JP2009517287A - 自転車用ブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】応力の分布を改善した自転車用のブレーキを提供する。
【解決手段】(i)ブレーキ・ケーブル(B)の内側ケーブル(C)への接続のための操作アームと、ブレーキ・パッド(P)を支持するための制動アームとを有している第1のレバー(2)、および(ii)ブレーキ・ケーブル(B)の鞘(S)への接続のための操作アームと、ブレーキ・パッド(P)を支持するための制動アームとを有している第2のレバー(3)を備えている自転車用のブレーキ(1)において、第1のレバー(2)の操作アームが、2つの並列のブランチ、すなわちブレーキ・ケーブル(B)に対して遠位側のブランチおよび近位側のブランチを有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、後輪において自転車のフレームに取り付けられるか、前輪においてフォークに取り付けられる自転車用のブレーキであって、それぞれにブレーキ・パッドを支持している2つのレバーを有しており、これらレバーが、一般的にはハンドルバーの端部に配置される制御レバーの操作に応じて、鞘付きのケーブル(外装ケーブル、ボーデン・ケーブル)を介して回動し、自転車の一方の車輪のリムにブレーキ・パッドを締め付けて車輪を停止させるブレーキに関する。
一方のレバーが鞘付きケーブルによって直接操作され、他方のレバーが、鞘付きケーブルによって直接操作される方のレバーとともに回動されるカムによって操作されるブレーキが、例えば特許文献1から知られている。
しかしながら、本発明は、操作アームを鞘付きのブレーキ・ケーブルの内側ケーブルに接続して有する第1の回動レバーと、操作アームをブレーキ・ケーブルの鞘に接続して有する第2の回動レバーとを備える形式の自転車用ブレーキに関する。
上記種類のブレーキについて、2つの形式が知られている。すなわち、1点ピボット式においては、両方のレバーが、自転車のフレームまたはフォークへの取り付け部としても機能する単一の中央ピボットまわりに回動され、2点ピボット式においては、2つのレバーのうちの一方(通常は、第2のレバーである)が、自転車への取り付け部としても機能する単一の中央ピボットまわりに回動される一方で、通常は第1のレバーである他方のレバーが、中央ピボットに固定された支持体上の第2のピボットまわりに回動される。
どちらの場合も、第2のレバーにおいて、ケーブルの鞘を取り付けるための領域ひいては操作アームが、車輪に対してひいては中央ピボットに対して、パッドを支持するための領域ひいては制動アームと同じ側に位置する一方で、第1のレバーにおいては、操作アームが、車輪に対して、制動アームの反対側に位置している。
結果として、第2のレバーは、特許文献2に示されているように、基本的にV字形であって、操作アームと制動アームとが、車輪から離れる方に向かって開く角度を両者の間に形成しており、特許文献3に示されているように、2つのアーム間で延びる補強梁を設けることができる。
反対に、第1のレバーは、わずかに湾曲した形状であって、操作アームと制動アームとが、車輪に向かって開く鈍角を両者の間に形成しており、類似の補強梁は、車輪を受け入れるように意図されているパッド間の空間を占めることになるので、省略されている。
米国特許出願公開第2004/0074704 A1号明細書 米国特許第6,412,605 B2号明細書 欧州特許出願公開第EP 0 965 518 A1号明細書
本発明の基礎にある目的は、自転車用のブレーキにおける応力の分布を改善することにある。
本発明は、(i)ブレーキ・ケーブルの内側ケーブルへの接続のための操作アームと、ブレーキ・パッドを支持するための制動アームとを有している第1のレバー、および(ii)ブレーキ・ケーブルの鞘への接続のための操作アームと、ブレーキ・パッドを支持するための制動アームとを有している第2のレバーを備えている自転車用のブレーキにおいて、第1のレバーの操作アームが、2つの並列のブランチ、すなわちブレーキ・ケーブルに対して遠位側のブランチおよび近位側のブランチを有していることを特徴とするブレーキに関する。
本件出願の出願人は、公知のブレーキにおいては、単一のブランチで構成されている第1のレバーの操作アームが、制御ケーブルの内側ケーブルに接続されている端部が制御ケーブルの内側ケーブルによって引かれて、パッドがリムに押し付けられるときに、かなりの曲げ応力にさらされることを実際に確認した。この単一のブランチを2つの並列のブランチで置き換えることによって、制動時に、引っ張りケーブルに対して遠位側のブランチが、基本的に引っ張り応力のみにさらされ、引っ張りケーブルに対して近位側のブランチが、基本的に圧縮応力のみにさらされる。ブレーキのレバーを一般的に構成している材料は、曲げ強度よりも充分に大きい圧縮強度および引っ張り強度を有しているため、より強いブレーキを得ることができ、さらには第1のレバーの操作アームの総断面積がより小さくても充分であるため、より軽量でもあるブレーキを得ることができる。
好ましくは、2つのブランチが、ブレーキ・ケーブルの内側ケーブルへの接続のための領域において結合している。
これによれば、比較的大きい断面積の操作アームの領域が形成されるが、これはブレーキ・ケーブルの内側ケーブルの端部の取り付けに適する。
同様に、2つのブランチが、第1のレバーのピボット領域において結合してもよい。
さらには、やはり同様に、第1のレバーの制動アームのうちの第1のレバーのピボット領域に隣接する部位が、2つの並列のブランチ、すなわちブレーキ・ケーブルに対して遠位側のブランチおよび近位側のブランチを有してもよく、これらのブランチがそれぞれ、やはり制動の際に、ブランチが1つだけである場合に存在すると考えられる第1のレバーそのもののピボットに直交する平面内の曲げ応力にではなく、基本的に引っ張り応力および圧縮応力のみにさらされる。
好ましくは、第1のレバーの制動アームの、パッドを支持するための領域に隣接する領域は、単一のブランチを備える。
そのような領域を単一のブランチで製作することによって、第1のレバーによって占められる総空間を小さく保ちつつ、充分に大きい断面積を与えることができ、これによって、制動時に、回転している車輪によってパッドが引きずられることで生じる曲げ応力、すなわち第1のレバーのピボットと平行な平面内に位置する応力にも耐えることができる。
好ましくは、第2のレバーは、操作アームと制動アームとの間を延びる補強梁を有している。
さらに、それ自身が単独でも有利な構成においては、補強梁は、ブレーキ・ケーブルの鞘への接続のための領域と操作アームの中間点との間で、操作アームに結合している。
これによれば、補強梁は、制動の際に、回転している車輪によってパッドが引きずられることで生じる第2のレバーのピボットに平行な平面内の曲げ応力に耐える点において、より効果的になる。
一実施形態においては、上記中間点が、ブレーキ・ケーブルの鞘への接続のための領域よりも第2のレバーのピボット領域に近い。
これによれば、補強梁が、よりいっそう効果的になる。
好ましくは、上記実施形態において、補強梁が、中央ピボットに垂直な平面において制動アームから操作アームへ向かって湾曲する形状を有している。
一実施形態においては、第1のレバーおよび第2のレバーが、自転車のフレームまたはフォークへの取り付けのために設けられた単一の中央ピボットまわりに回動され、換言すると、ブレーキが1点ピボット式である。
他の実施形態においては、通常は第2のレバーである、レバーのうちの一方が、自転車への取り付けのために設けられた中央ピボットまわりに回動される一方で、通常は第1のレバーである、他方のレバーが、中央ピボットに固定された支持体上の第2のピボット(40)まわりに回動され、換言すると、ブレーキが2点ピボット式である。
機械的強度についての適切な特徴を維持しつつ、ブレーキの重量を軽く保つため、それ自身が単独でも有利な構成においては、支持体が、中央ピボットを受けるための穴と第2のピボットを受けるための穴との間に、開口を有している。
本発明のさらなる特徴および利点が、添付の図面を参照しつつ行われるいくつかの好ましい実施形態についての説明から、より明らかになるであろう。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による1点ピボット式の自転車用ブレーキ1が、第1のレバー2および第2のレバー3を有しており、両者とも共通の中央ピボット4まわりに回動する。
中央ピボット4は、レバー2、3を回動自在に軸支するほか、後輪における自転車のフレームまたはフロントフォークへの取り付けにも使用されている。
第1のレバー2は、図2により詳しく示されているが、ピボット4への取り付けのためのピボット領域6からブレーキ・ケーブルBの内側ケーブルCへの接続(この接続自体は公知技術による)のための領域7まで延びている操作アーム5と、ピボット領域6からブレーキ・パッドPを支持するための領域9まで延びている制動アーム8とを有している。
従来技術によるブレーキ・ケーブルBは、基本的に延びることのないボーデン・ケーブルであり、内側ケーブルCが鞘Sの内側に保護されている。
同様に、第2のレバー3は、図3により詳しく示されているが、ピボット4への取り付けのためのピボット領域11からブレーキ・ケーブルBの鞘Sへの接続(この接続自体は公知技術による)のための領域12まで延びている操作アーム10と、ピボット領域11からブレーキ・パッドPを支持するための領域14まで延びている制動アーム13とを有している。
補強梁15が、第2のレバー3の2つのアームの間、すなわち操作アーム10と制動アーム13との間を延びている。
ここに図示されておらず、通常はハンドルバーの端部に配置されている制御レバーの操作に応答してブレーキ・ケーブルBが引かれると、2つの操作アーム5、10が互いに接近し、したがってレバー2、3が、ブレーキ・パッドPを自転車の一方の車輪のリムに締め付けて車輪を止めるよう、中央ピボット4まわりに回動される。
この目的のため、2つのレバー2、3の制動アーム8、13は、パッドPを支持するための領域9、14が基本的にお互いに面して広がるよう、湾曲または屈曲している。
制御レバーの操作が停止すると、復帰手段、例えば1つ以上の巻きを有するワイヤばねなどが、2つのレバー2、3を休止位置に向かって復帰させ、パッドPがお互いに離れて車輪のリムに接触しなくなる。
ブレーキ・ケーブルBが、中央ピボット4に対して一方の側(図1の左側)で延びているため、第1のレバー2においては、操作アーム5が、中央ピボット4に対して制動アーム8の反対側に位置しており、アーム5、8が、車輪に向かって開く鈍角を両者の間に形成している。
一方、第2のレバー3においては、操作アーム10が、車輪ひいては中央ピボット4に対して、制動アーム13と同じ側に位置している。したがって、第2のレバー3の操作アーム10および制動アーム13は、車輪から離れる方に向かって開く角度を両者の間に形成している。
図2により詳しく見られるように、第1のレバー2の操作アーム5は、遠位側ブランチ5aおよび近位側ブランチ5bという並列の2つのブランチを有している。ここで、遠位側および近位側という用語は、図面に示したブレーキの向きにおいて前記接続のための領域7、12の上方に配置されているブレーキ・ケーブルBの位置に対して使用されている。2つのブランチ5a、5bは、ブレーキ・ケーブルBの内側ケーブルCへの接続のための領域7において結合し、第1のレバー2のピボット領域6において結合している。
ブレーキ1の操作時、第1のレバー2の接続のための領域7が、ブレーキ・ケーブルBの内側ケーブルCによってレバー3に向かって(図面に関して上方に)引かれ、パッドPがリムに対して押し付けられると、遠位側のブランチ5a(図の下側)が引っ張り応力にさらされる一方で、近位側のブランチ5b(図の上側)は、圧縮応力にさらされる。代わりに、2つのブランチ5a、5bにおける曲げ応力は、無視できるほどに小さく、これは、曲げ強度が一般的には引っ張り強度および圧縮強度よりも大幅に低い点で有利である。もし、遠位側および近位側の2つのブランチ5a、5bの代わりに、単一ブランチの操作アーム5が設けられたならば、中央ピボット4に直交する平面において顕著な曲げ応力にさらされることになる点に注目されたい。
さらに、単一のブランチ5a、5bの断面積は、それぞれ上記引っ張りおよび圧縮応力に耐えるための大きささえあればよい。結果として、全体としての操作アーム5の断面積が、遠位側および近位側の2つのブランチ5a、5bの代わりに単一ブランチの操作アーム5を設けた場合に必要とされる断面積よりも小さくなる。したがって、全体としてのブレーキ1が、従来技術によるブレーキの構成に比べて軽くなる。
2つのブランチが接続のための領域7およびピボット領域6において結合することで、これらの領域が、それぞれブレーキ・ケーブルBの内側ケーブルCの端部への接続のための手段および中央ピボット4への接続のための手段を実現するために適した、比較的大きい断面積を有している。
ピボット領域6に隣接する部位において、第1のレバー2の制動アーム8も、やはり並列の遠位側ブランチ8aおよび近位側ブランチ8bを有しており、ここでも遠位側および近位側という用語は、取り付けされた状態のブレーキ1のブレーキ・ケーブルBを基準に使用されている。
ブレーキ1の操作時、第1のレバーの制動アーム8は、車輪のリムによってパッドP、ひいてはパッドを支持するための領域9に加えられる反作用力(図面の右側を向いている)にさらされる。2つのブランチ8a、8bを備える上述の構成によれば、遠位側のブランチ8a(図の下側)が引っ張り応力にさらされる一方で、近位側のブランチ8b(図の上側)は、圧縮応力にさらされる。反対に、2つのブランチ8a、8bにおける曲げ応力は、無視できるほどに小さく、操作アーム5に2つのブランチ5a、5bを設ける場合に関して上述した利点と同様の利点を備えている。
反対に、制動アーム8の残りの部分は、回転している車輪によってパッドPが引きずられることで生じるピボット4と平行(図面の紙面に垂直)な平面内の曲げ応力にも耐えるために適している単一のブランチ8cを有している。
すでに述べたように、第2のレバー3は、操作アーム10と制動アーム13との間を延びる補強梁15を有している。
図3により詳しく示されているように、補強梁15は、ブレーキ・ケーブルBの鞘Sへの接続のための領域12と、操作アーム10のほぼ中央との間において、操作アーム10に結合している。
補強梁15を、ブレーキ・ケーブルBの鞘Sへの接続のための領域12まで延ばさず、操作アーム10の中間点へ延ばすことによって、補強梁15が第2のレバー3のピボット領域11により近くなる。結果として、補強梁15が、回転している車輪によってパッドが引きずられることで生じるピボット4と平行(図面の紙面に垂直)な平面内の曲げ応力に耐える点で、より効率的になる。
図4に示した第2のレバーの他の実施形態においては、同様の符号がダッシュ記号付きで使用されているが、補強梁15’が、中央ピボットに直交する平面(図面の紙面の平面)において制動アーム13’から操作アーム10’へ向かい、ブレーキ・ケーブルBの鞘Sへの接続のための領域12’よりも第2のレバー3’のピボット領域11’により近い中間部において操作アーム10’に結合する、湾曲形状を有している。
補強梁15’は、回転している車輪によってパッドPが引きずられることで生じる、ピボット4に平行(図面の紙面に垂直)な平面内の曲げ応力に耐える点で、よりいっそう効率的である。
図5には、本発明の他の実施形態による2点ピボット式の自転車用ブレーキ21が示されており、上述したブレーキ1と同様の部品が、20だけ増加させた同様の符号で示されている。
ブレーキ21は、第2のレバー23が、ブレーキ21を自転車に取り付けるためにも機能する中央ピボット24まわりに回動される一方で、第1のレバー22が、中央ピボットに固定された支持体41上の第2のピボット40まわりに回動される点で、ブレーキ1と相違している。
第1のレバー22は、図6により詳しく示されているが、ピボット領域26の位置が相違している他に、制動アーム28の全体が単一のブランチである点で、図2の第1のレバー2と相違している。ブレーキ21のような2点ピボットのブレーキにおいては、操作アーム25と制動アーム28は、ほぼ1.5:1の比の長さを有しており、この比がほぼ1:1であるブレーキ1のような1点ピボット式のブレーキと対照的である。したがって、制動力が等しいならば、ブレーキ21の制動アーム28は、ブレーキ1の制動アームと比べ、より大きな単位長さ当たりの応力にさらされる。したがって、制動アーム28が全体として、回転している車輪によってパッドPが引きずられることで生じる、ピボット26に平行(図面の紙面に垂直)な平面内の曲げ応力に耐えるためにも適している単一のブランチを備えることが適切である。
2点ピボットのブレーキ21の第2のレバー23は、図7により詳しく示されているが、第1のレバー22の操作アーム25と制動アーム28とが異なる長さであるがために生じる力の相違をバランスさせるために、第1のレバー22上の適切な手段と協働する突起36を、ピボット領域31から操作アーム30および制動アーム33に対して反対側に延びるように有している点で、1点ピボットのブレーキ1の第2のレバー3と相違している。
当然ながら、この場合においても、補強梁35を図4に示したように形成することが可能である。
図8に示されているように、支持体41は、中央ピボット24を受けるための穴43と第2のピボット40を受けるための穴44との間に、開口42を有している。このような開口42は、機械的強度についての適切な特徴を維持しつつ、ブレーキ21の重量を小さく保つことを可能にする。
当然ながら、上述したブレーキ1、21の両者において、中央ピボット4、24の軸に沿った2つのレバー2、3または3’、22、23の相互の位置を、逆にすることも可能である。
さらに、2つの並列のブランチ8a、8bをもつという第1のレバー2の制動アーム8の構成が、第1のレバー2、22の操作アーム5、25が2つの並列のブランチ5a、5b、25a、25bをもつ構成か否かにかかわらず、好ましく、有利であることを、当業者であれば理解できるであろう。
また、図示および説明した第2のレバー3、3’、23の種々の構成は、第1のレバー2、22の操作アーム5、25が2つの並列のブランチ5a、5b、25a、25bをもつ構成か否かかかわらず、好ましく、有利である。
本発明による1点ピボットのブレーキの斜視図を示している。 図1のブレーキの第1のレバーの正面図を示している。 図1のブレーキの第2のレバーの正面図を示している。 図3の第2のレバーの別の実施形態の正面図を示している。 本発明による2点ピボットのブレーキの斜視図を示している。 図5のブレーキの第1のレバーの正面図を示している。 図5のブレーキの第2のレバーの正面図を示している。 図5のブレーキの支持体の正面図を示している。

Claims (12)

  1. (i)ブレーキ・ケーブル(B)の内側ケーブル(C)への接続のための操作アーム(5、25)と、ブレーキ・パッド(P)を支持するための制動アーム(8、28)とを有している第1のレバー(2、22)、および
    (ii)前記ブレーキ・ケーブル(B)の鞘(S)への接続のための操作アーム(10、30)と、ブレーキ・パッド(P)を支持するための制動アーム(13、33)とを有している第2のレバー(3、3’、23)を備えている自転車用のブレーキ(1、21)において、
    前記第1のレバー(2、22)の操作アーム(5、25)が、並列の2つのブランチ(5a、5b、25a、25b)、すなわち前記ブレーキ・ケーブル(B)に対して遠位側のブランチおよび近位側のブランチを有していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  2. 請求項1において、
    前記2つのブランチ(5a、5b、25a、25b)が、前記ブレーキ・ケーブル(B)の内側ケーブル(C)への接続のための領域(7、27)において結合していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  3. 請求項1または2において、
    前記2つのブランチ(5a、5b、25a、25b)が、前記第1のレバー(2、22)のピボット領域(6、26)において結合していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項において、
    前記第1のレバー(2)の制動アーム(8)が、前記第1のレバー(2)のピボット領域(6)に隣接して、並列の2つのブランチ(8a、8b)、すなわち前記ブレーキ・ケーブル(B)に対して遠位側のブランチおよび近位側のブランチを有していることを特徴とするブレーキ(1)。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項において、
    前記第1のレバー(2)の制動アーム(8)が、前記ブレーキ・パッド(P)を支持するための領域(9)に隣接して、単一のブランチ(8c)を有していることを特徴とするブレーキ(1)。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項において、
    前記第2のレバー(3、3’、23)が、前記操作アーム(10、10’、30)と前記制動アーム(13、13’、33)との間を延びる補強梁(15、15’、35)を有していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  7. 請求項6において、
    前記補強梁(15、15’、35)が、前記ブレーキ・ケーブル(B)の鞘(S)への接続のための領域(12、12’、32)と前記操作アーム(10、10’、30)の中間点との間で前記操作アーム(10、10’、30)に結合していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  8. 請求項7において、
    前記中間点が、前記ブレーキ・ケーブル(B)の鞘(S)への接続のための領域(12、12’、32)よりも前記第2のレバー(3、3’、23)のピボット領域(11、11’、31)に近いことを特徴とするブレーキ(1、21)。
  9. 請求項8において、
    前記補強梁(15’)が、中央ピボット(4、24)に垂直な平面において前記制動アーム(13’)から操作アーム(10’)へ向かって湾曲する形状を有していることを特徴とするブレーキ(1、21)。
  10. 請求項1から9までのいずれか一項において、
    前記第1のレバー(2)および第2のレバー(3、3’)が、自転車のフレームまたはフォークへの取り付けのために設けられた単一の中央ピボット(4)まわりに回動されることを特徴とするブレーキ(1)。
  11. 請求項1から10までのいずれか一項において、
    一方の前記レバー(23)が、自転車への取り付けのために設けられた中央ピボット(24)まわりに回動され、他方の前記レバー(22)が、前記中央ピボット(24)に固定された支持体(41)上の第2のピボット(40)まわりに回動されることを特徴とするブレーキ(21)。
  12. 請求項11において、
    前記支持体(41)が、前記中央ピボット(24)を受けるための穴(43)と前記第2のピボット(40)を受けるための穴(44)との間に、開口(42)を有していることを特徴とするブレーキ(21)。
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