JP2010010551A - 高繰返しパルスガスレーザ装置 - Google Patents

高繰返しパルスガスレーザ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】同一共振器内に複数組の電極対を配置して交互発振するパルスガスレーザ装置において、フロントミラー側の放電によるレーザ光とリアミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスを同等にすること。
【解決手段】レーザガスが封入されたチャンバ30内に複数組の一対の電極30a〜30dを設け、電極30a〜30dへパルス状の電圧を順次印加して放電を発生させ、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振させて、発振段レーザ100から注入されるレーザ光を増幅して出力する。レーザ光の出射側であるフロントミラー37側に、スリット50を設け、その放電方向のサイズを、電極30a,30b間での放電により出力されるレーザ光の放電方向のビームサイズと同じか、それより小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高繰返しパルスガスレーザ装置に関し、特に露光装置用エキシマレーザに関するものである。
半導体デバイスの高集積化の要求に対応するため、半導体露光装置用光源には、エキシマレーザ装置が用いられている。近年、露光装置のスループット向上と回路パターンの超微細化のため、特許文献1や特許文献2で示されている、発振段用レーザ及び増幅段用レーザを備えたダブルチャンバシステムで高出力化が計られている。
今後、半導体デバイスの高集積化が進んで32nmノードプロセスになると、露光装置は液浸技術による高NA(1.3〜1.5)化とダブルパターニング等の技術の導入に必要になる。
この32nmノード対応露光装置の高スループット化のため、ArFエキシマレーザには、高繰返し周波数(10kHz以上)かつ高出力(100W以上)が要求されている。
ダブルチャンバシステムは、高出力化の要求に答えるため、高光品位(スペクトル性能など)、小出力のレーザ光をつくる発振段レーザと、そのレーザ光を増幅する増幅段レーザで構成されている。ダブルチャンバシステムの形態としては、増幅段チャンバに共振器ミラーを設けないMOPA(Master Oscillator Power Amplifier)方式と共振器ミラーを設けるMOPO(Master Oscillator Power Oscillator)方式とに大別される。
32nmノードプロセス用の露光装置用光源には10kHz以上の繰返し周波数が要求されている。
一般に、エキシマレーザにおける、動作可能な繰返し周波数は、クリアランスレシオ(CR:Clearance Ratio)と関連付けて説明される。クリアランスレシオ(CR)は電極間ガス流速をV、放電感覚時間をt、放電幅をWとすると以下の式で表される。
CR= Vt/W …(1)
クリアランスレシオ(CR)が大きい方が、安定な放電が得られる。必要なクリアランスレシオ(CR)の値は、レーザの用途によって異なるが2程度以上は必要になる。なお、露光装置用光源の様に、高いエネルギー安定性が要求される用途では、大きなクリアランスレシオ(CR)が必要になる。
繰返し周波数を現状の6kHzから10kHzに上げると放電間隔tは167μsec〜100μsecに短くなる。
同じCR値を確保するには(1)式より、電極間ガス流速Vを1.67倍にするか、放電幅Wを1/ 1.67にする必要がある。
特許文献3では放電幅(W)を小さくすることにより、10kHz以上の高繰返し発振を達成している。この方式は、ダブルチャンバシステムにおける発振段レーザのような比較的エネルギーが小さい用途においては有効であるが、増幅段レーザのようなエネルギーが大きい用途では問題がある。
すなわち、ビームサイズが小さくなるため、エネルギー密度が高くなり、出力ミラー、ウィンドウなどの光学素子が損傷し、寿命などが達成できなくなる。
他の高繰返し動作を実現する方法として、シングルスチャンバシステムにおいては特許文献4で、ダブルチャンバシステムにおいては前記特許文献3、特許文献5で、増幅段レーザの共振器内に二対の電極を配置して、放電を半周期ずらして交互発振する方法が示されている。例えば、5kHz動作で必要なCR値が得られているチャンバ内に二対の電極を配置して交互発振すれば10kHzの動作が可能である。この方法は、単独動作時と同じビームサイズにできるので、エネルギー密度を高くすることなく高繰返し動作が実現できる。このため、ダブルチャンバシステムの増幅段レーザのようなエネルギーが大きい用途にも適用可能である。
特開2001−156367号公報 特開2001−24265号号公報 特開2008−78372号公報 特開昭63−98172号公報 米国特許第7006547号明細書
上述した、同一共振器内に二対あるいはそれ以上の電極対を配置して、放電を半周期ずらして交互発振するレーザ装置において、リアミラー側に配置された放電部の放電によるレーザ光と、フロントミラー側に配置された放電部の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(特に放電方向のビームダイバージェンス)等の光品位とエネルギーとが違うことがわかった。
フロントミラー側の放電によるレーザ光はリアミラー側の放電によるレーザ光より、ビームダイバージェンス(放電方向)、エネルギー共に大きい。エネルギーはパルス電源の電圧を制御することにより、同等にすることは可能である。しかし、縦方向(放電方向)のビームダイバージェンスの制御は困難である。
露光装置において、ビームダイバージェンスの違う光が交互に出力されることは、好ましくない。ArFエキシマレーザ装置の出射口から、露光装置内のレジストや投影レンズに到達するまで数mの距離がある。
この間、ビームダイバージェンスによりレーザ光は広がる。ビームダイバージェンスが違うとレーザ光の広がりが変わり、レジストや投影レンズに入射するレーザ光のビームサイズが変わる。これをスリット等でカットし、同等にするとエネルギーが変わり好ましくない。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、同一共振器内に複数組の電極対を配置して交互発振するパルスガスレーザ装置において、フロントミラー側の放電によるレーザ光とリアミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスを同等にすることができる高繰り返しパルスガスレーザ装置を提供ることを目的とする。
同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振するパルスガスレーザ装置においては、フロントミラー側(レーザ光の出射側)に配置された電極対の放電によるレーザ光は、リアミラー側に配置された電極対の放電によるレーザ光よりビームダイバージェンス(放電方向)が大きい。
ダブルチャンバシステムでは、発振段レーザからのレーザ光は増幅段レーザの共振器で数往復しなくても、1passで大きく増幅され出力される。この1passで増幅されたレーザ光のビームダイバージェンスは共振器で数往復して出力されたレーザ光のビームダイバージェンスより大きい。
フロントミラー側(レーザ光の出射側)の電極対の放電によるレーザ光は、この1passで増幅されたレーザ光のビームダイバージェンスが、リアミラー側の放電によるレーザ光より大きいと考えられる。
すなわち、リアミラー側の放電により増幅した1pass目のレーザ光はフロントミラー側の放電部である電極間を通過してフロントミラーから出力され、フロントミラー側の放電により増幅した1pass目のレーザ光は、そのままフロントミラーから出力される。
その違いは、リアミラー側の放電によるレーザ光は、フロントミラー側の放電部である電極間を通る点である。
リアミラー側の放電により増幅した1pass目のレーザ光は、この電極間で、大きな広がり成分がカットされ、放電方向のビームダイバージェンスが小さくなっていると考えられる。
このことより、フロントミラーとフロントミラー側の電極対の間に、電極対の間隔以下の放電方向のスリットを配置すれば、フロントミラー側の放電により増幅した1pass目のレーザ光の、大きな広がり成分をカットできる。
また、放電方向のビームダイバージェンスが違う要因として、電極長が短いことも影響していると考えられる。同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振する場合、一対の電極を配置するより、電極長が短くなる。電極長が長くなるほど、放電している電極で、大きな広がり成分をカットできる。このため、電極長が短いほど、フロントミラー側の放電によるレーザ光とリアミラー側の放電によるレーザ光の、放電方向のビームダイバージェンスの差が大きくなると考えられる。よって、電極対の間隔に対する効果的な放電方向のスリットのサイズ(長さ) は、電極長、共振器長により変わる。
他の位置にも放電方向のビームダイバージェンスを規制するスリットを配置する場合、例えば、フロントミラーとフロントミラー側の電極対の間、またはリアミラー側の電極対とフロントミラー側電極対の間であるが、フロントミラー側の放電方向のスリットのサイズ(長さ) がビームダイバージェンスを決める。
交互発振の場合は、このフロントミラー側のスリットの位置に対して放電位置が違うレーザ光が出力されるため影響が大きい。フロントミラー側の電極対の放電で増幅されたレーザ光とリアミラー側の電極対の放電で増幅されたレーザ光のビームダイバージェンスを同等にするには、上記と同様に、フロントミラー側の放電方向のスリットのサイズを他の放電方向のスリットのサイズ以下にすれば良い。なお、他の放電方向のスリットに対する効果的なフロントミラー側の放電方向のスリットのサイズは、電極長、共振器長により変わる。
よって、本発明は、次のようにして前記課題を解決する。
(1)レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極が配置され、この電極対を交互に発振させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置において、レーザ光の光出射側(フロントミラー側)に、放電方向のサイズが、光出射側に最も近い一対の電極よりチャンバ奥側にある電極間で放電が生じたことにより出力されるレーザ光の放電方向のビームサイズと同じか、それより小さいスリットを配置する。
(2)上記(1)において、他の位置にもスリットを配置する場合、光出射側のスリットの放電方向のサイズを他のスリットの放電方向のサイズ以下にする。
(3)発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置における増幅段レーザに、上記(1)(2)を適用する。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振するレーザ装置において、レーザ光の光出射側に、放電方向のサイズが、光出射側に最も近い一対の電極よりチャンバ奥側にある電極間で放電が生じたことにより出力されるレーザ光のビームサイズと同じか、それより小さいスリットを配置したので、光出射側に配置された放電部における放電によるレーザ光と、光出射側の電極よりチャンバ奥側にある電極間での放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスを同等とすることができる。
(2)発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置における増幅段レーザに本発明を適用することにより、レーザ装置の高出力化を図ることができる。
(1)第1の実施形態
図1に、本発明の第1の実施形態に係るレーザシステムの構成図を示す。
同図に示すものは、MOPO方式で、増幅段用チャンバ30に二対の電極が配置されたダブルチャンバシステムである。
発振段用レーザ100で高光品位(スペクトル性能など)、小出力のレーザ光が生成される。そして、増幅段用レーザ300でそのレーザ光が増幅される。すなわち、発振段用レーザ100から出力されるレーザ光の光品位(スペクトル性能など)によってレーザシステム全体の光品位(スペクトル性能など)が決定され、増幅段用レーザ300によってレーザシステム自体のエネルギーが決定される。
発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17と、で構成される。増幅段用レーザ300は増幅段用チャンバ30と、増幅段用高電圧パルス発生器33、34と、リアミラー36と、フロントミラー37とで構成される。
発振段用レーザ100の構成と機能について説明する。
発振段用チャンバ10の内部には、所定距離だけ離隔し、互いの長手方向が平行であって且つ放電面が対向する一対の電極(カソード電極及びアノード電極)10a、10bが設けられる。
この電極の間隔は、10kHz動作を実現するため、特許文献3に開示されているように、8mmとした。
発振段用チャンバ10内にはアルゴン(Ar)ガス、フッ素(F2 )ガスとバッファガスのネオン(Ne)が満たされている。なお、バッファガスはヘリウム(He)でも良い。
電極10a、10bに、高電圧パルス発生器12と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極10a、10b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、LNM16とフロントミラー17で構成される共振器で共振し、レーザ光が発生する。LNM16は、拡大プリズムと波長選択素子であるグレーティング(回折格子)で構成され、レーザ光のスペクトル幅を400pmから0.3pm程度まで狭帯域化している。
また、発振段用チャンバ10の内部には、図示しないクロスフローファン、熱交換器、温度センサとウィンドウが設けられる。クロスフローファンはチャンバ10内のレーザガスを循環させ、電極10a、10b間のガスを置換する。熱交換器は、発振段用チャンバ10内の排熱を行う。温度センサは、ガス温度によりエネルギーが変化するため、所望の温度に制御するためのモニタである。ウィンドウは、レーザ光の光軸上にあって発振段様チャンバ10の出力部分に設けられる。ウィンドウの材質は、レーザ光の波長193nmに対して透過性があるCaF2 である。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ300のリアミラー36との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19が設けられる。
フロントミラー17を透過したレーザ光は、ビームエキスパンダ20により、少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19に案内される。モニタモジュール19はシード光のエネルギーをモニタしている。その後、高反射ミラー22でビーム方向を変え、リアミラー36から増幅段用レーザ300に注入される。
次に、増幅段用レーザ300について、発振段レーザ100と違う構成と機能についてのみ説明する。
増幅段チャンバ30内には、二対の電極30aと30b、30cと30dを配置して、交互に放電することにより高繰返し動作を実現している。二つの電極対の間隔は高エネルギーが必要なため、16mmと発振段用レーザより広い。電極長は発振段レーザの電極の半分程度である。
増幅段用チャンバ30内には発振段用チャンバ10と同様にアルゴン(Ar)ガス、フッ素(F2 )ガスとバッファガスのネオン(Ne)が満たされている。なお、バッファガスはヘリウム(He)でも良い。
電極30a、30bに、高電圧パルス発生器33と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30a、30b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザから注入されるレーザ光が増幅される。
この時、フロントミラー37側の電極対30c、30dとフロントミラー37の間に配置された、電極対30c、30dの間隔と、放電方向のサイズ(長さ)が同じであるスリット50により、レーザ光の大きな広がり成分がカットされる。
次に電極30c、30dに、高電圧パルス発生器34と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30c、30d間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザから注入されるレーザ光が増幅される。
この時、上述したように、フロントミラー側電極対30c、30dとフロントミラー37の間に配置された、電極対30c、30dの間隔と、放電方向のサイズ(長さ)が同じであるスリット50により、レーザ光の大きな広がり成分がカットされる。これらの二対の電極30aと30b、30cと30dでの放電を交互に繰り返す。
第1の実施形態では、フロントミラー37とフロントミラー側の電極対30c、30dの間に、電極対の間隔と同等のサイズ(長さ)の放電方向のビームの広がりをカットするスリット50を配置した。
このスリット50により、フロントミラー側の放電による1pass目のレーザ光も、大きな広がり成分がカットされる。よって、リアミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスとフロントミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスが同等になる。
以上、MOPO方式のレーザ装置の構成について説明したが、本発明は図2に示す様なMOPA方式のレーザ装置にも適用可能である。
MOPA方式の場合は、増幅段用チャンバ30にリアミラー36とフロントミラー37を設けない構成になる。
その他の構成は前記図1に示したものと同様であり、発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17とで構成される。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ301との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19とが設けられる。
発振段用レーザ100からのレーザ光は、ビームエキスパンダ20により、少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19を介して高反射ミラー22に入射し、ここでビーム方向を変え、増幅段用レーザ301に注入される。増幅段用レーザ301は、前述したように二対の電極30aと30bおよび30cと30dを有し、これを交互に放電させることにより高繰返し動作を実現している。
増幅段用レーザ301に注入されたレーザ光は、増幅段用レーザ301で増幅され、出射する。増幅段用レーザ300の出射側にはモニタモジュール39が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
電極対30c、30dが配置された増幅段用チャンバ30の光出射側には、この電極対の間隔と同等のサイズ(長さ)の放電方向のビームの広がりをカットするスリット50が配置されている。
このスリット50により、レーザ光の大きな広がり成分がカットされ、光出射側に配置された電極対の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスと、光出射側に対向する側に配置された電極対の放電によるフロントミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスが同等にすることができる。
なお、MOPA方式では、光が増幅段用チャンバ30内を通過する回数は1回であるが、これに限るものではない。例えば、折り返しミラーを設けて、増幅段用チャンバを複数回通過させてもよい。このように構成することにより、より高い出力のレーザ光を取り出すことが可能となる。
発振段レーザ100のレーザ光の注入は、図1に示したように増幅段レーザ300のリアミラー36側に限定されるものではなくフロントミラー37側から注入してもよい。
図3にフロントミラー側から注入した場合の構成例を示す。同図(a)は側面図を示し、同図(b)は増幅段用レーザ300の上面図を示し、レーザ光の注入方法を変えた点を除き、前記図1に示したものと同様である。
前述したように、発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17とで構成される。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ300との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19とが設けられる。
発振段用レーザ100からのレーザ光は、ビームエキスパンダ20により少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19を介して高反射ミラー22に入射する。
高反射ミラー22で反射したレーザ光は、図3(b)に示すように高反射ミラー23、24で反射して、フロントミラー37側から増幅段用レーザ300のフロントミラー37とリアミラー36で構成される共振器内に注入される。増幅段用レーザ300は、前述したように二対の電極30aと30bおよび30cと30dを有し、これを交互に放電させることにより高繰返し動作を実現している。
増幅段用レーザ300に注入されたレーザ光は、フロントミラー37とリアミラー36で構成される共振器内で増幅され出射する。増幅段用レーザ300の出射側にはモニタモジュール39が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
図1と同様、フロントミラー37とフロントミラー側の電極対30a、30bの間に、電極対の間隔と同等のサイズ(長さ)の放電方向のビームの広がりをカットするスリット50が配置されている。
このスリット50により、フロントミラー側の放電によるレーザ光も、大きな広がり成分がカットされる。よって、リアミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスとフロントミラー側の放電によるレーザ光の放電方向のビームダイバージェンスが同等になる。
なお、図3では、フロントミラー37側から注入するため、高反射ミラー23、24が追加されている。
この場合、レーザ光は1passでは出力されず、2pass以上で出力される。このため、増幅段用レーザ300で増幅された光は、フロントミラー37から出力される前に必ず電極対の間を通る。このため、電極対で大きな広がり成分はカットされて、ビームダイバージェンス(放電方向)の差が小さくなる。しかし、フロントミラー側の放電によるレーザ光は2Pass目の増幅後、そのまま出力されるので、若干大きくなる。このため、図3に示すダブルチャンバシステムのレーザ装置においても本発明は効果がある。
(2)第2の実施形態
第2の本施形態に係るレーザシステムの構成図を図4に示す。第1の実施形態と違う構成と機能についてのみ説明する。
第2の実施形態ではリアミラー側の電極対電極30a、30bとリアミラー36の間にも放電方向のスリット51を配置した。この場合、レーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)は、フロントミラー37側の放電方向のスリット50が決める。よって、フロントミラー37側の放電方向のスリット50のサイズ(長さ)を、リアミラー側の放電方向のスリット51のサイズ(長さ)より1mm小さくした。
本実施形態のレーザシステムの動作は、図1に示したものと同様、次の通りである。
高電圧パルス発生器33と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30a、30b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。
そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザ100から注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラー37から出力される。次に電極30c、30dに、高電圧パルス発生器34と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30c、30d間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。
そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザ100から注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラー37から出力される。これらの二対の電極30aと30b、30cと30dでの放電を交互に繰り返す。
第2の実施形態では、フロントミラー側の放電方向のスリット50の長さをリアミラー側の放電方向のスリット51の長さより1mm短くした。この放電方向のスリット50により、フロントミラー37側の放電によるレーザ光と、リアミラー36側の放電によるレーザ光の大きな広がり成分がカットされ出力される。
よって、リアミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)とフロントミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)が同等になる。
以上、MOPO方式のレーザ装置の構成について説明したが、第1の実施形態と同様にMOPA方式のレーザ装置にも適用可能である。また、増幅段レーザ300のフロントミラー側から発振段レーザ100のレーザ光を注入しても良い。
(3)第3の実施形態
第3の本実施形態に係るレーザシステムの構成図を図5に示す。第1の実施形態と違う構成と機能についてのみ説明する。
第3の実施形態ではリアミラー側の電極対電極30a、30bとフロントミラー側の電極対電極30a、30bの間にも放電方向のスリット52を配置した。この場合、レーザ光の放電方向のビームダイバージェンスは、フロントミラー37側の放電方向のスリット50が決める。よって、第2の実施形態と同様、フロントミラー27側の放電方向のスリット50のサイズ(長さ)を、放電方向のスリット52のサイズ(長さ)より1mm小さくした。
本実施形態のレーザシステムの動作は、図1に示したものと同様、次の通りである。
高電圧パルス発生器33と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30a、30b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。
そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザ100から注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラー37から出力される。次に電極30c、30dに、高電圧パルス発生器34と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30c、30d間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザから注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラーから出力される。これらの二対の電極30aと30b、30cと30dでの放電を交互に繰り返す。
第3の実施形態では、フロントミラー側の放電方向のスリット50の長さを放電方向のスリット52の長さより1mm短くした。この放電方向のスリット50により、フロントミラー側の放電によるレーザ光と、リアミラー側の放電によるレーザ光の大きな広がり成分がカットされ出力される。よって、リアミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)とフロントミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)が同等になる。
以上、MOPO方式のレーザ装置の構成について説明したが、第1の実施形態同様にMOPA方式のレーザ装置にも適用可能である。また、増幅段レーザ300のフロントミラー側から発振段レーザ100のレーザを注入しても良い。
(4)第4の実施形態
第4の本実施形態に係るレーザシステムの構成図を図6に示す。第1の実施形態と違う構成と機能についてのみ説明する。
第4の実施形態ではリアミラー36側の電極対電極30a、30bとリアミラー36の間と、リアミラー36側の電極対電極30a、30bとフロントミラー37側の電極対電極30a、30bの間にも放電方向のレーザ光の広がりをカットするスリット51,52を配置した。
この場合、レーザ光の放電方向のビームダイバージェンスは、フロントミラー37側の放電方向のスリット50が決める。よって、フロントミラー37側の放電方向のスリット50のサイズ(長さ)を、スリット51、52の放電方向のサイズ(長さ)より1mm小さくした。なお、放電方向のスリット51と52の長さは同じとした。
本実施形態のレーザシステムの動作は、図1に示したものと同様、次の通りである。
高電圧パルス発生器33と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30a、30b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザ100から注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラー37から出力される。
次に電極30c、30dに、高電圧パルス発生器34と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30c、30d間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。そして、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、発振段用レーザ100から注入されるレーザ光が増幅される。
この時、放電方向のスリット50で大きな広がり成分がカットされたレーザ光がフロントミラーから出力される。これらの二対の電極30aと30b、30cと30dでの放電を交互に繰り返す。
第4の実施形態では、フロントミラー側のスリット50の放電方向のサイズ(長さ)をスリット51、52の放電方向のサイズ(長さ)より1mm短くした。この放電方向のスリット50により、フロントミラー37側の放電によるレーザ光と、リアミラー36側の放電によるレーザ光の大きな広がり成分がカットされ出力される。
よって、リアミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)とフロントミラー側の放電によるレーザ光のビームダイバージェンス(放電方向)が同等になる。
以上、MOPO方式のレーザ装置の構成について説明したが、第1の実施形態と同様にMOPA方式のレーザ装置にも適用可能である。また、増幅段レーザ300のフロントミラー側から発振段レーザ100のレーザを注入しても良い。
本発明の第1の実施形態に係るレーザシステム(MOPO方式)の構成図である。 本発明の第1の本実施形態に係るレーザシステム(MOPA方式)の構成図である。 本発明の第1の本実施形態に係るレーザシステム(フロントミラー側から注入)の構成図である。 本発明の第2の実施形態に係るレーザシステムの構成図である。 本発明の第3の実施形態に係るレーザシステムの構成図である。 本発明の第4の実施形態に係るレーザシステムの構成図である。
符号の説明
10 発振段用チャンバ
10a,10b 電極
12 発振段用高電圧パルス発生器
16 狭帯域化モジュール(LNM)
17 フロントミラー
19,39 モニタモジュール
100 発振段用レーザ
20 ビームエキスパンダ
21,22 高反射ミラー
23,24 高反射ミラー
30 増幅段用チャンバ
30a〜30d 電極
33,34 増幅段用高電圧パルス発生器
36 リアミラー
37 フロントミラー
300 増幅段用レーザ(MOPO方式)
301 増幅段用レーザ(MOPA方式)

Claims (3)

  1. レーザガスが封入されたレーザチャンバと、該レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極と、それぞれの一対の電極を放電させるための電源回路を備え、
    上記電源回路から上記複数組の一対の電極へパルス状の電圧を順次印加し、複数の一対の電極間に所定の時間隔で順次放電を発生させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置であって、
    上記レーザチャンバの光出射側にスリットを設け、
    該スリットの放電方向サイズを、光出射側に最も近い一対の電極よりチャンバ奥側にある電極間で放電が生じたことにより出力されるレーザ光のビームサイズと同じか、それより小さくした
    ことを特徴とする高繰返しパルスガスレーザ装置。
  2. レーザチャンバの両側にスリットを設け、光出射側に設けたスリットの放電方向のサイズを他方に設けたスリットの放電方向のサイズより小さくした
    ことを特徴とする請求項1に記載の高繰返しパルスガスレーザ装置。
  3. 請求項1または請求項2の高繰返し高出力パルスガスレーザ装置は、発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置における増幅段レーザであって、
    該増幅段レーザのレーザチャンバ内に、複数組の一対の放電電極が配置されている
    ことを特徴とする高繰返しパルスガスレーザ装置。
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