JP2010012988A - 車両用シートのシートクッション構造 - Google Patents

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晃 根本
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Abstract

【課題】 シートの駆動装置の操作部材がシートの外方に突出してシートクッションの外観品質を損なわれないようにすることである。
【手段】 シートクッションSCのサイド部を形成するトリムカバーとその外側に配設するフィニッシャとを成形不織布1で一体成形し、その成形不織布1の内側に、電動駆動装置のスイッチ30、31を設けると共に、該スイッチ30、31に対応する位置の成形不織布1にスイッチ30、31の目印10、11を設けて、成形不織布1を介してスイッチ30、31を操作するようにしたことを特徴とする。
【選択図】
図3

Description

本発明は自動車用シートなどの車両用シートにおけるシートクッション構造に関する。
従来の一般的な自動車用シートのシートクッションは、シートクッション自体の外側に、シートクッションと別体の合成樹脂製フィニッシャを取付けて、シートクッションの側方より露出するリクライニングデバイス、スライドレール、リフターなどの機構部品を被覆し、そのフィニッシャに通孔などを開孔し、この通孔を通してリクライニングデバイス、スライドレールなどの操作レバーなどの操作部をフィニッシャの外側に配設している(例えば、特開2006−88943号公報)。
特開2006−88943号公報
従って、従来のシートクッションはフィニッシャによって機構部品を被覆してシートクッションの外観品質を向上させているが、フィニッシャは合成樹脂で、シートクッションの外面を構成する布などの柔軟部材製トリムカバーに対して別体感が強く、デザイン上の制約を受けやすい。
また、リクライニングデバイスなど機構部品の操作部材はフィニッシャの外側に配設しているため、この操作部材がシートクッションの外方に突出し邪魔になるし、シートクッションのデザイン上好ましいものでない。
そこで、本発明は特に、リクライニングデバイスなどの操作部材がシートクッションの外方に突出することなく、外観品質に優れたシートクッションを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明は、シートクッションの側面を構成するトリムカバーのサイド部と、シートクッション側部の外方且つ下方より露出する機構部品をカバーするフィニッシャ部とを、合成樹脂材を含浸させて凹凸状に成形した成形不織布で、一体に成形してなる車両用シートのシートクッションであって、前記フィニッシャ部の内側に、シートの電動駆動装置操作用スイッチを配設し、該スイッチに対応する部分のフィニッシャ部の外面に、スイッチの目印を表示して、目印を押圧することによりスイッチを操作することを特徴とする構成である。
そして、前記目印部分のフィニッシャ部にはスイッチ格納用格納部を設け、スイッチの内方には硬質プレートからなる受板を設けるようにする。
また、前記スイッチにフラットハーネスを連結し、該フラットハーネスを前記フィニッシャ部と受板との間に配設するようにするのが好ましい。
本発明によれば、従来の合成樹脂製フィニッシャを使用しているため、従来のフィニッシャ取付作業が不要となる。加えて、シートクッションのトリムカバーのサイド部とフィニッシャ部とが一体に成形不織布で形成されているため、デザイン上の一体感があり、デザインのバリエーションが期待できる。
加えて、スイッチがフィニッシャ部で隠蔽されシートクッションの外方に突出しないため、更にシートのデザイン上の自由度があり、外観品質に優れたシートクッションを提供できる。
また、スイッチの組付が簡単になるし、スイッチの損傷等を防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る構造の自動車用シートを示し、図中SBは電動リクライニング装置によって傾動するシートバック、SCはシートクッションで、電動によって前後方向にスライドし、また、電動によってその高さを調節できるように構成されている。
以上のシートクッションSCの側面を構成するトリムカバーのサイド部とシートクッション側部の外方且つ下方より露出する機構部品(例えばスライドレールなど)をカバーするフィニッシャとを同一体に成形している。
即ち、合成樹脂材を含浸させて凹凸状にプレス、真空などで成形した成形不織布で、従来のトリムカバーのサイド部とフィニッシャを成形し、これをフィニッシャ部1とする。
なお、この成形不織布は、例えば実開平7−154485号公報に開示されている材質、成形方法によって成形したものである。
このフィニッシャ部1はシートクッションSCの表面中央部を構成する従来周知の織物地などからなるトリムカバー1に縫着などで固定されている。
そして、このフィニッシャ部1の内側に、前記電動リクライニング装置、電動スライド装置、電動リフターなどの電動駆動装置操作用のスイッチ30〜35が配設され、このスイッチ30〜35に対応するフィニッシャ部1の外面にはスイッチの目印部1Aが表示してある。
図示する各スイッチ30〜35はプッシュボタンスイッチで、目印部1Aの所定の目印10〜15を押圧することにより、電動リクライニング装置などが起動する構造である。
図示する目印部1Aは略L字状に凹溝16で成形して、その内部に、シートクッションSCの動作方向を示す目印10〜15が水滴状に表示してある。
例えば、目印10は上方移動、同11は下方移動、同12は前方移動、同13は後方移動、同14はシートバックSBを後方に傾動、同15はシートバックSBを前方に傾動する旨を表示している。
そして、図3に示すように、各目印10〜15の各部分はその内側にスイッチ30、31…を格納できるように外方に膨出するように成形されている。
また、各スイッチ30…の裏側には、硬質プレートからなる受板40が設けてあり、各スイッチ30…の作動性を良好にしている。そして、この受板40にフィニッシャ部1の前記凹溝16裏面が接着剤16Aで接着されている。
なお、受板40はシートクッションSCのフレーム5側に固定支持され、図4に示すように、各スイッチ30…に連結してフィニッシャ部1の裏側に接着したフラットハーネス41をカバーできる大きさに形成してフラットハーネス41を保護している。図中42はカップラーを示す。
斯して、乗員が指先で、フィニッシャ部1に設けた所望の目印10〜15を押圧すると、フィニッシャ部1を介してスイッチ30…が入り、電動リクライニング装置などの電動駆動装置が起動して、シートが傾動等する。
以上の図示する目印10…は、フィニッシャ部1の垂直面に設けているが、フィニッシャ部1の一部を段状に成形し、その水平面に、目印10…を設けるようにしても良い。
また、目印10…を表示する部分の成形不織布は、他の部分に対して肉薄状にしたり、或いは柔軟性を良好にしたりして、フィニッシャ1の目印10…を指先で軽くタッチする程度でスイッチ30…が入るようにするのが好ましい。
本発明に係る構造の自動車用シートの斜視図。 図1のA部の拡大図。 要部の断面図。 要部の正面図。
符号の説明
1…フィニッシャ部、10、11、12、13、14…スイッチの目印、30、31、32、33、34…スイッチ、40… 当板。




















Claims (3)

  1. シートクッションの側面を構成するトリムカバーのサイド部と、シートクッション側部の外方且つ下方より露出する機構部品をカバーするフィニッシャ部とを、合成樹脂材を含浸させて凹凸状に成形した成形不織布で、一体に成形してなる車両用シートのシートクッションであって、
    前記フィニッシャ部の内側に、シートの電動駆動装置操作用スイッチを配設し、該スイッチに対応する部分のフィニッシャ部の外面に、スイッチの目印を表示して、目印を押圧することによりスイッチを操作することを特徴とする車両用シートのシートクッション構造。
  2. 前記目印部分のフィニッシャ部にはスイッチ格納用格納部を設け、スイッチの内方には硬質プレートからなる受板を設けてなる請求項1記載の車両用シートのシートクッション構造。
  3. 前記スイッチにフラットハーネスを連結し、該フラットハーネスを前記フィニッシャ部と受板との間に配設してなる請求項1、2記載の車両用シートのシートクッション構造。










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