JP2010013561A - 重合体、レジスト組成物、および微細パターンが形成された基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】極性基を有する構成単位および酸脱離性基を有する構成単位を含むn種(n=2以上)の構成単位からなる重合体(P)であって、重合体(P)における各構成単位(Ui)(i=1〜n)の割合XUiと、サイズ排除クロマトグラフィー法によって重合体(P)に含まれる質量平均分子量以上の分子量の重合体(PH)をm個(m=4以上)に分画した各フラクションに含まれる重合体(PHj)(j=1〜m)における各構成単位(Ui)の割合XUijとが0.95≦XUij/XUi≦1.05を満足する。
【選択図】なし
Description
例えば、ArFエキシマレーザーリソグラフィーにおいて用いられる化学増幅型レジスト用重合体として、波長193nmの光に対して透明なアクリル系重合体が注目されている。該アクリル系重合体としては、例えば、エステル部にアダマンタン骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルとエステル部にラクトン骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルとの重合体が提案されている(特許文献1、2等)。
高分子鎖ごとの構成単位の割合のばらつきが大きく、分子量分布が広い重合体は、レジスト組成物を調製する際の溶媒(以下、レジスト用溶媒と記す。)への溶解性が十分でない。また、該重合体をレジスト組成物に用いた場合、現像液への溶解性に問題があり、そのため、ディフェクト(現像欠陥)が発生する。また、レジストパターンのラインエッジラフネスが大きくなる。
0.95≦XUij/XUi≦1.05 ・・・(1)。
本発明の、微細パターンが形成された基板の製造方法は、本発明のレジスト組成物を被加工基板上に塗布し、レジスト膜を形成する工程と、該レジスト膜に250nm以下の波長の光を照射して潜像を形成する工程と、潜像が形成されたレジスト膜を現像液で現像処理する工程とを有すること特徴とする。
本発明のレジスト組成物によれば、ディフェクトが少なく、ラインエッジラフネスが小さいレジストパターンを形成できる。
本発明の、微細パターンが形成された基板の製造方法によれば、欠陥の少ない高精度の微細なパターンが形成された基板を製造できる。
本発明の重合体は、極性基を有する構成単位および酸脱離性基を有する構成単位を含むn種(ただし、nは2以上の整数である。)の構成単位からなる重合体(P)である。本発明の重合体は、極性基を有する構成単位を2種以上含んでいてもよく、酸脱離性基を有する構成単位を2種以上含んでいてもよい。
重合体(P)の質量平均分子量(Mw)は、レジスト用溶媒に対する溶解性および解像度の点から、10000以下が好ましく、8000以下がより好ましく、6000以下がさらに好ましい。
0.95≦XUij/XUi≦1.05 ・・・(1)。
よって、極性基を有する構成単位が2種以上の場合は、すべてのフラクション(1〜m)において、2種以上の極性基を有する構成単位のそれぞれが式(1)を満足する。また、酸脱離性基を有する構成単位が2種以上の場合は、すべてのフラクション(1〜m)において、2種以上の酸脱離性基を有する構成単位のそれぞれが式(1)を満足する。
重合体(P)の質量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)を求め、これらの比、すなわちMw/Mnを求める。
質量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)は、下記のGPC条件IにてGPCにより求めたポリスチレン換算値である。
装置:東ソー社製、東ソー高速GPC装置 HLC−8220GPC(商品名)、
分離カラム:昭和電工社製、Shodex GPC K−805L(商品名)を3本直列に連結したもの、
測定温度:40℃、
溶離液:テトラヒドロフラン(以下、THFと記す。)、
試料:重合体(P)の約20mgを5mLのTHFに溶解し、0.5μmメンブレンフィルターで濾過した溶液、
流量:1mL/分、
注入量:0.1mL、
検出器:示差屈折計、
検量線I:標準ポリスチレンの約20mgを5mLのTHFに溶解し、0.5μmメンブレンフィルターで濾過した溶液を用いて、上記条件で分離カラムに注入し、溶出時間と分子量との関係を求める。標準ポリスチレンは、下記東ソー社製の標準ポリスチレン(いずれも商品名)を用いる。
F−80(Mw=706000)、
F−20(Mw=190000)、
F−4(Mw=37900)、
F−1(Mw=10200)、
A−2500(Mw=2630)、
A−500(Mw=682、578、474、370、260の混合物)。
GPC条件をGPC条件IIに変更し、標準ポリスチレンを用いて検量線II(溶出時間と分子量との関係)を求める。
装置:東ソー社製、東ソー高速GPC装置 HLC−8220GPC(商品名)、
分取カラム:昭和電工社製、Shodex GPC K−2005(商品名)を2本直列に連結したもの、
測定温度:40℃、
溶離液:THF、
試料:重合体(P)の約120mgを5mLのTHFに溶解し、0.5μmメンブレンフィルターで濾過した溶液、
流量:4mL/分、
注入量:1mL、
検出器:示差屈折計、
検量線II:標準ポリスチレンの約120mgを5mLのTHFに溶解し、0.5μmメンブレンフィルターで濾過した溶液を用いて、上記条件で分取カラムに注入し、溶出時間と分子量との関係を求める。標準ポリスチレンは、下記東ソー社製の標準ポリスチレン(いずれも商品名)を用いる。
F−80(Mw=706000)、
F−20(Mw=190000)、
F−4(Mw=37900)、
F−1(Mw=10200)、
A−2500(Mw=2630)、
A−500(Mw=682、578、474、370、260の混合物)。
検量線IIにおいて、分子量が手順(i)で求めたMwとなる溶出時間Tを求める。
分取カラムに重合体(P)溶液を注入し、重合体の溶出開始からGPC条件IIにて手順(iii)で求めた溶出時間Tまでの時間をm等分し、各時間に溶出してきた各成分を重合体(PHj)溶液として採取し、m個のフラクションを得る。mは4以上の整数であり、4〜50が好ましく、5〜30が特に好ましい。
各構成単位(Ui)の割合XUiおよびXUijは、1H−NMR測定によって求めることができる場合には1H−NMR測定により求め、プロトンピークの重なり等により1H−NMR測定で求めることができない場合には、13C−NMR測定により求める。
1H−NMR測定は、日本電子社製、GSX−400型FT−NMR(商品名)を用いて、約5質量%の重合体(P)または重合体(PHj)溶液(重水素化クロロホルム溶液または重水素化ジメチルスルホキシド溶液)を直径5mmφの試験管に入れ、観測周波数400MHz、シングルパルスモードにて、64回の積算で行う。なお、測定温度は、重水素化クロロホルムを溶媒とした場合は40℃、重水素化ジメチルスルホキシドを溶媒とした場合は60℃で行う。
13C−NMR測定は、バリアンテクノロジーズ社製、UNITY−INOVA型FT−NMR(商品名)を用いて、約20質量%の重合体(P)または重合体(PHj)の重水素化ジメチルスルホキシドの溶液を直径5mmφの試験管に入れ、測定温度60℃、観測周波数125MHz、核オーバーハウザー効果(NOE)が除去されたプロトン完全デカップリング法にて、50000回の積算で行う。
極性基および酸脱離性基の両方を有する構成単位は、極性基を有する構成単位として分類する。
極性基を有する構成単位としては、ラクトン骨格を有する構成単位、親水性基を有する構成単位が挙げられる。
ラクトン骨格としては、例えば、4〜20員環程度のラクトン骨格が挙げられる。ラクトン骨格は、ラクトン環のみの単環であってもよく、ラクトン環に脂肪族または芳香族の炭素環または複素環が縮合していてもよい。
ラクトン骨格を有する単量体としては、基板等への密着性に優れる点から、置換あるいは無置換のδ−バレロラクトン環を有する(メタ)アクリル酸エステル、置換あるいは無置換のγ−ブチロラクトン環を有する単量体からなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましく、無置換のγ−ブチロラクトン環を有する単量体が特に好ましい。
ラクトン骨格を有する構成単位の割合は、基板等への密着性の点から、重合体(P)の全構成単位(100モル%)中、30モル%以上が好ましく、35モル%以上がより好ましい。また、感度および解像度の点から、60モル%以下が好ましく、55モル%以下がより好ましく、50モル%以下がさらに好ましい。
「親水性基」とは、−C(CF3)2−OH、ヒドロキシ基、シアノ基、メトキシ基、カルボキシ基およびアミノ基の少なくとも1種である。
親水性基を有する単量体としては、例えば、末端ヒドロキシ基を有する(メタ)アクリ酸エステル、単量体の親水性基上にアルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基等の置換基を有する誘導体、環式炭化水素基を有する単量体((メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸1−イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル、(メタ)アクリル酸トリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸ジシクロペンチル、(メタ)アクリル酸2−メチル−2−アダマンチル、(メタ)アクリル酸2−エチル−2−アダマンチル等。)が置換基としてヒドロキシ基、カルボキシ基等の親水性基を有する単量体が挙げられる。
親水性基を有する構成単位の割合は、レジストパターン矩形性の点から、重合体(P)の全構成単位(100モル%)中、5〜30モル%が好ましく、10〜25モル%がより好ましい。
「酸脱離性基」とは、酸により開裂する結合を有する基であり、該結合の開裂により酸脱離性基の一部または全部が重合体の主鎖から脱離する基である。
酸脱離性基を有する構成単位を有する重合体(P)は、レジスト用組成物として用いた場合、酸によってアルカリに可溶となり、レジストパターン形成を可能とする作用を奏する。
酸脱離性基を有する単量体としては、例えば、炭素数6〜20の脂環式炭化水素基を有し、かつ酸の作用により脱離可能な基を有している(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。該脂環式炭化水素基は、(メタ)アクリル酸エステルのエステル結合を構成する酸素原子と直接結合していてもよく、アルキレン基等の連結基を介して結合していてもよい。
酸不安定基を有する単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
酸不安定基を有する構成単位の割合は、感度および解像度の点から、重合体(P)の全構成単位(100モル%)中、20モル%以上が好ましく、25モル%以上がより好ましい。また、基板等への密着性の点から、60モル%以下が好ましく、55モル%以下がより好ましく、50モル%以下がさらに好ましい。
重合体(P)の製造方法としては、高分子鎖ごとの構成単位の割合のばらつきが小さく、質量平均分子量が小さく、かつ分子量分布が狭い重合体を得やすい点から、下記の製造方法が好ましい。
滞在時間(分)=前記領域における流路の容積(mL)/前記流路への単量体成分、重合開始剤および溶媒の供給速度(mL/分)
図1は、重合体の製造方法にて用いられる反応器の一例を示す概略構成図である。反応器1は、流路2と;流路2の途中を加熱する加熱手段3と;加熱手段3よりも下流側で流路2の途中を冷却する冷却手段4と;流路2の始端に接続された供給手段5と;流路2の終端に設置された回収容器6とを有する。
流路2の形態としては、管、溝等が挙げられる。管の断面形状としては、円形、楕円形、三角形、四角形、六角形等が挙げられ、円形が好ましい。管の断面の寸法(円形の場合は内径)は、後述の断面積の範囲を満足するように適宜決定すればよい。溝の幅および深さは、後述の断面積の範囲を満足するように適宜決定すればよい。
なお、流路2の本数は、1本でもよく、複数本であってもよい。また、複数の流路2を途中で合流させてもよく、1本の流路2を途中で複数に分岐してもよい。
領域(R)における流路2の長さは、後述する滞在時間等に応じて適宜決定すればよく、通常、0.1〜100mである。
領域(C)における流路2の長さは、重合体溶液を十分に冷却できる長さであればよく、通常、0.1〜10mである。
領域(C)における流路2の断面積は、領域(R)における流路の断面積と同程度であればよい。
領域(M)における流路2の断面積は、領域(R)における流路2の断面積と同程度であればよい。
また、供給手段が2つ以上の場合、各供給手段から延びる複数の流路2の合流地点に、ミキサ7を設けてもよい。
加熱手段3としては、オイルバス、リボンヒーター、マントルヒーター等が挙げられる。
加熱手段3は、領域(R)の温度を所定の温度に保持するための温調手段を有することが好ましい。温調手段としては、温度計と、ヒータと、温度計からの温度情報に基づいてヒータの出力を調整する制御装置とを有するものが挙げられる。
冷却手段4としては、氷浴、水浴、循環式冷却器等が挙げられる。
供給手段5としては、シリンジポンプ、プランジャーポンプ、チューブポンプ、ダイアフラムポンプ等が挙げられる。
供給手段5は、1つの供給手段からなるものであってもよく、複数の供給手段からなるものであってもよい。供給手段5内での重合反応を抑える点から、溶媒中に単量体成分を含む液または溶媒を含まず単量体成分を含む液を供給する第1の供給手段5aと、溶媒中に重合開始剤を含む液を供給する第2の供給手段5bとからなるものが好ましい。
回収容器は、冷却手段によって冷却されていることが好ましい。
重合体(P)を得るためには、重合開始剤が効率よく分解しラジカルを発生し、かつ短時間で単量体成分を重合させることが必要である。このためには、5分間半減期温度が60〜120℃である重合開始剤を用いて、5分間半減期温度以上の温度に保持された領域(R)で、滞在時間が5〜60分で重合することが必要である。
該滞在時間が5分以上であれば、重合開始剤が効率よく分解し、十分なラジカルを発生し、高分子鎖ごとの構成単位の割合のばらつきが小さく、質量平均分子量が小さく、かつ分子量分布が狭い重合体が得られる。該滞在時間が60分以内であれば、重合時間が短縮でき生産性が向上する。
式中、単量体成分、重合開始剤および溶媒の供給速度は、供給手段5が1つの場合は、溶媒中に重合開始剤および溶媒を含む液の供給速度であり、供給手段5が2つの場合は、溶媒中に単量体成分を含む液または溶媒を含まず単量体成分を含む液の供給速度と、溶媒中に重合開始剤を含む液の供給速度との合計である。
領域(C)における、重合体溶液の滞在時間は、重合体溶液を十分に冷却できる時間であればよく、通常、0.5〜10分である。
領域(M)における各液の滞在時間は、各液を十分に混合できる時間であればよく、通常、1〜20分である。
単量体成分は、必要に応じて、極性基を有する単量体および酸脱離性基を有する単量体以外の、他の単量体を含んでいてもよい。
単量体成分の割合は、単量体成分、重合開始剤および溶媒の合計100質量%のうち、10〜50質量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましい。単量体成分の割合が10質量%以上であれば、領域(R)内の温度分布が均一になり、分子量分布がより狭い重合体を生成することができる。単量体成分の割合が50質量%以下であれば、重合体を含む液の粘度が高くなりすぎず、流路2の詰まりが抑えられる。
重合開始剤としては、5分間半減期温度が60〜120℃のものを用いる。5分間半減期温度が60℃以上であれば、重合開始剤が効率よく分解しラジカルを発生し、より反応速度を速め、高分子鎖ごとの構成単位の割合のばらつきが小さく、かつ分子量分布がより狭い重合体を生成することができる。5分間半減期温度が120℃以下であれば、領域(R)の温度が低く抑えられ、重合体の分解が発生しない。
5分間半減期温度は、重合開始剤の分解率が5分で50%となる温度である。5分間半減期温度は、重合開始剤の10時間半減期温度と活性化エネルギーをもとに反応速度定数、Arrheniusの式から求めることができる。
溶媒としては、鎖状エーテル類(ジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等。)、環状エーテル類(THF、1,4−ジオキサン等。)、エステル類(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、乳酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下、PGMEAと記す。)、γ−ブチロラクトン等。)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等。)、アミド類(N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等。)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等。)、芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン等。)、脂肪族炭化水素(ヘキサン等。)、脂環式炭化水素(シクロヘキサン等。)等が挙げられる。
連鎖移動剤を用いてもよい。連鎖移動剤としては、1−ブタンチオール、2−ブタンチオール、1−オクタンチオール、1−デカンチオール、1−テトラデカンチオール、シクロヘキサンチオール、2−メチル−1−プロパンチオール、2−ヒドロキシエチルメルカプタン等が挙げられる。
得られた重合体(P)溶液を、必要に応じて、良溶媒で適当な溶液粘度に希釈した後、多量の貧溶媒(メタノール、水、ヘキサン、ヘプタン等。)中に滴下し、重合体(P)を析出させることが好ましい。該工程は、再沈殿と呼ばれ、重合体(P)溶液中に残存する未反応の単量体、重合開始剤等を取り除くために非常に有効である。これら未反応物は、そのまま残存しているとレジスト膜の性能に悪影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ取り除くことが好ましい。再沈殿工程は、場合により不要となることもある。
また、重合体(P)溶液をそのままレジスト組成物として用いてもよく、重合体(P)溶液を適当な溶媒で希釈してレジスト組成物として用いてもよく、重合体(P)溶液を濃縮してレジスト組成物として用いてもよい。その際、保存安定剤等の添加剤を適宜添加してもよい。
本発明のレジスト組成物は、本発明の重合体を溶媒に溶解したものである。また、本発明のレジスト組成物を化学増幅型レジスト組成物として用いる場合は、さらに光酸発生剤を溶解したものである。
溶媒としては、重合体の製造に用いた溶媒と同様のものが挙げられる。
光酸発生剤は、化学増幅型レジスト組成物の光酸発生剤として使用可能なものの中から任意に選択できる。光酸発生剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
光酸発生剤の量は、重合体100質量部に対して、0.1〜20質量部が好ましく、0.5〜10質量部がより好ましい。
化学増幅型レジスト組成物は、含窒素化合物を含んでいてもよい。含窒素化合物を含むことにより、レジストパターン形状、引き置き経時安定性等がさらに向上する。つまり、レジストパターンの断面形状が矩形により近くなり、また、レジスト膜に光を照射し、ついでベーク(PEB)した後、次の現像処理までの間に数時間放置されることが半導体素子の量産ラインではあるが、そのような放置(経時)したときにレジストパターンの断面形状の劣化の発生がより抑制される。
含窒素化合物の量は、重合体100質量部に対して、0.01〜2質量部が好ましい。
化学増幅型レジスト組成物は、有機カルボン酸、リンのオキソ酸またはその誘導体(以下、これらをまとめて酸化合物と記す。)を含んでいてもよい。酸化合物を含むことにより、含窒素化合物の配合による感度劣化を抑えることができ、また、レジストパターン形状、引き置き経時安定性等がさらに向上する。
リンのオキソ酸またはその誘導体としては、リン酸またはその誘導体、ホスホン酸またはその誘導体、ホスフィン酸またはその誘導体等が挙げられる。
酸化合物の量は、重合体100質量部に対して、0.01〜5質量部が好ましい。
本発明のレジスト組成物は、必要に応じて、界面活性剤、その他のクエンチャー、増感剤、ハレーション防止剤、保存安定剤、消泡剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。該添加剤は、当該分野で公知のものであればいずれも使用可能である。また、これら添加剤の量は、特に限定されず、適宜決めればよい。
本発明の、微細パターンが形成された基板の製造方法の一例について説明する。
まず、所望の微細パターンを形成しようとするシリコンウエハー等の被加工基板の表面に、本発明のレジスト組成物をスピンコート等により塗布する。そして、該レジスト組成物が塗布された被加工基板を、ベーキング処理(プリベーク)等で乾燥することにより、基板上にレジスト膜を形成する。
また、該レジスト膜と露光装置の最終レンズとの間に、純水、パーフルオロ−2−ブチルテトラヒドロフラン、パーフルオロトリアルキルアミン等の高屈折率液体を介在させた状態で光を照射する液浸露光を行ってもよい。
現像後、基板を純水等で適宜リンス処理する。このようにして被加工基板上にレジストパターンが形成される。
エッチング後、レジストを剥離剤によって除去することによって、微細パターンが形成された基板が得られる。
また、本発明の重合体を用いたレジスト組成物は、現像液への溶解性が高いため、ディフェクトが少ないレジストパターンを形成できる。また、ラインエッジラフネスが小さいレジストパターンを形成できる。
また、本発明のレジスト組成物を用いることによって、欠陥の少ない高精度の微細なレジストパターンを安定して形成できる。
そのため、本発明の重合体およびレジスト組成物は、DUVエキシマレーザーリソグラフィーあるいは電子線リソグラフィー、特にArFエキシマレーザー(193nm)を使用するリソグラフィーに好適に用いることができる。
また、以下のようにして、重合体およびレジスト組成物を評価した。
反応器としては、図2に示す反応器を用いた。反応器10は、溶媒中に単量体成分を含む液が充填された第1のシリンジポンプ12(供給手段)と;溶媒中に重合開始剤を含む液が充填された第2のシリンジポンプ14(供給手段)と;第1のシリンジポンプ12から延びる第1の供給管16(流路)と;第2のシリンジポンプ14から延びる第2の供給管18(流路)と;第1の供給管16と第2の供給管18との合流地点に設けられたT字管20(流路)と;T字管20から延びる反応管22(流路)と;反応管22の途中を加熱するオイルバス24(加熱手段)と;オイルバス24よりも下流側で反応管22の途中を冷却する第1の氷浴26(冷却手段)と;反応管22から排出される重合体溶液を回収するメスシリンダ28(回収容器)と;メスシリンダ28を冷却する第2の氷浴30(冷却手段)とを有する。
反応管22は、領域(M)および領域(R)において螺旋状に曲げられている。
第1の供給管16および第2の供給管18の長さ、内径は、下記の通りである。また、T字管20内径は、下記の通りである。また、各領域における反応管22の長さ、および領域(R)における反応管22の中空部の断面積、容積は、下記の通りである。
各供給管:長さ0.5m、内径0.5mm、
T字管:内径、0.5mm、
領域(M):長さ5m、内径0.5mm、
領域(R):長さ10m、内径0.5mm、中空部の断面積0.0020cm2、容積2.0mL、
領域(C):長さ0.5m、内径1.0mm。
乳酸エチルの30.3gに、V−65(5分間半減期温度:90℃)の0.7gを溶解し、窒素バブリングを5分以上実施し、溶媒中に重合開始剤を含む液を調製した。
単量体成分の割合は、単量体成分、重合開始剤および溶媒の合計100質量%のうち、30質量%であった。
溶媒中に単量体成分を含む液を第1のシリンジポンプ12のマイクロシリンジに窒素雰囲気下で充填した。
溶媒中に重合開始剤を含む液を第2のシリンジポンプ14のマイクロシリンジに窒素雰囲気下で充填した。
第1のシリンジポンプ12を作動させ、溶媒中に単量体成分を含む液を0.049mL/分の供給速度で第1の供給管16に連続的に供給した。
同時に、第2のシリンジポンプ14を作動させ、溶媒中に重合開始剤を含む液を0.049mL/分の供給速度で第2の供給管18に連続的に供給した。
領域(R)における滞在時間は、20分であった。
得られた重合体溶液を約10倍量のメタノールおよび水の混合溶媒(メタノール/水=80/20容量比)に撹拌しながら滴下し、白色の析出物(重合体(P1))の沈殿を得た。沈殿を濾別し、再度、前記と同じ量のメタノールおよび水の混合溶媒(メタノール/水=90/10容量比)へ投入し、撹拌しながら沈殿の洗浄を行った。そして、洗浄後の沈殿を濾別し、重合体湿粉を得た。重合体湿粉のうち10gを減圧下40℃で約40時間乾燥した。得られた重合体(P1)を評価した。結果を表1および表2に示す。
重合体溶液を減圧下で加熱してメタノールおよび水を留去し、さらにPGMEAを留去し、重合体の濃度が25質量%の重合体(P1)溶液を得た。この際、最高到達真空度は0.7kPa、最高溶液温度は65℃、留去時間は8時間であった。
窒素雰囲気下で、500mLのフラスコ(1)に、乳酸エチルの73.1gを入れ、撹拌しながら湯浴の温度を80℃に上げた。
別の500mLフラスコ(2)で、GBLMAの28.56g、MAdMAの39.31g、HAdMAの19.84g、V−601の10.63g、乳酸エチルの131.5gを混合し、固形分がなくなるまで撹拌しながら溶解し、窒素バブリングを5分以上実施し、原料液を調製した。これを一定速度で4時間かけてフラスコ(1)に滴下し、その後80℃の温度で3時間保持した。なお、滴下中もフラスコ(1)の温度は80℃に保持した。
また、重合体(P2)を用いて実施例1と同様の操作を行い、重合体(P2)溶液を得た。また、重合体(P2)溶液を用いて実施例1と同様の操作を行い、レジスト組成物を得た。
実施例1または比較例1のレジスト組成物をシリコンウエハー上にスピンコートし、ホットプレートを用いて120℃、60秒間プリベークを行い、膜厚0.3μmのレジスト膜を形成した。該レジスト膜を、マスクを介して波長193nmのArFエキシマレーザーで露光した後、ホットプレートを用いて120℃、60秒間露光後ベークを行った。ついで、2.38質量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を用いて室温で現像し、純水で洗浄し、乾燥してレジストパターンを形成した。
レジストパターンのラインエッジラフネス、ディフェクト、0.20μmのライン・アンド・スペースパターンについて、実施例1のものと比較例1のものとを比較した。
その結果、実施例1の重合体(P1)を用いた場合、ラインエッジラフネス、ディフェクトに優れ、0.20μmのライン・アンド・スペースパターンが鮮明に精度よく得られた。一方、比較例1の重合体(P2)を用いた場合、ラインエッジラフネス、ディフェクトが悪く、該パターンの鮮明さに欠けていた。
2 流路
10 反応器
16 第1の供給管(流路)
18 第2の供給管(流路)
20 T字管(流路)
22 反応管(流路)
Claims (3)
- 極性基を有する構成単位および酸脱離性基を有する構成単位を含むn種(ただし、nは2以上の整数である。)の構成単位からなる重合体(P)であって、
重合体(P)における各構成単位(Ui)(ただし、iは1〜nの整数である。)の割合XUi(モル%)と、サイズ排除クロマトグラフィー法によって重合体(P)に含まれる質量平均分子量(Mw)以上の分子量の重合体(PH)をm個(ただし、mは4以上の整数である。)のフラクションに分画して分取された各フラクションに含まれる重合体(PHj)(ただし、jは1〜mの整数である。)における各構成単位(Ui)の割合XUij(モル%)とが、下記式(1)を満足する、重合体。
0.95≦XUij/XUi≦1.05 ・・・(1)。 - 請求項1に記載の重合体を含む、レジスト組成物。
- 請求項2に記載のレジスト組成物を被加工基板上に塗布し、レジスト膜を形成する工程と、
該レジスト膜に250nm以下の波長の光を照射して潜像を形成する工程と、
潜像が形成されたレジスト膜を現像液で現像処理する工程と
を有する、微細パターンが形成された基板の製造方法。
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