JP2009543388A - 負荷インピーダンス測定を使用したクロストーク相殺 - Google Patents

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Abstract

第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルとの間のクロストークを相殺するための方法とASICであり、第1の信号を第1のチャネルのための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を第2のチャネルのための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷を各出力増幅器と基準増幅器との間に接続する。1つの実施例では、第1と第2の信号を、第1と第2の出力増幅器へ信号を入力する前で分割し、各信号の利得が調整された部分を出力増幅器の入力の他の信号に加える。もう1つの実施例では、第1と第2の入力信号を各々2つの経路に再び分割する。各信号の第1の経路を各信号のそれぞれの出力増幅器に入力する一方、第1と第2の信号の第2の経路を一緒に加える。その結果得られる合計を利得関数で調整し、適当なDC電圧でバイアスし、基準増幅器に入力する。

Description

本発明は電気信号を増幅するためのシステムに関する。特に、非限定的には、本発明は、負荷インピーダンス測定を使用して、複数チャネル間のクロストークを相殺するシステムと方法とに関するものである。
ステレオヘッドセットを駆動することは、今日の移動体電話における共通の要求条件である。そのヘッドセットコネクタのピン数を最小化し、また、殆んどの家庭用音楽機器に見られる標準ヘッドセットコネクタに準拠させるための要求がある。通常、標準ヘッドセットは、左、右および接地端子の3端子コネクタを持つ。DC電流がそのヘッドセットを通って流れることは許されない。このことは、左および右の信号がゼロ電圧のDCオフセットをもつAC信号であることを要求している。正および負の電圧源を持つ増幅器を使用して、そのような信号が生成される。しかしながら、単一のバッテリによって動作するデバイスでは、負電圧源は容易には利用可能でない。
図1Aはステレオ信号(即ち、左信号および右信号)を生成するステレオ増幅器の一般的構成を示す簡略化した図である。信号Vin1が第1のシングルエンド出力増幅器(出力AMP1)11にフィードされ、信号Vin2が第2のシングルエンド出力増幅器(出力AMP2)12にフィードされる。それらの出力増幅器は、ヘッドフォン、スピーカ等(不図示)のような負荷に信号を提供している。その出力増幅器はVDD/2に等しい同相DC電圧を持つ。この電圧により、負荷を通してDC電流が発生するのを防ぐため、DCブロッキングキャパシタ(CL1とCL2)13および14が使用される。DCブロッキングキャパシタは、負電圧源が無い場合に必要である。DCブロッキングキャパシタの不利な点は、それらが通常、100〜200μFの容量をもち、それぞれがプリント回路基板(PCB)上で極めて広い面積を占める点である。
図1Bはステレオ信号を生成するステレオ増幅器のもう一つの一般的構成を示す簡略化した図である。この構成は、基準電圧源(VMID)15を利用する。VMIDドライバが基準増幅器(基準AMP)16として実装され、基準DC電圧レベルとして電源電圧の半分の電圧(VDD/2)を提供する。出力AMP1 11と基準AMPとの間に第1の出力負荷(RL1)17が接続される。出力AMP2 12と基準AMPとの間に第2の出力負荷(RL2)18が接続される。基準AMPを使用する主な理由は、DCブロッキングキャパシタCL1とCL2を除去することであり、それにより、占有されるPCB面積を削減し、ヘッドフォンジャックのピン数を削減する。
図2は出力増幅器の負荷に基準AMPを使用する場合に生じる問題を示した図である。この構成では、チャネル間のクロストークを避けることは困難である。クロストークの主な源は、基準AMP16の出力インピーダンス(Rint)19である。この内部基準AMP出力インピーダンスRintを経由して、1つのチャネルから他のチャネルへクロストークが入り込む。もし、Rintが1オームで、負荷が32オームであれば、そのクロストークは−30.1dB{クロストーク=20log(1/32)}となるであろう。一般的には、小さいRintは、より大きなRintよりコストがより大きい。それ故、同じクロストーク性能を持つより高い出力インピーダンスを許す方法がコスト節約になるであろう。
また、不安定性は、基準AMP構成が持つ問題となり得る。増幅器負荷の異なる構成が、異なる容量性負荷と誘導性負荷となる結果をもたらす。増幅器の余りにも大きな容量性負荷は、増幅器を容易に不安定にさせる。基準AMP出力と容量性負荷との間に直列抵抗を加えることにより、増幅器の安定性は改善されることが知られている。しかしながら、出力にさらに直列抵抗を加えることの不利な点は、それがチャネル間のクロストークを増加させるという点にある。
従来技術の不利な点を克服するクロストーク相殺のシステムと方法を持つことには利点がある。本発明はそのようなシステムと方法を提供する。
本発明は、負荷インピーダンス測定を使用して、複数チャネル間のクロストークを相殺するシステムと方法とに関するものである。ステレオシステムに関係する第1の実施例では、各チャネルからの信号が出力増幅器の入力の他のチャネルに加えられる。第2の実施例では、両方のチャネルからの信号が基準増幅器の入力に加えられる。出力信号の幾らかの歪みが両方の方法を使用して発生するであろうが、その歪みは出力信号レベルの振幅に影響を与えるのみであろう。
それ故、本発明は、クロストーク相殺のクロストークの値を改善する。他の利点は、最少のシリコン基板面積を使用しながら、ASICのデジタル領域に本発明を実装できるという事実を含む点にある。低コストで、低性能のアナログ入力増幅器、或は、ASICで既存の増幅器が測定増幅器として使用できる。また、本発明で実行する計算は、出力増幅器に接続する負荷抵抗の値を提供する。負荷がシステムに受け入れ可能でないことを示す警告メッセージをユーザに送信するために、この情報が使用される。また、もし、基準AMPと負荷との間に直列抵抗を加える場合、基準AMP安定性が改善するなら、基準AMPの安定性を間接的に改善することができる。
それ故、一側面からすれば、本発明は、第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルとの間のクロストークを相殺する方法に関するものであり、第1の信号を第1のチャネルための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を第2のチャネルための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷を各出力増幅器と基準増幅器との間に接続する。この方法は、第1と第2の出力増幅器に信号を入力する前に、第1と第2の信号を分割する工程と、第1と第2の出力増幅器に入力される他の信号に、各信号の分割部分を加える工程とを含む。他の信号に各信号の分割部分を加える工程は、他の信号に前記分割信号を加える前に、プログラマブル利得増幅器により各分割信号を調整することを含めてもよい。
もう一つの側面からすれば、本発明は、第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルとの間のクロストークを相殺する方法に関するものであり、第1の信号を第1のチャネルのための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を第2のチャネルのための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷を各出力増幅器と基準増幅器との間に接続する。この方法は、第2の出力増幅器の入力に先立ち、第1の信号を第1の経路と第2の経路とに分割する工程と、第1の経路の第1の信号を第1のプログラマブル利得増幅器によって調整する工程とを含む。第2の出力増幅器の入力に先立ち、第2の信号を第3の経路と第4の経路に分割する。第3の経路の第2の信号は第2のプログラマブル利得増幅器によって調整される。第3の経路の調整された第2の信号を第2の経路の第1の信号に加えて第1の合計を生成し、第1の経路の調整された第1の信号を第4の経路の第2の信号に加えて第2の合計を生成する。第1の合計は第1の出力増幅器に入力され、第2の合計は第2の出力増幅器に入力される。
もう一つの実施例では、本発明は、第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルとの間のクロストークを相殺する方法に関するものであり、第1の信号を第1のチャネルための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を第2のチャネルのための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷を各出力増幅器と基準増幅器との間に接続する。この方法は、第1と第2の入力信号を各々二つの経路に分割する工程と、各信号の第1の経路を各信号のそれぞれの出力増幅器に入力する工程と、第1と第2の信号の第2の経路を共に加える工程と、第1と第2の信号の合計を利得関数で調整する工程と、適当なDCバイアスをその調整された合計に加える工程と、バイアスされ調整された合計を基準増幅器に入力する工程とを含む。
さらにもう一つの側面から見れば、本発明は、移動体電話プラットフォームの混成信号特定用途向け集積回路(ASIC)に関するものである。このASICは、ヘッドフォンジャックに第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルを提供する。このASICには、第1と第2の出力増幅器を含む。第1の出力増幅器は、第1のチャネルのための第1の入力信号を増幅し、ヘッドフォンジャックと関連する第1の負荷に増幅された第1の信号を供給する。第2の出力増幅器は、第2のチャネルのための第2の入力信号を増幅し、ヘッドフォンジャックと関連する第2の負荷に増幅された第2の信号を供給する。基準増幅器は、第1と第2の負荷との間に基準信号を提供する。また、このASICには、第1と第2のチャネル間のクロストークを相殺するクロストーク相殺ユニットを含む。このクロストーク相殺ユニットには、第1と第2の出力増幅器に信号を入力する前に、第1と第2の信号を分割する手段と、第1と第2の出力増幅器に入力される他の信号に各々の信号の分割部分を加える手段とを含む。
さらにもう一つの側面から見れば、本発明は、移動体電話プラットフォームの混成信号ASICに関するものである。このASICは、ヘッドフォンジャックに第1のステレオチャネルと第2のステレオチャネルを提供する。このASICには、第1と第2の出力増幅器を含む。第1の出力増幅器は、第1のチャネルのための第1の入力信号を増幅し、ヘッドフォンジャックと関連する第1の負荷に増幅された第1の信号を供給する。第2の出力増幅器は、第2のチャネルのための第2の入力信号を増幅し、ヘッドフォンジャックと関連する第2の負荷に増幅された第2の信号を供給する。基準増幅器は、第1と第2の負荷との間に基準信号を提供する。また、このASICには、第1と第2のチャネル間のクロストークを相殺するクロストーク相殺ユニットを含む。このクロストーク相殺ユニットには、第1と第2の入力信号をそれぞれ二つの経路に分割する第1と第2の分割器と、各信号の第1の経路を各信号のそれぞれの出力増幅器に入力する手段と、第1と第2の信号の第2の経路を共に加える加算器とを含む。また、そのクロストーク相殺ユニットは、第1と第2の信号の合計を調整し、その調整された合計に適当なDCバイアスを加える利得増幅器と、バイアスされ調整された合計を基準増幅器に入力する手段とを含む。
以下の節では、次の図に例示された代表的な実施例を参照して本発明を説明する。
ステレオ信号を生成するステレオ増幅器の一般的構成を示す簡略図である。 ステレオ信号を生成するステレオ増幅器のもう一つの一般的構成を示す簡略図である。 出力増幅器負荷に基準AMPを使用した場合に発生する問題を示す図である。 本発明の第1の実施例に従う増幅器構成を示す簡略図である。 本発明の第2の実施例に従う増幅器構成を示す簡略図である。 本発明の第1の実施例に従う移動体電話プラットフォームの既存の混成信号ASICにおける増幅器構成の実施形を示す簡略図である。 本発明の方法の第1の実施例のステップを示すフローチャートである。 本発明の方法の第2の実施例のステップを示すフローチャートである。
本発明は、負荷インピーダンス測定を使用して、複数チャネル間のクロストークを相殺するシステムと方法に関するものである。ここでは、代表的な2つのチャネルシステムの環境で、2つの代表的な実施例について説明する。図3に示す第1の実施例では、各チャネルからの信号を出力増幅器の入力の他のチャネルに加える。図4に示す第2の実施例では、両方のチャネルからの信号を基準増幅器の入力に加える。幾らかの出力信号の歪みが、両方法を用いるときに生じるだろう。しかしながら、この歪みは、出力信号レベルの振幅に影響を及ぼすに過ぎないであろう。
クロストークの量を式Rint/RLを使用して計算することができる。ここで、Rintは基準AMP出力インピーダンスであり、RLは負荷である。次の計算から、このことが真正なものであることを示すことができる。計算を簡単にするため、増幅器とそれらに接続する負荷に関してある仮定をたてる。可聴周波数領域(f<20kHz)以内で、増幅器はリニアであり、フラットな周波数応答を持つと仮定する。また、その増幅器負荷は可聴周波数領域(f<20kHz)で周波数に依存しないと仮定する。
図3は、本発明の第1の実施例に従う増幅器構成を示す簡略図である。この実施例では、各チャネルからの信号を出力増幅器の入力の他のチャネルに加える。信号V1はデジタル/アナログ(D/A)変換器20aにより変換され、第1のシングルエンド出力増幅器(出力AMP1)21にフィードされる。そして、信号V2はD/A変換器20bにより変換し、第2のシングルエンド出力増幅器(出力AMP2)22にフィードされる。基準電圧源(VMID)23が基準増幅器(基準AMP)24への入力として実装されている。その基準AMPは、内部出力インピーダンスR025を持ち、基準信号を生成する。この基準信号は基準DC電圧レベルであってもよい。第1の出力負荷(RA)26は出力AMP1 21と基準AMPとの間に接続される。電圧降下VAは第1の出力負荷RAと関係している。第2の出力負荷(RB)27は出力AMP2 22と基準AMPとの間に接続される。電圧降下VBは第2の出力負荷RBと関係している。
信号V1は出力AMP1 21の前で分割され、利得関数β28を通して、信号V1を信号V2に加える加算器29にルーティングされる。同様に、信号V2は出力AMP2 22の前で分割され、利得関数α30を通して、信号V2を信号V1に加える加算器31にルーティングされる。図示のデジタル領域またはアナログ領域で、利得関数αとβおよび加算器を実装してもよい。デジタル領域では、プログラマブル利得増幅器(PGA)を用いて利得関数αとβが実装されると良い。アナログ領域では、例えば、可変および固定の抵抗を用いて、可変増幅および加算動作が実施されると良い。
AとVBが、抵抗性負荷RAとRBそれぞれの上に現れるであろう信号であるということを示すことで、下記の計算は始まる。一般性を失わずに、全ての増幅器は0dB利得を持つと仮定する。
Figure 2009543388
なお、全ての式における記号“‖”は、その記号のいずれかの側にある抵抗Rが並列に接続されていることを示す。
負荷RA上のV2からの寄与と負荷RB上のV1からの寄与が完全に相殺されるなら、全クロストーク相殺が生じるだろう。
Figure 2009543388
A=RB=R≫R0 (3)
と仮定する。
全体の相殺に達するためのクロストークの係数は次式で与えられる。
Figure 2009543388
これは、全体の相殺に必要なクロストーク信号レベルが、−R0/R=−Rint/RLに等しいということを示している。また、この実施形の基準AMP出力インピーダンスR0からのクロストークが、Rint/RLであると仮定することができるということを証明している。
出力信号VAとVBは、次式が示すように、各チャネルに加えられたクロストーク信号の大きさによって影響を受けるだろう。
Figure 2009543388
A=RB=R=100Ω、及びR0=1Ωと仮定すると、以下のようになる。
Figure 2009543388
従って、第1の実施例は、増幅器の入力において、少量の反転信号レベルを加えることにより、他のチャネルの負荷抵抗に生じる一つのチャネルからの同量の信号レベルを相殺する。
図4は本発明の第2の実施例に従う増幅器構成を示す簡略図である。この実施例では、両チャネルからの信号を基準増幅器の入力に加える。信号V1とV2をそれらの各出力AMPの前で分割し、加算器33と利得関数α34を通してルーティングする。電圧V0を基準AMP24に印加する前に、適当なDCバイアスVMID23が調整された合計に加えられる。その基準AMPは基準信号を生成する。その基準信号は基準DC電圧レベルであってもよい。なお、V1とV2のそれぞれの値に依存して、加えられるDCバイアスはゼロでもよい。
第1の実施例におけると同様に、この実施例においても、クロストークは−R0/R=−Rint/RLに等しいという結果をもたらすということを示すことができる。VAとVBが、抵抗性負荷RAとRBそれぞれの上に現れるであろう信号であるということを示すことで、下記の計算は始まる。一般性を失わずに、全ての増幅器は0dB利得を持つと仮定する。
Figure 2009543388
全体のクロストーク相殺は、次式が成立するとき達成される。
Figure 2009543388
全体の相殺に達するためのクロストークの係数は、式(3)を仮定して次式で与えられる。
Figure 2009543388
ここで、R0≪Rである。
出力信号VAとVBは、次式が示すように、各チャネルに加えられたクロストーク信号によって影響を受けるだろう。
Figure 2009543388
式(3)を仮定すると、次のようになる。
Figure 2009543388
A=RB=R=100Ω、及びR0=1Ωと仮定すると、次のようになる。
Figure 2009543388
図3と図4に示す両方の実施例は、容易に実装可能であり、クロストーク相殺に使用できる。簡単化のため、ここでは第1の実施例のみを選び、移動体電話プラットフォームの既存の混成信号ASICで、どのように実装できるかを示す。
図5は、本発明の第1の実施例に従う移動体電話プラットフォームの混成信号特定用途向け集積回路(ASIC)における増幅器構成の実施形を示す簡略図である。クロストークレベルは、負荷抵抗が減少するにつれて増加する。例えば、16Ωヘッドセットは、32Ωヘッドセットより大きなクロストークを持つだろう。もし、そのプラットフォームが負荷のインピーダンスを予測できないなら、そのインピーダンスは測定されなければならない。負荷インピーダンス(RL1とRL2)と、RL(RL1とRL2)とRS(RS1とRS2)を直列にした抵抗との間の関係を計算することにより、負荷インピーダンスは決定される。第1の実施例では、その構成はアナログ領域で完全に実装され、それ故、デジタル/アナログ(D/A)変換器20aと20b、及び、アナログ/デジタル(A/D)変換器43は存在しない。クロストーク相殺部で実行される可変利得と加算合計動作とは、可変および固定抵抗で実行してもよい。アナログ増幅器35はそのインピーダンスレベルを測定し、アナログPGA利得計算器36にその情報を送る。ステレオヘッドセットで見られるように、もし、そのヘッドセットが各ヘッドフォンスピーカに対して2本のコードを備えているなら、RL1とRL2の中に全体のコードインピーダンスが含まれ、それは測定される。代替構成では、クロストーク相殺回路とPGA利得計算器とはデジタルであり、クロストーク相殺回路にPGA1 40とPGA2 42を利用して、可変利得関数を実行する。その構成は、AC電圧測定で用いるアナログ増幅器35の替わりにDC電圧測定を用いるA/D変換器43を利用する。もう一つの代替構成では、クロストーク相殺回路とPGA利得計算器とはデジタルであり、その構成は、図5に示すように、アナログ増幅器35とA/D変換器43の両方を利用する。
もしヘッドセットがヘッドフォンスピーカに対して1本の共通コードを備えるなら、クロストークレベルも増加する。この場合、RL1とRL2の中に共通コードは含まれない。それ故、共通コードインピーダンスは、そのインピーダンスからのクロストーク相殺を必要とする場合には知る必要がある。
また、マルチプレクサ(MUX)37を使用することにより、基準AMP出力信号から直接、PGA利得の大きさを内部測定から計算できる。その信号測定は、電圧測定、電流測定、または電圧と電流の組合せであってもよい。
図5の構成を使用して、クロストーク相殺のための3つのシナリオができる。即ち、
1.RLが既知の場合(即ち、最初から組み込まれたPGA利得を有するクロストーク相殺)と、
2.RLが未知の場合(負荷インピーダンスを最初に測定しなければならない)と、
3.内部クロストーク測定が基準AMP出力でとられる場合とである。このシナリオでは、MUXを利用して外部測定と内部測定との間でいずれかの選択をしてもよい。
加算器38と39と、最初の出力増幅器の前において、負の利得設定がなされたプログラマブル利得増幅器PGA1 40とPGA2 41とを使用して、クロストーク相殺が実施されるとよい。
シナリオ1では、RLが既知の場合、次式を直接使用して、PGA利得の大きさを計算できる。即ち、
PGA=20log(Rint/RL)=20log(1/32)=−30.1dBである。
ここで、内部出力インピーダンスは1Ωと仮定し、負荷インピーダンスは32Ωと仮定している。この結果で、PGA利得計算器36は正しいPGA利得を設定できる。
シナリオ2では、RLが未知の場合、所定の順序での次のステップを通じて、クロストーク相殺の正しい量を計算する。即ち、
A.基準AMP24の内部出力インピーダンスRint42とヘッドフォンスピーカへのヘッドセットコードインピーダンス(もしヘッドセットが1本の共通コードを備えているなら)を決定することと、
B.負荷インピーダンス(RL1とRL2)を測定することと、
C.PGA設定を計算することとである。
ステップAに関し、Rint42を決定するためにRintを増幅器設計により与える。下記の例に関し、Rintは1Ωと仮定する。もしヘッドセットに1本の共通コードを備えているなら、ヘッドセットコードインピーダンスは、測定により、または供給業者から見いだすことができる。
ステップBに関し、任意の負荷に対するクロストーク相殺を最適化するため、増幅器負荷RL(RL1とRL2)を測定しなければならない。このことは、RintとRS(RS1とRS2)を知り、入力信号レベルVinを知ることを必要とする。その結果、RLの出力インピーダンスは図5のように測定される。
In1=Vout1In2=Vout2
measure1=Vout2・{(RL1+Rint)/(RL1+Rint+RS1)} (13)
measure2=Vout1・{(RL2+Rint)/(RL2+Rint+RS2)} (14)
あるいは、RL1=RL2⇒Vmeasure1=Vmeasure2を仮定する。
どのようにRLを計算できるかの例として、RS=10Ω、Vout=1V、およびVmeasure=0.767Vであることが仮定される。その結果、
int=1Ω
L=[1−{11・(Vmeasure/Vout)}]/[(Vmeasure/Vout)−1]
measure/Vout=0.767
L=31.92Ω
となる。
なお、それは、チャネルに提供する信号と、間接的に負荷インピーダンスの値を与える入力増幅器(入力AMP)35により提供される測定信号レベルとの関係である。
ステップCに関し、負荷抵抗が既知の場合、PGA設定を計算するため、各チャネルへPGAを通じて加えられる信号の正しい量の計算は下記にようになされる。
PGA=20log(Rint/RL) (15)
例えば、
PGA=20log(Rint/RL
=20log(1/31.92)=−30.08dB
となる。
その結果、PGA利得計算器36は、正しいPGA利得を設定できる。
考慮する最終シナリオは、基準AMP出力で内部クロストーク測定がとられる場合である。VMIDR電圧レベルを選択し測定するために、MUX37を使用してこの測定は実行される。以下のようにして、PGA利得の計算を行うことができる。
In1=Vout1In2=Vout2measure=VMIDR
PGA=20log(Rmeasure/Rin1
その結果、PGA利得計算器36は、正しいPGA利得を設定できる。
図5の増幅器構成の代替実施例では、出力AMP1 21と出力AMP2 22の前にそれぞれ、デジタル/アナログ(D/A)変換器20aと20bが実装される。デジタル信号へ戻す変換をA/D変換器43が実行する。もちろん、回路の異なる位置にD/A変換器とA/D変換器を実装することにより、デジタル領域とアナログ領域を異なって定義してもよいということを当業者であれば認識するであろう。例えば、デジタル領域でクロストーク相殺を実行する替わりに、図示のように、例えば、可変および固定抵抗を使用して、可変増幅と加算合計動作とをアナログ領域で実行することができる。
図6は、本発明の方法の第1の実施例のステップを示すフローチャートである。図3と図6において、第1の信号を第1のチャネルのための第1の出力増幅器21に入力し、第2の信号を第2のチャネルのための第2の出力増幅器22に入力し、各出力増幅器の出力負荷26と27を各出力増幅器と基準増幅器24との間に接続する。ステップ45では、第1の信号を第1の出力増幅器の入力の前で分割する。ステップ46では、第2の信号を第2の出力増幅器の入力の前で分割する。ステップ47では、各分割信号の利得を利得関数β28と利得関数α30で調整する。ステップ48では、各信号の調整された分割部分を加算器29と31における他の信号に加える。ステップ49では、加算信号を第1と第2の出力増幅器に入力する。
図7は、本発明の方法の第2の実施例のステップを示すフローチャートである。図4と図7において、第1の信号を第1のチャネルのための第1の出力増幅器21に入力し、第2の信号を第2のチャネルのための第2の出力増幅器22に入力し、各出力増幅器の出力負荷26と27を各出力増幅器と基準増幅器24との間に接続する。ステップ51では、第1の入力信号を第1の出力増幅器の前で2つの経路に分割する。ステップ52では、第1の経路が第1の出力増幅器に入力される。ステップ53では、第2の経路が加算器33に印加される。ステップ54では、第2の入力信号を第2の出力増幅器の前で2つの経路に分割する。ステップ55では、第1の経路が第2の出力増幅器に入力される。ステップ56では、第2の経路を加算器33に印加する。ステップ57では、各信号の第2の経路を加算し、ステップ58では、加算した第2の経路の利得を利得関数α34で調整する。ステップ59では、適当なDCバイアスを調整された合計に加える。ステップ60では、バイアスされ調整された合計を、第1と第2の出力増幅器に並列接続された基準増幅器24に入力する。
従って、クロストークの値をクロストーク相殺で改善することができる。本発明は、最少のシリコン面積を使用する一方、ASICのデジタル領域に実装可能である。低コストで、低性能のアナログ入力増幅器、或は、ASICに既存の増幅器を測定増幅器として使用することができる。
また、この計算は、出力増幅器に接続する負荷抵抗の値を与える。この情報を使用して、負荷がプラットフォームに受け入れできないことをユーザに示す警告メッセージを送信することができる。
もし、基準AMPと負荷との間に直列抵抗を加える場合、基準AMPの安定性が改善するなら、基準AMPの安定性を間接的に改善できる。
当業者により認識されるように、広い応用範囲にわたり、本願で述べた発明の概念は修正し変更することができる。例えば、本願の記述は2チャネルのステレオの実施形に焦点を当てているが、本発明は多チャネルの実施形におけるクロストーク相殺にも適用可能である。従って、特許されるべき主題の範囲は、上述の具体的で代表的な教示のいずれによっても限定されるべきでなく、その代わりに、添付の請求の範囲により規定されるものである。

Claims (24)

  1. 第1のチャネルと第2のチャネルとの間のクロストークを相殺する方法であって、
    第1の信号を前記第1のチャネルのための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を前記第2のチャネルの第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷が各出力増幅器と基準増幅器との間に接続されるものであり、
    前記方法は、
    前記第1の出力増幅器と前記第2の出力増幅器に信号を入力する前に、前記第1の信号と前記第2の信号を分割する工程と、
    前記第1の出力増幅器と前記第2の出力増幅器への入力される他の信号に各信号の分割部分を加える工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記他の信号に各信号の分割部分を加える工程は、前記他の信号に前記分割信号を加える前に、利得関数により各分割信号を調整することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第1のチャネルと第2のチャネルとの間のクロストークを相殺する方法であって、
    第1の信号を前記第1のチャネルのための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を前記第2のチャネルのための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷が各出力増幅器と基準増幅器との間に接続されるものであり、
    前記方法は、
    前記第2の出力増幅器への入力の前に、前記第1の信号を第1の経路と第2の経路とに分割する工程と、
    前記第1の経路の前記第1の信号を第1の利得関数によって調整する工程と、
    前記第2の出力増幅器への入力の前に、前記第2の信号を第3の経路と第4の経路とに分割する工程と、
    前記第3の経路の前記第2の信号を第2の利得関数によって調整する工程と、
    前記第3の経路の前記調整された第2の信号を前記第2の経路の前記第1の信号に加えて第1の合計を生成する工程と、
    前記第1の経路の前記調整された第1の信号を前記第4の経路の前記第2の信号に加えて第2の合計を生成する工程と、
    前記第1の合計を前記第1の出力増幅器に入力する工程と、
    前記第2の合計を前記第2の出力増幅器に入力する工程とを有することを特徴とする方法。
  4. 第1のチャネルと第2のチャネルとの間のクロストークを相殺する方法であって、
    第1の信号を前記第1のチャネルのための第1の出力増幅器に入力し、第2の信号を前記第2のチャネルのための第2の出力増幅器に入力し、各出力増幅器の出力負荷が各出力増幅器と基準増幅器との間に接続されるものであり、
    前記方法は、
    前記入力される第1と第2の信号を各々、2つの経路に分割する工程と、
    各信号の第1の経路を各信号のそれぞれの出力増幅器に入力する工程と、
    前記第1と第2の信号の第2の経路を共に加える工程と、
    前記第1と第2の信号の合計を利得関数で調整する工程と、
    適当なDCバイアスを前記調整された合計に加える工程と、
    前記バイアスされ、調整された合計を前記基準増幅器に入力する工程とを有することを特徴とする方法。
  5. ヘッドフォンジャックに第1のチャネルと第2のチャネルを備える装置であって、
    前記装置は、
    前記第1のチャネルのために入力される第1の信号を増幅し、該増幅された第1の信号を前記ヘッドフォンジャックと関連する第1の負荷に供給する第1の出力増幅器と、
    前記第2のチャネルのために入力される第2の信号を増幅し、該増幅された第2の信号を前記ヘッドフォンジャックと関連する第2の負荷に供給する第2の出力増幅器と、
    前記第1の負荷と前記第2の負荷との間に基準信号を提供する基準増幅器と、
    前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間のクロストークを相殺するクロストーク相殺ユニットとを有し、
    前記クロストーク相殺ユニットは、
    前記第1の出力増幅器と前記第2の出力増幅器とに前記信号を入力する前に、前記第1の信号と前記第2の信号を分割する手段と、
    前記第1の出力増幅器と前記第2の出力増幅器に入力される他の信号に各信号の分割部分を加える手段とを含むことを特徴とする装置。
  6. 前記他の信号に各信号の分割部分を加える手段は、前記他の信号に前記分割部分の信号を加える前に、利得関数により各分割部分の信号を調整することを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記第1と第2の負荷(RL)とは知られており、
    前記利得関数は、プログラマブル利得増幅器(PGA)であり、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の前記知られた内部インピーダンスと前記知られた第1と第2の負荷とに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器を有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記PGA利得計算器は、
    式GPGA=20log(Rint/RL)を用いて、前記PGAの利得を計算することを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記利得関数は、プログラマブル利得増幅器(PGA)であり、
    前記装置はさらに、
    前記第1と第2の負荷(RL)のインピーダンスを測定する手段と、
    前記基準増幅器の前記知られた内部インピーダンスと前記測定された第1と第2の負荷とに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記PGA利得計算器は、
    式GPGA=20log(Rint/RL)を用いて、前記PGAの利得を計算することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記利得関数は、プログラマブル利得増幅器(PGA)であり、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の信号レベルを測定するクロストーク測定マルチプレクサ及び入力増幅器と、
    前記マルチプレクサに接続され、前記基準増幅器の前記測定された信号レベルに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  12. 前記PGA利得計算器は、式GPGA=20log(Vmeasure/Vin1)を用いて、前記PGAの利得を計算し、
    前記Vmeasureは、前記基準増幅器の前記測定された電圧レベルであり、
    前記Vin1は、前記入力される第1の信号の電圧レベルであることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記利得関数は、プログラマブル利得増幅器(PGA)であり、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の信号レベルを測定するクロストーク測定デジタル/アナログ(A/D)変換器及び入力増幅器と、
    前記A/D変換器に接続され、前記基準増幅器の前記測定された信号レベルに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  14. 前記装置は、移動体電話のプラットフォームの混成信号の特定用途向け集積回路(ASICとして実装されることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  15. ヘッドフォンジャックに第1のチャネルと第2のチャネルを備える装置であって、
    前記装置は、
    前記第1のチャネルのために入力される第1の信号を増幅し、該増幅された第1の信号を前記ヘッドフォンジャックと関連する第1の負荷に供給する第1の出力増幅器と、
    前記第2のチャネルのために入力される第2の信号を増幅し、該増幅された第2の信号を前記ヘッドフォンジャックと関連する第2の負荷に供給する第2の出力増幅器と、
    前記第1の負荷と前記第2の負荷との間に基準信号を提供する基準増幅器と、
    前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間のクロストークを相殺するクロストーク相殺ユニットと有し、
    前記クロストーク相殺ユニットは、
    前記第1と第2の入力信号をそれぞれ2つの経路に分割するための第1と第2の分割器と、
    各信号の第1の経路を各信号のそれぞれの出力増幅器に入力する手段と、
    前記第1の信号と前記第2の信号の第2の経路を共に加える第1の加算器と、
    前記第1の信号と前記第2の信号の合計を調整する利得関数と、
    前記調整された合計に適当なDCバイアスを加える第2の加算器と、
    前記バイアスされ、調整された合計を前記基準増幅器に入力する手段とを有することを特徴とする装置。
  16. 前記利得関数は、プログラマブル利得増幅器(PGA)であることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記第1と第2の負荷(RL)とは知られており、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の前記知られた内部インピーダンスと前記知られた第1と第2の負荷とに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器を有することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記PGA利得計算器は、
    式GPGA=20log(Rint/RL)を用いて、前記PGAの利得を計算することを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記装置はさらに、
    前記第1と第2の負荷(RL)のインピーダンスを測定する手段と、
    前記基準増幅器の前記知られた内部インピーダンスと前記測定された第1と第2の負荷とに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 前記PGA利得計算器は、
    式GPGA=20log(Rint/RL)を用いて、前記PGAの利得を計算することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の信号レベルを測定するクロストーク測定マルチプレクサ及び入力増幅器と、
    前記マルチプレクサに接続され、前記基準増幅器の前記測定された信号レベルに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  22. 前記PGA利得計算器は、式GPGA=20log(Vmeasure/Vin1)を用いて、前記PGAの利得を計算し、
    前記Vmeasureは、前記基準増幅器の前記測定された電圧レベルであり、
    前記Vin1は、前記入力される第1の信号の電圧レベルであることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記基準増幅器は、知られた内部出力インピーダンス(Rint)をもち、
    前記装置はさらに、
    前記基準増幅器の信号レベルを測定するクロストーク測定デジタル/アナログ(A/D)変換器及び入力増幅器と、
    前記A/D変換器に接続され、前記基準増幅器の前記測定された信号レベルに基づいて前記PGAの利得を計算するPGA利得計算器とを有することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  24. 前記装置は、移動体電話のプラットフォームの混成信号の特定用途向け集積回路(ASICとして実装されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
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