JP2010006096A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性と静粛性とをバランス良く改善することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部Tにタイヤ周方向に延びる4本の主溝1a〜1dを設け、これら主溝により5列の陸部10〜50を区画した空気入りタイヤにおいて、車両装着時に車両外側となる2本の主溝1c,1dで挟まれた陸部40に、トレッド中央側の主溝1cから車両外側に向かって延びて該陸部40内で終端する複数本のラグ溝41と、ラグ溝41とは連通することなくタイヤ周方向に間欠的に延びて波状又はジグザグ状をなす周方向細溝42と、ラグ溝41の相互間でタイヤ幅方向に延びて周方向細溝41と連通することなく該周方向細溝41を横切る複数本の幅方向細溝43とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を備えた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性と静粛性とをバランス良く改善することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝を備えている。このような空気入りタイヤにおいて、トレッド部の溝面積比率を大きくした場合、排水性は向上するものの、トレッド剛性の低下により操縦安定性が低下する傾向があり、静粛性が悪化する傾向がある。そのため、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性と静粛性とをバランス良く改善することは困難である。
ここで、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を備えた空気入りタイヤにおいて、トレッド中央に位置する陸部にタイヤ周方向の細溝を設けると共に、その外側に位置する陸部にトレッド中央側の主溝とは非連通であってショルダー側の主溝に開口する複数本のラグ溝とタイヤ周方向に間欠的に延びて波状又はジグザグ状をなす細溝とを設けることにより、ウエット路面での走行性能や静粛性を向上すると共に、ドライ路面での直進走行時の操縦安定性を向上することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような空気入りタイヤであっても、複数の性能を同時に改善する効果が必ずしも十分ではないのが現状である。
特開2005−119398号公報
本発明の目的は、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性と静粛性とをバランス良く改善することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を設け、これら主溝により5列の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部に、トレッド中央側の主溝から車両外側に向かって延びて該陸部内で終端する複数本のラグ溝と、該ラグ溝とは連通することなくタイヤ周方向に間欠的に延びて波状又はジグザグ状をなす周方向細溝と、前記ラグ溝の相互間でタイヤ幅方向に延びて前記周方向細溝と連通することなく該周方向細溝を横切る複数本の幅方向細溝とを設けたことを特徴とするものである。
本発明では、車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部にラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝とを混在させることにより、これら溝のエッジ効果に基づいてウエット路面における制動性能と旋回性能を確保することができる。また、車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部にラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝を設けて当該陸部の剛性を低下させることにより、接地時の衝撃を効果的に緩和するので、優れた静粛性を発揮することができる。しかも、ラグ溝をトレッド中央側の主溝からタイヤ幅方向外側に向かって延びて該陸部内で終端する構造にすると共に、これらラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝とを互いに非連通としているので、過度の剛性低下を抑制し、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性を向上することができる。
本発明において、最もショルダー側に位置する陸部には、タイヤ幅方向に延びて一端が陸部内で終端する複数本のサイプを設け、該サイプの摩耗時のサイプ長さを新品時のサイプ長さと実質的に同一にする一方で、該サイプの摩耗時のサイプパス長さを新品時のサイプパス長さよりも長くし、該サイプの新品時の平面視形状が摩耗時の平面視形状を横切るようにすることが好ましい。特に、サイプの40%摩耗時のサイプパス長さを新品時のサイプパス長さの102%〜150%にすると良い。このように最もショルダー側に位置する陸部に3次元構造のサイプを配置することにより、コーナリング時に負荷が大きくなるショルダー部の剛性を高めてコーナリング性や制動性を向上することができる。しかも、サイプパス長さが摩耗の進行に伴って長くなるので、摩耗時におけるウエット性能の低下を抑制することができる。
また、最もトレッド中央側に位置する陸部の両縁部にはそれぞれ平面視で三角形の湾曲面を有する複数の切り欠き部を設け、これら切り欠き部の湾曲面を前記三角形の一辺にて該陸部の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成することが好ましい。その際、切り欠き部のタイヤ軸方向の幅は最もトレッド中央側に位置する陸部の幅の20%〜50%とし、切り欠き部の深さは主溝の有効溝深さの10%〜125%とし、切り欠き部のタイヤ周方向の長さは該切り欠き部のタイヤ周方向のピッチ長の10%〜50%とすることが好ましい。このように最もトレッド中央側に位置する陸部の両縁部に複数の切り欠き部を設けることにより、当該陸部の剛性を大幅に低下させることなく、主溝に連通する広い空間を形成し、その結果として、操縦安定性を低下させることなく、主溝で発生する気柱共鳴音を低減することができる。しかも、切り欠き部の湾曲面を三角形の一辺にて該陸部の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成することにより、切り欠き部を起点とする偏摩耗の発生を抑制することができる。切り欠き部の最深部に隣接する位置には主溝内に突き出す突起を設けることが好ましい。これにより、気柱共鳴音をより効果的に低減することができる。
車両装着時に車両内側となる2本の主溝で挟まれた陸部には、車両内側の主溝から車両外側に向かって延びて該陸部内で終端する複数本のラグ溝と複数本のサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置することが好ましい。このような構成はドライ路面及びウエット路面での操縦安定性の向上に寄与する。
本発明において、主溝とはトレッドウエアインジケーター(JIS D4230)が施された溝であり、細溝とは溝幅が0.1mm〜1.5mmの溝であり、サイプとは溝幅が0.4mm〜1.6mmの溝であり、ラグ溝とは溝幅が1.5mm超であって主溝よりも狭い溝である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示し、図2は最もショルダー側に位置する陸部のサイプを示し、図3は図2のサイプの新品時のタイヤ踏面での平面視形状とサイプ底での平面視形状を示し、図4〜図6は最もトレッド中央側に位置する陸部を示すものである。本実施形態の空気入りタイヤは、車両装着時におけるタイヤ表裏の装着向きが指定されたものであり、車両外側をOUTにて示し、車両内側をINにて示す。
図1に示すように、トレッド部Tにはタイヤ周方向に延びる4本の主溝1a,1b,1c,1dが車両内側から車両外側へ順次形成され、これら主溝1a〜1dにより5列の陸部10,20,30,40,50が区画されている。つまり、陸部10は車両内側のショルダー部に位置し、陸部20は主溝1a,1b間に位置し、陸部30は主溝1b,1c間に位置し、陸部40は主溝1c,1d間に位置し、陸部50は車両外側のショルダー部に位置している。なお、主溝1a〜1dの溝幅は全て同じであっても良いが、例えば、車両外側の主溝1c,1dを車両内側の主溝1a,1bよりも太くしたり、ショルダー側の主溝1a,1dをトレッド中央側の主溝1c,1dよりも太くすることが可能である。
車両内側において最もショルダー側に位置する陸部10には、タイヤ周方向に延びる周方向補助溝14が設けられている。更に、陸部10には、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝11とタイヤ幅方向に延びるサイプ12とがタイヤ周方向に沿って交互に配置されている。ラグ溝11は、タイヤ幅方向に延びて周方向補助溝14に連通している。サイプ12は、図2に示すように、一端が陸部10内で終端し、他端が周方向補助溝14に連通している。これらサイプ12は、新品時のタイヤ踏面においては概ね直線状をなしているが、サイプ底側に向かうに連れて波形となる3次元構造を有し、図3に示すように、新品時の平面視形状12aが摩耗時の平面視形状12bを横切るようになっている。
サイプ12において、摩耗時のサイプ長さL2は新品時のサイプ長さL1と実質的に同一に設定されている。ここで、新品時のサイプ長さL1とは、新品時の平面視形状におけるサイプ端間の距離である。一方、摩耗時のサイプ長さL2とは、摩耗時の平面視形状におけるサイプ端間の距離である。
サイプ12において、摩耗時のサイプパス長さM2は新品時のサイプパス長さM1よりも長く設定されている。ここで、新品時のサイプパス長さM1とは、新品時の平面視形状におけるサイプ端間の道のりである。一方、摩耗時のサイプパス長さM2とは、摩耗時の平面視形状におけるサイプ端間の道のりである。
車両装着時に車両内側となる2本の主溝1a,1bで挟まれた陸部20には、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝21とタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ22がタイヤ周方向に沿って交互に配置されている。ラグ溝21及びサイプ22は、それぞれ一端が陸部20内で終端し、他端が主溝1aに連通している。
最もトレッド中央側に位置する陸部30の両縁部には、図4〜図6に示すように、それぞれ平面視で三角形の湾曲面31aを有する複数の切り欠き部31がタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。これら切り欠き部31の湾曲面31aは三角形の一辺にて該陸部30の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成されている。また、各切り欠き部31の最深部に隣接する位置には主溝1b,1c内に突き出すように突起32が形成されている。
車両装着時に車両外側となる2本の主溝1c,1dで挟まれた陸部40には、トレッド中央側の主溝1cから車両外側に向かって延びて該陸部40内で終端する複数本のラグ溝41がタイヤ周方向に間隔をおいて設けられている。更に、陸部40には、ラグ溝41とは連通することなくタイヤ周方向に間欠的に延びて波状又はジグザグ状をなす周方向細溝42と、ラグ溝41の相互間でタイヤ幅方向に延びて周方向細溝42と連通することなく該周方向細溝42を横切る複数本の幅方向細溝43とが設けられている。
車両外側において最もショルダー側に位置する陸部50には、タイヤ周方向に延びる周方向補助溝54が設けられている。更に、陸部50には、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝51とタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ52とがタイヤ周方向に沿って交互に配置されている。各ラグ溝51にはその先端からトレッド中央側に延びるサイプ53が連結されている。サイプ52は、一端が陸部50内で終端し、他端が主溝1dに連通している。これらサイプ52は、前述のサイプ12と同様に、新品時のタイヤ踏面においては直線状をなしているが、サイプ底側に向かうに連れて波形となる3次元構造を有し、新品時の平面視形状が摩耗時の平面視形状を横切るようになっている。また、サイプ52において、サイプ12と同様に、摩耗時のサイプ長さL2が新品時のサイプ長さL1と実質的に同一に設定され、摩耗時のサイプパス長さM2が新品時のサイプパス長さM1よりも長く設定されている。
上述のトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、車両装着時に車両外側となる2本の主溝1c,1dで挟まれた陸部40にラグ溝41と周方向細溝42と幅方向細溝43とを混在させることにより、これら溝41〜43のエッジ効果に基づいてウエット路面における制動性能と旋回性能を確保することができる。つまり、溝41〜43は路面の水分を吸収すると同時に多方向に延長するエッジで路面をしっかりと捕らえるように作用する。また、陸部40にラグ溝41と周方向細溝42と幅方向細溝43を設けて陸部40の剛性を低下させることにより、接地時の衝撃を効果的に緩和するので、優れた静粛性を発揮することができる。しかも、ラグ溝41をトレッド中央側の主溝1cに開口しつつ車両外側の主溝1dとは非連通にすると共に、これらラグ溝41と周方向細溝42と幅方向細溝43とを互いに非連通としているので、陸部40における過度の剛性低下を抑制し、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性を向上することができる。特に、低荷重時のコーナリングパワーを確保し、ドライ路面での操縦安定性(リヤタイヤのスタビリティー)を改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいては、最もショルダー側に位置する陸部10,50に、タイヤ幅方向に延びて一端が陸部内で終端する複数本のサイプ12,52を設け、これらサイプ12,52の摩耗時のサイプ長さL2を新品時のサイプ長さL1と実質的に同一にする一方で、摩耗時のサイプパス長さM2を新品時のサイプパス長さM1よりも長くし、新品時の平面視形状が摩耗時の平面視形状を横切るようにしているが、このように最もショルダー側に位置する陸部10,50に3次元構造のサイプ12,52を配置することにより、コーナリング時に負荷が大きくなるショルダー部の剛性を高めてコーナリング性や制動性を向上することができる。しかも、サイプパス長さM2が摩耗の進行に伴って長くなるので、摩耗時におけるウエット性能の低下を抑制することができる。
なお、陸部10にはサイプ12の他にラグ溝11を設け、陸部50にはサイプ52の他にラグ溝51や2次元構造のサイプ53を設けているが、これらラグ溝11,51や2次元構造のサイプ53を3次元構造のサイプ12,52と組み合わせることにより、陸部10,50の剛性を適宜調整することが可能である。
サイプ12,53の40%摩耗時のサイプパス長さM2は新品時のサイプパス長さM1の102%〜150%の範囲、より好ましくは、105%〜130%の範囲に設定されている。40%摩耗時のサイプパス長さM2が新品時のサイプパス長さM1の102%未満であると摩耗時におけるウエット性能の低下を抑制する効果が不十分になり、逆に150%を超えると離型時において陸部に欠損を生じ易くなる。
また、最もトレッド中央側に位置する陸部30の両縁部にはそれぞれ平面視で三角形の湾曲面31aを有する複数の切り欠き部31を設け、これら切り欠き部31の湾曲面31aを三角形の一辺にて該陸部30の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成することにより、操縦安定性を低下させることなく、主溝1b,1cで発生する気柱共鳴音を低減することができる。つまり、タイヤ周方向に連続的に延長する主溝1b,1cでは周波数が約800〜1500Hzの気柱共鳴音が発生し易いが、その主溝1b,1cに繋がる複数の切り欠き部31を設けることで気柱共鳴音を低減する効果が得られる。しかも、切り欠き部31の湾曲面31aを三角形の一辺にて該陸部30の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成することにより、切り欠き部31を起点とする偏摩耗の発生を抑制することができる。
ここで、切り欠き部31のタイヤ軸方向の幅W1は陸部30の幅W0の20%〜50%の範囲、好ましくは、30%〜35%の範囲に設定され、切り欠き部31の深さD1は主溝1b,1cの有効溝深さD0の10%〜125%の範囲、好ましくは、50%〜125%の範囲に設定され、切り欠き部31のタイヤ周方向の長さP1は該切り欠き部31のタイヤ周方向のピッチ長P0の10%〜50%の範囲、好ましくは、30%〜45%の範囲に設定されている。切り欠き部31の寸法が下限値を下回ると気柱共鳴音の低減効果が低下し、逆に上限値を上回ると操縦安定性が低下し、偏摩耗を生じ易くなる。なお、主溝1b,1cの有効溝深さD0とは踏面からウエアインジケーター2までの深さである。
特に、切り欠き部31の最深部に隣接する位置に主溝1b,1c内に突き出す突起32を設けた場合、気柱共鳴音をより効果的に低減することができる。この突起32は、図4のような三角錘形状としても良く、或いは、他の形状としても良い。例えば、図7に示すように、切り欠き部31の湾曲面31aと交差する壁面31bを主溝1b,1c内へ延長することで突起32を形成しても良い。
タイヤサイズが215/55R17であり、図1に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、最もトレッド中央側に位置する陸部に設けた切り欠き部の寸法(W1/W0,D1/D0,P1/P0)を種々異ならせた実施例1〜3のタイヤを作製した。また、車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部に設けたラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝の連通状態を種々異ならせた比較例1〜3のタイヤを作製した。これら比較例1〜3のタイヤはラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝の連通状態を変更したこと以外は実施例2と同じ構成を有するものである。更に、比較のため、図8に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤ(従来例)を用意した。従来例のタイヤは特開2005−119398号公報に記載のタイヤに対応するものである。
これらタイヤについて、下記の評価方法により、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性、ロードノイズ、気柱共鳴音を評価し、その結果を表1に示した。
操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ17×7.0Jのホイールに組み付けて排気量3000ccの後輪駆動車に装着し、空気圧220kPaとして、ドライ路面及びウエット路面においてそれぞれ操縦安定性を官能評価した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど操縦安定性が優れていることを意味する。
ロードノイズ:
試験タイヤをリムサイズ17×7.0Jのホイールに組み付けて排気量3000ccの後輪駆動車に装着し、空気圧220kPaとして、試験路面を速度60km/hで走行する際に発生する周波数100〜800Hzのロードノイズを車室内運転席耳側位置で測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどロードノイズが少ないことを意味する。
気柱共鳴音:
試験タイヤをリムサイズ17×7.0Jのホイールに組み付けて排気量3000ccの後輪駆動車に装着し、空気圧220kPaとして、試験路面を速度60km/hで走行する際に発生する周波数800〜1000Hzの気柱共鳴音を試験路面の脇で測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど気柱共鳴音が少ないことを意味する。
Figure 2010006096
この表1から明らかなように、実施例1〜3のタイヤはいずれも従来例に比べてドライ路面及びウエット路面での操縦安定性が優れていると共に、ロードノイズや気柱共鳴音について良好な結果が得られた。また、実施例1〜3のタイヤについて8000kmの走行試験を実施したところ、切り欠き部を設けた陸部には偏摩耗が殆ど生じることはなかった。一方、比較例1〜3のタイヤは車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部に設けたラグ溝と周方向細溝と幅方向細溝とを互いに非連通とする条件を満たしていないため、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性が不十分であった。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1において最もショルダー側に位置する陸部のサイプを示す断面図である。 図2のサイプの新品時のタイヤ踏面での平面視形状とサイプ底での平面視形状を示す説明図である。 図1において最もトレッド中央側に位置する陸部を示す斜視図である。 図1において最もトレッド中央側に位置する陸部を示す平面図である。 図1において最もトレッド中央側に位置する陸部を示す側面図である。 最もトレッド中央側に位置する陸部に形成される切り欠き部の変形例を示す斜視図である。 従来例の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d 主溝
10,20,30,40,50 陸部
11,21,41,51 ラグ溝
12,22,52,53 サイプ
31 切り欠き部
31a 湾曲面
31b 壁面
42 周方向細溝
43 幅方向細溝
T トレッド部

Claims (9)

  1. トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を設け、これら主溝により5列の陸部を区画した空気入りタイヤにおいて、車両装着時に車両外側となる2本の主溝で挟まれた陸部に、トレッド中央側の主溝から車両外側に向かって延びて該陸部内で終端する複数本のラグ溝と、該ラグ溝とは連通することなくタイヤ周方向に間欠的に延びて波状又はジグザグ状をなす周方向細溝と、前記ラグ溝の相互間でタイヤ幅方向に延びて前記周方向細溝と連通することなく該周方向細溝を横切る複数本の幅方向細溝とを設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 最もショルダー側に位置する陸部に、タイヤ幅方向に延びて一端が陸部内で終端する複数本のサイプを設け、該サイプの摩耗時のサイプ長さを新品時のサイプ長さと実質的に同一にする一方で、該サイプの摩耗時のサイプパス長さを新品時のサイプパス長さよりも長くし、該サイプの新品時の平面視形状が摩耗時の平面視形状を横切るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記サイプの40%摩耗時のサイプパス長さを新品時のサイプパス長さの102%〜150%にしたことを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 最もトレッド中央側に位置する陸部の両縁部にそれぞれ平面視で三角形の湾曲面を有する複数の切り欠き部を設け、これら切り欠き部の湾曲面を前記三角形の一辺にて該陸部の踏面に対して稜線を持たずに接するように形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記切り欠き部のタイヤ軸方向の幅を前記最もトレッド中央側に位置する陸部の幅の20%〜50%としたことを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記切り欠き部の深さを主溝の有効溝深さの10%〜125%としたことを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記切り欠き部のタイヤ周方向の長さを該切り欠き部のタイヤ周方向のピッチ長の10%〜50%としたことを特徴とする請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記切り欠き部の最深部に隣接する位置に主溝内に突き出す突起を設けたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 車両装着時に車両内側となる2本の主溝で挟まれた陸部に、車両内側の主溝から車両外側に向かって延びて該陸部内で終端する複数本のラグ溝と複数本のサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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