JP2010007830A - 歯車装置 - Google Patents

歯車装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010007830A
JP2010007830A JP2008170825A JP2008170825A JP2010007830A JP 2010007830 A JP2010007830 A JP 2010007830A JP 2008170825 A JP2008170825 A JP 2008170825A JP 2008170825 A JP2008170825 A JP 2008170825A JP 2010007830 A JP2010007830 A JP 2010007830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
hole
peripheral surface
center
center gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008170825A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujimoto
憲一 藤本
Tomohiko Ueda
智彦 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Nabtesco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Corp filed Critical Nabtesco Corp
Priority to JP2008170825A priority Critical patent/JP2010007830A/ja
Publication of JP2010007830A publication Critical patent/JP2010007830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を削減し、製造コストを低減することが可能な歯車装置を提供する。
【解決手段】この歯車装置1は、キャリア6の貫通孔6e,6f及び旋回体52の貫通孔52cに挿通されるとともにそれら貫通孔6e,6f,52b内で回転自在に設けられ、駆動モータ54からの入力回転が伝達される第1歯車部10bと、クランク軸18のスパーギア18cに噛み合う第2歯車部10cと、旋回体52の貫通孔52c及びベース50の貫通孔50bと同軸の貫通孔10dが設けられたセンターギア10と、センターギア10の軸方向の一端部の外周面とキャリア6の端板部6bの貫通孔6fの内周面との間を封止する第1オイルシール14と、センターギア10の軸方向の他端部の外周面と旋回体52の貫通孔52cの内周面との間を封止する第2オイルシール16とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯車装置に関するものである。
従来、駆動モータからの入力回転を複数の歯車間で減速しながら伝達し、前記入力回転から減速した出力回転を得るようにした歯車装置が知られており、例えば下記の特許文献1にそのような歯車装置の一例が示されている。
図3は、その特許文献1に開示された歯車装置の縦断面図である。この歯車装置100は、ベース102と旋回部104との間に設けられている。歯車装置100は、ベース102上に固定された筒状の固定部106と、旋回部104の支持部104aの下面に固定されるとともに、前記固定部106内で軸受108によって回転自在に支持された伝達機構110とを備えている。旋回部104には、支持部104aの上方に間隔をあけて固定板部104bが設けられており、この固定板部104b上に駆動モータ109が設置されている。ベース102の上板、旋回部104の支持部104a及び固定板部104bには、上下に貫通する貫通孔がそれぞれ設けられている。また、伝達機構110にも、その軸方向に貫通する貫通孔が設けられている。これらベース102の貫通孔、旋回部104の支持部104a及び固定板部104bの貫通孔、伝達機構110の貫通孔は、同軸となるように配置されている。
そして、伝達機構110の貫通孔及び旋回部104の支持部104aの貫通孔には、入力軸112が挿通されている。この入力軸112は、伝達機構110の貫通孔内に設けられた軸受111によって回転自在に支持されている。入力軸112の上端部には、第1歯車112aが固定されており、入力軸112の下端部には、第2歯車112bが固定されている。第1歯車112aには、中間歯車114が噛み合わされており、その中間歯車114は、駆動モータ109の駆動軸109aに設けられた小歯車116と噛み合っている。第2歯車112bは、伝達機構110の入力歯車110aと噛み合っている。このような構成により、駆動モータ109の駆動軸109aの回転が小歯車116から中間歯車114を介して第1歯車112aに伝達されて入力軸112が回転し、その入力軸112の回転は、第2歯車112bから入力歯車110aを介して伝達機構110に伝達され、さらに伝達機構110から旋回部104へ伝達される。これにより、駆動モータ109からの入力回転が各歯車を介して伝達される過程で減速され、旋回部104がベース102に対して前記入力回転から減速された回転速度で旋回するようになっている。
また、前記入力軸112には、軸方向に貫通する挿通孔が設けられており、その挿通孔内に筒体118が挿通されている。ベース102側からケーブル119が筒体118内を通って延び、駆動モータ109に接続されている。筒体118の上端部は、旋回部104の固定板部104bの貫通孔に挿通されてその固定板部104bの上面に固定されている。筒体118の下端部は、ベース102の貫通孔内に嵌め込まれており、その筒体118の下端部の外周面とベース102の貫通孔の内周面との間がオイルシール120によって封止されている。固定部106内において筒体118の周囲の空間には、伝達機構110や各歯車の潤滑に用いられる潤滑油が充填されており、前記オイルシール120による封止によってこの潤滑油の漏出が防止されている。
特開平7−124883号公報
上記歯車装置の構成では、入力軸112の貫通孔に筒体118を挿通し、その筒体118の下端部の外周面とベース102の貫通孔の内周面との間をオイルシール120で封止することによって潤滑油の漏出を防いでいる。すなわち、この構成では、潤滑油の漏出を防ぐために筒体118を設ける必要があるため、その筒体118の分、部品点数が増加し、歯車装置の製造コストが増大するという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品点数を削減し、製造コストを低減することが可能な歯車装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による歯車装置は、貫通孔をそれぞれ有する第1部材と第2部材との間で所定の減速比で回転力を伝達可能な歯車装置であって、前記第1部材に固定可能に設けられ、内面に内歯が設けられた外筒と、前記外筒内において回転自在に設けられ、偏心部と歯車部とを有するクランク軸と、前記クランク軸の偏心部に取り付けられ、前記内歯に噛み合いながら、前記偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する外歯歯車と、前記第2部材に固定可能に設けられ、前記第1部材の貫通孔及び前記第2部材の貫通孔と同軸に配置されるとともに軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記外歯歯車の揺動回転が伝達されることにより前記外筒に対して同軸に相対回転するキャリアと、前記キャリアの貫通孔及び前記第1部材の貫通孔に挿通されるとともにそれら貫通孔内で回転自在に設けられ、駆動モータからの入力回転が伝達される第1歯車部と、前記クランク軸の歯車部に噛み合う第2歯車部と、前記第1部材の貫通孔及び前記第2部材の貫通孔と同軸の貫通孔が設けられたセンターギアと、前記センターギアの軸方向の一端部の外周面と前記キャリアの貫通孔の内周面との間を封止する第1オイルシールと、前記センターギアの軸方向の他端部の外周面と前記第1部材の貫通孔の内周面との間を封止する第2オイルシールとを備えている。
この歯車装置では、入力回転をクランク軸へ伝達するセンターギアの一端部の外周面とキャリアの貫通孔の内周面との間が第1オイルシールで封止され、さらにセンターギアの他端部の外周面と第1部材の貫通孔の内周面との間が第2オイルシールで封止されている。すなわち、この歯車装置では、入力回転をクランク軸へ伝達するセンターギアを利用して、外筒、第1部材及びキャリアによって囲まれるとともにセンターギアの周囲に位置する空間を封止することができ、その空間に各歯車等の構成部材を潤滑するための潤滑油を漏出しないように充填することができる。このため、前記潤滑油の漏出を防ぐために従来のような筒体を設けなくてもよいので、部品点数を削減することができ、歯車装置の製造コストを低減することができる。
また、この歯車装置では、センターギアの一端部の外周面とキャリアの貫通孔の内周面との間の隙間及びセンターギアの他端部の外周面と第1部材の貫通孔の内周面との間の隙間の両方がそれぞれオイルシールで封止されるので、歯車装置がどのような向きで設置されても前記各隙間から潤滑油が漏出するのを防ぐことができる。
上記歯車装置において、前記センターギアの貫通孔は、前記第2部材の貫通孔よりも大きい内径を有することが好ましい。
このように構成すれば、センターギアの貫通孔及び第2部材の貫通孔を通るケーブル又は配管等が第2部材側において折り曲げられたり、軸方向に垂直な方向に移動した場合に、そのケーブル又は配管等は、第2部材の貫通孔の内周面で受け止められるようになる。この結果、ケーブル又は配管等は、センターギアの貫通孔の内周面に接触しにくくなる。これにより、第2部材に対して相対的に回転するセンターギアの内周面にケーブル又は配管等が接触して損傷するのを有効に防ぐことができる。
上記歯車装置において、前記センターギアの貫通孔は、前記第2部材の貫通孔よりも小さい内径を有しており、前記センターギアの一端部と対向する前記第2部材の端面との間の距離は、前記キャリアの貫通孔の内径と前記センターギアの貫通孔の内径との差の1/2よりも大きい。
センターギアの貫通孔の内径が第2部材の貫通孔の内径よりも小さい場合には、センターギアの貫通孔及び第2部材の貫通孔を通るケーブル又は配管等が第2部材側において所定角度で曲げられると、そのケーブル又は配管等がセンターギアの貫通孔の内周面に接触して損傷する虞がある。しかしながら、この場合でも、上記のようにセンターギアの一端部と対向する第2部材の端面との間の距離が前記キャリアの貫通孔の内径と前記センターギアの貫通孔の内径との差の1/2よりも大きければ、ケーブル又は配管等が第2部材側において所定角度で曲げられたときにそのケーブル又は配管等を第2部材の貫通孔の内周面で受け止めやすくなり、ケーブル又は配管等がセンターギアの貫通孔の内周面に接触しにくくなる。その結果、上記のようなケーブル又は配管等の損傷を有効に抑制することができる。さらに、第2部材の貫通孔の内径がキャリアの貫通孔の内径よりも大きく、このキャリアの貫通孔の内径がセンターギアの貫通孔の内径よりも大きいような場合において、センターギアの一端部と対向する第2部材の端面との間の距離が前記キャリアの貫通孔の内径と前記センターギアの貫通孔の内径との差の1/2よりも大きければ、ケーブル又は配管等が曲げられたときにセンターギアよりもキャリアに先に接触し易くなることでセンターギアの貫通孔の内周面に接触しにくくなる。つまり、センターギアよりも回転数の低いキャリアに接触することで、ケーブル又は配管等の摩擦抵抗を低減することができる。なおこの場合において、ケーブル又は配管等が仮にセンターギアに接触することがあるとしても、抵抗が少なくなる。
上記歯車装置において、前記センターギアの貫通孔の内周面には、摩擦抵抗を低下させるコーティングが施されていることが好ましい。
このように構成すれば、回転するセンターギアの貫通孔の内周面にケーブル又は配管等が接触したとしても、そのセンターギアの貫通孔の内周面の摩擦抵抗が低下しているので、ケーブル又は配管等の擦れによる損傷を軽減することができる。
上記歯車装置では、前記クランク軸において、前記偏心部は当該クランク軸の軸方向に並んで2つ設けられているとともに、前記歯車部はそれら2つの偏心部間に配置されており、前記第2歯車部は、前記センターギアの前記一端部と前記他端部との間において前記歯車部に対応する位置に設けられていることが好ましい。
このように構成すれば、クランク軸のうち偏心回転する2つの偏心部間の位置においてセンターギアの第2歯車部の回転を受けることができるので、センターギアからクランク軸に安定して回転を伝達することができ、その回転の伝達時にクランク軸がブレを生じにくくすることができる。また、この構成では、第2歯車部がセンターギアの一端部と他端部との間においてクランク軸の歯車部に対応する位置に設けられているので、第2歯車部とセンターギアの各端部に配置される各オイルシールとの干渉を避けることができる。このため、第2歯車部からクランク軸の歯車部への回転の伝達と、センターギアの各端部における各オイルシールによる潤滑油の漏出の防止との両立が可能な構造を構成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、部品点数を削減し、歯車装置の製造コストを低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による歯車装置1とベース50と旋回体52の縦断面図である。まず、この図1を参照して、本発明の一実施形態による歯車装置1の構成について説明する。
本実施形態による歯車装置1は、例えばロボットの旋回胴や腕関節等の旋回部または各種工作機械の旋回部に減速機として適用されるものである。以下の本実施形態の説明では、ロボットの旋回胴に歯車装置を適用した例について説明する。
本実施形態の歯車装置1は、図1に示すようにベース50と旋回体52との間に設けられて、所定の減速比で回転力を伝達する。なお、ベース50は、本発明の第2部材の概念に含まれるものであり、旋回体52は、本発明の第1部材の概念に含まれるものである。ベース50の上板部50aには、貫通孔50bが設けられており、旋回体52の下板部52aには、貫通孔52cが設けられている。これら両貫通孔50b,52cは、同軸となるように配置されている。また、旋回体52の下板部52a上には、駆動モータ54が設置されている。この駆動モータ54の駆動軸54aは、歯車装置1側に延びており、その駆動軸54aの先端に駆動歯車56が取り付けられている。
そして、本実施形態の歯車装置1は、外筒2と、内歯ピン4と、キャリア6と、キャリア軸受8と、センターギア10と、センターギア軸受12と、第1オイルシール14と、第2オイルシール16と、クランク軸18と、クランク軸受20と、第1外歯歯車22と、第2外歯歯車24と、第1ころ軸受26aと、第2ころ軸受26bとを備えている。
外筒2は、歯車装置1の外面を構成するケースとして機能するものであり、略円筒状に形成されている。旋回体52には、下板部52aの外周部から歯車装置1側に延設された延設部52bが設けられており、外筒2は、この延設部52bの端面にボルト28で締結することによって固定可能となっている。また、外筒2の内面には、多数の内歯ピン4が周方向に等間隔で配設されている。この内歯ピン4は、本発明の内歯の概念に含まれるものである。
キャリア6は、外筒2内に当該外筒2と同軸となるように配設されている。このキャリア6は、外筒2内に軸方向に離間して設けられた一対のキャリア軸受8により外筒2に対して同軸に相対回転可能に支持されている。キャリア6は、ベース50の上端に位置する上板部50aにボルト29で締結することによって固定可能となっている。そして、キャリア6と外筒2が相対回転することにより旋回体52がベース50に対して旋回するようになっている。
また、このキャリア6は、それらの間に第1外歯歯車22と第2外歯歯車24を収納するように互いに締結される基部6aと端板部6bとを備えている。
基部6aは、外筒2内においてその外筒2の上端部近傍に配置される基板部6cと、その基板部6cから下方へ延びるシャフト部6dとを有する。基部6aと端板部6bは、シャフト部6dにおいてボルト30により締結され、一体となってキャリア6を構成している。
基板部6cの径方向中央部には、軸方向に貫通する貫通孔6eが設けられており、端板部6bの径方向中央部には、軸方向に貫通する貫通孔6fが前記貫通孔6eと同軸となるように設けられている。本実施形態では、基板部6cの貫通孔6eと端板部6bの貫通孔6fとによりキャリア6の貫通孔が構成されている。両貫通孔6e,6fは、円形断面を有している。そして、これら貫通孔6e,6fは、旋回体52の貫通孔52c及びベース50の貫通孔50bと同軸となるように配置されている。
センターギア10は、駆動モータ54からの入力回転をクランク軸18に伝達するものである。このセンターギア10は、本体部10aと、第1歯車部10bと、第2歯車部10cとを有する。
本体部10aは、略円筒状に形成されており、基板部6cの貫通孔6e及び端板部6bの貫通孔6fと、旋回体52の貫通孔52cとに挿通されている。この本体部10aは、基板部6cの貫通孔6eの内周面と、端板部6bの貫通孔6fの内周面とにそれぞれ設けられたセンターギア軸受12により貫通孔6e,6f,52c内で軸回りに回転自在に支持されている。
本体部10aには、軸方向に貫通し、円形断面を有する貫通孔10dが設けられている。この貫通孔10dは、本体部10aと同軸に設けられているとともに、ベース50の貫通孔50b及び旋回体52の貫通孔52cと同軸となるように配置されている。貫通孔10dは、ベース50の貫通孔50bよりも大きい内径を有している。また、貫通孔10dの内周面には、摩擦抵抗を低下させるコーティング、例えばフッ素コーティングやテフロン(登録商標)コーティング等が施されている。そして、ベース50の貫通孔50b、本体部10aの貫通孔10d及び旋回体52の貫通孔52cを通って通電用のケーブル60が延びている。このケーブル60は、ベース50内において例えば略直角に屈曲されているとともにベース50に対して固定されている。
本体部10aの軸方向におけるベース50側の端部(下端部)は、キャリア6の端板部6bの貫通孔6f内に配置されており、その端部の外周面と端板部6bの貫通孔6fの内周面との間が第1オイルシール14によって封止されている。一方、本体部10aの軸方向における旋回体52側の端部(上端部)は、旋回体52の貫通孔52c内に配置されており、その端部の外周面と旋回体52の貫通孔52cの内周面との間が第2オイルシール16によって封止されている。第1オイルシール14は、端板部6bの貫通孔6fの内周面に固定されており、第2オイルシール16は、旋回体52の貫通孔52cの内周面に固定されている。そして、本体部10aは、その下端部の外周面が第1オイルシール14の内周面に摺接するとともに、その上端部の外周面が第2オイルシール16の内周面に摺接しながら回転するようになっている。
第1歯車部10bは、駆動モータ54からの入力回転が駆動歯車56を介して伝達される部分である。この第1歯車部10bは、比較的大径の外歯歯車からなり、本体部10aの上端部近傍に外嵌されている。そして、この第1歯車部10bは、駆動歯車56と噛み合っており、その駆動歯車56から回転が伝達されることにより本体部10aと一体的に回転する。
第2歯車部10cは、クランク軸18の後述するスパーギア18cへ回転を伝達する部分である。この第2歯車部10cは、第1歯車部10bに比べて小径に形成された外歯歯車からなり、本体部10aの上端部と下端部との間、具体的にはキャリア6の基板部6cと端板部6bとの間において後述のスパーギア18cに対応する位置に配置されており、その位置において本体部10aの外周に設けられている。第2歯車部10cは、スパーギア18cと噛み合っており、本体部10aとともに回転することによってスパーギア18cに回転を伝達する。
クランク軸18は、図1に示されているもの以外に2つ、すなわち合計3つ設けられており、それら3つのクランク軸18が外筒2内でセンターギア10の周囲に等間隔に配設されている。各クランク軸18は、一対のクランク軸受20を介してキャリア6に取り付けられており、その軸回りに回転自在となっている。
クランク軸18には、第1偏心部18aと、第2偏心部18bと、スパーギア18cとが設けられている。なお、スパーギア18cは、本発明におけるクランク軸18の歯車部の概念に含まれるものである。第1偏心部18aと第2偏心部18bは、クランク軸18のうち前記一対のクランク軸受20によってそれぞれ支持される部分の間に軸方向に間隔をあけて並んで設けられている。第1偏心部18aと第2偏心部18bは、それぞれクランク軸18の軸心から所定の偏心量で偏心した円柱状に形成されているとともに、相互間に所定角度の位相差を有するように配置されている。スパーギア18cは、第1偏心部18aと第2偏心部18bとの間に配置されており、その軸心がクランク軸18の軸心上に位置するように配置されている。このスパーギア18cは、両偏心部18a,18bよりも大径の外歯歯車からなり、センターギア10の第2歯車部10cと噛み合っている。これにより、センターギア10の第2歯車部10cからスパーギア18cに回転が伝達されて各クランク軸18が回転するようになっている。
キャリア6の端板部6bには、各クランク軸18の下端部をクランク軸受20を介して取り付けるための取付孔6gが上下方向に貫通するように設けられており、各クランク軸18の下端部の下方の位置においてその取付孔6gにはシールキャップ32が装着されている。
キャリア6の端板部6bと外筒2との間には第3オイルシール34が装着されており、その第3オイルシール34によって端板部6bと外筒2との間が封止されている。旋回体52と、外筒2と、キャリア6の端板部6bとによって囲まれるとともにセンターギア10の周囲に位置する空間には、各歯車等の構成部材を潤滑するための潤滑油が充填されており、前記各オイルシール14,16,34及び前記シールキャップ32によってこの空間から歯車装置1の外部への潤滑油の漏出が防止されている。
第1外歯歯車22は、クランク軸18の第1偏心部18aに第1ころ軸受26aを介して取り付けられており、クランク軸18が回転するときに第1偏心部18aの偏心回転に連動して外筒2内面の内歯ピン4に噛み合いながら揺動回転するようになっている。
具体的には、第1外歯歯車22は、外筒2の内径よりも少し小さく形成されており、外歯22aと、中央部貫通孔22bと、3つの偏心部挿通孔22cと、3つのシャフト部挿通孔22dとが設けられている。
外歯22aは、内歯ピン4に噛み合っており、その内歯ピン4の数よりも若干少ない数で設けられている。
中央部貫通孔22bは、第1外歯歯車22の径方向中央部に設けられている。この中央部貫通孔22bに前記センターギア10の本体部10aが遊びを持って挿通されている。
3つの偏心部挿通孔22cは、第1外歯歯車22において中央部貫通孔22bの周囲に周方向に等間隔で設けられている。各偏心部挿通孔22cには、各クランク軸18の第1偏心部18aが第1ころ軸受26aが介装された状態でそれぞれ挿通されている。
3つのシャフト部挿通孔22dは、第1外歯歯車22において中央部貫通孔22bの周囲に周方向に等間隔で設けられており、各シャフト部挿通孔22dは、前記各偏心部挿通孔22c間の位置にそれぞれ配設されている。各シャフト部挿通孔22dには、キャリア6の各シャフト部6dが遊びを持った状態で挿通されている。
前記第2外歯歯車24は、クランク軸18の第2偏心部18bに第2ころ軸受26bを介して取り付けられている。この第2外歯歯車24は、クランク軸18が回転するときに第2偏心部18bの偏心回転に連動して外筒2内面の内歯ピン4に噛み合いながら揺動回転するようになっている。この第2外歯歯車24は、前記第1外歯歯車22と同様の構造を有しており、外歯24aと、中央部貫通孔24bと、3つの偏心部挿通孔24cと、3つのシャフト部挿通孔24dとが設けられている。
次に、本実施形態による歯車装置1の動作について説明する。
まず、駆動モータ54の駆動によって駆動軸54aとともに駆動歯車56が回転する。この駆動歯車56の回転がセンターギア10の第1歯車部10bに伝達され、センターギア10が回転する。このセンターギア10の回転は、第2歯車部10cから各クランク軸18のスパーギア18cに伝達され、それによって各クランク軸18がそれぞれ軸回りに回転する。
そして、各クランク軸18の回転に伴って、そのクランク軸18の第1偏心部18a及び第2偏心部18bが偏心回転する。これにより、第1偏心部18aの偏心回転に連動して第1外歯歯車22が外筒2の内面の内歯ピン4に噛み合いながら揺動回転するとともに、第2偏心部18bの偏心回転に連動して第2外歯歯車24が外筒2の内面の内歯ピン4に噛み合いながら揺動回転する。これら第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の揺動回転は、各クランク軸18を通じてキャリア6に伝達され、そのキャリア6と旋回体52が前記駆動軸54aの回転から減速された回転速度で外筒2及びベース50に対して相対回転する。
以上説明したように、本実施形態では、駆動モータ54からの入力回転をクランク軸18へ伝達するセンターギア10の一端部の外周面とキャリア6の貫通孔6fの内周面との間が第1オイルシール14で封止され、さらにセンターギア10の他端部の外周面と旋回体52の貫通孔52cの内周面との間が第2オイルシール16で封止されている。すなわち、本実施形態では、入力回転をクランク軸18へ伝達するセンターギア10を利用して、外筒2、旋回体52及びキャリア6の端板部6bによって囲まれるとともにセンターギア10の周囲に位置する空間を封止することができ、その空間に各歯車等の構成部材を潤滑するための潤滑油を漏出しないように充填することができる。このため、前記潤滑油の漏出を防ぐために従来のような筒体を設けなくてもよいので、部品点数を削減することができ、歯車装置1の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、センターギア10の貫通孔10dが、ベース50の貫通孔50bよりも大きい内径を有するので、センターギア10の貫通孔10d及びベース50の貫通孔50bを通るケーブル60がベース50側において折り曲げられたり、軸方向に垂直な方向に移動したときに、そのケーブル60は、ベース50の貫通孔50bの内周面で受け止められるようになる。この結果、ケーブル60は、センターギア10の貫通孔10dの内周面に接触しにくくなる。これにより、ベース50に対して相対的に回転するセンターギア10の内周面にケーブル60が接触して損傷するのを有効に防ぐことができる。
また、本実施形態では、センターギア10の貫通孔10dの内周面には、摩擦抵抗を低下させるコーティングが施されているので、回転するセンターギア10の貫通孔10dの内周面にケーブル60が接触したとしても、ケーブル60の擦れによる損傷を軽減することができる。
また、本実施形態では、クランク軸18において、センターギア10の第2歯車部10cと噛み合うスパーギア18cが第1偏心部18aと第2偏心部18bとの間に配置されている。このため、クランク軸18のうち偏心回転する第1偏心部18aと第2偏心部18bとの間の位置においてセンターギア10の第2歯車部10cの回転を受けることができる。その結果、センターギア10からクランク軸18に安定して回転を伝達することができ、その回転の伝達時にクランク軸18がブレを生じにくくすることができる。
また、本実施形態では、第2歯車部10cが、センターギア10の一端部と他端部との間において前記スパーギア18cに対応する位置に設けられているので、第2歯車部10cとセンターギア10の各端部に配置される各オイルシール14,16との干渉を避けることができる。このため、第2歯車部10cからクランク軸18のスパーギア18cへの回転の伝達と、センターギア10の各端部における各オイルシール14,16による潤滑油の漏出の防止とを両立することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、図2に示す上記実施形態の変形例のように、センターギア10の貫通孔10dは、ベース50の貫通孔50bよりも小さい内径を有していてもよい。そして、この変形例では、センターギア10の本体部10aの下端部と対向するベース50の端面(上板部50aの上面)との間の距離Dは、キャリア6の端板部6bの貫通孔6fの内径とセンターギア10の貫通孔10dの内径との差の1/2(=R)よりも大きくなっている。
センターギア10の貫通孔10dの内径がベース50の貫通孔50bの内径よりも小さい場合には、センターギア10の貫通孔10d及びベース50の貫通孔50bを通るケーブル60がベース50側において所定角度で曲げられると、そのケーブル60がセンターギア10の貫通孔10dの内周面に接触して損傷する虞がある。しかしながら、この場合でも、この変形例のようにセンターギア10の下端部と対向するベース50の端面との間の距離Dがキャリア6の端板部6bの貫通孔6fの内径とセンターギア10の貫通孔10dの内径との差の1/2(=R)よりも大きければ、ケーブル60が上記のように曲げられたときにそのケーブル60をベース50の貫通孔50bの内周面で受け止めやすくなる。その結果、ケーブル60がセンターギア10の貫通孔10dの内周面に接触しにくくなり、上記のようなケーブル60の損傷を有効に抑制することができる。
また、図2に仮想線で示すようにベース50の貫通孔50cの内径がキャリア6の端板部6bの貫通孔6fの内径よりも大きく、このキャリア6の貫通孔6fの内径がセンターギア10の貫通孔10dの内径よりも大きいような場合において、センターギア10の下端部と対向するベース50の端面(上板部50aの上面)との間の距離Dがキャリア6の貫通孔6fの内径と前記センターギア10の貫通孔10dの内径との差の1/2(=R)よりも大きければ、ケーブル60が曲げられたときにセンターギア10よりもキャリア6に先に接触し易くなることでケーブル60がセンターギア10の貫通孔10dの内周面に接触しにくくなる。つまり、センターギア10よりも回転数の低いキャリア6に接触することで、ケーブル60の摩擦抵抗を低減することができる。なおこの場合において、ケーブル60が仮にセンターギア10に接触することがあるとしても、抵抗が少なくなる。なお、このような場合、図2に示したように、キャリア6の貫通孔6fの下端部の角部は、面取りされていることが好ましい。
また、上記実施形態で説明した上下方向を上下以外の方向に置き換えて歯車装置1を構成してもよい。この場合でも、センターギア10の本体部10aの一端部の外周面と端板部6bの貫通孔6fの内周面との間の隙間が第1オイルシール14で封止されているとともに、センターギア10の本体部10aの他端部の外周面と旋回体52の貫通孔52cの内周面との間の隙間が第2オイルシール16で封止されるので、歯車装置1がどのような向きで設置されても前記各隙間から潤滑油が漏出するのを防ぐことができる。
また、本発明の第1部材がベース50であるとともに、本発明の第2部材が旋回体52であるような構成の歯車装置においても本発明を適用可能である。
また、本実施形態ではセンターギア10の貫通孔10dをケーブル60が挿通する例を示したが、ケーブルに限らず、駆動を伝えるシャフトや塗料等が流れる配管等が、歯車装置1を挿通する形態に本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態による歯車装置とベースと旋回体の縦断面図である。 本発明の一実施形態の変形例による歯車装置とベースと旋回体の縦断面図である。 従来の一例による歯車装置の縦断面図である。
符号の説明
1 歯車装置
2 外筒
4 内歯ピン(内歯)
6 キャリア
6e、6f 貫通孔
10 センターギア
10b 第1歯車部
10c 第2歯車部
10d 貫通孔
14 第1オイルシール
16 第2オイルシール
18 クランク軸
18a 第1偏心部
18b 第2偏心部
18c スパーギア(歯車部)
22 第1外歯歯車
24 第2外歯歯車
50 ベース(第2部材)
50b 貫通孔
50c 貫通孔
52 旋回体(第1部材)
52c 貫通孔
54 駆動モータ
60 ケーブル

Claims (5)

  1. 貫通孔をそれぞれ有する第1部材と第2部材との間で所定の減速比で回転力を伝達可能な歯車装置であって、
    前記第1部材に固定可能に設けられ、内面に内歯が設けられた外筒と、
    前記外筒内において回転自在に設けられ、偏心部と歯車部とを有するクランク軸と、
    前記クランク軸の偏心部に取り付けられ、前記内歯に噛み合いながら、前記偏心部の偏心回転に連動して揺動回転する外歯歯車と、
    前記第2部材に固定可能に設けられ、前記第1部材の貫通孔及び前記第2部材の貫通孔と同軸に配置されるとともに軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記外歯歯車の揺動回転が伝達されることにより前記外筒に対して同軸に相対回転するキャリアと、
    前記キャリアの貫通孔及び前記第1部材の貫通孔に挿通されるとともにそれら貫通孔内で回転自在に設けられ、駆動モータからの入力回転が伝達される第1歯車部と、前記クランク軸の歯車部に噛み合う第2歯車部と、前記第1部材の貫通孔及び前記第2部材の貫通孔と同軸の貫通孔が設けられたセンターギアと、
    前記センターギアの軸方向の一端部の外周面と前記キャリアの貫通孔の内周面との間を封止する第1オイルシールと、
    前記センターギアの軸方向の他端部の外周面と前記第1部材の貫通孔の内周面との間を封止する第2オイルシールとを備えた、歯車装置。
  2. 前記センターギアの貫通孔は、前記第2部材の貫通孔よりも大きい内径を有する、請求項1に記載の歯車装置。
  3. 前記センターギアの貫通孔は、前記第2部材の貫通孔よりも小さい内径を有しており、
    前記センターギアの一端部と対向する前記第2部材の端面との間の距離は、前記キャリアの貫通孔の内径と前記センターギアの貫通孔の内径との差の1/2よりも大きい、請求項1に記載の歯車装置。
  4. 前記センターギアの貫通孔の内周面には、摩擦抵抗を低下させるコーティングが施されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯車装置。
  5. 前記クランク軸において、前記偏心部は当該クランク軸の軸方向に並んで2つ設けられているとともに、前記歯車部はそれら2つの偏心部間に配置されており、
    前記第2歯車部は、前記センターギアの前記一端部と前記他端部との間において前記歯車部に対応する位置に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯車装置。
JP2008170825A 2008-06-30 2008-06-30 歯車装置 Pending JP2010007830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170825A JP2010007830A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 歯車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170825A JP2010007830A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 歯車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010007830A true JP2010007830A (ja) 2010-01-14

Family

ID=41588562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008170825A Pending JP2010007830A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 歯車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010007830A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020030205A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 ナブテスコ株式会社 センサを備えた産業装置
CN110850191A (zh) * 2018-08-20 2020-02-28 纳博特斯克有限公司 具备传感器的工业装置
CN111350793A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 住友重机械工业株式会社 齿轮装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623560Y2 (ja) * 1982-06-30 1987-01-27
JP2006136974A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Yaskawa Electric Corp ケーブルガイド
JP2007056897A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Nabtesco Corp センタークランク式偏心揺動型減速機
WO2007032400A1 (ja) * 2005-09-13 2007-03-22 Nabtesco Corporation 偏心揺動型減速機
JP2007085530A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nabtesco Corp 中空減速機
WO2007145162A1 (ja) * 2006-06-13 2007-12-21 Nabtesco Corporation 減速装置
WO2008075598A1 (ja) * 2006-12-21 2008-06-26 Nabtesco Corporation 歯車装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623560Y2 (ja) * 1982-06-30 1987-01-27
JP2006136974A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Yaskawa Electric Corp ケーブルガイド
JP2007056897A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Nabtesco Corp センタークランク式偏心揺動型減速機
WO2007032400A1 (ja) * 2005-09-13 2007-03-22 Nabtesco Corporation 偏心揺動型減速機
JP2007085530A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nabtesco Corp 中空減速機
WO2007145162A1 (ja) * 2006-06-13 2007-12-21 Nabtesco Corporation 減速装置
WO2008075598A1 (ja) * 2006-12-21 2008-06-26 Nabtesco Corporation 歯車装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020030205A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 ナブテスコ株式会社 センサを備えた産業装置
CN110850191A (zh) * 2018-08-20 2020-02-28 纳博特斯克有限公司 具备传感器的工业装置
JP7319131B2 (ja) 2018-08-20 2023-08-01 ナブテスコ株式会社 センサを備えた産業装置
CN111350793A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 住友重机械工业株式会社 齿轮装置
JP2020101197A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 住友重機械工業株式会社 歯車装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101344202B1 (ko) 기어장치 및 기어장치를 이용한 산업용 로봇의 선회부구조
JP5701724B2 (ja) 歯車装置
JP5438297B2 (ja) 偏心揺動型歯車装置
KR101668970B1 (ko) 편심 요동형 기어 장치
WO2006115257A1 (ja) 産業用ロボットの旋回部構造
JP5231530B2 (ja) 歯車装置
KR102149066B1 (ko) 편심 요동형 기어 장치
JP2017044319A (ja) 偏心揺動型の歯車装置および産業用ロボット
WO2015008612A1 (ja) 偏心揺動型歯車装置
KR20150079607A (ko) 편심 요동형 기어 장치
JP2023184669A (ja) 歯車ユニット
KR101739396B1 (ko) 기어장치
JP2012117609A (ja) 歯車伝動装置
WO2014083768A1 (ja) 歯車装置
JP2010007830A (ja) 歯車装置
JP2014005900A (ja) 偏心揺動型歯車装置
JP4925992B2 (ja) 偏心差動型減速機および該偏心差動型減速機を用いた旋回部構造
JP4219320B2 (ja) ロボットの旋回部構造
JP2008025846A5 (ja)
JP5069629B2 (ja) 偏心揺動型歯車装置及びころ軸受
JP2010210073A (ja) 駆動装置
JP2007232082A (ja) 減速機
JP2006258270A (ja) 遊星歯車減速機における回動部材の支持構造
JP4999978B2 (ja) 偏心差動型減速機
JP2008062377A (ja) ロボット等の旋回部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121204