JP2010003381A - 再生装置、再生方法、ならびに、プログラム - Google Patents

再生装置、再生方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチメディアデータの再生を早く開始でき且つスムーズに再生できるようにする。
【解決手段】再生装置200において、記憶部201は、音声や映像等のマルチメディアデータ300を記憶する。マルチメディアデータ300は、前に再生されるべき第1区間と、第1区間の後に再生されるべき第2区間とから構成される。受付部202は、第1区間の再生を先行して開始する旨の第1指示入力と、第1区間の後に第2区間を再生する旨の第2指示入力とを受け付ける。再生部203は、第1指示入力を受け付けると、第1区間の再生を開始する。また、再生部203は、第1指示入力を受け付けてから第2指示入力を受け付けるまで、第1区間を繰り返し再生する。そして、再生部203は、第2指示入力を受け付けた後、第1区間の再生が終了すると、第2区間の再生を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マルチメディアデータの再生を早く開始できるようにするために好適な再生装置、再生方法、ならびに、プログラムに関する。
音声や映像等のコンテンツを収録するマルチメディアデータは、高い品質を追求しようとすると、一般にデータ量が大きくなる傾向にある。また、コンテンツの収録時間が長いほど、データ量が大きくなる傾向にある。データ量が大きくなると、マルチメディアデータをメモリにロードして再生の準備が整うまでに多くの時間を要し、再生が指示されてから開始されるまでにタイムラグが生じることがある。例えば特許文献1には、比較的短いロード時間で済むMIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式等の第1の音声データと、比較的長いロード時間を要するPCM(Pulse Code Modulation)形式等の第2の音声データとを同時に再生し音量をクロスフェイドさせることにより、タイムラグを低減できる再生装置が開示されている。
特許第3482203号公報
しかしながら、第1の音声データと第2の音声データの音質が異なると、ユーザが再生音に違和感を感じてしまう可能性がある。また、上記特許文献1においては、音声データの再生を前提としているため、音声データの代わりにもしくは音声データに加えて映像データがマルチメディアデータに収録されている場合には適用できないという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するものであり、マルチメディアデータの再生を早く開始でき且つスムーズに再生できるようにするために好適な再生装置、再生方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る再生装置は、記憶部、受付部、再生部を備える。
記憶部は、連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータを記憶する。
受付部は、当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける。
再生部は、当該第1指示入力が受け付けられると、受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生部は、当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生部は、当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する。
本発明において扱うマルチメディアデータとは、例えば、音声データ、動画像データ、静止画像データ、テキストデータ、コンピュータプログラム等のバイナリデータ、あるいはこれらの組み合わせからなるデータである。マルチメディアデータは、例えば、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)やCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)等の情報記憶媒体に予め記憶されている。情報記憶媒体には、1つ又は複数のマルチメディアデータが記憶される。
マルチメディアデータは、第1区間と第2区間から構成される。第1区間は前に再生されるべき区間であり、第2区間は第1区間の後に再生されるべき区間である。例えばマルチメディアデータが楽曲のデータである場合、典型的には、第1区間が前奏(いわゆるイントロ、イントロダクション)で、第2区間が本編(前奏の後に続く部分)である。従って、多くの場合、第1区間のデータサイズは第2区間のデータサイズよりも小さい。マルチメディアデータを再生するとき、再生装置は、まず第1区間を再生する。そして、再生装置は、第1区間を少なくとも1回以上再生した後、第2区間を続けて再生する。
本発明の再生装置は、情報記憶媒体等に記憶されたマルチメディアデータのうちのいずれを再生させるかを受け付けるインターフェースや、再生結果を出力したり一時停止等の所定の指示を受け付けたりするインターフェースを有する。典型的には、これらのインターフェースは、モニターに表示されるGUI(Graphical User Interface)で提供される。マルチメディアデータが楽曲の音声データを含む場合には、これらのGUIは“曲選択画面”あるいは“曲再生画面”と呼ばれる。ただし、本発明は楽曲を再生するための用途に限定されず、他の用途、例えば動画像(ムービー)や静止画像(ピクチャ)を再生する用途などに適用することができる。
例えば曲選択画面では、再生対象として選択可能なマルチメディアデータのリストが表示される。ユーザは、第1指示入力により、いずれかのマルチメディアデータを部分再生の対象として指定することができる。部分再生とは、第1区間のみ再生することである。第1指示入力は、例えば、曲選択画面に表示されている楽曲リストのうちいずれかの楽曲を示す部分にカーソルやマウスポインタ等を移動することにより与えられる。第1指示入力により部分再生の対象として指定することを“仮選択する”と言うことにする。あるマルチメディアデータが“仮選択”されると、再生装置は、仮選択されたマルチメディアデータのうち第1区間を読み出して再生する。
また、ユーザは、第2指示入力により、いずれかのマルチメディアデータを全再生の対象として決定することができる。全再生とは、第1区間の後に第2区間を再生することである。第2指示入力は、例えば、クリック操作、ダブルクリック操作、所定ボタンや所定キーを用いた入力操作等により与えられる。第2指示入力により全再生の対象として決定することを、単に“選択する”と言うことにする。あるマルチメディアデータが“選択”されると、再生装置は、選択されたマルチメディアデータのうち第2区間を読み出し、第1区間の再生終了後、引き続き第2区間を再生する。
より詳細には、第1指示入力を受け付けた場合、再生装置は、第1指示入力が示すマルチメディアデータのうちの第1区間のデータ部分を読み出し、第1区間の再生を開始する。もし、あるマルチメディアデータの第1区間の再生中に他のマルチメディアデータを示す新たな第1指示入力を受け付けると、再生装置は、新たな第1指示入力が示すマルチメディアデータのうちの第1区間のデータ部分を読み出し、第1区間の再生を開始する。ここで読み出されるデータは、第1区間と第2区間のうちの第1区間のみである。従って、再生装置は、第1区間の読み出し終了後に直ちに第1区間の再生を開始できるので、マルチメディアデータの再生を早く開始することができる。例えば楽曲の場合、本編部分のデータを全部読み出さなくても、前奏部分のデータだけ読み出して再生を開始することができる。
次に、第1指示入力を受け付けた後であって、第2指示入力を受け付けるまでの間、再生装置は、第1指示入力が示すマルチメディアデータのうちの第1区間を繰り返し再生する。つまり、第1区間は、複数回繰り返し再生されることもあれば、1回だけ再生されることもある。従って、マルチメディアデータの再生が途中で途切れてしまうことがない。
そして、第2指示入力を受け付けた場合、再生装置は、選択されたマルチメディアデータのうちの第2区間のデータ部分を読み出し、第1区間の再生を終了した後、引き続き第2区間の再生を開始する。従って、マルチメディアデータの再生が途中で途切れてしまうことがなく、第1区間の再生から第2区間の再生にスムーズに移行することができる。
本発明によれば、再生装置は、マルチメディアデータの再生を早く開始できる。また、再生装置は、マルチメディアデータを途切れることなくスムーズに再生することができる。
再生部は、当該第2指示入力が受け付けられると、当該後に再生されるべき区間の再生の準備を開始し、当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該後に再生されるべき区間の再生の準備が完了していれば、当該後に再生されるべき区間の再生を開始し、当該準備が完了していなければ、当該前に再生されるべき区間の再生を開始してもよい。
ここで、再生の準備とは、具体的には、1つ又は複数のマルチメディアデータが格納された情報記憶媒体等から、第1指示入力が示すマルチメディアデータをバッファメモリ等にロードする処理を含む、マルチメディアデータを再生するために必要な前処理のことである。
上述のように、再生装置は、第2指示入力を受け付けた場合、選択されたマルチメディアデータのうちの第2区間のデータ部分を読み出し、第1区間の再生を終了した後、引き続き第2区間の再生を開始する。しかし、第2指示入力を受け付けた後、第1区間の再生を終了した場合であっても、第2区間の再生の準備が終わっていない可能性もある。例えば、第2区間のデータサイズが第1区間のデータサイズに比べて大きい場合、第1区間の再生中に第2区間の再生の準備が終わらない可能性がある。そこで、本発明では、第2指示入力を受け付けた後であっても、第2区間の再生の準備が終わっていない場合には、第1区間を再び再生することとしている。従って、本発明によれば、再生の準備が整ってから次の再生に移るので、マルチメディアデータをよりスムーズに再生することができる。
記憶部に記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間の品質は、当該後に再生されるべき区間の品質より低いものとすることができる。
ここで言う品質とは、例えば、サンプリングレート、ビットレート、画像の解像度、画像の大きさ等のことである。一般に、マルチメディアデータの品質を高くすると、データサイズが大きくなる傾向にある。従って、第1区間の品質を第2区間の品質より低くすると、再生装置は、マルチメディアデータが仮選択されたときに読み出すべきデータ量が減るので、更に早く再生を開始できるようになる。
再生部は、当該マルチメディアデータの音声と映像を再生することができる。
また、当該前に再生されるべき区間の映像が表示される領域の面積は、当該後に再生されるべき区間の映像が表示される領域の面積より小さいものとすることができる。
上述のように、マルチメディアデータには、音声だけでなく映像も含めることができる。そして、第1区間に含まれる映像データの画像サイズ(縦横のドット数)を、第2区間に含まれる映像データの画像サイズより小さくすることにより、第1区間のデータサイズをより小さくすることができる。従って、再生装置は、マルチメディアデータが仮選択されたときに読み出すべきデータ量が減るので、更に早く再生を開始できるようになる。
当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータは、音声のデータからなり、
当該後に再生されるべき区間のマルチメディアデータは、音声のデータと映像のデータとからなるようにしてもよい。
つまり、マルチメディアデータに音声と映像の両方を含める場合、先行して再生される第1区間を音声のみとし、残りの第2区間を音声と映像の両方を含めるようにする。従って、再生装置は、マルチメディアデータが仮選択されたときに読み出すべきデータ量が減るので、更に早く再生を開始できるようになる。
記憶部に記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間は、第1の品質のマルチメディアデータ及び第2の品質のマルチメディアデータからなり、
当該後に再生されるべき区間は、当該第1の品質のマルチメディアデータからなるようにしてもよい。
また、当該第1の品質は、当該第2の品質よりも高くてもよい。
そして、再生部は、当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータとして、当該第1の品質と当該第2の品質とのうち、予めユーザにより選択された品質のマルチメディアデータを再生してもよい。
例えば、同じコンテンツのマルチメディアデータであっても、異なる2種類の品質で作成されたマルチメディアデータを予め用意する。仮選択されたときに先行して再生される第1区間のデータとして、第1の品質で作成されたデータと、第2の品質で作成されたデータとを用意する。後で再生される第2区間のデータとして、第1の品質で作成されたデータを用意する。典型的には、第1の品質はサンプリングレート等が相対的に高い品質(高品質)であり、第2の品質はサンプリングレート等が相対的に低い品質(低品質)である。
本発明によれば、ユーザは、2種類の品質のうち任意のどちらかを選んでマルチメディアデータを再生させることができる。例えば、高品質の再生結果を視聴したいユーザは、所定の設定を行うことで毎回高品質のマルチメディアデータを再生させることができるし、高品質よりも早く再生させることを重視するユーザは、所定の設定を行うことで毎回マルチメディアデータの再生を早く開始させることができる。ユーザは、好みの再生方法を自由に選ぶことができる。なお、2種類の品質だけでなく3種類以上の品質の中から選べるようにしてもよい。
記憶部に記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間は、第1の品質のマルチメディアデータ及び第2の品質のマルチメディアデータからなり、
当該後に再生されるべき区間は、当該第1の品質のマルチメディアデータからなるようにしてもよい。
また、当該第1の品質は、当該第2の品質よりも高くてもよい。
さらに、記憶部は、再生部による再生履歴を更に記憶してもよい。
そして、再生部は、記憶された再生履歴に基づいて、当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータとして、当該第1の品質と当該第2の品質とのうちのいずれかを選択し、当該選択した品質のマルチメディアデータを再生してもよい。
本発明によれば、再生装置は、2種類の品質のうちどちらか一方を選んでマルチメディアデータを再生させることができる。例えば、高品質の再生結果を視聴する傾向にあるユーザについては、高品質のマルチメディアデータを再生させるようにすることができるし、品質よりも早く再生させることを重視する傾向にあるユーザについては、マルチメディアデータの再生を早く開始させるようにすることができる。再生装置は、ユーザの嗜好に合わせて再生方法を選ぶことができる。なお、2種類の品質だけでなく3種類以上の品質の中から選べるようにしてもよい。
本発明のその他の観点に係る再生方法は、記憶部、受付部、再生部を有する再生装置にて実行される再生方法であって、受付ステップと再生ステップを備える。
記憶部には、連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータが記憶される。
受付ステップは、受付部が、当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける。
再生ステップは、当該第1指示入力が受け付けられると、再生部が、受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生ステップは、当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、再生部が、当該前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生ステップは、当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、再生部が、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する。
本発明の再生方法を用いた再生装置によれば、マルチメディアデータの再生を早く開始できる。また、再生装置は、マルチメディアデータをスムーズに再生することができる。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、記憶部、受付部、再生部として機能させる。
記憶部は、連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータを記憶する。
受付部は、当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける。
再生部は、当該第1指示入力が受け付けられると、受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生部は、当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該前に再生されるべき区間の再生を開始する。
また、再生部は、当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する。
本発明によれば、コンピュータを、上述のように動作する再生装置として機能させることができる。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、マルチメディアデータの再生を早く開始でき且つスムーズに再生できるようにするために好適な再生装置、再生方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ゲーム用の情報処理装置を利用して本発明が実現される実施形態を説明するが、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、プログラムを実行することにより、本発明の再生装置の機能を果たす典型的な情報処理装置100の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、DVD−ROMドライブ107と、画像処理部108と、音声処理部109と、NIC(Network Interface Card)110と、を備える。
ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ107に装着して、情報処理装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の再生装置が実現される。
CPU 101は、情報処理装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。また、CPU 101は、レジスタ(図示せず)という高速アクセスが可能な記憶域に対してALU(Arithmetic Logic Unit)(図示せず)を用いて加減乗除等の算術演算や、論理和、論理積、論理否定等の論理演算、ビット和、ビット積、ビット反転、ビットシフト、ビット回転等のビット演算などを行うことができる。さらに、マルチメディア処理対応のための加減乗除等の飽和演算や、三角関数等、ベクトル演算などを高速に行えるように、CPU 101自身が構成されているものや、コプロセッサを備えて実現するものがある。
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、情報処理装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。また、CPU 101は、RAM 103に変数領域を設け、当該変数に格納された値に対して直接ALUを作用させて演算を行ったり、RAM 103に格納された値を一旦レジスタに格納してからレジスタに対して演算を行い、演算結果をメモリに書き戻す、などの処理を行う。
インターフェース104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザがダンスゲームやサッカーゲームなどのゲームの実行の際に行う操作入力を受け付ける。
インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、ゲームのプレイ状況(過去の成績等)を示すデータ、ゲームの進行状態を示すデータ、ネットワークを用いたゲームのチャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ107は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部108は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部108が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部108が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部108に接続されるモニター(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やアルファブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを所定の視線の方向へ俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。
また、ゲームの画像などの情報をDVD−ROMに用意しておき、これをフレームメモリに展開することによって、ゲームの様子などを画面に表示することができるようになる。
音声処理部109は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカから出力させる。
音声処理部109では、DVD−ROMに記録された音声データがMIDIデータである場合には、これが有する音源データを参照して、MIDIデータをPCMデータに変換する。また、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)形式やOgg Vorbis形式等の圧縮済音声データである場合には、これを展開してPCMデータに変換する。PCMデータは、そのサンプリング周波数に応じたタイミングでD/A(Digital/Analog)変換を行って、スピーカに出力することにより、音声出力が可能となる。
NIC 110は、情報処理装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
このほか、情報処理装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
次に、本実施形態の再生装置200が行う処理について説明する。
図2は、再生装置200の機能的な構成を説明するための図である。再生装置200は、記憶部201、受付部202、再生部203を備える。
図3は、記憶部201に記憶されるマルチメディアデータ300(本図では300A,300Bと記載)の構成例を示す図である。再生装置200は、後述する再生処理により、記憶部201に記憶されたマルチメディアデータ300を再生する。
記憶部201は、連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータ300を記憶する。記憶部201は、1つ又は複数のマルチメディアデータ300を記憶することができる。マルチメディアデータ300は、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROMやCD−ROM、あるいは、外部メモリ106等に予め記憶される。本実施形態では、マルチメディアデータ300はDVD−ROMに予め記憶されているものとする。CPU 101とDVD−ROMドライブ107が協働して記憶部201として機能する。
マルチメディアデータ300とは、音声データ、静止画像データ、動画像データ、テキストデータ、コンピュータプログラム等のバイナリデータ、などを総称したデータのことである。データ形式は本発明によって限定されない。
マルチメディアデータ300には、前に再生されるべき区間と、後に再生されるべき区間とが予め定義されている。ここで言う区間とは、例えば先頭からX秒目の再生位置からY秒目の再生位置まで、というような時間的な再生区間のことである。以下の説明において、前に再生されるべき区間のことを第1区間310と呼び、後に再生されるべき区間のことを第2区間320と呼ぶ。
本実施形態では、1つのマルチメディアデータ300に、PCM形式で作成された1つの楽曲の音声データが格納されている。つまり、1つの楽曲のマルチメディアデータ300は、第1区間310の音声データと第2区間320の音声データとから構成される。典型的には、第1区間310は楽曲の前奏部分(いわゆるイントロ)であり、第2区間320は楽曲の本編部分(前奏以外の部分)である。
次に、受付部202は、複数のマルチメディアデータ300の中からいずれか1つを部分再生の対象に指定する第1指示入力と、第1指示入力で指定されたマルチメディアデータ300を全再生の対象に決定する第2指示入力とを受け付ける。CPU 101とコントローラ105が協働して受付部202として機能する。
ここで、部分再生とは、マルチメディアデータ300の全区間のうち第1区間310のみ再生することである。部分再生では、例えば第1区間310が1回だけ再生されたり、第1区間310のみが複数回繰り返し再生されたりする。つまり、楽曲の前奏部分のみが1回以上再生される。
第1指示入力は、例えば図4に示す曲選択画面において、楽曲を表す画像部分420(図中では420A乃至420Eと記載)のいずれかにユーザがカーソル410を移動することにより与えられる。以下の説明において、ユーザが楽曲を表す画像部分420のいずれかにカーソル410を移動し、部分再生させる楽曲として選択することを、「楽曲を仮選択状態にする」と言う。ある楽曲が仮選択状態になると、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300を部分再生する。
また、全再生とは、第1区間310と第2区間320の両方を再生することである。全再生では、例えば第1区間310が1回以上再生された後、引き続き第2区間320が再生される。つまり、前奏部分が1回以上再生された後、本編部分が1回再生される。なお、全再生における楽曲の再生パターンの詳細については後述する。
第2指示入力は、例えば図4に示す曲選択画面において、いずれかの楽曲を表す画像部分にカーソル410がある状態でユーザが所定の決定指示を出すことにより与えられる。以下の説明において、いずれかの楽曲が仮選択状態になっているときに全再生させる曲として決定することを「楽曲を選択状態にする」と言う。ある楽曲が選択状態になると、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300を全再生する。
次に、再生部203は、記憶部201に記憶されたマルチメディアデータ300を所定の再生パターンで再生する。CPU 101、DVD−ROMドライブ107、音声処理部109が協働して再生部203として機能する。
マルチメディアデータ300の再生パターンには、次に説明するように幾つかのパターンがある。
(再生パターン1)第1指示入力が受け付けられると、CPU 101は、受け付けられた第1指示入力によって指定されたマルチメディアデータ300のうち、第1区間310の再生を開始する。つまり、部分再生が開始される。
詳細には、CPU 101は、第1指示入力によって指定されたマルチメディアデータ300を仮選択状態に設定し、仮選択状態に設定したマルチメディアデータ300の第1区間310に相当するデータ部分をDVD−ROMからRAM 103にロードし(読み出し)、第1区間310の先頭から再生を開始する。
例えば、CPU 101は、いずれのマルチメディアデータ300も仮選択状態になっていないときに、あるマルチメディアデータ300を仮選択状態に設定すると、仮選択状態に設定したマルチメディアデータ300の第1区間310の再生を先頭から開始する。また例えば、CPU 101は、既にいずれかのマルチメディアデータ300が仮選択状態になっていて部分再生しているときに他のマルチメディアデータ300を新たに仮選択状態に設定すると、この部分再生を停止し、新たに仮選択状態に設定したマルチメディアデータ300の第1区間310の再生を先頭から開始する。
なお、CPU 101は、仮選択されたマルチメディアデータ300の第1区間310を、第1指示入力を受け付けた後に読み出すのではなく、仮選択される可能性のあるマルチメディアデータ300の第1区間310を、曲選択画面を最初に表示する前に予め読み出すようにしてもよい。
(再生パターン2)第1指示入力が受け付けられた後、第2指示入力が受け付けられるまで、CPU 101は、第1区間310の再生が完了すると、第1区間310の再生を開始する。すなわち、CPU 101は、上記再生パターン1で開始したマルチメディアデータ300を、第2指示入力が受け付けられるまで繰り返し部分再生する。
例えば、第1区間310の1回目の再生を開始してから1回目の再生を終了するまでの間に、第2指示入力が受け付けられなかった場合、CPU 101は、第1区間310の再生の終了後、再び第1区間310の再生を開始する。
例えば、第1区間310のN回目(Nは1以上の整数)の再生を開始してからN回目の再生を終了するまでの間に、第2指示入力が受け付けられなかった場合、CPU 101は、第1区間310のN回目の再生の終了後、引き続き第1区間310の再生を開始する。この場合、結果として、第1区間310がN+1回再生される。
(再生パターン3)第2指示入力が受け付けられた後、第1区間310の再生が完了すると、CPU 101は、第2指示入力によって決定されたマルチメディアデータ300のうち、第2区間320の再生を開始する。つまり、部分再生から全再生に移行する。
例えば、第1区間310の1回目の再生を開始してから1回目の再生を終了するまでの間に、第2指示入力が受け付けられた場合、CPU 101は、仮選択状態に設定しているマルチメディアデータ300を選択状態に設定し、選択状態に設定したマルチメディアデータ300の第2区間320に相当するデータ部分をDVD−ROMからRAM 103に読み出す。そして、CPU 101は、第1区間310の再生の終了後、引き続き第2区間320の再生を開始する。この場合、結果として、第1区間310が1回再生された後、第2区間が1回再生される。
例えば、第1区間310のN回目(Nは1以上の整数)の再生を開始してからN回目の再生を終了するまでの間に、第2指示入力が受け付けられた場合、CPU 101は、N回目の再生を開始する前に、仮選択状態に設定したマルチメディアデータ300を選択状態に設定し、選択状態に設定したマルチメディアデータ300の第2区間320に相当するデータ部分をDVD−ROMからRAM 103に読み出す。そして、CPU 101は、第1区間310のN回目の再生の終了後、引き続き第2区間320の再生を開始する。この場合、結果として、第1区間310がN回再生された後、第2区間が1回再生される。
次に、本実施形態の再生装置200が実行する再生処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、CPU 101は、コントローラ105を介して第1指示入力が受け付けられたか否かを判別する(ステップS501)。例えば図4の曲選択画面において、楽曲を表す画像部分420のいずれかにカーソル410が置かれた場合、CPU 101は、カーソル410のある画像部分420に対応する楽曲を指定する第1指示入力を受け付けたと判別し、それ以外の場合、第1指示入力を受け付けていないと判別する。
第1指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS501;NO)、CPU 101は、第1指示入力を受け付けるまでステップS501の処理を繰り返す。
第1指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS501;YES)、CPU 101は、受け付けられた第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、第1区間310に対応するデータ部分を、DVD−ROMからRAM 103に読み出す(ステップS502)。
そして、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、ステップS502で読み出した第1区間310のデータ部分の再生を開始する(ステップS503)。すなわち、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300の部分再生を開始する。この再生は、上記再生パターン1に対応する。例えばCPU 101は、第1指示入力が示す楽曲の前奏部分を先頭から再生し始める。
ステップS502で読み出されるデータは、マルチメディアデータ300のうち第1区間310に対応するデータ部分だけである。このため、再生装置200は、マルチメディアデータ300全体を読み出す必要はなく、仮選択状態に設定された楽曲の再生を早く開始することができる。
なお、第1区間310のデータサイズを第2区間320のデータサイズよりも相対的に小さくしておくとよい。例えば、第1区間310の品質が、第2区間320の品質よりも低くなるように、マルチメディアデータ300を予め作成しておくとよい。
ここで言う品質とは、具体的には、サンプリングレート、ビットレート、画像の解像度、画像の表示サイズなどのことである。第1区間310のサンプリングレート等を低くしてデータサイズを抑えると、第1区間310のデータ部分の読み出しが早く終わるので、仮選択状態に設定された楽曲の再生を早く開始することができる。
次に、CPU 101は、コントローラ105を介して第2指示入力が受け付けられたか否かを判別する(ステップS504)。例えば図4の曲選択画面において、楽曲を表す画像部分420のいずれかにカーソル410が置かれた状態で、ユーザによる所定の入力操作(例えば、クリック、ダブルクリック、あるいは所定キーや所定ボタンの押下など)があった場合、CPU 101は、カーソル410のある画像部分420に対応する楽曲を指定する第2指示入力を受け付けたと判別し、それ以外の場合、第2指示入力を受け付けていないと判別する。
第2指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS504;NO)、CPU 101は、新たな第1指示入力を受け付けたか否かを判別する(ステップS505)。ユーザは、ある楽曲を表す画像部分420にカーソル410を一旦移動したとしても、別の楽曲を表す他の画像部分420にカーソル410を動かすことが可能である。よって、CPU 101は、新たな第1指示入力を受け付けた場合には、新たな第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300の第1区間310を再生することになる。
新たな第1指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS505;YES)、CPU 101は、上述のステップS502に戻り、ステップS502乃至S504の処理を繰り返す。
新たな第1指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS505;NO)、CPU 101は、第1区間310の再生を終了したか否かを判別する(ステップS506)。
第1区間310の再生を終了した場合(ステップS506;YES)、CPU 101は、上述のステップS503に戻り、再び第1区間310の再生を開始する(ステップS503)。この再生は、上記再生パターン2に対応する。例えばCPU 101は、第1指示入力が示す楽曲の前奏部分を再生し終わると、再び前奏部分を先頭から再生し始める。
第1区間310の再生を終了していない場合(ステップS506;NO)、CPU 101は、上述のステップS504の処理に戻る。
次に、ステップS504において、第2指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS504;YES)、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、第2区間320に対応するデータ部分を、DVD−ROMからRAM 103に読み出す(ステップS507)。
ステップS507で読み出されるデータは、マルチメディアデータ300のうち第2区間320に対応するデータ部分だけである。再生装置200は、ステップS502で第1区間310に対応するデータ部分を既に読み出しているため、第2指示入力を受け付けた後、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300の全区間(第1区間310と第2区間320)がRAM 103に記憶されることになる。
そして、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、ステップS507で読み出した第2区間320のデータ部分の再生を、第1区間310の再生終了後に、開始する(ステップS508)。すなわち、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300を全再生する。この再生は、上記再生パターン3に対応する。例えばCPU 101は、第1指示入力が示す楽曲の前奏部分(イントロ)を再生し終わると、引き続き第1指示入力が示す楽曲の本編部分(イントロに続く部分)を先頭から再生し始める。
本実施形態によれば、再生装置200は、マルチメディアデータ300の再生を早く開始し、マルチメディアデータ300全体を途切れることなくスムーズに再生することができる。再生装置200は、マルチメディアデータ300の全区間を読み出さなくても、比較的データサイズが小さい第1区間310を読み出せば、再生を開始できる。そして、第1区間310の再生終了後、第2区間320の再生にスムーズに移行できる。あるマルチメディアデータ300が仮選択されれば、前奏部分の再生が先行して開始され、更にマルチメディアデータ300が選択されれば、先行して再生が開始された前奏部分に引き続いて本編部分が再生される。先行して再生された前奏部分から改めて再生されてしまうような機会が減る。
(実施形態2)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上記実施形態では、再生装置200は、第1指示入力を受け付けた後に第1区間310を読み出して再生し、更に第2指示入力を受け付けると、第2区間320を読み出し、第1区間310の再生終了後に第2区間320を再生する。しかし、第2区間320のデータサイズが大きい場合、第2指示入力を受け付けた後、第1区間310の再生終了までに、第2区間320の読み出しが完了しない可能性がある。そこで、本実施形態では、このような可能性を考慮しつつ、マルチメディアデータ300の再生を早く開始でき、マルチメディアデータ300全体を途切れることなくスムーズに再生できるようにしている。すなわち、本実施形態は、上記再生パターン3の変形例である。以下詳述する。
本実施形態の再生部203は、第2指示入力が受け付けられると、第2区間320の再生の準備を開始する。そして、再生部203は、第2指示入力が受け付けられた後、第1区間310の再生が完了すると、第2区間320の再生の準備が完了していれば、第2区間320の再生を開始する。一方、準備が完了していなければ、再生部203は、第2区間320の再生に移行しないで第1区間310の再生を開始する。
ここで、再生の準備とは、1つ又は複数のマルチメディアデータ300が予め格納されたDVD−ROMやCD−ROMから、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300をRAM 103に読み出す処理を含む、マルチメディアデータ300を再生するために必要な前処理のことである。
図6は、本実施形態の再生処理を説明するためのフローチャートである。再生パターン1及び2は上記実施形態と同様であるので、ステップS501乃至S506については説明を省略し、ステップS504でYESの場合より後の処理について説明する。
第2指示入力を受け付けると、CPU 101は、仮選択状態から選択状態に設定したマルチメディアデータ300のうち第2区間320を再生するための準備を開始する(ステップS601)。具体的には、CPU 101は、選択状態に設定したマルチメディアデータ300のうち第2区間320に対応するデータ部分をDVD−ROMからRAM 103に読み出す処理を開始する。
次に、CPU 101は、第1区間310の再生を終了したか否かを判別する(ステップS602)。
第1区間310の再生を終了していない場合(ステップS602;NO)、CPU 101は、引き続き第1区間310を再生する。
第1区間310の再生を終了した場合(ステップS602;YES)、CPU 101は、第2区間320の再生の準備ができているか否かを判別する(ステップS603)。具体的には、CPU 101は、選択状態に設定したマルチメディアデータ300のうち第2区間320に対応するデータ部分をDVD−ROMからRAM 103に読み出す処理が終わっているか否かを判別する。
第2区間320の再生の準備ができていないと判別した場合(ステップS603;NO)、CPU 101は、第1区間310の再生を開始する(ステップS604)。すなわち、CPU 101は、第1区間310の再生終了後に直ちに第2区間320の再生に移行できない場合、第2区間320の再生を開始せずに第1区間310の再生を再び開始する。
例えば、第2区間320のデータサイズが大きいために第2区間320の読み出し処理が終わっていない場合、CPU 101は、第2区間320の読み出し処理が終わるまでの間、第1区間310を繰り返し再生する。
例えば、第1区間310の再生が終わる直前になって第2指示入力を受け付けたために第2区間320の読み出し処理が間に合わない場合、CPU 101は、第2区間320の読み出し処理が終わるまでの間、第1区間310を繰り返し再生する。
一方、第2区間320の再生の準備ができていると判別した場合(ステップS603;YES)、CPU 101は、第2区間320の再生を開始する(ステップS605)。第2区間320の再生が開始されるのは、第1区間310の再生を中断することなく、第1区間310の最初から最後まで正常に再生し終わった後である。
そして、CPU 101は、第2区間320の再生が終了していない場合(ステップS606;NO)、第2区間320の再生を続行し、第2区間320の再生が終了した場合(ステップS606;YES)、再生処理を終了する。
本実施形態によれば、第2指示入力を受け付けてから第1区間310の再生が終了するまでの間に、第2区間320のデータ部分の読み出しが完了していなくても、第1区間310を繰り返し再生することにより、マルチメディアデータ300の再生をスムーズに続けることができる。
なお、CPU 101は、上記再生パターン2により第1区間310を繰り返し再生する際、第1区間310の再生音量をフェードアウトさせながら終了し、再び通常音量で第1区間310を再生してもよい。
(実施形態3)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上記各実施形態では、マルチメディアデータ300が音声データからなるものとして説明したが、本実施形態では、マルチメディアデータ300が音声データと映像データとを含んでいる。映像データは、静止画像データと動画像データのどちらでもよいが、ここでは動画像データ(いわゆるムービー)とした実施形態について説明する。
図7は、本実施形態のマルチメディアデータ300の構成例である。マルチメディアデータ300は、第1区間711と第2区間712とからなる音声データと、第1区間721と第2区間722とからなる映像データとを含む。記憶部201は、音声データと映像データとを含むマルチメディアデータ300を1つ又は複数記憶することができる。
音声データの第1区間711の時間長と、映像データの第1区間721の時間長は、同じである。また、音声データの第2区間712の時間長と、映像データの第2区間722の時間長は、同じである。
CPU 101は、音声データの第1区間711を再生する際には、映像データの第1区間721と共に再生する。また、CPU 101は、音声データの第2区間712を再生する際には、映像データの第2区間722と共に再生する。
図8は、本実施形態の曲選択画面の構成例である。曲選択画面には、上述のカーソル410、及び、楽曲を表す画像部分420のほか、映像データの第1区間721の再生画面が映し出される映像ウインドウ810(図中では810A乃至810Eと記載)が含まれる。
図9は、本実施形態の曲再生画面の構成例である。曲再生画面は、曲選択画面においていずれかの楽曲が全再生の対象として選択された後、表示される。曲再生画面には、映像データの第2区間722の再生画面が映し出される映像ウインドウ910が含まれる。
第1区間721の再生画面が映し出される映像ウインドウ810の大きさ(典型的には面積)は、第2区間722の再生画面が映し出される映像ウインドウ910の大きさより小さいことが望ましい。あるいは、映像データの第1区間711のサンプリングレートやビットレートを、映像データの第2区間722のサンプリングレートやビットレートよりも低くすることが望ましい。
本実施形態では、上述のステップS502において、CPU 101は、第1指示入力が示すマルチメディアデータ300のうち、音声データの第1区間711と、映像データの第1区間721とを読み出す。また、上述のステップS503において、CPU 101は、音声データの第1区間711と映像データの第1区間721とを同時に再生する。
つまり、ある楽曲が仮選択状態になると、音声データの第1区間711の再生音がスピーカーから流れると共に、図8の曲選択画面において、映像ウインドウ810に映像データの第1区間721の再生画像が表示される。
更に、上述のステップS507において、CPU 101は、第1指示入力が示すマルチメディアデータ300のうち、音声データの第2区間712と、映像データの第2区間722とを読み出す。また、上述のステップS508において、CPU 101は、音声データの第2区間712と映像データの第2区間722とを同時に再生する。
つまり、ある楽曲が選択状態になると、音声データの第2区間712の再生音がスピーカーから流れると共に、図9の曲再生画面において、映像ウインドウ910に映像データの第2区間722の再生画像が表示される。
以上のように、マルチメディアデータ300には、音声データのほか映像データが含まれていてもよい。映像データが含まれている場合も、マルチメディアデータ300の再生を早く開始することができ、マルチメディアデータ300全体を途切れることなくスムーズに再生することができる。
本実施形態によれば、例えば、再生される楽曲の本編に合わせてプレイヤが演奏したりダンスしたりするゲームにおいて、プレイしたい楽曲を選択画面で第1指示入力により仮選択すると、その楽曲の前奏の音声と映像が先行して再生される。そして、仮選択した楽曲をゲームプレイ用の楽曲として第2指示入力により選択すると、先行して再生された前奏の後に、引き続き楽曲の本編の音声と映像が再生される。つまり、第2指示入力による楽曲の選択後に改めて前奏から再生されるのではなく、先行して再生された前奏の後に本編が再生される。従って、本編の再生に入るまでの時間を短縮することができ、ゲームを早く始めることができる。
(実施形態4)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上記実施形態3では、音声データと映像データは共に2つの区間から構成されている。一方、本実施形態は、音声データが第1区間711と第2区間712とから構成され、映像データが1つの区間のみから構成される点で、上記実施形態3と異なる。以下詳述する。
図10は、本実施形態のマルチメディアデータ300の構成例である。マルチメディアデータ300は、第1区間711と第2区間712とからなる音声データと、1つの全区間1022からなる映像データとを含む。記憶部201は、音声データと映像データとを含むマルチメディアデータ300を1つ又は複数記憶することができる。
全区間1022は、上記実施形態3における映像データの第2区間722に相当する。言い換えれば、本実施形態の映像データは、第2区間722のみから構成され、第1区間721が存在しない。
CPU 101は、音声データの第1区間711を再生する際には、映像データを再生しない。また、CPU 101は、音声データの第2区間712を再生する際には、映像データの全区間1022と共に再生する。
本実施形態では、上述のステップS502において、CPU 101は、第1指示入力が示すマルチメディアデータ300のうち、音声データの第1区間711を読み出す。また、上述のステップS503において、CPU 101は、音声データの第1区間711を再生する。
つまり、ある楽曲が仮選択状態になると、音声データの第1区間711の再生音がスピーカーから流れる。このとき、CPU 101は、図4に示すような曲選択画面をモニターに表示させる。
更に、上述のステップS507において、CPU 101は、第1指示入力が示すマルチメディアデータ300のうち、音声データの第2区間712と、映像データの全区間1022とを読み出す。また、上述のステップS508において、CPU 101は、音声データの第2区間712と映像データの全区間1022とを同時に再生する。
つまり、ある楽曲が選択状態になると、音声データの第2区間712の再生音がスピーカーから流れると共に、図9の曲再生画面において、映像ウインドウ910に映像データの全区間1022の再生画像が表示される。
本実施形態によれば、第1指示入力により仮選択されたとき、マルチメディアデータ300のうち読み出すべきデータ部分のデータ量を減らすことができるので、マルチメディアデータ300の再生を更に早く開始することができるようになる。
例えば、再生される楽曲の本編に合わせてプレイヤが演奏したりダンスしたりするゲームにおいて、プレイしたい楽曲を選択画面で第1指示入力により仮選択すると、その楽曲の前奏の音声のみが先行して再生される。そして、仮選択した楽曲をゲームプレイ用の楽曲として第2指示入力により選択すると、先行して再生された前奏の後に、引き続き楽曲の本編の音声と映像が再生される。つまり、第2指示入力による楽曲の選択後に改めて前奏から再生されるのではなく、先行して再生された前奏の後に本編が再生される。従って、本編の再生に入るまでの時間を短縮することができ、ゲームを早く始めることができる。
(実施形態5)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態では、マルチメディアデータ300に含まれる音声データと映像データは、それぞれ、異なる2種類の品質のデータから構成される。再生装置200は、2種類の品質でそれぞれ作成された音声データと映像データを再生する。以下詳述する。
図11は、本実施形態のマルチメディアデータ300の構成を説明するための図である。
音声データは、第1の品質で予め作成された第1区間1101と、第2の品質で予め作成された第1区間1102と、第1の品質で作成された第2区間1103とから構成される。品質とは、例えばサンプリングレートやビットレートである。第1の品質は、第2の品質よりも相対的に高い(品質が良い)ものとする。以下、第1の品質を高品質と呼び、第2の品質を低品質と呼ぶ。
本実施形態では、2つの第1区間1101,1102のうち、第1区間1101が高サンプリングレートで作成された音声データであり、第1区間1102が低サンプリングレートで作成された音声データである。
また、第2区間1103の音声データは、第1区間1101と同じく高サンプリングレートで作成されている。第1区間1101と第2区間1103は、同じサンプリングレートで作成される。
映像データの品質についても音声データと同様である。すなわち、映像データは、第1の品質で予め作成された第1区間1151と、第2の品質で予め作成された第1区間1152と、第1の品質で作成された第2区間1153とから構成される。2つの第1区間1151,1152のうち、第1区間1151が高サンプリングレートで作成された映像データであり、第1区間1152が低サンプリングレートで作成された映像データである。
また、第2区間1153の映像データは、第1区間1151と同じく高サンプリングレートで作成されている。第1区間1151と第2区間1153は、同じサンプリングレートで作成される。
CPU 101は、マルチメディアデータ300の音声データを部分再生する場合、高品質の第1区間1101と低品質の第1区間1102とのうちどちらか一方を再生する。
同様に、CPU 101は、マルチメディアデータ300の映像データを部分再生する場合、高品質の第1区間1151と低品質の第1区間1152とのうちどちらか一方を再生する。
ただし、CPU 101は、高品質の映像データを再生する際には高品質の音声データと共に再生し、低品質の映像データを再生する際には低品質の映像データと共に再生するものとする。つまり、一緒に再生される区間の組み合わせは次の通りである。
(ペア1)音声データの第1区間1101と、映像データの第1区間1151。
(ペア2)音声データの第1区間1102と、映像データの第1区間1152。
(ペア3)音声データの第2区間1103と、映像データの第2区間1153。
本実施形態では、CPU 101は、マルチメディアデータ300を再生する場合、上記再生パターン1,2,3の代わりに、次に示す再生パターン4,5,6A,6Bのいずれかで再生する。
(再生パターン4)第1指示入力が受け付けられると、CPU 101は、受け付けられた第1指示入力によって指定されたマルチメディアデータ300のうち、音声データの第1区間1102と映像データの第1区間1152の再生を開始する。この再生パターンでは、上記ペア2で、すなわち音声・映像共に低品質で、再生される。
(再生パターン5)第1指示入力が受け付けられた後、第2指示入力が受け付けられるまで、CPU 101は、音声データの第1区間1102と映像データの第2区間1152の再生が完了すると、音声データの第1区間1102と映像データの第2区間1152の再生を開始する。この再生パターンでも、上記ペア2で、すなわち音声・映像共に低品質で、再生される。
(再生パターン6A)第2指示入力が受け付けられた後、音声データの第1区間1102と映像データの第1区間1152の再生が完了すると、CPU 101は、第2指示入力によって決定されたマルチメディアデータ300のうち、音声データの第2区間1103と映像データの第2区間1153の再生を開始する。この再生パターンでは、上記ペア2で前奏部分が再生された後、上記ペア3で本編部分が再生される。
(再生パターン6B)第2指示入力が受け付けられた後、音声データの第1区間1102と映像データの第1区間1152の再生が完了すると、CPU 101は、第2指示入力によって決定されたマルチメディアデータ300のうち、まず音声データの第1区間1101と映像データの第1区間1151を再生し、これらの再生終了後、音声データの第2区間1103と映像データの第2区間1153の再生を開始する。この再生パターンでは、上記ペア2(低品質)で前奏部分が再生された後、上記ペア1(高品質)で前奏部分が再生され、上記ペア3(高品質)で本編部分が再生される。
再生パターン6Aと6Bのどちらを選択するかについては、例えば、ユーザによって任意に決められる。つまり、CPU 101は、マルチメディアデータ300が選択された場合に再生パターン6Aで再生するか再生パターン6Bで再生するかを選択する入力をユーザから受け付ける。そして、CPU 101は、ユーザによる選択結果を外部メモリ106等の不揮発性メモリに格納しておく。
例えば図4や図8に示す曲選択画面において、第2指示入力によりいずれかの楽曲が選択されると、CPU 101は、外部メモリ106等に格納された選択結果を示す情報を読み出し、再生パターン6Aと再生パターン6Bのうちユーザによって選択された方でマルチメディアデータ300を再生する。
次に、本実施形態の再生処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、マルチメディアデータ300は、図11に示すように2種類の品質で予め作成された音声データと映像データとから構成される。
まず、CPU 101は、コントローラ105を介して第1指示入力が受け付けられたか否かを判別する(ステップS1201)。
第1指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS1201;NO)、CPU 101は、第1指示入力を受け付けるまでステップS1201の処理を繰り返す。
第1指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS1201;YES)、CPU 101は、受け付けられた第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、第2の品質(低品質)で作成された第1区間1102,1152に対応するデータ部分を、DVD−ROMからRAM 103に読み出す(ステップS1202)。
CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、ステップS1202で読み出した第1区間1102,1152のデータ部分の再生を開始する(ステップS1203)。すなわち、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300の部分再生を開始する。この再生は、上記再生パターン4に対応する。
次に、CPU 101は、コントローラ105を介して第2指示入力が受け付けられたか否かを判別する(ステップS1204)。例えば図8の曲選択画面において、楽曲を表す画像部分420のいずれかにカーソル410が置かれた状態で、ユーザによる所定の入力操作(例えば、クリック、ダブルクリック、あるいは所定キーや所定ボタンの押下など)があった場合、CPU 101は、カーソル410のある画像部分420に対応する楽曲を指定する第2指示入力を受け付けたと判別し、それ以外の場合、第2指示入力を受け付けていないと判別する。
第2指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS1204;NO)、CPU 101は、新たな第1指示入力を受け付けたか否かを判別する(ステップS1205)。
新たな第1指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS1205;YES)、CPU 101は、上述のステップS1202に戻り、ステップS1202乃至S1204の処理を繰り返す。
新たな第1指示入力が受け付けられていないと判別した場合(ステップS1205;NO)、CPU 101は、第2の品質で作成された第1区間1102,1152の再生を終了したか否かを判別する(ステップS1206)。
第1区間1102,1152の再生を終了した場合(ステップS1206;YES)、CPU 101は、上述のステップS1203に戻り、再び第1区間1102,1152の再生を開始する(ステップS1203)。この再生は、上記再生パターン5に対応する。
第1区間1102,1152の再生を終了していない場合(ステップS1206;NO)、CPU 101は、上述のステップS1204の処理に戻る。
次に、ステップS1204において、第2指示入力が受け付けられたと判別した場合(ステップS1204;YES)、CPU 101は、第1の品質(高品質)で作成された第1区間1101,1151を再生するか否かを判別する(ステップS1207)。すなわち、低品質で作成された前奏部分の再生後、高品質で作成された前奏部分を改めて再生するか否か、言い換えれば、再生パターン6A,6Bのうちどちらのパターンで再生するかが判別される。例えば、CPU 101は、予め外部メモリ106等の不揮発性メモリに格納されたユーザによる選択結果を示す情報に基づいて、再生パターン6A,6Bのうちどちらか一方を選択する。
第1の品質(高品質)で作成された第1区間1101,1151を再生すると判別した場合(ステップS1207;YES)、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、第1区間1101,1151に対応するデータ部分と、第2区間1103,1153に対応するデータ部分とを、DVD−ROMからRAM 103に読み出す(ステップS1208)。
そして、CPU 101は、ステップS1208で読み出した高品質の第1区間1101,1151のデータ部分の再生を、低品質の第1区間1102,1152の再生終了後に、開始する(ステップS1209)。更に、CPU 101は、ステップS1208で読み出した高品質の第2区間1103,1153のデータ部分の再生を、高品質の第1区間1101,1151の再生終了後に、開始する(ステップS1210)。これらの再生は、上記再生パターン6Bに対応する。
一方、第1の品質(高品質)で作成された第1区間1101,1151を再生しないと判別した場合(ステップS1207;NO)、CPU 101は、第1指示入力が示す楽曲のマルチメディアデータ300のうち、第2区間1103,1153に対応するデータ部分を、DVD−ROMからRAM 103に読み出す(ステップS1211)。
そして、CPU 101は、ステップS1211で読み出した高品質の第2区間1103,1153のデータ部分の再生を、低品質の第1区間1102,1152の再生終了後に、開始する(ステップS1210)。この再生は、上記再生パターン6Aに対応する。
CPU 101は、第2区間1103,1153の再生が終了していない場合(ステップS1212;NO)、第2区間1103,1153の再生を続行し、第2区間1103,1153の再生が終了した場合(ステップS1212;YES)、再生処理を終了する。
本実施形態によれば、再生装置200は、マルチメディアデータ300の再生を早く開始し、マルチメディアデータ300全体を途切れることなくスムーズに再生することができる。再生装置200は、マルチメディアデータ300の全区間を読み出さなくても、比較的データサイズが小さい第1区間1102,1152を読み出せば、再生を開始できる。更に、前奏部分の低品質の音声データ・映像データが再生された後、ユーザが前奏部分の高品質の音声データ・映像データを視聴したい場合には、再生装置200は、改めて高品質の音声データ・映像データで楽曲全体(前奏部分及び本編部分の両方)を再生する。従って、ユーザは低品質だけでなく高品質の音声データ・映像データも好みに応じて視聴することができる。なお、本実施形態では2種類の品質で作成されたマルチメディアデータを用意したが、3種類以上の品質で作成されたマルチメディアデータを用意し、それらのうちどの品質のマルチメディアデータを再生するかを選択できるようにすることもできる。
(実施形態6)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上記実施形態では、異なる2つの品質のうち予めユーザによって選択された品質の音声データ・映像データを再生している。一方、本実施形態では、マルチメディアデータ300の過去の再生状況に応じて、どちらの品質の音声データ・映像データを再生するかを選択する点で、上記実施形態と異なる。本実施形態は、上記実施形態5と組み合わせて実施することが可能である。以下詳述する。
CPU 101は、図13に示すように、マルチメディアデータ300の再生履歴情報1300を外部メモリ106等の不揮発性メモリに格納する。
再生履歴情報1300には、マルチメディアデータ300を一意に識別できる識別子1301と、高品質で作成された第1区間1101,1151の再生履歴1302と、高品質で作成された第2区間1103,1153の再生履歴1303とが対応付けて格納される。識別子1301と再生履歴1302,1303の1組の組み合わせのことを、1つの「レコード」と呼ぶ。
識別子1301は、例えば、予め定められた固有の番号、記号、もしくはこれらの組み合わせなどで表される。再生履歴1302,1303は、例えば、再生回数や再生日時などで表される。
上記ステップS1209において、CPU 101は、高品質で作成された第1区間1101,1151を再生すると、再生したマルチメディアデータ300の識別子1301に対応付けられた再生履歴1302を更新する。
具体的には、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第1区間1101,1151を初めて再生する場合、再生履歴1302の再生回数に、初期値“1”をセットする。また、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第1区間1101,1151を2回目以降に再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別符号1301に対応する再生履歴1302の再生回数をインクリメントする。
あるいは、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第1区間1101,1151を初めて再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1302の再生日時に、初めて第1区間1101,1151の再生を開始した日時をセットする。また、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第1区間1101,1151を2回目以降に再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1302の再生日時を、2回目以降に第1区間1101,1151の再生を開始した日時に書き換える。
上記ステップS1212において、CPU 101は、第2区間1103,1153を再生すると、再生したマルチメディアデータ300の識別子1301に対応付けられた再生履歴1303を更新する。
具体的には、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第2区間1103,1153を初めて再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1303の再生回数に、初期値“1”をセットする。また、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第2区間1103,1153を2回目以降に再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1303の再生回数をインクリメントする。
あるいは、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第2区間1103,1153を初めて再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1303の再生日時に、初めて第2区間1103,1153の再生を開始した日時をセットする。また、CPU 101は、あるマルチメディアデータ300の第2区間1103,1153を2回目以降に再生する場合、そのマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1303の再生日時を、2回目以降に第2区間1103,1153の再生を開始した日時に書き換える。
上記ステップS1207において、CPU 101は、再生履歴情報1300に基づいて、高品質で作成された第1区間1101,1151を再生するか否か(つまり再生パターン6Aと再生パターン6Bのどちらを採用するか)を判別する。この判別手法には幾つかのバリエーションがある。
例えば、CPU 101は、第2指示入力により選択状態に設定されたマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1302を参照し、再生回数がゼロ回の場合には再生パターン6Bを採用し、再生回数が1回以上の場合には再生パターン6Aを採用することができる。すなわち、CPU 101は、高品質で作成された第1区間1101,1151を1回も再生したことがなければ、高品質で作成された第1区間1101,1151を再生する。従って、高品質で作成された音声データ・映像データが、ユーザに少なくとも1回以上視聴してもらえるようになる。なお、CPU 101は、第2区間1103,1153の再生履歴1303を格納しなくてもよい。
例えば、CPU 101は、第2指示入力により選択状態に設定されたマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1302,1303を参照し、再生履歴1303の再生回数に対する再生履歴1302の再生回数の割合が所定値以上の場合には再生パターン6Bを採用し、そうでない場合には再生パターン6Aを採用することができる。再生履歴1303の再生回数は、マルチメディアデータ300を最後まで再生した回数(前奏と本編を続けて再生した回数)とみなすことができる。つまり、再生履歴1303の再生回数に対する再生履歴1302の再生回数の割合は、ユーザがマルチメディアデータ300を高品質で視聴したいと望んでいる度合いを表すパラメータとみなせる。従って、再生装置200は、ユーザが高品質で視聴したいと望んでいるか否かを推測し、ユーザの嗜好に合うように、推測結果に応じて高品質と低品質を使い分けることができる。
例えば、第2指示入力により選択状態に設定されたマルチメディアデータ300の識別子1301に対応する再生履歴1302を参照し、再生日時が現在日時から所定時間以内の場合には再生パターン6Bを採用し、そうでない場合には再生パターン6Aを採用することができる。すなわち、CPU 101は、高品質で作成された第1区間1101,1151を最後に再生してから所定時間が経過すると、次回再生時には高品質で作成された第1区間1101,1151を再生する。
本実施形態によれば、再生装置200は、ユーザの嗜好に合うように品質を選んで再生することができ、且つ、マルチメディアデータ300の再生を早く開始しスムーズに再生することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
コンピュータを再生装置200の全部又は一部として動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、マルチメディアデータの再生を早く開始でき且つスムーズに再生できるようにするために好適な再生装置、再生方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
本発明の再生装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示す図である。 再生装置の機能的な構成を説明するための図である。 マルチメディアデータの構成を説明するための図である。 曲選択画面の構成例である。 再生処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2の再生処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3のマルチメディアデータの構成を説明するための図である。 実施形態3の曲選択画面の構成例である。 実施形態3の曲再生画面の構成例である。 実施形態4のマルチメディアデータの構成を説明するための図である。 実施形態5のマルチメディアデータの構成を説明するための図である。 実施形態5の再生処理を説明するためのフローチャートである。 再生履歴情報の構成例である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 DVD−ROMドライブ
108 画像処理部
109 音声処理部
110 NIC
200 再生装置
201 記憶部
202 受付部
203 再生部
300,300A,300B マルチメディアデータ
310 第1区間(前に再生されるべき区間)
320 第2区間(後に再生されるべき区間)
410 カーソル
420,420A〜420E 画像部分
711 音声データの第1区間
712 音声データの第2区間
721 映像データの第1区間
722 映像データの第2区間
810,810A〜810E 曲選択画面の映像ウインドウ
910 曲再生画面の映像ウインドウ
1022 映像データの全区間
1101 音声データの第1の品質(高品質)の第1区間
1102 音声データの第2の品質(低品質)の第1区間
1103 音声データの第1の品質(高品質)の第2区間
1151 映像データの第1の品質(高品質)の第1区間
1152 映像データの第2の品質(低品質)の第1区間
1153 映像データの第1の品質(高品質)の第2区間
1300 再生履歴情報
1301 識別子
1302 高品質の第1区間の再生履歴
1303 第2区間の再生履歴

Claims (9)

  1. 連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータを記憶する記憶部と、
    当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける受付部と、
    当該第1指示入力が受け付けられると、前記受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する、再生部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 請求項1に記載の再生装置であって、
    前記再生部は、当該第2指示入力が受け付けられると、当該後に再生されるべき区間の再生の準備を開始し、当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該後に再生されるべき区間の再生の準備が完了していれば、当該後に再生されるべき区間の再生を開始し、当該準備が完了していなければ、当該前に再生されるべき区間の再生を開始する、
    ことを特徴とする再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の再生装置であって、
    前記記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間の品質は、当該後に再生されるべき区間の品質より低い、
    ことを特徴とする再生装置。
  4. 請求項3に記載の再生装置であって、
    前記再生部は、当該マルチメディアデータの音声と映像を再生し、
    当該前に再生されるべき区間の映像が表示される領域の面積は、当該後に再生されるべき区間の映像が表示される領域の面積より小さい、
    ことを特徴とする再生装置。
  5. 請求項3に記載の再生装置であって、
    当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータは、音声のデータからなり、
    当該後に再生されるべき区間のマルチメディアデータは、音声のデータと映像のデータとからなる、
    ことを特徴とする再生装置。
  6. 請求項1又は2に記載の再生装置であって、
    前記記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間は、第1の品質のマルチメディアデータ及び第2の品質のマルチメディアデータからなり、
    当該後に再生されるべき区間は、当該第1の品質のマルチメディアデータからなり、
    当該第1の品質は、当該第2の品質よりも高く、
    前記再生部は、当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータとして、当該第1の品質と当該第2の品質とのうち、予めユーザにより選択された品質のマルチメディアデータを再生する、
    ことを特徴とする再生装置。
  7. 請求項1又は2に記載の再生装置であって、
    前記記憶されるマルチメディアデータのうち、当該前に再生されるべき区間は、第1の品質のマルチメディアデータ及び第2の品質のマルチメディアデータからなり、
    当該後に再生されるべき区間は、当該第1の品質のマルチメディアデータからなり、
    当該第1の品質は、当該第2の品質よりも高く、
    前記記憶部は、前記再生部による再生履歴を更に記憶し、
    前記再生部は、前記記憶された再生履歴に基づいて、当該前に再生されるべき区間のマルチメディアデータとして、当該第1の品質と当該第2の品質とのうちのいずれかを選択し、当該選択した品質のマルチメディアデータを再生する、
    ことを特徴とする再生装置。
  8. 記憶部、受付部、再生部を有する再生装置にて実行される再生方法であって、
    前記記憶部には、連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータが記憶され、
    前記受付部が、当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける受付ステップと、
    当該第1指示入力が受け付けられると、前記再生部が、前記受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、前記再生部が、当該前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、前記再生部が、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する、再生ステップと、
    を備えることを特徴とする再生方法。
  9. コンピュータを、
    連続して再生されるべき2つの区間からなるマルチメディアデータを記憶する記憶部、
    当該複数のマルチメディアデータからいずれかを指定する第1指示入力と、当該指定されたマルチメディアデータのうち後に再生されるべき区間を再生することを決定する第2指示入力とを受け付ける受付部、
    当該第1指示入力が受け付けられると、前記受け付けられた第1指示入力に指定されるマルチメディアデータのうち、前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第1指示入力が受け付けられた後、当該第2指示入力が受け付けられるまで、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該前に再生されるべき区間の再生を開始し、
    当該第2指示入力が受け付けられた後、当該前に再生されるべき区間の再生が完了すると、当該第2指示入力により決定されるマルチメディアデータのうち、当該後に再生されるべき区間の再生を開始する、再生部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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