JP2009516667A - 3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール誘導体を用いた殺虫方法 - Google Patents

3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール誘導体を用いた殺虫方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、式I[式中の可変部nおよびR〜Rは明細書中に記載されているとおりである]の3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物を用いた殺虫方法に関する。本発明は、昆虫、クモ形類動物または線虫を駆除または防除する方法、生育中の植物体を昆虫、クモ形類動物または線虫の攻撃または寄生から保護するための方法、および種子を土壌の昆虫から保護するための、また苗木の根および新芽を土壌の昆虫および葉の昆虫から保護するための方法に関する。
Figure 2009516667

【選択図】なし

Description

本発明は、昆虫、クモ形類動物または線虫、またはそれらの餌供給源、生息環境もしくは繁殖地に、少なくとも1種の式I:
Figure 2009516667
[式中、
nは、0、1または2であり;
は、水素、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、最後に記載した4つの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、または
/R5aおよびRは、結合して、置換されていてもよい、また置換されていてもよいC〜C−アルキルに加えて1〜3個の不飽和であり得るN部分、NR部分、O部分、S部分、SO部分、SO部分を独立に含んでいてもよい3〜10員環を形成し得、また
は、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルである。]
で表される少なくとも1種の化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステル、または少なくとも1種の式Iの化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステルを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を接触させることを含んでなる、昆虫、クモ形類動物または線虫の駆除または防除方法、および播種前および/または発芽後の種子に式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステル、または少なくとも1種の式Iの化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステルを含んでいる組成物を接触させることを含んでなる、土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法に関する。
今日、市販の殺虫薬、殺ダニ薬および殺線虫薬が入手可能であるにも拘らず、昆虫、クモ形類動物および線虫が引き起こす、生育中の、また収穫された作物への被害はなお発生している。したがって、新規な殺虫剤、殺ダニ剤および殺線虫剤を開発するための継続するニーズが存在する。
したがって本発明の目的は、昆虫、クモ形類動物または線虫を防除するための、また昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護する新規な殺害虫組成物、新規な化合物、および新規な方法、ならびに土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための新規な方法を提供することである。
本発明者は、これらの目的が式Iの化合物によって達成されることを見出した。
置換基の形態によるが、式Iの化合物は1つまたは複数のキラル中心を含み得、その場合それらはエナンチオマーもしくはジアステレオマー混合物として存在する。本発明の主題は、これらの混合物を含んでいる組成物のみならず、純粋なエナンチオマーまたはジアステレオマーを含んでいるものもまた主題である。
式Iの一部の化合物は、特に(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)、(特許文献4)および(特許文献5)に記載されている。しかしながら、式Iの化合物の殺虫活性、殺ダニ活性または殺線虫活性はまだ開示されていない。
殺虫活性については、アミノ−、およびアミノ−アシル化1,2−ベンゾイソチアゾール化合物がDrabekによって(特許文献6)、(特許文献7)、(特許文献8)、(特許文献9)、(特許文献10)および(特許文献11)に記載されており、また3−アミジノベンゾイソチアゾール1,1−ジオキシドが同じ用途について(特許文献12)に記載されている。(特許文献13)には、殺虫目的のN−アシル化アミノ−ベンゾイソチアゾールおよびその1,2−ジオキシド誘導体の調製が記載されている。モノ置換3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド誘導体をベースとしたスルホニル化合物および殺ダニ組成物が(特許文献14)に記載されている。
独国特許出願公開第1915387号明細書 国際公開第03/87072号パンフレット 特開平06−220030号公報 独国特許出願公開第1670920号明細書 独国特許出願公開第1545842号明細書 欧州特許出願公開第207891号明細書 欧州特許出願公開第191734号明細書 独国特許出願公開第3544436号明細書 欧州特許出願公開第138762号明細書 欧州特許出願公開第133418号明細書 欧州特許出願公開第110829号明細書 欧州特許出願公開第86748号明細書 特開平01−319467号公報 欧州特許出願公開第0033984号明細書
本発明の根底にある問題は、優れた効果、および良好な化学的および物理化学的安定性を有している殺虫用途の新規な化合物のニーズであった。
この問題は、本出願により、殺虫性化合物としてN,N−二置換3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物を用いることによって解決される。この化合物は、特に、先行技術において用いられている誘導体よりもより優れた安定性を示し、またより優れた殺虫活性を有していた。
この明細書および特許請求の範囲では多くの用語が言及されることになるが、これらは、以下の意味をもつものと規定される。
本明細書で使用される「塩」には、化合物Iと、マレイン酸、ジマレイン酸、フマル酸、ジフマル酸、メタンスルフェン酸、メタンスルホン酸、およびコハク酸との付加生成物が包含される。さらに、例えば、アミン、金属、アルカリ土類金属塩基または四級アンモニウム塩基(両性イオンも含めて)により生成し得るものも「塩」として包含される。塩生成体としての好適な金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物としては、バリウム、アルミニウム、ニッケル、銅、マンガン、コバルト、亜鉛、鉄、銀、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムまたはカルシウムの塩が挙げられる。さらなる塩生成体としては、塩化物、硫酸塩、酢酸塩、炭酸塩、水素化物、および水酸化物が挙げられる。望ましい塩としては、化合物Iと、マレイン酸、ジマレイン酸、フマル酸、ジフマル酸、およびメタンスルホン酸との付加生成物が挙げられる。
「ハロゲン」は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを意味するものとする。
用語「アルキル」とは、本明細書で使用される場合、1〜6、1〜8または1〜10個の炭素原子を有する分枝または非分枝の飽和炭化水素基をいい、例えばC〜C−アルキルで、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピルおよび1−エチル−2−メチルプロピルなどである。
用語「ハロアルキル」とは、本明細書で使用される場合、(上記した)1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基であって、これらの基にある水素原子の一部または全部が、上記したハロゲン原子によって置換されている基をいい、例えばC−C−ハロアルキルで、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリ−クロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロ−フルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1−クロロエチル、1−ブロモエチル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、ペンタフルオロエチルおよびヘプタ−フルオロプロピルなどである。
「アルキルアミノ」とは、窒素連結により結合されている、(上記した)1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基をいう。
同様に、「アルコキシ」、「(アルキル)カルボニル」、「アルキルスルフィニル」、「アルキルスルホニル」、「アルキルチオ」または「アルキルアミノ」とは、そのアルキル基の任意の結合において、それぞれ、酸素または硫黄連結により結合されている、(上記した)1〜6または1〜8または1〜10個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基をいう。例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、およびn−ブチルチオが挙げられる。
用語「アルケニル」は、本明細書で使用される場合、2〜6個の炭素原子、および任意の位置に二重結合を有する分枝または非分枝の不飽和炭化水素基を意味し、例えばエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メチル−エテニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル;1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−1−ブテニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−1−ブテニル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−1−プロペニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−プロペニル、1−エチル−2−プロペニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−メチル−1−ペンテニル、2−メチル−1−ペンテニル、3−メチル−1−ペンテニル、4−メチル−1−ペンテニル、1−メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペンテニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−1−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチル−1−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−1−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、3,3−ジメチル−1−ブテニル、3,3−ジメチル−2−ブテニル、1−エチル−1−ブテニル、1−エチル−2−ブテニル、1−エチル−3−ブテニル、2−エチル−1−ブテニル、2−エチル−2−ブテニル、2−エチル−3−ブテニル、1,1,2−トリメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2−プロペニル、1−エチル−2−メチル−1−プロペニルおよび1−エチル−2−メチル−2−プロペニルである。
用語「アルキニル」とは、本明細書で使用される場合、少なくとも1個の三重結合を含んでいる分枝または非分枝の不飽和炭化水素基をいい、例えばエチニル、プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニルなどである。
アリール:
一または二環式の5〜10員芳香族環系で、例えばフェニルやナフチル。
ヘタリール:
酸素、硫黄および窒素から選択されるヘテロ原子1〜4個を含んでいる5〜10員へテロ芳香族環系で、例えば1〜4個の窒素原子を含んでいる5員ヘタリールで、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、およびテトラゾリルなど;または
1〜4個の窒素原子、または1〜3個の窒素原子および1個の硫黄または酸素原子を含んでいる5員ヘタリールで、例えばフリル、チエニル、ピロリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、およびテトラゾリル;または
1〜4個の窒素原子、または1〜3個の窒素原子および1個の硫黄または酸素原子を含んでいる5員ヘタリールであって、2つの隣接環炭素原子、または1つの窒素原子および隣接炭素原子がブタ−1,3−ジエン−1,4−ジイルによって架橋されたもの;または1〜4個の窒素原子、または1〜3個の窒素原子および1個の硫黄または酸素原子を含んでいる6員ヘタリールで、例えば2−ピリジニル、3−ピリジニル、4−ピリジニル、3−ピリダジニル、4−ピリダジニル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、2−ピラジニル、1,3,5−トリアジン−2−イルおよび1,2,4−トリアジン−3−イル。
窒素および酸素から選択されるヘテロ原子1〜3個を含んでいる飽和または部分飽和の一または二環式5〜10員環系は、例えば窒素および酸素から選択されるヘテロ原子1〜3個を含んでいる飽和一環式5〜7員環系を意味し、例えばピリジン、ピリミジン、ピロリジン、ピペラジン、ホモピペラジン、モルホリン、およびピペリジン;または
例えば窒素および酸素から選択されるヘテロ原子1〜3個を含んでいる飽和二環式7〜10員環系を意味し、例えば1,4−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン、2,5−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、および2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタンである。
シクロアルキル:一環式の3〜6、8、10または12員飽和炭素原子環、例えばC〜C−シクロアルキルで、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルなどがある。
式Iの化合物の意図される用途に鑑みると、特に好ましいのは、置換基が以下の意味を有する場合である(それぞれの場合、それ自体で、または組み合わせで)。
が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、またR1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、アミノ、(C〜C)−アルキル−アミノ、ジ−(C〜C)−アルキル−アミノ、C〜C−アルキル、アリールおよびアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、式Iの化合物も好ましい。
特に好ましいのは、Rが、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、式Iの化合物である。
さらに、Rが、ハロゲン、好ましくはフルオロまたはクロロ、最も好ましくはクロロである式Iの化合物も特に好ましい。
さらに、特に好ましいのは、Rが、C〜C−アルコキシまたはC〜C−ハロアルコキシである式Iの化合物である。
好ましいのは、R、RおよびRが水素である式Iの化合物である。
好ましいのは、RおよびRがC〜C−アルキルまたはC〜C−アルキニル、特にC〜C−アルキルである式Iの化合物である。
好ましいのは、nが2である式Iの化合物である。またnが0である式Iの化合物も好ましい。特に好ましいのは、nが2である式Iの化合物である。
式Iの化合物の用途に鑑みると、特に好ましいのは、以下の表にまとめられている式Iの化合物である。
さらに、置換基として表に記載されている基は、それら自体、それらが記載されている組み合わせとは独立して、当該のそれぞれの置換基の特に好ましい実施形態でもある。
式Iaの化合物:
Figure 2009516667
好ましいのは、R、R、RおよびRが、それぞれのケースにおいて、表1〜表178の1つの行に対応しており、併せてRおよびRが、それぞれのケースにおいて、表A1〜表A444の1つの行に対応している式Iaの化合物である。
式Ibの化合物:
Figure 2009516667
好ましいのは、R、R、RおよびRが、それぞれのケースにおいて、表179〜表356の1つの行に対応しており、併せてRおよびRが、それぞれのケースにおいて、表A1〜表A444の1つの行に対応している式Ibの化合物である。
式Icの化合物:
Figure 2009516667
好ましいのは、R、R、RおよびRが、それぞれのケースにおいて、表357〜表534の1つの行に対応しており、併せてRおよびRが、それぞれのケースにおいて、表A1〜表A444の1つの行に対応している式Icの化合物である。
これらの好ましい例は、昆虫、クモ形類動物または線虫、またはそれらの餌供給源、生息環境もしくは繁殖地に、式(Ia)、(Ib)または(Ic)で表される少なくとも1種の化合物またはここにおいて定義したこれらの式の少なくとも1種の化合物を含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を接触させることを含んでなる、昆虫、クモ形類動物または線虫を駆除または防除する方法で使用するためのものである。これらはまた、播種前および/または発芽後の種子に、式(Ia)、(Ib)または(Ic)で表される少なくとも1種の化合物またはここにおいて定義したこれらの式の少なくとも1種の化合物を含んでいる組成物を接触させることを含んでなる、土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法で使用するためのものでもある。個々の化合物のいくつかは、選好とはなんら関係なく、異なる表の行において、2回以上定義されるであろう。
表1:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表2:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表3:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表4:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表5:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表6:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表7:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表8:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表9:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表10:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表11:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表12:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表13:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表14:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表15:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表16:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表17:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表18:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表19:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表20:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表21:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表22:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表23:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表24:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表25:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表26:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表27:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表28:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表29:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表30:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表31:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表32:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表33:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表34:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表35:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表36:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表37:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表38:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表39:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表40:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表41:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表42:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表43:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表44:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表45:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表46:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表47:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表48:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表49:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表50:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表51:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表52:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表53:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表54:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表55:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表56:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表57:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表58:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表59:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表60:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表61:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表62:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表63:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表64:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表65:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表66:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表67:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表68:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表69:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表70:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表71:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表72:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表73:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表74:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表75:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表76:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表77:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表78:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表79:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表80:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表81:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表82:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表83:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表84:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表85:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表86:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表87:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表88:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表89:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表90:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表91:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表92:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表93:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表94:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表95:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表96:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表97:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表98:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表99:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表100:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表101:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表102:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表103:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表104:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表105:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表106:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表107:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表108:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表109:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表110:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表111:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表112:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表113:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表114:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表115:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表116:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表117:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表118:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表119:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表120:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表121:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表122:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表123:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表124:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表125:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表126:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表127:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表128:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表129:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表130:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表131:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表132:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表133:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表134:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表135:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表136:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表137:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表138:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表139:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表140:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表141:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表142:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表143:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表144:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表145:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表146:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表147:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表148:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表149:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表150:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表151:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表152:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表153:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表154:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表155:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表156:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表157:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表158:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表159:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表160:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表161:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表162:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表163:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表164:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表165:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表166:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表167:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表168:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表169:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表170:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表171:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表172:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表173:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表174:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表175:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表176:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表177:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表178:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Iaの化合物;
表179:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表180:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表181:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表182:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表183:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表184:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表185:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表186:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表187:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表188:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表189:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表190:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表191:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表192:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表193:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表194:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表195:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表196:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表197:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表198:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表199:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表200:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表201:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表202:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表203:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表204:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表205:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表206:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表207:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表208:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表209:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表210:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表211:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表212:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表213:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表214:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表215:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表216:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表217:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表218:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表219:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表220:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表221:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表222:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表223:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表224:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表225:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表226:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表227:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表228:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表229:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表230:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表231:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表232:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表233:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表234:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表235:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表236:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表237:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表238:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表239:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表240:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表241:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表242:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表243:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表244:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表245:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表246:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表247:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表248:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表249:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表250:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表251:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表252:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表253:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表254:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表255:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表256:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表257:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表258:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表259:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表260:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表261:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表262:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表263:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表264:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表265:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表266:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表267:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表268:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表269:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表270:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表271:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表272:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表273:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表274:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表275:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表276:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表277:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表278:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表279:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表280:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表281:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表282:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表283:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表284:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表285:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表286:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表287:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表288:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表289:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表290:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表291:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表292:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表293:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表294:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表295:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表296:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表297:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表298:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表299:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表300:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表301:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表302:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表303:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表304:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表305:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表306:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表307:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表308:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表309:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表310:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表311:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表312:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表313:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表314:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表315:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表316:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表317:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表318:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表319:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表320:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表321:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表322:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表323:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表324:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表325:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表326:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表327:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表328:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表329:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表330:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表331:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表332:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表333:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表334:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表335:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表336:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表337:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表338:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表339:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表340:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表341:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表342:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表343:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表344:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表345:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表346:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表347:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表348:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表349:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表350:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表351:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表352:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表353:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表354:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表355:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表356:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Ibの化合物;
表357:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表358:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表359:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表360:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表361:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表362:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表363:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表364:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表365:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表366:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表367:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表368:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表369:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表370:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表371:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表372:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表373:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表374:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表375:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表376:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表377:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表378:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表379:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表380:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表381:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表382:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表383:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表384:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表385:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表386:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表387:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表388:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表389:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表390:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表391:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表392:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表393:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表394:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表395:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表396:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表397:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表398:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表399:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表400:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表401:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表402:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表403:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表404:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表405:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表406:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表407:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表408:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表409:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表410:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表411:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表412:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表413:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表414:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表415:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表416:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表417:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表418:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表419:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表420:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表421:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表422:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表423:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表424:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表425:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表426:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表427:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表428:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表429:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表430:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表431:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表432:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表433:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表434:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表435:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表436:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表437:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表438:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表439:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表440:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表441:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表442:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表443:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表444:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表445:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表446:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表447:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表448:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表449:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表450:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表451:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表452:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表453:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表454:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表455:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表456:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表457:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表458:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表459:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表460:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表461:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表462:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表463:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表464:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表465:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表466:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表467:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表468:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表469:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表470:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表471:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表472:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表473:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表474:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表475:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表476:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表477:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表478:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表479:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表480:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表481:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表482:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表483:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表484:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表485:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表486:RおよびRがそれぞれHであり、RがHであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表487:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表488:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表489:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表490:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表491:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表492:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表493:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表494:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表495:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表496:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表497:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表498:RおよびRがそれぞれHであり、RがFであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表499:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表500:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表501:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表502:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表503:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表504:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表505:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表506:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表507:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表508:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表509:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表510:RおよびRがそれぞれHであり、RがClであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表511:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表512:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表513:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表514:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表515:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表516:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表517:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表518:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表519:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表520:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表521:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表522:RおよびRがそれぞれHであり、RがBrであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表523:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表524:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表525:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表526:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表527:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがClであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表528:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがBrであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表529:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがJであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表530:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表531:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表532:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表533:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCHFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
表534:RおよびRがそれぞれHであり、RがIであり、RがOCClFであって、併せてRおよびRが表Aの1つの行に定義されているとおりである式Icの化合物;
式Ia、式Ibおよび式Icについて記載している表A
Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
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Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
Figure 2009516667
本発明はまた、以下の式I
Figure 2009516667
[式中、
nは、0、1または2であり;
は、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシまたはC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく;
且つこの式の化合物は、4−クロロ−3−N,N−ジメチル−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾールを表していない。]
で表される新規な3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物にも関する。
好ましいのは、nが2である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物である。
好ましいのは、nが0である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物である。
特に好ましいのは、
が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、また
1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、
式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物である。
特に好ましいのは、
が、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、
式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物である。
本発明の3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール誘導体は、各種の前駆体を用いて各種の調製方法により調製することができる。
P.1.クロロ−ベンゾイソチアゾール
3−クロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド(P−I)は、適切に置換されたサッカリン(P−II)を、D. Dopp等によるSynthesis 2001, 8, 1228-1235、またはR. SalmanによるChem. Eng. Data 1987, 32, 391、あるいはR. W. LangによるHelvetica Chimica Acta 1989, 72, 1248-1252に記載されているClCOCCl、PCl/POClまたはSOClのような塩素化剤と反応させることにより調製することができる。
Figure 2009516667
置換されたサッカリン(P−II)は、M. C. Bell等によるBioorganic & Medicinal Letters 1991, No. 12, 733-736に、またはM. L. Trudell等によるJournal of Heterocyclic Chem. 2004, 41, 435に記載されているように、2−クロロスルホニル−安息香酸エステル(P−III)をアンモニアと反応させることにより調製することができる。
Figure 2009516667
また後者の文献には、記載した2−クロロスルホニル−安息香酸エステル(P−III)の、対応するメチルアントラニレート(P−IV)からのジアゾ化およびその後のクロロスルホン化による合成も記載されている。同じような合成手法が、G. Hamprecht等によるChimia (2004), 58 117-122にも記載されている。
Figure 2009516667
メチルアントラニレートが商業的に入手可能でない場合は、J. F. W. Keana等がBioorganic & Medicinal Chemistry 11 (2003) 1769-1780に記載しているように、対応する2−ニトロ安息香酸メチルエステル(P−V)からの触媒水素化により調製することができる。
Figure 2009516667
別の方法として、サッカリン(P−II)は、対応するN−t−ブチルサッカリン(P−VI)の、K. F. BurriによるHelvetica Chimica Acta 1990, 73, 69-80に記載されている方法でのトリフルオロ酢酸のような強酸と一緒の加熱による開裂によっても調製することができる。
Figure 2009516667
N−tブチルサッカリン(P−VI)は、対応するスルホンアミド(P−VIa)から、ブチルリチウムやリチウムジイソプロピルアミドのような塩基による直接オルトメタル化、およびその後のメタル化された種の閉環下での二酸化炭素によるトラッピングにより得ることができる。この手法は、D. Becker等がTetrahedron 1992, 2515-2522に記載している。メタル化は、N. Murugesan等がJ. Med. Chem. 1998, 41, 5198-5218に記載しているようにして行うことができる。
Figure 2009516667
P.2.アミノベンゾイソチアゾール
アミノベンゾイソチアゾール(P−VII)は、S. W. Walinsky等がOrganic Process Research & Development 1999, 3, 126-130に記載しているように、極性溶媒例えばイソプロパノール中で、適切に置換されたジスルフィド(P−VIII)を、アミンおよび酸化剤例えばジメチルスルホキシド(DMSO)と一緒にして加熱することにより調製することができる。別の方法として、この付加は、T. Nakamura等がSynthesis 1997, 871-873に記載しているように、溶媒例えばテトラヒドロフラン(THF)中でそのようなアミンをグリニャール試薬(例えばn−プロピルマグネシウムクロリド)および酸化剤としての銅(II)塩との組み合わせで用いることによっても行うことができる。
Figure 2009516667
2−シアノ−ジスルフィド(P−VIII)は、H. Boerzel等によりInorganic Chemistry 2003, 1604-1615に報告されているように、ジメチルスルホキシド(DMSO)などの酸化剤を用いることにより、対応するチオフェノール(P−IX)から調製することができる。
Figure 2009516667
2−シアノ−チオフェノール(P−IX)は、J. Markert等がLiebigs Annalen d. Chemie 1980,768-778に記載しているように、NaOCHのような強塩基で処理することにより、ベンゾイソチアゾール(P−X)から調製することができる。
Figure 2009516667
上記論文には、硫黄およびアンモニアとの反応による、2−クロロ−ベンズアルデヒド(P−XI)からの置換ベンゾイソチアゾール(P−X)の合成も記載されている。
Figure 2009516667
別の方法として、2−シアノ−ジスルフィド(P−VIII)は、V. M. Negrimovsky等がPhosphorus, Sulfur & The Related Elements 1995, 104, 161-167に記載しているように、ジアゾ化、およびその後のNaSおよび硫黄によるそのジアゾニウム塩のクエンチングにより、2−シアノ−アニリン(P−XII)から調製することもできる。
Figure 2009516667
2−シアノ−アニリン(P−XII)は、D. H. KlaubertがJ. Med. Chem.1981, 24, 742-748に記載しているように、還元剤例えば鉄を用いて、2−シアノ−ニトロベンゼン(P−XIII)から調製することができる。
Figure 2009516667
3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール(P−VII)は、また、H. Boeshagen等がJustus Liebig Annalen der Chemie, 1977, 20に記載しているように3−クロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール(P−XIIIa)からも、あるいはトリフルオロ−メタンスルホン酸ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イルエステル(P−XIIIb)から米国特許第5359068号明細書に記載されているのと同様にしてこの化合物をアミンと反応させることによっても調製することができる。
3−クロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール(P−XIIIa)は、ベンゾイソチアゾロン(P−XIV)から、塩素化剤例えばPCl(J.P. Yevich等がJournal of Medicinal Chemistry 1986, 29, 359-369に記載している)またはPCl/PCl(S. G. Zlutin et al. Journal of Organic Chemistry 2000, 65, 8439-8443)と反応させることにより得ることができる。
Figure 2009516667
最後に記載した文献には、また、そのようなベンゾイソチアゾロンの、化合物(P−XV)からの、酸化剤例えばSOClを用いた処理による合成も記載されている。
Figure 2009516667
別の方法として、2−(アルキルチオ)ベンゾニトリル(P−XVI)からワンポット法でベンゾイソチアゾロン(P−XIV)を調製するためのもう一つの方法が欧州特許出願公開第1081141号明細書に記載されている。
Figure 2009516667
反応混合物は慣用の方法で作製される。例えば、水と混合し、相分離させ、適切であれば粗製の生成物をクロマトグラフィー精製することで作製される。一部のケースでは、中間体および最終生成物は、無色または薄茶色の粘稠な油状物の形態で得られる。これらは、精製、つまり減圧下および適度の昇温で揮発性の成分が除去される。中間体および最終生成物が固形物として得られる場合は、これらは、再結晶化や温浸によっても精製することができる。
個々の化合物Iが上記に記載したルートによって得ることができない場合は、他の化合物Iを誘導体化することにより、あるいは記載した合成ルートを慣用的に修正することにより調製することができる。
式Iの化合物を調製すると、それらは異性体の混合物として得られる可能性がある。望ましい場合は、これらを、分割の目的に慣用されている方法(例えば結晶化やクロマトグラフィー)により、さらには光学的に活性な吸着剤で分割して、純粋な異性体を得ることもできる。
化合物Iの農薬として許容される塩は慣用されている方法で生成させることができ、例えば対象となる陰イオンの酸と反応させることにより生成させることができる。
害虫
作物を保護するに際しては、式Iの化合物は、線虫、昆虫およびクモ形類動物を効果的に防除するのに適している。式Iの化合物は、特に、以下の家畜害虫を防除するのに適している。
鱗翅目の昆虫(Lepidoptera(鱗翅目))、例えばアグロティス・イプシロン(Agrotis ypsilon)、アグロティス・セゲトゥム(Agrotis segetum)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アンチカルシア・ゲンマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルギレスチア・コンジュゲッラ(Argyresthia conjugella)、アウトグラファ・ガンマ(Autographa gamma)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、カコエシア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、コリストネウラ・フミフェラナ(Choristoneura fumiferana)、コリストネウラ・オッシデンタリス(Choristoneura occidentalis)、シルフィス・ウニプンクタ(Cirphis unipuncta)、シディア・ポモネッラ(Cydia pomonella)、デンドロリムス・ピニ(Dendrolimus pini)、ディアファニア・ニチダリス(Diaphania nitidalis)、ディアトラエア・グランディオセッラ(Diatraea grandiosella)、エアリアス・インスラナ(Earias insulana)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エウポエシリア・アンビゲッラ(Eupoecilia ambiguella)、エヴェトリア・ボウリアナ(Evetria bouliana)、フェルチア・スブテッラネア(Feltia subterranea)、ガレリア・メッロネッラ(Galleria mellonella)、グラフォリサ・フネブラナ(Grapholitha funebrana)、グラフォリサ・モレスタ(Grapholitha molesta)、ヘリオシス・アルミゲラ(Heliothis armigera)、ヘリオシス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ヘリオシス・ゼア(Heliothis zea)、ヘッルラ・ウンダリス(Hellula undalis)、ヒベルニア・デフォリアリア(Hibernia defoliaria)、ヒファントリア・クネア(Hyphantria cunea、アメリカシロヒトリ)、ヒポノメウタ・マリネッルス(Hyponomeuta malinellus)、ケイフェリア・リコペルシセッラ(Keiferia lycopersicella)、ラムディナ・フィスセッラリア(Lambdina fiscellaria)、ラフィグマ・エキシグア(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・コッフェーラ(Leucoptera coffeella)、ロイコプテラ・シテッラ(Leucoptera scitella)、リソコレティス・ブランカルデッラ(Lithocolletis blancardella)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキソステジェ・スティクティカリス(Loxostege sticticalis)、リマントリア・ディスパル(Lymantria dispar)、リマントリア・モナチャ(Lymantria monacha)、リオネティア・クレルケッラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ネウストリア(Malacosoma neustria)、マメストラ・ブラッシカエ(Mamestra brassicae)、オルギア・シュードツガタ(Orgyia pseudotsugata)、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パノリス・フランメア(Panolis flammea)、ペクティノフォラ・ゴシピエッラ(Pectinophora gossypiella)、ペリドロマ・サウシア(Peridroma saucia)、ファレラ・ブセファラ(Phalera bucephala)、フソリマエア・オペルクレッラ(Phthorimaea operculella)、フィロクニスティス・シトレッラ(Phyllocnistis citrella)、ピエリス・ブラッシカエ(Pieris brassicae)、プラシペナ・スカブラ(Plathypena scabra)、プルテッラ・キシロステッラ(Plutella xylostella)、シュードプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、リアシオニア・フルストラナ(Rhyacionia frustrana)、スクロビパルプラ・アブソルタ(Scrobipalpula absoluta)、シトトロガ・セレアレッラ(Sitotroga cerealella)、スパルガノシス・ピッレリアナ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)、スポドプテラ・リトゥラ(Spodoptera litura)、タウマトポエア・ピチョカンパ(Thaumatopoea pityocampa)、トルトリックス・ヴィリダナ(Tortrix viridana)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)およびゼイラフェラ・カナデンシス(Zeiraphera canadensis);
甲虫(Coleoptera(鞘翅目))、例えばアグリラス・シヌアトゥス(Agrilus sinuatus)、アグリオテス・リネアトゥス(Agriotes lineatus)、アグリオテス・オブスキュラス(Agriotes obscurus)、アムフィマッラス・ソルスティシャリス(Amphimallus solstitialis)、アニサンドラス・ディスパール(Anisandrus dispar)、アンソノマス・グランディス(Anthonomus grandis)、アンソノマス・ポモラム(Anthonomus pomorum)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、ブラストファガス・ピニペルダ(Blastophagus piniperda)、ブリトファガ・ウンダタ(Blitophaga undata)、ブルチュス・ルフィマヌス(Bruchus rufimanus)、ブルチュス・ピソラム(Bruchus pisorum)、ブルチュス・レンティス(Bruchus lentis)、ビクティスカス・ベチュラエ(Byctiscus betulae)、カッシーダ・ネブロサ(Cassida nebulosa)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、セウソリンチュス・アッシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、セウソリンチュス・ナピ(Ceuthorrhynchus napi)、カエトクネマ・ティビアリス(Chaetocnema tibialis)、コノデルス・ヴェスペルティヌス(Conoderus vespertinus)、クリオセリス・アスパラギ(Crioceris asparagi)、ディアブロティカ・ロンギコルニス(Diabrotica longicornis)、ディアブロティカ 12−プンクタータ(Diabrotica 12-punctata)、ディアブロティカ・ヴィルギフェラ(Diabrotica virgifera)、エピラクナ・ヴァリヴェスティス(Epilachna varivestis)、エピトリックス・ヒルティペンニス(Epitrix hirtipennis)、エウティノボスラス・ブラシリエンシス(Eutinobothrus brasiliensis)、ヒロビウス・アビエティス(Hylobius abietis)、ヒペラ・ブルンネイペンニス(Hypera brunneipennis)、ヒペラ・ポスティカ(Hypera postica)、イプス・ティポグラフス(Ips typographus)、レマ・ビリネアタ(Lema bilineata)、レマ・メラノプス(Lema melanopus)、レプティノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、リモニウス・カリフォルニクス(Limonius californicus)、リソロプトラス・オリゾフィラス(Lissorhoptrus oryzophilus、イネミズゾウムシ)、メラノトゥス・コミュニス(Melanotus communis)、メリゲテス・アエネウス(Meligetes aeneus)、メロロンサ・ヒッポカスタニ(Melolontha hippocastani)、メロロンサ・メロロンサ(Melolontha melolontha)、オウレマ・オリザエ(Oulema oryzae)、オルティオリンチュス・スルカトゥス(Ortiorrhynchus sulcatus)、オティオリンチュス・オヴァトゥス(Otiorrhynchus ovatus)、ファエドン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、フィロトレタ・クリソセファラ(Phyllotreta chrysocephala)、フィロファガ(Phyllophaga sp.)、フィロペルサ・ホルティコラ(Phyllopertha horticola)、フィロトレタ・ネモラム(Phyllotreta nemorum)、フィロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta striolata)、ポピッリア・ジャポニカ(Popillia japonica)、シトナ・リネアトゥス(Sitona lineatus)およびシトフィラス・グラナリア(Sitophilus granaria)、
双翅目の昆虫(Diptera(双翅目))、例えばアエデス・アエギプティ(Aedes aegypti)、アエデス・ヴェクサンス(Aedes vexans)、アナストレファ・ルデンス(Anastrepha ludens)、アノフェレス・マクリペンニス(Anopheles maculipennis)、セラティティス・カピタタ(Ceratitis capitata)、クリソミヤ・ベッツィアーナ(Chrysomya bezziana)、クリソミヤ・ホミニヴォラックス(Chrysomya hominivorax)、クリソミヤ・マセッラリア(Chrysomya macellaria)、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コルディロビア・アンスロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クレックス・ピピエンス(Culex pipiens)、ダクス・ククルビタエ(Dacus cucurbitae)、ダクス・オレアエ(Dacus oleae)、ダシネウラ・ブラッシカエ(Dasineura brassicae)、ファンニア・カニクラリス(Fannia canicularis)、ガステロフィルス・インテスティナリス(Gasterophilus intestinalis)、グロッシナ・モルシタンス(Glossina morsitans)、ヘマトビア・イリタンス(Haematobia irritans)、ハプロディプロシス・エクエストリス(Haplodiplosis equestris)、ヒレミア・プラチュラ(Hylemyia platura)、ヒポデルマ・リネアタ(Hypoderma lineata)、リリオミザ・サティヴァエ(Liriomyza sativae)、リリオミヤザ・トリフォリイ(Liriomyza trifolii)、ルシリア・カプリナ(Lucilia caprina)、ルシリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルシリア・セリカタ(Lucilia sericata)、リコリア・ペクトラリス(Lycoria pectoralis)、マイェティオラ・デストルクタ(Mayetiola destructor)、ムスカ・ドメスティカ(Musca domestica)、ムシナ・スタブランス(Muscina stabulans)、エストラス・オヴィス(Oestrus ovis)、オスシネッラ・フリット(Oscinella frit)、ペゴミヤ・ヒソシアミ(Pegomya hysocyami)、フォルビア・アンティクア(Phorbia antiqua)、フォルビア・ブラッシカエ(Phorbia brassicae)、フォルビア・コアルクタタ(Phorbia coarctata)、ファゴレティス・セラシ(Rhagoletis cerasi)、ファゴレティス・ポモネッラ(Rhagoletis pomonella)、タバナス・ボヴィナス(Tabanus bovines)、ティピュラ・オレラセア(Tipula oleracea)およびティピュラ・パルドサ(Tipula paludosa)、
アザミウマ(Thysanoptera(総翅目))、たとえばフランクリニエッラ・フスカ(Frankliniella fusca)、フランクリニエッラ・オキシデンタリス(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエッラ・トリティシ(Frankliniella tritici)、シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips citri)、スリップス・オリザエ(Thrips oryzae)、スリップス・パルミ(Thrips palmi)およびスリップス・タバキ(Thrips tabaci)、
膜翅目の昆虫(Hymenoptera(膜翅目))、例えばアタリア・ロザエ(Athalia rosae)、アッタ・セファロテス(Atta cephalotes)、アッタ・セクスデンス(Atta sexdens)、アッタ・テクサナ(Atta texana)、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampa minuta)、ホプロカンパ・テストゥディネア(Hoplocampa testudinea)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、ソレノプシス・ゲミナタ(Solenopsis geminata)およびソレノプシス・インヴィクタ(Solenopsis invicta)、
異翅目の昆虫(Heteroptera(異翅目))、例えばアクロステルナム・ヒラレ(Acrosternum hilare)、ブリッサス・ロイコプテラス(Blissus leucopterus)、シルトペルティス・ノタトゥス(Cyrtopeltis notatus)、ディスデルクス・シングラトゥス(Dysdercus cingulatus)、ディスデルクス・インテルメディウス(Dysdercus intermedius)、エウリガスター・インテグリセップス(Eurygaster integriceps)、エウスキストゥス・イムピクティヴェントリス(Euschistus impictiventris)、レプトグロッサス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、リグス・プラテンシス(Lygus pratensis)、ネザラ・ヴィリドュラ(Nezara viridula)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ソルベア・インスラリス(Solubea insularis)およびスヤンタ・ペルディトール(Thyanta perditor)、
同翅目の昆虫(Homoptera(同翅目))、例えばアシルソシフォン・オノブリチス(Acyrthosiphon onobrychis)、アデルゲス・ラリシス(Adelges laricis)、アフィデュラ・ナストュルティイ(Aphidula nasturtii)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・フォルベシ(Aphis forbesi)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・ゴシッピィー(Aphis gossypii)、アフィス・グロスラリエ(Aphis grossulariae)、アフィス・シュネイデリ(Aphis schneideri)、アフィス・スピレコラ(Aphis spiraecola)、アフィス・サムブシ(Aphis sambuci)、アシルトシホン・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アウロコルツム・ソラニ(Aulacorthum solani)、ブラチカウドゥス・カルドュイ(Brachycaudus cardui)、ブラシカウズス・ヘリクリシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラシカウズス・ペルシカエ(Brachycaudus persicae)、ブラシカウズス・プルニコラ(Brachycaudus prunicola)、ブレビコリネ・ブラッシカエ(Brevicoryne brassicae)、キャピトホルス・ホルニ(Capitophorus horni)、セロシファ・ゴシッピイ(Cerosipha gossypii)、カエトシホン・フラゲエフォリイ(Chaetosiphon fragaefolii)、ムリプトマイズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、ドレイフシア・ノルドマンニアナエ(Dreyfusia nordmannianae)、ドレイフシア・ピセアエ(Dreyfusia piceae)、ディサフィス・ラディコラ(Dysaphis radicola)、ディサウラコルサム・プセウドソラニ(Dysaulacorthum pseudosolani)、ディサフィス・プランタギニア(Dysaphis plantaginea)、ディサフィス・ピリ(Dysaphis pyri)、エムポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、ハイアロプテラス・プルニ(Hyalopterus pruni)、ヒペロミズス・ラクツカエ(Hyperomyzus lactucae)、マクロシファム・アヴェナエ(Macrosiphum avenae)、マクロシファム・エウフォルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、マクロシフォン・ロザエ(Macrosiphon rosae)、メゴウラ・ヴィシアエ(Megoura viciae)、マラナフィス・ピラリウス(Melanaphis pyrarius)、メトポロフィウム・ディロダム(Metopolophium dirhodum)、ミゾデス・ペルシカエ(Myzodes persicae)、ミズス・アスカロニカス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・バリアンス(Myzus varians)、ナソノビア・リビスニグリ(Nasonovia ribisnigri)、ニラパルヴァタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、ペムフィガス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、ペルキンシエラ・サッカリシダ(Perkinsiella saccharicida)、フォロドン・フムリ(Phorodon humuli)、プシラ・マリ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla piri)、ロパロミズス・アスカロニクス(Rhopalomyzus ascalonicus)、ロパロシファム・マイディス(Rhopalosiphum maidis)、ロパロシファム・パディ(Rhopalosiphum padi)、ロパロシファム・インセルツム(Rhopalosiphum insertum)、サッパフィス・マラ(Sappaphis mala)、サッパフィス・マリ(Sappaphis mali)、スキザフィス・グラミナム(Schizaphis graminum)、スキゾネウラ・ラヌギノサ(Schizoneura lanuginosa)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、トリアレウロデス・ヴァポラリオラム(Trialeurodes vaporariorum)、トキソプテラ・アウランチイ(Toxoptera aurantii)、およびヴィテウス・ヴィティフォリイ(Viteus vitifolii)。
シロアリ(Isoptera(等翅目))、たとえばカロテルメス・フラヴィコリス(Calotermes flavicollis)、ロイコテルメス・フラヴィペス(Leucotermes flavipes)、レティクリテルメス・ルシフガス(Reticulitermes lucifugus)およびテルメス・ナタレンシス(Termes natalensis)、
直翅目の昆虫(Orthoptera(直翅目))、たとえばアチェタ・ドメスティカ(Acheta domestica)、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、フォルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)、グリッロタルパ・グリッロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、ロクスタ・ミグラトリア(Locusta migratoria)、メラノプルス・ビヴィッタトゥス(Melanoplus bivittatus)、メラノプルス・フェムル−ルブルム(Melanoplus femur-rubrum)、メラノプルス・メキシカヌス(Melanoplus mexicanus)、メラノプルス・サングイニペス(Melanoplus sanguinipse)、メラノプルス・スプレトゥス(Melanoplus spretus)、ノマダクリス・セプテムファシアタ(Nomadacris septemfasciata)、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、スキストセルカ・アメリカナ(Schistocerca americana)、スキストセルカ・ペレグリナ(Schistocerca peregrina)、スタウロノトゥス・マロッカヌス(Stauronotus maroccanus)およびタキシネス・アシナモラス(Tachycines asynamorus)、
例えばアラガシダエ(Argasidae)科、イクソディダエ(Ixodidae)科およびサルコプチダエ(Sarcoptidae)科のクモ形類動物(ダニ目(Acarina))のようなクモ形類動物(Arachnoidea)、例えばアムブリオッマ・アメリカヌム(Amblyomma americanum)、アムブリオッマ・ヴァリエガトゥム(Amblyomma variegatum)、アルガス・ペルシクス(Argas persicus)、ボフィラス・アヌラトゥス(Boophilus annulatus)、ボフィラス・デコロラトゥス(Boophilus decoloratus)、ボフィラス・ミクロプラス(Boophilus microplus)、デルマセントル・シルヴァルム(Dermacentor silvarum)、ヒヤロッマ・トランカトゥム(Hyalomma truncatum)、イクソデス・リシナス(Ixodes ricinus)、イクソデス・ルビクンダス(Ixodes rubicundus)、オルニソドラス・モウバタ(Ornithodorus moubata)、オトビウス・メグニニ(Otobius megnini)、デルマニスス・ガッリナエ(Dermanyssus gallinae)、プソロプテス・オヴィス(Psoroptes ovis)、リピセファラス・アペンディクラトゥス(Rhipicephalus appendiculatus)、リピセファラス・エヴェルツィ(Rhipicephalus evertsi)、サルコプテス・スカビエイ(Sarcoptes scabiei)、ならびにエリオフィダエ(Eriophyidae)種、例えばアクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali)、フィロコプトラタ・オレイボラ(Phyllocoptrata oleivora)およびエリオフィエス・シェルドニ(Eriophyes sheldoni);タルソネミダエ(Tarsonemidae)種、例えばフィトネムス・パリデゥス(Phytonemus pallidus)およびポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus);テヌイパルピダエ(Tenuipalpidae)種、例えばブレビパルプス・フォエニシス(Brevipalpus phoenicis);テトラニチダエ(Tetranychidae)種、例えばテトラニチュス・シンナバリナス(Tetranychus cinnabarinus)、テトラニチュス・カンザワイ(Tetranychus kanzawai)、テトラニチュス・パシフィカス(Tetranychus pacificus)、テトラニチュス・テラリウス(Tetranychus telarius)、テトラニチュス・ウルティカエ(Tetranychus urticae)、パノニチュス・ウルミ(Panonychus ulmi)、パノニチュス・シトリ(Panonychus citri)、およびオリゴニチュス・プラテンシス(oligonychus pratensis);
植物寄生線虫および土壌線虫も含めた線虫。植物寄生線虫としては、例えばネコブ線虫(root knot nematodes)であるメロイドギネ・ハプラ(Meloidogyne hapla)、メロイドギネ・インコグニタ(Meloidogyne incognita)、メロイドギネ・ジャバニカ(Meloidogyne javanica)、およびその他のメロイドギネ種の線虫;シスト形成線虫(cyst-forming nematodes)であるグロボデラ・ロストキエンシス(Globodera rostochiensis)およびその他のグロボデラ種の線虫;ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera avenae)、ヘテロデラ・グリシンス(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・サクチイ(Heterodera schachtii)、ヘテロデラ・トリホリイ(Heterodera trifolii)およびその他のヘテロデラ種の線虫;シードゴール線虫(Seed gall nematodes)であるアングイナ種の線虫(Anguina species);茎および葉の線虫(Stem and foliar nematodes)であるアフェレコイデス種の線虫(Aphelenchoides species);刺し線虫(Sting nematodes)であるベロノライマス・ロンギカウダタス(Belonolaimus longicaudatus)およびその他のベロノライマス種の線虫;松の線虫(Pine nematodes)であるブルサフェレンカス・キシロフィラス(Bursaphelenchus xylophilus)およびその他のブルサフェレンカス種の線虫;リング線虫(Ring nematodes)であるクリコネマ種の線虫(Criconema species)、クリコネメラ種の線虫(Criconemella species)、クリコネモイデス種の線虫(Criconemoides species)、メソクリコネマ種の線虫(Mesocriconema species);茎および球根の線虫(Stem and bulb nematodes)であるジチレンカス・デストラクタ(Ditylenchus destructor)、ジチレンカス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)およびその他のジチレンカス種の線虫;突き錐線虫(Awl nematodes)であるドリコラス種の線虫(Dolichodorus species);螺旋線虫(Spiral nematodes)であるヘリオコチレンカス・ムルティシンクタス(Heliocotylenchus multicinctus)およびその他のヘリオコチレンカス種の線虫(Helicotylenchus species);シース・シーソイド線虫(Sheath and sheathoid nematodes)であるヘミシクリオフォラ種の線虫(Hemicycliophora species)およびヘミクリコネモイデス種の線虫(Hemicriconemoides species);ヒルシュマンネエッラ種の線虫(Hirshmanniella species);槍線虫(Lance nematodes)であるホプロアイムス種の線虫(Hoploaimus species);ニセネコブ線虫(false rootknot nematodes)であるナコブス種の線虫(Nacobbus species);針線虫(Needle nematodes)であるロンギドラス・エロンガタス(Longidorus elongatus)およびその他のロンギドラス種の線虫(Longidorus species);ピン線虫(Pin nematodes)であるピラチレンカス種の線虫(Paratylenchus species);傷害線虫(Lesion nematodes)であるピラチレンカス・ネグレクタス(Pratylenchus neglectus)、ピラチレンカス・ペネトランス(Pratylenchus penetrans)、ピラチレンカス・クルビタタス(Pratylenchus curvitatus)、ピラチレンカス・ゴーディ(Pratylenchus goodeyi)およびその他のピラチレンカス種の線虫(Pratylenchus species);穴形成線虫(Burrowing nematodes)であるラドホラス・シミリス(Radopholus similis)およびその他のラドホラス種の線虫(Radopholus species);腎臓形線虫(Reniform nematodes)であるロチレンカス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)およびその他のロチレンカス種の線虫(Rotylenchus species);スクテロネマ種の線虫(Scutellonema species);スタビールート線虫(Stubby root nematodes)であるトリコドラス・プリミチバス(Trichodorus primitivus)およびその他のトリコドラス種の線虫(Trichodorus species)、パラトリコドラス種の線虫(Paratrichodorus species);スタント線虫(Stunt nematodes)であるチレンコリンカス・クライトニ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンカス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)およびその他のチレンコリンカス種の線虫(Tylenchorhynchus species);シトラス線虫(Citrus nematodes)であるチレンカラス種の線虫(Tylenchulus species);ダガー線虫(Dagger nematodes)であるキシフィネマ種の線虫(Xiphinema species);ならびにその他の植物寄生線虫の種;が挙げられる。
化合物I(およびそれを含有している組成物)は、昆虫および線虫の防除に特に有用である。
さらに、化合物I(およびそれを含有している組成物)は、同翅目昆虫、鱗翅目昆虫、双翅目昆虫、総翅目昆虫、および線虫から選択される害虫の防除に特に有用である。
本発明の好ましい実施形態では、式Iの化合物は、昆虫、クモ形類動物、特に鱗翅目、鞘翅目および同翅目の昆虫、およびダニ目のクモ形類動物を防除するのに有用である。本発明による式Iの化合物は、鱗翅目および同翅目の昆虫を防除するのに特に有用である。
製剤
本発明による方法で使用するためには、化合物Iは、慣用の製剤、例えば溶液剤、乳液剤、懸濁液剤、粉末剤、細粒剤、ペースト剤、顆粒剤および直接散布可能溶液剤に変換することができる。剤形は、その特定の目的および施用方法に応じて決まるものである。製剤および施用方法は、それぞれのケースで、本発明による式Iの化合物の微細で均一な分布が確かなものとなるように選ばれる。
製剤は、公知の方法(例えば、総説については米国特許第3060084号明細書、欧州特許出願公開第707445号明細書(液体濃縮物について)、Browning, "Agglomeration", Chemical Engineering, Dec. 4, 1967, 147-48、Perry's Chemical Engineer's Handbook, 4th Ed., McGraw-Hill, New York, 1963, pages 8-57、ならびに国際公開第91/13546号パンフレット、米国特許第4172714号明細書、米国特許第4144050号明細書、米国特許第3920442号明細書、米国特許第5180587号明細書、米国特許第5232701号明細書、米国特許第5208030号明細書、英国特許出願公開第2095558号明細書、米国特許第3299566号明細書、Klingman, Weed Control as a Science, John Wiley and Sons, Inc., New York, 1961、Hance et al., Weed Control Handbook, 8th Ed., Blackwell Scientific Publications, Oxford, 1989、およびMollet, H., Grubemann, A., Formulation technology, Wiley VCH Verlag GmbH, Weinheim (Germany), 2001, 2、D. A. Knowles, Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations, Kluwer Academic Publishers, Dordrecht, 1998 (ISBN 0-7514-0443-8) を参照されたい)で調製され、例えば、本活性化合物を、農薬を製剤化するのに適した助剤(例えば溶媒および/または担体(所望であれば乳化剤、界面活性剤および分散剤も)、防腐剤、消泡剤、凍結防止剤、種子処理用製剤には場合により着色剤および/または結着剤(バインダー)および/またはゲル化剤も)で薄めることにより調製される。
適している溶媒/担体は、例えば:
・水、芳香族溶媒(例えばSolvessoの製品であるキシレン、その他)、パラフィン(例えば石油留分)、アルコール(例えばメタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン(例えばシクロヘキサノン、γ−ブチルラクトン)、ピロリドン(N−メチル−ピロリドン(NMP)、N−オクチルピロリドンNOP)、酢酸エステル(グリコールジアセテート)、アルキルラクテート、ラクトン例えばg−ブチルラクトン、グリコール、脂肪酸ジメチルアミド、脂肪酸および脂肪酸のエステル、トリグリセリド、植物またた動物起源の油、および変性油例えばアルキル化植物油などの溶媒(原理的には、溶媒の混合物も用いることができる)、
・粉末天然鉱物および粉末合成鉱物のような担体、例えばシリカゲル、ケイ酸微細粉末、ケイ酸塩、タルク、カオリン、アッタクレイ、石灰岩、石灰、チョーク、ボール(含鉄粘土)、黄土、粘土、ドロマイト、珪藻土、硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、合成材粉末、肥料(例えば硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素など)、ならびに植物起原の産物、例えば穀粉、樹皮粉、木粉および堅果粉、セルロース粉末、ならびにその他の固体状担体のような担体、である。
適している乳化剤は、非イオン性乳化剤、陰イオン性乳化剤である(例えばポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、アルキルスルホネートおよびアリールスルホネート)。
分散剤の例は、リグニン−サルファイト廃液およびメチルセルロースである。
適している界面活性剤は、リグノスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、脂肪アルコールスルフェート、脂肪酸および硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテル、さらにはスルホン化ナフタレンおよびナフタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、アルコールおよび脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステルである。
製剤にはまた、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコールのような凍結防止剤、および殺菌剤を加えることができる。
適している消泡剤は、例えばシリコン系、またはステアリン酸マグネシウム系の消泡剤である。
適している防腐剤は、例えばジクロロフェンおよびベンジルアルコールヘミホルマールである。
適しているシックナー(増粘剤)は、製剤に偽可塑性流動挙動を付与する化合物、すなわち静止状態では高粘度、そして撹拌状態では低粘度の化合物である。この関係で記載しておいてもよいのは、例えばポリサッカリド系の市販されているシックナー、例えばXanthan Gum(登録商標)(KelcoのKelzan(登録商標))、Rhodopol(登録商標)23(Rhone Poulenc)または(R.T.Vanderbiltの)Veegum(登録商標)、あるいは有機ポリシリケート系の、例えば(Engelhardtの)Attaclay(登録商標)である。本発明による分散物に適している消泡剤は、例えば、シリコンエマルジョン(例えば、WackerのSilikon(登録商標)SREや、RhodiaのRhodorsil(登録商標)など)、長鎖アルコール、脂肪酸、有機フッ素化合物、ならびにこれらの混合物である。殺菌剤を加えて、本発明による組成物を、微生物による攻撃に対して安定化させることもできる。適している殺菌剤は、例えば、Avecia(またはArch)からProxel(登録商標)の商標で、またはThor ChemieからActicide(登録商標)RSの商標で、あるいはRohm&HaasからKathon(登録商標)MKの商標で販売されているイソチアゾロン系の化合物である。適している凍結防止剤は、有機ポリオール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコールや、グリセロールなど)である。これらは、通常、活性化合物の組成物の全重量を基準にして10重量%以下の量で用いられる。本発明による活性化合物組成物は、適切であれば、pHを調整するために、調製した製剤の全量を基準にして1〜5重量%の緩衝剤を含み得、用いる緩衝剤の量および種類は、活性化合物(1種または複数種)の化学特性に応じて決まる。緩衝剤の例は、無機または有機弱酸(例えば、リン酸、ホウ酸、酢酸、プロピオン酸、クエン酸、フマル酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸など)のアルカリ金属塩である。
直接散布可能な溶液剤、エマルジョン剤、ペースト剤または油ディスパージョン剤の調製に適した物質は、中〜高沸点の鉱油留分(例えばケロセンまたはディーゼル油)、さらにはコールタール油、ならびに植物または動物起原の油、脂肪族、環式および芳香族の炭化水素(例えばトルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたはこれらの誘導体)、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、イソホロン、強極性の溶媒(例えばジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンおよび水)である。
細粒剤、散布剤および粉末剤は、本活性物質を固体状担体と混合または同時粉砕することで調製することができる。
顆粒剤(例えば被覆顆粒剤、含浸顆粒剤および均質顆粒剤)は、本活性成分を固体状担体に結着させることで調製できる。固体状担体の例は、鉱物質土類(例えばシリカゲル、シリケート、カオリン、アッタクレー、石灰岩、石灰、チョーク、ボール粘土、レス、クレー、ドロマイト、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム)、合成物質粉末、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素など)、ならびに植物起原の産物(例えば穀粉、樹皮粉、木粉および堅果粉)、セルロース粉末およびその他の固体状担体である。
一般に、製剤は、0.01重量%から95重量%までの、好ましくは0.1重量%から90重量%までの活性成分を含有している。活性成分は、90%から100%までの、好ましくは95%から100%までの(NMRスペクトルによる)純度にあるものを用いる。
種子処理の目的のためには、各製剤は2〜10倍に希釈して、施用準備が完了した調製物中の活性化合物が重量で0.01〜60重量%、好ましくは0.1〜40重量%の濃度にすることができる。
式Iの化合物は、そのままで、その製剤の形態で、あるいはそれから調製される使用剤形、例えば直接散布可能な溶液、粉末、懸濁液または分散液、エマルジョン、油ディスパージョン、ペースト、散粉可能生成物、散布剤、または顆粒の形態で、スプレー、噴霧、散粉、散布または注液により施用することができる。使用剤形は、全面的に、意図される目的に応じて決まるものである。それらにおいては、それぞれのケースで、本発明による活性化合物の可能な限りの微細な分散が確実になるようにする。
水性の使用剤形は、エマルジョン製剤、ペースト剤または水和剤(散布可能細粒剤、油性ディスパージョン)から、水を加えることで調製することができる。エマルジョン製剤、ペースト剤または油性ディスパージョンを調製するためには、本物質は、そのまま、あるいは油または溶媒に溶解させて、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤を用いることにより、水に均質化させることができる。別の方法として、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤、および適切であれば溶媒または油から構成される濃縮物を調製することも可能であり、このような濃縮物は水で希釈するのに適している。
施用準備完了状態の生成物中の本活性成分の濃度は、かなり広い範囲の中で変わり得る。一般には、濃度は、重量あたり0.0001%〜10%、好ましくは0.01%〜1%である。
本活性成分は超低剤量法(ULV)でも良好に使用することができ、95重量%超の活性成分を含んでいる製剤を施用することも可能であり、あるいは添加剤なしの本活性成分を施用することさえ可能である。
以下は製剤の例である:
1.水で希釈されるための製剤。素早く処理する目的のためには、この製剤は、種子に対し、希釈した状態で、あるいは希釈しない状態で施用することができる。
A)液剤(SL、LS)
本活性化合物10重量部を、水または水溶性溶媒90重量部に溶解させる。場合によっては、湿潤剤またはその他の助剤を加える。本活性化合物は、水による希釈と同時に溶解する。これにより活性成分10%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
B)分散製剤(DC)
本活性化合物20重量部を、分散剤(例えば、ポリビニルピロリドン)10重量部を加えてシクロヘキサノン70重量部に溶解させる。水で希釈することにより、ディスパージョンが得られる。これにより活性化合物20%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
C)乳剤(EC)
本活性化合物15重量部を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシル化ヒマシ油を用いて(各場合5%濃度で)キシレン75重量部に溶解させる。水で希釈すると乳液が得られる。これにより活性化合物15%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
D)エマルション製剤(EW、EO、ES)
本活性化合物25重量部を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシル化ヒマシ油を加えて(各場合5重量部)キシレン35重量部に溶解させる。この混合物を、乳化装置(例えばUltraturax)を用いて水30重量部に導入し、均質なエマルションにする。水で希釈するとエマルションが得られる。これにより活性化合物25%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
E)懸濁製剤(SC、OD、FS)
撹拌ボールミル中で、本活性化合物20重量部を、分散剤・湿潤剤10重量部、および水または有機溶媒70重量部を加えて粉砕することにより、活性化合物の微細な懸濁液が得られる。水で希釈すると本活性化合物の安定な懸濁液が得られる。これにより活性化合物20%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
F)顆粒水和剤および顆粒水溶剤(WG、SG)
本活性化合物50重量部を、分散剤および湿潤剤50重量部を加えて細かく粉砕し、専用の装置(例えば、押出機、噴霧塔、流動床)を用いて顆粒水和剤または顆粒水溶剤にする。水で希釈すると本活性化合物の安定な分散液または溶液が得られる。これにより活性化合物50%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
G)水和剤および水溶剤(WP、SP、SS、WS)
本活性化合物75重量部を、分散剤、湿潤剤およびシリカゲル25重量部を加えてローターステーターミル中で粉砕する。水で希釈すると本活性化合物の安定な分散液または溶液が得られる。これにより活性化合物75%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
H)ゲル製剤(GF)
撹拌ボールミル中で、本活性化合物20重量部を、分散剤10重量部、ゲル化剤である湿潤剤1重量部、および水または有機溶媒70重量部を加えて粉砕して、活性化合物の微細な懸濁液を得る。水で希釈すると本活性化合物の安定な懸濁液が得られる。これにより活性化合物20%(重量/重量)を含む製剤が得られる。
2.葉への施用に希釈せずに施用される製剤。種子を処理する目的のため、この製剤は、種子に対し、希釈した状態で、あるいは希釈しない状態で施用することができる。
I)粉剤(DP、DS)
本活性化合物5重量部を細かく粉砕し、微粉砕カオリン95重量部と緊密に混合する。これにより、活性化合物5%(重量/重量)を含む散粉可能な製剤が得られる。
J)粒剤(GR、FG、GG、MG)
本活性化合物0.5重量部を細かく粉砕し、担体95.5重量部と組み合わせることにより、活性化合物0.5%(重量/重量)を含む製剤が得られる。現行の方法は、押出、噴霧乾燥、または流動床である。これにより、葉への用途に希釈せずに施用される粒剤が得られる。
K)ULV溶液剤(UL)
本活性化合物10重量部を、有機溶媒(例えばキシレン)90重量部に溶解させる。これにより、活性化合物10%(重量/重量)を含む製剤が得られ、これは、葉への用途に希釈せずに施用される。
本活性成分には、各種の油、湿潤剤、アジュバント、除草剤、殺真菌剤、他の殺害虫剤、あるいは殺菌剤を加えることができ、適切であれば使用直前に加えることもできる(タンクミックス)。これらの添加剤は、通常、本発明による組成物と、1:10〜10:1の重量比で混合する。
本発明の化合物I、および本発明化合物Iの組成物は、他の活性成分と一緒に(例えば他の殺害虫剤、殺虫剤、除草剤、肥料(例えば硝酸アンモニウム、尿素、カリ、および過リン酸肥料)、植物毒性物質および植物生長調節物質、毒性緩和剤、および殺線虫剤と一緒に)施用することができる。これらの追加的な成分は、上述した組成物と順次に用いてもよいし、あるいはそれらと組み合わせて用いてもよく、適切であれば使用直前に加えることもできる(タンクミックス)。例えば、植物体には、他の活性成分で処理する前、または処理した後、本発明の組成物をスプレーすることができる。
これらの追加的な添加剤は、本発明に従って用いられる生成物と、1:10〜10:1の重量比で混ぜることができる。殺害虫剤としての使用剤形中に化合物Iまたはそれを含んでいる組成物と他の殺害虫剤を混合すると、多くの場合、より広い殺害虫効能スペクトルが得られる。
本発明による化合物と一緒に用いることができ、また相乗効果が生じ得ると思われる殺害虫剤についての以下のリストMは、考えられる組み合わせを示すものであって、いかなる限定も加えるものではない。
M.1.有機(チオ)ホスフェート系:
アセフェート、アザメチホス、アジンホス−メチル、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クロルフェンビンホス、ジアジノン、ジクロルボス、ジクロトホス、ジメトエート、ジスルフォトン、エチオン、フェニトロチオン、フェンチオン、イソキサチオン、マラチオン、メタミドホス、メチダチオン、メチルパラチオン、メビンホス、モノクロトホス、オキシデメトン−メチル、パラオキソン、パラチオン、フェントエート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホレート、ホキシム、ピリミホスメチル、プロフェンフォス、プロチオフォス、スルプロホス、テトラクロルビンホス、テルブフォス、トリアゾホス、トリクロルフォン;
M.2.カルバメート系:
アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、フェノキシカルブ、フラチオカルブ、メチオカルブ、メトミル、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、トリアザメート;
M.3.ピレスロイド系:
アレスリン、ビフェンスリン、シフルスリン、シハロスリン、シフェノスリン、シペルメスリン、アルファ−シペルメスリン、ベータ−シペルメスリン、ゼータ−シペルメスリン、デルタメスリン、エンペンスリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロクス、フェンプロパスリン、フェンバレレート、イミプロスリン、ラムダ−シハロスリン、ペルメスリン、プラレスリン、ピレスリンIおよびII、レスメスリン、シラフルオフェン、タウ−フルバリネート、テフルスリン、テトラメスリン、トラロメスリン、トランスフルスリン、プロフルスリン、ジメフルスリン;
M.4.生長調節物質系:
a)キチン合成阻害物質系:
ベンゾイル尿素系:クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、テフルベンズロン、トリフルムロン;ブプロフェジン、ジオフェノラン、ヘキシチアゾクス、エトキサゾール、クロフェンタジン;
b)エクジソンアンタゴニスト系:
ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド、アザジラクチン;
c)ジュベノイド系:
ピリプロキシフェン、メトプレン、フェノキシカルブ;
d)脂質生合成阻害物質系:
スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト;
M.5.ニコチン酸受容体アゴニスト/アンタゴニスト化合物系:
クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリドおよびAKD−1022;
M.6.GABAアンタゴニスト化合物系:
アセトプロール、エンドスルファン、エチプロール、フィプロニル、バニリプロール、ピラフルプロール、ピリプロール、式Γ
Figure 2009516667
で表されるフェニルピラゾール化合物;
M.7.大環状ラクトン殺虫薬系:
アバメクチン、エマメクチン、ミルベメクチン、レピメクチン、スピノサド;
M.8.METI I化合物系:
フェナザキン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、フルフェネリム;
M.9.METI IIおよびIII化合物系:
アセキノシル、フルアシプリム、ヒドラメチルノン;
M.10.脱カップリング化合物系:
クロルフェナピル;
M.11.酸化的リン酸化阻害物質化合物系:
シヘキサチン、ジアフェンチウロン、フェンブタチンオキシド、プロパルギト;
M.12.脱皮撹乱物質化合物系:
シロマジン;
M.13.混合機能オキシダーゼ阻害物質化合物系:
ピペロニルブトキシド;
M.14.ナトリウムチャネル遮断物質化合物系:
インドキサカルブ、メタフルミゾン;
M.15.その他:
アミトラズ、ベンクロチアズ、ビフェナゼート、カルタップ、フロニカミド、ピリダリル、ピメトロジン、硫黄、チオシクラム、フルベンジアミド、シエノピラフェン、フルピラゾフォス、シルルメトフェン、アミドフルメト、ピリフルキナゾン、式Γ
Figure 2009516667
で表されるアミノキナゾリノン化合物、N−R’−2,2−ジハロ−1−R’’シクロ−プロパンカルボキサミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリ−フルオロ−p−トリル)ヒドラゾンまたはN−R’−2,2−ジ(R’’’)プロピオンアミド−2−(2,6−ジクロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−ヒドラゾン[式中R’はメチルまたはエチルであり、ハロはクロロまたはブロモであり、R’’は水素またはメチルであり、R’’’はメチルまたはエチルである]、クロラントラニルイプロールとしてのアントラニルアミド化合物つまり式Γ
Figure 2009516667
で表される化合物、および特開2002−284608号公報、国際公開第02/89579号パンフレット、国際公開第02/90320号パンフレット、国際公開第02/90321号パンフレット、国際公開第04/06677号パンフレット、国際公開第04/20399号パンフレット、特開2004−99597号公報、国際公開第05/68423号パンフレット、国際公開第05/68432号パンフレット、または国際公開第05/63694号パンフレットに記載されているマロノニトリル化合物、特に
CF(CHC(CN)CH(CFCFH、
CF(CHC(CN)CH(CF)5CFH、
CF(CHC(CN)(CHC(CFF、
CF(CHC(CN)(CH(CFCF
CFH(CFCHC(CN)CH(CFCFH、
(CHC(CN)CH(CFCF
CF(CFCHC(CN)CH(CFCFH、および
CFCFCHC(CN)CH(CFCF
のマロノニトリル化合物。
グループMのうちの市販されている化合物は、ほかにも文献はあるが、The Pesticide Manual, 13th Edition, British Crop Protection Council (2003)に記載されている。
式Γのチアミドおよびその調製は国際公開第98/28279号パンフレットに記載されている。
レピメクチンはAgro Project, PJB Publications Ltd, November 2004で公知である。ベンクロチアズおよびその調製は欧州特許出願公開第454621号明細書に記載されている。メチダチオンおよびパラオキソンならびにそれらの調製はFarm Chemicals Handbook, Volume 88, Meister Publishing Company, 2001に記載されている。アセトプロールおよびその調製は国際公開第98/28277号パンフレットに記載されている。メタフルミゾンおよびその調製は欧州特許出願公開第462456号明細書に記載されている。フルピラゾフォスは、Pesticide Science 54, 1988, p.237-243および米国特許第4822779号明細書に記載されている。ピラフルプロールおよびその調製は、特開2002−193709号公報および国際公開第01/00614号パンフレットに記載されている。ピリプロールおよびその調製は、国際公開第98/45274号パンフレットおよび米国特許第6335357号明細書に記載されている。アミドフルメトおよびその調製は、米国特許第6221890号明細書および特開2001−010907号公報に記載されている。フルフェネリムおよびその調製は、国際公開第03/007717号パンフレットおよび国際公開第03/007718号パンフレットに記載されている。シフルメトフェンおよびその調製は国際公開第04/080180号パンフレットに記載されている。式Γのアミノキナゾリノン化合物は欧州特許出願公開第1097932号明細書に記載されている。
式Γで表されるものとしての、つまりクロラントラニルイプロールとしてのアントラニルアミド系およびその調製は、国際公開第01/70671号パンフレット;国際公開第02/48137号パンフレット;国際公開第03/24222号パンフレット、国際公開第03/15518号パンフレット、国際公開第04/67528号パンフレット;国際公開第04/33468号パンフレット;および国際公開第05/118552号パンフレットに記載されている。CF(CHC(CN)CH(CFCFH、CF(CHC(CN)CH(CF)5CFH、CF(CHC(CN)(CHC(CFF、CF(CHC(CN)(CH(CFCF、CFH(CFCHC(CN)CH(CFCFH、CF(CHC(CN)CH(CFCF、CF(CFCHC(CN)CH(CFCFH、およびCFCFCHC(CN)CH(CFCFHのマロノニトリル化合物は国際公開第05/63694号パンフレットに記載されている。
混合相手としての殺菌剤は、以下から構成されるグループFから選択されるものである:
F.1 ベナラキシル、メタラミシル、オフレース、オキサジキシルなどのアシルアラニン系;
F.2 アルジモルフ、ドジン、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、フェンプロピジン、グアザチン、イミノクタジン、スピロキサミン、トリデモルフなどのアミン誘導体系;
F.3 ピリメタニル、メパニピリムまたはシロジニルなどのアニリノピリミジン系;
F.4 シクロヘキシミド、グリセオフルビン、カスガマイシン、ナタマイシン、ポリオキシンまたはストレプトマイシンなどの抗生物質;
F.5 ビテルタノール、ブロモコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニトロコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキコナゾール、フルシラゾール、ヘキサコナゾール、イマザリル、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロクロラズ、プロチオコナゾール、テブコナゾール、トリアジメフォン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、フルトリアフォールなどのアゾール系;
F.6 イプロジオン、ミクロゾリン、プロシミドン、ビンクロゾリンなどのジカルボキシイミド系;
F.7 フェルバム、ナバム、マネブ、マンコゼブ、メタム、メチラム、プロピネブ、ポリカルバメート、チラム、ジラム、ジネブなどのジチオカルバメート系;
F.8 アニラジン、ベノミル、ボスカリド、カルベンダジム、カルボキシン、オキシカルボキシン、シアゾファミド、ダゾメット、ジチアノン、ファモキサドン、フェナミドン、フェナリモール、フベリダゾール、フルトラニル、フラメトピル、イソプロチオラン、メプロニル、ヌアリモール、プロベナゾール、プロキナジド、ピリフェノックス、ピロキロン、キノキシフェン、シルチオファム、チアベンダゾール、チフルザミド、チオファネート−メチル、チアジニル、トリシクラゾール、トリフォリンなどのヘテロ環式化合物;
F.9 ボルドー液、酢酸銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅などの銅系殺菌剤;
F.10 ビナパクリル、ジノキャップ、ジノブトン、ニトロフタルイソプロピルなどのニトロフェニル誘導体系;
F.11 フェンピクロニルまたはフルジオキソニルなどのフェニルピロール系;
F.12 アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビンまたはトリフロキシストロビンなどのストロビルリン系;
F.13 キャプタフォール、キャプタン、ジクロフルアニド、フォルペット、トリルフルアニドなどのスルフェン酸誘導体;
F.14 ジメトモルフ、フルメトベルまたはフルモルフなどのシンナムアミド系および類似体;
F.15 硫黄、ならびにアシベンゾラル−S−メチル、ベンチアバリカルブ、カルプロパミド、クロロタロニル、シフルフェナミド、シモキサニル、ダゾメット、ジクロメジン、ジクロシメット、ジエトフェンカルブ、エジフェンホス、エタボキサム、フェンヘキサミド、フェンチン−アセテート、フェノキサニル、フェリムゾン、フルアジナム、フォセチル、フォセチル−アルミニウム、イプロバリカルブ、ヘキサンクロロベンゼン、メトラフェノン、ペンシクロン、プロパモカルブ、フタリド、トロクロフォス−メチル、キントゼン、ゾキサミドなどの他の殺菌剤。
施用
家畜害虫(すなわち昆虫、クモ形類動物および線虫)、植物体、植物体が生育している土壌または水域と、本化合物Iまたはそれを含んでいる組成物とは、当技術分野で知られているいずれの施用方法によっても接触させることができる。しかるに、「接触」には、直接接触(本化合物/組成物を、直接、家畜害虫または植物体、典型的には植物体の葉、茎または根に施用すること)と間接接触(本化合物/組成物を家畜害虫または植物体の所在場所に施用すること)のいずれもが包含される。
式Iの化合物またはそれを含んでいる殺害虫剤組成物を用いて、生育中の植物体/作物に、式(I)の化合物の殺害虫剤として有効な量を接触させることで、生育中の植物体および作物を、家畜害虫、特に昆虫、ダニつまりクモ形類動物による攻撃または寄生から保護し得る。用語「作物」とは、生育中の作物および収穫済みの作物の両方をいう。
さらに、標的とする害虫、その餌供給源、生息環境、繁殖地、つまりその所在場所に、式Iの化合物の殺害虫剤として有効な量を接触させることでも家畜害虫は防除され得る。しかるに、施用は、所在場所、生育中の作物、または収穫済みの作物の、害虫による感染の前でも後でも行われ得る。
本発明の化合物は、害虫の存在が予想される場所に、予防的に施用することもできる。
また、式Iの化合物を用いて、生育中の植物体に、式Iの化合物の殺害虫剤として有効な量を接触させることで、生育中の植物体を、害虫による攻撃または寄生から保護し得る。しかるに、「接触」には、直接接触(本化合物/組成物を直接害虫および/または植物体、典型的には植物体の葉、茎または根に施用すること)と間接接触(本化合物/組成物を害虫および/または植物体の所在場所に施用すること)のいずれもが包含される。
「所在場所」とは、害虫または寄生虫が成育しているまたは成育し得る生息環境、繁殖地、植物体、種子、土壌、区域、素材または環境を意味する。
「殺害虫剤として有効な量」とは、一般には、標的とする生物の、壊死、死、遅延、阻止の効果を含めた成長に対する観察可能な効果、および標的とする生物の除去、駆除、またはそうでなければその存在および活動の減少を達成するのに必要とされる活性成分の量を意味する。本発明で用いられるいろいろな化合物/組成物にとっては、殺害虫剤として有効な量は変わり得るものである。殺害虫剤として有効な本組成物の量は、所望の殺害虫効果とその期間、天候、標的とする種、所在場所、施用の方式などの背景的な条件によっても変わるものである。
式Iの化合物は、接触(土壌、ガラス、壁、蚊帳、カーペット、植物体部分または動物体部分を介して)および摂食(毒餌、あるいは植物体部分)のいずれによっても効果がある。
アリ、シロアリ、ハチ、ハエ、カ、コオロギや、ゴキブリに対しての用途には、式Iの化合物は、好ましくは、毒餌組成物で用いる。
毒餌は、液体調製物、固体調製物または半固体調製物(例えばゲル)であり得る。固体毒餌は、それぞれの施用に適した各種の形状および形態(例えば、顆粒状物、ブロック状物、スティック状物、ディスク状物)に形成され得る。液体毒餌は、各種のデバイス(例えば、蓋なし容器、スプレー装置、液滴発生器や、蒸気発生器)の中に充填して、適切な施用が確実になされ得る。ゲルは、水性または油性のマトリックスをベースにして、べとつき特性、水分保持特性、あるいはエージング特性の点で特定のニーズに合ったものに製剤化され得る。
本組成物で採用される毒餌は、アリ、シロアリ、ハチ、ハエ、カ、コオロギなどやゴキブリのような昆虫を誘引して、それを食べさせるのに十分誘引性である製剤とする。この誘引性は、摂食誘発物質あるいは性フェロモンを用いることにより操作することができる。食餌誘発物質は、例えば、限定するものではないが、動物製および/または植物製蛋白(獣肉製、魚肉製または血液製の食餌、昆虫断片、卵黄)から、動物および/または植物起源の油脂、あるいはモノ、オリゴ、またはポリ有機糖類から、特にスクロース、ラクトース、フルクトース、デキストロース、グルコース、デンプン、ペクチンあるいは糖蜜または蜂蜜さえからも選択される。新鮮な、または腐りかけの果物、作物、植物、動物、昆虫またはこれらの特定部分の断片も摂食誘発物質として使え得る。性フェロモンは、より昆虫特異的であることが知られている。特異的フェロモンは文献に記載されており、当業者にも知られている。
ノンプロフェッショナルなユーザーが、ハエ、ノミ、ダニ、カやゴキブリのような害虫を防除するのには、式Iの化合物のエアロゾル液(例えば、スプレー缶中の)、油スプレー液またはポンプスプレー液としての製剤が極めて適している。エアロゾル液処方は、好ましくは、活性化合物と、溶媒(例えば低級アルコール(例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール)、ケトン類(例えばアセトン、メチルエチルケトン)、沸点範囲がおよそ50℃〜250℃のパラフィン系炭化水素(例えば、ケロシン)、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、芳香族炭化水素(例えばトルエン、キシレン)、水)と、さらには乳化剤(例えばソルビトールモノオレエート、エチレンオキシドが3〜7モルのオレイルエトキシレート、脂肪アルコールエトキシレート)、香油(例えば精油、中級脂肪酸の低級アルコール、芳香族カルボニル化合物とのエステル)、適切であれば安定剤(例えば安息香酸ナトリウム)、両性界面活性剤、低級エポキシド、トリエチルオルトホルメートなどの助剤と、必要であれば推進剤(例えばプロパン、ブタン、窒素、圧縮空気、ジメチルエーテル、二酸化炭素、亜酸化窒素、またはこれらのガスの混合物)とから構成する。
油スプレー製剤は、推進剤が用いられていないという点でエアロゾル製剤とは異なる。
式Iの化合物およびその個々の組成物は、蚊燻蒸渦巻、煙剤カートリッジ、蒸発剤プレートまたは長期間蒸発器でも、さらには防虫ペーパー、防虫パッドや、その他の熱非依存型蒸発剤システムでも用いられ得る。
式Iの化合物およびその個々の組成物を用いて、昆虫が伝染する感染性の疾患(例えばマラリア、デング熱および黄熱病、リンパ節フィラリア症、およびリーシュマニア症)を防除する方法も、小屋や家屋の表面を処理すること、カーテン、テント、衣類、蚊帳、ツェッツェバエトラップなどを空気噴霧すること、さらには含浸させることからなる。繊維、織物、編物、不織布、網用素材やフォイルおよびターポーリン(シート)へ施用するための殺虫剤組成物は、好ましくは、本殺虫剤と、場合によってはリペラント(防虫剤)、および少なくとも1種のバインダーとを含んでいる混合物からなる。適しているリペラントは、例えば、N,N−ジエチル−メタ−トルアミド(DEET)、N,N−ジエチルフェニルアセトアミド(DEPA)、1−(3−シクロヘキサン−1−イル−カルボニル)−2−メチルピペリン、(2−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)酢酸ラクトン、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、インダロン、メチルネオデカンアミド(MNDA)、昆虫の防除には用いられていないピレスロイド(例えば{(+/−)−3−アリル−2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−(+)−エニル−(+)−トランス−クリサンテメート(エスビオスリン))、リモネン、ユージノール、(+)−オイカマロール(1)、(−)−1−エピ−オイカマロールのような植物抽出物から誘導されるかまたはそれらと同じであるリペラント、またはユーカリプツス・マクラタ(Eucalyptus maculata)、ビテックス・ロツンジフォリア(Vitex rotundifolia)、シムボポガン・マルチニイ(Cymbopogan martinii)、シムボポガン・シトラタス(Cymbopogan citratus)(レモングラス)、シモポガン・ナルツダス(Cymopogan nartdus)(シトロネラ)のような植物から得られるそのままの植物抽出物である。適しているバインダーは、例えば、脂肪酸系のビニルエステル(例えば、酢酸ビニル、ビニルバーサテート)、アルコールのアクリル酸、およびメタクリル酸エステル(例えばブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、およびメチルアクリレート)、モノおよびジ−エチレン性不飽和炭化水素(例えばスチレン)、および脂肪族ジエン(例えばブタジエン)のポリマーおよびコポリマーから選択される。
カーテンや蚊帳の含浸は、一般には、その織物材を殺虫薬のエマルジョンまたはディスパージョンに浸漬することにより、あるいはそのネットにそれらをスプレーすることにより行われる。
式Iの化合物、およびその組成物は、木でできた素材(例えば木材、板塀、枕木など)や建物(例えば家屋、納屋、建屋)のほか、建材、家具、皮、繊維、ビニール製物品、電線、ケーブルなどを、アリおよび/またはシロアリから保護するのに、またアリやシロアリが作物やヒト(例えば、害虫が家屋や公共施設に侵入する場合)に害を加えるのを防除するのに用いられ得る。木でできた素材を保護するためには、式Iの化合物は、周りの土壌表面や床下の土壌に施用されるのみならず、木材でできた物品(例えば床下コンクリート表面板、床柱、梁、ベニヤ合板、家具など)や、木でできた物品(例えばパーティクルボード、ハーフボード)のほか、ビニールでできた物品(例えば被覆電線、ビニールシート)、断熱材(例えばスチレンフォーム)などにも施用され得る。作物またはヒトに害を加えているアリに対して施用する場合は、本発明のアリ防除剤は、その作物またはその周りの土壌に施用するか、あるいはアリの巣などに直接施用する。
土壌を処理する場合や、害虫の棲んでいる場所または巣に施用する場合は、活性成分の量は、100mあたり0.0001gから500gまでの範囲、好ましくは100mあたり0.001gから20gまでの範囲である。
素材を保護する場合の慣用の施用量は、例えば、処理される素材1mあたり活性化合物が0.01g〜1000g、望ましくは1mあたり0.1g〜50gである。
素材の含浸に使用される殺虫剤組成物は、典型的には、少なくとも1種のリペラントおよび/または殺虫剤を0.001〜95重量%、好ましくは0.1〜45重量%、より好ましくは1〜25重量%含有している。
毒餌組成物での使用には、活性成分の典型的な含量は、活性化合物が0.001重量%〜15重量%、望ましくは0.001重量%〜5重量%である。
スプレー組成物での使用には、活性成分の含量は、0.001〜80重量%、好ましくは0.01〜50重量%、最も好ましくは0.01〜15重量%である。
作物植物の処理での使用には、本発明の活性成分の施用量は、1ヘクタールあたり0.1g〜4000g、望ましくは1ヘクタールあたり25g〜600g、より望ましくは1ヘクタールあたり50g〜500gである。
種子処理
式Iの化合物は、種子を処理して、種子を昆虫害虫(特に土中に棲んでいる昆虫害虫)から保護するのにも、また結果として得られる植物体の根および新芽を土壌の害虫および葉の昆虫から保護するのにも適している。
式Iの化合物は、種子を土壌の害虫から保護するのに、また結果として得られる植物体の根および新芽を土壌の害虫および葉の昆虫から保護するのに特に有用である。結果として得られる植物体の根および新芽が保護されるのが好ましい。より好ましいのは、結果として得られる植物体の新芽が、孔を開けて汁を吸う昆虫から保護されることであり、ここではアブラムシから保護されるのが最も好ましい。
したがって本発明は、昆虫(特に土壌の昆虫)から種子を保護するための、また苗木の根および新芽を昆虫(特に土壌の昆虫および葉の昆虫)から保護するための方法を含み、該方法は、播種前および/または発芽後の種子に、一般式Iの化合物またはその塩を接触させることを含んでなる。特に好ましいのは、植物の根および新芽が保護される方法、より好ましくは植物体の新芽が孔を開けて汁を吸う昆虫から保護される方法、最も好ましくは植物体の新芽がアブラムシから保護される方法である。
種子という用語には、種子および、限定するものではないが、真正種子、種子断片、吸枝、球茎、球根、果実、塊茎、穀粒、切り枝、切り新芽などを含めたあらゆる種類の植物繁殖体が包含され、好ましい実施形態では真正種子を意味する。
種子処理という用語には、種子ドレッシング、種子コーティング、種子ダスティング、種子ソーキング、種子ペレッティングなどの、当技術分野で知られているあらゆる適した種子処理の方法が包含される。
本発明には、活性化合物でコーティングされた、またはそれを含んでいる種子も包含される。
「〜でコーティングされたおよび/または〜を含んでいる」という用語は、一般には、活性成分の大半が、施用の時点で、繁殖産物の表面にあることを意味するが、多かれ少なかれ、その成分の一部は、施用の方法にもよるが、繁殖産物の中に浸透し得る。そのような繁殖産物が(再)植え付けされると、それは、その活性成分を吸収し得る。
適している種子は、穀物、根菜作物、油料作物、野菜、香辛料植物、観賞植物などの種子であり、例えばデュラムコムギとその他のコムギ、オオムギ、オートムギ、およびライムギ、トウモロコシ(飼料用トウモロコシおよびサトウトウモロコシ/スィートコーンおよびフィールドコーン)、ダイズ、油料作物、十字花科の植物、ワタの木、ヒマワリ、バナナ、イネ、ナタネ、カブ、サトウダイコン、飼料用テンサイ、ナスビ、ジャガイモ、牧草、ローン芝生、ターフ芝生、飼料用牧草、トマト、セイヨウニラネギ、カボチャ/スカッシュ、キャベツ、アイスバーグレタス、ピーマン、キュウリ、メロン、アブラナ属の植物、メロン、インゲンマメ、エンドウ、ニンニク、タマネギ、ニンジン、塊茎植物(例えばジャガイモ)、サトウキビ、タバコ、ブドウ、ペチュニア属の植物、ゼラニウム/ペラルゴニウム、パンジー、およびインパチェンスの種子である。
加えて、本活性化合物は、遺伝子工学手法も含めた品種改良の結果により除草剤や殺菌剤あるいは殺虫剤の作用に耐性がある植物の種子処理にも用いられ得る。
例えば、本活性化合物は、スルホニル尿素系、イミダゾリノン系、グルホシネート−アンモニウムまたはグリホセート−イソプロピルアンモニウムおよび類似の活性物質(例えば、欧州特許出願公開第0242236号明細書、欧州特許出願公開第242246号明細書;国際公開第92/00377号パンフレット;欧州特許出願公開第0257993号明細書、米国特許第5,013,659号明細書;を参照されたい)からなる群の除草剤に対して耐性がある植物、あるいはある種の害虫に対して植物を耐性にするバチルスチューリンギエンシス毒素(Bt毒素)を産生する能力をもった遺伝子組み換え作物植物(例えばワタの木)(欧州特許出願公開第0142924号明細書、欧州特許出願公開第0193259号明細書)の種子を処理するのに用いることができる。
さらに、本活性化合物は、例えば伝統的な品種改良の方法および/または突然変異の作出によって、あるいは組み換え法によって作出することができる、既存植物構成体に比較して改良された特性を有する植物の種子を処理するのにも用いることができる。例えば、いくつかのケースが、植物体内で合成されるデンプンの改良を目的とした作物植物の組み換え改良に関して(例えば国際公開第92/11376号パンフレット、国際公開第92/14827号パンフレット、国際公開第91/19806号パンフレット)、あるいは改良された脂肪酸組成を有する遺伝子組み換え作物植物に関して(国際公開第91/13972号パンフレット)記載されている。
本活性化合物の種子処理施用は、植物体の播種前、且つ植物体の発芽前に、種子にスプレー(噴霧)することにより、あるいは種子に振りかけることにより行われる。
種子を処理するのに特に有用な組成物は、例えば、以下である:
A 液剤(SL、LS)
D エマルション製剤(EW、EO、ES)
E 懸濁製剤(SC、OD、FS)
F 顆粒水和剤および顆粒水溶剤(WG、SG)
G 水和剤および水溶剤(WP、SP、WS)
H ゲル製剤(GF)
I 粉剤(DP、DS)
慣用の種子処理用製剤としては、例えば、フロアブル製剤FS、液剤LS、粉剤(乾式処理)DS、水和剤(スラリー処理)WS、水溶剤SS、エマルション製剤ESおよびEC、およびゲル製剤GFが挙げられる。これらの製剤は、希釈して、あるいは希釈せずに、種子に施用することができる。種子への施用は、播種前に直接種子にか、または種子を発芽させた後に行う。
好ましい実施形態では、種子を処理するのにはFS製剤が用いられる。典型的には、FS製剤は、活性成分1〜800g/L、界面活性剤1〜200g/L、凍結防止剤0〜200g/L、バインダー0〜400g/L、顔料0〜200g/L、および1リットルまでの溶媒(好ましくは水)を含み得る。
特に好ましい種子処理用の式I化合物のFS製剤は、通常、0.1〜80重量%(1〜800g/L)の活性成分、0.1〜20重量%(1〜200g/L)の少なくとも1種の界面活性剤(例えば、0.05〜5重量%の湿潤剤、および0.5〜15重量%の分散剤)、20重量%まで(例えば、5〜20%)の凍結防止剤、0〜15重量%(例えば、1〜15重量%)の顔料および/または染料、0〜40重量%(例えば、1〜40重量%)のバインダー(付着/粘着剤)、場合によっては5重量%まで(例えば、0.1〜5重量%)の増粘剤、場合によっては0.1〜2%の消泡剤、および場合によっては殺生物剤、抗酸化剤などのような防腐剤(例えば、0.01〜1重量%の量で)、ならびに100重量%までのフィラー/ビヒクルを含んでいる。
種子処理用製剤は、追加的に、バインダー、および場合によっては着色剤を含んでいてもよい。
バインダーは、処理後の種子への活性物質の接着を良くするために加えられ得る。適しているバインダーは、ブロックコポリマーEO/PO界面活性剤のほか、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、ポリエチレンアミン、ポリエチレンアミド、ポリエチレンイミン(Lupasol(登録商標)、Polymin(登録商標))、ポリエーテル、ポリウレタン、ポリビニルアセテート、チローゼ(tylose)、ならびにこれらのポリマーから誘導されるコポリマーである。
製剤には、場合によっては、着色剤も含ませることができる。種子処理製剤用に適している着色剤または染料は、Rhodamin B、C.I.Pigment Red 112、C.I.Solvent Red 1、pigment blue 15:4、pigment blue 15:3、pigment blue 15:2、pigment blue 15:1、pigment blue 80、pigment yellow 1、pigment yellow 13、pigment red 112、pigment red 48:2、pigment red 48:1、pigment red 57:1、pigment red 53:1、pigment orange 43、pigment orange 34、pigment orange 5、pigment green 36、pigment green 7、pigment white 6、pigment brown 25、basic violet 10、basic violet 49、acid red 51、acid red 52、acid red 14、acid blue 9、acid yellow 23、basic red 10、basic red 108である。
ゲル化剤の例は、カラギーン(Satiagel(登録商標))である。
種子の処理では、化合物Iの施用量は、一般には、種子100kgあたり0.1g〜10kg、好ましくは1g〜5kg、より好ましくは種子100kgあたり1g〜1000g、特には種子100kgあたり1g〜200gである。
したがって本発明は、本明細書で定義した式Iの化合物(またはIの農薬として有用な塩)を含んでいる種子にも関する。化合物I(またはその農薬として有用な塩)の量は、一般には、種子100kgあたり0.1g〜10kg、好ましくは種子100kgあたり1g〜5kg、特には種子100kgあたり1g〜1000gであろう。レタスなどの特定の作物には、施用量はもっと高くあり得る。
合成例
以下の合成例に示されているプロトコルに従って(また慣用の調製方法により)得られた本発明を代表する化合物を、その物理データと一緒に、後の表Iに掲載する。
合成例1:(4−クロロ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−イソブチル−メチル−アミン(表Cの化合物番号22)
中間体例1.1:3,4−ジクロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド
4−クロロサッカリン6.53g(30.0ミリモル)、塩化チオニル5.4g(45.0ミリモル)およびジメチルホルムアミド(DMF)0.3mLを1,4−ジオキサン30mLに加え、48時間加熱還流した。この混合物を室温まで冷却し、全ての揮発分を蒸留により除去した。5.3g(22.5ミリモル;理論の75%)の表題化合物を得、さらに精製することなく次のステップで用いた。
化合物例番号22:(4−クロロ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−イソブチル−メチル−アミン
3,4−ジクロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド472mg(2.0ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)10mLに溶解させ、0℃まで冷却した。N−メチル−イソブチルアミン522mg(6.0ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)10mLに溶解させ、ゆっくり加えた。攪拌をこの温度で1時間、次いで室温で14時間続けた。混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることでクエンチした。層を分離させ、水層をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。酢酸エチルをこの残留物に加えた。得られた沈殿物を濾過により回収し、酢酸エチルで洗浄し、乾燥させて、160〜162℃の融点を有する264mg(0.02ミリモル;理論の46%)の表題化合物を得た。
合成例2:エチル−(4−メトキシ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−メチル−アミン(表Cの化合物番号30)
中間体化合物2.1:3−メトキシ−ベンゼンスルホニルクロリド
3−メトキシ−アニリン50.00g(0.406モル)を酢酸120mLに加え、5〜10℃まで冷却した。NaNO30.81gを水50mLに溶解させ、この温度で30分かけて加えた。
第2のフラスコ中で、SOを、酢酸230mLの中を飽和するまでバブリングさせた。CuCl20.20g(0.150モル)を加え、第1のフラスコの内容物を、反応温度を0〜10℃の範囲内に保ちながらゆっくり加えた。攪拌を、ガスの発生が鎮まるまで続けた。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮して、66gの表題生成物を粗生成物として得、これを、次のステップで、さらに精製することなく用いた。
中間体化合物2.2:N−t−ブチル−3−メトキシ−スルホンアミド
3−メトキシ−ベンゼンスルホニルクロリド5.80g(28.1ミリモル)をテトラヒドロフラン(THF)100mLに溶解させた。t−ブチルアミン2.93g(28.1ミリモル)、続いて水20mL中NaHCO5.89gの溶液を加えた。攪拌を、室温で14時間続けた。混合物を濃縮し、残っている混合物を、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮して、6.8gの表題生成物を得、これを次のステップでさらに精製することなく用いた。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 1.22 (s, 9H), 3.86 (s, 3H), 5.18 (s, 1H), 7.07 (d 1H), 7.38 (t, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.51 (d,1H).
中間体化合物2.3:N−t−ブチル−4−メトキシ−サッカリン
不活性雰囲気下でN−t−ブチル−3−メトキシ−スルホンアミド20.0g(82.2ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)200mLに溶解させ、0℃まで冷却した。ヘキサン中n−ブチルリチウムの1.6M溶液130mL(208ミリモル)をゆっくり加えた。攪拌をこの温度で1時間続けた後、混合物を−78℃まで冷却した。メチルクロロホルメート15.5g(164ミリモル)を加え、攪拌をこの温度で2時間続けた。室温まで昇温させ、混合物をメチル−t−ブチルエーテルで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることでクエンチした。層を分離させ、有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカ(シクロヘキサン/酢酸エチル6:1)で精製して、14.0g(52.0ミリモル;理論の63%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 1.78 (s, 9H), 4.04 (s, 3H), 7.22 (d, 1H), 7.39 (d 1H), 7.76 (t, 1H).
中間体化合物2.4:4−メトキシ−サッカリン
N−t−ブチル−4−メトキシ−サッカリン5.60g(20.8ミリモル)をトリフルオロ酢酸20gに溶解させ、3時間加熱還流した。全ての揮発分を蒸留により除去した。水をこの残留物に加えた。水層を3回酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。ジクロロメタンを、沈殿物の生成が始まるまで加えた。沈殿物を濾過により回収し、乾燥させて、2.65gの生成物を得、これを次のステップでさらに精製することなく用いた。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 4.07 (s, 3H), 7.27 (d, 1H), 7.46 (d, 1H), 7.83 (t, 1H).
中間体化合物2.5:3−クロロ−4−メトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド
4−メトキシ−サッカリン1.80g(8.44ミリモル)、塩化チオニル1.51g(12.66ミリモル)およびジメチルホルムアミド(DMF)0.15gを1,4−ジオキサン20mLに加え、30時間加熱還流した。混合物を室温まで冷却し、全ての揮発分を蒸留により除去した。2.06gの表題化合物を粗製の生成物として得、次のステップでさらに精製することなく用いた。
化合物例番号30:エチル−(4−メトキシ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−メチル−アミン
0℃にて3−クロロ−4−メトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド500mg(2.16ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)5mLに溶解させ、エチル−メチル−アミン380mg(6.47ミリモル)の溶液にゆっくり加えた。攪拌をこの温度で1時間、次いで室温で14時間続けた。混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることでクエンチした。層を分離させ、水層をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。シクロヘキサン/酢酸エチル2:1を、沈殿物の生成が始まるまで加えた。沈殿物を濾過により回収し、乾燥させて、154〜156℃の融点を有する209mg(0.82ミリモル;理論の38%)の表題化合物を得た。
合成例3:(4−ジフルオロメトキシ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジエチル−アミン(表Cの化合物番号31)
中間体化合物3.1:N−t−ブチル−4−ヒドロキシ−サッカリン
不活性雰囲気下でN−t−ブチル−4−メトキシ−サッカリン5.00g(18.6ミリモル)をジクロロメタン50mLに溶解させ、−78℃に冷却した。ジクロロメタン中BBrの1M溶液56.0mL(56.0ミリモル)を加えた。添加が完了した後、反応の完結は、薄層クロマトグラフィー(TLC)により確認することができた。注意して水を加えることにより反応をクエンチした。室温まで昇温させた後、層を分離させ、有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮して、3.50gの表題生成物を得、これは、次のステップでさらに精製することなく用いた。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 1.76 (s, 9H), 7.19 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.65 (t, 1H), 9.22 (s, 1H).
中間体化合物3.2:N−t−ブチル−4−ジフルオロメトキシ−サッカリン
N−t−ブチル−4−ヒドロキシ−サッカリン1.00g(3.92ミリモル)および粉にされたKCO1.79g(12.9ミリモル)をジメチルホルムアミド(DMF)20mLに加えた。混合物を110℃まで加熱した。この混合物の中にクロロジフルオロメタンを5分間導入した。混合物を濃縮し、その残留物に水とメチル−t−ブチルエーテルを加えた。層を分離させ、有機層をメチル−t−ブチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を10%NaOH水溶液で、次いで水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮して、1.20gの表題化合物を得、これを次のステップでさらに精製することなく用いた。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 1.78 (s, 9H), 6.80 (t, 1H), 7.55 (d, 1H), 7.71 (d, 1H), 7.82 (t, 1H).
中間体化合物3.3:4−ジフルオロメトキシ−サッカリン
N−t−ブチル−4−ジフルオロメトキシ−サッカリン10.0g(32.8ミリモル)をトリフルオロ酢酸50mLに溶解させ、30時間加熱還流した。攪拌を室温で64時間続けた。全ての揮発分を蒸留により除去した。残留物に水を加えた。水層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮して、9.5gの表題生成物を得、これを次のステップでさらに精製することなく用いた。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 6.81 (t, 1H), 7.63 (d, 1H), 7.78 (d, 1H), 8.01 (t, 1H).
中間体化合物3.4:3−クロロ−4−ジフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド
4−ジフルオロメトキシ−サッカリン9.50g(38.1ミリモル)、塩化チオニル6.8g(57.0ミリモル)およびジメチルホルムアミド(DMF)0.4mLを1,4−ジオキサン50mLに加え、29時間加熱還流した。この混合物を室温まで冷却し、全ての揮発分を蒸留により除去した。9.3gの表題化合物を粗製の生成物として得、次のステップでさらに精製することなく用いた。
化合物例番号31:(4−ジフルオロメトキシ−1,1−ジオキソ−1H−1λ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジエチル−アミン
3−クロロ−4−ジフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド500mg(1.87ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)15mLに溶解させ、0℃まで冷却した。ジエチルアミン340mg(4.65ミリモル)をゆっくり加えた。攪拌をこの温度で1時間、次いで室温で48時間続けた。この混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることでクエンチした。層を分離させ、水層をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。その残留物をシリカ(シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)で精製して、93〜94℃の融点を有する200mg(0.66ミリモル;理論の35%)の表題化合物を得た。
合成例4:(4−クロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジプロピル−アミン(表Cの化合物番号43)
中間体化合物4.1:ビス−(3−クロロ−2−シアノ−フェニル)−ジスルフィド
2−クロロ−6−メルカプト−ベンゾニトリル7.0gをジメチル−スルホキシド25mLに溶解させ、室温にて6時間攪拌した。白色の沈殿物が生成し、これを濾過により回収して、乾燥の後、6.38g(18.9ミリモル;理論の92%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 7.43 (d, 2H), 7.53 (t, 2H), 7.66 (d, 1H).
化合物例番号43:(4−クロロ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジプロピル−アミン
ビス−(3−クロロ−2−シアノ−フェニル)−ジスルフィド2.00g(5.93ミリモル)を、イソプロパノール2.4mL中ジ−n−プロピルアミン6.00g(59.3ミリモル)およびジメチルスルホキシド0.51g(6.52ミリモル)の溶液に加えた。
混合物を還流に24時間加熱還流した。混合物を室温まで冷却し、全ての揮発分を蒸留により除去した。この残留物に酢酸エチルを加えた。濾過により濾液を回収し、濃縮した。この残留物を、溶離液としてアセトニトリル/水を用いたC−18カラムで精製して、0.63g(2.34ミリモル)の表題化合物を油状の物質として得た。
合成例5:(5−ブロモ−4−メトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジメチル−アミン(表Cの化合物番号48)
中間体化合物5.1:5−ブロモ−4−メトキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−3−オン
10℃にて塩化スルフリル3.1g(23ミリモル)をクロロベンゼン90mL中5−ブロモ−6−メトキシ−2−メチルチオ−ベンゾニトリル5g(19ミリモル)の溶液に加えた。この溶液を70℃まで加熱し、2時間攪拌した。12時間後、室温にてその沈殿物を回収し、トルエンから再結晶させた。
1.9g(38%)の5−ブロモ−4−メトキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−3−オンが単離された:融点197〜198℃。
化合物例番号48:(5−ブロモ−4−メトキシ−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−イル)−ジメチル−アミン
無水トリフルオロメタンスルホン酸1.7g(5.7ミリモル)を、ジクロロメタン10mL中5−ブロモ−4−メトキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−3−オン1g(3.8ミリモル)およびピリジン0.45g(5.7ミリモル)の溶液に加えた。温度は35℃以下に保った。有機相を10%HCl水溶液で抽出し、水で洗浄し、NaSOで乾燥させた。
収量:1.31g(87%)、1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 4.05 (s, 3H), 7.50 (d 1H), 7.75 (d,1H).
トリフレート0.5g(1.3ミリモル)のTHF5mL中溶液にジメチルアミン0.17g(1.5ミリモル)およびトリエチルアミン0.2g(2ミリモル)を加えた。この溶液を室温にて24時間攪拌した。この混合物を水に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。有機相を炭酸カリウム溶液および水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、その溶媒を蒸発させた。この残留物をシリカ(シクロヘキサン/酢酸エチル6:1)で精製して、90mg(25%)を得た。1H-NMR (CDCl3): δ [ppm] = 3.08 (s, 6H), 3.91 (s, 3H), 7.39 (d 1H), 7.60 (d,1H)
表C:
生成物は、結合型高速液体クロマトグラフィー/質量分析(HPLC/MS)、NMR、または融点によって特性評価した。
分析HPLCカラム:Merck KgaA(ドイツ)製のRP−18 column Chromolith Speed ROD
溶離:5:95〜95:5比のアセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)/水+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)(40℃にて5分で)
一部の化合物はH−NMRにより特性評価した。シグナルは、テトラメチルシランに対するケミカルシフト(ppm)、その多重度、およびその積分(所定の水素相対原子数)により特性評価した。シグナルの多重度を特性評価するのには以下の略記号を用いた:M=マルチプレット、q=カルテット、t=トリプレット、d=ダブレット、s=シングレット。
一部の個々の化合物は、その融点m.p.(℃)により特性評価した。
表C
Figure 2009516667
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式Iの化合物の害虫に対する効果を以下の実験により実証した。
B.1.ワタアブラムシ(アフィス・ゴシッピイ(Aphis gossypii))
本活性化合物を、50:50のアセトン:水および100ppmの界面活性剤Kinetic(登録商標)中に製剤化した。
子葉期のワタの木(ポット当たり1本の木)を、主コロニーからとった濃密寄生葉を各子葉上に置くことで寄生させた。アブラムシがホスト植物体に移動するのを一晩そのまま放置し、その後アブラムシを移動させるのに用いた葉を取り除いた。この子葉をテスト溶液に浸し、乾燥させた。5日後、致死率の測定を行った。
このテストでは、化合物1〜10、13〜23、26〜42、44〜46、48、49、51〜58、60〜74、76〜103および104〜112が、300ppmで、未処理の対照との比較で86%超の致死率を示した。
B.2.モモアカアブラムシ(マイズス・ペルシカエ(Myzus persicae))
本活性化合物を、50:50のアセトン:水および100ppmの界面活性剤Kinetic(登録商標)中に製剤化した。
テスト植物体である第二対葉期のピーマンの木(品種「California Wonder」)上に寄生葉切片を置くことで、この植物体に約40匹の実験室飼育アブラムシを寄生させた。寄生葉切片は24時間後に取り除いた。この無損傷植物体の葉を濃度の異なるテスト化合物の溶液に浸し、放置乾燥させた。テスト植物体は、約25℃、相対湿度20〜40%の蛍光灯(24時間照射)下に保持した。チェック用植物体におけるアブラムシの致死率に対する処理した植物体における致死率は、5日後、決定した。
このテストでは、化合物2、3、6、7、15、19、23、27、28、30〜34、36〜42、48、49、51、53、57、58、62、64、73、74、76、78、80〜83、85〜89、91〜98および108〜112が、300ppmで、未処理対照との比較で86%超の致死率を示した。
B.3.マメクロアブラムシ(アフィス・ファバエ(Aphis fabae))
本活性化合物を、50:50のアセトン:水および100ppmの界面活性剤Kinetic(登録商標)中に製剤化した。
メトロミックス(Metro mix)中で生育させた、テスト植物体である第一対葉期のキンレンカ(品種「Mixed Jewel」)上に、寄生植物体カット片を置くことで、この植物体におよそ20〜30匹の実験室飼育アブラムシを寄生させた。植物体カット片は24時間後に取り除いた。各植物体をテスト溶液の中に浸して、葉、茎、出芽種子表面および周囲立方体表面を完全に濡らし、その後フューム・フード中で放置乾燥させた。処理した植物体は、連続蛍光灯照射の約25℃にて保持した。アブラムシ致死率は、3日後、測定した。
このテストでは、化合物番号3〜9、11、12、15、23、36および49が、300ppmで、未処理対照との比較で86%超の致死率を示した。

Claims (25)

  1. 昆虫、クモ形類動物または線虫、またはそれらの餌供給源、生息環境もしくは繁殖地に、少なくとも1種の式I:
    Figure 2009516667
    [式中、
    nは、0、1または2であり;
    は、水素、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
    2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
    5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
    は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、最後に記載した4つの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、または
    /R5aおよびRは、結合して、置換されていてもよい、また置換されていてもよいC〜C−アルキルに加えて1〜3個の不飽和であり得るN部分、NR部分、O部分、S部分、SO部分、SO部分を独立に含んでいてもよい3〜10員環を形成し得、また
    は、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルである。]
    で表される3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステル、または少なくとも1種の式Iの化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステルを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を接触させることを含んでなる、昆虫、クモ形類動物または線虫を駆除または防除するための方法。
  2. 植物、または植物が生育している土壌または水域に、少なくとも1種の式I:
    Figure 2009516667
    [式中、
    nは、0、1または2であり;
    は、水素、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
    2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
    5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
    は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、最後に記載した4つの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、または
    /R5aおよびRは、結合して、置換されていてもよい、また置換されていてもよいC〜C−アルキルに加えて1〜3個の不飽和であり得るN部分、NR部分、O部分、S部分、SO部分、SO部分を独立に含んでいてもよい3〜10員環を形成し得、また
    は、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルである。]
    で表される3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステル、または少なくとも1種の式Iの化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステルを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を接触させることを含んでなる、昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護するための方法。
  3. 播種前および/または発芽後の種子に、少なくとも1種の式I:
    Figure 2009516667
    [式中、
    nは、0、1または2であり;
    は、水素、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
    2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
    5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
    は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、最後に記載した4つの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、または
    /R5aおよびRは、結合して、置換されていてもよい、また置換されていてもよいC〜C−アルキルに加えて1〜3個の不飽和であり得るN部分、NR部分、O部分、S部分、SO部分、SO部分を独立に含んでいてもよい3〜10員環を形成し得、また
    は、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルである。]
    で表される3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステル、または少なくとも1種の式Iの化合物またはそのエナンチオマーもしくはジアステレオマー、これらの塩もしくはエステルを含んでいる組成物を接触させることを含んでなる、土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法。
  4. nが2である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項1に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫を防除するための方法。
  5. nが0である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項1に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫を防除するための方法。
  6. が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリールおよびアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項1に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫を防除するための方法。
  7. が、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項1に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫を防除するための方法。
  8. nが2である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項2に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護するための方法。
  9. nが0である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項2に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護するための方法。
  10. が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリールおよびアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項2に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護するための方法。
  11. が、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を用いる、請求項2に記載の昆虫、クモ形類動物または線虫による攻撃または寄生から生育中の植物体を保護するための方法。
  12. nが2である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を播種前および/または発芽後の種子に接触させることを含んでなる、請求項3に記載の土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法。
  13. nが0である式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を播種前および/または発芽後の種子に接触させることを含んでなる、請求項3に記載の土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法。
  14. が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリールおよびアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を播種前および/または発芽後の種子に接触させることを含んでなる、請求項3に記載の土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法。
  15. が、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、
    式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物の殺害虫剤として有効な量を播種前および/または発芽後の種子に接触させることを含んでなる、請求項3に記載の土壌の昆虫から種子を保護するための、また土壌の昆虫および葉の昆虫から苗木の根および新芽を保護するための方法。
  16. 家畜害虫が昆虫、クモ形類動物または線虫である、請求項1、2または3に記載の方法。
  17. 請求項3または12〜15のいずれかに記載の式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物が種子100kgあたり0.1gから10kgまでの量で施用される、請求項3に記載の方法。
  18. 結果として得られる植物体のうちの根および新芽が保護される、請求項17に記載の方法。
  19. 結果として得られる植物体の新芽がアブラムシから保護される、請求項17または18に記載の方法。
  20. 請求項3、または請求項12〜15のいずれかに記載されている式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはIの農薬として有用な塩を種子100kgあたり0.1gから10kgまでの量で含んでいる種子。
  21. 式I
    Figure 2009516667
    [式中、
    nは、0、1または2であり;
    は、ニトロ、シアノ、アジド、アミノ、ハロゲン、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルフィニルアミノ、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−アルキルチオ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキルスルフィニルまたはC〜C−アルキルスルホニルであり、最後に記載した11個の基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2または3個の置換基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキル、または(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    、RおよびRは、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、アミノカルボニル、(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、ジ(C〜C−アルキル)アミノカルボニル、スルホニル、スルホニルアミノ、スルフェニルアミノ、スルファニルアミノおよびC(=O)−R2aまたはC(=O)−R3aまたはC(=O)−R4aからなる群から互いに独立して選択され、また
    2aまたはR3aまたはR4aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、C〜C−アルキル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、(C〜C−アルキル)−アミノ、ジ−(C〜C−アルキル)−アミノ、3〜7員ヘテロアリールまたはヘテロアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択され、このヘテロアリール環は、窒素、酸素、硫黄、基SO、基SOまたは基N−Rからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を環員として含んでおり、Rは、水素、C〜C−アルキルまたは(C〜C−アルキル)−カルボニルであり;
    は、OR5a、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、また
    5aは、水素、C〜C10−アルキル、C〜C10−アシル、C〜C10−シクロアルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、アリール、アリール−C〜C−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C〜C−アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル−C〜C−アルキルから選択され、各基の炭素原子は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはシアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アルコキシ、C〜C−アルキルチオ、C〜C−アルキルスルフィニル、C〜C−アルキルスルホニル、C〜C−ハロアルコキシ、C〜C−ハロアルキルチオ、(C〜C−アルコキシ)カルボニル、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく;
    は、C〜C10−アルキル、C〜C10−アルケニル、C〜C10−アルキニル、C〜C10−シクロアルキルからなる群から選択され、これらの基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C10−アルコキシ、C〜C10−アルキルチオ、C〜C10−アルキルスルフィニル、C〜C10−アルキルスルホニル、C〜C10−ハロアルコキシ、C〜C10−ハロアルキルチオ、(C〜C10−アルコキシ)カルボニル、シアノ、ニトロ、アミノ、(C〜C10−アルキル)アミノ、ジ−(C〜C10−アルキル)アミノ、C〜C10−シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される1〜4個の基を有していてもよく、フェニルは無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルキル、C〜C−ハロアルキル、C〜C−アルコキシまたはC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく;
    且つこの式の化合物は、4−クロロ−3−N,N−ジメチル−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾールを表していない。]
    で表される3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物。
  22. nが2である、請求項21に記載の式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物。
  23. nが0である、請求項21に記載の式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物。
  24. が、ハロゲン、C(=O)R1a、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニル、C〜C−アルキニル、C〜C−シクロアルキル、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシ、(C〜C−アルコキシ)カルボニルおよびC〜C−シクロアルキルからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよく、また
    1aは、水素、ヒドロキシ、C〜C−アルコキシ、アミノ、(C〜C−アルキル)アミノ、ジ(C〜C−アルキル)アミノ、C〜C−アルキル、アリールおよびアリール−C〜C−アルキルからなる群から選択される、
    請求項21に記載の式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物。
  25. が、ハロゲン、C〜C−アルコキシ、C〜C−ハロアルコキシであり、各基は無置換であってもよいし、部分的または完全にハロゲン化されていてもよいし、および/またはC〜C−アルコキシおよびC〜C−ハロアルコキシからなる群から選択される1、2または3個の基を有していてもよい、
    請求項21に記載の式Iの3−アミノ−1,2−ベンゾイソチアゾール化合物またはそれを含んでいる組成物。
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