JPS6339737A - ネジ - Google Patents
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- JPS6339737A JPS6339737A JP18296786A JP18296786A JPS6339737A JP S6339737 A JPS6339737 A JP S6339737A JP 18296786 A JP18296786 A JP 18296786A JP 18296786 A JP18296786 A JP 18296786A JP S6339737 A JPS6339737 A JP S6339737A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はワイヤカット放電加工装置で加工形成してな
るネジに関する。
るネジに関する。
従来のネジは、切削、転造、又はダイス等で加工形成し
、その後に必要に応じて熱処理をしたり、研磨又はラッ
プ等で仕上げている。まれには熱処理を済ませた素材に
対して研削加工により加工形成している。
、その後に必要に応じて熱処理をしたり、研磨又はラッ
プ等で仕上げている。まれには熱処理を済ませた素材に
対して研削加工により加工形成している。
このように加工形成した後に熱処理をしたネジは、熱処
理に伴い歪を生ずるものであり、その歪を研磨、ラップ
或いは研削によって補正するにしても、補正加工ができ
るネジはある程度以上太く長いものに限られている。最
近は熱処理されて硬度が高く、狂いの無い小さなネジや
ネジの両側部分がネジの谷径より太いネジの無い部分の
あるネジ軸にナツトを噛ませること、或いはネジの外径
がテーバであったり、カム状に変化するネジであること
が望まれる場合があり、本発明はそれ等に対処して焼入
等の熱処理を済ませた素材からも加工形成し1!?るネ
ジ並びにネジ装置を提供するものである。
理に伴い歪を生ずるものであり、その歪を研磨、ラップ
或いは研削によって補正するにしても、補正加工ができ
るネジはある程度以上太く長いものに限られている。最
近は熱処理されて硬度が高く、狂いの無い小さなネジや
ネジの両側部分がネジの谷径より太いネジの無い部分の
あるネジ軸にナツトを噛ませること、或いはネジの外径
がテーバであったり、カム状に変化するネジであること
が望まれる場合があり、本発明はそれ等に対処して焼入
等の熱処理を済ませた素材からも加工形成し1!?るネ
ジ並びにネジ装置を提供するものである。
しかして、本発明のネジは棒状、テーパ状、カム状の任
意形状のネジの素材或いはネジの素材を加工するワイヤ
カット放電加工機のワイヤ電極をネジのリード角度にし
たがって相対的に角度を変化させ、且つネジのリードや
山の形にしたがって相対的に移動し、素材を回転させな
がらワイヤカット放電加工したものであり、そのネジ形
状に従った形状若しくはネジ形状に噛合う歯を有する雌
ねじ板を組合せてなるナツトを有するネジ装置である。
意形状のネジの素材或いはネジの素材を加工するワイヤ
カット放電加工機のワイヤ電極をネジのリード角度にし
たがって相対的に角度を変化させ、且つネジのリードや
山の形にしたがって相対的に移動し、素材を回転させな
がらワイヤカット放電加工したものであり、そのネジ形
状に従った形状若しくはネジ形状に噛合う歯を有する雌
ねじ板を組合せてなるナツトを有するネジ装置である。
又、そのネジの素材は加工前に熱処理を施したものであ
り、ネジの両側の軸部分がネジの谷径より太いものであ
っても、従来のナツトのようにネジ軸の端部より挿入し
て螺合するのではなく、ネジの側面より直接雌ねじ板の
歯をネジに噛ませるようにしてなるネジ装置である。
り、ネジの両側の軸部分がネジの谷径より太いものであ
っても、従来のナツトのようにネジ軸の端部より挿入し
て螺合するのではなく、ネジの側面より直接雌ねじ板の
歯をネジに噛ませるようにしてなるネジ装置である。
本発明のネジは切削抵抗の無いワイヤカット放電加工に
よって加工形成するものであるから、その素材は予め焼
入等の熱処理を施しておくことができる。又、熱処理を
施さなくても、切削や研削のできない硬い素材、その反
対に弾性素材でもよく、そのネジ素材を加工するワイヤ
電極の径は0.05〜0.5+nmと細いものであるか
ら、径の細いネジや細目ネジを加工形成することができ
た。そして、そのネジ形状に従った形状の歯を有するピ
ース、又はそのピースを組合せてなるナツトを螺合させ
、バックラッシュ等螺台状態の調整をする。
よって加工形成するものであるから、その素材は予め焼
入等の熱処理を施しておくことができる。又、熱処理を
施さなくても、切削や研削のできない硬い素材、その反
対に弾性素材でもよく、そのネジ素材を加工するワイヤ
電極の径は0.05〜0.5+nmと細いものであるか
ら、径の細いネジや細目ネジを加工形成することができ
た。そして、そのネジ形状に従った形状の歯を有するピ
ース、又はそのピースを組合せてなるナツトを螺合させ
、バックラッシュ等螺台状態の調整をする。
(実施例)
本発明を例示した図によって説明する。
第1図<a ) (b )に於て、ネジ装置に於ける
雄ねじ 1の山2のリードにしたがってワイヤ電極13
の角度を、ワイヤカット放電加工装置に於ける公知の装
置で傾けるか、第10図で後述するように、鉛直方向の
ワイヤ電極13に対して雄ねじ 1の素材1′を山2の
リード角度にしたがって傾けたならば、素材1′を回転
させると共に、リードにしたがって素材1′の外径に沿
って相対的な送りを与えながらワイヤカット放電加工を
行なう。そして−回の送りが終る毎に山2の形状にした
がってワイヤ電極13を移動するのであるが、その移動
はワイヤ電極13を雄ねじ 1の軸方向に角度を変化さ
せるか、雄ねじ1を軸心と直角な方向に移動すること、
或いは素材1′を少し回動することによってなされ、そ
の移動によって、直線状の素材1′はもとより、テーバ
状或いは任意のカム状に変化する素材1′の外径や山2
のクラウニング又は特殊な形状の形成を行なう。
雄ねじ 1の山2のリードにしたがってワイヤ電極13
の角度を、ワイヤカット放電加工装置に於ける公知の装
置で傾けるか、第10図で後述するように、鉛直方向の
ワイヤ電極13に対して雄ねじ 1の素材1′を山2の
リード角度にしたがって傾けたならば、素材1′を回転
させると共に、リードにしたがって素材1′の外径に沿
って相対的な送りを与えながらワイヤカット放電加工を
行なう。そして−回の送りが終る毎に山2の形状にした
がってワイヤ電極13を移動するのであるが、その移動
はワイヤ電極13を雄ねじ 1の軸方向に角度を変化さ
せるか、雄ねじ1を軸心と直角な方向に移動すること、
或いは素材1′を少し回動することによってなされ、そ
の移動によって、直線状の素材1′はもとより、テーバ
状或いは任意のカム状に変化する素材1′の外径や山2
のクラウニング又は特殊な形状の形成を行なう。
第1図(a)には雄ネジ1の山2に噛むm3を有する雌
ねじ板4が被移送体5にボルト6で取付けられている。
ねじ板4が被移送体5にボルト6で取付けられている。
第1図(a )と第1図(a )をH〜H断面矢視した
第2図には単1ji3と、この単歯3を複数設けた雌ね
じ板4を向い合せるようにして設けているが、第4図に
示すように何れか一方を選択して用いるようにしても良
く、単歯3の場合には雄ねじ1のリードに変化をもたせ
、それに倣って被移送体5を移送することができる。又
、一対の雌ねじ板4の歯3を山2に互いに反対方向から
接触するようにして被移送体5に雌ねじ板4を取付けて
、バックラッシュを取除き精度の良い送りを得るように
する。又、歯3の大きさと数は被移送体5の重量と加速
度等の負荷の状態により、歯3の素材の機械的性質から
選定される。そして歯3の形状は図示したように円弧と
直線とからなる単純な山形をしたものの外に直線からな
る角形、蹄形、及び鋸刃状のもの等任意の形状のものを
選定することができ、何れの場合も山2と接する歯3の
面を曲面にするクラウニング加工をすると、滑らかな滑
り接触になる。この雌ねじ板4は第3図に示すように複
数枚を重ねることにより重荷重の送りができる外に、山
2に対する歯3の接触面を交互に反対側に接触させるこ
とによりバックラッシュやガタを取除くことができる。
第2図には単1ji3と、この単歯3を複数設けた雌ね
じ板4を向い合せるようにして設けているが、第4図に
示すように何れか一方を選択して用いるようにしても良
く、単歯3の場合には雄ねじ1のリードに変化をもたせ
、それに倣って被移送体5を移送することができる。又
、一対の雌ねじ板4の歯3を山2に互いに反対方向から
接触するようにして被移送体5に雌ねじ板4を取付けて
、バックラッシュを取除き精度の良い送りを得るように
する。又、歯3の大きさと数は被移送体5の重量と加速
度等の負荷の状態により、歯3の素材の機械的性質から
選定される。そして歯3の形状は図示したように円弧と
直線とからなる単純な山形をしたものの外に直線からな
る角形、蹄形、及び鋸刃状のもの等任意の形状のものを
選定することができ、何れの場合も山2と接する歯3の
面を曲面にするクラウニング加工をすると、滑らかな滑
り接触になる。この雌ねじ板4は第3図に示すように複
数枚を重ねることにより重荷重の送りができる外に、山
2に対する歯3の接触面を交互に反対側に接触させるこ
とによりバックラッシュやガタを取除くことができる。
又、異なる素材で作った南3を有する雌ねじ板4を絹合
せることによって様々な機能を持ったものを一体に組立
てて用いることができる。
せることによって様々な機能を持ったものを一体に組立
てて用いることができる。
第5図に示すものは中央に鋼製の11ねじ板4を設け、
その両側に合成樹脂製ねじ板7を設けて一体に構成して
、潤滑と防振の効果を得ることができるようにしたもの
である。又、その外に中央部分に剛性の強い素材で作っ
た雌ねじ板4を用い、その外側に潤滑剤を含む素材で作
った雌ねじ板4を置ぎ、一番外側にワイパに適した素材
で作った雌ねじ板4を組合せて一つの歯3を構成するこ
とができる。このように構成した雌ねじ板4を有する被
移送体5を複数個用意し、第6図に示すように夫々の雌
ねじ板4の歯3が雄ねじ 1の中心に向くようにしてボ
ルト8により一体的に固着し、ナツト9を構成するよう
にする。この外に第7図に示すものは8雌ねじ板4の端
面が雄ねじ1の軸心に向くように形成し、夫々にボルト
9を貫通させて被移送体5に固着する構成にしたもの
である。
その両側に合成樹脂製ねじ板7を設けて一体に構成して
、潤滑と防振の効果を得ることができるようにしたもの
である。又、その外に中央部分に剛性の強い素材で作っ
た雌ねじ板4を用い、その外側に潤滑剤を含む素材で作
った雌ねじ板4を置ぎ、一番外側にワイパに適した素材
で作った雌ねじ板4を組合せて一つの歯3を構成するこ
とができる。このように構成した雌ねじ板4を有する被
移送体5を複数個用意し、第6図に示すように夫々の雌
ねじ板4の歯3が雄ねじ 1の中心に向くようにしてボ
ルト8により一体的に固着し、ナツト9を構成するよう
にする。この外に第7図に示すものは8雌ねじ板4の端
面が雄ねじ1の軸心に向くように形成し、夫々にボルト
9を貫通させて被移送体5に固着する構成にしたもの
である。
この場合は夫々の雌ねじ板4の形状が異なるが、第8図
に示すものは同じ形状の雌ねじ板4の間にスペーサ11
を設け、夫々をアリ溝12に嵌合して固着し、ボルト9
を貫通して被移送体5に固着したものである。このよう
に複数の雌ねじ板4を組合せるように構成した場合は夫
々の雌ねじ板4に於(プる歯3の位置は第9図(a )
(b ) (c ) (d )に示すように雄
ねじ 1のリードに従って位置が少しづつ移動した形に
なり、山2に当たる歯3の面に傾きと、或いはクラウニ
ングとが加工される。
に示すものは同じ形状の雌ねじ板4の間にスペーサ11
を設け、夫々をアリ溝12に嵌合して固着し、ボルト9
を貫通して被移送体5に固着したものである。このよう
に複数の雌ねじ板4を組合せるように構成した場合は夫
々の雌ねじ板4に於(プる歯3の位置は第9図(a )
(b ) (c ) (d )に示すように雄
ねじ 1のリードに従って位置が少しづつ移動した形に
なり、山2に当たる歯3の面に傾きと、或いはクラウニ
ングとが加工される。
この雌ねじ板4を加工形成するのには、同一位置に属す
る歯3を有する雌ねじ板4をまとめて、大量にワイヤカ
ット放電加工によって加工形成するか、雄ねじ1の山2
に噛合う歯3を形成する電極で型彫放電加工によって一
挙に加工形成する。
る歯3を有する雌ねじ板4をまとめて、大量にワイヤカ
ット放電加工によって加工形成するか、雄ねじ1の山2
に噛合う歯3を形成する電極で型彫放電加工によって一
挙に加工形成する。
そしてこれら雌ねじ板4の素材は必要に応じて焼入れ等
の熱処理は加工前に済ませておくことができる。図示し
ていないが被移送体5に雄ねじ 1を設け、それに別体
に設けた雌ねじ板4を噛合せる構成にすることもできる
。一方雄ねじ1の方も焼入れ等の熱処理を施した素材を
特開昭55−48,529号で開示した第10図に示す
ようなワイヤカット放電加工装置で加工することができ
る。
の熱処理は加工前に済ませておくことができる。図示し
ていないが被移送体5に雄ねじ 1を設け、それに別体
に設けた雌ねじ板4を噛合せる構成にすることもできる
。一方雄ねじ1の方も焼入れ等の熱処理を施した素材を
特開昭55−48,529号で開示した第10図に示す
ようなワイヤカット放電加工装置で加工することができ
る。
第10図に於て、13はワイヤカットを行なう細線のワ
イヤ電極で、ドラム14から供給され、他のドラム15
に巻取られる。16.17は加工部ガイドで、このガイ
ド間をキャプスタン18とブレーキローラ19の相互作
用によって張力が与えられA軸を一直線に緊張した状態
で移動通過する。1′は前記ガイド16.17間のワイ
ヤ電極1に対向して加工される雄ねじ1の素材で、例え
ば焼入れした鋼材が用いられる。20は回転装置で、先
端部に素材1′のチャック21が設けられている。22
は回転駆動モータ、23は回転軸20を所要の角度傾斜
制御するネジ機構で、モータ24により傾動制御する。
イヤ電極で、ドラム14から供給され、他のドラム15
に巻取られる。16.17は加工部ガイドで、このガイ
ド間をキャプスタン18とブレーキローラ19の相互作
用によって張力が与えられA軸を一直線に緊張した状態
で移動通過する。1′は前記ガイド16.17間のワイ
ヤ電極1に対向して加工される雄ねじ1の素材で、例え
ば焼入れした鋼材が用いられる。20は回転装置で、先
端部に素材1′のチャック21が設けられている。22
は回転駆動モータ、23は回転軸20を所要の角度傾斜
制御するネジ機構で、モータ24により傾動制御する。
図に於ては、ワイヤ電極13のA軸に直交する軸Bとリ
ード角度θ傾斜してC軸に回転軸が一致するよう設定さ
れている。25は加工テーブルで、前記回転軸装置20
をネジ機構23を介して固定支持する。26はB軸に平
行するネジ軸、27が駆動モータ、28はA軸及びB軸
に直交するDi!II(紙面に垂直)に平行なネジ軸(
図示せず)を駆動するモータで、このモータ27,28
によりテーブル25の移動装置を構成する。29はモー
タ22の回転と共に、モータ27にピッチ送りの制御信
号を加えるNCIItllMtiffで、又モータ24
による傾動制御、モータ28による送り制御も行なうよ
うにしである。30はワイヤ電極13と素材1′間に加
工パルスを通電する加工用電源である。素材1′にワイ
ヤ電極13が対向して、対向間隙にffi源30よりパ
ルス通電を行なうことにより放電加工によりワイヤ13
の移動形状通りのカットが行なわれる。ワイヤ電極13
のA軸に素材1′を直交させることなく、被加工体の回
転軸Cを角度θ傾斜させて設ける。
ード角度θ傾斜してC軸に回転軸が一致するよう設定さ
れている。25は加工テーブルで、前記回転軸装置20
をネジ機構23を介して固定支持する。26はB軸に平
行するネジ軸、27が駆動モータ、28はA軸及びB軸
に直交するDi!II(紙面に垂直)に平行なネジ軸(
図示せず)を駆動するモータで、このモータ27,28
によりテーブル25の移動装置を構成する。29はモー
タ22の回転と共に、モータ27にピッチ送りの制御信
号を加えるNCIItllMtiffで、又モータ24
による傾動制御、モータ28による送り制御も行なうよ
うにしである。30はワイヤ電極13と素材1′間に加
工パルスを通電する加工用電源である。素材1′にワイ
ヤ電極13が対向して、対向間隙にffi源30よりパ
ルス通電を行なうことにより放電加工によりワイヤ13
の移動形状通りのカットが行なわれる。ワイヤ電極13
のA軸に素材1′を直交させることなく、被加工体の回
転軸Cを角度θ傾斜させて設ける。
加工は第1図(a)に於ける山2の(1)、E而をリー
ドを掛けて作る。次に■、F面をリードを掛けて作る。
ドを掛けて作る。次に■、F面をリードを掛けて作る。
そして最後に■、歯底Gをリードを掛けて作る。この(
1)、■、■の3つの工程をNG制御装置29によって
行なうのである。始めに素材1′を回転させることなく
対向し、モータ28を駆動して素材1′をD軸に送りワ
イヤカットし前記(1)、■、■のネジ面の切込みを行
なう所要迅の切込み加工が完了したら、モータ28を停
止して、今度はモータ22を作動して素材1′をC軸に
回転する。
1)、■、■の3つの工程をNG制御装置29によって
行なうのである。始めに素材1′を回転させることなく
対向し、モータ28を駆動して素材1′をD軸に送りワ
イヤカットし前記(1)、■、■のネジ面の切込みを行
なう所要迅の切込み加工が完了したら、モータ28を停
止して、今度はモータ22を作動して素材1′をC軸に
回転する。
このような加工送りの切換えと、移動世、速度等の制御
は全てNG制御装置29による信号制御によって行なわ
れる。螺旋彫加工は前記回転と同時にモータ27を駆動
して素材1′をB軸にピッチ送りを与える。このピッチ
送りは、ワイヤ電極13の対向部分の回転半径をγとす
ると、被加工体の一回転光たりB軸方向に長さ2πγs
inθの送りを与える。送りm制谷u信号はNG装置2
9に入力しておくことによ1り正確な送り制御ができる
。これにより前記傾斜角度に対応するピッチ送りが与え
られ、回転とピッチ送りを同期的に制御することにより
所定の螺旋彫加工が行なわれ、螺旋カットが行なわれて
、ピッチ間隔の揃った高精度の雄ねじ 1が加工形成で
きる。この加工は傾斜角度のモータ24を制御し、リー
ド角度θを変動制御しながら、且つモータ27によるピ
ッチ送り量を増大制御して加工することによって容易に
所望のピッチ間隔て加工形成することができる。
は全てNG制御装置29による信号制御によって行なわ
れる。螺旋彫加工は前記回転と同時にモータ27を駆動
して素材1′をB軸にピッチ送りを与える。このピッチ
送りは、ワイヤ電極13の対向部分の回転半径をγとす
ると、被加工体の一回転光たりB軸方向に長さ2πγs
inθの送りを与える。送りm制谷u信号はNG装置2
9に入力しておくことによ1り正確な送り制御ができる
。これにより前記傾斜角度に対応するピッチ送りが与え
られ、回転とピッチ送りを同期的に制御することにより
所定の螺旋彫加工が行なわれ、螺旋カットが行なわれて
、ピッチ間隔の揃った高精度の雄ねじ 1が加工形成で
きる。この加工は傾斜角度のモータ24を制御し、リー
ド角度θを変動制御しながら、且つモータ27によるピ
ッチ送り量を増大制御して加工することによって容易に
所望のピッチ間隔て加工形成することができる。
この雄ねじ 1と旧ねじ板4とが駆動して相対的に移動
する摺動向を放電加工する際に摺動向を更に放電加工に
よって平滑化してI′!J擦係数の少ない滑り面を得る
ようにする。その平滑加工は先に放電加工した摺動向の
放電痕の深さRmax、このRmaxは面粗さに相当す
るのであるが、その深さRiaxの表面から20〜40
%程度の表面加工を行なって、平らな平滑面を得るよう
にしたものである。
する摺動向を放電加工する際に摺動向を更に放電加工に
よって平滑化してI′!J擦係数の少ない滑り面を得る
ようにする。その平滑加工は先に放電加工した摺動向の
放電痕の深さRmax、このRmaxは面粗さに相当す
るのであるが、その深さRiaxの表面から20〜40
%程度の表面加工を行なって、平らな平滑面を得るよう
にしたものである。
こうすることによって放電痕の凸部が互いに接触して摩
擦係数が増大していた原因を取除いて、平らな平滑面を
互いに接触させ、残りの60〜80%の放電痕に潤滑剤
を溜るようにして摩擦係数を0.02程度にすることが
でき効率のよい移送装置を得ることができたものである
。この外、気孔焼結晶で製作することや接触面にWSz
、MOSlj等の固体潤滑剤を使用する等の加工を容
易になし得るものである。
擦係数が増大していた原因を取除いて、平らな平滑面を
互いに接触させ、残りの60〜80%の放電痕に潤滑剤
を溜るようにして摩擦係数を0.02程度にすることが
でき効率のよい移送装置を得ることができたものである
。この外、気孔焼結晶で製作することや接触面にWSz
、MOSlj等の固体潤滑剤を使用する等の加工を容
易になし得るものである。
本発明は、予め焼入等して熱処理した素材を0、05〜
0.5ml1の細いソイ12電極で、ワイヤカット放電
加工する°ものであるから、雄ねじにより伝達する動力
や被移送体等の負荷に対応して極めて細いものから太い
雄ねじを作ることができる。その、雄ねじに噛む雌ねじ
は歯の素材、大きさ、数等を選定することができ、単歯
の場合はリードに変化のある雄ねじに噛合せることがで
き、そのリードに倣って変化のある移送を被移送体に与
えることができ得、複画の場合には歯をずらせて、バッ
クラッシュやガタを取除くことができる。更に異なる素
材を加工してそれを組合せて歯を構成することにより、
剛性、潤滑性を有し、更に外側にワイパーの作用をさせ
る歯を構成することができ、何れの場合にも雄ねじと雌
ねじ板との噛合う状態を外から検査し、確認をすること
ができることがら、極めて容易に、しかも高精度な耐圧
も充分でIiI滑の良い効果があって、しかも摩耗に対
しても容易に対処することができる。
0.5ml1の細いソイ12電極で、ワイヤカット放電
加工する°ものであるから、雄ねじにより伝達する動力
や被移送体等の負荷に対応して極めて細いものから太い
雄ねじを作ることができる。その、雄ねじに噛む雌ねじ
は歯の素材、大きさ、数等を選定することができ、単歯
の場合はリードに変化のある雄ねじに噛合せることがで
き、そのリードに倣って変化のある移送を被移送体に与
えることができ得、複画の場合には歯をずらせて、バッ
クラッシュやガタを取除くことができる。更に異なる素
材を加工してそれを組合せて歯を構成することにより、
剛性、潤滑性を有し、更に外側にワイパーの作用をさせ
る歯を構成することができ、何れの場合にも雄ねじと雌
ねじ板との噛合う状態を外から検査し、確認をすること
ができることがら、極めて容易に、しかも高精度な耐圧
も充分でIiI滑の良い効果があって、しかも摩耗に対
しても容易に対処することができる。
尚、更に雄ねじが軸の中央部分だけに設けられていても
雌ねじ板を側方から噛ますことができる。
雌ねじ板を側方から噛ますことができる。
従って、テーパやカム状に変化する雄ねじを作ることが
でき、それに一つ又は小数の歯を有する雌ねじ板を噛ま
せた場合は被移送体のテーパ送り、カム送りを可能にす
る雄ねじ、又は雄ねじと雌ねじ板とによる送り装置を提
供することができた。
でき、それに一つ又は小数の歯を有する雌ねじ板を噛ま
せた場合は被移送体のテーパ送り、カム送りを可能にす
る雄ねじ、又は雄ねじと雌ねじ板とによる送り装置を提
供することができた。
しかもワイヤカット放電加工による場合は切削抵抗が無
いから弾性体のネジの素材をネジに加工形成することが
でき、更にネジの表面粗さを放電状態によって任意に選
定することができる効果を有する。このようなネジは例
えば合成樹脂の混線に用いた場合は一本のスクリュで表
面粗さを変化させてペレットや粉末から液状に変化する
合成樹脂とのHa接触状態を変化させたり、混練する合
成樹脂の詰り具合によっては弾性変形したり、複数のス
クリュを組合せて混線すね場合は弾性的に接触して各ネ
ジを密着させることができるスクリュを提供する等新た
な効果をもたらすものである。
いから弾性体のネジの素材をネジに加工形成することが
でき、更にネジの表面粗さを放電状態によって任意に選
定することができる効果を有する。このようなネジは例
えば合成樹脂の混線に用いた場合は一本のスクリュで表
面粗さを変化させてペレットや粉末から液状に変化する
合成樹脂とのHa接触状態を変化させたり、混練する合
成樹脂の詰り具合によっては弾性変形したり、複数のス
クリュを組合せて混線すね場合は弾性的に接触して各ネ
ジを密着させることができるスクリュを提供する等新た
な効果をもたらすものである。
第1図(a ) (b )は本発明の雄ねじと雌ねじ
板の図、第2図は第1図(a)の1−(−H断面矢視図
、第3図、第4図、第5図は他の実施例図、第6図は本
発明の雌ねじ板を組合せてナツトを構成した図、第7図
、第8図は雌ねじ板の組立てを例示した図、第9図は組
立てる雌ねじ板の歯を例示した図、第10図は雄ねじを
作る装置を例示したところの図である。 1・・・・・・・・・雄ねじ 2・・・・・・・・・山 3・・・・・・・・・歯 4・・・・・・・・・雌ねじ板 5・・・・・・・・・被移送体 7・・・・・・・・・合成樹脂ねじ板 特 許 出 願 人 株式会社井上ジャパックス研究所 代表者 井 上 潔 一土−ニー22 オ 611!1 オフ(!l オ8図 手 続 ネfli 正 占(自発)1.事件
の表示 昭和61年 特許願第182.967号2、発明の名称 ネジ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地4、補正により増加する発明の数 rOJ5、補
正の対象 明細書の特許請求の範囲及び発明の詳細な
説明の欄6、補正の内容 別紙の通り (1)明miの特許請求の範囲の記載を別紙の通り補正
する。 (2)同第3頁第19行の「ネジの両側」をUネジ軸両
端」と補正する。 (3)同第4頁第3行の「るようにしてなるネジ装置で
ある。」を「るようにすることができ、雌ネジの方は弾
性材と組合せて防振構造にすることができるネジ装置で
ある。」と補正する。 (4)同第4頁第15行の「調整をする。」の後に「そ
して、雌ネジの方を合成樹脂と金属又はセラミックスと
を組合せて防振構造とした場合は撮動による損失の少な
いネジとすることができる。」を挿入する。 (5)同第7頁第4〜7行の「第5図に示すものは・・
・・・・・・・ものである。」を「第5図に示すものは
中央に鋼製等の金属又はセラミックスの雌ねじ板4と、
エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリエステル、ポリマミド、
ポリマミドイミド、ポリウレタン、液晶樹脂類、IPN
樹脂、フェノール樹脂等任意の合成樹脂製ねじ板7とを
組合せたものであり、この図示した外に、雌ねじ板4の
間に合成樹脂製ねじ板7又は接着又は接着層とし、或い
は異なる合成樹脂ねじ板7の複数を雌ねじ板4と組合せ
て一体に構成し、更に又、第3図に示す雌ねじ板4の上
下面、側面を図示していないが合成樹脂製ねじ板1で挾
むように構成して、潤滑と防振の効果を得ることができ
るようにしたものである。例えば、実験によると2枚の
雌ねじ板4の中間層として、厚さ50μのフェノール樹
脂を合成樹脂製ねじ板γとして用いた場合の損失係数η
−0,18となった。更にネジの送り方向と直角方向に
接着による中間層、合成樹脂製ねじ板1を設けた場合、
η= 0.14であった。この損失係数ηは2枚の雌ね
じ板4の厚さを夫々hl、h3、ヤング率E1、E3、
中間層である合成樹脂製ねじ板7の厚さh2、せん断パ
ラメータ?、及び中間層の損失係数をη1とすると、組
合せによる損失係数は次式で示される。 η=12E3fi3/E+ t+、(ht +2t12
+t13/2hl)2’a η 、 x 1/
1+2 g モ く 1+η1 )92 又、厚さlll1mの雌ねじ板4と、厚さ0.05mm
の接着層とした合成樹脂製ねじ板7とを、1/ 0.0
5/ 1/ 0.05 / 1/ 0.05 / 1と
組合せて4.15mm厚さの歯3としたとき、η−0,
19となった。」と補正する。 (6)同第13頁第12行の「5剛性、潤滑性を有し」
を「剛性、防振性、潤滑性を有し、」と補正する。 別 紙 「(1)任意形状のネジの素材とワイヤ電極とをネジの
リード角度にしたがって相対的に角度を変化させ、且つ
ネジのリードにしたがって相対的に移動しながらワイヤ
カット放電加工をして任意形状に形成したネジ。 (2)ネジがそのネジ形状に従った形状のナラ5、若し
くはネジ形状に噛合う歯を有する雌ねじ板を組合せてな
るナツトを持った特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (3)ネジ素材が予め熱処理された特許請求の範囲第1
項に記載のネジ。 (4)ネジ軸両端の軸径を谷径より太くした特許請求の
範囲第1項に記載のネジ。 (5)形成するのがテーパネジである特許請求の範囲第
1項に記載のネジ。 (6)形成するのがカム状に変化する素材の外径である
特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (7)ネジ素材が弾性材である特許請求の範囲第1項に
記載のネジ。 (8)、 mねじが弾性材と組合せて防振構造とした特
許請求の範囲第1項に記載のネジ。」手 続 ネ甫
正 ロゴ(自発)1、事件の表示 昭和61年 特許願第182,967号2、発明の名称 ネジ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地4、補正により増加する発明の数 「0」5、補
正の対象 昭和62年10月21日付は提出の手続補
正口、明(1)昭和62年10月21日付は手続補正口
で補正した明細書の特許請求の範囲の記載を削除し、明
m書の特許請求の範囲の記載を別紙の通り補正する。 (2)明細書第3頁第18〜19行の[そのネジの素材
は・・・・・・・・・したものであり、」を[そのネジ
の素材は加工前に熱処理を施して硬化した金属の外に、
Ti C,Ti N、84 C,WC等を混入して、は
ぼ10ΩCH1以下の比抵抗にすることによりワイヤカ
ット放電加工を可能にした導電性セラミックスやこの導
電性セラミックスと金属と接合したものを使用すること
ができる。そして加工した」と補正する。 (3)同第4頁第9行の「のできない硬い素材」を「は
困難であるが、耐摩耗性が高く、且つ摩擦係数が小さく
、更に熱膨張係数が小さく、高精度材として利用できる
導電性セラミックス、」と補正する。 (4)同第5頁第16行の「第1図(a )には雄ネジ
1」をI゛第1図(a >には金属の外にTiC1Ti
N、B4 C,WC等を混入し、はぼ10ΩCa1以
下の比抵抗にすることによりワイヤカット放゛電加工を
可能にした導電性セラミックスを素材とした雄ネジ1」
と補正する。 (5)同第8頁第20行の「熱処理を論じた素材」の後
に「や導電性セラミックス」を挿入する。 (6)同第9頁第10行の「焼入れした鋼材が」を・「
焼入れした鋼材や導電性セラミックス、及び金属の軸に
導電性セラミックスを接合した素材がJと補正する。 (7)同第12頁第20行第13頁第4行の1予め・・
・・・・・・・ことができる。」を「予め焼入等をして
熱処理した素材や導電性セラミックス及び金属の軸に導
電性セラミックスを接合したような、通常の切削や研削
できない素材を0.05〜0.5mmの細いワイヤ電極
で、ワイヤカット放電加工するものであるから、雄ねじ
により伝達する動力や被移送体等の負荷に対応して極め
て細いものから太い雄ねじを作ることができ、特にセラ
ミックスの素材は耐摩性が高く、且つ摩擦係数及び熱膨
張係数が小さいことから高精度の雄ねじを作ることがで
きる。」と補正する。 別 紙 [(1)任意形状のネジの素材とワイヤ電極とをネジの
リード角度にしたがって相対的に角度を変化させ、且つ
ネジのリードにしたがって相対的に移動しながらワイヤ
カット放電加工をして任意形状に形成したネジ。 (2)ネジがそのネジ形状に従った形状のナツト、若し
くはネジ形状に噛合う歯を有する雌ねじ板を組合せてな
るナツトを持った特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (3)ネジ素材が予め熱処理された特許請求の範囲第1
項に記載のネジ。 (4)ネジ軸両端の軸径を谷径より太くした特許請求の
範囲第1項に記載のネジ、 (5)形成するのがテーパネジである特許請求の範囲第
1項に記載のネジ。 (6)形成するのがカム状に変化する素材の外径である
特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (7)ネジ素材が弾性材である特許請求の範囲第1項に
記載のネジ。 (8)雌ねじが弾性材と組合せて防振構造とした特許請
求の範囲第1項に記載のネジ。 (9)ネジの素材が導電性セラミックスである特許請求
の範囲第1項に記載のネジ。 (10)ネジの素材が導電性セラミックスと金属と接合
したものである特許請求の範囲第1項に記載のネジ。」
板の図、第2図は第1図(a)の1−(−H断面矢視図
、第3図、第4図、第5図は他の実施例図、第6図は本
発明の雌ねじ板を組合せてナツトを構成した図、第7図
、第8図は雌ねじ板の組立てを例示した図、第9図は組
立てる雌ねじ板の歯を例示した図、第10図は雄ねじを
作る装置を例示したところの図である。 1・・・・・・・・・雄ねじ 2・・・・・・・・・山 3・・・・・・・・・歯 4・・・・・・・・・雌ねじ板 5・・・・・・・・・被移送体 7・・・・・・・・・合成樹脂ねじ板 特 許 出 願 人 株式会社井上ジャパックス研究所 代表者 井 上 潔 一土−ニー22 オ 611!1 オフ(!l オ8図 手 続 ネfli 正 占(自発)1.事件
の表示 昭和61年 特許願第182.967号2、発明の名称 ネジ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地4、補正により増加する発明の数 rOJ5、補
正の対象 明細書の特許請求の範囲及び発明の詳細な
説明の欄6、補正の内容 別紙の通り (1)明miの特許請求の範囲の記載を別紙の通り補正
する。 (2)同第3頁第19行の「ネジの両側」をUネジ軸両
端」と補正する。 (3)同第4頁第3行の「るようにしてなるネジ装置で
ある。」を「るようにすることができ、雌ネジの方は弾
性材と組合せて防振構造にすることができるネジ装置で
ある。」と補正する。 (4)同第4頁第15行の「調整をする。」の後に「そ
して、雌ネジの方を合成樹脂と金属又はセラミックスと
を組合せて防振構造とした場合は撮動による損失の少な
いネジとすることができる。」を挿入する。 (5)同第7頁第4〜7行の「第5図に示すものは・・
・・・・・・・ものである。」を「第5図に示すものは
中央に鋼製等の金属又はセラミックスの雌ねじ板4と、
エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリエステル、ポリマミド、
ポリマミドイミド、ポリウレタン、液晶樹脂類、IPN
樹脂、フェノール樹脂等任意の合成樹脂製ねじ板7とを
組合せたものであり、この図示した外に、雌ねじ板4の
間に合成樹脂製ねじ板7又は接着又は接着層とし、或い
は異なる合成樹脂ねじ板7の複数を雌ねじ板4と組合せ
て一体に構成し、更に又、第3図に示す雌ねじ板4の上
下面、側面を図示していないが合成樹脂製ねじ板1で挾
むように構成して、潤滑と防振の効果を得ることができ
るようにしたものである。例えば、実験によると2枚の
雌ねじ板4の中間層として、厚さ50μのフェノール樹
脂を合成樹脂製ねじ板γとして用いた場合の損失係数η
−0,18となった。更にネジの送り方向と直角方向に
接着による中間層、合成樹脂製ねじ板1を設けた場合、
η= 0.14であった。この損失係数ηは2枚の雌ね
じ板4の厚さを夫々hl、h3、ヤング率E1、E3、
中間層である合成樹脂製ねじ板7の厚さh2、せん断パ
ラメータ?、及び中間層の損失係数をη1とすると、組
合せによる損失係数は次式で示される。 η=12E3fi3/E+ t+、(ht +2t12
+t13/2hl)2’a η 、 x 1/
1+2 g モ く 1+η1 )92 又、厚さlll1mの雌ねじ板4と、厚さ0.05mm
の接着層とした合成樹脂製ねじ板7とを、1/ 0.0
5/ 1/ 0.05 / 1/ 0.05 / 1と
組合せて4.15mm厚さの歯3としたとき、η−0,
19となった。」と補正する。 (6)同第13頁第12行の「5剛性、潤滑性を有し」
を「剛性、防振性、潤滑性を有し、」と補正する。 別 紙 「(1)任意形状のネジの素材とワイヤ電極とをネジの
リード角度にしたがって相対的に角度を変化させ、且つ
ネジのリードにしたがって相対的に移動しながらワイヤ
カット放電加工をして任意形状に形成したネジ。 (2)ネジがそのネジ形状に従った形状のナラ5、若し
くはネジ形状に噛合う歯を有する雌ねじ板を組合せてな
るナツトを持った特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (3)ネジ素材が予め熱処理された特許請求の範囲第1
項に記載のネジ。 (4)ネジ軸両端の軸径を谷径より太くした特許請求の
範囲第1項に記載のネジ。 (5)形成するのがテーパネジである特許請求の範囲第
1項に記載のネジ。 (6)形成するのがカム状に変化する素材の外径である
特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (7)ネジ素材が弾性材である特許請求の範囲第1項に
記載のネジ。 (8)、 mねじが弾性材と組合せて防振構造とした特
許請求の範囲第1項に記載のネジ。」手 続 ネ甫
正 ロゴ(自発)1、事件の表示 昭和61年 特許願第182,967号2、発明の名称 ネジ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地4、補正により増加する発明の数 「0」5、補
正の対象 昭和62年10月21日付は提出の手続補
正口、明(1)昭和62年10月21日付は手続補正口
で補正した明細書の特許請求の範囲の記載を削除し、明
m書の特許請求の範囲の記載を別紙の通り補正する。 (2)明細書第3頁第18〜19行の[そのネジの素材
は・・・・・・・・・したものであり、」を[そのネジ
の素材は加工前に熱処理を施して硬化した金属の外に、
Ti C,Ti N、84 C,WC等を混入して、は
ぼ10ΩCH1以下の比抵抗にすることによりワイヤカ
ット放電加工を可能にした導電性セラミックスやこの導
電性セラミックスと金属と接合したものを使用すること
ができる。そして加工した」と補正する。 (3)同第4頁第9行の「のできない硬い素材」を「は
困難であるが、耐摩耗性が高く、且つ摩擦係数が小さく
、更に熱膨張係数が小さく、高精度材として利用できる
導電性セラミックス、」と補正する。 (4)同第5頁第16行の「第1図(a )には雄ネジ
1」をI゛第1図(a >には金属の外にTiC1Ti
N、B4 C,WC等を混入し、はぼ10ΩCa1以
下の比抵抗にすることによりワイヤカット放゛電加工を
可能にした導電性セラミックスを素材とした雄ネジ1」
と補正する。 (5)同第8頁第20行の「熱処理を論じた素材」の後
に「や導電性セラミックス」を挿入する。 (6)同第9頁第10行の「焼入れした鋼材が」を・「
焼入れした鋼材や導電性セラミックス、及び金属の軸に
導電性セラミックスを接合した素材がJと補正する。 (7)同第12頁第20行第13頁第4行の1予め・・
・・・・・・・ことができる。」を「予め焼入等をして
熱処理した素材や導電性セラミックス及び金属の軸に導
電性セラミックスを接合したような、通常の切削や研削
できない素材を0.05〜0.5mmの細いワイヤ電極
で、ワイヤカット放電加工するものであるから、雄ねじ
により伝達する動力や被移送体等の負荷に対応して極め
て細いものから太い雄ねじを作ることができ、特にセラ
ミックスの素材は耐摩性が高く、且つ摩擦係数及び熱膨
張係数が小さいことから高精度の雄ねじを作ることがで
きる。」と補正する。 別 紙 [(1)任意形状のネジの素材とワイヤ電極とをネジの
リード角度にしたがって相対的に角度を変化させ、且つ
ネジのリードにしたがって相対的に移動しながらワイヤ
カット放電加工をして任意形状に形成したネジ。 (2)ネジがそのネジ形状に従った形状のナツト、若し
くはネジ形状に噛合う歯を有する雌ねじ板を組合せてな
るナツトを持った特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (3)ネジ素材が予め熱処理された特許請求の範囲第1
項に記載のネジ。 (4)ネジ軸両端の軸径を谷径より太くした特許請求の
範囲第1項に記載のネジ、 (5)形成するのがテーパネジである特許請求の範囲第
1項に記載のネジ。 (6)形成するのがカム状に変化する素材の外径である
特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 (7)ネジ素材が弾性材である特許請求の範囲第1項に
記載のネジ。 (8)雌ねじが弾性材と組合せて防振構造とした特許請
求の範囲第1項に記載のネジ。 (9)ネジの素材が導電性セラミックスである特許請求
の範囲第1項に記載のネジ。 (10)ネジの素材が導電性セラミックスと金属と接合
したものである特許請求の範囲第1項に記載のネジ。」
Claims (7)
- (1)任意形状のネジの素材とワイヤ電極とをネジのリ
ード角度にしたがって相対的に角度を変化させ、且つネ
ジのリードにしたがって相対的に移動しながらワイヤカ
ット放電加工をして任意形状に形成したネジ。 - (2)ネジがそのネジ形状に従つた形状のナット、若し
くはネジ形状に噛合う歯を有する雌ねじ板を組合せてな
るナットを持つた特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 - (3)ネジ素材が予め熱処理された特許請求の範囲第1
項に記載のネジ。 - (4)ネジの両側の軸径を谷径より太くした特許請求の
範囲第1項に記載のネジ。 - (5)形成するのがテーパネジである特許請求の範囲第
1項に記載のネジ。 - (6)形成するのがカム状に変化する素材の外径である
特許請求の範囲第1項に記載のネジ。 - (7)ネジ素材が弾性材である特許請求の範囲第1項に
記載のネジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18296786A JPS6339737A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ネジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18296786A JPS6339737A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ネジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339737A true JPS6339737A (ja) | 1988-02-20 |
Family
ID=16127452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18296786A Pending JPS6339737A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | ネジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6339737A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010000557A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Kurimoto Ltd | 噛合型スクリュの製造方法 |
WO2019034537A1 (de) * | 2017-08-14 | 2019-02-21 | PHOENIX FEINBAU GmbH & Co. KG | Verfahren zur herstellung eines aktivelements und entsprechendes aktivelement |
CN109604750A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-04-12 | 自贡市嘉特数控机械制造有限公司 | 往复走丝型线切割机床电极丝的分段加工方法 |
-
1986
- 1986-08-04 JP JP18296786A patent/JPS6339737A/ja active Pending
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