JPH07120364A - 分析用サンプル準備システム - Google Patents

分析用サンプル準備システム

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JPH07120364A
JPH07120364A JP4092486A JP9248692A JPH07120364A JP H07120364 A JPH07120364 A JP H07120364A JP 4092486 A JP4092486 A JP 4092486A JP 9248692 A JP9248692 A JP 9248692A JP H07120364 A JPH07120364 A JP H07120364A
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JP
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crucible
burner
sample
assembly
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Application number
JP4092486A
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English (en)
Inventor
James H Lenke
エイチ レンケ ジエイムズ
Peter M Willis
エム ウイリス ピーター
Scott A Ponegalek
エイ ポネガレク スコツト
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Leco Corp
Original Assignee
Leco Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/04Crucibles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/44Sample treatment involving radiation, e.g. heat

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  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】加熱されている間に粉末試料と溶剤を撹拌する
ための装置の運転時に溶融るつぼの保持と制御を改良す
るるつぼホルダーを提供する。 【構成】るつぼホルダー100は、るつぼに有限数の撹
拌パターンを提供するために二本の動作軸の各々に沿っ
た別々の調整可能で可変の周波数と振幅運動を利用して
二本の異なる軸上での独立的に制御された動作を提供す
る撹拌アッセンブリー200に結合されている。加熱炎
は圧縮空気と燃焼ガスの供給を制御することにより制御
される。他の好適形態においては、パイロットバーナー
502が提供され、るつぼの下に配置された主バーナー
300を点火すると共に、るつぼとほとんど同じ温度に
まで鋳造皿を予備加熱する。パイロットバーナー502
は、試料小塊を形成するために溶解試料を制御的に冷却
するための鋳造皿にのみ方向付けられて流れるように空
気を制御することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野]本発明は、X線蛍光分光学、或は
原子吸光、或は誘導的に結合されたプラズマなどの他の
分析法で使用するための試料小塊を準備するための装置
と方法に関する。 [0002] [従来技術]X線蛍光分光学、或は他の分析法による分
折のための固体ガラス状試料の小塊を提供するために溶
融剤と供に粉末試料を混合し、そして加熱された融解物
を提供する幾つかの機械が市販されている。分析される
試料は二酸化ケイ素、二酸化アルミニューム、二酸化カ
ルシューム、酸化マグネシューム、そしてスラグなどの
材料を含み、それらは典型的にはX線蛍光分光分析を利
用してそれらの活性元素の含有量に対して分析される。
そのような分析装置で使用できるような試料を提供する
ためには、固体で滑らかな表面を有する形状に形成され
なければならない。 [0003] [発明が解決しようとする課題]そのような試料を提供
するための既存の機械は、るつぼが材料を溶解するため
に組み合わされた試料と溶融剤と供に加熱される間、円
運動を利用して回転されるるつぼ保持機構を備えてい
る。ある装置は、るつぼが溶融温度に加熱される時に溶
融剤と試料を連続的に振動させて混合するために回転さ
れると同時に、るつぼをも傾斜させる。そのような従来
技術の混合装置は混合作用を補助するために特別に形成
されたるつぼに依存する。これは今でも尚高価なプラチ
ナるつぼタイルコストを増加し、且つそのような特別な
るつぼを使用することで他の目的のための使用を妨げ
る。そのような従来技術の装置を使用しての撹拌は、多
面パターンといえども、周波数振幅、或はるつぼの移動
通路に関する柔軟性に関して制御不可能である。異なる
例では、溶融試料が異なる粘度を有することがある。従
来技術の装置での均一な混合を提供するためには、もし
完全に達成可能であるならば、試料と溶融剤に必要な混
合作用を達成するためには非常に長時間が必要であるこ
とが発見されている。 [0004]従来技術のシステムにおいては、典型的に
は、試料の準備を達成するために異なるタイプの試料に
対する温度コントロール融通性を提供しないシステムで
は酸素とプロパンの混合を使用して低及び高レベルの溶
融温度しか利用できない。試料溶融に使用される炎の温
度コントロールの欠落により、過剰な温度は、るつぼを
逃れるガスであり、故に試験される試料の濃度を変更さ
せる四フッ化ケイ素(SiF4)などの望ましくない副
産物を生成する可能性がある。更に、純酸素とプロパン
を使用すると、実際にプラチナるつぼを溶解することが
出来るほどの過剰温度にまで到達可能となる。 [0005]従来技術のシステムにおいては又、その装
置が、所望の試料形状に十分に冷却させるための鋳造皿
内に混合溶融試料を注いだ。しかしながら、鋳造皿は溶
融るつぼ上に配置される、故に鋳造皿の温度はるつぼの
温度に密接に対応しない、そして注ぎ込みステップにお
いて、試料は不均一のまま冷却し、それにより不適切に
結晶化し、そして試料を使用不可にする亀裂を発生させ
るかも知れない。 [0006]更に、過去の一般タイプの試料準備装置
は、るつぼの均一な加熱で熱的に妨げる大きなるつぼホ
ルダー、或はるつぼで熱的に妨げないが、特に高温度を
受ける時には、長期間の使用によりそれらの張力を失う
傾向を有し、そして保持クリップの強制的脱着時にプラ
チナるつぼを損傷する可能性もある比較的軽量のスプリ
ングクリップのいずれかを使用している。更に、クリッ
プはるつぼを保持するための通常の実験室用挟みと供に
扱うことが幾分困難である。 [0007]最後に、X線蛍光試料の準備のために使用
される既存の機械においては、一度鋳造皿内に注ぎ込ま
れた溶融試料を制御的に冷却することが必要とされる。
これは冷却のために鋳造皿上に空気を導く独立ファン、
或は空気コントロール配給システムを使用することによ
り達成されている。十分な冷却を提供できるのだが、そ
れは制御されて行われるものではないので、それを達成
するために追加的構成が必要となる。 [0008] [課題を解決するための手段]本発明のシステムは、本
発明の一局面に従って、加熱されると同時に粉末試料と
溶融剤を撹拌するための装置の作動中の溶解るつぼの保
持と制御とを改良する独特なるつぼホルダーを提供する
ことにより分析用試料の準備のための全く新しい装置を
提供する。るつぼホルダーは、るつぼに対する有限の撹
拌パターンを提供するために二本の異なる作動軸に沿っ
た独立的に調整可能な可変周波数と振輻運動を利用して
各々の異なる軸での独立的に制御された動作を提供する
撹拌アッセンブリーに結合されている。本発明の好適形
態において、加熱炎は、溶解、撹拌、そして鋳造段階を
通じて所望の選択温度を達成するために圧縮空気とプロ
パンなどの燃焼ガスとの供給コントロールより制御され
る。本発明の他の好適形態において、るつぼの下に配置
された主制御バーナーを点火するためと、るつぼから溶
解試料を溶解皿に注ぎ込む時に、溶解物が熱的衝撃に曝
されないように、るつぼと同程度の温度にまで鋳造皿
(或は多連バーナーシステム内の鋳造皿)を独立的に加
熱するためとの両方を提供するためのパイロットバーナ
ー構造が提供されている。本発明のシステムは試料の小
塊を形成するために溶解物を制御的に冷却するための鋳
造皿にパイロットアッセンブリーを通じて導かれる空気
流を制御するためのコントロールを提供する。本発明の
システムは、鋳造皿内への溶融物の投入に先だって非湿
性剤の自動的導入をも提供する。 [0009]それゆえに本発明を実施するシステムは、
より高品質の試料が短時間で準備可能となるように改良
されて、より効率的な試料準備方法と装置とを提供す
る。このシステムは、鋳造皿が不必要で、そしてるつぼ
の制御冷却がバーナーを介して直接的に達成される過酸
化ナトリウム(Na2O2)などの過酸化物試料や他の
試料でも又使用できる。 [0010]本発明のこれら、そして他の特徴、目的、
利点などは添付の図を参考にすると供に以下の説明を読
むことにより明白となろう。 [0011] [実施例]図1において、本発明の様々な局面を具体化
する装置10が示されている。装置10は、側壁12と
14、開放上部16、装置10の中に入れられた試料準
備装置へのアクセスのために開口するドアー20を備え
た前面パネル18を有するキャビネット11を包含す
る。機械の上方後部は、キャビネットが支持台24に載
っている間アクセスのために開放できるカバーパネル2
2を包含する。装置10の上方前面パネル26上に実装
されているのは、数値入力キーと、図19に示される電
気的コントロール回路に関連する装置を制御するための
他のプッシュボタンコントロールスイッチを包含するキ
ーボード28である。ドアー20は枢軸的開閉ドアーを
操作するためのハンドル21と、装置の動作が装置の前
面から安全に観察できる覗き窓23とを包含する。同様
に、前面パネル26は同目的の覗き窓27を包含する。 [0012]装置10は主オン/オフスイッチ29と側
壁14内の通気口30などのような適切な通気開口部と
を包含する。キャビネットの後部は取り出しドアーと適
切な通気開口部をも又包含する。装置10は、各々が相
互関連した特定の機能を有する幾つかのアッセンブリー
を包含し、そして各アッセンブリーの構造と動作の詳細
な説明、そして最後に装置の動作サイクルの詳細な説明
に伴いアッセンブリーとそれらの動作の概要が図2との
関連で説明される。キャビネット10内に搭載されてい
るのは、試料準備装置の構成要素のための開口部36を
定義するように装置キャビネットの台24から上方に各
々延長している内方垂直側面に延長する左右の熱遮蔽パ
ネルのペアー32と34である。装置のアッセンブリー
の試料接触部分は第一に、全てが図15−17との関連
で詳細に示され、そして後述されるるつぼホルダーのも
のと同一の三つの同一のるつぼホルダー100、10
2、104を包含する凹所36に配置される。 [0013]各るつぼホルダーは、独立した三つの主バ
ーナー300、302、304上に垂直に間隔を持たせ
て整列した各るつぼホルダー内に保持されたるつぼに独
立的X−Y運動を提供するるつぼ撹拌アッセンブリー2
00に脱着できるように搭載されている。バーナーは装
置の支持台24に固定的に搭載され、そして以下に詳細
に説明されるように、各々熱電対301、303、30
5により検出される時にバーナーの温度を制御するため
に制御圧縮空気とプロパンガス、又は他の可燃ガスとを
組み合せて供給される市販されているバーナーである。
熱電対は、図2に示されるように凹所36の下方前部に
配置されたバーナー、又はパイロットサブアッセンブリ
ー500のいずれかに関して間隔をもって三つの鋳造皿
530(図13−14)を保持する可動鋳造皿支持アッ
センブリー400に搭載されている。アッセンブリー4
00はパイロットアッセンブリー500の各々のパイロ
ットバーナー502、504、506上の三つの浅いカ
ップ状の鋳造皿を支持するので、バーナー300、30
2、304を点火するために後方に傾けられない時にパ
イロットバーナーが鋳造皿を加熱することが出来る。以
下詳細に説明されるように、アッセンブリー400はる
つぼホルダー内に保持されたるつぼから鋳造皿内に溶融
試料を投入するために、図2で示される前方位置から図
14に示される主バーナー上の後方位置へ移動する。 [0014]るつぼ保持及び撹拌アッセンブリー、鋳造
皿アッセンブリー、そしてパイロットアッセンブリーに
加えて、装置は、三つの前方に延長する石英柄杓60
2、604、606を包含する非湿性剤調剤アッセンブ
リー600をも又包含する。アッセンブリー600は充
填するための前方の位置、標本の溶解中の引っ込んだ位
置、そして再び、鋳造動作に先だって溶解物に非湿性剤
を添加するために石英柄杓がるつぼ上で回転される前方
位置との間で移動する。図2は最下部にあるパイロット
アッセンブリー500、パイロットアッセンブリー上で
はあるが、鋳造皿アッセンブリー400の受け皿部の下
に配置されているバーナー300、302、304、そ
してバーナーと鋳造皿アッセンブリー400上に位置す
るるつぼ撹拌アッセンブリー200との種々のアッセン
ブリーの垂直方向における間隔の関係を示す。最後に、
非湿性剤調剤サブアッセンブリー600はるつぼ撹拌ア
ッセンブリー200上に位置し、各アッセンブリーは動
作の各サイクルの種々の部分で水平及び垂直面のいずれ
か又はその両方において選択的に移動出来、各々の機能
を提供するために選択的に相互に整列させる。 [0015]るつぼホルダーのための撹拌アッセンブリ
ーを説明する前に、アッセンブリー200に脱着出来る
ように搭載することが出来るるつぼホルダーの概要が図
15−17との関連で説明される。各るつぼホルダー1
00から102は同一であり、そしてるつぼホルダー1
00のみの説明が行われる。るつぼホルダー100は、
下方に下がった後脚部108を有する平面トッププレー
ト106を備えた通常L形状の第一部材104を包含す
る。後脚部108は、以下に説明されるようにアセンブ
リー200に各ホルダーを脱着できるように搭載するた
めのアッセンブリー200内に適合する中央後方に延長
する搭載ピン110を包含する。プレート106の前方
部分は、その上にプラチナるつぼ130の突き出た円周
フランジ132が図7で良く示されているように、るつ
ぼがるつぼホルダー100内に搭載される時に支持する
ために延長するリム部114を定義する円形開口部11
2を包含する。開口部112は、図17に示されるよう
にるつぼの一部エーリア134を露出させ、その中に形
成された横方向に延長するスロット116を包含する。
るつぼから鋳造皿内に溶解試料を注ぎ込む直前に、ホル
ダー100はバーナーの直接炎にエーリア134のるつ
ぼの縁を露出させながら約35度傾けられる。これは、
溶解試料が鋳造皿内に注ぎ込まれる時にこのエーリアで
の冷却を防止するためにるつぼの上方リム部を加熱す
る。スロット116はそのような目的のためにるつぼ上
に直接炎を作用させる。 [0016]各るつぼホルダーは、プレート106の後
部近辺に設置された上方延長ピボットピンによりプレー
ト106に枢軸的に搭載される枢軸ロックアーム120
を包含する。アーム120は一般に長方形であり、そし
てるつぼを適所に保持するためのるつぼ130のリム1
32上に延長する半円凹所124を包含する。上方延長
先端のペアー126と128は、一度るつぼが開口部1
12内に落ちると、るつぼのリム上に枢軸ロックアーム
120をガイドする。 [0017]ホルダー100はプレート106の上部表
面を横切る角度で溶接されるガイドプレート140をも
又包含し、そして垂直壁142、そしてホルダーが撹拌
及び鋳造時の両方において回転せられる時にアームを適
所に保持するためのアーム120上に横たわるエンドセ
クション144とを包含する。図16に示されるように
壁142はアーム120の上部表面を通過させるのに十
分な距離だけエンドセクション144を上げている。後
部フランジ146はプレート106に適切に溶接されて
いる。アーム120は、挟み、或は他の機械的手段を使
ってその中のるつぼを脱着するために、アームが比較的
自由に移動でき、そしてその状態から持ち上げられるよ
うにピボットピンよりも遥かに大きな開口部125を包
含する。部材140は撹拌及び注ぎ込み機能中における
アームの運動を適性に制止して、るつぼを適所に維持す
る。三角形のガイドプレート150は部材140のフラ
ンジ148の反対側のプレート106のエッジ部に溶接
されており、図16と図17に良く示されているよう
に、ロック位置のアーム120で部材140の垂直部材
142と三角形プレート150のエッジ部152間の通
路を定義して、アームをプレート106の上部表面10
5と接触する位置に保持する。 [0018]撹拌アッセンブリー200へのるつぼホル
ダーの接続は、図15の矢印Aで示された方向に振動さ
せるようにX軸回りで、そして以下に説明されるように
撹拌機構200の枢軸回転により図16の矢印Bに示さ
れるY軸回りとでホルダー100を回転させる撹拌機構
と供にピン110を介して行われている。このようにる
つぼホルダーの一つに保持されたるつぼはX−Y軸回り
で制御されて移動できると同時に、粉末試料や溶解剤は
バーナー300、302、304により加熱されて、使
用される試料と融解剤により約645度から920度の
温度に迄その中に入れられた溶解内容物を加熱する。上
記のように、サンプルは様々のケイ素、アルミニュー
ム、カルシューム、マグネシューム材料を決定するが、
融解剤も又以下に説明されるように、約1050度から
1400度の範囲の炎温度を制御することにより制御さ
れる特定温度を各々が要求する様々の異なる融解剤であ
っても良い。使用される融解剤はメタホウ酸リチュー
ム、或は四ホウ酸リチュームであっても良く、例えば異
なる試料に関連して、図2−6に関連して説明されるサ
ブアッセンブリー200により提供される異なる撹拌速
度とパターンを要求する溶解試料(即ち、融解液状態の
粉末試料と粉末融解剤)に対して粘性を提供する。 [0019]撹拌アッセンブリー200は、図2と図3
に良く示されるように、側壁32(図4)のアーチ状ス
ロット33を通じて延長し、そしてピボットアーム20
4の端部に確保された第一端部203を有する水平に延
長する横断部材202を包含する。アーム204は台2
4から上方に延長する垂直方向拡張搭載プレート270
にピボット軸206により枢軸的に取り付けられてい
る。横断部材202の反対端部207は側壁34内の同
様のアーチ状スロット35を通じて延長し、図5に示さ
れるようにX軸コントロールモーター240を受け取る
ための搭載ブロックを形成する。Y軸コントロールモー
ター230は、モーター240の背後後方(図5で見る
と)の横断部材202に延長し、そして適切な方法でそ
れに確保されている第二ピボットアーム208(図6)
のピボット軸に結合されている。このように横断部材2
02は図4と図5の矢印で示されるようにピボットアー
ム204と208によりアーチ状の垂直的弧運動をさせ
るために搭載されている。 [0020]横断部材202は、ピボット軸262に搭
載された図4に示されるスプリング装填カウンタースプ
リングアッセンブリー260により水平位置に静止して
保持され、そのピボット軸262は垂直搭載プレート2
70に確保された軸202に回転的に搭載されたドラム
261上に搭載されたコイルスプリングを備えている。
ケーブル264はピボット搭載部材266により釣り合
い重りスプリングアッセンブリー260の端部をアーム
204の端部209に結合するので、アームは図4に示
されるように水平位置に静止、そして撹拌中には、図5
に示されるように下方位置、或はパネル32と34の各
々のスロット33と35の上方端部近辺の上昇位置かの
いずれかにある。このY軸運動を提供するための駆動モ
ーターは装置10の台24から上方の搭載ブロック23
2に延長する搭載プレート210に搭載されている。モ
ーター230のシャフトはアーム208のピボット軸に
直接的に結合されている。 [0021]モーター230と240は、各駆動モータ
ーのシャフトの速度と正確な位置を指示するために図1
9に示されるコンピューターコントロール回路に位置指
示信号を提供するための光学式シャフトエンコーダを内
蔵した直流サーボモーターである。このように横断部材
202の精密な速度やその位置はるつぼホルダーやそれ
に搭載されたるつぼの速度や傾き角であるとして常に既
知となる。図3は部分的に示されたホルダー100をも
って各るつぼホルダーの搭載アッセンブリーを例証す
る。横断部材202を貫通して延長しているのは三つの
開口部で、開口部212が図3に示されている。各開口
部において、開口部212内に回転的に取り付けられる
スリーブブッシュにるつぼホルダー100の搭載ピン1
10(図15−17)をクランプするためのロックネジ
216で割りクランプ214を受け取るためのスリーブ
ブッシュ215が取り付けられている。横断部材202
の後側とブッシュ215に取り付けられるのは、その表
面上に歯222が形成されているラック220の下側歯
面と噛み合う回転ギヤー218である。 [0022]ラック220は間隔を開けた枕状ブロック
224のペアーにより横断部材202の反対端部で支持
されているので、X軸モーター240により駆動される
時に、図3の矢印Dにより指示される横方向に滑動出来
る。故に、ラック220の横方向の運動は、ブッシュ2
15が結合されている各ギヤー218を、故にそれに取
り付けられたるつぼホルダー100を図3と図15の矢
印Aで示されたX軸回りの方向に回転させる。独立的
に、同時に、横断部材202のY軸運動は図3と図5の
矢印Cにより示される方向にY軸モーター230により
達成される。ラック220は図5に良く示されているよ
うに横断部材202の端部に取り付けられているモータ
ー240のシャフト上のギヤーにより駆動される。それ
により、ギヤー242の回転は通常棒状のラック220
を図3の矢印で示される軸に沿った反対方向に移動させ
ると同時に、正確に同じ周波数と振幅で同方向に各々の
三つのるつぼホルダー100、102、104を回転さ
せる。モーターは以下で説明される鋳造ステップのため
にるつぼホルダー内に保持されたるつぼを反転させるの
に十分な距離だけラックを移動させることが出来る。モ
ーターコントロール回路基盤244は、モーターコント
ロール回路とコントロール回路に適切なリボン状導電体
250により結合されている両X−Yモーターのコント
ロール回路を収納するために図5に示されるようにアー
ム202の上方エッジ部上に設置することが出来る。 [0023]独立的に駆動され、そして制御される二つ
の駆動モーター230と240を提供することにより、
AとCの両方向における独立的振動(即ち、XーY軸各
々の)が達成可能となる。これらの振動の振幅と周波数
は、特定の溶解試料の所望撹拌パターンを達成し、早期
に試料と融解剤の混合の均一性を達成するために振幅と
速度の割合が制御されるのと同様、以下に詳細に説明さ
れるように独立的に制御される。 [0024]上記のように、Wパターン、砂時計状パタ
ーン、八の字パターン、或は他の省略的な円形、又はそ
の他のパターンなどの様々な撹拌パターンが、るつぼマ
ウントが取り付けられるアッセンブリー200の独立X
−Yモーターコントロールにより達成可能である。モー
ターコントロールの周波数は毎分10から90サイクル
の範囲にあり、そしてX−Y軸回転はプラスマイナス5
度から30度の範囲である。Y回転のサイクル数と比較
してX回転のサイクル数の割合は1:1から約1:5ま
で変更可能であるので、もし必要なら、X回転をY回転
の5倍の速さにすることが出来る。故に、有限数の撹拌
コントロールが、図19のコントロール回路により独立
的に制御されるDCサーボモーター230と240を有
するアッセンブリー200により提供される。 [0025]各バーナー300、302、304は図1
8のフロー図により示され、そして以下で説明されるよ
うに圧縮空気とガス混合ソースで供給される。各バーナ
ーは台24に搭載され、そしてるつぼホルダー100内
に配置されたるつぼの下方垂直線上に設置されているバ
ーナーヘッド306(図14)を包含する。各バーナー
は、鋳造皿をも又加熱する二重の機能を果たすパイロッ
トアッセンブリー500により点火される。図12と図
13において、図2にも示されたパイロットアセンブリ
ーの説明が行われる。 [0026]パイロットバーナーアッセンブリー500
は図12に良く示されているように、装置の側壁32と
34にアッセンブリー500を枢軸的に取り付けるため
のマニホールド510の端面514から反対端部に延長
するピボットロッド512を有する通常長方形の空洞マ
ニホールド510から構成される。図12はマニホール
ド510の上面壁520から上方に延長するバーナーヘ
ッド516と518のペアーを示す後方左コーナーから
見た図である。マニホールド510の前方壁に沿って、
適切なUリンク結合により空圧制御シリンダー526の
シャフト524に結合される中央ピボットピン522が
延長している。シャフト524は、図13の矢印Fによ
り示される方向にピボット軸512回りでピボットバー
ナーアッセンブリー500を枢軸回転させるために矢印
E(図13)により示される方向に上下運動する。 [0027]シリンダー526がシャフト524をシリ
ンダー本体から外方に移動するように作動させられる
と、パイロットアッセンブリーは、図13の破線で示さ
れる位置まで後方に(図2で見られる時)傾けられる。
これは、制御しながらバーナーを点火するために例えば
バーナー300のヘッドの上や近辺にバーナー516な
どの各バーナーを位置決めする。一度点火され、そして
熱電対(301、303、そして305)が炎を検出す
ると、シリンダー526は図13の実線で示される位置
で鋳造皿530の下の位置まで前方に傾けられるように
作動される。圧縮空気と供にプロパンなどの燃焼ガス
は、そのようなガスのソース701と703(図18)
から各々マニホールドの端部壁の反対端部上の管取り付
け部532に結合され、且つその中のパイロットバーナ
ーへの圧縮空気と燃焼ガスの供給を制御するためのマニ
ホールドの内部と通じている導管を通じてマニホールド
510に供給される。ピボットバーナーアッセンブリー
の回転に適応するように適切な柔軟性導管を使用して、
反対端部においてマニホールドにガスを供給することに
より、ガスと圧縮空気の混合が、マニホールドの反対端
部から来るガスの衝突のために起こる。 [0028]搭載フランジ34はマニホールド510の
下方前方に延長し、そしてパイロットノズルから流れる
ガスを点火するのに十分な点火温度を提供するためのオ
リフィス517と519の各々に近接の各ノズル516
と518の端部に近接して延長する電気的に制御される
点火構成要素542を有する点火部材540をその上に
支持する。パイロット炎の存在が絶縁柱552と554
により金属バーナーアッセンブリー500の上部壁52
0と間隔を持たせて絶縁状態で搭載されているプラチナ
ワイヤー550により検出される。プラチナワイヤーは
コントロール回路に結合され、そして点火信号が点火ア
ッセンブリー540と後述されるガスコントロールバル
ブに送られた後に装置内の各々のパイロットが点火され
ているかどうかを表す安全コントロール信号を提供する
ためにワイヤー550の接地に対する抵抗を決定するこ
とにより各バーナーからの炎の存在を検出する。 [0029]バーナーが点火され、そして撹拌アッセン
ブリー200が作動されると、るつぼが所望の溶解試料
を提供するために加熱される。鋳造皿530内に溶解物
を投入する前に、非湿性剤が調剤アッセンブリー600
により分配される。本発明の好適形態において、非湿性
剤は図2と図7−11に示されるように三つのバーナー
装置10の石英柄杓602、604、606内に置かれ
るヨウ化リチウム(LiI)などの粉末材料から構成さ
れる。この構成は以下に詳細に説明される。 [0030]非湿性剤のための調合アッセンブリー60
0は装置の側壁32と34の各々に設けられた長方形ス
ロット31と33(図4と5)を通じて延長する横断部
材のペアー610と612(図8)を包含する。横断部
材は水平方向に互いに間隔が設けられ、そして図10と
図11に示されるように、滑動部材616と618で各
々終る。図10に良く示されるように、装置の左側面は
平たい水平に延長する長方形の滑動バー620におよぶ
上部及び下部ローラーフォロアー617と供に滑動部材
616を包含する。滑動バー620は、横断部材610
と612が図2から見た時に装置に関して前後方向に運
動できるようにキャビネットに適切に取り付けられた支
持ロッド622と624のペアー(図4)により吊り下
げられている。装置の右側端部は、ロッド634の反対
端においてキャビネットに取り付けられた間隔を持った
搭載ブロックによりキャビネット内で支持されたガイド
ロッド634上での前後方向にガイドされる運動のため
の間隔を有する枕状ブロックのペアー630と632に
より支持される滑動部材618を包含する。後部搭載ブ
ロック636は図11に示されている。 [0031]調合アッセンブリー600の前後方向の運
動は、後部シリンダー640がキャビネットと、そして
前部シリンダーが取り付けられている中間プレートとに
取り付けられており、そしてアッセンブリー600の最
後部の横断部材612に結合されたシャフトを有する順
次並べられたシリンダーのペアー640と642(図1
1)により達成される。このように、アセンブリーの約
10インチの動程、又は移動距離を倍加するシリンダー
640と642の動作は、所望の前後運動を達成するの
に調合アッセンブリー横断部材の運動が十分にできるよ
うにするコンパクトな大きさの装置を提供する。調合ア
ッセンブリーは最初の充填時と実際の調合動作中とに前
方に移動される。このように装置の動作サイクル時の多
くは、調合アッセンブリーはその最後方位置にある。粉
末非湿性剤の柄杓602、604、606からの調合
は、図10に良く示されているラックモーターアッセン
ブリーにより駆動される図8と9に良く示される構成に
よりそれらの一体支持ロッド603の縦方向軸に沿った
各柄杓の軸回転により達成される。 [0032]最初図9において、一端においてカップ状
の柄杓601を包含し、後方に延長するロッド603に
取り付けられる調合部材602の一つが示されている。
ロッド603は前後の横断部材610と612を通じて
形成された開口部を通して延長し、そして柄杓を回転さ
せるギヤーの心棒の役目を果たす。円筒状スペーサーブ
ッシュ650(図8と9)は、ギヤー660、ロッド6
03回りに密着して適応し、そして刻み付ロックナット
670によりギヤー内に保持されるOリングの形の圧縮
リング665に伴ってロッド603上に延長する。フォ
ロアーギヤー660はその中に形成された軸方向に延長
する開口部と、ギヤーラック680上の歯の下側に適応
し、そして一体的に噛み合って、その回りに広がる歯6
62を有する外周辺部とを包含する。ラック680は横
断部材610と612間に取り付けられた間隔を有する
枕状ブロック690のペアーにより図9の矢印Gにより
示されるような横運動のために取り付けられる。 [0033]各ギヤー660は、ロックナット670の
ネジ付シャフト672を受けるためのネジ付開口部、そ
してロッド603を保持するために締め付けられる時に
円筒状セクション664内で保持されて、ナット670
により圧縮される圧縮部材665を受けるためのその内
方端におけるOリングシートとを有する後部円筒状セク
ション664を包含し、そして尚カバー654の前部か
ら柄杓やギヤーを引き抜くことによりそれらを取り外す
ことが可能である。このように各調合柄杓602、60
4、606に関連する各フォロアーギヤー660の回転
は、図10に良く示されているようにラック680の歯
682と噛み合うその駆動ギヤー696を有する後部プ
レート612に取り付けられた駆動モーター695(図
10)により駆動されるラック680の線形運動により
達成される。ドライブモーター695は、柄杓が開放口
るつぼの真上に来るようにアッセンブリー600がその
前方位置に向って移動される時に、柄杓602、60
4、606を反転させて、計量された非湿性剤をるつぼ
130の開放口内に落すために駆動ギヤー696を回転
させる空圧駆動ロータリーシリンダーである。L形状保
護カバー654は、ラック680の保護カバーを提供す
るために前部横断部材610の前面と、部材610と6
12間の頂上エーリア上に延長している。プレート65
4は、調合柄杓のシャフト603がそれを通じて延長す
る適切な開口部655を包含する。 [0034]このように本発明の調合システムで、粉末
非湿性剤は、オペレーターが介在することなく、そして
必要ならば自動的にバーナーの1300℃の炎上で所望
の時間で調合されることが可能である。溶融物が撹拌サ
イクルの終了時に均一化されていると、非湿性剤がるつ
ぼに添加され、そして図2と図14で示される鋳造皿ア
ッセンブリーを利用して注ぎ込みと鋳造動作が行われ
る。 [0035]鋳造皿アッセンブリー400は、複数の鋳
造皿530を図13に示されるパイロットバーナー上、
或は図14に示されるように注ぎ込むための主バーナー
上のいずれかに配置するために前後方向にだけ運動す
る。鋳造皿アッセンブリーは、好適形態においては、そ
の中に鋳造皿530を直接的に、或はテーブル410か
ら同時に引き上げることが出来る三つの鋳造皿を受ける
ための脱着可能トレーのいずれかを受けるための三つの
円形開口部412、414、416を有する水平横方向
に広がるテーブル410を包含する。テーブルは、端部
支持の一方が装置の側壁32と34間で内方に間隔をも
ってテーブルの各端部に位置している逆L字形端部支持
420のペアーの反対端との間で広がる。端部L字状部
材間で延長しているのは、アッセンブリー400が前方
に(図14で示される位置から右へ)移動されると、熱
電対305がバーナーヘッド306の真上に来るように
熱電対301、303、305が取り付けられている傾
斜プレート422である。この位置で、テーブル410
の開口部416はバーナーの前方に、そして図2で示さ
れる位置に在る。 [0036]L字状脚420は図14に良く示されてい
るように下方に延長して、一方が横断部材430と43
4の各端部間で延長している滑動ロッド432のペアー
により前方横断部材434と結合される下部横断部材4
30で終る。各ガイドロッド432は、その前後方向
の、通常水平移動でアッセンブリー400をガイドする
ために水平方向に間隔を開けて装置の側壁32と34上
に取り付けられた枕状ブロック436と438に滑動的
に搭載されている。 [0037]442で簡略的に示されたキャビネットに
取り付けられたシリンダー440は、図14の矢印Hに
より示されるように部材400の前後方向の運動を提供
する後部横断部材434に結合されたシャフト444を
包含する。図14に示された位置において、アッセンブ
リーは、鋳造皿530がるつぼの真下に位置決めされる
ように後方に(即ち、図14において左に)引き込まれ
ている。この鋳造位置で、撹拌アッセンブリー200は
るつぼのエーリア134を加熱するために最初るつぼ1
30を約35度傾け、そして事前にその中に添加された
非湿性剤と供に溶融された試料を各るつぼに関わる鋳造
皿の各々に注ぎ込むために緩やかにるつぼを反転させる
ように制御される。これが達成されると、鋳造皿ホルダ
ーアッセンブリーはパイロットバーナーアッセンブリー
500の下前方に再び移動される、そこで鋳造皿は、パ
イロットと主バーナーを消して、そして図13の実線で
示されるように試料皿内の試料を制御しながら冷却する
ために圧縮空気の流れを試料鋳造皿の底部に導くための
パイロットバーナーに制御された量の圧縮空気のみを適
用することにより冷却される。デイスク形状のガラス状
試料は溶解試料のこの凝固から生成し、これは試料皿か
ら取り出され、そしてX線蛍光分光学などのいかなる数
の分析技術によっても十分に分析すること可能である。
本発明のシステムの種々のアッセンブリーを構成する機
械的要素を説明してきたが、ガス流の通路とコントロー
ル構成要素の概要を図18との関連で説明する。 [0038]図18において、本システムの装置のため
のガス流システムが示されている。図18に示されてい
るのは、上部流路700として確認される三つの主バー
ナー脚部の内の一本のみである。三本の同一流路とコン
トロール要素は主バーナー300、302、304のそ
れぞれで採用されることが理解されよう。下部流路75
0はマニホールド510とその上の三つの点火バーナー
(そのバーナーの一本516だけが略図的に描かれてい
る)のために提供されている。各バーナーに関連する各
脚部700において、プロパンなどのガスの供給ソース
701はシステムにガスを供給するための吸入手段70
2に結合されている。プロパンの圧力はレギュレーター
を有するプロパンタンクを通じて供給されるので、その
圧力は約20PSIとなる。同様に、ガス流脚部700
の反対端には、システムに圧縮空気ソースを適用するた
めの手段から成る吸入路704に結合された約40PS
Iの圧縮空気ソース703がある。圧縮空気は、バーナ
ーに適用されるガスの圧力を決定するための圧力センサ
ー710を有するガスコントロール708に直列に結合
されたサーボコントロール比例バルブ706を通じてバ
ーナー300などの各バーナーに適用される。サーボバ
ルブ706は図19の電気的コントロール回路内に包含
されたソレノイド駆動回路により制御される。各バーナ
ーは、コントロール回路により制御される直列ガスオン
/オフバルブ714を備え、且つ圧力センサー716を
も又備えた導管712を通じて燃焼ガスをも又受ける。
ガスは、主オン/オフバルブ714を経由してガス吸入
路702をバーナーに結合するサーボコントロールバル
ブ718を通じてバーナー300に供給される。各バー
ナー300は各バーナーの炎の温度を極めて正確に制御
するために溶融プロセス時に個別にバーナーを制御する
ための要素798から718を別々に包含することに留
意すべきである。 [0039]ガスと空気吸入路702はガス導管703
と705により各々パイロットアッセンブリーのマニホ
ールド510にも又結合されている。ガスは、導管70
3そして、マニホールド510に供給される燃焼ガス圧
力を決定するための圧力センサー754とに直列のサー
ボバルブ752を経由してマニホールドに供給される。
同様に、圧縮空気はサーボバルブ756と導管705を
経由してマニホールド510に供給される。第二圧力セ
ンサー758は、図18に示されるバーナーシステムに
ガス、或は空気の正確な流れを提供するためにガスが線
形比例サーボバルブにより制御されるのと同様に制御さ
れるマニホールドに供給された圧縮空気の圧力を監視す
る。 [0040]種々の電気的制御サーボバルブモーターや
他の電気的構成要素は図19に示される電気コントロー
ル回路900により制御される。以前に説明された種々
の要素は以前に確認されたものとして同参照番号で示さ
れ、そしてそれらはモーター、サーボバルブ、ソレノイ
ドバルブ、熱電対等を含む。コントロール回路900の
心臓部はインテル8088、或は同等のものであるマイ
クロプロセッサー(CPU)901である。CPUに結
合されているのは、キーボードインターフェース回路9
02に結合され、そしてCPU901の入力ポートに結
合された数値キーや他のデジタル入力スイッチを包含す
るデジタルキーボード28である。3.5インチの高密
度ドライブ904などのフロッピーデイスクドライブは
コントローラー回路906を経由してCPUにも結合さ
れている。デイスクドライブは装置を操作するためのプ
ログラムを収納した一つ以上のデイスケットを受け取
る。そのプログラムは以下で説明される図21Aから図
21Jのプログラムフロー図に関連して詳細に説明され
る。装置は更にオペレーターへの操作及びコントロール
プロンプト情報を表示するためのLCDデイスプレーを
包含する。ディスプレー908はデイスプレードライバ
ー回路910を通じてCPU901に結合される。 [0041]熱電対や圧力センサーは、種々のバーナー
の温度条件の上下を検出するためのスレッショルドレベ
ル設定入力を有する複数のコンパレーター回路を包含す
る安全コントロール及び論理回路914にアナログ前置
増幅器912により結合され、そして点火が起こらない
場合に、例えば所定時間内に、点火装置が切られ、そし
て適切な表示メッセージがオペレーターに提示されるよ
うな適切な安全コントロール回路を提供する。この回路
は、例えば丈夫な家庭炉で使用されるものなどの従来の
設計のものであっても良い。温度及び圧力入力センサー
のための前置増幅器912は、CPUに同情報を提供す
るためにアナログデジタルコンバータ回路916を通じ
てCPU901に結合されている。CPUは、論理回路
914とデジタル入力/出力回路918、そしてD/A
コンバータ920を通じて出力バス924を入力バス9
26によりソレノイドドライブ回路922への、或はそ
れからのコントロール信号をも又伝える。炎検出器55
0は、パイロット炎が検出されているかどうかを指示す
るために適切な導体により論理回路940にも又結合さ
れている。 [0042]CPUは、入力導体931と933の各々
を通じてモーター230と240と一体である光学式エ
ンコーダからのモーター速度と回転位置情報を受け取る
モーターコントローラー回路930にプログラム入力情
報によるコントロール信号を提供し、そしてモーター2
30と240を起動するために電力を提供する固体電力
コントロール回路であるモータードライバー回路932
に出力信号をも又提供する。原点位置を指示するために
種々の可動構成要素の移動端で位置決めされる、例え
ば、るつぼ撹拌アッセンブリー200の横断アーム20
2はモーターコントローラー930を通じてデジタル入
力信号をCPU901に提供するブロック935により
示される複数の原点スイッチである。バルブのための同
様の原点スイッチ940はソレノイドドライブ回路92
2と論理回路914とにより、参考のためにそのような
要素の原点位置を指示する情報を提供するためのCPU
に結合されている。 [0043]CPUは又コントローラー回路950を通
じてシリアル通信ポート952と分離パラレルプリンタ
ーポート954に結合されているので、プリント出力さ
れたデータは装置の動作サイクルを表すパラメータのた
めに提供することが出来る。回路952はコントロール
回路が他の外部周辺装置と通信出来るようにする。プリ
ンターポート954は出力導体955を通じて適切な従
来形のプリンターに結合されても良い。 [0044]種々のセンサーから受け取った情報に応じ
てモーターやバルブなどの種々の構成要素に信号を提供
するCPUの動作は、この用途には特有ではあるが、方
法においては従来的であるユニットのプログラムにより
制御される。プログラムはCPUに対してコントロール
信号を提供して、入って来るデータを試す、そして動作
サイクルに従った動作の順にそれに応じた出力信号を提
供する。図21のプログラムフロー図により表されるプ
ログラム要素を説明する前に、全体的な動作の概要が図
20との関連で提示された装置10の使用方法のための
フロー図に関して説明される。 [0045]図20はブロック50により示されるよう
に事前計量された試料と事前計量された溶融剤のるつぼ
130内への手動充填を示す。手動充填ステップは、調
合アッセンブリー600がその最前位置に延長されてい
る装置の三バーナー式の各柄杓602、604、606
への非湿性剤の充填をも又包含する。ユニットへの粉末
材料の充填に続いて加熱及び混合サイクルが開始され
る、そこで主バーナー300、302、304がるつぼ
ホルダー100、101、102内に収納されたるつぼ
130に熱を適用するためにブロック52により示され
るようにアッセンブリー500により点火されると同時
に、混合物が所定時間加熱された時にその混合物を撹拌
するためのモーター230と240が所定のパターンで
駆動される。同時に、ブロック54により示されるよう
に、アッセンブリー400内に設置された鋳造皿54
は、鋳造皿をるつぼ130とほとんど同温度にまで加熱
するパイロットバーナー502、504、506の真上
に配置される。 [0046]撹拌及び加熱サイクルが中断すると、ブロ
ック56により示されるようにアッセンブリー600の
作動により非湿性剤が添加され、柄杓を前方に延長し
て、るつぼ上に移動し、続いてその柄杓を回転させて、
粉末非湿性剤をるつぼ内に直接的に落下させる。続い
て、アッセンブリー600は引き込まれ、そして撹拌が
継続されて、るつぼホルダーがるつぼの注ぎ込み口エー
リア134を加熱するためにバーナー上で短時間35度
に回転される。次に、鋳造皿アッセンブリー400は図
14に示された位置に引き込まれ、鋳造皿を各るつぼ1
30の真下に、且つ現在作動していない主バーナーの真
上に配置する。X軸モーターは制御されて、用意されて
いる鋳造皿内に溶融された試料を注ぎ込む。これらのス
テップは図20のブロック58で例証されている。最後
に、アッセンブリー400は、ガラス状デイスクに凝固
させる時に望ましくない熱的衝撃や溶融物の割れを防止
するために加熱、或は溶融試料に関して制御された冷却
のためのみに圧縮空気を使用する冷却かのいずれかを提
供するためにブロック60で示めされるようにパイロッ
トバーナー上の前方延長位置に移動される。一度溶融試
料が冷却されると、装置のドアー20が開けられ、そし
てその試料皿は分析用のデイスク状試料の次の取りだし
のために取り出される。るつぼも又再充填のために取り
出される。システム全体の動作が説明されてきたが、コ
ンピュータープログラムの下でのサイクル動作の更に詳
細な説明が図21A−21Jに関連して提示される。 [0047]プログラムは高密度3.5インチのデイス
クなどのデイスケット905(図19)に収納され、そ
れは試料小塊に形成されるべき種々の選択可能試料材料
のためにプログラム可能である。このように、一枚のデ
イスケットは、オペレーターが選択出来、且つ装置の製
造者によりデイスケット内に入力されたプログラムに従
って必要なパラメータになるまで撹拌され、そして加熱
される数多くの異なる試料に対する操作パラメータを識
別し、且つ包含するかも知れない。故に、例えば、二酸
化ケイ素が溶解している時、炎の温度は1300℃に制
御されると同時に、撹拌パターンはX−Yモーターの適
切なコントロールによりWパターンの形で、そして溶融
試料が前記の溶融剤や湿性剤と供に加熱されて、撹拌さ
れる時間は約5分ぐらいに設定されるかも知れない。試
料の各タイプに対するX−Y軸回転の振幅、周波数、そ
して割合は経験的に決定され、そしてプログラム内に入
力される。図21Aと21Bはプログラムフロー図全体
を示し、しかも図21Cから図21Jは図21Aから図
21Bのメインフロー図から呼び出されるサブルーチン
のフロー図である。 [0048]装置が起動され、実行命令がブロック10
01により示めされるようにキーボード28の適切なオ
ペレータープッシュボタンスイッチにより入力される時
のプログラム1000、特にメインプログラムフロー図
の説明から始める、スイッチを作動すると、ブロック1
002に示されるように実行する特定の方法をオペレー
ターに選択させるために(即ち、特定試料のための溶融
剤と標準選択重量のものであろう特定試料)表示プロン
プトを提供する。この情報はキーボード28を使ってオ
ペレーターにより入力される。試料数、故にバーナー活
動数がその時プログラムにより質問され、そしてブロッ
ク1004に示されるようにこの情報が入力される。選
択されたパラメーターはその時フロッピードライブ90
4によりプログラムディスケット905から読み出され
(図19)、そして選択された試料に対応するプログラ
ムが装置を制御するためのCPU901のRAMメモリ
内に書込まれる。デイスケットからの選択プログラム情
報の転送はフロー図ブロック1006で示されている。 [0049]ブロック1008により示されるように、
その時プログラムは、非湿性剤のための調合段階である
かどうかを決定するためにテストする。上記のように、
過酸化物試料などのある試料は液状のままであり、そし
て鋳造皿に移されないので、非湿性剤を必要としない。
典型的に粉末試料は非湿性剤を利用し、そしてプログラ
ムは通常ブロック1010に進み、そこでアッセンブリ
ー600が非湿性剤で満たすために柄杓602、60
4、606を延長する前方位置に移動される。オペレー
ターにより一度手動で充填されると、ブロック1012
に示されるようにオペレーターは確認命令を入力し、そ
して柄杓は引き込まれ、そしてブロック1014で示さ
れるように動作サイクルにおいて再び柄杓を延長し、そ
して適性時間それを回転させるためにフラグがプログラ
ム上に設定される。当然、動作サイクルの調合段階でな
いならば、ブロック1008のテストは否定であり、そ
してプログラムは、鋳造段階が要求されているかどうか
を決定するためにテストするブロック1016のテスト
に直接進む。 [0050]上記のように鋳造段階は、鋳造皿コントロ
ールアッセンブリーと同様に注ぎ込みモードにおける撹
拌機構との両方の選択動作を必要とする鋳造皿内への溶
解試料の注ぎ込みに属する。もし選択された方法が典型
的である鋳造段階を要求するならば、フラグが適正な時
間に図21Hから図21Jで示される鋳造サブルーチン
を実行するために設定される。 [0051]メインプログラムは図21Aと図21Bの
相互連結ブロックAで示されるように、ブロック102
0で示されるように選択された試料準備の第一段階のた
めのコントロールパラメータを呼び出すために進む。各
々の段階は動作の全サイクル中で時間が進行すると供に
設定される動作とフラグとのシーケンスに帰する。故
に、手動充填と非湿性剤柄杓の引き込みに続く第一の動
作は、オペレーターが計量された試料と溶解剤をるつぼ
内に手動で入れて、そのるつぼをるつぼホルダー内に下
降させた後にパイロットバーナーを点火することであ
る。次の動作はパイロットバーナーアッセンブリーを作
動させて、主バーナーを点火するためにそのアッセンブ
リー500を後方に傾けることである。故に、これらの
各々の段階中でのシーケンスは、モーター、シリンダ
ー、そしてソレノイドバルブなどの装置を制御するため
のシーケンシャルコントロール信号を発生するために設
定されるべき種々のフラグを必要とし、そしてそれらは
動作の全サイクルを通して装置を連続的に稼働させるた
めにプログラムにより選択された特定条件に対して設定
される。 [0052]各々の段階が初期化されると、デジタルデ
イスプレー908はブロック1022に示されるように
オペレーターに段階の開始を示す。ブロック1024で
示されるようにメインプログラムは、選択された第一段
階が完了したかどうかをテストする。もし完了していな
ければ、図21Cと図21Dで示された第一段階のモー
ターと炎のコントロールサブルーチンが各々呼び出され
て、ブロック1026で示されるような動作サイクルを
開始する。 [0053]炎コントロールサブルーチンは、炎の温
度、つまり試料温度がバーナーとパイロットに供給され
る空気とガスを変化させることにより制御されるような
温度制御方法でるつぼと鋳造皿に熱を連続的に適用する
ために、動作サイクル中の主バーナーのためのソレノイ
ドや圧力バルブと同様にパイロットバーナーをも制御す
る。炎コントロールサブルーチン1027(図21C)
はブロック1028において開始され、それは一度パラ
メータが動作サイクルの第一段階のためにロードされる
と起動する。ブロック1030で示されるように、プロ
グラムは初期燃焼フラグが設定されるかどうかを決定す
るためにテストする。もしそうであるならば、ブロック
1031で示されるようにそのプログラムは、選択され
た試料とそのような試料に対応する炎温度に対してバー
ナーに圧縮空気と燃焼ガスを提供するサーボバルブのた
めの種々のコントロール目標を計算する。 [0054]ブロック1032に示されるように、シス
テムはパイロットアッセンブリーのセンサー544から
の信号のサンプリングを通して、パイロットが点火され
ているかどうかを検出する。もし点火されているなら
ば、それはテスト1032に対する肯定的応答で示さ
れ、ブロック1033に示されるようにバルブが主バー
ナーのために開放され、選択された炎コントロールで主
バーナーの点火を開始する。もしパイロットに火が付け
られていないならば、ブロック1034に示されるよう
にコントロール信号がそれらの発火を引き起こすために
送られる。それで、プログラムはブロック1026を再
び経て、リターン通路を経てブロック1028に戻り、
そしてブロック1030のテストが否定であると、その
時点で点火主バーナーフラグがブロック1035で示さ
れるように検出され、ブロック1036で示されるよう
に主バーナーを点火するために後方に傾けるようにパイ
ロットバーナーを制御する。これは粉末試料と溶解剤材
料の撹拌及び混合時に所望の試料溶融温度を達成するた
めにガスと圧縮空気の所定の流速で主バーナーに火を付
ける。ブロック1036で示されるように、一度バーナ
ー点火命令が送られると、プログラムはフラグが点火を
チェックするために設定されるかどうかを決定するため
に点火チェックブロック1035’を循環する。そうで
あるならば、プログラムは点火を確認するためのブロッ
ク1037に順次進む。熱電対からの温度フィードバッ
ク情報は、バルブを制御して、所望の温度を達成するた
めにCPUにより又利用される。もし炎がブロック10
37で示されるように点火されていないならば、バーナ
ーとパイロットのバルブ設定はブロック1038に示さ
れるように計算され、そしてプログラムは炎状態フラグ
がブロック1039で示されるようにコントロール流状
態に設定されるまで循環する。バーナーが一度点火され
ると、プログラムはこれから説明されるるつぼの撹拌を
制御するための図21Dのブロック1042へと循環す
る。 [0055]モーターコントロールサブルーチン102
6はサブルーチンが開始されるブロック1042で始ま
る図21Dで示される。プログラムは、ブロック104
4で示されるように、撹拌、或は混合の設定がプログラ
ムされた計画から変化しているかどうかをテストする。
典型的ではあるが、もし変化がなければ、所望の撹拌シ
ーケンスを達成するために必要な軌道及び同期パラメー
タを含むそのシーケンスを達成するために以前のパラメ
ータは維持される。但し、もし撹拌設定がRAMメモリ
内の以前に選択されたシーケンスから変化しているなら
ば、プログラムは新パラメータを再演算し、そしてそれ
らをブロック1046に示されるようにCPU内に入力
する。それで、プログラムは撹拌が行われている最中か
どうかをテストし、もしそうであるならば、図21Eで
示される別のサブルーチンであるブロック1050で示
されるように所望のパターンに従った同期が達成され
る。 [0056]同期サブルーチンは、同期フラグがブロッ
ク1054で示されるように設定されるかどうかを検出
するために最初ブロック1052で始まる。もしそうで
あるならば、回転、或はX軸行き先フラグは、X軸モー
ター240の光学式エンコーダからのフィードバック情
報がプログラムの撹拌長、或は回転角度に対して所望の
移動端に到達した時にるつぼ撹拌モーター240の運動
方向を逆にするために設定される。それで、プログラム
は同期フラグをクリアし、そしてブロック1048に戻
り(図21D)、そして撹拌コントロールがブロック1
046で設定された期間に従って尚も行われているかど
うかを決定するためにテストする。もしそうであるなら
ば、プログラムは、今回は否定的応答を指示するテスト
ブロック1054を通じて再び進む、故に、プログラム
は、ブロック1058に示されるようにY軸運動がその
プログラムされた移動限度に到達したかどうかを決定す
るためにピッチ行き先をテストする。もし到達していな
いならば、それは回転、或はX軸がブロック1060で
示されるように移動位置のその端部に到達したかどうか
を決定するためにテストし、そしてもしそうでないなら
ば、プログラムテストはテスト1048を通じて進み、
そしてブロック1062と1064で示されるように同
方向にX−Y軸モーターを(240と230を各々)制
御し続ける。もしX、或はYのモーターのいずれかが移
動端に達していたならば、ブロック1058と1060
からの決定は肯定的であり、そして逆コントロール信号
がブロック1062と1064で示されるようにモータ
ー動作の方向を反転させるために送られる。 [0057]るつぼ撹拌のための時間が一度経過してし
まうと、ブロック1048でのテストは否定となり、そ
してシーケンスの次ステップは図21Bのブロック10
66で示されるようにX−Yモーターが停止したかどう
かを決定するためのテストである。もしモーターが停止
しているとすると、プログラムはブロック1068に示
されるように調合段階が要求されているかどうかを決定
するためにテストし、そしてもしそうならば、ブロック
1070で示されるように図21Fと図21Gで示され
る調合サブルーチンが呼び出される。 [0058]調合サブルーチン1070はブロック10
72で示されるように調合命令で開始し、そしてプログ
ラムはフラグがブロック1074で決定されるように調
合スプーンを延長するように設定されているかどうかを
決定するためにテストする。プログラムはスプーンを延
長し、そして調合フラグ状態を設定して、ブロック10
78で示されるように非湿性剤の調合を行わせる。それ
で、プログラムはブロック1068を通じて再循環し、
そしてブロック1074がテストされると、プログラム
はテストブロック1080に進む。もし非湿性剤注ぎ込
みフラグがブロック1078で存在したように以前に設
定されるならば、肯定的返答はスプーンがるつぼ上の延
長位置にあるかどうかを決定するためにテストすること
をプログラムに指示する。もしそれらのスプーンが延長
位置にないならば、プログラムはシリンダー640と6
42がスプーンを進めるまで再循環して、その結果ブロ
ック1082からのテストが肯定となり、それでスプー
ンはフラグを調合遅延に設定して、ブロック1084で
示されるように非湿性剤を調合するために反転される。 [0059]それで、プログラムはブロック1080で
の否定応答を通じて図21Fと図21Gの相互連接入力
Bに再循環して、調合遅延がブロック1086のテスト
で示されるようにブロック1084を通じて設定されて
いるだろう調合遅延が設定されるかどうかを決定する。
肯定的返答は、非湿性剤をるつぼの開放口内に投入する
ための柄杓を回転させるのにホルダー695に十分な時
間を与える遅延タイマーがブロック1088で示される
ように時間切れであるかどうかをチェックする。もし遅
延タイマーが時間切れでないならば、プログラムはその
タイマーが時間切れとなるまで再循環し、その時にスプ
ーンは水平スプーンフラグを設定してブロック1090
で示されるようにそれらの中立、或は水平位置に戻され
る。それでプログラムはテスト1086において今度は
否定的返答を得て再び再循環し、そしてブロック109
2に進み、水平スプーンフラグが設定されるかどうかを
決定するためにテストする。それ以後、それはスプーン
がブロック1094で示されるよう水平あることを示す
ために位置信号をCPUに提供する適切なセンサーを通
じてスプーンを駆動するラックの位置を検出する。もし
そうでないならば、プログラムはラックを駆動するモー
ター695でスプーンが水平となるまで循環し続ける、
その時肯定的返答がブロック1094において検出さ
れ、そしてプログラムがこれらのスプーンを引き込ませ
るために進み、そしてスプーンがブロック1096で示
されるように引き込まれていることを示すフラグを設定
する。プログラムは、機構600がるつぼから離れた装
置キャビネット内部後方の位置に引き込まれている時
(即ち、図2に示された位置)を適切なセンサーにより
決定するテストブロック1098に垂直下方にブロック
1086と1092を通じて再循環する。一度これが達
成されると、テスト1098に対して肯定的返答を示す
信号が設定され、そしてブロック1100で示されるよ
うに、調合動作は完了され、そしてフラグが動作の次サ
イクル時にブロック1074の次のスプーン延長命令に
応答して設定される。 [0060]それで、調合サブルーチンが完了している
ならば、プログラムはモーターコントロールプログラム
サブルーチン1026を通じて再び循環し、そしてシス
テムがもはや調合段階にはないが、図21Dのブロック
1102で示されるように鋳造段階フラグを受けるかも
知れないことをブロック1068で決定する。もし鋳造
フラグがなければ、プログラムはブロック1024へ入
力されるメインプログラムに戻る。もし撹拌モーターが
ブロック1066の否定的テストで示されるように停止
していないならば、モーター停止命令が調合及び鋳造動
作を開始するためにブロック1067で示されるように
発生されることに留意すべきである。鋳造動作がブロッ
ク1102の肯定的テストで示されるように要求される
ならば、鋳造ルーチン1104が呼び出され、そしてこ
れから説明される図21Hから21Jで詳細に示されて
いる。図21Hから図21Jに示される鋳造サブルーチ
ンは、るつぼがるつぼの側面を予備加熱するために35
度の角度に傾けられた後、るつぼから試料を鋳造皿内に
注ぎ込むためにX軸モーターを制御する。それは図14
に示された溶解試料を受けるための位置に移動させるた
めに鋳造皿コントロール機構400の動作をも又制御す
る。ブロック116で示されるように鋳造命令を受ける
と、テストが、るつぼ傾斜命令フラグがブロック110
8で示されるように設定されているかどうかを決定する
ように導かれる。るつぼは所定時間前述のようにるつぼ
の側面134を予備加熱するために約35度傾けられ
る。予備加熱タイマーはブロック1112で示されるよ
うに鋳造皿アッセンブリー400を制御するための鋳造
皿引き込みフラグと同様に鋳造皿を予備加熱するために
設定される。一度この動作が完了されると、プログラム
は鋳造皿引き込みフラグがブロック1114で示される
ように設定されるかどうかを決定するために戻り、そし
てもしそうならば、予備加熱サイクルのためのタイマー
が時間切れとなっているかどうかを決定する。時間切れ
でなければ、パイロットバーナーは、シリンダー440
を作動させて、鋳造皿をパイロットバーナー上から図1
4で示される鋳造位置まで引き込むためにCPUを通じ
てコントロール信号を発生させるタイマーの時間切れと
なるまで鋳造皿を予備加熱し続ける。 [0061]サブルーチンは相互連結Dを通じて図21
Iで示されるように進み、注ぎ込みフラグがブロック1
120で示されるように設定されているかどうかを決定
する。もしそうならば、位置センサーはアッセンブリー
400がブロック1122で示されるように図14に示
される注ぎ込み準備が出来ている引き込み位置にあるか
どうかを決定するために試される。もしそうでなけれ
ば、プログラムは、その中に鋳造皿を有するテーブル4
10を保持しているガイドロッド432をシリンダー4
40が引き込むのに十分な時間を有するように循環し続
ける。一度鋳造皿が鋳造するための位置に設置される
と、ブロック1122での肯定的決定は、プログラムを
ブロック1124に進ませ、るつぼを35度の予備加熱
段階を越えて傾け、どれだけの数のるつぼ試料が処理さ
れるかによるが溶解試料を一つ以上の鋳造皿内に注ぎ込
むためにコントロール信号を提供する。 [0062]注ぎ込みと鋳造のステップが達成されるの
に十分な所定時間の後、レべルフラグがるつぼを水平に
するために設定され、そしてプログラムは下方の図21
Iのテストブロック1126に相互連接Dを通じて更に
進むブロック1106での鋳造サイクルの始めに進み、
フラグが設定されているかどうか、そしてもしそうなら
ば、レベル位置を達成するためのタイマーが時間切れと
なっているかどうかを決定する。もしそうでないなら
ば、プログラムはタイマーが時間切れとなるまで循環す
るが、いずれの場合でも、X軸コントロールモーター
は、それがブロック1130で示されるようにるつぼを
水平にするための原点位置に到達するまで作動され、そ
してフラグがコントロール信号を発生するために再び設
定されて、るつぼ鋳造皿をオペレーターが試料を扱うこ
とが出来る最前方位置にまで延長する。それでプログラ
ムは相互連接Fを通じてテストブロック1132に進
み、鋳造皿延長フラグが設定されているかどうか、そし
てもしそうならば、ブロック1134で示されるように
水平化モーターが停止しているかどうかを決定する。も
しそうでなければ、プログラムは水平化モーターが停止
するまで進み、そして延長シリンダー440は、鋳造皿
を延長するのに十分な時間を提供するためにタイマーを
設定すると同時に、鋳造皿410を延長するためにブロ
ック1136で示されるように作動される。 [0063]それでプログラムはプログラムの次サイク
ルを通じてブロック1132の否定的テストを検出する
ために進み、そしてCPUは装置400がその延長位置
にあるかどうかを決定するためにブロック1138でセ
ンサーをテストする。もしそうならば、るつぼ傾斜フラ
グがブロック1140で示されるような動作の次サイク
ルのために再び設定され、そしてプログラムは図21B
のブロック1024におけるメインプログラムに戻る。
それで、プログラムは図21Bのブロック1025で示
されるような段階が更にあるかどうかを決定するために
テストし、そしてもし肯定であるならば、次段階がブロ
ック1027で示されるように開始される。そのような
段階は、例えば冷却段階をも包含しても良く、その段階
では、プログラムはCPUにパイロットバーナーへのバ
ルブを制御させ、そのバーナー上に鋳造皿が比例バルブ
の制御下で所定時間と所定圧力においてパイロット炎の
ための空気とガス、或は圧縮空気のいずれかに向くよう
に配置されて、そのような所定時間鋳造皿に制御された
速度の冷却を提供する。動作サイクルの段階の全てがブ
ロック1029で示されるように完了される時、適切な
信号がデジタルデイスプレー908に提供され、動作サ
イクルの完了の指示をオペレーターに表示する。その装
置は開けられて、試料が分析のためアッセンブリー40
0を保持する鋳造皿から取り出される。 [0064]ここで説明されたように本発明の好適形態
に対して種々の修正が添付の特許請求の範囲により定義
されたように本発明の精神や範囲から逸脱すること無く
実行可能であることは当業者には明白となろう。
【図面の簡単な説明】 [図1]本発明を実施する試料準備装置の斜視図。 [図2]装置の主要部分を構成する操作部を示す図1に
示された装置の部分の前部斜視図。 [図3]図2に示されたるつぼ撹拌構造の部分の拡大斜
視図。 [図4]図3にも示された撹拌構造の部分を示す装置の
左側の立面図。 [図5]図2−4で示された撹拌構造の部分を示す右側
の立面図。 [図6]図5で示された構造の部分の拡大前面斜視略
図。 [図7]図2に示された非湿性剤添加構造の部分の拡大
前面斜視略図。 [図8]図7の線VIII−VIIIでの横断面図。 [図9]図7と図8に示された調剤構成要素の一つにつ
いての一部切り取られた拡大略斜視図。 [図10]図7−9に示された調剤構造の駆動構成の左
端部の略斜視図。 [図11]図9に示された構造の右側の略斜視図。 [図12]本発明を実施するパイロットバーナーアッセ
ンブリーの略斜視図。 [図13]主バーナーの一つと鋳造皿アッセンブリーと
のパイロットバーナーアッセンブリーの関係を部分的に
破線で示す左側の斜視図。 [図14]本発明を実施する鋳造皿の一部切り取られた
略垂直横断面図。 [図15]本発明を実施するるつぼホルダーの平面図。 [図16]図15に示された構造の前部の立面図。 [図17]その中に配置されたるつぼと供に示された図
16と図17に示された構造の斜視図。 [図18]本発明を実施するバーナーアッセンブリーの
一つとパイロットアッセンブリーのガスと空気との通路
の略図。 [図19]本発明を実施する電気コントロールシステム
の電気回路図のブロック図。 [図20]図1−19で示された装置の動作シーケンス
を示す本発明の方法のフロー図。 [図21A]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21B]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21C]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21D]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21E]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21F]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21G]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21H]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21I]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [図21J]本発明の装置のための電気コントロールシ
ステムで使用されるマイクロプロセッサーを制御するた
めに使用されるプログラムのフロー図。 [符号の説明] 10装置 11キャビネット 12側壁 14側壁 16上部開放部 18前面パネル 20ドアー 21ハンドル 22カバーパネル 23覗き窓 24支持台 26上部前面パネル 27覗き窓 28キーボード 29マスターオン/オフスイッチ 30通気口 32左側熱遮蔽パネル 34右側熱遮蔽パネル 35アーチ状スロット 36開口部(凹所) 100るつぼホルダー 102るつぼホルダー 104るつぼホルダー 105上部表面 106平面トッププレート 108後脚部 110中央後方に延長する搭載ピン 112円形開口部 114リム 116横方向延長スロット 120枢軸ロックアーム 122ピボットピン 125開口部 130プラチナるつぼ 132突出周辺フランジ 140ガイドプレート 142垂直壁 144エンドセクション 146後部フランジ 150三角形ガイドプレート 200るつぼ撹拌アッセンブリー 202横断部材 206ピボット軸 207反対端 208第二ピボットアーム 214割りクランプ 215スリーブブッシュ 216ロックネジ 218長方形ギヤー 220ラック 230Y軸コントロールモーター 240X軸コントロールモーター 260スプリング装填カウンタースプリングアッセンブ
リー 261ドラム 262ピボット軸 264ケーブル 266ピボット搭載部材 270垂直搭載プレート 300主バーナー 302主バーナー 304主バーナー 301熱電対 303熱電対 305熱電対 400可動鋳造皿支持アッセンブリー 410テーブル 420L状脚部 422傾斜プレート 432滑動ロッドのペアー 436枕状ブロック 438枕状ブロック 440シリンダー 444シャフト 500バーナー、又はパイロットサブアッセンブリー 502パイロットバーナー 504パイロットバーナー 506パイロットバーナー 510長方形中空マニホールド 512ピボットロッド 516バーナーヘッド 517オリフィス 518バーナーヘッド 519オリフィス 522中央ピボットピン 524シャフト 526空圧制御シリンダー 530鋳造皿 540点火部材 542電気的制御点火装置構成要素 550プラチナワイヤー 552絶縁柱 554絶縁柱 600非湿性剤調合アッセンブリー 602石英柄杓 604石英柄杓 606石英柄杓 616滑動部材 617上下ローラーフォロアー 618滑動部材 630枕状ブロック 632枕状ブロック 634ガイドロッド 640後方シリンダー 642前方シリンダー 650円筒状スペーサーブッシュ 660ギヤー 665圧縮リング 670刻み付ロックナット 672ネジ付シャフト 680ラック 690枕状ブロックのペアー 695ドライブモーター 696駆動ギヤー 700脚部 701供給ソース 702吸入手段 703圧縮空気ソース 706サーボコントロール比例バルブ 708ガス導管 710圧力センサー 712導管 714直列ガスオン/オフバルブ 718サーボコントロールバルブ 752サーボバルブ 756サーボバルブ 754圧力センサー 900コントロール回路 901マイクロプロセッサー(CPU) 902キーボードインターフェース回路 904高密度フロッピーデイスクドライブ 905プログラムデイスケット 908LCDデイスプレー 910デイスプレードライバー回路 912アナログ前置増幅器 914論理回路 918デジタル入出力回路 920D/Aコンバータ 922ソレノイド駆動回路 926入力バス 931入力導体 932モータードライバー回路 933入力導体 935原点位置スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコツト エイ ポネガレク アメリカ合衆国 ミシガン州 49106 ブ リツジマン デイト ロード 8564

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1]分析試料を準備するための装置において、 バーナー上でるつぼ内に入っている試料材料と溶剤材料
    を撹拌のためのるつぼを保持するためのるつぼ保持手
    段、 るつぼ内に入れられた内容物を加熱するための前記るつ
    ぼ保持手段の下に配置されたバーナー、そしてるつぼが
    前記バーナーにより加熱されると、るつぼ内の試料材料
    と溶剤材料を均質にするために独立的に制御される個々
    の軸にそってるつぼを撹拌するための前記るつぼ保持手
    段に結合されたるつぼ撹拌手段から構成されることを特
    徴とする装置。 [請求項2]前記撹拌手段はるつぼ保持手段を受けるた
    めの少なくとも一つ以上の搭載部材、そして前記第一軸
    回りでの前記るつぼ保持手段内に配置されたるつぼの運
    動のための第一軸の回転に関し前記第一搭載部材を移動
    させるための第一移動手段とから構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。 [請求項3]第二搭載部材と前記第一軸と異なる第二軸
    回りで前記第二搭載部材を移動させるための前記第二搭
    載部材に結合された第二移動手段を更に包含し、そして
    前記第一搭載部材と前記第一移動手段は前記第二搭載部
    材に搭載されていることを特徴とする請求項2に記載の
    装置。 [請求項4]前記第一軸と第二軸は一般に互いに直交関
    係にあることを特徴とする請求項3に記載の装置。 [請求項5]前記第一搭載部材は前記るつぼ保持手段を
    取り外して受け取るためのクランプ手段から構成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。 [請求項6]前記第一移動手段は前記クランプに結合さ
    れた回転シャフトと前記シャフトに結合されたギヤー手
    段とを包含することを特徴とする請求項5に記載の装
    置。 [請求項7]前記第一移動手段は前記第二搭載部材によ
    り支持されたラックを更に包含し、そして前記ラックの
    運動に応じて前記るつぼ保持手段を回転させるための前
    記ギヤー手段と噛み合うことを特徴とする請求項6に記
    載の装置。 [請求項8]前記第一移動手段は前記ラックを駆動する
    ためのモーターを更に包含することと特徴とする請求項
    7に記載の装置。 [請求項9]前記第二搭載部材は複数の前記第一搭載部
    材を受けるための延長部材を包含し、そして前記第二移
    動手段は前記第二軸回りで円弧上に前記延長部材を移動
    させるためのピボットアーム手段を包含することを特徴
    とする請求項8に記載の装置。 [請求項10]前記るつぼ保持手段は平面部利を前記ク
    ランプ手段に結合するために一端に拡張部を有する第一
    平面部材を包含することを特徴とする請求項9に記載の
    装置。 [請求項11]前記るつぼ保持手段の前記平面部材はる
    つぼを受け取るための開口部を包含し、そして前記平面
    部材はるつぼの側部への直接アクセスを提供するために
    前記部材のエッジを通じて延長する前記開口部に近接し
    た開口スロットを更に包含することを特徴とする請求項
    10に記載の装置。 [請求項12]前記るつぼ保持手段は前記平面部材に搭
    載され、そしてるつぼの脱着を可能にする第一位置と前
    記平面部材の異なる位置に対して前記平面部材上の適所
    にるつぼを保持する第二位置間で移動可能であるロック
    アームを更に包含することを特徴とする請求項11に記
    載の装置。 [請求項13]試料準備装置に関連して使用するための
    るつぼホルダーにおいて、第一平面部材を前記るつぼホ
    ルダーの運動のための撹拌部材に結合するための手段を
    一端に有する第一平面部材、前記第一部材はるつぼを受
    け取るための開口部を包含し、前記部材は、前記ホルダ
    ーに配置された時にるつぼの側部ヘの直接アクセスを提
    供するための前記部材のエッジを通じて延長する前記開
    口部に近接した開口スロットを更に包含することを特徴
    とするるつぼホルダー。 [請求項14]前記部材に搭載され、そしてるつぼの脱
    着を可能にする第一位置と前記第一部材の異なる位置に
    対して前記第一部材上の適所にるつぼを保持する第二位
    置間で移動可能なロックアームを更に包含することを特
    徴とする請求項13に記載の装置。 [請求項15]前記ロックアームは前記第一部材の適所
    にるつぼを保持するためのるつぼリムの部分周辺に広が
    り、重なる円弧状開口部を包含することを特徴とする請
    求項14に記載の装置。 [請求項16]前記第一部材は一端において下方に延長
    する脚部を包含し、そして前記第一部材を撹拌部材に結
    合させるための前記手段が前記脚部上に配置されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 [請求項17]前記ロックアームの運動を制限する前記
    ロック部材を選択的に噛み合わせ、そして前記るつぼホ
    ルダーが反転された時に適所にロックアームを保持する
    ための前記第一部材に搭載されたガイド部材を更に包含
    することを特徴とする請求項16に記載の装置。 [請求項18]前記ロックアームが前記第一部材に重な
    る時に前記ガイド部材から離れる前記ロックアームの運
    動を限定する位置で前記第一部材に搭載された裏打ちプ
    レートを更に包含することを特徴とする請求項17に記
    載の装置。 [請求項19] 試料準備装置に関連するるつぼホルダ
    ーにおいて、第一平面部材を前記るつぼホルダーの運動
    のための撹拌部材に結合するための手段を一端に有する
    第一平面部材、前記第一平面部材はるつぼを受け取るた
    めの開口部を包含し、前記部材は前記開口部内に配置さ
    れたるつぼの側部を露出させるための前記部材のエッジ
    を通じて延長する前記開口部に近接した開口スロットを
    更に包含する、そして前記第一部材に枢軸的に搭載さ
    れ、そして前記アームがロック位置にある時にはるつぼ
    上のリム周辺に延長し、重なる曲端部を包含するロック
    アームから構成され、前記ロックアームは前記るつぼの
    脱着可能な第一位置と前記第一部材の異なる位置に対し
    て前記第一部材の適所に前記るつぼを保持する前記ロッ
    ク位置間で移動可能であることを特徴とするるつぼホル
    ダー。 [請求項20] 前記ロックアームはるつぼリム上での
    前記アームの運動を容易にするために上方に曲げられた
    先端部分を包含することを特徴とする請求項19に記載
    の装置。 [請求項21]制御加熱状態の下での粉末試料材料と粉
    末溶剤材料の溶融のための装置において、 試料保持るつぼの下に配置するためのバーナー、 圧縮空気を供給するための手段、 前記バーナーへの圧縮空気流を選択的に制御するための
    前記バーナーに前記供給手段を結合させるバルブ手段、 燃焼ガスを供給するための手段、 前記バーナーへの圧縮燃焼ガス流を選択的に制御するた
    めに前記バーナーへ燃焼ガスを供給するための前記手段
    に結合する第二バルブ手段、そして前記バーナーからの
    燃焼炎の温度を制御するために前記バーナーヘの空気と
    燃焼ガスの流れを制御する前記第一及び第二バルブ手段
    を選択的に制御するための手段から構成されることを特
    徴とする装置。 [請求項22]炎の温度を選択的に制御するための前記
    手段は、炎温度を感知するための手段、そして前記感知
    手段と、前記バルブ手段、そして温度を選択されたレベ
    ルに維持するための前記第二バルブ手段とに結合された
    コントロール回路とを包含することを特徴とする請求項
    21に記載の装置。 [請求項23]前記バーナーを点火させるためのパイロ
    ットバーナーアッセンブリーを更に包含し、前記パイロ
    ットバーナーアッセンブリーは圧縮空気と燃焼ガスを供
    給するための前記手段と、前記パイロットバーナーアッ
    センブリーヘの空気とガスの流れを選択的に制御するた
    めのパイロットバルブ手段とに結合されていることを特
    徴とする請求項21に記載の装置。 [請求項24]前記パイロットバーナーアッセンブリー
    は前記バーナーに点火するための第一位置と前記バーナ
    ーと間隔をもった第二位置間で移動できるように可動的
    に搭載されていることを特徴とする請求項23に記載の
    装置。 [請求項25]鋳造皿保持アッセンブリーを更に包含
    し、そして前記パイロットバーナーアッセンブリーは、
    前記第二位置にある時に鋳造皿を加熱するように前記保
    持アッセンブリーに関して配置されることを特徴とする
    請求項24に記載の装置。 [請求項26]前記パイロットバーナーアッセンブリー
    の位置を制御するための手段を更に包含することを特徴
    とする請求項25に記載の装置。 [請求項27]前記パイロットバーナーは鋳造皿を制御
    的に冷却するための空気のみを供給することが出来るよ
    うに前記パイロットバーナーアッセンブリーを通じてガ
    スや空気の流れを制御するための手段を更に包含するこ
    とを特徴とする請求項26に記載の装置。 [請求項28]分析的試料を準備するための装置におい
    て、 その中に入れられた内容物を撹拌するためのるつぼを保
    持するための手段、前記保持手段は前記保持手段の撹拌
    パターンを制御するための電気的に制御される構成要素
    を包含する、 るつぼに入れられた試料材料を加熱するための前記るつ
    ぼ保持手段の下に配置されるバーナー手段、 るつぼの加熱中に撹拌し、それによりるつぼ内の内容物
    を混合させるために前記るつぼ保持手段を運動させるた
    めの手段、そして前記保持手段に結合され、そしてマイ
    クロプロッセッサーと、所定の方法でるつぼ内に入れら
    れた試料材料の撹拌と加熱のサイクルを制御する前記マ
    イクロプロセッサーのためのプログラム手段とを包含す
    る電気コントロール回路から構成されることを特徴とす
    る装置。 [請求項29]前記プログラム手段はフロッピーデイス
    ク内に記憶されたコンピュータプログラムから構成さ
    れ、そして前記電気コントロールシステムは前記デイス
    クから前記マイクロプロセッサーに前記プログラムを転
    送するためのデイスクドライブを更に包含することを特
    徴とする請求項28に記載の装置。 [請求項30]分析用試料が均質に溶融した試料を提供
    するためにるつぼ内で溶剤と供に加熱、撹拌されて、そ
    して鋳造皿内に注ぎ込まれる分析用試料を準備するため
    の装置、 その改良は前記装置のるつぼ加熱バーナーを点火するた
    めの第一位置と、るつぼ内の内容物が鋳造皿内に注ぎ込
    まれる時に、熱的衝撃に曝されないように鋳造皿をるつ
    ぼの温度にほぼ等しくなるまで同時に加熱するための加
    熱バーナーから横の方に離れた鋳造皿の下に位置する第
    二位置間で選択的に移動可能なパイロットアッセンブリ
    ーから構成されることを特徴とする。 [請求項31]試料準備装置のバーナーを選択的に点火
    するためのパイロットアッセンブリーにおいて、 マニホールドと前記マニホールドに圧縮空気と燃焼ガス
    を供給するための手段を包含するパイロットアッセンブ
    リー、前記マニホールドは少なくとも一つ以上のパイロ
    ットバーナーをその上に備えている、 主バーナーを点火するための主バーナーに近接した位置
    と、試料鋳造皿下の第二位置とに前記バーナーを位置決
    めする移動のために前記マニホールドを据え付けるため
    の手段、そして主バーナーに点火し、鋳造皿を加熱する
    ための炎を、そして鋳造皿を冷却するための圧縮空気の
    十分な流れとを選択的に提供するために前記マニホール
    ドに燃焼ガスと圧縮空気を選択的に供給するための手段
    から構成されていることを特徴とするパイロットアッセ
    ンブリー。 [請求項32]分析用の試料を準備する方法において、 加熱るつぼ内に粉末試料材料と粉末溶剤を投入するステ
    ップ、 独立的に制御可能な相互に直角をなす2軸に沿ってるつ
    ぼを撹拌すると同時に、るつぼを加熱するステップ、 るつぼに非湿性剤を添加するステップ、 鋳造皿内に結果として生じた溶融試料を注ぎ込むステッ
    プ、そして溶融試料を凝固させるために鋳造皿を制御的
    に冷却するステップからなることを特徴とする方法。 [請求項33]前記の注ぎ込むステップに先だって鋳造
    皿を予備加熱するステップを更に包含することを特徴と
    する請求項32に記載の方法。 [請求項34]前記予備加熱のステップと前記冷却のス
    テップは鋳造皿を移動させる必要がないことを特徴とす
    る請求項32に記載の方法。 [請求項35]分析用試料を準備するための装置におい
    て、 その中に入れられた内容物を撹拌するためのるつぼを保
    持するための手段、前記保持手段は前記保持手段の撹拌
    パターンを制御するための電気的制御構成要素を包含す
    る、そして前記保持手段に結合され、そしてマイクロプ
    ロセッサーと所定の方法で撹拌のサイクルを制御するた
    めに前記マイクロプロセッサーのためのプログラム手段
    とを包含する電気コントロール回路とから構成され、前
    記プログラム手段はフロッピーデイスク内に記憶された
    コンピュータプログラムから構成され、そして前記電気
    コントロールシステムは前記デイスクから前記マイクロ
    プロセッサーへ前記プログラムを転送するためのデイス
    クドライブを更に包含することを特徴とする装置。
JP4092486A 1991-03-01 1992-02-28 分析用サンプル準備システム Pending JPH07120364A (ja)

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