JP2009523564A - フーリエドメイン光コヒーレンス断層撮影装置 - Google Patents

フーリエドメイン光コヒーレンス断層撮影装置 Download PDF

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Abstract

フーリエドメイン光コヒーレンス断層撮影(OCT)装置が提供される。本発明によるOCT撮影装置は自動位置合わせプロセスを行なうことができる。自動位置合わせプロセスでは、撮影装置の分光計の少なくとも一つの光学部品を自動的に調整することにより、分光計を撮影セッション中に調整する。自動位置合わせプロセスの他に、OCTスペクトルをバックグランドスペクトルに関して、そしてノイズ特性に関して正規化することにより、更に正確かつ明瞭なOCT画像を実現する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2006年1月19日出願のYonghua Zhao及びJay Weiによる米国仮特許出願第60/760,050号の優先権を主張するものであり、この米国仮特許出願を本明細書において参照することにより当該仮特許出願の内容全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、フーリエドメイン光コヒーレンス断層撮影装置及び当該装置の動作に関する。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が1991年に開発した光コヒーレンス断層撮影(optical coherence tomography:OCT)法は、特に眼科用途において重要な医療用撮影法となっている。OCT法(光コヒーレンス断層撮影法)は、縦方向スキャン(軸方向スキャン、A−スキャンまたはZ−スキャンとも表記される)から得られる光干渉スペクトルを横方向スキャン(XY−スキャンとも表記される)から得られる光干渉スペクトルと合成する方法を利用する。XYスキャンは、ラインスキャン、円形スキャン、ラスタースキャン、または他のいずれかのパターンを含む、いずれかの横方向スキャンパターンで行なうことができる。OCT(光コヒーレンス断層撮影)画像は、OCT(光コヒーレンス断層撮影)装置がA−スキャン及びXY−スキャンを行なっている間に、光干渉信号を用いて構成される。ほとんどのOCT撮影装置では、複数回のA−スキャンを一連のXY座標に関して行なう。別の表現をすると、1回のA−スキャンをXY−スキャンの各ポイントに関して行なって完全なOCT画像を作成する。その結果、撮影速度は主として、A−スキャン速度によって決まる。
図1は、OCT(光コヒーレンス断層撮影)装置100を示し、OCT撮影装置は光コヒーレンス断層撮影(OCT)法を利用することができる。図1に示すように、光源101は光を結合器102を通ってサンプルアーム103及び基準アーム104に供給する。基準アーム104は既知の長さを有し、そして光を反射して結合器102に戻す。サンプルアーム103は光を、眼球を含むいずれかの注目オブジェクトとすることができるサンプル106に照射する。サンプルアーム103からの反射光、及び基準アーム104からの反射光は結合器102で合成され、そして合成信号を検出器105に結合させる。
図2は、サンプル106に対して実行することができるスキャンの種々のタイプを示している。サンプルアーム103は、光をサンプル106に照射して横方向にスキャンすることにより、XYスキャンを行なう光学系を含むことができる。基準アーム104の長さを機械的に変化させることによりA−スキャンを行なうことができる、またはA−スキャンは、検出器105で利用される回折作用の結果として行なうことができる。OCT(光コヒーレンス断層撮影)により得られる眼の画像は、サンプルアーム103からの光、及び基準アーム104からの光が検出器105で干渉することにより測定される。
OCT(光コヒーレンス断層撮影)法は、タイムドメインOCT(光コヒーレンス断層撮影)またはフーリエドメイン(または、スペクトルドメイン)OCT(光コヒーレンス断層撮影)に分けることができる。タイムドメインOCT(光コヒーレンス断層撮影)では、A−スキャンは普通、基準アーム104の機械スキャン方式の装置によって行なわれる。機械スキャン方式には限界があるので、タイムドメインOCTにおけるA−スキャン速度は通常、5kHz未満である。スキャン速度を更に速くすると、電子信号帯域を相対的に広くする必要があるという要求を満たすことができないので、信号対雑音比が悪化する。しかしながら、フーリエドメインOCTでは、A−スキャンは普通、検出器105の分光計によって行なわれる。フーリエドメインOCT分光計は通常、回折格子に接続されるラインスキャンカメラを含む。従って、ラインスキャンカメラは、波長とともに変化する光干渉信号を受信する。次に、OCT画像は、フーリエ変換を、ラインスキャンカメラで受信した信号に対して行なった後に構成することができる。ラインスキャンカメラは非常に高いスキャン速度(通常、25kHz超)を有することができるので、フーリエドメインOCT(光コヒーレンス断層撮影)によって、タイムドメインOCTよりもずっと速い撮影速度を実現することができる。更に、フーリエドメインOCTによって、同じA−スキャン速度において、タイムドメインOCTよりもずっと大きい信号対雑音比を実現することもできるが、これは、ラインスキャンカメラの各検出素子の積分時間が、タイムドメインOCT分光計で利用される通常の検出器とは違って長いからである。その結果、フーリエドメイン法は新世代のOCT(光コヒーレンス断層画像)計測の分野において普及してきている。
従って、フーリエドメインOCT(光コヒーレンス断層撮影)における検出器105は通常、非常に精度の高い光学系及び機械系を有する高効率かつ高分解能の分光計を含む。フーリエドメインOC分光計の検出器105の集光ビームは通常、ラインスキャンカメラの検出器アレイとマイクロメートルの精度で位置合わせされる必要があるので、振動及び温度のような全ての環境変化に対する撮影装置100の感度が非常に高くなる。OCT(光コヒーレンス断層画像)計測装置は臨床現場において利用されることになり、この場合、これらの計測装置は携帯型であるので、環境条件を制御するためには実用的ではない、またはコストが非常に高く付く。このような状況では、OCT撮影装置の調整状態を維持することが制約的問題となり得る。従って、分光計を常に調整して環境変化に対応した補正を行なうだけでなく、OCT撮影装置を診療所の中をあちこち移動させることによる影響を無くす必要がある。
更に、フーリエドメインOCT撮影では通常、バックグランドノイズが一定ではなく、1/fノイズ及び他の要素が原因でスキャン深さに沿って(すなわち、A−スキャンに沿って)変化する。補正されない画像には、非常に大きなバックグランドノイズが、相対的に浅い深さ位置に現われ得る。更に、バックグランドノイズは通常、深さ位置に対して線形関係及び他の簡単な関係を示し、そして各分光計に固有の局所的因子が作用することによってシステムごとに変化し得る。或るシステムでは、このようなノイズレベルは、OCT画像自体と混同され得る固定のバックグランドノイズパターンとして現われる。
更に、基本的なフーリエドメインOCT撮影装置は、他の不具合を示すDC信号システムである。信号純度は、光源101のスペクトルから得られるDCバックグランドレベルの影響を受ける恐れがある。更に、DCバックグランドは環境変化によって時間とともに変化する恐れがあり、このような状況によって更に、OCT画像を改善することが、非常に困難な解決課題になっている。
従って、上述の原因を効果的に取り除くOCT分光計及び撮影システムが必要になる。
本発明の実施形態によれば、自動調整及び自動校正を実現するフーリエドメインOCT撮影装置が開示される。或る実施形態では、自動調整は、検出器の一つ以上の光学素子を調整することにより行なわれ、そして自動校正は、ベースラインスペクトルとしてデータ処理において利用することができるブランクのスペクトルを周期的に採取することにより行なわれる。
本発明の或る実施形態によるOCT撮影装置は、光を光源アームから受信し、前記光をサンプリングアーム及び基準アームに供給するように接続され、反射光を前記サンプリングアーム及び基準アームから受信し、合成干渉信号を検出器アームに供給するように接続される結合器と、光を前記光源アームに供給するように接続される広帯域光源と、光を前記基準アームから受信し、光を前記基準アームに戻す方向に反射するように接続される光遅延ラインと、光を前記サンプリングアームから受信し、当該光をサンプルに振り向け、前記サンプルからの反射光を捕捉し、前記サンプルからの前記反射光を前記サンプリングアームに戻して結合させるように接続され、光が前記サンプリングアームに戻る方向に反射されることがない位置合わせ位置を含むXYスキャン手段と、前記合成干渉信号を前記検出器アームから受信してスペクトルデータを供給するように接続され、少なくとも一つの制御可能な部品を含む分光計と、前記XYスキャン手段が前記位置合わせ位置にあって前記分光計を調整している状態で、採取したスペクトルデータに応じて前記少なくとも一つの制御可能な部品を調整するコントローラと、を含むことができる。
或る実施形態では、前記分光計は、前記合成干渉信号を前記検出器アームから受信するように接続される折り返しミラーと、反射干渉信号を前記折り返しミラーから受信するように接続される透過型格子と、回折光を前記透過型格子から受信するように接続されるラインスキャンカメラと、を含む。
或る実施形態では、前記少なくとも一つの制御可能な部品は折り返しミラーであり、折り返しミラーは、ミラーと、前記ミラーとフレームとの間に接続されるアクチュエータであって、その長さを電気信号に応じて調整するように構成されるアクチュエータと、前記ミラーと前記フレームとの間に接続されるスペーサであって、前記アクチュエータが調整されるときに前記ミラーが前記スペーサを中心として回転する構成のスペーサと、を含む。或る実施形態では、バネを接続して、前記ミラーを前記アクチュエータ及び前記スペーサにぴったり密着させて保持する。
或る実施形態では、前記コントローラは電気信号を、前記ラインスキャンカメラの第1集合の検出器によって測定される強度と、前記ラインスキャンカメラの第2集合の検出器によって測定される強度との差に応じて供給し、前記第2集合の検出器は、前記第1集合の検出器の間に分散配置され、かつ前記第1集合の検出器から横方向にずれる。
撮影装置は更にコンピュータをさらに含み、前記コンピュータはソフトウェアを実行することにより、データを前記分光計から受信し、前記コントローラを組み込み、OCT画像を調整する。
OCT撮影装置の自動調整を行なう方法では、XYスキャン手段を調整して光がサンプリングアームに向かって反射されないようにするステップと、基準アームに向かって反射される光を分光計に結合させるステップと、前記分光計のラインスキャンカメラにおける強度を測定するステップと、前記分光計の光学部品を調整して前記分光計を位置合わせするステップと、を含むことができる。前記分光計は、光を波長に依存するラインに回折させ、前記ライン上の位置の関数として前記光を検出し、波長の関数としての光強度を示す電気信号を供給する。或る実施形態では、前記分光計は、光を透過型格子に振り向けるミラーを含み、前記光学部品を調整するステップは前記ミラーを調整するステップを含む。或る実施形態では、前記ミラーを調整するステップは、前記透過型格子に対する前記ミラーの位置を調整するように接続される圧電アクチュエータに電圧を供給するステップを含む。
本発明の或る実施形態による光コヒーレンス断層撮影(OCT)画像を供給する方法では、複数のバックグランドスペクトルを取得するステップと、前記複数のバックグランドスペクトルを平均して一つのバックグランドスペクトルを計算するステップと、前記複数のバックグランドスペクトルの各バックグランドスペクトルを、平均処理後のバックグランドスペクトルによって正規化して、複数の正規化バックグランドスペクトルを算定ステップと、前記複数の正規化バックグランドスペクトルの各正規化バックグランドスペクトルをフーリエ変換によって処理し、処理済みの前記複数の正規化バックグランドスペクトルを平均してバックグランドノイズスペクトルを算定するステップと、A−スキャン信号をXYスキャンの各ポイントに関して取得するステップと、前記A−スキャン信号をバックグランドスペクトルによって正規化するステップと、正規化された前記A−スキャン信号をフーリエ変換によって処理するステップと、処理済みの前記A−スキャン信号を前記バックグランドノイズスペクトルによって正規化してOCT画像を計算するステップと、を含む。前記バックグランドスペクトルを取得するステップは、XYスキャン光学系を調整して、光がサンプルアームに向かって反射されることがないようにするステップと、光を基準アームからのみ分光計中に受信するステップと、前記光の強度を波長の関数として前記分光計において測定するステップと、を含むことができる。更に、OCT画像を取得する前に、分光計を位置合わせしてもよい。
本発明のこれらの実施形態、及び他の実施形態について、次の図を参照しながら以下に更に議論する。これまでの概要説明及び以下の詳細説明はともに一例として捉えられ、かつ例示に過ぎず、請求する本発明を制限するものではないことを理解されたい。
これらの図では、同じ参照番号が付された構成要素は同じ、または同様の機能を有する。
図3は、本発明の或る実施形態によるフーリエドメインOCT撮影装置300を示している。図3に示すように、フーリエドメインOCT撮影装置300は、光を光源アーム308に供給するように接続される広帯域光源301を含む。光源アーム308は、光を結合器302に供給するように接続される。結合器302は光を分離してサンプリングアーム309及び基準アーム310に導く。サンプリングアーム309はXYスキャン手段303を含み、XYスキャン手段303は光を、眼とすることができる注目オブジェクトに結合させる。基準アーム310は、調整可能な光遅延ライン304を含む。基準アーム310及びサンプリングアーム309に向かって反射される光は、結合器302において合成され、そして検出器アーム311に結合される。検出器アーム311は分光計305を含む。更に、分光計305はデータ取得電子機器306に接続され、データ取得電子機器306は、ホストコンピュータ307に接続することができる。更に、或る実施形態では、XYスキャン手段303の光学系、及び調整可能な光遅延ライン304は、データ取得手段306によって、またはホストコンピュータ307によって制御することができる。
広帯域光源301は、例えば約840nmの波長、及び約50nmの帯域を持つ超高輝度発光ダイオード(superluminescence light−emitting diode:SLED)とすることができる。次に、広帯域光源301からの光はシングルモードファイバに結合させ、次に結合器302に結合させることができる。或る実施形態では、結合器302は2X2 3dBファイバ結合器とすることができ、そして光源アーム308のシングルモードファイバはファイバ結合器の光源アームに接続することができる。3dB結合器はビームスプリッターのように機能し、ビームスプリッターは光源アーム308からの入射光を分離して2つのアーム、すなわち基準アーム310及びサンプリングアーム309に導き、基準アーム310は調整可能な光遅延ライン304を含み、そしてサンプリングアーム309は、XYスキャン装置303及び網膜、角膜、または他のサンプルのような分析対象オブジェクトを含む。
図13は、本発明の或る実施形態において利用することができるXYスキャン手段303の一の実施形態を示している。図13に示すXYスキャン手段303の実施形態は、コリメータレンズ1301と、Xスキャンミラー1302と、Yスキャンミラー1303と、中継レンズ1304と、そして接眼レンズ1305と、を含む。XYスキャン手段303は光を注目オブジェクトに振り向け、注目オブジェクトは図13では、眼球1306によって表わされる。Xスキャンミラー1302を回転させてビームをX方向に振り向けて眼球1306に到達させる。Yスキャンミラー1303も回転させることによりビームをY方向に振り向けて眼球1306に到達させる。更に示すように、眼球1306から反射される光は、サンプリングアーム309に戻るように振り向けられる。図13に更に示すように、Yスキャンミラー1303を回転させることにより或る方向に光を振り向けることができ、この場合、光を、サンプリングアーム309に戻るように反射することはできない。Xミラー1302及びYミラー1303の回転は電気的に制御することができる。
XYスキャン手段303の中の光を、分析対象オブジェクトに集光して、最大の後方反射、及び/又は散乱を実現し、後方反射、及び/又は散乱を受けた光は、XYスキャン手段303によって再度収集され、次にサンプリングアーム309のシングルモードファイバに戻るように結合する。光はまた、調整可能な光遅延ライン310によって後方反射されて基準アーム310のファイバに結合する。2つの後方反射光信号、すなわちサンプリングアーム309からの一方の信号、及び基準アーム310からの他方の信号を結合器302において混合して干渉信号を生成する。干渉信号は検出器アーム311に結合し、検出器アーム311は分光計305に接続される。通常、分光計305に入射する光は、回折格子を通ってラインスキャンカメラに入射する。
分光計305は、光強度を波長の関数として示す電子信号アレイを供給し、電子信号アレイは干渉信号のスペクトルを提供する。分光計305からの出力信号は、或る実施形態ではフレームグラバーとすることができるデータ取得装置306が取得し、次にホストコンピュータ307に転送されて処理され、OCT画像の構成が行なわれる。
調整可能な光遅延ライン304に沿った位置は通常、分光計305において測定される光干渉信号を分光計305によって分解することができる位置に調整される。通常、スペクトルは、サンプリングアーム309と基準アーム310との合計光路長差が、OCT撮影装置300が達成する最大スキャン深度よりも浅い場合に、分光計305において分解することができる。
図4は、本発明の或る実施形態による例示としての分光計305を示している。一般的に、入力ファイバ401からの光は、回折格子404のような回折素子に入射し、そしてラインスキャンカメラ406に振り向けられる。図4に詳細に示す実施形態では、分光計305は光を入力ファイバ401から受信する。コリメートレンズ402はファイバ401からの光をコリメートし、そしてコリメート光を折り返しミラー403に振り向ける。折り返しミラー403は光を透過型格子404に向かって反射する。次に、光を集光レンズ405によってラインスキャンカメラ406に集光する。ラインスキャンカメラ406に入射する光はライン光であり、ラインにおける位置が波長によって変わる。従って、各ピクセル(または検出素子)で検出される信号はOCT信号の特定波長での強度を示す。
図4は、格子404が透過型格子、反射型格子、または波長の関数として分散させた光を使用することができる他の分散素子である様子を示している。高い効率を実現するために、分光計305の光学設計は、入力ファイバ401からの光が、ラインスキャンカメラ406のできるだけ多くのCCD素子で撮像されるように最適化する必要がある。通常のラインスキャンカメラのピクセルサイズは小さい(通常、10μmx10μm)ので、分光計405は温度、機械振動のような環境条件、及び他の条件に対する感度が非常に高い。分光計305が調整されている状態を維持する操作は非常に大きな工数を要する作業であり、そしてOCT撮影装置が動作している間に周期的に行なう必要がある。このような調整状態を維持することが、フーリエドメインOCTを臨床用途に使用することを非常に難しくしている。この制約を解決するために、本発明の或る実施形態では、能動的自動調整(active auto alignment)を取り入れることにより、OCT撮影装置300は中断のない動作を継続することができる。
図5は、ラインスキャンカメラ406の一の実施形態を示している。図5に示すように、ラインスキャンカメラ406は光検出器501及び502から成るアレイを含み、これらの光検出器は、いずれかの光検出器とすることができ、そして或る実施形態では電荷結合素子(CCD)である。一般的に、検出器501及び502は単一ラインに沿って配置される。検出器501及び502の数によってカメラの分解能が決まる。ラインスキャンカメラはどのような個数の検出器も含むことができ、例えば1024または2048個の検出器を含むことができる。
格子404からのビームは、波長の関数としてラインに沿って、検出器501及び502の幾何学的配置に対して水平方向に広がる(すなわち、検出器501及び502は水平方向に配置される)。ビームが位置合わせ状態から外れた状態になる現象は、3つの態様によって:すなわち、垂直方向の位置合わせずれが生じることにより(すなわち、ビームが水平に対して直交する方向にずれる)、水平方向の位置合わせずれが生じることにより(すなわち、ビームが水平方向にずれる)、または回転方向の位置合わせずれが生じることにより(ビームのラインが、検出器501及び502の並ぶラインに対して回転する)生じる。
分光計305に対する調整は種々の方法により行なうことができる。例えば、回転方向の位置合わせは、格子404を回転させて、横方向ビームを、カメラ305の検出器501及び502から成るアレイによって定義される水平方向に対して回転させることにより行なうことができる。更に、水平方向の位置合わせは、格子404を調整してビームを水平に検出器501及び502の上をシフトさせることにより行なうことができる。垂直方向の位置合わせは、ミラー403の向きを調整して、波長の全てに対応する光ビームを偏向させて検出器501及び502に最適に入射させることにより行なうことができる。分光計305の或る実施形態では、格子404からのビームの回転方向の位置合わせ、水平方向の位置合わせ、及び垂直方向の位置合わせの設定は、周期的なメンテナンス調整として行なわれ、そしてこれらの設定は撮影装置が動作している間は次のメンテナンス周期になるまで一定に保持される。これらの位置合わせの各々では、ビームを位置合わせしてカメラ305で受信する電力を、既知の条件を利用して最大にする。既知の条件は、例えば基準アーム310に向かって反射される光のみを分光計305に振り向けることにより得ることができる。
しかしながら、上に議論したように、分光計305の調整状態は、使用条件及び環境条件とともにずれる。従って、本発明による或るOCT計測では、水平方向の位置合わせ、垂直方向の位置合わせ、または回転方向の位置合わせの内の一つ以上の位置合わせは、撮影セッションの間に、または直前に自動位置合わせステップにおいて行なわれる。撮影セッションは一つの期間であり、この期間の間は、OCT画像、またはOCT画像の一部分がOCT撮影装置300によって取得される。
或る実施形態では、ビームを垂直方向に位置合わせする自動位置合わせステップは、各撮影セッションの開始時から始まる。ビームを水平方向に自動微調整する操作は行なう必要はない、というのは、水平方向の小さな位置合わせずれは、数ピクセル程度の小さなスペクトルシフトを意味するだけであり、スペクトルシフトはコンピュータ307で動作するソフトウェアによって無視する、または補正することができるからである。普通、ラインスキャンカメラ406には1000個よりも多くのピクセルが含まれるので、このような小さなスペクトルシフトは、OCT撮影装置の性能に大きな影響を与えることはないはずである。更に、自動回転方向位置合わせは行なわなくてもよい。自動位置合わせは通常、並進移動による位置合わせよりもずっと堅牢である(すなわち、環境条件の影響を受け難い)。更に、回転方向位置合わせが若干ずれる場合、検出器501及び502が占める垂直方向の範囲が若干影響を受けるだけであるので性能にはほとんど影響しないはずである。通常、検出器501及び502は約10μmの高さの幅であり、そして垂直方向自動位置合わせは約10μmの高さの幅で行なわれるので、ビームの端部が約5ミクロン未満だけシフトする回転方向の位置合わせずれは性能にほとんど影響することがない。
ビームの垂直方向シフトは、性能に大きな影響を及ぼし得る。更に、垂直方向の位置合わせずれは、極めて普通に発生し、そして計測器を調整して変化する環境条件に合わせ、そして計測器を診療所の中をあちこち移動させるので非常に起こり易い。
一つの自動位置合わせ方法では、分光計305の光学系を調整して、ラインスキャンカメラ402で受ける合計光電力を最大にする。合計電力は、検出器501及び502の全てからの信号を合計することにより計算することができる。しかしながら、この手順は、サンプリングアーム309からの反射電力が無視することができない大きさになり、かつ経時的に、そしてオブジェクトごとに変化する場合に信頼性が悪くなる恐れがある。ラインスキャンカメラ402で受ける合計電力を利用する位置合わせアルゴリズムは、分光計305への実際の入力電力が固定されないので非常に難しいアルゴリズムになる。
図6は、本発明の或る実施形態による自動位置合わせ手順を示している。図6は、図3に示すXYスキャン手段303の撮像フィールド600を示している。動作状態では、注目オブジェクトを撮像フィールド600内に配置する。撮影中、XYスキャン手段303は光を正常スキャンモード601で振り向け、この場合、光は撮像フィールド600の中の注目オブジェクトによってサンプリングアーム309に戻るように反射される。しかしながら、位置合わせプロセスが行なわれている状態では、XYスキャン手段303の光学系を設定して、サンプリングアーム309の中のビームを位置合わせモード602で振り向け、このモードでは、光ビームを撮像フィールド600の外側に振り向けている。その結果、光が反射されてサンプリングアーム309に戻るということはなく、そして注目オブジェクトによって変わることがない基準アーム310からの反射光を利用して分光計305を調整することができる。
図7A及び7Bは、分光計305の中で利用することができる折り返しミラー403の一の実施形態を示している。図7A及び7Bに示す折り返しミラー403の実施形態は、ミラー701及び装着プレート702を含む。装着プレート702及びミラー701は圧電アクチュエータ703の反対側端部に接続される。更に、装着プレート702及びミラー701は支持ボール704によって分離される。圧電アクチュエータ703の長さは、アクチュエータ703に掛かる電圧とともに変化する。従って、ミラー701を傾斜させてコリメータレンズ402(図4)からの光を、ラインスキャンカメラ406に対して位置が変わるように振り向けることができる。従って、ラインスキャンカメラ406に入射するビームは、圧電アクチュエータ703に掛かる電圧を変えることにより調整することができる。図7A及び7Bに示すように、ミラーコントローラ705を圧電アクチュエータ703に電気的に接続して、圧電アクチュエータ703に掛かる電圧を制御し、この電圧によって、装着プレート702に対するミラー701の向きを制御する。
ラインスキャンカメラ406で受ける合計光電力は、検出器501及び502の各々からの信号を合計することにより計算することができる。圧電アクチュエータ703に掛かる電圧を調整することにより、合計光電力を最大にすることができる。自動調整動作が行なわれている間は、分光計305への入力電力を一定に保持する必要がある。電力が、サンプリングアーム309から戻ってくる光に絶対に影響されることがないようにするために、XYスキャン装置303を位置合わせスキャンモード602に設定して、XYスキャンビームが撮像フィールドから図6に示すように外れるようにする必要がある。正常スキャンが行なわれている状態では、XYスキャンビームは普通、撮像フィールド600の内側に位置する。自動位置合わせが行なわれている状態では、XYスキャンビームは、非常に大きなずれ量をXYスキャン装置303に与えることにより、撮像フィールド600の外側に位置するようになる。サンプリングアーム309に向かって光が反射されることがなくなる、というのは、スキャンビームが、非反射材料であると考えることができるフィールドアパーチャに振り向けられるからである。その結果、基準アーム310から戻ってくるように反射される光のみが分光計305に到達して、一定電力のビームが分光計305に自動調整手順が行なわれている間に入射することになる。
或る実施形態では、ミラーコントロール705をデータ取得手段306(図3)に直接接続することができる。或る実施形態では、ミラーコントロール705はホストコンピュータ307に接続することができる。上に議論したように、分光計305の自動調整は、サンプリングアーム309のXYスキャン手段303の光学系を利用して、位置合わせモード602で行なうことができる。当該時点では、反射されて基準アーム310に導かれ、かつサンプリングアーム309からの光を含まない光は分光計305に振り向けられる。
図5に示すように、ラインスキャンカメラ406の或る実施形態は、ラインスキャンカメラ406の検出器501は検出器502から垂直方向にわずかにずれるように構成される。ビームの位置合わせずれが発生すると、検出器501と検出器502との間の光電力の差が顕著になる。或る実施形態では、最適化アルゴリズムでは、折り返しミラー403を調整して、検出器501及び502によって測定される光電力差を最小にする。
このアルゴリズムは普通、高速に動作する、というのは、折り返しミラー403を調整すべき方向が、検出器501によって測定される合計光電力と、検出器502によって測定される合計光電力との差の符号によって変わるからである。ラインスキャンカメラ406に入射するビームが位置合わせされているかどうかを示す指標は、検出器501によって測定される合計強度と、検出器502によって測定される合計強度との差である。ビームの位置が非常に高くなる場合には、検出器502によって測定される合計強度が、検出器501によって測定される合計強度よりもずっと大きくなる。逆の現象は、ビームの位置が非常に低くなる場合に観察される。
圧電アクチュエータ703に掛かる電圧が、検出器502によって測定される合計強度と、検出器501によって測定される合計強度との差が閾値を下回るようになるまで変化する(アクチュエータ703の長さを調整する)構成のフィードバックループを用いることができる。このフィードバックループはデータ取得手段306の中で、ホストコンピュータ307の中で、またはミラーコントロール705の中で用いることができる。従って、異なる電圧を圧電アクチュエータ703に印加することにより、圧電アクチュエータ703の実際の長さを変えることができる。その結果、折り返しミラー403の垂直角が圧電アクチュエータ703に掛かる電圧に従って調整され、次にラインスキャンカメラ406への集光ビームを上下にマイクロメートルのスケールで動かして、検出器501及び502の位置に一致させることができる。
図8は、折り返しミラー403の別の実施形態を示している。図8に示すように、折り返しミラー403は、支持手段802に装着されるミラー803を含む。ミラー803及び支持手段802はフレーム801内に装着され、フレーム801は、分光計305のフレーム全体の一部分とすることができる。フレーム801は縁部分810を含む。スペーサ806を支持手段802と、支持手段802の一方の側の縁部分810との間に設けるとともに、圧電アクチュエータ804が支持手段802と、支持手段802の対向側の縁部分810とを分離する。或る実施形態では、スペーサ806は一つ以上の球形軸受けを含むが、円筒形スペーサまたは他のスペーサを利用することができる。スペーサ806によって、支持手段802はスペーサ806を中心として回転することができる。支持手段802は圧電アクチュエータ804にぴったり合うように接触する。図8に示す実施形態では圧縮状態になっているバネ807を、ミラー803の反対側の支持手段802とフレーム801との間に設ける。バネ807は、支持手段802をスペーサ806及び圧電アクチュエータ804に固く押し付ける。或る実施形態では、調整ネジ805を支持手段802と圧電アクチュエータ804との間に設ける。或る実施形態では、調整ネジ805は、支持手段802ではなく、縁部分810を貫通する。調整ネジ805は、初期位置合わせ手段または粗位置合わせ手段となり、この手段は、OCT撮影装置300を利用するときに設定することができる。
図8に示すように、アクチュエータ804に掛かる電圧を供給することにより調整することができる長さを持つ圧電アクチュエータ804は、ミラー803の向きを調整して、ラインスキャンカメラ406に入射する光ビームに対する調整を可能にする。圧電アクチュエータ804(または、上述の圧電アクチュエータ703)は、例えばニュージャージー州ニュートン市に本拠を置くThorLabsから入手することができる積層型圧電素子とすることができる。或る実施形態では、圧電アクチュエータ804は、アクチュエータ804に約100Vの電圧が印加されると、アクチュエータの最大長にまで伸張する。アクチュエータ804は、電気的に制御することができる長さを持ついずれのデバイスとすることもできる、例えばリニアモータ、ステッピングモータ、または超音波モータのようないずれかのタイプの並進ステージ(垂直方向に)とすることができ、並進ステージは、入力ファイバ、またはラインスキャンカメラ、またはコリメータレンズ、或いは集光レンズの垂直方向位置を調整することができる。反射型格子を、透過型格子の代わりに使用するシステムでは、自動位置合わせアクチュエータを、格子マウントによって配置することもできる。
アクチュエータ804はミラーコントロール808に電気的に接続され、ミラーコントロール808は信号を信号源809から受信する。信号源809はデータ取得手段306またはホストコンピュータ307とすることができる。上に記載したように、アクチュエータ804の長さは、ラインカメラ406の検出器501及び502からの信号に従って、ビームがカメラ406に位置合わせされるまで調整される。或る実施形態では、アクチュエータ804の長さは、検出器501に入射する合計強度と、検出器502に入射する合計強度との差に応じて調整される。
自動位置合わせについて、折り返しミラー403を調整可能な部品として使用して説明してきたが、ビームがスキャンカメラ406に入射する位置に影響を与えることができる部品であれば、いずれの部品を利用することもできる。例えば、カメラ406の位置、集光レンズ405の向き、または透過型格子404の向きを利用することができる。反射型格子を透過型格子の代わりに利用するシステムでは、反射型格子の向きを調整可能な要素として利用して、自動位置合わせを行なうことができる。
従って、本発明の或る実施形態によれば、自動位置合わせステップを各OCT撮影セッションの始点に付け加える。この自動位置合わせステップが行なわれている状態で、XYスキャン手段303を位置合わせスキャンモード602に設定し、このモードでは、反射ビームはサンプリングアーム309に導かれない。次に、ホストコンピュータ307はラインスキャンカメラ305からのデータ取得を実行し、そしてラインスキャンカメラ305の検出器501及び502で受ける光電力を計算する。次に、コンピュータ307は、ミラーコントロール705または808に指示して折り返しミラー403の向きを調整させることにより、検出器501における合計電力と検出器502における合計電力との差を最小にする。上に議論したように、本発明の或る実施形態では、ミラー403を調整して合計電力を最大にし、そして或る実施形態では、分光計305の他の部品を調整して、セッションの前に光ビームをラインスキャンカメラ406に位置合わせする。この手順はOCTセッション(すなわち、注目オブジェクトの一つ以上のOCT画像を撮影するセッション)が行なわれている間に周期的に実行することができるが、自動位置合わせプロセスは、OCTセッションが行なわれている間のどの時点でも実行することができる。
一旦、垂直方向の位置合わせが行なわれると、ラインスキャンカメラ406の一方の側からラインスキャンカメラ406の他方の側に亘って測定される電力の差は、回転方向の、または水平方向の位置合わせずれを示唆する。或る実施形態では、回転方向自動位置合わせ、水平方向自動位置合わせ、または両方の自動位置合わせは、ラインスキャンカメラ406の左右の検出器によって測定される入射電力の差を利用して行なうことができる。或る実施形態では、右側の検出器によって測定される電力からの、左側の検出器によって測定される電力の大きな差を利用して、オペレータに手動位置合わせが必要であることを通知することができる。
位置合わせの問題の他に、OCT撮影には、ノイズ及び歪みの問題が生じる。詳細には、未補正のフーリエドメインOCT画像には固定のバックグランドノイズパターンが現われる可能性があり、バックグランドノイズパターンを考慮に入れない場合には、バックグランドノイズパターンによって、結果として得られるOCT画像に歪みが容易に生じてしまう。更に、OCTスペクトルは、広帯域光源301のスペクトル分布に関して正規化する必要がある。本発明によるOCT撮影の或る実施形態では、バックグランドノイズパターンはバックグランドスペクトルを差し引くことにより除去することができる。或る実施形態では、バックグランドスペクトルは、XYスキャン手段303を所定の位置に配置して光がサンプリングアーム309に反射しないようにしている状態での基準アーム310からのスペクトル信号である。上に議論したように、OCTスペクトルは、サンプリングアーム309及び基準アーム310からの信号の合成信号であり、この合成信号は干渉信号である。基準アーム310及びサンプリングアーム309からの反射信号を合成することにより、DCのようなスペクトル信号をAC信号(干渉信号)に変換し、AC信号によって、OCT画像を明瞭にし、そして分解能が種々の深さ位置に亘って一貫性を持ち易くなる。
図9は、標準的なOCT画像のノイズ特性を示している。図9に示すように、1/fノイズはA−スキャン深さが浅くなるとともに大きくなる。更に、単純にベースラインスペクトルを差し引くことにより、OCTスペクトルの1/fノイズを大幅に低減することはできない。
バックグランドスペクトルを求め、そしてOCTスペクトルから差し引くことができるが、バックグランドスペクトルは環境変化によって、特にOCT計測に際する温度変化によって経時的に変化する可能性がある。分光計を自動的に調整する場合でも、スペクトルは異なる時点で異なる可能性がある。OCTスペクトルから差し引くスペクトルが現在のバックグランドスペクトルではない場合、不均一なバックグランドノイズの影響、及び他の有害な影響が再び現われ、そしてOCT画像に歪みを生じるように作用し得る。
従って、本発明の或る実施形態によれば、バックグランドスペクトルは頻繁に更新される。図10は、OCT画像スキャンを本発明の或る実施形態に従って行なう手順の一例を示している。図10に示すように、XYスキャンの各シーケンスは、XYスキャン光学系303の撮像フィールドの外に位置する空白ポイント1001から始まる。所定回数のA−スキャンを空白ポイント1001で撮影する。次に、正常なOCT XYスキャン601を行なう。図10は、正常なOCT XYスキャン601をラインスキャンパターンとして示しているが、XYスキャンは、円形パターン、ラスターパターン、グリッドパターン、または他のいずれかのパターンのような他のいずれかのタイプのスキャンパターンとすることができる。正常なXYスキャン601を完了した後、OCT撮影装置はXYスキャン303を空白ポイント1001に戻して新規のスキャンシーケンスを始める。
空白期間中、XYスキャン手段303がビームを空白ポイント1001に導くと、ラインスキャンカメラ305からのデータが取得され、そしてバックグランドスペクトルとして保存される。通常、多数のバックグランドスペクトルが取得される。バックグランドスペクトルは基準アーム310からのみのデータを含む、というのは、ビームが空白ポイント1001に位置している状態では、光はサンプリングアーム309に戻るように反射されることがないからである。バックグランドスペクトルは、スキャンシーケンスごとに(または、OCT画像フレームごとに)更新されるので、バックグランドスペクトルは、通常、OCT画像フレームレート(通常、>5Hz)よりも遅い環境変化の影響を含む真のバックグランドスペクトルを表わす。バックグランドスペクトルは、多くのバックグランドスペクトルを平均することにより計算することができ、これにより、信号対雑音比が大きくなる。更に、コンピュータ307は、ラインスキャンカメラ406で受ける電力をモニタリングして、分光計305が調整されているかどうか、または自動位置合わせステップを実行する必要があるかどうかを判断することもできる。
図11は、本発明の或る実施形態によるOCT撮影セッション1100を示している。撮影セッション1100はスタートアップブロック1101から始まる。スタートアップブロック1101では、OCT撮影装置の電源をオンにし、光源301を作動させ、コンピュータ307の電源をオンにし、そして適切なソフトウェアを読み込む。一旦、OCT撮影装置300の電源が完全にオンになると、自動位置合わせシーケンスを開始する。図11に示すように、ステップ1102では、コンピュータ307はXYスキャン手段303に、位置合わせスキャンモード602に入るように指示する。ステップ1103では、データをラインスキャンカメラ406から取得する。ステップ1104では、OCT撮影装置300は、上に議論したように、検出器アーム311からのビームがラインスキャンカメラ406の検出器501及び502に位置合わせされているかどうかを判断する。位置合わせが未だ最適ではない場合、折り返しミラー403のような光学部品をステップ1105で調整し、そしてプロセスはステップ1103に戻る。位置合わせが最適である(例えば、最大強度が検出器501及び502で観測される)場合、OCT撮影装置300はプロセスを進めてOCT画像を取得する。
図11に示すように、ステップ1106では、XYスキャン手段303がビームを空白ポイント1001に移動させる。ステップ1107では、多数のバックグランドスペクトルを、ビームを空白ポイント1001に照射して測定する。当該位置では、光がサンプリングアーム309に反射されることはなく、かつ基準アーム310に反射される光のみが分光計305において測定される。どのような数の個々のスペクトルもステップ1107で測定することができ、例えば16個のスペクトルを測定することができる。
一旦、バックグランドスペクトルが測定されると、OCT XYスキャンをステップ1107で行なって、OCTスペクトルを取得する。次に、XYスキャン303を設定して正常なXYスキャンを撮像フィールド600内で行なう。結合器302内でサンプリングアーム309からの反射信号、及び基準アーム310からの反射信号を合成することにより形成される干渉信号であるOCTスペクトルを処理してOCT画像を取得する。
図12は、OCT画像を取得するためのOCTスペクトルのデジタル処理プロセス1200を示し、OCT画像は図11のOCTスキャンステップ1108で形成することができる。図12のブロック1201は、撮影セッション1101のステップ1107で測定されるバックグランドスペクトルである。上に議論したように、どのような個数のスペクトルも測定することができる。ブロック1202では、バックグランドスペクトルの全てを平均して平均バックグランドスペクトルを算定する。
しかしながら、OCTスペクトルを、平均バックグランドスペクトルを差し引くことにより正規化することによって、1/fノイズを除去することはできない。正規化されたOCTスペクトルのバックグランドノイズは、1/fノイズのために依然として不均一である。1/fノイズの問題を解決するために、バックグランドスペクトル自体の処理を行なう。図12に更に示すように、平均バックグランドスペクトルを、複数のバックグランドスペクトルの各々から演算1203により減算する。次に、正規化された複数のバックグランドスペクトルの各々をステップ1204でフーリエ変換により処理し、そして結果として得られる処理済みスペクトルを平均してバックグランドノイズをステップ1205で求める。処理済みバックグランドスペクトルの平均、すなわちステップ1205におけるバックグランドノイズは、深さ位置の関数としてのバックグランドノイズを表わす。正常なスキャン期間において測定され、平均バックグランドスペクトルを減算することにより正規化され、フーリエ変換により処理され、そしてバックグランドノイズを差し引くことにより再度正規化されるOCTスペクトルは均一なバックグランドノイズを呈することができ、結果として、異なる深さ位置においてより一定な画像強度が生じる。
上に議論したように、XYスキャンは、ビームを、或るパターンを形成する一連の位置に位置決めし、そしてOCTスペクトルを各位置で測定することにより行なわれる。この処置はステップ1206で行なわれる。各OCTスペクトルに関して、すなわちそれ自体が、スキャンを構成する一つのA−スキャンで得られる各スペクトルに関して、ブロック1202の平均バックグランドスペクトルを演算1207により減算し、OCTスペクトルをフーリエ変換によりブロック1208において処理し、そしてバックグランドノイズを演算1209により差し引いて、OCT画像スペクトルを算定する。XYスキャンを形成する全てのOCTスペクトルをOCT画像1210において集め、OCT画像を形成する。
一旦、ステップ1108においてOCTスキャンを行ない、そして処理すると、OCT撮影装置は、OCT画像が完成したかどうかをステップ1109で判断する。OCT画像が完成した場合、画像をステップ1112で表示し、そしてOCT撮影装置は処理をステップ1113に進め、このステップでは、システムの電源をオフにするステップ1114に進む、または新規のセッションを開始する。画像が完成しない場合、OCT撮影装置は処理をステップ1110に進める。ステップ1110では、位置合わせを、ラインスキャンカメラ406で受け、かつステップ1107で取得されるバックグランドスペクトルによって導出される合計電力が、再位置合わせを必要とするレベルに低下したかどうかを判断することによりチェックする。合計電力が、再位置合わせを必要とするレベルに低下した場合、OCT撮影装置は処理をステップ1111に進め、このステップでは、オペレータに警告を発し、次に自動位置合わせがステップ1102で始まる。合計電力が、再位置合わせを必要とするレベルに低下しなかった場合、OCT撮影装置は処理をステップ1106に進め、このステップでは、新規のXYスキャンプロセスを開始する。
上に説明した実施形態は例示に過ぎず、決して制限的な意味で解釈されるべきではない。この技術分野の当業者であれば、非常に多くの変更を説明したシステムに加え得ることが理解できるであろう。これらの変更は本開示の範囲に含まれるべきものである。従って、本発明は以下の請求項によってのみ制限される。
OCT技術を示す。 OCT技術におけるXYスキャン及びAスキャンを示す。 本発明の或る実施形態によるフーリエドメインOCT撮影装置を示す。 本発明の或る実施形態によるフーリエドメインOCT撮影装置において利用することができる分光計の一の実施形態を示す。 図4に示す分光計において利用することができるラインスキャンカメラを示す。 位置合わせ中に利用することができるプロセスを示す。 A及びBは、図4に示す分光計において利用することができる自動調整可能な部品を示す。 図4に示す分光計において利用することができる自動調整可能な折り返しミラーを示す。 OCT画像におけるノイズ分布を示す。 本発明の或る実施形態によるOCT撮影プロセスを示す。 本発明の或る実施形態によるOCT撮影セッションを実行するフロー図を示す。 本発明の或る実施形態によるOCT撮影セッションにおける信号処理を示す。 本発明の或る実施形態において利用することができるXYスキャン光学系を示す。

Claims (19)

  1. 光を光源アームから受信し、前記光をサンプリングアーム及び基準アームに供給するように接続され、反射光を前記サンプリングアーム及び基準アームから受信し、合成干渉信号を検出器アームに供給するように接続される結合器と、
    光を前記光源アームに供給するように接続される広帯域光源と、
    光を前記基準アームから受信し、光を前記基準アームに戻す方向に反射するように接続される光遅延ラインと、
    光を前記サンプリングアームから受信し、当該光をサンプルに振り向け、前記サンプルからの反射光を捕捉し、前記サンプルからの前記反射光を前記サンプリングアームに戻して結合させるように接続され、光が前記サンプリングアームに戻る方向に反射されることがない位置合わせ位置を含むXYスキャン手段と、
    前記合成干渉信号を前記検出器アームから受信してスペクトルデータを供給するように接続され、少なくとも一つの制御可能な部品を含む分光計と、
    前記XYスキャン手段が前記位置合わせ位置にあって前記分光計を調整している状態で、採取したスペクトルデータに応じて前記少なくとも一つの制御可能な部品を調整するコントローラと、を備えることを特徴とするOCT撮影装置。
  2. 前記分光計は、
    前記合成干渉信号を前記検出器アームから受信するように接続される折り返しミラーと、
    反射干渉信号を前記折り返しミラーから受信するように接続される透過型格子と、
    回折光を前記透過型格子から受信するように接続されるラインスキャンカメラと、を含むことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記分光計は更に、前記干渉信号を前記折り返しミラーに振り向けるように接続されるコリメータレンズと、そして前記透過型格子からの回折信号を前記ラインスキャンカメラに振り向けるように接続される集光レンズと、を含むことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記少なくとも一つの制御可能な部品は折り返しミラーであり、折り返しミラーは、
    ミラーと、
    前記ミラーとフレームとの間に接続されるアクチュエータであって、その長さを電気信号に応じて調整するように構成されるアクチュエータと、
    前記ミラーと前記フレームとの間に接続されるスペーサであって、前記アクチュエータが調整されるときに前記ミラーが前記スペーサを中心として回転する構成のスペーサと、を含むことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  5. 前記分光計は反射型回折格子を含み、前記少なくとも一つの制御可能な部品は反射型回折格子であることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  6. 前記アクチュエータは圧電アクチュエータであることを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  7. 前記ミラーを前記アクチュエータ及び前記スペーサにぴったり密着させて保持するように接続されるバネをさらに含むことを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  8. 前記コントローラは電気信号を、前記ラインスキャンカメラの第1集合の検出器によって測定される強度と、前記ラインスキャンカメラの第2集合の検出器によって測定される強度との差に応じて供給し、前記第2集合の検出器は、前記第1集合の検出器の間に分散配置され、かつ前記第1集合の検出器から横方向にずれることを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  9. コンピュータをさらに備え、前記コンピュータはソフトウェアを実行することにより、
    データを前記分光計から受信し、
    前記コントローラを組み込み、
    OCT画像を調整する、ことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  10. OCT撮影装置の自動調整を行なう方法であって、
    XYスキャン手段を調整して光がサンプリングアームに向かって反射されないようにするステップと、
    基準アームに向かって反射される光を分光計に結合させるステップと、
    前記分光計のラインスキャンカメラにおける強度を測定するステップと、
    前記分光計の光学部品を調整して前記分光計を位置合わせするステップと、を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記分光計は、
    光を波長に依存するラインに回折させ、
    前記ライン上の位置の関数として前記光を検出し、
    波長の関数としての光強度を示す電気信号を供給することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記分光計は、光を透過型格子に振り向けるミラーを含み、前記光学部品を調整するステップは前記ミラーを調整するステップを含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 前記ミラーを調整するステップは、前記透過型格子に対する前記ミラーの位置を調整するように接続される圧電アクチュエータに電圧を供給するステップを含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記ミラーを調整するステップは、前記ラインカメラの前記第1集合の検出器によって測定される合計強度と、前記ラインカメラの前記第2集合の検出器によって測定される合計強度との差を導出するステップと、前記圧電アクチュエータに掛かる電圧を前記差に応じて調整するステップとを含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記第2集合の検出器は、前記第1集合の検出器の間に分散配置され、かつ前記第1集合の検出器から横方向にずれることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 光コヒーレンス断層撮影(OCT)画像を供給する方法であって:
    複数のバックグランドスペクトルを取得するステップと、
    前記複数のバックグランドスペクトルを平均して一つのバックグランドスペクトルを計算するステップと、
    前記複数のバックグランドスペクトルの各バックグランドスペクトルを、平均処理後のバックグランドスペクトルによって正規化して、複数の正規化バックグランドスペクトルを算定ステップと、
    前記複数の正規化バックグランドスペクトルの各正規化バックグランドスペクトルをフーリエ変換によって処理し、処理済みの前記複数の正規化バックグランドスペクトルを平均してバックグランドノイズスペクトルを算定するステップと、
    A−スキャン信号をXYスキャンの各ポイントに関して取得するステップと、
    前記A−スキャン信号をバックグランドスペクトルによって正規化するステップと、
    正規化された前記A−スキャン信号をフーリエ変換によって処理するステップと、
    処理済みの前記A−スキャン信号を前記バックグランドノイズスペクトルによって正規化してOCT画像を計算するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記バックグランドスペクトルを取得するステップは、
    XYスキャン光学系を調整して、光がサンプルアームに向かって反射されることがないようにするステップと、
    光を基準アームからのみ分光計中に受信するステップと、
    前記光の強度を波長の関数として前記分光計において測定するステップと、を含むことを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 分光計を位置合わせするステップをさらに含むことを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記分光計を位置合わせするステップは、
    前記XYスキャン光学系を調整して、光がサンプルアームに向かって反射されることがないようにするステップと、
    光を基準アームからのみ分光計中に受信するステップと、
    前記分光計の部品をラインスキャンカメラによって測定される光強度に応じて調整することにより前記分光計を位置合わせするステップと、を含むことを特徴とする請求項18記載の方法。
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