JP2009533595A - 内燃機関に対する少なくとも1つの測定センサの出力信号の分解能を高めるための方法並びに所属の制御装置 - Google Patents

内燃機関に対する少なくとも1つの測定センサの出力信号の分解能を高めるための方法並びに所属の制御装置 Download PDF

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Abstract

内燃機関(CE)に対する少なくとも1つの測定センサ(DS)の出力信号(SS)の分解能を高めるために、次のステップが実施される:測定センサ(DS)のセンサ生信号(ZS)のレベル値がある、該測定センサ(DS)の動作レベル領域(PZ)が少なくとも2つの測定領域区間(A,B)に分割され、それぞれの測定領域区間(A,B)に、同じ予め定めた、動作レベル領域(PZ)に対して制限された、測定センサ(DS)の出力信号(SS)の出力レベル領域(ASB)が割り当てられ、かつ1つの測定領域区間から別の測定領域区間(A,B)への切換は、測定領域限界値(G1)がそれぞれ2つの隣接する測定領域区間(A,B)の間に達するまたは該測定領域限界値が上方または下方に超えられるとき、測定センサ(DS)によって自動的に実施され、機関制御部(ECU)を用いて内燃機関(CE)の作動点(BP)が内燃機関の燃焼プロセスに対する少なくとも1つの作動パラメータ(N,TPS)に基づいて求められ、現在求められた作動点(BP)に対する少なくとも1つの特性マップ情報(KI)から測定センサ(DS)及びセンサ生信号の時間的な特性経過(EPD)が予測され、かつ機関制御部(ECU)によってこの予測された時間的なセンサ生信号特性経過(EPD)に基づいて、測定センサ(DS)のどの測定領域区間(A,B)が現在活性化されているかが求められる。

Description

例えばシリンダ圧力センサは内燃機関における燃焼に関する価値あるデータを供給する。これらのそれぞれの圧力特性経過から例えば、時間的に変換されるエネルギー量並びに内燃機関の燃焼重心を決定することができる。それぞれの内燃機関の燃焼プロセスの循環過程もしくはサイクル計算に対しても、シリンダ圧力は内燃機関のクランク軸角度の他に中央の入力量を計算する。例えば4サイクル内燃機関の場合、燃焼プロセス/循環過程は高圧ループおよび低圧ループに分けられる。このことは図2に、p−V(圧力/体積)線図で示されている。そこでは高圧ループはASによって示され、低圧ループはLWSによって示されている。高圧ループASはサイクルプロセスの膨張もしくは燃焼フェーズに対する作業曲線K1と、サイクルプロセスの圧縮フェーズを表している部分曲線K2とから成っている。低圧ループLWSの部分曲線K3は循環過程の排気フェーズを表している。低圧ループLWSの部分曲線K4は4サイクル内燃機関のその吸気サイクルの期間の特性を表している。高圧ループおよび低圧ループLWSは圧力レベルにおいて相互に著しく相異している。低圧ループLWSが約1barの圧力領域にある一方、高圧ループASは極端な場合、圧力pに対する3桁の数値にまで届く可能性がある。この点にまさに測定技術的な問題がある。アナログセンサとして実現されていて、圧力センサは物理量、すなわち圧力に比例している電気信号を供給する。この電気信号は電子装置(殊に測定変換器)によって電圧信号に変換されかつ場合によって増幅される。圧力センサによってその都度出力される電圧信号は例えば0および5Vの間にある典型的なセンサ出力電圧領域内にある。この電圧信号は圧力センサから機関制御装置に送られかつかつそこでA/D変換器(アナログ・デジタル変換器)によってプロセッサ適合に処理される。通例、精度の要求に応じて8ビット、10ビットまたは12ビットの変換器が使用される。それぞれの圧力センサは好ましくは、内燃機関のそれぞれのシリンダにおいて最大発生する可能性がある圧力領域に設計されるので、圧力センサのセンサエレメントによって比較的高い分解能を用意できたとしても、低い圧力値は粗くしか再現できないことがある。例えば、256の測定点を表すことができかつ圧力センサに対して0および5Vの間の出力電圧領域を表すことができる、8ビットのA/D変換器の場合、5Volt/256=19mVの分解能が生じる。これに対して圧力センサのセンサエレメントは例えば約1mVの物理的に最小の分解能を有している。このことが意味するのは、圧力センサの出力信号がA/D変換器における僅かな数の測定点にもお付いて19mVからようやく検出もしくは記録可能になるということである。これに対してそれより下方の、圧力センサの0乃至18mVの測定領域は−理論的には圧力センサのセンサエレメントの19個の測定値に相応するのだが−センサエレメントの分解能が比較的高いにも拘わらず利用されずにとどまりかつ検出され得ないということになる。換言すれば、これによりシリンダ圧力センサの出力信号に対する分解能は著しく低くなる。
A/D変換を改善するという普通の可能性は、8ビットのA/D変換器に代わって、10ビットのA/D変換器を、すなわち一般に表現すればより多くのビット変換能力を有するA/D変換器を使用することである。しかしこのような手段にはオートモービル技術において−冒頭に述べたように−明らかな使用限界が設定されている。全体の測定領域を例えば低圧領域と高圧領域とに分割するという別の可能性があることはある。例えばそれぞれのシリンダにおける圧力センサの、0および5Vの間の出力電圧に0および2barの間の第1の測定領域並びに2および100barの間の第2の測定領域を割り当てることができる。いずれの測定領域がその時点でアクティブであるか、機関制御部もしくは機関制御装置からの制御信号により圧力センサに通報されなければならない。これに対して択一的に、圧力センサは、その異なった測定領域間を自動的に切り替わりかつその都度活性化されている測定領域を機関制御部に外部の制御線路を用いて通報するようにしてもよい。しかしこの手法は、機関技術の数多くの現実的な所与の条件下で、内燃機関と機関制御部もしくは制御装置との間のシグナリングコストに関して極めて煩雑である。この種の分解能もしくは精度問題は場合によっては、内燃機関の燃料プロセスに対して設けられている別の測定センサに対しても当てはまる。
本発明の課題は、測定センサのセンサエレメントのそれ自体高い分解能をその出力信号の不十分なA/D変換にも拘わらずいかにして簡単な手法で改善されて利用することができるかの方策を提供することである。この課題は以下の本発明の方法のステップによって解決される。
測定センサのセンサ生信号のレベル値が存在している、該測定センサの動作レベル領域を少なくとも2つの測定領域区間に分割し、それぞれの測定領域区間に、前記測定センサの出力信号の、前記動作レベル領域に対して制限された、同一の予め定めた出力レベル領域を割り当て、ここで一方の測定領域区間から他方の測定領域区間への切換は、それぞれ2つの隣接する測定領域区間の測定領域限界値が達せられるまたは測定領域限界値が上回られるまたは下回られるときに前記測定センサによって自動的に実施され、機関制御部を用いて、内燃機関の作動点を、内燃機関の燃焼プロセスに対する少なくとも1つの作動パラメータに基づいて求め、その時点で求められた作動点に対する少なくとも1つの特性マップ情報から、前記測定センサのセンサ生信号の時間的な特性経過を予測し、かつ前記機関制御部によって、前記予測された時間的なセンサ生信号の時間的な特性経過に基づいて、前記測定センサのどの測定領域区間が現在活性化されているかを求めることによって、内燃機関に対する少なくとも1つの測定センサの出力信号の分解能を高めるための方法。
これにより、制御装置とそれぞれの測定センサとの間の煩雑な制御線路を省略することができる。これら制御線路はそうしなければ種々の測定領域区間間の切り換えに関する情報の通報のために必要になってくるものである。これにより、測定センサと制御装置との間で測定領域区間情報を伝送する必要がない。これにより、付加的な信号生成または付加的な信号線路を介する信号伝送は必要ない。これにより、実際のセンサ生信号特性経過の算出は簡単かつ効率的になり、このことはシリンダ圧力信号の評価の際に殊に有利である。更に、測定領域分割の行われない場合に比して有利にも今や、測定センサの出力信号を検出しかつ処理する分解能、並びにこれとの関わりにおいて信号精度を高めることが、つまり殊に実質的に、制御装置と測定センサとの間の1つまたは付加的なシグナリング線路を備えている場合と同様の信号精度が実現される適度に高めることができる。
本発明は、内燃機関に対する少なくとも1つの測定センサの出力信号の分解能を高めるために、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法のステップを実施する少なくとも1つの計算ユニットを備えている制御装置にも関する。
本発明のその他の発展形態は従属請求項に記載されている。
次に本発明およびその発展形態を図面に基づいて詳細に説明する。
その際:
図1は、内燃機関のシリンダにおける実際のシリンダ圧力特性経過をシリンダ圧力センサを用いて検出することができる、分解能を高めるための本発明の方法の実施例を略示し、
図2は、4サイクル内燃機関の循環過程に対するp−V線図を例として略示し、
図3は、図1の実施例により求められた、すなわち内燃機関のクランク軸角度に依存して再構築されたシリンダ圧力特性経過と関連して、図1のシリンダ圧力センサの出力信号のレベル制限された信号特性経過を略示している。
同じ機能および作用を有するエレメントは図1および図3とも同一の参照符号が付されている。
図1には、シリンダ圧力センサDSのシリンダ圧力信号を本発明の原理に従って改善された分解能で、すなわちより正確に捕捉検出できるようにするための、内燃機関CEに対する機関制御装置ECUの計算ユニットCUの制御ステップが略示されている。ここでシリンダ圧力センサDSは殊に、内燃機関CEのシリンダCYのシリンダヘッドに配置されている。シリンダ圧力センサDSは、シリンダCYの燃焼室における内圧の検知のためにも値射られるセンサエレメントSEを有している。センサエレメントは有利にはアナログ部品として形成されておりかつステップ7においてセンサ生信号ZSを生成する。センサ生信号は、内燃機関CEの循環的な燃焼サイクルプロセス期間のシリンダCYの内室においてその都度存在している圧力を表している。内燃機関CEに、センサ生信号ZSを引き続き処理するための評価ユニット/ロジックユニットLEが配属されている。このユニットは有利には、シリンダ圧力センサDSの構成部分である。択一的に、このユニットは別個の構成要素として設けられていてもよい。図1において、これはその機能性をより分かり易くするために、圧力センサDSのセンサエレメントSEとは別個に詳細に図示されている。
シリンダ圧力センサDSの評価ユニット/ロジックユニットLEはステップS8において、センサ生信号ZSを後続のA/D変換に対するその分解能を高めるために少なくとも2つの測定領域区間に分割する。ここ図1の実施例において評価ユニット/ロジックユニットLEは殊に予め、3つの測定領域区間A,B,Cを定めている。センサ生信号ZSに対するこの測定領域分割はそのレベルを低減されたもしくは制限されたレベル領域にスケーリングするために用いられ、すなわちレベル制限が行われる。ここ実施例においてシリンダ圧力センサDSのセンサエレメントSEはセンサ生信号ZSとして電気的な電圧信号を生成するが、それぞれの測定領域区間A,B,Cに対するその電圧レベル領域は例えば0および5Vの間の電圧値に制限される。従ってシリンダ圧力センサDSはシリンダCYの内圧に対応している、殊に実質的に比例している電気信号をセンサ生信号ZSとして供給する。この信号は評価ユニット/ロジックユニットLE、殊に例えば測定変換器のような評価電子装置によって電圧信号SVに変換されかつその際に場合によって増幅される。この電圧信号SVは例えばA,B,Cのような種々の測定領域区間への分割によりスケーリングされ、すなわちその本来のダイナミック領域は固定された電圧レベル領域に制限される。その際それぞれの測定領域区間A,B,Cに、例えば0Vのような参照値に関連して、特徴的なスケーリングファクタまたは「オフセット」が割り当てられる。これにより測定領域区間を予め定めた制限されたレベル領域に変換することができる。この手法でシリンダ圧力センサDSの出力側に、ステップS9において変形された出力センサ信号BSVが現れる。この出力信号は種々の予め定めた測定領域区間A,B,Cに対してここでは0Vおよび5Vの間にある、それぞれ同一の出力電圧レベル領域にマッピングされている。図1の実施例においてステップS9において、変形されたセンサ信号BSVの出力電圧Uの時間的な経過特性が時間tに依存して例示されている。それぞれの測定領域区間A,B,Cに、0および5V(Volt)の間の同一の出力電圧レベル領域が割り当てられている。すなわち言い換えると、本来のセンサ生信号ZSの種々の測定領域区間A,B,Cはセンサ出力信号SSに対する同一の予め定めたレベルダイナミック領域に変換されている。この手法で、センサ出力信号SSはシリンダ圧力センサDSの実際パスIPにおいて、本来のセンサ生信号ZSのレベルダイナミック領域に比して低減されているレベルダイナミック領域を有している。
このセンサ出力信号SSは測定線路SLを介して機関制御装置ECUに伝送される。そこでA/D変換器ADCを用いて信号はデジタル化される。A/D変換器としてこの実施例において有利には8ビットの変換器が使用される。
評価ユニット/ロジックユニットLEは電圧に代わってこれに対して択一的に、センサエレメントSEによって測定された、シリンダCYの燃焼室の内圧に対する尺度として電流を出力するとき、類似の手法で、相応の測定領域区間分割を行うことができる。
次いで機関制御装置ECUが受信した、レベル制限されたセンサ出力信号SSから、センサ生信号ZSの実際の時間的な経過特性、従ってシリンダの燃焼循環過程の期間の、シリンダCYにおける実際圧力を再構築することができるように、機関制御装置ECUによって、期待される時間的なシリンダ圧力特性経過EPDが目標パスSPにおいて推定される。このためにシリンダCYに対してその燃焼サイクルプロセスの瞬時の作動点BPが決定される。このことは図1においてステップS3において実施される。このために機関制御装置ECUは内燃機関CEの1つまたは複数の異なった作動パラメータを用いる。その際殊に、内燃機関CEのクランク軸の回転数N、内燃機関の絞り弁の調整角度TPSが循環的な燃焼プロセスに対する現在の作動点BPを定める。別様に言えば、これらの作動パラメータに基づいて、図2のp−V(圧力/体積)線図のどの動作点にシリンダCYが瞬時的に存在しているかが求められる。シリンダCYに対する現在の作動点BPを求めるための内燃機関CEのその他の好ましい作動パラメータは殊に、シリンダCYの燃料プロセスに特徴的な手法で影響を及ぼす次の特性量の1つまたは複数のパラメータであってよい:点火角度位置IGA、入口側カム軸位置CAM_IN、出口側カム軸位置CAM_EX、吸気管圧力MAP、内燃機関CEの吸気管における空気質量MAF、間接的に求められた機関トルクTQI、噴射時間TI、それぞれの噴射のスタート時点SOI、冷媒温度TCO、吸入空気温度TIA、ラムダ値LAM、排気ガス背圧P_EX、弁ストローク、弁開放持続時間、シリンダCYにおけるそれぞれの弁のそれぞれの弁開放のプロフィール。
これら作動パラメータは図1の実施例において計算ユニットCUが入力信号S1として使用することができる。同時に、質問ステップS2に相応して更に、その時点でいずれの燃焼モードが存在しているかが考慮される。すなわちここで殊に、外部点火作動SI("spark ignition")、自己点火作動CAI("controlled auto ignition")およびリーン作動が区別される。
次いで、内燃機関CEの現在求められた作動点BPを用いて、制御ステップS4で、記憶されている特性マップ情報KIに基づいてそれぞれのシリンダCYにおける時間的な圧力経過が予測される。特性マップ情報KIは多数の種々異なった作動点に対して、有利には、その都度のクランク軸回転数Nおよびその都度の絞り弁角度TPSに依存してクランク軸に依存した圧力経過を示している特性マップを含んでいる。その際クランク軸角度はシリンダCYにおける圧力pの時間的な特性経過tにマッピングされる。従ってその時点で決定された作動点BPに対して、推定された圧力経過特性EPDが生じる。これは、シリンダCYにおける期待される内圧pのレベル値間の機能的な関係を時間tに依存して再現している。図1において、推定されるシリンダ圧力経過特性EPDに対してp/t(圧力/時間)線図に期待曲線が例として略示されている。予測されたもしくは推定されたシリンダ圧力信号EPDはそのレベルダイナミック特性に関してしきい値G1,G2により、このことがこれとは無関係に、すなわちシリンダ圧力センサDSの評価ユニット/ロジックユニットLEによって自動的に測定領域区間A,B,Cに関して実施される場合と同じレベル測定領域A,B,Cに分割される。別様に言えば、予測された圧力特性経過EPDに対して種々のレベルしきい値G1,G2が、これらにより3つのレベル領域A,B,Cが相互に別個に形成されているように定められる。次いで、このことは図1のステップS5において実施される。それぞれのしきい値と推定された内圧pに対して予測された圧力特性経過EPDとの交点はそれぞれ、一義的な手法において、シリンダ圧力センサDSの評価ユニット/ロジックユニットLEにおいて所定の測定領域区間A,B,Cの存在を間接的に表している時間間隔を定める。例えば、最も低いレベル測定領域Aにはt0=0secと、第1のしきい値G1を推定された圧力特性経過曲線EPDの上昇する枝部分が越える時点tB1との間の時間間隔が割り当てられる。その場合この時間間隔t0乃至tB1はセンサ側における第1の測定領域区間Aの存在を特徴付けている。レベル領域部分におけるもしくはレベル測定ゾーンBにおける予測された圧力特性経過EPDの上昇する枝部分のレベル値に、一義的な手法で時点tB1とtC1との間の時間間隔が有効持続時間として割り当てられる。これはセンサ側における第2の測定領域区間Bの存在を間接的に表している。その際時点tC1は第2の、比較的高いしきい値G2と推定された内圧圧力特性経過EPDとの交点をマーキングする。従ってスケーリング領域Cの初めは時点tC1に割り当てられている。更ににレベル領域部分Cは、上側のしきい値G2と推定された圧力特性経過信号EPDの下降側縁とが交わる時点tC1*で終了する。時点tC1とtC1*との間の時間間隔はセンサ側における第3の測定領域区間Cの存在を間接的に表している。スケーリングゾーンA,B,Cとその有効持続時間に対する時間間隔とのこの対応は推定されたシリンダ圧力信号EPDの下降する側縁に対しても相応の仕方で当てはまる。すなわち時点tC1は第2のスケーリングゾーンBの始まりを定める。時点tB1はスケーリングゾーンBからスケーリングゾーンAへの交代を特徴付けている。詳細にはこの実施例において、スケーリングゾーンAは推定された圧力特性経過EPDの、0および3barの間の最も低いレベル値pを表している。第2のスケーリングゾーンB*は推定された圧力特性経過EPDの、3および20barの間の真ん中のレベル値pを表している。第3のスケーリングゾーンCは20bar以上の、推定された圧力特性経過EPDの最も高いレベル値pを表している。
そこで予測されたシリンダ圧力特性経過EPDが制御装置CUにおいて、センサ側と同じレベルしきい値G1,G2によりレベル測定領域もしくはスケーリングゾーンA,B,Cに分割されかつこれらスケーリングゾーンA,B,Cに有効持続時間またはこれに対応してクランク軸領域が割り当てられることによって、シリンダ圧力センサDSの、レベル低減により変形されたそれぞれの出力信号SSに対して、制御装置CUにおいてその所属の、活性スケーリングゾーンA,B,Cを間接的に表すことが可能になる。これにより、測定された、レベル制限されたセンサ出力信号SSのレベル値Uから、センサ生信号ZSを最初にセンサ側において実際パスIPにおいてレベル低減した測定領域区間もしくはスケーリングゾーンA,B,Cの正しい時間的な割り当てにより、それぞれおスケーリングの反転により、シリンダ内圧に対する実際のレベル値pを再現することが可能になる。このことは図1においてステップS6において実施されかつステップS10におけるp/t(圧力/時間)線図に基づいて示される。
この実施例において時点t0と時点tB1との間の時間間隔にスケーリングゾーンAが割り当てられている。このことは、この時間間隔の間、シリンダ圧力センサDSから出力信号SSが供給され、スケーリング係数、殊に「オフセット」がこのレベルゾーンAに加えられることを意味している。この関係により、シリンダ圧力センサDSの評価ユニット/ロジックユニットLEが実施した最初のスケーリングを再び戻すもしくは反転しかつt0とtB1との間の時間空間において生じる電圧値Uから本来のセンサ出力ZSの電圧値を再構築もしくは再生することが可能である。その場合これらに、これに対応して、シリンダCYの燃焼室における相応の内圧値pが割り当てられている。相応の手法で、時点tB1とtC1との間の時間間隔が有効持続時間、すなわち第2のスケーリングゾーンBのスケーリング係数によって変形された、レベル低減されたセンサ出力信号SSにおける電圧レベル値の存在を定める。相応の仕方で、実施されたスケーリングが計算され、すなわち本来のセンサ生信号ZSのレベル値pが、第1の測定領域区間Aに対して測定領域区間Bが有する、当該測定領域区間のオフセットを出力信号SSの電圧値Uに付加加算することによって再生される。この再生されたもしくは再構築された電圧レベル値はシリンダCYにおける内圧レベル値Pに対応している。時点tC1とtC1との間の時間間隔は最終的に、スケーリングゾーンCに対する有効持続時間を定義する。その場合この時間間隔の間に出力される、センサ出力信号SSの電圧値Uの再生はスケーリングゾーンCに対するスケーリング係数の反転により可能になるので、同様に実際の圧力値pを、レベル制限された出力信号SSの伝送された出力信号値から再生することができる。殊にこのために、第3の測定領域区間Cが第1の測定領域区間Aに対して有している、当該測定領域区間の「オフセット」が出力信号SSの電圧値Uに付加加算される。
ステップS6において、出力されたセンサ信号SSそれぞれのスケーリングゾーンA,B,Cの開始点または終点が予測された期待圧力特性経過EPDのレベル領域区間A,B,Cの開始点または終点と相異している、すなわちその有効持続時間が相互に異なっていることが検出されると、この情報は特性マップ情報KIの適合のために用いることができる。このことは図1においてステップS11において実施される。例えば、時点tB1におけるレベル制限された出力信号SSのスケーリングゾーンBの開始は予測された期待圧力特性経過EPDのスケーリングゾーンB**の推定された開始tB1と違っている可能性がある。同じように、測定された、レベル制限されたセンサ出力信号SSにおける第3の測定領域区間Cに対するスタート時点tC1**と予測された圧力特性経過EPDにおける推定されたスタート時点tC1との間に偏差が生じる可能性がある。それからこの差もしくは偏差情報はステップS11において、次の作動点算出に対して所属の期待される圧力特性経過をほぼエラー補正されて求めることができるように特性マップ情報KIを補正するために利用される。
図3には、拡大された図において、クランク軸角度KWに依存した出力信号SSの電圧レベル特性経過Uが示されている。クランク軸角度は時間tに対応している。レベル値Uに対して、0および5Vの間のレベル制限領域ASBが予め定められている。更に、評価ユニット/ロジックユニットLEにおける本来のセンサ信号ZSは種々の測定領域区間A,B,Cに分割されかつそのレベル値からそれぞれ、それぞれの測定領域区間A,B,Cを所望のレベル制限領域ASBに変換する固有の「オフセット」が差し引かれている。図3の下半部において、クランク軸角度KWに依存したレベル制限された出力されたセンサ信号SSのレベル特性経過に、圧力/クランク軸角度KW(p/KW)線図においてこの形式で再構築された圧力特性経過PDが対応付けられている。
択一的に、その都度の現在の作動点に対する期待されたシリンダ圧力特性経過を特性マップ情報なしに直接計算するのが有利である場合もある。更に例えば、期待される時間的な圧力特性経過を適応能力のある圧縮もしくは伸張、ただしp×V=一定(nはいわゆるポリトロープ指数)に基づいて区間毎に計算することが好ましい場合もある。このために殊に、先願の特許出願DE102005009104.0に有利な計算方法が示されている。
まとめてみると、このようにしてセンサ信号分解能、ひいてはセンサ信号精度を高めるために、シリンダ圧力センサと機関制御装置との間に付加的な制御線路を設けることが必要ない。このようにしない場合には制御情報の生成、制御情報の伝送および制御情報の処理に所望しないコストがかかることになる。そうではなくて、シリンダ圧力センサのセンサ測定領域が、例えば高圧領域および低圧領域のような少なくとも2つの適当な個別領域に分割される。1つの測定領域から別の測定領域への切換はシリンダ圧力センサ自体において、測定領域境界に達するもしくはそれを上回るまたは下回るときに常に行われる。図1の実施例では例えばスケーリングゾーンAからスケーリングゾーンBへの測定領域切換が3barのところで行われる。スケーリングゾーンBからスケーリングゾーンCへの交代は20barにあるしきい値を上回ったところでトリガされる。
更に、あるスケーリング領域から隣接するスケーリング領域の切り換えの際に所定のヒステリシスを設定して、シリンダ圧力センサの出力信号の現在の測定値が境界値上にあるもしくはこれら2つの測定領域間のしきい値にあるとき、これら2つの測定領域間のジッタが妨げられるようにすると有利である。例えばヒステリシスもしくは許容偏差レベルとして0.2barのレベル値を設定することができる。このことは上の例に関して言えば、圧力が上昇していく場合、最低の測定領域Aから次に高い測定領域Bへの切換は約3.2barのところで行われるが、出力信号SSの信号レベルが下降していく場合には真ん中の、第2の測定領域Bから最低の、第1の測定領域Aへの戻し切換は2.8barのところでようやく行われることを意味している。
個別の測定領域およびそのそれぞれの増幅係数および/またはオフセット(または全体のセンサ特性曲線も)は機関制御部(ECU)において有利には不揮発性メモリに格納されている。どの測定領域がその時点で活性であるかは機関制御部が有利な仕方で所定の圧力特性経過期待保持に基づいて決定する。例えば内燃機関のクランク軸の現在の回転数および作用している負荷、殊に内燃機関の吸気管における絞り弁の位置により、および/または例えば噴射タイミング、点火角度、機関作動温度などのような別の作動パラメータによって決められている機関作動点に依存して、典型的なシリンダ圧力特性経過が生じる。この圧力特性経過は機関制御部において、例えばクランク軸角度に関する特性マップとして格納される。しかし場合によっては、推定される圧力特性経過を例えば、p×V=一定が成り立つポリトロープ圧縮もしくは伸張に基づいて区間毎に計算されるようにすると好ましい場合もある。勿論、実際には燃焼プロセスのサイクル毎に偏差が生じる可能性がある。それ故に、例えばA,B,Cのような個々の測定領域を、期待することができる圧力変動がそれぞれの測定領域内にあるように定義することが好ましい。その場合機関制御部はその期待値に相応してそれぞれの測定領域を選択し、線形の信号特性経過においてオフセットおよび/または増幅度に関する情報を得かつ、シリンダ圧力センサから出力されるそれぞれのセンサ値にレベル制限された圧力値を対応付けることができる。センサ値として、例えば電圧、電流などを用いることができる。内燃機関の4サイクル法における特別簡単な、好ましい変形形態において720°のクランク軸角度が2×360°のクランク軸に分割される。その際低圧領域に最初の360°のクランク軸角度領域が割り当てられかつ高圧領域には第2の360°のクランク軸角度領域が割り当てられる。その場合クランク軸位置に依存して、相応の測定領域が選択される。
勿論この方法は、十分申し分ない予測可能な信号特性経過が存在する場合には、シリンダ圧力信号とは別のセンサ信号に有利な仕方で転用される。
センサ信号の分解能を高めるための本発明の手法において有利な仕方でセンサアナログ信号の著しく効果的な利用およびセンサ信号の精度の向上が生じる。信号対雑音間隔および分解能が著しく改善されるので、その結果これによりようやく、物理的に小さな測定領域が正確にまたはそもそもようやく検出することが可能になっている。更に本発明の方法はコスト面で有利な解決法を表している。というのは、センサと機関制御装置との間で情報を伝送する必要がなく、これにより付加的な信号生成または伝送が不要になるからである。すべての必要な情報は機関制御部に既に存在している。この方法は、センサ信号が燃焼プロセスの調整のために用いられるとき特別有利である。これによりいわゆるCAI("controlled auto ignition")法を一層よく使用できることになる。というのは、燃焼プロセス調整に対する基本量として入力される、分解能が高められたシリンダ圧力信号が存在しているからである。つまりここでは、低圧領域も高圧領域もできるだけ正確に検出されると言える。
センサの分解能を高めるための本発明の方法の実施例の略図 4サイクル内燃機関の循環過程に対するp−V線図 図1の実施例により求められた、すなわち内燃機関のクランク軸角度に依存して再構築されたシリンダ圧力特性経過と関連して、図1のシリンダ圧力センサの出力信号のレベル制限された信号特性経過の略図

Claims (9)

  1. 測定センサ(DS)のセンサ生信号(ZS)のレベル値が存在している、該測定センサの動作レベル領域(PZ)を少なくとも2つの測定領域区間(A,B)に分割し、
    それぞれの測定領域区間(A,B)に、前記測定センサ(DS)の出力信号(SS)の、前記動作レベル領域(PZ)に対して制限された、同一の予め定めた出力レベル領域(ASB)を割り当て、ここで一方の測定領域区間から他方の測定領域区間(A,B)への切換は、それぞれ2つの隣接する測定領域区間(A,B)の測定領域限界値(G1)が達せられるまたは測定領域限界値が上回られるまたは下回られるときに前記測定センサ(DS)によって自動的に実施され、
    機関制御部(ECU)を用いて、内燃機関(CE)の作動点(BP)を、内燃機関の燃焼プロセスに対する少なくとも1つの作動パラメータ(N,TPS)に基づいて求め、
    その時点で求められた作動点(BP)に対する少なくとも1つの特性マップ情報(KI)から、前記測定センサ(DS)のセンサ生信号の時間的な特性経過を予測し、かつ
    前記機関制御部(ECU)によって、前記予測された時間的なセンサ生信号の時間的な特性経過(EPD)に基づいて、前記測定センサ(DS)のどの測定領域区間(A,B)が現在活性化されているかを求める
    ことによって、内燃機関(CE)に対する少なくとも1つの測定センサ(DS)の出力信号(SS)の分解能を高めるための方法。
  2. 測定センサとして、内燃機関(CE)の少なくとも1つのシリンダ(CY)に取り付けられているシリンダ圧力センサ(DS)を使用し、かつ
    前記シリンダ圧力センサ(DS)によってセンサ生信号(ZS)として、シリンダ(CY)の内圧を表している電圧信号を生成する
    請求項1記載の方法。
  3. 前記予測されたセンサ生信号特性経過(EPD)を前記機関制御部(ECU)において特性マップとして予め格納しておく
    請求項1または2記載の方法。
  4. 前記予測されたセンサ生信号特性経過(EPD)を前記機関制御部(ECU)において計算する
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 1つの測定領域区間(A)から別の測定領域区間(B)への切換をヒステリスを伴って実施する
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記機関制御部(ECU)において、前記予測されたセンサ生信号特性経過(EPD)に対して、少なくとも2つのレベル領域区間(A,B)への分割を行い、該レベル領域区間は実質的に、前記測定センサ(DS)の前記測定領域区間(A,B)の分割と一致する
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記予測されたセンサ生信号特性経過(EPD)における前記レベル領域区間(A,B,C)に有効持続時間として割り当てられる時間間隔(t0〜tB1,tB1〜tC1,tC1〜tC1)に基づいて、前記測定センサ(DS)のいずれの測定領域区間(A,B,C)がいつアクティブに切り換えられているかを推定し、かつ
    前記測定センサ(DS)の前記レベル制限された出力信号(SS)と、所属の、アクティブな測定領域区間(A,B,C)の前記推定された時間的な割り当てとから、前記センサ生信号(ZS)の実際の信号レベル特性経過(PD)を再構築する
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記予測されたセンサ生信号特性経過(EPD)のそれぞれのレベル領域区間(A,B,C)の有効持続時間と前記測定センサ(DS)の前記レベル制限された出力信号(SS)の有効持続時間との差を用いて、次の推定に対する前記センサ生信号特性経過(EPD)の予測を適応補正する
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 内燃機関(CE)に対する少なくとも1つの測定センサ(DS)の出力信号(SS)の分解能を高めるために請求項1から7までのいずれか1項記載のステップを実施する、少なくとも1つの計算ユニット(CE)を備えている制御装置(ECU)。
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