JP2010000557A - 噛合型スクリュの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤカット放電加工によって、噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを簡単に形成できるようにすることである。
【解決手段】棒状素材11を一定速度で回転させながら、放電加工装置のワイヤ電極4に対して軸方向に一定速度で相対移動させ、ワイヤ電極4を棒状素材11の断面の中心から所定距離で交差する位置に配設して、棒状素材11の移動方向に所定の傾斜角θで傾斜させ、この傾斜させたワイヤ電極4のワイヤカットにより、棒状素材11の外周面に螺旋スクリュを形成し、ワイヤカットによって切断される切断屑材が螺旋状に一体に連なるようにすることにより、噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを簡単に形成できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、噛合型スクリュの製造方法に関する。
同じ形状の螺旋スクリュを有する一対の噛合型スクリュを平行に配設した2軸押出機や2軸混練機は、平行に配設した一対の噛合型スクリュを同じ方向または反対方向へ同じ回転速度で回転させて噛み合わせ、この噛み合わせ部で、両方の螺旋スクリュの山部が互いに相手方の螺旋スクリュの谷部をワイピングするようにし、自己清掃機能を持たせたものが多い(例えば、特許文献1参照)。
このような2軸押出機や2軸混練機に用いられる一対の噛合型スクリュは、螺旋スクリュが1条のものと複数条のものとがあり、図10(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、各螺旋スクリュの断面形状は、1条の場合は彗星の軌道状、2条の場合は小判状(木の葉状)、3条以上のN条の場合は、各辺が凸に湾曲した凸状正N角形となり、これらの断面形状のものは、いずれも螺旋スクリュの谷径dに外接し、2条以上の場合は、螺旋スクリュの山径Dに内接する(例えば、非特許文献1参照)。
従来、このような噛合型スクリュを含めて、螺旋スクリュを有するスクリュ部材を円形断面の棒状素材から製造する際には、回転する棒状素材の外周面を旋削加工やフライス加工で加工して螺旋スクリュを形成する方法が採用されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、硬質素材を高精度で加工する手段として、ワイヤカット放電加工が知られている。ワイヤカット放電加工はねじの製造に採用されることもあり、ワイヤカット放電加工でねじを製造する場合は、棒状等の素材を回転させながらワイヤ電極に対して軸方向に相対移動させ、ワイヤ電極を相対移動してくる素材の断面と交差させて、素材の外周面にねじを形成する(例えば、特許文献3、4参照)。
特許文献3に記載されたものでは、ワイヤ電極または棒状、テーパ状、カム状の任意形状の素材を傾動可能として、ワイヤ電極の素材断面内の傾斜角を変化(ワイヤ電極の素材断面との交差位置の変化と等価)させたり、ワイヤ電極の素材移動方向に対する傾斜角を変化させたりして、ねじの谷底面とその両側の側面とを別々に加工し、任意のねじ山形状のねじを製造している。
また、特許文献4に記載されたものでは、棒状素材の相対移動速度や、ワイヤ電極の相対移動方向に対する傾斜角や、ワイヤ電極の素材断面との交差位置を可変として、ストレート状やテーパ状の人工歯根のねじを、谷底面の幅を広くして所定のリード角に加工している。特許文献4に記載されたものも、ねじの谷底面とその両側の側面を別々に加工していると考えられる。
なお、上述した噛合型スクリュは、螺旋スクリュの山谷形状がサイン曲線とされており、このようなサイン曲線の山谷形状には、山が先端まで完全に形成された完全ねじのものと、山の先端部が切欠かれた不完全ねじのものとがある。特許文献1、2に記載された螺旋スクリュはいずれも1条で、特許文献2に記載されたものは、山谷形状がサイン曲線ではない形状とされている。
M.L.BOOY,「Geometry of Fully Wiped Twin-Screw Equipment」,POLYMER ENGINEERING AND SCIENCE,SEPTEMBER,1978,Vol.18,No12,p973-984 特開2006−56095号公報 特開平4−341816号公報 特開昭63−39737号公報 特開平10−52445号公報
上述した従来の噛合型スクリュは、旋削加工やフライス加工で製造されているので、螺旋スクリュの加工に手間がかかり、製造コストが高くなる問題がある。また、これらの加工後に焼入れ等の熱処理を施す場合は、複雑な形状の噛合型スクリュに熱処理ひずみが生じやすい問題もある。
噛合型スクリュを安価に製造するためには、特許文献3、4に記載されたワイヤカット放電加工によるねじの製造方法を適用することが考えられる。しかしながら、これらのねじの製造方法は、ねじ山の底面や側面で、回転しながら相対移動してくる棒状素材に対して、ワイヤ電極の素材移動方向に対する傾斜角や素材断面との交差位置等を変化させて、ねじの谷底面や側面を別々に加工しているので、焼入れ等の熱処理後の加工は可能であるが、やはり螺旋スクリュの加工に手間がかかる。また、噛合型スクリュに必要とされる山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュは加工できていない。
そこで、本発明の課題は、ワイヤカット放電加工によって、噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを簡単に形成できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明の噛合型スクリュの製造方法は、棒状素材を一定速度で回転させながら、放電加工装置のワイヤ電極に対して軸方向に一定速度で相対移動させ、前記ワイヤ電極を棒状素材の断面の中心から所定距離で断面と交差する位置に配設して、棒状素材の相対移動方向に所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜させたワイヤ電極のワイヤカットにより、前記棒状素材の外周面に噛合型スクリュの螺旋スクリュを形成し、前記ワイヤカットによって切断される切断屑材が螺旋状に一体に連なるようにした方法を採用した。
本発明者らは、回転しながら軸方向に相対移動する棒状素材の断面と交差するワイヤ電極の棒状素材との交差線の移動を幾何学的に考察し、棒状素材の断面の中心から所定距離で交差するワイヤ電極を棒状素材の相対移動方向に一定の傾斜角で傾斜させることにより、棒状素材の外周面に、図10(a)、(b)、(c)、(d)に示したような各条数の噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを加工でき、このとき、ワイヤカットによって切断される切断屑材が螺旋状に一体に連なることを見出し、これを試作によって確認した。この考察と試作結果に基づいて、上記方法を採用し、ワイヤカット放電加工によって、噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを簡単に形成できるようにした。
前記ワイヤ電極を、前記螺旋スクリュを形成したのち、前記棒状素材の断面と交差する位置から離脱させて、前記螺旋状に連なる切断屑材をワイヤカットにより棒状素材と切り離し、この切り離した切断屑材を螺旋回転させて軸方向に抜き取ることにより、切断屑材を簡単に除去することができる。
前記螺旋スクリュを複数のN条のものとし、各条の螺旋スクリュを形成する毎に、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材の端面と最初に当接する外周面の点を、棒状素材の端面の中心を通り、この端面への前記ワイヤ電極の投影線と平行な平行中心線上に投影した投影点が、前記棒状素材の回転に伴って前記平行中心線上を移動する方向側で、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材と近づく方向へ所定の傾斜角θで傾斜するようにする場合は、前記棒状素材の1回転当たりの相対移動量をL、前記N条の螺旋スクリュが完全ねじを形成すると想定したスクリュ山径をD、前記ワイヤ電極の棒状素材の断面との交差位置によって決まるスクリュ谷径をdとしたときに、前記ワイヤ電極の所定の傾斜角θが、以下の式を満足するようにするとよい。
tanθ=Y/H (1)
ここに、 Y=L・(α/360°) (2)
H={(D−d)/4}1/2 (3)
α+β=180°/N (4)
β=cos−1(d/D) (5)
上記各パラメータY、H、αおよびβを、本発明の実施形態を示す図2および図6に基づいて説明する。なお、これらの各図は、説明を分かりやすくするために、円形断面の棒状素材11の端面を代表断面として、スクリュ山径Dが棒状素材11の外径と等しく、完全ねじが形成される場合を示す。αはワイヤ電極4が棒状素材11の端面でスクリュ山径Dとなる外周面の点aに接触してからスクリュ谷径dとなる点bに接触するまでの棒状素材11の回転角である。βは端面の中心Oに対する中心角∠aObであり、ワイヤ電極4の端面の中心Oからの距離(スクリュ谷径d)とワイヤ電極4が棒状素材11の外周面(スクリュ山径D)を横切る点とによって幾何学的に決まり、αとβの和が(4)式で表される。図2の螺旋スクリュが2条の場合はこれらの和が90°、図6の螺旋スクリュが3条の場合はこれらの和が60°となる。また、Yは、棒状素材11が回転角αだけ回転したときの相対移動量である。Hは、棒状素材11の端面の中心Oを通り、端面へのワイヤ電極4の投影線と直交する直交中心線gと点aとの距離であり、(3)式で幾何学的に決まる。
前記螺旋スクリュを複数のN条のものとし、各条の螺旋スクリュを形成する毎に、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材の端面と最初に当接する外周面の点を、棒状素材の端面の中心を通り、この端面への前記ワイヤ電極の投影線と平行な平行中心線上に投影した投影点が、前記棒状素材の回転に伴って前記平行中心線上を移動する方向側で、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材と離れる方向へ所定の傾斜角θで傾斜するようにする場合は、前記棒状素材の1回転当たりの相対移動量をL、前記N条の螺旋スクリュが完全ねじを形成すると想定したスクリュ山径をD、前記ワイヤ電極の棒状素材の断面との交差位置によって決まるスクリュ谷径をdとしたときに、前記ワイヤ電極の所定の傾斜角θが、以下の式を満足するようにするとよい。
tanθ=Y/H (6)
ここに、 Y=L・(α/360°) (7)
H={(D−d)/4}1/2 (8)
α−β=180°/N (9)
β=cos−1(d/D) (10)
上記各パラメータY、H、αおよびβを、本発明の実施形態を示す図8および図9に基づいて説明する。なお、これらの各図も、説明を簡単にするために、棒状素材11の端面を代表断面として、スクリュ山径Dが棒状素材11の外径と等しく、完全ねじが形成される場合を示す。αはワイヤ電極4が棒状素材11の端面でスクリュ山径Dとなる外周面の点aに接触してからスクリュ谷径dとなる点bに接触するまでの棒状素材11の回転角である。βは端面の中心Oに対する中心角∠aObであり、スクリュ谷径dとスクリュ山径Dによって幾何学的に決まり、この場合は、αとβの差が(9)式で表される。また、Yは、棒状素材11が回転角αだけ回転したときの相対移動量である。Hは、棒状素材11の端面の中心Oを通り、端面へのワイヤ電極4の投影線と直交する直交中心線gと点aとの距離であり、(8)式で幾何学的に決まる。
本発明の噛合型スクリュの製造方法は、棒状素材を一定速度で回転させながら、放電加工装置のワイヤ電極に対して軸方向に一定速度で相対移動させ、ワイヤ電極を棒状素材の断面の中心から所定距離で断面と交差する位置に配設して、棒状素材の相対移動方向に所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜させたワイヤ電極のワイヤカットにより、棒状素材の外周面に噛合型スクリュの螺旋スクリュを形成し、ワイヤカットによって切断される切断屑材が螺旋状に一体に連なるようにしたので、ワイヤカット放電加工によって、噛合型スクリュの山谷形状がサイン曲線の螺旋スクリュを簡単に形成することができる。
前記ワイヤ電極を、螺旋スクリュを形成したのち、棒状素材の断面と交差する位置から離脱させて、螺旋状に連なる切断屑材をワイヤカットにより棒状素材と切り離し、この切り離した切断屑材を螺旋回転させて軸方向に抜き取ることにより、切断屑材を簡単に除去することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1(a)、(b)は、本発明に係る噛合型スクリュの製造に用いた放電加工装置を示す。この放電加工装置は、ベッド1にコラム2が立設され、コラム2から張り出す上アーム3aと下アーム3bに、上下方向に送給されるワイヤ電極4を案内する上ガイド5aと下ガイド5bが設けられ、上アーム3aの先端には、上ガイド5aを水平面内の直交するXY方向と垂直方向のZ方向に移動させる移動支持体6が設けられ、下ガイド5bが設けられた下アーム3bの先端は、後述する水槽7の中に挿入されている。
また、前記ベッド1の上には、XY方向に移動可能な移動テーブル8を介して水槽7が載置され、水槽7中に配設されたステッピングモータ9の出力軸に設けられたチャック10に、棒状素材11がワイヤ電極4に向けて水平向きに取り付けられており、ステッピングモータ9を駆動して移動テーブル8をX方向へ移動させることにより、棒状素材11が一定の回転速度で回転しながら、ワイヤ電極4に向かって一定速度で軸方向に移動する。また、移動テーブル8をY方向で位置決めすることにより、ワイヤ電極4が棒状素材11の断面と交差する位置が設定され、移動支持体6をX方向で位置決めすることにより、棒状素材11の移動方向に対するワイヤ電極4の傾斜角θが設定される。
図2乃至図4は、第1の実施形態を示す。図2は、前記ワイヤ電極4のワイヤカットによって円形断面の棒状素材11の外周面に螺旋スクリュを形成する過程を示す。この実施形態は、条数Nが2条の完全ねじの螺旋スクリュを形成するものであり、ワイヤ電極4が時計回りに回転しながら移動してくる棒状素材11の端面と最初に当接する外周面の点aを、棒状素材11の端面の中心Oを通り、この端面へのワイヤ電極4の投影線と平行な平行中心線g上に投影した投影点a’が、棒状素材11の回転に伴って平行中心線g上を移動する上方向側で、ワイヤ電極4が相対移動してくる棒状素材11と近づく方向へ所定の傾斜角θで傾斜している。螺旋スクリュのリードとなる棒状素材11の1回転当たりの移動量はL、棒状素材11の外径と等しくなるスクリュ山径はD、ワイヤ電極4の交差位置によって決まるスクリュ谷径はdとされている。
まず、図2(a)に示すように、傾斜角θで傾斜したワイヤ電極4は、移動してくる棒状素材11の端面と、スクリュ山径Dとなる棒状素材11の外周面の点aで点接触し、図2(b)に示すように、棒状素材11が移動量Yだけ移動すると、棒状素材11の外周面に突き出す点から端面のスクリュ谷径dとなる点bまでの範囲で線接触する。この移動量Yの間に棒状素材11は回転角αだけ回転し、棒状素材11の端面には、小判型の1/4の形状の切断境界線fが形成される。
図2(b)に示すように、前記棒状素材11の端面の中心Oに対して点bと図2(a)の点aで形成される中心角∠aObをβ、端面の中心Oを通り、端面へのワイヤ電極4の投影線と直交する直交中心線gと図2(a)の点aとの距離をHとすると、αとβの和は90°となり、ワイヤ電極4の傾斜角θは、前述した以下の式を満足する。
tanθ=Y/H (1)
ここに、 Y=L・(α/360°) (2)
H={(D−d)/4}1/2 (3)
α+β=180°/N=90° (4)
β=cos−1(d/D) (5)
この実施形態では、L=D、d=0.55Dとされており、(2)〜(5)式より、α=33.37°、β=56.63°、Y=0.0927D、H=0.4176Dとなって、(1)式からθ=12.52°に決定される。
図2(c)に示すように、前記棒状素材11がさらに移動量Yだけ移動すると、ワイヤ電極4は、棒状素材11の端面内の直交中心線gに対して、棒状素材11の外周面に突き出す点と反対側の外周面の端面の点cまでの範囲で線接触し、棒状素材11の端面には、小判型の1/2の形状の切断境界線fが形成される。
前記棒状素材11をさらに回転させながら移動させると、棒状素材11の断面に小判型の1/2の形状の切断境界線fが螺旋状に連なるように形成されて、1条目の螺旋スクリュが形成され、その切断屑材12が螺旋状に一体に連なるようになる。1条目の螺旋スクリュを形成したのち、移動テーブル8をY方向へ移動させてワイヤ電極4を棒状素材11の断面との交差位置から、棒状素材11の軸方向と直角に離脱させることにより、螺旋状に連なる切断屑材12と棒状素材11の本体との縁が切り離され、切断屑材12を螺旋回転させて軸方向に抜き取ることにより、図3に示すように、切断屑材12を半製品の棒状素材11から分離除去することができる。
前記1条目の螺旋スクリュを形成したのち、棒状素材11の初期位相を180°回転させて、傾斜させたワイヤ電極4が棒状素材11の端面と点cで最初に接触するようにし、1条目と同様の手順で2条目の螺旋スクリュを形成し、2条目の切断屑材12を抜き取る。図4(a)、(b)は、このような手順で製造された噛合型スクリュ13を示す。噛合型スクリュ13の端面を含む各断面は、2本の切断境界線fによって小判状に形成されている。なお、噛合型スクリュ13の中心には、キー溝14を有する軸孔15が設けられている。図示は省略するが、この噛合型スクリュ13は、複数個のものが螺旋スクリュが連なるように軸方向に突き合わされて、2軸押出機等のスクリュ軸に軸孔15で嵌合される。
図5(a)、(b)は、第1の実施形態の変形例を示す。この変形例は、前記噛合型スクリュ13の2条の螺旋スクリュが山の先端が切欠かれた不完全ねじとされ、完全ねじを想定したスクリュ山径Dが円形断面の棒状素材11の外径よりも大きくなっている。この変形例では、この完全ねじを想定したスクリュ山径Dを用いることにより、(1)〜(5)式から、ワイヤ電極4の傾斜角θを決定することができる。
図6および図7は、第2の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を示す。この実施形態は、条数Nが3条の完全ねじの螺旋スクリュを形成するものであり、第1の実施形態と同様に、ワイヤ電極4が時計回りに回転しながら移動してくる棒状素材11の端面と最初に当接する外周面の点aの前記平行中心線g上への投影点a’が、棒状素材11の回転に伴って平行中心線g上を移動する上方向側で、ワイヤ電極4が相対移動してくる棒状素材11と近づく方向へ所定の傾斜角θで傾斜している。
まず、図6(a)に示すように、前記傾斜角θで傾斜したワイヤ電極4は、移動してくる棒状素材11の端面と、スクリュ山径Dとなる棒状素材11の外周面の点aで点接触し、図6(b)に示すように、棒状素材11が移動量Yだけ移動し、回転角αだけ回転すると、棒状素材11の外周面に突き出す点から端面のスクリュ谷径dとなる点bまでの範囲で線接触して、棒状素材11の端面には、各辺が凸に湾曲した凸状正3角形の1/2辺の切断境界線fが形成される。図6(c)に示すように、棒状素材11がさらに移動量Yだけ移動すると、ワイヤ電極4は、棒状素材11の端面内の前記直交中心線gに対して、棒状素材11の外周面に突き出す点と反対側の外周面の端面の点cまでの範囲で線接触し、棒状素材11の端面には、凸状正3角形の1辺の切断境界線fが形成される。
この実施形態では、図6(b)に示すように、棒状素材11の端面の中心Oに対して点bと図6(a)の点aで形成される中心角∠aObをβ、棒状素材11の端面内の直交中心線gと図6(a)の点aとの距離をHとすると、(4)式のαとβの和は60°となり、ワイヤ電極4の傾斜角θは(1)〜(5)式を満足するように決定される。具体的には、L=D、d=0.75Dとされており、(2)〜(5)式より、α=18.59°、β=41.41°、Y=0.0516D、H=0.3307Dとなって、(1)式からθ=8.87°に決定される。
また、前記1条目の螺旋スクリュを形成したワイヤ電極4を離脱させ、切断屑材を抜き取ったのち、2条目、3条目の螺旋スクリュを形成するときは、それぞれ棒状素材11の初期位相を120°ずつ回転させて、1条目と同様の手順で各条の螺旋スクリュを形成し、切断屑材を抜き取ることにより、図7に示すように、噛合型スクリュ13の端面を含む各断面は、3本の切断境界線fによって凸状正3角形に形成される。この噛合型スクリュ13も、キー溝14を有する軸孔15が設けられている。
図8は、第3の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を示す。この実施形態は、第1の実施形態と同様に、条数Nが2条の完全ねじの螺旋スクリュを形成するものであり、ワイヤ電極4が時計回りに回転しながら移動してくる棒状素材11の端面と最初に当接する外周面の点aの前記平行中心線g上への投影点a’が、棒状素材11の回転に伴って平行中心線g上を移動する上方向側で、ワイヤ電極4が相対移動してくる棒状素材11と離れる方向へ所定の傾斜角θで傾斜している。
まず、図8(a)に示すように、前記傾斜角θで傾斜したワイヤ電極4は、移動してくる棒状素材11の端面と、前記直交中心線gよりも下側の外周面の点aで点接触し、図8(b)に示すように、棒状素材11が移動量Yだけ移動し、回転角αだけ回転すると、棒状素材11の外周面に突き出す点から端面のスクリュ谷径dとなる点bまでの範囲で線接触して、棒状素材11の端面には、小判型の1/4の形状の切断境界線fが形成される。
この実施形態では、図8(b)に示すように、前記棒状素材11の端面の中心角∠aObをβ、直交中心線gと点aとの距離をHとすると、αとβの差が90°となり、ワイヤ電極4の傾斜角θは、前述した以下の式を満足する。
tanθ=Y/H (6)
ここに、 Y=L・(α/360°) (7)
H={(D−d)/4}1/2 (8)
α−β=180°/N=90° (9)
β=cos−1(d/D) (10)
この実施形態では、L=D、d=0.55Dとされており、(7)〜(10)式より、α=146.63°、β=56.63°、Y=0.4073D、H=0.4176Dとなって、(6)式からθ=44.28°に決定される。
図8(c)に示すように、前記棒状素材11がさらに移動量Yだけ移動すると、ワイヤ電極4は、直交中心線gに対して棒状素材11の外周面に突き出す点と反対側の外周面の端面の点cまでの範囲で線接触し、棒状素材11の端面には、小判型の1/2の形状の切断境界線fが形成される。棒状素材11をさらに回転させながら移動させることにより、棒状素材11の断面に小判型の1/2の形状の切断境界線fが螺旋状に連なる1条目の螺旋スクリュが形成される。ワイヤ電極4を棒状素材11から離脱させて1条目の切断屑材を抜き取ったのち、2条目の螺旋スクリュを形成することにより、図示は省略するが、噛合型スクリュの端面を含む各断面は、2本の切断境界線fによって小判状に形成される。
図9は、第4の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を示す。この実施形態は、第2の実施形態と同様に、条数Nが3条の完全ねじの螺旋スクリュを形成するものであり、第3の実施形態と同様に、ワイヤ電極4が時計回りに回転しながら移動してくる棒状素材11の端面と最初に当接する外周面の点aの前記平行中心線g上への投影点a’が、棒状素材11の回転に伴って平行中心線g上を移動する上方向側で、ワイヤ電極4が相対移動してくる棒状素材11と離れる方向へ所定の傾斜角θで傾斜している。
まず、図9(a)に示すように、前記傾斜角θで傾斜したワイヤ電極4は、移動してくる棒状素材11の端面と、前記直交中心線gよりも下側の外周面の点aで点接触し、図9(b)に示すように、棒状素材11が移動量Yだけ移動し、回転角αだけ回転すると、棒状素材11の外周面に突き出す点から端面のスクリュ谷径dとなる点bまでの範囲で線接触して、棒状素材11の端面には、第2の実施形態と同様に、凸状正3角形の1/2辺の切断境界線fが形成される。図9(c)に示すように、棒状素材11がさらに移動量Yだけ移動すると、ワイヤ電極4は、直交中心線gに対して棒状素材11の外周面に突き出す点と反対側の外周面の端面の点cまでの範囲で線接触し、棒状素材11の端面には、凸状正3角形の1辺の切断境界線fが形成される。
この実施形態では、図9(b)に示すように、前記棒状素材11の端面の中心角∠aObをβ、直交中心線gと点aとの距離をHとすると、(9)式のαとβの差は60°となり、ワイヤ電極4の傾斜角θは(6)〜(10)式を満足する。具体的には、L=D、d=0.75Dとされており、(7)〜(10)式より、α=101.41°、β=41.41°、Y=0.2817D、H=0.3307Dとなって、(6)式からθ=40.43°に決定される。
また、前記棒状素材11をさらに回転させながら移動させることにより、棒状素材11の断面に凸状正3角形の1辺の切断境界線fが螺旋状に連なるように形成されて、1条目の螺旋スクリュが形成され、ワイヤ電極4を棒状素材11から離脱させて1条目の切断屑材を抜き取ったのち、2条目、3条目の螺旋スクリュを形成することにより、図示は省略するが、噛合型スクリュの端面を含む各断面は、3本の切断境界線fによって凸状正3角形に形成される。
上述した各実施形態では、棒状素材を回転させながら軸方向に移動させ、2条と3条の螺旋スクリュを形成したが、1条や4条以上の螺旋スクリュを形成することもでき、1条の場合は、図10(a)に示したように、棒状素材の断面が彗星の軌道状となり、4条の場合は、図10(d)に示したように、凸状正4角形となる。棒状素材を回転させながら電極ワイヤを棒状素材の軸方向に移動させることもできる。
上述した各実施形態では、棒状素材を時計回りに回転させ、ワイヤ電極を前記平行中心線gの左側に配設して、前記点aの平行中心線g上への投影点a’が上方向側へ移動するようにしたが、棒状素材を時計回りに回転させ、ワイヤ電極を平行中心線gの右側に配設して、投影点a’が平行中心線g上の下方向側へ移動するようにしてもよい。また、棒状素材を反時計回りに回転させることもでき、この場合は、螺旋スクリュが逆螺旋となる。なお、これらの棒状素材の回転方向とワイヤ電極の平行中心線gに対する配設側に関らず、ワイヤ電極の傾斜角θは、平行中心線g上で投影点a’が移動する方向側で、ワイヤ電極が棒状素材の端面と近づく方向へ傾斜させる場合は、(1)式で表されるθ、ワイヤ電極が棒状素材の端面と離れる方向へ傾斜させる場合は、(6)式で表されるθとすればよい。
aは本発明に係る噛合型スクリュの製造に用いた放電加工装置を示す正面図、bはaの側面図 a、b、cは、第1の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を説明する模式図 図2に説明した過程で1条目の螺旋スクリュを形成した棒状素材を示す分解斜視図 aは図2に説明した過程で形成された噛合型スクリュを示す正面図、bはaの側面図 aは図4の変形例を示す正面図、bはaの側面図 a、b、cは、第2の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を説明する模式図 図6に説明した過程で形成された噛合型スクリュを示す側面図 a、b、cは、第3の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を説明する模式図 a、b、cは、第4の実施形態の螺旋スクリュを形成する過程を説明する模式図 a、b、c、dは、それぞれ一対の噛合型スクリュの断面図
符号の説明
1 ベッド
2 コラム
3a、3b アーム
4 ワイヤ電極
5a、5b ガイド
6 移動支持体
7 水槽
8 移動テーブル
9 ステッピングモータ
10 チャック
11 棒状素材
12 切断屑材
13 噛合型スクリュ
14 キー溝
15 軸孔

Claims (4)

  1. 棒状素材を一定速度で回転させながら、放電加工装置のワイヤ電極に対して軸方向に一定速度で相対移動させ、前記ワイヤ電極を棒状素材の断面の中心から所定距離で断面と交差する位置に配設して、棒状素材の相対移動方向に所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜させたワイヤ電極のワイヤカットにより、前記棒状素材の外周面に噛合型スクリュの螺旋スクリュを形成し、前記ワイヤカットによって切断される切断屑材が螺旋状に一体に連なるようにした噛合型スクリュの製造方法。
  2. 前記ワイヤ電極を、前記螺旋スクリュを形成したのち、前記棒状素材の断面と交差する位置から離脱させて、前記螺旋状に連なる切断屑材をワイヤカットにより棒状素材と切り離し、この切り離した切断屑材を螺旋回転させて軸方向に抜き取るようにした請求項1に記載の噛合型スクリュの製造方法。
  3. 前記螺旋スクリュを複数のN条のものとし、各条の螺旋スクリュを形成する毎に、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材の端面と最初に当接する外周面の点を、棒状素材の端面の中心を通り、この端面への前記ワイヤ電極の投影線と平行な平行中心線上に投影した投影点が、前記棒状素材の回転に伴って前記平行中心線上を移動する方向側で、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材と近づく方向へ所定の傾斜角θで傾斜するようにし、前記棒状素材の1回転当たりの相対移動量をL、前記N条の螺旋スクリュが完全ねじを形成すると想定したスクリュ山径をD、前記ワイヤ電極の棒状素材の断面との交差位置によって決まるスクリュ谷径をdとしたときに、前記ワイヤ電極の所定の傾斜角θが、以下の式を満足するようにした請求項1または2に記載の噛合型スクリュの製造方法。
    tanθ=Y/H
    ここに、 Y=L・(α/360°)
    H={(D−d)/4}1/2
    α+β=180°/N
    β=cos−1(d/D)
  4. 前記螺旋スクリュを複数のN条のものとし、各条の螺旋スクリュを形成する毎に、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材の端面と最初に当接する外周面の点を、棒状素材の端面の中心を通り、この端面への前記ワイヤ電極の投影線と平行な平行中心線上に投影した投影点が、前記棒状素材の回転に伴って前記平行中心線上を移動する方向側で、前記ワイヤ電極が前記相対移動してくる棒状素材と離れる方向へ所定の傾斜角θで傾斜するようにし、前記棒状素材の1回転当たりの相対移動量をL、前記N条の螺旋スクリュが完全ねじを形成すると想定したスクリュ山径をD、前記ワイヤ電極の棒状素材の断面との交差位置によって決まるスクリュ谷径をdとしたときに、前記ワイヤ電極の所定の傾斜角θが、以下の式を満足するようにした請求項1または2に記載の噛合型スクリュの製造方法。
    tanθ=Y/H
    ここに、 Y=L・(α/360°)
    H={(D−d)/4}1/2
    α−β=180°/N
    β=cos−1(d/D)
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