JP2009516446A - 直接アクセス用導波管を備えた平面アンテナ装置 - Google Patents

直接アクセス用導波管を備えた平面アンテナ装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、アース面(5)上に重なり合うように配置した基板面上に位置する放射素子(a〜a)からなる少なくとも1つのサブネットワークを備え、各サブネットワークは、接続されるサブネットワーク電源線(b〜b)によって駆動される複数の放射素子(3)からなり、各サブネットワーク電源線(b〜b)に対向するアース面(5)にスロット(F〜F)が形成されており、アース面に対して、各サブネットワーク電源線との間のスロット毎に電磁結合が生じるよう配置したエネルギー伝送線(G)をさらに備える平面アンテナ装置(10)に関する。本発明は、エネルギー伝送線は、サブネットワーク電源線に対してある角度で延びるよう配置されていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明の技術分野は、電気通信用アンテナ、特に、ヘルツ波アンテナ(高周波アンテナ)の分野である。
さらに詳しくは、本発明は、導波管によって駆動するヘルツ波用の平面アンテナに係る。
ヘルツ波には、一般的に、衛星放送受信用アンテナが使用される。長方形導波管は、一般的に、衛星放送受信用アンテナの後部のハウジングオフセットに接続され、アンテナの電気無線アクセスを可能にする。図1aに、導波管Gに接続した衛星放送受信用アンテナ1を図示する。
平面アンテナは、同じ表面積で、衛星放送受信用アンテナと同じ効率を持つとされている。平面アンテナは、さらに小型で、(特に、薄型のため)風の抵抗が弱いという特徴があり、衛星放送受信用アンテナよりも好ましいとされる。
平面アンテナに使われるプリント技術の利点の1つとして、容量が大きいため、例えば、3.5mm型SMA等の同軸接続に対応できるということがあげられる。そのため、図1bに図示するように、同軸コネクタ付きの平面アンテナ2を同軸導波管遷移部TGCによって、導波管Gに接続することができる。
図2に示すように、従来より、平面アンテナ2は、アンテナの誘電基板に一体化された、複数の放射素子からなるネットワークを備えている。
より詳しく言えば、アンテナ2は、互いに平行に伸びる1組の線形サブネットワークa〜aを備えており、各線形サブネットワークa〜aは、1組の放射素子3からなる。一般的に、各放射素子3は、導電性の正方形表面からなり、その1角がサブネットワークb〜b(一般的に、マイクロストリップライン)の電力線に接続されている。
図2には、同軸導波管遷移部TGCを介した、平面アンテナ2の電力供給の一実施形態を詳細に示す。導波管により、同軸導波管遷移部TGCを介して駆動された電源線L(一般的に、マイクロストリップライン)は、線形サブネットワークa〜aと交差してフィットするよう設けられる。この電源線Lによって、サブネットワークの電源線が駆動され、その結果、全てのサブネットワークの放射素子が駆動される。
しかしながら、図2に示す方法にまったく問題がないというわけではない。
実際、同軸接続は脆弱であり、ガルバニック部の影響を受けやすい。さらに、マイクロストリップ電源線Lは線形損失が大きく、一般的には、その線形損失は導波管損失よりも大きい。
従来技術では、例えば、米国特許第6、509、874号に、各サブネットワーク電源線に対向するアース面にスロットを形成し、金属体の表面上に形成したチャンネル型の導波管を、サブネットワークに垂直に延びるようにアース面とフィットさせて配置することが開示されている。このようにすると、前記導波管と各サブネットワーク電源線との間にあるスロットによって、電磁結合を生じることができる。
しかしながら、このような直交配置にすると、サブネットワークが逆の位相(毎180度)で駆動されてしまう。したがって、何らかの手段で、±180度の位相オフセットを補償する必要がある。
米国特許第6、509、874号には、逆位相のスロットによるサブネットワーク電力供給と、放射素子の行を±180度の電気長による電源線に沿って移動させることによって行う位相修正とを示している(特に、図3bと比較)。
米国特許第6、313、807号には、位相修正の別の方法が開示されている。この方法は、導波管の一方又は他方の側面を介して、各ネットワークを駆動することからなる。
本発明の目的は、同一サブネットワーク内の全ての放射素子を同一位相で駆動することを可能にしつつ、同軸導波管遷移部の使用に関して不具合を生じない平面高周波アンテナを提案することにある。
この目的を達成するために、本発明は、アース面上に重なり合うように配置した基板面上に位置する放射素子からなる少なくとも1つのサブネットワークを備えた平面アンテナ装置であって、各サブネットワークは、接続されるサブネットワーク電源線によって駆動される複数の放射素子からなり、各サブネットワーク電源線に対向するアース面にスロットが形成されており、アース面に対して、各サブネットワーク電源線との間においてスロット毎に電磁結合が生じるように配置したエネルギー伝送線をさらに備え、エネルギー伝送線は、サブネットワーク電源線に対して斜めに延びるようフィットさせて配置されていることを特徴とする平面アンテナ装置を提案する。
本発明の平面アンテナ装置の好ましい様相であって、本発明を限定しないものを以下に示す。
エネルギー伝送線は、1つの面がアース面に接している長方形導波管であり、波動放射スロットが、アース面のスロットと導波管のスロットとが重なり合うように前記導波管の1つの面に形成されている平面アンテナ装置。
エネルギー伝送線は、U字型断面を有する導波管であって、アース面が導波管スペースを閉鎖するよう前記導波管をフィットさせて配置した平面アンテナ装置。
エネルギー伝送線は、2つのトリプレート線アース面に挟まれた導電線を備えたトリプレート線であり、波動放射スロットは、アース面のスロットとトリプレート線のスロットが重なり合うように前記アース面に接触しているトリプレート線アース面に形成されている平面アンテナ装置。
エネルギー伝送線は、2つのトリプレート線アース面間に挟まれた導伝線を備えたトリプレート線(three plate line)であり、トリプレート線アース面のうち一方は前記アース面と結合している平面アンテナ装置。
本発明の平面アンテナ装置は、互いに平行な複数の線形のサブネットワークを備えており、アース面に形成したスロットは、電源線に垂直に配置されている平面アンテナ装置。
伝送線に形成したスロットは、伝送線の長さに形成された、斜めに延びる切り込みである平面アンテナ装置。
本発明の平面アンテナ装置では、各電源線が、エネルギー伝送線と前記電源線との間の結合速度を制御するよう対応するスロットに対して配置されている平面アンテナ装置。
各サブネットワーク電源線は、各サブネットワーク電源線の放射素子の放射振幅に重み付けする手段を備えている平面アンテナ装置。
放射素子手段は、放射素子間に一定の間隔で配置したインピーダンス変成器を備える平面アンテナ装置。
前記放射素子の放射振幅が重み付けされるよう、1つのサブネットワークに備える放射素子の大きさを重み付けする平面アンテナ装置。
導電表面形状の放射素子の大きさの重み付けは、前記表面の特徴的な寸法のうち1つを小さくすることで行う平面アンテナ装置。
放射素子からなるサブネットワークの電源線は、マイクロストリップ線である。
本発明の他の様相、目的、利点は、以下の好ましい実施の形態の記載を読むことで、より明らかになる。発明を限定することのない例を示すとともに、既に説明した図1a、図1b及び図2以外にも、添付した図面を参照して、以下の好ましい実施の形態を示す。
−図1cは、直接アクセス用導波管を備えた平面アンテナを図示する。
−図3は、平面アンテナ装置の実現可能な実施形態を示す。
−図4a及び図4bは、放射素子の振幅の重み付けのための異なる複数の方法を示している。
−図5a及び図5bは、導波管と、スロットの中心に対する線の位置に対応する電源線との間のスロット結合を示す。
−図6は、本発明の平面アンテナ装置の効果的な一実施形態を示す。
図1cは、直接アクセス用導波管(direct wave guide access)Gを備えた平面アンテナ20を図式的に示したものである。図3は、平面アンテナ10の実現可能な一実施形態を示している。図3において、図2に示した要素と同一の要素には同一の符号を付している。
装置10は、平面アンテナ20と導波管Gを備えている。
平面アンテナ20は、従来、アース面5(発明の背景、図3に示す)を形成する平面状の導電性を有する金属板と、アース面と重なり、ほぼ平行に延びるよう配置した誘電板状の基板とを備えている。
基板のアース面5とは反対側の面上に回路が転写されている。この回路は放射素子3を備えている。
アンテナ20は、アース面とは反対側の基板面上に、1組の線形サブネットワークa〜aを備えており、これらのサブネットワークa〜aは、互いに平行に配置されている。各線状サブネットワークa〜aは、サブネットワークb〜bの電源線によって駆動する1組の放射素子3からなる。電源線は、一般的に、同一基板または他の層に転写したマイクロストリップである。
放射素子は、一般的に、頂点の1つが、対応するサブネットワークb〜bの電源線と接続している導電性の正方形表面からなり、この頂点から延びる正方形の対角線は、対応する電源線b〜bと垂直になっている。
もちろん、本発明は、放射素子の特定の形状や対応する電源線への特定の接続方法に制限されるものではない。
したがって、放射素子は、多角形状(例えば、三角形、長方形等)や、さらに、円形の導電性表面によって形成してもよい。
さらに、放射素子は、例えば、その側面の1つに沿うように、また、さらには、導電性表面の内側等、前述の導電性の表面の頂点以外の点で駆動してもよい。最後の例では、特に、区画線の側面を金属化しないで、電源線を導電性表面まで到達させて、「ルート」を導電性表面に設けることが可能である。
スロットF〜Fは、サブネットワークb〜bの各電源線とは反対側のアース面5に形成する。スロットは、互いに同一のものであることが好ましい。したがって、スロットF〜Fは、対応する電源線と交差するよう配置する。
サブネットワークが互いに平行な線形のサブネットワークの場合、長方形スロットは、電源線に垂直に配置されるのが好ましい。
装置10は、また、エネルギー伝送線Gを備えており、エネルギー伝送線Gは、スロット毎に、エネルギー伝送線Gとサブネットワークの電源線との間に電磁結合が生じるように、アース面5に対して配置されている。
エネルギー伝送線は、導波管、または、他のいかなるタイプの伝送線、特に、トリプレート線(three-plate line)であってもよい。
導波管は、例えば、長方形部分を有する導波管である。導波管は、U字型部分を有する導波管であってもよい。
図3の例において、導波管の長方形孔内には、電磁界が、下から上に向かって延びている。
端末抵抗器(図示せず)を導波管Gの上部層11上に設けてもよい。
導波管が長方形部分を有する場合、波動放射スロットを形成する。波動放射スロットは、アース面に設けられたスロットと同一のものであり、例えば、導波管体に機械加工され、特に、アース面5と接触する導波管の1つの面上に、アース面のスロットと導波管のスロットとが重なり合うように形成する(ここでは、全てのスロットを指定するために同じ符号を使用する)。電磁界は、アンテナのアース面とアース面に接触した導波管の面上の重なり合ったスロットを介して、誘導スペース(guide space)内に延び、サブネットワークの電源線を励起する。
導波管がU字型部分を有する場合、アース面5が導波管のスペースを閉鎖するように導波管をフィットさせて配置する。電磁界は、アンテナのアース面のスロットを介し、誘導スペース内に延びている。
もちろん、本アンテナ構造は、さらに、伝送線用エネルギー供給手段(図示せず)を備えており、伝送線に電気エネルギーを与える。この構造では、エネルギーは伝送線内を流れ、スロットF〜Fを介して放射される。
すでに述べたように、(長方形導波管を使用する場合は)スロットが導波管の同一面上に形成され、この面は、アンテナの誘電基板とは反対側の面上に、アンテナ20のアース面に対向するようフィットさせて配置する。このようにすると、導波管へのアクセスが、アンテナのアース面まで達する。このアクセスは、もちろん、導波管のスペースをアース面が閉鎖している場合にも、アース面まで達する。
エネルギー供給線は、2つのトリプレートアース面に挟まれた導電線を備えたトリプレート線の形状としてもよい。
第1の変形例では、トリプレートアース面のうち1つは、(スロットが形成されている)アンテナのアース面と一体化されている。
他の変形例では、波動放射スロットは、アース面5のスロットとトリプレート線のスロットとが重なり合うよう、アンテナのアース面に接しているトリプレートアース面の1つに形成されている。
本発明の代表例ではないが、図3(斜視図)には、伝送線(ここでは導波管の形状で示しているが、トリプレート線形態に適用できる)を、全体的にサブネットワークの電源線に対して垂直に延びるようフィットさせて配置する。このような場合には、スロットは伝送線の長さに(例えば、長方形の切り込み形状に)形成され、電源線に対して垂直に配置されている。
この結合により、エネルギー伝送線の間、つまり、一方を導波管またはトリプレート線をとし、他方を各サブネットワーク電源線とした2つの線の間でエネルギー移動が起こる。このようにすると、各サブネットワーク電源線がスロットによって放射されたエネルギーで励起され、この線に接続する放射素子全てを駆動する。
図2のアンテナ構造は、交差電源線Lによる放射素子のサブネットワークの電力供給を提供し、本発明に係るアンテナ構造は、各サブネットワークとエネルギー伝送線の一部との間に電界結合が生じるようアンテナの誘電基板と反対側の面に形成した複数のスロットを使用することを提案する。
尚、仏国特許第2、646、565号では、エネルギーが導波管内に広がり、スロットを介して自由空間に向かってエネルギーを直接放射できるように、導波管に長方形のスロットを形成することを提案している。
本発明とは異なり、仏国特許第2、646、565号は、放射素子が転写された回路を備えたアンテナの電力供給には関連しておらず、したがって、そのような素子の電力供給はその発明の対象ではない。仏国特許第2、646、565号は、さらに、2つのエネルギー伝送線間の結合、特に、放射素子の電源線を備えた導波管の結合を生じるスロット放射の使用を予測できるものではない。
平面アンテナは、放射素子のネットワークを形成する。放射素子の振幅に対する重み付けをしない場合では、二次ローブのレベルが−13dBに達することがある。
以下の記述は、平面アンテナの放射素子に対して振幅の重み付けを行う、具体的には、備えられる二次ローブのレベルを、例えば、−20dB程度にするための2つの実施可能な実施形態に関する。尚、これらの実施形態は、導波管とサブネットワークの電源線との間のスロットによって生じる電磁結合による導波管の直接アクセスに関する本発明に限定されない。また、これらの実施形態は、個別に使用してもよいし、組合わせて使用してもよい。
1つ目の実現可能な実施形態では、図4aに示すように、インピーダンス変成器Tが、サブネットワークbの電源線内にある同一サブネットワークの放射素子3同士の間に配置されている。より詳細には、これらの変成器Tは、求められる漸進的な(progressive)減衰に対応する変成率を備えている。
変成器Tは、一般的に、1/4及び1/2波長変成器であり、漸進の法則を利用した変成器を使用してもよい(例えば、指数・対数法則等)。
2つ目の実現可能な実施形態では、図4bに示すように、重み付けは、放射素子3に組込まれ、これらの放射素子の表面の大きさを変化させることで行う。
特に、同じ信号レベルを保ちつつ、放射素子から外側へのエネルギー移動容量を減らすことで、放射素子の表面を小さくする。
この2つ目の実施形態は、変成器の使用を避けることができるため好ましい。変成器を使用すると、実際、サブネットワークの電源線b上に切れ目が生じる。これらの切れ目は、順々に、平面アンテナの放射図の面Hにおける交差成分の高レベル化(約−10dB)の一つの原因となる寄生放射を生じていく。
このような「組込み」式重み付けを行うことで、サブネットワークbの電源線には、変成器の使用に関連する切れ目は生じなくなる。
様々なサブネットワークの放射素子3は、電源線bによって全て同一に駆動されるよう、同一に重み付けされる。
放射素子は、一般的に、正方形の導電板であり、辺/2を有する。辺/2はここでは、放射素子が形成されている、アンテナの主放射周波数に対応するプリント回路基板上の誘導波長を表す。
素子の表面を小さくした例として、放射素子は、長さ/2、幅/nを有する長方形の導電板としてもよい。ここでは、nは2より大きい。
言い換えると、この場合では、正方形の素子の1辺のみを小さくする。辺/2とすることで、実際に、主周波数を放射周波数に保つことができる。
概して、これは、放射素子の特徴的な寸法の1つを小さくすることに係る(多角形の放射素子の場合は1辺を、丸い放射素子の場合は直径を小さくする)。
図4bに図示するように、「組込み」式重み付けは、(サブネットワークの電源線の中心に位置する励起中心Pに関して)サブネットワークの中心部の放射素子3を優先させ、励起点Pから離れるにつれて、放射素子3及び3の大きさを、点Pに対して対称に、漸進的に、徐々に小さくすることで行うことが好ましい。
本発明のアンテナ構造の記述に戻る。本発明の効果的な一実施形態によると、スロットの中心に対してサブネットワーク電源線のオフセットを調整することで、2つの伝送線の間(導波管またはトリプレート線とサブネットワーク電源線との間)のエネルギー移動、つまり、結合率を制御する。
すでに述べたように、スロットは互いに同一(例えば、アース面と導波管体長方形部に形成された、同一の長方形の切り込み)である。尚、結合率の制御は、スロットの大きさを調整することなく(つまり、大きさの異なるスロットを設けることなく)本発明の範囲内で行う。
この結合率制御は、(図3の下から上にむかって)導波管・サブネットワーク電源線間に生じる結合率を漸進的に高くしていき、導波管内の電磁界力の低下(端子端部である導波管Gの上部層11に向かう漸進的な低下、つまり、導波管スペース内におけるエネルギーの拡散)を補償することができるため効果的である。
図5aにサブネットワーク電源線bを励起する、長さLを有するスロットF(実際には、導波管長方形部、または、導波管長方形部がアンテナのアース面と接するアース面を有するトリプレート線が使用される場合に、重なり合う2つのスロット)を示す。従来技術では、スロットに沿った、1/2波長電流の分布は、中心で最大値をとり、端部に向かって減少することが開示されている。
したがって、スロットFに対して交差するように配置したサブネットワーク電源線bとの結合は、この電流分布の法則による。その結果、ネットワーク電源線bがスロットの中心から離れるほど、結合は弱くなる。
図5aには、スロットFに対するサブネットワーク電源線bの配置位置として、可能なものを3つ示す。点bは、サブネットワーク電源線bが、スロットFの中心において、スロットFに対して垂直に位置する場合を示す。点a及びcは、サブネットワーク電源線bがスロットFに対して垂直に位置し、かつ、スロットFの中心に対してオフセットしている場合を示す。特に、点cは、点bよりも、スロットの中心に対してオフセットが大きい。
図5bは、スロットに対する電源線の横方向の位置に関して、スロットと電源線との間の結合率を示す。電源線bがスロットFの中心において、スロットFに対して垂直に位置する場合(点b)が、結合率は最も高いことがわかる。スロットFの中心から遠ざかるほど、結合率は下がる(点aと点cを比較すると、点cより点aのほうが結合率が高い)。
図6は、エネルギー伝送線と様々な電源線との間で結合率を制御した、本発明の平面アンテナの効果的な実施形態を示す。伝送線(この場合は導波管G)は、1組の斜めスロットF〜Fを有しており、サブネットワーク電源線ごとに、導波管と電源線との結合率が漸進的に変化する一方、導波管のスロットが互いにアース面のスロットと重なり合い、電源線に対して垂直となるように、サブネットワーク電源線に対し若干斜めに傾けて配置されている。
ここに示す例では、サブネットワーク電源線ごとに(図6において、下から上方向へ)、生じる結合率が高くなる。図6では、十字で、各電源線の対応するスロットに対する位置を示している。まず、入射方向に投入した導波管からの第1のスロットに関しては、十字がスロットの中央から離れている。結果、結合率は低い。
導波管内のエネルギーの伝播方向に従って、十字は、対応するスロットの中心部に漸進的に近くなり、結合率も漸進的に高くなっている。最後のサブネットワーク上では、十字が対応のスロットの中心と一致し、結合率は最大値となった。
図6に示すように、本発明に係るサブネットワーク電源線に対して斜めに傾けて配置した導波管のレイアウトは、さらに、同位相の同じサブネットワーク内の全ての放射素子を駆動させること(同位相電力供給)が可能となるように構成してもよい。
2種類の伝送線(導波管とサブネットワーク電源線)は、それぞれ異なる誘電媒体を有する。アンテナ損失が小さい基板の波長は、自由空間の波長のおよそ0.7〜0.8倍である。自由空間の波長自体は導波管の波長と近い。
一般的に、アンテナ放射図において、二次的ローブの目立った上昇を避けるため、放射素子間の差異が自由空間の波長の0.8倍を越えないようにすることが重要である。
線形ネットワークの場合、2つの放射素子間の空間における波長の0.8倍の波長を有するマイクロストラップライン、つまり、上述の電源線によって駆動されるサブネットワークは、2つの放射素子間の誘電素子の波長の電気長を有し、これにより全ての素子が同位相で駆動することができる。
したがって、本発明の範囲内で、導波管の波長が真空での波長に極めて近い場合に、サブネットワークの電源線に対して斜めに傾くように導波管を配置することで、真空での波長の差異を生じることができ、その結果、およそ0.8倍の波長を有するサブネットワーク線間に垂直な空間を残しつつ、サブネットワーク間での同位相の電力供給が可能となる。
尚、斜め配置は、導波管体の斜めスロットを機械加工するのに有効である(これによって、図5aに図示するように、電源線はスロットに対して垂直となり、導波管内の電磁界伝播モードを使ってスロット内の電流の最適分布を得ることができる)。
本発明に係るアンテナ装置の応用例の1つに、22.1GHz〜23.1GHzの滞域の伝送に関連するものがある。しかし、本発明は、この特定の周波数範囲に限定されるものではない。

Claims (13)

  1. 平面アンテナ装置(10)であって、
    アース面(5)上に重なり合うように配置した基板面上に位置する放射素子(a〜a)からなる少なくとも1つのサブネットワークを備え、
    各サブネットワークは、接続されるサブネットワーク電源線(b〜b)によって駆動される複数の放射素子(3)からなり、
    各サブネットワーク電源線(b〜b)に対向するアース面(5)にスロット(F〜F)が形成されており、
    アース面に対して、各サブネットワーク電源線との間においてスロット毎に電磁結合が生じるよう配置したエネルギー伝送線(G)をさらに備え、
    エネルギー伝送線は、サブネットワーク電源線に対して斜めに延びるようフィットさせて配置されていることを特徴とする平面アンテナ装置。
  2. 請求項1の平面アンテナ装置であって、
    エネルギー伝送線が、1つの面がアース面(5)に接している長方形導波管(G)であり、
    波動放射スロットが、アース面のスロットと導波管のスロットとが重なり合うように前記導波管の前記1つの面に形成されていることを特徴とする平面アンテナ装置。
  3. 請求項1の平面アンテナ装置であって、
    エネルギー伝送線は、U字型断面を有する導波管であって、アース面(5)が導波管スペースを閉鎖するよう前記導波管をフィットさせて配置したことを特徴とする平面アンテナ装置。
  4. 請求項1の平面アンテナ装置であって、
    エネルギー伝送線は、2つのトリプレート線アース面に挟まれた導電線を備えたトリプレート線(three plate line)であり、
    波動放射スロットは、アース面(5)のスロットとトリプレート線のスロットが重なり合うように前記アース面に接触しているトリプレート線アース面に形成されていることを特徴とする平面アンテナ装置。
  5. 請求項1の平面アンテナ装置であって、
    エネルギー伝送線は、2つのトリプレート線アース面間に挟まれた導伝線を備えたトリプレート線であり、
    トリプレート線アース面のうち一方は前記アース面(5)と結合していることを特徴とする平面アンテナ装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの平面アンテナ装置であって、
    互いに平行な複数の線形のサブネットワークをさらに備えており、
    アース面(5)に形成したスロット(F〜F)は、電源線に垂直に配置されていることを特徴とする平面アンテナ装置。
  7. 請求項6の平面アンテナ装置であって、
    請求項2か請求項4と組み合わせられ、
    伝送線に形成したスロットは、伝送線の長さに形成された、斜めに延びる切り込みであることを特徴とする平面アンテナ装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかの平面アンテナ装置であって、
    各電源線が、エネルギー伝送線と前記電源線との間の結合速度を制御するよう、対応するスロットに対して配置されていることを特徴とする平面アンテナ装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかの平面アンテナ装置であって、
    各サブネットワーク電源線(b〜b)は、サブネットワークの放射素子の放射振幅に重み付けする手段を備えている平面アンテナ装置。
  10. 請求項9の平面アンテナ装置であって、
    重み付け手段は、放射素子(3)間に一定の間隔で配置したインピーダンス変成器(T)を備えることを特徴とする平面アンテナ装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかの平面アンテナ装置であって、
    前記放射素子の放射振幅が重み付けされるよう、1つのサブネットワーク(b〜b)に備える放射素子(3)の大きさを重み付けすることを特徴とする平面アンテナ装置。
  12. 請求項11の平面アンテナ装置であって、
    導電表面形状の放射素子の大きさの重み付けは、前記表面の特徴的な寸法のうち1つを小さくすることで行うことを特徴とする平面アンテナ装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかの平面アンテナ装置であって、
    放射素子からなるサブネットワークの電源線は、マイクロストリップ線である。
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