JP2010008210A - 浸水センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】検知用光ファイバに直列に設けた複数の浸水センサのうち1つにおいて浸水を検知した場合においても、他の浸水センサの検知性能に悪影響が及ばない浸水センサを提供する。
【解決手段】検知用光ファイバ2が引き込まれる収容体3と、収容体3内に設けられた膨潤材4と、収容体3内への浸水による膨潤材4の膨潤によって変位して検知用光ファイバ2に曲げを与える可動片5と、を備えた浸水センサ1。収容体3には、検知用光ファイバ2に曲げを付与する方向の可動片5の変位をガイドするガイド部17と、ガイド部17に沿った可動片5の変位を規制するストッパ部27が形成されている。ストッパ部27は、可動片5の変位を所定の曲げ付与位置にて規制できるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブルの分岐接続用のクロージャなどにおける浸水を、光ファイバを用いて検知する浸水センサに関するものである。
従来、この種の浸水センサとしては、浸水が生じたときに光ファイバに曲げおよび側圧を与えることによって、光パルス試験器で検出可能な伝送損失を生じさせるものがある(特許文献1〜4を参照)。
特開2002−22973号公報 特開2000−258225号公報 特開2001−99756号公報 特開2001−262583号公報
しかしながら、複数の浸水センサが検知用光ファイバに沿って直列に設けられる場合には、それらのうち1つで浸水が起きると、そこで伝送損失が大きくなるため、それ以降の(光パルス試験器から遠端側の)浸水センサにおいて浸水が検知不能あるいは検知性能が低下するという問題があった。
過大な伝送損失の原因となる側圧を抑えるためには、光ファイバ外周に保護カバーを形成することが考えられるが、その場合には保護カバー形成のため浸水センサの設置に手間がかかってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、一本の検知用光ファイバに直列に設けた複数の浸水センサのうち1つにおいて浸水を検知した場合においても、遠端側の他の浸水センサの検知性能に悪影響が及ばず、しかも設置が容易である浸水センサの提供を目的とする。
本発明の請求項1にかかる浸水センサは、検知用光ファイバが引き込まれる収容体と、この収容体内に設けられた膨潤材と、前記収容体内への浸水による前記膨潤材の膨潤によって変位して前記検知用光ファイバに曲げを与える可動片と、を備え、前記収容体には、前記検知用光ファイバに曲げを付与する方向の前記可動片の変位をガイドするガイド部と、このガイド部に沿った前記可動片の変位を規制するストッパ部が形成され、前記ストッパ部は、前記可動片の変位を所定の曲げ付与位置にて規制できるように形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2にかかる浸水センサは、請求項1において、前記ガイド部が、前記収容体に形成されたスリット状の穴部または溝部であり、前記可動片が、前記ガイド部に挿入されるガイド突起を有し、このガイド突起が前記ガイド部に沿って移動することにより前記曲げ付与方向に変位可能であり、前記ストッパ部は、前記所定の曲げ付与位置にて前記ガイド突起が当接することにより前記可動片の変位を規制することを特徴とする。
本発明の請求項3にかかる浸水センサは、請求項1または2において、前記可動片に、前記変位方向に沿う溝または突条である姿勢維持部が形成され、前記収容体には、前記姿勢維持部に即した形状の突条または溝である係合部が、前記姿勢維持部に係合可能に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる浸水センサは、請求項1〜3のうちいずれか1項において、前記収容体が、上部開口を有する主部と、前記上部開口を塞ぐ蓋部とからなり、前記可動片が、前記検知用光ファイバに曲げを付与する曲げ付与凸部を有し、前記蓋部は、前記可動片の曲げ付与凸部に即した形状の受け凹部を有し、この受け凹部が、前記曲げ付与凸部との間で前記検知用光ファイバに曲げを付与できることを特徴とする。
本発明の請求項5にかかる浸水センサは、請求項4において、前記ストッパ部は、前記蓋部に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、収容体に、可動片の変位を規制するストッパ部が形成されているので、可動片の最大変位位置を、過度の曲げ損失を与えずに検知用光ファイバに検出可能な曲げを付与する位置とすることができる。
検知用光ファイバに過度の損失が生じないため、検知用光ファイバに直列に設けた複数の浸水センサのうち1つにおいて浸水を検知した場合においても、他の浸水センサの検知性能に悪影響が及ぶのを防止できる。
また、本発明の浸水センサは、浸水検知用光ファイバの曲げ損失を抑えることができることから、側圧を抑えるための保護カバーを浸水検知用光ファイバに形成する必要がなく、設置が容易である。
本発明の一実施形態である浸水センサ1を、図1〜図5を参照して説明する。図1は検知用光ファイバ2に曲げが付与されていない状態の浸水センサ1を示す正面図である。図2は検知用光ファイバ2に曲げが付与された状態の浸水センサ1を示す正面図である。図3は、浸水センサ1を示す斜視図である。図4は、浸水センサ1を示す分解斜視図である。図5は蓋部12を示す斜視図である。
図1において、浸水センサ1は、検知用光ファイバ2が引き込まれる収容体3と、この収容体3内に設けられた膨潤材4と、収容体3内への浸水による膨潤材4の膨潤によって変位して検知用光ファイバ2に曲げを与える可動片5と、を備えている。
図1、図3および図4に示すように、収容体3は、上部開口11aを有する略直方体状の主部11と、上部開口11aを塞ぐ蓋部12とからなる。
主部11は、長方形状の底板部13と、底板部13の長辺部13a、13aから立設された側壁部14、14と、底板部13の短辺部13b、13bから立設された端壁部15、15とを有する。
側壁部14には、概略矩形に形成され、可動片5の変位をガイドするガイド部17と、可動片5の姿勢を維持するための突条である係合部18と、浸水が起きたときに水を収容体3内に流入させる流入穴19が形成されている。
ガイド部17は、底板部13から上部開口11aに向かう方向(図1における上下方向)に沿って形成されたスリット状の穴部とすることができる。ガイド部17は、ほぼ一定幅とするのが好ましい。
図示例では、ガイド部17は側壁部14の上縁から、高さ方向の中間位置にかけて形成されている。図示例のガイド部17は、主部11の長さ方向(底板部13の長手方向。以下、単に長さ方向ということがある)に間隔をおいて2つ形成されている。
なお、ガイド部17は、可動片5の上下方向の変位をガイドすることができる形状であればよく、図示する形状に限らず、例えば側壁部14の内面に形成された溝部であってもよい。
係合部18は、側壁部14の内面に図1における上下方向に沿って形成された突条である。図示例の係合部18は、側壁部14の上部において長さ方向の略中央に形成されている。
流入穴19は、収容体3内に水を流入させ得るものであればよい。図示例の流入穴19は、上下方向に沿うスリット状に形成され、長さ方向に間隔をおいて複数(図示例では4つ)形成されている。
図4に示すように、この例の主部11は、第1部分21と第2部分22が着脱自在に組み合わせられて組み立てられる。
図示例の第1部分21は一方の側壁部14と一方の端壁部15と底板部13とが一体となったものであり、第2部分22は他方の側壁部14と他方の端壁部15が一体となったものである。
第1部分21の側壁部14の長さ方向の端部には、第2部分22の端壁部15に形成された嵌合凹部28に係脱可能に嵌合する嵌合片29が形成されており、第2部分22の側壁部14の長さ方向の端部には、第1部分21の端壁部15に形成された嵌合凹部28に係脱可能に嵌合する嵌合片29が形成されている。第1部分21と第2部分22とは、嵌合片29が嵌合凹部28に嵌合することで着脱自在に互いに固定される。
この構成によれば、主部11を構成する第1部分21と第2部分22とが着脱自在であるため、膨潤材4の交換が容易である。
例えば、浸水により吸水した膨潤材4を交換する場合には、蓋部12を主部11から取り外し、主部11を第1部分21と第2部分22とに分解し、膨潤材4を新たなものに交換し、再び第1部分21と第2部分22とを組み合わせることによって、再組み立てができる。
図4および図5に示すように、蓋部12は、長方形状の天板部23と、天板部23の長辺部23a、23aから垂下する側壁部24、24と、側壁部24、24間で天板部23から垂下する受け部材25とを有する。
側壁部24は、長方形状に形成され、その下端24aには、下方に突出する略矩形状のストッパ部27が形成されている。
ストッパ部27は、可動片5の上昇を規制するものであって、その下面は天板部23に沿う方向とされている。
ストッパ部27は、各側壁部24に、蓋部12の長さ方向(天板部23の長手方向。以下、単に長さ方向ということがある)に間隔をおいて2つずつ形成されている。
図1、図3および図4に示すように、受け部材25は長さ方向に延在する板状とされ、側壁部24にほぼ平行に形成されている。
受け部材25の長さ方向の略中央部には、後述する可動片5の曲げ付与凸部30aに即して湾曲した形状の受け凹部25aが形成されている。
天板部23または側壁部24には、下方に延出する係止部26、26が形成されている。係止部26は側壁部24の下縁より下方に延出しており、その先端には可動片5の係止凹部34に係止可能な係止爪26aが形成されている。
一方の係止部26は、蓋部12の長さ方向の中央部より一端側に、一方の側壁部24寄りに形成されている。他方の係止部26は、蓋部12の長さ方向の中央部より他端側に、他方の側壁部24寄りに形成されている。
可動片5は、曲げ付与部30と、曲げ付与部30から延出する2つの腕部31、31とを備えており、収容体3内に収容されている。
曲げ付与部30の上面には、湾曲面を有し、腕部31に対し垂直な方向(図中上方)に突出する曲げ付与凸部30aが形成されている。曲げ付与凸部30aの湾曲の形状(曲率半径)は検知用光ファイバ2に与えるべき曲げ量によって定められる。
曲げ付与部30には、上下方向に沿って溝状の姿勢維持部32、32が形成されている。
姿勢維持部32は、可動片5の両側面5a、5aに形成された溝であり、側壁部14に形成された突条である係合部18に即した形状となっており、係合部18が挿入し係合することで、可動片5の傾動が阻止され、可動片5の姿勢(主部11の長さ方向に延在する姿勢)が維持される。
なお、図示例とは逆に、姿勢維持部32を上下方向に沿う突条とし、係合部18をこれに係合可能な上下方向に沿う溝状とすることもできる。
腕部31、31は、互いにほぼ同じ長さとされ、曲げ付与部30から互いに逆方向に延出している。
一方の腕部31の先端部には、一方の側面5aに、係止部26の係止爪26aが係止する係止凹部34が形成されている。他方の腕部31の先端部には、他方の側面5aに、係止爪26aが係止する係止凹部34が形成されている。
可動片5は、主部11の長さ方向に延在するように配置され、図示例では腕部31、31の先端がそれぞれ端壁部15、15の近傍に達している。
腕部31の両側面5a、5aには、側壁部14のガイド部17に挿入されるガイド突起33、33が形成されている。
ガイド突起33の幅(上記長さ方向の寸法)は、ガイド部17の幅とほぼ同じまたはこれよりやや小さくするのが好ましい。
図1に示す状態では、可動片5は、最下降位置にあり、ガイド突起33がガイド部17の下端に係止している。
膨潤材4としては、水を吸収すると膨張し体積が増し、乾燥すると収縮し体積が減少する材料を選定するのが好ましい。水分含有量に応じた体積となる材料を使用すれば、複数回の浸水検知も可能になる。
膨潤材4としては、ポリアルキレンオキサイド系吸水性樹脂が好適に用いられる。
膨潤材4は、可動片5と底板部13との間に配置される。
図1に示すように、乾燥状態では体積が小さく、可動片5を押し上げることはないが、図2に示すように、水を吸収し膨潤すると体積増大により可動片5を押し上げることができる。膨潤材4は、乾燥すると、図1に示す収縮状態に戻るものが好ましい。
図6に示すように、浸水センサ1は、光ファイバケーブル6の複数箇所に間隔をおいて形成されたクロージャ7内にそれぞれ設けることができる。検知用光ファイバ2は、光ファイバケーブル6から引き出した光ファイバ心線、光ファイバコードなどが使用できる。
図示例では、光パルス試験器8に接続された光ファイバケーブル6の共通の検知用光ファイバ2に、ケーブル長さ方向に間隔をおいて複数の浸水センサ1が設けられている。光パルス試験器8は、例えばOTDR、BOTDR等である。
次に、浸水センサ1の動作について説明する。
図1に示すように、クロージャ7に浸水が起きていない場合には、膨潤材4は乾燥状態にあり、体積が小さく、可動片5を押し上げることはない。このため、検知用光ファイバ2には曲げが加えられない。
従って、光パルス試験器8から検知用光ファイバ2に試験光が入射しても、検知用光ファイバ2の変形に起因する入射光の後方散乱光は発生しない。
図2に示すように、浸水が起きると、水が流入穴19等から収容体3内に流れ込み、膨潤材4は水を吸収して膨潤し、体積が大きくなる。
このため、膨潤材4により可動片5が押し上げられる。ガイド突起33がガイド部17内に挿入されているため、可動片5はガイド部17に沿って上昇する。この際、係合部18と姿勢維持部32が係合するため、可動片5の姿勢は変化しない(図7および図8を参照)。
可動片5が押し上げられることによって、曲げ付与凸部30aと受け凹部25aとの間で検知用光ファイバ2に曲げが付与される。
検知用光ファイバ2に曲げが加えられることによって、検知用光ファイバ2には入射光の散乱が生じ、後方散乱光は光パルス試験器8において検出される。なお、後方散乱光の戻り時間に基づいて、変形が生じた位置(光パルス試験器8からの距離)の特定もある程度は可能である。
図7および図8に示すように、可動片5が上昇し、検知用光ファイバ2に所定の曲げが加えられた時点で、ガイド突起33がストッパ部27に当接し、それ以上の上昇が規制される(この位置を最上昇位置または最大変位位置という)。
この位置は、検知用光ファイバ2に過度の曲げが与えられず、しかも検出可能な曲げが付与される位置とされる。この位置では浸水検知用光ファイバ2に与えられる側圧は小さく、過度の曲げ損失は生じない。
この最上昇位置において、蓋部12の係止部26の係止爪26aが可動片5の係止凹部34に係止する。これによって可動片5の下降が阻止されるため、浸水検知用光ファイバ2の曲げ状態が維持される。このため、浸水が生じたことを確実に検知できる。
可動片5が係止部26に係止した状態となった浸水センサ1は、作業者が蓋部12を開放して蓋部12から可動片5を取り外すことによって、再利用可能となる。
このように、浸水センサ1では、収容体3に、可動片5の変位を規制するストッパ部27が形成されているので、可動片5の最上昇位置を、検知用光ファイバ2に過度の曲げ損失を与えずに検知用光ファイバに検出可能な曲げを付与する位置とすることができる。
検知用光ファイバ2に過度の損失が生じないため、検知用光ファイバ2に直列に設けた複数の浸水センサ1のうち1つにおいて浸水を検知した場合においても、他の浸水センサ1の検知性能は維持できる。
図9に示すように、主部11は、一体成形品であってもよい。
一体に形成された主部11を用いる場合には、部品点数を少なくでき、組立工数を少なくできるという利点がある。
なお、ストッパ部27の形成位置は、蓋部12に限定されず、主部11であってもよい。
本発明に係る浸水センサの一例を示す正面図であり、検知用光ファイバに曲げが付与されていない状態を示す。 図1に示す浸水センサを示す正面図であり、検知用光ファイバに曲げが付与された状態を示す。 図1に示す浸水センサを示す斜視図である。 図1に示す浸水センサを示す分解斜視図である。 図1に示す浸水センサの蓋部を示す斜視図である。 本発明に係る浸水センサを適用可能な光ファイバ線路を示す構成図である。 図1に示す浸水センサにおける可動片の動作を示す説明図である。 図1に示す浸水センサにおける可動片の動作を示す説明図である。 本発明に係る浸水センサの他の例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1・・・浸水センサ、2・・・検知用光ファイバ、3・・・収容体、4・・・膨潤材、5・・・可動片、11・・・主部、11a・・・上部開口、12・・・蓋部、17・・・ガイド部、18・・・係合部、27・・・ストッパ部、25a・・・受け凹部、30a・・・曲げ付与凸部、32・・・姿勢維持部、33・・・ガイド突起。

Claims (5)

  1. 検知用光ファイバ(2)が引き込まれる収容体(3)と
    この収容体内に設けられた膨潤材(4)と、
    前記収容体内への浸水による前記膨潤材の膨潤によって変位して前記検知用光ファイバに曲げを与える可動片(5)と、を備え、
    前記収容体には、前記検知用光ファイバに曲げを付与する方向の前記可動片の変位をガイドするガイド部(17)と、このガイド部に沿った前記可動片の変位を規制するストッパ部(27)が形成され、
    前記ストッパ部は、前記可動片の変位を所定の曲げ付与位置にて規制できるように形成されていることを特徴とする浸水センサ(1)。
  2. 前記ガイド部が、前記収容体に形成されたスリット状の穴部または溝部であり、
    前記可動片が、前記ガイド部に挿入されるガイド突起(33)を有し、このガイド突起が前記ガイド部に沿って移動することにより前記曲げ付与方向に変位可能であり、
    前記ストッパ部は、前記所定の曲げ付与位置にて前記ガイド突起が当接することにより前記可動片の変位を規制することを特徴とする請求項1に記載の浸水センサ。
  3. 前記可動片に、前記変位方向に沿う溝または突条である姿勢維持部(32)が形成され、
    前記収容体には、前記姿勢維持部に即した形状の突条または溝である係合部(18)が、前記姿勢維持部に係合可能に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の浸水センサ。
  4. 前記収容体が、上部開口(11a)を有する主部(11)と、前記上部開口を塞ぐ蓋部(12)とからなり、
    前記可動片が、前記検知用光ファイバに曲げを付与する曲げ付与凸部(30a)を有し、
    前記蓋部は、前記可動片の曲げ付与凸部に即した形状の受け凹部(25a)を有し、
    この受け凹部が、前記曲げ付与凸部との間で前記検知用光ファイバに曲げを付与できることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の浸水センサ。
  5. 前記ストッパ部は、前記蓋部に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の浸水センサ。
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