JP2010016072A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】TFT素子の特性が変動することを防止し、歩留まりと信頼性を向上させる。
【解決手段】外層をSiNx、SiON、SiOx、SiOC又はSiCxの少なくとも1つを含む膜で保護された機能デバイスを駆動するための薄膜トランジスタであって、In−M−Zn−Oを主たる構成元素とする非晶質酸化物膜のチャネル層を持つ。非晶質酸化物膜のチャネル層の上に組成の異なる複数の層に分かれた保護膜(Al23保護膜)107を形成する。チャネル層に直接触れる最内層保護膜は防湿性有機物膜である。最内層保護膜よりも外側に位置する保護膜は、Al又はTiの少なくとも1種を含む無機膜で形成する。但し、In−M−Zn−Oにおいて、MはGa,Al,Feであり、これらを含んでいてもよいことを示す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非晶質酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタ(TFT)に関する。
近年、導電性の酸化物薄膜を用いて、トランジスタのチャネル層を透明な膜で形成しようとする試みがある。例えば、ZnOを主成分として用いた透明伝導性酸化物多結晶薄膜をチャネル層に用いたTFTの開発が活発に行われている(特許文献1参照)。
上記薄膜は、低温で成膜でき、かつ可視光に透明であるため、プラスチック板やフィルムなどの基板上にフレキシブルな透明TFTを形成することが可能であるとされている。
しかしながら、ZnO薄膜をチャネル層に用いた場合には、ノーマリーオフ型のTFTを作製することが困難であるという欠点があった。
その欠点を克服するため、InMO3(ZnO)m薄膜(M=In,Fe,Ga,Al)をチャネル層に用いたTFTが提案されている(特許文献2参照)。
また、移動度が優れた透明酸化物半導体として、InGaZnO系の物質を用いたTFTが提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−76356号公報 特開2004−103957号公報 特開2006−165529号公報
上述した酸化物半導体TFTは雰囲気に対して敏感であり、動作時や保管時の雰囲気により特性が変化してしまう。このような雰囲気による電気伝導の変化は他の導電性酸化物、例えば酸化亜鉛(ZnO)や酸化インジウムスズ(ITO)などでもみられ、雰囲気中の水や他のガス分子等の導電性酸化物への吸着脱離によるものと考えられている。
このような雰囲気変化による電気伝導度変化が生じることによりTFT動作が不安定になり、素子としての信頼性が得られないという問題が生じていた。
また、酸化物半導体TFTを有機EL素子の駆動回路に適用する場合にも次のような問題があった。すなわち、TFTよりも後に形成される有機EL層のパッシベーション膜であるSi系のプラズマCVD膜の堆積時に発生するHラジカルによって、酸化物半導体の電気伝導度変化が生じてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、In−M−Zn−Oを主たる構成元素とする非晶質酸化物膜のチャネルを持つTFT素子において、特性が変動することを防止し、歩留まりと信頼性を向上させることを目的とする。但し、In−M−Zn−Oにおいて、MはGa,Al,Feであり、これらを含んでいてもよいことを示す(以下同様)。
本発明の薄膜トランジスタは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。
すなわち、本発明は、外層をSiNx、SiON、SiOx、SiOC又はSiCxの少なくとも1つを含む膜で保護された機能デバイスを駆動するための薄膜トランジスタに関するものである。この薄膜トランジスタは、In−M−Zn−Oを主たる構成元素とする非晶質酸化物膜のチャネル層を持っている。そして、非晶質酸化物膜のチャネル層の上に組成の異なる複数の層の保護膜を形成し、チャネル層に直接触れる最内層保護膜は防湿性有機物膜である。また、最内層保護膜よりも外側に位置する保護膜は、Al又はTiの少なくとも1種を含む無機膜で形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、In−M−Zn−Oを主たる構成元素とする非晶質酸化物膜のチャネルを持つTFT素子において、特性が変動することを防止し、歩留まりと信頼性を向上させることができる。
本発明の薄膜トランジスタは、外層をSiNx,SiON,SiOx,SiOC又はSiCxの少なくとも1つを含む膜で保護され、有機発光素子等の機能デバイスを駆動するためのものである。
以下、本発明の薄膜トランジスタの実施形態を説明する。
まず、TFT素子構成について説明する。TFT素子のうち、チャネル層に用いる酸化物薄膜はIn−M−Zn−Oを主たる構成元素とする透明酸化物薄膜である。この酸化物薄膜の電子キャリア濃度は1018/cm3未満であることが望ましく、また、電子移動度を1cm2/Vs以上にすることも望ましい形態である。
このような薄膜をチャネル層に用いることにより、ノーマリーオフ型で、オンオフ比が103以上のトランジスタ特性を持ち、かつ可視光に透明なTFTを作成することができる。
透明酸化物薄膜をチャネル層としたTFTを作製する際には、酸化イットリウム(Y23)をゲート絶縁膜として用いることが望ましい。また、Y23、SiO2、Al23、HfO2及びTiO2のうち少なくとも1種を含む材料をゲート絶縁膜に用いることも望ましい形態である。
なお、上記TFTは、半導体チャネル層の上にゲート絶縁膜とゲート端子とを順に形成するスタガ(トップゲート)構造のものや、ゲート端子の上にゲート絶縁膜と半導体チャネル層を順に形成する逆スタガ(ボトムゲート)構造のものなどを用いることができる。
本発明は上記TFTを作製した後に、TFT素子を覆うように保護膜を形成することを特徴としている。
本発明の実施形態のひとつとしては、複数の層に分かれた保護膜を形成する際に、チャネル層に直接触れる最内層保護膜として機能する防湿性有機物膜を配置するものである。
保護膜の材料としては、ポリイミド系樹脂膜、エポキシ系樹脂膜、パラキシリレン系樹脂膜などを用いるのが望ましい。また、保護膜の成膜法としては塗布又は蒸着が望ましい。これらの膜は、成膜時にチャネル部にダメージを与えることがなく、耐水性、耐薬品性に優れた効果を発揮する。また、これより外側に配置されるスパッター法の保護膜の形成時におけるスパッターダメージを吸収する効果を有する。
さらに、上記最内層保護膜よりも外側に位置する所には、Hラジカルを通さない無機膜が形成されている。無機膜は、構成材料として、Al又はTiの少なくとも1種を含む化合物、具体的には、Al、Ti、Al23、TiO2等の無機化合物からなる保護膜である。無機膜は二層以上の層よりなる積層膜であってもよい。成膜法としてはスパッター法が望ましい。
上記TFTが有機ELなどの酸素や水分に敏感な機能素子の駆動回路に用いられた場合、最外層の保護膜としてプラズマCVD法のSiNx、SiON、SiOx、SiOC又はSiCxの少なくとも1つを含む膜が形成される。上記の保護膜は、これらのCVD膜の形成の際に発生するHイオンやラジカルと反応してその侵入を防ぎ、TFTのチャネル部を保護する効果がある。
上記した2層の保護膜以外にも、2層の間又は外側に、他の材質の膜を堆積してもよいことは言うまでもない。
[比較例1]
本発明に想到する過程で、以下のような実験を行った。
InGaZnOx膜をチャネル部に用いたTFTのパッシベーション膜の検討を行った。
図2を参照して、比較例1を説明する。図2は、比較例1のTFTの概略図である。図2中、201はn+Siウエハ、202はSi熱酸化膜(SiO2)、203は半導体層、204はソース・ドレイン電極、205は樹脂保護膜をそれぞれ示す。
n+Siウエハ201にSi熱酸化膜(SiO2)202を100nm形成した基板を用いた。この基板上に、In23:ZnO:Ga23(85:10:5wt%)をターゲットにしてスパッターしたInGaZnOx膜を50nm堆積し、パターニングして半導体層203を作成した。リフトオフ法でスパッターした100nmのNi膜をパターニングしてソース・ドレイン電極204とした。このTFTを純N2が満たされたチャンバーの中で計測したところ、移動度が7.5cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。
このTFTを60℃、湿度70%の環境下に3時間放置した後、再度測定したところ、移動度が0.8cm2/Vs、オンオフ比が約103に劣化していた。
パラキシリレン樹脂を500nm蒸着して保護膜とし、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置したところ、移動度が3.0cm2/Vs、オンオフ比が約105であった。
エポキシ樹脂を1μm塗布して保護膜とし、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置したところ、移動度が3.5cm2/Vs、オンオフ比が約105であった。
ポリイミド樹脂を1μm塗布して保護膜とし、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置したところ、移動度が4.3cm2/Vs、オンオフ比が約105であった。
以上のことから、パラキシリレン系樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂には湿度に対して劣化防止効果があることが判った。
また、このTFTに保護膜として、プラズマCVDのSiNx膜を300nm堆積したところ、トランジスタとして動作しなくなった。また、スパッターで200nmのSiOx膜を堆積したサンプルを60℃、湿度70%の環境下に3時間放置したところ、移動度が1.1cm2/Vs、オンオフ比が約104に劣化していた。
[比較例2]
図3を参照して、比較例2を説明する。図3は、比較例2のTFTの概略図であり、比較例1で用いたポリイミド樹脂を1μm塗布し保護膜としたTFTに、第2の保護膜を形成した素子を示す。図3中、301は第2の無機保護膜を示す。
第2の保護膜301として、プラズマCVDのSiNx膜を300nm堆積したところ、トランジスタとして動作しなくなった。
第2の保護膜301として、スパッター法のSiNx膜を300nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiNx膜を300nm堆積したところ、トランジスタとして動作しなくなった。
第2の保護膜301として、スパッター法のAl23膜を300nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiNx膜を1μm堆積したTFTは、移動度が6.5cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
第2の保護膜301として、スパッター法のTiO2膜を300nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiON/SiNx積層膜を0.5/0.5μm堆積したTFTは、移動度が6.2cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
第2の保護膜301として、スパッター法のAlを200nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiOC/SiNx積層膜を0.5/0.5μm堆積したTFTは、移動度が5.8cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
第2の保護膜301として、スパッター法のTiを300nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiNx/SiCx積層膜を0.5/0.5μm堆積したTFTは、移動度が5.7cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
第2の保護膜301として、スパッター法のTi/Alの積層膜を100/150nm堆積し、さらにプラズマCVDのSiNx膜を1μm堆積したTFTは、移動度が5.5cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
以上のことから、樹脂膜の上に酸化物膜を積層した保護膜は、プラズマCVDのSi系膜の堆積工程でTFTを保護する効果があることが判った。
図1は、本発明の実施例1に係る酸化物半導体ボトムゲートTFTの構造を示す概略図である。図1中、101は基板、102はゲート電極、103はゲート絶縁膜、104は半導体層、105はソース・ドレイン電極、106はポリイミド保護膜、107はAl23保護膜をそれぞれ示す。
実施例1では、図1に示すように、ガラス基板101上に、20nm厚さのTi膜でゲート電極102を配置した。SiO2を40nm堆積しゲート絶縁膜103とした。InGaO3(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとしてスパッターし、パターニングしたInGaZnOx膜50nmを半導体層104とした。ソース・ドレイン電極105として、Ti/Au=5/30nmを配置した。
このTFT上に、ポリイミドの保護膜106を1μm形成し、さらにAl23の保護膜107を200nm堆積した。
このTFTの初期特性は、移動度が5.2cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
図4は、本発明の実施例2に係る酸化物半導体トップゲートTFTの構造を示す概略図である。図4中、401は基板、402はソース・ドレイン電極、403は半導体層、404はゲート絶縁膜、405はゲート電極、406はパラキシリレン樹脂膜、407はSiOx膜をそれぞれ示す。
実施例2では、図4に示すように、ガラス基板401上に、Ti/Au=5/30nm膜でソース・ドレイン電極402を配置した。In2O3/ZnO(90:10wt%)のターゲットを用いてスパッターし、パターニングしたInZnOx膜50nmを半導体層403とした。真空蒸着法でY23膜を100nm堆積し、ゲート絶縁膜404とした。Ti/Au=5/30nm膜をリフトオフでパターニングしてゲート電極405とした。この上に、保護膜としてパラキシリレン樹脂膜406を500nm蒸着し、さらにSiOx膜407をスパッター法で200nm堆積した。
このTFTの初期特性は、移動度が10.5cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度70%の環境下に3時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。
図5(a)乃至(g)は、本発明の実施例3に係る保護膜を形成した酸化物半導体TFTを用いた有機EL素子の作製工程図であり、酸化物半導体TFT駆動回路付き有機EL基板の作製工程を示している。図5(a)乃至(g)中、501はガラス基板、502はゲート電極、503はゲート絶縁膜、504は半導体層、505はソース電極、506はドレイン電極をそれぞれ示す。また、507はポリイミド保護膜、508はAl23保護膜、509はITO電極、510は有機EL層、511はAl電極、512はSiNx膜をそれぞれ示す。
実施例3では、図5(a)乃至(g)に示すように、ガラス基板501上に、実施例1と同様のTFTを作製した。素子数は50×50個のマトリックスとした。
スパッター法でTiを20nm堆積パターニングして、ゲート電極502を形成した。次に、同じくスパッター法でSiOxを40nm堆積パターニングして、ゲート絶縁膜503とした。さらにInGaO3(ZnO)組成を有する多結晶焼結体をターゲットとしてスパッターし、InGaZnOx膜を50nm堆積パターニングし、半導体層504を形成した。スパッター法でTi/Au=5/30nm堆積し、リフトオフ法でパターニングし、ソース電極505とドレイン電極506を配置した。
このTFTのドレイン電極506に接続して、ITO電極509を形成した。
さらに、有機EL層(ホール注入層[CuPc]40nm/発光層[Alq3]100nm/電子注入層[LiF]30nm)510を蒸着法で連続堆積した。陰極としてAl電極511を蒸着法で300nm堆積した。最後にプラズマCVD法でSiNx膜512を1μm堆積した。
このTFTはボトムエミッション型で、ガラス基板方向へ光を発する構造である。
このTFTの初期特性は、移動度が5.2cm2/Vs、オンオフ比が約106であった。また、60℃、湿度90%の環境下に24時間放置してから測定しても、電気特性に変化はなかった。また、有機EL発光素子部も耐環境試験後に輝度劣化や欠陥は発生しなかった。
図6乃至図8は、本発明の実施例4を示すものである。図6は、本発明の実施例4に係る有機EL素子の駆動回路図であり、図5(g)の画素構成を回路図として示したものである。また、図7は、本発明の実施例4に係る有機EL素子のマトリックス回路、図8は、本発明の実施例4に係る有機EL素子のパネル実装図である。
図6に示すように、実施例4の画素は、ドライブトランジスタT1、スイッチングトランジスタT2、保持容量Ch、有機EL素子から構成される。有機EL素子部分に、本発明による有機化合物材料が適用される。この画素をマトリックス状に配置したものが、図7に示すようなマトリックス回路となる。この回路は、ゲートドライバ、ソースドライバと接続され、駆動パルスを供給され、画像表示が行われる。
さらに、このマトリックス回路は、ガラスなどの基板上に形成された上、配線基板上にマウントされる。図8は、マトリックス回路が形成された有機ELパネル、ソースドライバ、ゲートドライバ、インターフェイスドライバなどが配置された有機ELパネルモジュールの一例を示すものである。これにより、外部からのデジタル信号により、画像表示を行なうことが可能となる。
本発明の薄膜トランジスタは、LCDや有機ELディスプレイのスイッチング素子として利用することができる。また、本発明の薄膜トランジスタは、プラスチックフィルムをはじめとするフレキシブル素材に半導体の薄膜を形成することにより、フレキシブル・ディスプレイをはじめ、ICカードやIDタグなどにも幅広く応用することができる。
本発明の実施例1に係る酸化物半導体ボトムゲートTFTの構造を示す概略図。 比較例1のTFTの概略図。 比較例2のTFTの概略図。 本発明の実施例2に係る酸化物半導体トップゲートTFTの構造を示す概略図。 本発明の実施例3に係る保護膜を形成した酸化物半導体TFTを用いた有機EL素子の作製工程図。 本発明の実施例4に係る有機EL素子の駆動回路図。 本発明の実施例4に係る有機EL素子のマトリックス回路。 本発明の実施例4に係る有機EL素子のパネル実装図。
符号の説明
101 基板
102 ゲート電極
103 ゲート絶縁膜
104 半導体層
105 ソース・ドレイン電極
106 ポリイミド保護膜
107 Al23保護膜
201 n+Siウエハ
202 Si熱酸化膜(SiO2
203 半導体層
204 ソース・ドレイン電極
205 樹脂保護膜
301 第二の無機保護膜
401 基板
402 ソース・ドレイン電極
403 半導体層
404 ゲート絶縁膜
405 ゲート電極
406 パラキシリレン樹脂膜
407 SiOx
501 ガラス基板
502 ゲート電極
503 ゲート絶縁膜
504 半導体層
505 ソース電極
506 ドレイン電極
507 ポリイミド保護膜
508 Al23保護膜
509 ITO電極
510 有機EL層
511 Al電極
512 SiNx

Claims (1)

  1. 外層をSiNx、SiON、SiOx、SiOC又はSiCxの少なくとも1つを含む膜で保護された機能デバイスを駆動するための薄膜トランジスタであって、In−M−Zn−Oを主たる構成元素とする非晶質酸化物膜のチャネル層を持つ薄膜トランジスタにおいて、
    前記非晶質酸化物膜のチャネル層の上に組成の異なる複数の層に分かれた保護膜を形成し、
    前記チャネル層に直接触れる最内層保護膜は防湿性有機物膜であり、
    前記最内層保護膜よりも外側に位置する保護膜は、Al又はTiの少なくとも1種を含む無機膜で形成したことを特徴とする薄膜トランジスタ。
    但し、In−M−Zn−Oにおいて、MはGa,Al,Feであり、これらを含んでいてもよいことを示す。
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