JP2009535543A - 自動閉鎖式のドアその他特にガラスドアその他のための蝶番構造物および該構造物を備えた集成体 - Google Patents

自動閉鎖式のドアその他特にガラスドアその他のための蝶番構造物および該構造物を備えた集成体 Download PDF

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Abstract

自動閉鎖式のドアその他の蝶番構造物(1)が、ドア(P)の枠(T)に取りつけることのできる第一の固定要素(2)、ドア(P)に取りつけることのできる第一の可動要素(3)を有する。可動要素(3)は、長さ方向軸(X)の回りに、ドア開放位置とドア閉鎖位置との間で回転するために、第一の固定要素(2)に旋回式に取りつけられる。構造物(1)は、さらに、開放時にドア(P)が閉鎖位置に自動的に戻るように第一の可動要素(3)に作用する閉鎖手段(4)、閉鎖手段(4)によって生じる運動に対抗しこれを減衰させるために第一の可動要素(3)に作用する液圧減衰手段(5)を有する。閉鎖手段(4)および液圧減衰手段(5)は、第一の固定要素(2)の内部に配置された第一の動作室(6)内に収容される。一つの集成体が前記蝶番構造物を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアその他のための蝶番および懸垂装置の分野での用途を見出すものであり、特に、自動閉鎖式のドアのための蝶番構造物に関する。
本発明の蝶番構造物は、任意の種類のドア、窓またはシャッター、特にガラスドアの自動閉鎖が、これらが水平であろうと、垂直であろうと、確実になされるようにできるものである。
本発明は、さらに、そのような蝶番構造物を備えた集成体にも関する。
自動閉鎖式のドアその他特にガラスドアその他のための蝶番構造物は、当業者に公知である。
これらの先行技術の蝶番構造物は、公知のように、ドアの枠に取りつけられる固定要素、ドアに取りつけられ、かつ、ドア開放位置とドア閉鎖位置との間での長さ方向軸のまわりの回転のために前記固定要素に旋回式に取りつけられる第一の可動要素、を有する。
これらの先行技術の蝶番構造物は、さらに、ドアの開放時に、ドアを前記閉鎖位置に自動的に戻すための手段をも有する。
これらの先行技術の蝶番構造物は、いくつかの周知の欠点を有する。
第一の欠点は、その大きな寸法、大きな重量および大きな費用である。それは、多くの異なる部品からなるためであり、また、多くのこれらの部品のために、組み立てと保守が複雑になるためである。
さらに、先行技術の蝶番構造物は、汎用性がなく、取りつけられるドアまたは枠が変わると、交換またはとにかく調節する必要がある。
また、これらの先行技術の蝶番構造物は、開放および閉鎖時の、ドアの制御された動きを保証しない。この問題は、特に、ガラスドアの場合に強く感じられる。ガラスドアの閉鎖と開放の動きは、このドア自身の元に戻せない損傷を避けるために、滑らかでなければならないからである。
しかし、これらの先行技術の構造物の挙動は、該構造物に取りつけられるドアの質量によって大きな影響を受ける。
さらに、動作において、これらの先行技術の蝶番構造物は、その閉鎖位置が変化しやすい。これは不便を生じ、また大きな保守費用が必要になる。
さらに、公知の構造物は、開放時に、ドアの自動閉鎖運動を可能にするものではない。
本発明の主目的は、高い性能、簡単な構成および低費用という特性を有する、簡単かつ便利な保守を可能にする蝶番構造物を提供することによって、前記欠点を排除することである。
本発明の一つの目的は、解放位置からのドアの自動閉鎖を可能にする蝶番構造物を提供することである。
一つの個別目的は、蝶番構造物が取りつけられたドアの制御された運動を可能にする前記蝶番構造物を提供することである。
もう一つの目的は、重いドアおよび窓を、その挙動を変化させることなく、また調節の必要なしで、支持することのできる蝶番構造物を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、最小限の数の部品を有し、いろいろな形状と寸法の多数の外被(shell)に適合させることのできる蝶番構造物を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、時間的に変化しない閉鎖位置を維持できる蝶番構造物を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、急激に引いた場合でも閉鎖運動に抵抗を生じない高度に安全な蝶番構造物を提供することである。
前記およびその他の目的は、以下でより詳しく説明するように、請求項1に定義する蝶番構造物によって達成される。
好ましくは、閉鎖手段は、第一の動作室内に保持することができ、液圧減衰手段は、第一の動作室内、またはこれとは異なる第二の動作室内に保持することができる。
もう一つの側面において、本発明は、請求項20に定義する、自動閉鎖式ドアその他のための蝶番集成体に関する。
本発明の好ましい実施形態を、従属請求項に定義する。
本発明のその他の特徴と利点とは、以下に示す、添付の図面を参照しつつなされる、本発明の蝶番構造物と集成体のいくつかの好ましい非排他的な実施形態の詳細な説明を読むことによって、さらにはっきりするであろう。これらの実施形態は非限定的な例として述べるものである。
これらの図面には、全体を数字1で示す自動閉鎖式のドアその他のための蝶番構造物の実施形態が示されており、この構造物は、好ましくはガラスドアに取りつけることができるが、取りつけ対象はガラスドアのみには限定されない。
すべての実施形態において、蝶番構造物1は、主として、ドアPの枠Tに取りつけられる固定要素2と、ドアPに取りつけられる可動要素3とから成る。可動要素3は、ドア開放位置とドア閉鎖位置との間で、第一の回転軸Xの回りに回転させるために、固定要素2に旋回式に取りつけられる。
蝶番構造物1は、さらに、全体を数字4で示す閉鎖手段と、全体を数字5で示す液圧減衰手段とを有し、この減衰手段は、ここに示す実施形態の場合、所定量の油を有するようにできるが、それのみに限定されるものではない。
閉鎖手段4は、開放時に、ドアを閉鎖位置に自動的に戻すために、第一の可動要素3に対して作用する。また、液圧減衰手段5は、閉鎖手段4によって生じる運動に対抗し、これを減衰させるために、要素3に対して作用する。
ここで述べるすべての実施形態に共通の本発明の独自の特徴は、閉鎖手段4と液圧減衰手段5とが固定要素2内の少なくとも一つの第一の動作室6内に保持される、ということである。
この構成により、ドアの制御された旋回式運動を可能にする蝶番構造物が得られる。すなわち、ドアがドア開放位置にあるとき、閉鎖手段4が可動要素3に作用して、トルクを生じ、ドアPを軸Xの回りにその閉鎖位置まで回転させる。他方、液圧減衰手段5は、常に、可動要素3に作用して、閉鎖手段4によって生成されるトルクに対抗する抵抗トルクを生じる。
本発明の蝶番構造物は、また、大きな安全性を与える。この構造物は、急激に引っ張られた場合でも、閉鎖運動に抵抗を与えないからである。そのため、不注意な使用者特に子供を傷つけることがない。ドアに及ぼされる力の如何に関わらず、ドアはいつでも滑らかにドア閉鎖位置に戻り、したがって子供にとっての安全性を与える。
本発明の蝶番構造物は、また、特に、効率的かつ経済的である。というのは、高い水分含有率および水分の通過がある厳しい条件下での使用の場合でも、初期特性を経時変化しないまま保つことができるからである。
さらに、閉鎖手段4と液圧減衰手段5とが固定要素2内の少なくとも一つの第一の動作室6内に完全に収容されるという構造のため、この蝶番構造物1は、特に取り扱いに便利であり、寸法が小さく、必要なスペースが最小限に抑えられる。したがって、その取りつけには、なんら特別な石材加工または空隙作り作業のようなことの必要がない。添付の図面に示すように、構造物1は、ドアの枠(または壁)に取りつけられ、この取りつけは、ドアの垂直方向に沿って、床の高さ、または固定要素が取りつけられる壁の高さよりも上になされる。
閉鎖手段4は、第一の可動要素3と一体で、第一の大体平坦な接触面16を有する第一のカム要素11と、第一のプランジャー要素12とを有する。このプランジャー要素12は、前記第一の動作室6内で、ドア開放位置に対応する圧縮端行程位置と、ドア閉鎖位置に対応する伸長端行程位置との間で、横方向軸Yに沿って動くことができる。プランジャー要素12は、カム要素11の面16と接触係合することのできる前面17を有する。
本発明においては、第一のカム要素11の第一の接触面16は、長さ方向軸Xから、所定の距離gだけずらされて、プランジャー要素12の前面17が、その伸長端位置において、前記長さ方向軸Xを通り過ぎたところに配置されるようになっている。
この構成により、ドアの閉鎖運動に対する良好な制御が与えられる。実際、長さ方向軸Xに対する接触面16のずれにより、ドアの自動閉鎖が可能になる。すなわち、ドアPが閉鎖されるとき、図8b、22および31に示すような完全な開放位置から出発して、軸Xと面16との間の距離gのおかげで、ピストン要素12の前面17が、(数度の回転のあと)ただちに、面16と相互作用しはじめ、したがってドアPを、図7a、20および29に示すようなドア閉鎖位置まで回転させる。
本発明の、第一の好ましい非排他的実施形態を、図2〜8に示す。この実施形態においては、ただ一つの動作室6が存在し、これが閉鎖手段4と液圧減衰手段5とを収容している。
この実施形態においては、図4aおよび4bに示すように、固定要素2は、穴8、8´、8´´、8´´´に挿入されたねじによって、枠Tに取りつけられる基部7によって定められ、可動要素3は、ねじ10、10´によって固定される二つの半外被9、9´から成ることができる。
好ましくは、閉鎖手段4は、図5aにはっきり示す、カム要素11を有することができ、このカム要素11は、可動要素3と一体に軸Xの回りに旋回することができ、また図5cにはっきり示す、プランジャー要素12と協働することができる。このプランジャー要素は、動作室6内を長さ方向に動くことができる。
ここで使用する“カム”という言葉は、円運動を直線運動に変換するのに適した任意の形状の機械要素を示すものとする。
この実施形態の場合、好ましくは、プランジャー要素12は、長さ方向軸Xによって定められる直線に大体垂直な直線Yに沿って運動し、最小スペース要件が満たされる。図7および8にはっきり示すように、直線Yは円筒形動作室6の軸によって定められる。
図5aにはっきり示すように、ピン13が固定要素2に備えられ、軸Xを定める。ピン13は、固定要素2の円筒形受け穴24に備えなければならない。このピンは、カム要素11を定める適当な形状の中央部14と、可動要素3に連結される側部15、15´を有する。この構成により、カム11は可動要素3と一体になって回転する。
カム要素11は、ピン13の中央部14によって定められ、大体平坦な面16を有する。この面は、軸Xに平行で、プランジャー要素12の前面17に対向接触する。面16は、軸Xの回りに回転することにより、プランジャー要素12の前面17と相互作用して、該要素の直線dに沿う直線運動を引き起こす。そのために、動作室6と円筒形受け穴24が、ピン13の面16とプランジャー要素12の前面17との間の接触領域で相互連絡している。
図5bにはっきり示すように、好ましくは、面16は、1〜6 mm好ましくは1〜3 mmより好ましくは約2 mmの軸Xからの距離gを有する。この距離により、ドアの閉鎖運動は完全に自動的になる。
図5cに示すように、プランジャー要素12は、対抗ばね18、固定キャップ19、カバー円筒20および逆止め弁21から成る。この逆止め弁は、以下で詳しく説明するように、室6内の油5の流れを制御するための手段を定める。前記各要素の全体は、“集成”されて、ガスケット22の使用により、動作室6に装入され、固定キャップ19がプランジャー要素の底壁を定める。
容易にわかるように、逆止め弁21は、たとえば図4bに示すように、カバー円筒20内に取りつけることもできる。その場合、プランジャー要素12の前面17は、カバー円筒20の前面23によって定められる。
図7a、7b、8aおよび8bにはっきり示すように、プランジャー要素12の前面17を定める該要素の端壁32は、動作室6を第一および第二の可変容積区画室33、34に分割することができる。これらの区画室は、隣り合っており、流体によってつながっている。対抗ばね18は、第一の区画室33内に配置されている。
本発明の蝶番構造物のこの実施形態は、非常に簡単に取りつけることができる。取りつけ手順は、簡単に実行される。すなわち、固定要素2の円筒形受け穴24にピン13をはめ合わせ、ピン13の面25、25´を半外被9´の受け穴26、26´に挿入することによってピン13の側部15、15´を可動要素3に連結し、油シール27、27´を、存在する場合にはスラスト軸受け28、28´およびスラスト軸受け支持体29、29´を、受け穴24に挿入し、ねじ30、30´を使用してピン23を外被9´に取りつけ、半外被9と半外被9´とをねじ10、10´によって固定合体させる。前記のように集成されたプランジャー要素12を、その動作室6に挿入し、固定キャップ19を締めつける。
前記のような集成手順は、閉鎖手段4が発生させる閉鎖運動の液圧減衰のために、動作室6内に油を投入することによって完了する。そのために、図4aに示すように、貫通穴31を固定要素2に作りつけて、動作室6と外部環境との間の連絡を可能にする油投入流路を定められるようにすることができる。容易にわかるように、室6に投入される油の量とこの室の容積とは、動かすべきドアPの質量に応じて変えることができる。
この蝶番構造物1の動作を、図7a、7b、8aおよび8bに示す。
ドア閉鎖位置では、図7aに示すように、ピン13の平坦面16とプランジャー要素12の前面17とが、実質的に平行に、互いに接触する。対抗ばね18は、円筒20とキャップ19との間であらかじめ圧縮されている。この位置においては、油5の実質的に全量が、最大容積状態にある第一の可変容積区画室33内にある。また、対抗ばね18はその最大伸長状態にある。
使用者が、外力ELを加えることにより、ドアPを開けると、ドアPは、図7bに示すように、ドア閉鎖位置からドア開放位置に向かって、矢印F1の向きに動く。この運動により、ピン13の平坦面16は軸Xの回りに回転し、したがってプランジャー要素12の前面17と相互作用して、対抗ばね18を圧縮する。ピン13の平坦面16とプランジャー要素12の前面17とは、角αだけ傾いており、この角はドアが開きつつあるときには、増大する。このとき、プランジャー要素12の端壁32は、直線Yに沿って、Vの向きに変位する。同時に、隔壁32の動作により、油5は、容積が減少する第一の隔室33から、この減少にしたがって容積が増大する第二の隔室34に、逆止め弁21の開口部35を通って移動する。
この実施形態の場合、逆止め弁21は、端壁32の細長い延長部36によって定められる。この延長部は、円筒形動作室6と同心の、常時開タイプのものである。すなわち、ドアが開放されつつあるとき、油5の第一の区画室33から第二の区画室34への通過を可能にし、ドアが閉鎖されつつあるとき、この油が逆流することを防ぐ。
図8aは、完全に開放されたドア開放位置を示す。この位置においては、ピン13の平坦面16とプランジャー要素12の前面17とは、互いに直交している。この図に示すように、実質的に油5の全量が、最大容積の状態にある第二の可変容積区画室34内にあり、このとき、第一の区画室33は最小容積の状態にある。また、対抗ばね18は、その最大圧縮位置にあり、これはその最小伸長状態に対応する。
使用者が完全に開いたドア開放位置からドアPを回転させると、あるいは同じことであるが、使用者がドアを部分ドア開放位置からドアを解放すると(すなわち、もはや外力ELがドアに作用しないと)、閉鎖手段4は、可動要素3に作用しはじめ、ドアPを閉鎖位置まで自動的に戻す。同時に、液圧減衰手段5が可動要素3に作用しはじめ、閉鎖手段4が発生させる閉鎖運動に対抗し、これを減衰させる。
図8bは、この状態を示している。すなわち、ドアPが、矢印F2の向きのドア閉鎖時の部分ドア開放位置にある。この位置において、ピン13の平坦面16とプランジャー要素12の前面17とは、角αだけ傾いており、この角はドアが閉鎖しつつあるとき、減少する。それまで圧縮されていたばね18は、プランジャー要素12の前面17をピン13の面16に向かって押し、したがって面16と17とが相互に摺動し、端壁32が直線Yに沿って、V´の向きに動くようにすることによって、閉鎖動作に対抗する動作を行う。同時に、隔壁32の運動により、油5が、容積が減少しはじめた第二の区画室34から、この減少に対応して容積が増加しはじめた第一の区画室33に移動する。しかし、油5は、閉じている逆止め弁21の開口部35を通っては流れず、動作室6の側壁38とプランジャー要素12のカバー円筒20の側壁39との間の管状スペース37を通って第一の区画室33内に逆流する。空隙37の寸法を適当に調節することにより、油5によって与えられる減衰効果を増大または減少させることができ、したがって本発明の蝶番構造物は非常に安全なものとなる。
図10に示すような本発明の代替構成においては、少なくとも一つの穴40をプランジャー要素12のカバー円筒20の側壁39に作り、第一の区画室33内への油5の逆流を促進かつ/または制御することができる。穴40の寸法および/または数を適当なものとすることにより、ドアPのドア閉鎖位置への戻り運動を制御することができる。
本発明のもう一つの代替構成においては、図9に示すように、構造物1は、空隙37を調節して必要に応じてその寸法を調節し、油5の逆流速度を変えて、減衰効果を調節するためのねじ41を有することができる。
図11〜24は、本発明の蝶番構造物の限定を意図しない第二の実施形態を示し、この実施形態の全体を1´で示す。この蝶番構造物は、主として、固定要素2と二つの半外被42、42´によってドアPに取りつけられる可動要素3とから成る。固定要素2は、図24に示すように、スカート(skirting)43によって固定支持体Sたとえば壁または床に取りつけられるようになっている。
この第二の実施形態が第一の実施形態と異なる点は、閉鎖手段4は単一の第一の動作室6内に保持されているが、液圧減衰手段5は、この第一の動作室6およびこの動作室と流体によってつながっている第二の動作室44内に保持されている、ということである。図14に示すように、第一の動作室6と第二の動作室44とは、どちらも固定要素2によって定められる箱状のハウジング内に全体が収容される。
この構成により、非常に重いドアPおよび/または門扉の制御された運動が可能になる。この結果は、液圧減衰手段5のための追加容積を与え、それによって非常に大きな質量の物体の運動を効率的に制御できる第二の動作室44によって、達成される。
この第二の実施形態の場合、閉鎖手段が、第一のカム要素11に加えて、第二のカム要素45を有し、この第二のカム要素は、特に図17にはっきり示すように、第一のカム要素11と一体になっていて、一緒に軸Xの回りに旋回することができる。さらに、第二のカム要素45は、第二のプランジャー要素46と協働する。この要素46は、第二の動作室44内で、直線Y´に沿って長さ方向に運動できる。
好ましくは、第二の円筒形動作室44の軸によって定められる直線Y´は、第一のカム要素11の運動の直線Yに平行であるようにして、スペースの必要性を最小限に抑えるようにする。
第二の実施形態においては、常に固定要素2内の円筒形受け穴24内に保持されるピン13の中央部14は、第一のカム要素11と第二のカム要素45との両方を定める。
この場合、ピン13は、端部15、15´の取りつけ面25、25´によって、可動要素3に取りつけられるようになっている。特に、上面25は、可動要素3の半外被42の溝47に挿入されるようになっていて、底面25´は、床Sに取りつけられているスカート43に挿入される。
この実施形態の場合、第一のカム要素11と第二のカム要素45との両方が、ピン13の中央部14を特殊な形に成形することにより、形成される。第一のカム要素11は、第一の実施形態の場合と同様に、軸Xに平行で、第一のプランジャー要素12の前面17に対向接触する第一の実質的に平坦な面16を有する。第一のカム要素の上に配置されている第二のカム要素45は、実質的に、壁48によって定められる。この壁は、軸Xに平行で、第一の面16と大体直交する、二つの第二の大体平坦な面49、49´を有する。
壁48は、その面49、49´によって、第二のプランジャー要素46の前面50に対向接触する。そのために、図16にはっきり示すように、円筒形受け穴24は、第一のカム要素11と第一のプランジャー要素12との間の接触領域と、第二のカム要素45と第二のプランジャー要素との間の接触領域とのそれぞれによって、第一の動作室6と第二の動作室44との両方とつながるようになっている。
第二のプランジャー要素は、第一のプランジャー要素と同様に、主として、第二の対抗ばね51、第二の固定キャップ52、第二のカバー円筒53および第二の逆止め弁54から成り、第二の逆止め弁54は、前述の場合と同様に、第二の動作室44内の油5の流れを制御するための手段を定める。全体は、“集成”されて、第二のガスケット55の使用により、第二の動作室44に装入され、固定キャップ52は、第二のプランジャー要素の底面を定める。
図20〜23にはっきり示すように、第二のプランジャー要素46の端壁50は、壁56によって限られ、壁56は、第二の動作室44を第三および第四の可変容積区画室57、58に分割することができる。これらの区画室は、隣接しており、流体によって相互につながっている。対抗ばね51は、第四の区画室58内に配置されている。
固定要素2は、図13にはっきり示すように、第一および第二の動作室6、44を相互に流体によって連絡するための流路60を有する。さらに、流路60は、液圧手段5の減衰効果を調節するための、調節ねじ61を有する。
ここに示す第二の実施形態の場合、逆止め弁21は、常時開タイプのものである。すなわち、ドアが開放されつつあるとき、第一の区画室33から第二の区画室34への油5の流れを可能にし、ドアが閉鎖されつつあるとき、油が逆流するのを防ぐ。また、逆止め弁54は、常時閉タイプのものである。すなわち、ドアが開放されつつあるとき、第三の区画室57から第四の区画室58への油5の流れを可能にし、ドアが閉鎖されつつあるとき、油が逆流するのを防ぐ。
本発明の蝶番構造物のこの実施形態は、第一の実施形態と同様に、非常に簡単な取りつけを可能にする。この取りつけ手順は、簡単に実行される。すなわち、固定要素2の円筒形受け穴24にピン13をはめ合わせ、このピンの側部15、15´を、前述のように、可動要素3に連結し、油シール27、27´、存在する場合には、スラスト軸受け28、28´およびスラスト軸受け支持体29、29´を、受け穴24に挿入し、半外被42と半外被42´とをねじ10、10´、10´´によって固定合体させる。前記のように集成されたプランジャー要素12を、その動作室6に装入し、固定キャップ19を締めつける。また、第二のプランジャー要素は、集成され、第二の動作室44に装入される、ようになっている。
前記のような集成手順は、閉鎖手段4が発生させる閉鎖運動の液圧減衰のために、動作室6および44に油5を投入することによって完了する。これは、固定要素2内の投入流路31を使用することによって実行できる。この流路は、外部環境と第二の動作室44とを連絡させる。第二の動作室は、第一の動作室6と流体によって連絡している。容易にわかるように、流路31を通して投入される所定量の油は、第一の可変容積区画室33、第二の可変容積区画室34、第三の可変容積区画室57および第四の可変容積区画室58に分配される。流路31は、キャップ59によって閉じられる。この流路は、必要なときに油5を追加するのに特に有用である。
蝶番構造物1の動作を、図20〜23に明確に示す。
図20は、ドア閉鎖位置における、閉鎖手段4と液圧減衰手段5との相対配置を示す。この配置においては、第一の実施形態の場合と同様に、第一のプランジャー要素12の前面17が、第一のカム要素11の平坦面16に平行で、これに対向接触して、ドアを閉鎖状態に保つ。一方、第二のプランジャー要素46の前面50は、壁48の面49、49´に対向し、この面に直交している。
第一の対抗ばね18は、円筒20とキャップ19との間であらかじめ圧縮されており、第二の対抗ばね51は、キャップ52と円筒53との間で圧縮されている。この配置において、第一の可変容積区画室33および第三の可変容積区画室57は、最大の容積を有し、第二の可変容積区画室34および第四の可変容積区画室58は、最小の容積を有する。また、対抗ばね18は、その最大伸長の状態にあり、第二の対抗ばね51はその最小伸長の状態(最大圧縮位置)にある。
ドアPが開放されるとき、すなわち外力ELがドアに加えられるとき、可動要素3は、軸Xの回りに、固定要素2に対して、旋回しはじめ、ピン13は、矢印F1の向きに運動し、第一のカム要素11の第一の面26および第二のカム要素45の第二の面49、49´が、一緒に旋回しはじめる。ドア開放時のこの部分ドア開放位置を、図21に示す。
ピン13の回転により、したがってまた、これによって生じる面16が第一のプランジャー要素12の前面17に及ぼす推力により、第一のプランジャー要素12が直線Yに沿ってVの向きに動きはじめる。同時に、第二のプランジャー要素46が、直線Y´に沿って、Vの向きとは逆のV´の向きに動きはじめる。ドアが開きつつあるとき、ピン13の第一の平坦面16と第一のプランジャー要素12の前面17との間の角αが増大しはじめるが、第二のプランジャー要素46の平坦面49、49´の角βは減少しはじめる。
したがって、第一のばね18に力が加わるので、第一の区画室33の容積は減少しはじめる。さらに、第一の区画室33の容積が減少すると、該室内の油5が、弁21の開口部35を通って第二の可変容積区画室34に流入しはじめ、該室はその容積が増大し、油5を受け入れはじめる。
同時に、面49´、49の回転により、したがってまた、これによって生じる第二のプランジャー要素46の前面50から面49に及ぼされる推力により、第二のばね51の解放が起こり、第四の区画室58の容積が増大しはじめる。また、第三の区画室57の容積が減少しはじめ、したがって該室内の油5は第四の区画室58に流入しはじめ、したがって区画室58の容積が増大する。
図22は、ドア完全開放位置を示す。容易にわかるように、本発明の装置は、他の向きへのドアの90°開放をも可能にする。この位置においては、第四の区画室は最大の容積を有するが、第二の区画室34は最小の容積を有する。第一のばねはその最大負荷状態(最小伸長)にあり、第二のばね51はその最小負荷状態(最大伸長)にある。
使用者が図22の位置からドアを解放または動かして、閉鎖位置にもっていくと、第一のばね18が解放されはじめ、第二のプランジャー要素12がピン13の面16を押しはじめ、したがってこの面を矢印F2の向きに回転させてドア閉鎖位置まで戻す。同時に、面49、49´が第二のばね51を圧縮するので、第四の区画室58の容積が減少しはじめ、油が該室から流出する。
図23は、上記状態を示し、ドアPは、矢印F2の向きへのドア閉鎖時の部分ドア開放位置にある。この位置において、ピン13の第一の平坦面16と第一のプランジャー要素12の前面17とは、角αをなしており、この角はドアが閉まるとき、減少する。また、ピン13の第二の平坦面49、49´と第二のプランジャー要素46の前面50とのなす角βは、増大する。
それまで圧縮されていた第一のばね18は、第一のプランジャー要素12の前面17をピン13の第一の面16に対して押しつけることにより、対抗動作をなし、それによって、面16と17とが対向摺動して、第一の端壁32が直線Yに沿ってVの向きに動く。ここで、第二のばね51も、第二のカム要素45の第二の壁48が第二のプランジャー要素46に及ぼす圧力によって、圧縮される。このプランジャー要素46は、直線Y´に沿って、Vと逆向きのV´の向きに動く。
第二の弁54は、常時閉タイプのものであり、作業流体が開口部62を通って流れるのを許さない。そのため、油5は、穴63を通って強制的に、それぞれ、第二の動作室44および第二のカバー円筒53の側壁65、66によって定められる空隙63に流出させられる。流出する油5は、流路60を通って第一の区画室33に流入し、この区画室の容積は少しずつ増大する。
常時開タイプの第一の弁21は、油5の開口部35の通過を許さないので、油は、第二の区画室34から、これと流体連絡している第三の区画室57に流れる。
実際、図に示す第二の実施形態においては、作業流体は、固定要素2によって定められる箱状のハウジング内の反時計回りの通路を通り、ドア閉鎖位置へのドアの戻り運動に関する可動要素3の回転運動を、液圧によって遅らせる。同様に、作業流体はまた、ドア開放時にも遅らされるので、本発明の蝶番構造物は、風または不注意な使用者がドアに大きすぎる力を加えうる野外設置の場合でも、高度に安全である。
図19に示すような、本発明の代替実施形態の場合、ピン13の第一のカム要素11は、たとえば旋削によって丸められた周囲面を有するようにして、ドアPが任意のドア開放位置からドア閉鎖位置まで戻るようにすることができる。この実施形態は防火扉の場合に特に有効である。
図25〜32は、自動閉鎖式のドアPその他に取りつけられる、蝶番集成体の好ましい非排他的実施形態を示す。この集成体の全体を70で示す。集成体70は、第一および第二の蝶番構造物71および72から成り、それぞれの蝶番構造物は、ドアPの枠Tに取りつけられる固定要素2、2´およびドアPに取りつけられる可動要素3、3´から成る。可動要素2、2´は、軸Xの回りの回転のために、それぞれの固定要素2、2´に旋回式に取りつけられている。この実施形態の場合、ドアPは二つの蝶番構造物71、72の間の“駆動軸”として働く。
特に、図28に示すように、閉鎖手段4と液圧減衰手段5とは、第一の蝶番構造物71の第一の固定要素2によって定められる箱状ハウジング内の二つの動作室6、44内に保持されている。また、第二の蝶番構造物72は第二の減衰手段80を有し、この減衰手段は、第二の固定要素2´によって定められる箱状ハウジング内のもう一つの動作室81内に収容されており、第一の蝶番構造物71において使用されるものと同じ油を、所定量だけ有することができる。
言い換えると、第一の蝶番構造物71は、可動要素3(したがって、可動要素3´)に作用して、ドアPを、軸Xの回りに旋回させて、その閉鎖位置にもっていくのに要するトルクCを発生させる。一方、第二の蝶番構造物72は、その可動要素3´(したがって、可動要素3)に、蝶番構造物71によって生じる運動を液圧によって減衰させるように作用して、トルクCと逆向きの抵抗トルクC´を発生させる。
この構成により、開放および閉鎖運動のどちらにおいても、非常に重いドアおよび門扉の最適運動制御が可能になる。
第一の蝶番構造物71は、構造と動作のどちらに関しても、図1〜10に示す第一の実施形態、または図11〜24に示す第二の実施形態の下半分に非常に良く似ている。しかし、第二の蝶番構造物72は、やはり構造と動作に関して、図11〜24に示す第二の実施形態の上半分に非常に良く似ている。前記実施形態と蝶番構造物集成体70とのただ一つの機能的および構造的な違いは、動作室6、44と動作室81とが流体連絡していないことであるが、これらの動作は同じである。代替実施形態においては、本発明の集成体70は、図1〜10に示す(単一の動作室6内に保持された閉鎖手段を有する)蝶番構造物の第一の実施形態と蝶番構造物72とで作ることができる。
第二の蝶番構造物72は、第二のピン13´を有し、このピンは、第二の減衰手段80に備えられたもう一つのプランジャー要素83と相互作用するようになっている対応する接触面82を有する。
第二のピン13´の接触面82は、第一の蝶番構造物71の第一のピン13の面16および49と大体直交している。
さらに、第二のピン13´は、対応するカム要素86を定める中央部14´および側部87、87´を有し、これらの側部は、第二の可動要素3´との連結に適するように成形されている。
カム要素86は、前述のように、対応するプランジャー要素83と相互作用する。
第二の蝶番構造物72は、さらに、プランジャー要素83の端壁85に配置された対応する逆止め弁84を有し、該弁は、ドア閉鎖時に、油80の通過を可能にし、ドア開放時の油の逆流を防ぐ。壁85は、動作室81を、それぞれ可変容積の区画室88および89に分割し、対抗ばね90が、区画室88内に配置されている。
特に、図29〜32に示すように、プランジャー要素12、46および83にそれぞれ対応する逆止め弁21、54および84は、常時開タイプのものである。
第二の蝶番構造物72と図11〜24に示す第二の実施形態の上半分との間のさらなる相違は、第二の逆止め弁84が常時開タイプのもの(第一の弁21、54と同様)であるということであり、すなわち、ドア開放時に第四の区画室58から第三の区画室57への油5の流れを可能にし、ドア閉鎖時のこの油の逆流を防ぐ。
したがって、図11〜24に示す第二の実施形態と異なり、第一の弁21、54および第二の逆止め弁84は、同じ向きに作用する。すなわち、ドア開放時に開き、ドア閉鎖時に閉じる。
第一および第二の蝶番構造物71および72は、前述のものと同様に集成される。二つの流路78、79は、集成が完了したあと、油5を投入するために備えられている。
使用において、第一および第二の蝶番構造物71、72は、ドアPに取りつけられ、軸Xの回りのドアの旋回運動を制御するために協働する。図26に示すように、ピン13および13´は、前者の平坦面と後者の対向平坦面82、82´とが相互に直交するように、構成されている。
ドアPの配置を調節するために、第一の蝶番構造物71は、適当な調節位置決めピン75、76を有することができる。
集成体70の動作は、図11〜24に示す蝶番構造物の第二の実施形態の動作と同じであるが、油5の流れが常時開逆止め弁21、54によって制御され、油80が同じタイプの弁84によって制御される、という点が異なる。
図29は、ドアP閉鎖位置の第一および第二の蝶番構造物71、72を示し、図31は、ドアP完全開放位置の第一および第二の蝶番構造物71、72を示す。図29〜32は、蝶番構造物71の上部のみを示すが、示されていない下部の部品もこの上部とまったく同じに動作する、と理解すべきである。
使用者かドアPを開くと、すなわち、たとえば図30に示すように矢印F1の向きに、ドアに外力ELが加えられると、第一のピン13および第二のピン13´が軸Xの回りに旋回し、面16と対向平坦面82、82´とのそれぞれが同じ軸Xの回りに回転する。第一のプランジャー要素12のばね18は、圧縮されはじめ、ばね90は解放されはじめる。
このように、第一のばね18に力が加わると、第一の区画室33の容積が減少しはじめる。さらに、第一の区画室33の容積が減少すると、内部の油5は弁21の開口部35を通って第二の可変容積区画室34に流れ込み、区画室34は油を受け入れて、容積が増大しはじめる。
同時に、面82´、82の回転により、ばね90が解放されはじめ、区画室89の容積が増大しはじめる。また、区画室88の容積が減少しはじめ、したがって内部の油80が隣の区画室89に流入しはじめ、したがってその容積が増大する。しかし、弁84は常時開タイプなので、油80は、この弁の開口部を通って流れることができず、動作室81の側壁92とプランジャー要素83の側壁93との間の空隙91を通って、区画室89に流入する。
使用者がドアを解放すると、または図31の位置から閉鎖位置に動かすと、第一のばね18が解放されはじめ、第一のプランジャー要素12がピン13の面16を押しはじめ、したがってドアを矢印F2の向きにドア閉鎖位置に戻るまで回転させる。同時に、面82(または、ドア開放の向きによっては、82´)がばね90を圧縮し、したがって区画室89の容積が減少しはじめ、油80がこの区画室から流出する。
図32は、前記の状態を示し、ドアPは、矢印F2の向きのドア閉鎖時のドア部分開放位置にある。それまで圧縮されていた第一のばね18は、第一のプランジャー要素12の前面17をピン13の第一の面16に向かって押すことにより、その対抗動作を行う。したがって、面16と17は互いに対向摺動して、第一の端壁32が直線Yに沿ってVの向きに動く。すると、また、第二のばね90が、カム要素86がプランジャー要素83に及ぼす圧力により、圧縮される。このとき、プランジャー要素83は、直線Y´に沿って、Vとは逆のV´の向きに動く。
常時開タイプの第一の弁21は、その開口部35を通る油5の通過を許さず、したがって油は、動作室6の側壁38と円筒20の側壁39との間の空隙37を通って、第二の区画室34から第一の区画室33に流れる。やはり常時開タイプの弁84は、その開口部を通る油80の通過を許し、油が可変容積区画室89から区画室88に流れるようにする。
第一の蝶番構造物71および第二の蝶番構造物72は、どちらも前記第一および第二の実施形態と同様に、流量制御手段を有することができる。これにより、ドアPの開放および閉鎖のどちらも、制御することができる。すなわち、ドアは、低閉鎖速度に対して抵抗を与えず(または、非常に小さな抵抗しか与えず)、ドアPの閉鎖速度が増大すると、その抵抗を増大させるような構造にすることができる。
この構成により、ドアが野外に取りつけられた場合、使用者が容易に開けられるようにすることができ、外部の動作因たとえば風その他によって急激にしまることがないようにすることができる。
前記開示内容によってはっきりわかるように、本発明の蝶番構造物および集成体は、意図する目的を達成し、特に、ドアの開放時および閉鎖時のどちらにおいても、ドアの制御された運動を保証するという要件を満たすものである。
ドア閉鎖時のそのような制御された運動により、ドアは枠に打ちつけられることがなく、したがって完全性と長寿命とが保証される。
他方、開放時には、そのような制御された運動により、突風によるドアPの急激開放が防がれ、ドアとドアの動作範囲内にいる使用者との両方を保護することができる。
本発明の蝶番構造物および集成体には、特許請求の範囲に示される発明的概念の範囲内で、いろいろな変形と変更を加えることができる。本発明の範囲を逸脱することなく、この蝶番構造物および集成体の部品は、他の技術的に同等の部品で置き換えることができ、材料はいろいろな要求に応じて変えることができる。
以上、蝶番構造物および集成体を、添付の図面を参照しつつ説明したが、明細書本文と請求項で引用した参照番号は、本発明をわかりやすくするためだけに使用したものであり、いかなる意味でも特許請求の範囲を限定するものではない。
本発明の蝶番構造物が取りつけられたドアの平面図である。 ドア閉鎖位置にある、本発明の蝶番構造物の第一の実施形態の不等角投影図である。 図2の蝶番構造物の、面A-Aに沿う側面断面図である。 第一の好ましい非排他的構成の図2の蝶番構造物の分解図である。 第二の好ましい非排他的構成の図2の蝶番構造物の分解図である。 本発明の蝶番構造物の閉鎖手段4の不等角投影図である。 図5aに示す部分の、面M-Mに沿う断面図である。 本発明の蝶番構造物の閉鎖手段4の不等角投影図である。 図5a、b、cに示す蝶番構造物の部分の拡大図である。 ドア閉鎖位置における、図2の蝶番構造物の、面B-Bに沿う断面図である。 ドア開放時の、ドア部分開放状態における、図2の蝶番構造物の、面B-Bに沿う断面図である。 ドア開放位置における、図2の蝶番構造物の、面B-Bに沿う断面図である。 ドア閉鎖時の、ドア部分開放状態における、図2の蝶番構造物の、面B-Bに沿う断面図である。 図2の蝶番構造物の代替実施形態の、面A-Aに沿う断面図である。 図2の蝶番構造物の代替実施形態の、面A-Aに沿う断面図である。 本発明の蝶番構造物の第二の実施形態の不等角投影図である。 図11の構造物の、面C-Cに沿う断面図である。 図11の構造物の、面D-Dに沿う断面図である。 図11の構造物の分解図である。 図11の構造物の第一および第二のプランジャー要素の分解図である。 図11の構造物の部分の分解図であり、固定要素を破線で示す。 図11の構造物のピンの第一の好ましい非排他的実施形態の断面図である。 図17に示すピンの、面E-Eに沿う断面図である。 図11の構造物のピンの第二の好ましい非排他的実施形態の断面図である。 図11の装置の、面F-FおよびG-Gに沿う断面図であり、ドア閉鎖位置におけるものである。 図11の装置の、面F-FおよびG-Gに沿う断面図であり、ドア開放時の部分開放位置におけるものである。 図11の装置の、面F-FおよびG-Gに沿う断面図であり、ドア開放位置におけるものである。 図11の装置の、面F-FおよびG-Gに沿う断面図であり、ドア閉鎖時の部分開放位置におけるものである。 本発明の蝶番構造物の第二の実施形態が取りつけられたドアの図である。 本発明の集成体の不等角投影図である。 本発明の集成体の不等角投影図であり、第一および第二の蝶番構造物を分解図で示す。 本発明の集成体の不等角投影図であり、第一および第二の固定要素を破線で示す。 本発明の集成体の図であり、第一および第二の蝶番構造物を、それぞれH-H、H´-H´に沿う断面図として示す。 本発明の集成体の図であり、それぞれドア閉鎖位置にある第一および第二の蝶番構造物を、面L-L、L´-L´に沿う断面図として示す。 本発明の集成体の図であり、それぞれドア開放途中位置にある第一および第二の蝶番構造物を、面L-L、L´-L´に沿う断面図として示す。 本発明の集成体の図であり、それぞれドア開放位置にある第一および第二の蝶番構造物を、L-L、L´-L´に沿う断面図として示す。 本発明の集成体の図であり、それぞれドア閉鎖途中位置にある第一および第二の蝶番構造物を、L-L、L´-L´に沿う断面図として示す。
符号の説明
1 蝶番構造物
1´ 蝶番構造物
2 固定要素
2´ 固定要素
3 可動要素
3´ 第二の可動要素
4 閉鎖手段
5 液圧減衰手段(油)
6 第一の動作室
7 基部
8 穴
8´ 穴
8´´ 穴
8´´´ 穴
9 半外被
9´ 半外被
10 ねじ
10´ ねじ
10´´ ねじ
11 第一のカム要素
12 第一のプランジャー要素
13 ピン
13´ 第二のピン
14 13の中央部
14´ 13の中央部
15 13の側部
15´ 13の側部
16 大体平坦な接触面
17 12の前面
18 対抗ばね
19 固定キャップ
20 カバー円筒
21 逆止め弁
22 ガスケット
23 20の前面
24 円筒形受け穴
25 13の側面
25´ 13の側面
26 受け穴
26´ 受け穴
27 油シール
27´ 油シール
28 スラスト軸受け
28´ スラスト軸受け
29 スラスト軸受け支持体
29´ スラスト軸受け支持体
30 ねじ
30´ ねじ
30´´ ねじ
31 流路
32 12の端壁
33 第一の可変容積区画室
34 第二の可変容積区画室
35 21の開口部
36 32の細長い延長部
37 管状スペース
38 6の側壁
39 22の側壁
40 穴
41 ねじ
42 半外被
42´ 半外被
43 スカート
44 第二の動作室
45 第二のカム要素
46 第二のプランジャー要素
47 溝
48 壁
49 48の大体平坦な面
49´ 48の大体平坦な面
50 46の前面
51 第二の対抗ばね
52 第二の固定キャップ
53 第二のカバー円筒
54 第二の逆止め弁
55 第二のガスケット
56 壁
57 第三の可変容積区画室
58 第四の可変容積区画室
59 キャップ
60 流路
61 調節ねじ
62 開口部
63 穴
65 側壁
66 側壁
70 蝶番構造物集成体
71 蝶番構造物
72 蝶番構造物
75 位置決めピン
76 位置決めピン
78 流路
79 流路
80 第二の減衰手段(油)
81 もう一つの動作室
82 接触面
82´ 平坦面
83 もう一つのプランジャー面
84 逆止め弁
85 83の端壁
86 カム要素
87 側部
87´ 側部
88 可変容積の区画室
89 可変容積の区画室
90 対抗ばね
91 空隙
92 81の側壁
93 83の側壁
95 端壁
d 直線
d´ 直線
d´´ 直線
g 16のXからの距離
C トルク
C´ 抵抗トルク
EL 外力
F1 ドアの回転の向き
F2 ドアの回転の向き
P ドア
S 固定支持体
T 枠
V 32の変位の向き
V´ 32の変位の向き
X 長さ方向の軸
Y Xに大体垂直な直線
Y´ 46の運動方向を示す直線
α 角
β 角

Claims (24)

  1. 自動閉鎖式のドアその他のための蝶番構造物であって、
    -ドア(P)を長さ方向軸(X)の回りにドア開放位置とドア閉鎖位置との間で回転させるためにドア(P)に取りつけることのできる第一の可動要素(3)に旋回式に取りつけられる、ドア(P)の枠(T)に取りつけることのできる第一の固定要素(2)、
    -ドア(P)を開放時に前記閉鎖位置に自動的に戻すための、前記第一の可動要素(3)に作用する閉鎖手段(4)、
    -前記閉鎖手段(4)の閉鎖運動に対抗し、これを減衰させるために、前記第一の可動要素(3)に作用する液圧減衰手段(5)、
    -前記閉鎖手段(4)と前記液圧減衰手段(5)との両方が、前記第一の固定要素(2)の内部に配置された第一の動作室(6)内に収容され、
    ここで、前記閉鎖手段(4)が、前記第一の可動要素(3)と一体で第一の大体平坦な接触面(16)を有する第一のカム要素(11)、および、前記ドア開放位置に対応する圧縮端位置と前記ドア閉鎖位置に対応する伸長端位置との間で横方向軸(Y)に沿って前記第一の動作室(6)内で動くことのできる第一のプランジャー要素(12)を有し、このプランジャー要素(12)が、前記カム要素(11)の前記面(16)に接触係合することのできる前面(17)を有する、
    蝶番構造物において、
    前記第一のカム要素(11)の前記第一の接触面(16)が、前記長さ方向軸(X)から所定の距離(g)だけずらされて、伸長端位置にある前記プランジャー要素(12)の前面(17)が前記長さ方向軸(X)を超えたところに配置され、ドアの自動閉鎖が可能になるようになっていること、
    を特徴とする蝶番構造物。
  2. 当該第一の固定要素(2)の内部に配置され、当該長さ方向軸(X)と一致する軸を有するピン(13)を有し、このピン(13)が、当該可動要素(3)を当該固定要素(2)に相互旋回式に連結できる端部(15、15´)を有し、第一の中央部(14)が当該第一の接触面(16)を有することを特徴とする請求項1に記載の蝶番構造物。
  3. 当該第一の接触面(16)が当該長さ方向軸(X)に大体平行であることを特徴とする請求項1または2に記載の蝶番構造物。
  4. 当該第一のカム要素(11)の当該第一の接触面(16)が、当該長さ方向軸(X)から1〜5 mm好ましくは約2 mmの距離(g)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蝶番構造物。
  5. 当該閉鎖手段(4)が、当該第一のカム要素(11)の当該接触面(16)に対して当該前面(17)を押しつけるために当該第一のプランジャー要素(12)に作用する第一の対抗弾性手段(18)を有することを特徴とする請求項1に記載の蝶番構造物。
  6. 当該第一のプランジャー要素(12)が、実質的に円筒の側壁(21)と当該前面(17)を定める端壁(32)とを有し、この端壁(32)が、当該少なくとも一つの第一の動作室(6)を、互いに流体連絡している第一および第二の隣接可変容積区画室(33、34)に分割するようになっており、当該第一の対抗弾性手段(18)が前記第一の区画室(33)内に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の蝶番構造物。
  7. 当該ドアが当該閉鎖位置にあるとき、当該第一の可変容積区画室(33)がその最大容積を有するようになっており、当該第二の可変容積区画室(34)がその最小容積を有するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の蝶番構造物。
  8. 当該第一のプランジャー要素(12)の当該第一の端壁(32)に第一の逆止め弁(21)を有し、この第一の逆止め弁(21)が、ドア(P)の開放時に、作業流体を当該第一の区画室(33)から当該第二の区画室(34)に流入させることができ、前記ドアの閉鎖時に、前記流体の逆流を防ぐようになっていることを特徴とする請求項7に記載の蝶番構造物。
  9. 当該第一のプランジャー要素(12)の当該第一の側壁(39)が、当該第一の動作室(6)の側壁(38)とともに空隙(37)を定め、ドア(P)の閉鎖時に、当該作業流体の当該第二の可変容積区画室(34)から当該第一の可変容積区画室(33)への逆流を防止するようになっていることを特徴とする請求項8に記載の蝶番構造物。
  10. 当該第一の弾性手段(18)が、当該横方向軸(Y)に大体平行で当該長さ方向軸(X)に大体直交する横方向に沿って、作用することを特徴とする請求項1から9の中のいずれか一つに記載の蝶番構造物。
  11. 当該固定要素(2)が、当該閉鎖手段(4)と当該液圧減衰手段(5)を収容するための箱状体から成ることを特徴とする請求項1から10の中のいずれか一つに記載の蝶番構造物。
  12. 第二の動作室(44)を有し、当該閉鎖手段(4)が、当該第一の動作室(6)内に収容され、当該液圧減衰手段(5)が、当該第一の動作室(6)および前記第二の動作室(44)との両方に収容されることを特徴とする請求項1から11の中のいずれか一つに記載の蝶番構造物。
  13. 当該閉鎖手段(4)が、第二のカム要素(45)と第二のプランジャー要素(46)とを有し、この第二のプランジャー要素(46)が当該第二の動作室(44)内を長さ方向に可動で、前記第二のカム要素(45)と協働することができることを特徴とする請求項12に記載の蝶番構造物。
  14. 当該ピン(13)の当該中央部(14)が、当該第一の接触面(16)の上方にある第二の接触面(49)を有し、この第二の接触面(49)が大体平坦で、当該第二のカム要素(45)を定めることを特徴とする請求項13に記載の蝶番構造物。
  15. 当該第二のプランジャー要素(46)が、当該第二の動作室(44)を相互に流体連絡している第三および第四の隣接する可変容積区画室(57、58)に分割するための第二の端壁(56)を有し、当該第二のプランジャー要素(46)を当該第二のカム要素(45)に押しつけるための第二の弾性手段(51)が前記第四の区画室(58)内に配置されていることを特徴とする請求項14に記載の蝶番構造物。
  16. 当該閉鎖手段(4)および/または当該液圧減衰手段(5)が、当該ドアが当該閉鎖位置にあるとき、当該第三の可変容積区画室(57)が最小の容積を有し、当該第四の区画室(58)が最大の容積を有するような構造になっていることを特徴とする請求項15に記載の蝶番構造物。
  17. 当該第二のプランジャー要素(46)の当該第二の端壁(56)に第二の逆止め弁(54)を有し、ドア(P)の開放時に、作業流体の当該第三の区画室(57)から当該第四の区画室(58)への流入ができるようになっており、前記ドアの閉鎖時に、前記流体の逆流を防ぐようになっていることを特徴とする請求項16に記載の蝶番構造物。
  18. 当該第二のカム要素(45)の当該第二の接触面(49)が当該長さ方向の軸(X)に大体平行で、当該第一のカム要素(11)の当該第一の接触面(16)に大体直交することを特徴とする請求項14に記載の蝶番構造物。
  19. 当該第一および第二の弾性手段(18、51)が、動作方向(Y、Y´)を有し、これらの動作方向が、当該長さ方向の軸(X)に大体直交していて、逆向き(V、V´)であることを特徴とする請求項15から18の中のいずれか一つに記載の蝶番構造物。
  20. 請求項1から17の中のいずれか一つに記載の第一の蝶番構造物(71)を有する、ドアその他を閉鎖するためのドア蝶番集成体であって、
    前記第一の蝶番構造物(71)に対して長さ方向にずらした位置で同じドア(P)に取りつけられる第二の蝶番構造物(72)を有し、ここで、前記第二の蝶番構造物(72)は、前記第一の蝶番構造物(71)に似ているが、閉鎖手段(4)を有さず、前記第一の蝶番構造物(71)の閉鎖手段(4)が発生させる閉鎖運動にブレーキをかけて、これを減衰させる第二の減衰手段(81)を有するという点で、前記第一の構造物(71)と異なること、
    を特徴とする蝶番集成体。
  21. 当該第二の蝶番構造物(72)が第二のピン(13´)を有し、このピンが、当該第二の減衰手段(81)に備えられる対応するプランジャー要素(83)と相互作用するようになっている対応する接触面(82)を有することを特徴とする請求項20に記載の蝶番集成体。
  22. 当該第二のピン(13´)の当該第二の接触面(82)が、当該第一の蝶番構造物(71)に備えられた第一のピン(13)の接触面(6、49)の少なくとも一つに大体直交することを特徴とする請求項21に記載の蝶番集成体。
  23. 当該第二の蝶番構造物(72)が、そのプランジャー要素(83)の端壁(95)に配置された対応する逆止め弁(84)を有し、ドア閉鎖時に、作業流体の通過を許し、ドア開放時に作業流体の逆流を防止することを特徴とする請求項22に記載の蝶番集成体。
  24. 当該第一および第二の蝶番構造物(71、72)の対応するプランジャー要素(12、46、83)に備えられた当該逆止め弁(21、54、84)が、常時開タイプのものであることを特徴とする請求項23に記載の蝶番集成体。
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