JP2010007625A - 燃料配管保護構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料配管への接触を抑制するとともに、製造コストの増加を抑えることができる燃料配管保護構造を提供する。
【解決手段】エンジン100が外部からのエネルギーによりエンジンルームのダッシュパネル側に移動した際に、エンジン100のダッシュパネル側に配置された燃料配管71を保護する燃料配管保護構造において、バンク毎に設けられ、各バンクの気筒に吸気を分配する2つの吸気マニホールド40R、40Lと、2つの吸気マニホールド40R、40Lをエンジン100のダッシュパネル側で連通させる連通管60と、を備え、連通管60は、2つの吸気マニホールド40R、40Lと接続するそれぞれの接続部61から延設される延設部62と、当該延設部62からダッシュパネル側に突出する突出部63とから構成され、燃料配管71は、連通管60とダッシュパネル50との間で延設部62近傍において連通管60と交差するように配設される。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの燃料配管の保護構造に関する。
エンジンが外部からのエネルギーによりエンジンルームの後方に移動すると、燃料配管がエンジンよりも後方に位置する場合、エンジン自体やエンジン周りの配管等と接触する可能性がある。
特許文献1には、筒状のプロテクタの内部を挿通するように燃料配管を配置することによって、外部からのエネルギーによりエンジンルーム内でエンジンが移動しても、エンジン等と燃料配管とが直接接触するのを抑制することができる燃料配管保護構造が開示されている。
特開2005−247027号公報
しかしながら、特許文献1に記載の燃料配管保護構造では、プロテクタを別部材として搭載する必要があり、製造コストが増加するという問題がある。
そこで、本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、燃料配管への接触を抑制するとともに、製造コストの増加を抑えることができる燃料配管保護構造を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、複数の気筒が配設された2つのバンク(10R、10L)を有するエンジン(100)が外部からのエネルギーによりエンジンルームのダッシュパネル側に移動した際に、エンジン(100)のダッシュパネル側に配置された燃料配管(71)を保護する燃料配管保護構造において、バンク(10R、10L)毎に設けられ、各バンクの気筒に吸気を分配する2つの吸気マニホールド(40R、40L)と、2つの吸気マニホールド(40R、40L)をエンジン(100)のダッシュパネル側で連通させる連通管(60)と、を備え、連通管(60)は2つの吸気マニホールド(40R、40L)と接続するそれぞれの接続部(61)から延設される延設部(62)と、当該延設部(62)からダッシュパネル側に突出する突出部(63)とから構成され、燃料配管(71)は連通管(60)とダッシュパネル(50)との間で延設部(62)近傍において連通管(60)と交差するように配設される、ことを特徴とする。
本発明によれば、エンジンが外部からのエネルギーによりダッシュパネル側に移動したとしても、連通管の突出部がダッシュパネルに当接するので、燃料配管の配置される位置において連通管とダッシュパネルとの間の隙間が維持され、燃料配管と連通管との接触が抑制される。
このように連通管の形状と燃料配管の配置位置とによって、エンジンがダッシュパネル側に移動した際の燃料配管と連通管との接触を抑制するので、プロテクタを別途設ける従来技術と比較して製造コストの増加を抑えることができる。
以下、図1から図3を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、車両のエンジンルーム内を示す図である。図1において、図中下側が車両前方となる。
図1に示すように、エンジン100はV型6気筒エンジンであって、複数の気筒からなる左右のバンク、すなわち右バンク10R及び左バンク10Lを有する。右バンク10Rは、車両前後方向に沿って第1気筒、第3気筒及び第5気筒の3つの気筒を直列に有する。左バンク10Lは、車両前後方向に沿って第2気筒、第4気筒及び第6気筒の3つの気筒を直列に有する。
エンジン100は、外部から取り込んだ吸気を流す右側吸気通路20Rと左側吸気通路20Lとを備える。
右側吸気通路20Rは、右側過給器30Rを介して右側吸気マニホールド40Rに接続する。右側過給器30Rは、吸気を過給して右側吸気マニホールド40Rに流す。右側吸気マニホールド40Rは、コレクタタンク41Rと、ブランチ管42Rとを備える。ブランチ管42Rは、コレクタタンク41Rと右側バンク側の各気筒とを連通する。右側吸気マニホールド40Rは、右側過給器30Rによって過給された吸気を、コレクタタンク41Rで一時的に蓄えてからブランチ管42Rを介して右バンク側の各気筒に分配する。
左側吸気通路20Lも、右側吸気通路20Rと同様に構成される。したがって、左側吸気通路20Lを流れた吸気は、左側過給器30Lで過給され、左側吸気マニホールド40Lを介して左バンク側の各気筒に分配される。
エンジンルームと車室とを隔てるダッシュパネル50の直前には、右側吸気マニホールド40Rと左側吸気マニホールド40Lとを接続する連通管60が設置される。
連通管60は、右側吸気マニホールド40Rのコレクタタンク41Rと左側吸気マニホールド40Lのコレクタタンク41Lとを連通するように配置される。このように連通管60を配置することで、右側吸気マニホールド40Rのコレクタタンク41R内の吸気圧力と左側吸気マニホールド40Lのコレクタタンク41L内の吸気圧力とをほぼ等しくすることができる。これにより左右のコレクタタンク41R、41L内の吸気圧力差に起因して生じるエンジン100の出力トルクばらつきを抑制できる。
なお、連通管60は、所定のエンジン回転速度において共鳴過給を行うように通路長さや通路内径が設定される。
上記したエンジン100の各気筒には、図示しない燃料噴射弁によって燃料が直接噴射される。燃料噴射弁に供給される燃料は、車両後方に配置された燃料タンク内に蓄えられる。燃料タンクに貯蔵された燃料は、燃料タンク内に設けられた低圧ポンプによって圧送され、燃料配管71を通って高圧ポンプ72に供給される。高圧ポンプ72から吐出された高圧燃料の一部は右側デリバリパイプ73Rを通って右バング側の気筒毎に設けられた燃料噴射弁に供給され、残りの燃料は左側デリバリパイプ73Lを通って左バング側の気筒毎に設けられた燃料噴射弁に供給される。
燃料配管71は、ダッシュパネル50と連通管60との間であって、エンジン上方から下方に向かって連通管60を横切るように配設される。
そのため、エンジン100が外部からのエネルギーによりダッシュパネル側に移動した場合には、連通管60が燃料配管71に接触する可能性がある。そこで、本実施形態では、エンジン100がダッシュパネル側に移動した際の燃料配管71と連通管60との接触を抑制するために、図2(A)及び図2(B)に示すように連通管60の形状を設定するとともに燃料配管71を配置する。
図2(A)は、エンジンルーム内の連通管60近傍の平面図である。図2(B)は、図2(A)のB方向から見た時の連通管60の正面図である。
図2(A)に示すように、連通管60は、右側吸気マニホールド40R及び左側吸気マニホールド40Lに接続する接続部61からエンジン幅方向(車両前後方向に対して直交する車両幅方向)の内側に水平に延設される延設部62と、延設部62からダッシュパネル50に向かって円弧状に湾曲するように突出する突出部63とを形成する。
連通管60は、延設部62から突出部63に移る屈曲位置Pに連通管内部まで貫通する貫通孔64を形成する。図2(B)に示すように、右側吸気マニホールド側の貫通孔64はエンジン上方に向かって開口するように形成され、左側吸気マニホールド側の貫通孔64はエンジン下方に向かって開口するように形成される。
連通管60は外形用鋳型に中子を配置した状態で筒状態として鋳造されるため、中子は支持棒を介して外形用鋳型内に支持される。つまり、貫通孔64は、中子支持用の支持棒によって連通管製造時に形成されるものである。なお、エンジン100に連通管60を設置した後には、連通管60の貫通孔64は蓋部材によって閉塞される。
図2(A)に示すように、燃料配管71は、左側吸気マニホールド側において連通管60とダッシュパネル50との間に、エンジン上方から下方に向かって連通管60を横切るように設けられる。この燃料配管71は、連通管60の延設部62の直後の突出範囲R内で、連通管60の屈曲位置Pよりもエンジン幅方向外側において、連通管60と交差するように配設される。
エンジン100が外部からのエネルギーによりダッシュパネル側に移動した時の燃料配管71の保護効果について、図3を参照して説明する。
エンジン100が外部からのエネルギー受けると、エンジン100がダッシュパネル側に移動することがある。このような場合には、連通管60の突出部63がダッシュパネル50に当接して、燃料配管71の配置される位置において連通管60とダッシュパネル50との間の隙間が維持される。そのため、連通管60と燃料配管71との接触が抑制される。
連通管60は、外部からのエネルギーに起因する応力が最も集中しやすい屈曲位置Pに貫通孔64を形成する。そのため外部からのエネルギーに起因する応力が強い場合には、連通管60はダッシュパネル50に当接した後に、連通管60の屈曲位置Pにおいて破断する。このように連通管60を屈曲位置Pにおいて破断させることで、外部からのエネルギーに起因する応力を吸収するので、燃料配管71が連通管60の延設部62とダッシュパネル50に挟まれることが抑制される。また、突出部63がダッシュパネル50に接触して連通管60が破断すると、連通管60の延設部62の破断側端部が、図3の矢印Aに示すように車両前方に倒れ込むので、延設部62と燃料配管71とが接触しにくくなる。
以上のように、本実施形態では、連通管60の形状と燃料配管71の配置位置とによってエンジン100がダッシュパネル側に移動した際の燃料配管71と連通管60との接触を抑制するので、プロテクタを別途設ける従来技術と比較して製造コスト増加の影響が低減する。
本発明は上記した実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
車両のエンジンルーム内の概略構成図である。 連通管の形状と燃料配管の配置について説明する図である。 エンジンがダッシュパネル側に移動した場合における燃料配管の保護効果について説明する図である。
符号の説明
100 エンジン
10R 右バンク
10L 左バンク
40R 右側吸気マニホールド
40L 左側吸気マニホールド
50 ダッシュパネル
60 連通管
61 接続部
62 延設部
63 突出部
64 貫通孔
71 燃料配管

Claims (4)

  1. 複数の気筒が配設された2つのバンクを有するエンジンが外部からのエネルギーによりエンジンルームのダッシュパネル側に移動した際に、エンジンのダッシュパネル側に配置された燃料配管を保護する燃料配管保護構造において、
    バンク毎に設けられ、各バンクの気筒に吸気を分配する2つの吸気マニホールドと、
    前記2つの吸気マニホールドをエンジンのダッシュパネル側で連通させる連通管と、を備え、
    前記連通管は、前記2つの吸気マニホールドと接続するそれぞれの接続部から延設される延設部と、当該延設部からダッシュパネル側に突出する突出部とから構成され、
    前記燃料配管は、前記連通管とダッシュパネルとの間で前記延設部近傍において前記連通管と交差するように配設される、
    ことを特徴とする燃料配管保護構造。
  2. 前記連通管は、前記延設部が前記ダッシュパネル方向に対して直交する車両幅方向の内側に向かって水平に延設され、前記突出部がダッシュパネル側に円弧状に湾曲して突出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料配管保護構造。
  3. 前記燃料配管は、前記延設部の直後であって、前記延設部から前記突出部に移る屈曲位置よりも車両幅方向外側に配設される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料配管保護構造。
  4. 前記連通管は、前記屈曲位置に連通管内部まで貫通する貫通孔を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料配管保護構造。
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