JP2010008944A - 銘板ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】銘板ラベルの表示情報である文字や図形情報の褪色を防止すること、またラベル基材の劣化防止を確実に、かつ簡単に耐久性に優れた銘板ラベルを提供すること。
【解決手段】表面に情報表示部20を有するラベル基材4の裏面に粘着剤層6を形成する上層ラベル23と、透明性基材5の裏面に剥離可能な透明性を有する弱粘着剤層7を有した下層ラベル24とを、互いの粘着面を貼り合わせたので剥離後、確実に下層ラベル24を保護フィルムとして上層ラベル23の情報表示可能な印字面に積層可能である。
【選択図】図1
【解決手段】表面に情報表示部20を有するラベル基材4の裏面に粘着剤層6を形成する上層ラベル23と、透明性基材5の裏面に剥離可能な透明性を有する弱粘着剤層7を有した下層ラベル24とを、互いの粘着面を貼り合わせたので剥離後、確実に下層ラベル24を保護フィルムとして上層ラベル23の情報表示可能な印字面に積層可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は銘板ラベルにかかるもので、とくに製品又は部品に貼り付けられる台紙のない銘板ラベルに関するものである。
製品及び部品に貼り付けられるラベルでラベルの中に印刷または印字により社名ロゴ、製品個体識別番号(シリアルNO.)、規格が情報として盛り込まれるラベルは、法律上表示が義務付けられている安全マークなどを印刷したラベルなどが銘板ラベルと言われている。このように銘板ラベルとは製品の品質保証を印刷する極めて重要なラベルであり、主な被着体としては、携帯電話、電子機器、電子機器部品、半導体部品、家電製品、自動車部品、生産設備などがある。銘板ラベルはラベルでありながら部品として扱われるもので、その特性よりユーザーから高い品質や耐久性が求められる。
従来の銘板ラベルについて、長期間使用される銘板ラベルの材質はポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂をベースとしたものが主流であり、樹脂製品は一般に紫外線の影響により文字や図形情報が褪色し、ラベル材質自体の老化、劣化してしまう問題があった。
また、銘板ラベルの老化、劣化の防止策として、銘板ラベルの表面を覆うように保護用フィルムを積層することで耐久性向上は図られるが各基材(銘板ラベルと保護用フィルム)を別々に用意しなければならず、面倒であり、補充も手間であった。
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、銘板ラベルの表示情報である文字や図形情報の褪色を防止すること、またラベル基材の劣化防止を確実に、かつ簡単に耐久性に優れた銘板ラベルを提供することを課題とする。
すなわち本発明は、銘板ラベルとして、上層ラベルと下層ラベルを一組として利用することを好適とし、一方の上層ラベルに情報表示部を有し、他方の下層ラベルを保護フィルムの役割として構成することに着目したもので、製品又は部品に貼り付けられ、製品情報の情報表示可能な銘板ラベルであって、表面に情報表示部を有するラベル基材の裏面に粘着剤層を形成する上層ラベルと、透明基材の裏面に剥離可能な透明性を有した弱粘着剤層を有する下層ラベルと、を互いの粘着面を貼り合わせたことを特徴とする銘板ラベルである。
上記上層ラベルは、複数の上層ラベル片より連接され、前記上層ラベル片同士は、ミシン目により区分けされ、前記下層ラベルは、複数の下層ラベル片より連接され、前記下層ラベル片同士は、スリット線により区分けされ、前記ミシン目と、前記スリット線は重合するように形成されていることを特徴とする。
前記上層ラベル片と、前記下層ラベル片とは、略同一の面積を有することを特徴とする。
前記上層ラベル片は、位置検出に用いられる検出マークを有し、前記下層ラベル片には、前記検出マークと略同一形状である重ね合せマークを有していることを特徴とする。
本発明による銘板ラベルにおいては、表面に情報表示部を有するラベル基材の裏面に粘着剤層を形成する上層ラベルと、透明性を有するラベル基材の裏面に剥離可能な透明性を有する弱粘着剤層を有する下層ラベルとを、互いの粘着面を貼り合わせたので剥離後、確実に下層ラベルを保護フィルムとして上層ラベルの情報表示可能な印字面に積層可能であり、銘板ラベルの老化、劣化の防止策が容易に可能である。
以下添付図面に従って本発明にかかわる銘板ラベルの好ましい実施の形態について詳説する。
まず本発明の実施例による銘板ラベル1を図1および図2にもとづき説明する。
図1は、銘板ラベル1の断面図、図2(a)は、上層ラベル23の表面平面図、図2(b)は、下層ラベル24の表面平面図であって、銘板ラベル1は、表面に情報表示部20を有するラベル基材4を有し、また、その裏面に粘着剤層6を有する上層ラベル23と、この粘着剤層6に対向するように、下層ラベル24が位置している。下層ラベル24の表面は、保護カバー部21を有する透明基材5と、その裏面に弱粘着剤層7を有し、互いの粘着面を貼り合わせることで、台紙(剥離紙)を未使用としている。
図1は、銘板ラベル1の断面図、図2(a)は、上層ラベル23の表面平面図、図2(b)は、下層ラベル24の表面平面図であって、銘板ラベル1は、表面に情報表示部20を有するラベル基材4を有し、また、その裏面に粘着剤層6を有する上層ラベル23と、この粘着剤層6に対向するように、下層ラベル24が位置している。下層ラベル24の表面は、保護カバー部21を有する透明基材5と、その裏面に弱粘着剤層7を有し、互いの粘着面を貼り合わせることで、台紙(剥離紙)を未使用としている。
すなわち、本発明の銘版ラベル1は、粘着剤層6、弱粘着剤層7が露出しないので台紙が必要なく、つづら折りに折り畳んだ構成のファンフォールド仕様(図示せず)にしたときに剥離層が表面に接着されないための剥離層を表面に形成する必要もない。
上層ラベル23および下層ラベル24は、任意の形状たとえば、共に矩形状である。上層ラベル23は、複数の上層ラベル片2より構成され、上層ラベル片2同士は、ミシン目10により区分けされ、粘着剤層6まで貫通している。下層ラベル24は、複数の下層ラベル片3より構成され、下層ラベル片3同士は、スリット線11(カット線)により区分けされ、弱粘着剤層7まで貫通している。このスリット線11と上記ミシン目10とは、重合するような位置としている。
このスリット線11とミシン目10とが重合する位置に有ることで、上層ラベル片2と下層ラベル片3とが一対として手動カット又はカッターユニット(図示せず)などによりカットされ、上層ラベル片2と下層ラベル片3とを互いの粘着剤層6より剥がし、上層ラベル片2は被着体MAに貼着し、下層ラベル片3は上層ラベル片2上に重ね合わせて貼着することが可能となる。つまり上層ラベル片2と下層ラベル片3とは、各ラベル自体の役目が異なるラベル同士を貼り合わせたものである。
また、上層ラベル片2と、下層ラベル片3とは、略同一の面積を有するものである。
ラベル基材4には、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のフィルムや、ネーマ、合成紙等の二次加工フィルム、上質紙、コート紙、厚紙、含浸紙等の紙素材のもの、あるいは金属箔等、一般にラベルとして用いられる任意基材を用いることができる。透明基材5は、可視光線透過率が高い耐候性および耐久性を備えたフィルムや二次加工フィルムを用いると好適である。
上層ラベル23や下層ラベル24などで利用する粘着剤層6や弱粘着剤層7などは、例えばエマルジョン系、ソルベント系、ホットメルト系のように任意の粘着剤が使用可能であると共に、素材も、アクリル系、ゴム系など任意であるが、互いに非ブロッキング性を有する粘着剤層6、弱粘着剤層7同士の組み合わせとしては、ゴム系粘着剤とアクリル系粘着剤の組み合わせ、又は側鎖にカルボキシル基を有するアクリル樹脂をイソシアネートで部分架橋したアクリル系粘着剤と側鎖に水酸基を有するアクリル樹脂をメラミン樹脂で部分架橋したアクリル系粘着剤との組み合わせが好適である。
上層ラベル片2の情報表示部20は、製品及び部品などの製造元の社名ロゴ、製品個体識別番号(シリアルNO.)、安全規格マーク等が情報として印刷またはラベルプリンタ(図示せず)での印字が可能である。また、下層ラベル片3の保護カバー部21は、透明性を有し印刷、印字共に可能である。上層ラベル片2には、ラベルプリンタなどでラベル位置を検出するための単一の位置検出マーク8が墨色で印刷されている。印刷される位置は上層ラベル片2の周端部である。下層ラベル片3にも同様な単一の重ね合せマーク9が下層ラベル片3の周端部に印刷され、互いに略同一形状である。この重ね合せマーク9は、上層ラベル片2の表面に下層ラベル片3の弱粘着剤層7を対向させるように、保護カバーとして重ね合わせる時の目印として利用可能である。
したがって、位置検出マーク8は、ラベル位置を検出するための役割と、上層ラベル片2と、下層ラベル片3と、を貼り合わせする際の目印としての役割をも有する。さらに、重ね合せマーク9は、同様に印刷することでも可能であるが、ラベルプリンタによる印字でも可能である。
次に銘板ラベル1の貼り付け方法について図3にもとづき説明する。
図3−(a)には、ラベルプリンタ(図示せず)などで、情報表示部20に印字した印字層22を有している。印字層22には、社名ロゴ、製品個体識別番号(シリアルNO.)、規格などの情報が表示されている。
図3−(a)には、ラベルプリンタ(図示せず)などで、情報表示部20に印字した印字層22を有している。印字層22には、社名ロゴ、製品個体識別番号(シリアルNO.)、規格などの情報が表示されている。
図3−(a)より上層ラベル片2と、下層ラベル片3とを、互いの粘着剤層より剥がし分離後、下層ラベル片3の弱粘着剤層7と、上層ラベル片2のラベル基材4の表面とを、貼り合せて積層する。積層する際、上層ラベル片2の位置検出マーク8と、透明基材5を有する下層ラベル片3の重ね合せマーク9と、を目印として、各マークが重合するように貼り合わせることで容易に可能である。
図3−(b)により、上層ラベル片2のラベル基材4上に下層ラベル片3が積層された状態、つまり透明基材5、弱粘着剤層7、ラベル基材4、粘着剤層6と、を順に積層された状態で被着体MAに貼着することで、耐久性を備える銘板ラベルが可能である。
また本発明は、銘板ラベル1として、上層ラベル23と下層ラベル24を一組として利用するため、一方のラベルだけ不足したり、残ったりすることがなく無駄がない。
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 銘板ラベル
2 上層ラベル片
3 下層ラベル片
4 ラベル基材
5 透明基材
6 粘着剤層
7 弱粘着剤層
8 位置検出マーク
9 重ね合せマーク
10 ミシン目
11 スリット(カット線)
20 情報表示部
21 保護カバー部
22 印字層
23 上層ラベル
24 下層ラベル
MA 被着体
2 上層ラベル片
3 下層ラベル片
4 ラベル基材
5 透明基材
6 粘着剤層
7 弱粘着剤層
8 位置検出マーク
9 重ね合せマーク
10 ミシン目
11 スリット(カット線)
20 情報表示部
21 保護カバー部
22 印字層
23 上層ラベル
24 下層ラベル
MA 被着体
Claims (4)
- 製品又は部品に貼り付けられ、製品情報の情報表示可能な台紙のない銘板ラベルであって、
表面に情報表示部を有するラベル基材の裏面に粘着剤層を形成する上層ラベルと、透明基材の裏面に剥離可能な透明性を有した弱粘着剤層を有する下層ラベルとを、互いの粘着面を貼り合わせたことを特徴とする銘板ラベル。 - 前記上層ラベルは、複数の上層ラベル片より連接され、前記上層ラベル片同士は、ミシン目により区分けされ、前記下層ラベルは、複数の下層ラベル片より連接され、前記下層ラベル片同士は、スリット線により区分けされ、前記ミシン目と、前記スリット線は重合するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の銘板ラベル。
- 前記上層ラベル片と、前記下層ラベル片とは、略同一の面積を有することを特徴とする請求項2記載の銘板ラベル。
- 前記上層ラベル片は、位置検出に用いられる検出マークを有し、前記下層ラベル片には、前記検出マークと略同一形状である重ね合せマークを有していることを特徴とする請求項2記載の銘板ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008171339A JP2010008944A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 銘板ラベル |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016109860A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 中国電力株式会社 | 弁銘板汚損防止シール |
CN106364175A (zh) * | 2015-07-24 | 2017-02-01 | 兄弟工业株式会社 | 带及带盒 |
JP2017024329A (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | ブラザー工業株式会社 | テープカートリッジ及び印刷装置 |
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2008
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