JP2009531096A - 家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブ - Google Patents

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Abstract

家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブ(1)を開示し、この延長チューブは、互いに摺動自在の内部チューブ(2)及び外部チューブ(3)と、外部チューブに固定されたスリーブ(4)と、この内部チューブ(2)と外部チューブ(3)を互いに固定可能な固定手段(5)と、第1のばねと第2のばね(73)の作用を介して固定手段(5)と協働するスライダ(7)と、スライダ(7)に動作可能に結合した作動ハンドル(8)とを具える。内部チューブ(2)は、固定手段(5)を少なくとも部分的に受けることが可能な複数のくぼみ(23)を具える。外部チューブ(3)はスライダ(7)を保持し、このスライダ(7)を移動中案内するためのトンネル(31)を具える。トンネル(31)は外部チューブ(3)を適切に成形することによって形成される。スリーブ(4)はスライダ(7)を保持し、このスライダ(7)を移動中案内するためのくぼみ領域(46)を具える。

Description

本発明は、電気掃除機のような、家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブに関するものである。
家庭用電気器具のための既知の伸縮自在の延長チューブは、互いに密閉してスライド可能な内部チューブ及び外部チューブと、スリーブと、内部チューブ及び外部チューブを互いに固定するように構成された固定手段と、弾性手段の作用によって前記固定手段と係合する押し出しスライダと、その押し出しスライダに動作可能なように結合した作動手段とを具える。これらの延長チューブにおいて、内部チューブは規定の形状をした一列のノッチを具え、スリーブは外部チューブに固定されている。
上記のタイプの伸縮自在の延長チューブは、例えば欧州特許出願公開第1,092,383A1号明細書、欧州特許第0,520,534B1号明細書、欧州特許第0,987,976B1号明細書、及び独国特許出願第01993418.1号明細書から既知であり、全て同一の出願人の名義である。上記の伸縮自在の延長チューブは全て、使用上非常に効率的且つ実用的である。
他の伸縮自在の延長チューブが、欧州特許第0,552,481B1号明細書、欧州特許出願公開第0,553,482A1号明細書、及び独国特許出願公開第196,15,814,A1号明細書から既知である。
特に、欧州特許第0,552,481号明細書は、互いにスライド可能な内部チューブ及び外部チューブと、外部チューブに固定されたスリーブと、外部チューブ及び内部チューブを互いに固定できる固定手段とを有する家庭用電気器具のための伸縮型チューブを開示している。欧州特許第0,552,481号明細書による伸縮型チューブには、2つのばねによって中央に維持されている2つの部分からなる作動押しボタンが設けられている。この作動押しボタンの下側部分は、2部分押しボタンの上側部分の穴に係合する外側突出部を有する。スリーブは、外部チューブをその端の近くでフレアリング(口広げ加工)することによって形成された空洞内に収納される。
欧州特許出願公開第0,552,481号明細書による家庭用電気器具のための伸縮型チューブは、様々な欠点を有する。このフレアリングは、伸縮型チューブの断面を大きく増加させるコストのかかる工程である。更にチューブの金属壁に大きな応力を及ぼし、完成部品を不合格とする破損を頻繁に引き起こす。これは高い生産コストをもたらす。外部チューブが内部チューブに対して回転することを防止するために、縦方向の凸部を内部チューブに、対応する縦方向の凹部を外部チューブに必ず設けなければならない。
欧州特許出願公開第0,552,481号明細書による家庭用電気器具のための伸縮型チューブは、作動押しボタンの下側部分の外側突出部のために、組み立てが困難である。実際、押しボタンの下側部分は、スリーブを外部チューブ内に挿入することによって取り付けることができない。押しボタンの下側部分は上方から取り付けなければならず、この工程は2つのばねが存在するために困難である。したがって組み立ては自動化できない。
欧州特許出願公開第0,552,481号明細書による家庭用電気器具のための伸縮型チューブは、押しボタンの上側部分が下側部分から分離されることがあり得るために、デバイス全体が破壊されて使用不可となりうるので、安全と見なすことはできない。
本出願人は、特に、構成部品の数を低減し、組み立てし易い機構を提供する必要性に気づいた。
本出願人は更に、どのような動作条件においても、強度と完全な信頼性を有する伸縮自在の延長チューブを提供する必要性に気づいた。
本発明によると、家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブを提供し、前記延長チューブは、互いに摺動自在の外部チューブ及び内部チューブと、
前記外部チューブに固定されたスリーブと、前記内部チューブと前記外部チューブを一緒に固定するように構成された固定手段と、第1および第2のばねの作用を介して前記固定手段と協働するスライダと、前記スライダに動作可能に結合された作動ハンドルとを具える。前記内部チューブは、前記固定手段を少なくとも部分的に受けることができる複数のくぼみを具えている。前記外部チューブは、前記スライダを保持し、これを移動中案内するためのトンネルを具え、前記トンネルは前記外部チューブを適切に成型することによって形成される。前記スリーブは、前記スライダを保持し、これを移動中案内するためのくぼみ領域を具える。前記内部チューブは、縦方向に延在する溝を形成する凹部を有する。前記固定手段のためのくぼみが前記溝の底に設けられている。
前記トンネルは、2つの側壁と、その2つの側壁を相互連結する天井とを有するものとすると便利である。
有利な一実施例において、トンネルは、そのトンネルの天井に形成された少なくとも2つの窓を具え、その2つの窓の間にトンネルの2つの側壁を連結する中央連結片を有する。
スライダの表面が、スライダのどのような動作条件においても、前記中央連結片と少なくとも部分的に接触するようにすると便利である。中央連結片と少なくとも部分的に接触するスライダの表面は平坦であり、トンネルの天井から突出する部分を有さない。
作動ハンドルは、外部チューブのトンネルを受けるための縦方向のくぼみを具えることが好ましい。作動ハンドルは、縦方向のくぼみの底面から突出した2つの歯を具え、その2つの歯の間の距離は、スライダの長さに対応している。
歯の端面は、ばねを保持するために丸い形状であると便利である。
スライダは、2つのばねのそれぞれの端部を受け入れる2つのめくら孔を具えると便利である。
前記作動ハンドルは、2つの部分から構成され、その2つの部分を互いに固定するための手段を具えることが好ましい。
本発明の第2の態様によると、本発明は、上記のような伸縮自在の延長チューブを具える家庭用電気器具に関するものである。
本発明の前記伸縮自在の延長チューブは、極めてコンパクトであり、特に軸スラスト、横滑りスラスト、ねじりモーメントのような作用応力に対する耐性があるという利点を有する。
更に、この伸縮自在の延長チューブは、容易に自動化することができる著しく簡単なプロセスを使用して組み立てることができ、時間と生産コストの低減が可能になる。
ここで本発明の特徴及び利点を、添付の図に例示される実施例を参照して説明する。
図1は、例えば電気掃除機のような家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブ1の部分を分解図で示している。この延長チューブ1は、内部チューブ2と、外部チューブ3と、スリーブ4と、固定手段5と、スライダ7と、作動ハンドル8を具える。
内部チューブ2は、おおよそ円形の断面を有するが、平坦な底を有する溝22を形成する凹部21を有することが好ましい。凹部21によって形成される溝は、内部チューブの縦軸に平行に、縦方向に延在している。くぼみ23が、溝の底22上に設けられている。好適な実施例によると、くぼみ23は大体半円筒形の形状を有している。代わりに、くぼみ23は半球状であってもよい。内部チューブ2は、金属、例えばスチール、アルミニウム又はその合金で形成されることが好ましい。
外部チューブ3は、おおよそ円形の断面を有することが好ましいが、外部チューブ3の断面から外側に突出したトンネル31を有する。そのトンネル31は、外部チューブ3の縦軸に平行に、縦方向に延在している。トンネル31は、外部チューブ31の比較的短い部分に亘って延在している。例として、トンネル31は約5cmに亘って延在している。トンネル31の高さは数mm程度である。外部チューブ3は、金属、例えばスチール、アルミニウム又はその合金から形成されることが好ましい。
トンネル31は、2つの側壁37及びその2つの側壁37を連結する天井38によって形成される。ここで、トンネル31は(欧州特許第0,552,481号明細書に記載されているような)フレアリングと決して類似していないことに注意されたい。フレアリングは、全周に沿ってチューブの直径を広げることである。これによりチューブに大きな応力が生じ、多くの場合、チューブが破壊するか、どのような場合でも利用不能になる。更にフレアリングは、チューブの寸法をかなり増加させる。代わりにトンネルは、外部チューブの”局所的”で小規模な直径拡大であって、容易に低コストで製造できる。トンネルは大きな応力を発生せず、外部の寸法をそれ程増加させない。
2つの窓32,33が、トンネル31に形成される。こうしてトンネル31の天井38は、3つの片34,35及び36によって形成される。片34は、トンネルの入り口に最も近く位置しているものであり、片35は中央のもの、そして片36はトンネルの終端に位置しているものであり、円形断面とみなせる外部チューブ3に結合されている。窓32,33は、トンネル31の側壁37の所まで延在させることができ、また側壁37の手前で終端させて薄い天井の縁が窓32,33に対向する側壁37に結合したままであるようにしてもよい。
スリーブ4を外部チューブ3に有利に固定するために、2つの突起37を外部チューブ3に設けると便利である。
スリーブ4は、図5Aからも明らかなように、おおよそ円形の断面を有することが好ましい。スリーブ4は、プラスチックで形成され、厚み41を有するチューブであることが本質的に好ましい。スリーブ4の外径は、外部チューブ3の内径に大体対応している。
ここで図5B及び5Cを参照する。
スリーブ4の外径よりも大きな直径を有するリング42が、スリーブ4の第1の端に設けられている。スリーブ4の反対の端には、2つの受入切り欠き43と、外部チューブ3の突起37と協働するそれぞれの開口44とが設けられている。内部凸部42’により内部チューブ2に対するスリーブ4のセンタリングが可能になる。
適切な形状をしたくぼみ領域45が、スリーブ4の厚み41内に形成されている。固定手段5のための孔46’が、くぼみ領域45の中心に設けられている。くぼみ領域45は、細長い長方形46の形状を有し、2つの幅狭部分47が続いており、2つのそれぞれの突出ブロック48,49で終端される。突出ブロック48,49は、スリーブ4の断面から突出し、トンネル31とほぼ相補形の断面形状を有する。くぼみ領域の幅は、長方形の中心部分46の領域において、スライダ7の幅に等しい。
スライダ7は図1,2,3及び4に示されている。スライダ7は、平坦な上面部74と、対称に配置された2つのノッチ71が設けられた底面部75とを有するほぼ平行六面体の部分である。2つのそれぞれの円筒コイルばね73を受け入れる2つのめくら孔72が、スライダの端面に形成されている(図2及び3)。ばね73は、同一の長さ及び同一の特性を有することが好ましい。スライダ7は、金属、例えばスチール、アルミニウム又はその合金で形成することが好ましい。代わりに、スライダ7はプラスチックで形成することができる。
固定手段5が図1,2,3及び4に示されている。この固定手段は円柱片5の形をしているが、代わりに球体であってもよい。
本発明による伸縮自在の延長チューブの作動ハンドル8が図1,2,3,4及び6に示されている。作動ハンドル8はチューブ状の形状を有し、プラスチックで形成することが好ましい。外面には、どのような動作条件においてもグリップを改善するために、作動ハンドル8はギザギザのある領域81を有する。その端は、面取りをし、丸みを帯びていることが好ましい。
内面には、作動ハンドルは、外部チューブ3の外径におおよそ対応する直径を有する、大体円形の断面を有する。しかし、図6Bおよび6Cに示されるように、外部チューブ3のトンネル31を受けるために、縦方向のくぼみ82が設けられている(図1)。縦方向のくぼみ82から突出する2つの歯83もまた設けられている。その歯83の端面85は、ばね73を保持するために丸みを帯びた形状にするのが好ましい。2つの歯83間の距離84(図6D)は、スライダ7の長さに対応している(図2及び図3)。
図2及び3における断面は、完全に組み立てられ、2つの異なる動作設定における本発明の一実施例による伸縮自在の延長チューブを示している。
伸縮自在の延長チューブ1を組み立てるために、スリーブ4を内部チューブ2に取り付ける。次に固定手段5を開口46’に挿入し、スライダ7を取り付け、そしてばねをスライダのシート部47の内部に設置する(あらかじめわずかにプリテンションされるようにするのが好ましい)。代わりに、固定手段はスライダ7と一緒に挿入することもできる(例えば磁石を使用して)。このように設置されたスリーブは、リング42が外部チューブ3の端にぶつかるまで外部チューブ3の内側に挿入される。突出ブロック48に対するリング42の高さは、リング42が外部チューブ3と同一表面になるようにする。最後に、作動ハンドルを外部チューブに固定する。
突出ブロック48は、トンネル31の片34によって保持され、突出ブロック49はトンネル31の片36によって保持される。
スライダ7は、くぼみ領域45の内部、特にその中央部分46の内部に着座される。したがって、その中央部分46はスライダ7のためのガイドとして働く。スライダ7は、トンネル31の金属の中央片35によって保持される。ノッチ71が設けられているスライダ7の底面75がスリーブ4に面している。
図2に示す動作設定では、スライダ7が、2つのばね73によって、スリーブ4のくぼみ領域45の中心位置に維持される。2つの円筒形のばね73は、スライダ7の孔72の内部に部分的に挿入され、それらの他端が突出ブロック48及び49の段面48’及び49’に当節支持される(図5Cに示す)。
図2に示す動作設定では、固定手段5が、内部チューブ2のくぼみ23の内部に、スライダ7の底面75によって保持される。この動作設定では、2つのチューブ2及び3は互いに固定される。
2つのチューブ2及び3を開放するために、(図3に示すように)作動ハンドル8を右又は左に押す。作動ハンドル8が右に押されたときは、例えば、スライダ7は対応して右に移動する。右側のばね73は圧縮され、一方、左側のばね73は伸張される。どの場合においても、移動の間、スライダ7はくぼみ領域45の中央部分46によって案内され、トンネル31の金属の中央片35によって保持される。固定手段5は、そのくぼみ23から出て、ノッチ71の内部及びスリーブ4の孔46’の内部に位置する。その形状のために、(例えば円筒片の形態の)固定手段は内部チューブ上を転がることができる。
円筒片5がくぼみ23に対向して位置し、作動ハンドル8上の力が解放されたとき、外部チューブ3と内部チューブ2が再び一緒に固定される。
有利な実施例によると、作動ハンドル8は2つの部分86及び87によって形成されている(図7A及び7B)。ハンドルの各半部86,87は、突係止歯88及び/又は対応する係止部89を具える。ハンドルの2つの半部86,87が互いに押し付けられたとき、係止歯88は係止部89と取り外し不能に係合する。
本発明による伸縮自在の延長チューブのための作動ハンドルは、最小限の力を及ぼすものであるから、2つの部分で形成することができる。実際、ハンドルはスライダと係合し、そのスライダを一方向又は逆方向に移動させる機能のみを有する。反対側では、スライダは、トンネルの天井によって(特に片35によって)、スリーブのくぼみの内部に案内される。ハンドルはスライダを適正位置に保持し、その位置から出ることを防止するする必要はない。
既知の伸縮自在の延長チューブと比較すると、本発明によって様々な利点が提供される。主要な利点の1つは、組み立てのし易さである。組み立てのし易さ(及び自動組み立ての可能性)は、コストを低減し、伸縮自在の延長チューブを経済的に有利とするために、このような品目において本質的に重要である。実際、スライダ7をスリーブに対して2つのばね73と固定手段5で維持し、このように設置したスリーブを外部チューブの内側に挿入するだけである。一度スリーブが、スライダ7が片34に到達する地点まで挿入されると、スライダがその適正位置から出る危険性はもはや存在しない。実際、特に中央の片35によって、トンネル31の内部に保持される。窓32及び33のサイズもまた、スライダがそれらを通して通過できない程度である。
円筒形部5、スライダ7及びばね73をスリーブ4の内部に位置させておくことが可能なヘッド部を有する機械(図示せず)を組み立てに使用する。円筒形部5が飛び出すのを防止するために、スリーブ4を内部チューブ上に取り付けなければならない。上述の通り、内部の凸部42’によって、内部チューブ2に対するスリーブ4のセンタリングが可能となる。この2つの部分は、互いに回転することができない。
作動ハンドル8は、ばね及び/又はスライダがそれらの位置から飛び出すことなく、非常に容易に外部チューブ上に取り付けることができる。
第2の重要な利点は、伸縮自在の延長チューブは、どのような動作設定においても頑丈であり、また長期に亘って信頼性があることである。実際、スライダ7は、スリーブ4と外部チューブ3のトンネル31の間に位置している。トンネル31は外部チューブ3の一部を形成し、有利に金属で形成される。スライダ7は、ガイド経路に沿って簡単に移動させることができ、一方においては、トンネル31によって案内され(特に、主に片34,35及び36と側壁37によって形成される天井38によって)、他方では、くぼみ領域45の中央部分46によって案内される。外部チューブに形成されたトンネル31は、外部チューブが金属で形成されているためとても強い。したがって、どのような動作条件においても(例えば円筒形部5がくぼみ23から出るようにスライダを移動させるとき)、片34,35及び36によってスライダが半径方向の外側に動くことが阻止される。
本発明の実施例による家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブの一部の分解図である。 取り付けられ、第1の動作条件にある、図1による伸縮自在の延長チューブの縦方向の断面図である。 取り付けられ、第2の動作条件にある、図1による伸縮自在の延長チューブの縦方向の断面図である。 図2の線2−2に沿って得られた、図1による伸縮自在の延長チューブの断面図である。 図2の線2−2に沿って得られた、スリーブの断面図である。 スリーブの平面図である。 スリーブの縦方向の断面図である。 作動ハンドルの第1の縦方向の断面図である。 作動ハンドルの断面図である。 作動ハンドルの平面図である。 作動ハンドルの第2の縦方向の断面図である。 作動ハンドルの分解不等角投影図である。 作動ハンドルの不等角投影図である。

Claims (12)

  1. a)互いに摺動自在の内部チューブ及び外部チューブと、
    b)前記外部チューブに固定されたスリーブと、
    c)前記内部チューブと前記外部チューブを一緒に固定するように構成された固定手段と、
    d)第1のばねと第2のばねの作用を介して前記固定手段と協働するスライダと、
    e)前記スライダに動作可能に結合した作動ハンドルと、
    を具え、前記内部チューブが少なくとも部分的に前記固定手段を受けるように構成された複数のくぼみを具える家庭用電気器具のための伸縮自在の延長チューブにおいて、
    f)前記外部チューブは、前記スライダを保持し、これをその移動中案内するためのトンネルを具え、
    g)前記トンネルは、前記外部チューブを適切に成形することによって形成され、
    h)前記スリーブは、前記スライダを保持し、これをその移動中案内するためのくぼみ領域を具え、
    i)前記内部チューブは、縦方向に延在する溝を形成する凹部及び溝の底に設けられた前記固定手段のためのくぼみを有することを特徴とする伸縮自在の延長チューブ。
  2. 前記トンネルが、2つの側壁、及び前記2つの側壁を互いに連結する天井を有することを特徴とする、請求項1に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  3. 前記トンネルが、前記トンネルの前記天井において形成された、少なくとも2つの窓を具え、前記2つの窓の間に前記トンネルの前記2つの側壁を連結する中央連結片を有することを特徴とする、請求項2に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  4. 前記スライダの表面が、前記スライダのどの動作設定においても、前記中央連結片と少なくとも部分的に接触するようにすることを特徴とする、請求項3に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  5. 前記中央連結片と少なくとも部分的に接続するようにする前記スライダの前記表面が平坦であり、前記トンネルから突出した部品を有さないことを特徴とする、請求項3又は4に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  6. 前記作動ハンドルが、前記外部チューブの前記トンネルを受けるための縦方向のくぼみを具えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  7. 前記作動ハンドルが前記縦方向のくぼみの底面から突出した2つの歯を具え、前記2つの歯の間の距離が前記スライダの長さに対応することを特徴とする、請求項6に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  8. 前記歯の端面が、前記ばねを保持するために丸い形状を有することを特徴とする、請求項7に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  9. 前記スリーブの前記くぼみ領域が、前記ばねを少なくとも部分的に受けるように構成された2つの部分を具えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  10. 前記スライダが、前記2つのばねのそれぞれの端部を受け入れる2つのめくら孔を具えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  11. 前記作動ハンドルが2つの部分から構成され、前記2つの部分を互いに固定するための手段を具えることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の伸縮自在の延長チューブ。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の伸縮自在の延長チューブを具えることを特徴とする家庭用電気器具。
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