JP2009545382A5 - - Google Patents

Claims (29)

1. 創傷部位における傷跡またはケロイドの形成を改善する包帯であって、該包帯は、皮膚表面に取り外し可能に固定されるように構成され、該包帯は、第１の引張応力をかけられた構成と第２の緩和された構成とを有する、包帯。
2. 前記第１の引張応力をかけられた構成は機械的に誘発される、請求項１に記載の包帯。
3. 約３０〜約５０の範囲のデュロメータ値と、約１００マイクロメートル〜約５００マイクロメートルの範囲の厚さとを有するシリコーン層と、
   該シリコーン層に取り付けられたポリマーバッキング層と、
   該シリコーン層に取り付けられた接着剤層であって、該接着剤層は、少なくとも２４時間の間、シリコーンシートのシリコーン緩和に抵抗するように構成されているシリコーン感圧接着剤を含み、該シリコーン感圧接着剤は、約１２５ｋｇ／ｍより大きいＴ型剥離試験値と、約０．４５ｋｇより大きいブラントプローブタック試験値とを有する、接着剤層と、
   該包帯を該第１の引張応力をかけられた構成に取り外し可能に維持するように構成された締め金機構と
   をさらに備えている、請求項１または２に記載の包帯。
4. 前記シリコーン層は、前記第１の引張応力をかけられた構成から前記第２の緩和された構成に変形可能である、請求項３に記載の包帯。
5. 前記第１の引張応力をかけられた構成は、前記第２の緩和された構成に対して少なくとも約４０％のひずみを有する、請求項１、２、３または４に記載の包帯。
6. 前記締め金機構は、ポリマーシートをさらに備えている、請求項３〜５のいずれか１項に記載の包帯。
7. 前記ポリマーシートは、前記シリコーン層内の前記ひずみを変更するように構成されている、請求項４に記載の包帯。
8. 前記シリコーン感圧接着剤の前記Ｔ型剥離試験値は、少なくとも約２８６ｋｇ／ｍである、請求項３〜７のいずれか１項に記載の包帯。
9. 前記シリコーン感圧接着剤の前記ブラントプローブタック試験値は、少なくとも約０．５ｋｇである、請求項３〜８のいずれか１項に記載の包帯。
10. 前記シリコーン層は先細の縁を含む、請求項３〜９のいずれか１項に記載の包帯。
11. 第１の層と第２の層とを備えている、第１の構造物であって、該第１の層は、前記第２の緩和された構成と、前記第１の引張応力をかけられた構成とを有し、該第１の引張応力をかけられた構成は、該第２の緩和された構成に対して少なくとも４０％のひずみを有し、該第２の層は、少なくとも２４時間の間、該第１の引張応力をかけられた構成から該第２の緩和された構成への該第１の層の緩和に抵抗するように構成されている接着剤を含む、第１の構造物と、
    該第１の引張応力をかけられた構成において、該第１の構造物を取り外し可能に維持するように構成されている第２の構造物と
    をさらに備えている、請求項１または２に記載の包帯。
12. 前記第２の構造物は、前記第１の構造物が前記第１の引張応力をかけられた構成にある間に、該第１の構造物を前記皮膚表面に付着させるようにさらに構成されている、請求項１１に記載の包帯。
13. 前記第２の構造物は、前記第１の構造物の縁に取り付けられるように構成されている取り付け構造を備えている、請求項１１または１２に記載の包帯。
14. 前記第２の構造物は、前記第１の構造物に取り付けられるように構成されているポリマーシートを備えている、請求項１１〜１３のいずれか１項に記載の包帯。
15. 前記ポリマーシートは、前記第１の構造物よりも大きい剛性を有する、請求項１４に記載の包帯。
16. 前記接着剤は、ポリアクリレートベースまたはポリイソブチレンベースである、請求項１１〜１５のいずれか１項に記載の包帯。
17. 前記接着剤は感圧接着剤である、請求項１１〜１６のいずれか１項に記載の包帯。
18. 前記感圧接着剤は、シリコーンベースの接着剤である、請求項１７に記載の包帯。
19. 前記接着剤は、約１２５ｋｇ／ｍより大きいＴ型剥離試験値を有する、請求項１１〜１８のいずれか１項に記載の包帯。
20. 前記接着剤は、少なくとも約２８６ｋｇ／ｍのＴ型剥離試験値を有する、請求項１１〜１８のいずれか１項に記載の包帯。
21. 前記接着剤は、約０．４５ｋｇより大きいブラントプローブタック試験値を有する、請求項１１〜２０のいずれか１項に記載の包帯。
22. 前記接着剤は、少なくとも約０．５ｋｇのブラントプローブタック試験値を有する、請求項１１〜２１のいずれか１項に記載の包帯。
23. 前記接着剤は、少なくとも３日の間、前記第１の引張応力をかけられた構成から前記第２の緩和された構成への緩和に抵抗するように構成されている、請求項１１〜２２のいずれか１項に記載の包帯。
24. 前記第１の引張応力をかけられた構成は、２軸方向にひずんだ構成である、請求項１１〜２３のいずれか１項に記載の包帯。
25. 前記第１の層は少なくとも約３０のデュロメータ値を有する、請求項１１〜２４のいずれか１項に記載の包帯。
26. 前記第１の層は少なくとも約４０のデュロメータ値を有する、請求項１１〜２５のいずれか１項に記載の包帯。
27. 前記第１の層は少なくとも約５０のデュロメータ値を有する、請求項１１〜２５のいずれか１項に記載の包帯。
28. 前記第１の層は約１００マイクロメートルから約５００マイクロメートルの範囲の厚さを有する、請求項１１〜２７のいずれか１項に記載の包帯。
29. 前記第２の構造物は、メッシュまたはワイヤを備えている、請求項１１〜２８のいずれか１項に記載の包帯。