JP2009513866A - 蒸気タービン - Google Patents

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Abstract

本発明は、スラストつりあいピストン(4)を有するタービン軸(5)が車室(2、3)の内部に回転可能に支持して配置され、回転軸線(6)に沿って延び、車室(2、3)とタービン軸(5)との間に流路(9)が形成され、タービン軸(5)がその内部に冷却蒸気を回転軸線(6)の方向に沿って案内するための冷却通路(17)を有し、この冷却通路(17)が、一方では、流路(9)からの蒸気を冷却通路(17)に供給するための少なくとも1個の供給通路(16)に接続され、他方では、冷却蒸気をスラストつりあいピストン表面(19)に案内するための少なくとも1個の排出通路(18)に接続されている、車室(2、3)を備えた蒸気タービン(1)に関する。本発明の要点は、スラストつりあいピストン表面(19)に流れる冷却蒸気が生蒸気の一部と混合され、車室(2、3)に配置された帰還路(21)を介して流路(9)に導かれることにある。これによって、蒸気タービン(1)の熱的に大きく負荷される部位が効果的に冷却される。

Description

本発明は、スラストつりあいピストンを有するタービン軸が車室の内部に回転可能に支持して配置され、回転軸線に沿って延び、車室とタービン軸との間に流路が形成され、タービン軸がその内部に冷却蒸気を回転軸線の方向に沿って案内するための冷却通路を有し、この冷却通路が、流路からの冷却蒸気を冷却通路に供給するための少なくとも1個の供給通路に接続されている、車室を備えた蒸気タービンに関する。
蒸気タービンの効率向上には、高温高圧の蒸気の利用が貢献する。かかる蒸気状態の蒸気の利用は、蒸気タービンにそれに応じて厳しさを増した要件を課する。
ここで蒸気タービンとは、蒸気の形態の作動媒体で貫流されるあらゆるタービンあるいは部分タービンを意味する。これと異なって、ガスタービンは作動媒体としてガスあるいは空気で貫流され、その作動媒体は、蒸気タービンにおける蒸気とは全く異なった温度・圧力条件を基礎としている。蒸気タービンの場合、ガスタービンと異なり、例えば部分タービンを貫流する極めて高温の作動媒体は同時に極めて高い圧力を有する。即ち、ガスタービンの場合のような開放冷却系は、外部供給無しには実現できない。
蒸気タービンは、通常、車室の内部に回転可能に配置され多数の翼が取り付けられたロータを有している。そのロータは、車室で形成された流れ空間を加圧過熱蒸気が貫流する際、蒸気により翼を介して回転させられる。ロータに取り付けられた翼は動翼とも呼ばれる。また通常、車室に多数の静翼(案内羽根)が取り付けられ、これらの静翼は動翼の中間域の中に在る。静翼は、通常何はさておき、蒸気タービン車室の内周面に沿って保持されている。その静翼は、通常、蒸気タービン車室の内側における内周面に沿って配置された複数の静翼から成る静翼輪の1部分である。各静翼はその翼形部(羽根部)が半径方向内側に向いている。軸方向に沿った1つの箇所における静翼輪は静翼列とも呼ばれる。通常、複数の静翼列が連続して配置されている。
効率を向上する際に冷却が大きな問題となる。蒸気タービン車室を冷却する従来公知の冷却方式においては、能動式冷却と受動式冷却がある。能動式冷却の場合、蒸気タービン車室に別個に供給される冷却媒体、即ち、作動媒体に対して追加的に供給される冷却媒体によって冷却が行われる。これに対して、受動式冷却は作動媒体の適切な案内あるいは利用だけで行われる。蒸気タービン車室の通常の冷却は受動式冷却に限られている。即ち、例えば蒸気タービンの内部車室が既に膨張して冷えた蒸気で貫流されることが知られている。しかしこの方式は、内部車室壁にわたる温度差が大き過ぎる場合には内部車室が熱応力で大きく変形してしまうので、その温度差が制限されねばならないという欠点がある。内部車室が冷却蒸気で洗流される場合に確かに放熱が行われるが、その放熱は入熱箇所からかなり離れた箇所で行われる。入熱箇所の直ぐ近くにおける放熱は、従来では十分に実施されなかった。異なった受動式冷却は、いわゆる斜流段における作動媒体の適切な膨張形成によって達成される。もっともこの場合、車室について極めて限定された冷却作用しか得られない。
蒸気タービン車室の内部に回転可能に支持された蒸気タービン軸は、運転中に熱的に大きく負荷される。蒸気タービンの開発および製造は高い経費がかかり且つ時間もかかる。蒸気タービン軸は蒸気タービンにおける最も大きく負荷される最も高価な構成要素であると認められる。これは高い蒸気温度においてますます当てはまる。
蒸気タービン軸の大きな質量のために、蒸気タービン軸は熱的に鈍感であり、これはタービン設備の熱的負荷切換時に不利に作用する。これは、蒸気タービン全体の負荷切換への反作用が、熱的に変化した条件に蒸気タービン軸が反応する速さに大きく左右されることを意味する。蒸気タービン軸を監視するために、標準的に温度が監視され、これは複雑で経費がかかる。
蒸気タービン軸はこれが冷熱源を自由に使えないという特色を有する。従って、蒸気タービン軸に配置された動翼の冷却が困難である。
蒸気タービン軸を熱応力によりよく適合させるために、蒸気タービン軸を入口室の部位においてくり抜くことすなわち中空軸として形成することが知られている。その空洞は一般に密閉され、空気が封入されている。
もっとも、大部分が遠心力による接線応力から成る運転中に生ずる大きな応力は、上述の蒸気タービン中空軸に不利に作用する。その応力は、相応した中実軸において生ずる応力の約2倍の大きさをしている。これは中空軸の材料選択に大きな影響を与え、このことは、中空軸が高い蒸気状態において適用されないか、あるいは実現できないようにさせる。
ガスタービン構造において、空冷中空軸を薄肉溶接構造物として形成することが知られている。特に、ガスタービン軸をいわゆるハース(Hirth)形歯列リングギヤを介して形成することが知られている。そのために、ガスタービン軸は中央タイロッドを有している。
もっとも、蒸気タービンはガスタービンと異なり密閉系として運転されるため、ガスタービンにおける冷却原理の蒸気タービンへの直接的転用は一般にできない。その密閉系とは、作動媒体が循環回路内に存在し、大気に排出されないことを意味する。ガスタービンで採用される基本的に空気と排気ガスとから成る作動媒体は、ガスタービンのタービン装置の貫流後に大気に排出される。
また、蒸気タービンはガスタービンと異なり圧縮機装置を持たず、さらに、蒸気タービンの軸は一般に半径方向にしか近寄れない。
蒸気入口温度が約600℃の蒸気タービンは1950年代に開発され建造された。その蒸気タービンはラジアル翼を有していた。現代の蒸気タービン構造における技術は、斜流段あるいは制御段の形態の第1静翼列のラジアル配置による軸冷却装置を有している。しかし、その実施態様の場合、斜流段あるいは制御段の冷却作用が小さいという欠点がある。
蒸気タービン軸においてピストン部位および入口室部位が特に熱的に大きく負荷される。そのピストン部位とは、スラストつりあいピストンの部位を意味する。スラストつりあいピストンは蒸気タービンにおいて、作動媒体によって引き起こされる力に対抗して逆方向に反力が発生されるように作用する。
蒸気タービン軸の冷却は、特に、欧州特許出願公告第0991850号明細書に記載されている。その場合、コンパクト部分タービンないし高圧・中圧部分タービンは、冷却材が貫流する軸における結合によって形成されている。その場合、異なった2つの膨張区域間に制御可能なバイパスが形成されないという欠点がある。また、不安定運転における問題が起こり得る。
高温に適用される蒸気タービンを形成することが望まれる。
本発明の課題は、高い蒸気温度で運転できる蒸気タービンを提供することにある。
この課題は、本発明に基づいて、スラストつりあいピストンを有するタービン軸が車室の内部に回転可能に支持して配置され、回転軸線に沿って延び、車室とタービン軸との間に流路が形成され、タービン軸がその内部に冷却蒸気を回転軸線の方向に沿って案内するための冷却通路を有し、この冷却通路が、一方では、流路からの蒸気を冷却通路に供給するための少なくとも1個の供給通路に接続され、他方では、冷却蒸気をスラストつりあいピストン表面に案内するための少なくとも1個の排出通路に接続されている、車室を備えた蒸気タービンによって解決される。
有利な実施態様において、蒸気タービンに、冷却蒸気とつりあいピストン漏れ蒸気とで形成された混合蒸気を帰還するための帰還路が形成され、この帰還路が流路に開口している。
これによって、運転中に高温になる部位が中空にされ内部冷却される蒸気タービン軸を備えた蒸気タービンを提案する。本発明は、運転中に膨張した蒸気が軸内部を通ってつりあいピストンに導かれ、そこで熱的に大きく負荷されるつりあいピストンを冷却する、という考えから出発している。この本発明の冷却方式によって特に、つりあいピストンを有する蒸気タービン軸が冷却できる。ここでのタービンは例えば高圧部分タービン、中圧部分タービン並びにK−部分タービンである。ここでK−部分タービンとは、蒸気タービン軸上に存在する高圧部位と中圧部位とを有するコンパクト部分タービンを意味する。本発明の利点は特に、蒸気タービン軸が、一方では、クリープ安定に形成でき、他方では、熱応力に柔軟に反応することにある。例えばより大きな熱応力が生ずる負荷切換の際、その冷却は軸の熱応力を最終的に減少させる。これは特に、例えば入口室およびつりあいピストンのような熱的に大きく負荷される部位に当てはまる。
本発明は、冷却蒸気がつりあいピストン漏れ蒸気と混合され、その混合蒸気が流路に戻され、そこで仕事をする、という考えから出発している。これにより、蒸気タービンの効率が向上される。
これにより、蒸気タービンの急速始動が可能となり、これは今日においてエネルギを迅速に利用することに関する特別な特長となる。さらに本発明に基づく蒸気タービンによって、軸監視費用が安価となるという利点が生ずる。中空蒸気タービン軸は中実軸に比べて小さな質量を有し、これにより、中実軸に比べて小さな熱容量並びに大きな洗流表面積を有する。これにより、蒸気タービン軸の迅速な加熱が可能となる。
本発明の他の特長は、蒸気タービン軸に対して採用される材料のクリープ強度が、向上された冷却によって高められることにある。この場合、クリープ強度は中実軸に比べて2倍以上に高められ、これにより、上述の応力上昇が過補償される。これは蒸気タービン軸の利用範囲を拡大させる。
本発明の他の特長は、中空軸の直径が半径方向遠心力によって増大されることにより、半径方向隙間が小さくされる、ことにある。半径方向遠心力は回転数の二乗に比例する。従って、回転数の増大は半径方向隙間を縮小させ、これは蒸気タービンの総合効率を増大させる。
本発明の他の特長は、中空軸が安価に製造できることにある。
有利な実施態様において、車室は内部車室と外部車室とを有している。高圧部分タービン並びに中圧部分タービンおよびコンパクト部分タービンは、熱的に大きく負荷される蒸気タービンである。一般に、高圧部分タービン、中圧部分タービンおよびコンパクト部分タービンは、静翼が配置されている内部車室と、内部車室の周りに配置された外部車室とを備えて形成されている。
有利な実施態様において、タービン軸は軸方向において異なった材料から成る少なくとも2つの領域を有している。
これによって、コストが節約される。熱的に大きく負荷される領域には、一般に高級材料が採用される。例えば熱的に大きく負荷される領域に、10%クロム鋼が利用される。これに対して、熱的低負荷領域には1%クロム鋼が利用される。
目的に適って、タービン軸は軸方向において異なった材料から成る3つの領域を有している。特に、その両外側領域が同じ材料で形成されている。これによって、蒸気タービン軸における異なった熱的負荷の領域に対して、目的に適った適切な材料が選定される。
異なった材料を含む領域が互いに溶接結合されていることが有利である。その溶接によって安定したタービン軸が形成される。
他の異なった実施態様において、異なった材料から成る領域がハース形歯列リングギヤによって互いに結合されている。ハース形歯列リングギヤの大きな利点は、タービン軸の特に高い熱的柔軟性にある。他の利点は、これが一般にタービン軸を迅速に製造できるようにさせる点にある。また、タービン軸は安価に形成できる。
他の有利な実施態様において、両外側領域が中実軸として形成され、その両者間に位置する中央領域が中空軸として形成されている。異なった材料から成る領域がフランジ継手によって互いに結合されていることも有利である。これは、異なった領域が互いに容易に分離できるので、点検作業の際に役立つ。
供給通路および排出通路がフランジ継手に形成されていることが有利である。
目的に適って、異なった材料から成る領域が少なくとも1つの溶接継ぎ目によって互いに結合されている。
供給通路および排出通路がハース形歯列リングギヤに形成されていることが非常に有利である。そのハース形歯列リングギヤは、供給通路および/又は排出通路として形成された切欠きを備えた台形歯、矩形歯あるいは三角形歯を有する。これによって、供給通路および/又は排出通路の非常に単純な形成方式が得られる。例えば台形歯、矩形歯あるいは三角形歯の切欠きは冷却蒸気の計算された貫流体積に適合して形成することができる。ハース形歯列リングギヤにおけるかかる切欠きの形成は非常に簡単であり、また、迅速に実施できる。これによって、コスト上の利点が生ずる。
帰還路が外部車室の内部に配置されていることが有利である。帰還路は内部車室に孔として形成することもできる。
以下図を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。なお同一符号が付された構成要素は同一機能を有する。
図1に従来における高圧部分タービン1が断面図で示されている。蒸気タービンの形態としての高圧部分タービン1は、外部車室2とその中に配置された内部車室3とを有している。内部車室3内にタービン軸5が回転軸線6を中心として回転可能に支持されている。タービン軸5はその外周面における溝に配置された複数の動翼7を有している。内部車室3はその内周面における溝に配置された複数の静翼8を有している。静翼8および動翼7は、流れ方向13に流路9が形成されるように配置されている。高圧部分タービン1は入口室10を有し、運転中にこの入口室10を通して生蒸気(主蒸気)が高圧部分タービン1に流入する。その生蒸気は圧力300バール以上、温度620°以上の蒸気パラメータを有する。流れ方向13に膨張する生蒸気は、静翼8と静翼7を互い違いに通過して流れ、膨張し、冷える。この場合、蒸気はその内部エネルギをタービン軸5の回転エネルギに転換して失う。タービン軸5の回転は最終的に給電するための発電機(図示せず)を駆動する。高圧部分タービン1は勿論、発電機以外の他の設備構成要素、例えば圧縮機や船舶スクリューなども駆動できる。その蒸気は流路9を貫流し、高圧部分タービン1から排気室33を通って流出する。この場合、蒸気はタービン軸5に流れ方向13にスラスト11を与える。その結果、タービン軸5は流れ方向13に変位される。タービン軸5の実際の変位はつりあいピストン4の形成によって防止される。これは、つりあいピストン前室12に蒸気が相応した圧力で流入されることにより行われ、その蒸気は、つりあいピストン前室12内に形成される圧力により、流れ方向13と逆向きの力を生じさせる。その力は理想的にはスラスト11と丁度同じ大きさにされる。つりあいピストン前室12に流入される蒸気は、通常、極めて高い蒸気パラメータを有する抽気主蒸気である。従って、入口室10およびタービン軸のつりあいピストン4は熱的に大きく負荷される。
図2に蒸気タービン1の一部が示されている。この蒸気タービンは外部車室2と、内部車室3と、タービン軸5を有している。蒸気タービン1は動翼7および静翼8を有している。生蒸気は入口室10を介して斜流段15を介して流路9に到達する。蒸気は膨張し、その際に冷える。蒸気の内部エネルギはタービン軸5の回転運動に変換される。
蒸気は、静翼列(8)と動翼列(7)とから成る所定数の圧力段を貫流後、供給通路16を介して冷却通路17に流入する。その冷却通路17はタービン軸5の内部における空洞として形成されている。なお異なった形態も考えられる。即ち、例えば空洞17の代わりに、タービン軸5の内部に図示されていない通路を形成することもできる。
タービン軸5は車室2、3の内部に回転可能に配置され、回転軸線6の方向に延びている。車室2、3とタービン軸5との間に流路9が形成されている。この場合、回転軸線6の方向に沿って冷却蒸気を案内するために冷却通路17が形成されている。この冷却通路17は、一方では、少なくとも1個の供給通路16に流れ技術的に接続されている。この供給通路16は流路9からの冷却蒸気を冷却通路17に流入するために形成されている。
その供給通路16は回転軸線6に対して半径方向に向けられる。供給通路16の異なった形態も考えられる。即ち、例えば供給通路16は回転軸線6に対する垂線に対して傾斜して形成することもできる。供給通路16は流路9からスパイラル状に冷却通路17に導くこともできる。供給通路16の横断面積は流路9から冷却通路17に向けて変化させることができる。
冷却通路17は、他方では、スラストつりあいピストン表面19に冷却蒸気を案内するために少なくとも1個の排出通路18に接続されている。排出通路18から流出する冷却蒸気は、スラストつりあいピストン表面19に分配されて、これを冷却する。
車室2、3は内部車室3と外部車室2とを有している。排出通路18から流出する冷却蒸気は2つの方向に流れる。その一方の方向は主流れ方向13であり、他方の方向は主流れ方向13と反対方向である。生蒸気の一部は、入口室10から内部車室3とタービン軸5との間を通ってスラストつりあいピストン4に向けて流れる。そのようないわゆるピストン漏れ蒸気20は、排出通路から流出する冷却蒸気と混合し、帰還路21によって流路9に戻される。その帰還路21は有意義に入口室10と排出通路18の出口との間で始まっている。これにより、冷却蒸気の一部は主流れ方向13に導かれ、ピストン漏れ蒸気20を封じる。このようにして、上述したピストン表面19の冷却が保証される。冷却蒸気とつりあいピストン漏れ蒸気とで形成された混合蒸気は、適切な箇所で流路9に流入し、そこで仕事をする。
帰還路21は外部車室2の内部における外部通路として形成できる。帰還路21は内部車室3の内部に孔としても形成できる。
図3にタービン軸5が示されている。このタービン軸5は熱応力を考慮に入れた一種類の材料で作られている。もっともこの場合、熱応力がタービン軸5に一様に分布されず、既に述べたように、入口室10およびつりあいピストン4の部位において特に大きいという欠点がある。分かり易くする理由から、動翼7は示されていない。タービン軸5が一種類の材料で形成されていることは、図3におけるハッチングで明らかにされている。
図4に、タービン軸5が流れ方向13においてそれぞれ異なった材料から成る少なくとも2つの領域を有するタービン軸5の実施例が示されている。この実施例において、タービン軸5は軸流方向13においてそれぞれ異なった材料から成る3つの領域24、23、22を有している。中央領域22は例えば耐熱10%クロム鋼であり、その両外側領域23、24は例えば1%クロム鋼のような同一材料から成っている。図4に示された実施例において、タービン軸5は溶接接続25、26によって互いに結合されている。
タービン軸5は中央領域22が中空軸として形成され、その両外側領域23、24が中実軸として形成されている。
それらの領域22、23、24が互いに溶接結合されている場合には、少なくとも1つの溶接継ぎ目が利用されている。
タービン軸5は異なった材料領域22、23、24からフランジ継手40で結合して形成することができ、その場合、供給通路16および排出通路18はフランジ継手に形成される。
図5にタービン軸5の異なった実施例が示されている。図4に示されたタービン軸との相違点は、図5に示されたタービン軸5がハース(Hirth)形歯列リングギヤ27、28によって結合されていることにある。その場合、両外側領域23、24が中央領域22に向けて圧縮されるように配置されるタイロッド29が形成されねばならない。中央領域22は、管状あるいは円板状に形成されそれぞれ1個あるいは複数個の動翼列を有する1個あるいは複数個の区域を有している。
図6に示されているような異なった実施例において、タービン軸5はハース形歯列リングギヤ30、31によって互いに結合され、その場合、供給通路16および排出通路18はハース形歯列リングギヤ30、31に形成されている。
図7にタービン軸5のさらに異なった実施例が示されている。このタービン軸5はそれぞれ異なった材料で形成された少なくとも2つの領域22′、23′を有している。その一方の領域23′は他方の領域22′にフランジ結合されている。ねじ結合は適切な伸び特性のボルト35によって行われる。フランジ継手40は従来技術に応じて心合わせされている。目的に適って、領域22′にボルト35を受けるための雌ねじ41が形成されている。また、領域23′と領域22′のボルト結合は、好適には、低温側から行われる。
図8には図7におけるねじ継手の部分が断面図で詳細に示されている。この図から、排出通路18が継手に切欠きにより形成されていることも理解できる。これは図9におけるタービン軸5の一部の斜視図に示されている。排出通路18とボルト貫通孔43とを環状空間42により接続することにより、ボルトの冷却が実現され、且つ、フランジ(つりあいピストン)とボルトとの温度平衡が実現される。
図10にハース形歯列リングギヤ30、31が斜視図で示されている。この場合、中央領域22が図10に示されたハース形歯列リングギヤ30、31を有している。異なった材料から成る両外側領域24、23も全く同様のハース形歯列リングギヤ30、31を有している。
図11にハース形歯列リングギヤ30、31が断面図で示されている。その左側部分は例えば左側外側領域24であり、右側部分はハース形歯列リングギヤ30を介して互いに結合された中央領域22である。供給通路16はハース形歯列リングギヤ30に形成されている。図11に示された断面図は排出通路18を示すこともできる。この場合、左側部分は中央領域22であり、右側部分はハース形歯列リングギヤ31を介して結合された右側外側領域23である。排出通路18はハース形歯列リングギヤ30、31に形成されている。図11に示された実施例は三角形歯を有している。
供給通路16ないし排出通路18はハース形歯列リングギヤ30、31の切欠き32により形成されている。
図12に示されたハース形歯30、31の形態において、このハース形歯30、31は台形歯を有している。ハース形歯の考え得る形態は台形歯、矩形歯あるいは三角形歯である。また、ほかの形状にもできる。
図13に、蒸気タービン軸における1%クロム鋼と10%クロム鋼に対する重要な強度値が対比して線図で示されている。
その座標x軸35に、400〜600℃の温度が線形尺度で記されている。座標y軸36に、30〜530N/mm2のクリープ限度Rm、2000000hが線形尺度で記されている。上側曲線37は材料30CrMoNiV5−11における温度特性を示し、下側曲線38は材料X12CrMoWVNbN10−1−1における温度特性を示している。
冷却蒸気の本発明に基づく案内に加えて、熱的に大きく負荷される構造部品の表面における断熱層の被覆が有効冷却作用の効果を高めることが確認されている。
タイロッド29の採用によって、スラストの一部が受けられる。これにより、タービン軸5は薄肉に形成することができ、これは熱的柔軟性および半径方向隙間の形成に効果的に作用する。
本発明は、蒸気タービン1の形態としての高圧部分タービンの形成に限定されず、本発明に基づくタービン軸5は、中圧部分タービンあるいはコンパクト部分タービン(車室内部における高圧および中圧)にも採用できる。このタービン軸5は他の形式の蒸気タービンにも採用できる。
従来における高圧部分タービンの断面図。 部分タービンの一部断面図。 タービン軸の一部断面図。 タービン軸の異なった実施例の一部断面図。 タービン軸のさらに異なった実施例の一部断面図。 タービン軸のさらに異なった実施例の一部断面図。 タービン軸のさらに異なった実施例の一部断面図。 フランジ継手の拡大図。 フランジ継手の一部斜視図。 ハース形歯列リングギヤの原理的斜視図。 貫通路を備えた三角歯形のハース形歯列リングギヤの断面図。 貫通路を備えた台形歯形のハース形歯列リングギヤの断面図。 クリープ限度と温度との相対関係の線図。
符号の説明
1 蒸気タービン
2 外部車室
3 内部車室
5 タービン軸
6 回転軸線
9 流路
16 供給通路
17 冷却通路
18 排出通路
19 スラストつりあいピストン表面
21 帰還路
22 タービン軸中央領域
23 タービン軸外側領域
24 タービン軸外側領域
30 ハース形歯列リングギヤ
31 ハース形歯列リングギヤ
32 切欠き
40 フランジ継手

Claims (14)

  1. スラストつりあいピストン(4)を有するタービン軸(5)が車室(2、3)の内部に回転可能に支持して配置され、回転軸線(6)に沿って延び、車室(2、3)とタービン軸(5)との間に流路(9)が形成され、タービン軸(5)がその内部に冷却蒸気を回転軸線(6)の方向に沿って案内するための冷却通路(17)を有し、該冷却通路(17)が、一方では、流路(9)からの冷却蒸気を冷却通路(17)に供給するための少なくとも1個の供給通路(16)に接続され、他方では、冷却蒸気をスラストつりあいピストン表面(19)に案内するための少なくとも1個の排出通路(18)に接続されている車室(2、3)を備えた蒸気タービン(1)において、
    冷却蒸気とつりあいピストン漏れ蒸気とから成る混合蒸気を還流するための帰還路(21)が設けられ、該帰還路(21)が流路(9)に開口していることを特徴とする蒸気タービン(1)。
  2. 車室(2、3)が内部車室(3)と外部車室(2)とを有していることを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービン(1)。
  3. タービン軸(5)が軸方向(34)において異なった材料から成る少なくとも2つの領域を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気タービン(1)。
  4. タービン軸(5)が軸方向(34)において異なった材料から成る3つの領域(22、23、24)を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  5. 両外側領域(23、24)が同じ材料から成っていることを特徴とする請求項4に記載の蒸気タービン(1)。
  6. 異なった材料を含む領域(22、23、24)が互いに溶接結合されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  7. 外側領域(23、24)が中実軸として形成され、中央領域(22)が中空軸として形成されていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  8. 異なった材料から成る領域(22、23、24)が、ハース(H irth)形歯列リングギヤ(30、31)によって互いに結合されていることを特徴とする請求項3、4、5、7のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  9. 異なった材料から成る領域(22、23、24)が、フランジ継手(40)によって互いに結合されていることを特徴とする請求項3、4、5、7のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  10. 供給通路(16)および排出通路(18)がハース形歯列リングギヤ(30、31)に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の蒸気タービン(1)。
  11. 供給通路(16)および排出通路(18)がフランジ継手(40)に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の蒸気タービン(1)。
  12. ハース形歯列リングギヤ(30、31)が、供給通路(16)および/又は排出通路(18)として形成された切欠き(32)を備えた台形歯、矩形歯あるいは三角形歯を有していることを特徴とする請求項8に記載の蒸気タービン(1)。
  13. 帰還路(21)が外部車室(2)の内部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
  14. 帰還路(21)が内部車室(3)に孔として形成されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の蒸気タービン(1)。
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