JP2009526082A5 - - Google Patents

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本発明の好適な抗体は、標的抗原のエピトープ、例えば立体構造エピトープに特異的に結合する。本発明の抗体は、例えば(これに限定されるものではないが)GM−CSF、好ましくはヒトGM−CSF(配列ID番号1)、より好ましくは成熟ヒトGM−CSF(配列ID番号2)など、好ましくは疾患関連抗原に向かう。一部の実施形態では、前記抗原が結合するエピトープが、配列ID番号1または配列ID番号2で示されるアミノ酸配列のうち、少なくとも5個の連続アミノ酸を有する。他の実施形態では、前記抗原が結合するエピトープが、配列ID番号1または配列ID番号2で示されるアミノ酸配列のうち、少なくとも10個の連続アミノ酸を有する。他の実施形態では、前記抗原が結合するエピトープが、配列ID番号1または配列ID番号2で示されるアミノ酸配列のうち、少なくとも15個の連続アミノ酸を有する。他の実施形態では、前記抗原が結合するエピトープが、配列ID番号1または配列ID番号2で示されるアミノ酸配列のうち、少なくとも20個の連続アミノ酸を有する。さらに他の実施形態では、前記抗原が結合するエピトープが、配列ID番号1または配列ID番号2で示されるアミノ酸配列のうち、少なくとも25個の連続アミノ酸を有する。本発明の特定の好適な実施形態では、前記抗体が結合するGM−CSFのエピトープが、配列ID番号33−36の少なくとも1つのアミノ酸配列を有する。抗体産生細胞は2007年1月18日(10G9)、および2007年1月31日(E10)にAmer.Type Cult.Coll.(10801 University Blvd.,Manassas,Virginia 20110−2209)に掲載され、受入番号PTA−8173およびPTA−8193を割り当てられた。本発明の抗GM−CSF抗体の例は、そのような細胞によって産生される抗体である。

Claims (59)

  1. GM−CSFに特異的に結合する単離ヒトモノクローナル抗体であって、
    前記抗体は、配列ID番号40のCDR1、配列ID番号41のCDR2、および配列ID番号42のCDR3を有する重鎖と、配列ID番号43のCDR1、配列ID番号44のCDR2、および配列ID番号45のCDR3を有する軽鎖と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号46のCDR1、配列ID番号47のCDR2、および配列ID番号48のCDR3を有する重鎖と、配列ID番号49のCDR1、配列ID番号50のCDR2、および配列ID番号51のCDR3を有する軽鎖と、を備える、
    単離ヒトモノクローナル抗体
  2. 請求項1記載の抗体において、
    前記抗体は、配列ID番号8の1〜110のアミノ酸を含む重鎖可変領域と、配列ID番号12の1〜97のアミノ酸を含む軽鎖可変領域と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号16の1〜114のアミノ酸を含む重鎖可変領域と、配列ID番号18の1〜97のアミノ酸を含む軽鎖可変領域と、を備える、
    単離ヒトモノクローナル抗体
  3. 請求項1記載の抗体において、
    前記抗体は、配列ID番号8のアミノ酸配列を含む重鎖と、配列ID番号12のアミノ酸配列を含む軽鎖と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号16のアミノ酸配列を含む重鎖と、配列ID番号18のアミノ酸配列を含む軽鎖と、を備える、
    単離ヒトモノクローナル抗体
  4. 請求項1記載の抗体において、
    前記抗体の親和性は約1×10−8未満である、
    単離ヒトモノクローナル抗体
  5. 請求項1記載の抗体において、
    前記抗体は、2つの重鎖を有するものである
    単離ヒトモノクローナル抗体
  6. 請求項1記載の抗体において、
    前記抗体は、2つの軽鎖を有するものである
    単離ヒトモノクローナル抗体
  7. 配列ID番号35のアミノ酸配列を有するペプチドのエピトープに結合する抗体。
  8. 配列ID番号36のアミノ酸配列を有するペプチドのエピトープに結合する抗体。
  9. 配列ID番号37のアミノ酸配列を有するペプチドのエピトープに結合する抗体。
  10. 配列ID番号38のアミノ酸配列を有するペプチドのエピトープに結合する抗体。
  11. 請求項1記載の抗体と薬学的に許容される担体とを有する組成物。
  12. 請求項1記載の抗体をコードするポリヌクレオチド。
  13. 請求項12記載のポリヌクレオチドにおいて、
    前記重鎖の核酸配列は配列ID番号10または配列ID番号17を有するものであるか、または、
    前記軽鎖の核酸配列は配列ID番号14または配列ID番号19を有するものである、
    ポリヌクレオチド。
  14. 請求項12記載のポリヌクレオチド配列を有するベクター。
  15. 請求項1記載の抗体を発現する細胞。
  16. 請求項15記載の細胞において、
    前記細胞はハイブリドーマである
    細胞。
  17. 対象のGM−CSFを介した炎症性疾患を治療する方法であって、
    前記対象に、薬学的に許容される担体とGM−CSFを介した炎症性疾患の治療に有効な量でGM−CSFに特異的に結合する少なくとも1つの抗体とを有する組成物を投与する工程を有し、
    前記抗体は、配列ID番号40のCDR1、配列ID番号41のCDR2および配列ID番号42のCDR3を有する重鎖と、配列ID番号43のCDR1、配列ID番号441のCDR2および配列ID番号45のCDR3を有する軽鎖と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号46のCDR1、配列ID番号47のCDR2および配列ID番号48のCDR3を有する重鎖と、配列ID番号49のCDR1、配列ID番号501のCDR2および配列ID番号51のCDR3を有する軽鎖と、を備える、
    方法。
  18. 請求項17記載の方法において、
    前記対象はヒトである
    方法
  19. 請求項17記載の方法において、
    前記抗体は、配列ID番号8の1〜110のアミノ酸を含む重鎖可変領域と、配列ID番号12の1〜97のアミノ酸を含む軽鎖可変領域と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号16の1〜114のアミノ酸を含む重鎖可変領域と、配列ID番号18の1〜97のアミノ酸を含む軽鎖可変領域と、を備える、
    方法。
  20. 請求項17記載の方法において、
    前記抗体は、配列ID番号8のアミノ酸配列を含む重鎖と、配列ID番号12のアミノ酸配列を含む軽鎖と、を備えるか、または、
    前記抗体は、配列ID番号16のアミノ酸配列を含む重鎖と、配列ID番号18のアミノ酸配列を含む軽鎖と、を備える、
    方法。
  21. 請求項17記載の方法において、
    前記GM−CSFを介した炎症性疾患は関節リウマチ、多発性硬化症、喘息、肺胞タンパク症、結腸癌、肺癌、乳癌、膵癌、白血病、または若年性骨髄単球性白血病である、
    方法
  22. GM−CSFに特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマを作成する方法であって、
    a.ex vivoで末梢血単核細胞とGM−CSFまたはその抗原フラグメントを混合し、抗GM−CSF抗体を作成する、前記混合する工程と、
    b.前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を作成する、前記融合する工程と、
    c.前記ハイブリドーマ細胞から産生された抗体のGM−CSFに対する特異的結合性を決定する工程と、
    d.GM−CSFに特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を選択する工程と
    を有し、それによりGM−CSFに特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  23. 請求項22記載の方法において、
    前記抗原フラグメントは、配列ID番号3、4、5、35、36、37、38、または39のアミノ酸配列を有するものである
    方法
  24. 請求項22記載の方法において、
    前記ハイブリドーマ細胞は、ミスマッチ修復の化学抑制剤に曝露されるものである
    方法
  25. 請求項22記載の方法において、
    前記骨髄腫細胞は、ミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ型をコードするポリヌクレオチドを発現するものである
    方法
  26. 請求項25記載の方法において、
    ミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ型をコードする前記ポリヌクレオチドは、不活性化されるものであるか、または、
    前記ハイブリドーマ細胞は、前記ポリヌクレオチドを除去されている、
    方法。
  27. 請求項22記載の方法によって生産されるハイブリドーマ細胞。
  28. 請求項27記載のハイブリドーマ細胞によって産生される抗体。
  29. 請求項1記載の抗体を作成する方法であって、
    前記抗体の産生に適した条件で宿主細胞を培養する工程と、
    前記細胞培養による抗体を回収する工程と
    を有する方法。
  30. 配列ID番号3、配列ID番号4、配列ID番号5、配列ID番号35、配列ID番号36、配列ID番号37、配列ID番号38、または配列ID番号39のアミノ酸配列を有するポリペプチド。
  31. 炎症性疾患を有する患者のヒトGM−CSFの生物活性を阻害する方法であって、
    炎症性疾患患者に請求項1記載の抗体を投与する工程を有する方法。
  32. 請求項31記載の方法において、
    前記炎症性疾患は関節リウマチ、多発性硬化症、または喘息である、
    方法
  33. 癌患者のヒトGM−CSFの生物活性を阻害する方法であって、
    癌患者に請求項1記載の抗体を投与する工程を有する方法。
  34. 請求項33記載の方法において、
    前記癌は白血病である
    方法
  35. 請求項33記載の方法において、
    前記癌は若年性骨髄単球性白血病である
    方法
  36. 請求項33記載の方法において
    さらに、化学療法薬を前記患者に投与する工程を有するものである、
    方法
  37. 請求項36記載の方法において、
    前記抗体は前記化学療法薬と結合されるものである
    方法
  38. 炎症性疾患を有する患者のヒトGM−CSFの生物活性を阻害する方法であって、
    炎症性疾患患者に請求項1記載の抗体を投与する工程を有する、
    方法。
  39. 請求項38記載の方法において、
    前記感染症は敗血症性ショックである
    方法
  40. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞がミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を発現する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から産生した抗体または前記親ハイブリドーマ細胞によって産生された抗体よりも力価が高い産生抗体について、抗原に対する抗体の結合をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも抗原に対する親和性が高いか、力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  41. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体の抗原に対する結合をスクリーニングする工程と、前記抗原に対する抗体を哺乳類発現細胞に産生するハイブリドーマ細胞から免疫グロブリン遺伝子をクローニングし、前記哺乳類発現細胞がミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を発現し、前記ハイブリドーマ細胞よりも高い力価で抗体を産生する哺乳類発現細胞、または前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体と比較し、抗原に対する親和性の高い抗体を産生する哺乳類発現細胞をスクリーニングする工程とを有し、それによって、対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  42. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、ミスマッチ修復の化学抑制剤少なくとも1種類の存在下で前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、それによって過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも高い力価の抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生された抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  43. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体の抗原に対する結合をスクリーニングする工程と、抗原に対する抗体を哺乳類発現細胞に産生するハイブリドーマ細胞から免疫グロブリン遺伝子をクローニングする工程と、ミスマッチ修復遺伝子の化学抑制剤少なくとも1種類存在下、前記哺乳類発現細胞をインキュベートする工程と、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体と比べ、抗原に対する親和性が高い抗体を分泌する哺乳類発現細胞をスクリーニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  44. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、ミスマッチ修復遺伝子の化学抑制剤少なくとも1種類存在下、前記ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、抗原結合抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  45. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を作成する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成する工程であって、前記親ハイブリドーマ細胞はミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を有し、ミスマッチ修復が欠損しているものである、前記混合させる工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることにより、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から産生した抗体の抗原に対する抗体結合性をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞から産生される抗体よりも抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞と比べ、抗体の力価が上昇した過剰変異ハイブリドーマ細胞の2回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  46. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合する工程であって、前記骨髄腫細胞は天然でミスマッチ修復が欠損しており、それによって、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記親ハイブリドーマ細胞のミスマッチ修復遺伝子が欠損しているものである、前記混合する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰発現ハイブリドーマ細胞から産生された抗体の抗原に対する抗体結合性について、1回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞により産生された抗体よりも抗原への親和性が高い抗体を産生する、過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、親ハイブリドーマ細胞よりも高い力価の抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性の高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞について、2回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親細胞により産生される抗体よりも、前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  47. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、前記対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、前記抗体産生細胞はミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を有し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記親ハイブリドーマ細胞はミスマッチ修復を欠損しているものである、前記混合する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  48. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を作成し、抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、前記骨髄腫細胞が天然でミスマッチ修復を欠損することで、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞のミスマッチ修復が欠損している工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞または前記親細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  49. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、末梢血単核細胞と対象抗原または対象抗原を発現する抗原提示細胞を有する細胞抽出物とをex vivoで混合し、前記対象抗原に対する抗体を産生する抗体産生細胞を作成し、抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合することで、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体について抗原に対する抗体結合性をスクリーニングする工程と、前記ハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングし、前記発現細胞は天然でミスマッチ修復を欠損しており、前記発現細胞をインキュベートすることで突然変異を誘発し、前記親発現細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異発現細胞、または前記親発現細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異発現細胞をスクリーニングする工程と、前記親発現細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異発現細胞または前記親細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異発現細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する過剰変異発現細胞を作成する方法。
  50. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞はミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を発現する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から産生される抗体または前記親ハイブリドーマ細胞によって産生されるものよりも力価が高い産生細胞について、抗原に対する抗体結合性をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも抗原に対する親和性が高いか、力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  51. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体の抗原に対する結合性をスクリーニングする工程と、前記抗原に対する抗体を産生するハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングし、前記哺乳類発現細胞がミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を発現し、前記ハイブリドーマ細胞よりも高い力価で抗体を産生する哺乳類発現細胞、または前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体と比べ、抗原に対する親和性の高い抗体を産生する哺乳類発現細胞をスクリーニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  52. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、ミスマッチ修復の化学抑制剤少なくとも1種類の存在下で前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、それによって過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも高い力価の抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生された抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  53. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、抗原に対する抗体を産生するハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングする工程と、ミスマッチ修復の化学抑制剤少なくとも1種類の存在下で前記哺乳類発現細胞をインキュベートする工程と、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体と比べ、抗原に対する親和性の高い抗体を分泌する哺乳類発現細胞をスクリーニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  54. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、ミスマッチ修復の化学抑制剤少なくとも1種類存在下、前記ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、抗原結合抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  55. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記親ハイブリドーマ細胞がミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を有し、ミスマッチ修復が欠損している工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から産生された抗体の抗原に対する抗体結合性をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞から産生される抗体よりも抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞と比べ、抗体の力価が上昇した過剰変異ハイブリドーマ細胞の2回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞によって産生されるものよりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  56. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、前記親骨髄腫細胞のミスマッチ修復が天然で欠損することで、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞のミスマッチ修復が欠損している工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記過剰発現ハイブリドーマ細胞から産生された抗体の抗原に対する抗体結合性について、1回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞により産生された抗体よりも抗原への親和性が高い抗体を産生する、過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程と、親ハイブリドーマ細胞よりも高い力価の抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性の高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞について、2回目のスクリーニングを行う工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞を作成する方法。
  57. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、前記抗体産生細胞にミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子を導入し、前記抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合して親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記親ハイブリドーマ細胞のミスマッチ修復が欠損している工程と、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成する工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞または前記親細胞により産生される抗体よりも前記抗原に対する親和性が高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  58. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合し、前記骨髄腫細胞が天然でミスマッチ修復を欠損することで、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞がミスマッチ修復を欠損し、前記親ハイブリドーマ細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させることで、過剰変異ハイブリドーマ細胞を形成させる工程と、前記親ハイブリドーマ細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞、または前記親ハイブリドーマ細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異ハイブリドーマ細胞をスクリーニングする工程と、前記過剰変異ハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングする工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法。
  59. 標的抗原に特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する哺乳類発現細胞を作成する方法であって、対象抗原を負荷した動物から単離された骨髄または末梢血細胞を培養し、前記対象抗原に対する抗体を産生する細胞を単離し、抗体産生細胞と骨髄腫細胞を融合することで、親ハイブリドーマ細胞を形成し、前記ハイブリドーマ細胞から産生される抗体について、抗原に対する抗体結合性をスクリーニングする工程と、前記ハイブリドーマ細胞から哺乳類発現細胞に免疫グロブリン遺伝子をクローニングし、前記発現細胞のミスマッチ修復が天然で欠損し、前記発現細胞をインキュベートし、突然変異を誘発させ、前記親発現細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異発現細胞、または前記親発現細胞により産生される抗体よりも親和性が高い抗原に結合する抗体を産生する過剰変異発現細胞をスクリーニングする工程と、前記親発現細胞よりも力価の高い抗体を産生する過剰変異発現細胞、または前記親細胞により産生される抗原に高い親和性を示す抗体を産生する過剰変異発現細胞を選択する工程とを有し、それによって、前記対象抗原に特異的に結合する抗体を産生する過剰変異発現細胞を作成する方法。
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