JP2010006091A - 大型貨物自動車のリヤバンパー - Google Patents

大型貨物自動車のリヤバンパー Download PDF

Info

Publication number
JP2010006091A
JP2010006091A JP2008164004A JP2008164004A JP2010006091A JP 2010006091 A JP2010006091 A JP 2010006091A JP 2008164004 A JP2008164004 A JP 2008164004A JP 2008164004 A JP2008164004 A JP 2008164004A JP 2010006091 A JP2010006091 A JP 2010006091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear bumper
chassis frame
link
arm
loading platform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008164004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5112967B2 (ja
Inventor
Katsumi Odagiri
勝実 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ODAGIRI SHATAI KK
Original Assignee
ODAGIRI SHATAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ODAGIRI SHATAI KK filed Critical ODAGIRI SHATAI KK
Priority to JP2008164004A priority Critical patent/JP5112967B2/ja
Publication of JP2010006091A publication Critical patent/JP2010006091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5112967B2 publication Critical patent/JP5112967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】荷台がチルトする場合のみならず、山道等交通量が少なく、しかも、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパーが地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがない大型貨物自動車のリヤバンパーを提供する。
【解決手段】シャシフレーム4の荷台3の後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレーム4に連結されたリヤバンパー8を有する貨物自動車のリヤバンパーにおいて、リヤバンパー8がシャシフレーム4に対して跳ね上げ移動するように、該シャシフレーム4とリヤバンパー8とがシャシフレーム4側に一端を軸支した回転アーム24を介して連結され、回転アーム24の先端にリヤバンパー8を取り付け、かつ、回転アーム24には回転駆動手段としてエアーチャンバー25を添設した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダンプトラック等大型貨物自動車のリヤバンパーに関する。
図13に示すように、リヤバンパー装置1を備えたカーゴトラック兼用ダンプトラック2では、リヤバンパー装置1のリヤバンパー8は追突等の事故の際に乗用車などが下に潜り込むサブマリンという現象を防止するため、道路運送車両法の保安基準で、地上からの高さが厳しく制限(550mm以内)され、また荷台後端から内側すなわち運転席側への長さ範囲も同様に厳しく制限(600mm以内から350mm以内へ)されている。
前記リヤバンパー8は当然固定されているものであるが、ダンプトラック等のように荷台がチルトする貨物自動車では、荷台後端が地面側に傾斜するので、リヤバンパーが荷台後端側へ延び出ていると、荷台後端側がそのリヤバンパーに当接して、リヤバンパーを破損してしまったり、荷台後端側を損傷したりするおそれがある。
特に、前記カーゴトラック兼用ダンプトラックでは、チルトヒンジより後方側の長さが長いため、この干渉が大きい。
そこで、下記特許文献ではリヤバンパー8の走行時の位置を保安基準に合わせて低く且つ後端側に位置させることができ、荷台がチルトしても荷台がリヤバンパーに干渉しないリヤバンパー装置が示されている。
実開平6−6121号公報
特許文献1では、図14に示すように、トラックの荷台3は、トラックの前後方向に延びるシャシフレーム4に取付けられたサブフレーム5に支持され、荷台チルト装置としての周知のダンプ機構(図示せず)によってチルトヒンジ6を中心に枢動して、荷台3のチルトを行う。
リヤバンパー装置1は、一端がシャシフレーム4から延びるステー10に対しヒンジ11でヒンジ止めされ、荷台後方に延びた他端にリヤバンパー8が固定される第1リンク13と、荷台3のチルトヒンジ6の付近において、中間部分がシャシフレーム4に取り付けられたサブフレーム5に、ピン14で旋回自在に支持されて、荷台の前後方向に延びる第2リンク15と、一端が第2リンク15の後端にヒンジ16でヒンジ止めされ、他端が前記第1リンク13の中間部分にヒンジ17でヒンジ止めされた第3リンク18とを備えている。
なお、前記シャシフレーム4に固定されたステー10はもともと固定的にリヤバンパー8を取り付けるために設けられたものをそのまま利用した。このステー10がない場合には、シャシフレーム4から直接にまたはブラケット等を介して間接的に第1リンク13をヒンジ止めすればよい。
リヤバンパー装置1は、更に、荷台3が通常の水平位置にあるとき、第1リンク13を荷台3とほぼ平行な水平姿勢に維持するように、第2リンク15の前端に当接する、荷台3に固定された第1ストッパー20を備える。
この第1ストッパー20は、荷台3が水平な姿勢であるとき、第2リンク15をピン14の回りに反時計方向に押して、第1リンク13を水平に支持して、リヤバンパー8を所定の位置に支持するもので、第2リンク15の前端の当接位置にはローラ21が設けられている。
また、この第2リンク15の前端の下方側には、サブフレーム5の部分に、走行時にリヤバンパー8が大きく跳ね上がるのを防止し、リヤバンパー8の高さを一定に保持するための跳ね上げ防止ストッパー22が設けられる。
また、リヤバンパー装置1は、第1リンク13の枢動を制限する第2ストッパー23を備える。
前記第2ストッパー23は、荷台3が最大チルト位置にあるとき、第1リンク13を荷台3とほぼ平行に傾斜させてリヤバンパー8が荷台に接しない位置(すなわち非干渉位置)であって地上から一定高さの位置に保持する。
特許文献1のリヤバンパー装置1によれば、走行時、荷台は水平な姿勢にあって、第1リンク13も水平に支持され、これにより、リヤバンパー8は所定の地上高さ及び内側位置にある。
荷物の積み降ろし等のために、荷台3がチルトすると、図15に示すように、荷台3のチルトとともに、第1リンク13が、自重及びリヤバンパー8の重さにより、ヒンジ11を中心に時計方向に回転し始め、第3リンク18を引っ張り、連結された第2リンク15をピン14の回りに時計方向に回転させる。この場合、第2リンク15は、その前端の第1ストッパー20への当接によって、荷台3のチルトに規制されつつ回転し、これにより、第1リンク13の回転も規制されつつ、リヤバンパー8が下がる。
荷台3が、図15に示す最大チルト前に、第1リンク13に設けられた第2ストッパー23がステー10に当接して、第1リンク13の回転を停止し、リヤバンパー8の降下を停止する。この停止により、荷台3が更にチルトしても、第2リンク15の回転が停止して、第1ストッパー20だけが上昇して第2リンク15のローラ21から離れる。従って、第1リンク13が荷台3とほぼ平行になってリヤバンパー8は荷台3と干渉しない位置に維持される。
図15に示すように、第2リンク15は、第1ストッパー20及び跳ね上げ防止ストッパー22から離れた位置にあるので、これらのストッパーの規制範囲内で第2リンク15は反時計方向にも時計方向にも回転でき、これにより、地面の凹凸等によってリヤバンパー8が上方に突き上げられるのが可能になる。
また、第2ストッパー23の位置または材質の選択により、荷台3が下がり過ぎてリヤバンパー8に干渉する場合でも、リヤバンパー8は荷台3とともに下がって逃げることができる。
前記特許文献1の大型貨物自動車のリヤバンパーは、荷台3がチルトする時にリヤバンパー8は荷台3とともに下がるものであり、下に石等の出っ張りがあるとリヤバンパー8がぶつかるおそれがある。
このような出っ張りは、ピット等に荷卸しをする場合などの落下防止用のブロックなども同じであり、これにぶつかるおそれもある。
また、走行の際には、走行時には地上からの高さが550mm以内に制限されて固定されているので、悪路等で車輪が大きくバウンドすると、このリヤバンパーが地上からの凸にぶつかるおそれもある。
特に山の中にはいった時では、走行する自動車の数も少ないので後方からの追突に配慮するより、上下動によるリヤバンパーの障害物への衝突を注意する必要がある。
前記特許文献1の可動するリヤバンパーでは、荷台がチルトしても荷台がリヤバンパーに干渉しないようにしたものであり、荷台がチルトしない場合のリヤバンパーの上下変化による衝突には配慮されていない。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、荷台がチルトする場合のみならず、山道等交通量が少なく、しかも、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパーが地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがない大型貨物自動車のリヤバンパーを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、第1に、シャシフレームの荷台後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレームに連結されたリヤバンパーを有する貨物自動車のリヤバンパーにおいて、リヤバンパーがシャシフレームに対して跳ね上げ移動するように、該シャシフレームとリヤバンパーとがシャシフレーム側に一端を軸支した屈曲する回転アームを介して連結され、回転アームの先端にリヤバンパーを取り付け、かつ、回転アームには回転駆動手段を添設したこと、第2に、回転駆動手段はエアーチャンバーであり、そのロッドをリンク機構を介して回転アームの回転駆動軸に結合させることを要旨とするものである。
第3に、シャシフレームの荷台後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレームに連結されたリヤバンパーを有し、荷台がチルトするダンプトラック等の貨物自動車のリヤバンパー装置において、リヤバンパーがシャシフレームに沿って長手方向に平行移動するように、該シャシフレームとリヤバンパーとが相互に平行な第1のリンク手段と第2リンク手段とで連結し、リヤバンパーをシャシフレームに沿って内側にかつ上方に移動させることを可能としたことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、山道等交通量が少ない道路を通行する場合に、回転駆動手段で回転アームを回転させてシャシフレームに対してリヤバンパーを跳ね上げる。このようにすれば、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパーが地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがない。なお、このようにリヤバンパーを跳ね上げるのは、山道等交通量が少ない場合であり、後続の車が追突するおそれがない場合であり、通常の道路では、走行の際には、リヤバンパーは地上からの高さが550mm以内に制限されて固定されているので、追突等の事故の際に乗用車などが下に潜り込むサブマリンという現象は回避できる。
請求項2記載の本発明によれば、回転駆動手段にエアーチャンバーを使用することで、安価で場所を取らない回転駆動手段とすることができ、そのロッドをリンク機構を介して回転アームの回転駆動軸に結合させることで、回転アームを効率的に回転させることができる。
請求項3記載の本発明によれば、通常位置ではリヤバンパーが所定の地上高さ範囲内であって所定の内側範囲内の位置にあるが、リヤバンパーをシャシフレームに沿って内側にかつ上方に移動させることができるので、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパーが地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがない。また、荷台のチルト時には荷台がリヤバンパーには干渉しないことが保障できる。
以上述べたように本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーは、荷台がチルトする場合のみならず、山道等交通量が少なく、しかも、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパーが地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがないものである。
以下、本発明の実施の形態を図面について詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第1実施形態を示す側面図で、図中3はトラック2の荷台、1はリヤバンパー8を含むリヤバンパー装置である。リヤバンパー8はそれ自体が長さが一定以上に規制されている。ちなみに、保安基準においては、高さHが550mm以内に、内側長さDは350mm以内にあるように厳しく規制されている。
全体の図示は省略するが、リヤバンパー装置1を備えたカーゴトラック兼用ダンプトラックで場合であり、トラックの荷台3は、トラックの前後方向に延びるシャシフレーム4またはサブフレームに支持され、荷台チルト装置としての周知のダンプ機構(図示せず)によってチルトヒンジを中心に枢動して、荷台3はチルトが行われる。
一般に、貨物自動車等では、その走行を考慮すると、リヤバンパーの地上高さはできるだけ高く、また、内側長さもできるだけ長い方が望ましい。しかし、安全の観点からその規制は上記のように厳しくなってきている。
リヤバンパー8はシャシフレーム4の荷台3後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレーム4にまたはサブフレーム(図示せず)に連結されて設けられる。
本発明は、リヤバンパー8がシャシフレーム4に対して跳ね上げ移動するように、該シャシフレーム4とリヤバンパー8とがシャシフレーム4側に一端を軸支した屈曲する回転アーム24を介して連結され、回転アーム24の先端にリヤバンパー8を取り付け、かつ、回転アーム24には回転駆動手段としてエアーチャンバー25を添設した。
本実施形態では、回転アーム24は一端をヒンジ26でシャシフレーム4に軸支され、屈曲はこのヒンジ26からまず、下方に向かう垂下辺24aがあり、さらに、斜め下方に向かう傾斜垂下辺24bがあり、さらにその先端から水平方向に向かうような水平辺24cがある略「L」字形、または「し」字形としてなるものとする。
このような2箇所の屈曲に限定されるものでなく、鉤形の1箇所の屈曲のものもしくは3箇所の屈曲をさせたものでもよい。
回転アーム24は、並列するシャシフレーム4に各個が設けられることで相互に間隔を存して並設され、これでリヤバンパー8を間隔を存して支承する。
エアーチャンバー25はエアーシリンダータンク25aからロッド25bを突出させたものであり、該エアーシリンダータンク25aをシャシフレーム4に固定的に取り付け、ロッド25bは相互に軸支された2つのリンク片の結合によるリンク機構27を介して回転アーム24の回転駆動軸であるヒンジ26に結合させる。このエアーチャンバー25に代えて、エアーまたは油圧のシリンダーを使用することもできる。
なお、図中28はシャシフレーム4に設ける突起などによる回転アーム24のストッパーで、図1のようにリヤバンパー8を正規の位置に固定するため、回転アーム24の回転を規制するものである。
図5、図6は本発明の第2実施形態を示すもので、回転アーム24はヒンジ26がある水平方向に向かうような水平辺24cと、その端から斜め下方に向かう傾斜垂下辺24bと、さらにその先端から下方に向かう垂下辺24aがあるような略「L」字形、または逆「し」字形とした。
この場合も、ストッパー28を設けることができる。
図7、図8は本発明の第3実施形態を示すもので、回転アーム24は屈曲をさせずにほぼ直線状のものとした。ヒンジ26を設けてシャシフレーム4に軸着する部分は太径部とし、暫時先端に向けて縮径して先端部にリヤバンパー8を取り付けた。この場合も、ストッパー28を設けることができる。
使用法および動作については、前記第1〜3実施形態ともに同様であるが、通常の走行時においては、図1、図3、図5、図7に示すように、リヤバンパー8は高さHが550mm以内にあるようにセットされる。
この状態では、ストッパー28により回転アーム24は規制される。
山道等交通量が少ない道路を通行する場合に、エアーチャンバー25を作動させ、エアーシリンダータンク25aからロッド25bを伸長すると、リンク機構27を介してヒンジ26が回動され、回転アーム24が回転して、リヤバンパー8がシャシフレーム4に対して跳ね上げ移動される。
このようにすれば、起伏が激しく、走行時にバウンド等を生じても、リヤバンパー8が地表からの障害物に衝突して破損することのおそれがない。
図9、図10は本発明の第4実施形態を示すもので、前記第1〜第3実施形態と同じく、トラック2の荷台3は、トラックの長手方向に延びるシャシフレーム4で支持され、周知のダンプ機構(図示せず)によってチルトヒンジ点を中心に枢動して荷台のチルトを行う場合である。
シャシフレーム4の荷台3の後部側において、制限範囲内の地上高さ(H)であって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置(D)に、シャシフレーム4に連結されたリヤバンパー8を有する。
本実施形態におけるリヤバンパー装置1は、リヤバンパー8がシャシフレーム4に沿って長手方向に平行移動するように、シャシフレーム4とリヤバンパー8の延長アーム30とがリンク手段を構成する第1のリンクアームであるリンクアーム31及び第2のリンクアームであるリンクアーム32で連結されている。
すなわち、リンクアーム31とリンクアーム32は平行リンクを構成して各アームの端部はそれぞれリヤバンパー8の延長アーム30及びシャシフレーム4に枢支されて、リヤバンパー8がシャシフレーム4に沿って長手方向に平行移動できるようにした。
前記リンク手段を構成するリンクアームの内、一方のリンクアーム32に回転駆動装置としてシリンダー33を結合させる。このシリンダー33はシャシフレーム4に設け、リンクアーム32のシャシフレーム4への軸支部よりも端側にロッドの先を軸着した。なお、このシリンダー33はエアーでも、油圧でもよいが、また、前記第1〜3実施形態のように、エアーチャンバーを用いることもできる。
図11、図12は本発明の第5実施形態を示すもので、リヤバンパー装置1は、リヤバンパー8がシャシフレーム4に沿って長手方向に平行移動するように、シャシフレーム4とリヤバンパー8の延長アーム30とがリンク手段を構成するリンクアーム31及び32で連結されている点は前記第4実施形態と同じであるが、シャシフレーム4とリンクアーム32の中間部にコイルバネ34を掛け渡した。
このコイルバネ34は、リンクアーム32のシャシフレーム4の軸着部と延長アーム30の軸着部との間に一端が結合することで、リンクアーム32の動きを振り子のように追随させるものである。
図中35、36はリンクアーム31とリンクアーム32に対するストッパーであり、シャシフレーム4へ突起部として形成する。なお、このようなストッパー35、36は前記第4実施形態の場合にも設けることができる。
これら第4実施形態、第5実施形態の使用法および動作について説明すると、リヤバンパー装置1は、リヤバンパー8がシャシフレーム4に沿って長手方向に平行移動するように、シャシフレーム4とリヤバンパー8の延長アーム30とがリンク手段を構成するリンクアーム31及び32で連結されているので、通常の走行においては、図9、図11に示すように、リンクアーム31、32を所定の傾きに形成してリヤバンパー8を所定の地上高さHの範囲内であって且つ所定の内側範囲内の位置に保持する。
シリンダー33の伸長または、コイルバネ34の伸縮で、リンク手段のリンクアーム31を押して、アーム31及び32を平行移動させる。
その結果、図10または図12に示すようにリヤバンパー8をシャシフレーム4に沿って内側制限範囲を越えて内側に移動させることができる。
このように、普通走行時には、リヤバンパーの位置が保安基準に十分に適合させることができ、交通量が少なく、しかも、起伏が激しい山道等や荷台がチルト場合には、リヤバンパー8をシャシフレーム4に沿って制限範囲を越えて内側にかつ、上方に移動させることができるので、リヤバンパーの破損等の事故は皆無にできる。
本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第1実施形態を示す通常走行時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第1実施形態を示す特殊形態時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第1実施形態を示す通常走行時の斜視図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第1実施形態を示す特殊形態時の斜視図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第2実施形態を示す通常走行時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第2実施形態を示す特殊形態時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第3実施形態を示す通常走行時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第3実施形態を示す特殊形態時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第4実施形態を示す通常走行時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第4実施形態を示す特殊形態時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第5実施形態を示す通常走行時の側面図である。 本発明の大型貨物自動車のリヤバンパーの第5実施形態を示す特殊形態時の側面図である。 大型貨物自動車の斜視図である。 従来例の通常走行時の側面図である。 従来例の特殊形態時の側面図である。
符号の説明
1…リヤバンパー装置 2…トラック
3…荷台 4…シャシフレーム
5…サブフレーム 6…チルトヒンジ
8…リヤバンパー 10…ステー
11…ヒンジ 13…第1リンク
14…ピン 15…第2リンク
16…ヒンジ 17…ヒンジ
18…第3リンク 20…第1ストッパー
21…ローラ 22…跳ね上げ防止ストッパー
23…第2ストッパー 24…回転アーム
24a…垂下辺 24b…傾斜垂下辺
24c…水平辺 25…エアーチャンバー
25a…エアーシリンダータンク 25b…ロッド
26…ヒンジ 27…リンク機構
28…ストッパー 30…延長アーム
31、32…リンクアーム 33…シリンダー
34…コイルバネ 35、36…ストッパー

Claims (3)

  1. シャシフレームの荷台後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレームに連結されたリヤバンパーを有する貨物自動車のリヤバンパーにおいて、リヤバンパーがシャシフレームに対して跳ね上げ移動するように、該シャシフレームとリヤバンパーとがシャシフレーム側に一端を軸支した回転アームを介して連結され、回転アームの先端にリヤバンパーを取り付け、かつ、回転アームには回転駆動手段を添設したことを特徴とする大型貨物自動車のリヤバンパー。
  2. 回転駆動手段はエアーチャンバーであり、そのロッドをリンク機構を介して回転アームの回転駆動軸に結合させる請求項1記載の大型貨物自動車のリヤバンパー。
  3. シャシフレームの荷台後部において、制限範囲内の地上高さであって且つ荷台後端から制限範囲内の内側位置に、シャシフレームに連結されたリヤバンパーを有し、荷台がチルトするダンプトラック等の貨物自動車のリヤバンパー装置において、リヤバンパーがシャシフレームに沿って長手方向に平行移動するように、該シャシフレームとリヤバンパーとがリンク手段として相互に平行な第1のリンクアームと第2のリンクアームとで連結し、リヤバンパーをシャシフレームに沿って内側にかつ上方に移動させることを可能とした大型貨物自動車のリヤバンパー。
JP2008164004A 2008-06-24 2008-06-24 大型貨物自動車のリヤバンパー Active JP5112967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164004A JP5112967B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 大型貨物自動車のリヤバンパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164004A JP5112967B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 大型貨物自動車のリヤバンパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010006091A true JP2010006091A (ja) 2010-01-14
JP5112967B2 JP5112967B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=41587087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164004A Active JP5112967B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 大型貨物自動車のリヤバンパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5112967B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250669A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Hamana Works:Kk 垂直リフト装置付き貨物車
WO2015189714A1 (en) * 2014-06-12 2015-12-17 Ahli Mansoor Mustafa Hassan Transport platform bumper assembly
KR101626772B1 (ko) * 2015-12-18 2016-06-02 왕경희 활어운반차의 리어범퍼 파손방지장치
CN106671919A (zh) * 2016-12-30 2017-05-17 北奔重型汽车集团有限公司 一种车辆的气动前防护装置
KR101822982B1 (ko) * 2017-03-23 2018-01-30 (주)이큐브시스템 후부안전판 구조 시스템
CN112306068A (zh) * 2020-11-18 2021-02-02 山东信息职业技术学院 应用在自动驾驶中的防撞检测装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950859U (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 日野自動車株式会社 トラツクのリヤバンパの構造
JPS6070456U (ja) * 1983-10-24 1985-05-18 日産ディーゼル工業株式会社 車両用バンパ装置
JPH06171444A (ja) * 1992-12-10 1994-06-21 Yoritetsuku:Kk トラック等のリアバンパ装置
JPH06305380A (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 Yoritetsuku:Kk トラック等のリアバンパ装置
JPH07228209A (ja) * 1994-02-19 1995-08-29 Koji Nakazato 車両の突入防止装置
JPH1029479A (ja) * 1997-03-28 1998-02-03 Fumiaki Hasegawa 退避するリアバンパーを備えた車輌

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950859U (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 日野自動車株式会社 トラツクのリヤバンパの構造
JPS6070456U (ja) * 1983-10-24 1985-05-18 日産ディーゼル工業株式会社 車両用バンパ装置
JPH06171444A (ja) * 1992-12-10 1994-06-21 Yoritetsuku:Kk トラック等のリアバンパ装置
JPH06305380A (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 Yoritetsuku:Kk トラック等のリアバンパ装置
JPH07228209A (ja) * 1994-02-19 1995-08-29 Koji Nakazato 車両の突入防止装置
JPH1029479A (ja) * 1997-03-28 1998-02-03 Fumiaki Hasegawa 退避するリアバンパーを備えた車輌

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250669A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Hamana Works:Kk 垂直リフト装置付き貨物車
WO2015189714A1 (en) * 2014-06-12 2015-12-17 Ahli Mansoor Mustafa Hassan Transport platform bumper assembly
KR101626772B1 (ko) * 2015-12-18 2016-06-02 왕경희 활어운반차의 리어범퍼 파손방지장치
CN106671919A (zh) * 2016-12-30 2017-05-17 北奔重型汽车集团有限公司 一种车辆的气动前防护装置
KR101822982B1 (ko) * 2017-03-23 2018-01-30 (주)이큐브시스템 후부안전판 구조 시스템
CN108638995A (zh) * 2017-03-23 2018-10-12 易克威系统株式会社 后部安全板结构系统
CN112306068A (zh) * 2020-11-18 2021-02-02 山东信息职业技术学院 应用在自动驾驶中的防撞检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5112967B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5112967B2 (ja) 大型貨物自動車のリヤバンパー
JP5428802B2 (ja) 車体後部の下部構造
JPH11278029A (ja) 自動車の後輪懸架装置
JP4852977B2 (ja) 車両後部構造
JP2011131711A (ja) 車体後部の下部構造
JP4244048B2 (ja) 車両のアンダランプロテクタ
CN116873057A (zh) 一种驾驶室悬置系统及商用车
KR20120137129A (ko) 대형트럭용 캡 현가장치
US8936319B2 (en) Method and arrangement at trucks for tipping a loading bin
JP2010202160A (ja) アスファルトフィニッシャー対応可能リヤバンパー
JP5035836B2 (ja) キャブ
JP2011105214A (ja) 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車
JP6114772B2 (ja) アスファルトフィニッシャー対応可能リヤバンパー
JP2007314106A (ja) コンテナトレーラ
JPH101074A (ja) 車両のスペアタイヤ保持構造
JP2010228568A (ja) 車両
JP3517581B2 (ja) 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置
JP6726586B2 (ja) 貨物自動車
JP4403831B2 (ja) 車体前部構造
JP2000006708A (ja) 車輌運搬車の荷台傾斜装置
KR20070100465A (ko) 자동차의 프런트 현가장치
KR100578068B1 (ko) 차량용 스페어 타이어 고정구조
JP7067227B2 (ja) 車体後部構造
JP2018052337A (ja) 貨物自動車
JP2959684B2 (ja) 自動車運搬用車両

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110713

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110721

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5112967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250