JP2010013852A - 水栓用固定具、及び、水栓用固定具に取り付けられた水栓 - Google Patents

水栓用固定具、及び、水栓用固定具に取り付けられた水栓 Download PDF

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Abstract

【課題】連結部材を安定して引き上げることができ、かつ、水栓の配管作業時に連結部材が邪魔になることがなく、固定台座の配管挿入用開口部の内部を広く使うことができる水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓を提供する。
【解決手段】本発明の水栓用固定具1は、固定台座6と、挟み込み部材8と、第1ボルト10と、第2ボルト12と、連結部材14と、を有し、この連結部材をつまんで引き上げることにより挟み込み部材を引き上げることができ、その引き上げた状態で固定台座と挟み込み部材が第1ボルトと第2ボルトにより取付基体に固定可能であり、固定台座の配管挿入用開口部6eの内周縁には、第1挿入孔6aと第2挿入孔6bとの間の連結部材14を格納する格納部6fが設けられていることを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、水栓用固定具、及び、水栓用固定具に取り付けられた水栓に係り、特に、水栓が取り付けられる洗面台や流し台等の取付基体に水栓を固定する水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓に関する。
従来から、水栓が取り付けられる洗面台や流し台等の取付基体に水栓を固定する水栓用固定具としては、水栓に連結された配管が挿入される配管挿入用開口部が形成された固定台座から挟み込み部材(馬蹄金具)を柔軟な連結部材で吊り下げておき、挟み込み部材を取付穴から挿入した後に連結部材を引上げることによって挟み込み部材を引上げるものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特に、特許文献1に記載されているものは、挟み込み部材と固定台座が伸縮可能な紐状部材で連結されており、この紐状部材が縮むことで、挟み込み部材がカウンター下面に押し付けられ、位置決めされ、その状態で挟み込み部材をねじで締め付けることにより、カウンターに固定具を固定するものである。
また、特許文献2に記載されているものは、挟み込み部材と固定台座が紐状部材で連結されており、挟み込み部材を引き上げ、カウンター下面に押し付けることにより位置決めし、挟み込み部材をねじで締め付けることにより、カウンターに固定具を固定するものである。
特開2005−9505号公報(第9頁〜第15頁、第1図〜第13図) 特開2002−235347号公報(第4頁〜第6頁、第1図〜第14図)
しかしながら、上述した従来の水栓用固定具では、挟み込み部材は少なくとも2箇所で引き上げることが必要であり、これらを個別に引き上げると挟み込み部材が傾いたり、位置がずれたりするため施工が非常に面倒であるという問題がある。
このため、挟み込み部材を引き上げる連結部材は一体に引き上げられるように一本であることが必要であるが、挟み込み部材を引き上げた後の連結部材が、固定台座の配管挿入用開口部を横切るようになってしまい、配管挿入時に邪魔になるという問題がある。
また、配管挿入時に邪魔にならないようにするには、連結部材を切断するか、或いは連結部材を伸縮自在なものにする必要があり、再施工が困難であるという問題もある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、連結部材を引き上げることにより、挟み込み部材が傾くことなく安定して引き上げることができる水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓を提供することを目的としている。
また、本発明は、水栓の配管作業時に連結部材が邪魔になることがなく、固定台座の配管挿入用開口部の内部を広く使うことができる水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、水栓が取り付けられる取付基体に水栓を固定するための水栓用固定具であって、第1挿入孔、第2挿入孔、第1ボルトが挿入される第1ボルト穴、及び、第2ボルトが挿入される第2ボルト穴が形成されると共に上記取付基体の取付面上で且つ取付基体の取付穴と対応するように配置され、水栓が固定されて、その水栓に連結された配管が挿入される配管挿入用開口部が形成された固定台座と、第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されると共に、上記取付基体の取付穴に表側である取付面側から挿入された後、上記固定台座と共に上記取付基体を挟み込み位置にて表裏両側から挟み込んで上記第1ボルト及び上記第2ボルトにより固定される挟み込み部材と、上記第1挿入孔から挿入されて上記第1貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持すると共に、上記第2挿入孔から挿入されて上記第2貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持する連結部材であって、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材をつまんで引き上げることにより上記挟み込み部材を引き上げることができ、その引き上げた状態で上記固定台座と上記挟み込み部材が上記第1ボルトと上記第2ボルトにより上記取付基体に固定可能である上記連結部材と、を有し、上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁には、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材を格納する格納部が設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、連結部材を引き上げることにより、挟み込み部材が傾くことなく安定して引き上げることができる。また、挟み込み部材を引き上げた後には、連結部材を格納部に格納しておくことにより、水栓の配管作業時に連結部材が邪魔になることがなく、固定台座の配管挿入用開口部の内部を広く使うことができる。さらに、連結部材が損傷するのを防ぐことができ、連結部材を格納部から取り出すことにより、再利用も可能となる。
本発明は、水栓が取り付けられる取付基体に水栓を固定するための水栓用固定具であって、第1挿入孔、第2挿入孔、第1ボルトが挿入される第1ボルト穴、及び、第2ボルトが挿入される第2ボルト穴が形成されると共に上記取付基体の取付面上で且つ取付基体の取付穴と対応するように配置され、水栓が固定されて、その水栓に連結された配管が挿入される配管挿入用開口部が形成された固定台座と、第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されると共に、上記取付基体の取付穴に表側である取付面側から挿入された後、上記固定台座と共に上記取付基体を挟み込み位置にて表裏両側から挟み込んで上記第1ボルト及び上記第2ボルトにより固定される挟み込み部材と、上記第1挿入孔から挿入されて上記第1貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持すると共に、上記第2挿入孔から挿入されて上記第2貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持する連結部材であって、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材をつまんで引上げることにより上記挟み込み部材を引上げることができ、その引き上げた状態で上記固定台座と上記挟み込み部材が上記第1ボルトと上記第2ボルトにより上記取付基体に固定可能である上記連結部材と、を有し、上記連結部材は、上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って変形可能であることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、連結部材を引き上げることにより、挟み込み部材が傾くことなく安定して引き上げることができる。また、挟み込み部材を引き上げた後の連結部材は、固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って変形可能であるため、水栓の配管作業時に連結部材が邪魔になることがなく、固定台座の配管挿入用開口部の内部を広く使うことができる。さらに、連結部材が損傷するのを防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、上記連結部材は帯状であり、上記第1挿入孔に挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第1鉛直部と、上記第2挿入孔に挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第2鉛直部と、これらの第1鉛直部と第2鉛直部を繋ぎ且つ上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って変形可能な変形部と、を備えている。
このように構成された本発明においては、連結部材が帯状の部材であるため、紐のように形がくずれやすい材質とは異なり、ある程度の強度をもたせて連結部材の形状を維持することができる。このため、挟みこみ部材を引き上げて第1ボルトと第2ボルトで固定した後に、連結部材を押し下げる操作がしやすい。また、連結部材の変形部をつまんで引き上げることにより、連結部材をバランスよく引き上げることができる。
本発明において、好ましくは、上記固定台座の第1挿入孔及び第2挿入孔は、上記第1ボルト穴及び上記第2ボルト穴の近傍にそれぞれ配置され、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔の両中心軸間の距離は、上記第1ボルト穴と上記第2ボルト穴の両中心軸間の距離よりも長い。
このように構成された本発明においては、固定台座の第1挿入孔と第2挿入孔に挿入した状態の連結部材が挟み込み部材の前後のバランスを保つことができ、第1ボルト及び第2ボルトを第1ボルト穴及び第2ボルト穴のそれぞれに挿入して締め付ける際に位置ずれが少なくなる、したがって、バランスが取れた状態で第1ボルト及び第2ボルトを均等に締め付けることができ、施工がしやすい。
本発明において、好ましくは、上記格納部は、上記固定台座の第1ボルト穴と第2ボルト穴の中心軸を結ぶ直線よりも上記第1挿入孔及び上記第2挿入孔の側に位置する上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って形成されている。
このように構成された本発明においては、連結部材が格納部側に位置するため、第1ボルト穴と第2ボルト穴におけるボルト締め込み作業時に邪魔にならずに作業性が良い。
本発明は、給水された水を吐止水する水栓であって、上記水栓は、上記水栓用固定具に取り付けられて取付基体の所定位置に固定されることを特徴としている。
このように構成された本発明の水栓においては、水栓を水栓用固定具に取り付けることにより取付基体の所定位置に確実に固定することができる。
本発明の水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓によれば、連結部材を引き上げることにより、挟み込み部材が傾くことなく安定して引き上げることができる。また、水栓の配管作業時に連結部材が邪魔になることがなく、固定台座の配管挿入用開口部の内部を広く使うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の水栓用固定具、及び、この水栓用固定具に取り付けられた水栓の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による水栓用固定具とこの水栓用固定具に取り付けられた水栓を示す概略図である。また、図2は本発明の第1実施形態による水栓用固定具を斜め後方から見た斜視図であり、図3は本発明の第1実施形態による水栓用固定具の平面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の水栓用固定具1は、水栓2が取り付けられる取付基体である流し台等のカウンター4に水栓2を固定するものである。この水栓用固定具1は、固定台座6、挟み込み部材8、2本のボルト10,12、及び、連結部材14を備えている。
まず、固定台座6は、カウンター4の表側取付面4a上に配置されて水栓2の接続部2aが接続されるものである。この固定台座6には、詳細は後述する連結部材14の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bがそれぞれ挿入される第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bが形成されている。
また、固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bのそれぞれに隣接した箇所には、第1ボルト10が挿入される第1ボルト穴6c、及び、第2ボルト12が挿入される第2ボルト穴6dがそれぞれ形成されている。言い換えると、固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bは、第1ボルト穴6c及び第2ボルト穴6dの近傍にそれぞれ配置されている。また、第1挿入孔6aと第2挿入孔6bの両中心軸P,Q間の距離L1は、第1ボルト穴6cと第2ボルト穴6dの両中心軸R,S間の距離L2よりも長くなっている(図3参照)。
さらに、固定台座6の中央部には、水栓2に連結された複数の配管2bが挿入される配管挿入用開口部6eが形成されている。この配管挿入用開口部6eは、カウンター4の取付面上4aで且つカウンター4の取付穴4b(図1参照)と対応するように配置されている。
また、固定台座6の第1挿入孔6aから配管挿入用開口部6eの内周縁に沿って右回りに第2挿入孔6bにかけて段部が形成され、この段部は、詳細は後述する連結部材14の第1鉛直部14aの上端部と第2鉛直部14bの上端部を繋ぐ変形部14cが格納される格納部6fを形成している。言い換えると、格納部6fは、固定台座6の第1ボルト穴6cと第2ボルト穴6dの両中心軸R,Sを結ぶ直線RSよりも第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bの側に位置する固定台座6の配管挿入用開口部6eを形成する内周縁に沿って形成されている(図3参照)
さらに、連結部材14の変形部14cが固定台座6の格納部6fに格納されている状態では、連結部材14の変形部14cがほぼ円弧状に弾性変形した状態になっており、連結部材14の変形部14cの内周面と、その下方に形成されている配管挿入用開口部6eの内周面とがほぼ面一となっている。
つぎに、図1〜図3と共に図4〜図8を参照して、挟み込み部材8及び連結部材14の詳細について説明する。
まず、図4は、本実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入する前の状態を示す斜視図である。つぎに、図5は本実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げる前の状態を示す斜視図である。また、図6は本実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げた後の状態を示す斜め上方から見た斜視図であり、図7は本実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げた後の状態を示す斜め下方から見た斜視図である。さらに、図8は本実施形態の水栓用取付具に組み込む前の連結部材を示す斜視図である。
挟み込み部材8は、カウンター4の取付穴4bの大きさよりも大きな馬蹄形状の部材である。この挟み込み部材8には、固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bのそれぞれに対応する第1貫通孔8a及び第2貫通孔8bが形成されている。貫通孔8a,8bのぞれぞれに挿入された連結部材14の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bのそれぞれは、連結部材14の変形部14cをつまんで鉛直方向に移動させることにより、鉛直方向に移動可能になっている。
また、挟み込み部材8は、図4に示すようにカウンター4の取付穴4bに挿入された後、図5に示すように所定の位置に位置決めされるようになっている。この所定の位置に位置決めされた状態の挟み込み部材8は、連結部材14の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bの両下端部に設けられたストッパー14d,14eで落下しないように保持されている。
さらに、挟み込み部材8には、固定台座6の第1ボルト穴6c及び第2ボルト穴6dのそれぞれに対応する第1ボルト穴8c及び第2ボルト穴8dが形成されており、カウンター4の取付穴4bに挿入された後、所定の位置に位置決めされた状態の挟み込み部材8の第1ボルト穴8c及び第2ボルト穴8dのそれぞれは、固定台座6の第1ボルト穴6c及び第2ボルト穴6dのそれぞれと対向した状態になっている。
また、図6及び図7に示すように、カウンター4の取付穴4bに挿入されて所定の位置に位置決めされた挟み込み部材8は、図5に示す状態の連結部材14の変形部14cを固定台座6の格納部6fから取り出してつまんで引き上げることにより、挟み込み部材8が連結部材14のストッパー14d,14eにより保持されながらカウンター4の裏側取付面4cまで引き上げられるようになっている。すなわち、カウンター4の裏側取付面4cまで引き上げられた挟み込み部材8は、カウンター4の表側取付面4a上に配置された固定台座6と共にカウンタ4を挟み込むようになっている。最終的には、挟み込み部材8は、図2に示すように、固定台座6の第1ボルト穴6c及び第2ボルト穴6dに挿入された第1ボルト10及び第2ボルト12により第1ボルト穴8c及び第2ボルト穴8dのそれぞれに締結されて固定されるようになっている。
さらに、固定台座6と挟み込み部材8が第1ボルト10及び第2ボルト12によりカウンター4に固定されると、連結部材14の変形部14cが固定台座6の格納部6fに格納されるように下方に押し下げられ、連結部材14の第1鉛直部14a、第2鉛直部14b、及び、ストッパー14d,14eが下方に移動されるようになっている。
図8は水栓用取付具1に組み込む前の連結部材14を示しているが、この連結部材14は帯状であり、弾性に富んだ樹脂製の材料で形成されている。また、連結部材14は、固定台座6の第1挿入孔6aに挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第1鉛直部14aと、固定台座6の第2挿入孔6bに挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第2鉛直部14bと、これらの第1鉛直部14aと第2鉛直部14bを繋ぎ且つ固定台座6の配管挿入用開口部6eの内周縁に沿って変形可能な変形部14cとを備えている。
より具体的には、水栓用取付具1に組み込む前の状態における連結部材14の変形部14cは、図8に示すように、まっすぐな状態である。しかしながら、連結部材14の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bのそれぞれを固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bに挿入された状態で連結部材14の変形部14cは弾性的に曲げられて変形可能となっており、特に、連結部材14の変形部14cが固定台座6の格納部6fに格納されている状態では格納部6fの内周縁に沿うように弾性的に曲げられた状態となっている(図2〜図5参照)。
上述した本発明の第1実施形態による水栓用固定具1によれば、水栓用固定具1をカウンター4に取り付ける施工中、最初に挟み込み部材8をカウンター4の取付穴4bに挿入して所定の位置に位置決めした後、連結部材14の変形部14cをつまんで引き上げることにより、挟み込み部材8が傾くことなく安定して引き上げることができる。
また、挟み込み部材8を連結部材14でカウンター4の裏側取付面4cまで引き上げ、固定台座6と挟み込み部材8が第1ボルト10及び第2ボルト12によりカウンター4に固定された後には、連結部材14の変形部14cが下方に押し下げられ、固定台座6の格納部6fに格納されるように格納部6fの内周縁に沿うように弾性的に曲げられて変形可能であるため、水栓2の配管作業時に連結部材14が全く邪魔になることがなく、固定台座6の配管挿入用開口部6eの内部を広く使うことができる。さらに、配管作業時に連結部材14が固定台座6の配管挿入用開口部6eを横切る障害物となって損傷するのを防ぐことができ、連結部材14の変形部14cを固定台座6の格納部6fから取り出すことにより、再利用も可能となる。
また、本実施形態の水栓用固定具1によれば、連結部材14が帯状の部材であり、弾性に富んだ樹脂製の材料で形成されているため、紐のように形がくずれやすい材質とは異なり、ある程度の強度をもたせて連結部材14の形状を維持することができる。このため、挟みこみ部材8をカウンター4の裏側取付面4cまで引き上げて第1ボルト10と第2ボルト12でカウンター4に固定した後は、連結部材14を格納部6fまで押し下げる操作がしやすい。また、連結部材14の変形部14cをつまんで引き上げると、連結部材14をバランスよく引き上げることができる。
さらに、本実施形態の水栓用固定具1によれば、固定台座6の第1挿入孔6aと第2挿入孔6bの両中心軸P,Q間の距離L1は、固定台座6の第1ボルト穴6cと第2ボルト穴6dの両中心軸R,S間の距離L2よりも長くなっているため、連結部材14の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bのそれぞれを固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bと挟み込み部材8の第1貫通孔8a及び第2貫通孔8bにそれぞれ挿入した状態では、連結部材14が挟み込み部材8の前後のバランスを保つことができ、第1ボルト10及び第2ボルト12を固定台座6の第1ボルト穴6c及び第2ボルト穴6dと挟み込み部材8の第1ボルト穴8c及び第2ボルト穴8dのそれぞれに挿入して締め付ける際に位置ずれが少なくなる、したがって、バランスが取れた状態で第1ボルト10及び第2ボルト12を均等に締め付けることができ、施工がしやすい。
また、本実施形態の水栓用固定具1によれば、固定台座6の格納部6fが、固定台座6の第1ボルト穴6cと第2ボルト穴6dの両中心軸R,Sを結ぶ直線RSよりも第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bの側に位置する固定台座6の配管挿入用開口部6eの内周縁に沿って形成されているため、固定台座6の6c及び第2ボルト穴6dにおけるボルト締め込み作業時に邪魔にならずに作業性が良い。
つぎに、本発明の第2実施形態による水栓用固定具について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。ここで、図9において、上述した第1実施形態の水栓固定具の部分と同一の部分については、同一の符号を付し、これらの説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態の水栓用固定具20においては、第1実施形態における連結部材14の変形部14cが格納される格納部6fに相当する格納部22が、固定台座6の配管挿入用開口部6eを形成する外周縁に沿って形成されている点で第1実施形態の水栓用固定具1の構成と異なっている。
本実施形態の水栓用固定具20によれば、第1実施形態と同様に、挟み込み部材8を連結部材14でカウンター4の裏側取付面4cまで安定して引き上げることができる。また、固定台座6と挟み込み部材8が第1ボルト10及び第2ボルト12によりカウンター4に固定された後には、連結部材14の変形部14cが下方に押し下げられ、固定台座6の格納部22に格納されるように格納部22の外周縁に沿うように弾性的に曲げられて変形可能であるため、水栓2の配管作業時に連結部材14が全く邪魔になることがなく、固定台座6の配管挿入用開口部6eの内部を広く使うことができる。
つぎに、本発明の第3実施形態による水栓用固定具について説明する。
図10は、本発明の第3実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。ここで、図10において、上述した第1実施形態及び第2実施形態の水栓固定具の部分と同一の部分については、同一の符号を付し、これらの説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の水栓用固定具30においては、連結部材32の全体が第1実施形態における連結部材14よりも柔軟に変形可能な紐状の部材から形成されており、この連結部材32が、固定台座6の配管挿入用開口部6eの外周縁に沿って形成された溝状の格納部34に格納されている点で第1実施形態及び第2実施形態の水栓用固定具1,20の構成と異なっている。
本実施形態の水栓用固定具30によれば、挟み込み部材8を連結部材32でカウンター4の裏側取付面4cまで安定して引き上げることができる。また、固定台座6と挟み込み部材8が第1ボルト10及び第2ボルト12によりカウンター4に固定された後には、連結部材32が固定台座6の溝状の格納部34に格納されて格納部34の外周縁に沿うように弾性的に曲げられて変形可能であるため、水栓2の配管作業時に連結部材32が全く邪魔になることがなく、固定台座6の配管挿入用開口部6eの内部を広く使うことができる。
つぎに、本発明の第4実施形態による水栓用固定具について説明する。
図11は、本発明の第4実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。ここで、図11において、上述した第1〜第3実施形態の水栓固定具の部分と同一の部分については、同一の符号を付し、これらの説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態の水栓用固定具40においては、固定台座6には連結部材42を格納する格納部が設けられておらず、連結部材42の第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bを繋ぐ変形部42a自体が、固定台座6の配管挿入用開口部6eの周縁の一部を形成している点で第1〜第3実施形態の水栓用固定具1,20,30の構成と異なっている。この変形部42aの固定台座6への取付前の形状は、前述の変形部14aと同様にまっすぐな状態である。この連絡部材42も連結部材14と同様に、第1鉛直部14a及び第2鉛直部14bのそれぞれを固定台座6の第1挿入孔6a及び第2挿入孔6bに挿入された状態では、変形部42aが弾性的に曲げられることになる。
本実施形態の水栓用固定具40によれば、挟み込み部材8を連結部材42でカウンター4の裏側取付面4cまで安定して引き上げることができる。また、固定台座6と挟み込み部材8が第1ボルト10及び第2ボルト12によりカウンター4に固定された後には、連結部材42が固定台座6の配管挿入用開口部6eの周縁の一部を形成するため、水栓2の配管作業時に連結部材42が全く邪魔になることがなく、固定台座6の配管挿入用開口部6eの内部を広く使うことができる。
本発明の第1実施形態による水栓用固定具とこの水栓用固定具に取り付けられた水栓を示す概略図である。 本発明の第1実施形態の水栓用固定具を斜め後方より見た斜視図である。 本発明の第1実施形態の水栓用固定具の平面図である。 本発明の第1実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入する前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げる前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げた後の状態を示す斜め上方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態の水栓用取付具の挟み込み部材をカウンターの取付穴に挿入した後、連結部材を引き上げた後の状態を示す斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態の水栓用取付具に組み込む前の連結部材を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態の水栓用固定具を示す斜視図である。
符号の説明
1,20,30,40 水栓用固定具
2 水栓
4 カウンター
4a カウンターの表側取付面
4b カウンターの取付穴
4c カウンターの裏側取付面
6 固定台座
6a 第1挿入孔
6b 第2挿入孔
6c 第1ボルト穴
6d 第2ボルト穴
6e 配管挿入用開口部
6f,22,34 格納部
8 挟み込み部材
8a 第1貫通孔
8b 第2貫通孔
8c 第1ボルト穴
8d 第2ボルト穴
10 第1ボルト
12 第2ボルト
14,32,42 連結部材
14a 第1鉛直部
14b 第2鉛直部
14c 変形部
14d,14e ストッパー

Claims (6)

  1. 水栓が取り付けられる取付基体に水栓を固定するための水栓用固定具であって、
    第1挿入孔、第2挿入孔、第1ボルトが挿入される第1ボルト穴、及び、第2ボルトが挿入される第2ボルト穴が形成されると共に上記取付基体の取付面上で且つ取付基体の取付穴と対応するように配置され、水栓が固定されて、その水栓に連結された配管が挿入される配管挿入用開口部が形成された固定台座と、
    第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されると共に、上記取付基体の取付穴に表側である取付面側から挿入された後、上記固定台座と共に上記取付基体を挟み込み位置にて表裏両側から挟み込んで上記第1ボルト及び上記第2ボルトにより固定される挟み込み部材と、
    上記第1挿入孔から挿入されて上記第1貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持すると共に、上記第2挿入孔から挿入されて上記第2貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持する連結部材であって、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材をつまんで引き上げることにより上記挟み込み部材を引き上げることができ、その引き上げた状態で上記固定台座と上記挟み込み部材が上記第1ボルトと上記第2ボルトにより上記取付基体に固定可能である上記連結部材と、
    を有し、上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁には、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材を格納する格納部が設けられていることを特徴とする水栓用固定具。
  2. 水栓が取り付けられる取付基体に水栓を固定するための水栓用固定具であって、
    第1挿入孔、第2挿入孔、第1ボルトが挿入される第1ボルト穴、及び、第2ボルトが挿入される第2ボルト穴が形成されると共に上記取付基体の取付面上で且つ取付基体の取付穴と対応するように配置され、水栓が固定されて、その水栓に連結された配管が挿入される配管挿入用開口部が形成された固定台座と、
    第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されると共に、上記取付基体の取付穴に表側である取付面側から挿入された後、上記固定台座と共に上記取付基体を挟み込み位置にて表裏両側から挟み込んで上記第1ボルト及び上記第2ボルトにより固定される挟み込み部材と、
    上記第1挿入孔から挿入されて上記第1貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持すると共に、上記第2挿入孔から挿入されて上記第2貫通孔を貫通した状態で上記挟み込み部材を保持する連結部材であって、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔との間の連結部材をつまんで引上げることにより上記挟み込み部材を引上げることができ、その引き上げた状態で上記固定台座と上記挟み込み部材が上記第1ボルトと上記第2ボルトにより上記取付基体に固定可能である上記連結部材と、
    を有し、上記連結部材は、上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って変形可能であることを特徴とする水栓用固定具。
  3. 上記連結部材は帯状であり、上記第1挿入孔に挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第1鉛直部と、上記第2挿入孔に挿入された状態で鉛直方向に移動可能な第2鉛直部と、これらの第1鉛直部と第2鉛直部を繋ぎ且つ上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って変形可能な変形部と、を備えている請求項2記載の水栓用固定具。
  4. 上記固定台座の第1挿入孔及び第2挿入孔は、上記第1ボルト穴及び上記第2ボルト穴の近傍にそれぞれ配置され、上記第1挿入孔と上記第2挿入孔の両中心軸間の距離は、上記第1ボルト穴と上記第2ボルト穴の両中心軸間の距離よりも長い請求項1又は請求項2に記載の水栓用固定具。
  5. 上記格納部は、上記固定台座の第1ボルト穴と第2ボルト穴の中心軸を結ぶ直線よりも上記第1挿入孔及び上記第2挿入孔の側に位置する上記固定台座の配管挿入用開口部の周縁に沿って形成されている請求項1記載の水栓用固定具。
  6. 給水された水を吐止水する水栓であって、
    上記水栓は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水栓用固定具に取り付けられて取付基体の所定位置に固定されることを特徴とする水栓。
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