JP2010015148A - ナノ・マイクロテクスチュア化された溶融定着表面を用いるオイルレス溶融定着 - Google Patents

ナノ・マイクロテクスチュア化された溶融定着表面を用いるオイルレス溶融定着 Download PDF

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Abstract

【課題】オイルレストナー定着に適する表面濡れ性を有する最外表面を含む定着部材を提供する。
【解決手段】基材と、前記基材上に形成された1つまたは2つ以上の機能層と、を含み、前記1つまたは2つ以上の機能層が、オイルレス定着に適する表面濡れ性を提供する、テクスチュア化された最外表面を含む、定着部材。
【選択図】図4A

Description

本発明は、一般的には、電子写真印刷プロセスの定着部材および操作に関し、より詳細には、オイルレス溶融定着部材およびテクスチュア化された表面を用いた操作に関する。
電子写真印刷プロセスでは、定着ローラ(fuser roll)を用いて、トナー画像を支持体(例えば紙シート)上に定着、または溶融定着することができる。従来の溶融定着技術では、定着ローラの十分な離型性を維持するために、溶融定着操作の間に、定着ローラへ離型剤または定着オイルが塗布される。例えば、オイル溶融定着技術は、入門機およびカラー機市場におけるすべての高速機に使用されている。
従来のオイル溶融定着技術と異なり、オイルレス溶融定着技術は溶融定着操作からオイル塗布工程を取り除いたもので、小オフィスおよび家庭オフィス向け市場でのカラープリンターおよび多機能コピープリンターに用いられている。しかし、従来のオイルレス溶融定着技術は、すべての高速機に使用されてきたわけではない。例えば、画質、部品コスト、信頼性、長い部品寿命、などの一連の厳しいシステム要求事項を満たしつつ70ppmを超えるスピードでオイルレス溶融定着を行うには、依然として技術的な課題が存在する。
さらに、オイルレス溶融定着では、ワックス系トナーを用いてトナー画像の離型を補助する場合が多い。しかし、その結果として、ワックスが定着器表面(例えば、PTFE表面)に移行し、それによって、従来のPTFE表面を用いた場合、その定着器表面が汚染されることがある。例えば、PTFEオイルレス定着器でよく言及される一つの不良形態は、ワックスゴースト(wax ghosting)と呼ばれる。PTFE上のワックスが、次の印刷物の画質に悪影響を与える。
上記のような問題、またその他の先行技術の問題を克服するために、本発明は、高速電子写真印刷システム、また更にはトナー設計の改良のための、ナノ・マイクロテクスチュア化された最外表面を用いるオイルレス溶融定着技術を提供する。
本開示に係る円筒状基材を有する例示的な定着部材を示す図である。 本開示に係る円筒状基材を有する例示的な定着部材を示す図である。 本開示に係るベルト基材を有する例示的な定着部材を示す図である。 本開示に係る図1A、図1B、図2に示す本開示のテクスチュア化定着器表面を有する例示的な溶融定着プロセスを示す図である。 図3Aに示す例示的な定着ニップ部の一部の拡大図である。 本開示に係る図1Aから図1Bに示す定着ローラを用いた例示的な溶融定着の構成を示す図である。 本開示に係る図1Aから図1Bに示す定着ローラを用いた例示的な溶融定着の構成を示す図である。 本開示に係る図2に示す定着ベルトを用いた別の例示的な溶融定着の構成を示す図である。 本開示に係る図2に示す定着ベルトを用いた別の例示的な溶融定着の構成を示す図である。
態様の説明
本発明の実施形態(例示的な態様)について詳細に説明し、その例を添付の図面により例示する。
本明細書に組み入れられ、本明細書の一部を成す添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を例示し、その説明事項と合わせて、本発明の原理を説明するものである。
可能な限り、図面全体を通して同一のまたは同様の部材を表すのに、同一の符号を用いる。
以下の説明では、その一部分を成す添付の図面について述べ、ここで、本発明を実施することができる具体的な例示的な実施形態を例示する形で説明する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施可能なように十分詳細に説明され、その他の実施形態も利用可能であること、および本発明の範囲から逸脱しない限りにおいて変形が可能であることは理解されるべきである。従って、以下の説明は、単なる例示である。
本発明を1または2種類以上の実施形態に関して説明しているが、添付の請求項の趣旨および範囲から逸脱しない限りにおいて、示した例に変形および/または変更を加えることができる。さらに、本発明の特定の特徴を、いくつかの実施形態の一つのみに関して開示している場合があるが、そのような特徴は、所定のまたは特定の機能のために所望され、有利である場合には、その他の実施形態の1または2種類以上のその他の特徴と組み合わせることができる。さらに、「含む(including、includes)」、「有する(having、has)」、「用いる(with)」との用語、またはこれらの変形の用語は、詳細な説明および請求項のいずれかで用いられる範囲内では、「包含する(comprising)」の用語と同じく包括的な意味を有している。「すくなくとも1つの」との用語は、挙げられた項目の1または2以上を選択することが可能であることを意味するために用いられる。
本発明のおおまかな範囲を定める数値の範囲およびパラメータは近似値ではあるが、具体例で定められるその数値は、可能な限り正確に報告されている。しかし、いずれの数値も、それぞれの試験測定値の標準偏差から必然的に発生するある誤差を元来含んでいる。さらに、本明細書で開示する範囲はすべて、そこに属するあらゆる周辺範囲(sub-range)を包含していることは理解されるべきである。例えば、「10未満」という範囲は、最小値であるゼロと最大値である10の間の(および該最小値ゼロと該最大値10とを含む)あらゆるサブ範囲、すなわち、例えば1から5など、ゼロと等しいかまたはそれよりも大きい最小値、および10と等しいかそれよりも小さい最大値を有するあらゆるサブ範囲を含むことができる。ある場合においては、パラメータに対して示された数値は、負の値を取ることができる。この場合、「10未満」と示される範囲の数値の例は、例えば、−1、−2、−3、−10、−20、−30などの負の値を想定することができる。
例示的な実施形態は、テクスチュア化された表面を有する定着部材、並びに当該テクスチュア化定着部材の作製方法および使用方法を提供する。定着部材は、その上に形成された1つまたは2つ以上の機能層を有する基材を含むことができる。基材としては、例えば、円筒またはベルトなどを挙げることができる。1もしくは2つ以上の機能層としては、ナノスケール、マイクロスケール、および/もしくはナノ‐マイクロスケールのテクスチュア化形状を形成することによって疎水性および/もしくは疎油性;高疎水性および/もしくは高疎油性;または超疎水性および/もしくは超疎油性である表面濡れ性を有する最外部または最上部の表面を含んでよい。そのような定着部材を、高速高画質電子写真印刷用のオイルレス溶融定着部材として用いることで、画像支持材料(例えば、紙シート)上の溶融定着トナー画像からのトナーの良好な除去を確保、維持し、さらに紙離れを補助することができる。別の実施形態では、テクスチュア化表面は、オイルレス定着プロセスのための、ワックスフリーなど、オイルフリーのトナー設計を提供することができる。
本明細書で用いる「テクスチュア化(された)表面(textured surface)」または「表面テクスチュア(surface texture)」との用語は、例えば、疎水性および/または疎油性;高疎水性および/または高疎油性;ならびに超疎水性および/または超疎油性を含む所望の表面濡れ性を提供する1または2種類以上の表面構造および/または特徴的形状を有する表面を意味する。
本明細書で用いる「疎水性の/疎水性」との用語、および「疎油性の/疎油性」との用語は、例えば、水およびヘキサデカン(または、炭化水素、シリコーンオイル、など)の接触角が、それぞれおよそ90°またはそれを超える表面の濡れ挙動(wettability behavior)を意味する。例えば、疎水性/疎油性表面上では、約10〜15μLの水/ヘキサデカンの液滴はビーズ状となり、およそ90°もしくはそれを超える平衡接触角を有する。
本明細書で用いる「高疎水性/高疎水性表面」との用語、および「高疎油性の/高疎油性」との用語は、それぞれ、より限定された種類の疎水性および疎油性を有する表面の濡れ性を意味する。例えば、高疎水性/高疎油性表面は、約120°もしくはそれを超える水/ヘキサデカン接触角を有することができる。
さらに、「超疎水性/超疎水性表面」との用語、および「超疎油性の/超疎油性」との用語は、それぞれ、さらにより限定された種類の疎水性および疎油性を有する表面の濡れ性を意味する。例えば、超疎水性/超疎油性表面は、約150°またはそれを超える水/ヘキサデカン接触角を有し得、約10〜15μLの水/ヘキサデカンの液滴は、水平から数度傾けた該表面上を自由に転がり動く傾向を示し得る。超疎水性/超疎油性表面上での水/ヘキサデカン液滴の転落角(sliding angle)は、約10度またはそれ未満であり得る。傾けた超疎水性/超疎油性表面上では、後方に傾斜する表面の接触角は大きく、液滴の勾配上側部分が固体表面との境界面において固体表面に張り付く傾向は小さいため、液滴の表面上における滑落に対する抵抗力を重力が上回り得る。超疎水性/超疎油性表面は、前進接触角と後退接触角の間のヒステリシスが非常に小さいもの(例えば、10度またはそれ未満)と説明することができる。なお、大きな液滴は重力の影響をより受け易く、より容易に滑落する傾向を示し得るが、一方、小さい液滴では、静止した状態を維持し易いか、またはその場に留まり易い傾向を示し得ることに留意されたい。
ある実施形態では、テクスチュア化表面は、周期的および/もしくは整列的なナノ表面構造、マイクロ表面構造、またはナノ‐マイクロ表面構造など、種々の規則的または不規則な表面的特徴を有するナノまたはマイクロ構造化表面であってよい。例えば、本開示のテクスチュア化表面は、所望の表面濡れ性を提供する、突出形状または凹み形状を有することができる。例示的な実施形態では、テクスチュア化表面は、突起部等の特徴的形状(feature)を有することができ、その少なくとも80%が、20nmおよび10μmの間の範囲の高さを有し、20nmおよび10μmの間の平均直径を有し、少なくとも80%の2個の隣り合う特徴的形状(例えば、突起部)の距離が20nmおよび10μmの間の範囲である。さらなる例では、表面形状は、約0.2μmから約4μmの範囲の高さまたは深さ、および約0.1μm〜約2μmの横方向の寸法を有することができる。
種々の実施形態では、本開示のテクスチュア化表面は、水及び/又はヘキサデカンとの完全な接触を妨げることができる。すなわち、水及び/又はヘキサデカンと、該表面との接触面積(すなわち、固体−液体界面面積)を減少させることができる。接触表面積を減少させることにより、水及び/又はヘキサデカンとテクスチュア化表面との間の接着力を非常に低くすることができる。水またはヘキサデカンが表面と完全に接触している場合の接触表面積を約100%と仮定すると、本開示のテクスチュア化表面において減少している、水またはヘキサデカンに対する接触表面積は、約1〜約50%であり得る。
別の実施形態では、前記特徴的形状は、所望の表面濡れ性を提供することができる種々の断面形状、例えば、正方形、長方形、円形、星形、またはその他のいずれかの適切な形などを有していてよい。
種々の実施形態では、前記特徴的形状は、ランダムであってよい。例えば、ランダムな表面テクスチュアは、凍結、堆積、析出、および/または自己凝集などの自然発生的なプロセスから作り出される粗さを有していてよい。ランダムな表面テクスチュアの大きさと形は、任意、または不規則であってよい。例えば、超疎水性ポリマーコーティング(例えば、ポリプロピレン)は、表面粗さの制御、ひいては得られる表面の疎水性または超疎水性の制御のために、適切な溶媒(例えば、p‐キシレン)および適切な温度(例えば、約130℃)を用いて形成することができ、例えば、水の接触角が約160°またはそれを超えるゲル上の多孔性コーティングである。例示的な実施形態では、テクスチュア化表面は、ハスの葉に類似のスケールの粗さを有することができ、これは、超疎水性であり、約170°またはそれを超える水の接触角を有する。
種々の実施形態では、テクスチュア化表面は、2または3種類以上のスケールでの周期的な構造を有する段階的な表面テクスチュアを有することができる。例としては、横および垂直方向のスケール挙動が、同一ではないが相似則に従っているフラクタル表面を意味する、フラクタル自己アフィン表面を挙げることができる。例えば、規則的な表面は、四角柱を含むことができる。
種々の実施形態では、テクスチュア化表面は、種々の材料、例えば、シリコーンゴム;フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンのコポリマー、ならびにフッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンのターポリマーなどのフッ素系エラストマー;E.I.DuPont de Nemours,Inc.より入手可能なTeflon(登録商標)PFA(ポリフルオロアルコキシポリテトラフルオロエチレン)、Teflon(登録商標)PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、Teflon(登録商標)FEP(フッ素化エチレンプロピレンコポリマー)を含むTeflonシリーズの材料などのフッ素プラスチック(fluoroplastic);フッ素ポリイミド、またはフッ素ポリウレタンから作製することができる。種々の実施形態では、表面修飾(物理的および/または化学的)をテクスチュア化表面に施して、さらに表面濡れ性を向上させることができる。
種々の実施形態においては、テクスチュア化表面または表面テクスチュアは、例えば、フォトリソグラフィ、電子線リソグラフィ、ソフトリソグラフィ、またはその他の微細加工技術を用いて形成することができる。場合によっては、例えば、それほど体系化されていない方法、酸素エッチングまたはプラズマエッチングを用いることもできる。例示的な実施形態では、テクスチュア化表面は、所望の表面に転写(成型)して所望の表面濡れ性を提供することができる粗表面構造を有する金型を用いて、プラスチック産業で用いられる溶融押出しプロセスまたは射出成型プロセスなどの成型技術によって形成することができる。そのような技術の一つとして、例えば、熱エンボス加工を挙げることができる。
所望の濡れ性を有するテクスチュア化表面は、電子写真印刷プロセスのオイルレス操作のための、定着部材(例えば、定着ローラまたは定着ベルトなど)の最外表面(または最上表面)として用いることができる。
ある実施形態では、テクスチュア化表面は、例えば、水の接触角が約120°以上となる疎水性を提供することができる。テクスチュア化表面は、従って、高疎水性および/または超疎水性であり得る。他の実施形態では、テクスチュア化表面は、例えば、ヘキサデカン(または炭化水素、シリコーンオイル、など)の接触角が約90°以上となる疎油性を提供することができる。テクスチュア化表面は、従って、高疎油性および/または超疎油性であり得る。
いかなる特定の理論にも束縛されるものではないが、疎水性表面が、必ずしも表面の疎油性を提供するものではないのに対し、疎油性表面は、疎水性表面をも提供し得るものと考えられる。
本開示の疎水性/疎油性テクスチュア化表面をオイルレス溶融定着プロセスに用いて、トナー除去および紙離れの補助、ならびにトナー設計の改良を行うことができる。例えば、ワックス系トナーが用いられるトナー設計では、疎水性であるが親油性であるテクスチュア化オイルレス定着器表面では、その疎水性表面にワックスが広がり、後に続く印刷でのワックスゴーストを排除することができる。また、ワックス系トナーが用いられるトナー設計では、疎油性テクスチュア化オイルレス定着器表面へのワックスの転写を防ぐことができ、ワックスゴーストおよびその他の汚れを排除することができる。さらに重要なことには、疎油性テクスチュア化オイルレス定着器を用いる場合、定着器表面が疎油性および疎水性を有するので、トナー設計からワックスを除くことができる。
このようなオイルレス溶融定着により、多くのさらなる利点がもたらされる。例えば、定着器においてオイル供給システム全体を省略することにより、低い製造コスト、(例えば、オイル補充が不要であることによる)低い運転コスト、より簡易なサブシステム設計、および重量の軽減を実現することができる。さらに、オイルフリー溶融定着プロセス/操作により、例えば、印刷筋および許容されない画質不良をもたらす不均一なオイル供給、ならびに高サービスコストおよび顧客の不満足をもたらす何らかの機械信頼性の問題(例えば、頻繁な故障)を克服することができる。
種々の実施形態では、定着部材は、例えば、その上に1または2つ以上の機能層が形成された基材を含むことができる。基材は、例えば図1A、図1Bおよび図2に示すような具体的な構成に応じて、非導電性または導電性の適切な材料を用い、例えば円筒(例えば、円筒管)、円筒状、ベルト、またはフィルムなど種々の形状に形成することができる。
具体的には、図1A、図1Bは、本開示に従う円筒状基材110を有する例示的な定着部材100A、100Bを示し、図2は、本開示に従うベルト基材210を有する別の例示的な定着部材200を示す。図1A、図1Bに示す装置100A、100Bおよび図2に示す装置200が、一般化された概略図を表すこと、ならびにその他の層/基材の追加、または存在する層/基材の除去もしくは修飾が可能であることは、当業者に容易に理解されよう。
図1A、図1Bにおいて、例示的な定着部材100A、100Bは、その上に1または2つ以上の機能層120および/または130が形成された円筒状基材110を有する定着ローラであってもよい。種々の実施形態では、円筒状基材110は、例えば、加熱ランプをその内部に含む中空構造を有する円筒管の形状、または中実の円筒状シャフトの形状を取ることができる。図2では、例示的な定着部材200は、その上に1または2つ以上の機能層、例えば220および/または230が形成されたベルト基材210を含むことができる。当業者に公知のように、ベルト基材210および円筒状基材110は、剛性、構造的完全性を維持するために、例えば、ポリマー材料(例えば、ポリイミド、ポリアラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフタラミド、ポリアミド‐イミド、ポリケトン、ポリフェニレンスルフィド、フルオロポリイミド、またはフルオロポリウレタン)、金属材料(例えば、アルミニウム、またはステンレススチール)から形成することができる。
図1A、図1Bおよび図2に示すように、外層130および230は、本明細書で述べる超疎水性または超疎油性とすることができ、本開示のテクスチュア化構造をその表面に有することができる。例えば、外層130および230は、150°以上の水の接触角を有し得る。
図1Aに示す例示的な実施形態では、例示的な定着ローラ100Aは、円筒状基材110としての金属ローラ上に形成された、所望の表面テクスチュア構造(例えば、以下の図3A、図3Bに示すように)を有するシリコーンゴム層またはフッ素プラスチック層などの外層130を有することができる。外層130は、基材110上で厚さ(例えば約25μmから約5mm)を有することができる。そのような外層(図2の230を参照)は、図2に示すベルト基材210上など、ベルトによる構成においても形成することができる。
図1Bに示す別の例示的な実施形態では、例示的な定着ローラ100Bには、図1Aに示す外層130と円筒状基材110との間に、1または2つ以上の層を配置することができる。例えば、この定着ローラは、所望の表面疎水性または疎油性を提供する厚さ約10〜約100μmのフッ素プラスチック層などの外層130と、関連技術で用いられる金属などの円筒状基材110との間に配置されるシリコーンゴム層(例えば、厚さ約1mmから約5mm)などのコンプライアント層(compliant layer)120を有する二層構成とすることができる。
種々の実施形態では、図3A、図3Bに示すように、図1A、図1Bおよび図2に示す定着部材の、本開示の疎水性/疎油性テクスチュア化表面を用いて、トナー除去能を向上させることができる。
図3Aは、本開示に係る疎水性/疎油性定着部材100または200を用いた例示的な溶融定着プロセス300Aを示す。図に示すように、溶融定着プロセス300は、例えば、定着器表面305、すなわち、定着部材(例えば、図1A、図1Bの定着ローラ100Aから100B、または図2の定着ベルト200)の疎水性/疎油性表面を含むことができる。溶融定着プロセス300は、無地の紙シートなどの画像支持材料として媒体基材315も含むことができ、これは、可融性画像トナー325を載せ、定着器表面305と圧力印加機構335などの第二定着部材との間の定着ニップ部300Bを、例えば340の方向へ通される。定着ニップ部300Bを通過した後、可融性トナー325は、溶融定着され、媒体基材315上に永久トナー画像327を形成することができる。
図3Bは、本開示に係る図3Aに示す定着ニップ部300Bの拡大図を示す。定着ニップ部300Bは、定着器表面305と媒体基材315との間において定着された溶融トナー327を含むことができる。図示するように、定着器表面305は、表面疎水性または疎油性を付与する、マイクロスケールまたはナノスケールでパターン化された表面構造を有することができる。例えば、この表面構造は、横方向の寸法が約0.05μm〜約5μmであり、表面積の占有率が約5%〜約40%とすることができる。種々の実施形態では、この表面構造は、横方向または垂直方向の種々の断面形状、例えば、高さが例えば約0.02μm〜約4μmの正方形、長方形、円形、または星形などを有し得る。
図4A、図4Bおよび図5A、図5Bは、本開示に係る図3A、図3Bに示す溶融定着プロセスのための例示的な溶融定着構成を示す。図4A、図4Bに示す溶融定着構成400Aから400Bおよび、図5A、図5Bに示す溶融定着構成500A、500Bが、一般的な概略図を表すこと、ならびにその他の部材/層/基材/構成の添加、または存在する部材/層/基材/構成の除去もしくは修飾が可能であることは、当業者であれば容易に明らかであるはずである。
図4A、図4Bは、本開示に係る図1A、図1Bに示す定着ローラを用いた溶融定着構成400Aから400Bを示す。定着構成400A、400Bは、定着ローラ100(すなわち、図1Aの100A、または図1Bの100B)を含むことができ、これは、図4Aの圧力ローラまたは図4Bの圧力ベルトなどの圧力印加機構435と共に、画像支持材料415のための定着ニップ部を形成する。種々の実施形態では、圧力印加機構435を加熱ランプ437と組み合わせて用いて、画像支持材料415上のトナー粒子を溶融定着プロセスに供するための圧力と熱の両方を提供することができる。さらに、構成400A、400Bは、図4Aおよび図4Bに示すように、例えばクリーニングウェブ460と共に、1個または2個以上の外部加熱ローラ450を含み得る。
図5A、図5Bは、本開示に係る図2に示す定着ベルトを用いた溶融定着構成500A、500Bを示す。構成500A、500Bは、定着ベルト200(すなわち、図2の200)を含み得、これは、図5Aの圧力ローラまたは図5Bの圧力ベルトなどの圧力印加機構535と共に、媒体基材515のための定着ニップ部を形成する。種々の実施形態では、圧力印加機構535を加熱ランプと組み合わせて用いて、媒体基材515上のトナー粒子を溶融定着プロセスに供するための圧力と熱の両方を提供することができる。さらに、構成500A、500Bは、定着ベルト200を移動し、トナー粒子を溶融定着させて媒体基材515上に画像を形成する機械システム545を含むことができる。機械システム545は、1個または2個以上のローラ545a〜545cを含み得、これも、必要であれば、加熱ローラとして用いることができる。
種々の実施形態では、定着器表面(例えば、図1A、図1Bの130、図2の230、および図3A、図3Bの305)に、例えば、ナノ、マイクロ、またはナノとマイクロを組み合わせた寸法による粗面化またはパターン化など、凡そのテクスチュア化を施して、可融性または溶融トナーのための疎水性または疎油性テクスチュア化表面を提供する。溶融トナーが、加熱および加圧下にて、紙シートなどの媒体基材へ溶融定着される際、溶融トナーはその表面疎水性または疎油性があるので、定着器表面を「濡らす」ことがなく、そのため、定着器表面は定着ニップ部の出口部で滑らかに剥離される。種々の実施形態では、溶融状態での表面張力の高いトナーを用いる場合、オイルレス溶融定着は、疎水性テクスチュア化表面または疎油性テクスチュア化表面により、さらに優れたものとすることができる。
定着部材、構成、および方法を、本開示に係る例示的な溶融定着部材、構成、および方法と関連して説明したが、これらが、このような用途に限定されないことは理解されるべきである。例えば、本開示の疎水性表面、疎油性テクスチュア化表面、および構成は、ローラおよびベルトなどの転写溶融定着部材(transfuse member)、またはその他の定着装置にも用いることができる。

Claims (6)

  1. 基材と、
    前記基材上に形成された1つまたは2つ以上の機能層と、
    を含み、前記1つまたは2つ以上の機能層が、オイルレス定着に適する表面濡れ性を提供する、テクスチュア化された最外表面を含む、定着部材。
  2. 前記テクスチュア化された最外表面が、1種または2種以上の特徴的形状を有し、ここで、前記1種または2種以上の特徴的形状の少なくとも80%が、20nm〜10μmの高さまたは深さを有する、請求項1に記載の定着部材。
  3. 最外表面が水またはヘキサデカンと完全接触している場合の接触表面積に対する、前記テクスチュア化された最外表面の水またはヘキサデカンとの接触面積の比率が、1%〜50%である、請求項1または2に記載の定着部材。
  4. 金属ローラまたはポリマーベルトである基材と、
    前記基材上に形成された、前記表面濡れ性を有するテクスチュア化層と、
    をさらに含み、
    前記テクスチュア化層が、20μm〜5mmの厚さを有する、シリコーンゴム層、フッ素系エラストマー層、またはフッ素プラスチック層である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着部材。
  5. 基材を提供する工程と、
    前記基材上に1つまたは2つ以上の機能層を形成する工程と、
    を含む、定着部材を作製する方法であって、
    前記1つまたは2つ以上の機能層が、画像支持材料上におけるオイルレス定着に適する表面濡れ性を提供するテクスチュア化された最外表面を含むように形成される、前記方法。
  6. 可融性トナー画像を画像支持材料上に提供する工程と、
    前記画像支持材料上で、オイルレストナー定着に適する表面濡れ性を有するテクスチュア化された最外表面を含む定着部材を形成する工程と、
    前記形成された定着部材を、前記画像支持材料上の前記可融性トナー画像へ適用し、第二定着部材と共に定着ニップ部を形成する工程であって、ここで前記第二定着部材が圧力印加機構を含む、該工程と、
    前記定着ニップ部を加熱する工程と、
    を含む、トナー画像を定着する方法。
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