JP2010006344A - 電気ヒータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の空調装置を大型化する必要なく、耐振動性に優れ、かつ、接点不良が生じることなく短絡故障時にヒューズを溶断して電力の供給を遮断することができるヒータ装置を提供する。
【解決手段】電流制御手段(5,6)は、電気ヒータ駆動手段(3)の短絡故障を検出したときに所定の値を超える電流をヒューズ(4)に流すよう電流を制御する。直流電源と電気ヒータ(2)とを電気的に接続したヒューズ(4)は、流れる電流が所定の値を超えたときに溶断して電気ヒータ(2)への電力の供給を遮断する。このように電気ヒータ駆動手段(3)の短絡故障の検出時にヒューズ(4)を溶断するのに十分な電流を発生し、ヒューズ(4)を強制的に溶断することによって、リレーを用いることなく短絡故障時にヒューズを溶断して電力の供給を遮断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、暖房の熱源として使用する電気ヒータ装置に関し、特に、燃料電池自動車(FCEV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、電気自動車(EV)等の走行用電動モータを備える自動車において、100V系から400V系の直流高圧電源からの電力によって駆動される電気ヒータ装置に関する。
従来、燃料電池自動車(FCEV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、電気自動車(EV)等の走行用電動モータを備える自動車においては、100V系から400V系の直流高圧電源から走行用電動モータに電力が供給される。このような自動車の空調装置においては、車室内に吹き出す空調風の加熱に電気ヒータ装置が利用され、この電気ヒータ装置には、電気ヒータを駆動するための絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のようなスイッチング素子を介して、上記直流高圧電源から100〜400Vの高電圧が印加される。
このような電気ヒータ装置を保護するために、電気ヒータの入力側にヒューズ及びリレーを設け、短絡故障時にリレーにより電気ヒータへの電力の供給を遮断することが行われている。この場合、通常動作時にヒューズが頻繁に切れることのないように、ヒューズが溶断する値(ヒューズ容量)は、マージンの値を考慮すると制限電流(最大電流値)より20〜30%以上高い値に設定される。
また、電気ヒータ装置を保護するために、電気ヒータの入力側にヒューズを設けるとともに電気ヒータの出力側に温度ヒューズを設け、電気ヒータが過熱のとき(例えば、加熱循環水がないとき、空焚きのとき等)に、温度ヒューズを作動させて電気ヒータへの電力の供給を遮断することも提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2002−321521号公報 特開2002−324653号公報 特開2004−281062号公報
電気ヒータの入力側にヒューズ及びリレーを設ける場合、スイッチング素子の短絡故障時には電気ヒータの抵抗によって電流が制限されるので、ヒューズが切れない。したがって、リレーによって電力の供給を遮断しない限り、電気ヒータの抵抗によって制限された電流が流れ続けることとなり、バッテリが上がって車両が停止する。したがって、スイッチング素子の短絡故障時にはリレーによって電力の供給を遮断する。しかしながら、電気ヒータの入力側にヒューズの他にリレーを設ける場合、自動車の空調装置が大型化し、耐振動性に弱くなり、かつ、電力の供給を遮断する際にアークが発生して接点溶着不良が生じうるという不都合がある。
また、温度ヒューズを作動させて電気ヒータへの電力の供給を遮断する場合、電気ヒータが過熱のときを検出することができるが、スイッチング素子の短絡故障を検出することができず、電気ヒータの抵抗によって制限された電流を流し続けたとしても、電気ヒータの発熱が冷却水で冷却されるために電気ヒューズが作動しない。また、スイッチング素子の短絡故障時には電気ヒータの抵抗によって電流が制限されるので、電気ヒータの抵抗によって制限された電流が流れ続けることとなり、バッテリが上がって車両が停止する。したがって、温度ヒューズを作動させて電気ヒータへの電力の供給を遮断する場合には、スイッチング素子の短絡故障時に電力の供給を遮断することができない。すなわち、温度ヒューズはヒータの過熱保護措置であり、バッテリ上がり防止にはならない。
本発明の目的は、自動車の空調装置を大型化する必要なく、耐振動性に優れ、かつ、接点不良が生じることなく短絡故障時にヒューズを溶断して電力の供給を遮断することができる電気ヒータ装置を提供することである。
本発明のうち請求項1に係る発明によれば、電流制御手段(5,6;15,16)は、電気ヒータ駆動手段(3;13)の短絡故障を検出したときに所定の値を超える電流をヒューズ(4;14)に流すよう電流を制御する。直流電源と電気ヒータ(2;12)とを電気的に接続したヒューズ(4;14)は、流れる電流が所定の値を超えたときに溶断して電気ヒータ(2;12)への電力の供給を遮断する。このように電気ヒータ駆動手段(3;13)の短絡故障の検出時にヒューズ(4;14)を溶断するのに十分な電流を発生し、ヒューズ(4;14)を強制的に溶断することによって、リレーを用いることなく短絡故障時にヒューズを溶断して電力の供給を遮断することができる。その結果、自動車の空調装置を大型化する必要なく、耐振動性に優れ、かつ、接点不良が生じることなく短絡故障時にヒューズを溶断して電力の供給を遮断することができる電気ヒータ装置を提供することができる。
本発明のうち請求項2に係る発明のように、電気ヒータ駆動手段(3;13)が、電気ヒータへの電力の供給のオンオフを行うスイッチング素子(3;13)を有することができる。
本発明のうち請求項3に係る発明によれば、電流制御手段(5,6;15,16)は、ヒューズ(4;14)に流れる電流が所定の値を超えるように、オン状態で電気ヒータ(2;12)の第1の部分(2a;12a)に電流を流すとともに第2の部分(2b;12b)に電流を流さないようにする他のスイッチング素子(5;15)を有する。このように電気ヒータ(2;12)の第1の部分(2a;12a)のみに電流を流すことによって、流れる電流の値が、第1の部分(2a;12a)と第2の部分(2b;12b)の両方に電流を流す場合に比べて大きくなり、ヒューズ(4;14)を溶断するのに十分な電流を容易に得ることができる。
ヒューズ(4;14)を溶断するのに十分な電流を得るために、好適には、本発明のうち請求項4に係る発明のように、第1の部分(2a;12a)の抵抗値を電気ヒータ(2;12)の全体の抵抗値の1/10以上4/5以下とし、又は、本発明のうち請求項5に係る発明のように、第1の部分(2a;12a)の抵抗値を電気ヒータ(2;12)の全体の抵抗値の1/10以上1/2以下とする。
なお、上記各構成要素に付した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的な構成要素との対応関係を示す一例である。
本発明による電気ヒータ装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。以下説明する実施の形態は、車両の走行駆動源として走行用電動モータを備える自動車の空調装置に適用される。
図1は、本発明による電気ヒータ装置の第1の実施の形態のブロック図である。図1の電気ヒータ装置は、100V系から400V系の直流高圧電源から100〜400Vの高電圧が入力部1を通じて供給される電気ヒータ2と、電気ヒータ2に直列に接続した電気ヒータ駆動手段としてのスイッチング素子3と、入力部1とスイッチング素子3の一端との間をつなぐヒューズ4と、スイッチング素子3の短絡故障検出時に溶断するのに十分な電流(ヒューズ容量を超える電流)をヒューズ4に流すためのスイッチング素子5と、スイッチング素子3,5を制御する制御回路6とを備える。なお、スイッチング素子5及び制御回路6は、電流制御手段を構成する。
電気ヒータ2は、ニクロム線を利用したシーズヒータによって構成され、一方の側がグランドに接続されるとともに他方の側がスイッチング素子3の一方の側に接続され、第1の部分2a及び第2の部分2bを構成する。第1の部分2aと第2の部分2bとの接続点は、スイッチング素子5の一方の側に接続されている。なお、第1の部分2aの抵抗値は、ヒューズ4を溶断するのに十分な電流を容易に得るために電気ヒータ2の抵抗値の1/10以上4/5以下又は1/10以上1/2以下に設定される。
スイッチング素子3は、IGBTによって構成され、電気ヒータ2を駆動するために、制御回路6の制御に従って電気ヒータ2への電力の供給のオンオフを行う。ヒューズ4は、一方の側を入力部1に接続するとともに他方の側をスイッチング素子3の他方の側に接続することによって直流高圧電源と電気ヒータ2とを電気的に接続し、流れる電流が所定の値を超えたときに溶断して電気ヒータ2への電力の供給を遮断する。なお、ヒューズ4のヒューズ容量を、最大電流値、すなわち、直流高圧電源によって印加される電圧を電気ヒータ2の抵抗値で除算した値より大きくし、例えば、マージンの値を考慮して最大電流値より20〜30%以上高い値に設定する。
スイッチング素子5は、IGBTによって構成され、他方の側がグランドに接続される。また、スイッチング素子5は、ヒューズ4を溶断するために、制御回路6の制御に従ってオン状態で第1の部分2aに電流を流すとともに第2の部分2bに電流を流さないようにする。制御回路6は、ポイント7の電圧を監視するとともにスイッチング素子3に信号を送信することによってスイッチング素子3の短絡故障を検出し、スイッチング素子3の短絡故障時にスイッチング素子5をオンして第1の部分2aのみに電流を流すことによって、ヒューズ4を溶断するのに十分な電流を発生させる。
本実施の形態の動作を、直流電源電圧値が280Vであり、電気ヒータ2、第1の部分2a及び第2の部分2bの抵抗がそれぞれ12Ω,4Ω及び8Ωであり、ヒューズ4のヒューズ容量が30Aである場合について説明する。なお、本実施の形態では、電気ヒータ2の最大定格電力を6.5kWとする。
スイッチング素子3が短絡故障した場合、スイッチング素子3が常時オンとなるので、スイッチング素子5がオフであるときには電気ヒータ2に280V÷12Ω≒23Aの最大電流値の電流が流れるが、ヒューズ4のヒューズ容量が最大電流値より高く設定されているので、ヒューズ4は溶断しない。
スイッチング素子3の短絡故障を検出するに際し、制御回路6は、ポイント7の電圧を監視することによってスイッチング素子3のオンオフ状態を判断する。スイッチング素子3がオン状態を維持する場合、制御回路6は、デューティ比50%のゲート駆動信号のような診断信号パターンを発生させ、スイッチング素子3をオンオフ制御することによってスイッチング素子3を診断する。スイッチング素子3の診断を数回(例えば、5回)行ってもスイッチング素子3がオフ状態にならない場合、制御回路6は、スイッチング素子3が短絡故障したと判断する。
スイッチング素子3が短絡故障したと判断された場合、制御回路6は、スイッチング素子5にオン信号を付与し、スイッチング素子5を、ヒューズ4が溶断するのに必要な時間オンさせる。スイッチング素子5をオンすると、第1の部分2aのみに電流が流れるので、電気ヒータ2に流れる電流値は、280V÷4Ω=70Aとなる。
図2は、ヒューズの特性を示すグラフである。図2のグラフにおいて、縦軸に時間[秒]をプロットするとともに横軸に電気ヒータ4を流れる電流の値[A]をプロットし、ヒューズ4のヒューズ容量がそれぞれ1A,5A,10A,15A,20A,30A及び40Aであるときの特性曲線を示す。
図2のグラフからわかるように、ヒューズ容量が30Aのヒューズ4に70Aの電流を流す場合、ヒューズ4を溶断するのに約6秒の時間を要する。なお、ヒューズ容量が30Aのヒューズ4に60A,50A及び40Aの電流をそれぞれ流した場合、ヒューズ4を溶断するのにそれぞれ約20秒、約70秒及び約900秒の時間を要する。なお、第1部分2aの抵抗を3.5Ωとした場合、電気ヒータ2に流れる電流値は、280V÷3.5Ω=80Aとなり、ヒューズ4を溶断するのに約3秒の時間しか要さない。
本実施の形態によれば、スイッチング素子3の短絡故障の検出時にヒューズ4を溶断するのに十分な電流を発生し、ヒューズ4を強制的に溶断することによって、リレーを用いることなく短絡故障時にヒューズ4を溶断して電力の供給を遮断することができる。その結果、自動車の空調装置を大型化する必要なく、耐振動性に優れ、かつ、接点不良が生じることなく短絡故障時にヒューズ4を溶断して電力の供給を遮断することができる電気ヒータ装置を提供することができる。
図3は、本発明による電気ヒータ装置の第2の実施の形態のブロック図である。図3の電気ヒータ装置は、100V系から400V系の直流高圧電源から100〜400Vの高電圧が入力部11を通じて供給される電気ヒータ12と、電気ヒータ2に直列に接続した電気ヒータ駆動手段としてのスイッチング素子13と、入力部11と電気ヒータ12の一端との間をつなぐヒューズ14と、スイッチング素子13の短絡故障検出時に溶断するのに十分な電流をヒューズ14に流すスイッチング素子15と、スイッチング素子13,15を制御する制御回路16とを備える。なお、スイッチング素子15及び制御回路16は、電流制御手段を構成する。
電気ヒータ12は、ニクロム線を利用したシーズヒータによって構成され、一方の側がスイッチング素子13の一方の側に接続されるとともに他方の側がヒューズ14の一方の側に接続され、第1の部分12a及び第2の部分12bを構成する。第1の部分12aと第2の部分12bとの接続点は、スイッチング素子15の一方の側に接続されている。なお、第1の部分2aの抵抗値は、既に説明したようにスイッチング素子13の短絡故障時にヒューズ14を確実に溶断するために電気ヒータ12の抵抗値の1/10以上4/5以下又は1/10以上1/2以下に設定される。
スイッチング素子13は、IGBTによって構成され、電気ヒータ12を駆動するために、制御回路16の制御に従って電気ヒータ12への電力の供給のオンオフを行う。ヒューズ14は、一方の側を電気ヒータ12の他方の側に接続するとともに他方の側を入力部11に接続することによって直流高圧電源と電気ヒータ12とを電気的に接続し、流れる電流が所定の値を超えたときに溶断して電気ヒータ12への電力の供給を遮断する。本実施の形態においても、ヒューズ14のヒューズ容量を、直流高圧電源によって印加される電圧を電気ヒータ12の抵抗値で除算した値より大きくし、例えば、マージンの値を考慮して最大電流値より20〜30%以上高い値に設定する。
スイッチング素子15は、IGBTによって構成され、他方の側がグランドに接続される。また、スイッチング素子15は、ヒューズ14を溶断するために、制御回路16の制御に従ってオン状態で第1の部分12aに電流を流すとともに第2の部分12bに電流を流さないようにする。制御回路16は、ポイント17の電圧を監視するとともにスイッチング素子13に信号を送信することによってスイッチング素子13の短絡故障を検出し、スイッチング素子13の短絡故障時にスイッチング素子15をオンして第1の部分12aのみに電流を流すことによって、ヒューズ14を溶断するのに十分な電流を発生させる。
本実施の形態の動作を、直流電源電圧値が120Vであり、電気ヒータ12、第1の部分12a及び第2の部分12bの抵抗がそれぞれ24Ω,4Ω及び20Ωであり、ヒューズ14のヒューズ容量が10Aである場合について説明する。なお、本実施の形態では、電気ヒータ12の最大定格電力を600Wとする。
スイッチング素子13が短絡故障した場合、スイッチング素子13が常時オンとなるので、スイッチング素子15がオフであるときには電気ヒータ12に120V÷24Ω=5Aの最大電流値の電流が流れるが、ヒューズ14のヒューズ容量が最大電流値より高く設定されているので、ヒューズ14は溶断しない。
スイッチング素子13が短絡故障したと判断された場合、制御回路16は、スイッチング素子15にオン信号を付与し、スイッチング素子15を、ヒューズ14が溶断するのに必要な時間オンさせる。スイッチング素子15をオンすると、第1の部分12aのみに電流が流れるので、電気ヒータ12に流れる電流値は、120V÷4Ω=30Aとなる。図2のグラフからわかるように、ヒューズ容量が10Aのヒューズ14に30Aの電流を流す場合、ヒューズ4を溶断するのに約3.5秒しか要さない。
本実施の形態によれば、スイッチング素子13の短絡故障の検出時にヒューズ14を溶断するのに十分な電流を発生し、ヒューズ14を強制的に溶断することによって、リレーを用いることなく短絡故障時にヒューズ14を溶断して電力の供給を遮断することができる。その結果、自動車の空調装置を大型化する必要なく、耐振動性に優れ、かつ、接点不良が生じることなく短絡故障時にヒューズ14を溶断して電力の供給を遮断することができる電気ヒータ装置を提供することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、上記実施の形態において、直流電源電圧値が280V及び120Vである場合についてそれぞれ説明したが、直流電源電圧値を100〜400Vの範囲内の任意の値に設定することができる。
また、電気ヒータの抵抗値が12Ω及び24Ωの場合についてそれぞれ説明したが、電気ヒータの抵抗値を任意の値に設定することができる。また、電気ヒータとしてシーズヒータを用いた場合について説明したが、自己温度制御(PTC)ヒータ素子を利用したPTCヒータのような電気によって発熱するあらゆるヒータを用いることができる。さらに、スイッチング素子としてIGBTを用いる場合について説明したが、電界効果トランジスタ(FET)のような他の半導体素子を用いることもできる。さらに、ヒューズを図2に示す特性グラフを用いて説明したが、図2の特性グラフに示す特性とは異なる特性のヒューズを選定した場合にも、ヒューズの特性に適した電気ヒータの抵抗値及び遮断電流値を同様に設定することができる。
本発明による電気ヒータ装置の第1の実施の形態のブロック図である。 ヒューズの特性を示すグラフである。 本発明による電気ヒータ装置の第2の実施の形態のブロック図である。
符号の説明
1,11 入力部
2,12 電気ヒータ
2a,12a 第1の部分
2b,12b 第2の部分
3,5,13,15 スイッチング素子
4,14 ヒューズ
6,16 制御回路
7,17 ポイント

Claims (5)

  1. 直流電源から電力が供給される電気ヒータ(2;12)と、
    前記電気ヒータ(2;12)を駆動するための電気ヒータ駆動手段(3;13)と、
    前記直流電源と前記電気ヒータ(2;12)とを電気的に接続し、流れる電流が所定の値を超えたときに溶断して前記電気ヒータ(2;12)への前記電力の供給を遮断するヒューズ(4;14)と、
    前記電気ヒータ駆動手段(3;13)の短絡故障を検出したときに前記所定の値を超える電流を前記ヒューズ(4;14)に流すよう電流を制御する電流制御手段(5,6;15,16)と、を備えた電気ヒータ装置。
  2. 前記電気ヒータ駆動手段(3;13)が、前記電気ヒータへの前記電力の供給のオンオフを行うスイッチング素子(3;13)を有する請求項1記載の電気ヒータ装置。
  3. 前記電流制御手段(5,6;15,16)が、前記ヒューズ(4;14)に流れる電流が前記所定の値を超えるように、オン状態で前記電気ヒータ(2;12)の第1の部分(2a;12a)に電流を流すとともに第2の部分(2b;12b)に電流を流さないようにする他のスイッチング素子(5;15)を有する請求項1又は2記載の電気ヒータ装置。
  4. 前記第1の部分(2a;12a)の抵抗値を前記電気ヒータ(2;12)の全体の抵抗値の1/10以上4/5以下とした請求項3記載の電気ヒータ装置。
  5. 前記第1の部分(2a;12a)の抵抗値を前記電気ヒータ(2;12)の全体の抵抗の1/10以上1/2以下とした請求項4記載の電気ヒータ装置。
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