JP2009538097A - インターネットを経由してメディア非依存メッセージングを行う方法および装置 - Google Patents

インターネットを経由してメディア非依存メッセージングを行う方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいてメディア非依存ハンドオーバー(MIH)を実行する方法およびデバイス。本方法には、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップと、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップと、上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するステップと、そのタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップと、が含まれており、本装置は前述の各ステップを実行するように構成されている。

Description

本発明は、無線通信システムに関する。具体的には、本発明はインターネットを経由してメディア非依存メッセージングを行う(例えば、IEEE 802.21に準拠したメディア非依存ハンドオーバー(MIH)メッセージのインターネットプロトコル(IP)を経由したトランスポート(transport)を利用する)方法および装置に関する。
IEEE 802.21規格グループは、ネットワークノードおよびモバイルノード間で例えば802.21に準拠した情報、イベント、およびコマンドなどのサポートメッセージの交換を可能にし、シームレスなハンドオーバーを実現するフレームワークを開発している。例えば、ネットワークノード(802.21サーバーと呼ばれる)は、モバイルノードがそのハンドオーバーのターゲットネットワークを選択できるネットワークオペレータのリストを含む情報エレメントをモバイルノードに送信できる。ただし、IEEE 802.21規格はインターネットプロトコル(IP)を経由してこうした情報をトランスポートする手段を指定しない。
一部の802.21に準拠したメッセージは、時間的制約のある(time sensitive)データを搬送する。したがって、このようなメッセージはできるだけ早く送信し、実現可能な最速のハンドオーバーを達成する必要がある。UDP/IP(User Datagram Protocol over Internet Protocol)はメッセージを配信するときの待ち時間(latency)が短いため、適切なトランスポートメカニズムと言えると発明者は認識している。しかし、UDP/IPを使用して802.21に準拠したメッセージを配信するためには、解決する必要のあるいくつかのシグナリングおよびインターネットワーキングの問題がある。
無線ネットワークにおいてメディア非依存ハンドオーバー(MIH)メッセージの交換を行う方法および装置は、信頼できるUDP/IPを使用するのが好ましい。タイミングデバイスを使用してネットワーク上の送信ノードで確認応答(acknowledgment)が受信されるときの時間制限を提供するのが好ましい。確認応答が受信されない場合は、MIHメッセージが再送信される。タイムアウト時間の階層(hierarchy)が使用されるのが好ましい。タイマーの長さはハンドオーバーメッセージのタイプに基づいているのが好ましい。
ハンドオーバーは、サーバーまたは無線送信/受信ユニット(WTRU)によって制御されるのが好ましい。WTRUおよびサーバーは、直接またはプロキシを経由して通信するように構成されるのが好ましい。WTRUは、UDP/IPメッセージを送信するように構成されてもよい。または、レイヤー2(L2:Layer 2)メッセージングを使用して送信するように構成されてもよい。L2メッセージは、そのメッセージがサーバーに送信される前にプロキシ内でUDP/IPメッセージに変換されるのが好ましい。
本発明に関するより詳細な理解は、例として以下の添付図と組み合わせて理解されるために示される、以下の好ましい実施形態に関する説明から得ることができる。
本発明の一実施形態によるUDPデータグラムおよび802.21メッセージを含むIPパケットを示す例示的な図である。 本発明の一実施形態による802.21メッセージを含むUDPデータグラムを示す例示的な図である。 本発明の一実施形態によるIPパケットを示す例示的な図である。 本発明の一実施形態によるIPパケットの処理方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による802.21データパケットの処理方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態によるWTRUと802.21サーバーとの間のシグナリングの方法を示す信号図である。 本発明の一実施形態によるネットワークで制御されたハンドオーバーの方法を実現する図6Aの信号図の続きを示す図である。 本発明の別の実施形態によるWTRUで制御されたハンドオーバーの方法を実現する図6Aの信号図の第2の続きを示す図である。 本発明の代替の実施形態による無線ローカルエリアネットワークにおいて802.11メッセージを処理する方法を示す流れ図である。 本発明の代替の実施形態によるWTRUとプロキシとの間のシグナリングの方法を示す信号図である。 図8Aの信号図の続きを示す図である。 図8Bの信号図の続きを示す図である。
本明細書の以下の部分で使用する場合に、用語「無線送信/受信ユニット(WTRU)」には、ユーザー装置(UE:user equipment)、移動局(mobile station)、据え付け型またはモバイルの加入者ユニット(subscriber unit)、ページャー、携帯電話(cellular telephone)、PDA(personal digital assistant)、または無線環境で動作できる他の任意のタイプのユーザーデバイスが含まれるが、これらに限定はされない。また、用語「基地局(base station)」にはノードB(Node−B)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP:access point)、または無線環境で動作できる他の任意のタイプのインターフェイス装置が含まれるが、これらに限定はされない。
図1は、本発明の一実施形態によるUDPデータグラム(datagram)および802.21メッセージを含むIPパケットの好ましい構造を示している。UDPデータグラム102は、802.21メッセージ104を含んでおり、IPv6パケット106にカプセル化されるのが好ましい。802.21メッセージフレームの内部の詳細は、IEEE 802.21で定義されたとおりであるのが好ましい。
図2は、UDPデータフィールド206内の802.21メッセージ104を含むUDPデータグラム102の好ましい構造をより詳細に示している。UDPデータグラムのヘッダーフィールド(例えばソースポートフィールド202とデスティネーションポートフィールド204)は、それぞれソースアプリケーションレイヤーとデスティネーションアプリケーションレイヤーのポート番号に対して提供される。アプリケーションレイヤーは、802.21に準拠したアプリケーションであるのが好ましい。トランスポートレイヤーが802.21メッセージを目的のアプリケーションに送信できるように、802.21アプリケーション用に新しいポート番号が定義されるのが好ましい。802.21メッセージ104自体に固定のヘッダーと可変のペイロードが含まれるのが好ましい。
図3は、IPv6データフィールド302とIPv6パケットヘッダー304を備えるIPパケット106の好ましい構造をより詳細に示している。UDPデータグラム102には、IPv6データフィールド302内にある802.21メッセージ104が含まれている。802.21メッセージトランスポートをサポートするために、従来のIPv6パケットヘッダー304への変更は不要である。
図4は、本発明の一実施形態によるIPパケットの処理方法を示す流れ図である。この処理は、ネットワークIPレイヤーで開始され、それより下位のすべてのレイヤーが機能していると仮定するのが好ましい。ステップ402で、ネットワークレイヤーは下位レイヤーからIPv6パケット(例えば、図3に示すパケット106)を受信し、ステップ410でIPv6ヘッダー304を除去する。ネットワークレイヤーは、パケット106のデータ部302を処理してパケットデータ302に含まれるUDPデータグラム102をIPv6ヘッダー304に基づいて適切なトランスポートプロトコル(UDP)に送信する。ステップ404で、トランスポートレイヤー(UDP)はUDPデータグラム102を受信する。そのヘッダー(例えばソースヘッダーフィールド202とデスティネーションヘッダーフィールド204)はステップ412で除去され、処理される。ステップ406で、UDPプロトコルは、UDPデータグラム102のデータフィールド206の内容をUDPデータグラムのヘッダーフィールドごとに適切なアプリケーションレイヤーに転送する。適切なアプリケーションレイヤーは、デスティネーションポート番号の値によって決定される。802.21アプリケーションは新しく定義されたポート番号を備えており、したがって802.21メッセージ104は802.21アプリケーションのこのように新しく定義されたポート番号に転送されるのが好ましい。ステップ408で、802.21アプリケーションはIEEE 802.21仕様に従って802.21メッセージ104を復号化し、必要に応じて対処する。
802.21メッセージを送信するためにクライアントデバイスによって実行されるステップは、前述のステップと逆対称(inversely symmetric)であるのが好ましい。図5は、本発明の一実施形態による好ましい802.21データパケットの処理方法を示す流れ図である。ステップ502で、802.21アプリケーションは802.21メッセージ(例えば802.21メッセージ104)を生成し(IEEE 802.21で指定されたとおりであるのが好ましい)、新しく定義されたポートを使用してこれをトランスポートレイヤー(UDP)に渡す。ステップ504で、UDPはデータをUDPデータグラム(例えばデータグラム102)にカプセル化し、それに応じてヘッダーフィールドを設定する。例えば、802.21メッセージ104は、802.21アプリケーションの新しく定義されたポートの識別情報を含むソースポートフィールド202を伴うUDPデータグラム102のUDPデータフィールド206の一部になる。
ステップ506で、データグラムがネットワークレイヤーに送信され、次にそこでIPv6パケットにカプセル化され、それに応じてこのパケットのすべてのヘッダーフィールドが設定される。例えば、UDPデータグラム102は、IPv6パケット106(802.21アプリケーションの新しく定義されたポートの特定のタイプの識別情報を含むソースアドレスヘッダーフィールド305を伴うのが好ましい)のIPv6パケットデータフィールド302の一部になる。
ステップ508で、パケットがネットワークに送信されるために下位レイヤーに送信される。ネットワークノード(例えば802.21サーバー)は、同様のプロセスに従うのが好ましい。
UDPは比較的信頼性の高いトランスポートを提供するが、アプリケーションレイヤー(この場合は802.21アプリケーション)で802.21メッセージの送信側と受信側との対話(interaction)によって信頼性が実現されるのが好ましい。メッセージの送信側は、受信側から確認応答(ACK:acknowledge)メッセージが返される必要があることを示すのが好ましい。これは、802.21メッセージフレームで内部的にACK要求ビットを設定することによって実現されるのが好ましい。好ましい802.21メッセージフレームのこのようなフィールドおよびそれ以外のフィールドの詳細は、IEEE 802.21で指定されている。アプリケーションタイマーが提供され、802.21メッセージの送信に関連する選択されたタイムアウトの時間に設定されるのが好ましい。アプリケーションタイマーが期限切れになる前にACKメッセージが送信側に到着した場合は、メッセージが受信側に正しく配信されている。タイムアウト時間内にACKが到着しない場合は、送信側が再送信し、タイマーをリセットする。このプロセスは、メッセージの再送信に応答してACKが受信されるまで繰り返される。ただし、メッセージを際限なく再送信する代わりに、ACKの受信がない状態で選択された回数だけ再送信が実行される場合は送信側の802.21アプリケーションに送信失敗が報告されるのが好ましい。
ハードウェアのコンテクストでは、WTRUサーバーまたはそれ以外のタイプの通信ノードは、ハードウェアから通信信号を送信するまたは送る物理レイヤー(L1)コンポーネントと、通信インターフェイスのタイプに従って物理レイヤーで送信される通信の適切なフォーマット(formatting)を提供するレイヤー2(L2)コンポーネントを備えているのが好ましい。通信ハードウェアは、例えば1つのタイプの物理インターフェイスから別のタイプへのハンドオーバーなどのイベントを制御するために、上位レイヤーレベルコンポーネント(例えば、本明細書で詳細に説明する802.21アプリケーションコンポーネント)で構成されるのが好ましい。このような上位レベルのコンポーネントは、下位レイヤーの通信処理に関係なくメッセージングに関する高い信頼性を提供するタイミングデバイスを備えているのが好ましい。
受信側の802.21アプリケーションは、802.21メッセージを受信すると、UDP ACKを送信して802.21メッセージの受信を確認するのが好ましい。これは、IEEE 802.21で指定されるように802.21メッセージフレームのACK応答ビットを設定し、図5に関連して前述したように、ACK応答ビットをUDPデータグラムに挿入することによって実行されるのが好ましい。
図2に示すように、オプションのUDPチェックサムフィールド(例えばUDPデータグラム102の)は、UDPデータグラムを搬送するメッセージにエラーがないかを検査するために利用できる。使用され、チェックサムにエラーがあるとわかった場合に、UDPはUDPデータグラムデータをアプリケーションレイヤーに転送しない。このような場合は、受信側の802.21アプリケーションが、確認のためのカプセル化された802.21メッセージを受信しないか、または送信側の802.21アプリケーションがACKメッセージを受信しない。このように、UDPチェックサムが失敗する場合に、送信側の802.21アプリケーションはタイムアウト時間が経過した後に、802.21メッセージを再送信する。
特定の802.21メッセージの内容は、それ以外に比べて時間的制約が大きい(sensitive to delay)。したがって、802.21メッセージタイプが異なればタイムアウト時間の値も異なるのが好ましい。例えば、時間的制約のない情報(例えば隣接するネットワークオペレータのリスト)を含むメッセージは、モバイルノードを更新するために定期的に送信できるので、タイムアウト時間を長くするのが好ましい。
別の例として、時間的制約のあるアプリケーション(例えばネットワークで制御されるハンドオーバー)では、ネットワーク802.21サーバーはモバイルノードに対してターゲットオペレータにハンドオーバーするコマンドを発行できる。サーバーは使用可能なネットワークリソースを管理しているので、このようなメッセージはできるだけ迅速に到着するのが好ましい。このように、コマンドメッセージに関連付けられたタイムアウト時間は情報を伴うメッセージのタイムアウト時間に比べて短いのが好ましい。
少なくとも3つのタイムアウト時間で設定できる802.21アプリケーションタイマーが提供されるのが好ましく、使用されるタイムアウト時間は送信される802.21メッセージのタイプによって決定されるのが好ましい。オプションで、ユーザーの希望に合わせて、それぞれにタイムアウト時間を設定された複数のタイマー、または複数の設定可能なタイムアウト時間を備える複数のタイマーの組み合わせを使用できる。例えば、表1に示すそれぞれ3つのタイプのメッセージに使用される3つのタイマーが提供されてもよい。固定されたタイムアウト時間の代わりに、それぞれのタイマーはそれぞれデフォルトのタイムアウト時間を備えることができ、これは802.21アプリケーションのユーザーによっても、ネットワークの状態またはそれ以外の要因によって自動的にも調整することができる。
1つのタイムアウト時間は、情報エレメントに関連するメッセージの送信に関連して設定される情報のタイムアウト時間であるのが好ましい。第2のタイムアウト時間は、イベントに関連するメッセージの送信に関連して設定されるイベントのタイムアウト時間であるのが好ましい。第3のタイムアウト時間は、コマンドに関連するメッセージの送信に関連して設定されるコマンドのタイムアウト時間であるのが好ましい。表1に、様々なタイプのメッセージに関連付けられた好ましい最大タイムアウト時間の値が示されている。
Figure 2009538097
図6Aは、802.21アプリケーションを組み込むWTRU601と802.21サーバー603(いずれも本発明の一実施形態によるタイマーデバイスを備える)との間のシグナリングを示す例示的な信号図である。図6Aに示すように、WTRU 601は最初にWLANリンクを介してWLAN 605に接続し、例えば継続中のVoIP(voice-over-IP)セッション602を実行する。この場合に、WLAN 605はパーティーからのメッセージを処理しないが、IPパケットをそのデスティネーションにルーティングするのが好ましい。UDPは、IPベースのすべてのメッセージについてトランスポートプロトコルとして使用されるのが好ましい。
ステップ604で、インテリジェントなエンジンを備えるのが好ましいWTRU 601の802.21アプリケーションは、WLANリンク上の劣化(degradation)を検出する。ステップ606で、WTRU 601の802.21アプリケーションは、情報エレメントの要求とUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)リンクの隣接するオペレータのリストを含むメッセージを802.21サーバー603に送信する。ステップ608で、WTRU 601の802.21アプリケーションはさらにステップ606のメッセージ送信に関連する情報タイマーも設定する。メッセージには情報の要求が含まれていたため、タイマーはタイムアウト時間がτ秒に設定されるのが好ましい。
この例で、WTRU 601の802.21アプリケーションはタイムアウト時間内にACKを受信しないため、ステップ610で、WTRU 601の802.21アプリケーションは要求を再送信し、その情報タイマーをリセットする。ステップ612で、802.21サーバー603はメッセージを受信し、それを復号化し、さらにACKメッセージの送信を決定する。ステップ614で、802.21サーバー603はそのACKメッセージをWTRU 601に送信する。情報タイマーが期限切れになる前にWTRU 601にACKメッセージが到着するので、WTRU 601の802.21アプリケーションは要求をそれ以上再送信しない。
ステップ616で、802.21サーバー603は隣接するUMTSオペレータのリストを含む応答メッセージをWTRU 601に送信する。ステップ618で、802.21サーバー603はその情報タイマーを設定する。ステップ620で、WTRU 601の802.21アプリケーションは応答メッセージを受信し、それ復号化してACKの送信を決定する。ステップ622で、WTRU 601の802.21アプリケーションは802.21サーバー603にACKを送信する。ACKは、情報タイマーのタイムアウト時間が経過する前にサーバー603に到着する。ステップ624で、WTRU 601はそのUMTSリンク上で測定を実行し、継続中のVoIPセッションのハンドオーバーの決定を実行する。
この時点で、実行できる多くのアクション(action)が存在する。例えば、ネットワークがハンドオーバープロセスを制御する場合は、1つのアクションセットを実行できる。ハンドオーバーがWTRU 601によって制御される場合は、別のアクションセットを実行できる。
図6Bは、図6Aに示されるネットワークによって制御されるハンドオーバーの例の続きである。ステップ626で、WTRU 601は、802.21「link going down」イベントと「UMTS link detected」イベントを送信することによって、802.21サーバー603にそのWLANリンクが劣化していることと、UMTSリンクを検出したことを通知する。ステップ628で、WTRU 601の802.21アプリケーションはイベントメッセージの送信に関連するそのイベントタイマーを設定する。この例で、タイムアウト時間(τ秒間が好ましい)が経過して802.21サーバー603からACKを受信しなかった場合にWTRUのイベントタイマーが期限切れになる。したがって、ステップ630で、WTRU 601の802.21アプリケーションはイベントメッセージを再送信し、それに関連してステップ632でそのイベントタイマーをリセットする。
ステップ634で、802.21サーバー603はメッセージを受信し、これを復号化し、実行するその次のアクションについて決定する。ステップ636で、802.21サーバー603はACKメッセージをWTRU 601に送信し、WTRU 601はWTRUのイベントタイマーが期限切れになる前に当該ACKメッセージを受信する。ステップ638で、802.21サーバー603はいくつかの内部アクションを実行し、WTRU 601がUMTSオペレータにハンドオーバーすることを決定する。ステップ640で、802.21サーバー603はUMTSネットワークへのハンドオーバーを命令する802.21 MIHメッセージをWTRU 601に送信する。ステップ642で、802.21サーバー603はそのコマンドタイマーをτ秒のタイムアウト時間で設定するのが好ましい。
この例では、802.21サーバー603はタイムリーなACKを受信せず、サーバーのコマンドタイマーはτ秒後に期限切れになる。したがって、ステップ644で、802.21サーバー603は802.21コマンドを再送信し、そのコマンドタイマーをリセットする。ステップ646で、WTRU 601はコマンドメッセージを受信し、その次のアクションを決定する。ステップ648で、WTRU 601はACKを送信し、このACKはサーバーのコマンドタイマーが期限切れになる前に到着する。
ステップ650で、WTRU 601は必要なハンドオーバーアクションを実行し、UMTSリンクへのハンドオーバープロセスを完了する。ステップ652で、WTRU 601の802.21アプリケーションは802.21サーバー603に802.21イベントを送信し、ハンドオーバープロセスの完了について通知し、それに関連して、ステップ654でそのイベントタイマーを設定してACKメッセージを待機する。
ステップ656で、802.21サーバー603はイベントメッセージを受信し、これを復号化し、次に何を実行すべきかを決定する。ステップ658で、802.21サーバー603はWTRU 601にACKメッセージを送信し、このACKメッセージはWTRUのイベントタイマーが期限切れになる前に到着する。ステップ660で、VoIPセッションはUMTSリンクを介してシームレスに継続する。
図6Cは、図6Aに示されるWTRU 601がハンドオーバーを制御する方法の続きである。ステップ662で、WTRU 601の802.21アプリケーションは、図6Aに関連して詳述した前のアクションに基づいて、VoIPセッションをUMTSリンクにハンドオーバーすることを決定する。WTRU 601は、ここでハンドオーバーに必要なステップを実行し、ハンドオーバープロセスを完了する。
ステップ664で、WTRU 601の802.21アプリケーションは802.21イベントメッセージを送信し、そのハンドオーバープロセスの完了について802.21サーバー603に通知する。それに関連して、ステップ666で、WTRU 601の802.21アプリケーションはそのイベントタイマーを設定し、ACKメッセージを待機する。ステップ668で、802.21サーバー603はメッセージを受信し、それを復号化する。ここで、802.21サーバー603は次に何を実行すべきかを決定する。ステップ670で、802.21サーバー603はWTRUのイベントタイマーが期限切れになる前に到着するタイムリーなACKメッセージをWTRU 601に送信する。ステップ672で、VoIPセッションはUMTSリンクを介してシームレスに継続する。VoIPセッションは、WTRU 601と802.21サーバー603の間でメッセージを交換するときに中断されないのが好ましい。
WLANが802.21対応の場合は、WTRUから802.21サーバーに送信されるレイヤー2(L2)メッセージをインターネットワーキングまたはプロキシすることもできる。図7は、本発明の一実施形態によるWLANの802.21プロキシエンティティの機能の1つの態様を示す流れ図である。ステップ702で、WTRU 701からの802.21メッセージ705を含む802.11フレーム703は、L2シグナリングを使用する802.11インターフェイスを介して受信される。ステップ704で、レベルL2に関連する物理レイヤー(L1)は従来のL1/L2処理において802.11フレームヘッダーを除去する。カプセル化された802.21メッセージ705は、メッセージ705を802.21メッセージとして認識するWLANのプロキシ機能コンポーネント707に渡される。プロキシ機能コンポーネント707は、次にメッセージ705を渡す802.21アプリケーション709をトリガーする。802.21アプリケーション709は、ここでメッセージのタイプを決定し、実行すべき次のアクションについて決定する。802.21アプリケーション709は、メッセージのタイプを認識すると、そのメッセージがサーバー711にリダイレクトされるときに設定されるアプリケーションタイマーをメッセージに関連付ける。
プロキシ機能コンポーネント707は、このメッセージがサーバー719にリダイレクトされるべきであることを認識し、メッセージ705をカプセル化するためにUDP/IPレイヤーコンポーネント711に渡す。図1〜図3に関連してより詳細に説明したように、802.21メッセージはステップ706でUDPデータグラムにカプセル化され、次にIPv6パケット713に挿入される。IPv6パケット713は、ここでIPネットワークに送信されるために下位レイヤーに送信される。下位レイヤーは、IPv6パケット713の必要なフレームカプセル化を実行し、最終的なデータをネットワーク715に送信する。続いて、カプセル化された802.21メッセージ705を伴うパケットを802.21サーバー719に送信する。パケットの送信に関連して、WLANはWLANの802.21アプリケーション709によって割り当てられるタイマーを設定し、WLANが802.21サーバー719からACKを受信する前にタイムアウト時間が経過した場合に再送信をトリガーする。
WLANコンポーネントは、WLANが802.21サーバー719からWTRUに送信されるべきIPv6パケット内の802.21メッセージを受信すると、逆のアクションを実行するように構成される。UDP/IPレイヤーコンポーネント711は、IPパケットから802.21メッセージを抽出するように構成され、プロキシ機能コンポーネント707は802.21メッセージをWTRU 701へのL2シグナリングに備えて802.11フレームに再パッケージ化するように構成されるのが好ましい。さらに、WLANの802.21アプリケーション709は、802.21サーバー719からの802.21メッセージの受信に関連するACKを生成するように構成されるのが好ましい。
図8Aは、802.21アプリケーションを組み込むWTRU 801と802.21サーバー803との間のプロキシとして動作する802.21対応のWLAN 805(すべてが本発明の別の実施形態によるタイマーデバイスを備える)を使用したネットワークで制御されるハンドオーバーを示す信号図である。802.21サーバー803とWTRU 801の802.21アプリケーションのいずれかからメッセージが受信されると、WLAN内の802.21プロキシがトリガーされ、必要なアクションを実行する。この実施形態では、WLANはメッセージを受信したときに処理し、単にメッセージをその送信先にルーティングするだけではないのが好ましい。前述のUDP/IPトランスポートに関する同様のタイプの信頼性のメカニズムがWLAN 805と802.21サーバー803の間で使用されるのが好ましい。
図8Aの例では、ステップ802で、WTRU 801はWLANリンクを介して継続中のVoIPセッション602が存在するWLAN 805に接続される。ステップ804で、インテリジェントなエンジンを備えるのが好ましいWTRU 801の802.21アプリケーションは、WLANリンク上の劣化を検出する。ステップ806で、WTRU 801の802.21アプリケーションは、UMTSリンクの隣接するオペレータのリストに関する情報の要求を含むメッセージをWLAN 805に送信する。WLAN 805は、レイヤー2(L2)の802.21機能をサポートするのが好ましいため、メッセージはL2メッセージとして送信されるのが好ましい。WLANリンクを経由したL2メッセージングは比較的信頼性が高いため、WTRU 801は、上位802.21アプリケーションレベルでL2メッセージの確認応答を期待するように構成されずに単にWLAN 805からの応答を待機するのが好ましい。代わりとして(図示せず)、WTRU 801の802.21アプリケーションはWLAN 805がメッセージの確認応答受信までの時間を許可するタイムアウト時間でタイマーを設定してもよい。このようなタイマーがL2メッセージングに使用される場合に、WTRU 801とWLAN 805は確認応答を送信し、確認応答がない状態でタイムアウト時間が経過した場合はこのようなL2メッセージを再送信するように構成されるのが好ましい。
ステップ808で、WLAN 805の802.21エンティティはL2メッセージを802.21情報メッセージとして識別し、UDP/IPを経由したサーバー803とのインターネットワーキングに必要なステップ、例えば、WTRUの802.21メッセージを図1〜図3に示すタイプのIPデータパケットに埋め込むステップを実行する。ステップ810で、WLAN 805の802.21エンティティは802.21サーバー803に802.21メッセージを送信する。それに関連して、ステップ812で、WLAN 805の802.21エンティティはその情報タイマーをτ秒のタイムアウト時間で設定するのが好ましい。
図8Aの例では、ACKはτ秒以内にWLAN 805に到着しない。したがって、ステップ814で、WLAN 805の802.21エンティティは802.21サーバー803にメッセージを再送信し、その情報タイマーをリセットする。ステップ816で、802.21サーバー803はメッセージを受信し、これを復号化し、その次のアクションについて決定する。ステップ818で、サーバー803はWLAN 805にACKメッセージを送信し、WLAN 805は情報タイマーが期限切れになる前にACKを受信する。ステップ820で、802.21サーバー803はWTRU 801に配信される応答メッセージをWLAN 805に送信する。これに関連して、ステップ822で、802.21サーバー803はその情報タイマーを設定する。
ステップ824で、WLAN 805の802.21エンティティはACKを送信してその情報タイマーが期限切れになる前に802.21サーバー803に到着したメッセージの受信を確認する。ステップ826で、WLAN 805の802.21エンティティはメッセージをWTRU 801のL2メッセージにインターネットワーキングするために必要なステップを実行する。ステップ828で、応答のL2メッセージはWLAN 805からWTRU 801にL2シグナリングを使用して送信される。ステップ830で、WTRU 801内の802.21アプリケーションはメッセージを受信し、それを復号化し、さらにUMTSリンク上の測定を実行する。
図8Aの例は、続いて図8Bを参照して続く。図8Bのステップ832で、WTRU 801はL2シグナリングを使用して802.21 WLANの「Link Going Down イベント」とUMTSの「Link Detected イベント」をWLAN 805に送信する。ステップ834で、WLAN 805の802.21プロキシエンティティがトリガーされ、必要なインターネットワーキングアクション、例えば、WTRUの802.21メッセージを図1〜図3に示すタイプのIPデータパケットに埋め込むステップを実行する。ステップ836で、WLAN 805の802.21プロキシエンティティはUDP/IPを介して802.21サーバー803に「イベント」を送信する。それに関連して、ステップ838で、WLAN 805の802.21プロキシエンティティはそのイベントタイマーをτ秒のタイムアウト時間で設定するのが好ましい。この例では、ACKはτ秒以内にWLAN 805に到着しない。したがって、ステップ840で、WLAN 805の802.21プロキシエンティティは802.21サーバー803にメッセージを再送信し、ステップ842でそのイベントタイマーをリセットする。
ステップ844で、802.21サーバー803はメッセージを受信し、これを復号化し、その次のアクションを決定する。ステップ846で、802.21サーバー803はWLAN 805にACKを送信してメッセージの受信を確認する。ACKは、イベントタイマーが期限切れになる前にWLAN 805に到着する。ステップ848で、802.21サーバー803は内部アクションを実行し、WTRU 801がUMTSオペレータにハンドオーバーすることを決定する。
ステップ850で、802.21サーバー803はWTRU 801にリダイレクトされる802.21「Handover to UMTS」コマンドをWLAN 805に送信する。これに関連して、ステップ852で、802.21サーバー803はそのコマンドタイマーをτ秒のタイムアウト時間で設定するのが好ましい。この例では、ACKはτ秒以内にWLAN 802.21サーバー803に到着しない。したがって、ステップ854で、802.21サーバー803はWLAN 805にメッセージを再送信し、それに関連して、ステップ856でそのコマンドタイマーをリセットする。ステップ858で、WLAN 805の802.21プロキシエンティティはサーバー803にACKを送信する。ACKは、サーバーのコマンドタイマーが期限切れになる前に到着する。
ステップ860で、WLAN 805はこのコマンドをWTRU 801にL2シグナリングを使用してインターネットワーキングする。ここで図8cを参照すると、ステップ862で、WLAN 805はL2シグナリングを使用してハンドオーバーコマンドをWTRU 801に転送する。
ステップ864で、WTRU 801は必要ないくつかハンドオーバーアクションを実行し、UMTSリンクへのハンドオーバープロセスを完了する。それに関連して、ステップ866で、WTRU 801はL2シグナリングを使用して802.21「Link Handover Complete」イベントをWLAN 805に送信し、WLAN 805の802.21エンティティがトリガーされ、次のアクションを決定する。ステップ868で、WLAN 805はイベント、例えば、WTRUの802.21イベントメッセージを図1〜図3に示すタイプのIPデータパケットに埋め込むステップをインターネットワーキングする。ステップ872で、イベントメッセージはWLAN 805の802.21プロキシエンティティによって転送され、それに関連して、ステップ870でWLAN 805の802.21プロキシエンティティはそのイベントタイマーを設定する。ステップ874で、802.21サーバー803はWLAN 805にACKメッセージを送信し、WLAN 805はイベントタイマーが期限切れになる前にACKを受信する。ステップ876で、WLANリンクからハンドオーバーによってシームレスに切り替えられたVoIPセッションは、UMTSリンクを介して継続する。このプロセスのいかなる時点においても、VoIPセッションはWTRU 801と802.21サーバー803の間でメッセージを交換するときに中断されないのが好ましい。
以上に開示された方法は、アプリケーションレイヤーにおけるさまざまな802.21メッセージおよびACKメッセージに対応するさまざまなタイムアウト時間を備えるタイマーデバイスを使用して実現されるのが好ましい信頼性を備えている。メッセージが送信されるたびに、受信側がメッセージの受信を確認する必要があることを示す802.21メッセージフレーム内のACK要求ビットが設定されるのが好ましい。このような状況では、メッセージの受信を確認するためのACKメッセージの送信を除くあらゆるタイプのメッセージを送信する場合にタイマーが使用される。
代わりとして、メッセージが送信されるたびに、ACK要求ビットが設定されない場合もある。代わりに、必要に応じてACK要求ビットが設定され、ACK要求ビットが設定された場合にのみタイマーが使用されてもよい。例えば、定期的に送信される情報メッセージについては、ACK要求ビットが設定されなくてもよい。このような場合は、タイマーが使用されない。ただし、例えば802.21イベントメッセージやコマンドメッセージを送信する場合は、このようなメッセージは時間的な制約が大きいため、常にACK要求ビットが設定され、タイマーが使用されるのが好ましい。
本発明の代替の実施形態では、トランスポートメカニズムとしてUDPを使用する代わりに、TCP接続確立後にTCPを使用して特定の802.21メッセージをトランスポートしてもよい。例えば、情報を含むメッセージは冗長な可能性があり、1つのIPパケットにカプセル化できない場合がある。TCPは、すべてのTCPセグメントにシーケンス番号を割り当てることによって、流れ制御を提供する。このように、メッセージ全体は複数のセグメントに分割でき、それぞれは別々のIPパケットにカプセル化される。受信側では、TCPレイヤーはセグメントを再構成し、データを一まとめにして上位レイヤーに提供する。一部の情報メッセージは、TCP接続確立のプロセスによって発生する可能性のある多少の遅延は許容可能である。
別の代替の実施形態では、IPv6の代わりにIPv4を使用してもよい。
別の代替の実施形態では、WLANの802.21プロキシ機能はWLAN APに限定されなくてもよい。プロキシは、例えばWLANアクセスコントローラ内に存在してもよい。
実施形態
1.通信デバイスがメディア非依存ハンドオーバー(MIH)を実行するための方法。
2.上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1に記載の方法。
3.下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態2に記載の方法。
4.上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態2または3に記載の方法。
5.タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態4に記載の方法。
6.無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信されることを特徴とする実施形態5に記載の方法。
7.MIHサーバーによって実行される方法であって、カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してWTRUに送信されることを特徴とする実施形態5または6に記載の方法。
8.上位レイヤーのハンドオーバーメッセージはIEEE 802.21規格に準拠するコンポーネントによって生成されることを特徴とする実施形態2〜7のいずれか1つに記載の方法。
9.タイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態2〜8のいずれか1つに記載の方法。
10.下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態9に記載の方法。
11.上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するメッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態10に記載の方法。
12.第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態11に記載の方法。
13.無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信されることを特徴とする実施形態12に記載の方法。
14.MIHサーバーによって実行される方法であって、カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してWTRUに送信されることを特徴とする実施形態12に記載の方法。
15.上位レイヤーのハンドオーバーメッセージはIEEE 802.21規格に準拠するコンポーネントによって生成されることを特徴とする実施形態2〜14のいずれか1つに記載の方法。
16.上位レイヤーのタイミングデバイスは情報タイマーであることを特徴とする実施形態4〜15のいずれか1つに記載の方法。
17.上位レイヤーのタイミングデバイスはイベントタイマーであることを特徴とする実施形態4〜15のいずれか1つに記載の方法。
18.上位レイヤーのタイミングデバイスはコマンドタイマーであることを特徴とする実施形態4〜15のいずれか1つに記載の方法。
19.ハンドオーバーメッセージは、イベントタイプ、コマンドタイプ、または情報タイプのいずれか1つであることを特徴とする実施形態2〜28のいずれか1つに記載の方法。
20.メディア非依存ハンドオーバー(MIH)を容易にするように構成された通信デバイス。
21.上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成された上位レベルのコンポーネントをさらに備えることを特徴とする実施形態20に記載のデバイス。
22.下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成された下位レベルのコンポーネントをさらに備えることを特徴とする実施形態21に記載のデバイス。
23.前記上位レイヤーのコンポーネントはさらに、上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するように構成されることを特徴とする実施形態22に記載のデバイス。
24.上位のコンポーネントはさらに、下位レイヤーのコンポーネントを制御して、タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする実施形態23に記載のデバイス。
25.無線送信/受信ユニット(WTRU)として構成された通信デバイスであって、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする実施形態24に記載の通信デバイス。
26.MIHサーバーとして構成された通信デバイスであって、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してWTRUに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする実施形態24に記載の通信デバイス。
27.上位レイヤーのコンポーネントはIEEE 802.21規格に準拠することを特徴とする実施形態21〜26のいずれか1つに記載の通信デバイス。
28.上位レイヤーのコンポーネントはタイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成されることを特徴とする実施形態24〜27のいずれか1つに記載の通信デバイス。
29.下位レイヤーのコンポーネントはさらに、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成されることを特徴とする実施形態28に記載の通信デバイス。
30.上位レイヤーのコンポーネントはさらに、上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するメッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するように構成されることを特徴とする実施形態29に記載の通信デバイス。
31.上位レイヤーのコンポーネントはさらに、下位レイヤーのコンポーネントを制御して、第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする実施形態30に記載の通信デバイス。
32.無線送信/受信ユニット(WTRU)として構成された通信デバイスであって、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする実施形態31に記載の通信デバイス。
33.MIHサーバーとして構成された通信デバイスであって、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してWTRUに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする実施形態31に記載の通信デバイス。
34.上位レイヤーのコンポーネントはIEEE 802.21規格に準拠することを特徴とする実施形態29〜34のいずれか1つに記載の通信デバイス。
35.メディア非依存ハンドオーバー(MIH)を容易にするように構成された通信デバイスであって、上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成された上位レベルのコンポーネントを備えることを特徴とする通信デバイス。
36.下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成された下位レベルのコンポーネントをさらに備えることを特徴とする実施形態35に記載の通信デバイス。
37.上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するように構成された上位レイヤーのコンポーネントをさらに備えることを特徴とする実施形態36に記載の通信デバイス。
38.上位のコンポーネントはさらに、下位レイヤーのコンポーネントを制御して、タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする実施形態37に記載の通信デバイス。
39.上位レイヤーのコンポーネントはタイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成されることを特徴とする実施形態38に記載の通信デバイス。
40.下位レイヤーのコンポーネントは下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成されることを特徴とする実施形態39に記載の通信デバイス。
41.上位レイヤーのコンポーネントはさらに、上位レイヤーのタイミングデバイスに対してカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するメッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するように構成されることを特徴とする実施形態40に記載の通信デバイス。
42.上位レイヤーのコンポーネントは、下位レイヤーのコンポーネントを制御して、第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする実施形態41に記載の通信デバイス。
本発明は、要望に応じて任意のタイプの無線通信システムに実装できる。例として、本発明は、任意のタイプの802システム、WCDMA、LTE、またはそれ以外の任意のタイプの無線通信システムに実装できる。また、本発明は、ASIC(application specific integrated circuit)などの集積回路(IC:integrated circuit)、複数の集積回路、LPGA(logical programmable gate array)、複数のLPGA、個別のコンポーネント、あるいは1つまたは複数の集積回路、LPGAおよび個別のコンポーネントの組み合わせなどに実装することもできる。本発明は、ソフトウェア、ミドルウェア、RRM(radio resource manager)、RRC(radio resource controller)、およびモバイルソリューション(mobility solution)として実装できる。
本発明の機能と要素について、特定の組み合わせによる好ましい実施形態に関連して説明されているが、こうした機能または要素のそれぞれは、単独でも(好ましい実施形態の他の機能および要素を伴わない)、さまざまな組み合わせにおいても(本発明の他の機能および要素を伴っても伴わなくてもよい)利用できる。本発明において提供される方法または流れ図は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に実際に具体化され、汎用コンピュータまたはプロセッサで実行されるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアに実装してもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例には、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、磁気媒体(例えば内蔵ハードディスクや取り外し可能なディスク)、光磁気媒体、および光媒体(例えばCD−ROMディスクやDVD(digital versatile disk))が含まれる。
適切なプロセッサには、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA(Field Programmable Gate Array)回路、それ以外の任意の集積回路(IC)、および/またはステートマシンが含まれる。

Claims (22)

  1. 通信デバイスがメディア非依存ハンドオーバー(MIH)を実行する方法であって、
    上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップと、
    上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するステップと、
    前記タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
    前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、前記WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. MIHサーバーによって実行される方法であって、
    前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用して前記WTRUに送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージはIEEE 802.21規格に準拠するコンポーネントによって生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. タイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップと、
    上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連する前記メッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するステップと、
    前記第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
    前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、前記WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. MIHサーバーによって実行される方法であって、
    前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージは、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用して前記WTRUに送信されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージはIEEE 802.21規格に準拠するコンポーネントによって生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記上位レイヤーのタイミングデバイスは情報タイマーであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記上位レイヤーのタイミングデバイスはイベントタイマーであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記上位レイヤーのタイミングデバイスはコマンドタイマーであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記ハンドオーバーメッセージは、イベントタイプ、コマンドタイプ、または情報タイプのいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 通信デバイスがメディア非依存ハンドオーバー(MIH)を実行する方法であって、
    上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップと、
    上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するステップと、
    前記タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップと、
    タイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するステップと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するステップと、
    上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連する前記メッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するステップと、
    前記第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  14. メディア非依存ハンドオーバー(MIH)を容易にするように構成された通信デバイスであって、
    上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成された上位レベルのコンポーネントと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成された下位レベルのコンポーネントと
    を備え、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記下位レイヤーのコンポーネントを制御して、前記タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする通信デバイス。
  15. 無線送信/受信ユニット(WTRU)として構成された通信デバイスであって、
    前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、前記WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする請求項14に記載の通信デバイス。
  16. MIHサーバーとして構成された通信デバイスであって、
    前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用して前記WTRUに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする請求項14に記載の通信デバイス。
  17. 前記上位レイヤーのコンポーネントはIEEE 802.21規格に準拠することを特徴とする請求項14に記載の通信デバイス。
  18. 前記上位レイヤーのコンポーネントはタイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成され、
    前記下位レイヤーのコンポーネントは下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連する前記メッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記下位レイヤーのコンポーネントを制御して、前記第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の通信デバイス。
  19. 無線送信/受信ユニット(WTRU)として構成された通信デバイスであって、
    前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、前記WTRUによって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用してMIHサーバーに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする請求項18に記載の通信デバイス。
  20. MIHサーバーとして構成された通信デバイスであって、
    前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージをカプセル化し、無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される通信のハンドオーバー制御に関連する前記下位レベルのフォーマットされた通信用のUDP/IPフォーマットを使用して前記WTRUに送信するように構成された下位レイヤーのコンポーネントを備えることを特徴とする請求項18に記載の通信デバイス。
  21. 前記上位レイヤーのコンポーネントはIEEE 802.21規格に準拠することを特徴とする請求項18に記載の通信デバイス。
  22. メディア非依存ハンドオーバー(MIH)を容易にするように構成された通信デバイスであって、
    上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成された上位レベルのコンポーネントと、
    下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成された下位レベルのコンポーネントと
    を備え、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連するタイムアウト時間を設定するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記下位レイヤーのコンポーネントを制御して、前記タイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、タイプの異なる第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを生成するように構成され、
    前記下位レイヤーのコンポーネントは、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを送信するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記上位レイヤーのタイミングデバイスに対して前記カプセル化された第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージの送信に関連する前記メッセージのタイプに基づいて決定される第2のタイムアウト時間を設定するように構成され、
    前記上位レイヤーのコンポーネントは、前記下位レイヤーのコンポーネントを制御して、前記第2のタイムアウト時間が経過する前に、上位レイヤーの確認応答が受信されない場合、下位レベルのフォーマットされた通信においてカプセル化された前記第2の上位レイヤーのハンドオーバーメッセージを再送信するように構成されることを特徴とする通信デバイス。
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