JP2009538407A - 舎利製造装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、比較的少量の遺骨粉などを溶融して舎利に成形する装置であって、第1実施例による装置は、本体と、本体の内部に収容される溶融部と、前記溶融部の前面側下端に備えられる採集部と、採集部の一側に備えられる塑性加工部と、作業者が直接遺骨粉を溶融処理するための携帯用ガストーチの点火を制御する点火部とを含んでなり、第2実施例による装置は、フレームと、メーンホッパーと、“U”字形のハウジングと、溶融した状態で供給される液状遺骨粉をカットするカッティング部と、複数の溝からなり、前記カットされる液状遺骨粉を誘導する回動ドラムと、前記回動ドラムを回動させるための手段としてのモーターとを含んでなる。少量の遺骨粉の処理、または作業時間を縮めさせるための舎利製造作業の場合、比較的簡単で速かに舎利製造作業が行うことができ、製品の信頼性を高める効果と、結晶体の形状がほぼ真円形になるようにする効果を期待することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は死体の火葬後に遺骨から舎利を製造する装置に係り、より詳しくは火葬後に火葬された遺骨から遺骨粉の溶融状態を確認し、遺骨粉の物性強化のための工程を行うことにより、迅速で簡単な処理によってほぼ玉形の舎利を製造する装置に関するものである。
“舎利”とはサンスクリット語のもので、仏陀、僧侶、またはその他の人の火葬した遺骨粉で見つかる小さな玉形の遺骨を意味する。通常、舎利は光り輝く真珠のように多様な色およびサイズを有する。以降の明細書において、“舎利”とは人体、つまり死体の火葬後に遺骨から形成される玉形の固形遺骨粉を意味する。
現在、ペットを飼う家庭が増加するにしたがい、ペットの数が幾何級数的に増えている成り行きである。しかし、経済的与件によって発生するかまたは家出することになる遺棄動物の死体、あるいは寿命が尽きたペットのような死体の場合、火葬処理することができる場所または施設などが充分でないため、そのままで捨てられるか、あるいは地に埋める方式でペットを称える形態が大部分であることは周知のようである。
一方、ペットの死体を火葬することになる場合、残った遺骨を保管するにあたっても、別途の納骨箱、納骨堂などが存在しないので、山や海などに散らして処理しているが、例外的な場合には、納骨箱などに保管して家庭に保管する場合もある。
しかし、前記のように納骨箱に保管する場合、遺骨の嫌悪な形態と、非衛生的で長期間保管時の腐敗などによる損傷が生じる問題点がある。
このような問題点などを克服するために、大韓民国特許庁に出願公開された特許登録出願第10−2004−33283号のペット死体処理装置が開示されている。これは、死体を火葬処理して得た遺骨を染料とともに混合して玉形に改造する装置であるが、真円の球体に製造するのは困難である。
また、ペットの死体よりは、人間の死体を火葬処理して得ることになる遺骨を利用して舎利を製造するために、本出願人が大韓民国特許庁に出願した特許登録出願第10−2006−34390号がある。ここで、死体から得られる遺骨粉を溶融するための装置などは、単一ラインでそのシステムが設置運営されなければならないが、その取付費の増加及び設置面積などをかなり要求することになるので、比較的小規模の遺骨粉を溶融、舎利化するための作業を要する場合には、非常に非経済的で非効率的な作業に寄るしかない問題点がある。
本発明の実施例の一面は、比較的少量または小規模の遺骨粉を溶融処理して舎利を製造する装置であって、舎利製造装置の設置面積を最小化し、多様な形状の舎利の製造を可能にする舎利製造装置を提供することである。
本発明の実施例の他の面は、人体または死体から得た遺骨粉を高温で加熱溶融させ、溶融液を再結晶させることにより、火葬後の遺骨粉から真円状の玉形の舎利を製造する舎利製造装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、死体から得られる少量の遺骨粉を溶融させると同時に、一定形態を持つ舎利への塑性加工を可能にする舎利製造装置を提供する。
また、本発明は、死体から得た遺骨粉を先に溶融処理して得ることになる遺骨粉溶融液を利用して完全な球状の舎利を製造することが可能な舎利製造装置を提供する。
本発明によれば、少量の遺骨粉でまたは短い作業時間で舎利を製造する作業を要する場合、比較的簡単に作業者が舎利の溶融状態を確認しながら直接溶融処理して舎利を収得し、さらに舎利の物性強化のための塑性加工を可能にして、その作業を簡単で速やかに進めることができることはもちろんのこと、製品の信頼性を高める効果を期待することができる。
また、本発明によれば、比較的少量の遺骨粉を利用して舎利を製造するとき、単一装置による作業が可能であり、装置などを設置するのに必要な設置面積の最小化と、これによる空間活用度の増大を図る効果を期待することができる。
また、本発明によれば、舎利の製造において、結晶体の形状が比較的真円に近く結晶化させることが可能な効果を期待することができる。
本発明の一実施例によれば、舎利製造装置が提供される。この舎利製造装置は、前面側に作業者の腕が出入することのできる投入口が左右にそれぞれ形成され、中央に透視窓が備えられ、一側面にドアが備えられ、他側にガス供給口及び酸素供給口が備えられ、冷却水流入及び流出口を持ち、背面下端にガス及び酸素容器を収容するためのガス容器固定板が備えられる本体と、水と配合されてゲル状になった遺骨粉を溶融させるための溶融加工部と、前記溶融加工部で溶融されて舎利形態で落下する遺骨粉を粉末状のパウダーと混合処理しながら採集するための採集部と、前記本体の内部一側に備えられ、携帯用ガストーチに連結され、前記溶融加工部に位置する遺骨粉のガス点火を制御する点火部と、前記本体の内部一側に左右に等間隔で配列される複数のトーチを備え、前記溶融加工部で加工された舎利形態の遺骨粉を塑性する塑性加工部とを含んでなる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。以降の説明において、本発明のより徹底した理解のために、特定要素などの特定詳細を開示する。しかし、当業者であれば、本発明がこれら特定詳細に限定されないことが明らかである。本発明は以下のように二つの実施例を提示する。
本発明による第1実施例は、添付図面の図1〜図4に示すように、比較的少量の遺骨粉などを溶融して舎利に成形するための装置として利用されるために、最適モジュールで構成される。この装置は、本体100と、その本体100の内部に収容される溶融部400と、前記溶融部400前面側下端に備えられる採集部500と、溶融部400の一側に備えられる塑性加工部200と、作業者が直接遺骨粉を溶融処理するための携帯用ガストーチ310の点火を制御する点火部300とから構成される。
前記本体100は、本発明による舎利製造装置のハウジングに当たるもので、図1に示すように、本体100の前面側に作業者の両腕が進入することができる投入口110を左右両側にそれぞれ構成し、前記両側投入口110の間に透視窓120を形成する。
前記透視窓120は遺骨分の溶融過程の際に発生する有害な光または強烈な光などを本体100の内側から遮断して、作業者の視神経を保護すると同時に、本体100の内部での遺骨粉溶融過程または冷却及び塑性過程などを視覚的に確認して作業するための構成である。
一方、前記本体100の一側面には遺骨粉、またはその他の移動可能な採集部500などを投入するか引き出すこと、あるいは本体100の内部掃除などを容易にするために、本体100の内部の開閉が可能なドア130を備える。
さらに、本体100の他側面下端に、ガスを本体100に供給するためのガス供給口142と前記ガス供給口142を通じて供給されるガスと適正混合比で混合するための酸素を供給する酸素供給口143を備え、溶融部400の内部に冷却水を流入させるための冷却水流入口140を備え、流入した冷却水が溶融部400を循環してから本体100の外へ排出されるようにするための冷却水流出口141を備える。
また、前記本体100の背面側には、ガス容器及び酸素容器などを据え置いて固定するためのガス容器固定板150が備えられるので、前記ガス供給口142及び酸素供給口143と配管またはその他のホースなどの連結手段を介して連結できるようにする。
一方、前記本体100の上端部側に通気口160を形成し、その通気口160を通じて、本体100の内部で発生する燃焼ガスなどが円滑に排出されるようにファン170を備える。前記ファン170を駆動させるためのモーターなどは公知のもので、図面には示されていない。
前記溶融部400は、図1から図4に示すように、塑性加工部200の一側に固定されるもので、前記遺骨粉を点火部300の制御によって点火される携帯用ガストーチ310を用いて、高温に加熱溶融して流下するようにするとともに、本体100の前面部下端に備えられる採集部500によって固形化した遺骨粉、つまり舎利を収得するようにする構成である。
このような溶融部400は、その上面が“V”字形の溝を形成してなる誘導溝410が長手方向に長く形成され、溶融部400の一側に冷却水が流入するための流入口420と冷却水が流出するための流出口430がそれぞれ備えられ、冷却溶融部400の内部を循環し、携帯用ガストーチ310によって加熱される溶融部400を冷却させるようにする。
一方、前記溶融部400は、液状遺骨分の自由な流動のために、前面側より後面側が高く構成されることが好ましい。
前記採集部500は、前記溶融部400の誘導溝410に沿って流動し、遺骨粉を点火部300の携帯用ガストーチ310で加熱、溶融させて収得する液状溶融液が誘導溝410から下方に落下して採集されるようにするためのものである。
このような採集部500の内部には、粉状のパウダーを収容し、前記溶融部400から液状で流下する遺骨粉が採集部500のパウダーと接触すれば、丸形に凝集するので、舎利形態を得ることができることになる。
すなわち、このような現象は、まるで水を小麦粉に落としたとき、水の凝集力によって丸形に凝集しながらも、その外表面に小麦粉が表面塗布処理される現象を利用したものである。
前記塑性加工部200は、前記溶融部400によって溶融処理され、溶融部400の下端側の採集部500で球形の舎利を得た後、その舎利を塑性加工するためのもので、図面に示すように、本体100の内部一側に左右に複数が等間隔で離隔され、ガスなどを供給、点火するトーチ210を備えて、球形の舎利形態を持つ遺骨粉の外表面を加熱、塑性するようにすることが好ましい。
このように塑性加工を行えば、舎利の表面が壊れるかまたは亀裂が生じる現象を防止することができる。
前記点火部300は、携帯用ガストーチ310を据え置くためのもので、作業者が前記溶融部400に位置する遺骨粉を加熱、溶融させるとき、前記携帯用ガストーチ310の点火を制御するための手段である。
以下、前記のような構成の第1実施例による舎利製造装置によって舎利を製造する過程を説明する。
まず、前記第1実施例の装置を利用して舎利を製造するに先立ち、死体を火葬処理して得られる遺骨粉を水と一定配合比で混合して練る過程を経る。
このように練る理由は、遺骨分の質量がかなり小さいため、作業者が携帯用ガストーチ310で前記遺骨粉に直接火気を提供する場合、前記遺骨粉が飛散する現象が発生して、所望の溶融作業が不可能になるので、これを防止するためのものである。
このように、水と一定の混合比で混合処理して練られた遺骨粉を前記溶融部400の上面側に形成される誘導溝410においた状態で、作業者は携帯用ガストーチ310を点火部300の制御によって点火した後、前記誘導溝410に置かれた遺骨粉を加熱することになる。
この際、加熱温度は通常遺骨分の溶融が可能な1700℃程度の温度範囲であることが好ましい。
一方、前記溶融部400は、携帯用ガストーチ310から提供される火気によって加熱処理されて高温を維持することになるので、冷却処理のために別途のラインを通じて、つまり本体100の側面に備えられた冷却水流入口140を通じて冷却水が流入した後、溶融部400の側面に備えられた流入口420を通じて、溶融部400の内部を循環した後、流出口430と本体100の冷却水流出口141を通じて排出、循環されるようにする。
このように加熱される遺骨粉は、加熱火気などによって飛散しないで溶融処理されて液状に相変換され、前記勾配付き誘導溝410に沿って下方に誘導され、溶融部400の前面側下端に備えられた採集部500側に落下する。
前記採集部500の内部には細かい粉末状態のパウダーを内蔵しているので、前記溶融処理された液状遺骨粉が採集部500に落下するとき、前記パウダーと接触し、パウダーが液状遺骨粉をくるんで球形をなすことになる。
このように、落下する液状遺骨粉は一定流量の範囲内で持続的に落下するが、ゲル状の一定粘度を持っているので、採集部500に落下する一定流量の液状遺骨粉の外表面にパウダーが塗布処理される現象によって、サイズは多様であるが一様に球形の舎利を得ることができるものである。
一方、前記の採集部500に落下して球形の舎利を得ることになれば、その舎利の物性を強化するために、つまり易しく割れるか亀裂が生ずる現象を防止するために、採集部500の側面に備えられた塑性加工部200に前記舎利を位置させた後、適正温度で加熱して塑性加工処理した後、完成された舎利を得ることができるものである。
本発明の第2実施例は、死体を火葬して得られる遺骨粉を予め溶融処理した後、液状の遺骨粉から球形の舎利を製造する装置を開示するもので、図5〜図13に示されている。
このような第2実施例による舎利製造装置は、フレーム1と、メーンホッパー2と、“U”字形のハウジング3と、溶融状態で供給される液状遺骨粉をカットするためのカッティング部4と、複数の溝50が形成され、前記カットされる液状遺骨粉を誘導する回動ドラム5と、前記回動ドラム5を回動させるための手段としてのモーター6とからなる。
前記フレーム1は、ほぼ長方形のもので、4角部に支持部10が形成され、前記支持部10の間には、連結部11が前記フレーム1の上下側の前後に備えられ、中間には連結部11が前記フレーム1の左右両側のいずれか一側に形成され、他側には、コントローラー14、センサー15及び電源スイッチ16が備えられたボード板12が形成され、前記フレーム1の最上端には装着板13が形成されている構造である。
すなわち、前記連結部11は後述するカッティング部4またはモーター6などをメーンフレーム1に固定するための機能をするもので、前記連結部11はその固有の機能をするものであれば、どんな形態であっても本発明に属するものである。
前記メーンホッパー2は、前記装着板13に孔を穿孔して結合するもので、熔接処理するかその他の固定手段で着脱可能にすることも可能である。前記メーンホッパー2は、火葬処理された死体の遺骨粉を溶融処理し、溶融した液状遺骨粉を製造した後、前記遺骨溶融液を注入することができるように構成したものである。
好ましくは、前記溶融した遺骨液が前記メーンホッパー2に注入されるとき、熱損失によって固体化することを防止するために、前記メーンホッパー2の内側に熱線層20を形成することで、遺骨液を注入する過程でも遺骨液の熱損失を防止するようにすることが好ましい。
前記ハウジング3は、ほぼ“U”字形のもので、具体的に前記メーンホッパー2の下端から所定間隔を置いて形成され、上板31に補助ホッパー30が形成される。前記補助ホッパー30の位置は前記メーンホッパー2の位置と一致するようにし、両側には切開孔32が形成され、前記切開孔32の一側下端には吐出口33が形成される。このように構成されたハウジング3を前記フレーム1に固定するために、中間一側に形成された前記連結部11とボード板12の内側にハウジング3を熔接処理して固定する。
好ましくは、前記ハウジング3の両側に形成された切開孔32には固定部材34が形成され、前記固定部材34の下端には前記回動ドラム5が前記駆動プーリー60の軸と連結されており、前記固定部材34の上端には回動取っ手35が形成され、前記回動取っ手35の回動によって前記回動ドラム5とハウジング3の間の間隔調節ができるようにしたものである。
また、前記ハウジング3の上板31を着脱可能にすることにより、ハウジング3の内部の補修及び洗浄を容易にすることができる。
前記カッティング部4は、プレート40、シリンダー41、ピストン42、及び切断刃43で構成される。具体的に、前記プレート40は前記補助ホッパー30の上側に位置し、前記プレート40の一側が前記支持部10と上側連結部11に固定され、前記プレート40の上部にはシリンダー41とピストン42が備えられ、前記ピストン42の端部には切断刃43が備えられる構造である。前記ピストン42は、前記コントローラー14とセンサー15の調整によって、シリンダー41の内側での移動間隔が調整できるようにし、前記ピストン42の端部に形成された切断刃43によって、前記メーンホッパー2に注入された遺骨液が補助ホッパー30に落下する前にカットできるように、前記ピストン42を前記メーンホッパー30の間の適正な位置で出入可能にし、その時間間隔は前記コントローラー14とセンサー15の調整によって調整できるようにしたものである。
前記回動ドラム5は後述するモーター60によって回動するようにし、具体的には、前記ハウジング3内に位置し、外周面にスクリュー形状の複数の溝50が形成されている。
前記モーター6の駆動によって、前記回動ドラム5の一側に、つまり前記ハウジング3の外側に備えられた駆動プーリー60と連結されているメーンプーリー61とベルト62が駆動され、前記駆動プーリー60が駆動されることによって前記回動ドラム5が回動する。モーター6は前記下側連結部11に固定結合されるように構成される。
前記本発明の第2実施例による舎利製造装置を利用して球形の舎利を製造する過程を説明すれば次のようである。
まず、前記メーンホッパー2に、予め別途の溶融装置等によって溶融させてなった遺骨液、つまり約1500℃で溶融した遺骨液を注入することにおいて、前記コントローラー14とセンサー15を操作することで、前記切断刃43の出入、つまりシリンダー41にピストン42が出入する時間間隔を調整して、使用者が望む時間間隔をセットすることになる。
このようにセットする理由は、遺骨液をカッティングして真円形の舎利を製造することにおいて、前記切断刃43の出入時間の間隔によって舎利のサイズを調整することができるからである。
前記のように、コントローラー14とセンサー15を調整した後、電源スイッチ16の操作によって電源を供給すれば、前記メーンホッパー2の内側に備えられた熱線層20が1200℃を維持する。このような状態で、前記メーンホッパー2に遺骨液を注入すれば、前記遺骨液が補助ホッパー30に落下し、この際、一定間隔でピストン運動するピストン42が、前記メーンホッパー2から注入された遺骨液を補助ホッパー30に落下させる前に、前記ピストン42の端部に備えられた切断刃43でカットすることになる。
このように、カットされる遺骨液は所定間隔で前記回動ドラム5のスクリュー形状の溝50に順次一定間隔で落下して、溝50に安着することになる。
この際、モーター6の駆動によってメーンプーリー61が駆動し、これによってベルト62で連結された駆動プーリー60が駆動されることにより前記回動ドラム50が回転運動し、このように回転運動によって落下した前記遺骨液は室温で徐々に冷却しながら真球形の舎利に製造され、前記スクリュー形状の溝50に沿って回動し、前記回動ドラム5の後半部に移動すれば、結局前記回動ドラム5の端部に到逹することになり、前記ハウジング3の一側下端に備えられた吐出口33を通じて吐出され、このように吐出された舎利は真円形に完成される。
一方、前記本発明の回動ドラム5が損傷するか、またはその他洗浄が必要な場合には、前記上板31に締結されたネジをハウジング3から分離させて解放することにより、前記回動ドラム5の補修及びその他の洗浄だけでなく、回動ドラム5の取り換えも可能にしたものである。
一方、長期間にわたる使用の際、前記回動ドラム5の外周面形成された溝50に遺骨液の異物がついていることにより、遺骨液が舎利に製造される過程で、溝50に沿って玉、つまり固体化した遺骨液の移動が円滑でなく、さらに前記ハウジング3と回動ドラム5の間の間隔、例えば直径の大きい舎利を製造するためには、ハウジング3の内側面と回動ドラム5の外側面の間の間隔調節が必要であり、また、長期間使用によって減少したベルト62の張力、または回動ドラム5とハウジング3の間の間隔を調節するために、ベルト62の調節が必要である。このために、前記回動取っ手35を回動させれば、前記固定部材34が上下にスライドすることにより、回動ドラム5とハウジング3の間の間隔調節を容易に行うことができる。
本発明の多様な変形、追加及び置換が可能である。したがって、本発明の前述した実施例に限定されず、以降の特許請求の範囲とともに等価物の全範囲によって限定される。
本発明によれば、人の死体から得られる遺骨粉またはペットなどの死体から得られる遺骨粉など、使用範囲に関係なく設置して、整形化した舎利製造装置の大量生産が可能になり、これによる生産価の節減効果などの産業上利用可能性を確保することができる。
本発明の前記および他の特徴および利点は添付図面を参照する以降の詳細な説明からより明らかに理解可能であろう。
本発明の第1実施例の一舎利製造装置を示す斜視図; 本発明の第1実施例による舎利製造装置の内部構造を示す斜視図; 本発明の第1実施例による図1に示す舎利製造装置の背面側構造を示す斜視図; 本発明の第1実施例による舎利製造装置の冷却部側面を示す概略図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置を示す斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置の分解斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置の完成された状態の斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置の主要部斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置の主要部分解斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置のシリンダーにピストンが出入する状態を示す斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置のハウジングの上板が開放した状態で回動ドラムのスライド状態を示す斜視図; 本発明の第2実施例による舎利製造装置の使用状態を示す主要部断面図;および 本発明の第2実施例において、遺骨溶融液を利用して舎利を製造する回転ドラムの作動状態を示す斜視図である。

Claims (5)

  1. 作業者の腕が本体から出入することができる投入口が本体の前面側の左右にそれぞれ形成され、投入口の間に透視窓が備えられ、本体の一側面にドアが備えられ、本体の他側にガス供給口及び酸素供給口が備えられ、冷却水流入及び流出口を持ち、本体の背面にガス及び酸素容器を収容するためのガス容器固定板が備えられる本体と;
    水と配合されてゲル状になった遺骨粉を溶融させるための溶融加工部と;
    前記溶融加工部で溶融されて舎利形態で落下する遺骨粉を粉末状のパウダーと混合処理して採集するための採集部と;
    前記本体の一側に備えられ、携帯用ガストーチと連結され、前記溶融加工部に位置する遺骨粉のガス点火を制御する点火部と;
    前記本体内部の一側に等間隔で備えられる複数のトーチを備え、前記溶融加工部で加工された舎利形態の遺骨粉を塑性する塑性加工部と;を含んでなることを特徴とする、舎利製造装置。
  2. 前記溶融加工部は、上面に“V”字形でなる誘導溝を溶融加工部の長手方向に長く有し、前記溶融加工部の一側に冷却水が流入するための流入口と冷却水が流出するための流出口がそれぞれ備えられ、前記溶融加工部が前面側より後面側が高くなるように傾くことを特徴とする、請求項1に記載の舎利製造装置。
  3. 4角部に支持部が形成され、前記支持部の間には、連結部がフレームの上下部分の前後側に形成され、もう一方の連結部が中間部分においてフレームの左右両部分のいずれか一側に形成され、他側にはコントローラー、センサー及び電源スイッチが備えられたボード板が形成され、フレームの最上端には装着板が形成されているフレームと;
    溶融した遺骨液が注入できるように、前記装着板に形成されるメーンホッパーと;
    前記メーンホッパーの下端から間隔を隔てて維持され、補助ホッパーが形成されており、前記補助ホッパーは上板に結合され、両側に形成された切開孔の一側下端には吐出口が備えられ、前記中間一側に形成された連結部とボード板の内側に熔接処理される“U”字形のハウジングと;
    前記補助ホッパーの上側に備えられるもので、プレートの一側が前記支持部と上側連結部に固定されて、プレートの上部にシリンダーとピストンが備えられたプレートを有し、前記ピストンの端部には切断刃が備えられるカッティング部と;
    前記ハウジング内に備えられるもので、外周面にスクリュー状の複数の溝が形成されている回動ドラムと;を含んでなり、
    前記回動ドラムの一側には前記ハウジングの外側に備えられた駆動プーリーと連結され、前記駆動プーリーはメーンプーリーとベルトを介して連結され、前記メーンプーリーは前記下側連結部に低い位置で固定されたモーターによって連結されていることを特徴とする、舎利製造装置。
  4. 前記メーンホッパーが熱線層を備えることを特徴とする、請求項3に記載の舎利製造装置。
  5. 前記ハウジングの両側に形成された切開孔には固定部材34が形成された状態で備えられ、前記固定部材の下端には前記回動ドラムが前記駆動プーリーの軸と連結され、前記固定部材の上端には回動取っ手が形成され、前記回動取っ手の回動によって前記回動ドラムとハウジングの間の間隔を調節することができることを特徴とする、請求項3に記載の舎利製造装置。
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