JP2009507070A - Ccr8介在疾患の処置のための新規ジアザスピロアルカン類およびそれらの使用 - Google Patents

Ccr8介在疾患の処置のための新規ジアザスピロアルカン類およびそれらの使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、一般式(I):
【化1】
Figure 2009507070

[式中、A、B、p、w、x、yおよびzは、本明細書中に定義した通りである。]
の化合物、その製造方法、それらを含む医薬組成物、および治療におけるその使用を提供する。

Description

本発明は、ジアザスピロ化合物、その製造方法、それらを含む医薬組成物、および治療におけるその使用に関する。
疾患の初期段階ならびに長期の組織再構築および筋肉の形成不全はすべて、白血球の炎症部位への動員による。白血球の動員は、血管から患部組織への白血球の移動およびその活性化を含み、後者は疾患の進行をもたらす。この動員の基礎となるメカニズムである走化性は、古くから定義されている免疫介在病理学的状態(すなわちアレルギー性および自己免疫疾患)ならびにその他の疾患(すなわちアテローム動脈硬化症およびパーキンソン病)の両方において類似している。従って、炎症標的組織への白血球の動員への介入は、魅力的な新規治療原理を構成する。
ケモカインは、白血球の輸送および活性化を制御する主な機能を有する、8kDaから15kDaの分泌性ヘパリン結合性小型ポリペプチドの大ファミリー(>50メンバー)である。それらは、共通の構造的類似性によって、古典的な走化性物質(すなわち微生物由来N−ホルミルペプチド、補体成分、脂質分子、および血小板活性化因子)と異なっている。全てのケモカインは、3D構造にとって重要なジスルフィド結合を形成する4個の保存されたシステイン残基を有する。ケモカインは、さらに、最初の2個のシステインの位置によって下位分類される。2個の主なサブクラスは、CCケモカイン(該システインが隣接している)、およびCXCケモカイン(該システインは1個のアミノ酸によって隔てられている)である。他の2個のファミリーであるCおよびCX3Cケモカインは、かなり小さく、1個もしくは数個のメンバーしか含まない。
C−X−Cケモカインは、幾つかの好中球の強力な走化性物質およびアクチベーター、例えばインターロイキン−8(IL−8)および好中球活性化ペプチド 2(NAP−2)を含む。
C−Cケモカインは、単球とリンパ球の強力な走化性物質、例えばヒトの単球走化性タンパク質1−3(MCP−1、MCP−2、およびMCP−3)、RANTES(Regulated on Activation, Normal T Expressed and Secreted)、エオタキシン、ならびにマクロファージ炎症性タンパク質 1αおよび1β(MIP−1αおよびMIP−1β)を含む。
ケモカインの作用が、CCR1、CCR2、CCR2A、CCR2B、CCR3、CCR4、CCR5、CCR6、CCR7、CCR8、CCR9、CCR10、CXCR1、CXCR2、CXCR3、およびCXCR4と名付けられた受容体を含むGタンパク質結合受容体のサブファミリーによって媒介されていることが、研究により証明されている。
アレルギー性炎症部位での免疫細胞の集積は、アレルゲン負荷後6〜48時間以内に起こり、アレルギー疾患の顕著な特徴である。抗原特異的CD4T細胞が、アレルゲン曝露後の喘息患者の肺組織中で検出されることが、研究により示されている。浸潤するT細胞は、好酸球と比べてその数が比較的少ないが、有力な証拠により、ヒトの喘息において炎症プロセスを組織化するという、T細胞の本質的な役割が明らかになった。ヒトにおいて、T細胞によって生産されるTH2サイトカインのレベル、IgEの血清レベルおよび喘息の罹患の間には密接な関係が存在する。
ヒトのCCR8受容体は、ヒトのケモカインCCL1(I−309)と相互作用することが示された。このケモカインは、強力な好酸球、T細胞、樹状細胞および内皮細胞の走化性物質である。該受容体は、同時刺激のシグナルの存在下、最適のTCR架橋結合後に分極化したTH2細胞上で、一時的に上方制御されることが示されている(すなわちCD28)。抗原負荷後に活性化されたT細胞上のCCR8の対応した上方制御は、それが、CCL1を発現する炎症組織内の炎症病巣に対する活性化されたT細胞の再分配に寄与することを示している。実際、CCR8発現欠損マウスを用いたアレルギー性気道炎症の in vivo モデルでは、エフェクターT細胞の炎症肺組織への動員およびTH2サイトカインの生産が著しく阻害されることが示された。さらに、アレルゲン負荷時にヒトの気道上皮下組織に浸潤するT細胞は、CCR8に陽性であることが示された。重要なことは、アレルゲン負荷後に気道粘膜下層に移動したCCR8陽性細胞の数は、FEV1の減少と相関することが示された。
TH2細胞走化性においてCCR8が果たす重要な役割およびアレルギー状態(例えば喘息)におけるTH2細胞の重要性を考慮すれば、CCR8は、呼吸器疾患(例えば喘息)の処置における薬物の開発のための良好な標的となる。
WO 2005/040167は、ジアザスピロ化合物および治療におけるその使用を記載している。
本発明は、CCR8受容体アンタゴニストとして作用する新規の一連の化合物を見出した。
従って、本発明によって、一般式(I):
Figure 2009507070
[式中、
Bは、
Figure 2009507070
の基を表し、
環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ所望により該ベンゼン炭素原子以外の2個の環炭素原子の間に炭素−炭素二重結合を含む5員または6員の非芳香環であり、ここで、環Dは、所望によりC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはフェニル(該フェニルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、またはC−Cアルコキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されており、
さらに、環Dが1,3配置の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環であるとき、環Dは、所望により基Eで置換されており、ここで、基Eは、環D上の1個の炭素原子と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を表し、その結果、Eは、環Dと共にスピロ構造を形成し;
w、x、yおよびzは、独立して、1、2または3であり;
それぞれのRは、独立して、ハロゲンまたはC−Cアルキルを表し;
nは、0、1または2であり;
Aは、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドから選択される基を表し、それぞれの基は、所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ(=O)、C−Cアミノアルキル、C−Cアルキルアミノ−C−Cアルキル、N,N−ジ(C−C)アルキルアミノ−C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニル、−NR、−C(O)−NR、−C−Cアルケニル(alkyenyl)−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、−NHSO−R、−NHC(O)R、−SONH、カルボキシル、カルボキシル−C−Cアルキル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルアミノ、フェニル、ピリジル(該フェニルおよびピリジルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の基でさらに置換されている)、C−CアルキルまたはC−Cシクロアルキル(後二者、すなわちC−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル置換基は、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、または−CNから独立して選択される1個以上の置換基でさらに置換されている)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
あるいは、Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上の環ヘテロ原子を含む9員または10員の二環式環系(所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ、C−Cアルコキシ、−NR10、カルボキシル、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている)を表し;
pは、0、1または2であり;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、ヒダントイン基または4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりヒドロキシル、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルコキシ−C−Cアルキルで置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
は、C−Cアルキル、または、少なくとも1個の窒素原子を含む6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりハロゲン、オキソ、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
は、所望によりハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されているピリジン−N−オキシドを表すか、あるいは
は、C−Cアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、または、窒素および酸素から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員または6員の飽和ヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりハロゲン、C−Cアルコキシ、オキソ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
およびR10は、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表す。]
の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明の化合物は、特に強力なCCR8アンタゴニストとして作用する。さらに、本発明の化合物はまた、薬学的化合物に特に望ましいとされる性質、例えば低毒性、良好な選択性および/または良好な代謝安定性を有し得る。
本明細書の内容において、アルキル置換基または置換基中のアルキル部分は、直鎖であっても分枝鎖であってもよい。さらに、アルケニル置換基または置換基中のアルケニル部分も、直鎖であっても分枝鎖であってもよい。
式(I)中の何れかの化学的部分または基が所望により置換されていると記載されているとき、それは、該部分または基が、非置換であっても1個以上の特記した置換基によって置換されていてもよいと認識されるであろう。存在する置換基が水素のみである部分または基は、非置換であると考えられる。
本明細書全体に亘って、本発明の化合物中の環上の置換基の数および性質は、立体的に望ましくない組み合わせを避けるように選択されると認識されるであろう。
およびR(またはRおよびR、またはRおよびR)が、一体となって飽和ヘテロ環を表すとき、存在しているヘテロ原子は、RおよびR(またはRおよびR、またはRおよびR)が結合している窒素原子のみであると理解されるべきである。
Aが9員または10員の二環式環系を表すとき、二環式環中の2個の環は、縮合している。縮合しているとは、環系中の2個の隣接する原子が両方の環によって共有されることを意味する。好ましくは、二環式環系は、9員または10員の二環式ヘテロ芳香環系である。二環式環中の1個のまたは両方の環が芳香族性であり得ることに留意すべきである。さらに、二環式環中の1個以上のヘテロ原子は、二環式環の芳香族性部分に存在してもよいし、あるいは、二環式環の非芳香族性部分に存在してもよい。
の定義において、6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環は、脂環性を有しても芳香族性を有してもよいことに留意すべきである。不飽和環は、部分的にまたは完全に不飽和であってもよい。
w、x、yおよびzは、独立して、1、2または3である。w+xおよびy+zの組み合わせ例は、以下に挙げたものである。
Figure 2009507070
w+xが4に等しいとき、wおよびxの両方が2に等しくてもよい。あるいは、wおよびxの一方が1であって、wおよびxの他方が3に等しくてもよい。y+zが4に等しいとき、yおよびzの両方が2に等しくてもよい。あるいは、yおよびzの一方が1であって、yおよびzの他方が3に等しくてもよい。w+xが3に等しいとき、wおよびxの一方が1であって、wおよびxの他方が2に等しくてもよい。y+zが3に等しいとき、yおよびzの一方が1であって、yおよびzの他方が2に等しくてもよい。
w、x、yおよびzの組み合わせは、次に掲げるものを含む:w、x、yおよびzはそれぞれ2と等しく;またはwおよびxはそれぞれ2と等しく、yおよびzの一方が2と等しく、yおよびzの他方が1と等しく;またはyおよびzはそれぞれ2と等しく、wおよびxの一方が2と等しく、wおよびxの他方が1と等しく;またはwおよびxは、それぞれ1と等しく、yおよびzは、それぞれ2と等しい。
本発明の一つの態様において、w+xの和は、5を越えることがなく、y+zの和は、5を越えることがない。
本発明の一つの態様において、w+x+y+zの和は、5より大きい。
本発明の一つの態様において、w+xの和は、5を越えることがなく、y+zの和は、5を越えることがなく、w+x+y+zの和は、5より大きい。
本発明のさらなる態様において、w、x、yおよびzは、それぞれ2に等しい。
本発明のさらなる態様において、wおよびxは、それぞれ1に等しく、yおよびzは、それぞれ2に等しい。
本発明のさらなる態様において、wおよびxは、それぞれ2に等しく、yおよびzは、それぞれ1に等しい。
本発明のさらなる態様において、w、xおよびyは、それぞれ2に等しく、zは1に等しい。
本発明のさらなる態様において、wは1に等しく、x、yおよびzは、それぞれ2に等しい。
本発明のさらなる態様において、wおよびyは、それぞれ1に等しく、xおよびzは、それぞれ2に等しい。
Aは、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドから選択される基を表し、それぞれの基は、所望により上で定義した通りに置換されている。該ヘテロ芳香環は、1、2、3または4個のヘテロ原子を、典型的には1、2、または3個のヘテロ原子を、より典型的には1または2個のヘテロ原子を含んでもよい。
少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む該5員または6員のヘテロ芳香環の例は、ピリジル、ピラゾリル、チアジアゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、ピロリル、ピリダジニル、ピラジニル、オキサジアゾリル、フリル、ピリミジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリルまたはチエニルである。
環Aの定義(および式(I)中で記載される他のヘテロ環基)は、不安定な構造を含まないことを意図しており、またO−O、O−SまたはS−S結合を全く含まないことを意図していることが認識されるであろう。
Aが、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドから選択される基を表すとき、それぞれの基は、ヒドロキシル;−CN;ハロゲン(例えば塩素、フッ素、臭素またはヨウ素);オキソ(すなわち=O);C−Cアミノアルキル、好ましくはC−Cアミノアルキル(例えばアミノメチルおよびアミノエチル);C−Cアルキルアミノ−C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキルアミノ−C−Cアルキル(例えばCH−NH−CH−);N,N−ジ(C−C)アルキルアミノ−C−Cアルキル、好ましくはジ(C−C)アルキルアミノ−C−Cアルキル;C−Cアルコキシ、好ましくはC−Cアルコキシ(例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシまたはn−ブトキシ);C−Cアルキルカルボニル、好ましくはC−Cアルキルカルボニル(例えばメトキシカルボニルまたはエトキシカルボニル);−NR;−C(O)−NR;−C−Cアルケニル−C(O)−NR、好ましくは−C−Cアルケニル−C(O)−NR;−C−Cアルキル−C(O)−NR(例えば−CH−C(O)−NR、−CH−CH−C(O)−NR);−NHSO−R;−NHC(O)R;−SONH;カルボキシル;カルボキシル−C−Cアルキル、好ましくはカルボキシル−C−Cアルキル(例えばカルボキシメチル、カルボキシエチル、カルボキシプロピル、カルボキシプロピル、カルボキシブチル、より典型的には−CH−COOH、−(CH)−COOH);C−C、好ましくはC−Cアルコキシカルボニル(例えばメトキシカルボニルまたはエトキシカルボニル);C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル(例えばCH−O−C(O)−CH−);C−Cシクロアルキルアミノ(例えばシクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノまたはシクロヘキシルアミノ);フェニルまたはピリジル{該フェニルおよびピリジルは、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、ヒドロキシル、カルボキシまたはC−Cアルキル(例えばメチル)から独立して選択される1個以上の基でさらに置換されている};C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル);C−Cシクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル){後二者、すなわちC−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル置換基は、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、ヒドロキシル、または−CNから独立して選択される1個以上の置換基でさらに置換されている}から独立して選択される、1個以上(例えば1、2または3個、好ましくは1または2個)の置換基で置換されていてもよい。
Aが、オキソによって置換されている5員または6員のヘテロ芳香環であるとき、一例は、ピリドン(例えばピリジン−2(1H)−オン)である。
本発明の一つの態様において、Aは、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドであり、そしてAは、非置換であるか、または上で定義した1個の置換基で置換されているかの何れかである。
本発明の別の態様において、Aは、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルであり、それぞれは、所望により置換されている。
さらなる態様において、Aは、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルであって、ヒドロキシル、シアノ、ハロゲン、C−Cアルキル、NH、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、または−NHC(O)Rから独立して選択される、0、1または2個の置換基で置換されている。
さらなる態様において、Aは、ピリジルまたはピリミジニルであり、それぞれはNHで置換されている。
Aが所望により置換されているピリジン−N−オキシドであるとき、該ピリジン−N−オキシドは、好ましくは、非置換であるか、またはC−Cアルキルで置換されているかの何れかである。
Aはまた、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上(例えば1、2または3個)の環ヘテロ原子を含む、所望により置換されている9員または10員の二環式環系を表す。
該9員または10員の二環式ヘテロ芳香環系の例は、インドリル、インダゾリル、キノリニル、ナフチリジニル(例えば1,8−ナフチリジニル、2,7−ナフチリジニル)、ベンゾイミダゾリル、イソインドリル、インドリニル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、プリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルおよびキノキサリニルである。
Aが、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上のヘテロ原子を含む9員または10員の二環式環系であるとき、該二環式環系は、ヒドロキシル;−CN;ハロゲン(例えば塩素またはフッ素);オキソ;C−Cアルコキシ、好ましくはC−Cアルコキシ(例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシまたはn−ブトキシ);−NR10、カルボキシル、またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)から独立して選択される、1個以上(例えば1、2または3個)の置換基で置換されていてもよい。
本発明の一つの態様において、Aが、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上のヘテロ原子を含む9員または10員の二環式環系であるとき、Aは、非置換であるか、または1個の置換基で置換されているかの何れかである。
Aが1個以上の置換基で置換されているとき、該置換基は、何れかの適当な利用可能な位置に存在し得る。好ましくは、該置換基は、適当な環炭素原子に結合している。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキル基を表し、好ましくはC−Cアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)、またはC−Cシクロアルキル基(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)を表すか;あるいはRおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、ヒダントイン基または4員から7員の飽和ヘテロ環(例えばピロリジニルまたはピペリジニル)を形成し、該ヘテロ環は、所望によりヒドロキシル、C−Cアルコキシ(例えばメトキシ)、またはC−Cアルコキシ−C−Cアルキル(例えばメトキシメチル)で置換されている。該ヘテロ環は、典型的には、非置換であるかまたは1個以上(例えば1または2個)の該置換基で置換されている。
本発明の一つの態様において、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりヒドロキシル、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルコキシ−C−Cアルキルで置換されている。
本発明のさらなる態様において、−NRは、−NH、メチルアミノ、ジメチルアミノ、またはピロリジニルであり、該ピロリジニルは、所望によりヒドロキシルまたはメトキシメチルによって置換されている。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)またはC−Cシクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)を表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環(例えばピロリジニルまたはピペリジニル)を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されている。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)、またはC−Cシクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)を表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環(例えばピロリジニルまたはピペリジニル)を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されている。
は、C−Cアルキル(例えばメチル)、または6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環を表し、該環は、少なくとも1個の、典型的には1個または2個の窒素原子を含み(例えばピリジニル、ピリミジニルまたはピペリジニル)、該環は、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、オキソ、C−Cアルコキシ(例えばメトキシ)、またはC−Cアルキル(例えばC−Cアルキル基(例えばメチル))から独立して選択される、1個以上(例えば1または2個)の置換基で置換されている。
本発明の一つの態様において、Rは、C−Cアルキル、または6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環を表し、該環は、少なくとも1個の窒素原子を含み、該環は、所望によりオキソまたはメチルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている。
は、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、またはC−Cアルキル(例えばメチル)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されているピリジン−N−オキシドを表すか、あるいは、Rは、C−Cシクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)、C−Cヒドロキシアルキル(例えばヒドロキシシクロプロピル、ヒドロキシシクロブチル、ヒドロキシシクロペンチルまたはヒドロキシシクロヘキシル)、または窒素および酸素から選択される少なくとも1個(例えば1または2個)のヘテロ原子を含む5員または6員の飽和ヘテロ環式環(例えばピロリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペリジニル)を表し、該環は、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、C−Cアルコキシ(例えばメトキシ)、オキソ、またはC−Cアルキル(例えばメチル)から独立して選択される1個以上(例えば1または2個)の置換基で置換されている。本発明の一つの態様において、該5員または6員の飽和ヘテロ環式環は、ハロゲン、オキソ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている。
およびR10は、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表し、好ましくはC−Cアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)を表す。本発明の一つの態様において、RおよびR10は、共に水素である。
pは、0、1または2である。本発明の一つの態様において、pは0である。
それぞれのR基は、独立して、ハロゲン(例えば塩素、フッ素、臭素またはヨウ素)、典型的には塩素、またはC−Cアルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル)、典型的にはメチルを表す。
nは、0、1または2を表し、典型的には0または1を表す。本発明の一つの態様において、nは0である。
環Dは、1個または2個の環酸素原子を含む。環原子とは、環D(環D上の何れかの置換基中に存在するものを除く)中に存在する原子を意味する。環Dは、酸素および炭素以外の他の何れの環原子も含まない。環Dの定義は、不安定な構造を含まないこと、またO−O結合を全く含まないことを意図していると認識されるであろう。
環Dは、非置換(すなわち環D上の置換基が水素のみである)であっても、C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチルまたはイソブチル、好ましくはメチル)、C−Cシクロアルキル、またはフェニル{該フェニルは、所望によりハロゲン(例えば塩素またはフッ素)、ヒドロキシルまたはC−Cアルコキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている}から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい。さらに、環Dが1,3配置(すなわち環D中の2個の環酸素原子が互いに1,3位の関係を有するとき)の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環であるとき、環Dはまた所望により基Eで置換され得る。
本発明のさらなる態様において、環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ所望により、該ベンゼン炭素原子以外の2個の環炭素原子の間に炭素−炭素二重結合を含む5員または6員の非芳香環であり、環Dは、所望により1個以上(例えば1、2、3または4個)のC−Cアルキル基、典型的には1個以上(例えば1、2、3または4個)のメチル基で置換されている。
本発明の一つの態様において、環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ該ベンゼン炭素原子の間以外に二重結合を含まない5員の非芳香環であるか、あるいは、環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ所望により該ベンゼン炭素原子以外の2個の環炭素原子の間に炭素−炭素二重結合を含む、6員の非芳香環であり、それぞれの環Dは、所望により本明細書中で定義された通りに置換されている。
本発明のさらなる態様において、環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含む5員または6員の非芳香環であり、それぞれの環Dは、該ベンゼン炭素原子の間以外に二重結合を含まず、それぞれの環Dは、所望により本明細書中で定義された通りに置換されている。
本発明の一つの態様において、環Dは、C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキルによって置換されている。
本発明のさらなる態様において、環Dは、少なくとも2個のC−Cアルキル基によって、好ましくは少なくとも2個のC−Cアルキル基(例えばメチル)によって置換されている。
基Eは、環D上の一個の炭素原子と一体となって、4員から8員(例えば4、5、6、7または8員)のシクロアルキル環を表し、その結果、基Eは、環Dと共にスピロ構造を形成する。
本発明のさらなる態様において、環Dが、1,3配置の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環以外であるとき、環Dは、所望によりメチルで置換されており、環が1,3配置の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環であるとき、環Dは、所望によりC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、所望により置換されているフェニルまたは基Eで置換されている。
本発明の一つの態様において、基Bは、
Figure 2009507070
{式中、
11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44は、それぞれ、独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表し;
19およびR20は、それぞれ独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、または所望により置換されているフェニルを表すか、あるいは、
19およびR20は、それらが結合している炭素と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を形成し;
nは、0、1または2であり、
それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表す。}
の基を表す。
この態様において、R11およびR12は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R11およびR12は共にメチルである。
13およびR14は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R13およびR14は、共に水素である。
15およびR16は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R15およびR16は、共に水素である。
17およびR18は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R17およびR18は、共にメチルである。
21およびR22は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R21およびR22は、共に水素であるか、あるいはR21およびR22は、共にメチルである。
23およびR24は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R23およびR24は、共に水素であるか、あるいはR23およびR24は、共にメチルである。
25、R26、R31、およびR32は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R25、R26、R31、およびR32は、全てメチルである。
19およびR20は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル)、C−Cシクロアルキル(例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)またはフェニルを表すか、あるいは、R19およびR20は、それらが結合している炭素と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環(例えば4、5、6、7または8員のシクロアルキル環)を形成する。本態様の一つの具体的態様において、R19およびR20は、共にC−Cアルキル(例えばメチル)であるか、あるいは、R19およびR20は、それらが結合している炭素と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を形成する。
27およびR28は、独立して、水素またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R27およびR28は、共に水素である。
29およびR30は、独立して、水素またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキル(例えばメチル)を表す。本態様の一つの具体的態様において、R29およびR30は、共に水素である。
33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44は、独立して、水素原子またはC−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキルを表す。好ましくは、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44は、独立して、水素またはメチルを表す。
この態様のさらなる具体的態様において、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44は、それぞれ、独立して、水素またはメチルを表す。
基Bの例は、
Figure 2009507070
Figure 2009507070
{式中、
それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
nは、0、1または2である。}
を含む。
本発明の一つの態様において、基Bは、
Figure 2009507070
Figure 2009507070
からなる群から選択される。
本発明のさらなる態様において、基Bは、
Figure 2009507070
{式中、
それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
nは、0、1または2である。}
である。
また、本発明のさらなる態様において、基Bは、
Figure 2009507070
{式中、
それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
nは、0、1または2である。}
である。
本発明のさらなる態様において、基Bは、以下の構造(X):
Figure 2009507070
を有する。
理論に束縛されることなく、式(I)の位置Bにおける酸素含有二環式環の使用は、例えば、特に強力なCCR8拮抗作用を可能とする点で有益であると考えられる。
例えば、構造(X)である基Bは、CCR8力価を非常に良好にして、さらに、特に酸化に安定であり、それによって代謝安定性を増大する。この点に関して、in vitro におけるヒトのミクロソーム代謝に対する安定性は、in vivo における代謝安定性の指標である。
さらなる態様において、本発明は、一般式(I):
Figure 2009507070
[式中、
Bは、
Figure 2009507070
の基を表し;
環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ所望により該ベンゼン炭素原子以外の2個の環炭素原子の間に炭素−炭素二重結合を含む5員または6員の非芳香環であり、環Dは、所望によりC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはフェニルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
さらに、環Dが1,3配置の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環であるとき、環Dは、所望により基Eで置換されており、ここで、基Eは、環D上の1個の炭素原子と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を表し、その結果、基Eは、環Dと共にスピロ構造を形成し;
w、x、yおよびzは、独立して、1、2または3であり;
それぞれのRは、独立して、ハロゲンまたはC−Cアルキルを表し;
nは、0、1または2であり;
Aは、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドから選択される基を表し、それぞれの基は、所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ(=O)、C−Cアミノアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニル、−NR、−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、−NHSO−R、−NHC(O)R、−SONH、カルボキシル、カルボキシル−C−Cアルキル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルアミノ、フェニル、ピリジル(該フェニルおよびピリジルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の基でさらに置換されている)、C−CアルキルまたはC−Cシクロアルキル(後二者、すなわちC−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル置換基は、所望によりハロゲン、ヒドロキシルまたは−CNから独立して選択される1個以上の置換基でさらに置換されている)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
あるいは、Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上の環ヘテロ原子を含む9員または10員の二環式環系(所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ、C−Cアルコキシ、−NR10、カルボキシル、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている)を表し;
pは、0、1または2であり;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりヒドロキシル、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルコキシ−C−Cアルキルで置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
は、C−Cアルキル、または、少なくとも1個の窒素原子を含む6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりオキソまたはメチルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
は、所望によりハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されているピリジン−N−オキシドを表すか、あるいは、
は、C−Cアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、または、窒素および酸素から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員または6員の飽和ヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりハロゲン、オキソ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
およびR10は、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表す。]
の化合物、またはその薬学的に許容される塩を提供する。
さらなる態様において、本発明は、
Aが、ピリジルまたはピリミジニルを表し、それぞれは、NHで置換されており;
w、x、yおよびzが、独立して、1、2、または3であり;
pが0であり;そして
Bが、
Figure 2009507070
の基を表す、
式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
さらなる態様において、本発明は、
Aが、NRまたは−C−C−アルキル−C(O)−NRから独立して選択される少なくとも1個(例えば1個)の基で置換されているピリジルであり;
およびRが、それぞれ独立して、水素または−C−C−アルキルを表し;
およびRが、それぞれ独立して、水素または−C−C−アルキルを表し;
w、x、yおよびzが、独立して、1、2、または3であり、
ただし、w+xが5を越えることはなく、またy+zが5を越えることはなく、そしてw+x+y+zの和が5より大きく;
pが0であり、そして
Bが、
Figure 2009507070
の基を表す、
式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
立体異性体の形態で存在し得る式(I)の化合物およびその塩に関して、本発明は、式(I)の化合物/塩の全ての幾何学的および光学的異性体、ならびにラセミ体を含むそれらの混合物を含むと理解されるであろう。互変異性体およびその混合物はまた、本発明の態様を形成する。
本発明の特定の化合物は、次に掲げる化合物またはその薬学的に許容される塩を含む。
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸;
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(ピリミジン−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール;
3−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル;
2'−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ビフェニル−2−カルボン酸;
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
1−{[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセチル}−D−プロリンアミド;
N−シクロプロピル−2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
3−[2−(2−アゼチジン−1−イル−2−オキソエチル)ベンゾイル]−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
[5−クロロ−2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸;
3−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]プロパン酸;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]メタンスルホンアミド;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピラゾール−3−アミン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,2,3−チアジアゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(3−メチルイソオキサゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−フロイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(イソオキサゾール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
1−[5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピロール−3−イル]エタノン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インダゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−2−ヒドロキシアセトアミド;
1−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−イル]ピロリジン−3−オール;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−{2−[(2S)−2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−イル]イソニコチノイル}−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−N−メチルピリジン−2−アミン;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−6−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−スルホンアミド;
1−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]イミダゾリジン−2,4−ジオン;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]ニコチンアミド 1−オキシド;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−1−メチル−L−プロリンアミド;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド;
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−5−オキソプロリンアミド;
[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(2−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
{[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−イル]メチル}アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)キノリン−2−オール;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,8−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,6−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−6−メトキシピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−2−メチルキノリン−3−アミン;
7−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−インドール−2,3−ジオン;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−7−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−6−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−(1H−ベンゾイミダゾール−6−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゼンスルホンアミド;
[3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
3−イソニコチノイル−9−[(2−メチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−イソニコチノイル−9−[(2,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(5−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−イソニコチノイル−9−[(2,2,4−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(4−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
3−(1,3−ベンゾジオキソール−4−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
4−({9−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−2−アミン;
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロヘプタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
3−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロオクタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2−メチル−2−フェニル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2−シクロプロピル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[3−(3−ピリジン−2−イル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)プロパノイル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2,6−ジオール;
3−[(6−フルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
6−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
6−アミノ−3−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]プロパンアミド;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボキサミド;
(2E)−3−[2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アクリルアミド;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3(2H)−オン;
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4(1H)−オン;
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
2−[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
N−シクロプロピル−2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
2−[3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンズアミド;
2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
5−クロロ−4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン;
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン;または
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル。
上で例示した化合物はそれぞれ、本発明の特定かつ独立の態様を表すことに留意すべきである。
さらなる態様において、本発明は、次に掲げる化合物またはそれらの薬学的に許容される塩を含む。
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
N−シクロプロピル−2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;または
2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド。
実施例1から181に例示した化合物はそれぞれ、本発明の独立の態様を表すことに留意すべきである。
本発明によって、式(I)の化合物の製造方法であって、
(a) 式(II):
Figure 2009507070
[式中、w、x、y、zおよびBは、式(I)で定義した通りである。]
の化合物を、式(III):
Figure 2009507070
[式中、pは式(I)で定義した通りであり;
Aは式(I)で定義した通りであるか、またはその保護された誘導体であり;そして
LGは脱離基である。]
の化合物と反応させること;または
(b) 式(IV):
Figure 2009507070
[式中、p、w、x、yおよびZは、式(I)で定義した通りであり;そして
Aは式(I)で定義した通りであるか、またはその保護された誘導体である。]
の化合物を、式(V):
Figure 2009507070
[式中、D、nおよびRは、式(I)で定義した通りである。]
のアルデヒド化合物と反応させること;または
(c) 上で定義した式(IV)の化合物を、式(VI):
Figure 2009507070
[式中、D、nおよびRは式(I)で定義した通りであり;そして
LGは適当な脱離基である。]
の化合物と反応させること;および
所望により(a)、(b)または(c)の後、
● 式(I)の化合物を、別の式(I)の化合物に変換すること;
● 保護基を除去すること;および/または
● 薬学的に許容される塩を形成すること;
を含む方法を提供する。
式(II)の化合物は、工程(d)によって、式(VII):
Figure 2009507070
[式中、w、x、yおよびzは式(I)で定義した通りであり;そして
Pは適当な保護基である。]
の化合物を、式(V)の化合物と反応させ、式(II)':
Figure 2009507070
[式中、B、w、x、yおよびzは式(I)で定義した通りであり;そして
Pは適当な保護基である。]
の化合物を形成し、続いて保護基Pを除去することによって製造され得る。
式(II)の化合物はまた、工程(e)によって、式(VII)の化合物を、式(VI)の化合物と反応させ、保護基Pを除去することによって製造され得る。
式(IV)の化合物は、工程(f)によって、式(VIII):
Figure 2009507070
[式中、w、x、yおよびzは、式(I)で定義した通りであり;そして
Pは適当な保護基である。]の化合物を、上で定義した式(III)の化合物と反応させ、式(IV)':
Figure 2009507070
[式中、A、p、w、x、yおよびzは、式(I)で定義した通りであり;そして
Pは適当な保護基である。]の化合物を形成し、続いて保護基Pを除去することによって製造され得る。
工程(a)は、当技術分野で周知の標準的なカップリング反応を用いて行われ得る。適当な脱離基LGは、例えば、OHまたは塩素である。該カップリング反応は、典型的には、活性化剤、例えばN−[(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)(ジメチルアミノ)メチレン]−N−メチルメタンアミニウム ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、N−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチレン]−N−メチルメタンアミニウム ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、または(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスフェート(PYBOP)を用いて行われ得る。典型的には、該反応は、適当な塩基(例えばトリエチルアミン)および有機溶媒(例えばジクロロメタン)の存在下、適当な温度(例えば室温)で行われる。
工程(b)は、当技術分野で周知の標準的な還元的アミノ化法を用いて行われ得る。典型的には、該反応は、還元剤、典型的にはトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム[NaBH(OAc)]の存在下で行われる。典型的には、該反応は、適当な塩基(例えばトリエチルアミン)および有機溶媒(例えばジクロロメタン)の存在下、適当な温度(例えば室温)で行われる。
工程(c)は、適当な有機溶媒(例えばDMF)中、適当な温度(例えば室温)で行われ得る。脱離基の使用は、このタイプの反応において、当技術分野で周知である。典型的な脱離基の例は、ハロ、アルコキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ、またはp−トルエンスルホニルオキシである。典型的には、脱離基は、ハロゲン、例えば塩素または臭素である。
工程(d)のカップリング段階は、上記の工程(b)に記載された条件に従って行われ得る。工程(e)のカップリング段階は、上記の工程(c)で記載された条件に従って行われ得る。工程(f)のカップリング段階は、上記の工程(a)で記載された条件に従って行われ得る。工程(d)、(e)および(f)に用いられる典型的な保護基Pの例は、tert−ブチルオキシカルボニル(t−boc)である。しかし、他の適当な保護基が、以下で記載した通りに用いられ得る。
式(III)、(V)、(VI)、(V)、(VII)および(VIII)の化合物は、市販されているか、文献で周知であるか、あるいは、既知の方法、例えば添付の実施例に示された方法を用いて容易に製造され得るかの何れかである。ジアザスピロ中間体の合成は、当技術分野で周知であり (例えば、WO 97/11940、US 5451578、WO2005/084667、WO2005/044978、WO2005/080376、WO9711940、J. Comb. Chem. 2006, 8, 132-140, Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters 12 (2203), 1103-1107に記載されている)、類似の方法は、適当なスピロ中間体/出発物質を合成するために用いられ得る。
本発明の方法において、出発物質または中間体化合物中の特定の官能基、例えばヒドロキシルまたはアミノ基が、保護基によって保護される必要があり得ることが、当業者によって認識されるであろう。従って、式(I)の化合物の製造は、適切な段階で、1個以上の保護基の除去を含み得る。
官能基の保護および脱保護は、当技術分野で周知であり、例えば“Protective Groups in Organic Chemistry”, edited by J. W. F. McOmie, Plenum Press (1973)、および“Protective Groups in Organic Synthesis”, 2nd edition, T. W. Greene & P. G. M. Wuts, Wiley-Interscience (1991) に記載されている。
式(II)、(II)'、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)および(IV)'の中間体化合物についての記載は、遊離塩基の形態およびその全ての適当な塩を含むことに留意すべきである。
式(II)および(II)'の中間体またはその塩は新規であると考えられ、本発明の独立の態様を構成する。
従って、本発明はまた、式(II):
Figure 2009507070
[式中、B、w、x、yおよびzは、式(I)に関して上で定義した通りである。]
の中間体またはその塩を提供する。
さらに、本発明はまた、式(II)':
Figure 2009507070
[式中、B、w、x、yおよびzは、式(I)に関して上で定義した通りであり;そして
Pは、適当なアミノ保護基、例えばt−bocである。]
の中間体またはその塩を提供する。
式(II)および(II)'の化合物において、本発明の態様は、B、w、x、yおよびzがそれぞれ式(I)の化合物に関する本発明の態様で上で定義した通りである化合物を含む。
上記の式(I)の化合物は、薬学的に許容される塩またはその溶媒和物、好ましくは塩基付加塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩、リチウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、ベンザチン塩、クロロプロカイン塩、コリン塩、ジエタノールアミン塩、エタノールアミン塩、エチルジアミン塩、メグルミン塩、トロメタミン塩またはプロカイン塩、あるいは酸付加塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、酢酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩またはp−トルエンスルホン酸塩に変換され得る。
式(I)の化合物およびその薬学的に許容される塩は、溶媒和物の形態(例えば水和物)ならびに非溶媒和物の形態で存在し得る。本発明は、全てのこのような溶媒和物の形態を含む。
式(I)の化合物およびその薬学的に許容される塩は、双性イオンとして存在し得ることが認識されるであろう。この点において、式(I)の化合物の代表例および本発明の実施例は、双性イオンの形態および全ての割合のその混合物を含む。
式(I)の化合物は、医薬として、特にケモカイン受容体(特にCCR8)活性のモジュレーターとして活性を有し、また、ヒトおよび非ヒト動物における、ケモカインの過剰生産または生産調節不全によって増悪するまたは引き起こされる状態/疾患の処置(治療または予防)に使用され得る。
本発明の一つの態様において、本発明の化合物は、本明細書中で記載されたCCL1 SPA結合アッセイで測定されたとき、5μM未満、または2μM未満、または1μM未満、または0.1μM未満、または0.05μM未満のIC50値を有する。
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩は、次に掲げるものの処置に用いられ得る。
1. 呼吸器:
次に掲げるものを含む閉塞性気道疾患:喘息(気管支喘息、アレルギー性喘息、内因性喘息、外因性喘息、運動誘発性喘息、薬物誘発性喘息(アスピリン誘発性およびNSAID誘発性を含む)、および塵埃誘発性喘息を含む)(断続性および持続性の両方を含み、全ての重篤度を含み、そして他の原因の気道過敏症を含む);慢性閉塞性肺疾患(COPD);気管支炎(感染性および好酸球性気管支炎を含む);肺気腫;気管支拡張症;嚢胞性線維症;サルコイドーシス;農夫肺および関連疾患;過敏性肺炎;肺線維症(原因不明線維化肺胞炎を含む)、特発性間質性肺炎、抗悪性腫瘍治療および慢性感染(結核およびアスペルギルス症および他の真菌感染を含む)と共存する線維症;肺移植の合併症;肺脈管構造の血管性および血栓性疾患、ならびに肺高血圧;鎮咳活性(気道の炎症性および分泌性状態を伴う慢性咳ならびに医原性咳の処置を含む);急性および慢性鼻炎(薬物性鼻炎および血管運動神経性鼻炎を含む);通年性および季節性アレルギー性鼻炎(神経性鼻炎(枯草熱)を含む);鼻腔ポリープ症;急性ウイルス性感染(普通の風邪、ならびに呼吸器合胞体ウイルス、インフルエンザ、コロナウイルス(SARSを含む)およびアデノウイルスによる感染を含む);
2. 骨および関節:
骨関節炎/骨関節症を伴うもしくは含む関節炎(原発性および続発性の両方を含む)(例えば先天性骨盤形成異常);頸椎炎および腰椎炎、および腰痛および頚部痛;リウマチ性関節炎およびスティル病;血清反応陰性脊椎関節症(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎、および未分化型脊椎関節症を含む);化膿性関節炎、および他の感染関連関節症および骨異常(例えば結核)(ポット病およびポンセット症候群(Poncet's syndrome)を含む);急性および慢性結晶誘発性滑膜炎(尿酸性痛風を含む)、ピロリン酸カルシウム堆積疾患、およびカルシウム アパタイト関連腱(calcium apatite related tendon)、滑液包および滑膜の炎症;ベーチェット病;原発性および続発性シェーグレン症候群;全身性硬化症および限局性強皮症;全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、および未分化結合組織病;炎症性筋疾患(皮膚筋炎および多発性筋炎を含む);リウマチ性多発筋痛症;若年性関節炎(特発性炎症性関節炎(関節の位置および関連症候群にかかわりなく)を含む)、およびリウマチ熱とその全身性合併症;脈管炎(巨細胞性動脈炎、高安動脈炎、チャーグ・ストラウス症候群、結節性多発性動脈炎、顕微鏡的多発性動脈炎(microscopic polyarteritis)、およびウイルス感染に関連する脈管炎を含む)、過敏反応、クリオグロブリン、およびパラプロテイン;腰痛;家族性地中海熱、Muckle-Wells症候群、および家族性アイルランド熱、菊池病;薬物誘発性関節痛、腱炎(tendonititides)、および筋疾患;
3. 疼痛および傷害(例えばスポーツ傷害)もしくは疾患による筋骨格障害の結合組織再構成:
関節炎(例えばリウマチ性関節炎、骨関節炎、痛風、もしくは結晶関節症(crystal arthropathy))、他の関節疾患(例えば椎間板変性もしくは顎関節変性)、骨再構成疾患(例えば骨粗鬆症、パジェット病、もしくは骨壊死)、多発性軟骨炎、強皮症、混合性結合組織病、脊椎関節症、または歯周病(例えば歯根膜炎);
4. 皮膚:
乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、もしくは他の湿疹性皮膚疾患、および遅延型過敏反応;植物性および光線性皮膚炎;脂漏性皮膚炎、ヘルペス状皮膚炎、扁平苔癬、硬化性萎縮性苔癬、壊疽性膿皮症、皮膚サルコイド、円板状エリテマトーデス、天疱瘡、類天疱瘡、表皮水疱症、蕁麻疹、血管性浮腫、脈管炎、中毒性紅斑、皮膚好酸球増加症、円形脱毛症、男性型禿頭症、スウィート症候群、ウェーバー・クリスチャン症候群、多形性紅斑;蜂巣織炎(感染性および非感染性の両方を含む);皮下脂肪組織炎;皮膚リンパ腫、非黒色腫皮膚癌および他の形成異常病変;薬物誘発性疾患(特定薬疹を含む);
5. 眼:
眼瞼炎;結膜炎(通年性および春季アレルギー性結膜炎を含む);虹彩炎;前部および後部ブドウ膜炎;脈絡膜炎;網膜に影響を及ぼす自己免疫性、変性もしくは炎症性疾患;眼炎(交感神経性眼炎を含む);サルコイドーシス;感染(ウイルス性、真菌性および細菌性を含む);
6. 消化器:
舌炎、歯肉炎、歯周病;食道炎(逆流性を含む);好酸球性胃腸炎、肥満細胞症、クローン病、大腸炎(潰瘍性大腸炎を含む)、直腸炎、肛門掻痒症;セリアック病、過敏性腸症候群、および腸から離れた部位に発現する食物関連アレルギー(例えば偏頭痛、鼻炎もしくは湿疹);
7. 腹部:
肝炎(自己免疫性、アルコール性およびウイルス性を含む);肝臓の線維症および肝硬変;胆嚢炎;膵炎(急性および慢性の両方を含む);
8. 泌尿生殖器:
腎炎(間質性腎炎および糸球体腎炎を含む);ネフローゼ症候群;膀胱炎(急性膀胱炎および慢性(間質性)膀胱炎を含む)およびHunner潰瘍;急性および慢性尿道炎、前立腺炎、精巣上体炎、卵巣炎および卵管炎;外陰膣炎;ペイロニー病;勃起不全(男性および女性の両方を含む);
9. 同種移植片拒絶反応:
例えば腎臓、心臓、肝臓、肺、骨髄、皮膚もしくは角膜の移植後の、または輸血後の急性および慢性拒絶反応;または慢性移植片対宿主病;
10. CNS:
アルツハイマー病および他の認知症となる疾患(CJDおよびnvCJDを含む);アミロイド症;多発性硬化症および他の脱髄性症候群;脳動脈硬化症および脈管炎;側頭動脈炎;重症筋無力症;急性および慢性疼痛(急性、断続性もしくは持続性、中枢由来もしくは末梢由来の何れか)(内臓痛、頭痛、偏頭痛、三叉神経痛、非定型顔面痛、関節痛および骨痛を含む)、癌および腫瘍浸潤に由来する疼痛、神経因性疼痛症候群(糖尿病性、ヘルペス後、およびHIV関連神経障害を含む);神経サルコイドーシス;悪性、感染性もしくは自己免疫疾患の中枢および末梢神経系合併症;
11. 次に掲げるものを含む他の自己免疫性およびアレルギー疾患:橋本甲状腺炎、グレーブス病、アジソン病、真性糖尿病、特発性血小板減少性紫斑病、好酸球性筋膜炎、高IgE症候群、抗リン脂質抗体症候群;
12. 炎症要因もしくは免疫学的要因を伴う他の疾患(後天性免疫不全症候群(AIDS)、ハンセン病、セザリー症候群、および腫瘍随伴症候群を含む);
13. 循環器:
冠血管および末梢循環に影響を及ぼすアテローム動脈硬化症;心外膜炎;心筋炎、炎症性および自己免疫性心筋症(心筋サルコイドを含む);虚血性再灌流傷害;心内膜炎、弁膜炎、および大動脈炎(感染性(例えば梅毒性)を含む);脈管炎;近位および末梢静脈の疾患(静脈炎、および血栓症(深部静脈血栓症および静脈瘤の合併症を含む)を含む);
14. 腫瘍:
前立腺癌、乳癌、肺癌、子宮癌、膵臓癌、腸および結腸の癌、胃癌、皮膚癌、および脳腫瘍、ならびに骨髄(白血病を含む)およびリンパ増殖系に影響する悪性腫瘍(例えばホジキンリンパ腫および非ホジキンリンパ腫)を含む、一般的な癌の処置(転移性疾患および腫瘍再発および新生物随伴症候群の予防および処置を含む);
15. 消化器:
セリアック病、直腸炎、好酸球性胃腸炎、肥満細胞症、クローン病、潰瘍性大腸炎、顕微鏡的腸炎(microscopic colitis)、不定型腸炎(indeterminant colitis)、過敏性腸疾患、過敏性腸症候群、非炎症性下痢、腸から離れた部位に発現する食物関連アレルギー(例えば偏頭痛、鼻炎および湿疹);および
16. 他の疾患:敗血症。
従って、さらなる態様において、本発明は、治療に使用するための、上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本明細書の内容において、“治療”という用語はまた、特定の記載に反しない限り、“予防”を含む。“治療の”および“治療上”という用語も同様に解釈されるべきである。
予防は、対象の疾患もしくは状態の病歴があるか、またはその他それに罹患するリスクが増大していると考えられるヒトに特に適切であると期待される。特定の疾患または状態にかかるリスクがあるヒトは、一般的に、該疾患もしくは状態の家族病歴があるヒト、または遺伝子試験もしくはスクリーニングによって該疾患もしくは状態に特にかかりやすいと特定された人を含む。
さらなる態様において、本発明は、呼吸器疾患に罹患しているまたはそのリスクがある患者において呼吸器疾患を処置する方法であって、該患者に、治療有効量の上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む方法を提供する。
さらなる態様において、本発明は、呼吸器疾患の処置に使用する医薬の製造における、上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
さらなる態様において、本発明は、気道疾患に罹患しているまたはそのリスクがある患者において気道疾患を処置する方法であって、該患者に、治療有効量の上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む方法を提供する。
さらなる態様において、本発明は、気道疾患の処置に使用する医薬の製造における、上で定義した式(I)の化合物もしくはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
さらなる態様において、本発明は、喘息、慢性閉塞性肺疾患または鼻炎に罹患しているまたはそのリスクがある患者において、喘息、慢性閉塞性肺疾患または鼻炎を処置する方法であって、該患者に、治療有効量の上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む方法を提供する。
さらなる態様において、本発明は、喘息、慢性閉塞性肺疾患または鼻炎の処置に使用する医薬の製造における、上で定義した式(I)の化合物もしくはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
さらなる態様において、本発明は、CCR8活性の調節が有益であるヒトの疾患または状態を処置する医薬の製造における、上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
上記の治療的使用のために、投与される用量は、用いられる化合物、投与方法、望ましい処置、および適応される疾患に伴って、当然に変化する。
式(I)の化合物およびその薬学的に許容される塩およびそれらの溶媒和物は、それ自身で用いられ得るが、一般的に、式(I)の化合物/塩/溶媒和物(活性成分)が薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤もしくは担体と組み合わされている医薬組成物の形態で投与される。投与方法に依存して、医薬組成物は、好ましくは、0.05から99%w(重量パーセント)、より好ましくは0.05から80%w、さらにより好ましくは0.10から70%w、さらにより好ましくは0.10から50%wの活性成分を含む。全ての重量パーセントは、組成物の総量に基づく。
本発明はまた、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と組み合わせた、上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を提供する。
本発明は、さらに、本発明の医薬組成物の製造方法であって、上で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合することを含む方法を提供する。
本医薬組成物は、溶液、懸濁液、ヘプタフルオロアルカン・エアゾール、および乾燥粉末製剤の形態で、局所に(例えば肺におよび/または気道に)、あるいは、例えば、錠剤、カプセル剤、シロップ、粉剤、もしくは顆粒の形態で経口投与によって、または、溶液もしくは懸濁液の形態で非経腸投与によって、または坐剤の形態で直腸投与によって全身に、あるいは経皮で投与され得る。
本発明の化合物の乾燥粉末製剤および加圧HFAエアゾールは、経口もしくは経鼻吸入によって投与され得る。吸入のために、本化合物は、望ましくは微粉砕される。微粉砕した化合物は、好ましくは、10μm未満の質量中位径を有し、分散剤、例えばC−C20脂肪酸もしくはその塩(例えばオレイン酸)、胆汁酸塩、リン脂質、アルキル サッカライド、過フルオロ化もしくはポリエトキシ化界面活性剤、または他の薬学的に許容される分散剤の助けで噴射剤混合物中に懸濁され得る。
本発明の化合物はまた、乾燥粉末吸入器によって投与され得る。吸入器は、単回もしくは多回投与吸入器であってもよく、呼吸作動型乾燥粉末吸入器であってもよい。
微粉砕された本発明の化合物を、担体物質、例えばモノ−、ジ−、もしくはポリサッカライド、糖アルコール、もしくは他のポリオールと混合することもできる。適切な担体は、糖、例えばラクトース、グルコース、ラフィノース、メレジトース、ラクチトール、マルチトール、トレハロース、ショ糖、マンニトール;および澱粉である。あるいは、微粉砕された化合物は、別の物質によってコートされ得る。粉末混合物はまた、そのそれぞれに望ましい用量の活性化合物を含む硬ゼラチンカプセルに入れられ得る。
また、微粉砕された粉末を吸入手順の間に砕ける球に加工することもできる。球にした粉末は、患者によって吸入される望ましい用量を投与ユニットが測定する、例えば Turbuhaler(登録商標)として知られる多回吸入器の薬物リザーバーに充填されてもよい。この系では、活性成分は、担体物質と共に、または担体物質なしに、患者に投与される。
経口投与のために、本発明の化合物をアジュバントまたは担体、例えばラクトース、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、澱粉、例えばじゃがいも澱粉、とうもろこし澱粉、またはアミロペクチン、セルロース誘導体;結合剤、例えばゼラチンもしくはポリビニルピロリドン;および/または滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレングリコール、ろう、パラフィンなどと混合し、次に錠剤に打錠し得る。コートされた錠剤が必要ならば、例えばアラビアゴム、ゼラチン、タルク、および二酸化チタンなどを含み得る濃縮糖溶液で、上記の通り製造された核をコートし得る。あるいは、容易に揮発する有機溶媒に溶解した適切なポリマーで、錠剤をコートし得る。
軟ゼラチンカプセルの製造のために、本発明の化合物を、例えばベジタブルオイルもしくはポリエチレングリコールと混合し得る。硬ゼラチンカプセルは、錠剤のための上記の何れかの賦形剤を用いた本化合物の顆粒を含み得る。また、本発明の化合物の液体製剤もしくは半固体製剤を、硬ゼラチンカプセルに充填し得る。
経口適用のための液体製剤は、シロップまたは懸濁剤の形態、例えば、本発明の化合物ならびに残部が糖およびエタノール、水、グリセロールおよびプロピレングリコールの混合物を含む溶液であり得る。所望により、このような液体製剤は、着色料、風味剤、粘稠剤としてのサッカリンおよび/またはカルボキシメチルセルロース、または当業者に既知の他の賦形剤を含み得る。
本発明は、さらに、本発明の化合物もしくはその薬学的に許容される塩または本発明の化合物を含む医薬組成物もしくは製剤を、上記の状態の1つ以上を処置する別の治療薬(複数を含む)と、同時にまたは連続して、あるいは組み合わせ製剤として投与される、組み合わせ治療に関する。
特に、炎症性疾患、例えばリウマチ性関節炎、骨関節炎、喘息、アレルギー性鼻炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、乾癬、および炎症性腸疾患(これらに制限されない)を処置するために、本発明の化合物は、下記の薬剤と組み合わせ得る:
局所または全身に適用される非選択的シクロオキシゲナーゼ COX―1/COX−2阻害剤を含む非ステロイド性抗炎症剤(以後NSAIDとする)(例えばピロキシカム、ジクロフェナク、プロピオン酸類、例えばナプロキセン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、ケトプロフェン、およびイブプロフェン、フェナメート類、例えばメフェナム酸、インドメタシン、スリンダク、アザプロパゾン、ピラゾロン類、例えばフェニルブタゾン、サリチレート類、例えばアスピリン);選択的COX−2阻害剤(例えばメロキシカム、セレコキシブ、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、ルマロコキシブ(lumarocoxib)、パレコキシブ、およびエトリコキシブ);シクロオキシゲナーゼ阻害一酸化窒素ドナー(CINOD);グルココルチコステロイド(局所、経口、筋肉内、静脈内、もしくは関節内の経路によって投与される);メトトレキサート;レフルノミド(leflunomide);ヒドロキシクロロキン;d−ペニシラミン;オーラノフィン、または他の非経腸もしくは経口の金製剤;鎮痛剤;ジアセレイン;関節内治療、例えばヒアルロン酸誘導体;および栄養剤、例えばグルコサミン。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、α−、β−、およびγ−インターフェロンを含む、サイトカインまたはサイトカイン機能のアゴニストもしくはアンタゴニスト(サイトカインシグナル伝達経路に作用する薬剤、例えばSOCS系のモジュレーターを含む);I型インシュリン様成長因子(IGF−1);IL 1から17を含むインターロイキン(IL)、およびインターロイキン アンタゴニストもしくは阻害剤、例えばアナキンラ(anakinra);腫瘍壊死因子α(TNF−α)阻害剤、例えば抗TNFモノクローナル抗体(例えばインフリキシマブ;アダリムマブ、およびCDP-870)、および免疫グロブリン分子(例えばエタネルセプト)を含むTNF受容体アンタゴニスト、および低分子量薬剤、例えばペントキシフィリンとの組み合わせに関する。
さらに、本発明は、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、B−リンパ球(例えば CD20 (リツキシマブ)、MRA-aILl6R およびTリンパ球、CTLA4-Ig、HuMax Il-15)を標的としたモノクローナル抗体との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、ケモカイン受容体機能のモジュレーター、例えばCCR1、CCR2、CCR2A、CCR2B、CCR3、CCR4、CCR5、CCR6、CCR7、CCR8、CCR9、CCR10、およびCCR11(C−Cファミリーにおいて);CXCR1、CXCR2、CXCR3、CXCR4、およびCXCR5(C−X−Cファミリーにおいて)、およびCXCR1(C−X−Cファミリーにおいて)のアンタゴニストとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、マトリックス・メタロプロテイナーゼ(MMP)、すなわちストロメライシン、コラゲナーゼ、およびゼラチナーゼ、およびアグリカナーゼ;特にコラゲナーゼ−1(MMP−1)、コラゲナーゼ−2(MMP−8)、コラゲナーゼ−3(MMP−13)、ストロメライシン−1(MMP−3)、ストロメライシン−2(MMP−10)、およびストロメライシン−3(MMP−11)、およびMMP−9、およびMMP−12の阻害剤(例えばドキシサイクリンなどの薬剤を含む)との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、ロイコトリエン生合成阻害剤、5−リポキシゲナーゼ(5−LO)阻害剤、または5−リポキシゲナーゼ活性化蛋白質(FLAP)アンタゴニスト、例えばジロートン(zileuton);ABT-761;フェンレウトン(fenleuton);テポキサリン;Abbott-79175;Abbott-85761;N−(5−置換)−チオフェン−2−アルキルスルホンアミド類;2,6−ジ−tert−ブチルフェノールヒドラゾン類;メトキシテトラヒドロピラン類、例えば Zeneca ZD-2138;化合物 SB-210661;ピリジニル置換 2−シアノナフタレン化合物、例えば L-739,010;2−シアノキノリン化合物、例えば L-746,530;インドールもしくはキノリン化合物、例えば MK-591、MK-886、および BAY x 1005 との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、フェノチアジン−3−オン類、例えば L-651,392 からなる群から選択される、ロイコトリエン(LT) B4、LTC4、LTD4、およびLTE4における受容体アンタゴニスト;アミジノ化合物、例えば CGS-25019c;ベンゾキサラミン類(benzoxalamine)、例えばオンタゾラスト(ontazolast);ベンゼンカルボキシイミドアミド類、例えば BIIL 284/260;および化合物、例えばザフィルルカスト、アブルカスト(ablukast)、モンテルカスト、プランルカスト、ベルルカスト(verlukast)(MK-679)、RG-12525、Ro-245913、イラルカスト(CGP 45715A)、および BAY x 7195 との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、テオフィリンおよびアミノフィリンを含むホスホジエステラーゼ(PDE)阻害剤、例えばメチルキサンタニン(methylxanthanine);PDE4阻害剤、PDE4Dのアイソフォームの阻害剤、もしくはPDE5の阻害剤を含む選択的PDEイソ酵素阻害剤との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、ヒスタミン1型受容体アンタゴニスト、例えばセチリジン、ロラタジン、デスロラタジン、フェキソフェナジン、アクリバスチン、テルフェナジン、アステミゾール、アゼラスチン、レボカバスチン、クロルフェニラミン、プロメタジン、シクリジン、またはミゾラスチン(経口、局所、もしくは非経腸で適用される)との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、プロトンポンプ阻害剤(例えばオメプラゾール)または胃保護ヒスタミン2型受容体アンタゴニストとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、ヒスタミン4型受容体アンタゴニストとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、α−1/α−2 アドレナリン受容体アゴニスト血管収縮交感神経興奮薬、例えばプロピルヘキセドリン、フェニレフリン、フェニルプロパノールアミン、エフェドリン、シュードエフェドリン、塩酸ナファゾリン、塩酸オキシメタゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸キシロメタゾリン、塩酸トラマゾリン、または塩酸エチルノルエピネフリンとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、ムスカリン受容体(M1、M2およびM3)アンタゴニストを含む抗コリン作用薬、例えばアトロピン、ヒヨスチン、グリコピロレート、臭化イプラトロピウム、臭化チオトロピウム、臭化オキシトロピウム、ピレンゼピンまたはテレンゼピンとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、β−アドレナリン受容体アゴニスト(β−受容体サブタイプ1−4を含む)、例えばイソプレナリン、サルブタモール、フォルモテロール、サルメテロール、テルブタリン、オルシプレナリン、メシル酸ビトルテロール、またはピルブテロール、またはそのキラルなエナンチオマーとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、クロモン類、例えばクロモグリク酸ナトリウムもしくはネドクロミル ナトリウムとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、グルココルチコイド、例えばフルニソリド、トリアムシノロン アセトニド、ベクロメタゾン ジプロピオネート、ブデソニド、プロピオン酸フルチカゾン、シクレソニド、またはフランカルボン酸モメタゾンとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、核ホルモン受容体調節剤、例えばPPARとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、免疫グロブリン(Ig)またはIg製剤またはIg機能を調節するアンタゴニストもしくは抗体、例えば抗−IgE(例えばオマリズマブ)との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、他の全身もしくは局所適用抗炎症剤、例えばサリドマイドもしくはその誘導体、レチノイド、ジトラノール、またはカルシポトリオールとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、アミノサリチレート類およびスルファピリジン、例えばスルファサラジン、メサラジン、バルサラジド、およびオルサラジン;および免疫調節剤、例えばチオプリン類、およびコルチコステロイド、例えばブデソニドとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、抗菌剤、例えばペニシリン誘導体、テトラサイクリン類、マクロライド類、β−ラクタム類、フルオロキノロン類、メトロニダゾール、吸入アミノグリコシド;アシクロビル、ファムシクロビル、バラシクロビル、ガンシクロビル、シドフォビル、アマンタジン、リマンタジン、リバビリン、ザナミビルおよびオセルタミビルを含む抗ウイルス剤;プロテアーゼ阻害剤、例えばインジナビル、ネルフィナビル、リトナビル、およびサキナビル;ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤、例えばジダノシン、ラミブジン、スタブジン、ザルシタビン、またはジドブジン;または非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤、例えばネビラピンもしくはエファビレンツとの組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、心血管薬、例えばカルシウム・チャネル・ブロッカー、β−アドレナリン受容体ブロッカー、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンジオテンシン−2受容体アンタゴニスト;抗高脂血薬、例えばスタチン類もしくはフィブレート類;血液細胞形態のモジュレーター、例えばペントキシフィリン;血栓溶解剤、または抗凝血剤、例えば血小板凝集阻害剤との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、CNS薬、例えば抗うつ剤(例えばセルトラリン)、抗パーキンソン病薬(例えばデプレニル、L-dopa、ロピニロール、プラミペキソール、MAOB阻害剤、例えばセレギリン(selegine)およびラサジリン)、comP阻害剤(例えばタスマー(tasmar))、A−2阻害剤、ドーパミン再取り込み阻害剤、NMDAアンタゴニスト、ニコチン アゴニスト、ドーパミン アゴニスト、もしくは神経型一酸化窒素合成酵素阻害剤、または抗アルツハイマー薬(例えばドネペジル、リバスチグミン、タクリン)、COX−2阻害剤、プロペントフィリン、またはメトリホネート(metrifonate)との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、急性もしくは慢性疼痛の処置のための薬剤、例えば中枢作用性もしくは末梢作用性鎮痛剤(例えばオピオイドもしくはその誘導体)、カルバマゼピン、フェニトイン、バルプロ酸ナトリウム、アミトリプチン(amitryptiline)、または他の抗うつ剤、アセトアミノフェン、または非ステロイド性抗炎症剤との組み合わせに関する。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、非経腸もしくは局所適用(吸入を含む)局所麻酔薬、例えばリグノカインもしくはその誘導体との組み合わせに関する。
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩はまた、ホルモン剤、例えばラロキシフェン、またはビホスホネート、例えばアレンドロネートを含む抗骨粗鬆症剤との組み合わせに用いられ得る。
本発明は、さらに、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩と、
(i) トリプターゼ阻害剤;
(ii) 血小板活性化因子(PAF)アンタゴニスト;
(iii) インターロイキン変換酵素(ICE)阻害剤;
(iv) IMPDH阻害剤;
(v) VLA−4アンタゴニストを含む接着分子阻害剤;
(vi) カテプシン;
(vii) キナーゼ阻害剤、例えばチロシンキナーゼ(例えばBtk、Itk、Jak3、もしくはMAP)阻害剤(例えば、ゲフィチニブ、イマチニブ メシレート)、セリン/トレオニン キナーゼ阻害剤(MAPキナーゼ(例えばp38、JNK、プロテイン キナーゼ A、BもしくはC、またはIKK)阻害剤)、または細胞周期制御に関するキナーゼ(例えばサイクリン依存性キナーゼ)の阻害剤;
(viii) グルコース−6 ホスフェート デヒドロゲナーゼ阻害剤;
(ix) キニン−B−もしくは−B−受容体アンタゴニスト;
(x) 抗痛風剤、例えばコルヒチン;
(xi) キサンチン オキシダーゼ阻害剤、例えばアロプリノール;
(xii) 尿酸排泄剤、例えばプロベネシド、スルフィンピラゾンまたはベンズブロマロン;
(xiii) 成長ホルモン分泌促進物質;
(xiv) トランスフォーミング成長因子(TGFβ);
(xv) 血小板由来成長因子(PDGF);
(xvi) 線維芽細胞成長因子、例えば塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF);
(xvii) 顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF);
(xviii) カプサイシン クリーム;
(xix) タキキニン NKもしくはNK.sub3.受容体アンタゴニスト、例えば NKP-608C、SB-233412 (talnetant) もしくは D-4418;
(xx) エラスターゼ阻害剤、例えば UT-77 もしくは ZD-0892;
(xxi) TNF−α変換酵素(TACE)阻害剤;
(xxii) 誘導型一酸化窒素合成酵素(iNOS)阻害剤;
(xxiii) TH2細胞で発現される化学誘引物質受容体相同分子(例えばCRTH2アンタゴニスト);
(xxiv) P38阻害剤;
(xxv) トール様受容体(TLR)機能調節剤;
(xxvi) プリン受容体(例えばP2X7)の活性調節剤;または
(xxvii) 転写因子活性化阻害剤、例えばNFkB、API、もしくはSTATS;
との組み合わせに関する。
本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩はまた、癌の処置のための現存する治療薬との組み合わせに用いられ得る。例えば、適当な薬剤は次に掲げるものを含む:
(i) 例えばアルキル化剤(例えばシスプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、ナイトロジェン マスタード、メルファラン、クロランブシル、ブスルファン、もしくはニトロソ尿素);代謝拮抗剤(例えば葉酸代謝拮抗剤、例えばフルオロピリミジン(5−フルオロウラシルもしくはテガフールなど))、ラルチトレキセド、メトトレキサート、シトシン アラビノシド、ヒドロキシ尿素、ゲムシタビン、もしくはパクリタキセル;抗腫瘍抗生物質(例えばアントラサイクリン類(例えばアドリアマイシン)、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン−C、ダクチノマイシン、もしくはミトラマイシン(mithramycin));有糸分裂阻害剤(例えばビンカ アルカロイド(例えばビンクリスチン)、ビンブラスチン、ビンデシンもしくはビノレルビン、またはタキソイド類(taxoid)(例えばタキソールもしくはタキソテール);またはトポイソメラーゼ阻害剤(例えばエピポドフィロトキシン(例えばエトポシド)、テニポシド、アムサクリン、トポテカン、もしくはカンプトテシン)などの内科的腫瘍学で用いられる抗増殖/抗腫瘍薬またはそれらの組み合わせ;
(ii) 細胞分裂停止剤、例えば抗エストロゲン剤(例えばタモキシフェン、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン(droloxifene)、もしくはヨードキシフェン(iodoxyfene))、エストロゲン受容体下方制御因子(例えばフルベストラント)、抗アンドロゲン剤(例えばビカルタミド、フルタミド、ニルタミド(nilutamide)、もしくは酢酸シプロテロン)、LHRHアンタゴニスト、またはLHRHアゴニスト(例えばゴセレリン、リュープロレリン、もしくはブセレリン)、プロゲストーゲン(例えば酢酸メゲストロール)、アロマターゼ阻害剤(例えばアナストロゾール、レトロゾール、ボラゾール(vorazole)、もしくはエキセメスタンとして)、または5α−リダクターゼ阻害剤(例えばフィナステリド);
(iii) 癌細胞浸潤(invasion)を阻害する薬剤(例えばメタロプロテイナーゼ阻害剤(マリマスタットなど)もしくはウロキナーゼ・プラスミノーゲン活性化因子受容体機能阻害剤);
(iv) 成長因子機能の阻害剤、例えば成長因子抗体(例えば抗erbb2抗体トラスツズマブ、もしくは抗erbb1抗体セツキシマブ[C225])、ファルネシル・トランスフェラーゼ阻害剤、チロシン・キナーゼ阻害剤、またはセリン/トレオニン・キナーゼ阻害剤、上皮成長因子ファミリーの阻害剤(例えばEGFRファミリー・チロシン・キナーゼ阻害剤、例えば−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−6−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(ゲフィチニブ, AZD1839)、−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミン(エルロチニブ, OSI 774)、または6−アクリルアミド−−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(CI 1033))、血小板由来成長因子ファミリーの阻害剤、または肝細胞成長因子ファミリーの阻害剤;
(v) 抗血管新生剤(例えば血管内皮成長因子の効果を阻害するもの(例えば抗血管内皮細胞成長因子抗体ベバシズマブ、WO 97/22596、WO 97/30035、WO 97/32856もしくは WO 98/13354に開示された化合物)、または他のメカニズムによって作用する化合物(例えばリノマイド(linomide)、インテグリンαvβ3機能の阻害剤またはアンジオスタチン);
(vi) 血管損傷剤(例えばコンブレタスタチン A4、または WO 99/02166、WO 00/40529、WO 00/41669、WO 01/92224、WO 02/04434 もしくは WO 02/08213 で開示された化合物);
(vii) アンチセンス治療に用いられる薬剤(例えば上記で挙げた標的の1つに指向性であるもの(例えば ISIS 2503、抗rasアンチセンス));
(viii) 遺伝子治療アプローチ、例えば異常遺伝子(例えば異常p53または異常BRCA1もしくはBRCA2、GDEPT(遺伝子指向性酵素プロドラッグ治療))を置き換えるアプローチ(例えばシトシン・デアミナーゼ、チミジン・キナーゼ、もしくは微生物性ニトロ還元酵素を用いるアプローチ)、および化学療法もしくは放射線治療に対する患者耐容性を増大させるアプローチ(例えば多薬剤耐性遺伝子治療)に用いられる薬剤;または
(ix) 免疫治療アプローチ、例えば、患者の腫瘍細胞の免疫原性を増大させる ex vivo アプローチおよび in vivo アプローチ、例えばサイトカイン(例えばインターロイキン 2、インターロイキン 4、もしくは顆粒球マクロファージコロニー刺激因子)でのトランスフェクション、T細胞アネルギーを減少させるアプローチ、トランスフェクトさせた免疫細胞(例えばサイトカインをトランスフェクトさせた樹状細胞)を用いたアプローチ、サイトカインをトランスフェクトさせた腫瘍細胞株を用いたアプローチ、および抗イディオタイプ抗体を用いたアプローチに用いられる薬剤。
本発明は、さらに下記の実施例の記載によって説明される。
下記の略号を実施例中で用いる。
HATU:N−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチレン]−N−メチルメタンアミニウム ヘキサフルオロホスフェート;
HBTU:N−[(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)(ジメチルアミノ)メチレン]−N−メチルメタンアミニウム ヘキサフルオロホスフェート;
HOBT:1−ヒドロキシベンゾトリアゾール;
PYBOP:ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスフェート;
AIBN:2,2'−(E)−ジアゼン−1,2−ジイルビス(2−メチルプロパンニトリル);
NMP:1−メチル−2−ピロリジノン;
Boc:tert−ブトキシカルボニル;
DBU:1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン;
THF:テトラヒドロフラン;
DIBAL−H:水素化 ジイソブチルアルミニウム;
TBME:tert−ブチル メチル エーテル;
EtOAc:酢酸エチル;
RP−18:逆相C18;
SCX:強カチオン交換。
HPLC 方法A
HPLCの方法Aは、Agilent 1100シリーズの機械で、Kromasil(登録商標) C18 5μm 3.0×100mm カラムで行った。水相は水/TFA(99.8/0.1)であり、有機相はアセトニトリル/TFA(99.92/0.08)であった。流速は1ml/分であり、濃度勾配を10から100%の有機相、20分に設定した。検出を220、254および280nmで行った。
HPLC 方法B
HPLCの方法Bは、Agilent 1100シリーズの機械で、XTerra(登録商標) RP8 5μm 3.0×100mm カラムで行った。水相は水中15mMのNHであり、有機相はアセトニトリルであった。流速は1ml/分であり、濃度勾配を10から100%の有機相、20分に設定した。検出を220、254および280nmで行った。
HPLC 方法C
HPLCの方法Cは、Agilent 1100シリーズの機械で、BDS C-18 5μm 4.6×250mm カラムで行った。水相は水中20mMのNHOAcであり、有機相はアセトニトリルであった。流速は0.7ml/分であり、濃度勾配を50から100%の有機相、10分に設定した。検出を220、254および280nmで行った。
中間体A
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩(5.00g, 17.2mmol)、2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド(3.26g, 18.5mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(5.97g, 28.2mmol)およびアセトニトリルの混合物を、室温で3時間撹拌した。該反応混合物をシリカにアプライし、始めにヘプタン中20% EtOAcで、次いでEtOAc/MeOH/トリエチルアミン(90/5/5)で溶出した。粗生成物を含むフラクションを蒸発させ、この中間体9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルに、1M メタノール性塩酸(50ml)を加え、該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで蒸発させた。残渣を酸性イオン交換樹脂によって精製し、生成物を灰白色の固体として得た(4.71g, 71%)。
1H-NMR (399.989 MHz, D2O) δ 7.12 (d, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.80 (t, 1H), 3.63-3.56 (m, 2H), 3.08-2.99 (m, 4H), 2.95 (s, 2H), 2.66-2.50 (m, 4H), 1.68-1.42 (m, 8H), 1.39-1.30 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 315.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.23分
HPLC (方法B) 保持時間:8.07分
中間体B
3−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
本化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を黄色の油状固体として得た(0.9g, 51%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 6.78-6.64 (m, 3H), 3.40-3.23 (m, 2H), 2.65-2.55 (m, 4H), 2.35-2.26 (m, 4H), 1.61 (s, 6H), 1.40 (t, 4H), 1.28 (t, 4H)
APCI-MS m/z: 317.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.58分
HPLC (方法B) 保持時間:2.00分
中間体C
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩
Figure 2009507070
アセトニトリル中の、3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル(0.56g, 2.0mmol)、中間体W(0.35g, 2.0mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.84g, 4.0mmol)の混合物を、40℃で3時間撹拌した。水性炭酸水素ナトリウムを加え、該混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を蒸発させ、残渣をメタノールに溶解し、ジオキサン中4M 塩酸(5ml)を加え、該混合物を1時間撹拌した。該反応混合物を蒸発させ、生成物を灰白色の固体として得た(0.4g, 52%)。
APCI-MS m/z: 315.3 [MH+]
中間体D
2−メチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Tに記載した手順によって、3−ブロモプロパ−1−エンおよびサリチルアルデヒドを用いて製造し、生成物を得た(3g, 75%)。
1H-NMR (299.944 MHz, CDCl3) δ 10.22 (s, 1H), 7.61-7.57 (m, 1H), 7.39-7.35 (m, 1H), 6.91 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 5.17-5.05 (m, 1H), 3.41-3.30 (m, 1H), 2.90-2.79 (m, 1H), 1.59-1.53 (m, 3H)
中間体F
5−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Tに記載した手順によって、3−クロロ−2−メチルプロパ−1−エンおよび5−クロロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒドを用いて製造した(0.8g, 37%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.16 (s, 1H), 7.57-7.56 (m, 1H), 7.31-7.29 (m, 1H), 3.03 (s, 2H), 1.55 (s, 6H)
中間体G
2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Tに記載された手順によって、サリチルアルデヒドおよび1−ブロモ−2,3−ジメチルブタ−2−エンを用いて製造した(3g, 34%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.25 (s, 1H), 7.61-7.57 (m, 1H), 7.28-7.26 (m, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 1.40 (s, 6H), 1.23 (s, 6H)
中間体H
2,2,4−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Tに記載された手順によって、3−クロロ−2−メチルプロパ−1−エンおよび2−ヒドロキシ−4−メチルベンズアルデヒドを用いて製造した(1.1g, 47%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.16 (s, 1H), 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.71 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 2.94 (s, 2H), 2.26 (s, 3H), 1.55 (s, 6H)
中間体J
2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
2,3−ジヒドロキシベンズアルデヒド(4.0g, 29mmol)、3−クロロ−2−メチルプロパ−1−エン(2.8ml, 29mmol)、炭酸カリウム(4.4g, 32mmol)およびNMP(15ml)の混合物を、40℃で10時間加熱した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、次いで水性炭酸カリウムで洗浄し、有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製した。得られた中間体3−ヒドロキシ−2−[(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)オキシ]ベンズアルデヒド(1.8g, 9.4mmol)を、蟻酸に溶解し、該混合物を2時間還流し、次いで蒸発させた。残渣を酢酸エチルに溶解し、炭酸水素ナトリウムで洗浄し、シリカで精製し、生成物を収率3%で得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.41 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 7.40-7.37 (m, 1H), 7.08-7.04 (m, 1H), 6.92 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 4.01 (s, 2H), 1.39 (s, 6H)
中間体K
3−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Oを用いて合成し、生成物を黄色の粘性固体として得た(400mg, 57%)。
APCI-MS m/z: 327.3 [MH+]
中間体L
4−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)ピリジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Sの手順によって、出発物質として2−アミノイソニコチン酸および3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(1.7g, 29%)。
APCI-MS m/z: 275.1 [MH+]
中間体M
4−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
本化合物を、実施例8のアミド・カップリング法および中間体AのBoc切断法によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および3−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を黄色の油状固体として得た(3.00g, 66%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.06 (s, 1H), 7.76 (d, 1H), 6.92 (d, 1H), 5.28 (d, 1H), 3.71-3.49 (m, 2H), 3.25-3.09 (m, 2H), 2.63 (s, 4H), 1.57-1.24 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 275.2 [MH+]
中間体N
3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
本化合物を、実施例8のアミド・カップリング法および中間体AのBoc切断法によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩およびピリジン−2−カルボン酸 1−オキシドを用いて、生成物を黄色の油状固体として得た(1.99g, 70%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.26 (d, 1H), 7.52-7.36 (m, 3H), 3.71-3.42 (m, 2H), 3.16-2.94 (m, 2H), 2.88-2.70 (m, 4H), 1.59-1.41 (m, 6H), 1.39-1.28 (m, 2H)
APCI-MS m/z: 276.2 [MH+]
中間体O
2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒド
a) 2−[(1,1−ジメチルプロパ−2−イン−1−イル)オキシ]ベンズアルデヒド
Figure 2009507070
サリチルアルデヒド(0.86ml, 8.19mmol)を、乾燥CHCN(20ml)に溶解した。CuCl(4mg, 0.04mmol)およびDBU(1.34ml, 9.01mmol)を加えた。該混合物を、アルゴン下で、0℃に冷却した。3−クロロ−3−メチルブタ−1−イン(0.92ml, 8.19mmol)を加え、該混合物を0℃から室温で4時間撹拌した。該混合物を蒸発させ、残渣をトルエンに溶解し、1M 塩酸で、1M NaOHで、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で、そして塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。粗生成物をシリカのカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、ヘプタン:EtOAc 10:1で溶出し、表題化合物を黄色の油状物として得た(1.17g, 76%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.45 (s, 1H), 7.89-7.85 (m, 1H), 7.57-7.50 (m, 2H), 7.14 (ddd, J = 13.7, 2.3, 0.8 Hz, 1H), 2.62 (s, 1H), 1.74 (s, 9H)
b) 2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
2−[(1,1−ジメチルプロパ−2−イン−1−イル)オキシ]ベンズアルデヒド(1.10g, 5.84mmol)を、ジエチルアニリン(10ml)に溶解し、該混合物を190℃で1時間加熱した。冷却後、該混合物をヘプタンで希釈し、1M 塩酸で、そして水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。粗生成物をシリカのカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、ヘプタン:EtOAc 16:1で溶出し、表題化合物を橙色の油状物として得た(0.54g, 49%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.48 (s, 1H), 7.65 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 6.89 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 6.35 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 5.71 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 1.51 (s, 9H)
中間体P
4−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
本化合物を、実施例119のアミド・カップリング法および中間体AのBoc切断法によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を黄色の油状固体として得た(3.00g, 45%)。
1H-NMR (299.946 MHz, DMSO-D6) δ 8.31 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 6.81 (s, 2H), 6.55 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 3.54 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.33-3.19 (m, 4H), 2.67-2.59 (m, 4H), 1.48-1.28 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 276.2 [MH+]
中間体Q
3−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Gを用いて製造し、ゴム状物質として生成物を得た(800mg, 100%)。
APCI-MS m/z: 343.1 [MH+]
中間体S
3−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
イソニコチン酸(2.1g, 17mmol)、HBTU(7.2g, 19mmol)、トリエチルアミン(1.9g, 19mmol)およびジクロロメタン(90ml)の混合物を、室温で終夜撹拌した。該混合物を水性炭酸水素ナトリウムで洗浄し、有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製し、中間体9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルを得た。この中間体をメタノールに溶解し、2M メタノール性塩酸溶液(100ml)に加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌し、蒸発させた。残渣を、酸性イオン交換樹脂によって精製し、生成物を白色の固体として得た(2.8g, 62%)。
APCI-MS m/z: 260.4 [MH+]
中間体T
2,2,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒドおよび2,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド(1:1混合物)
Figure 2009507070
サリチルアルデヒド(5g, 41mmol)、1−ブロモ−3−メチルブタ−2−エン(6.1g, 41mmol)、炭酸カリウム(5.7g, 41mmol)およびNMP(25ml)の混合物を、40℃で終夜撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製(ヘプタン中0%から100%EtOAc)した。該中間体(2−[(3−メチルブタ−2−エン−1−イル)オキシ]ベンズアルデヒド)をNMP(25ml)に溶解し、8時間還流した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製(ヘプタン中0%から100%EtOAc)した。得られたもの(3−(1,1−ジメチルプロパ−2−エン−1−イル)−2−ヒドロキシベンズアルデヒド)を蟻酸(40ml)に溶解し、8時間還流した。蟻酸を蒸発させ、残渣を酢酸エチルに溶解し、水性炭酸水素ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製し、表題化合物を1:1異性体混合物として得た(1g, 13%)。
1H-NMR (499.879 MHz, CDCl3) δ 10.24 (d, J = 3.7 Hz, 2H), 7.62-7.59 (m, 2H), 7.31-7.29 (m, 2H), 6.96 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.58-4.54 (m, 1H), 3.20-3.15 (m, 1H), 1.55 (s, 3H), 1.45 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.36 (s, 6H), 1.26 (d, J = 7.2 Hz, 3H), 1.15 (s, 3H)
中間体U
4−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
4−クロロ−2−ヒドロキシ安息香酸メチル(5g, 27mmol)、塩化メタリル(2.4g,27mmol)、炭酸カリウム(4g, 29mmol)およびNMP(25ml)の混合物を、40℃で終夜撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製(ヘプタン中0%から100%EtOAc)した。得られたもの(4−クロロ−2−[(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)オキシ]安息香酸メチル(3.5g, 15mmol))をNMP(25ml)に溶解し、8時間還流し、次いで酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製(ヘプタン中0%から100%EtOAc)した。得られた4−クロロ−2−ヒドロキシ−3−(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)安息香酸メチル(3g, 12mmol))を、蟻酸(25ml)に溶解し、8時間還流した。蟻酸を蒸発させ、残渣を酢酸エチルに溶解し、水性炭酸水素ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製(ヘプタン中0%から100%EtOAc)した。得られた4−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボン酸メチル(0.2g, 0.8mmol))を、THF(4ml)に溶解し、THF中1M DIBAL−H(2.2ml, 2mmol)を加えた。該混合物を40℃で4時間加熱し、2M 塩酸でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を蒸発させ、残渣をジエチルエーテル(10ml)に溶解し、二酸化マンガン(360mg, 4mmol)を加えた。該混合物を室温で終夜撹拌し、次いで濾過した。有機層を蒸発させ、残渣をシリカで精製し、表題化合物を得た(77mg, 13%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.16 (s, 1H), 7.56 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.88 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 3.07 (s, 2H), 1.58 (s, 6H)
中間体V
2−[2−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)フェニル]アセトアミド
Figure 2009507070
本化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)安息香酸および3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルを用いて製造した。本中間体9−[2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)ベンゾイル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルを、メタノール中7M アンモニアに溶解し、次いで4日間撹拌し、蒸発させた。中間体Sに関する方法と同様のBoc切断法および精製法を用いて、生成物を白色の固体として得た(0.4g, 37%)。
APCI-MS m/z: 316.2 [MH+]
中間体W
2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
方法1
表題化合物を、中間体Tに記載された手順によって、3−ヒドロキシベンズアルデヒドおよび3−クロロ−2−メチルプロパ−1−エンを用いて製造し、生成物を得た(50mg, 7%)。
1H-NMR (499.879 MHz, CDCl3) δ 10.05 (s, 1H), 7.34-7.29 (m, 2H), 7.00-6.97 (m, 1H), 3.36 (s, 2H), 1.51 (s, 6H)
方法2
a) 3−(2−メチルアリルオキシ)安息香酸メチルエステル
Figure 2009507070
アセトン(670ml)中の3−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(0.668mol)の溶液に、KCO(0.835mol, 1.2当量)を、続いて3−クロロ−2−メチルプロペン(75.59g, 82.5ml, 1.2当量)を加えた。該混合物を70℃で10日間加熱し、室温に冷却し、EtOAc(500ml)と水(1000ml)の層間に分配した。水層をEtOAc(2×250ml)で洗浄し、合わせた有機物を水(2×500ml)で、そして塩水(100ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、136.4g(99%)の非常に薄い黄色の油状物を得た。
1H-NMR (300MHz, CDCl3) δ 7.63 (dd, 8.1 and 2.7 Hz, 1H), 7.58 (d, 2.7 Hz, 1H), 7.34 (t, 8.1 Hz, 1H), 7.12 (dd, 8.1 and 2.7 Hz, 1H), 5.11 (s, 1H), 5.00 (s, 1H), 4.48 (s, 2H), 3.91 (s, 3H) and 1.84 (s, 3H).
b) 3−ヒドロキシ−2−(2−メチルアリル)安息香酸メチルエステルおよび3−ヒドロキシ−4−(2−メチルアリル)安息香酸メチルエステル
Figure 2009507070
NMP(103ml)中の3−(2−メチルアリルオキシ)安息香酸メチルエステル(103.12g, 0.5mol)の溶液を、窒素下、185℃で22時間加熱した。該混合物を室温に冷却し、EtOAc(500ml)と水(1000ml)の層間に分配した。有機層を、水(2×500ml)で、そして塩水(100ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、106.2gの粗製の褐色の油状物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(2×53g, Biotage 75L, 精製DCM)にかけ、67gの粗製の黄色の油状物(大部分が2−位置異性体, A, Rf=0.48)および23.5g(23%)の桃色の固体を得た(4−位置異性体, B, Rf=0.23)。粗製の黄色の油状物を、再度クロマトグラフィーにかけ(2×33.5g, Biotage 75L, 精製DCM)、42.0g(41%)の淡黄色の油状物を得た。また、TBME(t−ブチルメチルエーテル)を抽出溶媒としてEtOAcの代わりに用いてもよい。
2−位置異性体A:1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.44 (dd, 7.6 and 0.8 Hz, 1H), 7.19 (t, 7.6 Hz, 1H), 7.01 (dd, 7.6 and 0.8 Hz, 1H), 5.46 (s, 1H), 4.89 (s, 1H), 4.69 (s, 1H), 3.87 (s, 3H), 3.77 (s, 2H) and 1.80 (s, 3H).
APCI-MS m/z = 205 [M(-H)]+.
c) 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−カルボン酸メチルエステル
Figure 2009507070
99%蟻酸(120ml)中の3−ヒドロキシ−2−(2−メチルアリル)安息香酸メチルエステル(42.0g, 0.2mol)の溶液を、1時間還流した。該混合物を室温に冷却し、EtOAc(250ml)と水(1000ml)の層間に分配した。水層をEtOAc(2×100ml)で洗浄し、合わせた有機物を水(2×200ml)で、そして塩水(100ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過し、真空で濃縮し、40.4g(96%)の黄色の油状物/白色固体を得た。1gのこの混合物をシリカのパッド(6.5cm直径×4.5cm)に置き、精製DCM(250ml)で溶出し、850mgの黄色の油状物を得た。シリカ・パッドをEtO(125ml)でフラッシュし、110mgの桃色の固体を得た。また、TBMEをEtOAcの代わりに抽出溶媒として用いてもよい。
1H-NMR (300MHz, CDCl3) δ 7.49 (d, 7.8 Hz, 1H), 7.17 (t, 7.8 Hz, 1H), 6.90 (d, 7.8 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.35 (s, 2H) and 1.49 (s, 6H).
APCI-MS m/z = 207 [M(+H)]+.
d) (2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−イル)メタノール
Figure 2009507070
乾燥THF(300ml)中の2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−カルボン酸メチルエステル(39.4g, 0.19mol)の溶液に、0℃で、窒素下、水素化リチウムアルミニウム(THF中1M溶液, 287ml, 0.287mol, 1.5当量)を、30分かけて滴下した。該混合物を室温まで昇温し、さらに18時間撹拌した(オーバーヘッド・メカニカル・スターラーを使用)。該混合物を0℃に冷却し、水(11ml, 用いた10.87gのLiAlHと等量)を滴下し、続いて15%NaOH溶液(11ml)を、続いて水(33ml)を加えた。得られた沈殿物を、セライト(下部)/NaSO(上部)のパッドでの濾過によって除去した。パッドをEtOAc(500ml)で洗浄し、濾液を真空で濃縮し、32.6g(93%)の粗製の赤色/桃色の固体を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.12 (t, 7.6 Hz, 1H), 6.84 (d, 7.6 Hz, 1H), 6.69 (d, 7.6 Hz, 1H), 4.61 (d, 4.5 Hz, 2H), 3.04 (s, 2H) and 1.48 (s, 6H).
e) (2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
乾燥DCM(250ml)中の塩化オキサリル(27.87g, 19.2ml, 0.22mol, 1.2当量)の溶液に、−78℃で、窒素下、乾燥DCM(35ml)中のジメチルスルホキシド(32.88g, 29.9ml, 0.42mol, 2.3当量)の溶液を滴下した。30分後、乾燥DCM(75ml)中の(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−イル)メタノール(32.6g, 0.183mol)の溶液をさらに滴下した。−78℃で1時間後、トリエチルアミン(92.6g, 127.5ml, 0.915mol, 5当量)を滴下し、該反応混合物を室温まで終夜昇温した。黄色の懸濁液を、飽和NHCl溶液(250ml)で、そして塩水(250ml)で洗浄した。有機層を乾燥し(NaSO)、濾過し、真空で濃縮し、30.5g(95%)の橙色の油状物を得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ 10.04 (s, 1H), 7.33-7.26 (m, 2H), 6.99-6.96 (m, 1H), 3.35 (s, 2H) and 1.50 (s, 6H).
中間体X
2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
(a) 2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−イル トリフルオロメタンスルホネート
2−ジメチルクロマン−4,5−ジオール(1.04g, 5.38mmol)、トリエチルアミン(2.2ml, 16mmol)、炭酸カリウム(2.2g, 16mmol)およびジクロロメタン(30ml)の混合物を、アルゴン下、0℃で撹拌し、無水トリフルオロメタンスルホン酸(2.0ml, 11.8mmol)を加えた。30分後、該混合物をシリカに通し、蒸発させ、シリカカラムで精製し(ヘプタン中0%から30%EtOAc)、副題化合物を得た(593mg, 36%)。
(b) 2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−カルボニトリル
2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−イル トリフルオロメタンスルホネート(520mg, 1.70mmol)、シアン化亜鉛(150mg, 1.23mmol)、二塩化 1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)・ジクロロメタン錯体(51mg, 0.06mmol)およびNMP(3ml)の混合物を、マイクロ波反応器中、150℃で20分間加熱した。該反応混合物を水(50ml)とヘプタン/TBME(1/1, 50ml)の層間で分配し、蒸発させた有機層をシリカのクロマトグラフィー(ヘプタン中0%から30%EtOAc)によって精製し、副題化合物を得た(148mg, 47%)。
(c) 2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−カルボアルデヒド
2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−カルボニトリル(140mg, 0.76mmol)、DiBAL(THF中1M溶液, 2ml, 2mmol)およびTHF(3ml)の混合物を、アルゴン下、40℃で撹拌した。6時間後、1M 塩酸(10ml)およびヘプタン/TBME(1/1, 20ml)を加え、有機層をシリカで濾過し、表題化合物を得た(43mg, 30%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.14 (s, 1H), 7.41 (d, J = 10.2 Hz, 1H), 7.35-7.22 (m, 2H), 7.06-7.01 (m, 1H), 5.83 (dd, J = 10.1, 3.1 Hz, 1H), 1.48-1.39 (m, 6H)
EI-MS m/z: 188.0 [M+]
中間体Y
2,2−ジメチルクロマン−8−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
中間体O(404mg, 2.1mmol)、10% パラジウム/活性炭(32mg)およびエタノール(5ml)の混合物を、水素雰囲気下、50psiで撹拌した。60分後、該混合物を濾過し、蒸発させた。残渣を、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−イルオキシ・フリーラジカル(58mg, 0.37mmol)、臭化ナトリウム(478mg, 4.6mmol)、水性重炭酸ナトリウム(5ml)、EtOAc(3ml)、トルエン(3ml)および水(1ml)と共に速く撹拌した。この混合物に、水(1.5ml)中の10%次亜塩素酸ナトリウム溶液を少しずつ加えた。1時間後、有機層を分離し、シリカで濾過し、表題化合物を得た(360mg, 88%)。
EI-MS m/z: 190.0 [M+]
中間体Z
3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボアルデヒド
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Jの手順によって、出発物質として2,3−ジヒドロキシ安息香酸メチルおよび3−クロロ−2−メチルプロパ−1−エンを用いて、そして中間体Uから還元および酸化法を用いて製造し、生成物を得た(300mg, 5%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CDCl3) δ 10.42 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 7.44-7.41 (m, 1H), 7.12-7.10 (m, 1H), 6.92-6.86 (m, 1H), 3.96 (s, 2H), 1.43 (s, 6H)
中間体AA
3−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Zを用いて製造し、続いてSCXのイオン交換クロマトグラフィーにかけ、ゴム状物質として生成物を得た(1.10g, 48%)。
APCI-MS m/z: 331.2 [MH+]
中間体AB:
3−[2−エトキシ−1−(エトキシカルボニル)−2−オキソエチル]イソニコチン酸
Figure 2009507070
3−ブロモイソニコチン酸(730mg, 3.61mmol)および臭化銅(I)(31mg, 0.22mmol)を、過剰量のマロン酸ジエチル(30ml)に懸濁した。水素化ナトリウム(631mg, 26.3mmol, 油中55%)を、アルゴン下で少しずつ加えた。添加後、該混合物を80℃で2時間撹拌した。該混合物をHOで希釈し、TBDME(3×30ml)で洗浄した。水相を濃HClを用いてpH 4まで酸性にし、TBDME(3×30ml)で抽出した。合わせた有機層(第2次抽出より)を、NaSOで乾燥し、蒸発させた。粗生成物をTBDMEおよびヘプタンから再結晶し、668mg(66%)の表題化合物を緑色の固体として得た。
APCI-MS m/z: 282.1 [MH+]
中間体AC:
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Wを用いて製造し、続いてSCXのイオン交換クロマトグラフィーにかけ、ゴム状物質として生成物を得た(410mg, 46%)。
APCI-MS m/z: 287.1 [MH+]
中間体AD:
7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Wを用いて製造し、続いてSCXのイオン交換クロマトグラフィーにかけ、ゴム状物質として生成物を得た(410mg, 46%)。
APCI-MS m/z: 287.1 [MH+]
中間体AE:
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−7−カルボン酸tert−ブチルおよび中間体Wを用いて製造し、続いてSCXのイオン交換クロマトグラフィーにかけ、無色の油状物として生成物を得た(1.29g, 95%)。
APCI-MS m/z: 287.1 [MH+]
中間体AF
3−(2−アミノ−2−オキソエチル)安息香酸
Figure 2009507070
a) 3−(シアノメチル)安息香酸メチル
Figure 2009507070
エタノール(40ml)中の、3−(ブロモメチル)安息香酸メチル(4.0g, 17.5mmol)およびシアン化カリウム(1.2g, 18.4mmol)のスラリーを、60℃で終夜加熱し、濾過し、蒸発させた。残渣をSiOのカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、2.1g(68%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (399.988 MHz, CDCl3) δ 8.06 - 7.98 (m, 2H), 7.56 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.51 - 7.46 (m, 1H), 3.94 (s, 3H), 3.82 (s, 2H)
b) 3−(2−アミノ−2−オキソエチル)安息香酸メチル
Figure 2009507070
3−(シアノメチル)安息香酸メチル(2.1g, 12mmol)を、THF(50ml)および濃HCl(50ml)に溶解し、終夜撹拌した。該溶液を1M NaOHで塩基性にし、EtOAcで洗浄し、水相を濃HClで酸性にし、EtOAcで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させ、1.6g(70%)の表題化合物を得た。
APCI-MS m/z: 194.0 [MH+]
c) 3−(2−アミノ−2−オキソエチル)安息香酸
MeOH/THF/水 1:1:1(30ml)中の、3−(2−アミノ−2−オキソエチル)安息香酸メチル(1.6g, 8.3mmol)の溶液に、水酸化リチウム(2g, 83mmol)を加え、終夜撹拌した。該溶液を水で希釈し、HClで酸性にし、EtOAcで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。粗生成物を分取HPLC(RP−18)によって精製し、0.6g(40%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.86 (s, 1H), 7.80 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.42 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 3.44 (s, 2H)
APCI-MS m/z: 180.1 [MH+]
中間体AG
4−(2−アミノ−2−オキソエチル)安息香酸
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体AFの手順によって、出発物質として4−(ブロモメチル)安息香酸メチルを用いて、生成物を白色の固体として得た(1.0g, 67%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.86 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.37 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 3.46 (s, 2H)
APCI-MS m/z: 180.1 [MH+]
中間体AH
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Cの手順によって、出発物質として中間体Jを用いて製造し、酸性イオン交換樹脂によって精製し、生成物を白色の固体として得た(0.4g, 23%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 6.84 - 6.76 (m, 3H), 6.74 - 6.70 (m, 1H), 3.91 (s, 2H), 3.58 (s, 2H), 2.74 (t, J = 5.7 Hz, 4H), 2.51 (t, J = 5.2 Hz, 4H), 1.55 (t, J = 5.5 Hz, 4H), 1.43 (t, J = 5.5 Hz, 4H), 1.31 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 330.9 [MH+]
スピロ中間体
2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸 tert−ブチルエステル(2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸tert−ブチルとも言う)の製造
スキーム1
Figure 2009507070
下記の合成の概要において、該中間体化合物は、スキーム1中の番号によって言及されることに留意する。
化合物1の製造
無水エタノール(3000ml)中のピペリジン−4−カルボン酸エチル(500g, 3.18mol)の溶液に、BocO(715g, 3.28mol)を、1時間かけて、水浴下で(注:該反応は発熱反応であり、必要であれば反応を鎮めるために氷浴を加える)、滴下した。該混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮し、粗製の化合物1を得た(〜825g)。これをさらに精製することなく次の段階に用いた。
化合物2の製造
n−BuLi(280ml, THF中2.5M, 0.70mol)を、乾燥THF(100ml)中の新しく蒸留したジイソプロピルアミン(98ml)の溶液に、−78℃で、1〜2時間かけて、N下で滴下した。添加後、該混合物を−78℃で1時間撹拌し、THF(100ml)中のブロモ酢酸エチル(146g, 0.87mol)の溶液を、1〜2時間かけて滴下した。得られた混合物を−78℃で2時間、次いで室温で終夜撹拌した。該反応物をNHCl飽和水溶液でクエンチした。層を分離し、水層をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を1N 水性HClで洗浄してpH<7とし、次いでNaHCO飽和水溶液で、そして塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、濃縮し、油状物を得た(220g)。
化合物3の製造
上記の油状物(100g)を乾燥エタノール(1500ml)に溶解し、NaBH(90g, 2.4mol)を氷浴中で加えた。該混合物を同じ温度で4時間撹拌し、次いで室温で終夜撹拌し、続いて4時間還流した。該混合物を500mlのHOに溶かし、該混合物を6N 水性HClでpH=5〜6に調節した。該混合物を濾過し、濾液を濃縮し、有機溶媒を除いた。水層をCHClで3回抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、クロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc 2:1, 次いでEtOAc)によって精製し、化合物3を得た(25〜30g)。
化合物4の製造
CHCl(1100ml)中の化合物3(110g, 0.43mol)およびEtN(300g, 412ml, 3.0mol)の溶液に、MsCl(170g, 117ml, 1.49mol)を、氷浴中で滴下した。添加後、該混合物を同じ温度で2時間撹拌した。TLCにより反応の完了が示された。該混合物を氷水(200ml)に注ぎ、10分間撹拌した。有機層を分離し、水層をCHClで2回抽出した。合わせた有機層を1N 水性HCl(200ml×3)で、そして塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、濃縮し、化合物4を褐色のシロップ状物質として得た(170g, 96%)。
化合物5の製造
無水エタノール(1700ml)中の、化合物4(170g, 0.41mol)およびベンジルアミン(176g, 180ml, 1.64mol)の溶液を、20時間還流し、次いで濃縮乾固した。EtOAc(1500ml)を加え、該混合物を濾過し、フィルター・ケーキをEtOAcで洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc 5:1〜2:1)によって精製し、化合物5を得た(90〜103g)。
化合物6の製造
化合物5(82g)、20% Pd(OH)/C(15g)およびメタノール(1L)の混合物を、85PsiのH下で終夜撹拌した。該混合物を濾過し、触媒を除いた。さらに16gの20% Pd(OH)/Cを加え、反応が完了するまで該混合物を85PsiのH下で撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を濃縮し、59gの粗生成物を得た。これをクロマトグラフィー(CHCl, 次いで5% NH.HO/MeOH)によって精製し、化合物6を得た(30〜45g)。
1H-NMR (CD4O, HCl塩) δ: 3.58 - 3.35 (m, 6 H), 3.13 (s, 2 H), 1.96 (t, 2 H), 1.59 (t, 4 H), 1.45 (9 H).
2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸 tert−ブチルエステル(2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルとも言う)の製造
スキーム2
Figure 2009507070
下記の合成の概要において、該中間体化合物は、スキーム2中の番号によって言及されることに留意する。
化合物2の製造
CHCl(400ml)中の化合物1(70g, 0.27mol)および200mlのTFAの溶液を、室温で終夜撹拌し、濃縮した。残渣をHO(400ml)に溶かし、該混合物をNaOHで塩基性にした。THF(400ml)を加えた。該混合物を氷浴中で冷却し、Cbz−Cl(0.3mol)を撹拌しながら滴下し、次いで5N NaOHを加えて該混合物を塩基性に保ち、反応が完了するまで、該混合物を同じ温度で撹拌した。該混合物を氷水に注ぎ、有機層を分離し、水層をCHCl(50ml×3)で抽出した。合わせた有機層を、pH<7になるまで、1N 水性HClで洗浄し、次いでNaCl飽和水溶液で洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮し、化合物2を得た(35g)。
化合物3の製造
CHCl(150ml)中の化合物2(35g, 0.119mol)およびEtN(50ml)の溶液に、CHCl(50ml)中のMsCl(35ml)の溶液を、氷浴中、N下で滴下した。添加後、該混合物を同じ温度で2時間撹拌し、次いで室温まで昇温し、TLCにより出発物質が完全に消費されたことが示されるまで撹拌した。該混合物を氷水(200ml)に注ぎ、10分間撹拌した。有機層を分離し、水層をCHCl(50ml×3)で抽出した。合わせた有機層を1N 水性HClで洗浄してpH<7とし、次いで塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、濃縮し、化合物3を黄色がかったシロップ状物質として得た(45g, 84%)。
化合物5の製造
化合物3(80g, 0.178mol)、NH.HO(2500ml)およびMeOH(250ml)の混合物を、オートクレーブ中で密封し、42℃で24時間撹拌し、次いで濃縮し、化合物4を得た。化合物4を無水MeOH(300ml)に溶解し、BocO(45g, 0.206mol)を加えた。該混合物を室温で6時間撹拌した。該混合物を、シリカゲル・カラム・クロマトグラフィー(EtOAc/石油エーテル 1:5)にかけ、化合物5を得た(30g, 2段階の収率:45%)。
化合物6の製造
MeOH(100ml)中の化合物5(30g, 0.08mol)を、20% Pd(OH)/C(5g)の存在下、76cmHgのH下、室温で、反応が完了するまで水素化した。該混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をクロマトグラフィーにかけ、化合物6を得た(11g, 57%)。
1H-NMR (DMSO, HCl塩) δ: 8.88 (br, 2 H), 3.28 - 3.23 (m, 2 H), 3.10 (d, 2 H), 2.99 (br, 2 H), 1.68 - 1.61 (m, 2 H), 1.63 - 1.59 (m, 4 H), 1.36 (9 H).
2,7−ジアザ−スピロ[4.4]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル(2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチルとも言う)の製造
スキーム3
Figure 2009507070
下記の合成の概要において、該中間体化合物は、スキーム3中の番号によって言及されることに留意する。
化合物2の製造
900mlの乾燥THF中の30gのLiAlHの懸濁液に、27gの化合物1(J. Org. Chem. 1981, 2757)を、窒素雰囲気下で、ゆっくりと加えた。該混合物を40時間還流した。次いで30mlの水性KOH(10%)を、0℃で、ゆっくりと加えた。該混合物を濾過し、濾液を、THF(500ml×3)で、そして500mlのアセトンで抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥し、濃縮し、16gの化合物2を得た(収率:77%)。
化合物3の製造
150mlの乾燥メタノール中の16gの化合物2の溶液に、75mlの乾燥メタノール中の26gの(Boc)Oを、−3〜−2℃で、ゆっくりと加えた。該反応溶液を、撹拌しながら、室温まで0.5時間温めた。次いで、溶媒を除去し、残渣を10% 水性HClでpH=3〜4に調節し、エチルエーテル(100ml×2)で抽出し、不純物を除去した。水相をKCOでpH=10まで塩基性にし、DCMで抽出した。有機相を塩水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濃縮し、10gの化合物3を得た(収率:35%)。
1H-NMR (DMSO, HCl塩) δ: 9.52 - 9.22 (br, 2 H), 3.29 - 3.18 (m, 6 H), 3.10 - 2.98 (m, 2 H), 1.93 - 1.72 (m, 4 H), 1.37 (9 H).
2,7−ジアザ−スピロ[3.5]ノナン−2−カルボン酸 tert−ブチルエステル(2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−2−カルボン酸 tert−ブチルとも言う)の製造
スキーム4
Figure 2009507070
下記の合成の概要において、該中間体化合物は、スキーム4中の番号によって言及されることに留意する。
化合物1の製造
THF中のLDA(12mmol)の、−78℃まで冷却した溶液に、乾燥THF(30ml)中の1−ベンジル−ピペリジン−4−カルボニトリル(40g, 20mmol)(J. Med. Chem. 1983, 1433-1438)の溶液を滴下した。1時間後、ガス状ホルムアルデヒド(40mmol)を、−60℃で、この溶液に通気し、続いてさらに2時間撹拌した。次いで大部分の溶媒を真空で除去し、該混合物に、飽和NHClを加えた。該混合物を塩化メチレンによって抽出した。合わせた有機層をMgSOによって乾燥し、蒸発させた。残渣をカラムによって精製し、化合物1を得た(2g)。
化合物2の製造
30mlのCHCl中の化合物1(1.8g, 8mmol)の溶液に、温度を20℃未満に保ちながら、TsCl(20g, 10.5mmol)、次いでNaOH(5g, 0.125mol)を、ゆっくりと加えた。添加後、該混合物を室温で終夜撹拌した。水を加えて形成した固体を溶解させた。該混合物を分離した。有機層を水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濃縮し、大部分の溶媒を除去し、粗生成物である化合物2を得た。これを精製することなく、さらなる段階に用いた。
化合物3の製造
THF(20ml)をLiAlH(400mg)に0℃未満で滴下し、次いで、THF(15ml)中の粗製の化合物2(3.1g, 1.82mol)の溶液を、温度を10℃未満に保ちながら滴下した。添加後、該混合物を室温で終夜撹拌した。HO(1ml)を10℃未満で滴下して反応をクエンチした。該混合物を1時間撹拌した後、(Boc)O(2g)を加え、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。該混合物を濾過した。蒸発後、残渣をカラムによって精製し、化合物3を得た(1.4g, 57%)。
化合物4の製造
15mlのMeOH中の、化合物3(1.3g, 4.11mmol)およびPd(OH)(200mg)の混合物を、55psiのH下、35℃で終夜撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣をDCMに溶解し、無水NaSOで乾燥し、濃縮した。残渣を無水エーテルに溶解し、次いで、HCl(g)/MeOHをpH=6〜7になるまで滴下した。該混合物を濾過し、化合物4を得た(0.95g)。
1H-NMR (CD4O, HCl塩) δ: 3.72 (s, 4 H), 3.30 (t, 4 H), 1.99 (t 4 H), 1.43 (9 H).
2,7−ジアザ−スピロ[3.5]ノナン−7−カルボン酸 tert−ブチルエステル(2,7−ジアザ−スピロ[3.5]ノナン−7−カルボン酸tert−ブチルとも言う)の製造
スキーム5
Figure 2009507070
下記の合成の概要において、該中間体化合物は、スキーム5中の番号によって言及されることに留意する。
化合物2の製造
化合物1(6g, 26mmol)の混合物に、BocO(6.3g, 27mmol)およびPd(OH)/C(1.2g, 5%)を、200mlのオートクレーブ中、60mlのMeOHを加えた。該混合物を、反応が完了するまで、0.3MpaのH下、20℃で撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を蒸発させ、化合物2を得た(6.3g)。これを精製することなく次の段階に用いた。
化合物3の製造
60mlのDCM中の化合物2(6.3g)の溶液に、EtN(4ml)およびDMAP(0.2g)を加えた。該混合物を5℃〜10℃に冷却し、40mlのDCM中のTsCl(5.5g, 9mmol)の溶液を滴下した。添加後、水を加え、幾らかの可溶性物質を溶解させた。次いで、該混合物を水性HClでpH 5〜6に調節した。有機層を分離し、水で洗浄してpH 7とし、NaSOで乾燥し、濃縮した。残渣をカラムによって精製し、化合物3を得た(7g, 68%)。
化合物4の製造
THF(40L)を、LiAlH(810mg, 2.13mol)に、0℃で、N下で、加えた。次いで、30LのTHF中の化合物3(5g, 1.37mol)の溶液を室温で4時間かけて滴下した。添加後、該混合物を終夜撹拌した。該混合物に、1.6mlの10% 水性NaOHおよび0.8mlのHOを滴下し、0.5時間撹拌し、濾過した。該ケーキをDCMで洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をDCMに溶解し、NaSOで乾燥し、濃縮した。2mlのMeOHを加え、続いて5Lのエーテルを加えた。該混合物をHCl/MeOHでpH 6に調節した。沈殿物を濾過し、エーテルで洗浄し、1.70gの化合物4を得た。
1H-NMR (CDCl3, HCl塩) δ: 9.71 (br, 2 H), 3.83 (t, 4 H), 3.34 - 3.31 (m, 4 H), 1.86 - 1.83 (m, 4 H), 1.43 (9 H).
3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルとも言う)の製造
米国特許第5451578号(Claremon et al.)は、該特許の実施例1に、3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルの合成方法を記載している。
製造方法はまた、スキーム6に記載している。
スキーム6
Figure 2009507070
化合物2の製造
MeOH(30ml)中の、化合物1(2.44g)(US 6291469, 62頁, 123欄)、BocO(2g)の混合物を、終夜撹拌した。蒸発後、残渣をカラムによって精製し、化合物2を得た(3g, 87%)。
化合物3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステルの製造
15mlのMeOH中の化合物2(3g)およびPd(OH)(300mg)の混合物を、55psiのH下、35℃で終夜撹拌した。該混合物を濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を無水エーテルに溶解し、次いで、HCl(g)/MeOHを加え、pH=6〜7とした。該混合物を濾過し、化合物3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステルを得た(2.2g)。
1H-NMR (CDCl3, HCl塩) δ: 9.49 (br, 2 H), 3.39 - 3.36 (m, 4 H), 3.16 (br, 4 H), 1.82 - 1.79 (m, 4 H), 1.51 - 1.48 (m, 4 H), 1.44 (9 H).
実施例1
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒド(102mg, 0.58mmol)、中間体S(100mg, 0.38mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(200mg, 0.94mmol)およびアセトニトリル(4ml)の混合物を、室温で18時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水性炭酸水素ナトリウムで洗浄し、有機層を蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA, 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(94mg, 46%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.85 (d, J = 3.9 Hz, 2H), 7.95-7.71 (m, 2H), 7.33-7.25 (m, 1H), 7.24-7.17 (m, 1H), 7.04-6.74 (m, 1H), 4.26 (d, J = 11.3 Hz, 2H), 3.78 (m, 2H), 3.45-3.32 (m, 6H), 3.26-3.07 (m, 5H), 2.03 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 1.88-1.77 (m, 1H), 1.61-1.55 (m, 3H), 1.53-1.43 (m, 1H), 1.42 (s, 3H), 1.40 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 420.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.03分
HPLC (方法B) 保持時間:7.95分
実施例2
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
中間体A(63.3mg, 0.201mmol)、HATU(76.6mg, 0.201mmol)、ピリジン−2−カルボン酸 1−オキシド(34mg, 0.24mmol)、トリエチルアミン(49μl, 0.36mmol)およびジクロロメタン(4ml)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。該反応混合物を、EtOAcで希釈し、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を単離し、乾固するまで蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(65mg, 74%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.36-8.29 (m, 1H), 7.70-7.53 (m, 3H), 7.34-7.27 (m, 1H), 7.24-7.16 (m, 1H), 4.30-4.23 (m, 2H), 3.86-3.46 (m, 2H), 3.46-3.38 (m, 3H), 3.39-3.08 (m, 5H), 2.10-1.97 (m, 2H), 1.93-1.56 (m, 6H), 1.56-1.47 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 435.9 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.29分
HPLC (方法B) 保持時間:6.58分
実施例3
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン
Figure 2009507070
中間体A(68.8mg, 0.22mmol)、HATU(83.3mg, 0.22mmol)、2−ヒドロキシニコチン酸(37mg, 0.27mmol)、トリエチルアミン(54μl, 0.39mmol)およびジクロロメタン(4ml)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。該反応混合物をEtOAcで希釈し、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を単離し、乾固するまで蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(46mg, 48%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.64-7.59 (m, 1H), 7.53-7.49 (m, 1H), 7.16-7.08 (m, 2H), 6.86-6.78 (m, 1H), 6.47-6.40 (m, 1H), 3.84-3.60 (m, 4H), 3.10-2.99 (m, 2H), 2.87-2.62 (m, 4H), 1.79-1.25 (m, 16H)
APCI-MS m/z: 435.9 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.39分
HPLC (方法B) 保持時間:6.63分
実施例4
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸
Figure 2009507070
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル(90mg, 0.18mmol)、LiOH(4.8mg, 0.2mmol)、THF(1ml)、MeOH(1ml)および水(1ml)の混合物を、室温で3時間撹拌し、酢酸(1ml)を加え、該生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 20%から70%)によって精製し、表題化合物を白色の固体として得た(14.5mg, 16%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.38-7.23 (m, 3H), 7.20-7.13 (m, 1H), 7.07-7.00 (m, 2H), 6.74 (t, J = 18.1 Hz, 1H), 3.68-3.40 (m, 4H), 3.40-3.33 (m, 2H), 3.00-2.92 (m, 2H), 2.43-2.21 (m, 4H), 1.92-1.85 (m, 2H), 1.58-1.17 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 477.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:3.83分
HPLC (方法B) 保持時間:7.09分
実施例5
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル
Figure 2009507070
中間体A(45mg, 0.23mmol)、HATU(73mg, 0.19mmol)、2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)安息香酸(43mg, 0.22mmol)、トリエチルアミン(47μl, 0.34mmol)およびジクロロメタン(4ml)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。粗製のメチルエステルを蒸発させ、分取HPLC(RP−18)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(93mg, 81%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 7.42-7.26 (m, 4H), 7.25-7.19 (m, 2H), 6.94-6.87 (m, 1H), 4.26-4.11 (m, 2H), 3.70-3.49 (m, 3H), 3.30-2.95 (m, 10H), 1.95-1.19 (m, 16H)
APCI-MS m/z: 490.9 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.31分
HPLC (方法B) 保持時間:10.04分
実施例6
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
Figure 2009507070
a) N−メチル−2−ヒドロキシニコチン酸
2−ヒドロキシニコチン酸(75mg, 0.54mmol)を、MeOH(0.75ml)およびHO(0.112ml)に溶解した。すりつぶしたKOH(60mg,1.07mmol)を加え、該反応混合物を15分間還流した。ヨウ化メチル(0.389ml, 6.03mmol)を加え、該反応混合物を2時間還流した。容積が半量になるまで蒸発させ、10% 塩酸(0.075ml)を添加した後、表題化合物の白色結晶を濾過によって得た(38mg)。
1H-NMR (399.99 MHz, D2O): δ 8.35 (dd, 1H), 7.93 (dd, 1H), 6.64 (t, 1H), 3.59 (s, 3H)
b) 3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
N−メチル−2−ヒドロキシニコチン酸(45mg, 0.29mmol)、中間体A(76mg, 0.24mmol)、HATU(91.9mg, 0.24mmol)およびトリエチルアミン(43mg, 0.43mmol)を、CHCl(4ml)中で混合し、1時間撹拌した。該反応混合物を飽和水性炭酸ナトリウム(2ml)で希釈し、該生成物をジクロロメタンで抽出し、乾燥した。純粋な表題化合物を分取HPLCによって得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.81-7.71 (m, 1H), 7.60-7.52 (m, 1H), 7.32-7.26 (m, 1H), 7.23-7.16 (m, 1H), 6.97-6.88 (m, 1H), 6.48-6.36 (m, 1H), 4.32-4.19 (m, 2H), 3.79-3.67 (m, 2H), 3.62-3.55 (m, 3H), 3.45-3.35 (m, 2H), 3.26-3.06 (m, 4H), 2.08-1.96 (m, 2H), 1.84-1.37 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 450.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.63分
HPLC (方法B) 保持時間:7.07分
実施例7
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(ピリミジン−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
中間体A(14mg, 0.44mmol)、HATU(17mg, 0.44mmol)、ピリミジン−4−カルボン酸(7mg, 0.53mmol)、トリエチルアミン(11μl, 0.78mmol)およびジクロロメタン(1ml)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。該反応混合物をEtOAcで希釈し、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を単離し、乾固するまで蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(6mg, 32%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 9.25-9.18 (m, 1H), 8.99-8.90 (m, 1H), 7.68-7.62 (m, 1H), 7.32-7.25 (m, 1H), 7.24-7.16 (m, 1H), 6.98-6.88 (m, 1H), 4.32-4.21 (m, 2H), 3.83-3.72 (m, 2H), 3.48-3.35 (m, 4H), 3.28-3.08 (m, 4H), 2.11-1.99 (m, 2H), 1.85-1.56 (m, 6H), 1.54-1.45 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 421.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.97分
HPLC (方法B) 保持時間:7.70分
実施例8
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール
Figure 2009507070
中間体A(50mg, 0.13mmol)、HBTU(50mg, 0.15mmol)、3−ヒドロキシイソニコチン酸(21mg, 0.15mmol)、トリエチルアミン(100μl, 0.7mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、反応が完了するまで、室温で撹拌し、次いで、TFAで酸性にした。該混合物を蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1、そしてアセトニトリル/水/NHOAc 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(2mg, 3%)。
APCI-MS m/z: 436.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.34分
HPLC (方法B) 保持時間:3.87分
実施例9
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび3−ヒドロキシピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(2mg, 3%)。
APCI-MS m/z: 436.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.58分
HPLC (方法B) 保持時間:2.00分
実施例10
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび6−アミノニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(4mg, 6%)。
APCI-MS m/z: 435.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.24分
HPLC (方法B) 保持時間:7.89分
実施例11
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の合成法によって、出発物質として中間体Aおよび2−アミノニコチン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(47mg, 57%)。
1H-NMR (299.946 MHz, DMSO-D6) δ 9.30-9.09 (m, 1H), 8.03 (dd, 1H), 7.74-7.64 (m, 1H), 7.26 (dd, 1H), 6.90 (t,1H), 6.81 (s, 1H), 4.21 (s, 2H), 3.25 (d, J = 11.7 Hz, 4H), 3.13-3.00 (m, 4H), 1.92-1.79 (m, 2H), 1.70-1.31 (m, 12H).
脂肪族領域における2個のプロトンのシグナルは、溶媒のシグナルと重なっているため抜けている。
APCI-MS m/z: 435.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.31分
HPLC (方法B) 保持時間:8.09分
実施例12
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび4−ヒドロキシピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(2mg, 3%)。
APCI-MS m/z: 436.1 [MH+]
HPLC (方法B) 保持時間:3.01分
実施例13
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび4−ヒドロキシニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(4mg, 6%)。
APCI-MS m/z: 436.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.38分
HPLC (方法B) 保持時間:4.71分
実施例14
3−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(39mg, 45%)。
1H-NMR (299.946 MHz, DMSO-D6) δ 9.21 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.44 (d, 1H), 7.26 (dd, 2H), 6.90 (t, 1H), 4.20 (s, 2H), 3.62 (s, 2H), 3.25 (d, 4H), 3.06 (s, 4H), 1.91 (d, 2H), 1.78-1.25 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 460.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.42分
HPLC (方法B) 保持時間:4.40分
実施例15
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の合成法によって、出発物質として中間体Aおよび6−シアノニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(22mg, 26%)。
1H-NMR (299.946 MHz, DMSO-D6) δ 9.29-9.03 (m, 1H), 8.77 (s, 1H), 8.21-8.01 (m, 1H), 7.26 (dd, 2H), 6.90 (t, 1H), 4.20 (s, 2H), 3.62 (s, 4H), 3.34-2.95 (m, 6H), 1.96-1.80 (m, 2H), 1.77-1.28 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 445.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.42分
HPLC (方法B) 保持時間:9.33分
実施例16
2'−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ビフェニル−2−カルボン酸 トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の合成法によって、出発物質として中間体Aおよびビフェニル−2,2'−ジカルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(22mg, 22%)。
APCI-MS m/z: 539.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.52分
HPLC (方法B) 保持時間:4.01分
実施例17
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例4の該リチウム塩(51mg, 0.11mmol)を、アセトニトリル(1ml)および1−メチル−2−ピロリドン(0.5ml)中の重炭酸ナトリウム(121mg, 1.44mmol)と共に、15分間撹拌した。HBTU(60mg, 0.18mmol)およびNHの7Mメタノール性溶液(200μL)を加え、該反応混合物を室温で1時間撹拌した。さらなるHBTU(40mg, 0.12mmol)および7M NHのメタノール性溶液(200μL)を加え、反応混合物を、室温で、さらに16時間撹拌した。粗生成物を、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(19mg, 29%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 7.39 (s, 1H), 7.36-7.23 (m, 2H), 7.17-7.13 (m, 1H), 7.03 (s, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.74 (t, 1H), 3.59 (t, 2H), 3.49-3.40 (m, 2H), 3.34 (d, 2H), 3.09 (d, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.40-2.26 (m, 4H), 1.52-1.23 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 476.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.48分
HPLC (方法B) 保持時間:8.10分
実施例18
1−{[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセチル}−D−プロリンアミド
Figure 2009507070
実施例4の塩酸塩(92mg, 0.18mmol)、HATU(71mg, 0.19mmol)、D−プロリンアミド(31mg, 0.27mmol)、トリエチルアミン(150μl, 1.0mmol)およびアセトニトリル(2ml)の混合物を、室温で1時間撹拌し、次いで蒸発させた。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA=10/90/0.1、およびアセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(13mg, 13%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 7.42-6.85 (m, 7H), 4.20 (d, 2H), 3.29 (s, 2H), 3.26-3.18 (m, 2H), 3.18-2.96 (m, 6H), 2.04-1.71 (m, 6H), 1.62-1.21 (m, 10H), 1.17 (q, 2H), 3.76-3.36 (m, 5H)
APCI-MS m/z: 573.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.56分
HPLC (方法B) 保持時間:7.88分
実施例19
N−シクロプロピル−2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド
Figure 2009507070
表題化合物を実施例18の合成法によって、出発物質として実施例4の塩酸塩およびシクロプロピルアミンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(15mg, 16%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 8.06 (d, 1H), 7.35-7.23 (m, 3H), 7.14 (d, 1H), 7.03 (dd, 2H), 6.74 (t, 1H), 3.64-3.51 (m, 2H), 3.36-3.34 (m, 2H), 3.10-3.04 (m, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.61-2.55 (m, 1H), 2.39-2.27 (m, 4H), 1.49-1.40 (m, 6H), 1.38 (s, 6H), 1.34-1.27 (m, 2H), 0.60-0.55 (m, 2H), 0.38-0.34 (m, 2H), 3.30-3.26 (m, 2H)
APCI-MS m/z: [MH+] 516.5
HPLC (方法A) 保持時間:7.35分
HPLC (方法B) 保持時間:9.16分
実施例20
3−[2−(2−アゼチジン−1−イル−2−オキソエチル)ベンゾイル]−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例18の合成法によって、出発物質として実施例4の塩酸塩およびアゼチジンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(13mg, 14%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 7.35-7.24 (m, 3H), 7.16 (s, 1H), 7.05-7.02 (m, 2H), 6.74 (t, 1H), 4.11 (d, 2H), 3.81 (s, 2H), 3.59 (t, 4H), 3.12-3.01 (m, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.40-2.26 (m, 4H), 2.22-2.12 (m, 2H), 1.52-1.34 (m, 14H), 1.29 (s, 2H)
APCI-MS m/z: [MH+] 516.5
HPLC (方法A) 保持時間:6.93分
HPLC (方法B) 保持時間:8.48分
実施例21
[5−クロロ−2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸 トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8のアミド・カップリング法で記載した条件によって、出発物質として中間体A(55mg, 0.13mmol)および4−クロロ−2−[2−メトキシ−1−(メトキシカルボニル)−2−オキソエチル]安息香酸(34mg, 0.16mmol)を用いて製造した。アミドカップリングから得た粗生成物を、LiOH(80mg, 3.3mmol)、THF(1ml)、MeOH(1ml)および水(1ml)で処理した。該混合物を50℃で2時間撹拌し、酢酸(1ml)を加え、粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(32mg, 40%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 12.69-12.20 (m, 1H), 9.17 (d, 1H), 7.45 (dd, 1H), 7.39 (dd, 1H), 7.31-7.20 (m, 2H), 6.90 (td, 1H), 4.19 (dd, 2H), 3.74-3.50 (m, 4H), 3.29-3.19 (m, 2H), 3.18-2.97 (m, 6H), 1.96-1.74 (m, 2H), 1.72-1.31 (m, 12H)
APCI-MS m/z: [MH+] 511.1
HPLC (方法A) 保持時間:9.34分
実施例22
3−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]プロパン酸 トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例21の合成法によって、出発物質として中間体Aおよび2−(3−メトキシ−3−オキソプロピル)安息香酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(29mg, 37%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 12.32-11.91 (m, 1H), 9.15 (d, 1H), 7.38-7.20 (m, 4H), 7.15 (dd, 1H), 6.90 (td, 1H), 4.19 (dd, 2H), 3.91-3.43 (m, 4H), 3.29-3.19 (m, 2H), 3.18-2.97 (m, 4H), 2.86-2.65 (m, 2H), 1.98-1.81 (m, 2H), 1.73-1.62 (m, 2H), 1.61-1.12 (m, 12H)
APCI-MS m/z: [MH+] 491.4
HPLC (方法A) 保持時間:7.60分
実施例23
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび2−アミノピリジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(5mg, 5%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 7.92 (d,1H), 7.03 (d, 2H), 6.74 (t, 1H), 6.38 (dd, 1H), 6.32 (s, 1H), 6.08 (s, 2H), 3.53 (s, 2H), 3.29 (s, 2H), 3.22 (s, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.40-2.26 (m, 4H), 1.52-1.30 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 435.4
HPLC (方法A) 保持時間:5.17分
HPLC (方法B) 保持時間:7.88分
実施例24
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン 二トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体A(60mg, 0.16mmol)、3−アミノイソニコチン酸(26mg, 0.19mmol)、HBTU(72mg, 0.19mmol)およびトリエチルアミン(86μl, 0.62mmol)を、ジクロロメタン(3ml)に溶解し、室温で1時間撹拌した。該混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から70/30/0.1)によって精製し、表題化合物を透明なゴム状物質として得た(20mg, 20%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.15 (s, 1H), 8.00 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 4.26 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.46-3.34 (m, 18H), 3.26-3.13 (m, 9H), 3.11 (s, 3H), 2.03 (d, J = 14.3 Hz, 2H), 1.83 (s, 1H), 1.73-1.59 (m, 4H), 1.50 (d, J = 9.8 Hz, 7H)
APCI-MS m/z: 435.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.01分
実施例25
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]メタンスルホンアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例24の手順によって、出発物質として中間体A(60mg, 0.16mmol)および2−[(メチルスルホニル)アミノ]安息香酸(41mg, 0.19mmol)を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から80/20/0.1)によって精製し、表題化合物を白色の固体として得た(17mg, 17%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.48 (d, J = 2.5 Hz, 2H), 7.36-7.27 (m, 3H), 7.20 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.26 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.44-3.33 (m, 6H), 3.26-3.13 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.04 (d, J = 14.5 Hz, 2H), 1.85-1.54 (m, 6H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 512.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.44分
実施例26〜37は全て、実施例24に従って、適切な酸および中間体Aを用いて合成し、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から70/30/0.1)によって精製した。
実施例26
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピラゾール−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.72 (s, 1H), 7.30 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.70 (q, J = 5.9 Hz, 4H), 3.41 (d, J = 12.3 Hz, 2H), 3.23-3.15 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.03 (d, J = 15.5 Hz, 2H), 1.73 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.65 (dd, J = 28.1, 4.3 Hz, 3H), 1.54-1.48 (m, 2H), 1.51 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 524.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.07分
実施例27
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,2,3−チアジアゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 9.34 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.32-7.27 (m, 1H), 7.23-7.18 (m, 1H), 6.93 (td, J = 7.5, 3.7 Hz, 1H), 4.27 (d, J = 11.4 Hz, 2H), 3.84 (dd, J = 11.9, 8.1 Hz, 2H), 3.74-3.68 (m, 2H), 3.42 (d, J = 12.5 Hz, 2H), 3.21 (dt, J = 25.1, 12.6 Hz, 4H), 3.11 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 2.07 (d, J = 15.0 Hz, 2H), 1.84 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 1.79 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 1.73-1.63 (m, 2H), 1.61 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 1.56 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 1.50 (d, J = 9.9 Hz, 6H)(回転異性体)
APCI-MS m/z: 427.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.81分
実施例28
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(3−メチルイソオキサゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
APCI-MS m/z: 424.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.28分
実施例29
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.89 (s, 2H), 7.30 (dd, J = 7.3, 1.0 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.72 (dd, J = 11.6, 7.2 Hz, 4H), 3.41 (d, J = 13.1 Hz, 2H), 3.24-3.15 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.04 (d, J = 14.4 Hz, 2H), 1.74 (t, J = 5.3 Hz, 2H), 1.65 (dd, J = 28.1, 3.8 Hz, 3H), 1.54-1.48 (m, 2H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 409.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.69分
実施例30
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−フロイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
APCI-MS m/z: 409.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.98分
実施例31
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(イソオキサゾール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.51 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.27 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.79-3.72 (m, 2H), 3.67-3.61 (m, 2H), 3.41 (d, J = 13.3 Hz, 2H), 3.26-3.15 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.06 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.82-1.74 (m, 2H), 1.70-1.60 (m, 2H), 1.59-1.53 (m, 2H), 1.51 (d, J = 4.6 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 410.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.90分
実施例32
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.70 (s, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.30 (dd, J = 7.3, 1.1 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.28 (s, 2H), 3.92 (s, 3H), 3.77 (bs, 4H), 3.42 (d, J = 13.2 Hz, 2H), 3.19 (t, J = 12.6 Hz, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.04 (d, J = 14.0 Hz, 2H), 1.77 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.68 (dd, J = 28.2, 4.0 Hz, 2H), 1.55 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 1.50 (s, 7H)
APCI-MS m/z: 423.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.96分
実施例33
1−[5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピロール−3−イル]エタノン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
APCI-MS m/z: 450.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.67分
実施例34
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
APCI-MS m/z: 409.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.73分
実施例35
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.21-7.17 (m, 2H), 7.14 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.26 (s, 2H), 3.75 (dd, J = 11.8, 8.2 Hz, 4H), 3.40 (d, J = 13.3 Hz, 2H), 3.23-3.15 (m, 4H), 3.11 (s, 2H), 2.07 (d, J = 14.1 Hz, 2H), 1.77-1.72 (m, 2H), 1.69-1.61 (m, 2H), 1.55-1.50 (m, 2H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 458.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.86分
実施例36
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インダゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.92 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.43 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.24 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 7.21 (d, J = 7.4 Hz, 2H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.27 (d, J = 10.7 Hz, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.85 (s, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.41 (d, J = 13.2 Hz, 2H), 3.28-3.15 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.08 (d, J = 15.0 Hz, 2H), 1.86-1.74 (m, 2H), 1.72-1.53 (m, 4H), 1.51 (d, J = 7.7 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 459.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.50分
実施例37
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 0.5, 6.8 Hz, 1H), 7.24-7.19 (m, 2H), 7.07 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.80 (s, 1H), 4.28 (s, 2H), 3.94-3.77 (m, 4H), 3.42 (d, J = 13.2 Hz, 2H), 3.21 (t, J = 12.1 Hz, 2H), 3.12 (s, 2H), 2.07 (d, J = 13.9 Hz, 2H), 1.79 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.71-1.63 (m, 2H), 1.57 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.51 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 458.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.36分
実施例38
3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として中間体Aおよび2−クロロピリジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(53mg, 55%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.24 (s, 1H), 8.50 (t, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.40 (t, 1H), 7.25 (d, 1H), 6.90 (t, 1H), 4.24-4.16 (m, 2H), 3.65-3.52 (m, 2H), 3.31-2.97 (m, 8H), 1.89 (d, J = 14.0 Hz, 2H), 1.76-1.25 (m, 12H)
APCI-MS m/z: [MH+] 454.3
HPLC (方法A) 保持時間:7.55分
HPLC (方法B) 保持時間:9.73分
実施例39
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
AZ12426941, 793/2102
表題化合物を、実施例8の合成法によって、出発物質として中間体Aおよび2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]安息香酸を用いて製造した。該反応混合物を、シリカからEtOAc/EtNH(95/5)で溶出し、蒸発させ、1M メタノール性塩酸(50ml)で16時間処理した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(76mg, 60%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.36 (d, 1H), 7.32-7.23 (m, 2H), 7.16 (d, 1H), 7.09-7.02 (m, 1H), 6.98-6.84 (m, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.97-3.30 (m, 4H), 3.21 (d, 2H), 3.12-2.96 (m, 6H), 1.84 (d, 2H), 1.74-1.57 (m, 4H), 1.49-1.33 (m, 8H)
APCI-MS m/z: [MH+] 434.4
HPLC (方法A) 保持時間:6.81分
HPLC (方法B) 保持時間:9.65分
実施例40
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド
Figure 2009507070
実施例39の二塩酸塩(70mg, 0.14mmol)、塩化アセチル(13μl, 0.17mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(100μl, 0.58mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、室温で1時間撹拌し、次いでTFAで酸性にした。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(28mg, 41%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.47 (s, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.36 (t, 1H), 7.25-7.14 (m, 2H), 7.06-7.00 (m, 2H), 6.75 (q, 1H), 3.60-3.49 (m, 2H), 3.36 (s, 2H), 3.12 (s, 2H), 3.01-2.94 (m, 2H), 2.40-2.26 (m, 4H), 2.04-1.93 (m, 3H), 1.50-1.40 (m, 6H), 1.40-1.35 (m, 6H), 1.35-1.26 (m, 2H)
APCI-MS m/z: [MH+] 476.2
HPLC (方法A) 保持時間:6.86分
HPLC (方法B) 保持時間:8.55分
実施例41
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−2−ヒドロキシアセトアミド
Figure 2009507070
実施例39の二塩酸塩(70mg, 0.14mmol)、2−クロロ−2−オキソエチル アセテート(13μl, 0.17mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(100μl, 0.58mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、室温で1時間撹拌した。さらに2−クロロ−2−オキソ酢酸エチル(13μl, 0.17mmol)を加え、混合物を60℃で2時間加熱した。冷却した反応混合物に、水(1ml)および水酸化リチウム(80mg, 3.3mmol)を加え、該反応混合物を室温で2時間撹拌した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(34mg, 50%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.20 (d, 1H), 7.42 (dd, 1H), 7.32-7.26 (m, 1H), 7.16 (t, 1H), 7.07-7.00 (m, 2H), 6.74 (t, 1H), 3.94 (s, 2H), 3.60 (s, 2H), 3.36 (s, 2H), 3.24 (s, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.33 (s, 4H), 1.55-1.28 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 491.4
HPLC (方法A) 保持時間:6.82分
HPLC (方法B) 保持時間:8.58分
実施例42
1−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−イル]ピロリジン−3−オール
Figure 2009507070
3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(68mg, 0.15mmol)およびピロリジン−3−オール(124μl, 1.5mmol)を、NMP(1ml)に溶解し、CEMマイクロ波装置中で200℃で10分間加熱した。該混合物をCHCNおよびHOで希釈し、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から60/40/0.1)によって精製し、次いでSCXイオン交換カラムから溶出し、表題化合物を白色の固体として得た(28mg, 37%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.07 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 6.78 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.51 (dd, J = 5.3, 1.1 Hz, 1H), 6.42 (s, 1H), 4.53 (dt, J = 4.5, 2.2 Hz, 1H), 3.69 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.61-3.51 (m, 5H), 3.43 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 3.36 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.02 (s, 2H), 2.56 (s, 4H), 2.19-2.10 (m, 1H), 2.07-2.02 (m, 1H), 1.61 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 1.56 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.47-1.42 (m, 2H), 1.44 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 505.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.26分
HPLC (方法B) 保持時間:8.04分
実施例43
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−{2−[(2S)−2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−イル]イソニコチノイル}−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例42によって、3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(68mg, 0.15mmol)、および(2S)−2−(メトキシメチル)ピロリジン(173mg, 1.5mmol)を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(12mg, 15%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.09 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 6.78 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 6.51 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 6.47 (s, 1H), 4.22-4.16 (m, 1H), 3.76-3.64 (m, 2H), 3.67 (s, 2H), 3.61-3.49 (m, 4H), 3.39-3.32 (m, 5H), 3.02 (s, 2H), 2.57 (s, 4H), 2.16-1.96 (m, 4H), 1.67-1.53 (m, 6H), 1.47-1.42 (m, 2H), 1.45 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 533.5 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.20分
HPLC (方法B) 保持時間:10.22分
実施例44
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−N−メチルピリジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例42によって、3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(68mg, 0.15mmol)、およびメチルアミン(EtOH中33%)(1.41ml, 15mmol)を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(12mg, 18%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 7.2, 3.9 Hz, 2H), 6.79 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.47 (dd, J = 5.3, 1.3 Hz, 1H), 6.42 (s, 1H), 3.68 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.60 (s, 2H), 3.36 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 3.03 (s, 2H), 2.87 (s, 3H), 2.59 (s, 4H), 1.68-1.58 (m, 6H), 1.55 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 1.47-1.42 (m, 2H), 1.44 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 449.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.32分
HPLC (方法B) 保持時間:8.52分
実施例45
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−6−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−スルホンアミド
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例40の手順によって、出発物質として実施例39の二塩酸塩および塩化 6−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−スルホニルを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(6mg, 7%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.48-7.36 (m, 2H), 7.27 (d, 1H), 7.23-7.16 (m, 1H), 7.14-7.05 (m, 2H), 6.86-6.73 (m, 1H), 3.67-3.38 (m, 4H), 3.24-3.06 (m, 4H), 3.00 (s, 3H), 2.33 (s, 4H), 1.62-1.31 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 622.2
HPLC (方法A) 保持時間:7.33分
HPLC (方法B) 保持時間:4.67分
実施例46
1−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]イミダゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2009507070
実施例39の二塩酸塩(70mg, 0.14mmol)、クロロアセチル イソシアネート(14μl, 0.17mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(100μl, 0.58mmol)およびテトラヒドロフラン(1ml)の混合物を、室温で1時間撹拌した。水素化ナトリウム(15mg, 0.63mmol)を加え、該反応混合物を60℃で1時間撹拌した。粗生成物を、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(17mg, 24%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.63-7.30 (m, 4H), 7.21-6.99 (m, 2H), 6.88-6.64 (m, 1H), 4.52-4.06 (m, 2H), 3.60-3.47 (m, 2H), 3.26-3.11 (m, 4H), 3.06-2.91 (m, 2H), 2.40-2.21 (m, 4H), 1.62-1.24 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 517.2
HPLC (方法A) 保持時間:6.81分
HPLC (方法B) 保持時間:8.63分
実施例47
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]ニコチンアミド 1−オキシド
Figure 2009507070
表題化合物を実施例8の手順によって、出発物質として実施例39の二塩酸塩およびニコチン酸 1−オキシドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(8mg, 9%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.60 (s, 1H), 8.40 (d, 1H), 7.74 (d, 1H), 7.61-7.42 (m, 3H), 7.37-7.28 (m, 2H), 7.03 (d, 2H), 6.74 (d, 1H), 3.50 (s, 2H), 3.35 (s, 2H), 3.26-3.16 (m, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.36-2.26 (m, 4H), 1.44-1.31 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 555.0
HPLC (方法A) 保持時間:6.56分
HPLC (方法B) 保持時間:7.71分
実施例48
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−1−メチル−L−プロリンアミド
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として実施例39の二塩酸塩および1−メチル−L−プロリンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(9mg, 10%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.85 (s, 1H), 8.11 (d, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.25 (d, 1H), 7.15 (d, 1H), 7.03 (d, 2H), 6.75 (d, 1H), 3.73-3.47 (m, 2H), 3.35 (s, 2H), 3.29 (s, 2H), 3.26-3.17 (m, 2H), 3.11-3.03 (m, 1H), 2.97 (s, 2H), 2.94-2.87 (m, 2H), 2.42-2.11 (m, 7H), 1.75 (s, 2H), 1.51-1.19 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 545.5
HPLC (方法A) 保持時間:6.31分
HPLC (方法B) 保持時間:10.61分
実施例49
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例8の手順によって、出発物質として実施例39の二塩酸塩およびテトラヒドロフラン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(17mg, 19%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.61 (s, 1H), 7.45 (d, 1H), 7.40-7.35 (m, 1H), 7.27-7.16 (m, 2H), 7.04 (d, 2H), 6.74 (t, 1H), 3.86 (t, 1H), 3.77-3.64 (m, 3H), 3.54 (s, 2H), 3.29 (s, 2H), 3.15 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 2.97 (s, 2H), 2.33 (s, 4H), 2.06-1.96 (m, 2H), 1.53-1.21 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 532.4
HPLC (方法A) 保持時間:7.17分
HPLC (方法B) 保持時間:8.89分
実施例50
N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−5−オキソプロリンアミド
Figure 2009507070
表題化合物を実施例8の手順によって、実施例39の二塩酸塩および5−オキソプロリンを用いて製造し、出発物質として、生成物を白色の固体として得た(31mg, 34%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.62 (s, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.46-7.37 (m, 1H), 7.32-7.17 (m, 2H), 7.10-7.00 (m, 2H), 6.79-6.69 (m, 1H), 4.22-4.14 (m, 1H), 3.62-3.49 (m, 2H), 3.38-3.33 (m, 2H), 3.26-3.10 (m, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.41-2.24 (m, 5H), 2.17-2.06 (m, 2H), 2.04-1.92 (m, 1H), 1.55-1.27 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 545.2
HPLC (方法A) 保持時間:6.51分
HPLC (方法B) 保持時間:7.93分
実施例51
[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例39の手順によって、出発物質として中間体Aの二塩酸塩および4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]安息香酸を用いて、生成物を白色の固体として得た(88mg, 80%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.29 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.16 (m, 2H), 6.90 (t, 1H), 6.68 (d, 2H), 4.20 (s, 2H), 3.44 (s, 2H), 3.24 (d, 2H), 3.15-2.98 (m, 4H), 1.89 (d, 2H), 1.66-1.40 (m, 10H), 1.38-1.28 (m, 2H), 1.38-1.28 (m, 2H)
APCI-MS m/z: [MH+] 434.4
HPLC (方法A) 保持時間:5.54分
HPLC (方法B) 保持時間:8.89分
実施例52
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体A(77mg, 0.20mmol)、HBTU(83mg, 0.22mmol)、3−メチル−4−ピリジンカルボン酸(30mg, 0.22mmol)、トリエチルアミン(140μl, 1.0mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、反応が完了するまで、室温で撹拌し、次いで酢酸で酸性にした。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(13mg, 14%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.81-8.68 (m, 2H), 7.92-7.81 (m, 1H), 7.29 (t, 1H), 7.20 (t, 1H), 6.92 (q, 1H), 4.26 (d, 2H), 3.81 (d, 2H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.28-3.07 (m, 6H), 2.46 (s, 3H), 2.17-1.95 (m, 2H), 1.89-1.37 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 434.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.30分
HPLC (方法B) 保持時間:8.34分
実施例53
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の合成法によって、出発物質として中間体Aおよび4−アミノ−2−ピリジンカルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(6mg, 6%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.07 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 6.93 (t, 1H), 6.90-6.84 (m, 2H), 4.27 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.53-3.37 (m, 4H), 3.27-3.07 (m, 4H), 2.04 (d, 2H), 1.85-1.45 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 435.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.09分
HPLC (方法B) 保持時間:7.62分
実施例54
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(2−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび2−メチル−4−ピリジンカルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(28mg, 32%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.75 (t, 1H), 7.85 (s, 1H), 7.82-7.75 (m, 1H), 7.29 (t, 1H), 7.20 (t, 1H), 6.96-6.86 (m, 1H), 4.26 (d, 2H), 3.84-3.70 (m, 2H), 3.47-3.32 (m, 4H), 3.27-3.04 (m, 4H), 2.79 (m, 3H), 2.03 (d, 2H), 1.87-1.54 (m, 6H), 1.49 (d, 6H)
APCI-MS m/z: 434.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.82分
HPLC (方法B) 保持時間:8.38分
実施例55
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体A(77mg, 0.20mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(42mg, 0.22mmol)、5−アミノピコリン酸(30mg, 0.22mmol)、トリエチルアミン(140μl, 1.0mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、室温で終夜撹拌し、酢酸で酸性にした。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(9mg, 11%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.96 (d, 1H), 7.44 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.22-7.17 (m, 2H), 6.93 (t, 1H), 4.28 (s, 2H), 3.75-3.52 (m, 2H), 3.44-3.35 (m, 3H), 3.25-3.13 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.04 (d, 2H), 1.78-1.58 (m, 6H), 1.54 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 435.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.34分
HPLC (方法B) 保持時間:7.75分
実施例56
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび3−アミノ−4−ピリダジンカルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(40mg, 46%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.53 (d, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 6.92 (t, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.76 (s, 2H), 3.47-3.36 (m, 3H), 3.27-3.14 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.03 (d, 2H), 1.89-1.56 (m, 6H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 436.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.04分
HPLC (方法B) 保持時間:7.17分
実施例57
{[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−イル]メチル}アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体A(77mg, 0.20mmol)、HBTU(83mg, 0.22mmol)、N−Boc−3−(アミノメチル)安息香酸(56mg, 0.22mmol)、トリエチルアミン(140μl, 1.0mmol)およびアセトニトリル(1ml)の混合物を、室温で終夜撹拌した。溶媒を除去し、メタノールおよび塩化アセチルの溶液を加え、明黄色の油状物を得た。この混合物を終夜撹拌し、溶媒を除去し、粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(9mg, 10%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.66 (t, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.55 (t, 1H), 7.32-7.26 (m, 1H), 7.20 (t, 1H), 6.92 (td, 1H), 4.30-4.22 (m, 4H), 3.83-3.74 (m, 2H), 3.49-3.35 (m, 3H), 3.27-3.13 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.04 (d, 2H), 1.84-1.55 (m, 6H), 1.50 (d, 6H)
APCI-MS m/z: 449.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.04分
HPLC (方法B) 保持時間:7.17分
実施例58
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)キノリン−2−オール トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび2−ヒドロキシキノリン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(47mg, 48%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.65-7.59 (m, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.44-7.40 (m, 1H), 7.34-7.26 (m, 2H), 7.19 (t, 1H), 6.92 (q, 1H), 6.56 (d, 1H), 4.25 (d, 2H), 3.93-3.77 (m, 2H), 3.44-3.34 (m, 3H), 3.28-3.15 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.13-2.00 (m, 2H), 1.93-1.54 (m, 6H), 1.54-1.30 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 486.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.78分
HPLC (方法B) 保持時間:8.58分
実施例59
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,8−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび1,8−ナフチリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(41mg, 43%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 9.81 (d, 1H), 8.96 (dd, 1H), 8.86 (t, 1H), 8.43 (dd, 1H), 8.05 (dd, 1H), 7.29 (t, 1H), 7.20 (t, 1H), 6.92 (q, 1H), 4.27 (d, 2H), 3.89-3.82 (m, 2H), 3.52-3.37 (m, 3H), 3.29-3.14 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.09 (d, 2H), 1.90-1.60 (m, 6H), 1.58-1.45 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 471.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.88分
HPLC (方法B) 保持時間:8.31分
実施例60
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,6−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび1,6−ナフチリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(33mg, 35%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 9.81 (d, 1H), 8.96 (dd, 1H), 8.86 (t, 1H), 8.43 (dd, 1H), 8.05 (dd, 1H), 7.29 (t, 1H), 7.20 (t, 1H), 6.92 (q, 1H), 4.27 (d, 2H), 3.90-3.82 (m, 2H), 3.53-3.37 (m, 3H), 3.29-3.14 (m, 2H), 3.11 (m, 3H), 2.09 (d, 2H), 1.90-1.59 (m, 6H), 1.58-1.45 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 471.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.35分
HPLC (方法B) 保持時間:8.44分
実施例61
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−6−メトキシピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび5−アミノ−2−メトキシ−4−ピリジンカルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(39mg, 42%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.71 (s, 1H), 7.08 (d, 2H), 6.78 (t, 1H), 6.54 (s, 1H), 3.82 (s, 3H), 3.71 (s, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.37-3.33 (m, 2H), 3.02 (s, 2H), 2.56 (s, 4H), 1.66-1.40 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 465.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.98分
HPLC (方法B) 保持時間:8.59分
実施例62
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−2−メチルキノリン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび3−アミノ−2−メチルキノリン−4−カルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1、そしてアセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(12mg, 12%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.00-7.93 (m, 1H), 7.74-7.66 (m, 3H), 7.32-7.14 (m, 2H), 6.92 (q, 1H), 4.25 (d, 2H), 4.08-3.81 (m, 2H), 3.46-3.34 (m, 3H), 3.28-3.17 (m, 2H), 3.10 (d, 3H), 2.82 (d, 3H), 2.12-1.95 (m, 2H), 1.90-1.57 (m, 6H), 1.55-1.26 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 499.7 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.89分
HPLC (方法B) 保持時間:9.11分
実施例63
7−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−インドール−2,3−ジオン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび2,3−ジオキソインドリン−7−カルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1、そしてアセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を明黄色の固体として得た(19mg, 13%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.65 (d, 0.5 H), 7.54 (d, 0.5 H), 7.48 (d, 0.5 H) 7.32-7.25 (m, 1.5 H), 7.23-7.11 (m, 2H), 6.92 (t, 1H), 4.26 (s, 2H), 3.76 (s, 2H), 3.51-3.36 (m, 3H), 3.26-3.14 (m, 2H), 3.11 (s, 3H), 2.03 (d, 2H), 1.87-1.55 (m, 6H), 1.50 (s, 6H).
APCI-MS m/z: 488.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.11分
HPLC (方法B) 保持時間:5.24分および7.43分
実施例64
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体A(77mg, 0.20mmol)、PYBOP(114mg, 0.22mmol)、4−アミノニコチン酸(37mg, 0.22mmol)、トリエチルアミン(140μl, 1.0mmol)およびジクロロメタン(1ml)の混合物を、反応が完了するまで、室温で撹拌し、次いでTFAで酸性にした。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(41mg, 31%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.13-8.01 (m, 2H), 7.22 (dd, 2H), 6.87 (t, 1H), 6.78 (s, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.55-3.22 (m, 6H), 3.04 (s, 4H), 1.74-1.36 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 435.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.92分
HPLC (方法B) 保持時間:8.05分
実施例65
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび5−アミノニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(14mg, 16%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.00 (s, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.07 (d, 2H), 7.02 (t, 1H), 6.78 (t, 1H), 3.69 (s, 2H), 3.53 (s, 2H), 3.38 (s, 2H), 3.01 (s, 2H), 2.58 (s, 4H), 1.66-1.49 (m, 7H), 1.43 (m, 7H)
APCI-MS m/z: 435.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.17分
HPLC (方法B) 保持時間:7.52分
実施例66
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−7−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび1H−インドール−7−カルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 58%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.66 (dd, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.22 (d, 1H), 7.18-7.05 (m, 3H), 6.87 (t, 1H), 6.52 (d, 1H), 4.04 (s, 2H), 3.93-3.38 (m, 4H), 3.11-3.00 (m, 6H), 1.94 (s, 2H), 1.82-1.41 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 458.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.81分
HPLC (方法B) 保持時間:11.00分
実施例67
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよびインドール−5−カルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(63mg, 69%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.63 (s, 1H), 7.43 (d, 1H), 7.31 (d, 1H), 7.15 (dd, 1H), 7.08 (d, 2H), 6.78 (t, 1H), 6.51 (d, 1H), 3.80-3.39 (m, 6H), 3.02 (s, 2H), 2.57 (s, 4H), 1.68-1.39 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 458.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.66分
HPLC (方法B) 保持時間:10.26分
実施例68
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−6−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよびインドール−6−カルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(58mg, 56%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.61 (d, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.36 (d, 1H), 7.22 (d, 1H), 7.17 (d, 1H), 7.05 (dd, 1H), 6.88 (t, 1H), 6.50 (d, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.82-3.45 (m, 4H), 3.08 (s, 6H), 1.85-1.42 (m, 14H)
APCI-MS m/z: 458.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.35分
HPLC (方法B) 保持時間:10.51分
実施例69
3−(1H−ベンゾイミダゾール−6−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび5−ベンゾイミダゾールカルボン酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(43mg, 47%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.27 (s, 1H), 7.68 (s, 2H), 7.32 (d, 1H), 7.08 (d, 2H), 6.78 (t, 1H), 3.74 (s, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.45 (s, 2H), 3.02 (s, 2H), 2.56 (s, 4H), 1.68-1.39 (m, 14H).
APCI-MS m/z: 459.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.52分
HPLC (方法B) 保持時間:7.98分
実施例70
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、出発物質として中間体Pおよび中間体Zを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(65mg, 32%)。
APCI-MS m/z: 452.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.14分
HPLC (方法B) 保持時間:7.82分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.38 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.05-6.99 (m, 2H), 6.95-6.90 (m, 1H), 6.78 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 4.4 Hz, 2H), 3.75-3.69 (m, 2H), 3.48-3.37 (m, 4H), 3.27-3.12 (m, 2H), 2.06-1.99 (m, 2H), 1.81-1.76 (m, 1H), 1.75-1.61 (m, 3H), 1.59-1.48 (m, 2H), 1.39 (d, J = 7.7 Hz, 6H)
実施例71
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび3−シアノ安息香酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(54mg, 61%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.84-7.81 (m, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.72-7.61 (m, 2H), 7.07 (d, 2H), 6.78 (t, 1H), 3.76 (s, 2H), 3.56 (s, 2H), 3.38-3.33 (m, 2H), 3.02 (s, 2H), 2.55 (s, 4H), 1.67-1.52 (m, 6H), 1.44 (s, 8H)
APCI-MS m/z: 444.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.91分
HPLC (方法B) 保持時間:10.10分
実施例72
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび4−シアノ安息香酸を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(53mg, 60%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.82 (d, 2H), 7.56 (d, 2H), 7.07 (d, 2H), 6.78 (t, 1H), 3.75-3.68 (m, 2H), 3.56 (s, 2H), 3.35-3.33 (m, 2H), 3.02 (s, 2H), 2.54 (s, 4H), 1.65-1.53 (m, 6H), 1.44 (s, 8H)
APCI-MS m/z: 444.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.91分
HPLC (方法B) 保持時間:10.12分
実施例73
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゼンスルホンアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例52の手順によって、出発物質として中間体Aおよび4−カルボキシベンゼンスルホンアミドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc 10:90:0.1、そしてアセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(31mg, 21%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.98 (d, 2H), 7.57 (d, 2H), 7.29 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 6.92 (t, 1H), 4.26 (d, 2H), 3.76 (s, 2H), 3.45-3.34 (m, 4H), 3.27-3.07 (m, 4H), 2.04 (d, 2H), 1.84-1.40 (m, 12H).
APCI-MS m/z: 498.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.67分
HPLC (方法B) 保持時間:7.78分
実施例74
[3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例57の手順によって、出発物質として中間体AおよびBoc−3−アミノ安息香酸を用いて、生成物を白色の固体として得た(78mg, 59%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.39 (t, 1H), 7.29 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 7.15-7.10 (m, 1H), 7.09-7.03 (m, 2H), 6.92 (t, 1H), 4.26 (s, 2H), 3.74 (s, 2H), 3.49-3.36 (m, 4H), 3.27-3.06 (m, 4H), 2.04 (d, 2H), 1.83-1.38 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 434.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.48分
HPLC (方法B) 保持時間:8.93分
実施例75
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
該化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Aおよび5−ヒドロキシピラジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(25mg, 23%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.01 (s, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.30 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.77-3.67 (m, 4H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.25-3.15 (m, 2H), 3.11 (s, 2H), 2.08-2.00 (m, 2H), 1.79-1.73 (m, 2H), 1.69-1.60 (m, 2H), 1.57-1.52 (m, 2H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 437.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.55分
HPLC (方法B) 保持時間:4.90分
実施例76
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
該化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Aおよび6−ヒドロキシニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(65mg, 61%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.74-7.58 (m, 2H), 7.34-7.26 (m, 1H), 7.22-7.14 (m, 1H), 7.01-6.84 (m, 1H), 6.61-6.41 (m, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.74-3.52 (m, 4H), 3.46-3.37 (m, 2H), 3.27-3.06 (m, 6H), 2.10-1.99 (m, 2H), 1.77-1.70 (m, 2H), 1.68-1.58 (m, 2H), 1.50 (s, 9H)
APCI-MS m/z: 436.6 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.39分
HPLC (方法B) 保持時間:7.08分
実施例77
3−イソニコチノイル−9−[(2−メチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
中間体D(66mg, 0.41mmol)、中間体S(106mg, 0.41mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(174mg, 0.81mmol)およびアセトニトリル(2ml)の混合物を、40℃で18時間加熱した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、水性炭酸水素ナトリウムで洗浄し、有機層を蒸発させ、残渣を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(40mg, 19%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.88-8.74 (m, 2H), 7.81-7.64 (m, 2H), 7.34-7.26 (m, 1H), 7.23-7.15 (m, 1H), 6.97-6.87 (m, 1H), 5.10-4.96 (m, 1H), 4.35-4.20 (m, 2H), 3.78 (d, J = 4.6 Hz, 2H), 3.46-3.33 (m, 6H), 3.27-3.08 (m, 2H), 2.94-2.83 (m, 1H), 2.04 (d, J = 13.4 Hz, 2H), 1.82 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 1.75-1.55 (m, 4H), 1.51-1.43 (m, 3H)
APCI-MS m/z: 406.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.19分
実施例78
3−イソニコチノイル−9−[(2,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン、および3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物混合物を、実施例77の手順によって、中間体Tおよび中間体Sを用いて製造し、生成物の1:1異性体混合物を白色の固体として得た(130mg, 45%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.79 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 7.72 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 7.31-7.24 (m, 1H), 7.24-7.18 (m, 1H), 7.02-6.92 (m, 1H), 4.54-4.44 (m, 0.5H), 4.32-4.23 (m, 2H), 3.82-3.74 (m, 2H), 3.46-3.33 (m, 4H), 3.28-3.08 (m, 2.5H), 2.04 (d, J = 13.9 Hz, 2H), 1.86-1.77 (m, 1H), 1.74-1.54 (m, 4H), 1.53-1.23 (m, 8.5H), 1.13 (d, J = 4.9 Hz, 1.5H)
APCI-MS m/z: 434.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.62/5.69分
HPLC (方法B) 保持時間:8.60/8.65分
実施例79
3−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒドおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(38mg, 24%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.88-8.74 (m, 2H), 7.84-7.65 (m, 2H), 7.39-7.30 (m, 1H), 7.24-7.15 (m, 1H), 6.99-6.89 (m, 1H), 4.65 (q, J = 8.7 Hz, 2H), 4.28 (d, J = 11.4 Hz, 2H), 3.78 (d, J = 4.2 Hz, 2H), 3.46-3.33 (m, 4H), 3.30-3.09 (m, 4H), 2.03 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 1.82 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 1.75-1.54 (m, 4H), 1.50-1.43 (m, 1H)
APCI-MS m/z: 392.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:3.93分
HPLC (方法B) 保持時間:6.96分
実施例80
3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Gおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(125mg, 80%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.79 (d, J = 2.6 Hz, 2H), 7.75-7.68 (m, 2H), 7.27-7.18 (m, 2H), 7.00-6.94 (m, 1H), 4.27 (d, J = 11.5 Hz, 2H), 3.77 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 3.44-3.33 (m, 4H), 3.26-3.07 (m, 2H), 2.09-1.99 (m, 2H), 1.84-1.78 (m, 1H), 1.74-1.54 (m, 4H), 1.50-1.43 (m, 1H), 1.36 (d, J = 11.4 Hz, 6H), 1.22 (d, J = 6.0 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 448.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.11分
HPLC (方法B) 保持時間:8.81分
実施例81
3−[(5−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Fおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(91mg, 52%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.82 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 7.28 (d, J = 11.2 Hz, 2H), 4.24 (d, J = 11.0 Hz, 2H), 3.82-3.73 (m, 2H), 3.45-3.32 (m, 4H), 3.28-3.09 (m, 5H), 2.04 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.86-1.79 (m, 1H), 1.75-1.55 (m, 4H), 1.50 (d, J = 11.0 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 454.3/456.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.11分
HPLC (方法B) 保持時間:9.41分
実施例82
3−イソニコチノイル−9−[(2,2,4−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Hおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(124mg, 73%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.80 (d, J = 5.0 Hz, 2H), 7.74 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 7.14-7.06 (m, 1H), 6.79-6.71 (m, 1H), 4.21 (d, J = 11.5 Hz, 2H), 3.81-3.73 (m, 2H), 3.43-3.32 (m, 5H), 3.24-3.06 (m, 2H), 3.03 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 2.24 (d, J = 4.1 Hz, 3H), 2.08-1.98 (m, 2H), 1.83-1.77 (m, 1H), 1.74-1.55 (m, 4H), 1.50 (d, J = 11.3 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 434.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.79分
HPLC (方法B) 保持時間:8.60分
実施例83
3−[(4−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Uおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(100mg, 57%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.84 (s, 2H), 7.88-7.77 (m, 2H), 7.27-7.20 (m, 1H), 6.97-6.90 (m, 1H), 4.24 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 3.78 (d, J = 4.5 Hz, 2H), 3.45-3.32 (m, 4H), 3.25-3.07 (m, 4H), 2.03 (d, J = 14.7 Hz, 2H), 1.84-1.78 (m, 1H), 1.76-1.61 (m, 3H), 1.62-1.43 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 454.1/456.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:9.07分
HPLC (方法B) 保持時間:9.17分
実施例84
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Wおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(15mg, 12%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.81-8.73 (m, 2H), 7.73-7.62 (m, 2H), 7.23 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 6.98-6.91 (m, 1H), 6.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 11.1 Hz, 2H), 3.85-3.73 (m, 2H), 3.46-3.33 (m, 4H), 3.29-3.11 (m, 5H), 2.05 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 1.89-1.82 (m, 1H), 1.75-1.55 (m, 4H), 1.48 (d, J = 6.1 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 420.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.87分
実施例85
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
該化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Cおよび3−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 41%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.15 (s, 1H), 7.98 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 7.22 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.85-3.72 (m, 2H), 3.48-3.34 (m, 4H), 3.26-3.12 (m, 5H), 2.03 (d, J = 14.3 Hz, 2H), 1.91-1.83 (m, 1H), 1.78-1.55 (m, 4H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 435.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.81分
HPLC (方法B) 保持時間:7.79分
実施例86
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
該化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Cおよび5−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(38mg, 26%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.98 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.36-7.31 (m, 1H), 7.23 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.74-3.57 (m, 4H), 3.46-3.37 (m, 2H), 3.28-3.13 (m, 4H), 2.04 (d, J = 14.6 Hz, 2H), 1.84-1.76 (m, 2H), 1.72-1.60 (m, 2H), 1.58-1.50 (m, 2H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 435.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.03分
HPLC (方法B) 保持時間:7.68分
対応するベンゼンスルホン酸塩を、i−PrOH中の20mM溶液(307.18ml)の6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミンを40℃に加熱し、i−PrOH中の80mM溶液(76.79ml)のベンゼンスルホン酸を加えることによって製造した。合わせた溶液を40℃で1時間、次いで室温で終夜撹拌した。次いで結晶を濾過し、真空下で乾燥した。収量2.7g(73%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.03 (s, 1H), 7.85 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.62 - 7.57 (m, 2H), 7.36 - 7.28 (m, 4H), 7.19 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.98 - 6.92 (m, 2H), 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.74 (s, 2H), 4.22 (s, 2H), 3.63 - 3.51 (m, 4H), 3.27 - 3.07 (m, 6H), 1.90 (d, J = 14.3 Hz, 2H), 1.65 (s, 2H), 1.54 (t, J = 12.0 Hz, 2H), 1.43 (s, 6H), 1.39 - 1.31 (m, 2H)
実施例87
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Wおよび中間体Vを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(90mg, 49%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.45-7.38 (m, 2H), 7.37-7.31 (m, 1H), 7.28-7.19 (m, 2H), 6.96 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 6.81-6.75 (m, 1H), 4.24 (d, J = 14.0 Hz, 2H), 3.83-3.72 (m, 2H), 3.70-3.62 (m, 2H), 3.56-3.48 (m, 2H), 3.44-3.36 (m, 2H), 3.28-3.20 (m, 2H), 3.16 (d, J = 13.1 Hz, 2H), 2.09-1.96 (m, 2H), 1.87-1.79 (m, 1H), 1.75-1.60 (m, 4H), 1.56 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 1.48 (d, J = 7.7 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 476.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.04分
HPLC (方法B) 保持時間:8.21分
実施例88
3−(1,3−ベンゾジオキソール−4−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例1の手順によって、1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(68mg, 35%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.86 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 7.98-7.74 (m, 2H), 6.95 (d, J = 3.0 Hz, 3H), 6.05 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.31 (d, J = 10.4 Hz, 2H), 3.78 (d, J = 4.6 Hz, 2H), 3.51-3.39 (m, 2H), 3.38-3.32 (m, 2H), 3.29-3.10 (m, 2H), 2.11-1.96 (m, 2H), 1.88-1.78 (m, 1H), 1.77-1.61 (m, 3H), 1.61-1.54 (m, 1H), 1.50-1.42 (m, 1H)
APCI-MS m/z: 394.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:3.25分
HPLC (方法B) 保持時間:6.68分
実施例89
3−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの合成法によって、出発物質として中間体Sおよび2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(26mg, 32%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.32 (s, 1H), 8.69 (s, 2H), 7.41 (s, 2H), 6.93 (s, 3H), 4.29-4.19 (m, 2H), 3.61 (s, 2H), 3.33-2.97 (m, 6H), 1.90 (d, J = 14.0 Hz, 2H), 1.78-1.23 (m, 12H)
APCI-MS m/z: [MH+] 422.3
HPLC (方法A) 保持時間:4.51分
HPLC (方法B) 保持時間:7.44分
実施例90
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
実施例24に従って、中間体B(78mg, 0.20mmol)および3−アミノイソニコチン酸(33mg, 0.24mmol)を用いて製造し、SCXイオン交換クロマトグラフィーによって精製し、表題化合物を白色の固体として得た(50mg, 57%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.07 (s, 1H), 7.82 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 6.81-6.72 (m, 2H), 6.65 (dd, J = 7.0, 1.9 Hz, 1H), 3.71 (s, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.52 (s, 2H), 3.35 (s, 2H), 2.52 (s, 4H), 1.64 (s, 6H), 1.62-1.42 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 437.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.79分
実施例91
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの合成法によって、出発物質として中間体Lおよび2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(30mg, 15%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 7.93 (d, 1H), 6.80-6.65 (m, 2H), 6.37 (d, 1H), 6.32 (s, 1H), 6.07 (d, 1H), 3.53 (s, 2H), 3.38 (s, 2H), 3.22 (s, 2H), 2.33 (s, 4H), 1.61 (s, 6H), 1.51-1.27 (m, 8H)
APCI-MS m/z: [MH+] 437.1
HPLC (方法A) 保持時間:4.81分
HPLC (方法B) 保持時間:7.63分
実施例92
2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例24に従って、中間体B(78mg, 0.20mmol)および3−アミノピリジン−2−カルボン酸(33mg, 0.24mmol)を用いて製造し、SCXイオン交換クロマトグラフィーによって精製し、表題化合物を白色の固体として得た(40mg, 46%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.82 (dd, J = 3.9, 1.9 Hz, 1H), 7.23-7.16 (m, 2H), 6.81-6.73 (m, 2H), 6.69-6.64 (m, 1H), 3.77-3.70 (m, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.38-3.32 (m, 2H), 2.57 (s, 4H), 1.64 (s, 6H), 1.63-1.57 (m, 6H), 1.51-1.43 (m, 2H)
APCI-MS m/z: 437.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.82分
実施例93
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの合成法によって、出発物質として中間体Vおよび2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(43mg, 28%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.44 (s, 1H), 7.47-7.22 (m, 3H), 7.16 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 6.97-6.81 (m, 3H), 4.23 (dd, 2H), 4.11-2.94 (m, H2O, 12H), 1.97-1.75 (m, 2H), 1.74-1.14 (m, 12H)
APCI-MS m/z: [MH+] 478.3
HPLC (方法A) 保持時間:5.96分
HPLC (方法B) 保持時間:8.30分
実施例94
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
4−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)ピリダジン−3−アミンを、実施例8のアミド・カップリング法および中間体AのBoc切断法を用いて、出発物質として3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸 tert−ブチル塩酸塩および3−アミノピリダジン−4−カルボン酸を用いて製造した。この中間体を、2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボアルデヒドと、中間体Aの合成方法を用いて反応させた。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(268mg, 75%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.55 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.83-7.49 (m, 3H), 7.06-6.78 (m, 3H), 4.93-3.66 (m, 4H), 3.64-3.50 (m, 2H), 3.35-2.96 (m, 6H), 1.95-1.27 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 438.3
HPLC (方法A) 保持時間:4.41分
HPLC (方法B) 保持時間:7.24分
実施例95
4−({9−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
(a) 2−エチル−2,4−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール
3−メチルベンゼン−1,2−ジオール(4.73g, 38.3mmol)、五酸化リン(6.00g, 42.3mmol)、2−ブタノン(5ml, 55.4mmol)およびトルエンの混合物を75℃で16時間撹拌し、シリカで濾過した。粗生成物を蒸留によって精製し、生成物を黄色の油状物として得た(6.16g, 91%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 6.70-6.57 (m, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.90 (q, 2H), 1.56 (s, 3H), 0.92 (t, 3H)
GC-MS m/z: [M+] 178.1
(b) 4−(ブロモメチル)−2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール
2−エチル−2,4−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール(0.59g, 3.33mmol)、N−ブロモスクシンイミド(580mg, 3.26mmol)、AIBN(30mg, 0.18mmol)およびテトラクロロメタン(10ml)の混合物を、強UV照射下、60℃で1時間加熱し、濾過し、蒸発させた。粗生成物を次の段階に直接用いた。
GC-MS m/z: [M+] 255.9
(c) 4−({9−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
中間体M(89mg, 0.35mmol)、炭酸カリウム(91mg, 0.66mmol)およびDMFの混合物を、室温で撹拌し、粗製の4−(ブロモメチル)−2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソールを、LC−MSにより中間体Mが完全に消費されたことが示されるまで、少しずつ加えた。該混合物を酸性にし、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から95/5/0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(48mg, 34%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.12 (s, 1H), 7.97 (d, 1H), 7.38 (d, 1H), 6.98-6.84 (m, 3H), 4.25 (s, 2H), 3.72-3.00 (m, 8H), 2.03-1.80 (m, 4H), 1.79-1.20 (m, 9H), 0.94 (s, 3H)
APCI-MS m/z: [MH+] 451.4
HPLC (方法A) 保持時間:5.72分
HPLC (方法B) 保持時間:8.20分
実施例96
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、シクロブタノンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(26mg, 32%)。
APCI-MS m/z: [MH+] 449.3
HPLC (方法A) 保持時間:5.21分
HPLC (方法B) 保持時間:8.58分
実施例97
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの合成法によって、中間体Mおよびスピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−カルボアルデヒドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(30mg, 15%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.05 (s, 1H), 7.76 (d, 1H), 6.92 (d, H), 6.79-6.69 (m, 3H), 3.65-3.46 (m, 2H), 3.40 (s, 2H), 3.26-3.09 (m, 2H), 2.42-2.27 (m, 4H), 2.09-1.94 (m, 4H), 1.81-1.70 (m, 4H), 1.53-1.26 (m, 8H)
APCI-MS m/z: [MH+] 463.4
HPLC (方法A) 保持時間:5.98分
HPLC (方法B) 保持時間:8.65分
実施例98
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Aの合成法によって、中間体Lおよびスピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−カルボアルデヒドを用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/水性NH 10:90:0.1から95:5:0.1)によって精製し、生成物を白色の固体として得た(45mg, 22%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.03-7.95 (m, 1H), 7.00-6.86 (m, 3H), 6.79-6.68 (m, 2H), 4.26 (d, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.30-2.99 (m, 6H), 2.08 (d, 4H), 1.90 (d, 2H), 1.84-1.75 (m, 4H), 1.68 (s, 1H), 1.62-1.47 (m, 3H), 1.41 (s, 1H), 1.34-1.27 (m, 1H)
APCI-MS m/z: [MH+] 434.2
HPLC (方法A) 保持時間:6.11分
HPLC (方法B) 保持時間:8.67分
実施例99
4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロヘプタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Mおよびシクロヘプタノンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(70mg, 33%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.53 (s, 1H), 8.13 (s, 1H), 8.00 (d, 1H), 7.43 (d, 1H), 6.96-6.84 (m, 3H), 4.24 (s, 2H), 3.99-3.35 (m, H2O, 2H), 3.32-2.99 (m, 6H), 2.09 (s, 4H), 1.86 (d, 2H), 1.77-1.26 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 491.4
HPLC (方法A) 保持時間:6.70分
HPLC (方法B) 保持時間:10.10分
実施例100
3−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Nを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(18mg, 16%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.40 (s, 1H), 8.26 (t, 1H), 7.51-7.35 (m, 3H), 6.96-6.84 (m, 3H), 4.29-4.19 (m, 2H), 3.72-2.96 (m, 8H), 2.02-1.89 (m, 4H), 1.89-1.19 (m, 9H), 0.94 (dd, 3H)
APCI-MS m/z: [MH+] 452.3
HPLC (方法A) 保持時間:5.68分
HPLC (方法B) 保持時間:7.67分
実施例101
3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Nおよびシクロブタノンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(22mg, 20%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.39 (d, 1H), 8.27 (t, 1H), 7.53-7.37 (m, 3H), 7.03-6.87 (m, 3H), 4.27 (dd, J = 13.0, 4.4 Hz, 2H), 3.73-2.94 (m, 8H), 2.62 (q, 4H), 2.01-1.17 (m, 10H)
APCI-MS m/z: [MH+] 450.3
HPLC (方法A) 保持時間:5.47分
HPLC (方法B) 保持時間:7.55分
実施例102
3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロオクタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Nおよびシクロオクタノンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(73mg, 58%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.35 (s, 1H), 8.30-8.23 (m, 1H), 7.51-7.36 (m, 3H), 6.95-6.85 (m, 3H), 4.27-4.18 (m, 2H), 3.71-3.18 (m, 8H), 3.19-2.91 (m, 4H), 2.14-2.00 (m, 4H), 2.00-1.20 (m, 14H)
APCI-MS m/z: [MH+] 506.4
HPLC (方法A) 保持時間:7.93分
HPLC (方法B) 保持時間:9.66分
実施例103
3−[(2−メチル−2−フェニル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Nおよびアセトフェノンを用いて製造し、酢酸塩に変換し、生成物を白色の固体として得た(6mg, 5%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.26 (d, 1H), 7.63-7.56 (m, 2H), 7.51-7.34 (m, 6H), 6.77 (s, 3H), 3.69-3.44 (m, 2H), 3.15-2.91 (m, 4H), 2.44-2.25 (m, 4H), 1.98 (s, 3H), 1.91 (s, 3H), 1.54-1.20 (m, 8H)
APCI-MS m/z: [MH+] 500.4
HPLC (方法A) 保持時間:6.90分
HPLC (方法B) 保持時間:8.68分
実施例104
3−[(2−シクロプロピル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例95の合成法によって、中間体Nおよび1−シクロプロピルエタノンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(9mg, 10%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.29 (s, 1H), 8.27 (t, 1H), 7.52-7.37 (m, 3H), 6.95-6.83 (m, 3H), 4.29-4.20 (m, 2H), 3.72-2.95 (m, 6H), 2.00-1.79 (m, 2H), 1.77-1.16 (m, 12H), 0.61-0.43 (m, 4H)
APCI-MS m/z: [MH+] 464.2
HPLC (方法A) 保持時間:7.82分
HPLC (方法B) 保持時間:5.90分
実施例105
3−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
3−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(52mg, 0.20mmol)、2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒド(41mg, 0.22mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(85mg, 0.40mmol)を、ジクロロメタン(5ml)に溶解し、酢酸(300μl)を加えた。該反応物を室温で終夜撹拌した後、それをジクロロメタンで希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から70/30/0.1)によって精製し、表題化合物を白色の固体として得た(100mg, 66%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.77 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 7.68 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 7.27 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.99-6.91 (m, 1H), 6.43 (dd, J = 9.8, 3.7 Hz, 1H), 5.79 (dd, J = 9.8, 5.8 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 11.3 Hz, 2H), 3.78 (t, J = 9.8 Hz, 2H), 3.47-3.33 (m, 4H), 3.26-3.11 (m, 2H), 2.04 (d, J = 15.1 Hz, 2H), 1.87-1.77 (m, 1H), 1.75-1.56 (m, 5H), 1.48 (d, J = 11.8 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 432.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.91分
HPLC (方法B) 保持時間:8.96分
実施例106
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
本化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Kおよび3−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(27mg, 23%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.14 (s, 1H), 7.98 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.16 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 6.43 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 5.79 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 4.37-4.26 (m, 2H), 3.88-3.68 (m, 2H), 3.50-3.33 (m, 4H), 3.28-3.13 (m, 4H), 2.12-1.97 (m, 2H), 1.91-1.56 (m, 6H), 1.51 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 447.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.67分
HPLC (方法B) 保持時間:9.00分
実施例107
6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
本化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Kおよび5−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(10mg, 8%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.99 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.42-7.33 (m, 1H), 7.27 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 6.43 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 5.80 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 4.32 (s, 2H), 3.66 (bs, 4H), 3.43 (d, J = 13.4 Hz, 2H), 3.28-3.17 (m, 2H), 2.05 (d, J = 14.7 Hz, 2H), 1.78 (s, 1H), 1.71-1.61 (m, 3H), 1.58-1.51 (m, 1H), 1.50 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 447.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.96分
HPLC (方法B) 保持時間:8.57分
実施例108
2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド
Figure 2009507070
2−[2−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)フェニル]アセトアミド(80mg, 0.25mmol)、2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒド(53mg, 0.28mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(106mg, 0.50mmol)を、CHCN(5ml)に溶解し、室温で終夜撹拌した。該混合物をジクロロメタンに溶解し、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から70/30/0.1)によって精製し、次いでSCXイオン交換カラムから溶出し、表題化合物を白色の固体として得た(45mg, 37%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.41-7.37 (m, 2H), 7.35-7.30 (m, 1H), 7.23 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.16 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 6.81 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.36 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 5.68 (d, J = 9.7 Hz, 1H), 3.82-3.68 (m, 2H), 3.66 (s, 2H), 3.61 (s, 2H), 3.28-3.22 (m, 2H), 2.57 (s, 4H), 1.65-1.54 (m, 6H), 1.46-1.39 (m, 2H), 1.40 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 488.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.97分
HPLC (方法B) 保持時間:9.38分
実施例109
3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例1の手順によって、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボアルデヒドおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(85mg, 42%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.79 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 7.71 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 7.05-6.88 (m, 3H), 4.43-4.23 (m, 4H), 3.85-3.71 (m, 2H), 3.46-3.33 (m, 6H), 3.28-3.10 (m, 4H), 2.09-1.97 (m, 2H), 1.88-1.79 (m, 1H), 1.75-1.42 (m, 5H)
APCI-MS m/z: 408.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:3.74分
HPLC (方法B) 保持時間:6.79分
実施例110
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、中間体Jおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(120mg, 70%)。
APCI-MS m/z: 436.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.71分
HPLC (方法B) 保持時間:7.78分
実施例111
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[3−(3−ピリジン−2−イル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)プロパノイル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例24に従って、3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩(60mg, 0.16mmol)および3−(3−ピリジン−2−イル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)プロパン酸(42mg, 0.19mmol)を用いて製造した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から70/30/0.1)によって精製し、次いでSCXイオン交換カラムから溶出し、表題化合物を白色の固体として得た(25mg, 31%)。
1H-NMR (499.881 MHz, CD3OD) δ 8.70 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.02 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.59 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 7.3, 2.0 Hz, 1H), 7.20 (dd, J = 7.2, 3.8 Hz, 1H), 6.93 (td, J = 7.5, 3.5 Hz, 1H), 4.27 (d, J = 6.6 Hz, 2H), 3.62-3.52 (m, 4H), 3.44-3.36 (m, 2H), 3.29-3.27 (m, 2H), 3.23-3.15 (m, 2H), 3.13-3.05 (m, 4H), 2.01 (d, J = 15.7 Hz, 2H), 1.76 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 1.67-1.58 (m, 3H), 1.54 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 1.50 (d, J = 5.3 Hz, 6H), 1.42 (t, J = 5.7 Hz, 1H)
APCI-MS m/z: 516.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.20分
実施例112
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン (トリフルオロ酢酸塩)
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Kおよび2−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(46mg, 33%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.97-7.89 (m, 1H), 7.27 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.01-6.91 (m, 2H), 6.85 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 6.43 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 5.84-5.74 (m, 1H), 4.32 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 3.74 (bs, 2H), 3.52-3.35 (m, 4H), 3.27-3.11 (m, 4H), 2.10-1.97 (m, 2H), 1.90-1.76 (m, 2H), 1.76-1.53 (m, 4H), 1.53 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 447.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.85分
HPLC (方法B) 保持時間:8.99分
実施例113
6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Kおよび6−ヒドロキシピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(15mg, 13%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.67-7.57 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.27 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.61 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 6.50 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 6.43 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 5.80 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.82-3.35 (m, 2H), 3.27-3.15 (m, 4H), 2.11-1.92 (m, 4H), 1.84-1.59 (m, 4H), 1.55 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 448.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.29分
HPLC (方法B) 保持時間:7.92分
実施例114
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Aおよび2−シアノ安息香酸を用いて、生成物を白色の固体として得た(63mg, 58%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.89-7.82 (m, 1H), 7.82-7.73 (m, 1H), 7.69-7.60 (m, 1H), 7.57-7.49 (m, 1H), 7.33-7.25 (m, 1H), 7.22-7.15 (m, 1H), 6.97-6.88 (m, 1H), 4.26 (d, J = 14.4 Hz, 2H), 3.88-3.76 (m, 2H), 3.46-3.36 (m, 2H), 3.28-3.06 (m, 6H), 2.12-1.98 (m, 2H), 1.88-1.78 (m, 1H), 1.74-1.56 (m, 5H), 1.53 (s, 3H), 1.50 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 444.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:7.69分
HPLC (方法B) 保持時間:10.38分
実施例115
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2,6−ジオール トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、中間体Sのアミド・カップリング法によって、出発物質として中間体Aおよび2,6−ジヒドロイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(10mg, 10%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.30 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 5.74 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 4.26 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.78-3.65 (m, 2H), 3.51-3.35 (m, 4H), 3.26-3.05 (m, 4H), 2.13-1.97 (m, 2H), 1.82-1.72 (m, 1H), 1.71-1.43 (m, 5H), 1.51 (s, 3H), 1.49 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 453.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.36分
HPLC (方法B) 保持時間:5.05分
実施例116
3−[(6−フルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例1の手順によって、6−フルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−8−カルボアルデヒドおよび中間体Sを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(58mg, 28%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.88 (s, 2H), 7.90 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 7.17 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.46-5.16 (m, 2H), 4.92-4.89 (m, 2H), 4.32 (m, 2H), 3.78 (bs, 2H), 3.51-3.07 (m, 8H), 2.13-1.93 (m, 2H), 1.84 (s, 1H), 1.79-1.65 (m, 3H), 1.59 (s, 1H), 1.47 (s, 1H)
APCI-MS m/z: 426.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:3.47分
HPLC (方法B) 保持時間:7.09分
実施例117
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン
Figure 2009507070
3−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩(75mg, 0.19mmol)、3−アミノピリダジン−4−カルボン酸(32mg, 0.23mmol)、PYBOP(120mg, 0.23mmol)およびトリエチルアミン(106μl, 0.76mmol)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、室温で1時間撹拌した。該混合物をジクロロメタン(10ml)で希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を蒸発させ、粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から60/40/0.1)によって精製し、次いでSCXイオン交換カラムから溶出し、表題化合物を白色の固体として得た(20mg, 24%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.52 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.16 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.82 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.36 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 5.68 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 3.72 (s, 2H), 3.62 (s, 2H), 2.59 (s, 4H), 1.67-1.54 (m, 6H), 1.49 (s, 2H), 1.41 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 448.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.48分
HPLC (方法B) 保持時間:7.55分
実施例118
5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順に従って、出発物質として中間体Bおよび2−アミノ−5−クロロピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(18mg, 14%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.34 (s, 1H), 7.10 (s, 2H), 6.80-6.65 (m, 3H), 3.56 (s, 2H), 3.14 (s, 2H), 3.42-3.37 (m, 2H), 2.40-2.25 (m, 4H), 1.61 (s, 6H), 1.53-1.31 (m, 8H)
APCI-MS m/z: [MH+] 472.4
HPLC (方法A) 保持時間:6.15分
HPLC (方法B) 保持時間:8.68分
実施例119
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順で、出発物質として中間体Aおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を、溶媒としてTHF/NMP(10:1)を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(38mg, 28%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.17 (s, 1H), 8.33 (t, 1H), 7.26 (dd, 2H), 6.97-6.79 (m, 2H), 6.57 (t, 1H), 4.20 (d, 2H), 3.32-2.97 (m, 10H), 1.88 (d, 2H), 1.68-1.26 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 436.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.20分
HPLC (方法B) 保持時間:7.58分
実施例120
4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順で、出発物質として中間体Bおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(106mg, 27%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.29 (s, 1H), 8.34 (t, 1H), 6.98-6.80 (m, 3H), 6.60 (t, 1H), 4.25 (d, 2H), 3.62-3.47 (m, 4H), 3.20-2.99 (m, 4H), 1.96-1.80 (m, 2H), 1.75-1.44 (m, 10H), 1.43-1.24 (m, 2H)
APCI-MS m/z: 438.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.00分
HPLC (方法B) 保持時間:7.55分
実施例121
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順で、出発物質として中間体Kおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(14mg, 8%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.20-8.94 (m, 1H), 8.33 (t, 1H), 7.30 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.18 (d, 1H), 6.98-6.89 (m, 2H), 6.89-6.78 (m, 1H), 6.57 (t, 1H), 6.45 (dd, 1H), 5.82 (dd, 1H), 4.24 (d, 2H), 3.64-3.51 (m, 4H), 3.31-2.95 (m, 4H), 1.89 (d, 2H), 1.78-1.11 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 448.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.06分
HPLC (方法B) 保持時間:8.70分
実施例122
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカンおよびピリジン−4−イル酢酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(5mg, 5%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.77 (s, 2H), 7.97 (d, 2H), 7.25 (dd, 2H), 6.96-6.89 (m, 1H), 4.28 (d, 2H), 4.17-4.05 (m, 2H), 3.83-3.64 (m, 2H), 3.62-3.44 (m, 4H), 3.25-3.04 (m, 4H), 2.18-1.78 (m, 4H), 1.56-1.44 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 420.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.91分
HPLC (方法B) 保持時間:8.08分
実施例123
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体Cおよび3−アミノピリダジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(34mg, 13%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.53 (s, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.23 (t, 1H), 6.95 (d, 1H), 6.78 (d, 1H), 4.25 (d, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.42 (d, 4H), 3.27-3.11 (m, 4H), 2.05 (d, 2H), 1.93-1.57 (m, 6H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 436.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.83分
HPLC (方法B) 保持時間:7.54分
実施例124
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体Cおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(40mg, 15%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.39 (t, 1H), 7.23 (t, 1H), 6.95 (dd, 1H), 6.89 (t, 1H), 6.78 (d, 1H), 4.25 (d, 2H), 3.79-3.65 (m, 2H), 3.51-3.37 (m, 4H), 3.28-3.10 (m, 4H), 2.05 (d, 2H), 1.88-1.74 (m, 2H), 1.73-1.41 (m, 10H)
APCI-MS m/z: 436.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.15分
HPLC (方法B) 保持時間:7.83分
実施例125
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、出発物質として中間体Mおよび中間体Zを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(120mg, 60%)。
APCI-MS m/z: 451.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.71分
HPLC (方法B) 保持時間:8.13分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.17 (s, 1H), 8.00 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.64-7.61 (m, 1H), 7.06-6.98 (m, 2H), 6.92 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.48-3.33 (m, 4H), 3.28-3.09 (m, 2H), 2.02 (d, J = 14.5 Hz, 2H), 1.89-1.56 (m, 5H), 1.52-1.44 (m, 3H), 1.39 (s, 6H)
実施例126
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、出発物質として中間体Lおよび中間体Zを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(102mg, 58%)。
APCI-MS m/z: 451.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.81分
HPLC (方法B) 保持時間:8.16分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.92 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.06-6.95 (m, 3H), 6.92 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.87-6.82 (m, 1H), 4.31 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 3.96 (d, J = 3.6 Hz, 2H), 3.78-3.69 (m, 2H), 3.46-3.35 (m, 5H), 3.27-3.10 (m, 2H), 2.08-1.97 (m, 2H), 1.82-1.64 (m, 5H), 1.60-1.53 (m, 1H), 1.51-1.44 (m, 1H), 1.40 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
実施例127
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体Qおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(50mg, 36%)。
APCI-MS m/z: 464.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.43分
HPLC (方法B) 保持時間:8.89分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.39 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 7.28-7.18 (m, 2H), 7.02-6.95 (m, 1H), 6.89-6.82 (m, 1H), 4.28 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 3.77-3.68 (m, 2H), 3.49-3.35 (m, 4H), 3.26-3.10 (m, 2H), 2.10-2.00 (m, 2H), 1.81-1.48 (m, 6H), 1.36 (d, J = 7.4 Hz, 6H), 1.23 (d, J = 4.2 Hz, 6H)
実施例128
6−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体Qおよび5−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 43%)。
APCI-MS m/z: 463.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.23分
HPLC (方法B) 保持時間:8.98分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.99 (s, 1H), 7.64-7.56 (m, 1H), 7.44-7.34 (m, 1H), 7.28-7.18 (m, 2H), 6.98 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.28 (s, 2H), 3.82-3.52 (m, 4H), 3.44-3.34 (m, 2H), 3.25-3.10 (m, 2H), 2.04 (d, J = 14.4 Hz, 2H), 1.81-1.72 (m, 2H), 1.71-1.59 (m, 2H), 1.58-1.48 (m, 2H), 1.36 (s, 6H), 1.23 (s, 6H)
実施例129
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体Qおよび2−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(90mg, 65%)。
APCI-MS m/z: 463.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.07分
HPLC (方法B) 保持時間:9.26分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.90 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.27-7.18 (m, 2H), 7.01-6.93 (m, 2H), 6.86 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.27 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 3.77-3.68 (m, 2H), 3.44-3.34 (m, 4H), 3.26-3.09 (m, 2H), 2.05 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.82-1.75 (m, 1H), 1.74-1.59 (m, 3H), 1.59-1.52 (m, 1H), 1.51-1.44 (m, 1H), 1.36 (d, J = 8.3 Hz, 6H), 1.22 (d, J = 4.2 Hz, 6H)
実施例130
4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体Qおよび3−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(55mg, 44%)。
APCI-MS m/z: 463.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.99分
HPLC (方法B) 保持時間:9.24分
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.15 (s, 1H), 7.98 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 7.28-7.18 (m, 2H), 6.97 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 4.32-4.23 (m, 2H), 3.84-3.72 (m, 2H), 3.45-3.33 (m, 4H), 3.27-3.08 (m, 2H), 2.04 (d, J = 14.4 Hz, 2H), 1.87-1.78 (m, 1H), 1.74-1.56 (m, 4H), 1.53-1.45 (m, 1H), 1.36 (d, J = 5.0 Hz, 6H), 1.23 (s, 6H)
実施例131
4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例1の手順によって、出発物質として中間体Xおよび中間体Pを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(8mg, 3%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.00 (s, 1H), 8.33 (dd, 1H), 7.25-7.13 (m, 1H), 7.10-6.98 (m, 1H), 6.93-6.75 (m, 3H), 6.57 (dd, H), 5.93 (dd, 1H), 4.42-4.28 (m, 2H), 3.63-3.50 (m, 4H), 3.29-3.06 (m, 4H), 2.00-1.76 (m, 2H), 1.74-1.17 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 448.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.83分
HPLC (方法B) 保持時間:8.93分
実施例132
4−({9−[(2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例1の手順によって、出発物質として中間体Yおよび中間体Pを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(49mg, 21%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.94 (d, 1H), 8.33 (t, 1H), 7.27 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.20 (d, 1H), 6.92-6.78 (m, 3H), 6.60-6.50 (m, 1H), 4.22 (dd, 2H), 3.62-3.49 (m, 4H), 3.31-2.99 (m, 4H), 2.83-2.72 (m, 2H), 1.89 (d, J = 14.5 Hz, 2H), 1.83-1.76 (m, 2H), 1.67-1.46 (m, 4H), 1.43-1.22 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 450.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.11分
HPLC (方法B) 保持時間:8.85分
実施例133
6−アミノ−3−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体Bおよび6−アミノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(36mg, 28%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 11.36-10.24 (m, 1H), 9.31 (s, 1H), 7.29 (d, H), 7.01-6.83 (m, 3H), 6.62-6.10 (m, 2H), 5.44-5.29 (m, 1H), 4.24 (d, 2H), 3.42-3.19 (m, 6H), 3.17-3.01 (m, 2H), 1.87 (d, 2H), 1.68 (s, 6H), 1.61-1.45 (m, 4H), 1.31 (s, 2H)
APCI-MS m/z: 453.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.97分
HPLC (方法B) 保持時間:6.67分
実施例134
2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体Cおよび3−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(38mg, 30%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.18 (s, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.24-7.14 (m, 3H), 6.95 (d, 1H), 6.78 (d, 1H), 4.22 (s, 2H), 3.40-2.98 (m, 8H), 1.89 (d, 2H), 1.78-1.24 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 435.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.55分
HPLC (方法B) 保持時間:8.33分
実施例135
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
a) 8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(0.2g, 42%)。
LCMS (ESI): m/z 301 (M + 1).
b) 8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
CHCl(15ml)中の、8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.1g, 0.3mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.04g, 0.33mmol)、EDCI(0.057g, 0.036mmol)、HOBT(0.006g, 0.04mmol)およびEtN(0.061g, 0.6mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質を分取HPLCによって精製し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.02g, 15%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.27 (s, 6H), 1.46 (m, 3H), 1.82 (m, 3H), 2.64 (brs, 3H), 3.02 (m, 3H), 3.21 (s, 2H), 3.45 (m, 2H), 3.71 (s, 2H), 3.84 (s, 1H), 6.82 (m, 1H), 7.10 (m, 2H), 7.37 (brs, 2H), 8.72 (brs, 2H).
LCMS (ESI): m/z 406 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:2.65分
実施例136
8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
a) 8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(0.05g, 34%)。
LCMS (ESI): m/z 313 (M + 1).
b) 8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
CHCl(15ml)中の、8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.05g, 0.14mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.02g, 15mmol)、EDCI(0.032g, 16mmol)、HOBt(0.003g, 0.2mmol)およびEtN(0.028g, 28mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、溶出液としてメタノールおよびジクロロメタンを用いて精製し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.05g, 84%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.41 (s, 3H), 1.47 (s, 3H), 1.79 (m, 3H), 3.21 (s, 1H), 3.46 (t, 2H, J = 7.0 Hz), 3.53 (s, 1H), 3.71 (t, 2H, J = 7.3 Hz), 5.63 (t, 1H, J = 9.3 Hz), 6.35 (t, 1H, J = 7.8 Hz), 6.88 (m, 2H), 7.37 (m, 2H), 8.72 (m, 2H).
LCMS (ESI): m/z 418 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:6.46分
実施例137
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
a) 2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を黄色の液体として得た(0.26g, 57%)。
LCMS (ESI): m/z 401 (M + 1).
b) 2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
CHCl(15ml)中の、2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.05g, 0.14mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.02g, 15mmol)、EDCI(0.032g, 16mmol)、HOBt(0.003g, 0.2mmol)およびEtN(0.028g, 28mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、溶出液としてメタノールおよびジクロロメタンを用いて精製し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.05g, 84%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.47 (s, 6H), 1.55 (brs, 2H),1.69 (m, 2H), 2.4 - 2.9 (m, 4H), 3.02 (s, 2H), 3.36 (t, 2H, J = 5.5 Hz), 3.57 (m, 2H), 3.67 (s, 2H), 3.71 (s, 2H), 6.81 (t, 1H, J = 7.5 Hz), 7.06 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.13 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.20 (d, 1H, J = 5.6 Hz), 8.55 (brs, 2H).
LCMS (ESI): m/z 420 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:5.56分
実施例138
7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
a) 7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(0.2g, 57%)。
b) 7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
CHCl(15ml)中の、7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩(0.1g, 0.3mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.042g, 0.33mmol)、EDCI(0.069g, 0.36mmol)、HOBt(0.006g, 0.04mmol)およびEtN(0.06g, 0.6mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質を分取HPLCによって精製し、生成物を淡黄色の液体として得た(40mg)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.47 (s, 6H), 1.87 (brs, 4H), 3.04 (s, 2H), 3.74 (s, 2H), 3.90 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 6.83 (t, 1H, J = 7.4 Hz), 7.12 (t, 2H, J = 6.4 Hz), 7.50 (d, 2H, J = 5.2 Hz), 8.73 (d, 2H, J = 5.7 Hz).
LCMS (ESI): m/z 392 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.25分
実施例139
7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
a) 7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−2−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(0.3g, 57%)。
LCMS (ESI): m/z 299 (M + 1).
b) 7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
CHCl(15ml)中の、7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩(0.15g, 0.44mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.06g, 0.48mmol)、EDCI(0.1g, 0.52mmol)、HOBt(0.008g, 0.06mmol)およびEtN(0.089g, 0.88mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、溶出液としてメタノールおよびジクロロメタンを用いて精製し、生成物を淡黄色の液体として得た(50g, 28%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.44 (s, 6H), 2.44 (m, 4H), 3.47 (s, 2H), 3.54 (s, 2H), 3.72 (s, 2H), 3.81 (s, 2H), 5.62 (d, 1H, J = 9.8 Hz), 6.34 (d, 1H, J = 9.8 Hz), 6.83 (t, 1H, J = 7.52 Hz), 6.92 (m, 1H), 7.22 (m, 3H), 8.55 (m, 2H).
LCMS (ESI): m/z 390 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.44分
実施例140
2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例137の手順によって、2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.1g, 0.29mmol)および2−(4−ピリジル)酢酸(0.053g, 0.31mmol)を用いて製造し、生成物を黄色の液体として得た(0.01g, 8%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.47 (s, 6H), 1.54 (br, 2H), 2.20 (br, 4H), 2.50 (m, 2H), 2.69 (m, 2H), 3.02 (s, 2H), 3.27 (brs, 2H), 3.62 (s, 2H), 3.70 (m, 2H), 6.80 (t, 1H, J = 7.5 Hz), 7.04 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.13 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.27 (d, 2H, J = 5.6 Hz), 8.69 (d, 2H, J = 5.3 Hz).
LCMS (ESI): m/z 406 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:5.68分
実施例141
7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例139の手順によって、7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩(0.1g, 0.29mmol)および2−(4−ピリジル)酢酸(0.053g, 0.31mmol)を用いて製造し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.05g, 28%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.43 (s, 6H), 2.53 (m, 4H), 3.52 (s, 6H), 3.64 (s, 2H), 3.92 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 5.63 (d, 1H, J = 9.8 Hz), 6.34 (d, 1H, J = 9.8 Hz), 6.84 (t, 1H, J = 7.52 Hz), 6.93 (m, 1H), 7.18 (m, 1H), 7.70 (m, 2H), 8.74 (m, 2H).
LCMS (ESI): m/z 404 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.65分
実施例142
7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例138の手順によって、7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン塩酸塩(0.1g, 0.3mmol)および2−(4−ピリジル)酢酸(0.057g, 0.33mmol)を用いて製造し、生成物を淡黄色の液体として得た(40g, 31%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.47 (s, 6H), 1.77 (m, 4H), 2.42 (brs, 3H), 3.02 (s, 2H), 3.46 (s, 2H), 3.52 (s, 2H), 3.71 (s, 2H), 3.79 (s, 2H), 6.81 (t, 1H, J = 7.4 Hz), 7.06 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.12 (d, 1H, J = 7.2 Hz), 7.23 (d, 2H, J = 5.7 Hz), 8.56 (d, 2H, J = 5.9 Hz).
LCMS (ESI): m/z 406 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.51分
実施例143
2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド 二トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸(実施例162)(90mg, 0.18mmol)、HBTU(76mg, 0.20mmol)およびトリエチルアミン(50μl, 0.36mmol)を、NMP(10ml)に溶解した。該混合物を室温で1時間撹拌した後、それを氷浴で0℃に冷却した。アンモニアガスを該混合物に通気し、それをさらに15分撹拌した。該混合物をEtOAcで希釈し、HOで洗浄した。有機層を蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から60/40/0.1)によって精製し、55mg(42%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (299.945 MHz, CD3OD) δ 8.69 (s, 1H), 8.64 (dd, J = 5.3, 2.3 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.05 - 7.02 (m, 1H), 7.01 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 6.97 - 6.89 (m, 1H), 4.31 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 5.0 Hz, 2H), 3.84 - 3.69 (m, 4H), 3.47 - 3.36 (m, 4H), 3.26 - 3.10 (m, 2H), 2.12 - 1.95 (m, 2H), 1.86 - 1.42 (m, 6H), 1.40 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 493.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.50分
HPLC (方法B) 保持時間:7.19分
実施例144
2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
a) 2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩
表題化合物を、中間体Aの手順によって、出発物質として2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩および2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−カルボアルデヒドを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(0.2g, 53%)。
LCMS (ESI): m/z 313 (M + 1).
b) 2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
CHCl(15ml)中の2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.1g, 0.28mmol)の溶液に、イソニコチン酸(0.04g, 0.31mmol)、EDCI(0.06g, 0.33mmol)、HOBt(0.005g, 0.04mmol)およびEtN(0.056g, 0.56mmol)を、N下で加えた。反応混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO溶液で、続いて水で、そして塩水で洗浄し、NaSOで乾燥した。濾液を濃縮し、粗製の物質を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、溶出液としてメタノールおよびジクロロメタンを用いて精製し、生成物を黄色の液体として得た(0.06g, 51%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.41 (s, 6H), 3.29 (brs, 2H), 3.75 (m, 4H), 5.62 (d, 1H, J = 9.78 Hz), 6.34 (d, 1H, J = 9.78 Hz), 6.84 (t, 1H, J = 7.4 Hz), 6.92 (m, 1H), 7.27 (m, 2H), 8.71 (m, 2H).
LCMS (ESI): m/z 418 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.59分
実施例145
8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例136の手順によって、8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.1g, 0.28mmol)および2−(4−ピリジル)酢酸塩酸塩(0.06g, 0.34mmol)を用いて製造し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.06g, 50%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.44 (s, 6H), 1.55 (m, 2H), 1.84 (m, 2H), 3.26 (s, 1H), 3.37 (s, 2H), 3.51 (m, 3H), 3.64 (s, 1H), 5.64 (d, 1H, J = 9.8 Hz), 6.34 (d, 1H, 9.8 Hz), 6.85 (m, 1H), 6.93 (m, 1H), 7.23 (s, 2H), 8.56 (m, 2H)
LCMS (ESI): m/z 432 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:7.56分
実施例146:
3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]プロパンアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
a) 3−(3−ブロモイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体C)(200mg, 0.64mmol)、3−ブロモイソニコチン酸(156mg, 0.77mmol)、HBTU(292mg, 0.77mmol)およびトリエチルアミン(178μl, 1.28mmol)を、ジクロロメタン(10ml)に溶解した。該混合物を1時間撹拌した後、それをNaHCO(飽和)で洗浄し、有機層をNaSOで乾燥し、蒸発させ、400mgの黄色の油状物を得た。これを次の段階に直接用いた。
APCI-MS m/z: 498.2, 500.2 [MH+]
b) (2E)−3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アクリルアミド
3−(3−ブロモイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(前段階の全ての物質, 0.64mmol)、アクリルアミド(136mg, 1.92mmol)およびトリエチルアミン(267μl, 1.92mmol)を、乾燥CHCN(4ml)に溶解した。アルゴンを該混合物に通気し、酢酸パラジウム(II)(7mg, 0.03mmol)およびトリ−o−トリルホスフィン(18mg, 0.06mmol)を加えた。該混合物をマイクロ波オーブン(CEM Explorer)中、100℃で10分間加熱した。Silca-SH(Pdスカベンジャー)を加え、該混合物を、室温で、さらに10分間撹拌した。該混合物をセライトで濾過し、濾液をEtOAc(25ml)で希釈し、HOで、そして塩水で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥し、蒸発させ、400mgの黄色の油状物を得た。これを直接次の段階に用いた。
APCI-MS m/z: 489.4 [MH+]
c) 3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]プロパンアミド トリフルオロ酢酸塩
(2E)−3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アクリルアミド(前段階より, 0.64mmol)を、メタノール(10ml)に溶解し、10% Pd/C(40mg)を加えた。該混合物を、室温で、大気圧下で終夜水素化した。触媒をセライトを用いて濾過し、濾液を蒸発させた。残渣を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から60/40/0.1)によって精製し、240mg(62%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.78 (s, 1H), 8.69 (dd, J = 5.3, 3.5 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 7.22 (td, J = 7.9, 2.3 Hz, 1H), 6.95 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 6.78 (dd, J = 8.0, 2.3 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 12.2 Hz, 2H), 3.97 - 3.68 (m, 2H), 3.48 - 3.36 (m, 4H), 3.24 - 2.88 (m, 8H), 2.64 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.17 - 1.56 (m, 8H), 1.47 (d, J = 7.8 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 491.4 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.46分
HPLC (方法B) 保持時間:7.49分
実施例147:
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
3−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体AA)(75mg, 0.23mmol)、2−シアノイソニコチン酸(38mg, 0.27mmol)、HBTU(102mg, 0.27mmol)およびトリエチルアミン(62μl, 0.45mmol)を、ジクロロメタン(10ml)およびNMP(2ml)に溶解し、室温で終夜撹拌した。該溶液をさらにジクロロメタン(10ml)で希釈し、NaHCO(飽和)で、そして塩水で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥し、蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって2回精製し、50mg(41%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.80 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.06 - 6.99 (m, 2H), 6.93 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 10.1 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 5.0 Hz, 2H), 3.81 - 3.72 (m, 2H), 3.47 - 3.33 (m, 2H), 3.28 - 3.09 (m, 2H), 2.10 - 1.97 (m, 3H), 1.88 - 1.44 (m, 7H), 1.40 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 461.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.74分
HPLC (方法B) 保持時間:9.47分
実施例148:
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボキサミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル トリフルオロ酢酸塩(実施例147)(100mg, 0.22mmol)を、DMSO(2ml)に溶解し、0℃まで冷却した。炭酸カリウム(36mg, 0.26mmol)を加え、続いて過酸化水素(HO中35%)(24μl, 0.24mmol)を滴下した。氷浴を除き、該混合物を室温で終夜撹拌した。該混合物をEtOAcで希釈し、水性Na(10%)で、そして塩水で洗浄した。有機層を蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって精製し、60mg(46%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.75 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.06 - 6.99 (m, 2H), 6.96 - 6.90 (m, 1H), 4.31 (d, J = 12.9 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 3.83 - 3.73 (m, 2H), 3.46 - 3.35 (m, 4H), 3.28 - 3.11 (m, 2H), 2.11 - 2.01 (m, 2H), 1.85 - 1.78 (m, 1H), 1.74 - 1.55 (m, 4H), 1.51 - 1.43 (m, 1H), 1.41 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 479.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.97分
HPLC (方法B) 保持時間:7.98分
実施例149:
(2E)−3−[2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
a) 9−(2−ブロモベンゾイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル
3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩(1.0g, 3.44mmol)、2−ブロモ安息香酸(0.83g, 4.13mmol)、HBTU(1.57g, 4.13mmol)およびトリエチルアミン(1.44ml, 10.3mmol)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、室温で終夜撹拌した。該混合物をジクロロメタンで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥し、蒸発させた。残渣をSiOのカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、ヘプタン:EtOAc 10:1から1:2で溶出し、1.38g(92%)の表題化合物を無色の油状物として得た。
1H-NMR (299.944 MHz, CDCl3) δ 7.61 - 7.55 (m, 1H), 7.39 - 7.32 (m, 1H), 7.27 - 7.21 (m, 2H), 3.86 - 3.72 (m, 2H), 3.47 - 3.31 (m, 4H), 3.31 - 3.10 (m, 2H), 1.71 - 1.33 (m, 17H)
b) 9−{2−[(1E)−3−アミノ−3−オキソプロパ−1−エン−1−イル]ベンゾイル}−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル
実施例146bに従って、実施例149aの生成物から合成し、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 15/85/0.1から90/10/0.1)によって精製し、120mg(61%)の表題化合物を黄色の油状物として得た。
APCI-MS m/z: 428.2 [MH+]
c) (2E)−3−[2−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)フェニル]アクリルアミド
9−{2−[(1E)−3−アミノ−3−オキソプロパ−1−エン−1−イル]ベンゾイル}−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチル(120mg, 0.28mmol)をメタノール(10ml)に溶解し、濃HCl(3ml)を加えた。該混合物を室温で終夜撹拌し、蒸発させた。残渣をSCXイオン交換カラム上で中和し、34mg(37%)の表題化合物を無色の油状物として得た。
APCI-MS m/z: 328.1 [MH+]
d) (2E)−3−[2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アクリルアミド トリフルオロ酢酸塩
(2E)−3−[2−(3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イルカルボニル)フェニル]アクリルアミド(34mg, 0.10mmol)、3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボアルデヒド(中間体Z)(21mg, 0.11mmol)を乾燥CHCN(3ml)に溶解し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(42mg, 0.20mmol)を加えた。該混合物を室温で終夜撹拌した後、それをEtOAcで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄し、蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から75/25/0.1)によって精製し、8mg(13%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.82 - 7.77 (m, 1H), 7.56 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.53 - 7.45 (m, 2H), 7.34 - 7.29 (m, 1H), 7.05 - 6.98 (m, 2H), 6.96 - 6.90 (m, 1H), 6.70 (dd, J = 15.7, 3.1 Hz, 1H), 4.29 (d, J = 20.0 Hz, 2H), 4.04 - 3.90 (m, 1H), 3.97 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 3.75 - 3.63 (m, 1H), 3.44 - 3.35 (m, 2H), 3.26 - 3.06 (m, 4H), 2.14 - 1.96 (m, 2H), 1.88 - 1.80 (m, 1H), 1.73 - 1.53 (m, 4H), 1.41 (s, 3H), 1.37 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 504.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.71分
HPLC (方法B) 保持時間:8.75分
実施例150:
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3(2H)−オン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体C)(72mg, 0.23mmol)、6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−カルボン酸(44mg, 0.28mmol)、HBTU(106mg, 0.28mmol)およびトリエチルアミン(64μl, 0.46mmol)を、THF(3ml)およびNMP(0.5ml)に溶解した。該混合物を室温で終夜撹拌した後、それをジクロロメタンで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄し、蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって精製し、55mg(43%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.64 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 9.7, 3.1 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.26 (d, J = 3.9 Hz, 2H), 3.81 - 3.63 (m, 4H), 3.42 (d, J = 13.4 Hz, 2H), 3.29 - 3.13 (m, 2H), 3.16 (s, 2H), 2.05 (d, J = 15.4 Hz, 2H), 1.85 - 1.75 (m, 2H), 1.73 - 1.60 (m, 2H), 1.58 - 1.50 (m, 2H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 437.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.31分
HPLC (方法B) 保持時間:7.07分
実施例151
5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン 二塩酸塩(中間体C)(77mg, 0.20mmol)、5−ヒドロキシニコチン酸(33mg, 0.22mmol)、PyBOP(125mg, 0.24mmol)およびトリエチルアミン(111μl, 0.80mmol)を、THF(3ml)およびNMP(0.5ml)に溶解した。該混合物を室温で終夜撹拌した後、それをジクロロメタンで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄し、蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から75/25/0.1)によって精製し、65mg(59%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.23 (s, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.23 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.77 (s, 2H), 3.50 - 3.38 (m, 4H), 3.28 - 3.13 (m, 2H), 3.15 (s, 2H), 2.05 (d, J = 15.4 Hz, 2H), 1.91 - 1.53 (m, 6H), 1.44 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 436.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.89分
HPLC (方法B) 保持時間:5.29分
実施例152
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4(1H)−オン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体C(72mg, 0.23mmol)および4−オキソ−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボン酸(39mg, 0.28mmol)を用いて合成した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって精製し、17mg(13%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.98 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.59 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 4.4 Hz, 2H), 3.80 - 3.69 (m, 2H), 3.46 - 3.34 (m, 4H), 3.28 - 3.13 (m, 2H), 3.10 (s, 2H), 2.08 - 1.98 (m, 2H), 1.85 - 1.72 (m, 2H), 1.71 - 1.58 (m, 2H), 1.58 - 1.44 (m, 2H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 436.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.75分
HPLC (方法B) 保持時間:6.18分
実施例153
3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例150に従って、中間体C(63mg, 0.20mmol)および3−オキソ−3,4−ジヒドロピラジン−2−カルボン酸(34mg, 0.24mmol)を用いて合成した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって精製し、55mg(50%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.48 (s, 2H), 7.23 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 3.80 - 3.71 (m, 2H), 3.45 - 3.33 (m, 4H), 3.28 - 3.19 (m, 2H), 3.15 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 2.05 (d, J = 12.7 Hz, 2H), 1.88 - 1.53 (m, 6H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 437.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.95分
HPLC (方法B) 保持時間:4.48分
実施例154
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
本質的に、実施例150に従って、中間体C(二塩酸塩)(77mg, 0.20mmol)および6−アミノピリジン−2−カルボン酸(33mg, 0.24mmol)を用いて合成した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から60/40/0.1)によって精製し、24mg(22%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.78 (dd, J = 8.7, 7.3 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.86 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.80 - 3.63 (m, 2H), 3.59 - 3.48 (m, 2H), 3.46 - 3.38 (m, 2H), 3.28 - 3.18 (m, 2H), 3.16 (s, 2H), 2.09 - 2.00 (m, 2H), 1.87 - 1.74 (m, 2H), 1.73 - 1.61 (m, 2H), 1.58 - 1.50 (m, 2H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 435.3 [MH+]
HPLC (方法B) 保持時間:8.41分
実施例155
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体C(二塩酸塩)(77mg, 0.20mmol)および5−ヒドロキシピリジン−2−カルボン酸 一水和物(38mg, 0.24mmol)を用いて合成した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から65/35/0.1)によって精製し、45mg(41%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (299.945 MHz, CD3OD) δ 8.11 (s, 1H), 7.49 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.30 (dd, J = 8.7, 2.5 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.94 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.54 (s, 2H), 3.45 - 3.35 (m, 2H), 3.27 - 3.13 (m, 2H), 3.16 (s, 2H), 2.13 - 1.99 (m, 2H), 1.88 - 1.53 (m, 6H), 1.48 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 436.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.61分
HPLC (方法B) 保持時間:5.25分
実施例156
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
本質的に、実施例151に従って、中間体AA(50mg, 0.15mmol)および6−アミノピリジン−2−カルボン酸(25mg, 0.18mmol)を用いて合成した。粗生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 5/95/0.1から60/40/0.1)によって精製し、42mg(49%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.78 (dd, J = 8.7, 7.2 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 6.96 - 6.84 (m, 3H), 4.31 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.80 - 3.66 (m, 2H), 3.58 - 3.47 (m, 2H), 3.46 - 3.38 (m, 2H), 3.27 - 3.15 (m, 2H), 2.10 - 2.00 (m, 2H), 1.84 - 1.61 (m, 5H), 1.60 - 1.47 (m, 3H), 1.39 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 451.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.14分
HPLC (方法B) 保持時間:8.31分
実施例157
4−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体AD(29mg, 0.10mmol)および2−アミノピリミジン−4−カルボン酸(16mg, 0.12mmol)を用いて合成し、8mg(20%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (499.88 MHz, CD3OD) δ 8.39 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.04 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.39 (s, 2H), 3.84 (s, 2H), 3.41 (s, 2H), 3.05 (s, 2H), 2.42 (s, 4H), 1.83 (t, J = 5.4 Hz, 4H), 1.44 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 408.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.97分
HPLC (方法B) 保持時間:7.43分
実施例158
6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体AD(58mg, 0.20mmol)および5−アミノピリジン−2−カルボン酸(33mg, 0.24mmol)を用いて合成し、45mg(55%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.96 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.07 - 6.98 (m, 2H), 6.78 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.33 (s, 2H), 3.83 (s, 2H), 3.41 (s, 2H), 3.05 (s, 2H), 2.43 (s, 4H), 1.82 (t, J = 5.3 Hz, 4H), 1.44 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 407.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.75分
HPLC (方法B) 保持時間:7.88分
実施例159
2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド
Figure 2009507070
実施例143に従って、[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸(実施例164)を用いて合成し、15mg(15%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.56 (s, 1H), 8.51 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 7.31 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.04 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.56 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.77 - 3.57 (m, 4H), 3.44 (s, 2H), 3.28 - 3.21 (m, 2H), 3.04 (s, 2H), 2.55 - 2.39 (m, 4H), 1.66 - 1.55 (m, 6H), 1.51 - 1.46 (m, 2H), 1.43 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 477.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.59分
HPLC (方法B) 保持時間:6.97分
実施例160
2−[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド
Figure 2009507070
実施例143に従って、[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸(実施例183)を用いて合成し、25mg(25%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.49 (s, 1H), 8.46 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.20 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.05 - 6.95 (m, 2H), 6.78 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 3.57 (s, 2H), 3.43 (s, 2H), 3.36 (s, 2H), 3.06 (s, 2H), 2.38 - 2.26 (m, 2H), 1.44 (s, 6H), 1.32 (s, 2H), 1.23 (s, 6H), 1.12 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 505.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.94分
HPLC (方法B) 保持時間:7.90分
実施例161
N−シクロプロピル−2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド
Figure 2009507070
[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸(実施例164)(75mg, 0.16mmol)、HBTU(68mg, 0.18mmol)、シクロプロピルアミン(17μl, 0.24mmol)およびトリエチルアミン(45μl, 0.32mmol)を、CHCN(4ml)およびNMP(2ml)に溶解した。該混合物を室温で終夜撹拌した。該混合物をEtOAcで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄した。有機層を蒸発させ、分取HPLC(XTerra, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOH 20/80/0.2から55/45/0.2)によって精製し、25mg(30%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.54 (s, 1H), 8.50 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.04 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.56 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.80 - 3.50 (m, 4H), 3.44 (s, 2H), 3.25 (s, 2H), 3.04 (s, 2H), 2.66 (dquintet, J = 7.2, 3.7 Hz, 1H), 2.54 - 2.40 (m, 4H), 1.60 (s, 6H), 1.49 (t, J = 5.3 Hz, 2H), 1.43 (s, 6H), 0.71 (td, J = 6.9, 5.3 Hz, 2H), 0.51 - 0.46 (m, 2H)
APCI-MS m/z: 517.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.24分
HPLC (方法B) 保持時間:5.56分
実施例162
[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸
Figure 2009507070
3−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体AA)(200mg, 0.60mmol)、3−[2−エトキシ−1−(エトキシカルボニル)−2−オキソエチル]イソニコチン酸(中間体AB)(185mg, 0.66mmol)、HBTU(250mg, 0.66mmol)およびトリエチルアミン(167μl, 1.20mmol)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、室温で終夜撹拌した。該反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水性NaHCO(飽和)で洗浄し、NaSOで乾燥し、蒸発させた。残渣をメタノール(20ml)およびHO(5ml)に溶解し、水酸化リチウム 一水和物(125mg, 3.00mmol)を加え、2時間還流した。冷却後、固体を濾過し、濾液を蒸発させ、分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/NHOAc(2g/L) 5/95から55/45)によって精製し、90mg(30%)の表題化合物を灰白色の固体として得た。
APCI-MS m/z: 494.3 [MH+]
実施例163
[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸
Figure 2009507070
実施例164に従って、3−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体Q)および3−[2−エトキシ−1−(エトキシカルボニル)−2−オキソエチル]イソニコチン酸(中間体AB)から合成し、190mg(43%)の表題化合物を黄色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.49 (s, 1H), 8.42 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.78 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 3.55 (s, 2H), 3.44 (s, 2H), 3.36 (s, 2H), 3.07 (s, 2H), 2.37 - 2.25 (m, 4H), 1.47 - 1.38 (m, 6H), 1.31 (s, 2H), 1.23 (s, 6H), 1.12 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 506.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.19分
HPLC (方法B) 保持時間:5.84分
実施例164
[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸
Figure 2009507070
実施例164に従って、3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(中間体C)および3−[2−エトキシ−1−(エトキシカルボニル)−2−オキソエチル]イソニコチン酸(中間体AB)から合成し、250mg(41%)の表題化合物を黄色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 8.50 (s, 1H), 8.44 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.00 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.70 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 6.56 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 3.56 (s, 2H), 3.48 (s, 2H), 3.34 (s, 2H), 3.09 (s, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.34 - 2.26 (m, 4H), 1.44 (s, 6H), 1.38 (s, 6H), 1.33 (s, 2H)
APCI-MS m/z: 478.3 [MH+]
実施例165
6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン 二トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体AC(80mg, 0.28mmol)および5−アミノピリジン−2−カルボン酸(47mg, 0.34mmol)を用いて合成し、110mg(62%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.99 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.26 - 7.17 (m, 2H), 6.95 (dd, J = 17.5, 8.0 Hz, 1H), 6.77 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 4.36 (d, J = 21.9 Hz, 2H), 3.98 - 3.85 (m, 2H), 3.78 - 3.58 (m, 4H), 3.16 (d, J = 15.9 Hz, 2H), 2.37 - 1.99 (m, 6H), 1.48 (d, J = 7.6 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 407.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.68分
HPLC (方法B) 保持時間:7.67分
実施例166
5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン 二トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
実施例151に従って、中間体C(100mg, 0.32mmol)および2−アミノ−5−クロロイソニコチン酸(66mg, 0.38mmol)を用いて合成し、150mg(67%)の表題化合物を黄色がかった固体として得た。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.01 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 7.23 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 7.4, 3.9 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.63 (s, 1H), 4.25 (d, J = 9.9 Hz, 2H), 3.85 - 3.66 (m, 2H), 3.46 - 3.37 (m, 2H), 3.25 - 3.11 (m, 6H), 2.10 - 1.98 (m, 2H), 1.87 - 1.53 (m, 6H), 1.48 (d, J = 5.1 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 469.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.42分
HPLC (方法B) 保持時間:9.22分
実施例167
2−[3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体Cおよび中間体AFを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 44%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.42 (d, J = 4.0 Hz, 2H), 7.36 (s, 1H), 7.32 - 7.27 (m, 1H), 7.22 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.50 - 3.36 (m, 4H), 3.28 - 3.11 (m, 4H), 2.03 (d, J = 14.6 Hz, 2H), 1.87 - 1.77 (m, 1H), 1.75 - 1.59 (m, 3H), 1.58 - 1.39 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 476.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.80分
HPLC (方法B) 保持時間:8.29分
実施例168
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンズアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体Cおよび4−(アミノカルボニル)安息香酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 45%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.96 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.22 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.24 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.49 - 3.34 (m, 4H), 3.29 - 3.08 (m, 4H), 2.05 (d, J = 14.2 Hz, 2H), 1.90 - 1.77 (m, 1H), 1.77 - 1.53 (m, 4H), 1.52 - 1.38 (m, 7H)
APCI-MS m/z: 462.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.59分
HPLC (方法B) 保持時間:8.13分
実施例169
2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例119の手順によって、出発物質として中間体AAおよび中間体AGを、溶媒としてDCM/NMP(5:2)を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(50mg, 31%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.38 (q, J = 8.2 Hz, 4H), 7.01 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 6.92 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.30 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.57 (s, 2H), 3.52 - 3.35 (m, 4H), 3.29 - 3.09 (m, 2H), 2.03 (d, J = 14.3 Hz, 2H), 1.83 - 1.74 (m, 1H), 1.74 - 1.59 (m, 3H), 1.59 - 1.51 (m, 1H), 1.48 - 1.34 (m, 7H)
APCI-MS m/z: 492.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.73分
HPLC (方法B) 保持時間:8.03分
実施例170
5−クロロ−4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AAおよび2−アミノ−5−クロロピリミジン−4−カルボン酸を、溶媒としてTHFを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(30mg, 17%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.32 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 7.06 - 6.98 (m, 2H), 6.97 - 6.89 (m, 1H), 4.30 (d, J = 9.7 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 3.78 - 3.71 (m, 2H), 3.45 - 3.36 (m, 2H), 3.28 - 3.11 (m, 2H), 2.09 - 1.98 (m, 2H), 1.97 - 1.91 (m, 2H), 1.79 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 1.76 - 1.62 (m, 3H), 1.59 - 1.49 (m, 2H), 1.40 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 486.3 / 488.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:6.45分
HPLC (方法B) 保持時間:8.66分
実施例171
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AAおよび5−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(97mg, 57%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.47 - 7.43 (m, 1H), 7.05 - 6.99 (m, 2H), 6.96 - 6.89 (m, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.73 - 3.59 (m, 4H), 3.46 - 3.37 (m, 2H), 3.27 - 3.15 (m, 2H), 2.04 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.82 - 1.74 (m, 2H), 1.72 - 1.63 (m, 2H), 1.58 - 1.52 (m, 2H), 1.39 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 451.3 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.02分
HPLC (方法B) 保持時間:7.66分
実施例172
2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AAおよび3−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(111mg, 66%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.97 - 7.95 (m, 1H), 7.63 - 7.59 (m, 1H), 7.57 - 7.52 (m, 1H), 7.04 - 6.99 (m, 2H), 6.93 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.73 - 3.49 (m, 4H), 3.45 - 3.37 (m, 2H), 3.27 - 3.15 (m, 2H), 2.03 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.83 - 1.74 (m, 2H), 1.74 - 1.62 (m, 2H), 1.59 - 1.51 (m, 2H), 1.39 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 451.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.96分
HPLC (方法B) 保持時間:7.97分
実施例173
6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AHおよび5−アミノピリジン−2−カルボン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(70mg, 41%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.71 - 7.64 (m, 1H), 7.51 - 7.44 (m, 1H), 7.01 - 6.92 (m, 3H), 4.35 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.75 - 3.55 (m, 4H), 3.46 - 3.36 (m, 2H), 3.26 - 3.16 (m, 2H), 2.09 - 1.99 (m, 2H), 1.83 - 1.74 (m, 2H), 1.73 - 1.63 (m, 2H), 1.59 - 1.51 (m, 2H), 1.37 - 1.32 (m, 6H)
APCI-MS m/z: 451.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.15分
HPLC (方法B) 保持時間:7.61分
実施例174
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AHおよび2−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(50mg, 30%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 7.91 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 7.01 - 6.90 (m, 4H), 6.85 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.34 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.03 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.78 - 3.69 (m, 2H), 3.46 - 3.35 (m, 4H), 3.28 - 3.12 (m, 2H), 2.03 (d, J = 14.7 Hz, 2H), 1.85 - 1.62 (m, 4H), 1.61 - 1.45 (m, 2H), 1.34 (d, J = 2.6 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 451.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.09分
HPLC (方法B) 保持時間:7.77分
実施例175
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AHおよび3−アミノイソニコチン酸を用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(120mg, 71%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.16 (s, 1H), 7.99 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.02 - 6.90 (m, 3H), 4.34 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 4.03 (s, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.45 - 3.33 (m, 4H), 3.29 - 3.10 (m, 2H), 2.02 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 1.89 - 1.63 (m, 4H), 1.63 - 1.44 (m, 2H), 1.34 (s, 6H)
APCI-MS m/z: 451.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.97分
HPLC (方法B) 保持時間:7.68分
実施例176
4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例64の手順によって、出発物質として中間体AHおよび2−アミノピリミジン−4−カルボン酸を、溶媒としてTHFを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(60mg, 35%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.39 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 7.02 - 6.91 (m, 3H), 6.86 - 6.79 (m, 1H), 4.34 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 4.03 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 3.76 - 3.67 (m, 2H), 3.47 - 3.36 (m, 4H), 3.28 - 3.12 (m, 2H), 2.03 (d, J = 15.0 Hz, 2H), 1.83 - 1.61 (m, 4H), 1.59 - 1.47 (m, 2H), 1.35 (d, J = 3.1 Hz, 6H)
APCI-MS m/z: 452.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.37分
HPLC (方法B) 保持時間:7.40分
実施例177
4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン トリフルオロ酢酸塩
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例77の手順によって、出発物質として中間体Pおよび中間体Zを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(65mg, 32%)。
1H-NMR (399.99 MHz, CD3OD) δ 8.38 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.05 - 6.99 (m, 2H), 6.96 - 6.89 (m, 1H), 6.78 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 4.4 Hz, 2H), 3.76 - 3.68 (m, 2H), 3.48 - 3.37 (m, 4H), 3.27 - 3.11 (m, 2H), 2.03 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 1.81 - 1.61 (m, 4H), 1.59 - 1.47 (m, 2H), 1.40 (s, 3H), 1.38 (s, 3H)
APCI-MS m/z: 452.2 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.15分
HPLC (方法B) 保持時間:7.82分
実施例178
8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例135の手順によって、8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン塩酸塩(0.1g, 0.3mmol)および2−(4−ピリジル)酢酸(0.057g, 0.33mmol)を用いて製造し、生成物を淡黄色の液体として得た(0.05g, 41%)。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ 1.43 (s, 6H), 1.88 (m, 2H), 3.04 (s, 3H), 3.37 (s, 1H), 3.54 (m, 3H), 3.65 (s, 2H), 6.85 (t, 1H, J = 7.5 Hz), 7.0 - 7.25 (m, 4H), 8.56 (m, 2H).
LCMS (ESI): m/z 420 (M + 1).
HPLC (方法C) 保持時間:6.23分
実施例179
6−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン
Figure 2009507070
3−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン(100mg, 0.32mmol)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスフェート(PYBOP, 165mg, 0.32mmol)、6−アミノピリミジン−4−カルボン酸(56mg, 0.33mmol)、トリエチルアミン(200μl, 1.4mmol)、THF(3ml)およびNMP(0.5ml)の混合物を、環境温度で1時間撹拌し、蒸発させ、TFAで酸性にした。生成物を分取HPLC(RP−18, 濃度勾配:アセトニトリル/水/TFA 10/90/0.1から60/40/0.1)で精製し、表題化合物を白色の固体として得た(29mg, 17%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.30 (s, 1H), 8.41 (d, 1H), 7.45 (s, 2H), 6.99 - 6.83 (m, 3H), 6.49 (d, 1H), 4.32 - 4.18 (m, 2H), 3.40 - 2.96 (m, 8H), 1.90 (d, 2H), 1.68 (d, 6H), 1.53 (dd, 4H), 1.36 (d, 2H)
APCI-MS m/z: 438.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:4.78分
HPLC (方法B) 保持時間:7.32分
実施例180
6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例181の手順で、出発物質として3−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカンを用いて製造し、生成物を白色の固体として得た(38mg, 28%)。
1H-NMR (399.99 MHz, DMSO-D6) δ 9.09 (d, 1H), 8.43 (d, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.03 (s, 2H), 6.91 (t, 1H), 6.50 (d, 1H), 6.50 (d, 1H), 4.24 (dd, 2H), 3.97 (d, 2H), 3.39 - 2.96 (m, 8H), 1.89 (d, 2H), 1.72 - 1.46 (m, 4H), 1.44 - 1.28 (m, 8H)
APCI-MS m/z: 452.0 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:5.54分
HPLC (方法B) 保持時間:7.14分
実施例181
[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル
Figure 2009507070
表題化合物を、実施例194の手順で製造し、生成物を白色の固体として得た(24mg, 35%)。
1H-NMR (499.881 MHz, DMSO-D6) δ 9.18 (s, 1H), 7.41 - 7.18 (m, 6H), 6.90 (td, 1H), 4.19 (dd, 2H), 3.82 - 3.54 (m, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.23 (d, 2H), 3.18 - 2.98 (m, 8H), 1.92 - 1.82 (m, 2H), 1.68 - 1.21 (m, 12H)
APCI-MS m/z: 491.1 [MH+]
HPLC (方法A) 保持時間:8.13分
HPLC (方法B) 保持時間:10.04分
CCL1 SPA結合アッセイ
ヒトのリコンビナントのケモカインCCR8受容体(ES-136-M)を形質移入したCHO−K1細胞の膜を、Euroscreen から購入した。膜調製物を、使用するまで、−70℃で、7.5mM Tris−Cl(pH 7.5)、12.5mM MgCl、0.3mM EDTA、1mM EGTA、250mM ショ糖中で保存する。
該CCR8膜(50.6mg/ml)を、小麦胚芽凝集素SPAビーズ(4.05mg/ml)と共に、アッセイ緩衝液(50mM HEPES、1mM CaCl・2HO、5mM MgCl・6HO、75mM NaCl、0.1% BSA)中、pH=7.4で、2時間、氷上でプレインキュベートした。10点投与量応答曲線(最終濃度50μM、16.7μM、5.6μM、1.9μM、0.62μM、0.21μM、0.069μM、0.023μM)を、DMSOでの1:3連続希釈によって化合物を希釈することによって作成した。スクリーニング・プレート(ポリスチレンNBSプレート, Costar Corning 3604)において、1μlの化合物のDMSO溶液を、それぞれのウェルに移した。1μlのDMSOをブランク・コントロール・ウェルに加え、1μlの非標識CCL1(300nM)をバックグラウンド・コントロール・ウェルに加えた。50μlの該SPAビーズ−膜混合物をそれぞれのウェルに加えた。最後に、50μl(30pM)の125I−CCL1(2000Ci/mM)をそれぞれのウェルに加えた。次いでプレートを室温で振盪(700rpm)しながら90分間、続いて室温で振盪せずに30分間インキュベートした。プレートを、Wallac MicroBeta counter で2分/ウェルで測定した。
実施例の化合物全て(IC50値が測定できなかったために実施例162と164は除く)は、2μM未満のIC50を有する。実施例の化合物の代表例で得られた結果を下記の表1に示す。
Figure 2009507070

Claims (29)

  1. 一般式(I):
    Figure 2009507070
    [式中、
    Bは、
    Figure 2009507070
    の基を表し、
    環Dは、それが縮合している2個のベンゼン炭素原子と一体となって、1個または2個の環酸素原子を含み、かつ所望により該ベンゼン炭素原子以外の2個の環炭素原子の間に炭素−炭素二重結合を含む5員または6員の非芳香環であり、ここで、環Dは、所望によりC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはフェニル(該フェニルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、またはC−Cアルコキシから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されており、
    さらに、環Dが1,3配置の2個の環酸素原子を含む5員の非芳香環であるとき、環Dは、所望により基Eで置換されており、ここで、基Eは、環D上の1個の炭素原子と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を表し、その結果、Eは、環Dと共にスピロ構造を形成し;
    w、x、yおよびzは、独立して、1、2または3であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;
    nは、0、1または2であり;
    Aは、フェニル、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される少なくとも1個の環ヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ芳香環、またはピリジン−N−オキシドから選択される基を表し、それぞれの基は、所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ(=O)、C−Cアミノアルキル、C−Cアルキルアミノ−C−Cアルキル、N,N−ジ(C−C)アルキルアミノ−C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニル、−NR、−C(O)−NR、−C−Cアルケニル(alkyenyl)−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、−NHSO−R、−NHC(O)R、−SONH、カルボキシル、カルボキシル−C−Cアルキル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルアミノ、フェニル、ピリジル(該フェニルおよびピリジルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の基でさらに置換されている)、C−CアルキルまたはC−Cシクロアルキル(後二者、すなわちC−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル置換基は、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、または−CNから独立して選択される1個以上の置換基でさらに置換されている)から独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
    あるいは、Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1個以上の環ヘテロ原子を含む9員または10員の二環式環系(所望によりヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ、C−Cアルコキシ、−NR10、カルボキシル、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されている)を表し;
    pは、0、1または2であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、ヒダントイン基または4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりヒドロキシル、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルコキシ−C−Cアルキルで置換されており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルを表すか、あるいは、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一体となって、4員から7員の飽和ヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は、所望によりアミノカルボニルで置換されており;
    は、C−Cアルキル、または、少なくとも1個の窒素原子を含む6員の飽和または不飽和のヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりハロゲン、オキソ、C−Cアルコキシ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
    は、所望によりハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されているピリジン−N−オキシドを表すか、あるいは
    は、C−Cアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、または、窒素および酸素から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員または6員の飽和ヘテロ環式環を表し、該環は、所望によりハロゲン、C−Cアルコキシ、オキソ、またはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の置換基で置換されており;
    およびR10は、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表す。]
    の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  2. 環Dが1個以上のC−Cアルキル基で置換されている、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  3. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44は、それぞれ独立して、水素原子またはC−Cアルキルを表し;
    19およびR20は、それぞれ独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはフェニルを表すか、あるいは
    19およびR20は、それらが結合している炭素と一体となって、4員から8員のシクロアルキル環を形成し;
    nは、0、1または2であり;そして
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表す。}
    の基を表す、請求項1または請求項2に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  4. 11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44が、それぞれ独立して、水素またはC−Cアルキルを表す、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  5. 11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R36、R37、R38、R39、R40、R41、R42、R43、およびR44が、それぞれ独立して、水素またはメチルを表す、請求項4に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  6. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    nは、0、1または2であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
    11、R12、R13、およびR14は、請求項3から5の何れか1項で定義した通りである。}
    の基を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  7. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    nは、0、1、または2であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
    15、R16、R17、およびR18は、請求項3から5の何れか1項に定義した通りである。}
    の基を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  8. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    nは、0、1または2であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
    19およびR20は、請求項3で定義した通りである。}
    の基を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  9. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    nは、0、1、または2であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
    21、R22、R23、およびR24は、請求項3から5の何れか1項で定義した通りである。}
    の基を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  10. Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、
    nは、0、1、または2であり;
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表し;そして
    25、R26、R27、およびR28は、請求項3から5の何れか1項で定義した通りである。}
    の基を表す、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  11. 基Bが、
    Figure 2009507070
    Figure 2009507070
    {式中、nは、0、1、または2であり;そして
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表す。}
    から選択される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  12. 基Bが、
    Figure 2009507070
    {式中、nは、0、1、または2であり;そして
    それぞれのRは、ハロゲンまたはC−Cアルキルから独立して選択される基を表す。}
    である、請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  13. nが0である、請求項1から12の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  14. w+xが5以下であり、かつy+zが5以下であり、かつw+x+y+zが5より大きい、請求項1から13の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  15. w、x、yおよびzのそれぞれが2に等しい、請求項1から14の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  16. wおよびxがそれぞれ1に等しく、かつyおよびzがそれぞれ2に等しい、請求項1から14の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  17. pが0である、請求項1から16の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  18. Aが、フェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、それぞれの基は、ヒドロキシル、−CN、ハロゲン、オキソ(=O)、C−Cアミノアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボニル、−NR、−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、−NHSO−R、−NHC(O)R、−SONH、カルボキシル、カルボキシル−C−Cアルキル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、C−Cシクロアルキルアミノ、フェニル、ピリジル(該フェニルおよびピリジルは、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、カルボキシまたはC−Cアルキルから独立して選択される1個以上の基でさらに置換されている)、C−CアルキルまたはC−Cシクロアルキル(後二者、すなわちC−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル置換基は、所望によりハロゲン、ヒドロキシル、または−CNから独立して選択される1個以上の置換基でさらに置換されている)から独立して選択される、0、1または2個の置換基で置換されており、
    ここで、R、R、R、R、R、R、R、およびRは、請求項1に定義した通りである、
    請求項1から17に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  19. Aが、フェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、
    それぞれは、ヒドロキシル、シアノ、ハロゲン、C−Cアルキル、NH、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル−C−Cアルキル、−C(O)−NR、−C−Cアルキル−C(O)−NR、または−NHC(O)Rから独立して選択される、1個または2個の置換基で置換されており、
    ここで、R、R、R、R、およびRは、請求項1で定義した通りである、
    請求項18に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  20. Aがピリジルまたはピリミジニルであり、それぞれはNHで置換されている、請求項18に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  21. Aが、NRまたは−C−C−アルキル−C(O)−NRから独立して選択される少なくとも1個の基で置換されているピリジルであり;
    およびRが、それぞれ独立して、水素または−C−C−アルキルを表し;
    およびRが、それぞれ独立して、水素または−C−C−アルキルを表す、
    請求項1から17に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  22. 3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
    [2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸;
    [2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(ピリミジン−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−オール;
    3−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル;
    2'−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ビフェニル−2−カルボン酸;
    2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    1−{[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセチル}−D−プロリンアミド;
    N−シクロプロピル−2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    3−[2−(2−アゼチジン−1−イル−2−オキソエチル)ベンゾイル]−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    [5−クロロ−2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸;
    3−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]プロパン酸;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]メタンスルホンアミド;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピラゾール−3−アミン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,2,3−チアジアゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(3−メチルイソオキサゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−4−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−フロイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(イソオキサゾール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    1−[5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−ピロール−3−イル]エタノン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−ピラゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インダゾール−3−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−(2−クロロイソニコチノイル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    [2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−2−ヒドロキシアセトアミド;
    1−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−イル]ピロリジン−3−オール;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−{2−[(2S)−2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−イル]イソニコチノイル}−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−N−メチルピリジン−2−アミン;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−6−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−スルホンアミド;
    1−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]イミダゾリジン−2,4−ジオン;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]ニコチンアミド 1−オキシド;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−1−メチル−L−プロリンアミド;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド;
    N−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]−5−オキソプロリンアミド;
    [4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(3−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(2−メチルイソニコチノイル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
    {[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−イル]メチル}アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)キノリン−2−オール;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,8−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1,6−ナフチリジン−2−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−6−メトキシピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−2−メチルキノリン−3−アミン;
    7−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)−1H−インドール−2,3−ジオン;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4−アミン;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−7−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−5−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−(1H−インドール−6−イルカルボニル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−(1H−ベンゾイミダゾール−6−イルカルボニル)−9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゼンスルホンアミド;
    [3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アミン;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
    3−イソニコチノイル−9−[(2−メチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−イソニコチノイル−9−[(2,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−イソニコチノイル−9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(5−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−イソニコチノイル−9−[(2,2,4−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(4−クロロ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    3−(1,3−ベンゾジオキソール−4−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
    4−({9−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
    4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
    4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロペンタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−2−アミン;
    4−{[9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロヘプタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル]カルボニル}ピリジン−3−アミン;
    3−[(2−エチル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロブタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−9−(スピロ[1,3−ベンゾジオキソール−2,1'−シクロオクタン]−4−イルメチル)−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2−メチル−2−フェニル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2−シクロプロピル−2−メチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−9−[(1−オキシドピリジン−2−イル)カルボニル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    2−[2−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イルメチル)−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    3−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−9−[3−(3−ピリジン−2−イル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)プロパノイル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンゾニトリル;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2,6−ジオール;
    3−[(6−フルオロ−4H−1,3−ベンゾジオキシン−8−イル)メチル]−9−イソニコチノイル−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
    5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    6−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−8−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    6−アミノ−3−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2(1H)−オン;
    2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
    7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−イソニコチノイル−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
    2−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−8−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    7−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
    7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン;
    2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
    2−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−8−イソニコチノイル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    8−[(2,2−ジメチル−2H−クロメン−8−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    3−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]プロパンアミド;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボニトリル;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−カルボキサミド;
    (2E)−3−[2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アクリルアミド;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリダジン−3(2H)−オン;
    5−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−4(1H)−オン;
    3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピラジン−2(1H)−オン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−オール;
    6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    4−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
    2−[4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
    N−シクロプロピル−2−[4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]アセトアミド;
    [4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
    [4−({9−[(2,2,3,3−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
    [4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−イル]酢酸;
    6−({7−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナ−2−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    5−クロロ−4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    2−[3−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ベンズアミド;
    2−[4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]アセトアミド;
    5−クロロ−4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    2−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−2−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリジン−3−アミン;
    4−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    4−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−2−アミン;
    8−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−2−(ピリジン−4−イルアセチル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン;
    6−({9−[(2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン;
    6−({9−[(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)ピリミジン−4−アミン;または
    [2−({9−[(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)メチル]−3,9−ジアザスピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}カルボニル)フェニル]酢酸メチル;
    から選択される、請求項1で定義した化合物またはそれらの薬学的に許容される塩。
  23. 薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と組み合わせた、請求項1から22の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
  24. 請求項23に記載の医薬組成物の製造方法であって、請求項1から22の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合することを含む方法。
  25. 治療に使用するための、請求項1から22の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
  26. 呼吸器疾患の処置に使用する医薬の製造における、請求項1から22の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
  27. 喘息、COPDまたは鼻炎の処置に使用する医薬の製造における、請求項1から22の何れか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
  28. 請求項1で定義した化合物またはその薬学的に許容される塩の製造方法であって、
    (a) 式(II):
    Figure 2009507070
    [式中、w、x、y、zおよびBは、請求項1で定義した通りである。]
    の化合物を、式(III):
    Figure 2009507070
    [式中、pは請求項1で定義した通りであり;
    Aは請求項1で定義した通りであるか、またはその保護された誘導体であり;そして
    LGは脱離基である。]
    の化合物と反応させること;または
    (b) 式(IV):
    Figure 2009507070
    [式中、p、w、x、yおよびZは、請求項1で定義した通りであり;そして
    Aは請求項1で定義した通りであるか、またはその保護された誘導体である。]
    の化合物を、式(V):
    Figure 2009507070
    [式中、D、nおよびRは、請求項1で定義した通りである。]
    のアルデヒド化合物と反応させること;または
    (c) 上で定義した式(IV)の化合物を、式(VI):
    Figure 2009507070
    [式中、D、nおよびRは請求項1で定義した通りであり;そして
    LGは適当な脱離基である。]
    の化合物と反応させること;および
    所望により(a)、(b)または(c)の後、
    ● 式(I)の化合物を、別の式(I)の化合物に変換すること;
    ● 保護基を除去すること;および/または
    ● 薬学的に許容される塩を形成すること;
    を含む方法。
  29. 式(II):
    Figure 2009507070
    の化合物またはその塩、あるいは、式(II)':
    Figure 2009507070
    [式中、B、w、x、yおよびzは請求項1で定義した通りであり;そして
    Pは、アミン保護基である。]
    の化合物またはその塩。
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