JP4415901B2 - V型内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような従来の問題に着目してなされたものであり、燃料(供給)系の部品点数及びその重量を軽減できると共に、燃料(供給)系に関するスペースを小さくできるV型内燃機関の燃料供給装置を提供することを目的とする。
図1、図2は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る燃料供給装置を適用したV型6気筒機関の概略構成を示している。図1は、正面図(一部断面)、図2は、図1のA−A断面図である。図1に示すように、このV型6気筒機関1は、図示しないシリンダブロックの上部に左右シリンダヘッド2、3が設けられ、左バンク4と右バンク5とに分けられている。
そして、燃料配管取付部11a〜fには、各気筒に設けられた燃料噴射弁14a〜fのそれぞれに接続する燃料配管15a〜fが取り付けられている。ここにおいて、燃料配管取付部11aと11d、11bと11e、11cと11fは、それぞれ図で見て上下方向(すなわち、前後方向)の位置が略一致するように設けられている。これは、燃料配管をほぼ左右対称構造として強度面での向上や部品の共通化等を図るようにするためである。また、図では省略しているが、燃料配管15a〜fをほぼ同じ長さとし、これにより、噴射される燃料圧力の気筒毎での変動を抑制するように構成するのが望ましい。
さらに、第1主燃料供給通路9aの一端(後端)側を燃料供給口としつつ、他端(前端)側には圧力センサ12を配設する一方、第2主燃料供給通路9bの一端(後端)側にはリリーフバルブ13を配設しつつ、他端(前端)側を閉塞端とすることにより、燃料供給系の必要部品を機能的に組み込みながら、その必要部品である圧力センサ12(又はこれを含む圧力センサユニット)やリリーフバルブ13によって、第1、2主燃料供給通路9a、9bの端部の閉塞も可能となる。これにより、閉塞用の部品を設ける必要がなく、コスト面で有利である。
また、吸気コレクタと各気筒の吸気ポートとの間に配設される吸気マニホールドに主燃料供給通路、副燃料供給通路(及び燃料配管取付部)を一体形成するものであれば、上記構成の吸気マニホールドに限られないことは言うまでもない。
図4は、第2実施形態の正面図(上記図1、3に相当する)である。なお、図4のC−C断面は図3と同様である。
この実施形態は、吸気マニホールド6に代えて吸気コレクタ7(より具体的には、コレクタロア部7b)に、主燃料供給通路、副燃料供給通路(及び燃料配管取付部)を一体形成している点が上記第1実施形態と相違し、その他は同じである。
図5は、第3実施形態の正面図(上記図1、3,4に相当する)であり、図6は、平面図(但し、吸気コレクタを除く)である。なお、図5のD−D断面は図3と同様である。
この実施形態は、主として次の2点が上記第1、第2実施形態と相違しており、その他は同じである。
また、かかる構成を採用する場合には、各副燃料供給通路において、その両側に配設される燃料配管取付部には、連続噴射されない燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けるのが望ましい。具体的には、噴射順序を#1気筒→#2気筒→#3気筒→#4気筒→#5気筒→#6気筒とし、燃料配管取付部11aに#1気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けた場合においては、燃料配管取付部11dには#2気筒、#6気筒以外の気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けるようにする。同様に、燃料配管11bに#3気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けた場合においては、燃料配管取付部11eには#2気筒、#4気筒以外の気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けるようにし、燃料配管取付部11cに#5気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けた場合においては、燃料配管取付部11fには#4気筒、#6気筒以外の気筒の燃料噴射弁に接続する燃料配管を取り付けるようにする。
Claims (8)
- 両バンク間に吸気系を配設したV型内燃機関において、
機関の各気筒に連通する吸気通路を挟んで、各バンクにおける気筒列方向に沿って設けられる2つの主燃料供給通路と、
前記2つの主燃料供給通路の間に設けられ、この2つの主燃料供給通路を接続する少なくとも1つの副燃料供給通路と、
を前記吸気系を構成する吸気系構成部品に一体形成し、
前記副燃料供給通路を互いに隣接する各気筒の吸気通路同士の間に形成すると共に、
前記2つの主燃料供給通路から前記各気筒に設けた燃料噴射弁に燃料を供給するように構成したことを特徴とするV型内燃機関の燃料供給装置。 - 前記主燃料供給通路及び前記副燃料供給通路を、吸気コレクタに一体形成したことを特徴とする請求項1記載のV型内燃機関の燃料供給装置。
- 前記主燃料供給通路及び前記副燃料供給通路を、前記吸気コレクタの下流側にあって、吸気コレクタと前記各気筒の吸気ポートの間に配設される吸気系構成部品である吸気マニホールドに一体形成したことを特徴とする請求項1記載のV型内燃機関の燃料供給装置。
- 前記吸気通路の一部を構成する開口部と、前記主燃料供給通路と、前記副燃料供給通路とを形成した燃料供給通路ユニットを設け、
前記燃料供給通路ユニットを、吸気コレクタと前記各気筒の吸気ポートの間に着脱可能に配設したことを特徴とする請求項1記載V型内燃機関の燃料供給装置。 - 燃料を吐出する高圧ポンプをバンクオフセットにより生じる一方のバンク端の空いたスペースに配設するとともに、
前記高圧ポンプと前記主燃料供給通路の前記高圧ポンプに最も近い位置にある端部とを燃料配管を介して接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のV型内燃機関の燃料供給装置。 - 前記主燃料供給通路と前記各気筒に設けた燃料噴射弁とをそれぞれ接続する燃料配管を取り付ける燃料配管取付部を、前記吸気系構成部品に一体形成するとともに、
前記副燃料供給通路を各バンクにおける気筒数以上設け、
前記燃料配管取付部は、その中心が前記副燃料供給通路のいずれかのほぼ中心軸上に位置するように構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のV型内燃機関の燃料供給装置。 - 前記副燃料供給通路の両端には、連続噴射されない燃料噴射弁に接続する燃料配管が取り付けられることを特徴とする請求項6記載のV型内燃機関の燃料供給装置。
- 燃料圧力センサ、リリーフバルブをそれぞれ前記主燃料供給通路のいずれかの端部に配設したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のV型内燃機関の燃料供給装置。
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