JP2010004822A - 加熱造粒小麦粉の粉砕物を含有する即席麺用穀粉組成物 - Google Patents

加熱造粒小麦粉の粉砕物を含有する即席麺用穀粉組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】
喫食時に麺線が所定時間内に良好に復元し、また、ほぐれ、食感等が良好となり得る、即席麺用穀粉組成物及びこれを用いて製造される即席麺類を提供すること。
【解決手段】
加圧押出して糊化及び膨化させた加熱造粒小麦粉の粉砕物を1〜10質量%含有する含有する即席麺用穀粉組成物において、加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度が200〜1600μmの範囲であり、α化度が80%以上であり、且つ粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55〜75g/100mlであることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、加圧押出して糊化及び膨化させた加熱造粒小麦粉の粉砕物を含有する即席麺用穀粉組成物及びこれを用いて製造される即席麺類に関する。より詳細には、特定の粒度、α化度、見かけ比重を有する加熱造粒小麦粉の粉砕物を特定割合で含有する即席麺用穀粉組成物及びこれを用いて製造される即席麺類に関する。
中華麺、うどん等の即席麺類は、長期にわたって保存し得、また、迅速に食べられるため、国内に限らず、世界各国で多くの人々に食されている。この即席麺類は、通常の茹で麺、乾麺等に比べると麺質が劣ることが多く、熱湯による短時間の復元性、ほぐれ、外観、食感等、麺質の改善に対し種々の試みがなされている。特に麺線の太い即席麺(例えば喜多方ラーメンタイプの太い中華麺や太目の焼きそば、うどん)や、ノンフライタイプの即席麺は、調理時の復元性が悪く、また食感が硬いといった問題があった。
従来、熱湯による復元性を高め、良好な食感、風味を有するものを得るために、特定のエーテル化、エステル化澱粉などの加工澱粉の添加(例えば、特許文献1参照)、特定の乳化剤からなる麺類品質改良剤の添加(例えば、特許文献2参照)、特定の糖類の添加(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
一方、α化米粉、α化澱粉、α化小麦粉等のα化物を麺の製造に用いることは知られており、また、澱粉類の加湿造粒物を用いて即席麺等の即席澱粉食品を製造すること(例えば、特許文献4参照)や、穀粉又は澱粉を含有水分20%程度の吸湿状態で加圧押出機により押し出して得られる膨化穀粉又は膨化澱粉を用い早茹で麺類を製造すること(例えば、特許文献5参照)が知られている。しかしながら、これらの技術は麺線の復元性やほぐれ、外観や食感等、製麺適性の点で十分とはいえず、さらなる改善が求められていた。
特公昭62−40980号公報 特開平10−215802号公報 特開平7−213242号公報 特開昭53−15444号公報 特開平6−46781号公報
本発明の課題は、麺線の太い即席麺やノンフライタイプの即席麺であっても喫食時に麺線が所定時間内に良好に復元し、また、ほぐれ、食感等が良好となり得る、即席麺用穀粉組成物及びこれを用いて製造される即席麺類を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するため種々検討を行った。その結果、特定の粒度、α化度、見かけ比重を有する加熱造粒小麦粉の粉砕物を特定割合で含有する即席麺用穀粉組成物を用いて製造される即席麺類が麺線の復元性、ほぐれ、食感等に顕著な効果を有することを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、加圧押出して糊化及び膨化させた加熱造粒小麦粉の粉砕物を1〜10質量%含有する即席麺用穀粉組成物において、加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度が200〜1600μmの範囲であり、α化度が80%以上であり、且つ粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55〜75g/100mlであることを特徴とする即席麺用穀粉組成物に関する。
また本発明は、上記即席麺用穀粉組成物を用いて製造した即席麺類又はその製造方法に関する。
本発明によると、特定の粒度、α化度、見かけ比重を有する加熱造粒小麦粉の粉砕物を特定割合で含有する即席麺用穀粉組成物を用いて製造される即席麺類は、喫食時に麺線が所定時間内に良好に復元し、また、ほぐれ、外観及びソフトで歯切れのよい食感を有する。
本発明の穀粉組成物は、1)粒度が200〜1600μmの範囲;2)α化度が80%以上;3)粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55〜75g/100ml;の物性を有する加熱造粒小麦粉の粉砕物1〜10質量%と、小麦粉を主原料とする穀粉原料99〜90質量%とからなるものである。
本発明における即席麺類の種類としては、即席うどん、即席日本そば、即席きしめん、即席そうめん、即席ひやむぎ、即席中華麺、即席焼きそば、即席パスタなどを挙げることができ、ノンフライ即席麺、フライ即席麺のいずれでもよい。特に、ノンフライ即席麺や比較的麺線の太い即席中華麺、即席うどん、即席焼きそば、即席パスタを好適に例示することができる。
本発明の加熱造粒小麦粉の粉砕物は、例えば、以下のようにして製造することができる。原料小麦粉としては、薄力粉、中力粉、準強力粉、強力粉のいずれでもよく、製造する麺類の種類等により適宜選択することができる。即席うどんや即席中華麺、即席焼きそば等では、薄力粉、中力粉、準強力粉が好ましく、中力粉がより好ましいが、即席スパゲティの場合には、デュラム小麦粉(セモリナを含む)が好ましい。
本発明の加熱造粒小麦粉の粉砕物の製造方法としては、例えば、上記の原料小麦粉100質量部に40〜50質量部の水を加えて十分にミキシングし、一軸又は多軸エクストルーダーに供して加圧加熱してα化した後、ダイノズルから押し出して膨化させ、カッターでカットして適宜大きさの多孔性の粒状物を得る。この粒状物を乾燥後、粉砕し、篩い分けして所定の粒度の加熱造粒小麦粉の粉砕物を得ることができる。エクストルーダー処理においては、バレル温度は90〜120℃が好ましく、バレル内圧力は4.9×10〜2.0×10Paが好ましい。また、加熱造粒小麦粉は、乾燥後、ピンミル、インパクトミル、ターボミル等の衝撃式粉砕乃至気流粉砕等により、所望の粒度まで粉砕する。
本発明において、加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度は、200〜1600μmの範囲に調整することが必要であり、300〜1000μmの範囲であるのが好ましい。この粒度範囲内において、適宜粒度を調整してもよい。例えば、200〜1600μm乃至300〜1000μmといった比較的広い粒度範囲の加熱造粒小麦粉の粉砕物を用いてもよいが、200〜500μm、200〜700μm、300〜500μm、300〜700μm、1000〜1600μmといった比較的狭い範囲の粒度範囲に調整してもよい。配合する加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度が200μm未満である場合、即ち粒度が細か過ぎると、得られた即席麺類は、復元性、食感等において満足できるものではなく、また、配合する加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度が1600μmを超える場合、即ち、粒度が大き過ぎると、原料穀粉に添加したとき、復元性はよいものの、得られた麺は短麺が多く、表面のざらつきが目立つなど好ましくない。
加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度は、粉砕の程度やその後の分級により適宜調整することができる。粉砕による調整は、用いる粉砕機の使用法に従えばよく、分級による調整は、空気分級や篩い分け等、慣用の手段により行うことができる。篩い分けの場合、用いる篩いの網目の大きさ(メッシュ)により調整することができる。例えば、粒度が200μm〜1600μmの場合には、70メッシュオーバー、10.5メッシュスルーの画分を篩い分けにより採取すればよく、粒度が200μm〜1000μmの場合には、70メッシュオーバー、16メッシュスルーの画分を、粒度が500μm〜700μmの場合には32メッシュオーバー、24メッシュスルーの画分を採取すればよい。なお、ここでいうメッシュの番手は、日本工業規格(JISZ8801−1966)のものである。
また、本発明の前記加熱造粒小麦粉の粉砕物は、80%以上のα化度であることが必要であり、好ましくは90%以上である。本発明において、α化度が80%未満であると、これを用いて得られる麺生地が伸展性や弾力性に欠けるものとなる。なお、本発明において、α化度は、以下に述べるジアスターゼ法を採用して測定したものである。
α化度分析法(ジアスターゼ法)
1)試料採取:加熱造粒小麦粉の粉砕物を、さらに粉砕した後、目開き150μmの篩に通し、これを通過した粉末をα化度分析用試料とした。100ml容の首長三角フラスコを5個用意し、粉末試料(目開き150μmの篩を通過したもの)1.00gを、4個採取しこれをA1〜A4とする。1個はB(ブランク)とする。
2)加熱:5個のフラスコに水50mlを加え、試料をよく懸濁させる。A1及びA2を沸騰浴中で15分間加熱し、その後氷水又は冷水中で常温まで急冷する。
3)酵素添加:A1、A3及びBに5%ジアスターゼ緩衝溶液を5ml加える。
4)デンプン糖化:5個のフラスコ全部を恒温水槽中で振とうしながら、37℃±1℃に90分間保ってデンプンを糖化し、終了後、ただちに1mol/L塩酸を各フラスコに2ml加えて、ジアスターゼの反応を停止させ、水を加えて100ml定容とする。
5)検液採取:各々の溶液をろ過し、A1〜A4及びBから得た検液10mlをピペットで100ml容共栓三角フラスコにとり、a1〜a4及びbとする。
この他に水10mlを採取したフラスコを用意しWとする。
6)糖の酸化:6個の三角フラスコに、0.05mol/Lヨウ素よう化カリウム溶液10mlを加える。次に等時間間隔で、0.1mo1/L水酸化ナトリウム溶液18mlを順次加え、密栓して振り混ぜ各フラスコとも正確に15分間置く。(この反応により糖は酸化されヨウ素が消費される。)
7)滴定:15分間経過した順に、10%硫酸2mlを手早く加え酸性とし、残存ヨウ素を0.1mo1/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。
(指示薬:デンプン溶液)
α化度(%)={(W−a3)−(W−a4)−(W−b)}/{(W−a1)−(W−a2)−(W−b)}×100
W:空試験の滴定値(ml)
a1〜a4:それぞれの滴定値(ml)
b:ジアスターゼのみを糖化したものの滴定値(ml)
さらに、本発明の前記加熱造粒小麦粉の粉砕物は、粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55〜75g/100mlであることが必要とされるが、好ましく57〜72g/100mlである。本発明において、粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55g/100ml未満であると、穀粉原料が軽質となりやすい傾向となり、短麺が多く、表面のざらつきが目立つ。また、粒度500〜700μmのときの見かけ比重が75g/100mlを超えると、逆に穀粉原料が重質になる影響を及ぼし、即席麺類の復元性や、ほぐれ、外観、ソフト感で歯切れのよい食感等が劣る。なお、本発明において、見かけ比重(g/100ml)は、以下に述べる方法を採用して測定したものである。
見かけ比重の測定法
1)加熱造粒小麦粉の粉砕物を篩い分けに供して、32メッシュ(目開き500μm)オーバー、24メッシュ(目開き710μm)スルーの画分を採取する。
2)比重計量カップ(100ml)に、1)で採取した画分を山盛りに入れ、パレットナイフを垂直に当て水平にけずる。
3)比重計量カップ内の画分の質量を測定し、見かけ比重(g/100ml)とする。
本発明における即席麺用穀粉組成物中の加熱造粒小麦粉の粉砕物の含有量は、即席麺の種類や麺線の太さにより異なるが、通常は1〜10質量%、好ましくは2〜6質量%である。加熱造粒小麦粉の粉砕物の含有量が1質量%より低いと、得られる即席麺類が復元性(湯戻り)、ほぐれ、外観、食感において劣り、また、含有量が10質量%を超えると製麺時に麺帯の剥離が多く、麺帯が切れて製麺が困難となる。きしめんのような太めの麺では少し多めの含有量とするのが好ましいが、細麺では含有量が多過ぎると湯戻りが早すぎたり、麺線の切れ等が生じる可能性がある。そのため、得ようとする麺の種類に応じて1〜10質量%の範囲内で含有量を適宜調節することが好ましい。なお、配合する加熱造粒小麦粉の粉砕物に、上記粒度範囲から外れる粒子が少量(例えば、加熱造粒小麦粉の粉砕物に対して0〜10質量%程度)含まれる可能性があるが、本発明の即席麺用穀粉組成物おいては、上記粒度範囲の加熱造粒小麦粉の粉砕物を1〜10質量%含有していればよい。
本発明で用いる即席麺用穀粉組成物は、小麦粉を主原料とする穀粉原料に加熱造粒小麦粉の粉砕物を含有させたものを用いる。穀粉原料中の小麦粉は麺類の種類や即席麺類のタイプにより適宜選択すればよい。一方、小麦粉以外の穀粉原料として、そば粉、コーンフラワー、ライ麦粉、大麦粉、オーツ粉、米粉等を配合してもよく、また、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、小麦澱粉、甘藷澱粉等の澱粉類、又はこれらの架橋、エステル化、エーテル化、酸化、α化等の化工澱粉類を配合してもよい。小麦粉以外の穀粉原料の配合量は、穀粉の種類にもよるが、麺類の種類が日本そばの場合には、即席麺用穀粉組成物中30〜70質量%、好ましくは40〜60質量%であり、それ以外の麺類の場合には、即席麺用穀粉組成物中0〜50質量%、好ましくは5〜35質量%、より好ましくは10〜30質量%配合しておくことができる。
また製麺に際しては、即席麺用穀粉組成物の他に製麺用副資材として、食塩;かんすい;卵白粉、全卵粉等の卵粉;キサンタンガム、グァーガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、寒天、ゼラチン、ペクチン等の増粘剤;動植物油脂、乳化油脂、ショートニング等の油脂類;レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤;炭酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グルテン、大豆蛋白質、カゼイン等の蛋白類;その他ソルビット、エチルアルコール、酵素剤等を例示することができる。
また、製麺方法としては常法によればよく、例えば、即席麺用穀粉組成物に食塩水、かんすい、その他の製麺用副資材等を加え、常圧下又は減圧下において混練して生地を調製し、この生地を製麺ロールを用いて複合・圧延して麺帯を得、この麺帯を、切刃等を用いて切り出して麺線を得るか、あるいは、生地から押し出し成型により麺線を得ることができ、得られた麺線を蒸熱処理する方法を挙げることができる。かかる製麺工程に続いて行われる乾燥工程では、型に詰め90〜100℃の熱風で約25〜15分間乾燥する熱風乾燥方法(ノンフライ即席麺)や、型に詰め140〜150℃で、1分〜2分間の油揚げ方法(フライ即席麺)を採用することができる。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。
なお、本明細書で用いる篩は全て日本工業規格・JISZ8801−1966のものを用いた。
[製造例1]
小麦粉(日清製粉社製「フラワー」)100質量部に水40質量部を加えて混合し、一軸エクストルーダーを用いて加圧加熱(バレル温度:98℃)してα化させ、ダイノズル(ダイ径5mm)から押し出して膨化させ、次いで回転カッターでカットして直径4mm、厚み1mm程度の粒状物を得た。この粒状物を乾燥(100℃、約30分)した後、ピンミルにより粉砕し、加熱造粒小麦粉の粉砕物(以下、「加熱造粒小麦粉の粉砕物」を「加熱造粒小麦粉」と略称する場合がある)を得た。得られた加熱造粒小麦粉のα化度は93%であり、見かけ比重は62.2g/100mlであった。
[製造例2]
小麦粉として、日清製粉社製「特雀」を用い、加水量40〜50質量部の範囲で適宜調整し、バレル温度:90〜120℃の範囲内で適宜変更した以外は製造例1と同様にして、各種加熱造粒小麦粉を得た。得られた各種加熱造粒小麦粉の粒度、α化度、見かけ比重を表3〜7に示す。
[参考例1]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)100質量部に水40質量部を加えて縦型ミキサーでそぼろ状の生地を作成した。このそぼろ状の生地をトレー上に広げ、25℃で48時間、乾燥させた。次いで、製造例1と同様にして粉砕し、篩い分けして所定の粒度の非加熱造粒小麦粉の粉砕物(以下、「非加熱造粒小麦粉」という場合がある)を得た。得られた非加熱造粒小麦粉のα化度は29%であり、見かけ比重は76.2g/100mlであった。
[参考例2]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)100質量部、水35質量部を蒸練ミキサーに投入し、蒸練ミキサー内に0.098MPaの加圧蒸気を供給しながら6.5分間蒸練を行い、α化した生地を得た。この生地を厚さ約5mmのシート状に圧延した後、室温で一晩静置し、5mm角に切り出して40〜50℃の温風で24時間、乾燥させた。次いで、製造例1と同様にして粉砕し、篩い分けして所定の粒度の加熱造粒小麦粉の粉砕物(以下、「加熱造粒小麦粉」という場合がある)を得た。得られた加熱造粒小麦粉のα化度は94%であり、見かけ比重は78.4g/100mlであった。
[参考例3]
コーンスターチ100質量部に水20質量部を加えた以外は製造例1と同様にして、所定の粒度の加熱澱粉造粒物の粉砕物(以下、「加熱造粒澱粉」ということがある。)を得た。得られた加熱造粒澱粉のα化度は97%であり、見かけ比重は58.8(g/100ml)であった。
[実施例1〜5;ノンフライ即席中華麺]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)、表1に示す製造例1の加熱造粒小麦粉及びタピオカ澱粉(松谷化学工業社製「MKK−100」)を表1に示す配合比で均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
食塩1質量部、赤かんすい(オリエンタル酵母社製)0.4質量部を水34質量部に溶かして水溶液を調製し、この水溶液を上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して麺生地を作製した。この麺生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.10mmの麺帯にした後、18番の角の切刃を用いて麺線に切り出した。この麺線を温度100℃の蒸気で2分30秒間蒸熱処理した後、温度90℃の熱風で25分間乾燥してノンフライ即席中華麺をそれぞれ製造した。このノンフライ即席中華麺を1個当たり70gずつ密封包装した。
[比較例1]
上記実施例1〜5において、小麦粉55質量%と、表1に示す製造例1の加熱造粒小麦粉20質量%と、馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用いた以外は、上記実施例1〜5と同様の方法でノンフライ即席中華麺を製造した。
[比較例2]
上記実施例1〜5において、小麦粉75質量%と馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用い、加熱造粒小麦粉を配合しない以外は、上記実施例1〜5と同様の方法でノンフライ即席中華麺を製造した。
[ノンフライ即席中華麺の評価]
実施例1〜5、及び比較例1、2で得られたノンフライ即席中華麺を入れた容器中に、450mlの沸騰水を注ぎ密閉し4分間かけて復元し、濃縮スープを入れた。この復元した中華麺を10名のパネラーにより表2に示す評価基準にしたがって官能試験を行い、その平均値を採った。その結果を表1に示す。なお、比較例2のノンフライ中華麺を標準の3点とした。
Figure 2010004822
表1に示すように、粒度500〜700μm、α化度93%、見かけ比重62.2g/100mlの加熱造粒小麦粉を1〜10質量%含有する即席麺用穀粉組成物を用いて製造した即席中華麺(実施例1〜5)は、加熱造粒小麦粉を含まない比較例2に比べて、復元性、ほぐれ、外観及び食感において顕著に優れていた。特に、加熱造粒小麦粉を4〜10質量%含有する実施例3〜5は、その効果が顕著であった。また、過剰の加熱造粒小麦粉を含む(20質量%)比較例1では、製麺時に麺帯の剥離が多く、麺帯が切れて製麺が不可能であった。
Figure 2010004822
[実施例6〜9;フライ即席うどん]
小麦粉(日清製粉社製「さざんか」)71質量%、表3に示す製造例2の加熱造粒小麦粉4質量%、馬鈴薯澱粉(松谷化学工業社製「スタビローズ1300」)25質量%を均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
食塩1質量部、赤かんすい(オリエンタル酵母社製)0.4質量部を水34質量部に溶かして水溶液を調製し、この水溶液を上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して麺生地を作製した。該麺生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.15mmの麺帯にした後、10番の角の切刃を用いて麺線に切り出した。切り出した麺線を温度100℃の蒸気で2分30秒蒸熱処理した後、150℃のパーム油で1分30秒間フライして、フライ即席うどんをそれぞれ製造した。このフライ即席うどんを1個当たり70gずつ密封包装した。
[比較例3]
実施例6〜9において、表3に示す製造例2の加熱造粒小麦粉(粒度:1600超〜2000μm)を用いた以外は、上記実施例6〜9と同様の方法でフライ即席うどんを得た。
[比較例4]
実施例6〜9において、表3に示す製造例2の加熱造粒小麦粉(粒度:200μm未満)を用いた以外は、上記実施例6〜9と同様の方法でフライ即席うどんを得た。
[比較例5]
実施例6〜9において、小麦粉75質量%及び馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用い、加熱造粒小麦粉を配合しない以外は、上記実施例6〜9と同様の方法でフライ即席うどんを製造した。
[フライ即席うどんの評価]
実施例6〜9、及び比較例3〜5で得られた即席うどんに500mlの沸騰水を注ぎ、蓋をして5分間かけて復元し、粉末スープを入れた。この麺を10名のパネラーにより表2に示す評価基準にしたがって官能試験を行い、その平均値を採った。その結果を表3に示す。なお、比較例5のフライうどんを標準の3点とした。
Figure 2010004822
表3に示すように、粒度が200〜1600μmの範囲にある加熱造粒小麦粉4質量%含有する即席麺用穀粉組成物を用いて製造したフライ即席うどん(実施例6〜9)は、復元性、ほぐれ、外観及び食感が、標準の加熱造粒小麦粉を含まない比較例5に比べて顕著に優れていた。粒度が1600超〜2000μmの加熱造粒小麦粉を含有する即席麺用穀粉組成物を用いた比較例3は、復元性やほぐれは良好であるが、外観や食感はやや良好という程度であり、しかも短麺が多く、表面のざらつきが目立っていた。粒度が200μm未満の比較例4では、復元性、ほぐれ、外観及び食感が標準の比較例5とほぼ同じか僅かに良好という程度であった。
[実施例10〜12;ノンフライ即席焼そば]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)71質量%、表2に示す製造例2の加熱造粒小麦粉4質量%、馬鈴薯澱粉(松谷化学工業社製「スタビローズ1300」)25質量%を均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
食塩1質量部、赤かんすい(オリエンタル酵母社製)0.4質量部を水34質量部に溶かして水溶液を調製し、この水溶液を、上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して麺生地を作製した。この麺生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.10mmの麺帯にした後、18番の丸の切刃を用いて麺線に切り出した。切り出した麺線を温度100℃の蒸気で2分30秒蒸熱処理した後、90℃の熱風で25分間乾燥してノンフライ即席焼そばをそれぞれ製造した。このノンフライ即席焼そばを1個当たり70gずつ密封包装した。
[比較例6]
実施例10〜12において、製造例2の加熱造粒小麦粉の代わりに参考例1の非加熱造粒小麦粉を用いた以外は、上記実施例10〜12と同様の方法でノンフライ即席焼きそばを得た。
[比較例7]
実施例10〜12において、小麦粉75質量%及び馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用い、加熱造粒小麦粉を用いないこと以外は、上記実施例10〜12と同様の方法でノンフライ即席焼きそばを得た。
[ノンフライ即席焼きそばの評価]
実施例10〜12、及び比較例6、7で得られたノンフライ即席焼きそばに500mlの沸騰水を注ぎ蓋をした。5分間かけて復元し、湯切りした後、液体ソースをからめた。この麺を10名のパネラーより表2に示す評価基準にしたがって官能試験を行い、その平均値を採った。その結果を下記の表4に示す。なお、比較例7のノンフライ即席焼きそばを標準の3点とした。
Figure 2010004822
表4に示すように、α化度が93%、97%、99%である加熱造粒小麦粉4質量%を含有する即席麺用穀粉組成物を用いて製造したノンフライ即席焼きそば(実施例10〜12)は、復元性、ほぐれ、外観及び食感が、非加熱造粒小麦粉を用いた比較例6、加熱造粒小麦粉を用いていない比較例7に比べて、顕著に優れていた。
[実施例13〜15;ノンフライ即席中華麺]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)71質量%、表5に示す製造例2の造粒小麦粉4質量%及び馬鈴薯澱粉(松谷化学工業社製「スタビローズ1300」)25質量%を用いて均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
食塩1質量部、赤かんすい(オリエンタル酵母社製)0.4質量部を水34質量部に溶かして水溶液を調製し、この水溶液を上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して麺生地を作製した。この麺生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.10mmの麺帯にした後、18番の角の切刃を用いて麺線に切り出した。この麺線を温度100℃の蒸気で2分30秒間蒸熱処理した後、温度90℃の熱風で25分間乾燥してノンフライ即席中華麺をそれぞれ製造した。このノンフライ即席中華麺を1個当たり70gずつ密封包装した。
[比較例8]
実施例13〜15のノンフライ即席中華麺において、表5に示す製造例2の加熱造粒小麦粉(粒度:1600超〜2000μm)を用いる以外は同様の方法でノンフライ即席中華麺を製造した。
[比較例9]
実施例13〜15のノンフライ即席中華麺において、参考例2の加熱造粒小麦粉を用いる以外は同様の方法でノンフライ即席中華麺を製造した。
[比較例10]
実施例13〜15のノンフライ即席中華麺において、小麦粉75質量%及び馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用い、加熱造粒小麦粉を配合しない以外は、上記実施例13〜15と同様の方法でノンフライ即席中華麺を製造した。
[ノンフライ即席中華麺の評価]
ノンフライ中華麺の評価は、実施例1〜5で得られた前記即席麺の評価方法と同様にして行い、その結果を表5に示す。なお、比較例10のノンフライ中華麺を標準の3点とした。
Figure 2010004822
表5に示すように、加熱造粒小麦粉の見かけ比重が57.8の実施例13、見かけ比重が70.4の実施例15はいずれも復元性、ほぐれ、外観及び食感が優れていた。
しかし、見かけ比重が本発明の範囲より僅かに小さい加熱造粒小麦粉(見かけ比重54.5)を用いた比較例8は、復元性、ほぐれは良好であるものの、食感は標準と同程度であった。また、見かけ比重が本発明の範囲より大きい加熱造粒小麦粉(見かけ比重78.4)を用いた比較例9は、ほぐれ及び外観は標準(比較例10)とほぼ同程度であるが、復元性、食感に劣っていた。
[実施例16〜18; フライ即席中華麺]
小麦粉(日清製粉社製「特雀」)、表6に示す製造例2の加熱造粒小麦粉及び馬鈴薯澱粉(松谷化学工業社製「スタビローズ1300」)を表6に示す配合比で均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
食塩1質量部、赤かんすい(オリエンタル酵母社製)0.4質量部を水34質量部に溶かして水溶液を調製し、この水溶液を上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して麺生地を作製した。この麺生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.10mmの麺帯にした後、20番の丸の切刃を用いて麺線に切り出した。この麺線を温度100℃の蒸気で2分30秒間蒸熱処理した後、150℃のパーム油で1分30秒間フライして、フライ即席中華麺をそれぞれ製造した。このフライ即席中華麺を1個当たり70gずつ密封包装した。
[比較例11〜13]
実施例16〜18のフライ即席中華麺において、小麦粉、参考例3の加熱造粒澱粉及び馬鈴薯澱粉を表6に示す配合比で均一に混合して即席麺用穀粉組成物を用いる以外は同様の方法でフライ即席中華麺を製造した。
[比較例14]
実施例13〜15のフライ即席中華麺において、小麦粉75質量%及び馬鈴薯澱粉25質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用いる以外は同様の方法でフライ即席中華麺を製造した。
[フライ即席中華麺の評価]
実施例16〜18、及び比較例11〜14で得られたフライ即席中華麺を入れた容器中に、400mlの沸騰水を注ぎ密閉し3分間かけて復元し、濃縮スープを入れた。この復元した中華麺を10名のパネラーにより表2に示す評価基準にしたがって官能試験を行った。その結果を表6に示す。なお、比較例14のフライ中華麺を標準の3点とした。
Figure 2010004822
表6に示すように、本発明の範囲の加熱造粒小麦粉を配合した即席麺用穀粉組成物を用いて製造したフライ即席フライ中華麺(実施例16〜18)では、復元性、ほぐれ、外観及び食感が、標準と比較して良好ないし極めて良好であるのに対し、加熱造粒澱粉を配合した即席麺用穀粉組成物を用いて製造したフライ即席中華麺では、復元性、ほぐれ、外観及び食感が標準と同程度かやや劣っていた。また、加熱造粒澱粉を即席麺用穀粉組成物中に1質量%を超えて配合すると、生地がべとつき非常に製麺しづらく、作業性の点で問題があった。
[実施例19〜20;ノンフライ即席スパゲティー]
デユラム小麦粉(日清製粉社製「デュエリオ」)、表7に示す製造例1の加熱造粒小麦粉及び馬鈴薯澱粉(松谷化学工業社製「スタビローズ1300」)を表7に示す配合比で均一に混合して即席麺用穀粉組成物を得た。
水34質量部に食塩1質量部を溶かした水溶液を、上記の即席麺用穀粉組成物100質量部に加えて常法によって10分間混捏して生地を作成した。続いて、この生地を製麺ロールを用いて常法により複合、圧延して厚さ1.60mmの麺帯にした後、18番の丸の切刃を用いて麺線に切り出した。切り出した麺線を温度100℃の蒸気で3分00秒蒸熱処理した後、100℃の熱風で25分間乾燥してノンフライ即席スパゲティーをそれぞれ製造した。
[比較例15]
実施例19〜20のノンフライ即席スパゲティーにおいて、デュラム小麦粉70質%部及び馬鈴薯澱粉30質量%からなる即席麺用穀粉組成物を用いる以外は同様の方法でノンフライ即席スパゲティーを製造した。
[ノンフライ即席スパゲティーの評価]
実施例19〜20、及び比較例15で得られたノンフライ即席スパゲティーを入れた容器中に、500mlの沸騰水を注ぎ密閉し5分間かけて復元し、湯切りした後、レトルトのソースをからめた。この復元したスパゲティーを10名のパネラーにより表2に示す評価基準にしたがって官能試験を行った。その結果を表7に示す。なお、比較例15のノンフライ即席スパゲティーを標準の3点とした。
Figure 2010004822
表7に示すように、加熱造粒小麦粉を配合した即席麺用穀粉組成物を用いて製造したノンフライ即席スパゲティ(実施例19〜20)では、復元性、ほぐれ及び食感が、標準と比較して極めて良好であった。

Claims (3)

  1. 加圧押出して糊化及び膨化させた加熱造粒小麦粉の粉砕物を1〜10質量%含有する即席麺用穀粉組成物において、加熱造粒小麦粉の粉砕物の粒度が200〜1600μmの範囲であり、α化度が80%以上であり、且つ粒度500〜700μmのときの見かけ比重が55〜75g/100mlであることを特徴とする即席麺用穀粉組成物。
  2. α化度が90%以上である、請求項1記載の即席麺用穀粉組成物。
  3. 請求項1又は2記載の即席麺用穀粉組成物を用いて製造した即席麺類。
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