JP2009523480A - 吻合のための装置および方法 - Google Patents

吻合のための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009523480A
JP2009523480A JP2008550260A JP2008550260A JP2009523480A JP 2009523480 A JP2009523480 A JP 2009523480A JP 2008550260 A JP2008550260 A JP 2008550260A JP 2008550260 A JP2008550260 A JP 2008550260A JP 2009523480 A JP2009523480 A JP 2009523480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anastomosis device
tube
mounting unit
unit
anastomosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008550260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4855483B2 (ja
Inventor
カンソウル、ハッサン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Prozeo Vascular Implant AB
Original Assignee
Prozeo Vascular Implant AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Prozeo Vascular Implant AB filed Critical Prozeo Vascular Implant AB
Publication of JP2009523480A publication Critical patent/JP2009523480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4855483B2 publication Critical patent/JP4855483B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B17/1114Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis of the digestive tract, e.g. bowels or oesophagus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B2017/1107Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis for blood vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B2017/1135End-to-side connections, e.g. T- or Y-connections
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B2017/1139Side-to-side connections, e.g. shunt or X-connections

Abstract

本発明は2つの管部分を吻合するための吻合装置に関する。吻合装置は、第1取り付けユニットおよび第2取り付けユニットを備える。第1取り付けユニットおよび第2取り付けユニットは互いに連結可能であり、それぞれ対応する管部分に取り付け可能である。本発明によれば、各取り付けユニットは、受容される管部分の壁を貫通するのではなく部分的に貫くように配置された、多数の小さな鋭い突起からなる粗面を有する領域(121)を備えた管受容面(120)を有する。本発明はまた、吻合のための方法および本発明の吻合装置の使用に関する。

Description

本発明は、第1態様において、2つの管部分または他の管状器官を吻合するための吻合装置に関する。該装置は、それぞれ対応する管部分に取り付け可能であるとともに互いに連結可能である第1取り付けユニットおよび第2取り付けユニットを備える。各取り付けユニットは、その長手方向軸線を画定する貫通孔を有する。また、各取り付けユニットは管受容面を有する。
第2態様において、本発明は、第1取り付けユニットおよび第2取り付けユニットをそれぞれ対応する管部分に取り付けて、それらの取り付けユニットを互いに連結することにより、2つの管部分を吻合する方法に関する。各取り付けユニットは、その長手方向軸線を画定する貫通孔を有する。
第3態様において、本発明は本発明の装置の使用に関する。
本出願において、軸線方向、半径方向、接線方向などの定義は、前記長手方向軸線に関係してなされるものである。
吻合は、生体組織間に内部連通を形成するために行う生体組織の外科的接合である。血管手術は、多くの場合、重要な組織への血流を形成または回復するために、血管間の吻合を形成することを伴う。現在、すべての血管吻合手技のうちの大多数は、従来の手縫合によって行なわれる。縫合による吻合は時間が掛かり、困難を伴う。各吻合が平滑かつ開存した流路を提供することは重要であり、その接合は比較的高圧下においても漏れがあってはならない。最初の試みで完全に漏れがない吻合が行われるとは必ずしも限らない。従って、漏れ部分を閉鎖するため、または検出された流れの障害を取り除くために、吻合を再縫合することがしばしば必要である。
より信頼性の高い吻合を可能にし、必要とされる手術時間がより短い装置および方法を提供する試みがなされてきた。
そのような装置および方法の例は、特許文献1乃至特許文献3に開示されている。
特許文献1は、環状ベース部材上に突出針および受容孔を交互に配置した一対の針ディスクと、掴持されたときに前記ディスクを配置可能な環状溝を形成する掴持顎部を有する鉗子とを用いた血管を接続する方法を開示している。該方法は、鉗子の孔および鉗子の溝内に配置される針ディスクを介して第1血管を導いて、前記血管の外壁を、前記針ディスクから突出する針に固定する工程と、第2鉗子の孔と第2鉗子により保持される針ディスクの孔とを介して第2血管を導いて、外壁を針ディスクから突出する針に固定する工程と、一方のディスクの針が他方のディスクに形成された開口と整合するように、2つの鉗子を配置する工程と、前記鉗子を共に押圧して、一方のディスクの針を他方のディスクの孔に進入させ、その針を対向するディスクの外壁の周りに偏向させて、両ディスクおよび両血管を噛み合わせる工程とを含む。
特許文献2は、血管または管状器官の接合用締結具を開示している。前記締結具は、接合が行われるまでそれらが新規な掴持装置に保持されるような形状に形成されている。前記締結具は、軸線方向に指向するピンおよびそれらの中心の周りに配置された中間孔を有する少なくとも2つの連結可能なリングと、前記リングの少なくとも一方を掴持装置に取り付けるために前記リングの少なくとも一方の周縁に沿って形成された肩部とを備える。
特許文献3は、まず第1に、目標管の壁に形成された開口においてグラフト管の必要部分を目標管に接合する、管を接合するための吻合装置を開示している。前記吻合装置は管状本体を備え、該管状本体上には、開口の周りにおいて目標管の壁の外側と接触する外側フランジと、開口の周りにおいて目標管の壁の内側と接触する内側フランジとが配されている。内側フランジは、プレテンションの影響下で管状本体の拡張部分に位置する拡張位置から、プレテンションが解放された後、内側フランジを形成するために、管状本体に対して側方に延びる位置に移動することができる複数のアームから構成される。図18乃至図22には、特に端々接合が開示されている。
従来技術の開示において、対応するそれぞれの管部分への各ユニットの取り付けは、管部分の壁を貫通する針などのような突起を有する取付け部の端面上に管部分を折り重ねることにより行なわれる。
壁を貫通することにより、接続される管の内部に針が達することになる。このため針によって形成される孔が、患者に感染症や他の厄介な問題を生じさせることがある。
米国特許第3258012号明細書 米国特許第4917090号明細書 米国特許第6524322号明細書
本発明は、この欠点を克服し、したがって患者に害をもたらし得るこの管部分への損傷を回避する吻合装置を提供することを目的とする。
この目的は、本発明の第1態様により達成可能である。第1態様において、請求項1の前提部分に記載される吻合装置は、取り付けユニットの少なくとも一方の管受容面が、受容される管の壁を貫通することなく、前記壁を部分的に貫くように構成された多数の小突起を有する粗面を備えるという特定の特徴を備える。
前記突起は壁を完全には貫通しないため、接続された管の内側に突起が達することはなく、また感染症などを引き起こし得る管内部に面する開口が存在しない。そのような多数の小突起により、各突起は壁内部の一部にしか到達しないが、接続は十分に強固である。本願において「多数」とは、50個〜10000個を意味する。
好ましい実施形態によれば、突起の高さは、0.05〜1.00mmの範囲にあり、好ましくは0.1〜0.5mmの範囲にある。
これらの範囲内においては、突起の高さは、充分な取り付け力を得ると同時に、突起が壁の反対側に達することを回避するに充分なものである。
さらなる好ましい実施形態によれば、管受容面は、取り付けユニットが互いに連結されたときに、他方の取り付けユニットに対面する、軸線方向に指向する端壁上に位置する。
管壁を軸線方向に指向する面に取り付けることにより、他の方法よりも安全な取り付けがなされる。取り付けユニットが互いに連結されると、管壁が取り付けユニット間で圧迫されるため、非常に信頼性の高い連結が達成される。
さらなる好ましい実施形態によれば、前記表面は複数の別個の領域に分割されている。
これは、突起を有する領域を最小にすることにより装置の製造コストを最小限にできるように、取り付けのための能動的表面の最適な分配を可能にする。
さらなる好ましい実施形態によれば、端壁は、長手方向軸線に直交する断面において非平面形状を有する。
非平面形状は、良好な連結を受容するために端壁表面を最適化する可能性を提供する。
さらなる好ましい実施形態によれば、非平面形状は双方のユニットにおいて同一である。
それにより、端壁が特定の領域でのみ互いに当接することが実現でき、接触力を制御し、最適化することが可能である。
さらなる好ましい実施形態によれば、第1取り付けユニットの端壁の形状は、第2取り付けユニットの形状に対して、それらの端壁が互いに嵌り合うように相補的である。
これは、互いに嵌り合う前記部分のロック効果によって端壁間の相対移動が防止されるため、連結を強化する。
さらなる好ましい実施形態によれば、各ユニットは、貫通孔を画定する円筒壁を備える。また、円筒壁は、長手方向軸線を通る断面において、湾曲弧部分、好ましくは円弧部分によって端壁に接続される。
それにより、端壁および円筒内壁は、そうでない場合には端壁上で折り重ねられるときに管壁を損傷する危険性を伴う鋭縁を有することなく互いに接する。湾曲弧は、管壁に対するあらゆる切断作用の危険性を最小限にする。
さらなる好ましい実施形態によれば、取り付けユニットの少なくとも一方は、その周方向の長さを変更するための手段を備える。
それにより、問題の管部分の大きさの変化に対して容易に適応することができる。
さらなる好ましい実施形態によれば、取り付けユニットの少なくとも一方は、回動軸としての長手方向軸線を有する、互いに対して回動可能な2つの部分を備える。前記2つの部分のうち、第1部分上には前記連結手段が配置され、第2部分上には前記管受容面が配置される。
取り付けユニットの他方の取り付けユニットに連結される部分と、管壁に取り付けられる部分との間の相対的な回動を可能にすることによって、管にねじれ張力が生じることを回避することができる。
さらなる好ましい実施形態によれば、取り付けユニットの各々は、長手方向軸線に直交する断面において非円形形状を有する。
この実施形態は、端側吻合または側側吻合の場合に特に有用である。円形の取り付けユニットが管の側面開口に適用される場合、管壁には、管が部分的に狭くなるように管を変形させる傾向がある張力のパターンが存在する。これは、例えば楕円断面を有する非円形の取り付けユニットを用いることにより回避される。
さらなる好ましい実施形態によれば、取り付けユニットのうち少なくとも一方は変形可能である。
それにより、取り付けユニットの形状が、それらのユニットが取り付けられるように意図される管部分の形状に変更されて適合することができる。
本発明の装置の上述した好ましい実施形態は、請求項1に従属する請求項において記載される。
前記目的は本発明の第2態様により達成される。第2態様において、請求項19の前提部分に記載される種類の方法は、受容面上の多数の小さく鋭利な突起が管の壁を貫通することなくその一部を貫くように、管部分の壁を対応する取り付けユニットの管受容面に適用する特定の手段を備える。
本発明の方法およびその好ましい実施形態により、上述した本発明の装置およびその好ましい実施形態の効果に対応して効果を奏する。
吻合装置は、第1取り付けユニット1および第2取り付けユニット2からなり、図1は第1ユニット1を示し、図2は第2ユニット2を示す。取り付けユニットは、好ましくはチタン製である。また、取り付けユニットは、部分的にまたは完全に再吸収可能な材料で形成してもよい。
図1は第1取り付けユニット1の斜視図である。該ユニットは、略円筒状である本体101を有する。本体は、後部102と、後部102よりわずかに大きな外径を有する前部103とを有する。図示した例においては、前記ユニットは円筒状であるが、他の柱筒形状、例えば楕円筒形状であってもよい。
ユニットを管端に取り付けるための手段、およびユニットを第2ユニットに連結するための手段は、前部103の前縁からほぼ軸線方向に延在する。
ユニットを血管に取り付けるための手段は、管受容面120上に位置する多数の短く鋭い突起からなる。これらの構成については、図3および図4に関してより詳細に説明する。
ユニット1を第2ユニット2に連結するための手段は、図示した例においては舌状部として形成された、軸線方向に延在する4つの部材106からなる。また、舌状部の数は変更可能であるが、ほとんどの場合、4本の舌状部が適切である。各舌状部106は、後述するように、第2ユニット2との連結を可能にするために半径方向において可撓性を有する。各舌状部106は、その外端において、肩部108を形成する半径方向に段状になった部分107を備える。肩部108は舌状部106の内側部分と結合する。
図2は第2取り付けユニット2の斜視図である。このユニットも、略円筒状をなして後部202および前部203を有する本体201を有する。前部203は、後部202よりもわずかに大きな外径を有する。本体201の直径は、第1部分1の本体の直径に対応する。
前部203の縁部には、軸線方向に指向する複数の開口206が設けられている。開口206の数は、第1ユニット1の舌状部106の数に一致する。また、各開口206の断面形状は、各舌状部106の断面形状に概ね一致する。
ユニット1およびユニット2は、舌状部106および開口206によって互いに連結され得る。前記連結は、舌状部106の端部を開口206内に挿入しながら、ユニット1およびユニット2を軸線方向において互いに向かって移動させることにより行われる。舌状部106が半径方向において可撓性を有するため、舌状部106は、前記ユニットが軸線方向において互いに固定されるように、開口206内のロック位置に嵌り込むことができる。
図3は、第1取り付けユニット1の軸線方向の端壁上に位置する管受容面120を概略的に示す。
この面120の半径方向内側部分には、粗面である領域121があり、その粗面は多数の短く鋭い突起によって形成されている。
図4に、これらの突起122を拡大して示す。突起122の高さは、0.05〜1.0mmの範囲にあり、好ましくは0.1〜0.5mmの範囲にある。
ユニット1を管に取り付ける場合、管端は、貫通孔の真ん中を通って紙面から上方向に引き込まれる。次に、管端は、面120を越えて外側に折り重ねられる。それによって領域121と接触する管壁の部分は、突起122によって部分的に貫かれ、その結果、管がユニット1に取り付けられる。
突起122の高さが前記範囲内にあるため、突起は管壁全体を貫通しない。
図5は、管受容面121の構成の代替例を示す。この実施形態において、突起を有する領域は、多数の限定領域121a〜121fによって構成される。
図6は本発明の一例を示す。突起122を備える管受容領域121は、別体の環状部材123上に位置する。環状部材123は、第1取り付けユニット1の前部103の残りの部分に対して回動可能である。第2取り付けユニットに連結するための連結手段は、前部103の残りの部分に固定される。
図7は、取り付けユニット1のさらなる代替例を概略端面図で示す。取り付けユニットは部分的に中空であり、2つの開口125が形成されるように分割される。調整部材124は、これらの開口内に入れ子式に延在する。これにより、取り付けユニット1の直径を変更することができる。
図8乃至図10は、互いに連結された状態にある取り付けユニット1および2を通る概略断面図である。2つの管端は、各図面においてそれぞれ上方および下方から垂直に延びており、各取り付けユニット1、2の周方向の端壁上の管受容面120、220が互いに対面するときに、その領域に折り重ねられる。
例えば図8から、取り付けユニット1の中心貫通孔は、断面において円弧に沿って延びる部分126を介して管受容面120に交わることが理解できる。
図9において、2つの取り付けユニットの管受容面120,220は、それらが互いに嵌り合うような凹凸形状(ondulated shape) を有する。
図10において、2つの取り付けユニットの管受容面120,220は、それらが互いに当接すると別個の領域を生じる同一の非平面形状を有する。
取り付けユニット1に関連して上述した様々な例は、取り付けユニット2にも当てはまることが理解されるべきである。
本発明による装置の第1ユニットの斜視図。 本発明による装置の第2ユニットの斜視図。 図1の取り付けユニットの概略端面図。 図3の一部を示す斜視図。 図3に対応する代替例を示す図。 変形例による図1の取り付けユニットの一部の斜視図。 別の変更例による図1の取り付けユニットの概略端面図。 連結された状態にある取り付けユニットを通る概略断面図であって、それらの軸線方向の端壁の形状を示す図。 連結された状態にある取り付けユニットを通る概略断面図であって、それらの軸線方向の端壁の形状を示す図。 連結された状態にある取り付けユニットを通る概略断面図であって、それらの軸線方向の端壁の形状を示す図。

Claims (13)

  1. 2つの管部分または他の管状器官を吻合するための吻合装置であって、該装置は、それぞれ対応する管部分に取り付け可能であり、かつ各ユニット上の連結手段(106,206)によって互いに連結可能である第1取り付けユニット(1)および第2取り付けユニット(2)を備え、各取り付けユニットはその長手方向軸線を画定する貫通孔を有し、かつ各取り付けユニットは管受容面(120)を有する吻合装置において、前記取り付けユニット(1,2)の少なくとも一方の管受容面は、受容される管部分の壁を貫通するのではなく部分的に貫くように構成された多数の小さく鋭利な突起(122)を備えた粗面を有する領域(121;121a〜121f)を備えることを特徴とする吻合装置。
  2. 前記突起(122)の高さは0.05〜1.0mmの範囲にあり、好ましくは0.1〜0.5mmの範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の吻合装置。
  3. 前記領域(121)は、取り付けユニット(1,2)が互いに連結されるときに他方の取り付けユニットに対面する、軸線方向に指向する端壁上に位置することを特徴とする、請求項1または2に記載の吻合装置。
  4. 前記領域(121)は、前記軸線方向に指向する端壁上で周方向に延在することを特徴とする、請求項3に記載の吻合装置。
  5. 前記領域は、複数の別個の領域(121a〜121f)に分割されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の吻合装置。
  6. 前記端壁は、長手方向軸線に直交する断面において非平面形状を有することを特徴とする、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の吻合装置。
  7. 前記非平面形状は双方の前記ユニット(1,2)において同一であることを特徴とする、請求項6に記載の吻合装置。
  8. 前記第1取り付けユニット(1)の端壁は、端壁同士が互いに嵌り合うように、第2取り付けユニット(2)の端壁の形状に対して相補的な形状を有することを特徴とする、請求項6に記載の吻合装置。
  9. 各ユニット(1,2)は前記貫通孔を画定する円筒壁を備え、前記円筒壁は、長手方向軸線を通る断面において、湾曲弧部分(126)、好ましくは円弧部分によって、前記端壁に接合されることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の吻合装置。
  10. 前記取り付けユニット(1,2)のうち少なくとも一方が、その周方向長を変更するための手段(124,125)を備えることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の吻合装置。
  11. 前記取り付けユニット(1,2)のうち少なくとも一方は、回動軸としての長手方向軸線を有する、2つの互いに対して回動可能な部分(103,123)を備え、前記回動可能な部分のうち、第1部分(103)上には前記連結手段(106)が配置され、第2部分(123)上には前記領域(121)が配置されることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の吻合装置。
  12. 前記取り付けユニットの各々は、長手方向軸線に直交する断面において非円形形状を有することを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の吻合装置。
  13. 前記取り付けユニットのうち少なくとも一方が塑性変形可能であることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の吻合装置。
JP2008550260A 2006-01-12 2006-01-12 吻合のための装置 Expired - Fee Related JP4855483B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2006/000051 WO2007081247A1 (en) 2006-01-12 2006-01-12 Device and method for anastomosis

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009523480A true JP2009523480A (ja) 2009-06-25
JP4855483B2 JP4855483B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=38256566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008550260A Expired - Fee Related JP4855483B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 吻合のための装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090012543A1 (ja)
EP (1) EP1976440A4 (ja)
JP (1) JP4855483B2 (ja)
CN (1) CN101355907B (ja)
WO (1) WO2007081247A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016114440A1 (ko) * 2015-01-16 2016-07-21 (주)메타바이오메드 혈관 문합장치
WO2020196841A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 テルモ株式会社 癒合促進デバイス

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE533398C2 (sv) * 2008-11-21 2010-09-14 Hassan Kansoul Anastomotisk medicinteknisk produkt
USD748228S1 (en) * 2013-01-31 2016-01-26 S.P.M. Flow Control, Inc. Valve seat
US20130202457A1 (en) 2012-02-03 2013-08-08 S.P.M. Flow Control, Inc. Pump assembly including fluid cylinder and tapered valve seats
USD743551S1 (en) 2012-08-20 2015-11-17 Carponovum Ab Anastomosis device
US9750595B2 (en) 2012-09-28 2017-09-05 Covidien Lp Implantable medical devices which include grip-members and methods of use thereof
CN103932749A (zh) * 2014-02-26 2014-07-23 李扬德 一种医用可降解镁合金多用吻合片
US20190125349A1 (en) * 2016-03-17 2019-05-02 Medical Connection Technology - Mediconntech - M.C.T. Ltd. Connector device
CN106308866B (zh) * 2016-09-29 2018-02-13 浙江大学 可吸收单向压缩性肠肠吻合器
JP6861363B2 (ja) * 2017-02-27 2021-04-21 本田技研工業株式会社 Ni基金属間化合物合金及びその製造方法
WO2019211316A1 (en) 2018-05-02 2019-11-07 Fundació Institut D'investigació En Ciències De La Salut Germans Trias I Pujol A non-everting anastomosis device and uses thereof
KR20220018496A (ko) 2019-05-07 2022-02-15 이지플로마이크로 아이엔씨. 관상 혈관의 문합 장치 및 관련 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528124A (ja) * 2001-05-31 2004-09-16 エイチビー メディカルズ コーポレーション 吻合装置
JP2005527313A (ja) * 2002-05-30 2005-09-15 エヌアイティーアイ メディカル テクノロジーズ リミテッド 外科用クリップアプリケータ器具

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1151300A (en) * 1915-01-22 1915-08-24 Angelo L Soresi Instrument for the transfusion of blood.
US3048177A (en) * 1959-06-23 1962-08-07 Takaro Timothy Blood vessel coupling device
US3258012A (en) * 1961-06-30 1966-06-28 Risaburo Aoki Method for blood vessel connection
US3254650A (en) * 1962-03-19 1966-06-07 Michael B Collito Surgical anastomosis methods and devices
US3166072A (en) * 1962-10-22 1965-01-19 Jr John T Sullivan Barbed clips
US3221746A (en) * 1963-01-25 1965-12-07 Noble John William Surgical connecting device
US3316914A (en) * 1963-02-14 1967-05-02 Michael B Collito Surgical methods and devices for anastomosis
US3357432A (en) * 1965-02-09 1967-12-12 Edwards Lab Inc Anastomotic coupling
US3435823A (en) * 1966-04-11 1969-04-01 Miles Lowell Edwards Anastomotic coupling with anti-pulse ring means
US3606888A (en) * 1969-06-30 1971-09-21 Jack E Wilkinson Stapling apparatus for anastomosis of hollow viscera
US3774615A (en) * 1971-02-08 1973-11-27 Ceskoslovenska Akademie Ved Device for connecting or joining the ends of interrupted tubular organs in surgical operations without stitching
US4055186A (en) * 1976-02-11 1977-10-25 Leveen Harry H Anastomosis button
DE2657255A1 (de) * 1976-12-17 1978-06-29 P H Dr Schomacher Vorrichtung zum schliessen von durchtrennten koerpergefaessen
US4294255A (en) * 1978-04-17 1981-10-13 Andre Geroc Intraluminal anastomosis
US4214586A (en) * 1978-11-30 1980-07-29 Ethicon, Inc. Anastomotic coupling device
US4366819A (en) * 1980-11-17 1983-01-04 Kaster Robert L Anastomotic fitting
SE431609B (sv) * 1982-06-24 1984-02-20 Unilink Ab Kirurgiskt instrument for astadkommande av anastomos och festelement herfor
US4523592A (en) * 1983-04-25 1985-06-18 Rollin K. Daniel P.S.C. Anastomotic coupling means capable of end-to-end and end-to-side anastomosis
US4607637A (en) * 1983-07-22 1986-08-26 Anders Berggren Surgical instrument for performing anastomosis with the aid of ring-like fastening elements and the fastening elements for performing anastomosis
US4873975A (en) * 1984-04-10 1989-10-17 Walsh Manufacturing (Mississauga) Limited Anastomosis device and method
US4693249A (en) * 1986-01-10 1987-09-15 Schenck Robert R Anastomosis device and method
US4917114A (en) * 1986-10-17 1990-04-17 United States Surgical Corporation Surgical fastener and surgical stapling apparatus
US4931057A (en) * 1988-03-29 1990-06-05 Pfizer Hospital Products Group, Inc. Compression anastomosis coupling assembly
US5250057A (en) * 1989-01-26 1993-10-05 Chen Fusen H Anastomotic device
US5336233A (en) * 1989-01-26 1994-08-09 Chen Fusen H Anastomotic device
US5549122A (en) * 1989-07-26 1996-08-27 Detweilwer; Mark B. Methods of surgical mammalian vessel anastomosis
US5222963A (en) * 1991-01-17 1993-06-29 Ethicon, Inc. Pull-through circular anastomosic intraluminal stapler with absorbable fastener means
DE9107166U1 (ja) * 1991-06-11 1991-09-26 Redmann, Thomas, Dr.Med., 5800 Hagen, De
DE69228184T2 (de) * 1991-07-04 1999-09-16 Earl Owen Rohrförmiges, chirurgisches implantat
SE509389C2 (sv) * 1996-07-24 1999-01-18 Solem Jan Otto Anordning för anslutning av änden av ett första blodkärl till sidan av ett andra blodkärl
US5752966A (en) * 1997-03-07 1998-05-19 Chang; David W. Exovascular anastomotic device
NL1010386C2 (nl) * 1998-10-23 2000-04-26 Eric Berreklouw Anastomose-inrichting.
US7981126B2 (en) * 1999-04-16 2011-07-19 Vital Access Corporation Locking compression plate anastomosis apparatus
US6569173B1 (en) * 1999-12-14 2003-05-27 Integrated Vascular Interventional Technologies, L.C. Compression plate anastomosis apparatus
US6036704A (en) * 1999-05-13 2000-03-14 Yoon; Inbae Anastomosis apparatus and method for anastomosing an anatomical tubular structure
JP2004505710A (ja) 2000-08-12 2004-02-26 ベントリカ, インコーポレイテッド 磁気特性を有する吻合術構成要素を製造するためのプロセス
US6503259B2 (en) * 2000-12-27 2003-01-07 Ethicon, Inc. Expandable anastomotic device
KR20020091523A (ko) * 2001-05-31 2002-12-06 (주)에이치비메디컬스 혈관 문합 장치
KR20020094075A (ko) * 2001-06-07 2002-12-18 (주)에이치비메디컬스 혈관 문합 장치
US6629988B2 (en) * 2001-08-28 2003-10-07 Ethicon, Inc. Composite staple for completing an anastomosis
DE10205997A1 (de) * 2002-02-14 2003-09-04 Hm Medical Engineering Gmbh Vorrichtung zum Verbinden von strangartigem Gewebe
US6666873B1 (en) * 2002-08-08 2003-12-23 Jack L. Cassell Surgical coupler for joining tubular and hollow organs
US6896688B2 (en) * 2002-09-12 2005-05-24 Edrich Health Technologies, Inc. Prosthetic vascular graft connector
SE0401917D0 (sv) * 2004-07-22 2004-07-22 Hakans Anastomosis device and method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528124A (ja) * 2001-05-31 2004-09-16 エイチビー メディカルズ コーポレーション 吻合装置
JP2005527313A (ja) * 2002-05-30 2005-09-15 エヌアイティーアイ メディカル テクノロジーズ リミテッド 外科用クリップアプリケータ器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016114440A1 (ko) * 2015-01-16 2016-07-21 (주)메타바이오메드 혈관 문합장치
WO2020196841A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 テルモ株式会社 癒合促進デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US20090012543A1 (en) 2009-01-08
WO2007081247A1 (en) 2007-07-19
EP1976440A4 (en) 2012-09-19
CN101355907B (zh) 2011-05-11
JP4855483B2 (ja) 2012-01-18
CN101355907A (zh) 2009-01-28
EP1976440A1 (en) 2008-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4855483B2 (ja) 吻合のための装置
US9023068B2 (en) Compression anastomosis device and method
JP4187411B2 (ja) 中隔欠損を閉じる際に使用するためのデバイス
EP1683491B1 (en) Anstomosis connector applicator
CA1277197C (en) Anastomosis devices, kits and method
US7651510B2 (en) System for performing vascular anastomoses
US8795300B2 (en) Anastomotic device
US20170265867A1 (en) Temporary Fixation Tools for Use with Circular Anastomotic Staplers
US20070250082A1 (en) Anastomosis Device and Method
JP5425435B2 (ja) 締まりばめによる挿入の補助
EP0455701A4 (en) Anastomosis device
JP2014524782A (ja) バイパス手術用のレーザカテーテル、及びそのようなカテーテルを含むアセンブリ
US9364237B2 (en) Medical device
US6712829B2 (en) Vessel eversion instrument with conical, expandable mandrel
JP2021536293A (ja) 縫合針装置及び縫合糸の取り付け方法
EP1415597B1 (en) Graft grasping device
JP2005534374A (ja) 2つの管状器官を相互接続するための方法および装置
US6736824B2 (en) Apparatus and method for anastomosis
WO2005030096A1 (en) Connector assembly for joining a graft vessel to a side of a target vessel
KR20220018496A (ko) 관상 혈관의 문합 장치 및 관련 방법
FR2964553A1 (fr) Systeme de traitement chirurgical pour realiser une anastomose entre la vessie et l'uretre
EP2380507B1 (en) Sleeve-type fixing method and device for anastomosis for tubular organs such as intestines, stomach, esophagus
JP2003513696A (ja) 吻合中に複数の縫合を配置する装置および方法
US11950782B2 (en) Device and method for connecting tubular structures
CA2701514A1 (en) A sleeve type fixing method and device for anastomosis for tubular organs such as intestines, stomach, esophagus etc.

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees