JP2009538229A5 - 連続鋳造によってストリップを製造するための装置 - Google Patents

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本発明は、スラブ、好ましくは薄スラブが鋳造される鋳造機を有する、連続鋳造によってストリップを製造するための装置であって、スラブの搬送方向において鋳造機の後方には、スラブの少なくとも1つの表面、好ましくは2つの反対側表面をフライス加工できる少なくとも1つのフライス盤が配置されており、スラブの搬送方向において鋳造機の後方には、少なくとも1つの脱スケール装置が配置されている装置に関する。
連続鋳造装置でスラブを連続鋳造した場合、例えば、振動マーク、鋳造粉末の欠陥、または長手方向および横方向に延びる表面の割れ等の表面欠陥が発生することがある。このことは従来の薄スラブ鋳造機で生じる。したがって、完成したストリップの使用目的に応じて、従来のスラブは部分的に火炎脱スケーリングを施される。多数のスラブは、顧客の要望に応じて一般に火炎脱スケーリングされる。この場合、薄スラブ装置による表面品質に対する要求が連続して大きくなる。
表面加工のために、火炎脱スケーリング、研削またはフライス加工が考慮される。
火炎脱スケーリングは、酸素含有量が高いために溶融材料を再び選別しなければ溶融できないという欠点を有する。研削では、金属細片と研削ディスクの塵埃とを混合するので、破片を処理しなければならない。2つの方法では、所定の搬送速度に適合させることが困難である。
したがって、フライス加工による表面加工が考慮される。この場合、高温のフライス削り屑は、収集され、まとめられて、選別なしに問題なく再び溶融され、このようにして、生産工程に再び添加されることができる。さらに、搬送速度(鋳造速度、仕上げライン進入速度)に応じて、フライスの回転数を容易に調整できる。したがって、冒頭に述べた種類の本発明による装置はフライス加工を考慮する。
スラブ表面をフライス加工するためのフライス盤が使用される、連続鋳造によってストリップを製造するための装置が、例えば、(特許文献1)からまた(特許文献2)から知られている。
同様な装置が(特許文献3)にも開示されている。この文献は、機械が鋳造装置に接続されている、鋳造熱を用いたアルミニウムストリッブの加工を示している。
また、上面および下面または片面のみにおける圧延路の直前の薄スラブの表面のインライン切削(火炎脱スケーリング、フライス加工等)が既に提案されており、このことについては(特許文献4)を参照されたい。
(特許文献5)は表面フライス盤の別の実施形態を示している。この場合、特に、連続鋳造装置の後方にまたは圧延ラインの前方に配置されているフライス盤のフライスの輪郭の変化が記載されている。
(特許文献6)、(特許文献7)および(特許文献8)は、租ストリップを加工するための従来の熱間ストリッブラインのインラインフライス盤の他の構成と、前記熱間ストリッブラインの形態とを提案している。
いわゆるCSP装置における薄スラブの表面加工時、加工ライン(「インライン」)において、検出された表面欠陥に基づき、高温のスラブ表面の片面または両面から約0.1〜2.5mmを除去する必要がある。歩留まりが極めて著しく減少しないようにするために、できるだけ厚い薄スラブが望ましい(H=60〜120mm)。
インラインフライス盤は、通常、圧延プログラムの全ての製品のために使用されるのではなく、より高い表面の要求が必要となる製品のためにのみ使用される。このことは、歩留まりに有利であり、フライス盤の摩耗を低減するので有効である。
インラインフライス盤は構造空間を必要とする。機械の領域ではスラブの温度損失が障害となる。このことは、鋳造機の使用に当てはまるが、この理由は、鋳造速度(マスフロー)が通常遅いからである。また、仕上げラインの前方でも温度損失が不利であるが、この理由は、特にストリップがより薄い場合に、仕上げラインの容認できるストリップ送出速度において、高い終了圧延温度に達しようという試みがなされるからである。
したがって、本発明の課題は、プロセス技術上の種々の要求においても、最適なスラブ加工が可能であるような、フライス盤を使用した連続鋳造によってストリップを製造するための装置を提供することである。特に、スラブの処理または加工時に温度損失を低く抑える必要がある。
一般に、搬送方向においてフライス盤および脱スケール装置の後方には、圧延スタンドまたは圧延ラインが配置されている。
すなわち、上記装置によって、脱スケール装置とフライス盤とを同時に動作状態にすることができる。しかし、圧延ラインで高い送入温度を発生させるために、通常、優れた表面品質に関連してフライス盤または脱スケール装置が有利に使用される。
フライス盤および脱スケール装置が使用される、連続鋳造によってストリッ を製造するための装置の概略側面図である。 図1のフライス盤および脱スケール装置の拡大断面図である。
図1には、連続鋳造によってストリップ1を製造するための装置が示されている。ストリップ1またはそれに対応するスラブ3は、鋳造機2において公知の方法で連続鋳造される。スラブ3は薄スラブであることが好ましい。鋳造機2の直後に、洗浄装置15でスラブ3にスラブ洗浄が施される。それに続いて、表面測定器16により表面検査が行われる。次に、スラブ3が炉11に達し、この結果、前記スラブを所望のプロセス温度に保持できる。炉にはフェリー17が当接する。
炉11のまたはフェリー17の後方において、スラブ3は、組み合わされたフライス盤4および脱スケール装置5からなる一体のユニット6に達する。フライス盤4および脱スケール装置5は、共通のハウジング7を備えるかまたは少なくとも密に並んで配置されている。一体のユニット8において、スラブ3には、組み合わされたフライス加工および/または脱スケール処理が施される。それに続き、ストリップ1のまたはスラブ3の搬送方向Fに見て、ストリップ1は単一スタンドまたは複数スタンドの圧延路に達する。図1には、圧延スタンド13と圧延スタンド14とが示されている。
さらに理解されるように、ハウジング7内には、スラブ3全幅にわたって(すなわち図2の表示面に対して垂直方向に)延びるノズルビームの形態の高圧ノズル10が配置されている。表面スケール除去するために、公知の方法において、高圧ノズル10で水をストリップ表面に散布できる。勿論、原則として、別形態の脱スケール要素を使用することも可能である。
ストリップ
2 鋳造機
3 スラブ
4 フライス盤
5 脱スケール装置
6 一体のユニット
7 ハウジング
8 フライス
9 フライス
10 高圧ノズル
11 炉
12 支持ローラ
13 圧延スタンド
14 圧延スタンド
15 洗浄装置
16 表面測定器
17 フェリー
18 収集容器
19 形状測定部
20 表面検査部
F 搬送方向

Claims (2)

  1. スラブ(3)が鋳造される鋳造機(2)を有する、連続鋳造によってストリップ(1)を製造するための装置であって、前記スラブ(3)の搬送方向(F)において前記鋳造機(2)の後方には、前記スラブ(3)の少なくとも1つの表面をフライス加工できる少なくとも1つのフライス盤(4)が配置されており、前記スラブ(3)の搬送方向(F)において前記鋳造機(2)の後方には、少なくとも1つの脱スケール装置(5)が配置されている装置において、
    前記フライス盤(4)と前記脱スケール装置(5)とが共通のハウジング(7)内に配置されていることによって、前記フライス盤(4)と前記脱スケール装置(5)とが一体のユニット(6)として形成されていることを特徴とする装置。
  2. 搬送方向(F)において前記一体ユニット(6)の後方には、圧延スタンドまたは圧延ライン(13,14)が配置されていることを特徴とする請求項1−8のいずれか一つに記載の装置。
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