JP2010002082A - 除加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸着材モジュール3は、ペルチェ素子30が吸着素子31A、31Bの通風方向における風上側に寄せて配設する。
これにより、吸着素子31A、31Bの風上側を強く加熱/冷却するよう加熱/冷却能力に勾配を付ける。つまり、吸着素子31A、31Bの風下側は、風上側からの熱伝導と、風上側で加熱/冷却された空気の熱伝達とによって加熱/冷却されるため、熱源は吸着素子31A、31Bに対して均一に配置するよりも、風上側を強く加熱/冷却するように配置した方が、吸着素子31A、31Bの略全面が必要温度を満たすような、効率的な加熱/冷却をすることができる。これにより、無駄な電力を使うことなく、吸着素子31A、31Bの略全面で充分な吸着/脱離作用を発揮させることができる。
【選択図】図1
Description
空気の流れ方向におけるペルチェ素子(30)の長さが、空気の流れ方向におけるフィン(33)の長さよりも短く形成されているとともに、フィン(33)に対してペルチェ素子(30)が空気流れの風上側となる位置に配設されていることを特徴としている。
空気の流れ方向における両ヒータ(41A、41B)の長さが、空気の流れ方向におけるフィン(33)の長さよりも短く形成されているとともに、フィン(33)に対して両ヒータ(41A、41B)が空気流れの風上側となる位置に配設されていることを特徴としている。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜6を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態における除加湿装置の構造概要を示し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。なお、本実施形態は、本発明の除加湿装置を車両の車室内に搭載して、車室内空気を取り込んで除湿空気と加湿空気とを吹き出す車両用の除加湿装置に適用したものである。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は、本発明の第2実施形態における除加湿装置の側面部分断面図である。なお、本実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図8は、本発明の第3実施形態における除加湿装置の平面部分断面図である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態の吸着材モジュール3αは、フィン33に沿って通過する風速が大きい部分ほど、通風方向におけるペルチェ素子30(もしくは両ヒータ41A、41B)の長さが長くなっており、フィン33に沿って通過する風速が小さい部分ほど、通風方向におけるペルチェ素子30もしくは両ヒータ41A、41B)の長さが短くなっている。
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態は、本除加温装置を車両に搭載して用いたものであるが、通常の室内で用いても良く、加湿を必要とする室(例えば、寝室)内の所定空間(例えば、寝具の枕元周り)に加湿した空気を吹き出し、除湿を必要とする空間(例えば、結露し易い窓や壁)側には除湿された空気を吹き出すように使っても良い。
2…送風機(送風手段)
3、3α…吸着材モジュール
4…流路切替部
6…流路切替ドア
8…加湿風吹出口
9…除湿風吹出口
30…ペルチェ素子
30a、30b…板面
31A…第1の吸着素子
31B…第2の吸着素子
33…フィン
41A…第1のヒータ
41B…第2のヒータ
Claims (6)
- 空気を取り込んで除湿された空気と加湿された空気とにして吹き出す除加湿装置であり、
空気流通路としてのケーシング(1)には、送風手段(2)、吸着材モジュール(3)および流路切替部(4)が空気の流れ方向に沿って順に配設され、前記ケーシング(1)の最下流部には、加湿風を吹き出す加湿風吹出口(8)と、除湿風を吹き出す除湿風吹出口(9)とが設けられ、
前記吸着材モジュール(3)は、吸熱部および放熱部としてそれぞれ機能する一対の板面(30a、30b)を備えたペルチェ素子(30)と、前記ペルチェ素子(30)に熱伝達可能な状態で接続され且つ前記空気の流れ方向に沿って形成された複数のフィン(33)と、前記複数のフィン(33)の表面に吸着材を把持させて前記板面(30a、30b)のそれぞれに配置された第1の吸着素子(31A)および第2の吸着素子(31B)とを備え、前記送風手段(2)によって送気される空気が前記両吸着素子(31A、31B)を通過可能に前記ケーシング(1)内に配置され、
前記流路切替部(4)は、前記加湿風吹出口(8)および前記除湿風吹出口(9)に対し、前記第1の吸着素子(31A)を通過した空気と前記第2の吸着素子(31B)を通過した空気とを別々に分配可能で、かつ分配先を流路切替ドア(6)によって切り替え可能に構成され、
前記ペルチェ素子(30)に流れる電流を逆転させて前記ペルチェ素子(30)の吸熱部と放熱部とを入れ替えるとともに、前記流路切替部(4)は前記電流の逆転に応じて前記流路切替ドア(6)によって各空気の分配先を切り替えるように構成されている除加湿装置において、
前記空気の流れ方向における前記ペルチェ素子(30)の長さが、前記空気の流れ方向における前記フィン(33)の長さよりも短く形成されているとともに、前記フィン(33)に対して前記ペルチェ素子(30)が前記空気流れの風上側となる位置に配設されていることを特徴とする除加湿装置。 - 空気を取り込んで除湿された空気と加湿された空気とにして吹き出す除加湿装置であり、
空気流通路としてのケーシング(1)には、送風手段(2)、吸着材モジュール(3α)および流路切替部(4)が空気の流れ方向に沿って順に配設され、前記ケーシング(1)の最下流部には、加湿風を吹き出す加湿風吹出口(8)と、除湿風を吹き出す除湿風吹出口(9)とが設けられ、
前記吸着材モジュール(3α)は、前記空気の流れ方向に沿って形成された複数のフィン(33)と、前記複数のフィン(33)の表面に吸着材を把持させた第1の吸着素子(31A)および第2の吸着素子(31B)と、前記第1の吸着素子(31A)を加熱する第1のヒータ(41A)と、前記第2の吸着素子(31B)を加熱する第2のヒータ(41B)とを備え、前記送風手段(2)によって送気される空気が前記両吸着素子(31A、31B)を通過可能に前記ケーシング(1)内に配置され、
前記流路切替部(4)は、前記加湿風吹出口(8)および前記除湿風吹出口(9)に対し、前記第1の吸着素子(31A)を通過した空気と前記第2の吸着素子(31B)を通過した空気とを別々に分配可能で、かつ分配先を流路切替ドア(6)によって切り替え可能に構成され、
前記両ヒータ(41A、41B)へ交互に通電して前記両吸着素子(31A、31B)を交互に加熱するとともに、前記流路切替部(4)は前記両ヒータ(41A、41B)への通電切り替えに応じて前記流路切替ドア(6)によって各空気の分配先を切り替えるように構成されている除加湿装置において、
前記空気の流れ方向における前記両ヒータ(41A、41B)の長さが、前記空気の流れ方向における前記フィン(33)の長さよりも短く形成されているとともに、前記フィン(33)に対して前記両ヒータ(41A、41B)が前記空気流れの風上側となる位置に配設されていることを特徴とする除加湿装置。 - 前記フィン(33)に沿って通過する前記空気の流れ速度が大きい部分ほど、前記空気の流れ方向における前記ペルチェ素子(30)、もしくは前記両ヒータ(41A、41B)の長さが大きくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の除加湿装置。
- 前記ペルチェ素子(30)、もしくは前記両ヒータ(41A、41B)の前記空気の流れ方向における長さが、前記フィン(33)の前記空気の流れ方向における長さの略半分であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の除加湿装置。
- 前記ペルチェ素子(30)、もしくは前記両ヒータ(41A、41B)の前記空気の流れ方向における上流端位置と、前記フィン(33)の前記空気の流れ方向における上流端位置とが略同じであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の除加湿装置。
- 前記吸着材モジュール(3、3α)において、前記ペルチェ素子(30)、もしくは前記両ヒータ(41A、41B)の前記空気の流れ方向下流側は、前記第1の吸着素子(31A)と前記第2の吸着素子(31B)とが分離、断熱されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の除加湿装置。
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JP2008159577A JP2010002082A (ja) | 2008-06-18 | 2008-06-18 | 除加湿装置 |
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2008
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