JP2014097468A - 除湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる除湿器を提供する。
【解決手段】除湿器10は、空気が通過する除湿材13と、除湿材13に冷媒の熱を伝達する伝熱部材14とを備え、伝熱部材14は、冷媒が内部を流れる冷媒通過ブロック15と、この冷媒通過ブロック15より突出され、除湿材13内に配置された複数の放熱プレート16を有し、再生時には高温の冷媒を冷媒通過ブロック15内に流し、除湿時には低温の冷媒を冷媒通過ブロック15内に流す。
【選択図】図2

Description

本発明は、除湿材を使用した除湿器に関する。
例えば、この種の除湿器を搭載した車両用空気調和装置が種々提案されている。つまり、内燃機関を空調風の加熱源として利用できない電気自動車等では、ヒートポンプ式冷凍サイクルを冷却源のみならず加熱源として通常では利用する。そして、暖房時の小動力化(省エネルギー化)のためには、車室内の空気を循環させる内気循環で暖房運転することが有効である。しかし、暖房時に内気循環させると、車室内の湿度が乗員の呼気に含まれる水分によって上昇し、窓曇り等が発生する。このため、空気中の湿度を除湿材を有する除湿器で低減し、内気循環モードでも除湿暖房を可能とする。
この種の従来例の車両用空気調和装置として、特許文献1に開示されたものがある。この車両用空気調和装置100は、図11に示すように、空調ユニット101を有する。空調ユニット101の送風路102には、ブロア103や室内熱交換器104,105が配置されている。又、送風路102には、車外に通じる空気排出路102aに跨る位置に除湿材を有する除湿器110が配置されている。除湿器110は、回転式であり、回転によっていずれか半分が空気排出路102aに臨む位置に配置できるようになっている。除湿器110の直ぐ上流で、且つ、空気排出路102a側には、ヒータ111が配置されている。
この車両用空気調和装置100では、内気暖房モードでは、車室内の空気を送風路102内に吸引し、この吸引した空気を加熱すると共に除湿器110で除湿する。従って、内気循環で除湿暖房を行うことできる。
送風路102の一部空気は、ヒータ111で加熱され、再生(脱湿)に適した高温とされて除湿器110の半分に送られる。この高温の空気によって除湿器110の除湿材が空気に水分を放出し、多湿の空気が空気排出路102aより外部に排気される。このようにして除湿器110の再生が行われる。
特開2006−240574号公報
しかしながら、前記従来の除湿器110では、除湿材に送られる空気をその手前のヒータ111で加熱し、空気によって除湿材が加熱されることで再生(脱湿)に適した温度(以下、再生温度)になる。従って、短時間(瞬時)に確実に除湿材を再生温度にすることができない。更に再生熱源がヒータ111であることと除湿器110を常時回転させるために多くの電力を消費している。又、除湿材は、その除湿性能が温度に依存するため、除湿時には除湿に適した温度(以下、除湿温度)にすることが小動力(小電力)に貢献するが、従来の除湿器110ではこのコントロールが出来ない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、短時間で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる除湿器を提供することを目的とする。
本発明は、空気が通過する除湿材と、前記除湿材に冷媒の熱を伝達する伝熱部材とを備えたことを特徴とする除湿器である。
前記伝熱部材は、冷媒が内部を流れる冷媒通過ブロックと、前記冷媒通過ブロックより突出され、前記除湿材内に配置された放熱部とを備える構成であっても良い。
前記放熱部は、空気が周囲を通過するよう配置されるものであっても良い。
前記放熱部は、前記除湿材に挿入された複数の平板状の放熱プレートであっても良い。
前記放熱プレートは、多数の孔を有する構成であっても良い。
前記放熱プレートは、通過する空気流の方向に向かって切り起こされた多数の切り起し部を有する構成であっても良い。
前記放熱部は、前記除湿材を貫通する複数のピン状の放熱ピンであっても良い。
前記冷媒は、ヒートポンプ式冷凍サイクルを循環する冷媒であっても良い。
本発明によれば、冷媒の熱を受けた伝熱部材で除湿材自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる。又、除湿材に送られる空気を手前で加熱するのではなく、除湿材を流れる過程で加熱するため、従来例に較べて小さな加熱エネルギーで足り、小動力化になる。
本発明の第1実施形態を示し、除湿器(第1実施形態)を搭載した車両用空気調和装置の概略構成図である。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は伝熱部材の断面図、(c)は除湿材の断面図、(d)は伝熱部材の平面図、(e)は(c)のB−B線断面図である。 車両用空気調和装置にあって、走行中における暖房/内気循環/除湿モードの動作図である。 車両用空気調和装置にあって、充電中における冷房/再生(脱湿)モードの動作図である。 本発明の除湿器の第2実施形態を示し、(a)は伝熱部材の平面図、(b)はC−C線断面図である。 本発明の除湿器の第3実施形態を示し、(a)は伝熱部材の断面図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 本発明の除湿器の第4実施形態を示し、(a)は伝熱部材の断面図、(b)は(a)のE−E線断面図である。 本発明の除湿器の第5実施形態を示し、(a)は伝熱部材の断面図、(b)は(a)のF−F線断面図である。 本発明の除湿器の第6実施形態を示し、(a)は除湿器の正面図、(b)は(a)のG−G線断面図である。 除湿する空気を冷却すると、除湿量が増加することを説明するための湿り空気線である。 従来例を示し、車両用空気調和装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の除湿器を車両用空気調和装置に搭載した実施形態を示す。
図1に示すように、車両は、電気自動車(EV)である。車両は、車室内の空調を行う車両用空気調和装置1と、車両の電力源であるバッテリ装置50とを備えている。
車両用空気調和装置1は、ヒートポンプ式(蒸気圧縮式)冷凍サイクル2と空調ケース20とを備えている。
(ヒートポンプ式冷凍サイクル)
ヒートポンプ式冷凍サイクル2は、電動コンプレッサ3と室内熱交換器4と室外熱交換器5と冷媒減圧手段6とアキュムレータ7とメイン流路切換手段である四方弁8とを備え、これらが下記する暖房循環路と冷房循環路を構成するよう各冷媒配管9によって接続されている。
四方弁8は、電動コンプレッサ3からの高温高圧の冷媒が室内熱交換器4、冷媒減圧手段6、室外熱交換器5、アキュムレータ7の順に流れて電動コンプレッサ3に戻る暖房循環路と、室外熱交換器5、冷媒減圧手段6、室内熱交換器4、アキュムレータ7の順に流れて電動コンプレッサ3に戻る冷房循環路とを選択的に切り換える。
電動コンプレッサ3は、例えばベーン型であり、制御手段(図示せず)からの指令によってオン・オフや回転数が制御される。
室内熱交換器4は、空調ケース20のメイン送風路21Aに配置されている。室内熱交換器4は、冷媒と空調ケース20内を通過する空気、つまり、車室内に供給される空気との間で熱交換する。
室外熱交換器5は、例えばエンジンルーム内に配置されている。室外熱交換器5は、冷媒と車室外の空気との間で熱交換する。
冷媒減圧手段6は、室内熱交換器4と室外熱交換器5の間に配置されている。冷媒減圧手段6は、2つの並列通路を有する。その一方の通路には、第1膨張弁6aと第1開閉電磁弁6bが直列接続されている。他方の通路には、第2膨張弁6cと第2開閉電磁弁6dが直列接続されている。ヒートポンプ式冷凍サイクル2を暖房循環路(暖房モード)として動作させる場合には、第1開閉電磁弁6bを閉位置、第2開閉電磁弁6dを開位置とし、第2膨張弁6cで冷媒を減圧することにより室内熱交換器4をコンデンサ、室外熱交換器5をエバポレータとして機能させることができる。ヒートポンプ式冷凍サイクル2を冷房循環路(冷房モード)として動作させる場合には、第1開閉電磁弁6bを開位置、第2開閉電磁弁6dを閉位置とし、第1膨張弁6aで冷媒を減圧することにより室外熱交換器5をコンデンサ、室内熱交換器4をエバポレータとして機能させることができる。第1開閉電磁弁6b及び第2開閉電磁弁6dは、制御手段(図示せず)によって制御される。
アキュムレータ7は、室外熱交換器5又は室内熱交換器4から送られてきた冷媒の内で余剰冷媒を一時的に溜めると共にガス冷媒のみを電動コンプレッサ3に送る。
また、ヒートポンプ式冷凍サイクル2は、除湿器10と、冷媒を除湿器10に循環させる除湿器循環路11と、サブ流路切換手段である2箇所の三方弁12a,12bとを有する。除湿器循環路11は、暖房循環路では低圧側の冷媒を除湿器10に導く。除湿器循環路11は、冷房循環路では高圧側の冷媒を除湿器10に導く。2箇所の三方弁12a,12bは、除湿器循環路11の上流接続位置と下流接続位置に設けられている。2箇所の三方弁12a,12bは、冷媒を除湿器循環路11に流し、除湿器10に循環させる経路と、冷媒を除湿器10に流さずにショートカットする経路に切り換えできる。2箇所の三方弁12a,12bは、制御手段(図示せず)によって切換制御される。除湿器10の構成は、下記に詳述する。
(空調ケース)
空調ケース20は、内部に送風路21を有する。送風路21は、メイン送風路21Aと、内気循環通路22と、メイン送風路21Aの最上流位置と内気循環通路22の最下流位置を連通する第1連通路23とから構成されている。
メイン送風路21Aの最上流位置には、外気導入口24が設けられている。外気導入口24には、防塵フィルタ40が配置されている。外気導入口24は、外気導入ドアD1によって開閉される。外気導入ドアD1は、閉位置(a)では外気導入口24を閉塞し、且つ、第1連通路23を開口する。外気導入ドアD1は、開位置(b)では、外気導入口24を開口し、且つ、第1連通路23を閉塞する。
メイン送風路21Aには、上流側から順にブロア25、室内熱交換器4、エアミックスドアD2、第1加熱手段である第1PTCヒータ26が配置されている。ブロア25は、外気導入ドアD1などの位置に応じて外気や内気をメイン送風路21Aに吸引する。エアミックスドアD2は、第1PTCヒータ26を通過する送風とバイパスする送風との配風割合を調整する。エアミックスドアD2は、閉位置(a)では全ての送風を第1PTCヒータ26の迂回路を通し、開位置(b)では、全ての送風を第1PTCヒータ26を通す。第1PTCヒータ26は、PTC素子(Positive Temperature Coefficient)の発熱体による自己温度制御型のヒータであり、自動的に自ら上限温度管理を行うため、外部からの制御が不要である。第1PTCヒータ26は、制御手段によってオン・オフが制御される。下記する第2PTCヒータ31も同様の構成である。
メイン送風路21Aの最下流位置には、デフロスタ吹出口27、ベント吹出口28及びフット吹出口29が設けられている。各吹出口27,28,29は、各ドアD10〜D12によって開閉される。各吹出口27,28,29より空調風が車室内に吹き出される。また、メイン送風路21Aの最下流位置は、下記する第2連通路55を介してバッテリケース51に接続されている。
内気循環通路22の最上流位置には、内気導入口30が設けられている。内気導入口30は、車室内に開口している。内気導入口30は、下記するバッテリ第2出口ドアD6によって開閉される。内気循環通路22には、上流側より順に第2加熱手段である第2PTCヒータ31、除湿器10が配置されている。第2PTCヒータ31は、制御手段によってオン・オフが制御される。内気循環通路22の最下流位置には、空気排出口32が設けられている。空気排出口32は、空気排出ドアD3によって開閉される。空気排出ドアD3は、閉位置(a)では空気排出口32を閉塞し、且つ、第1連通路23を開口する。空気排出ドアD3は、開位置(b)では、空気排出口32を開口し、且つ、第1連通路23を閉塞する。又、内気循環通路22の最上流位置は、下記するように、第3連通路56を介してバッテリケース51に接続されている。
(バッテリ装置)
バッテリ装置50は、バッテリケース51と、このバッテリケース51内に配置され、空気を吸引するバッテリ冷却用ブロア52と、車両用排熱源であるバッテリパック53とを有する。
バッテリケース51には、車室に開口するバッテリ空気出口54が設けられている。バッテリ空気出口54は、バッテリ第1出口ドアD4によって開閉される。バッテリ第1出口ドアD4は、閉位置(a)ではバッテリ空気出口54を閉塞し、開位置(b)では、バッテリ空気出口54を開口する。
バッテリケース51内は、メイン送風路21Aの最下流位置に第2連通路55を介して接続されている。第2連通路55には、車室に開口するバッテリ空気入口57が設けられている。バッテリ入口ドアD5によって第2連通路55とバッテリ空気入口57が開閉される。バッテリ入口ドアD5は、閉位置(a)ではバッテリ空気入口57を開口し、且つ、第2連通路55を閉塞する。バッテリ入口ドアD5は、開位置(b)では、バッテリ空気入口57を閉塞し、且つ、第2連通路55を開口する。
バッテリケース51内は、内気循環通路22の最上流位置に第3連通路56を介して接続されている。第3連通路56には、上記した内気導入口30が開口している。バッテリ第2出口ドアD6によって第3連通路56と内気導入口30が開閉される。バッテリ第2出口ドアD6は、閉位置(a)では内気導入口30を開口し、且つ、第3連通路56を閉塞する。バッテリ第2出口ドアD6は、開位置(b)では、内気導入口30を閉塞し、且つ、第3連通路56を開口する。バッテリ第2出口ドアD6は、内気導入ドアを兼用している。
バッテリパック53は、バッテリケース51内に送風隙間を開けて配置されている。バッテリ冷却用ブロア52によってバッテリケース51内に吸引された空気は、バッテリパック53の周囲等を通過してバッテリパック空気出口54や第3連通路56より排出される。
(センサ)
また、車両用空気調和装置1は、車室内の温度を検出する室内温度センサS1と、車両の外部の温度を検出する外気温度センサS2と、除湿器10の通過直前の空気圧力を検出する第1圧力検出センサS3と、除湿器10の通過直後の空気圧力を検出する第2圧力検出センサS4と、除湿器10の通過直前の空気温度を検出する第1温度検出センサS5と、除湿器10の通過直後の空気温度を検出する第2温度検出センサS6とを備えている。
(制御手段)
制御手段(図示せず)は、操作パネル(図示せず)への入力データ、各種センサS1〜S6の検出データ等に基づいて、車両用空気調和装置1の各機器、車両用空気調和装置1の各ドア、バッテリ装置50の各ドア等を制御する。
(除湿器)
除湿器10は、図2(a)〜(e)に示すように、方形ブロック状の除湿材13と、除湿材13に熱を伝達する伝熱部材14とから構成されている。除湿材13は、多数の平板と波形状の除湿シート13aが積層されて構成されている。除湿材13は、除湿シート13aの波形形状によって隙間が形成され、この隙間を内気循環通路22を流れる空気流が通過できるように形成されている。除湿材13には、等間隔にプレート挿入スペース13bが形成されている。除湿材13は、高吸水性高分子材より形成されている。高吸水性高分子材は、低温では、通過する空気中の水分を飽和するまで内部に吸湿する。除湿の最適温度(除湿温度)は、5℃〜20℃の範囲である。高吸水性高分子材は、高温では、内部に吸収した水分を外部に脱湿(放湿)、つまり、再生する。再生(脱湿)の最適温度(再生温度)は、40℃〜70℃の範囲である。
伝熱部材14は、熱伝導性に優れた部材より形成されている。伝熱部材14は、冷媒通過ブロック15と、この冷媒通過ブロック15にろう付け等により接続され、冷媒通過ブロック15より等間隔に突出された放熱部である複数の放熱プレート16とから構成されている。冷媒通過ブロック15内には冷媒通路15aが形成されている。この冷媒通路15aの出入口にヒートポンプ式冷凍サイクル2の除湿器循環路11の配管が接続されている。
複数の放熱プレート16は、それぞれ平板状である。複数の放熱プレート16は、除湿材13の各プレート挿入スペース13bにそれぞれ挿入されている。これにより、複数の放熱プレート16は、除湿材13を挟んで保持している。各放熱プレート16は、除湿材13に密着していると共に、空気が周囲を通過するよう配置されている。放熱プレート16は、ほぼ等間隔に点在された多数の通気孔16aを有する。つまり、除湿器10は、高温の冷媒が伝熱部材14に流出入されると、高温の冷媒熱によって除湿材13が再生(脱湿)に適した高温(再生温度)になる。低温の冷媒が伝熱部材14に流出入されると、低温の冷媒熱によって除湿材13が除湿に適した低温(除湿温度)になる。
(除湿器の除湿・再生)
次に、車両用空気調和装置1及びバッテリ装置50の動作に関連した除湿器10の除湿モードと再生モードを説明する。除湿器10の除湿モードは、車室内の空調時に行われるため、走行時における内気循環の暖房時を例に説明する。除湿器10の再生モードは、基本的には急速充電時に行われるため、充電時における冷房時を例に説明する。
(走行中の暖房/内気循環/除湿モード)
図3に示すように、走行中の暖房/内気循環/除湿モードでは、ヒートポンプ式冷凍サイクル2は、四方弁8が暖房循環路(暖房モード)を選択する位置に、第1及び第2開閉電磁弁6b,6dが第2膨張弁6cで冷媒を減圧する位置に設定され、室内熱交換器4は、コンデンサとして作動される。2つの三方弁12a,12bが冷媒を除湿器循環路11に流す選択位置にそれぞれ設定される。
外気導入ドアD1は閉位置(a位置)、バッテリ入口ドアD5は閉位置(a位置)、バッテリ第1出口ドアD4は開位置(b位置)、バッテリ第2出口ドアD6は閉位置(a位置)に設定される。
空調ケース20内には、ブロア25の吸引力によって内気導入口30より内気が導入され、導入された内気が第2PTCヒータ31、除湿器10を通り、その後、室内熱交換器4、第1PTCヒータ26を通って車室内に供給される。空調ケース20内を通過する内気は、室内熱交換器4、第1PTCヒータ26で加熱され、車室内には温風が吹き出される。第1PTCヒータ26は、室内熱交換器4の加熱量が足りない場合にオンし、室内熱交換器4の加熱量で足りている場合にはオフする。
この空調ケース20内を通過する内気は、その水分が除湿器10を通過する過程で吸収される。従って、車室内には湿度の低い空気が供給される。ここで、除湿器10は、ヒートポンプ式冷凍サイクル2の低温の冷媒で冷却(℃〜20℃)され、除湿性能が非常に高い状態に設定されるため、効率的に空気中の水分を吸収する(図13参照)。
バッテリ装置50のバッテリケース51内には、バッテリ冷却用ブロア52の吸引力によってバッテリ空気入口57より内気(温風)が導入され、バッテリパック53の周囲を通ってバッテリ空気出口54より排出される。このような循環空気によって、走行中で充放電を繰り返して温度上昇しているバッテリパック53が冷却される。
(充電中(急速及び普通)の冷房/再生(脱湿)モード)
図4に示すように、充電中(急速及び普通)の冷房/再生(脱湿)モードは、ヒートポンプ式冷凍サイクル2は、四方弁8が冷房循環路(冷房モード)を選択する位置に、第1及び第2開閉電磁弁6b,6dが第1膨張弁6aで冷媒を減圧する位置に設定され、室内熱交換器4は、エバポレータとして作動される。2つの三方弁12a,12bが除湿器循環路11を選択する位置にそれぞれ設定される。
外気導入ドアD1は開位置(b位置)、空気排出ドアD3は開位置(b位置)、バッテリ入口ドアD5は閉位置(a位置)、バッテリ第1出口ドアD4は閉位置(a位置)、バッテリ第2出口ドアD6は開位置(b位置)に設定される。尚、図4において、符号60は、充電器である。
空調ケース20内には、ブロア25の吸引力によって外気導入口24より外気が導入される。導入された外気は、室内熱交換器4を通って車室内に供給される。空調ケース20内を通過する外気は、室内熱交換器4で冷却され、車室内には冷風が供給される。
バッテリ装置50のバッテリケース51内には、バッテリ冷却用ブロア52の吸引力によってバッテリ空気入口57より内気(冷風)が導入され、バッテリパック53の周囲を通って第3連通路56を通って空調ケース20に導かれる。このような循環空気によって、走行中で充放電を繰り返して温度上昇しているバッテリパック53が冷却される。空調ケース20に導かれた内気は、第2PTCヒータ31、除湿器10を通って空気排出口32より外部に排出される。
除湿器10は、ヒートポンプ式冷凍サイクル2の高温の冷媒による熱を受けて高温となり、除湿器10を通過する空気も加熱されるので、除湿器10の除湿材13自体の脱湿性能が非常に高い状態に設定されるため、外気導入モードで湿度が低い空気が通過することも相俟って、除湿器10の除湿材13が効率的に空気中に水分を放出する。
ここで、除湿器10の温度をヒートポンプ式冷凍サイクル2の高温の冷媒のみで所望の高温とすることができる場合には、第2PTCヒータ31はオフで良いが、除湿器10を所望の高温にできない場合には、第2PTCヒータ31をオン・オフ制御する。具体的には、除湿器10の前後の第1及び第2温度検出センサS5,S6を検知して第2PTCヒータ31をオン制御し、除湿器10を通過する空気を40℃〜70℃の範囲に加熱する。このようにして、除湿器10の除湿材13自在の脱湿性能を最も高い状態に設定すれば、外気導入モードで湿度が低い空気が通過することも相俟って、除湿器10の除湿材13が最も効率的に空気中に水分を放出するようにできる。
除湿器10の再生は、上記したように基本的には充電時に行われる。特に、急速充電ではバッテリパック53の発熱が多く、冷風で冷やすのが通常である。本車両用空気調和装置1では、バッテリ装置50の冷却に使用し、温度が上昇した冷風、つまり、温風を除湿器10の再生に再利用している。そのため、第2PTCヒータ31の電力を低減でき、省エネルギー化になる。普通充電では、充電時の発熱が少ないが、走行中の充放電により走行直後はバッテリパック53の温度が高いため、除湿器10の再生に長時間利用できる。
以上説明したように、除湿器10は、空気が通過する除湿材13と、除湿材13に冷媒の熱を伝達する伝熱部材14とを備えている。従って、冷媒の熱を受けた伝熱部材14で除湿材13自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材13を再生温度や除湿温度にできる。又、除湿材13に送られる空気を手前で加熱するのではなく、除湿材13を流れる過程で加熱するため、従来例に較べて小さな加熱エネルギーで足り、小動力化になる。更に、この実施形態のように除湿器10を車両用空気調和装置1に搭載し、冷媒は、ヒートポンプ式冷凍サイクル2を循環する冷媒である場合には、ヒートポンプ式冷凍サイクル2の冷媒熱を利用できるため、車両用空気調和装置1を小動力化できる。
伝熱部材14は、冷媒が内部を流れる冷媒通過ブロック15と、この冷媒通過ブロック15より突出され、除湿材13内に配置された複数の放熱プレート16(放熱部)とを備えている。このように、冷媒を通す冷媒通過ブロック15と除湿材13に熱を伝える放熱プレート16とから構成したため、冷媒通過ブロック15を送風路21外に設置すれば良く、除湿器10を空調ケース20に容易に設置できる。
各放熱部は、除湿材13に接触する平板状の放熱プレート16である。従って、放熱プレート16が広い面積で除湿材13に接触するため、冷媒の熱を効率的に極力ムラなく除湿材13に伝達できる。
各放熱プレート16は、除湿材13に密着していると共に、空気が周囲を通過するよう配置されている。従って、各放熱プレート16は、冷媒熱を除湿材13に直接伝達すると共に冷媒熱を空気にも伝達するため、この点でも再生効率や除湿効率が向上する。
放熱プレート16は、多数の通気孔16aを有する。従って、放熱プレート16の一方の面側から他方の面側に空気が通気孔16aを通って流出入し空気が除湿器10全体に拡散し、除湿材13の温度と空気温度の均一化を図ることができるため、再生効率や除湿効率が向上する。
(除湿器の第2実施形態)
第2実施形態の除湿器は、前記第1実施形態のものと比較するに、放熱プレート16Aの構成が相違する。放熱プレート16Aは、図5(a)、(b)に示すように、通過する空気流の方向に向かって切り起こされた多数の切り起し部16bを有する。放熱プレート16Aには、各切り起し部16bによって通気孔16aが形成されている。切り起し部16bは、空気流れ方向に沿ってその切り起し方向が交互に逆方向に形成されている。
他の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には第1実施形態と同一符号を付して明確化を図る。
この第2実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、冷媒の熱を受けた伝熱部材14で除湿材自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
第2実施形態では、切り起し部16bによって放熱プレート16Aの一方の面側から他方の面側に空気が通気孔16aを通って強制的に流出入して空気が除湿器10全体に拡散易し、除湿材13の温度と空気温度の均一化を図ることができるため、再生効率や除湿効率が更に向上する。又、切り起し部16bは、空気流れ方向に沿ってその切り起し方向が交互に逆方向に形成されているので、空気の拡散を更に向上させることができる。
また、放熱プレート16の変形例としては、第1実施形態の通気孔16aと第2実施形態の切り起し部16bを共に有するものが考えられる。
(除湿器の第3実施形態)
第3実施形態の除湿器は、前記第1実施形態のものと比較するに、伝熱部材14Aの構成が相違する。伝熱部材14Aは、図6(a)、(b)に示すように、扁平長方形状の冷媒通過ブロック15Aと、冷媒通過ブロック15Aの冷媒通路15a内に基端側が突出するよう嵌め込まれた複数の放熱プレート16より構成されている。
他の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には第1実施形態と同一符号を付して明確化を図る。
この第3実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、冷媒の熱を受けた伝熱部材14Aで除湿材自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
第3実施形態では、冷媒の熱を各放熱プレート16の基端側が直接に受熱するため、第1実施形態に較べて熱伝達性能が高く、更に短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
(除湿器の第4実施形態)
第4実施形態の除湿器は、前記第1実施形態のものと比較するに、伝熱部材14Bの構成が相違する。伝熱部材14Bは、図7(a)、(b)に示すように、大略扁平長方形状の冷媒通過ブロック15Bと、冷媒通過ブロック15Bに基端側が嵌め込まれた放熱プレート16より構成されている。又、冷媒通過ブロック15Bは、複数の冷媒通路15aを内部に有する。冷媒通過ブロック15Bに流入した冷媒は、複数の冷媒通路15aを通って流れるようになっている。
他の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には第1実施形態と同一符号を付して明確化を図る。
この第4実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、冷媒の熱を受けた伝熱部材14Bで除湿材自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
第4実施形態では、冷媒は、複数の冷媒通路15aを分岐して流れるため、第1実施形態に較べて冷媒と冷媒通過ブロック15B間の熱交換面積が広く、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
(除湿器の第5実施形態)
第5実施形態の除湿器は、前記第1実施形態のものと比較するに、伝熱部材14Cの構成が相違する。伝熱部材14Cは、図8(a)、(b)に示すように、扁平長方形状の冷媒通過ブロック15Cと、冷媒通過ブロック15Cに嵌め込まれた複数の放熱プレート16より構成されている。冷媒通過ブロック15Cは、単一の冷媒通路15aを有する。この冷媒通路15aの内壁にはネジ溝(符号を付さず)に形成されている。除湿器循環路を構成する冷媒配管11Aのコネクタ11Bは、ネジ締結によって冷媒通過ブロック15Cに接続されている。
他の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には第1実施形態と同一符号を付して明確化を図る。
この第5実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、冷媒の熱を受けた伝熱部材14Cで除湿材自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
第5実施形態では、冷媒通過ブロック15C内の冷媒通路15aの内壁にネジ溝が形成されているため、第1実施形態に較べて冷媒と冷媒通過ブロック15C間の熱交換面積が広く、短時間(瞬時)で確実に除湿材を再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
(除湿器の第6実施形態)
除湿器10Aは、図9(a)〜(e)に示すように、円柱ブロック状の除湿材13Aと、除湿材13Aに熱を伝達する伝熱部材14Dとから構成されている。除湿材13Aは、平板と波形2枚の除湿シート13aが渦巻き状に巻き付けされて構成されている。除湿材13Aは、除湿シート13aの波形形状によって隙間が形成され、この隙間を内気循環通路を流れる空気流が通過できるように形成されている。除湿材13Aの構成は、前記第1実施形態の同様に、高吸水性高分子材であるため、重複説明を省略する。
伝熱部材14Dは、熱伝導性に優れた部材より形成されている。伝熱部材14Dは、冷媒通過ブロック15Cと、この冷媒通過ブロック15Cに基端側が嵌め込まれ、冷媒通過ブロック15Cより等間隔に突出された複数の放熱部材である放熱ピン18とから構成されている。冷媒通過ブロック15Cの構成は、第5実施形態(図8参照)のものと同様であるため、説明を省略する。冷媒通路15aの出入口にヒートポンプ式冷凍サイクルの除湿器循環路の配管が接続されている。
複数の放熱ピン18は、円柱ブロック状の除湿材13Aを串刺し状態に貫通し、これにより、除湿材13Aを保持している。各放熱ピン18は、空気が周囲を通過するよう配置されている。
この第6実施形態でも、冷媒の熱を受けた伝熱部材14Dで除湿材13A自体を直接に加熱したり、冷却したりできるため、短時間(瞬時)で確実に除湿材13Aを再生温度や除湿温度にできる等の効果がある。
この第6実施形態では、除湿材13Aが1枚の除湿シート13aを巻き付ければ良いため、容易に組み付けできる。除湿器10Aが円柱形状であるため、断面が円形の送風路に配置する場合に好適である。
(除湿空気によって除湿量が増加する理由)
図10は、湿り空気線図である。除湿する空気の状態が符号1の状態とする。この時の絶対湿度線Bと吸湿(吸着)後に放湿(脱湿)させる温度(再生温度C)との交点(符号0)を通る相対湿度曲線が最大除湿ポイントとなる。符号1の空気をそのまま吸湿し、放脱すると、符号1を通る比エンタルピ線との交点(符号3)の絶対湿度変化量がこの場合の除湿量となる。
除湿する符号1の空気を冷却すると絶対湿度は変わらないが相対湿度が高まり、符号2の状態となる。上記と同じように、符号2を通る比エンタルピ線と吸湿(再生)する温度の相対湿度曲線の交点(符号4)がこの場合の最大除湿ポイントとなる。従って、図13のように、除湿材13や除湿する空気を冷却することによって除湿量を増加させることができる。
(その他)
前記実施形態では、除湿材13は、高吸水性高分子材より形成されているが、空気中の水分を吸収して除湿できるものであれば良い。例えば、シリカゲル、ゼオライトなどであっても良い。
前記実施形態では、冷媒は、ヒートポンプ式冷凍サイクル2を循環する冷媒であるが、電動モータ等を冷却する冷却水であっても良く、冷媒の種類は問わない。
前記実施形態では、車両用排熱源はバッテリパック53であるが、バッテリパック53以外のものであっても良い。
前記実施形態では、室外熱交換器5は、冷媒と車室外の空気との間で熱交換するが、冷媒と車室内に導く空気とは異なる他の冷媒との間で熱交換するものであれば良い。
前記実施形態では、第1加熱手段及び第2加熱手段は、第1PTCヒータ26,第2PTCヒータ31にて構成されているが、空気を加熱できる手段であれば良い。
2 ヒートポンプ式冷凍サイクル
10,10A 除湿器
13,13A 除湿材
14,14A,14B,14C,14D 伝熱部材
15,15A,15B,15C 冷媒通過ブロック
16 放熱プレート(放熱部)
16a 通気孔
16b 切り起し部
18 放熱ピン(放熱部)

Claims (8)

  1. 空気が通過する除湿材(13),(13A)と、前記除湿材(13),(13A)に冷媒の熱を伝達する伝熱部材(14),(14A)〜(14D)とを備えたことを特徴とする除湿器(10),(10A)。
  2. 請求項1記載の除湿器(10),(10A)であって、
    前記伝熱部材(14),(14A)〜(14D)は、冷媒が内部を流れる冷媒通過ブロック(15)と、前記冷媒通過ブロック(15),(15A),(15B),(15C)より突出され、前記除湿材(13)内に配置された放熱部(16),(18)とを備えたことを特徴とする除湿器(10)。
  3. 請求項2記載の除湿器(10),(10A)であって、
    前記放熱部(16),(18)は、空気が周囲を通過するよう配置されたことを特徴とする除湿器(10)。
  4. 請求項2又は請求項3記載の除湿器(10)であって、
    前記放熱部(16)は、前記除湿材(13)に接触する複数の平板状の放熱プレート(16)であることを特徴とする除湿器(10)。
  5. 請求項4記載の除湿器(10)であって、
    前記放熱プレート(16)は、多数の通気孔(16a)を有することを特徴とする除湿器(10)。
  6. 請求項4又は請求項5記載の除湿器(10)であって、
    前記放熱プレート(16)は、通過する空気流の方向に向かって切り起こされた多数の切り起し部(16b)を有することを特徴とする除湿器(10)。
  7. 請求項2記載の除湿器(10A)であって、
    前記放熱部(18)は、前記除湿材(13A)を貫通する複数のピン状の放熱ピン(18)であることを特徴とする除湿器(10A)。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の除湿器(10),(10A)であって、
    前記冷媒は、ヒートポンプ式冷凍サイクル(2)を循環する冷媒であることを特徴とする除湿器(10),(10A)。
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