JP2010014050A - 内燃機関の過給システム - Google Patents

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秀之 西田
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Abstract

【課題】ターボチャージャーへの過大な負担を回避することによりターボチャージャーを保護できる内燃機関の過給システムを提供する。
【解決手段】内燃機関1の排気エネルギーを利用して過給するターボチャージャー13と、吸気通路5に設けられたスロットル弁12と気筒2を開閉する吸気弁7との間に配置されて吸気通路5を開閉できる吸気制御弁20と、を備え、ターボチャージャー13の負担の限界に対応した内燃機関1の出力トルクの上限値を超えることを予測し、内燃機関1の出力トルクがその上限値を超えないように吸気制御弁20を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排気エネルギーを利用して過給するターボチャージャーと、スロットル弁と吸気弁との間に配置されて吸気通路を開閉する吸気制御弁とを備えた内燃機関の過給システムに関する。
内燃機関の過給システムとして、ターボチャージャーを利用した過給と吸気制御弁を利用したいわゆるインパルス過給とを併用したものが知られている(特許文献1)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2〜4が存在する。
特開2006−283654号公報 特開2006−161564号公報 特開平4−187823号公報 特開2007−177640号公報
特許文献1のシステムは、ターボチャージャーによる過給とインパルス過給とを合わせて実行することにより、それぞれの欠点を補いながら広い運転領域で内燃機関の出力トルクを向上することができる。しかしながら、これらの過給が同時に行われることにより出力トルクが過剰になることが考えられるが、引用文献1にはその対策について言及されていない。そのため、内燃機関の出力トルクの増加に伴ってターボチャージャーの負担が過大になるおそれがある。
そこで、本発明は、ターボチャージャーへの過大な負担を回避することによりターボチャージャーを保護できる内燃機関の過給システムを提供することを目的とする。
本発明の過給システムは、内燃機関の排気エネルギーを利用して前記内燃機関に対して過給するターボチャージャーと、前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と気筒を開閉する吸気弁との間に配置されて前記吸気通路を開閉できる吸気制御弁と、前記ターボチャージャー及び前記吸気制御弁による前記内燃機関に対する過給効果を制御する過給制御手段と、前記ターボチャージャーの負担の限界に対応した前記内燃機関の出力トルクの上限値を超えることを予測する上限予測手段と、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値を超えないように前記上限予測手段の予測結果に基づいて前記吸気制御弁を制御する保護制御手段と、を備えることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
この過給システムによれば、ターボチャージャーの負担の限界に対応した上限値を超えないように吸気制御弁が制御されるので、ターボチャージャーへの過大な負担を回避することができる。これにより、ターボチャージャーを保護することができる。吸気制御弁はスロットル弁と吸気弁との間に設けられているため、他の制御対象を操作して内燃機関の出力トルクを制御するよりも応答性が高い。従って、ターボチャージャーへの過大な負担を速やかに回避することができる。
本発明の過給システムの一態様において、前記上限予測手段は、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値よりも低トルク側に設定された閾値を超えることを条件として前記上限値を超えることを予測し、前記保護制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記内燃機関の出力トルクが低下するように前記吸気制御弁を制御してもよい(請求項2)。応答性が高い吸気制御弁を用いて内燃機関の出力トルクを低下させているため、他の制御対象を操作する場合に比べて出力トルクの上限値から閾値までの幅を小さくしても安全性を確保できる。そのため、ターボチャージャーを安全に用いることができる使用範囲を拡大できる。
この態様において、出力トルクを低下させるための吸気制御弁の制御はどのようなものであってもよいが、例えば、前記保護制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合にその予測前よりも前記吸気制御弁の開弁期間が長くなるように前記吸気制御弁を制御してもよい(請求項3)。この場合には、開弁期間が長くなることにより、いわゆるインパルス過給の効果が弱められるため、内燃機関の出力トルクを低下させることができる。吸気制御弁の開弁期間を長くするためには、吸気制御弁の開弁時期及び閉弁時期の両者を変更してもよいし、吸気制御弁の閉弁時期を変更せずに開弁時期を早めることによって開弁期間を長くしてもよい。吸気制御弁の開弁時期を早める場合には、結果として閉弁期間を短くすることになるので、閉弁期間中における吸気制御弁の負担を低減できる。
本発明の過給システムの一態様において、前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、前記過給制御手段は、前記保護制御手段にて前記吸気制御弁に対する制御が開始される前に、前記内燃機関の出力トルクが低下する方向に前記調整手段を制御してもよい(請求項4)。この態様によれば、ターボチャージャーへの過大な負担を回避するための吸気制御弁の制御に先立って、ターボチャージャー側の調整手段の制御により内燃機関の出力トルクを低下させることができる。このため、吸気制御弁の制御に伴うターボチャージャーのサージングの発生を抑制することができる。
ターボチャージャーに設けられた調整手段としては、前記内燃機関の排気通路に設けられたタービンを迂回するバイパス通路を開閉できるウエストゲート弁が設けられていてもよいし(請求項5)、また、前記タービンに導かれる排気の流量を調整可能な可変ノズルが設けられていてもよい(請求項6)。これらの態様によれば、ウエストゲート弁及び可変ノズルの少なくとも一方を制御することにより、内燃機関の出力トルクを低下させることができる。
本発明の過給システムの一態様において、前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、前記過給制御手段は、前記吸気制御弁を所定タイミングで開閉制御する通常モードと、前記吸気制御弁を開状態に維持する単独モードとを実行でき、前記保護制御手段は、前記単独モードの実行中に前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記吸気制御弁を開状態から閉状態へ制御してもよい(請求項7)。この態様によれば、ターボチャージャーが単独で使用される単独モードにおいて、応答性の高い吸気制御弁によって迅速かつ確実に出力トルクを低下できる。そのため、ターボチャージャー側に設けられた調整手段によって出力トルクを低下させる必要がないので、単独モードにおいてターボチャージャーの能力を限界まで引き出すことができる。
本発明の過給システムの一態様において、前記吸気制御弁の動作不良を予測する異常予測手段を更に備え、前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、前記上限予測手段は、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値よりも低トルク側に設定された閾値を超えることを条件として前記上限値を超えることを予測し、前記過給制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記内燃機関の出力トルクが低下する方向に前記調整手段を制御し、前記閾値は、前記異常予測手段が前記吸気制御弁の動作不良を予測した場合は予測しない場合に比べて低トルク側に設定されていてもよい(請求項8)。この態様によれば、吸気制御弁の動作不良が予測された場合には、動作不良が予測されていない通常時に比べて閾値が低トルク側に設定されているので、ターボチャージャーに設けられた調整手段を内燃機関の出力トルクが低下する方向に通常時よりも早めに制御することができる。逆に言えば、吸気制御弁が正常であるときには吸気制御弁の制御によって内燃機関の出力トルクを低下できるため、閾値を高トルク側に設定することにより上限値までの余裕を少なくすることができる。これにより、通常時においてターボーチャージャーを安全に使用可能な使用範囲を拡大できるので、ターボチャージャーの能力を十分に発揮させることができる。
上述した閾値は上限値に対して一定の幅を確保するように、つまり上限値と閾値との差分が一定となるように設定されてもよいが、内燃機関の運転状態に応じてその差分を変化させてもよい。例えば、前記閾値は、前記内燃機関の回転速度が高い場合は低い場合に比べて前記上限値に対する差分が大きくなるように設定されてもよい(請求項9)。回転速度が高い領域では、ターボチャージャーのオーバーシュートが発生し易く、また吸気制御弁の応答速度に対する要求が厳しくなるためである。また、前記閾値は、前記内燃機関の吸気温度が高い場合は低い場合に比べて前記上限値に対する差分が大きくなるように設定されてもよい(請求項10)。内燃機関の吸気温度が高い場合はノッキングが懸念されるためである。
以上説明したように、本発明によれば、ターボチャージャーの負担の限界に対応した上限値を超えないように吸気制御弁が制御されるので、ターボチャージャーへの過大な負担を回避することができる。これにより、ターボチャージャーを保護することができる。
(第1の形態)
図1は本発明の一形態に係る過給システムが適用された内燃機関の要部を模式的に示している。内燃機関1は一方向に並ぶ4つの気筒2を有した直列4気筒型の多気筒内燃機関として構成されている。なお、以下の説明で各気筒2を互いに区別する必要があるときには気筒2の並び方向に対応する気筒番号♯1〜#4を付与して説明する場合がある。
各気筒2には吸気通路5と排気通路6とがそれぞれ接続されている。吸気通路5には気筒2毎に2本ずつ吸気弁7が設けられていて各気筒2は吸気弁7によって開閉される。排気通路6には気筒2毎に2本ずつ排気弁(不図示)が設けられている。これらの弁は不図示の動弁機構にて所定のタイミングで開閉駆動される。各気筒2に対する燃焼順序は#1、#3、#4、#2の順番に設定されている。吸気通路5は、気筒2毎に設けられて吸気弁7にて開閉される独立通路10と、各独立通路10が接続されたサージタンク11とを有している。サージタンク11は気筒2毎の吸気干渉を緩和し得る所定容積を持っている。サージタンク11の上流側にはスロットル弁12が設けられている。
内燃機関1には、排気エネルギーを利用して過給を行うターボチャージャー13が設けられている。ターボチャージャー13はいわゆる可変容量型のターボチャージャーとして構成されており、吸気通路5に設けられたコンプレッサ13aと、排気通路6に設けられてコンプレッサ13aを駆動するタービン13bと、タービン13bに流入する排気の流量を調整できる可変ノズル13cとを備えている。コンプレッサ13aの上流にはエアクリーナ14が設けられていて、そのエアクリーナ14にて濾過された空気はコンプレッサ13aで加圧される。コンプレッサ13aの下流には、加圧された空気を冷却するためのインタークーラ15が設けられている。また、排気通路6にはタービン13bを迂回するバイパス通路16が設けられており、そのバイパス通路16にはこれを開閉できるウエストゲート弁17が設けられている。タービン13bの下流には排気浄化装置18が設けられており、各気筒2からの排気は排気浄化装置18によって有害物質が浄化されてから大気に放出される。
周知のように、ターボチャージャー13による過給効果は、可変ノズル13cの開度を変化させることにより、又はバイパス通路16に設けられたウエストゲート弁17の開度を変化させることにより、変化させることができる。従って、可変ノズル13c及びウエストゲート弁17の少なくともいずれか一方を操作することにより、これらを本発明に係る調整手段として機能させることができる。なお、バイパス通路16をタービン13bのハウジング内に設け、ハウジング内に設けたバイパス通路16にウエストゲート弁17を設けることも可能である。
また、内燃機関1に対していわゆるインパルス過給を行うため、各独立通路10には吸気制御弁20が一つずつ設けられている。周知のように、インパルス過給は、吸気弁7の開弁前及び開弁してから吸気行程の途中まで吸気制御弁20を全閉状態に保持し、その後吸気制御弁20を開弁することにより、気筒2内に勢いよく吸入空気を充填させる過給方法である。各吸気制御弁20には電動式の駆動装置21が一つずつ設けられている。駆動装置21に対して所定のタイミングで制御信号を送ることにより、各吸気制御弁20は独立通路10を全閉する全閉状態から全開状態までの間で駆動される。
ターボチャージャー13によるターボ過給と、吸気制御弁20を利用したインパルス過給とは内燃機関1の運転状態に応じて使い分けられている。一例として、内燃機関1の回転速度が低い側ではターボ過給とインパルス過給とを併用する通常モードが実行され、回転速度が高い側では吸気制御弁13を全開状態に維持してターボ過給のみを利用する単独モードが実行される。また、同一回転速度であっても出力トルクの大きさによって通常モードと単独モードとは適宜切り替えられるようになっている。
ターボチャージャー13の可変ノズル13c及びウエストゲート弁17並びに各吸気制御弁20の制御は、内燃機関1の運転状態を制御するコンピュータとして構成されたエンジンコントロールユニット(ECU)30にて行われている。ECU30はマイクロプロセッサ及びその動作に必要なROM、RAM、入出力インタフェース等の周辺装置を含んでおり、ROMに保持された各種制御プログラムを適宜実行し、各種のセンサからの入力情報に基づいて内燃機関1の各部を制御する。各種のセンサとしては、本発明の要旨に関連するものとして、内燃機関1のクランク角に応じた信号を出力するクランク角センサ31、不図示のアクセルペダルの踏み込み量に応じた信号を出力するアクセル開度センサ32などがある。その他ECU30には多数のセンサが接続されているが図示を省略する。
インパルス過給のためにECU30が吸気制御弁20に対して行う基本的制御は周知技術と同様であるので詳細な説明は省略するが、ECU30は内燃機関1の回転速度に応じた吸気制御弁20の開弁時期及び閉弁時期をそれぞれ演算し、その演算結果に従って吸気制御弁20が開閉駆動されるように駆動装置21を操作する。また、ターボ過給のために可変ノズル13cに対して行う基本的な制御に関しても周知技術と同様であり、内燃機関1の運転状態に応じて最適な過給効果が得られるように可変ノズル13cの開度がECU30にて制御される。ウエストゲート弁17に対する基本的制御についても同様である。本形態は、通常モードにおいてターボチャージャー13を保護するために吸気制御弁20を制御する点に特徴がある。以下この特徴点を中心に説明する。
図2は、ECU30が実行する制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムはECU30のROMに記憶されており、適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
まず、ECU30はステップS1において、クランク角センサ31及びアクセル開度センサ32のそれぞれからの信号を読み込む。次に、ステップS2において、クランク角センサ31からの信号に基づいて内燃機関1の回転速度を算出するとともに、アクセル開度センサ32からの信号に基づいて内燃機関1の出力トルク(要求トルク)を算出する。
ステップS3では、回転速度及び出力トルクにて定義されたトルク制限域に進入しているか否かを判定する。図3はトルク制限域を説明する概念図である。図示するように内燃機関1の運転領域はトルクの大きさに応じて3つの領域に区分されている。トルク制限域は、ターボチャージャー13の負担が限界を超えるトルク危険域と、ターボチャージャー13の安全を確保できるトルク常用域との間に挟まれている。トルク危険域の下限は、ターボチャージャー13の負担の限界に対応する内燃機関1の出力トルクの上限値Tmaxに相当する。トルク常用域とトルク制限域との境界は、上限値Tmaxよりも低トルク側に設定された閾値Tthに相当する。例えば、図の矢印F1のように閾値Tthを超えて回転速度と出力トルクとが増加した場合、これらがこのまま増加を続けた場合は破線L1で示すように出力トルクの上限値Tmaxを超えることが予測される。言い換えれば、内燃機関1の運転状態がトルク常用域からトルク制限域に変化した場合はトルク危険域に至ることが予測される。
そこで、図2のステップS3では、トルク制限域に進入しているか否か、つまり出力トルクが閾値Tthを超えているか否かを判定し、これにより内燃機関1の出力トルクが上限値Tmaxを超えることを予測している。即ち、出力トルクが閾値Tthを超えることを条件として上限値Tmaxを超えることを予測する。なお、図2では、便宜上、トルク制限域の幅、即ち上限値Tmaxと閾値Tthとの差分Δが一定であるかのように図示されているが、実際の差分Δは全ての回転速度に関して必ずしも一定ではない。
ステップS3において、トルク制限域に進入している場合はステップS4に進み、そうでない場合は出力トルクが上限値Tmaxを超えるおそれがないので、今回のルーチンを終了する。
ステップS4では、ターボチャージャー13の可変ノズル13cの開度を取得する。この開度は、例えば図2のルーチンと並行して実施されている可変ノズル13cに対する不図示の制御ルーチンの制御結果を検索することにより取得することができる。
ステップS5では、内燃機関1の出力トルクが低下する方向に可変ノズル13c及びウエストゲート弁17を制御する。なお、可変ノズル13cの開度は内燃機関1の運転状態によって操作方法が異なる。つまり、内燃機関1の運転状態によっては、現在の開度よりも閉じ側に操作することで内燃機関1の出力トルクが低下する場合もあるし、逆に開き側に操作することで内燃機関1の出力トルクが低下する場合もある。従って、ステップS5では内燃機関1の運転状態に応じて閉じ側又は開き側の操作が行われる。ウエストゲート弁17に対してはバイパス通路16に排気が流れ込む方向、つまり開き側の操作を行うことにより内燃機関1の出力トルクを低下させることができる。なお、可変ノズル13c及びウエストゲート弁17に対する制御のうち、状況に応じて少なくともいずれか一方の制御が行われればよい。
ステップS6では、吸気制御弁20の開弁時期及び閉弁時期のそれぞれを取得する。これらの時期は、例えば図2のルーチンと並行して実施されている吸気制御弁20に対する不図示の制御ルーチンの制御結果を検索することにより取得することができる。
ステップS7では、内燃機関1の出力トルクが低下する方向に吸気制御弁20を制御する。ここで、図4を参照しながら出力トルクを低下させる具体的な操作について説明する。図4は吸気弁7の開度と吸気制御弁20の開度とをクランク角に関して示した説明図である。この図の破線で示すように、本形態では内燃機関1の出力トルクを低下させるため、吸気制御弁20の閉弁時期を維持した状態でその開弁時期を現在よりも早めて、吸気制御弁20の開弁期間を長くしている。即ち、tf>tbとなるように吸気制御弁20の開弁期間を変更している。これにより、インパルス過給の効果が弱められるため内燃機関1の出力トルクを低下させることができる。図示のように、吸気制御弁20の開弁時期のみを変更する場合には、駆動装置21への負荷を低減できるメリットがある。なお、吸気制御弁20の開弁期間を長くする操作として、吸気制御弁20の開弁時期を早め、かつ閉弁時期を遅くする操作を行ってもよい。また、図4に二点鎖線で示すように、出力トルクを低下させる操作として、吸気制御弁20の開弁期間を一定に維持しつつ、開弁時期及び閉弁時期のそれぞれを早める操作を行うこともできる。
ステップS7の処理が終了した場合には、ステップS3に戻って処理を続行する。これにより、図3の破線の矢印F2で示すように、内燃機関1の運転状態がトルク制限域にある間はステップS4〜S7の処理が行われるため、ターボチャージャー13の負担が限界を超えることを回避しつつトルク常用域まで出力トルクを低下させることができる。換言すれば、出力トルクの上限値Tmaxを超えないようにすることができる。なお、ステップS4〜S7の処理過程における急激な出力トルクの低下を防止するため、ステップS7では吸気制御弁20の開弁時期を処理回数に応じて(時間経過に応じて)徐々に早めるようにしてもよい。こうすることにより、トルクショックの発生が抑制された円滑な制御を実現できる。
ECU30は、図2のステップS3を実行することにより、本発明に係る上限予測手段として、ステップS5を実行することにより、本発明に係る過給制御手段として、ステップS7を実行することにより、本発明に係る保護制御手段として、それぞれ機能する。
以上の形態によれば、ターボチャージャー13の負担の限界に対応した上限値Tmaxを超えないように吸気制御弁20が制御されるので、ターボチャージャー13への過大な負担を回避することができる。これにより、ターボチャージャー13を保護することができる。吸気制御弁20はスロットル弁12と吸気弁7との間に設けられているため、他の制御対象、例えばウエストゲート弁17を操作して内燃機関の出力トルクを制御するよりも応答性が高い。従って、ターボチャージャー13への過大な負担を速やかに回避することができる。また、ターボチャージャー13への過大な負担を回避するために、このように応答性の高い吸気制御弁20を用いて内燃機関1の出力トルクを低下させている。従って、他の制御対象だけを操作する場合に比べて、上限値Tmaxから閾値Tthまでの幅である差分Δを小さくしても安全性を確保できる(図3参照)。そのため、ターボチャージャー13を安全に用いることができる使用範囲(トルク常用域)を拡大できる。また、吸気制御弁20に対する制御に先立って、ターボチャージャー13側の可変ノズル13c及びウエストゲート弁17の操作が行われるため、ターボチャージャー13のサージングの発生を抑制することができる。
(第2の形態)
次に、図5を参照しながら本発明の第2の形態を説明する。本形態に係る内燃機関等の物理的構成は第1の形態と同一であるので、これらの構成に関しては図1が適宜参照される。本形態はターボ過給のみを行う単独モードにおける吸気制御弁の制御に特徴がある。通常モードにおける制御は第1の形態と同様でよい。図5は、第2の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。図5において、第1の形態に係る図2の制御と同一処理については同一の符号を付して説明を省略する。図5のルーチンのプログラムはECU30のROMに記憶されており、適時に読み出されて所定の間隔で繰り返し実行される。図示するように、本形態の制御ルーチンは図2のステップS3とステップS4との間にステップS8とステップS9とを追加したものである。
ステップS3で内燃機関1の運転状態がトルク制限域に進入している場合は、ステップS8において、現在の制御モードが吸気制御弁20を全開状態に維持する単独モードであるか否かを判定する。単独モードでない場合は上述した通常モードであるので第1の形態と同様の処理が行われる。
単独モードの場合は、ステップS9に進んで吸気制御弁20を全開状態から閉じ側に制御する。これにより、吸気通路5が絞られてコンプレッサ13aで圧縮された空気が気筒2内に押し込まれることを制限することができるため、内燃機関1の出力トルクを低下させることができる。この場合、吸気制御弁20をエンジンブレーキの制動力を高める手段として機能させることができる。上述したように、吸気制御弁20は可変ノズル13cやウエストゲート弁17よりも応答性が高いため、より応答性の高いブレーキング効果を得ることができる。これにより、迅速かつ確実に出力トルクを低下できる。従って、ターボチャージャー13側の可変ノズル13cやウエストゲート弁17を操作して出力トルクを低下させる必要がないので、単独モードにおいてターボチャージャー13の能力を限界まで引き出すことができる。ECU30は図5のステップS3を実行することにより、本発明に係る上限予測手段として、ステップS5を実行することにより、本発明に係る過給制御手段として、ステップS7及びステップS9を実行することにより、本発明に係る保護制御手段として、それぞれ機能する。
(第3の形態)
次に、図6を参照しながら本発明の第3の形態を説明する。本形態に係る内燃機関等の物理的構成は第1の形態と同一であるので、これらの構成に関しては図1が適宜参照される。本形態は、吸気制御弁の動作不良時の制御に特徴を有しており、本形態の制御は上述した第1又は第2の形態に係る制御と組み合わせて実施することができる。
図6は第3の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。このルーチンのプログラムはECU30のROMに記憶されており、適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
ステップS11では、クランク角センサ31及びアクセル開度センサ32のそれぞれからの信号を読み込む。次に、ステップS12において、クランク角センサ31からの信号に基づいて内燃機関1の回転速度を算出するとともに、アクセル開度センサ32からの信号に基づいて内燃機関1の出力トルク(要求トルク)を算出する。
ステップS13では、吸気制御弁20の動作不良を予測する。この予測は吸気制御弁20に開度センサ等の動作を確認できる検出手段(不図示)を利用して動作不良を直接的に予測してもよい。また、出力トルクや過給圧(吸気圧)等の吸気制御弁20の動作不良を反映して変化する物理量を取得し、その物理量を正常時のものと比較することにより吸気制御弁20の動作不良を間接的に予測することも可能である。その結果、動作不良が予測された場合はステップS15に進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。
ステップS15では、トルク制限域の幅を規定する閾値Tth(図3参照)を異常時の場合のものに変更する。この閾値Tthは吸気制御弁20が正常に動作している正常時の場合よりも低トルク側に設定される。つまり、異常時の差分Δは正常時の場合と比べて大きく設定されている。
ステップS16では、現在の運転状態がトルク制限域に進入しているか否かを判定する。トルク制限域に進入している場合は、ステップS17に進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。この判定で用いる閾値はステップS15によって異常時のものに変更されている。このため、運転状態が正常時の場合より低トルク側であっても出力トルクが上限値Tmaxを超えるものと予測される。吸気制御弁20の動作不良が生じている場合には、第1又は第2の形態のように応答性よく出力トルクを低下させることが困難だからである。
ステップS17では、第1又は第2の形態と同様に可変ノズル13cの開度を取得し、続くステップS18では、内燃機関1の出力トルクが低下する方向に可変ノズル13c及びウエストゲート弁17を制御する。これらの操作の詳細は上述した通りである。
本形態によれば、吸気制御弁20の動作不良が予測されていない通常時に比べて閾値が低トルク側に設定されているので、可変ノズル13c及びウエストゲート弁17を通常時よりも早めに制御できる。これにより、吸気制御弁20に動作不良が生じた場合でも、ターボチャージャー13を確実に保護することができる。ECU30は図6のステップS13及びステップS14を実行することにより、本発明に係る異常予測手段として、ステップS18を実行することにより、本発明に係る過給制御手段として、それぞれ機能する。
本発明は以上の各形態に限定されず、種々の形態にて実施することができる。本発明を適用できる内燃機関の形式には特段の制限はない。従って、例えば、火花点火式の内燃機関はもとより、圧縮自着火式の内燃機関に対しても本発明を適用することができる。
上記各形態の制御において、出力トルクが上限値を超えるか否かの予測に用いた閾値は、図3に示したように上限値Tmaxに対して一定の幅を確保するように、つまり上限値Tmaxと閾値Tthとの差分Δが一定となるように設定されてもよいが、内燃機関1の運転状態に応じてその差分Δを変化させてもよい。図7及び図8は運転状態に応じて差分を変化させた閾値の設定例を示している。
図7は閾値の第1の設定例に係る説明図である。第1の設定例では、閾値Tthは内燃機関1の回転速度が高い場合は低い場合に比べて上限値Tmaxに対する差分Δが大きくなるように設定されている。換言すれば、回転速度が高い場合の差分Δの値Δ1は回転速度が低い場合の差分Δの値Δ2よりも大きくなるように閾値Tthが設定されている。即ち、Δ1>Δ2が成立している。図7の例では回転速度が高くなるに従って差分Δが徐々に大きくなっている。このように閾値Tthを設定したのは、回転速度が高い領域ではターボチャージャー13のオーバーシュートが発生し易く、また吸気制御弁20の応答速度に対する要求が厳しくなるためである。このように閾値Tthを設定することにより、ターボチャージャー13に対する保護がより確実になる。図7の曲線Tは内燃機関1のトルクカーブの一例である。
図8は閾値の第2の設定例に係る説明図である。第2の設定例では、閾値Tthは、内燃機関1の吸気温度が高い場合は低い場合に比べて上限値Tmaxに対する差分Δが大きくなるように設定されている。換言すれば、吸気温度が高い場合の差分Δの値Δ3は吸気温度が低い場合の差分Δの値Δ4よりも大きくなるように閾値Tthが設定されている。即ち、Δ3>Δ4が成立している。図8の例では吸気温度が高くなるに従って差分Δが徐々に大きくなっている。このように閾値Tthを設定したのは、内燃機関1の吸気温度が高い場合はノッキングの発生が懸念されるためである。このように閾値Tthを設定することにより、ターボチャージャー13に対する保護と同時に内燃機関1を保護することができる。図8の曲線Tは内燃機関1のトルクカーブの一例である。
図1に示したターボチャージャー13は一例である。本発明を適用するためには、過給効果を変化させることができる調整手段を備えたターボチャージャーであれば十分であり、可変ノズル13c及びウエストゲート弁17の両方を備えることは必ずしも必要ない。従って、例えばこれらのいずれか一方を省略した形態で本発明を実施することも可能である。
第1の形態に係る過給システムが適用された内燃機関の要部を模式的に示した図。 第1の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 トルク制限域を説明する概念図。 吸気弁の開度と吸気制御弁の開度とをクランク角に関して示した説明図。 第2の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 第3の形態に係る制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 閾値の第1の設定例に係る説明図。 閾値の第2の設定例に係る説明図。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
5 吸気通路
6 排気通路
7 吸気弁
12 スロットル弁
13 ターボチャージャー
13a コンプレッサ
13b タービン
13c 可変ノズル(調整手段)
16 バイパス通路
17 ウエストゲート弁(調整手段)
20 吸気制御弁
30 ECU(過給制御手段、上限予測手段、保護制御手段、異常予測手段)

Claims (10)

  1. 内燃機関の排気エネルギーを利用して前記内燃機関に対して過給するターボチャージャーと、前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁と気筒を開閉する吸気弁との間に配置されて前記吸気通路を開閉できる吸気制御弁と、前記ターボチャージャー及び前記吸気制御弁による前記内燃機関に対する過給効果を制御する過給制御手段と、前記ターボチャージャーの負担の限界に対応した前記内燃機関の出力トルクの上限値を超えることを予測する上限予測手段と、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値を超えないように前記上限予測手段の予測結果に基づいて前記吸気制御弁を制御する保護制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の過給システム。
  2. 前記上限予測手段は、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値よりも低トルク側に設定された閾値を超えることを条件として前記上限値を超えることを予測し、
    前記保護制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記内燃機関の出力トルクが低下するように前記吸気制御弁を制御する請求項1に記載の過給システム。
  3. 前記保護制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合にその予測前よりも前記吸気制御弁の開弁期間が長くなるように前記吸気制御弁を制御する請求項2に記載の過給システム。
  4. 前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、
    前記過給制御手段は、前記保護制御手段にて前記吸気制御弁に対する制御が開始される前に、前記内燃機関の出力トルクが低下する方向に前記調整手段を制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の過給システム。
  5. 前記調整手段として、前記内燃機関の排気通路に設けられたタービンを迂回するバイパス通路を開閉できるウエストゲート弁が設けられている請求項4に記載の過給システム。
  6. 前記調整手段として、前記タービンに導かれる排気の流量を調整可能な可変ノズルが設けられている請求項4又は5に記載の過給システム。
  7. 前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、
    前記過給制御手段は、前記吸気制御弁を所定タイミングで開閉制御する通常モードと、前記吸気制御弁を開状態に維持する単独モードとを実行でき、
    前記保護制御手段は、前記単独モードの実行中に前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記吸気制御弁を開状態から閉状態へ制御する請求項1に記載の過給システム。
  8. 前記吸気制御弁の動作不良を予測する異常予測手段を更に備え、
    前記ターボチャージャーには、前記内燃機関に対する過給効果を変化させることができる調整手段が設けられており、
    前記上限予測手段は、前記内燃機関の出力トルクが前記上限値よりも低トルク側に設定された閾値を超えることを条件として前記上限値を超えることを予測し、
    前記過給制御手段は、前記上限予測手段にて前記上限値を超えることが予測された場合に前記内燃機関の出力トルクが低下する方向に前記調整手段を制御し、
    前記閾値は、前記異常予測手段が前記吸気制御弁の動作不良を予測した場合は予測しない場合に比べて低トルク側に設定されている請求項1に記載の過給システム。
  9. 前記閾値は、前記内燃機関の回転速度が高い場合は低い場合に比べて前記上限値に対する差分が大きくなるように設定されている請求項2、3又は8のいずれか一項に記載の過給システム。
  10. 前記閾値は、前記内燃機関の吸気温度が高い場合は低い場合に比べて前記上限値に対する差分が大きくなるように設定されている請求項2、3又は8のいずれか一項に記載の過給システム。
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