JP2009509866A - 内部空気逃し手段を備えた常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体 - Google Patents
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Abstract
本発明は、常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体(1)に関し、この複合体(1)は、a)常用ブレーキシリンダ(2)のハウジング内に配置された、圧力を加えることが可能なダイヤフラム(24)を備えており、このダイヤフラム(24)は、その一方側に、常用ブレーキ圧力を加えることができる常用ブレーキ室(20)を画成し、かつその他方側に、戻しばねを収容する室を画成しており、b)ばね付勢ブレーキシリンダ(4)のハウジング内に配置されかつ圧縮ばね(10)によって操作可能なばね付勢ブレーキピストン(8)を備えており、このばね付勢ブレーキピストン(8)は、その一方側に、ばね付勢ブレーキ室(12)を画成し、かつその他方側に、圧縮ばね(10)を収容するばね室(14)を画成しており、かつピストンロッド(18)を有し、このピストンロッド(18)が、空気逃し弁(16)を有し、この空気逃し弁(18)が、ばね室(14)と常用ブレーキ室(20)との間における連通を確立するか、または遮断する。本発明においては、空気逃し弁(16)が下記の特徴を有する。すなわち、c)弁体(36)を支持したピストン(38)が、シリンダ(40)内において軸線方向に移動可能に設けられており、この場合、ピストン(38)上に支持された少なくとも1個の第1圧縮ばね(42)が、弁体(36)に対しピストン(38)上の第1弁座(44)に向かって荷重をかけており、d)ピストン(38)は、ピストンロッド(18)上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばね(46)によって、弁体(36)がピストンロッド(18)上の第2弁座(48)の方向にかつ第1弁座(44)から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、e)ピストン(38)の第1ピストン面(50)は、ばね室(14)内における圧力によって、弁体(36)を第2弁座(48)から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面(52)は、常用ブレーキ室(20)内における圧力によって、弁体(36)を第2弁座(48)に押し付けかつ第1弁座(44)から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、f)第1弁座(44)からおよび/または第2の弁座(48)から弁体(36)が引き離された際に、常用ブレーキ室(20)とばね室(14)との間が連通される。
Description
本発明は、常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体に関し、この複合体は、請求項1のおいて書きに記載されているように、上記常用ブレーキシリンダのハウジング内に配置された、圧力を加えることができるダイヤフラムを備えており、このダイヤフラムは、その一方側に、常用ブレーキ圧力を加えることができる常用ブレーキ室を画成し、かつその他方側に、戻しばねを収容する室を画成しており、ばね付勢ブレーキシリンダのハウジング内に配置されかつ圧縮ばねによって操作可能なばね付勢ブレーキピストンを備えており、このばね付勢ブレーキピストンが、その一方側に、ばね付勢ブレーキ室を画成し、かつその他方側に、圧縮ばねを収容するばね室を画成しており、かつピストンロッドを有し、このピストンロッドが、空気逃し弁を有し、この空気逃し弁が、ばね室と常用ブレーキ室との間の連通を確立するか、または遮断するように構成されている。
このような常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体は、例えば特許文献1によって公知である。その明細書における空気逃し弁は、ばね付勢ブレーキピストンの中空のピストンパイプ内の端部側に配置されており、このばね付勢ブレーキピストンは、動作状態に応じて常用ブレーキ室内に突出することが可能である。上記空気逃し弁は、補助ブレーキピストンを戻すことにより補助ブレーキを緩めた際に、かつそれが原因でばね室の容積縮小によって生じた過大圧力を、上記空気逃し弁を開位置に切り換えてばね室と常用ブレーキ室との間を連通させることによって低下させるという役割を有する。平坦な走行路における発進の際に補助ブレーキを緩めた後には、常用ブレーキは必要ないので、常用ブレーキ室は空気を逃されており、かつ圧力制御モジュールの空気逃し部に結合されている。このとき、ばね室内における余分な空気容積の少なくとも一部は流出することができ、したがってこの空気は、例えばばね室の壁に配置された弁を通じて直接大気に達するのではなく、常用ブレーキ室の空気供給経路および空気逃し経路を通じて大気に達する。それ故に、ここでは、内部空気逃し手段という言葉を用いる。
しかしながら登坂路で発進する際には、発進の際に車両が後退することを防止するために、緊締された補助ブレーキを緩める前に少なくとも短時間追加的に常用ブレーキを緊締することが必要である。この場合、常用ブレーキ室には空気が供給される。運転者による十分に強い制動要求の際に、常用ブレーキ室内におよび同時にピストンの一方側に生じる常用ブレーキ圧力は、ばね室内に構成される圧力の作用に抗してこのピストンを弁座に保持し、かつそれにより空気逃し弁を閉じたまま維持することができる。ただし、運転者の適応する僅かな常用ブレーキ要求に基づいて、常用ブレーキ圧力および/または常用ブレーキ圧力変化度が所定の閾値を下まわる場合、ピストンの一方側に生じる常用ブレーキ圧力は、空気逃し弁を閉じたまま維持するためには十分でない。このとき、圧縮空気は、常用ブレーキ室から開いた空気逃し弁を通じてばね室に流れる。ここからこの圧縮空気は、ピストンパッキンおよびハウジングパッキンを介して大気に逃げ、これにより、一方において不快な騒音が生じる。他方においては、空気逃し弁を通じて流出する空気容積は、もはや常用ブレーキ力を構成するために利用することができない。
独国特許出願公開第40 11 739 A1号明細書
本発明の課題は、上述の欠点を回避した、冒頭に記載したような常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体を新たに開発することにある。
本発明によれば、上記課題は、請求項1の特徴部分によって解決される。
本発明による常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体の通詭弁は、下記のような優れた特徴を有する。すなわち、
a)弁体を支持したピストンが、シリンダ内において軸線方向に移動可能に設けられており、この場合、上記ピストン上に支持された少なくとも1個の第1圧縮ばねが、上記弁体に対し上記ピストン上の第1弁座に向かって荷重をかけており、
b)上記ピストンは、上記ピストンロッド上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばねによって、上記弁体が上記ピストンロッド上の第2弁座の方向にかつ上記第1弁座から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、
c)上記ピストンの第1ピストン面は、上記ばね室内における圧力によって、上記弁体を上記第2弁座から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面は、上記常用ブレーキ室内における圧力によって、上記弁体を上記第2弁座(48)に押し付けかつ上記第1弁座から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、
d)上記第1弁座からおよび/または上記第2弁座から上記弁体が引き離された際に、上記常用ブレーキ室と上記ばね室との間が連通される。
a)弁体を支持したピストンが、シリンダ内において軸線方向に移動可能に設けられており、この場合、上記ピストン上に支持された少なくとも1個の第1圧縮ばねが、上記弁体に対し上記ピストン上の第1弁座に向かって荷重をかけており、
b)上記ピストンは、上記ピストンロッド上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばねによって、上記弁体が上記ピストンロッド上の第2弁座の方向にかつ上記第1弁座から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、
c)上記ピストンの第1ピストン面は、上記ばね室内における圧力によって、上記弁体を上記第2弁座から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面は、上記常用ブレーキ室内における圧力によって、上記弁体を上記第2弁座(48)に押し付けかつ上記第1弁座から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、
d)上記第1弁座からおよび/または上記第2弁座から上記弁体が引き離された際に、上記常用ブレーキ室と上記ばね室との間が連通される。
これらの処置によって、補助ブレーキが緊締されたのと同時に、常用ブレーキが緊締された場合、空気逃し弁は確実に閉じたままになる。したがって圧縮空気は、もはや常用ブレーキ室から空気逃し弁を通じてばね室に流れることはなく、かつここから大気に逃げることはなく、これにより、不快な空気騒音が阻止される。
従属請求項に記載された処置によって、独立請求項に記載された本発明の有利な変形および改良が可能である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1には、本発明の実施の形態の説明のために、以下において複合シリンダと呼ぶ常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体1が示されている。この複合シリンダは、1個の常用ブレーキシリンダ2およびこれに構造的および機能的に結合された1個のばね付勢ブレーキシリンダ4からなる。常用ブレーキシリンダ2およびばね付勢ブレーキシリンダ4は、隔壁6によって互いに隔離されている。ばね付勢ブレーキシリンダ4内にばね付勢されたブレーキピストン8が移動可能に配置されており、この場合、ばね付勢されたブレーキピストン8の一方の側に圧縮ばね10が接している。圧縮ばね10は、その反対側においてばね付勢ブレーキシリンダ4の底部に支持されている。
ばね付勢されたブレーキピストン8と隔壁6との間にばね付勢ブレーキ室12が形成されており、このばね付勢ブレーキ室12は、ここに空気を供給しかつ空気を逃すために、尺度上の理由から図示されていない圧力制御モジュールに結合されている。空気供給の際に、ばね付勢されたブレーキピストン8は、圧縮ばね10を圧縮しながら軸線方向に補助ブレーキの解放位置に動かされる。ばね付勢ブレーキピストン8のこの移動の際に、圧縮ばね10を収容するばね室14内に生じる空気は、空気逃し弁16を通じて吐き出される。それに対して、制動のためにばね付勢ブレーキ室12から空気を逃す場合、圧縮ばね10は、ばね付勢ブレーキピストン8を緊締位置に動かすことができる。
ばね付勢されたブレーキピストン8は、中空のピストンロッド18に結合されており、このピストンロッド18は、隔壁6を貫通して常用ブレーキシリンダ2の常用ブレーキ室20内に延びている。隔壁6内に組み込まれたパッキン22は、ピストンロッド18の長手方向の移動の間においてこのピストンロッド外壁を封止する。常用ブレーキ室20内には入口23が口を開いており、この入口23を通じて、常用ブレーキシリンダ2の操作のために圧縮空気が導入されかつ放出される。圧縮空気は、常用ブレーキシリンダ2内に組み込まれたダイヤフラム24に作用し、このダイヤフラム24の反対側にはダイヤフラム円板26の形の押圧体が設けられている。ダイヤフラム円板26は、押圧ロッド28に結合されており、この押圧ロッド28は、複合シリンダ1の外部におけるブレーキ操作機構と協働する。この際には、例えば自動車のディスクブレーキの操作要素に関する問題とすることができる。常用ブレーキシリンダ2は、能動ブレーキシリンダであり、すなわち常用ブレーキは、常用ブレーキ室20への通気によって緊締され、かつ排気によって緩められる。一側がダイヤフラム円板26上に支持され、他側が常用ブレーキシリンダ2の底部に支持された図示しない戻しばねは、常用ブレーキ室20の排気によって、押圧ロッド28を解放位置に戻すように配慮されている。
空気逃し弁16は、ばね付勢されたブレーキピストン8から離れる方向に向いたピストンロッド18の端部に配置されており、かつさらに正確にはこのピストンロッド18の内部空間32内に収容されている。さらにこの内部空間32には、ここではそれ以上言及しない非常解放装置34が配置されているが、ピストンロッド18の内部空間32はばね室14に連通している。
図2によれば、常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体1の空気逃し弁16は、下記のような特徴を有する。
a)弁体36を支持したピストン38が、シリンダ40内において軸線方向に移動可能にもうけられており、この場合、ピストン38上に支持された少なくとも1個の第1圧縮ばね42が、弁体36に対しピストン38上の第1弁座44に向かって荷重をかけており、
b)ピストン38は、ピストンロッド18上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばね46によって、弁体36がピストンロッド18上の第2の弁座48の方向にかつ第1弁座44から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、
c)ピストン38の第1ピストン面50は、ばね室14内における圧力によって、弁体36を第2弁座48から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面52は、常用ブレーキ室20内における圧力によって、弁体36を第2弁座48に押し付けかつ第1弁座44から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、
d)第1の弁座44からおよび/または第2の弁座48から弁体36が引き離された際に、常用ブレーキ室20とばね室14との間が連通される。
b)ピストン38は、ピストンロッド18上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばね46によって、弁体36がピストンロッド18上の第2の弁座48の方向にかつ第1弁座44から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、
c)ピストン38の第1ピストン面50は、ばね室14内における圧力によって、弁体36を第2弁座48から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面52は、常用ブレーキ室20内における圧力によって、弁体36を第2弁座48に押し付けかつ第1弁座44から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、
d)第1の弁座44からおよび/または第2の弁座48から弁体36が引き離された際に、常用ブレーキ室20とばね室14との間が連通される。
図2〜図4から明らかなように、ピストン38は、実質的に3つの部分、すなわち、第1ピストン面50および第2ピストン面52を備えた第1ピストン円板54を有する、ばね室14の方に向いた第1ピストン部と、これに連結された、ピストンロッド56として形成された第2ピストン部と、第3ピストン面60および第4ピストン面62を備えた第2ピストン円板58として形成された第3ピストン部とを有する。第3ピストン面60および第4ピストン面62は、例えば同じ大きさである。シリンダ40は、回転しないようにかつ軸線方向に移動しないように固定され、ピストンロッド18の内部空間32内に保持されている。
第3ピストン面60と、シリンダ40の半径方向内側の周面と、シリンダ40の底部64との間に、第1室66が形成されており、この場合、シリンダ40の底部64には、中央の貫通開口を有し、第1ピストン円板54はこの貫通通開口を通り抜けることができる。図4が示すように、第1室66の方向に向いたシリンダ40の底部64の面上に、第2弁座48が形成されている。第1弁座44は、ピストン38の第1室66の方向に向いた第2ピストン面52上にある(図3)。さらに第1室66内には第1圧縮ばね42が収容されており、この第1圧縮ばね42は、一側において弁体36上に支持され、他側において第2ピストン円板58の第3ピストン面60上に支持されている。
弁体36は、ピストンロッド56を囲む環状体として形成されているのが好ましく、この環状体の外径は、シリンダ40の内径よりも小さいので、環状弁体36とシリンダ40との間に僅かな環状ギャップが存在する。それ故に環状弁体36は、第1ピストン円板54における第1弁座44に対してまたはシリンダ40の底部64における第2弁座48に対して軸線方向のみに封止性を有する。
第1室66は、シリンダ40を半径方向に貫通する貫通孔68によって常に、すなわちピストン38のあらゆる軸線方向位置において、環状室70に連通している。この環状室70は、シリンダ40を囲んでおり、かつ他方においてピストンロッド18を半径方向に貫通する貫通孔72を通じて常用ブレーキ室20に連通している。さらに第2ピストン円板58とシリンダ40の反対側の底部74との間に、第3室76が形成されており、この第3室76内に第2圧縮ばね46が収容されており、この第2圧縮ばね46は、一側において第2ピストン円板58上に支持され、他側においてシリンダ40の反対側の底部74に支持されている。第1圧縮ばね42および第2圧縮ばね46は、予め圧縮された状態で組み込まれている。
第2ピストン円板58は、軸線方向区間および半径方向区間を備えたピストン孔78を有する。ピストン孔78は、このピストン孔78の半径方向区間が、シリンダ40を半径方向に貫通する別の貫通孔80と一直線上に並んだ状態で、第3室76と環状室70との間を連通させることができ、その際、この連通状態は、ピストン38の一位置のみにおいて存在する(図4)。
図2には閉状態における空気逃し弁16が示されており、すなわち環状弁体36は、第1弁座44および第2弁座48に対し軸線方向に密に接しており、したがって、ばね室14の圧力を受けたピストンロッド18の内部空間32と、常用ブレーキ室20に連通している環状室70との間は連通していない。
常用ブレーキも補助ブレーキもかけられていない状態から出発して、このとき、常用ブレーキはなおも緩められているが補助ブレーキのみが緊締される。ばね付勢ブレーキピストン8が圧縮ばね10によって動かされることによって、ばね室14は、急激に拡大し、それによりばね室14における圧力は大幅に低下する。したがって第1ピストン面50にばね室14の比較的低い圧力が作用し、第2のピストン面52には、それよいも高い大気圧に相当する常用ブレーキ室20の圧力がかかる。
この圧力差によって、図3におけるピストン38は、第1の圧縮ばね42の付勢力に抗して右方へ動かされ、それにより環状弁体36は、第1弁座44から引き離され、環状弁体36とピストンロッド56との間に通路が形成され、この通路を通る気流れが生じ、この気流れによって空気は、常用ブレーキ室20からピストンロッド18における貫通孔72を通って環状室70内に入り、ここからシリンダ40における半径方向貫通孔68を通って第1室66内に入り、ここから最後に、ばね室14に連通しているピストンロッド18の内部空間32内に流れることができる。したがってばね室14と常用ブレーキ室20との間において圧力平衡が行なわれる。一方、環状弁体36は、第1圧縮ばね42の作用によって、シリンダ40の底部64における第2弁座48上にぴったりと押し付けられている。
ばね室14内における徐々に増大する圧力は、第3ピストン面60にもかかるので、ピストン38は、ここに生じる圧力のために、第2ピストン面52上における第1弁座44が再び環状弁体36にぴったりと当接するまで、図3の左方に動かされる。この運動は、空気逃し弁16が再び図2に示した閉状態になるまで、第1圧縮ばね42のばね力によって補助される。
補助ブレーキを緩めた際には、ばね室14内における圧力は、このばね室14が縮小するために上昇する。図4から容易に想像することができるように、この上昇した圧力は、第1ピストン面50に作用し、それによりピストン38は、第2圧縮ばね46の付勢力に抗して左方へ移動し、同時に、第1圧縮ばね42を介してピストン38に支持されかつピストン38により連行される環状弁体36は、シリンダ40の底部64上の第2弁座48から引き離される。環状弁体36は、半径方向にはシリンダ40を密閉しておらず、ここでは常に環状ギャップが生じているので、このとき、圧縮空気は、ばね室14から、ピストンロッド18の内部空間32、第1室66、シリンダ40の貫通孔68、リング室70およびピストンロッド18の貫通孔72を通って、それに対して低い圧力を加えられた常用ブレーキ室20へ流れる。
同時にピストン38は、ピストン孔78の半径方向区間がシリンダ40の別の貫通孔80と一直線になり、したがって第3室76も常用ブレーキ室20内に存在する圧力を加えられる状態になり、この圧力は、ばね室14からの圧縮空気の流入のために上昇する。したがって第2ピストン円板58における第3ピストン面60および第4ピストン面62に、同じ常用ブレーキ圧力が加わるので、相応した圧力を相殺する。
ばね室14と常用ブレーキ室20との間における圧力平衡が行なわれた後に、ピストン38は、圧縮された第2圧縮ばね46の作用のために右方の閉位置に移動せしめられ、この閉位置において、環状弁体36は再び第2の弁座48に対し軸線方向に密着する。
図2は、空気逃し弁16の閉状態も特徴付けており、この閉状態は、補助ブレーキを緊締した際に追加的に常用ブレーキが操作されたときに生じる。このような状況は、例えば登り斜面における発進の際に生じる。
図3についてすでに説明したように、補助ブレーキを緊締した際に、ばね室14内における圧力は低下し、これにより、ピストン38が右方へ移動する。ばね室14と常用ブレーキ室20との間において圧力平衡が行なわれた後に、すなわち常用ブレーキ室20から空気が流入することによってばね室14の圧力が上昇する際、第1の圧縮ばね42は再び閉状態を確保する。このとき、この状態から出発して追加的に常用ブレーキが操作される場合、常用ブレーキ室20内の圧力が上昇する。この上昇した常用ブレーキ圧力は、このとき、第1室66内にも生じる。なぜならここでの圧力は、ピストンロッド18における貫通孔72、環状室70、およびシリンダ40の貫通孔68を通じて到達することができるからである。この常用ブレーキ圧力は、環状弁体36にも作用し、それによりこの環状弁体は、第1弁座44および第2弁座48に対するこの環状弁体の密閉作用を高め、かつ環状弁体36をここに保持する第1の圧縮ばね42の作用を補助する。
1 常用ブレーキとばね付勢ブレーキとの複合体
2 常用ブレーキシリンダ
4 ばね付勢ブレーキシリンダ
6 隔壁
8 ばね付勢ブレーキピストン
10 圧縮ばね
12 ばね付勢ブレーキ室
14 ばね室
16 空気逃し弁
18 ピストンロッド
20 常用ブレーキ室
22 パッキン
23 入口
24 ダイヤフラム
26 ダイヤフラム円板
28 押圧ロッド
32 内部空間
34 非常解放装置
36 弁体
38 ピストン
40 シリンダ
42 第1圧縮ばね
44 第1弁座
46 第2圧縮ばね
48 第2弁座
50 第1ピストン面
52 第2ピストン面
54 第1ピストン円板
56 ピストンロッド
58 第2ピストン円板
60 第3ピストン面
62 第4ピストン面
64 底部
66 第1室
68 貫通孔
70 環状室
72 貫通孔
74 底部
76 第3室
78 ピストン孔
80 貫通孔
2 常用ブレーキシリンダ
4 ばね付勢ブレーキシリンダ
6 隔壁
8 ばね付勢ブレーキピストン
10 圧縮ばね
12 ばね付勢ブレーキ室
14 ばね室
16 空気逃し弁
18 ピストンロッド
20 常用ブレーキ室
22 パッキン
23 入口
24 ダイヤフラム
26 ダイヤフラム円板
28 押圧ロッド
32 内部空間
34 非常解放装置
36 弁体
38 ピストン
40 シリンダ
42 第1圧縮ばね
44 第1弁座
46 第2圧縮ばね
48 第2弁座
50 第1ピストン面
52 第2ピストン面
54 第1ピストン円板
56 ピストンロッド
58 第2ピストン円板
60 第3ピストン面
62 第4ピストン面
64 底部
66 第1室
68 貫通孔
70 環状室
72 貫通孔
74 底部
76 第3室
78 ピストン孔
80 貫通孔
Claims (5)
- 常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体(1)であって、
a)前記常用ブレーキシリンダ(2)のハウジング内に配置された、圧力を加えることが可能なダイヤフラム(24)を備えており、該ダイヤフラム(24)は、その一方側に、常用ブレーキ圧力を加えることができる常用ブレーキ室(20)を画成し、かつその他方側に、戻しばねを収容する室を画成しており、
b)前記ばね付勢ブレーキシリンダ(4)のハウジング内に配置されかつ圧縮ばね(10)によって操作可能なばね付勢ブレーキピストン(8)を備えており、該ばね付勢ブレーキピストン(8)は、その一方側に、ばね付勢ブレーキ室(12)を画成し、かつその他方側に、圧縮ばね(10)を収容するばね室(14)を画成しており、かつピストンロッド(18)を有し、該ピストンロッド(18)が空気逃し弁(16)を有し、該空気逃し弁(18)が、前記ばね室(14)と前記常用ブレーキ室(20)との間における連通を確立するか、または遮断するように構成されたものにおいて、
前記空気逃し弁(16)は、
c)弁体(36)を支持したピストン(38)が、シリンダ(40)内において軸線方向に移動可能に設けられており、この場合、前記ピストン(38)上に支持された少なくとも1個の第1圧縮ばね(42)が、前記弁体(36)に対し前記ピストン(38)上の第1弁座(44)に向かって荷重をかけており、
d)前記ピストン(38)は、前記ピストンロッド(18)上に支持された少なくとも1個の第2圧縮ばね(46)によって、前記弁体(36)が前記ピストンロッド(18)上の第2弁座(48)の方向にかつ前記第1弁座(44)から離れる方向に押しやられるように荷重をかけられており、
e)前記ピストン(38)の第1ピストン面(50)は、前記ばね室(14)内における圧力によって、前記弁体(36)を前記第2弁座(48)から引き離す方向に荷重をかけられ、かつ第2ピストン面(52)は、前記常用ブレーキ室(20)内における圧力によって、前記弁体(36)を前記第2弁座(48)に押し付けかつ前記第1弁座(44)から引き離す方向に荷重をかけられ、その場合、
f)前記第1弁座(44)からおよび/または前記第2の弁座(48)から前記弁体(36)が引き離された際に、前記常用ブレーキ室(20)と前記ばね室(14)との間が連通されることを特徴とする、常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体。 - 前記ピストン(38)が、さらに第3ピストン面(60)および第4ピストン面(62)を備え、その場合、前記第3ピストン面(60)が、前記常用ブレーキ室(20)内の圧力によって、前記弁体(36)を前記第2弁座(48)から引き離しかつ前記第1弁座(44)に押し付ける方向に荷重をかけられ、かつ前記第4ピストン面(62)が、前記常用ブレーキ室(20)内の圧力によって、前記弁体(36)を前記第2弁座(48)に押し付けかつ前記第1弁座(44)から引き離す方向に荷重をかけられることを特徴とする、請求項1記載の常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体。
- 前記第2圧縮ばね(46)を収容しかつ前記第4ピストン面(62)により画成される室(76)が、ピストン孔(78)を通じて前記常用ブレーキ室(20)に連通するピストン(38)の位置が存在することを特徴とする、請求項2記載の常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体。
- 前記弁体(36)が軸線方向に封止性を有する環状体によって形成されており、この環状体上に前記第1圧縮ばね(42)が支持されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体。
- 前記第2弁座(48)が、前記シリンダ(40)の底部(64)に形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の常用ブレーキシリンダとばね付勢ブレーキシリンダとの複合体。
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