JP5407416B2 - 車載内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドと、この吸気マニホールドと隣り合うところに設けられる燃料供給管とを備え、第1分割体は吸気マニホールドの入口を有するものであり、第2分割体は第1分割体からの吸気を機関本体の吸気ポートに供給するものである車載内燃機関に関する。
車載内燃機関の吸気マニホールドとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
図7(a)に示されるように、同吸気マニホールド230は、サージタンク241を含む第1分割体240と、シリンダヘッド213に固定される第2分割体245との組み合わせにより構成されている。第1分割体240には、サージタンク241の吸気出口に接続される上流支管243と、この上流支管243の出口外周を取り囲む第1フランジ244とが設けられている。第2分割体245には、上流支管243とシリンダヘッド213の吸気ポート221Aとを接続する下流支管246と、この下流支管246の入口外周を取り囲む第2フランジ247と、同下流支管246の出口外周を取り囲む第3フランジ248とが設けられている。また一般には、第1分割体240が樹脂により形成され、第2分割体245が金属により形成されている。
そしてこうした構造の吸気マニホールド230は、第1フランジ244と第2フランジ247とがボルトにより互い締結されるとともに、第3フランジ248とシリンダヘッド213とがボルトにより互いに締結された状態にて内燃機関に設けられる。
一方、上記吸気マニホールド230を備える内燃機関においては、車両エンジンルーム内での搭載スペース等の関係から、多くの場合は第2分割体245と隣り合うところに燃料供給管291が配置される。
特開平8−14126号公報
ところで、上記内燃機関を備える車両について、例えば他車両との正面衝突の発生にともない吸気マニホールドに対して過度に大きな力が加えられたときには、次のような問題をまねくことが懸念される。
すなわち図7(b)に示されるように、車両の衝突発生にともない、吸気マニホールド230の第1分割体240と第2分割体245との締結部の損傷により第1分割体240が第2分割体245及びシリンダヘッド213に対して車両前方に移動した場合、第1分割体240が燃料供給管291に接触することにともない燃料供給管291の変形が生じるようになる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気マニホールドとの接触に起因する燃料供給管の変形を抑制することのできる車載内燃機関を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドと、この吸気マニホールドと隣り合うところに設けられる燃料供給管とを備え、前記第1分割体は吸気マニホールドの入口を有するものであり、前記第2分割体は前記第1分割体からの吸気を機関本体の吸気ポートに供給するものである車載内燃機関において、当該内燃機関は、排気系の吸気を前記吸気マニホールドに還流する排気還流装置を備えるものであり前記排気還流装置は、排気管に接続される排気還流管とこの還流管の排気を前記吸気マニホールドに還流する排気分配体とを含めて構成されるものであり、前記排気分配体の一部は、前記燃料供給管とは別の機関構成管としての管形状を有する管部を備え、前記管部は、前記第1分割体のうちの第2分割体と接続される部分と隣り合うところ、かつ前記第1分割体が前記第2分割体から離脱したときに前記第1分割体と前記燃料供給管との接触が生じる前にこの第1分割体と接触するところに設けられるものであることを要旨としている。
この発明によれば、吸気マニホールドに加えられた力により第1分割体が第2分割体から離脱したとき、同第1分割体は燃料供給管に接触する前に燃料供給管とは別の機関構成管に接触するようになる。これにより、例えば当該車両と他車両との正面衝突が生じた際に、吸気マニホールドが燃料供給管に直接的に衝突することは回避されるため、同供給管の変形を好適に抑制することができるようになる。
(2)請求項2に記載の発明は、第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドと、この吸気マニホールドと隣り合うところに設けられる燃料供給管とを備え、前記第1分割体は吸気マニホールドの入口を有するものであり、前記第2分割体は前記第1分割体からの吸気を機関本体の吸気ポートに供給するものである車載内燃機関において、前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分と隣り合うところに前記燃料供給管とは別の機関構成管が設けられ、当該内燃機関は、排気系の吸気を前記吸気マニホールドに還流する排気還流装置を備えるものであり、前記排気還流装置は、排気管に接続される排気還流管とこの還流管の排気を前記吸気マニホールドに還流する排気分配体とを含めて構成されるものであり、前記排気分配体の一部は、前記燃料供給管とは別の機関構成管としての管形状を有する管部を備え、前記管部は、前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分と隣り合うところに設けられるものであり、前記管部と前記接続部分との間には、間隙が形成されていることを要旨としている。
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車載内燃機関において、前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、前記管部は、前記第1分割体が前記第2分割体から離脱することにともない同第2分割体に対して車両前方側に移動するときに前記第1分割体と前記燃料供給管と接触が生じる前にこの第1分割体と接触するところに設けられるものであることを要旨としている。
(4)請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記吸気マニホールドは、前記第1分割体と前記第2分割体との間に前記排気分配体が設けられるものであり、前記排気分配体は、前記第1分割体の出口と前記第2分割体の入口とを接続する中間ポートが形成された分配体本体と、前記分配体本体の排気を前記吸気マニホールドの各通路に分配する前記管部としての分配体支管とを含めて構成されるものであり、前記分配体本体は、前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分をなすものであことを要旨としている。
この発明によれば、吸気マニホールドに加えられた力により第1分割体が第2分割体から離脱したとき、同第1分割体は燃料供給管に接触する前に分配体本体に接触するようになる。これにより、例えば当該車両と他車両との正面衝突が生じた際に、吸気マニホールドが燃料供給管に直接的に衝突することは回避されるため、同供給管の変形を好適に抑制することができるようになる。
(5)請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車載内燃機関において、前記分配体支管は、前記第1分割体と前記分配体本体との接続面を延長した仮想面と交差する態様で構成されるものであることを要旨としている。
(6)請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の車載内燃機関において、前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、前記分配体支管は、前記分配体本体に対して車両前方側に設けられるものであることを要旨としている。
(7)請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両後方側に設けられるものであり、前記分配体支管は、前記分配体本体に対して車両後方側に設けられるものであることを要旨としている。
(8)請求項8に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記第1分割体は、複数の上流支管を含めて構成されるものであり、前記第2分割体は、前記複数の上流支管のそれぞれに対応する複数の下流支管を含めて構成されるものであり、前記排気分配体は、機関排気系からの排気を自身の中間ポート及び前記複数の上流支管及び前記複数の下流支管のいずれかに供給するものであることを要旨としている。
(9)請求項9に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記第1分割体はサージタンクを含めて構成されるものであることを要旨としている。
(10)請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記燃料供給管は樹脂製であり、前記第1分割体は樹脂製であり、前記管部は金属製であることを要旨としている。
この発明によれば、第1分割体が第2分割体から離脱して機関構成管と接触したときに同構成管に過度の変形が生じること、ひいては第1分割体と燃料供給管との接触が生じることをより的確に抑制することができるようになる。
(11)請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、前記第1分割体は、車両上下方向において前記第2分割体の上方に設けられるものであり、前記燃料供給管は、前記第2分割体と隣り合うところに設けられるものであり前記管部は、車両上下方向において前記燃料供給管の上方に設けられるものであることを要旨としている。
(12)請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、当該内燃機関は、V型の気筒配列構造を有するもの、すなわち直列に配置される複数の気筒からなる第1気筒群と直列に配置される複数の気筒からなる第2気筒群とがV型をなす態様で設けられるものであって、前記第1気筒群及び前記第2気筒群は、車両幅方向に沿う態様でそれぞれ気筒が配列されるとともに、前記第1気筒群が前記第2気筒群よりも車両前方側に設けられるものであり、前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、前記管部は、前記第1分割体と第2分割体との接続部分に対して車両前方側に設けられるものであることを要旨としている。
(13)請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、当該内燃機関は車両前方のエンジンルームに搭載されるものであり、前記吸気マニホールドは、前記第1分割体が前記第2分割体よりも車両のカウルと近いところに位置する態様で当該内燃機関に設けられるものであることを要旨としている。
(14)請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の車載内燃機関において、前記吸気マニホールドは、車両前方側から加えられた力により車両後方側に向けて移動するときに前記第1分割体と前記カウルとの接触が生じる態様で当該内燃機関に設けられるものであることを要旨としている。
本発明の車載内燃機関を具体化した一実施形態について、車両エンジンルーム内においての同機関の側面構造を示す側面図。 同実施形態の車両について、そのエンジンルーム内においての内燃機関の平面構造を示す平面図。 同実施形態の車載内燃機関を構成する吸気マニホールドについて、その断面構造を示す断面図。 同実施形態の車載内燃機関を構成するEGRチャンバについて、その平面構造を示す平面図。 同実施形態の車載内燃機関を構成するEGRチャンバについて、その側面構造を示す側面図。 同実施形態の車載内燃機関を構成する吸気マニホールドについて、その構成を模式的に示す模式図。 従来の車載内燃機関を構成する吸気マニホールドについて、その構成を模式的に示す模式図。
図1〜図6を参照して、本発明の車載内燃機関を車両前側のエンジンルーム内に搭載されるV型6気筒内燃機関(以下、「内燃機関1」)として具体化した一実施形態について説明する。
図1に示されるように内燃機関1には、吸気と燃料との混合気を燃焼させる燃焼室14を有する機関本体10と、外部から取り込んだ吸気を吸気通路21により機関本体10の燃焼室14に供給する吸気装置20と、燃焼室14での燃焼後のガスを排気通路26により外部に送り出す排気装置25と、吸気装置20に燃料を供給する燃料供給装置90と、排気の一部を吸気通路21に還流する排気還流装置(以下、「EGR装置50」)とが設けられている。
機関本体10には、3つのシリンダが車幅方向に沿う態様で直列に並べられた一対のシリンダ列(以下、それぞれ「第1バンク11F」及び「第2バンク11R」)が有するシリンダブロック12と、このシリンダブロック12の上部に配置されたシリンダヘッド13とが設けられている。これらバンク11F及び11Rのそれぞれには、吸気装置20が接続されている。
第1バンク11F及び第2バンク11Rは、クランクシャフト軸方向からみたときに同シャフトを中心としてV字状をなす態様で構成されている。また、第1バンク11Fが第2バンク11Rよりも車両前方側に設けられている。
吸気装置20には、スロットルバルブにより吸気の通路面積を変更するスロットルボディ22と、このスロットルボディ22の出口に接続される吸気マニホールド30とが設けられている。この吸気マニホールド30は、サージタンク41を含めて一体形成された第1分割体40と、複数の支管(以下、「下流支管46」)とを含めて一体形成された第2分割体45とにより構成されている。当該車両においては、そのカウル100の車両下方側にサージタンク41が位置する態様で内燃機関1が搭載されている。なお吸気装置20においては、スロットルボディ22の入口に接続されて外気をスロットルバルブにまで供給する吸気管内の通路と、スロットルボディ22内の通路と、吸気マニホールド30内の通路とにより吸気通路21が形成されている。
燃料供給装置90には、吸気通路21の燃焼室14近傍である吸気ポート21Aに燃料を噴射する燃料噴射弁(図示略)と、燃料を貯留する燃料タンクと燃料噴射弁とを接続する樹脂製の燃料供給管91とが設けられている。燃料供給管91の一部は、吸気マニホールド30の第2分割体45周囲を通過する態様で設けられている。
排気装置25には、シリンダヘッド13の排気ポートに接続される排気管27と、この排気管27の途中に設けられて排気を浄化する排気浄化触媒28とが設けられている。そして、排気管27及び排気浄化触媒28内に排気通路26が形成されている。
EGR装置50には、排気浄化触媒28と吸気マニホールド30とを接続するEGR管51と、このEGR管51の途中に設けられて排気を冷却するEGRクーラ52と、EGR管51からの排気を複数の下流支管46のそれぞれに分配する金属製のEGRチャンバ60とが設けられている。このEGRチャンバ60は、吸気マニホールド30の第1分割体40と第2分割体45との間に設けられている。
図2に示されるように、EGR管51の上流部分51Aは、排気管27及び排気浄化触媒28に対して車両幅方向にて隣り合うところにおいて車両前後方向に延びる態様で設けられている。上流部分51Aについて、その入口は排気浄化触媒28において浄化された排気が流通する部分に接続され、その出口はEGRクーラ52に接続されている。
EGRクーラ52は、サージタンク41に対して車両後方側にて隣り合うところにおいて車両幅方向に延びる態様で設けられている。
EGR管51の下流部分51Bは、サージタンク41に対して車両幅方向にて隣り合うところにおいて、車両前後方向に延びる態様で設けられている。下流部分51Bについて、その入口はEGRクーラ52の出口に接続され、その出口はEGRチャンバ60の入口に接続されている。
燃料供給管91の一部は、EGRチャンバ60に対して車両下方側にて隣り合うところ、且つ吸気マニホールド30の第2分割体45に対して車両前方側にて隣り合うところにおいて車両幅方向に延びる態様で設けられている。
図3を参照して、吸気マニホールド30の構造について説明する。なお同図においては、吸気マニホールド30の構造を模式的に示している。
吸気マニホールド30は、サージタンク41を含む樹脂製の第1分割体40と、このシリンダヘッド13に接続される金属製の第2分割体45と、これら第1分割体40及び第2分割体45の間に設けられる金属製のEGRチャンバ60との組み合わせにより構成されている。
第1分割体40には、サージタンク41の入口に接続される入口本管42と、サージタンク41の出口に接続される3つの上流支管43と、この上流支管43の出口側外周を取り囲む第1フランジ44とが設けられている。入口本管42の入口には、スロットルボディ22(図1参照)の出口が接続される。上流支管43の内部は、隔壁43Wにより2つの通路に区画されている。
第2分割体45には、1つの上流支管43に対応する一対の下流支管46と、この下流支管46の入口側外周と取り囲む第2フランジ47と、同下流支管46の出口側外周を取り囲む第3フランジ48とが設けられている。
EGRチャンバ60には、一の上流支管43の出口43Bとこれに対応する一の下流支管46の入口46Aとを連通する複数の連通ポート71(第1連通ポート71A〜第6連通ポート71F)が設けられている。
吸気マニホールド30は、第1分割体40の第1フランジ44及び第2フランジ47とEGRチャンバ60のチャンバ本体70とがボルトにより互いに締結されることにより、一体の構造物として構成されている。また、第3フランジ48がシリンダヘッド13(図1参照)に締結されることにより、シリンダヘッド13に対して固定されている。そして、入口本管42の入口42Aを介して第1分割体40内に流れ込んだ吸気は、上流支管43の出口43B、及びEGRチャンバ60の連通ポート71、及び下流支管46の入口46A、及び下流支管46の出口46Bの順に吸気マニホールド30内を流通した後、シリンダヘッド13の吸気ポートに流れ込む。
図4を参照して、EGRチャンバ60の詳細な構造について説明する。
EGRチャンバ60には、各上流支管43の出口43Bに対応する6つの連通ポート71が形成されたチャンバ本体70と、このチャンバ本体70と一体に形成されたEGR分配管80とが設けられている。
EGR分配管80は、当該分配管80の入口となる第1分配管81と、この第1分配管81の一方の出口に接続されてチャンバ本体70の長手方向に沿う態様で延びる第2分配管82と、第1分配管81の他方の出口に接続されてチャンバ本体70の長手方向に沿う態様で延びる第3分配管83とにより構成されている。第1分配管81には、EGR管51(71A〜71F)の下流部分51Bに接続される接続部81Eが設けられている。
EGR分配管80内には、第1分配管81内の第1分配通路81Aと第2分配管82内の第2分配通路82Aと第3分配管83内の第3分配通路83Aとにより形成される分配通路80Aが設けられている。
チャンバ本体70内には、第2分配通路82Aと第1連通ポート71Aとを接続する第1連通路72Aと、第2分配通路82Aと第2連通ポート71Bとを接続する第2連通路72Bと、第2分配通路82Aと第3連通ポート71Cとを接続する第3連通路72Cとが設けられている。さらに、第3分配通路83Aと第4連通ポート71Dとを接続する第4連通路72Dと、第3分配通路83Aと第5連通ポート71Eとを接続する第5連通路72Eと、第3分配通路83Aと第6連通ポート71Fとを接続する第6連通路72Fとが設けられている。
EGRチャンバ60において、第2分配管82と第1連通ポート71A及び第2連通ポート71B及び第3連通ポート71Cとの間には、第1リブ61が設けられている。また、第3分配管83と第4連通ポート71D及び第5連通ポート71E及び第6連通ポート71Fとの間には、第2リブ62が設けられている。また、第1連通ポート71A及び第4連通ポート71Dと第2連通ポート71B及び第5連通ポート71Eとの間には、第3リブ63が設けられている。また、第2連通ポート71B及び第5連通ポート71Eと第3連通ポート71C及び第6連通ポート71Fとの間には、第4リブ64が設けられている。また、第1分配管81とチャンバ本体70との間には、第5リブ65が設けられている。
すなわち、第2分配管82と第1連通ポート71A及び第2連通ポート71B及び第3連通ポート71Cとが第1リブ61により互いに接続されている。また、第3分配管83と第4連通ポート71D及び第5連通ポート71E及び第6連通ポート71Fとが第2リブ62により互いに接続されている。また、第1連通ポート71A及び第4連通ポート71Dと第2連通ポート71B及び第5連通ポート71Eとが第3リブ63により互いに接続されている。また、第2連通ポート71B及び第5連通ポート71Eと第3連通ポート71C及び第6連通ポート71Fとが第4リブ64により互いに接続されている。また、第1分配管81とチャンバ本体70とが第5リブ65により互いに接続されている。
EGR装置50においては次のように排気が流れる。
すなわち、排気通路26の排気はEGR管51を介してEGRチャンバ60の第1分配管81の第1分配通路81Aに流れ込む。この第1分配通路81Aの排気は、第2分配管82の第2分配通路82Aまたは第3分配管83の第3分配通路83Aに流れ込む。第2分配通路82Aの排気は、第1連通路72A〜第3連通路72Cのいずれかを介して対応する連通ポート71に流れ込む。また第3分配通路83Aの排気は、第4連通路72D〜第6連通路72Eのいずれかを介して対応する連通ポート71に流れ込む。そして連通ポート71の排気は、吸気マニホールド30の上流支管43を通過した吸気と混ざり合いながら燃焼室14に供給される。
ここで図6に示されるように、吸気マニホールド30においては第1分割体40とチャンバ本体70との接続面73に対して車両前方側にて隣り合うところに第2分配管82が設けられている。また図示については省略するものの、第2分配管82と同様の態様をもって、第1分割体40とチャンバ本体70との接続面73に対して車両後方側にて隣り合うところに第3分配管83が設けられている。
ところで、当該内燃機関1を搭載した車両においては、上述のようにカウル100の車両下方側且つその近傍にサージタンク41が設けられている。このため、車両の正面衝突の発生にともない内燃機関1が車両前方から車両後方に向けて押されたとき、吸気マニホールド30も車両前方から車両後方に移動するものの第1分割体40についてはサージタンク41がカウル100と接触したとき車両後方側への移動が規制されるようになる。これにより、機関本体10及び第2分割体45及びEGRチャンバ60が依然として車両後方側に移動しようとする状態にあるのに対し、第1分割体40の車両後方側への移動が規制された状態が生じるため、これにより第1分割体40と第2分割体45との接続部分に過大な応力が発生して同接続部分の破損が生じるようになる。当該吸気マニホールド30においては、第1分割体40として樹脂製のものが設けられているため、上記応力の発生時には多くの場合、EGRチャンバ60と第1分割体40との接続部分をなす樹脂製の第1フランジ44が破損することにより第1分割体40と第2分割体45(EGRチャンバ60)との締結が解除されるようになる。
この点、本実施形態の内燃機関1においては上記構造の吸気マニホールド30を搭載するようにしているため、すなわち第1分割体40が接続面73に沿って車両前方側に移動しようとした際に第2分配管82と接触する構造が採用されているため、上述のように車両の正面衝突が生じたとしても、これにともない第1分割体40が燃料供給管91に直接的に接触することを抑制することができる。
図6に示す模式図を参照して、上記の作用効果について改めて説明する。
吸気マニホールド30においては、第1分割体40とチャンバ本体70との接続面73を延長した仮想面Pと交差するところに第2分配管82及び第3分配管83が設けられている。すなわち第2分配管82は、第1分割体40の車両前方側において仮想面Pと交差するところに設けられている。また第3分配管83は、第1分割体40の車両後方側において仮想面Pと交差するところに設けられている。
一方、内燃機関1においては、第2分配管82の車両下方側且つ第2分割体45の車両前方側と、第3分配管83の車両下方側且つ第2分割体45の車両後方側とのそれぞれを通過する態様で燃料供給管91が設けられている。
そして、当該車両と他車両との正面衝突の発生にともない第1分割体40とEGRチャンバ60との接続が解除されて同分割体40が接続面73に沿って滑りを生じたとき、同接続面73上にある第2分配管82と第1分割体40とが接触するようになる。これにより、第1分割体40が燃料供給管91に向けて移動することは妨げられるため、燃料供給管91の変形が生じることは抑制されるようになる。
本実施形態の車両の内燃機関によれば以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、第1分割体40及び第2分割体45の組み合わせにより構成される吸気マニホールド30を備える車載内燃機関において、同吸気マニホールドと隣接する車両前方側に燃料供給管91が設けられている。そして、第1分割体40と第2分割体45との接続部分であるチャンバ本体70と隣り合うところにEGR分配管80を設けるようにしている。
これにより、吸気マニホールド30に加えられた力により第1分割体40が第2分割体45から離脱したとき、同第1分割体40は燃料供給管91に接触する前にEGR分配管80に接触するようになる。従って、例えば当該車両と他車両との正面衝突が生じた際に、吸気マニホールド30が燃料供給管91に直接的に衝突することは回避されるため、同供給管91の変形を好適に抑制することができるようになる。
(2)本実施形態では、燃料供給管91として樹脂製のものを設け、第1分割体40として樹脂製のものを設け、EGR分配管80として金属製のものを設けるようにしている。
これにより、第1分割体40がチャンバ本体70(第2分割体45)から離脱してEGR分配管80と接触したときに同分配管80に過度の変形が生じること、ひいては第1分割体40と燃料供給管91との接触が生じることをより的確に抑制することができるようになる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示す態様をもって実施することもできる。
・上記実施形態では、第1分割体40を樹脂製とし、第2分割体45を金属製としたが、第1分割体40及び第2分割体45の形成材料はこれに限られるものではない。すなわち、第1分割体40及び第2分割体45の形成材料がいずれのものであれこれら分割体が格別に形成吸気マニホールド30であれば、車両衝突時に接続面に沿って第1分割体40と第2分割体45との滑りが生じることが考えられる。従って、第1分割体40及び第2分割体45の形成材料を上記実施形態のものから変更して吸気マニホールド30を形成した場合にも上記実施形態の作用効果に準じた作用効果が奏せられるようになる。
・上記実施形態では、燃料供給管91を樹脂製としたが、燃料供給管91の形成材料をこれとは別のものに変更しても上記実施形態の作用効果に準じた作用効果を奏することができる。
・上記実施形態では、第1分割体40と第2分割体45との間にEGRチャンバ60が設けられる吸気マニホールド30を採用したが、同チャンバを省略して第1分割体40及び第2分割体45が直接的に接続される吸気マニホールドを採用することもできる。この場合にも、第2分配管82またはこれに相当するEGR用の配管を第1分割体40と第2分割体45との接続面と隣り合うところに設けることにより、上記実施形態の作用効果に準じた作用効果を奏することはできる。
・上記実施形態では、第1分割体40とチャンバ本体70との接続面73を延長した仮想面Pと交差するところに第2分配管82を設け、これにより第1分割体40と燃料供給管91との接触の回避を図るようにしたが、第2分配管82を仮想面Pと交差させなくとも同様の効果を奏することはできる。例えば、仮想面Pとは交差しないところであって同仮想面Pと燃料供給管91との間に第2分配管82を設けた場合にも、上記実施形態の効果に準じた効果を奏することはできる。要するに、第1分割体40が第2分割体45から離脱して車両前方側に移動するときに第1分割体40と燃料供給管91と接触が生じる前にこの第1分割体40と接触するところであれば、第2分配管82の配置箇所は適宜変更することが許容される。
・上記実施形態では、第1分割体40とチャンバ本体70との接続面73を延長した仮想面Pと交差し、且つ第2分割体45とチャンバ本体70との接続面を延長した仮想面とは交差しない態様で第2分配管82を設ける構成としたが、後者の仮想面とも交差する態様で第2分配管82を設けることもできる。
・上記実施形態では、第1分割体40及び第2分割体45が車両上下方向に並べられる内燃機関1を想定したが、第1分割体40及び第2分割体45の配置態様はこれに限られるものではない。例えば、第1分割体40及び第2分割体45を車両幅方向に並べた場合にも、第1分割体40が車両前方側に移動したときには、この分割体40の移動が第2分配管82により規制されて燃料供給管91との接触は回避されるようになる。
・上記実施形態では、車両前方側のエンジンルーム内に内燃機関1が搭載される場合を想定したが、車両後方側のエンジンルーム内に内燃機関1を搭載した場合についても上記実施形態と同様に燃料供給管91と第1分割体40との接触が生じることは抑制されるようになる。すなわち、他車両が当該車両に後方から衝突したことにもとない第1分割体40が機関本体10及び第2分割体45及びチャンバ本体70等に対して車両後方側に向けて移動したとき、この第1分割体40は第3分配管83と接触するため、第2分割体45の車両後方側にある燃料供給管91との接触は回避されるようになる。
・上記実施形態では、カウル100を備えた車両について第1分割体40の滑りが生じる場合を想定したが、カウルを備えない車両についても車両の衝突によって別の要素と第1分割体40が接触し、第1分割体40が接続面に沿って滑りを生じることが考えられる。従って、そうしたカウルを備えない車両の内燃機関に対して本発明を適用した場合においても、上記実施形態の作用効果に準じた作用効果を奏することはできる。
・上記実施形態では、第1分割体40と第2分割体45との接続部分と隣り合うところに機関構成管としてEGRチャンバ60の分配管80を設けるようにしたが、分配管80とは別のものを機関構成管として設けることもできる。別の機関構成管としては、例えば冷却水供給管が挙げられる。要するに、第1分割体と第2分割体との接続部分と隣り合うところに設けられて吸気マニホールドと燃料供給管との接触を回避するものであれば適宜の管を機関構成管として採用することが可能であり、その場合にも上記実施形態の作用効果に準じた作用効果を奏することはできる。
・上記実施形態では、V型の気筒配列構造を有する車載内燃機関について本発明を適用した場合について例示したが、本発明の適用対象となる内燃機関の構造はこれに限られるものではない。要するに、第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドを備え、同第2分割体と隣り合うところに燃料供給管が設けられる内燃機関であればいずれの構造のものに対しても本発明の適用は可能であり、その場合にも上記実施形態の作用効果に準じた作用効果を奏することはできる。
1…内燃機関、10…機関本体、11F,11R…バンク、12…シリンダブロック、13…シリンダヘッド、14…燃焼室、20…吸気装置、21…吸気通路、21A…吸気ポート、22…スロットルボディ、25…排気装置、26…排気通路、27…排気管、28…排気浄化触媒、30…吸気マニホールド、40…第1分割体、41…サージタンク、42…入口本管、42A…入口、43…上流支管、43B…出口、43W…隔壁、44…第1フランジ、45…第2分割体、46…下流支管、46A…吸気入口、46B…吸気出口、47…第2フランジ、48…第3フランジ、50…EGR装置、51…EGR管、51A…上流部分、51B…下流部分、60…EGRチャンバ(排気分配体)、61…第1リブ、62…第2リブ、63…第3リブ、64…第4リブ、65…第5リブ、66…中間フランジ、70…チャンバ本体(分配体本体)、71…連通ポート、71A…第1連通ポート、71B…第2連通ポート、71C…第3連通ポート、71D…第4連通ポート、71E…第5連通ポート、71F…第6連通ポート、72A…第1連通路、72B…第2連通路、72C…第3連通路、72D…第4連通路、72E…第5連通路、72F…第6連通路、73…接続面、80…EGR分配管(分配体支管)、80A…分配通路、81…第1分配管、81A…第1分配通路、82…第2分配管、82A…第2分配通路、83…第3分配管、83A…第3分配通路、90…燃料供給装置、91…燃料供給管、100…カウル。

Claims (14)

  1. 第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドと、この吸気マニホールドと隣り合うところに設けられる燃料供給管とを備え、前記第1分割体は吸気マニホールドの入口を有するものであり、前記第2分割体は前記第1分割体からの吸気を機関本体の吸気ポートに供給するものである車載内燃機関において、
    当該内燃機関は、排気系の吸気を前記吸気マニホールドに還流する排気還流装置を備えるものであり
    前記排気還流装置は、排気管に接続される排気還流管とこの還流管の排気を前記吸気マニホールドに還流する排気分配体とを含めて構成されるものであり
    前記排気分配体の一部は、前記燃料供給管とは別の機関構成管としての管形状を有する管部を備え、
    前記管部は、前記第1分割体のうちの第2分割体と接続される部分と隣り合うところ、かつ前記第1分割体が前記第2分割体から離脱したときに前記第1分割体と前記燃料供給管との接触が生じる前にこの第1分割体と接触するところに設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  2. 第1分割体及び第2分割体の組み合わせにより構成される吸気マニホールドと、この吸気マニホールドと隣り合うところに設けられる燃料供給管とを備え、前記第1分割体は吸気マニホールドの入口を有するものであり、前記第2分割体は前記第1分割体からの吸気を機関本体の吸気ポートに供給するものである車載内燃機関において、
    前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分と隣り合うところに前記燃料供給管とは別の機関構成管が設けられ、
    当該内燃機関は、排気系の吸気を前記吸気マニホールドに還流する排気還流装置を備えるものであり
    前記排気還流装置は、排気管に接続される排気還流管とこの還流管の排気を前記吸気マニホールドに還流する排気分配体とを含めて構成されるものであり
    前記排気分配体の一部は、前記燃料供給管とは別の機関構成管としての管形状を有する管部を備え、
    前記管部は、前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分と隣り合うところに設けられるものであり、
    前記管部と前記接続部分との間には、間隙が形成されている
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  3. 請求項1または2に記載の車載内燃機関において、
    前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、
    前記管部は、前記第1分割体が前記第2分割体から離脱することにともない同第2分割体に対して車両前方側に移動するときに前記第1分割体と前記燃料供給管と接触が生じる前にこの第1分割体と接触するところに設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記吸気マニホールドは、前記第1分割体と前記第2分割体との間に前記排気分配体が設けられるものであり、
    前記排気分配体は、前記第1分割体の出口と前記第2分割体の入口とを接続する中間ポートが形成された分配体本体と、前記分配体本体の排気を前記吸気マニホールドの各通路に分配する前記管部としての分配体支管とを含めて構成されるものであり、
    前記分配体本体は、前記第1分割体と前記第2分割体との接続部分をなすものであ
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  5. 請求項4に記載の車載内燃機関において、
    前記分配体支管は、前記第1分割体と前記分配体本体との接続面を延長した仮想面と交差する態様で構成されるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  6. 請求項4または5に記載の車載内燃機関において、
    前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、
    前記分配体支管は、前記分配体本体に対して車両前方側に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両後方側に設けられるものであり、
    前記分配体支管は、前記分配体本体に対して車両後方側に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記第1分割体は、複数の上流支管を含めて構成されるものであり、
    前記第2分割体は、前記複数の上流支管のそれぞれに対応する複数の下流支管を含めて構成されるものであり、
    前記排気分配体は、機関排気系からの排気を自身の中間ポート及び前記複数の上流支管及び前記複数の下流支管のいずれかに供給するものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記第1分割体はサージタンクを含めて構成されるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記燃料供給管は樹脂製であり、
    前記第1分割体は樹脂製であり、
    前記管部は金属製である
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    前記第1分割体は、車両上下方向において前記第2分割体の上方に設けられるものであり、
    前記燃料供給管は、前記第2分割体と隣り合うところに設けられるものであり
    前記管部は、車両上下方向において前記燃料供給管の上方に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    当該内燃機関は、V型の気筒配列構造を有するもの、すなわち直列に配置される複数の気筒からなる第1気筒群と直列に配置される複数の気筒からなる第2気筒群とがV型をなす態様で設けられるものであって、
    前記第1気筒群及び前記第2気筒群は、車両幅方向に沿う態様でそれぞれ気筒が配列されるとともに、前記第1気筒群が前記第2気筒群よりも車両前方側に設けられるものであり、
    前記燃料供給管は、前記第2分割体に対して車両前方側に設けられるものであり、
    前記管部は、前記第1分割体と第2分割体との接続部分に対して車両前方側に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の車載内燃機関において、
    当該内燃機関は車両前方のエンジンルームに搭載されるものであり、
    前記吸気マニホールドは、前記第1分割体が前記第2分割体よりも車両のカウルと近いところに位置する態様で当該内燃機関に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
  14. 請求項13に記載の車載内燃機関において、
    前記吸気マニホールドは、車両前方側から加えられた力により車両後方側に向けて移動するときに前記第1分割体と前記カウルとの接触が生じる態様で当該内燃機関に設けられるものである
    ことを特徴とする車載内燃機関。
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