JP2010004208A - 移動体通信端末および移動体通信端末の機能制限方法 - Google Patents

移動体通信端末および移動体通信端末の機能制限方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話を取り巻く状況に応じて各種ハードウェア機能を抑制することの可能な携帯電話および携帯電話の機能抑制方法を提供すること
【解決手段】
移動体通信網と通信を行うRF通信部を含む複数のハードウェアモジュールと、前記ハードウェアモジュールの動作を制御する制御部とを備えた移動体通信端末において、さらに、トリガ信号を受信すると当該トリガ信号に含まれるエリアIDを抽出して前記制御部に通知するエリアID検出部を有し、前記制御部は、前記エリアID検出部が通知したエリアIDに応じて、所定のハードウェアモジュールの機能を制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動体通信端末および移動体通信端末の機能制限方法に関するものである。
電子通信事業者協会の公表したデータによると国内における携帯電話/PHS(以下、携帯電話と称する)の契約者数総計は2008年現在で1億を超えており、内閣府の調査によると国内における携帯電話の世帯普及率は90.5%に達している。このように大量の携帯電話が使用されている状態では、個人が携帯電話を使用する態様が社会に与える影響を無視することができなくなってきている。また、逆に社会的な事情や要請から、携帯電話を使用する態様に制限を加えることが求められる場合もある。
例えば、公共の場で携帯電話の通話を大声で行うことは不適切であるという認識が定着しつつあり、電車やバスなどの交通機関では車内における携帯電話の音声通話を迷惑行為と認め、これを行わないように乗客に指導している。さらに、携帯電話の発する電磁波が心臓ペースメーカや医療機器に悪影響を及ぼす可能性があることから、交通機関の優先席付近や病院等では携帯電話の電源を切るように指導することも行われている。
一方、昨今の携帯電話はカメラ機能を備えているのもがほとんどであるが、そのような携帯電話を使用して写真撮影を行う際には、盗撮に使用されることを防ぐために人為的にシャッター音を鳴らすことが慣行されている。しかし、実際にはエスカレータ付近等で携帯電話のカメラ機能を利用した盗撮行為は依然として行われており、書店で情報誌の内容をカメラ機能で撮影することによりページ複写する「デジタル万引き」という新しい問題も生じている。
さらに、近時における多機能化した携帯電話は単なる電話機から小型コンピュータへと進化を遂げており、メール、メモ帳、翻訳、ブラウザ、ファイルビューワ、スケジュール帳等のアプリケーションソフトウェアがインストールされている。しかし、携帯電話を持っている児童、学生等が授業や試験を受ける際には、これらのアプリケーションソフトウェアが不正の要因となってしまういという問題がある。このため、授業や試験を受けている間は携帯電話を使用しないように指導がなされている。しかし、携帯電話を時計替わりに使用するため腕時計を持っていない携帯電話ユーザーも少なくない現状では、授業や試験中に携帯電話の使用をさせないことは、そのようなユーザーに大きな不便を強いる形となるたま望ましくない。
このような状況に関連して、例えば特開2000−32557号公報には、携帯電話の通話を制限したいエリアの出入口に携帯電話機に対して入退出識別用信号を送信する通話制限装置を設け、前記携帯電話機は、前記入退出識別用信号を受信して移動方向を判定し、前記エリアに入る方向である場合には携帯電話機を通話制限状態とすると共に、前記エリアから出る方向である場合には前記通話制限状態を解除し、これによって前記エリア内でのみ通話を制限することを特徴とする携帯電話利用制限方法が開示されている。この公報に記載された発明は、ゲートを通過した方向に応じて携帯電話の通話を制限するものである。
また、特開2003−52077号公報には、マナーモード機能を有する携帯電話機であって、マナーモードに設定するためのマナー信号を外部から無線受信する受信手段と、該受信した所定レベルのマナー信号に基づきモード設定を自動的にマナーモードに切換え、該マナー信号の受信中は該マナーモードを継続するように制御する制御手段と、を備えた構成を特徴とする携帯電話機が開示されている。 この公報に記載された発明は、マナーモード(着信音を鳴らさずに振動やLEDの点灯により着信をユーザに通知するモード)で動作する携帯電話機において、所定のマナー信号を受信すると自動的にマナーモードで動作する携帯電話機を提案したものである。
特開2003−52077号公報 特開2000−32557号公報
しかし、前記特開2000−32557号公報に記載の発明では、エリアの入口および出口の双方に通話制限装置を設けて、入口を通過してから出口を通過するまでの間は継続的に通話制限を行うものであり、入口と出口が明確に設けられていないエリアにおける通話制限を行うことには向いていない。
また、前記特開2003−52077号公報に記載の発明では、入口と出口の明確になっていないエリアで携帯電話をマナーモードに遷移させることが可能であるが、特定エリアで携帯電話をマナーモードに遷移させることが開示されているに留まり、前述した様々な問題を解決するものではない。さらに、特開2003−52077号公報では、マナー信号についても単に無線通信で送受するとあるのみで具体的な記載はなされておらず、移動体通信網と接続するためのRFアンテナでマナー信号を検出することも可能であると記載されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、入口と出口が設けられていることを必要とせず、携帯電話を取り巻く状況に応じて各種ハードウェア機能を抑制することの可能な携帯電話および携帯電話の機能抑制方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、移動体通信網と通信を行うRF通信部を含む複数のハードウェアモジュールと、
前記ハードウェアモジュールの動作を制御する制御部とを備えた移動体通信端末において、
さらに、トリガ信号を受信すると当該トリガ信号に含まれるエリアIDを抽出して前記制御部に通知するエリアID検出部を有し、
前記制御部は、前記エリアID検出部が通知したエリアIDに応じて、所定のハードウェアモジュールの機能を制限することを特徴とする移動体通信端末を提供する。
本発明の第1の観点においては、前記トリガ信号は磁界信号であり、
前記エリアID検出部は、前記トリガ信号を受信するアンテナ部と、前記トリガ信号による電磁誘導で前記アンテナ部に生じた電流信号からエリアIDを抽出するエリアID抽出部を有することが好適である。
また、さらに、前記RF通信部が通信している基地局のIDを取得して制御部に通知する基地局ID取得部、移動体通信端末の位置情報を取得して前記制御部に通知する位置情報取得部、近接通信を利用して決済を行うとともに決済情報を前記制御部に通知するICカード部、および、移動体通信端末の加速度を検出して前記制御部に通知する加速度センサ部の1つ以上を有し、前記制御部が通知を受けた前記エリアIDと、前記基地局ID、前記位置情報または前記加速度とに基づいて所定のハードウェアモジュールの機能を制限する構成とすることができる。
また、本発明の第2の観点は、トリガ信号を検出する機能を備えた移動体通信端末がエリアIDを含んだトリガ信号を受信するステップと、
前記移動体通信端末が前記トリガ信号からエリアIDを抽出するステップと、
前記抽出されたエリアIDに応じて前記移動体通信端末が有する所定のハードウェア機能を制限するステップとを含むことを特徴とする移動体通信端末の機能制限方法を提供する。
さらに、本発明の第3の観点は、トリガ信号を検出する機能を備えた移動体通信端末がエリアIDを含んだトリガ信号を受信するステップと、
前記移動体通信端末が前記トリガ信号からエリアIDを抽出するステップと、
前記移動体通信端末が通信している基地局IDを取得して制御部に通知するステップ、前記移動体通信端末の位置情報を取得して前記制御部に通知するステップ、前記移動体通信端末が近接通信を利用した決済を行って決済情報を前記制御部に通知するステップ、および、前記移動体通信端末の加速度を検出して前記制御部に通知するステップのうち1つ以上のステップと、
前記抽出されたエリアIDと、前記基地局ID、前記位置情報、前記決済情報または前記加速度とに基づいて前記移動体通信端末が有する所定のハードウェア機能を制限するステップとを含むことを特徴とする移動体通信端末の機能制限方法を提供する。
上記本発明の第2および第3の観点においては、前記トリガ信号は磁界信号であることが好適である。
本発明の移動体通信端末は、トリガ信号を受信すると当該トリガ信号に含まれるエリアIDを抽出して前記制御部に通知するエリアID検出部を有し、当該エリアID検出部の通知したエリアIDに応じて制御部が所定のハードウェアモジュールの機能を制限するので、所定の領域内で受信されるようにトリガ信号を発生させれば、出口入口にゲートを設けることの難しい領域であっても移動体通信端末の機能制限を実現することができる。また、ここでの機能制限はハードウェアモジュール毎に行うことができるので、エリア信号に載せたエリアIDに応じてRF通信部、カメラ部、WiFi通信部といったハードウェアモジュールの機能制限を行うことができる。
また、トリガ信号を磁界信号とし、エリアID検出部を、トリガ信号を受信するアンテナ部と、トリガ信号による電磁誘導でアンテナ部に生じた電流信号からエリアIDを抽出するエリアID抽出部を有する構成とすれば、ペースメーカや医療機器に悪影響を及ぼす可能制限を最小限とすることができる。
さらに、このようなエリアIDに加えて、前記RF通信部が通信している基地局ID、移動体通信端末の位置情報、ICカード部で行った決済情報、または、加速度センサで検出した加速度等の情報から判断されるユーザの状態/状況を加味すれば、より細かい粒度で適切に移動体通信端末の機能制限を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる移動体通信端末の構成図である。この移動体通信端末100は、主として、RF通信部101、表示部102、キー入力部103、音声入出力部104、カメラ部105、制御部106、エリアID検出部107、位置情報取得部108、加速度センサ109および記憶部110から構成されており、制御部106および記憶部110以外はいずれもハードウェアモジュールとして設けられている。以下、各構成について説明する。
RF通信部101は、制御部106の制御下で基地局と無線通信を行うことにより移動体通信網と接続し、別の移動体通信端末若しくは固定通信端末と回線交換通信を行う機能を実現し、または別の移動体通信端末若しくはネットワーク上のシステムとパケット通信を行う機能を実現する。RF通信部101は移動体通信機能を実現するものであり、回線交換通信又はパケット交換通信を行っていない状態でも、所定時間毎に現在位置を移動体通信網に通知するために基地局と無線通信を行っている。
表示部102は、液晶表示装置または有機ないし無機EL表示装置であって、制御部106の制御下で移動体通信端末100の動作状態、移動体通信端末100を操作するためのユーザインターフェイス等を表示するものである。
キー入力部103は、移動体通信端末100の筐体に設けられたキーパッド、ならびにその他ボタン等の入力装置であり、ユーザが操作することにより各キーまたはボタンに応じた信号であるキーイベントが制御部106に通知され、種々の入力、操作ないしは制御に利用される。
音声入出力部104は、ユーザが音声入力するためのマイクと、ユーザに音声を提供するためのスピーカとを有しており、さらに、各種サウンド機能を実現するためのサウンドチップ等のハードウェアを備えている。このようなハードウェアとしては、例えばアナログ−デジタル変換を行うD/AコンバータおよびA/Dコンバータ、WMAやMP3のようなフォーマットで音楽データを録音/再生するコーデック、シンセサイザー、アンプ等を挙げることができる。
カメラ部105は、所定の光学系および受像素子を有するハードウェアモジュールであり、移動体通信端末100にデジタル画像を撮影する機能を提供するものである。カメラ部105は、制御部106の制御下で動作することにより、光学系が取得した像から受像素子によりデジタル画像データを生成し、これを記憶部110に保存することによりデジタルカメラとしての機能を実現する。また、制御部106がカメラ部105を動画撮影モードで動作させた場合には、光学系が取得した像を受像素子が連続的にデジタル化してデジタル動画データを生成し、同様に記憶部110に保存する。
制御部106は、不図示のCPU上で所定のプログラムを実行することにより仮想的に
構成される機能部であって、移動体通信端末100のRF通信部101、表示部102、キー入力部103、音声入出力部104、カメラ部105、エリアID検出部107、位置情報取得部108、加速度センサ109および記憶部110といった各機能部との間でデータおよび制御信号をやり取りすることにより、移動体通信端末100の各種機能を実現するものである。
エリアID検出部107は、移動体通信端末100に付加されるトリガ信号に載せられたエリアIDの情報を検出し、制御部106に通知する機能を提供するものである。ここでトリガ信号とは、電車内の優先席付近、医療機器の近傍、劇場・映画館の内部のように、移動体通信端末100の機能を一部制限するべき場所について、それぞれの場所にユニークなエリアIDを端末へ通知するために発生させる信号のことである。本実施形態では、そのような場所に設けたアンテナで微弱な高周波磁界を発生させ、これをエリアIDを載せたトリガ信号として使用する場合を示す。
図2は、エリアID検出部107の一構成例をより詳しく示す図面である。図2に示すように、このエリアID検出部107は、アンテナ部111とエリアID検出部112とから構成されている。アンテナ部111は、小型の3軸誘導コイルであり、高周波磁界であるトリガ信号から電磁誘導を受けることにより所定の電流信号を生成するものである。エリアID検出部112は、アンテナ部111の生成した電流信号からエリアIDを抽出する回路である。エリアIDをトリガ信号に載せる方式、および、トリガ信号によりアンテナ部111が生成した電流信号からエリアIDを抽出する方法に制限はなく、単純にON−OFF Amplitude Keyingを利用してもよいし、その他の方法を利用しても構わない。また、セキュリティ強度を高めるために暗号化を施すことも可能である。
位置情報取得部108は、制御部106の制御下でGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信することにより移動体通信端末100の現在位置を取得し、その座標を制御部106に返す機能を有している。位置情報を取得する方法はGPSを利用するものに限定されるものではなく、GPSを補完する他の位置情報システムを併用しても構わないし、GPSとは別の位置情報システムを利用するものであっても構わない。
加速度センサ109は、移動体通信端末100が受ける加速度を検出し、それに相当する信号を制御部に出力するセンサである。本実施形態における加速度センサ109は、主として移動体通信端末100を携帯しているユーザの移動速度を導出し、これによりユーザの状態、ユーザが利用している交通手段の状態を識別するために用いられる。
記憶部110は、所定の情報を制御部106の制御下で記憶し、また制御部106に記
憶している情報を提供するための読み書き可能なメモリである。また、記憶部110には、所定のプログラムが記憶されており、これを不図示のCPUで実行することにより制御部106がなされることは前述の通りである。
以下、本実施形態の移動体通信端末100でトリガ信号を検出し、本発明にかかる移動体通信端末の機能制限方法を実施する動作について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
この動作では、まず所定時間ウェイト(ST101)した後、制御部106がエリアID検出部107からエリアIDが通知されたかを判断する(ST102)。ここでエリアIDが通知されていると判断した場合には、通知されたエリアIDが新たなエリアIDであるかを判断する(ST103)。
ST103において、新たなエリアIDであると判断される場合には、1)エリアIDが通知されていなかった状態から新たにエリアIDが通知されたケースと、2)前回通知されていたエリアIDとは異なるエリアIDが新たに通知されたケースとが挙げられる。
ST103で新たなエリアIDであると判断された場合、続いて移動体通信端末100が前のエリアIDに基づいてハードウェアモジュールの機能を制限しているかが判断される(ST104)。ここで上記1)のケースに該当する場合には、ハードウェアモジュールの機能を制限しているという判断がなされ、前のエリアIDに基づいて行っていたハードウェアモジュールの機能制限が解除され(ST105)、新たに検出されたエリアIDに基づいてハードウェアモジュールの機能制限が改めて行われる(ST106)。一方、上記2)のケースに該当する場合には、ST104でハードウェアモジュールの機能を制限しているという判断がなされず、そのまま新たに検出されたエリアIDに基づいてハードウェアモジュールの機能制限が行われる(ST106)。いずれの場合も、ハードウェアモジュールの機能制限を行った後、ST101に戻って同様の処理を繰り返す。また、ST103で新たなエリアIDであると判断されなかった場合も、ST101に戻って同様の処理を繰り返す。
一方、ST102でエリアIDが通知されていると判断されなかった場合には、続いて前回検出したエリアIDに基づいてハードウェアモジュールの機能を制限中であるかの判断がなされ(ST108)、ハードウェアモジュールの機能を制限中でないと判断された場合にはそのまま、制限中であると判断された場合にはハードウェアモジュールの機能制限を解除(ST109)した後に、ST101に戻って同様の処理を繰り返す。
以上のような動作により、本実施形態の移動体通信端末100はトリガ信号を検出し、本発明にかかる移動体通信端末の機能制限方法を実施する。これにより、移動体通信端末100は、常にエリアID検出部107が制御部106に通知した最新のエリアIDに基づいて所定のハードウェアモジュールの機能を制限することができる。
図4は、エリアIDと機能制限するハードウェアモジュールと機能制限の内容との一例を示すテーブルである。このテーブルにおいて「エリアID=0001」は電車内の優先席付近で発生させるトリガIDに使用することを想定したものであり、このエリアIDをエリアID検出部107から通知された制御部106は、RF通信部101の電波発信を停止させるという形で機能制限を行う。「エリアID=0002」は階段やエレベータ付近で使用することを想定したもので、このエリアIDの通知を受けた制御部106は、カメラ部105による静止画および動画の撮影を禁止するという形で機能制限を行う。「エリアID=0003」は映画館で使用することを想定したもので、このエリアIDの通知を受けた制御部106は、RF通信部101による回線通話を禁止するとともに、カメラ部105による静止画および動画の撮影を禁止し、さらに音声入出力部104による音声出力を停止する形で機能制限を行う。制御部106でこのように各種ハードウェアモジュールの機能制限を行うためには、例えば制御部106をなすプログラムにこのようなテーブルを参照ないし内蔵させるようにしてもよい。
以上のような機能制限の例からも分かるように、本発明よれば、移動体通信端末100の各種ハードウェアモジュールの機能制限を、機能制限を行う場所に応じて多種多様な形態で実現することができる。
また、エリアIDだけでなく、RF通信部101が通信を行っている基地局ID若しくは位置情報取得部108が取得した位置情報を同時に利用すれば、機能制限を行うべき場所のうち具体的に何処であるかを特定して、移動体通信端末100の機能制限をより細かい粒度で行うことができる。さらに、加速度センサ109の検出した加速度または当該加速度から導出した速度を知った上で機能制限を行えば、例えば、駅のホームから電車に乗っただけでは機能制限を行わず、電車が動き始めた時点で回線通話を禁止するように機能制限することも可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、
その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、移動体通信端末100が、近接通信を利用して決済を行うとともに決済情報を前記制御部に通知するICカード部を有する場合には、エリアIDとともに決済情報を利用してユーザの状態を検知し、これにより移動体通信端末100の機能制限を行うようにしても構わない。
移動体通信端末100の構成を示す機能ブロック図である。 エリアID検出部107の構成を示す図面である。 移動体通信端末100の機能制限方法を実施する動作のフローチャートである。 エリアIDと機能制限するハードウェアモジュールと機能制限の内容との一例を示すテーブルである。
符号の説明
100;移動体通信端末100、
101;RF通信部、
102;表示部、
103;キー入力部、
104;音声入出力部、
105;カメラ部、
106;制御部、
107;エリアID検出部、
108;位置情報取得部、
109;加速度センサ、
110;記憶部

Claims (6)

  1. 移動体通信網と通信を行うRF通信部を含む複数のハードウェアモジュールと、
    前記ハードウェアモジュールの動作を制御する制御部とを備えた移動体通信端末において、
    さらに、トリガ信号を受信すると当該トリガ信号に含まれるエリアIDを抽出して前記制御部に通知するエリアID検出部を有し、
    前記制御部は、前記エリアID検出部が通知したエリアIDに応じて、所定のハードウェアモジュールの機能を制限することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 前記トリガ信号は磁界信号であり、
    前記エリアID検出部は、前記トリガ信号を受信するアンテナ部と、前記トリガ信号による電磁誘導で前記アンテナ部に生じた電流信号からエリアIDを抽出するエリアID抽出部を有することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
  3. さらに、前記RF通信部が通信している基地局のIDを取得して制御部に通知する基地局ID取得部、移動体通信端末の位置情報を取得して前記制御部に通知する位置情報取得部、近接通信を利用して決済を行うとともに決済情報を前記制御部に通知するICカード部、および、移動体通信端末の加速度を検出して前記制御部に通知する加速度センサ部の1つ以上を有し、前記制御部が通知を受けた前記エリアIDと、前記基地局ID、前記位置情報または前記加速度とに基づいて所定のハードウェアモジュールの機能を制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動体通信端末。
  4. トリガ信号を検出する機能を備えた移動体通信端末がエリアIDを含んだトリガ信号を受信するステップと、
    前記移動体通信端末が前記トリガ信号からエリアIDを抽出するステップと、
    前記抽出されたエリアIDに応じて前記移動体通信端末が有する所定のハードウェア機能を制限するステップとを含むことを特徴とする移動体通信端末の機能制限方法。
  5. トリガ信号を検出する機能を備えた移動体通信端末がエリアIDを含んだトリガ信号を受信するステップと、
    前記移動体通信端末が前記トリガ信号からエリアIDを抽出するステップと、
    前記移動体通信端末が通信している基地局IDを取得して制御部に通知するステップ、前記移動体通信端末の位置情報を取得して前記制御部に通知するステップ、前記移動体通信端末が近接通信を利用した決済を行って決済情報を前記制御部に通知するステップ、および、前記移動体通信端末の加速度を検出して前記制御部に通知するステップのうち1つ以上のステップと、
    前記抽出されたエリアIDと、前記基地局ID、前記位置情報、前記決済情報または前記加速度とに基づいて前記移動体通信端末が有する所定のハードウェア機能を制限するステップとを含むことを特徴とする移動体通信端末の機能制限方法。
  6. 前記トリガ信号は磁界信号であることを特徴とする請求項3または請求項5に記載の移動体通信端末の機能制限方法。
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