JP2010004455A - 圧電デバイスとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電振動子の振動周波数にバラツキを生じることなく、長期安定性を得られる圧電振動子を提供する。
【解決手段】圧電デバイス(100)は、励振電極(35)が形成された振動片(30)と、振動片を囲み励振電極と接続される接続電極(33,34)が形成された外枠部(21)とを有する圧電フレーム(20)と、外枠部の片面に接合し接続電極と接続される第1接続端子(42,44)と、第1接続端子の反対面に形成された第2接続端子(45,46)と、第1接続端子と第2接続端子とを接続するスルーホール配線(41,43)とを有する圧電ベース(40)と、第2接続端子に接続する第3接続端子と、第3接続端子の反対面に形成された外部端子と、第3接続端子と外部端子(51,52)とを接続する表面配線とを有し、圧電ベースの片面に接合する平面ベース(50)と、圧電フレームの他方の面に接合するリッド(10)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電振動片をパッケージ内に配置した圧電デバイスと、その圧電デバイスの製造方法とに関する。
従来、移動体通信機器やOA機器等の小型軽量化及び高周波数化に伴って、それらに用いられる圧電振動子も、より一層の小型化及び高周波数化への対応が求められている。
従来、圧電振動子は、金属、ガラス又はセラミックからなるリッドとパッケージ部材との接合面にロウ材を塗布して重ね合わせ、真空中あるいは不活性ガス中において加熱などによってロウ材を溶融することにより封止を行っている。このような圧電振動子は、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2006−042096号公報
特許文献1に開示された圧電振動子は、パッケージ部材の接合を行う場合に、封止用の貫通孔(スルーホール)を封止材(ハンダ材)などで塞いでいる。封止材などを溶融する過程で生じたガスは、圧電振動片に吸着されることがある。このため、振動周波数にバラツキを生じていた。また、貫通孔の封止を行う場合に、溶解時に封止材から発生するガスがパッケージ内に取り残されることにより、圧電振動子の長期安定性を損なう懸念があった。
さらに、特許文献1ではセラミック基材からなるパッケージ部材に水晶振動子を載置するため、一つ一つの圧電振動子を効率的に生産する作業効率が悪かった。つまり、パッケージのスルーホールを封止する作業において、個々のパッケージに設けられた多数のスルーホールに充填する封止材の投入に要する作業時間が、作業効率向上のネックになっている。
そこで本発明の目的は、貫通孔の封止に封止材を使わず、貫通孔を備えた圧電ベースに外部電極を備えた平面ベースを重ね、シロキサン結合により接合、封止を行うことにより、圧電振動子の振動周波数にバラツキを生じることなく、長期安定性を得られる圧電振動子を提供することである。
第1の観点の圧電デバイスは、励振電極が形成された振動片と、振動片を囲み励振電極と接続される接続電極が形成された外枠部とを有する圧電フレームと、外枠部の片面に接合し接続電極と接続される第1接続端子と、第1接続端子の反対面に形成された第2接続端子と、第1接続端子と第2接続端子とを接続するスルーホール配線とを有する圧電ベースと、第2接続端子に接続する第3接続端子と、第3接続端子の反対面に形成された外部端子と、第3接続端子と外部端子とを接続する表面配線とを有し、圧電ベースの片面に接合する平面ベースと、圧電フレームの他方の面に接合するリッドと、を備える。
この構成により、スルーホール配線を封止材などで塞ぐことがないので、封止材からのガスがパッケージ内に取り残されることはない。
第2の観点の圧電デバイスのスルーホール配線は、金(Au)層が形成された貫通孔である。
第3の観点の圧電デバイスにおいて、接続電極、励振電極、第1接続端子及び第2接続端子は、クロム又はニッケルからなる下地層と下地層の表面に形成された金(Au)層とからなる。
第4の観点の圧電デバイスの平面ベースは、圧電材料である。
第5の観点の圧電デバイスの製造方法は、大気中で、振動片及び振動片を囲む外枠部を有する圧電フレーム用のウエハを、リッド用のウエハとスルーホール配線を有する圧電ベース用のウエハとで挟むように接合する第1接合工程と、真空中又は不活性雰囲気中で圧電ベース用のウエハに平面ベース用のウエハを接合する第2接合工程と、接合した圧電フレーム用のウエハ、圧電ベース用のウエハ、平面ベース用のウエハ及びリッド用のウエハをダイシングするダイシング工程と、を備える。
この構成により、スルーホール配線に封止材など一つ一つ配置することなく、ウエハ単位で一度に数百以上の封止が行え、作業効率が良い。
第6の観点の圧電デバイスの製造方法は、圧電ベース用のウエハ、リッド用のウエハ及び圧電フレーム用のウエハは水晶材料であり、第1接合工程はシロキサン結合である。
シロキサン結合により、振動片の振動周波数にバラツキが小さくなり、高精度の水晶振動子を生産することができる。
第7の観点の圧電デバイスの製造方法は、圧電ベース用のウエハ及びリッド用のウエハはガラス、セラミック又はシリコン材料であり、圧電ウエハの外枠部に金属膜が形成されており、第1接合工程は陽極接合である。
陽極接合により、封止が確実にでき高精度の水晶振動子を生産することができる。
本発明の圧電振動子は、振動周波数にバラツキを生じることなく、長期安定性を得られる圧電振動子を提供することができる。
<第1実施形態:第1水晶振動子100の構成>
以下、本発明の各実施形態にかかる第1水晶振動子100について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態の第1水晶振動子100の概略図を示している。
図1(a)は、分割した状態の第1水晶振動子100を、リッド10のリッド部側からみた斜視図である。図1(b)は、図1(a)のA−A断面で第1水晶振動子100の断面構成図である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、第1水晶振動子100は、最上部の第1リッド10、第1圧電フレーム20、第1圧電ベース40及び最下部の第1平面ベース50から構成される。第1リッド10、第1圧電フレーム20、第1圧電ベース40及び第1平面ベース50は水晶材料から形成される。第1圧電フレーム20は、エッチングにより形成された音叉型の水晶振動片30を有している。
第1水晶振動子100は、音叉型の水晶振動片30を備えた第1圧電フレーム20を中心に挟んで、その第1圧電フレーム20の上に第1リッド10が接合され、第1圧電フレーム20の下に第1圧電ベース40が接合される。さらに、第1圧電ベース40の下に第1平面ベース50が接合されてパッケージ90が形成されている。つまり、第1リッド10は第1圧電フレーム20に、第1圧電ベース40は第1圧電フレーム20に、第1平面ベース50は第1圧電ベース40にシロキサン接合(Si−O−Si)により封止する構成になっている。
第1圧電フレーム20は、その中央部にいわゆる音叉型の水晶振動片30と外側に外枠部21とを有しており、音叉型の水晶振動片30と外枠部21との間には空間部22が形成されている。音叉型の水晶振動片30の外形を規定する空間部22は水晶エッチングにより形成されている。音叉型の水晶振動片30は、外枠部21とおなじ厚さである。音叉型の水晶振動片30は、基部32と基部32から伸びる一対の振動腕31とを有している。基部32と外枠部21とは一体に形成されている。基部32及び外枠部21の第1主面に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成され、第2主面にも同様に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成されている。
第1リッド10は、第1圧電フレーム20側にリッド用凹部17を備える。第1圧電ベース40は、第1圧電フレーム20側にベース用凹部47を備える。第1圧電ベース40は第1スルーホール41及び第2スルーホール43並びに段差部49を形成する。段差部49には、第1スルーホール41及び第2スルーホール43と接続する第1接続電極42及び第2接続電極44並びに第3接続電極45及び第4接続電極46が形成されている。第1平面ベース50は、第1外部電極51及び第2外部電極52を備えている。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、その内面に金属膜が形成される。内面の金属膜は、第1接続電極42及び第2接続電極44並びに第3接続電極45、第4接続電極46と同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。金属膜は2層から成り、150オングストローム〜700オングストロームのニッケル(Ni)層の上に400オングストローム〜2000オングストロームの金(Au)層が形成された構成である。ニッケル(Ni)層の代わりに、クロム(Cr)層又はチタン(Ti)層を使用されることもある。
第1接続電極42は、第1スルーホール41を通じて第1圧電ベース40に設けた第3接続電極45に電気的に接続する。第2接続電極44は、第2スルーホール43を通じて第1圧電ベース40に設けた第4接続電極46に電気的に接続する。
第1水晶振動子100は、第1リッド10、第1圧電フレーム20、第1圧電ベース40及び第1平面ベース50が接合されてパッケージ90が形成される。つまり、第1基部電極33は第1平面ベース50の第1外部電極51と電気的に接合し、第2基部電極34は第1平面ベース50の第2外部電極52と電気的に接合する。
図2は、第1水晶振動子100の概略図を示している。図2(a)は、第1リッド10の上面図であり、(b)は第1圧電フレーム20の上面図であり、(c)は第1圧電ベース40の上面図であり、(d)は第1平面ベース50の上面図であり、(e)は、(a)から(d)のA−A断面で第1水晶振動子100を示した概略断面図である。図2では、図1と重複する説明を省く。
図2(a)に示されるように、第1リッド10は、第1圧電フレーム20側にリッド用凹部17を備える。図2(b)に示されるように、第1圧電フレーム20は、音叉型の水晶振動片30と外枠部21とを備える。音叉型の水晶振動片30は、第1主面及び第2主面に第1励振電極35及び第2励振電極36が形成されており、第1励振電極35は、基部32及び外枠部21に形成された第1基部電極33につながっており、第2励振電極36は、基部32及び外枠部21に形成された第2基部電極34につながっている。また、水晶振動片30の振動腕31の先端には、錘部37及び錘部38が形成されている。第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38は、同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。これらに電圧が加えられると水晶振動片30は所定の周波数で振動する。錘部37及び錘部38は水晶振動片30の振動腕31が振動し易くなるため錘であり且つ周波数調整のために設けられる。
図2(c)に示されるように、第1圧電ベース40は、エッチングにより第1スルーホール41及び第2スルーホール43並びにベース用凹部47及び段差部49が形成さる。第1圧電ベース40は、段差部49に第1接続電極42、第2接続電極44、第3接続電極45及び第4接続電極46を備えている。
図2(d)に示されるように、第1平面ベース50は、第1外部電極51及び第2外部電極52を備えている。第1外部電極51及び第2外部電極52は、フォトリソグラフィ工程で作成される。
上記のような第1リッド10、第1圧電ベース40及び第1圧電フレーム20は、第1接合工程でシロキサン結合を行い接合する。シロキサン結合は、音叉型の水晶振動片30を備えた第1圧電フレーム20を中心として、第1圧電ベース40及び第1リッド10の接面を酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射し、清浄な状態にする。そしてそれらを重ね合わさせて、350°Cから450°Cに保持された不図示の高温槽で圧着することによって結合が行われる。
第1接合工程でシロキサン結合を終了した第1リッド10、第1圧電フレーム20及び第1圧電ベース40は、第2接合工程で第1平面ベース50とシロキサン結合が行われる。第1接合工程でシロキサン結合を終了した第1圧電ベース40及び第1平面ベース50の接面を、酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射し清浄な状態にして重ね合わせる。そして、シロキサン結合した第1リッド10、第1圧電フレーム20及び第1圧電ベース40は、第1平面ベース50と重ね合わされた状態で、不図示の真空リフロー炉により一定時間真空中又は不活性雰囲気中に保持して加熱される。このシロキサン結合によりパッケージ90内が真空になった又は不活性ガスで満たされた第1水晶振動子100が完成する。パッケージングがシロキサン結合によって行われるため、パッケージングに接合材を使用する必要がない。また、スルーホールに封止材を挿入して封止する必要がないため、スルーホールに封止材を投入する作業時間が短縮され作業効率が向上する。また、接合材及び封止材から生じるガスの発生がない。
さらに、シロキサン結合した第1リッド10、第1圧電フレーム20及び第1圧電ベース40に対して、第1平面ベース50をシロキサン結合すると、音叉型の水晶振動片30の振動周波数にバラツキが小さくなり、高精度の第1水晶振動子100を生産することができる。
図2(e)の概略断面図で示されるように、第1水晶振動子100は、第1リッド10と第1圧電フレーム20と第1圧電ベース40と第1平面ベース50とを重ね合わせ、1個の第1水晶振動子100をシロキサン結合した図を示している。しかし実際の製造においては、1枚の水晶ウエハに数百から数千の第1圧電フレーム20と、1枚の水晶ウエハに数百から数千の第1リッド10と、1枚の水晶ウエハに数百から数千の第1圧電ベース40と1枚の水晶ウエハに数百から数千の第1平面ベース50とを用意し、それらをウエハ単位で接合して一度に数百から数千の第1水晶振動子100を製造する。パッケージ90が完成されたウエハは、ダイシングソー又はレーザーソーで切断して1個の第1水晶振動子100に形成する。ウエハ単位での第1水晶振動子100の製造工程については、図3を用いて説明する。
第1リッド10、第1圧電フレーム20、第1圧電ベース40及び第1平面ベース50は、シロキサン接合するため接合面を鏡面状態にして酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射し、清浄な状態にしておく必要がある。シロキサン接合は、電極の厚み(3000Åから4000Å)でさえ接合不良の原因となる。このため、外枠部21の裏面に形成した第1基部電極33及び第2基部電極34と対向する面はその配線電極の厚み以上の段差部を形成する必要がある。また、第1圧電ベース40の表面に形成した第1接続電極42と第2接続電極44及び第3接続電極45と第4接続電極46とはその接続電極の厚み分だけの深さで段差部49を形成する必要がある。つまり、接合面はシロキサン結合を阻害しないように、各電極の段差部及びその対向する面を形成する。
第1圧電ベース40に設けられた段差部49の高さは、ウエットエッチングなどによって2500Å〜3000Åに形成されている。外枠部21に形成された第1基部電極33及び第2基部電極34の厚さも1500Å〜2000Åである。また、第1圧電ベース40に形成された第1接続電極42及び第2接続電極44の厚さも1500Å〜2000Åである。すなわち、外枠部21に形成された基部電極の厚さと第1圧電ベース40に形成された接続電極の厚さが合計で3000Åから4000Åになる。
第1圧電ベース40と外枠部21とを接触しようとすると、最初に第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42及び第2接続電極44とが接触する。このときに外枠部21の底面と第1圧電ベース40の上面との隙間は500Å〜1000Åぐらいとなる。この状態で水晶のシロキサン結合を行うと、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42及び第2接続電極44との金層が互いに結合する。また、外枠部21の底面と第1圧電ベース40の上面とがシロキサン結合で強固に結合する。
同様に第1圧電ベース40と第1平面ベース50とを接触しようとすると、最初に第3接続電極45及び第4接続電極46と第1外部電極51及び第2外部電極52とが接触する。このときに第1圧電ベース40の底面と第1平面ベース50の上面との隙間が500Å〜1000Åぐらいになる。この状態で水晶のシロキサン結合を行うと、第3接続電極45及び第2接続電極46と第1外部電極51及び第2外部電極52との金層が互いに結合する。また、第1圧電ベース40の底面と第1平面ベース50の上面とがシロキサン結合で強固に結合する。
段差部49を設けない状態で、外枠部21の底面と第1圧電ベース40の上面とを結合しようとすると、外枠部21に形成された基部電極と第1圧電ベース40に形成された接続電極との合計厚さが3000Åから4000Åになり、外枠部21の底面と第1圧電ベース40の上面とが結合しないことが多い。その一方で、基部電極と接続電極との合計厚さ(3000Åから4000Å)の段差部49が設けられると、外枠部21と第1圧電ベース40とはシロキサン結合することができるが、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42及び第2接続電極44とが結合せず、両者が導通しなくなる場合が多い。このため、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42及び第2接続電極44との合計厚さより約10パーセントから約30パーセント程度水晶厚さが薄くなるような段差部49の高さが形成されている。
第1圧電ベース40の底面と第1平面ベース50の上面とを結合する場合も、第3接続電極45及び第4接続電極46と第1外部電極51及び第2外部電極52との合計厚さより約10パーセントから約30パーセント程度水晶厚さが薄くなるような段差部49の高さを形成している。
<第1水晶振動子100の製造工程>
図3は、リッド用凹部17を備えた圧電リッド用ウエハ1と、音叉型の水晶振動片30が形成された圧電フレーム用ウエハ60と、ベース用凹部47を備えた圧電ベース用ウエハ70と外部電極51及び52が形成された平面ベース用ウエハ80とを重ね合わせる前の図である。説明の都合上仮想線で、圧電リッド用ウエハ1には第1リッド10が示され、圧電フレーム用ウエハ60には第1圧電フレーム20が示されている。圧電ベース用ウエハ70には圧電ベース40が示され、平面ベース用ウエハ80には平面ベース50が示されている。なお、説明の都合上圧電リッド用ウエハ1には42個の第1リッド10が描かれているが、実際の製造においては、1枚のウエハに数百から数千の第1リッド10が形成される。
重ね合わせる際には、すでに第1リッド10のリッド用凹部17は水晶エッチングで形成されている。また、第1圧電ベース40のリッド用凹部47が水晶エッチングで形成されている。さらに第1接続電極42及び第2接続電極44並びに第3接続電極45及び第4接続電極46が形成されている。また、第1基部電極33及び第2基部電極34並びに第1励振電極35及び第2励振電極36が形成されている。
音叉型の水晶振動片30の外形を規定する開口部22は、水晶エッチングで形成されている。また、水晶ウエハ単位で第1圧電フレーム20の外枠部21及び音叉型の水晶振動片30には、第1基部電極33及び第2基部電極34並びに第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38が形成されている。
平面ベース用ウエハ80は、斜線部の開口領域82が水晶エッチングされることにより、第1平面ベース50の長辺が所定の長さに形成されている。第1平面ベース50の表裏には、第1外部電極51及び第2外部電極52が形成される。第1外部電極51及び第2外部電極52は、開口領域82を通じて表裏の第1外部電極51及び第2外部電極52が
電気的に接続する。第1外部電極51及び第2外部電極52は、フォトリソグラフィ工程で形成される。第1平面ベース50は、パッケージ90の完成後仮想線上でダイシングソー又はレーザーソーで切断されるので、第1外部電極51と第2外部電極52とが短絡することはない。
圧電リッド用ウエハ1と圧電フレーム用ウエハ60と圧電ベース用ウエハ70及び平面ベース用ウエハ80とから成る4枚の水晶ウエハの直径は、例えば4インチであり軸方向が特定できるように4枚の水晶ウエハの周辺部1e,周辺部60e,周辺部70e及び周辺部80eの一部に水晶の結晶方向を特定するオリエンテーションフラット1c、60c,70c及び80cが形成されている。この4枚の水晶ウエハのオリエンテーションフラットを正確に位置合わせして重ね合わせる。
4枚の水晶ウエハは、第1接合工程及び第2接合工程によりシロキサン結合されてパッケージ90が形成される。図2で説明したように、ウエハ同士のシロキサン結合の際に、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42及び第2接続電極44ともしっかりと結合する。第1接続電極42は、第1スルーホール41を通じて第1圧電ベース40に設けた第3接続電極45に電気的に接続する。第2接続電極44は、第2スルーホール43を通じて第1圧電ベース40に設けた第4接続電極46に電気的に接続する。つまり、第1基部電極33は第1平面ベース50の第1外部電極51と電気的に接合し、第2基部電極34は第1平面ベース50の第2外部電極52と電気的に接合する。
パッケージ90が完成された水晶ウエハは、ダイシングソー又はレーザーソーで切断して第1水晶振動子100に形成する。いわゆるパッケージングと電極の結合とを同時に行うことができ、また水晶ウエハ単位で製造できるため、生産性を向上させることができる。
<パッケージングの工程>
図4は、ウエハ単位でのパッケージングのフローチャートである。
ステップS11において、音叉型の水晶振動片30を備えた圧電フレーム用ウエハ60を中心として、圧電リッド用ウエハ1及び圧電ベース用ウエハ70の接面を酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射し、清浄な状態にする。そしてそれらを重ね合わさせて、350°Cから450°Cに保持された不図示の高温槽で圧着することによって結合が行われる。この第1接合工程は、大気中で行われる。
ステップS12では、平面ベース用ウエハ80と第1接合工程でシロキサン結合を終了した圧電リッド用ウエハ1、圧電フレーム用ウエハ60及び圧電ベース用ウエハ70とを接合する第2接合工程で、シロキサン結合を行い接合する。第2接合工程は、平面ベース用ウエハ80と圧電ベース用ウエハ70との接面とを酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射し、清浄な状態にする。そしてそれらを重ね合わさせて、350°Cから450°Cに保持された不図示の真空リフロー炉で一定時間真空中または不活性雰囲気中に保持して加熱、圧着することでシロキサン結合が行われる。これによりパッケージ90内が真空になった又は不活性ガスで満たされた第1水晶振動子100が完成する。
ステップS13では、パッケージ90が完成されたウエハをダイシングソー又はレーザーソーで切断して切り離し、個々の第1水晶振動子100に形成される。
<第2実施形態:第2水晶振動子110の構成>
以下、本発明の第2実施形態にかかる第2水晶振動子110について、図面を参照して説明する。図5は、本発明の第2実施形態にかかる第2水晶振動子110の概略図を示している。
図5(a)は第2リッド10’の上面図であり、(b)は第2圧電フレーム20’の上面図であり、(c)は第2圧電ベース40’の上面図であり、(d)は第2平面ベース50’の上面図であり、(e)は、(a)から(d)のB−B断面で第2水晶振動子110を示した概略断面図である。第2リッド10’、第2圧電フレーム20’、第2圧電ベース40’及び第2平面ベース50’は水晶材料から形成される。図5では、第1実施形態と重複する説明を省く。
図5(a)に示されるように、第2リッド10’は、リッド用凹部を備えない平面板である。図5(b)に示されるように、第2圧電フレーム20’は、音叉型の水晶振動片30と外枠部21とを備える。音叉型の水晶振動片30は、外枠部21の厚さより薄くなるように、両面より水晶エッチングにより形成され、同時に基部32に段差部39が形成されている。音叉型の水晶振動片30は、第1主面及び第2主面に第1励振電極35及び第2励振電極36並びに水晶振動片30の振動腕31の先端には、錘部37及び錘部38が形成されている。基部32の段差部39には第1基部電極33、第2基部電極34が形成されている。また、第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38は、同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。これらに電圧が加えられると水晶振動片30は所定の周波数で振動する。錘部37及び錘部38は水晶振動片30の振動腕31が振動し易くなるため錘であり且つ周波数調整のために設けられる。
図5(c)に示されるように、第2圧電ベース40’は、ベース用凹部を備えない平面板である。第2圧電ベース40’は、エッチングにより第1スルーホール41及び第2スルーホール43が形成され、同時に段差部49が形成される。第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、同一の辺に形成される。第2圧電ベース40’は表面に、第1接続電極42’及び第2接続電極44’を備え、裏面に、第3接続電極45’及び第4接続電極46’を備えている。この第1接続電極42’及び第2接続電極44’は、段差部49に形成されている。
図5(d)に示されるように、第2平面ベース50’は、同一の辺に第1外部電極51’及び第2外部電極52’を備えている。
図5(e)の概略断面図で示されるように、第2水晶振動子110は、第2リッド10’と第2圧電フレーム20’と第2圧電ベース40’とを重ね合わせ、第1接合工程でシロキサン結合を行い、第2接合工程で第2平面ベース50’と第2圧電ベース40’とを重ね合わせシロキサン結合を行ってパッケージ90’が形成される。
なお、第1実施形態及び第2実施形態において、音叉型の水晶振動片を使った圧電フレームが使用された。しかし、この音叉型の水晶振動片でなくATカット振動片であっても良い。また、上記実施形態では、第1接合工程及び第2接合工程はシロキサン結合によりパッケージ90を形成したが、リッド、ベース及び平面ベースがパイレックス(登録商標)ガラスなどのナトリウムイオンなど陽イオンを含むガラスでパッケージを作成してもよい。この場合には、圧電フレームの外枠部には電気を通す金属膜が形成され、ガラスを陰極に、圧電フレームの外枠に似形成した金属膜を陽極にして電圧をかければよい。所定の加圧力と所定の温度下でガラスと圧電フレームとの陽極接合で、シロキサン結合に負けないパッケージを作成することができる。
(a)は第1水晶振動子100の構成を示す斜視図である。 (b)は、第1水晶振動子100の断面構成図である。 (a)は、第1リッド10の上面図である。 (b)は、第1圧電フレーム20の上面図である。 (c)は、第1圧電ベース40の上面図である。 (d)は、第1平面ベース50の上面図である。 (e)は、第1水晶振動子100の断面図である。 圧電リッド用ウエハ1と、音叉型の水晶振動片30が形成された圧電フレーム用ウエハ60と、圧電ベース用ウエハ70と平面ベース用ウエハ80とを重ね合わせる斜視図である。 ウエハ単位でのパッケージングのフローチャートである。 (a)は、第2リッド10’の上面図である。 (b)は、第2圧電フレーム20’の上面図である。 (c)は、第2圧電ベース40’の上面図である。 (d)は、第2平面ベース50’の上面図である。 (e)は、第2水晶振動子110の断面構成図である。
符号の説明
1 …… 圧電リッド用ウエハ
1c,60c,70c,80c …… オリエンテーションフラット
1e,60e,70e,80e …… ウエハ周辺部
10,10’ …… リッド
17 …… リッド用凹部
20,20’ …… 圧電フレーム
21 …… 外枠部
22 …… 開口部
30 …… 水晶振動片
31 …… 振動腕
32 …… 基部
33、34 …… 基部電極
35,36 …… 励振電極
37、38 …… 錘部
39、49 …… 段差部
4040’ …… 圧電ベース
41,43, …… スルーホール
42,42’、44、44’ …… 接続電極
45,45’、46、46’ …… 接続電極
47 …… ベース用凹部
50、50’ …… 平面ベース
51、52 …… 外部電極
82 …… 開口領域
90,90’ …… パッケージ

Claims (7)

  1. 励振電極が形成された振動片と、前記振動片を囲み前記励振電極に接続される接続電極が形成された外枠部とを有する圧電フレームと、
    前記外枠部の片面に接合し前記接続電極に接続される第1接続端子と、前記第1接続端子の反対面に形成された第2接続端子と、前記第1接続端子と前記第2接続端子とを接続するスルーホール配線とを有する圧電ベースと、
    前記第2接続端子に接続する第3接続端子と、前記第3接続端子の反対面に形成された外部端子と、前記第3接続端子と前記外部端子とを接続する表面配線とを有し、前記圧電ベースの片面に接合する平面ベースと、
    前記圧電フレームの他方の面に接合するリッドと、
    を備えることを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記スルーホール配線は、金(Au)層が形成された貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記接続電極、前記励振電極、前記第1接続端子及び前記第2接続端子は、クロム又はニッケルからなる下地層と下地層の表面に形成された金(Au)層とからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記平面ベースは、圧電材料であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電デバイス。
  5. 圧電デバイスの製造方法であって、
    大気中で、振動片及びこの振動片を囲む外枠部を有する圧電フレーム用のウエハを、リッド用のウエハとスルーホール配線を有する圧電ベース用のウエハとで挟むように接合する第1接合工程と、
    真空中又は不活性雰囲気中で前記圧電ベース用のウエハに平面ベース用のウエハを接合する第2接合工程と、
    接合した前記圧電フレーム用のウエハ、前記圧電ベース用のウエハ、前記平面ベース用のウエハ及び前記リッド用のウエハをダイシングするダイシング工程と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  6. 前記圧電ベース用のウエハ、前記リッド用のウエハ及び前記圧電フレーム用のウエハは水晶材料であり、前記第1接合工程はシロキサン結合であることを特徴とする請求項5の圧電デバイスの製造方法。
  7. 前記圧電ベース用のウエハ及び前記リッド用のウエハはガラスであり、前記圧電ウエハの外枠部に金属膜が形成されており、前記第1接合工程は陽極接合であることを特徴とする請求項5の圧電デバイスの製造方法。
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