JP2003504968A - 移動通信システムにおいて高信頼リンクを提供する技術 - Google Patents

移動通信システムにおいて高信頼リンクを提供する技術

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Abstract

(57)【要約】 移動通信システムにおいてリンクレイヤープロトコルエンティティのペア間で切り換えを行う際に高信頼リンクを提供するための技術を開示する。第1のリンクレイヤープロトコルエンティティのペアは、第1の送信リンクレイヤープロトコルエンティティ及び第1の受信リンクレイヤープロトコルエンティティを含む。第2のリンクレイヤープロトコルエンティティのペアは、第2の送信リンクレイヤープロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤープロトコルエンティティを含む。第1の送信リンクレイヤープロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤープロトコルエンティティへのデータ送信をまずサスペンドし、第2の送信リンクレイヤープロトコルエンティティから第2の受信リンクレイヤープロトコルエンティティへのデータ送信を開始することによって技術が実現される。第1の送信リンクレイヤープロトコルエンティティ内の確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータは、第1の送信リンクレイヤープロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤープロトコルエンティティへ、第2の送信リンクレイヤープロトコルエンティティ及び第2の受信リンクレイヤープロトコルエンティティを介してトンネルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の分野] 本発明は、一般に移動通信システムに関するものであり、具体的には移動通信シ
ステムにおいて第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアから第2のリン
クレイヤプロトコルエンティティペアに切り換える際に高信頼リンクを提供する
技術に関するものである。
【0002】 [発明の背景] 図1は、一般的なセルラー移動通信システム10を示した図である。システム
10は、コアネットワーク(CN)12、無線アクセスネットワーク(RAN)14
、複数の移動局(MS)16から構成される。ここで、RAN14は、制御ノード1
8と基地局(BTS)ノード20とからなる。また、それぞれが一つあるいは複数
の制御ノード18とBTSノード20とを含む複数のRANから、RAN14が構成され
ていても良いことは、当業者であれば理解できよう。この場合、CN12は一つあ
るいは複数の制御ノード18に接続され、各制御ノード18は複数のBTSノード
20に接続され、各BTSノード20が複数のMS16をサービスするという階層的
なシステム構成となる。
【0003】 MS16とサービスを提供しているBTSノード20との間の無線インタフェース
における誤り特性に鑑み、MS16とRAN14との間で自動再送要求(ARQ)を実行
し、残留誤り率を低減することが行われる。ARQプロトコルは、干渉などの要因
により無線インタフェースで生じる誤りに対処するためのものである。しかし、
MS16がシステム10内を移動すると、ハンドオーバが生じ、ARQプロトコルを
異なる制御ノード18において実行しなければならなくなる。ここで、ハンドオ
ーバ時におけるユーザデータの欠落を避けるためには、何かしらの機構が必要と
なる。異なる制御ノード18間でARQプロトコルのハンドオーバが生じた際に、
ユーザデータを高信頼化する機構として、現在3つの方法が知られている。
【0004】 異なる制御ノード18間でARQプロトコルのハンドオーバが生じた際に、ユー
ザデータを高信頼化する(securing user data)第一の機構は、R. Cohen et al
. "Handover in a Micro-Cell Packet Switched Mobile Network", ACM Journal
of Wireless Networks, vol.2, no.1, pp.13-25, 1996やE. Ayanogl
u et al. "AIRMAIL: A Link-Layer Protocol for Wireless Networks", ACM/Bal
tzer Wireless Networks Journal, vol.1, pp.47-60, 1995に記述され
ている。ハンドオーバが生じると、RAN14中のARQプロトコルエンティティにお
ける状態変数やバッファなどを含むすべてのプロトコル状態を、元の制御ノード
18から移動先制御ノード18に転送する機構である。本機構によれば、MS16
中のARQプロトコルエンティティがハンドオーバを意識する必要はない。例えば
、汎用パケット無線サービス(GPRS)システムにおいて複数のGPRSサポートノー
ド(SGSN)が存在し、SGSN間でハンドオーバが生じるような場合、元のSGSNから
移動先のSGSNに対してダウンリンクバッファのみが転送され、ハンドオーバシグ
ナリングによってMS16と移動先SGSNとの間でのバッファのプロトコル状態が同
期される(GSM 03.60 "サービス記述"参照)。
【0005】 この第一の機構の利点は、ユーザデータの無線インタフェースへの再送が不要
であることと、MS16のARQプロトコルがハンドオーバを考慮する必要はなく、
より安価な実装が可能となることである。しかしながら、第一の機構は、システ
ム全体において同一構成の同一ARQプロトコルを用いることを前提としているた
め、システム内ハンドオーバにしか対処できない。将来のシステムでは、同一RA
N内でも異なるARQプロトコルを用いたり、種々のARQプロトコルで用いるプロト
コルデータユニット(PDU)のサイズも異なるものとなることがあり得る。第一
の機構はこのような将来のシステムにおいて用いることはできない。
【0006】 異なる制御ノード18間でARQプロトコルのハンドオーバが生じた際に、ユー
ザデータを高信頼化する第二の機構は、GPRSシステムで用いられており、システ
ム10において2段階のARQプロトコルを用いてユーザデータの高信頼化を図る
ものである。第一のARQプロトコル、無線リンク制御(RLC)プロトコルは、MS1
6と基地局制御(BSC)ノードなどのRAN14との間に適用され、無線インタフェ
ースで生じる誤りに対処するために用いられる(GSM 04.60 "無線リンク制
御/メディアアクセス制御"参照)。これに対し、第二のARQプロトコル、論理リ
ンク制御(LLC)プロトコルは、MS16とSGSNノードなどのCN12との間に適用
される(GSM 04.64 "論理リンク制御(LLC)レイヤ仕様/"参照)。ハンド
オーバが生じると、欠落したユーザデータはLLCプロトコル中のARQプロトコルで
再送がなされる。これに対し、RLCプロトコルは、ハンドオーバが完了した時点
でMS16とBSCとで再開される。
【0007】 第二の機構の利点は、システム間ハンドオーバにも適用できることである。し
かしながら、第二のARQプロトコルのオーバヘッドが大きく、無線資源の有効利
用がなされていないなどといった大きな問題も抱えている。すなわち、GPRSでの
レイヤ3(L3)PDUのオーバヘッドは7バイトである。また、Van Jacobsenの圧
縮転送制御プロトコル(TCP)確認通知(acknowledgement)サイズは、ポイント
ツーポイント(PPP)を用いたときは10バイト以下である。したがって、L3 P
DUでもってTCP確認通知を送信する場合には、サイズが約2倍となる。このよう
な問題の他に、MS16中に2段階のARQプロトコルを備えるにあたって、メモリ
や処理能力といった観点から、単一ARQプロトコルと比してコストの大幅な増加
を招くという問題もある。
【0008】 異なる制御ノード18間でARQプロトコルのハンドオーバが生じた際に、ユー
ザデータを高信頼化する第三の機構は、R. Ludwig et al. "L2_ARQ Protocol H
andover Mechanisms", 欧州特許出願番号_____(クライアント参照番号:
エリクソン技術文書番号UW/T-98: 289)に記述されている。レイヤ2(L2
)ARQプロトコルの送信者は、すべてのL3 PDUに対する確認通知が届くまで、L
3 PDUを含むすべてのL2 PDUをバッファに保持している。ハンドオーバが生じ
ると、すべてのL3 PDUを新たなL2_ARQプロトコルエンティティに移し、L3 PD
Uを新しいL2 PDUにセグメンテーションして再送する機構である。
【0009】 第二の機構と同様、第三の機構の利点は、システム間ハンドオーバに適用でき
ることである。しかしながら、L2_ARQプロトコルPDUの送信者が、L3 PDUを含
むすべてのL2 PDUを、すべてのL3 PDUに対する確認通知が届くまでバッファに
保持しておくための余分なバッファ空間が必要となるなどの大きな問題も抱えて
いる。また、ハンドオーバが生じた際には、L3 PDUのすべてのL2 PDUの再送が
新しいL2_ARQプロトコルで行われる。すなわち、以前に確認通知が届いたL2 P
DUに対しても再送を行うという無駄を抱え、第三の機構の大きな欠点となってい
る。
【0010】 以上の観点から、移動通信システムにおけるハンドオーバ時、すなわちプロト
コル再構成時において、上述の無駄や欠点を抱えることなく移動局とコアネット
ワークとの間で高信頼リンクを実現できる方法が望まれている。すなわち、移動
通信システムにおけるハンドオーバ時、すなわちプロトコル再構成時において、
移動局とコアネットワークとの間で高信頼リンクを実現できる方法であって、AR
Qプロトコルのすべての状態を転送する必要のない方法、第二のARQプロトコルレ
ベルを必要としない方法、既に確認通知が届いたL2_ARQ PDUを再送する必要の
ない方法、送信側L2_ARQプロトコルエンティティのバッファにおいて既に確認
通知の届いたL2_ARQ PDUを保持する必要のない方法が望まれている。
【0011】 [発明の概要] 本発明により、移動通信システムにおいて第1のリンクレイヤプロトコルエン
ティティペアから第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアに切り換える
際に高信頼リンクを提供する方法が提供される。第1のリンクレイヤプロトコル
エンティティペアは、データをセグメンテーションし、セグメンテーションされ
たデータを送信する第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと、第1の
送信リンクレイヤプロトコルエンティティからセグメンテーションされたデータ
を受信し、受信したセグメンテーション去れたデータに対して確認通知を行う第
1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを含む。第2のリンクレイヤプ
ロトコルエンティティペアは、データをセグメンテーションし、セグメンテーシ
ョンされたデータを送信する第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと
、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティからセグメンテーションされ
たデータを受信し、受信したセグメンテーションされたデータに対して確認通知
を行う第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを含む。第1のリンク
レイヤプロトコルエンティティペアと大にリンクレイヤプロトコルエンティティ
ペアの双方とも、自動再送要求プロトコルエンティティであることが望ましい。
【0012】 第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアから第2のリンクレイヤプロ
トコルエンティティペアへの切り換えは、移動通信システムにおけるハンドオー
バや移動通信システムにおけるプロトコル再構成などの種々の要因によって生じ
る。第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは第2のリンクレイヤプロ
トコルエンティティペアと同一のプロトコルを用いても良いし、第1のリンクレ
イヤプロトコルエンティティペアが第2のリンクレイヤプロトコルエンティティ
ペアと異なるプロトコルを用いても良い。第1のリンクレイヤプロトコルエンテ
ィティペアが第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと同一のプロトコ
ルを用いる場合であっても、第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアが
第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと異なるように構成されていて
も良い。
【0013】 好適な実施形態では、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第
1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ送信をサスペンドし、
第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の受信リンクレイヤプ
ロトコルエンティティへのデータ送信を開始する。次いで、第1の送信リンクレ
イヤプロトコルエンティティ中で確認通知を受信していないセグメンテーション
されたデータを、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受
信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リンクレイヤプロトコル
エンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介してトン
ネリングする。
【0014】 本発明の他の態様においては、第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペ
アは少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティによって制御され、第
2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なくとも一つの第2の制御プ
ロトコルエンティティによって制御される。第1の送信リンクレイヤプロトコル
エンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ送
信は、少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティによってサスペンド
され、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の受信リンクレ
イヤプロトコルエンティティへのデータ送信は、少なくとも一つの第2の制御プ
ロトコルエンティティによって開始される。ここで、少なくとも一つの第1の制
御プロトコルエンティティと少なくとも一つの第2の制御プロトコルエンティテ
ィとは同一の制御プロトコルエンティティであっても良いことに注意されたい。
【0015】 本発明のさらなる他の態様においては、第1の送信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティ中の未送信でセグメンテーションされていないデータは、第1の送信
リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の送信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティに配送される。あるいは、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティ中の未送信でセグメンテーションされていないデータは、セグメンテーシ
ョンされて、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の送信リ
ンクレイヤプロトコルエンティティにトンネリングされて配送される。
【0016】 一方、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中のセグメンテーショ
ンされたデータは、連結されて、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティテ
ィから第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティに配送される。
【0017】 本発明のさらなる他の態様においては、第1の送信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信
リンクレイヤプロトコルエンティティと大に受信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータ
をトンネリングするのに先立ち、第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティテ
ィから第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティに対して状態メッセージ
を送信する。
【0018】 また、第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティは、第1の送信リンク
レイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレ
イヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータがトンネリングされたことが通知される。第1のリンクレ
イヤプロトコルエンティティペアが少なくとも一つの第1の制御プロトコルエン
ティティによって制御され、第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアが
少なくとも一つの第2の制御プロトコルエンティティによって制御されている場
合には、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認通知を受信し
ていない最後のデータセグメントのシーケンス番号が少なくとも一つの第1の制
御プロトコルエンティティから少なくとも一つの第2の制御プロトコルエンティ
ティに送信され、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受
信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リンクレイヤプロトコル
エンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、確
認通知を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリングされた
ことが第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知される。
【0019】 あるいは、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションさ
れたデータの数が、少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティから少
なくとも一つの第2の制御プロトコルエンティティに送信され、第1の送信リン
クレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンク
レイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメン
テーションされたデータがトンネリングされたことが第1の受信リンクレイヤプ
ロトコルエンティティに通知される。
【0020】 あるいは、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションさ
れたデータ量が、少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティから少な
くとも一つの第2の制御プロトコルエンティティに送信され、第1の送信リンク
レイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレ
イヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータがトンネリングされたことが第1の受信リンクレイヤプロ
トコルエンティティに通知される。
【0021】 本発明のさらなる他の態様においては、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータをトンネリングするのに先立ち、第1の送信リンクレイヤ
プロトコルエンティティから第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに
、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認通知を受信していな
い最後のデータセグメントのシーケンス番号を送信し、第1の送信リンクレイヤ
プロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに
、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤプ
ロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテーショ
ンされたデータがトンネリングされたことを第1の受信リンクレイヤプロトコル
エンティティに通知する。
【0022】 あるいは、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションさ
れた最後のデータに続いて、一つ前のトンネリングされ確認通知を受信していな
いセグメンテーションされたデータが最後のトンネリングされ確認通知を受信し
ていないセグメンテーションされたデータであることを示すメッセージを、第1
の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロト
コルエンティティに送信し、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティか
ら第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リンクレイヤ
プロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを
介して、確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリ
ングされたことを第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する。
【0023】 あるいは、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションさ
れたデータ量を含むメッセージを、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティから第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに送信し、第1の送信
リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リ
ンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグ
メンテーションされたデータがトンネリングされたことを第1の受信リンクレイ
ヤプロトコルエンティティに通知する。
【0024】 あるいは、確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータのトン
ネリングに先立ち、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認通
知を受信していない最後のデータセグメントのシーケンス番号を含むメッセージ
を、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の受信リンクレイ
ヤプロトコルエンティティに送信し、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リン
クレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータが
トンネリングされたことを第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通
知する。
【0025】 この際、メッセージ送信に先立ち、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティから第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにシーケンス番号は
シグナリングされ、メッセージ送信に続いて、第2の受信リンクレイヤプロトコ
ルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリ
ングされる。あるいは、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第
2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、トンネリングされ確認通知を
受信していないセグメンテーションされたデータの数を送信し、第1の送信リン
クレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンク
レイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメン
テーションされたデータがトンネリングされたことを第1の受信リンクレイヤプ
ロトコルエンティティに通知する。
【0026】 この場合、データ数の送信に先立ち、第1の送信リンクレイヤプロトコルエン
ティティから第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにトンネリングさ
れ確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータの数がグナリング
され、データ数の送信に続いて、第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティテ
ィから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリングされる。
【0027】 本発明のさらなる他の態様においては、第1の送信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信
リンクレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエン
ティティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテーションされたデー
タがトンネリングされたことを、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティテ
ィから第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリングされる。
次いで、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンク
レイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を
受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを示
すメッセージは、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の受
信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリングされる。
【0028】 続いて、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リン
クレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知
を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを
、第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤ
プロトコルエンティティにシグナリングされる。
【0029】 本発明のさらなる他の態様においては、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータすべてをトンネリングした後に、第1のリンクレイヤプロ
トコルエンティティペアは終了する。あるいは、所定の時間の経過後、第1のリ
ンクレイヤプロトコルエンティティペアは終了する。
【0030】 本発明のさらなる他の態様においては、第1の送信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティ中で確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータは、
第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから第2の送信リンクレイヤプ
ロトコルエンティティに対して最初に確認通知を受信していないセグメンテーシ
ョンされたデータを送信することで、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、第2の送信リン
クレイヤプロトコルエンティティと第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティとを介してトンネリングされる。次いで、確認通知を受信していないセグメ
ンテーションされたデータは、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ
から第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに送信される。続いて、確
認通知を受信していないセグメンテーションされたデータは、第2の受信リンク
レイヤプロトコルエンティティから第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
ティに送信される。
【0031】 本発明のさらなる他の態様においては、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータを、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから
第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに送信する前に、マーキングす
る。確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータのマーキングは
、確認通知モードデータプロトコルデータユニット中の長さ指定フィールドや制
御プロトコルデータユニット中の特定フィールドなどを用いて行われる。
【0032】 本発明のさらなる他の態様においては、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータは、第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから
第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに所定の通信リンクを介して送
信される。順序保証型配送を行うために、確認通知を受信していないセグメンテ
ーションされたデータは、上位レイヤデータに先立ち、第2の送信リンクレイヤ
プロトコルエンティティから第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに
送信される。
【0033】 本発明のさらなる他の態様においては、第1の受信リンクレイヤプロトコルエ
ンティティにおいて、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテー
ションされたデータと、確認通知を受信したセグメンテーションされたデータと
を結合し、結合されたセグメンテーションされたデータを連結する。連結された
結合データは上位レイヤプロトコルエンティティに直接送信される。
【0034】 あるいは、連結された結合データは上位レイヤプロトコルエンティティに第2
の受信リンクレイヤプロトコルエンティティを介して送信される。どちらの場合
においても、順序保証型配送を行うために、第2の受信リンクレイヤプロトコル
エンティティが上位レイヤプロトコルエンティティにデータを送信するに先立っ
て、連結された結合データは上位レイヤプロトコルエンティティに送信される。
また、順序保証型配送を行うために、第2の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
ィティはすべての連結された結合データが上位レイヤプロトコルエンティティに
送信されたことを通知される。
【0035】 本発明の理解を助けるために、添付図面を参照して説明する。これらの図面は
本発明を制約するためのものではなく、単なる例を示すためのものである。
【0036】 [好適な実施形態の詳細な説明] 図2は、本詳細な説明で用いる一般的なプロトコルスタック50を示したもの
で、本発明に対応して動作するセルラー移動通信システムで用いられる種々の階
層レイヤのプロトコルを示したものである。しかしながら、本発明は、種々の階
層レイヤの特定のプロトコルに制限されるものではない。例えば、L3レイヤと
して、インターネットプロトコル(IP)などのネットワークプロトコルを用いて
も良い。また、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)などのフレーミングプ
ロトコルをL3レイヤは含むことができる。さらに、Universal Mobile Telecomm
unication System(UMTS)で用いられている無線資源制御(RRC)などの制御プ
レーンプロトコルを、L3レイヤは包含することができる。すなわち、下位レイ
ヤすなわちL2_ARQレイヤに転送されるプロトコルデータユニット(PDU)を生成
するプロトコルを、ここではL3レイヤと参照することにする。
【0037】 L2_ARQレイヤには、無線リンク制御(RLC)などのリンクレイヤプロトコルが
位置する。これは、L3 PDUをより小さなL2_ARQ PDUにセグメンテーションした
り、複数のL3 PDUを連結してL2_ARQ PDUを生成したり、L2_ARQ PDUに対してA
RQ機能を提供したりするものである。なお、いかなるL2_ARQレイヤのプロトコ
ルを用いる場合であっても、L2_ARQプロトコルはL2_ARQ PDUの再送に関するル
ールに従う。例えば、どのようなARQを用いたとしても、送信側L2_ARQは、受信
側L2_ARQが確認通知を行うまでL2_ARQ PDUをバッファしておかなければならな
い。なお、確認通知を受信した時点で、送信側L2_ARQは確認通知を受信したL2
_ARQ PDUを送信バッファから削除することが可能となる。
【0038】 L2_ARQプロトコルは、高レイヤデータ(L3 PDU)の送信に際して、信頼性保
証なし(unreliable)、一部信頼性保証あり(semi-reliable)、信頼性保証あり(
fully reliable)といった種々の動作モードをとることができる。ここで、後者
2つは、順序保証動作や順序非保証動作などと組み合わせて用いられる。
【0039】 L1レイヤは無線リンクの物理レイヤを示す。GSM, UTMS, 無線LANなどの現在
のあるいは将来の移動通信ネットワークにおいて用いられる無線伝送技術が位置
する。
【0040】 現在のセルラー移動通信システムでは、L2_ARQプロトコルのエンティティは
、移動局(MS)と無線アクセスネットワーク(RAN)との2つに存在する。例え
ば、Global System for Mobile Communications (GSM) / General Packet Radio
Service (GPRS), UMTSシステムなどのシステムであって、これらのシステムで
はL2_ARQプロトコルとしてRLCプロトコルが用いられている。
【0041】 図3は、本詳細な説明で用いるセルラー移動通信システム100を示しており
、本発明におけるハンドオーバ時、すなわちL2_ARQプロトコル再構成時におい
て、MSとコアネットワーク(CN)との間で高信頼リンクを実現できる方法を示し
ている。システム100はCN102を含み、CN102は2つの異なるRAN104
とMS106とに接続されている。図3に示すように、L3 PDUはMS106とCN1
02との間で、RAN104の異なるL2_ARQプロトコルでもって伝送される。ここ
で、本詳細な説明で示す方法は、CN102に接続されるRAN104の数には関係
しない。すなわち、本方法は、いかなる数のRAN104にも適用可能である。
【0042】 ここで、種々のRAN104に対し2つのL2_ARQプロトコルエンティティ間でピ
アツーピアのコミュニケーションが存在するものとする。ピアエンティティはMS
106とRAN104のネットワークノードにおいて実行される。また、ハンドオ
ーバは1つのRAN104内(システム内)と異なるRAN104間(システム間)の
双方で生じるものとする。どちらの場合にしても、ハンドオーバが生じると、L
2_ARQプロトコルエンティティの実行位置が新たな物理ネットワークノードに移
り、新しいL2_ARQプロトコルエンティティを起動し、新しいL2_ARQピアと通信
を継続する。この際、再開された、あるいは再初期化された古いL2_ARQプロト
コルエンティティを用いることもできる。
【0043】 ハンドオーバ、すなわちL2_ARQプロトコル再構成(無線アクセスベアラ(RAB
)再構成など)が生じると、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティ中で確
認通知を受信していないL2_ARQ PDUは、新たなL2_ARQプロトコルエンティティ
を介して元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティにトンネリングされる。す
なわち、ハンドオーバあるはプロトコル再構成が生じると、元のL2_ARQプロト
コルエンティティはトンネリング状態となり、ARQ機能を実行しないものの、新
たなL2_ARQプロトコルエンティティを介してデータのやり取りは行う。このト
ンネリング状態においては、元のL2_ARQ PDUは新たなL2_ARQプロトコルエンテ
ィティを介して元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティにトンネリングされ
、そこで元のL2_ARQ PDUが連結されてL3 PDUが生成され、受信側L3プロトコ
ルエンティティに送られる。元のL2_ARQ PDUが新たなL2_ARQプロトコルエンテ
ィティを介して元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティにトンネリングされ
、連結してL3 PDUが生成され、受信側L3プロトコルエンティティに送られた時
点で、元のL2_ARQプロトコルエンティティが終了する。
【0044】 このような方法においては、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティある
いは新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティを介して、完全なL3 PDUが送
信されなければならない。したがって、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティ
ティ中の最後のPDUは、元のL3 PDUの最後のセグメントとパディングデータとか
ら構成されることになる。受信側では、新たな受信側L2_ARQプロトコルエンテ
ィティは、新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティから新たなL2_ARQ PDU
を受信し、連結してL2_ARQ SDUを生成する。
【0045】 ここで、新たなL2_ARQプロトコルエンティティは、新たなL3 PDUを含むL2_
ARQ SDUとトンネリングされた元のL2_ARQ PDUを含むL2_ARQ SDUとを識別しな
ければならない。これは、PDUやSDUをマーキングしたり、他のシグナリング手段
を用いたりすることで実現可能である。トンネリングされた元のL2_ARQ PDUを
含む新たなL2_ARQ PDUは連結されて元のL2_ARQ PDUが生成され、元の受信側L
2_ARQプロトコルエンティティに送られる。ここで、新たなL3 PDUを含む新た
なL2_ARQ PDUが連結されてL3 PDUが生成され、受信側L3プロトコルエンティ
ティに送られる。
【0046】 上記方法は、図4と図5とを参照することでより容易に理解されよう。図4は
、エアインタフェースを介して2つのL2_ARQプロトコルエンティティ間で転送
されるデータを示している。送信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ
1a)と受信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ 1b)の双方とも、SDU
データバッファ110とPDUデータバッファ112を具備する。なお、これらの
バッファは本発明を説明するために用いる論理的なバッファであることに注意さ
れたい。送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUバッファ110a中のデータ
は、高レイヤデータ(L3 PDU)である。
【0047】 このデータは、まだ送信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ 1a)に
よってL2_ARQ PDUにセグメンテーションされたり、エアインタフェース上に転
送されたりしてはいない。送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッ
ファ112aは、L2_ARQ PDUから成る。ここで、PDUが一部のSDUあるいはSDU全
体をカプセル化したものである場合。これをセグメンテーションと呼ぶ。これに
対し、複数のSDUがPDUの一部となる場合には、複数のSDUのPDUへの連結と呼ぶ。
【0048】 ここで、SDUがセグメンテーションされたり、連結されたりして、送信側L2_A
RQプロトコルエンティティ112aに転送されるまでは、送信側L2_ARQプロトコ
ルエンティティSDUデータバッファ110aにSDUは存在するものとする。転送さ
れた時点で、SDU全体が送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッフ
ァ112aに移される。送信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ 1a)
からエアインタフェース上で送信されたPDUは、受信側L2_ARQプロトコルエンテ
ィティ(L2_ARQ 1b)からの確認通知を必要とし、送信側L2_ARQプロトコルエ
ンティティがPDUに対する確認通知を受信した時点で、送信側L2_ARQプロトコル
エンティティPDUデータバッファ112aからPDUが削除される。
【0049】 このようなバッファによれば、送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデー
タバッファ112aは、受信側(内容的に送信側ではなく受信側のように思われ
ます)L2_ARQプロトコルエンティティから確認通知を受信したPDUに応じてSDU
全体とSDU一部とをカプセル化することになる。また、受信側L2_ARQプロトコル
エンティティPDUデータバッファ112b中のデータは、SDU全体が再構成される
まで保持される。SDU全体が再構成された時点で、再構成されたSDUは受信側L2_
ARQプロトコルエンティティSDUデータバッファ110bに転送される。
【0050】 図5は、本発明において、ハンドオーバすなわちL2_ARQプロトコル再構成が
生じた後に、2つの新しいL2_ARQプロトコルエンティティ間でデータがエアイ
ンタフェース上を転送される様子を示している。元の送信側L2_ARQプロトコル
エンティティ(L2_ARQ 1a)と元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L
2_ARQ 1b)とは、元のSDUデータバッファ114と元のPDUデータバッファ11
6から構成される。
【0051】 同様に、新しい送信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ 2a)と新し
い受信側L2_ARQプロトコルエンティティ(L2_ARQ 2b)とは、新しいSDUデー
タバッファ118と元のPDUデータバッファ120から構成される。ここで示し
たシナリオでは、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティが、元の送信側L2
_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ116a中のPDUをSDUに再構成す
る必要があるか否かを判断する。
【0052】 再構成する必要がある場合には、再構成されたSDUが元の送信側L2_ARQプロト
コルエンティティSDUデータバッファ114aに転送される。すると、元の送信側
L2_ARQプロトコルエンティティSDUデータバッファ114aは、L3 PDUをカプセ
ル化したSDU(図5中のS1)を含むことになる。次いで、元の送信側L2_ARQプ
ロトコルエンティティSDUデータバッファ114a中のこれらのSDU(S1)は、パ
ス115を経て新しい送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUバッファ118
aに転送される。一方、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバ
ッファ116a内に残存しているPDU(図5のP1)は、パス117を経て新しい
送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUデータバッファ118aに転送される
。すなわち、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ11
6a中のPDU(P1)は、新しい送信側L2_ARQプロトコルエンティティ中のSDUと
なることになる。また、ハンドオーバ/再構成が生じた後の新たなL3 PDUは、
パス119を経てL3から新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUデー
タバッファ118aに直接転送される。
【0053】 新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUデータバッファ118a中の
データはセグメンテーションされて、新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティ
ティPDUデータバッファ120aに送られる。そして、新たな送信側L2_ARQプロ
トコルエンティティPDUデータバッファ120a中のデータは、エアインタフェー
スを介して新たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ12
0bに送られる。ここで、新たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデー
タバッファ120b中のデータは連結され、新たな受信側L2_ARQプロトコルエン
ティティSDUデータバッファ118bに送られる。新たな受信側L2_ARQプロトコ
ルエンティティSDUデータバッファ118b中のデータは、受信側L3プロトコル
エンティティあるいは元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッ
ファ116bに送られる。元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータ
バッファ116b中のデータは連結され、元の受信側L2_ARQプロトコルエンティ
ティSDUデータバッファ114bを介して受信側L3プロトコルエンティティに送
られる。
【0054】 すなわち、本発明によれば、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデ
ータバッファ116aに存在し、ハンドオーバ/再構成時において元の送信側L2
_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ116aから新たな送信側L2_AR
QプロトコルエンティティSDUデータバッファ118aに送信されるデータ(P1)
は、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ116aから
元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ116bに対して
トンネル121で論理的にトンネリングされることになる。
【0055】 ここで、新たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティには、トンネリングさ
れた元のL2_ARQ PDUを含むL2_ARQ SDUと新たなL3 PDUを含むL2_ARQ SDUとを
識別するための機構が具備されている。このような機構は、新たな受信側L2_AR
Qプロトコルエンティティが連結されたL2_ARQ SDUを適切なバッファに、すなわ
ち新たなL3 PDUをSDUデータバッファ118bに、トンネリングされた元のL2_A
RQ PDUをPDUデータバッファ116bに配送するために必要である。このような識
別は、PDUやSDUに施したマーキングや、他のシグナリングとともに用いるルール
などにより実現可能である。
【0056】 元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティPDUデータバッファ116b中のデ
ータ(P1)は、新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティSDUデータバッフ
ァ118bの前方に配置されるというルールがあれば、新たな送信側L2_ARQプロ
トコルエンティティは単にトンネリングされた元のL2_ARQ PDUを含むL2_ARQ S
DUの数、あるいは新たなL2_ARQ PDUの数のみを知らせれば、受信側でL3 PDUと
トンネリングされた元のL2_ARQ PDUとを識別することが可能となる。すなわち
、新たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティは、PDUやSDUをマーキングする
ことなく連結されたL2_ARQ SDUを配送すべき部位を知ることができる。ここで
、新たなL2_ARQプロトコルエンティティに、トンネリングされた元のL2_ARQ P
DUを含む新たなL2_ARQ PDUの数を知らせる機能に加えて、複数のL2_ARQ SDUを
一つのL2_ARQ PDUに連結する機能が具備されていれば、他のルールが必要とな
る。トンネリングされた元のL2_ARQ PDUを含む最後の新たなL2_ARQ PDU中の新
たなL3 PDU全体をカプセル化してはならないというルールである。
【0057】 一方、マーキングを行う場合には2つの異なるアプローチがある。一つはL2_
ARQ PDU種別として、新たなL3 PDUに対応するものと元の送信側L2_ARQプロト
コルエンティティから受信したPDUに対応するものの2つを用意するアプローチ
である。もう一つは、L2_ARQ SDUに1ビットフィールドを付与するアプローチ
である。L2_ARQ SDUが元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティから受信した
ものであれば1にセットし、新たなL3 PDUである場合には0にクリアされるフ
ィールドを用いる。
【0058】 元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティと新たな送信側L2_ARQプロトコル
エンティティとの間、ならびに元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティと新
たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティとの間では、お互いが通信できなけ
ればならない。本発明では、このような通信リンクはトンネリング状態を確立し
なければならない。ここで、通信リンクは複数の物理リンクからなる論理リンク
である。すなわち、L2_ARQネットワークプロトコルエンティティは無線アクセ
スネットワークの種々のノードに存在していても良く、論理リンクは無線アクセ
スネットワークあるいはコアネットワーク中の複数のネットワークノードからな
る複数の物理リンクから構成されていても良い。逆に、双方のプロトコルエンテ
ィティが同一ノード、さらには同一ハードウエア/ソフトウエア(論理リンクが
1つあるいは複数のデバイス要素となるような同一処理デバイス内など(図9参
照))に存在していても良い。また、順序保証型配送を行うためには、元の受信
側L2_ARQプロトコルエンティティは、元のL2_ARQ PDUをきちんと受信し、L3
PDUに連結し、受信側L3プロトコルエンティティに配送したことを新たな受信側
L2_ARQプロトコルエンティティに知らせなければならない。通知を受け取った
後に、新たな受信側L2_ARQプロトコルエンティティはSDUを上位レイヤ(受信側
L3プロトコルエンティティ)に配送することが可能となる。
【0059】 トンネリング状態において、元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティは、
元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティから最後の元のL2_ARQ PDUを受信し
たことを知らなければならない。これに向けて、本発明では、元の送信側L2_AR
Qプロトコルエンティティから元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティに対し
てこのような情報を送信する。
【0060】 これを行う一つの方法は、トンネリングされる元のL2_ARQ PDUが新たな受信
側L2_ARQプロトコルエンティティSDUデータバッファ118bの前方に配置する
とともに、トンネリングされる元のL2_ARQ PDUを含むPDUあるいはSDUの数を知
らせる方法である。これにより、新たなL3 PDUを含むL2_ARQ SDUと元のL2_AR
Q PDUを含むL2_ARQ SDUとを識別することができるため、新たな受信側L2_ARQ
プロトコルエンティティは、トンネリングされる元のL2_ARQ PDUは他には存在
しないということを把握することができる。
【0061】 これを行う別の方法は、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティの最後の
元のL2_ARQ PDUの最大のシーケンス番号を、元の受信側L2_ARQプロトコルエン
ティティに知らせる方法である。ここで、シーケンス番号は、元の送信側L2_AR
Qプロトコルエンティティからもとの受信側L2_ARQプロトコルエンティティに適
切なシグナリングを用いて送信される。これを行うためのアプローチとして下記
に4方法を示す。
【0062】 第一の方法は、制御プロトコルエンティティを介してシーケンス番号を通知す
るものである。元のL2_ARQプロトコルエンティティが制御プロトコルエンティ
ティにシーケンス番号を通知することになる。
【0063】 第二の方法は、シーケンス番号を含む特別なPDU(PDUタイプフィールドで識別
される)を用いて、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティからもとの受信
側L2_ARQプロトコルエンティティに対してシーケンス番号を送信するものであ
る。ここで、特別なPDUはL2_ARQ PDUのトンネリングに先立ち送信される最初の
メッセージとなる。また、この特別なPDUもトンネリングされて送信される。
【0064】 第三の方法は、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティから元の受信側L2
_ARQプロトコルエンティティに送信される最後のトンネリングされた元のL2_AR
Q PDUの後に、特別なPDU(PDUタイプフィールドで識別される)を送信するもの
である。この特別なPDUは、直前のL2_ARQ PDUがトンネリングされた最後のL2_
ARQ PDUであることを示すものであり、トンネリングされて送信される。
【0065】 第四の方法は、シーケンス番号を含む特別なPDU(PDUタイプフィールドで識別
される)を用いて、新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティから新たな受
信側L2_ARQプロトコルエンティティにシーケンス番号を送信するものである。
ここで、特別なPDUはL2_ARQ PDUのトンネリングに先立ち送信される最初のメッ
セージとなる。また、この際には、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティ
から新たな送信側L2_ARQプロトコルエンティティに対して、ならびに新たな受
信側L2_ARQプロトコルエンティティから元の受信側L2_ARQプロトコルエンティ
ティに対して、シーケンス番号が通知されなければならない。
【0066】 トンネリングされたL2_ARQ PDUの最後を受信したという情報は、受信側にお
いて元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティを終了させるために用いられる
。また、受信側でL3 PDUの順序保証型配送を可能とするためにも必要である。
元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティはすべてのデータを受信側L3プロト
コルエンティティに配送しなければならないとともに、新たな受信側L2_ARQプ
ロトコルエンティティが受信側L3プロトコルエンティティにデータ配送を開始
するに先立って、配送完了を通知しなければならない。
【0067】 図6は、本発明におけるハンドオーバシナリオにおけるシグナリングチャート
130を示したものである。図6はUMTSシステムに基づいた例を示しており、ユ
ーザー装置無線リソース制御(User Equipment Radio Resource Control)プロ
トコルエンティティ132(UE RRC)、第一のユーザー装置無線リンク制御(User
Equipment Radio Link Control)プロトコルエンティティ134(UE RLC1)、
第二のユーザー装置無線リンク制御(User Equipment Radio Link Control)プ
ロトコルエンティティ136(UE RLC2)、第一のネットワーク無線リンク制御(
Network Radio Link Control)プロトコルエンティティ140(NW RLC1)、第二
の第一のネットワーク無線リンク制御(Network Radio Link Control)プロトコ
ルエンティティ138(NW RLC2)、第一のネットワーク無線リソース制御(Netw
ork Radio Resource Control)プロトコルエンティティ142(NW RRC1)、第二
のネットワーク無線リソース制御(Network Radio Resouce Control)プロトコ
ルエンティティ144(NW RRC2)を含む。ハンドオーバ時、UE RRCエンティティ
142はセル更新メッセージ146(CELL UPDATE)をNW RRC1エンティティ14
2に送信する。これに応じて、NW RRC1エンティティ142は、構成要求メッセ
ージ148(RRC_RLC_CONFIG.req)を用いてNW RRC2エンティティ144に対して
新たなRLCプロトコルエンティティのセットアップを要求する。
【0068】 そして、NW RRC2エンティティ144は、構成要求メッセージ150(CRLC_CO
NFIG.req)を用いてNW RLC2エンティティ138をセットアップする。NW RLC2
エンティティ138がセットアップされると、NW RRC2エンティティ144は、
構成確認メッセージ152(RRC_RLC_CONFIG.cfm)を用いてNW RRC1エンティティ
142がNW RLC2エンティティ138を起動したことを知らせる。NW RLC1エン
ティティ140は、サスペンド要求メッセージ154(CRLC_SUSPEND.req)をNW R
RC1エンティティ142から受信すると、データの送信を中止し、上述のトンネ
リング状態に入る。
【0069】 次いで、NW RLC1エンティティ140中のセグメンテーションされていないSD
Uは、SDU転送メッセージ156(SDU TRANSFER)を介してNW RLC2エンティティ1
38のSDUバッファに送信される。その後、セル更新確認メッセージ158(CELL
UPDATE CONFIRM)が、NW RLC1エンティティ142からUE RRCエンティティ13
2に送信される。ここで、セル更新確認メッセージ158(CELL UPDATE CONFIRM
)には、NW RLC1エンティティ140中の最後のPDUのシーケンス番号情報が含ま
れる。
【0070】 セル更新確認メッセージ158(CELL UPDATE CONFIRM)を受信すると、UE RRC
エンティティ132は構成要求メッセージ160(CRLC_CONFIG.req)を用いてUE
RLC2エンティティ136をセットアップする。また、UE RLC1エンティティ1
34は、サスペンド要求メッセージ162(CRLC_SUSPEND.req)をUE RRCエンティ
ティ132から受信すると、データの送信を中止し、上述のトンネリング状態に
入る。次いで、UE RLC1エンティティ134中のセグメンテーションされていな
いSDUは、SDU転送メッセージ164(SDU TRANSFER)を介してUE RLC2エンティテ
ィ136のSDUバッファに送信される。その後、セル更新完了メッセージ166(
CELL UPDATE COMPLETE)が、UE RRCエンティティ132からNW RRC1エンティテ
ィ142に送信される。ここで、セル更新完了メッセージ166(CELL UPDATE C
OMPLETE)には、UE RLC1エンティティ134中の最後のPDUのシーケンス番号情
報が含まれる。
【0071】 この時点で、UE RLC1エンティティ134とNW RLC1エンティティ140との
間でのデータ転送は行われていない。すなわち、UE RLC2エンティティ136と
NW RLC2エンティティ138とがデータ転送を行っている。しかしながら、UE R
LC1エンティティ134中に残っているデータは、UE RLC1エンティティ134
がトンネリング要求メッセージ168 (CRLC_TUNNELING.req)をUE RRCエンティ
ティ132から受信した時点で、UE RLC2エンティティ136を介してトンネリ
ングされる。
【0072】 同様に、NW RLC1エンティティ140中に残っているデータは、NW RLC1エン
ティティ140がトンネリング要求メッセージ170 (CRLC_TUNNELING.req)をN
W RRCエンティティ142から受信した時点で、NW RLC2エンティティ138を
介してトンネリングされる。ここで、トンネリングを開始するにあたっては、正
しく受信されているPDUをトンネリングしないように、状態レポートをやり取り
することが望ましい。すなわち、UE RLC1エンティティ134が状態レポートメ
ッセージ172(STATUS)をNW RLC1エンティティ140に送信し、NW RLC1エン
ティティ140が状態レポートメッセージ174(STATUS)をUE RLC1エンティテ
ィ134に送信する。この際、状態レポートメッセージ172には、UE RLC1エ
ンティティ134中の最後のPDUのシーケンス番号情報が含まれており、状態レ
ポートメッセージ174には、NW RLC1エンティティ140中の最後のPDUのシ
ーケンス番号情報が含まれている。
【0073】 UE RLC1エンティティ134中のすべてのデータがトンネリングされて正しく
送信されると、UE RLC1エンティティ134は構成通知メッセージ176(CRLC_
CONFIG.ind)を用いてUE RRCエンティティ132に送信完了を通知する。これに
応じて、UE RRCエンティティ132は構成要求メッセージ180(CRLC_CONFIG.r
eq)を用いてUE RLC1エンティティ134を解放する。同様に、NW RLC1エンテ
ィティ140中のすべてのデータがトンネリングされて正しく送信されると、NW
RLC1エンティティ140は構成通知メッセージ178 (CRLC_CONFIG.ind)を用
いてNW RRCエンティティ142に送信完了を通知する。これに応じて、NW RRC1
エンティティ142は構成要求メッセージ182(CRLC_CONFIG.req)を用いてNW
RLC1エンティティ140を解放する。
【0074】 ここで、順序保証型の配送が必要な場合には、UE RLC2エンティティ136と
NW RLC2エンティティ138とは、それぞれすべてのUE RLC1 PDUやすべてのNW
RLC1 PDUを受信したことを知らなければならない。すべての受信が完了した時
点で、UE RLC2エンティティ136とNW RLC2エンティティ138は、それぞれ
UE RLC2 SDUやNW RLC2 SDUを上位レイヤに配送できる。
【0075】 また、サスペンド要求メッセージ154(CRLC_SUSPEND.req)とサスペンド要求
メッセージ162(CRLC_SUSPEND.req)といった呼び方は誤解を与え得る言葉であ
ることに注意されたい。プロトコルエンティティのサスペンドの後には、レジュ
ームがなされることが一般であるためである。これに対して、図6に示した例で
は、RLC1エンティティ134と140はレジュームすることはなく、トンネリ
ング状態に入る。
【0076】 図7は、L2_ARQが無線リンク制御(RLC)プロトコルエンティティであるような
場合のL2_ARQ通知確認モードデータ(AMD) PDU190のフォーマットを示した
ものである。AMD PDU190には、PDUがAMD PDUあるいは制御PDUであることを示
すデータ/制御(D/C)ビット192、シーケンス番号(SN)フィールド194
、ポール(P)ビット196、ヘッダ圧縮(H)ビット198、1つあるいは複数
の拡張(E)ビット200、ゼロあるいは1以上の長さ指定フィールド202、
1つあるいは複数のデータセグメント204、パディング(PAD)やピギーバッ
クされた状態PDU(STATUS PDU)を含むオプションフィールド206を含む。こ
れらの中で、拡張ビット200と長さ指定フィールド202とが本発明に特に関
係する。拡張ビット200aは、次のフィールドがデータであるか長さ指定であ
るかを示すビットである。長さ指定フィールド202は、PDUにおいて連結ある
いはパディングが生じたときに用いられ、連結あるいはパディングが開始された
ことを示す。連結が生じた場合には、長さ指定フィールド202で、2つの上位
レイヤセグメント間の境界が示される。パディングが生じた場合には、長さ指定
フィールド202には特定の値が割り当てられる。拡張ビット200bは、次の
オクテットが長さ指定フィールドであるときにセットされる。長さフィールド2
02は、データとパディングとの間の境界を示す。
【0077】 この際、長さ指定フィールド202の一つは、データセグメント204がトン
ネリングされたRLC PDUあるいはL3 PDUを含むか否かを示すためにも用いられる
。トンネリングされたRLC PDUの伝送を示すために、長さ指定フィールド202
に特定の予約された値が割り当てられる。
【0078】 図8は、L2_ARQが無線リンク制御(RLC)プロトコルエンティティであるような
場合のL2_ARQ制御PDU220のフォーマットを示したものである。制御PDU22
0は、PDUがAMD PDUであるか制御PDUであるかを示すデータ/制御(D/C)ビット
222、制御メッセージの種類を示すPDUタイプフィールド224、予約フィー
ルド226、制御メッセージの種類に依存するゼロあるいは1以上の特定制御フ
ィールド228、制御PDU220の残部を埋めるパッディング(PAD)230から
構成される。制御PDU220は、元の送信側L2_ARQプロトコルエンティティにお
けるセグメンテーションされた未送信L2_ARQ PDUの最後のシーケンス番号を、
元の受信側L2_ARQプロトコルエンティティに伝送するために用いられる。制御
メッセージは、新たなL2_ARQリンクを介してトンネリングされる元のL2_ARQリ
ンクのPDUとして、あるいは元のL2_ARQプロトコルエンティティと新たなL2_AR
Qプロトコルエンティティとの間でシーケンス番号が通知される場合の新たなL2
_ARQリンクのPDUのどちらかとして定義される。このような制御メッセージを定
義するために、PDUタイプフィールド224に特別な値が含まれ、特定制御フィ
ールド228にはシーケンス番号が含まれる。
【0079】 ここで、上述のハンドオーバシナリオに関連するシグナリングは、関連するメ
モリデバイスに蓄積されたあるいは転送された命令に基づいて動作するプロセッ
サによって制御されることに注意されたい。すなわち、図9において、上述のプ
ロトコルエンティティのそれぞれは、お互いがバス218で接続された少なくと
も一つのプロセッサ(P)212、メモリ(M)214、入出力(I/O)デバイス
216を備える関連する処理デバイス210に実装され、上述のハンドオーバシ
ナリオに関連するシグナリングが実行される。
【0080】 本発明は、ここで記した特定の実施形態の範囲に制約されるものではない。当
業者であれば、上述の記述や添付図面から、ここで記した実施形態のみならず、
種々の修正が可能であることが理解されよう。すなわち、このような修正も、特
許請求の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コアネットワーク(CN)、無線アクセスネットワーク(RAN)、複数の移動局
(MS)とを含む一般的な移動セルラーシステムを示す図である。
【図2】 本発明のセルラー移動通信システムにおいて用いられる種々の階層レイヤの中
での特定のプロトコルを示すための一般的なプロトコルスタックを示す図である
【図3】 本発明のハンドオーバシナリオあるいはL2_ARQプロトコル再構成におけるMS
とCNとの間で高信頼リンクを提供する方法に関連するCN、2つの異なるRAN、MS
を含むセルラー移動通信システムを示す図である。
【図4】 エアインタフェースを介して2つのL2_ARQプロトコルエンティティ間でやり
取りされるデータのフローチャートである。
【図5】 本発明のハンドオーバあるいはL2_ARQプロトコル再構成が生じた後に、エア
インタフェースを介して2つの新たなL2_ARQプロトコルエンティティ間でやり
取りされるデータのフローチャートである。
【図6】 本発明のハンドオーバシナリオにおけるシグナリングチャートを示す図である
【図7】 本発明のL2_ARQ確認通知モードデータ(AMD)PDUのフォーマットを示す図で
ある。
【図8】 本発明のL2_ARQ制御PDUのフォーマットを示す図である。
【図9】 本発明の移動通信システムにおけるハンドオーバあるいはプロトコル再構成に
関連するシグナリングを実装するプロトコルエンティティ処理デバイス例を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 セデルストレム, ラウル フィンランド国 キュルクスレット エフ アイエヌ−02400, ロニハグスヴェーゲ ン 30エー (72)発明者 ラトニー, ベラ スウェーデン国 マルメ エス−214 40, キヴィクスガタン 8シー (72)発明者 サフス, ヨアキム ドイツ国 アーヘン デー−52066 オッ ペンホファーレ 141 Fターム(参考) 5K033 AA05 DA19 5K067 AA11 BB04 CC08 DD11 EE04 EE10 EE16 FF02 HH23 HH28 JJ39 KK15 【要約の続き】 ヤープロトコルエンティティ及び第2の受信リンクレイ ヤープロトコルエンティティを介してトンネルされる。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信システムにおいて第1のリンクレイヤプロトコルエン
    ティティペアから第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアに切り換える
    際に高信頼リンクを提供する方法であって、前記第1のリンクレイヤプロトコル
    エンティティペアは、データをセグメンテーションし、セグメンテーションされ
    たデータを送信する第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと、前記第
    1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記セグメンテーションされ
    たデータを受信し、前記受信したセグメンテーションされたデータに対して確認
    通知を行う第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを含み、前記第2
    のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、データをセグメンテーションし
    、セグメンテーションされたデータを送信する第2の送信リンクレイヤプロトコ
    ルエンティティと、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記セグメンテーションされたデータを受信し、前記受信したセグメンテーション
    されたデータに対して確認通知を行う第2の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティとを含む方法が、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティへのデータ送信をサスペンドする工程と、 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティへのデータ送信を開始する工程と、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中で確認通知を受信して
    いないセグメンテーションされたデータを、前記第1の送信リンクレイヤプロト
    コルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、
    前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレ
    イヤプロトコルエンティティとを介してトンネリングする工程と を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の未送
    信でセグメンテーションされていないデータを、前記第1の送信リンクレイヤプ
    ロトコルエンティティから前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ
    に転送する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の未送
    信でセグメンテーションされていないデータをセグメンテーションする工程と、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の未送信でセグメンテ
    ーションされたデータを、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ
    から前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにトンネリングして転
    送する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中のセグ
    メンテーションされたデータを連結する工程と、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の連結されセグメンテ
    ーションされたデータを、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ
    から前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティに転送する工程とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なく
    とも一つの第1の制御プロトコルエンティティによって制御され、前記第2のリ
    ンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なくとも一つの制御プロトコルエン
    ティティによって制御され、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティテ
    ィから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ伝送は、
    少なくとも一つの前記第1の制御プロトコルエンティティによってサスペンドさ
    れ、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ転送は、少なくとも一つの前記第
    2の制御プロトコルエンティティによって開始されることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティと前
    記少なくとも一つの第2の制御プロトコルエンティティとは、同一の制御プロト
    コルエンティティであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記
    第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイ
    ヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティテ
    ィとを介して、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータ
    をトンネリングするのに先立ち、前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティに状態メッセー
    ジを送信する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記
    第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイ
    ヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティテ
    ィとを介して、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータ
    がトンネリングされたことを、前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
    ティに通知する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なく
    とも一つの第1の制御プロトコルエンティティによって制御され、前記第2のリ
    ンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なくとも一つの制御プロトコルエン
    ティティによって制御され、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認通知を受信して
    いない最後のデータセグメントのシーケンス番号を、前記少なくとも一つの第1
    の制御プロトコルエンティティから前記少なくとも一つの第2の制御プロトコル
    エンティティに送信し、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティか
    ら前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リン
    クレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエン
    ティティとを介して、前記確認通知を受信していないデータセグメントがトンネ
    リングされたことを、前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通
    知する工程をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは少な
    くとも一つの第1の制御プロトコルエンティティによって制御され、前記第2の
    リンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なくとも一つの第2の制御プロト
    コルエンティティによって制御され、 前記少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティから前記少なくとも
    一つの第2の制御プロトコルエンティティに、トンネリングされ確認通知を受信
    していないセグメンテーションされたデータの数を送信し、前記第1の送信リン
    クレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエ
    ンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2
    の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信してい
    ないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを前記第1の受
    信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する工程をさらに備えることを特
    徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータ
    をトンネリングするのに先立ち、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第1の
    送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認通知を受信していない最後の
    データセグメントのシーケンス番号を送信し、前記第1の送信リンクレイヤプロ
    トコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに
    、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンク
    レイヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないのセグメ
    ンテーションされたデータがトンネリングされたことを前記第1の受信リンクレ
    イヤプロトコルエンティティに通知する工程とをさらに備えることを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーシ
    ョンされた最後のデータに続いて、一つ前のトンネリングされ確認通知を受信し
    ていないセグメンテーションされたデータが最後のトンネリングされ確認通知を
    受信していないセグメンテーションされたデータであることを示すメッセージを
    、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに送信し、前記第1の送信リンクレイヤプロト
    コルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、
    前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレ
    イヤプロトコルエンティティとを介して、確認通知を受信していないセグメンテ
    ーションされたデータがトンネリングされたことを前記第1の受信リンクレイヤ
    プロトコルエンティティに通知する工程とをさらに備えることを特徴とする請求
    項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデ
    ータのトンネリングに先立ち、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティ
    ティ中の確認通知を受信していない最後のデータセグメントのシーケンス番号を
    含むメッセージを、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに送信し、前記第1の送信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコル
    エンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第
    2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、前記確認通知を受信
    していないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを前記第
    1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する工程とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記メッセージ送信に先立ち、前記第1の送信リンクレイヤ
    プロトコルエンティティから前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティテ
    ィに前記シーケンス番号をシグナリングする工程と、 前記メッセージ送信に続いて、前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに前記シーケン
    ス番号をシグナリングする工程とをさらに備えることを特徴とする請求項13に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、トンネリングされ確認通
    知を受信していないセグメンテーションされたデータの数を送信し、前記第1の
    送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロ
    トコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと
    前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、前記確認通知
    を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを
    前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する工程とをさらに
    備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記データ数の送信に先立ち、前記第1の送信リンクレイヤ
    プロトコルエンティティから前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティテ
    ィに前記トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションされた
    データの数をシグナリングする工程と、 前記データ数の送信に続いて、前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに前記トンネリ
    ングされ確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータの数をシグ
    ナリングする工程とをさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、トンネリングされ確認通
    知を受信していないセグメンテーションされたデータ量を含むメッセージを送信
    し、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコル
    エンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して
    、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリン
    グされたことを前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する
    工程とをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは少な
    くとも一つの第1の制御プロトコルエンティティによって制御され、前記第2の
    リンクレイヤプロトコルエンティティペアは少なくとも一つの第2の制御プロト
    コルエンティティによって制御され、 前記少なくとも一つの第1の制御プロトコルエンティティから前記少なくとも
    一つの第2の制御プロトコルエンティティに、トンネリングされ確認通知を受信
    していないセグメンテーションされたデータ量を送信し、前記第1の送信リンク
    レイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエン
    ティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の
    受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、前記確認通知を受信して
    いないセグメンテーションされたデータがトンネリングされたことを前記第1の
    受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する工程をさらに備えることを
    特徴とする請求項8に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレ
    イヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
    ティとを介して、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデー
    タがトンネリングされたことを、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリング
    する工程と、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエ
    ンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、
    前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリング
    されたことを示すメッセージを、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティから前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに送信する工程
    と、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエ
    ンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティとを介して、
    前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータがトンネリング
    されたことを、前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第
    1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティにシグナリングする工程と をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデ
    ータのすべてをトンネリングした後に、前記第1のリンクレイヤプロトコルエン
    ティティペアを終了する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 所定の時間の経過後、前記第1のリンクレイヤプロトコルエ
    ンティティペアを終了する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティから前記第
    2のリンクレイヤプロトコルエンティティへの前記切り換えは、前記移動通信シ
    ステムにおけるハンドオーバに起因するものであることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティから前記第
    2のリンクレイヤプロトコルエンティティへの前記切り換えは、前記移動通信シ
    ステムにおけるプロトコル再構成に起因するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、前
    記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと同一のプロトコルを用いる
    ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、前
    記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと異なるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、前
    記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアとは異なるプロトコルを用い
    ることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに、前記第2の送信リンクレ
    イヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティ
    ティとを介して、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中の確認
    通知を受信していないセグメンテーションされたデータをトンネリングする前記
    工程は、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の送信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに前記確認通知を受信していないセグメンテー
    ションされたデータを送信する工程と、 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに前記確認通知を受信していないセグメンテー
    ションされたデータを送信する工程と、 前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティに前記確認通知を受信していないセグメンテー
    ションされたデータを送信する工程から構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前
    記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへの送信に先立ち、前記確認
    通知を受信していないセグメンテーションされたデータをマーキングする工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 通知確認モードデータプロトコルデータユニット中の長さ指
    定フィールドを用いて、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされ
    たデータをマーキングすることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 制御プロトコルデータユニット中の特別なフィールドを用い
    て、前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデータをマーキン
    グすることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記確認通知を受信していないセグメンテーションされたデ
    ータは、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受
    信リンクレイヤプロトコルエンティティに所定の通信リンクを介して送信される
    ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 順序保証型配送を行うために、前記確認通知を受信していな
    いセグメンテーションされたデータは、上位レイヤデータに先立ち、前記第2の
    送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受信リンクレイヤプロ
    トコルエンティティに送信されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティにおい
    て、トンネリングされ確認通知を受信していないセグメンテーションされたデー
    タと、確認通知を受信したセグメンテーションされたデータとを結合する工程と
    、 前記結合されたセグメンテーションされたデータを連結する工程と をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記連結された結合データを上位レイヤプロトコルエンティ
    ティに直接送信する工程をさらに備えることを特徴とする請求項33に記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 前記連結された結合データを上位レイヤプロトコルエンティ
    ティに前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティを介して送信する工
    程をさらに備えることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】 順序保証型配送を行うために、前記第2の受信リンクレイヤ
    プロトコルエンティティが上位レイヤプロトコルエンティティにデータを送信す
    るに先立って、前記連結された結合データを前記上位レイヤプロトコルエンティ
    ティに送信する工程をさらに備えることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  37. 【請求項37】 順序保証型配送を行うために、すべての前記連結された結合
    データが前記上位レイヤプロトコルエンティティに送信されたことを前記第2の
    受信リンクレイヤプロトコルエンティティに通知する工程をさらに備えることを
    特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと前記
    第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアとは、自動再送要求プロトコル
    エンティティであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  39. 【請求項39】 移動通信システムにおいてリンクレイヤプロトコルエンティ
    ティペア間で切り換えが生じた際に高信頼リンクを提供する装置であって、 データをセグメンテーションし、セグメンテーションされたデータを送信する
    第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと、前記第1の送信リンクレイ
    ヤプロトコルエンティティから前記セグメンテーションされたデータを受信し、
    受信したセグメンテーションされたデータに対して確認通知を行う第1の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティとを含む第1のリンクレイヤプロトコルエン
    ティティペアと、 データをセグメンテーションし、セグメンテーションされたデータを送信する
    第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと、前記第2の送信リンクレイ
    ヤプロトコルエンティティから前記セグメンテーションされたデータを受信し、
    受信したセグメンテーションされたデータに対して確認通知を行う第2の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティとを含む第2のリンクレイヤプロトコルエン
    ティティペアとを備え、 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、前記第1のリンクレ
    イヤプロトコルエンティティペアから前記第2のリンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティペアへの切り換え時において、前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエ
    ンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ
    送信をサスペンドするように構成され、 前記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、前記第1のリンクレ
    イヤプロトコルエンティティペアから前記第2のリンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティペアへの切り換え時において、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエ
    ンティティから前記第2の受信リンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ
    送信を開始するように構成され、 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアと前記第2のリンクレイ
    ヤプロトコルエンティティペアとは、前記第1のリンクレイヤプロトコルエンテ
    ィティペアから前記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアへの切り換
    えの後に、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中で確認通知を受信
    していないセグメンテーションされたデータを、前記第1の送信リンクレイヤプ
    ロトコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティ
    に、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リン
    クレイヤプロトコルエンティティとを介してトンネリングするように構成される
    ことを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 移動通信システムにおいて第1のリンクレイヤプロトコルエ
    ンティティペアから第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアへの切り換
    えが生じた際に高信頼リンクを提供するシステムであって、 前記第1のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは、データをセグメンテ
    ーションし、セグメンテーションされたデータを送信する第1の送信リンクレイ
    ヤプロトコルエンティティと、第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ
    から前記セグメンテーションされたデータを受信し、受信した前記セグメンテー
    ションされたデータに対して確認通知を行う第1の受信リンクレイヤプロトコル
    エンティティとを含み、前記第2のリンクレイヤプロトコルエンティティペアは
    、データをセグメンテーションし、セグメンテーションされたデータを送信する
    第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと、第2の送信リンクレイヤプ
    ロトコルエンティティから前記セグメンテーションされたデータを受信し、受信
    した前記セグメンテーションされたデータに対して確認通知を行う第2の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティとを含むシステムは、 少なくとも一つのプロセッサ読み出し可能なキャリアと、 前記少なくとも一つのキャリアで実行される命令であって、命令は少なくとも
    一つのプロセッサによって少なくとも一つのキャリアから読み出されるように構
    成され、少なくとも一つのプロセッサに、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第1の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ送信をサスペンドし、 前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティから前記第2の受信リ
    ンクレイヤプロトコルエンティティへのデータ送信を開始し、 前記第1の送信リンクレイヤプロトコルエンティティ中で確認通知を受信し
    ていないセグメンテーションされたデータを、前記第1の送信リンクレイヤプロ
    トコルエンティティから前記第1の受信リンクレイヤプロトコルエンティティに
    、前記第2の送信リンクレイヤプロトコルエンティティと前記第2の受信リンク
    レイヤプロトコルエンティティとを介してトンネリングするように動作させるよ
    うな命令と を備えることを特徴とするシステム。
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