JP2009513387A - チャネルを具える雌型切断プレートによりパッケージブランクの平台によるダイス切断方法 - Google Patents

Abstract

【課題】
【解決手段】準備不要な台によるダイス切断を利用することにより、平台によるダイス切断機械の切断プレート／圧盤／カウンタの上面が、レーザあるいは他の手段によりエッチングあるいは彫られ、「雌型」のチャネルを形成する。このチャネルは、使用される切断フォームの雄型の切刃に適応するのに十分な深さおよび幅を有するべきである。好適ではないが、機械の寿命および／または摩耗あるいは作業者の能力あるいは選択の理由により、切刃がチャネルの底部に接触する場合がある。準備不要（Zero Male-Ready）の原理は影響を受けない。切断用プレート／圧盤は、単層あるいは複層構成とすることができ、切断フォームが設置および配置されると同時に固定および合致すべきである。中心線、配置ピン、またはこれらの２つを合致させる他の手段を利用することにより、雌型チャネルは、雄型切刃に合致および適合し、ダイス切断ブランクあるいは形状の所望のデザインの完全な切断に影響を与える。
【選択図】図２

Description

パッケージおよび他の領域における平台によるダイス切断の現在の方法は、きれいな切断に影響を与える十分な圧力により厚紙あるいは他の材料を貫通し、切断面あるいは圧盤と接触するフォームから突出する切刃（図１）に依存し、販売可能なダイス切断用「ブランク」から不要な領域を分離する。各ダイス切断フォームは、ブランクを打ち抜いて所望の形状にするように構成された切刃およびクリース定規を具えている。接着あるいは同様に接合あるいは形成されたブランクは、波形あるいは厚紙の箱あるいはトレイを形成する。この平台によるダイス切断の方法は、平台によるダイス切断が用いられる多くの他の産業の典型例である。

平台によるダイス切断は、切刃を具える切断フォームに依存し、この切刃は、切刃が材料／ボードを貫通する工程でブランク／形状を切断／ダイス切断、切断用プレート／圧盤と接触し、切断に影響を与え、これにより、販売可能な領域と不要な領域を分離する。クリース定規は、表面接触をし、材料を所定の構造に正確に折り畳むことができる折り目を形成する。

圧盤の平坦でないウェアおよびダイス切断の接触方法により生成される切断定規（cutting rule）により、しばしば長い組み立て時間が発生する。また、切刃の垂直方向の不正確性の個別の問題が存在し、これは、フォームの総ての切断領域において均一に９０度に固定されていない場合、均一性の欠如を構成する。

均一な切断を実現する現在の通常の方法は、非圧縮テープをフォームの背面のプレートに固定することにより、切断しない切刃を「包む」ことである。小さすぎるテープは効果が無く、大きいテープは、予め切断する切刃のテープの除去を意味する。機械の操縦者にとって、この「準備（Make-Ready）」段階を「テイルの追従（chasing their tail）」と呼ぶのは一般的ではない。

これは、問題を「固定化」する試行錯誤法（trial and error method）による生産時間の削減を意味することは明らかである。これは、既に不正確なフォームあるいは圧盤表面をさらに損傷／摩耗する。機械の操縦者は、フォームと圧盤との間の圧力を増加させることを選択し、切断しない切刃がテープを必要とすることなく切断する。この粗雑な方法は、道具の寿命を短くし、切刃が損傷した場合は交換する必要がある。これは極端ではあるが、珍しいことではない。

拡大する組み立て時間の問題を解決することにより、生産時間を削減し、準備不要な方法（Zero Make-Ready method）は、雌型切断用プレート（female cutting plate）内のエッチングされたあるいは彫られたチャネル手段により圧盤面に切刃を接触させず、切刃あるいは圧盤／切断用プレートに設けられているため、組み立て時間を大幅に削減あるいは無くすことを提案する。部分的あるいは不正確に製品を切断する機械の組み立ての試験的およびエラー準備方法も排除され、これにより、試験的および誤った組み立てによる製品により必要とされる不要な製品を削減する。

この新しい準備不要な方法を用いることは、切刃とチャネルの底部が絶対に接触しないことを保証するものではない。これは、作業者の技術レベル、作業者の選択、あるいは年齢および／あるいは衣服を含む理由による現実的な機械の正確性の欠如のためである。接触が最小限の場合、準備不要な方法は実現できる。

新しい準備不要な平台によるダイス切断方法（Zero Make Ready Flat Bed Die-Cutting method）は、前述した以外の時間に切刃が表面に接触する必要性を無くすことにより、解決方法を提供する。切刃は、波形の繊維板あるいは硬い厚紙（あるいは他の素材）を貫通し、機械のサイクルが開始する開始位置に戻る前に圧盤あるいは切断用プレート内のチャネル（図２）に入る。

単層あるいは複層にすることができ、機械の組み立て時に切断フォームに合致する圧盤あるいは切断用プレート（雌型／カウンタ）の上面は、レーザあるいは他の手段によりエッチングあるいは彫られ、対応および対向するチャンネルを形成し、切刃の挿入を促進する。チャネルは、切刃の挿入および取り出しを促進する十分な深さおよび幅のみを必要とする。チャネルは、切刃の輪郭に最も適合する形状になるであろう。自動あるいは半自動機械を利用した移動を補助する切り欠きあるいはくず（waste）の取り付けは、個人の好適な方法で行われる。

ここで、機械は、切断用プレート（雌型／カウンタ）内のチャネルに挿入するときに総ての位置を切断する材料を貫通するフォームの切断用切刃を取り付けることができ、フォームの切刃を不正確な垂直レベルにテープで取り付ける「準備」および平らでない切断面の必要性がない。

したがって、組み立て時間は、雄型および雌型の道具セットを機械に設置することに限定される。動作中の調整は絶対的に最小化され、あるいは取り除かれる。試験的およびエラー準備の調整が必要ではないため、不要な製品も削減される。

図１は、現在の方法を示している。 図２は、準備不要な方法を示している。

Claims (4)

1. 切断定規あるいは切刃および切断面を具える圧盤あるいは雌型切断プレート／カウンタを利用して平台でダイス切断する間にパッケージブランクを材料の不要な部分から分離する方法であって、前記切断定規あるいは切刃を対応するチャネルに挿入するステップと、定期的に前記切断定規あるいは切刃を調整するステップとを含むことを特徴とする方法。さらに、好適ではないが、ある例では、前記切刃あるいは切断定規は前記チャネルの底部に接触可能であるが、準備不要な方法は実現される。
2. 請求項１に記載の方法において、前記切断定規あるいは切刃が、切断に影響を与える制御された圧力により、好適には前記圧盤／雌型／カウンタに接触することなく、エッチングあるいは彫られたチャネルに挿入され、引き抜かれ、開始位置に戻ることを特徴とする方法。
3. 請求項１または２に記載のパッケージブランクを材料の不要な部分から分離する方法で使用される道具セットであって、
   前記切刃を具えるフォーム（雄型）と、
   当該フォームと一意に対応し、準備不要な平台によるダイス切断（ＺＭＲ）チャネルを有する前記圧盤あるいは切断プレート（雌型）とを具え、前記道具セットが、平台によるダイス切断機械上で嵌合して配置されることを特徴とする道具セット。
4. 準備を要するダイス切断の必要性がないことを特徴とする請求項１または２に記載の方法あるいは請求項３に記載の道具セット。

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