JP2010008485A - 画像形成装置及びこれに用いられる両面搬送構成体 - Google Patents

画像形成装置及びこれに用いられる両面搬送構成体 Download PDF

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Abstract

【課題】転写構成体を不必要に大型化することなく、両面搬送構成体の装着、未装着に拘わらず、開閉扉の開閉動作に伴って転写構成体を移動案内する。
【解決手段】装置筐体1の扉開口1a縁に回転支点3aを中心として開閉自在に設けられる開閉扉3と、装置筐体1に対して開閉扉3の回転支点3aとは異なる回転支点4aを中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉3の開閉動作に追従して開閉扉3に対して相対移動する転写構成体4と、開閉扉3開閉時に転写構成体4を移動案内する案内部材7a及び被案内部材7bを有する案内機構7と、前記開閉扉3に着脱自在に保持され、片面記録済みの記録材5が搬送部材12にて両面搬送経路13を経て戻される両面搬送構成体10とを備え、両面搬送構成体10が、記録材5の両面搬送経路13領域及び搬送部材駆動伝達部14以外の部位に開閉扉3の案内部材7aが貫通配置される開口部15を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びこれに用いられる両面搬送構成体に関する。
従来における画像形成装置としては、例えば特許文献1〜3に記載のものが知られている。
特許文献1は、回転支点が異なる開閉部材、転写ユニットを有し、開閉部材の開閉動作に伴って転写ユニットを追従移動させる方式で、開閉部材と転写ユニットとの間に記録材を搬送する搬送手段を設けることを可能とする態様である。
特許文献2は、開閉カバーを開く動作に連動して、用紙搬送ガイドが開き、用紙搬送路と反転搬送路が同時に開放される態様である。
特許文献3は、複数の画像形成手段と対向する搬送部材を有し、この搬送部材が開閉手段の開閉動作に連動して移動する態様である。
特開2007−047571号公報(特許請求の範囲,実施例1,図3) 特開2005−330067号公報(発明を実施するための最良の形態,図6) 特開2005−275374号公報(発明を実施するための最良の形態,図2)
本発明の技術的課題は、転写構成体を不必要に大型化することなく、両面搬送構成体の装着、未装着に拘わらず、開閉扉の開閉動作に伴って転写構成体を移動案内することを可能とすることにある。
請求項1に係る発明は、側方に扉開口を有する装置筐体内に着脱自在に設けられ、少なくとも転写可能な像が保持される像保持体を含む作像手段と、前記装置筐体の扉開口縁に回転支点を中心として開閉自在に設けられて扉開口を開閉する開閉扉と、前記作像手段による像保持体上の像を記録材に転写するために配設され、前記装置筐体に対して前記開閉扉の回転支点とは異なる回転支点を中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉の開閉動作に追従して開閉扉に対して相対移動する転写構成体と、前記開閉扉に設けられて開閉扉開閉時に転写構成体を移動案内する案内部材及び転写構成体に設けられて開閉扉開閉時に前記案内部材に当接する被案内部材を有する案内機構と、前記開閉扉に着脱自在に保持されて開閉扉と転写構成体との間に設けられ、片面作像済みの記録材の他の片面に対して作像可能にすべく前記作像手段の手前まで片面作像済みの記録材が搬送部材にて両面搬送経路を経て戻される両面搬送構成体とを備え、前記両面搬送構成体が、記録材の両面搬送経路領域及び搬送部材駆動伝達部以外の部位に開閉扉の案内部材が貫通配置される開口部を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、開閉扉の案内部材が、開閉扉開閉時に転写構成体の被案内部材の移動方向に沿って延び且つ被案内部材の移動方向に交差する方向の位置が規制される位置規制部を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る画像形成装置において、開閉扉に保持される両面搬送構成体と転写構成体との間に位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、開閉扉閉鎖時に両面搬送構成体と転写構成体とを位置決めするもので、両面搬送構成体に設けられて転写構成体を位置決めする位置決め部材及び転写構成体に設けられて前記両面搬送構成体の位置決め部材と係わって位置決めされる被位置決め部材を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る画像形成装置において、案内機構が、位置決め機構を除いた部位に案内部材及び被案内部材を配置したものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれかに係る画像形成装置において、案内機構が、搬送部材駆動伝達部を境に分離した複数の案内部材及び複数の被案内部材を有するものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5いずれかに係る画像形成装置において、開閉扉閉鎖時に転写構成体が作像手段側に付勢される付勢手段を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6いずれかに係る画像形成装置において、両面搬送構成体が、両面搬送経路を挟んで対向する一対の搬送経路部材を有し、一方の搬送経路部材を開閉扉に固定的に保持すると共に、この搬送経路部材に対して他方の搬送経路部材を開閉自在に設け、一方の搬送経路部材に搬送部材駆動伝達部及び開口部を設けると共に、他方の開閉自在な搬送経路部材を前記搬送部材駆動伝達部、開口部と非対向な位置に配置することを特徴とする画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、側方に扉開口を有する装置筐体内に着脱自在に設けられ、少なくとも転写可能な像が保持される像保持体を含む作像手段と、前記装置筐体の扉開口縁に回転支点を中心として開閉自在に設けられて扉開口を開閉する開閉扉と、前記作像手段による像保持体上の像を記録材に転写するために配設され、前記装置筐体に対して前記開閉扉の回転支点とは異なる回転支点を中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉の開閉動作に追従して開閉扉に対して相対移動する転写構成体と、前記開閉扉に設けられて開閉扉開閉時に転写構成体を移動案内する案内部材及び転写構成体に設けられて開閉扉開閉時に前記案内部材に当接する被案内部材を有する案内機構とを備えた画像形成装置に用いられる両面搬送構成体であって、前記開閉扉に着脱自在に保持されて開閉扉と転写構成体との間に設けられ、片面作像済みの記録材の他の片面に対して作像可能にすべく前記作像手段の手前まで片面記録済みの記録材が搬送部材にて両面搬送経路を経て戻されると共に、記録材の両面搬送経路領域及び搬送部材駆動伝達部以外の部位に開閉扉の案内部材が貫通配置される開口部を有することを特徴とする両面搬送構成体である。
請求項1に係る発明によれば、転写構成体を不必要に大型化することなく、両面搬送構成体の装着、未装着に拘わらず、開閉扉の開閉動作に伴って転写構成体を移動案内することができる。
請求項2に係る発明によれば、例えば開閉時に開閉扉がねじれても、転写構成体の被案内部材が案内部材から脱落することを有効に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、開閉扉閉鎖時において転写構成体と両面搬送構成体とを位置決めすることができ、記録材の搬送性を良好に保つことができる。
請求項4に係る発明によれば、位置決め機構と案内機構とが干渉する事態を有効に防止することができ、転写構成体と両面搬送構成体との位置決め動作、転写構成体、開閉扉との案内動作を安定的に実現することができる。
請求項5に係る発明によれば、転写構成体の大型化を防止しながら、搬送部材駆動伝達部と案内機構とを干渉することなく配置することができる。
請求項6に係る発明によれば、開閉扉閉鎖時の転写構成体と作像手段との間の位置決め精度を良好に保つことができる。
請求項7に係る発明によれば、不必要に大型化することなく、開閉扉と転写構成体との間に両面搬送構成体を容易に組み込むことができる。
請求項8に係る発明によれば、転写構成体を不必要に大型化することなく、両面搬送構成体の装着、未装着に拘わらず、開閉扉の開閉動作に伴って転写構成体を移動案内することが可能な画像形成装置を容易に構築することができる。
◎実施の形態の概要
図1は本発明が適用される画像形成装置の実施の形態の概要を示す。
同図において、画像形成装置は、側方に扉開口1aを有する装置筐体1内に着脱自在に設けられ、少なくとも転写可能な像が保持される像保持体2aを含む作像手段2と、前記装置筐体1の扉開口1a縁に回転支点3aを中心として開閉自在に設けられて扉開口1aを開閉する開閉扉3と、前記作像手段2による像保持体2a上の像を記録材5に転写するために配設され、前記装置筐体1に対して前記開閉扉3の回転支点3aとは異なる回転支点4aを中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉3の開閉動作に追従して開閉扉3に対して相対移動する転写構成体4と、前記開閉扉3に設けられて開閉扉3開閉時に転写構成体4を移動案内する案内部材7a及び転写構成体4に設けられて開閉扉3開閉時に前記案内部材7aに当接する被案内部材7bを有する案内機構7と、前記開閉扉3に着脱自在に保持されて開閉扉3と転写構成体4との間に設けられ、片面作像済みの記録材5の他の片面に対して作像可能にすべく前記作像手段2の手前まで片面作像済みの記録材5が搬送部材12にて両面搬送経路13を経て戻される両面搬送構成体10とを備え、前記両面搬送構成体10が、記録材5の両面搬送経路13領域及び搬送部材駆動伝達部14以外の部位に開閉扉3の案内部材7aが貫通配置される開口部15を有するものである。
このような技術的手段において、装置筐体1は側方の一部に扉開口1aを有するものであればよく、ここでいう‘側方’は設置箇所に対して上方、下方以外を広く意味するものであり、設置された装置筐体1の操作者側側方は勿論、左右側方、更には背面側側方をも含むものである。
また、転写構成体4は作像手段2の像保持体2aの像を記録材5に転写するものであればよいが、開閉扉3と転写構成体4とは異なる回転支点3a,4aにていずれも装置筐体1に対して回転支持されることを要する。この場合において、回転支点3a,4aの位置は通常固定的に設定されるが、所定の軌跡に沿って移動するように設定される態様も含む。
本態様においては、転写構成体4は開閉扉3の開閉動作に追従して開閉扉3に対して相対移動することになるが、開閉扉3側に転写構成体4を組み込んだ態様に比べて、開閉扉3の開閉操作力が軽くなり、その分、開閉扉3の開閉操作性が良好に保たれる点で好ましい。
更に、案内機構7は、開閉扉3と転写構成体4との間に設けられ、開閉扉3側に案内部材7a、転写構成体4側に被案内部材7bを設けた態様であればよい。この案内部材7a、被案内部材7bは、開閉扉3、転写構成体4と一体的に構成してもよいし、別部材を取り付けるようにしてもよい。
また、両面搬送構成体10は開閉扉3に着脱自在に設けられるものであって、記録材5を両面搬送する態様に対し開閉扉3に付加すればよく、記録材5を両面搬送する必要のない態様では特に設ける必要はないものである。
そして、両面搬送構成体10の開口部15は両面搬送経路13領域及び搬送部材駆動伝達部14以外の部位に設けられており、この場合、記録材5の搬送動作、搬送部材12の駆動について影響することはない。
ここでいう‘開口部15’は貫通孔は勿論であるが、切欠なども含む。また、搬送部材駆動伝達部14は少なくとも搬送部材12に駆動力を伝達する機構、例えば駆動伝達ギア列などを含むものであればよく、駆動源を直接有していてもよいし、別途の駆動源からの駆動力を間接的に伝達するものでもよい。
尚、両面搬送構成体10を付加しない態様にあっては、図2に示すように、案内機構7は、開閉扉3開閉時に開閉扉3側の案内部材7aに対し転写構成体4側の被案内部材7bが当接しながら案内され、開閉扉3の開閉動作に追従して転写構成体4が移動する。
また、本実施の形態において、案内機構7の好ましい態様として案内部材7aに対する被案内部材7bの脱落を有効に防止するという観点からすれば、開閉扉3の案内部材7aは、開閉扉3開閉時に転写構成体4の被案内部材7bの移動方向に沿って延び且つ被案内部材7bの移動方向に交差する方向の位置が規制される位置規制部を有するものが挙げられる。ここでいう位置規制部としては、例えば交差方向の一方だけでもよいし、両方でもよい。
更に、本実施の形態において、転写構成体4と両面搬送構成体10との位置決め性を良好に保つという観点からすれば、開閉扉3に保持される両面搬送構成体10と転写構成体4との間に図示外の位置決め機構が設けられ、この位置決め機構が、開閉扉3閉鎖時に両面搬送構成体10と転写構成体4とを位置決めするもので、両面搬送構成体10に設けられて転写構成体4を位置決めする位置決め部材及び転写構成体4に設けられて前記両面搬送構成体10の位置決め部材と係わって位置決めされる被位置決め部材を有するものが挙げられる。
このような位置決め機構を備えた画像形成装置の好ましい態様としては、案内機構7は、位置決め機構を除いた部位に案内部材7a及び被案内部材7bを配置したものが挙げられる。
また、案内機構7と搬送部材駆動伝達部14とを干渉させないという観点からすれば、案内機構7は、搬送部材駆動伝達部14を境に分離した複数の案内部材7a及び複数の被案内部材7bを有するものである態様が好ましい。
更に、転写構成体4の好ましい支持態様として、転写構成体4と作像手段2の像保持体2aとの位置決め精度を良好に保つという観点からすれば、開閉扉3閉鎖時に転写構成体4が作像手段2側に付勢される付勢手段を備えているものが挙げられる。
更にまた、両面搬送構成体10の好ましい態様としては、両面搬送経路13を挟んで対向する一対の搬送経路部材11(11a,11b)を有し、一方の搬送経路部材11aを開閉扉3に固定的に保持すると共に、この搬送経路部材11aに対して他方の搬送経路部材11bを開閉自在に設け、一方の搬送経路部材11aに搬送部材駆動伝達部14及び開口部15を設けると共に、他方の開閉自在な搬送経路部材11bを前記搬送部材駆動伝達部14、開口部15と非対向な位置に配置するようにすればよい。
また、このような画像形成装置を容易に構築するには上述した特有構成の両面搬送構成体10を採用するようにすればよい。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
−画像形成装置の全体構成−
図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す。
同図において、画像形成装置は、装置筐体21の操作者側側方(図中右方)に扉開口22(図4参照)を有し、この扉開口22を開閉扉23にて開閉するものである。
そして、装置筐体21の上部には記録済みの記録材Sを排出収容する記録材排出受け27が設けられ、装置筐体21の下部には未記録の記録材Sを収容する記録材収容容器25が配設されると共に、装置筐体21内には記録材収容容器25から記録材排出受け27まで略鉛直方向に沿って記録材Sを搬送する記録材搬送経路26が設けられており、装置筐体21内のうち記録材搬送経路26に沿って複数(例えばイエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の色成分画像を形成するための作像ユニット30(具体的には30Y,30M,30C,30K)が上下方向に並んで配設されている。
ここで、作像ユニット30は、所定方向に回転する感光体31を有し、この感光体31の周囲には、感光体31が予め帯電される例えば帯電ロールからなる帯電器32と、この帯電器32にて帯電された感光体31に各色成分静電潜像が書き込まれる例えばレーザ露光装置からなる光書込装置33と、この光書込装置33にて書き込まれた各色成分静電潜像が対応する色現像剤にて可視像化される現像器34と、感光体31上に残留した廃現像剤が清掃される清掃器35とを配設したものである。
また、装置筐体21内のうち作像ユニット30の感光体31に対向した部位には転写ユニット40が設けられている。
この転写ユニット40は、複数の張架ロール42,43にて記録材Sが搬送される搬送ベルト41を張架し、各作像ユニット30の感光体31に対向した搬送ベルト41の背面には例えば転写ロールからなる転写器44を配設し、この転写器44にて搬送ベルト41上に搬送される記録材Sに対し感光体31上の各色成分画像を転写するものである。尚、符号49は搬送ベルト41に記録材Sを静電気で吸着保持するための静電吸着部材(例えば静電吸着ロール)である。
更に、記録材収容容器25には収容された記録材Sを一枚ずつ送り出す送り出し機構51が設けられ、この送り出し機構51と転写ユニット40との間の記録材搬送経路26には記録材Sを位置合わせした後に送り出す位置合わせロール(レジストレーションロール)52が設けられている。
そして、転写ユニット40と記録材排出受け27との間に位置する記録材搬送経路26には記録材S上の画像を定着するための定着器53が設けられ、この定着器53の下流側には記録材Sを搬送するための搬送ロール54及び記録材排出受け27へ記録材Sを排出するための排出ロール55が夫々設けられている。
更にまた、本実施の形態では、画像形成装置は記録材Sに対して両面記録が可能な両面搬送ユニット100(図4,図6参照)を備えている。
本実施の形態では、両面搬送ユニット100は、片面記録済みの記録材Sの他の片面に対して画像形成可能にするために、片面記録済みの記録材Sが戻される両面搬送経路110を備えている。この両面搬送経路110は、排出ロール55のニップ部位と位置合わせロール52のニップ部位手前との間で記録材搬送経路26を迂回する搬送経路であって、適宜数の搬送ロール111,112を有していると共に、排出ロール55は正逆回転可能に設けられ、両面記録時には片面記録済みの記録材Sを一旦ニップして正転搬送した後に、両面搬送経路110に向けて記録材Sをニップしたまま逆転搬送するようになっている。
尚、本実施の形態では、両面搬送経路110は、両面搬送ユニット100に確保される部分に加えて、両面搬送ユニット100の部分に連なるように装置筐体21内に予め設けられており、装置筐体21内に予め設けられた両面搬送経路110には適宜数の搬送ロール113が配設されている。
−開閉扉−
開閉扉23は、図4ないし図6に示すように、装置筐体21の扉開口22縁に扉枠体60の下部を回転支点61にて回転支持し、扉開口22が閉鎖される閉鎖位置から略90度開放した位置まで回転支点61を中心として扉枠体60を開閉するようにしたものである。
ここで、扉枠体60の回転支点61から離間した回転自由端寄りには開閉扉23閉鎖時に装置筐体21側の図示外の引掛け孔に引っ掛ける引っ掛け片62が設けられており、また、扉枠体60には後述する両面搬送ユニット100の設置スペース63が確保されており、この両面搬送ユニット100がねじ等の止め具を介して着脱自在に配設されるようになっている。
−両面搬送ユニット−
両面搬送ユニット100は、記録材Sの片面に画像記録を施す態様から記録材Sの両面に画像記録を施す態様に変更する際に開閉扉23に組み込み、前述した両面搬送経路110を確保するようになっている。
具体的には、両面搬送ユニット100は、図4ないし図7に示すように、両面搬送経路110を挟んで対向する一対の板状搬送経路部材101,102を有し、一方の搬送経路部材101を開閉扉23に固定的に保持すると共に、この搬送経路部材101に対して他方の搬送経路部材102を開閉自在に設けたものである。
ここで、一方の搬送経路部材101の両面搬送経路110に面した部位には記録材Sの搬送方向に沿って複数の搬送ロール111,112が回転軸115を介して回転可能に設けられており、一方の搬送経路部材101の両面搬送経路110から外れた一側部には各搬送ロール111,112の回転軸115に駆動伝達可能な例えば駆動伝達ギア列などの駆動伝達機構116が設けられ、この駆動伝達機構116には駆動モータ117からの駆動力が伝達されるようになっている。
更に、本実施の形態では、一方の搬送経路部材101のうち駆動伝達機構116を設けた側で両面搬送経路110と駆動伝達機構116との間には、記録材Sの搬送方向に沿って延びるスリット開口118が設けられている。本例では、このスリット開口118は搬送ロール111の回転軸115を挟んで複数に分割形成されており、一方の分割スリット開口118Aが搬送ロール111,112の回転軸115間に位置するように配置され、他方の分割スリット開口118Bが搬送ロール111の回転軸115を境に一方の分割スリット開口118Aより上方に配置されている。
また、他方の搬送経路部材102には一方の搬送経路部材101の各搬送ロール111,112に対応した部位には各搬送ロール111,112に接触して従動回転する従動搬送ロール111’,112’が設けられている。
この他方の搬送経路部材102は少なくとも両面搬送経路110が区画可能な寸法を有していればよく、一方の搬送経路部材101の駆動伝達機構116、駆動モータ117とは非対向な位置に配置されている。
−転写ユニット−
転写ユニット40は、図4及び図8に示すように、交換時に把持可能な把持部46が設けられた転写枠体45を有し、この転写枠体45に張架ロール42,43を設けると共に、この張架ロール42,43に搬送ベルト41を掛け渡したものであり、一方の張架ロール42に駆動伝達用ギア47を設けたものである。
更に、転写ユニット40は、転写枠体45の把持部46とは反対側の下部に回転支点48を有し、装置筐体21の扉開口22縁に回転支点48を介して回転可能に支持されている。
この転写ユニット40の回転支点48は、開閉扉23の回転支点61とは異なる部位に設けられている。
−案内機構−
<全体構成>
本実施の形態では、図4ないし図6並びに図8に示すように、開閉扉23と転写ユニット40との間に開閉扉23開閉時に開閉扉23の開閉動作に追従して転写ユニット40が移動する案内機構120が設けられている。
この案内機構120は、開閉扉23の幅方向両側には開閉扉23閉鎖時の上下方向に沿って延びる案内部材121,122を設け、転写ユニット40側には前記案内部材121,122に当接する被案内部材131,132を設けたものであるが、両面搬送ユニット100の駆動伝達側と駆動伝達反対側とで構成が異なっている。
<両面搬送ユニットの駆動伝達側案内機構>
ここで、案内機構120の一方の案内部材121は、開閉扉23の扉枠体60のうち両面搬送ユニット100の配設位置に面した部位に設けられており、両面搬送ユニット100の搬送ロール111の回転軸115を挟んで分割形成されており、一方の分割案内部材121Aが両面搬送ユニット100の一方の分割スリット開口118Aを貫通して転写ユニット40に対向配置されると共に、他方の分割案内部材121Bが両面搬送ユニット100の他方の分割スリット開口118Bを貫通して転写ユニット40に対向配置される。
更に、一方の分割案内部材121Aの転写ユニット40に対向する案内面は、例えば図10〜図15に示すように、開閉扉23が全開放位置から閉動作する過程で転写ユニット40の相対移動方向に向かって次第に転写ユニット40側に突出するように傾斜する緩やかな傾斜案内面123を有し、この傾斜案内面123の最も突出した側を開閉扉23の開度姿勢に沿う非傾斜案内面124として形成したものである。また、他方の分割案内部材121Bの転写ユニット40に対向する案内面は、開閉扉23の開度姿勢に沿う非傾斜案内面125を有するもので、この非傾斜案内面125の一方の分割案内部材121A側に位置する端部を傾斜案内面126としてカットしたものである。
更にまた、案内機構120の一方の被案内部材131は、転写ユニット40の相対移動方向に沿って先後に分割して突出配置される複数の被案内突起131A,131Bからなり、開閉扉23が全開放位置から閉鎖位置に至る間、転写ユニット40の相対移動方向に向かって先に位置する被案内突起131Aが一方の分割案内部材121Aの傾斜案内面123及び非傾斜案内面124に沿って移動し、被案内突起131Aが一方の分割案内部材121Aの非傾斜案内面124から外れた時点で、後に位置する被案内突起131Bが一方の分割案内部材121Aの傾斜案内面123及び非傾斜案内面124に沿って移動し、後に位置する被案内突起131Bが一方の分割案内部材121Aの非傾斜案内面124から外れた時点で、先に位置する被案内突起131Aが他方の分割案内部材121Bの傾斜案内面126に受け渡されて非傾斜案内面125へと移動するようになっている。
尚、本例では、被案内突起131A,131Bは突出端が湾曲部として形成されており、案内部材121の案内面との接触抵抗を低減する構成になっている。
<位置規制リブ>
更にまた、本実施の形態では、一方の分割案内部材121Aの案内面のうち転写ユニット40の相対移動方向に交差する幅方向外側縁には位置規制リブ127が連続的に立ち上げ形成され、この位置規制リブ127は転写ユニット40側の被案内部材131(被案内突起131A,131B)が一方の分割案内部材121Aの案内面から脱落するのを防止するものである。尚、本例では、位置規制リブ127は分割案内部材121Aの案内面の幅方向外側縁に沿って連続的に設けられているが、これに限られるものではなく、例えば分割案内部材121Aの案内面の幅方向内側縁に連続的に設けられていてもよいし、あるいは、前記案内面の幅方向両側縁に対構成で連続的に設けられていてもよいし、あるいは、前記案内面の幅方向一側縁又は両側縁に沿って不連続的に設けられるようにしてもよい。
<両面搬送ユニットの駆動伝達反対側案内機構>
案内機構120の他方の案内部材122は、開閉扉23の扉枠体60のうち両面搬送ユニット100の配設位置から外れた側方部位に設けられており、開閉扉23の開閉動作に追従して転写ユニット40が相対移動する方向に沿って延びている。そして、この案内部材122の転写ユニット40に対向する案内面は、例えば図17〜19に示すように、開閉扉23が全開放位置から閉動作する過程で転写ユニット40の相対移動方向に向かって次第に転写ユニット40側に突出するように傾斜する緩やかな傾斜案内面128を有し、この傾斜案内面128の最も突出した側を開閉扉23の開度姿勢に沿う非傾斜案内面129として形成したものである。
また、案内機構120の他方の被案内部材132は案内部材122(図6参照)の案内面に向かって突出配置される突起からなり、開閉扉23が全開放位置から閉鎖位置に至る間、転写ユニット40の相対移動方向に向かって案内部材122の傾斜案内面128及び非傾斜案内面129に沿って移動し、開閉扉23が閉鎖位置に到達した時点で、案内部材122の非傾斜案内面129から外れた位置に到達するようになっている。
本例では、被案内部材132は、一方の被案内部材131と同様に、突出端が湾曲部として形成されており、案内部材122の案内面との接触抵抗を低減する構成になっている。
尚、本実施の形態では、この案内部材122の案内面には一方の分割案内部材121Aの位置規制リブ127に相当する位置規制部は設けられていないが、前記位置規制リブ127の存在にて案内部材122とこれに対向する被案内部材132との間の相対位置関係も間接的に規制される。
−位置決め機構−
本実施の形態では、転写ユニット40と両面搬送ユニット100との間には開閉扉23閉鎖時に両者間を位置決めする位置決め機構150が設けられている。
この位置決め機構150は、図5〜図8に示すように、両面搬送ユニット100の搬送経路部材102の記録材搬送方向に交差する幅方向両側に位置決め片151を外側に向けて突出配置し、この位置決め片151に位置決め孔152を開設する一方、転写ユニット40の前記位置決め孔152に対応した部位には位置決め突起153を設けたものである。
ここで、位置決め片151に開設された位置決め孔152は、例えば図10に示すように、ロート状に窄まる形状に構成されており、転写ユニット40側の位置決め突起153が芯出しされた状態で位置決め孔152に嵌合するようになっている。
特に、本実施の形態では、両面搬送ユニット100の位置決め片151は、搬送ロール111の回転軸115の配設位置に対応した部位に設けられており、一方の搬送経路部材101に設けられた分割スリット開口118A,118Bの境部分に面して配置されている。
このため、位置決め機構150による位置決め動作は、分割スリット開口118A,118Bを通じて行われる案内機構120による案内動作と干渉することはない。
−押圧機構−
本実施の形態では、転写ユニット40と開閉扉23との間には開閉扉23閉鎖時に転写ユニット40を作像ユニット30側に押し付ける押圧機構160が設けられている。
この押圧機構160は、図8及び図9に示すように、転写ユニット40の幅方向両側に一対設けられており、付勢スプリング162にて付勢される押圧ピン161を有し、この押圧ピン161に対応した開閉扉23の扉枠体60にはストッパ壁163を設け、開閉扉23閉鎖時には付勢スプリング162を圧縮させた状態で前記ストッパ壁163に押圧ピン161を接触させるようにしたものである。
特に、本実施の形態では、押圧機構160は、両面搬送ユニット100の駆動伝達反対側においては独自に設けられているが、両面搬送ユニット100の駆動伝達側においては案内機構120の一部を兼用した構成になっている。
つまり、両面搬送ユニット100の駆動伝達側においては、押圧機構160の押圧ピン161は案内機構120の一方の被案内突起131Aで兼用し、ストッパ壁163が一方の分割案内部材121Bで兼用する構成になっており(図6参照)、押圧機構160が前記位置決め機構150に近い部位で働くようになっている。
更に、本実施の形態では、両面搬送ユニット100の駆動伝達反対側に位置する押圧機構160は前記位置決め機構150の近くに設けられており(図6参照)、こちらも押圧機構160が前記位置決め機構150に近い部位で働くようになっている。
尚、独自に構成された押圧機構160においても、ストッパ壁163は非傾斜案内面164を有すると共に、この非傾斜案内面164の押圧ピン161の侵入側には傾斜案内面165が設けられている。
−両面搬送ユニットを付加した開閉扉の開閉動作(図10〜図20)−
次に、両面搬送ユニット100を付加した態様の画像形成装置について開閉扉の開閉動作過程を説明する。
開閉扉23を開閉すると、開閉扉23が回転支点61を中心に開閉動作するが、これに追従して転写ユニット40が回転支点48を中心として相対移動する。
このとき、転写ユニット40は、案内機構120によって所定の案内軌跡に沿って相対移動していき、開閉扉23閉鎖時には、転写ユニット40と両面搬送ユニット100とが位置決め機構150にて位置決めされると共に、転写ユニット40と作像ユニット30との位置関係を保つために、転写ユニット40が押圧機構160にて作像ユニット30側に押圧される。
<両面搬送ユニットの駆動伝達側案内機構(図10〜図16)>
先ず、案内機構120のうち、両面搬送ユニット100の駆動伝達側案内機構の動作過程について説明する。
今、開閉扉23が全開放位置から閉鎖位置に向けて閉鎖するものと仮定する。
図10に示すように、開閉扉23が全開放位置にある場合には、案内機構120のうち先に位置する被案内突起131Aが分割案内部材121Aの傾斜案内面123の入口付近に接触配置されている。
この状態において、開閉扉23を閉動作していくと、図11及び図12に示すように、先に位置する被案内突起131Aが分割案内部材121Aの傾斜案内面123から非傾斜案内面124に沿って相対移動していき、非傾斜案内面124の終端位置に到達する。
このような動作過程において、分割案内部材121Aには位置規制リブ127が設けられているため、被案内突起131Aが分割案内部材121Aの案内面から脱落することはない。
更に、開閉扉23を閉動作すると、図13に示すように、開閉扉23の閉鎖位置からの開度がθ(例えば30°〜40°程度に設定)に到達した時点で、先に位置する被案内突起131Aが分割案内部材121Aの案内面から外れ、後に位置する被案内突起131Bが分割案内部材121Aの傾斜案内面123に接触配置される。
この後、開閉扉23を閉動作していくと、図14に示すように、後に位置する被案内突起131Bが分割案内部材121Aの傾斜案内面123から非傾斜案内面124へと相対移動していく。
この間、後に位置する被案内突起131Bが分割案内部材121Aにて案内移動されているため、先に位置する被案内突起131Aは、分割案内部材121A,121Bとは非接触であるが、所定の案内軌跡に沿って移動する。
そして、開閉扉23が閉鎖位置に到達すると、図15及び図16に示すように、後に位置する被案内突起131Bが分割案内部材121Aの案内面から外れる一方、先に位置する被案内突起131Aが分割案内部材121Bの傾斜案内面126を通じて非傾斜案内面125に接触配置される。
このとき、位置決め機構150による転写ユニット40の位置決め突起153が両面搬送ユニット100の位置決め孔152に嵌合し、転写ユニット40と両面搬送ユニット100とが位置決めされる。
また、先に位置する被案内突起131Aは分割案内部材121Bの非傾斜案内面125に接触配置しているが、これは押圧機構160として働くことになるため、転写ユニット40は作像ユニット30側に押圧され、転写ユニット40と作像ユニット30との間の位置関係が良好に保たれる。
<両面搬送ユニットの駆動伝達反対側案内機構(図17〜図19)>
次に、案内機構120のうち、両面搬送ユニット100の駆動伝達反対側案内機構の動作過程について説明する。
今、開閉扉23が全開放位置から閉鎖位置に向けて閉鎖するものと仮定する。
図17に示すように、開閉扉23が全開放位置にある場合には、案内機構120のうち被案内部材132が案内部材122の傾斜案内面128の入口付近に接触配置されている。
この状態において、開閉扉23を閉動作していくと、図18に示すように、被案内部材132が案内部材122の傾斜案内面128から非傾斜案内面129に沿って相対移動していく。
そして、開閉扉23が閉鎖位置に到達すると、図19に示すように、被案内部材132が案内部材122の案内面から外れるが、押圧機構160の押圧ピン161が開閉扉23側のストッパ壁163に接触配置され、転写ユニット40が作像ユニット30側に押圧配置される。
このとき、位置決め機構150による転写ユニット40の位置決め突起153が両面搬送ユニット100の位置決め孔152に嵌合し、転写ユニット40と両面搬送ユニット100とが位置決めされる。
−案内機構の位置関係について(図20)−
本実施の形態では、両面搬送ユニット100の駆動伝達側案内機構120は、両面搬送ユニット100のスリット開口118(分割スリット開口118A,118B)を通じて両面搬送ユニット100の配設スペース内に配置されているため、両面搬送ユニット100の幅方向両側に設けられる案内機構120間の寸法mはある程度短寸に設定することが可能である。尚、図20(a)中、sは両面搬送ユニット100の幅寸法を示す。
この点、両面搬送ユニット100の配設スペース外に案内機構120’を設置する比較の形態にあっては、図20(b)に示すように、両面搬送ユニット100の駆動伝達機構116、駆動モータ117(図6参照)と干渉しない部位に案内機構120’(案内部材121’,122’)を設置しなければならないため、両面搬送ユニット100の幅方向両側に設けられる案内機構120’間の寸法mは実施の形態1の場合(m)に比べて大きく設定しなければならない。そうすると転写ユニット40の被案内部材131も対応して幅方向外側に移動するため、転写ユニット40の幅寸法が大きくなり、それを支持している装置筐体21の幅寸法も大きくなり装置全体が大型化する。尚、図20(b)中、sは両面搬送ユニット100の幅寸法を示し、実施の形態1のsと略同寸法であるものとする。
−両面搬送ユニットを取り外した開閉扉の開閉動作(図21,図22)−
次に、両面搬送ユニット100を取り外した画像形成装置について開閉扉の開閉動作について説明する。
両面搬送ユニット100を取り外した態様にあっては、図21及び図22に示すように、開閉扉23を開閉動作すると、開閉扉23と転写ユニット40との間では案内機構120が両面搬送ユニット100を組み込んだ態様と同様に作用し、開閉扉23の開閉動作に追従して転写ユニット40が相対移動する。
そして、開閉扉23が閉鎖位置に到達すると、押圧機構160が働き、転写ユニット40が作像ユニット30側に押圧され、両者間の位置関係が良好に保たれる。
本発明が適用される実施の形態の概要に係る画像形成装置の開閉動作過程を示す説明図である。 図1に示す実施の形態の概要に係る画像形成装置から両面搬送構成体を取り外した態様での開閉動作過程を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1に示す画像形成装置の開閉扉、転写ユニット、両面搬送ユニットの関係を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる開閉扉及び両面搬送ユニットを示す斜視説明図である。 図5に示す開閉扉から両面搬送ユニットを取り外した状態を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる両面搬送ユニットの詳細を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる転写ユニットを示す斜視説明図である。 実施の形態1で用いられる転写ユニットの押圧機構を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉全開放時における両面搬送ユニット駆動伝達側の案内機構の状態を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図10に示す全開放位置から閉動作する過程(1)を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図10に示す全開放位置から閉動作する過程(2)を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図10に示す全開放位置から閉動作する過程(3)を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図10に示す全開放位置から閉動作する過程(4)を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図10に示す全開放位置から完全に閉鎖した状態を模式的に示す説明図である。 図15中A方向から見た矢視図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉全開放時における両面搬送ユニット駆動伝達反対側の案内機構の状態を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図17に示す全開放位置から閉動作する過程を模式的に示す説明図である。 実施の形態1で用いられる画像形成装置の開閉扉を図17に示す全開放位置から完全に閉鎖した状態を模式的に示す説明図である。 (a)は実施の形態1で用いられる両面搬送ユニットを図5中上方から見た矢視図、(b)は比較の形態に係る両面搬送ユニットを実施の形態1と同様な方向から見た矢視図である。 実施の形態1に係る画像形成装置から両面搬送ユニットを取り外した態様の開閉扉閉時の状態を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置から両面搬送ユニットを取り外した態様の開閉扉の開放動作過程の一状態を示す説明図である。
符号の説明
1…装置筐体,1a…扉開口,2…作像手段,2a…像保持体,3…開閉扉,3a…回転支点,4…転写構成体,4a…回転支点,5…記録材,7…案内機構,7a…案内部材,7b…被案内部材,10…両面搬送構成体,11(11a,11b)…搬送経路部材,12…搬送部材,13…両面搬送経路,14…搬送部材駆動伝達部,15…開口部

Claims (8)

  1. 側方に扉開口を有する装置筐体内に着脱自在に設けられ、少なくとも転写可能な像が保持される像保持体を含む作像手段と、
    前記装置筐体の扉開口縁に回転支点を中心として開閉自在に設けられて扉開口を開閉する開閉扉と、
    前記作像手段による像保持体上の像を記録材に転写するために配設され、前記装置筐体に対して前記開閉扉の回転支点とは異なる回転支点を中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉の開閉動作に追従して開閉扉に対して相対移動する転写構成体と、
    前記開閉扉に設けられて開閉扉開閉時に転写構成体を移動案内する案内部材及び転写構成体に設けられて開閉扉開閉時に前記案内部材に当接する被案内部材を有する案内機構と、
    前記開閉扉に着脱自在に保持されて開閉扉と転写構成体との間に設けられ、片面作像済みの記録材の他の片面に対して作像可能にすべく前記作像手段の手前まで片面作像済みの記録材が搬送部材にて両面搬送経路を経て戻される両面搬送構成体とを備え、
    前記両面搬送構成体は、記録材の両面搬送経路領域及び搬送部材駆動伝達部以外の部位に開閉扉の案内部材が貫通配置される開口部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    開閉扉の案内部材は、開閉扉開閉時に転写構成体の被案内部材の移動方向に沿って延び且つ被案内部材の移動方向に交差する方向の位置が規制される位置規制部を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    開閉扉に保持される両面搬送構成体と転写構成体との間に位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、開閉扉閉鎖時に両面搬送構成体と転写構成体とを位置決めするもので、両面搬送構成体に設けられて転写構成体を位置決めする位置決め部材及び転写構成体に設けられて前記両面搬送構成体の位置決め部材と係わって位置決めされる被位置決め部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    案内機構は、位置決め機構を除いた部位に案内部材及び被案内部材を配置したものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載の画像形成装置において、
    案内機構は、搬送部材駆動伝達部を境に分離した複数の案内部材及び複数の被案内部材を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5いずれかに記載の画像形成装置において、
    開閉扉閉鎖時に転写構成体が作像手段側に付勢される付勢手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6いずれかに記載の画像形成装置において、
    両面搬送構成体は、両面搬送経路を挟んで対向する一対の搬送経路部材を有し、一方の搬送経路部材を開閉扉に固定的に保持すると共に、この搬送経路部材に対して他方の搬送経路部材を開閉自在に設け、一方の搬送経路部材に搬送部材駆動伝達部及び開口部を設けると共に、他方の開閉自在な搬送経路部材を前記搬送部材駆動伝達部、開口部と非対向な位置に配置することを特徴とする画像形成装置。
  8. 側方に扉開口を有する装置筐体内に着脱自在に設けられ、少なくとも転写可能な像が保持される像保持体を含む作像手段と、
    前記装置筐体の扉開口縁に回転支点を中心として開閉自在に設けられて扉開口を開閉する開閉扉と、
    前記作像手段による像保持体上の像を記録材に転写するために配設され、前記装置筐体に対して前記開閉扉の回転支点とは異なる回転支点を中心に回転自在に設けられ且つ開閉扉の開閉動作に追従して開閉扉に対して相対移動する転写構成体と、
    前記開閉扉に設けられて開閉扉開閉時に転写構成体を移動案内する案内部材及び転写構成体に設けられて開閉扉開閉時に前記案内部材に当接する被案内部材を有する案内機構とを備えた画像形成装置に用いられる両面搬送構成体であって、
    前記開閉扉に着脱自在に保持されて開閉扉と転写構成体との間に設けられ、片面作像済みの記録材の他の片面に対して作像可能にすべく前記作像手段の手前まで片面記録済みの記録材が搬送部材にて両面搬送経路を経て戻されると共に、記録材の両面搬送経路領域及び搬送部材駆動伝達部以外の部位に開閉扉の案内部材が貫通配置される開口部を有することを特徴とする両面搬送構成体。
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