JP2009532444A - 2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールの製造法 - Google Patents

2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールの製造法 Download PDF

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Abstract

式(I)[式中、R1およびR2は、独立して、それぞれ、H、C1〜C8アルキル、ハロゲン、ポリハロC1〜C8アルコキシ、ポリハロC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルキルまたはC1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシであって、ともにHであることはなく、R3はC1〜C8アルキルである]で示される化合物を製造する方法であって、
(a)式(II)[式中、R1およびR2は、それぞれ、先に定義されたとおりであり、Xは、Br、I、トリフラート、トシラートまたはメシラートである]で示される化合物をプロパ−2−イン−1−オールと反応させて、式(III)で示される化合物を得、
(b)式(III)の化合物を、アルキル−金属化合物(「アルキル」は、R3について先に定義されたとおりである)と反応させて、式(I)の化合物を得ることを特徴とする方法。

Description

本発明は、(E)−2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールを製造するための立体選択的な方法、および該方法の工程で得られる新規中間体に関するものである。
欧州特許出願公開第0 678 503号公報(EP-A-0 678 503)は、レニン阻害特性を有し、薬学的配合物中に抗高血圧剤として用いることができる、δ−アミノ−γ−ヒドロキシ−ω−アリールアルカンカルボキサミドを記載している。そこに記載された製造法は、特にときには不満足である収率、および反応工程の数に関して、工業的方法としては不適切である。そこに記載された方法の大きな短所は、純粋なジアステレオマーの全収率があまりにも低いことである。
国際公開第2002/02487号公報(WO 2002/02487 A1)には、δ−アミノ−γ−ヒドロキシ−ω−アリールアルカンカルボキサミドのための改良された製造法が記載されている。そこに記載された方法では、アリールアルデヒドを2−アルキル酢酸エステルと反応させて、3−ヒドロキシ−2−アルキル−3−アリールプロピオン酸エステルを得て、これからアルコール官能基を、離脱基へと変換した後に除去して、2−アルキル−3−アリールアクリル酸エステルを得て、これを(E)−2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールへと還元して、次いでこれを、高い立体選択性を有する不斉水素化によって水素化して、キラルな2−メチル−3−フェニルプロパン−1−オールを得る。次いで、キラルな2−メチル−3−フェニルプロパン−1−オールを、水素化によって(3−ハロ−2−アルキルプロピル)アリール化合物へと変換して、これをキラルな(E)−5−ハロ−2−アルキルペンタ−4−エンアミドと反応させて、2,7−ジアルキル−8−アリール−4−オクテノイルアミドを得る。次いで、2,7−ジアルキル−8−アリール−4−オクテノイルアミドの二重結合を、同時に、5位でハロゲン化し、4位でラクトン化によってヒドロキシル化し、次いで、ハロゲン化物をアジ化物に置き換え、ラクトンをアミド化し、そうしてアジ化物をアミン基へと変換する。所望されるアルカンカルボキサミドは、この方法で、欧州特許出願公開第0 678 503号公報に刊行された方法より有意に高い全体的収率で得られるが、工程数の多いことが不都合である。
新規な方法では、出発材料は、2,7−ジアルキル−8−アリール−4−オクテノイルアミドであって、より効率的で、より短い新規な経路によってこれを製造する。
2,7−ジアルキル−8−アリール−4−オクテノイルアミドは、たとえば、式(A):
Figure 2009532444
[式中、R1およびR2は、独立して、それぞれ、H、C1〜C8アルキル、ハロゲン、ポリハロC1〜C8アルコキシ、ポリハロC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルキルまたはC1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシであって、ともにHであることはなく、R3は、C1〜C8アルキルであり、R4は、C1〜C8アルキルであり、R5は、C1〜C8アルキルまたはC1〜C8アルコキシであり、R6は、C1〜C8アルキルであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって、場合によりC1〜C4アルキル−、フェニル−またはベンジル−置換された、テトラメチレン、ペンタメチレン、3−オキサ−1,5−ペンチレンもしくは−CH2CH2O−C(O)−である]
に相当する。
式(A)の化合物は、国際公開第2002/02487号公報に記載の方法と同様にして、式(B):
Figure 2009532444
で示される化合物を、式(C):
Figure 2009532444
[式中、R1〜R6は、それぞれ、先に定義されたとおりであり、Yは、Cl、BrまたはIであり、Zは、Cl、BrまたはIである]
で示される化合物とアルカリ金属またはアルカリ土類金属の存在下で反応させることによって得られる。YおよびZは、好ましくは、それぞれ、BrまたはClであり、より好ましくはClである。
式(C)の化合物は、対応するカルボン酸エステル、カルボキサミドまたはハロゲン化カルボニルをアミド化またはアミノ基転移することによって製造することができる。トリアルキルアルミニウムまたはジアルキルアルミニウムハロゲン化物の存在下での、たとえばトリメチルアルミニウム=またはジメチルアルミニウム=クロリドによる、カルボン酸エステルおよびアミンからのカルボキサミドの形成は、S. M. WeinrebがOrganic Synthesis, 59, pp. 49-53 (1980)に記載している。カルボン酸エステルは、trans−1,3−ジハロプロペン(たとえばtrans−1,3−ジクロロプロペン)と対応するカルボン酸エステルとの強塩基、たとえばアルカリ金属アミドの存在下での反応によって得られる。
式(B)の化合物は、国際公開第2002/02487号公報に記載の方法と同様にして、式(D)の2−アルキル−3−アリール−1−プロパノールからのハロゲン化によって製造してもよい。鏡像異性体として実質的に純粋な式(D)の2−アルキル−3−アリール−1−プロパノールは、対応する(E)−アリルアルコールのエナンチオ選択的水素化によって製造することができる。
Figure 2009532444
特定の実施態様では、式(B)の化合物は、Tekturna(登録商標)の名称で米国で最近承認されたレニンインヒビターの活性成分である、アリスキレン(aliskiren:SPP100の名称でも公知である)の商業的に用いられる合成における重要な中間体である(「Synthon A」の名称で公知である)。このレニンインヒビターの製造自体は、この技術分野のための極めて複雑な作業課題を構成する[W. Wolfson, Chemistry & Biology, 13, pp. 1119-1120 (2006)]。
ここに、意外にも、下記の式(I)の(E)−2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールは、2,7−ジアルキル−8−アリール−4−オクテノイルアミドから着手される進行の際に述べられた新規な製造法のための枢要な中間体であって、僅か二つにすぎない工程で高収率で製造できること、すなわち、適切に置換された不飽和芳香族臭化物、ヨウ化物、あるいはトリフラート、トシラートまたはメシラートをプロパ−2−イン−1−オールと反応させて、3−アリールプロパ−2−イン−1−オールを得るとき、生成物は高収率で得られることが見出された。これは、たとえば、C. GottardoがTetrahedron Letters, 43, pp. 7091-7094 (2002)(「第2セクション」および「表1」)で、またM. CushmanがJournal of Medicinal Chemistry, 47, pp. 3149-3162 (2004)(化合物52から化合物53への変換)で、電子供与置換基(特にメタ位の)を有するハロゲン化アリールは、交差カップリングにおける反応性が非置換ハロゲン化アリール、または電子求引性置換基を有するハロゲン化アリールより有意に低いことを記載かつ立証していることから、予想外である。
3−アリールプロパ−2−イン−1−オールは、この方法の重要な中間体である。これらの3−アリールプロパ−2−イン−1−オールから進行させると、(E)−2−アルキル−3−アリールプロパ−2−エン−1−オールは、アルキル−金属化合物との反応によって高収率で得られる。
1−アリールプロパ−2−イン化合物のための最初の工程と類似する方法は、文献では、S. BhattacharyaおよびS. SenguptaがTetrahedron Letters, Vol. 45 (2004), pp. 8733-8736に記載している。その上、2−アルキル−3−フェニルプロパ−2−エン−1−オール化合物についての第二の工程と類似する方法は、文献では、J. G. DuboudinおよびB. JousseaumeがJournal of Organometallic Chemistry, Vol. 168 (1979), pp. 1-11にか、またはA. ClaesseonがTetrahedron Letters, Vol. 15 (1974), pp. 2161-2162に記載している。
δ−アミノ−γ−ヒドロキシ−ω−アリールアルカンカルボキサミドを製造するための国際公開第2002/02487号公報から公知の方法と比較すると、この新規な方法は、それが有意に短いこと、および−10℃未満の温度で実施しなければならない反応工程が回避されることが注目に値して、工業的規模での製造に実際的かつ経済的に好都合である。
本発明は、式(I):
Figure 2009532444
[式中、R1およびR2は、独立して、それぞれ、H、C1〜C8アルキル、ハロゲン、ポリハロC1〜C8アルコキシ、ポリハロC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルキルまたはC1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシであって、ともにHであることはなく、R3は、C1〜C8アルキルである]
で示される化合物を製造する方法であって、
(a)式(II):
Figure 2009532444
[式中、R1およびR2は、それぞれ、先に定義されたとおりであり、Xは、Br、I、トリフラート、トシラートまたはメシラートである]
で示される化合物を、プロパ−2−イン−1−オールと反応させて、式(III):
Figure 2009532444
で示される化合物を得、
(b)式(III)の化合物を、アルキル−金属化合物(「アルキル」は、R3について先に定義されたとおりである)と反応させて、式(I)の化合物を得る
ことを特徴とする方法を提供する。
1およびR2は、C1〜C8アルキルとしては、直鎖または分枝鎖状であってよく、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。例は、メチル、エチル、n−およびi−プロピル、n−、i−およびtert−ブチル、ペンチルならびにヘキシルである。
1およびR2は、ポリハロC1〜C8アルキルとしては、直鎖または分枝鎖状であってよく、好ましくは1〜4個、より好ましくは1または2個の炭素原子を有する。例は、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2−クロロエチルおよび2,2,2−トリフルオロエチルである。
1およびR2は、ポリハロC1〜C8アルコキシとしては、直鎖または分枝鎖状であってよく、好ましくは1〜4個、より好ましくは1または2個の炭素原子を有する。例は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、2−クロロエトキシおよび2,2,2−トリフルオロエトキシである。
1およびR2は、ポリハロC1〜C8アルキルおよびポリハロC1〜C8アルコキシ中のハロゲンをはじめとするハロゲンとしては、F、ClまたはBrであってよくて、FおよびClが好ましい。
1およびR2は、C1〜C8アルコキシとしては、直鎖または分枝鎖状であってよく、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。例は、メトキシ、エトキシ、n−およびi−プロポキシ、n−、i−およびtert−ブトキシ、ペントキシおよびヘキソキシである。
1およびR2は、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルキルとしては、直鎖または分枝鎖状であってよい。このアルコキシ基は、好ましくは1〜4個、特に1または2個の炭素原子を有し、アルキル基は、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。例は、メトキシメチル、1−メトキシエタ−2−イル、1−メトキシプロパ−3−イル、1−メトキシブタ−4−イル、メトキシペンチル、メトキシヘキシル、エトキシメチル、1−エトキシエタ−2−イル、1−エトキシプロパ−3−イル、1−エトキシブタ−4−イル、エトキシペンチル、エトキシヘキシル、プロポキシメチル、ブトキシメチル、1−プロポキシエタ−2−イルおよび1−ブトキシエタ−2−イルである。
1およびR2は、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシとしては、直鎖または分枝鎖状であってよい。このアルコキシ基は、好ましくは1〜4個、特に1または2個の炭素原子を有し、アルコキシ基は、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。例は、メトキシメトキシ、2−メトキシエトキシ、3−メトキシプロポキシ、4−メトキシブトキシ、メトキシペントキシ、メトキシヘキソキシ、エトキシメトキシ、2−エトキシエトキシ、3−エトキシプロポキシ、4−エトキシブトキシ、エトキシペントキシ、エトキシヘキソキシ、プロポキシメトキシ、ブトキシメトキシ、2−プロポキシエトキシおよび2−ブトキシエトキシである。
先述および後述の化合物群は、閉鎖的であると見なしてはならず、むしろ、これらの化合物群の一部は、相互にか、もしくは上記の定義と交換するか、または賢明な方式で、たとえば一般的な定義をより具体的な定義と置き換えるよう省略してもよい。定義は、たとえば原子に関する一般的な原子価のような、一般的な化学的原理に従って有効である。
好適実施態様では、R1は、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシ基であり、R2は、C1〜C8アルキル基またはC1〜C8アルコキシ基である。
更に好適な実施態様では、R1は、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ基であり、R2は、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシ基である。
更に好適な実施態様では、R1は、メトキシ−またはエトキシ−C1〜C4アルコキシであり、R2は、好ましくはメチル、エチル、メトキシまたはエトキシである。
特に好ましいのは、R1が3−メトキシプロポキシまたは4−メトキシブトキシであり、R2がメチルまたはメトキシである、式(I)の化合物である。
非常に特に好ましいのは、R1が3−メトキシプロポキシであり、R2がメトキシである、式(I)の化合物である。
3は、C1〜C8アルキルとしては、直鎖または分枝鎖状であってよく、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する。例は、メチル、エチル、n−およびi−プロピル、n−、i−およびtert−ブチル、ペンチルおよびヘキシルである。好適実施態様では、式(I)の化合物中のR3は、イソプロピルである。
更に好適な実施態様では、R1は、C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシ基であり、R2は、C1〜C8アルキル基またはC1〜C8アルコキシ基であり、R3は、イソプロピルである。
更に好適な実施態様では、R1は、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ基であり、R2は、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシ基であり、R3は、イソプロピルである。
非常に特に好適な実施態様は、R1が3−メトキシプロポキシであり、R2がメトキシであり、R3がイソプロピルである、式(I)の化合物である。
工程(a)で用いられる式(II)の出発化合物(X=Br、I)は、公知であるか、または公知の方法と同様にして製造することができる。式(II)の出発化合物(X=トリフラート、トシラート、メシラート)は、対応するフェノールから、公知の方法と同様にして得られる。
工程(a)は、好都合には、比較的高い温度、たとえば60〜90℃で、触媒量のパラジウム触媒、たとえばPd(PPh34もしくはPd(PPh32Cl2またはPd/C+PPh3、および場合により触媒量のハロゲン化銅(I)、たとえばCuIの存在下で、かつ少なくとも等価量のアミン塩基の存在下で実施する。反応は、溶媒なしでも適切に実施されるが、極性プロトン性溶媒、たとえば水中で実施することもできる。適切なアミン塩基は、たとえば、ピペリジン、ピロリジン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミンまたはアンモニアである。
工程(b)での添加は、好都合には、比較的低い温度、たとえば−10℃ないし室温(たとえば23℃)で、触媒量のハロゲン化銅(I)、たとえばCuIの存在下で実施する。アルキル−金属化合物は、過剰に用いるのが好都合である。反応は、場合により、添加剤、たとえばTMEDAの存在下で実施することができる。反応は、式(III)の化合物が容易に溶解する溶媒中でも適切に実施され、エーテル、たとえばジエチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジオキサンが適切である。テトラヒドロフランおよびジオキサンが特に適切である。
好適なアルキル−金属化合物は、ハロゲン化アルキルマグネシウムである(ここで、「ハロゲン化物」は、BrまたはClである)。
工程(b)の反応は、位置特異的に進行し、所望される式(I)の生成物へと実質的に独占的に導く。
本発明による位置特異的な方法は、δ−アミノ−γ−ヒドロキシ−ω−アリールアルカンカルボキサミドを全段階にわたって高収率で製造するための中間体を製造するのに用いることができる。高い全体的収率は、この方法を工業的使用に適切にする。
本発明は、式(III):
Figure 2009532444
[式中、R1は、メトキシプロポキシであり、R2は、メトキシである]
で示される化合物(中間体)も提供する。
本発明は、請求項1記載の方法も提供して、ここでは、請求項1により製造された式(I)の化合物を、不斉水素化によって、式(D):
Figure 2009532444
[式中、
1は、直鎖または分枝鎖C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシ基であり、
2は、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基、または直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルコキシ基であり、
3は、イソプロピルである]
で示される化合物へと変換し、
式(D)の化合物を、ハロゲン化によって式(B):
Figure 2009532444
[式中、Yは、Cl、BrまたはIである]
で示される化合物へと変換し、
式(B)の化合物を、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の存在下で、式(C):
Figure 2009532444
[式中、R4は、C1〜C8アルキルであり、R5は、C1〜C8アルキルもしくはC1〜C8アルコキシであり、R6は、C1〜C8アルキルであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって、場合によりC1〜C4アルキル−、フェニル−またはベンジル−置換された、テトラメチレン、ペンタメチレン、3−オキサ−1,5−ペンチレンもしくは−CH2CH2O−C(O)−であり、Zは、Cl、BrまたはIである]
で示される化合物と反応させて、式(A)の化合物を得る。
Figure 2009532444
1、R2およびR3には、先に記載した実施態様および好適な実施態様が該当する。
好適実施態様では、R1は、メトキシ−またはエトキシ−C1〜C4アルコキシであり、R2は、好ましくはメチル、エチル、メトキシまたはエトキシである。
以下の実施例は、本発明を詳細に例示する。
実施例
Hypersil BDS C−18(5μm)上のHPLC勾配;カラム:4x125mm):
(I)5分+2.5分間に水*90%/アセトニトリル*10%から水*0%/アセトニトリル*100%まで(1.5ml/分)。
II.40分間に水*95%/アセトニトリル*5%から水*0%/アセトニトリル*100%まで(0.8ml/分)。
* 0.1%トリクロロ酢酸を含有。
〔実施例A〕
2−[1−[4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)フェニル]メタ−(E)−イリデン]−3−メチルブタン−1−オール(A2)の製造法
Figure 2009532444
実施例A1:
3−[4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)フェニル]プロパ−2−イン−1−オールの製造
250ml入り丸底フラスコに、初めに17.991mmolの4−ブロモ−1−メトキシ−2−(3−メトキシプロポキシ)ベンゼン[173336−76−0]および0.720mmolのテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を仕込み、装置を高真空下で30分間排気し、次いでアルゴンで満たした。ピロリジン45ml、および35.982mmolのプロパ−2−イン−1−オールを、反応容器に加え、溶液を、80℃で17時間にわたって撹拌した。反応混合物を、室温に冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液200mlに注ぎ込んだ。混合物を酢酸エチル(2x350ml)で抽出した。併せた有機相を、食塩水(200ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレーターでの蒸発によって濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、60F、酢酸エチル:ヘキサン=2:1)によって、残渣から標記化合物A1を褐色の油として得た(3.96g)。Rf=0.21(酢酸エチル:ヘプタン=1:1);Rt=3.32(勾配I)。
Figure 2009532444
実施例A2:
2−[1−[4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)フェニル]メタ−(E)−イリデン]−3−メチルブタン−1−オールの製造
乾燥した50ml入りシュレンク管に、テトラヒドロフラン20ml中4.034mmolの3−[4−メトキシ−3−(3−メトキシプロポキシ)フェニル]プロパ−2−イン−1−オールの溶液をアルゴン雰囲気下で仕込んだ。溶液を0.403mmolの固体のヨウ化銅(I)と混合し、懸濁液を0℃に冷却した。次いで、ジエチルエーテル中2.0モル濃度のイソプロピルマグネシウム=クロリドの溶液6.05mlを加えた。得られた混合物を0℃で3.5時間にわたって撹拌した。次いで、反応混合物を、0℃の飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ込み、次いで水および酢酸エチルで希釈した。相を分離し、水相を酢酸エチルで抽出した(2回)。併せた有機相を、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレーターでの蒸発によって濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、60F、酢酸エチル:ヘキサン=2:1)によって、残渣から標記化合物A2を黄色の油として得た(967mg)。Rf=0.48(酢酸エチル:ヘプタン=2:1);Rt=3.97(勾配I)。

Claims (9)

  1. 式(I):
    Figure 2009532444

    [式中、
    1は、直鎖または分枝鎖C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシ基であり、
    2は、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基、または直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルコキシ基であり、
    3は、イソプロピルである]
    で示される化合物を製造する方法であって、
    (a)式(II):
    Figure 2009532444

    [式中、R1およびR2は、それぞれ、先に定義されたとおりであり、Xは、Br、I、トリフラート、トシラートまたはメシラートである]
    で示される化合物を、プロパ−2−イン−1−オールと反応させて、式(III):
    Figure 2009532444

    で示される化合物を得、
    (b)式(III)の化合物を、アルキル−金属化合物(「アルキル」は、R3について先に定義されたとおりである)と反応させて、式(I)の化合物を得る
    ことを特徴とする方法。
  2. 1がメトキシ−またはエトキシ−C1〜C4アルコキシであり、R2がメチル、エチル、メトキシまたはエトキシである、請求項1記載の方法。
  3. 1が3−メトキシプロポキシまたは4−メトキシブトキシであり、R2がメチルまたはメトキシである、請求項1記載の方法。
  4. 1が3−メトキシプロポキシであり、R2がメトキシである、請求項1記載の方法。
  5. 式(III):
    Figure 2009532444

    [式中、R1は、メトキシプロポキシであり、R2は、メトキシである]
    で示される化合物。
  6. 請求項1により製造された式(I)の化合物を、不斉水素化によって式(D):
    Figure 2009532444

    [式中、
    1は、直鎖または分枝鎖C1〜C8アルコキシC1〜C8アルコキシ基であり、
    2は、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基、または直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルコキシ基であり、
    3は、イソプロピルである]
    で示される化合物へと変換し、
    式(D)の化合物を、ハロゲン化によって式(B):
    Figure 2009532444

    [式中、Yは、Cl、BrまたはIである]
    で示される化合物へと変換し、
    式(B)の化合物を、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の存在下で、式(C):
    Figure 2009532444

    [式中、R4は、C1〜C8アルキルであり、R5は、C1〜C8アルキルもしくはC1〜C8アルコキシであり、R6は、C1〜C8アルキルであるか、あるいはR5およびR6は、一緒になって、場合によりC1〜C4アルキル−、フェニル−またはベンジル−置換された、テトラメチレン、ペンタメチレン、3−オキサ−1,5−ペンチレンもしくは−CH2CH2O−C(O)−であり、Zは、Cl、BrまたはIである]
    で示される化合物と反応させて、式(A):
    Figure 2009532444

    の化合物を得る、請求項1記載の方法。
  7. 1がメトキシ−またはエトキシ−C1〜C4アルコキシであり、R2がメチル、エチル、メトキシまたはエトキシである、請求項6記載の方法。
  8. 1が3−メトキシプロポキシまたは4−メトキシブトキシであり、R2がメチルまたはメトキシである、請求項6記載の方法。
  9. 1が3−メトキシプロポキシであり、R2がメトキシである、請求項6記載の方法。
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