによる時間計測を開始してから所定時間である100msが経過したか否かを判定する。計測時間が100msを超えた場合は、ステップS404が肯定判定されてステップS405へ進む。計測時間が100ms以下の場合は、ステップS404が否定判定されてステップS403へ戻る。
ステップS405においては、カメラの電源をオンしてステップS406へ進む。ステップS406においては、緊急起動モードによりカメラを起動してステップS407へ進む。なお、ステップS406では、第1の実施の形態における図5に示すフローチャートにおけるステップS201〜S207、図6に示すフローチャートにおけるステップS301〜S303の処理が行われるものとする。
ステップS407では、レリーズボタン3が全押し操作されたか否かを判定する。全押しスイッチ3bからオン信号を入力した場合は、ステップS408が肯定判定されてステップS408へ進む。ステップS408では、撮像素子6により画像信号を取得し、画像処理回路10により取得した画像信号に画像処理を施して画像データを作成し、内蔵メモリ22に記録してステップS420へ進む。ステップS420においては、レリーズボタン3の全押しが継続されているか否かを判定する。全押しスイッチ3aからオン信号を入力している場合は、ステップS420が肯定判定されてステップS408へ戻る。全押しスイッチ3aからオン信号を入力しない場合は、ステップS420が否定判定されてステップS409へ進む。ステップS409においては、液晶モニタ17を点灯させてステップS410へ進む。
ステップS410においては、内蔵メモリ22に記録した画像データに対応する画像を液晶モニタ17に表示してステップS411へ進む。ステップS411においては、緊急起動モードで取得した画像データのうち、内蔵メモリ22から削除する画像データがあるか否かを確認する。このとき、液晶モニタ17には、たとえば「削除する画像がありますか?YES/NO」等のメッセージが表示される。ユーザにより操作部材18が操作されて「YES」が選択された場合、ステップS411が肯定判定されてステップS412へ進む。「NO」が選択された場合は、ステップS411が否定判定されて後述するステップS415へ進む。
ステップS412においては、緊急起動モードで取得した内蔵メモリ22内の画像データを一括削除するか否かを判定する。このとき、液晶モニタ17には、たとえば「一括削除しますか?YES/NO」等のメッセージが表示される。ユーザにより操作部材18が操作されて「YES」が選択された場合、ステップS412が肯定判定されてステップS413へ進む。ステップS413においては、内蔵メモリ22内の緊急起動モードで取得された全ての画像データを削除してステップS416へ進む。
「NO」が選択された場合は、ステップS412が否定判定されてステップS414へ進む。ステップS414においては、ユーザにより選択された画像の画像データを内蔵目折22から削除する。このとき、液晶モニタ17には、緊急起動モードで取得された画像データに対応する画像がサムネイル表示される。そして、ユーザは、操作部材18を操作して削除するサムネイル画像を選択することができる。ステップS415では、内蔵メモリ22に記録されている緊急起動モードで取得された画像データをメモリカード12へ転送し、記録してステップS416へ進む。
ステップS416(電源オフ判定)からステップS419(緊急起動モードの初期設定)までの処理は、図4のステップS115(電源オフ判定)からステップS118(緊急起動モードの初期設定)までの各処理と同様である。なお、ステップS416が否定判定された場合は、ステップS407へ戻る。
ステップS407において、レリーズボタン3が全押しされない場合はステップS420へ進み、レリーズボタン3の半押し操作が解除されたか否かを判定する。半押し操作が解除され、半押しスイッチ3aからオン信号を入力しない場合は、ステップS420が肯定判定されてステップS411へ進む。半押し操作が解除されず、半押しスイッチ3aからオン信号を入力する場合は、ステップS420が否定判定されてステップS407へ戻る。
以上で説明した第2の実施の形態のカメラによれば、第1の実施の形態のカメラで得られた(2)〜(7)の作用効果に加えて、以下の作用効果が得られる。
(1)緊急起動モードが設定されている状態で、レリーズボタン3の半押し操作が所定時間以上経過した場合、緊急撮影条件でカメラを動作させる緊急起動モードでカメラを起動するようにした。その結果、カメラを通常起動させる場合に比べて、カメラを起動するために必要な時間を短縮することができるので、ユーザがシャッターチャンスを逃してしまうという事態を防ぐことができる。さらに、レリーズボタン4の半押しにより緊急起動モードで起動できるので、緊急起動モードによる起動を指示する操作部材を新たに設ける必要がなく、低コスト化が望める。しかも、電源スイッチをオン操作する必要がなく、操作性が向上する。
(1)緊急起動モードが設定されている状態で、レリーズボタン3の半押し操作が所定時間以上経過した場合、緊急撮影条件でカメラを動作させる緊急起動モードでカメラを起動するようにした。その結果、カメラを通常起動させる場合に比べて、カメラを起動するために必要な時間を短縮することができるので、ユーザがシャッターチャンスを逃してしまうという事態を防ぐことができる。さらに、レリーズボタン4の半押しにより緊急起動モードで起動できるので、緊急起動モードによる起動を指示する操作部材を新たに設ける必要がなく、低コスト化が望める。しかも、電源スイッチをオン操作する必要がなく、操作性が向上する。
(2)レリーズボタン3の半押し長押し操作により緊急起動モードによってカメラが起動され、さらにレリーズボタン3が全押しされると、第1CPU71が画像を撮影するようにした。特に、レリーズボタン3が全押し操作されている期間は、第1CPU71は連続して画像データを取得するようにした。したがって、レリーズボタン3の一連の操作によりカメラを緊急起動モードで起動させ、そのまま画像を撮影することができるので、ユーザによる操作性がよい。
上述した実施の形態のカメラを次のように変形できる。
(1)緊急起動モードが設定されたときに、内蔵メモリ22の残容量の不足により緊急起動モードにおいて取得された画像データを記録するための専用の領域として確保することができない場合には、既に内蔵メモリ22に記録済みの画像データを削除してもよい。このとき、第1CPU71は、内蔵メモリ22に記録されている画像データに対応する画像を液晶モニタ17にサムネイル表示する。そして、ユーザが操作部材18を操作することにより削除するサムネイル画像を選択することができる。第1CPU71は、操作部材18により選択されたサムネイル画像に対応する画像データを内蔵メモリ22から削除する。画像データの削除により、第1CPU71は、内蔵メモリ22の残容量が緊急起動モードで取得した画像データを記録するために充分な容量に達したと判断した場合は、たとえば「緊急起動モード用の容量が確保されました」等のメッセージを表示するのが好ましい。
(1)緊急起動モードが設定されたときに、内蔵メモリ22の残容量の不足により緊急起動モードにおいて取得された画像データを記録するための専用の領域として確保することができない場合には、既に内蔵メモリ22に記録済みの画像データを削除してもよい。このとき、第1CPU71は、内蔵メモリ22に記録されている画像データに対応する画像を液晶モニタ17にサムネイル表示する。そして、ユーザが操作部材18を操作することにより削除するサムネイル画像を選択することができる。第1CPU71は、操作部材18により選択されたサムネイル画像に対応する画像データを内蔵メモリ22から削除する。画像データの削除により、第1CPU71は、内蔵メモリ22の残容量が緊急起動モードで取得した画像データを記録するために充分な容量に達したと判断した場合は、たとえば「緊急起動モード用の容量が確保されました」等のメッセージを表示するのが好ましい。
(2)バッテリ21に加えて、さらに緊急起動モード用の補助バッテリ21Aを備えるようにしてもよい。補助バッテリ21Aはたとえば充電池であり、残容量は第1CPU71により常時監視される。第1CPU71は、補助バッテリ21Aの残容量が所定値以下になったと判定した場合は、バッテリ21の電力を補助バッテリ21Aに充電する。なお、上記の所定値は、カメラを緊急起動モードで起動して少なくとも1枚の画像を撮影するために必要な電力である。この結果、カメラを緊急起動モードで起動する際に必要となる電力が常に確保された状態となるので、ユーザがシャッターチャンスを逃す機会を減らすことができる。
(3)制御回路7は第1CPU71と第2CPU72とを備えるものに代えて、第1CPU71のみを備えるようにしてもよい。この場合、第1CPU71は、緊急起動モードにおいて、まずパンフォーカスによる焦点調節を指示してから撮像素子6の初期化を指示する。すなわち、時間のかかるパンフォーカスによる焦点調節を最初に指示することにより、カメラの起動に要する時間を短縮できる。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
3・・・レリーズボタン 4・・・電源ボタン 6・・・撮像素子 7・・・制御回路
12・・・メモリカード 17・・・液晶モニタ 21・・・バッテリ 22・・・内臓メモリ
71・・・第1CPU 72・・・第2CPU
12・・・メモリカード 17・・・液晶モニタ 21・・・バッテリ 22・・・内臓メモリ
71・・・第1CPU 72・・・第2CPU
Claims (12)
- 被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子と、
カメラの起動を指示する電源スイッチと、
第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して前記画像信号を取得するための第2モードとのいずれかを設定する設定手段と、
前記第2モードが設定されているときに、前記電源スイッチが所定時間以上操作される場合に、前記緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。 - 被写体像を撮像して画像信号を取得する撮像素子と、
前記撮像素子に対して前記画像信号の取得を指示する操作部材と、
第1モードと、緊急撮影条件でカメラを起動して前記画像信号を取得するための第2モードとのいずれかを設定する設定手段と、
前記第2モードが設定されているときに、前記操作部材が所定時間以上操作される場合に、前記緊急撮影条件でカメラを起動して画像信号を取得するための制御をする制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1または2に記載のカメラにおいて、
カメラの電源オフを指示する指示手段をさらに備え、
前記第2モードが設定されているときに、前記指示手段により電源オフが指示されると、前記制御手段は、前記第2モードにおける緊急撮影条件を設定した後、電源をオフすることを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記緊急撮影条件を変更するための変更手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記第2モードにて前記撮像素子により1枚分の画像信号が取得されると、前記制御手段は、前記緊急撮影条件を解除して、前記設定手段に対して前記第1モードを設定させることを特徴とするカメラ。 - 請求項2に記載のカメラにおいて、
前記第2モードでは、前記操作部材が操作されている期間は、前記撮像素子は連続して画像信号を取得することを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
ユーザの操作により、前記設定手段に対して前記緊急撮影条件の設定を指示する操作部材を備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記第2モードにてカメラが動作しているときに、カメラに電力を供給する補助電源を主電源とは別に備え、前記補助電源は前記主電源により充電されることを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記緊急撮影条件は、前記第1モードにおいて設定される条件と比べて、カメラの起動に要する時間を短時間にするための条件であることを特徴とするカメラ。 - 請求項9に記載のカメラにおいて、
前記制御手段は、前記第2モードによりカメラを起動した場合は、パンフォーカスによる焦点調節を指示した後に、前記撮像素子の初期化を指示することを特徴とするカメラ。 - 請求項9または10に記載のカメラにおいて、
前記画像信号に基づいて生成した画像データを記録媒体に記録する記録制御手段をさらに備え、
前記記録制御手段は、前記第2モードにて生成された画像データを第1の記録媒体に記録し、その後、前記第2モードで生成した画像データを前記第1の記録媒体から第2の記録媒体に転送することを特徴とするカメラ。 - 請求項9乃至11のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記画像データに基づいて生成された表示用画像を表示する表示器をさらに備え、
前記制御手段は、前記第2モードによる画像データの生成が終了した後、前記表示器を点灯することを特徴とするカメラ。
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