JP2009502060A - ベースバンドチップ及びベースバンドチップに基いた移動端末のマルチモードのハンドオーバー方法 - Google Patents

ベースバンドチップ及びベースバンドチップに基いた移動端末のマルチモードのハンドオーバー方法 Download PDF

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Abstract

ベースバンドチップ及び該ベースバンドチップに基づいた移動端末のマルチモードハンドオーバー方法を提供する。移動端末のベースバンドチップは、ソース符号化サブシステム(102)、無線送受信サブシステム(101)、及び、無線送受信及びソース符号化の共通制御・処理サブシステム(100)の三つのサブシステムからなる。該ベースバンドチップは、CMOS技術に基づいた一つのシリコンチップで実現することができる。ベースバンドチップは、TD−SCDMAモード又はTD−SCDMAモードのようなマルチモード移動端末に適用されることができる。第3世代移動通信技術の移動端末に対する新しい要求を満たし、重複する設計コストを低減する。また、本発明の上記ベースバンドチップに基づいた移動端末のための方法は、移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバーを実現する。

Description

本発明は、移動端末のチップ技術に関し、特に、3GPPの時分割―同期符号分割多重接続技術(TD−SCDMA)などのプロトコルに符合し、TD−SCDMAモード又はTD−SCDMAモードを含むマルチモードの移動端末に適用するベースバンドチップ、及び本発明のベースバンドチップに基づいた移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバー方法に係る。
TD−SCDMA産業化のポイントは端末であるが、端末の技術上のネックは、端末チップに関する研究であることが知られている。第2世代移動端末のチップの設計は、固化された専用ハードウェア回路を使用して実現する傾向があり、ほんの一部においてソフトウェアでチップの設計を実現している。チップの初期設計から商業に用いられるまで3年から5年の時間がかかった。しかし、このような固化された専用ハードウェア回路で実現したチップは、新しい需要の変化を満足することが難しい。
TD−SCDMAは、国際電気通信連合(ITU)が正式に承認した第3世代移動通信システム基準のひとつである。第3世代移動通信技術の移動端末に対して、より多く、より豊富に応用されること、マルチモードをサポートし、ユーザコストを節約すると共に、より柔軟なサービスを提供する能力を有し、事業者がより合理的にスペクトルム資源を利用することに有利であること、よりコストが低いこと、カスタマイズサービスを提供し、システムのアップグレードに便利であることが要求される。
新しい要求を満たし、新しいものに挑戦するために、移動端末設計のキーとなるチップの設計においては、チップの設計がより多くの移動端末に適応し、非重複する設計コストをなるべく低減させるように、最適化したシステムを使用しなければならない。
現在、TD−SCDMAモードを含むマルチモードの端末に適用する商業化専用ベースバンドチップはまだない。専用のベースバンドチップは、主にシステムの主制御手段でモードの選択を行い、RFからのIQデータを受信して、該当するモードのベースバンド処理を完成すると共に、システムのベースバンド処理された送信待ちデータをRFチャネルから送信する。
本発明は、上記の問題に鑑み、TD−SCDMAモード又はTD−SCDMAモードを含むマルチモードの移動端末に適用するベースバンドチップを提供することを主な目的とする。該移動端末のベースバンドチップは、第3世代移動通信技術の移動端末に対する新しい要求を満たすことができ、重複設計のコストを低減することができる。
上記目的を実現するために、本発明は、インタフェースモジュール100A、インタフェースモジュール100Aを介して接続されるソース符号化・復号サブシステム102、無線送受信サブシステム101、共通制御処理サブシステム100を含むベースバンドチップを提供している。
ここにおいて、ソース符号化・復号サブシステム102は、ソースデータインタフェースからのソースデータを受信し、ソースデータのデータプロトコルと特定の速度データとを、ベースバンドチップの現在通信モードがサポートするフォーマットに変換し、変換後のデータを、インタフェースモジュール100Aを介して無線送受信サブシステム101に送信し、同時に無線送受信サブシステム102からのデータのデータフォーマットを、ソースデータ側で受信するデータフォーマットに変換し、変換後のデータをソースデータインタフェースに送信し、
無線送受信サブシステム101は、インタフェースモジュール100Aを介して共通制御処理サブシステム100に制御されるものであり、データ及びシグナリングの符号化・復号、変調・復調、バースト形成を完成し、RFモジュールの上り/下り周波数変換処理を経て、エアインタフェースから無線シグナリングとデータとを送受信し、同時にデータ又は音声サービスに対して専用及び共通の伝送チャネルを提供し、
共通制御処理サブシステム100は、無線送受信サブシステム101とエアインタフェースとの時間シーケンス制御を実現し、ベースバンドチップの各サブシステム間の制御処理を完成させる。
上記ベースバンドチップにおいて、上記ソース符号化・復号サブシステム102は、
前記ソースデータインタフェースのデータインタフェース107との通信を実現し、前記データインタフェース107からのデータを符号化してインタフェースモジュール100Aに送信し、インタフェースモジュール100Aからのデータを復号して前記データインタフェース107に送信するインタフェース駆動モジュール1021及びデータ符号化・復号モジュール1020と、
前記ソースデータインタフェースの音声インタフェース108との通信を実現し、前記音声インタフェース108からの音声データを符号化してインタフェースモジュール100Aに送信し、インタフェースモジュール100Aからの音声データを復号して前記音声インタフェース108に送信するボコーダモジュール1022とを含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記ソース符号化・復号サブシステム102は、ビデオ高速アナログ/デジタル変換ADC及びデジタル/アナログ変換DACモジュール1024、及びビデオ符号化・復号モジュール1023を更に含み、前記ソースデータインタフェースのビデオセンサインタフェース109との通信を実現し、前記ビデオセンサインタフェース109からのデータに対して、ADCと符号化を行った後、インタフェースモジュール100Aを介して無線送受信サブシステム101に送信し、同時に無線送受信サブシステム101からのデータに対して、DACと復号を行った後、前記ビデオセンサインタフェース109に送信する。
上記ベースバンドチップにおいて、前記ボコーダモジュール1022は、
PCM符号化の完成に必要なクロックを生成する局部クロック生成回路と、
クロックと結合してアナログ音声からデジタル音声への変換を完成するG.711パルス変調PCM符号化・復号器と、
音声の音量を調整するための可変利得と、
デジタル音声に対するデータサンプリングを完成するデジタル/アナログ変換回路とを含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記データインタフェース107は、RS−232インタフェース、USB OTGインタフェース、IEEE802.11プロトコルに符合するインタフェース、IEEE802.3プロトコルに符合するインタフェース及びPCMCIAインタフェースのうちの一つ又は複数である。
上記ベースバンドチップにおいて、前記無線送受信サブシステム101は、システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010と、送信フィルタモジュール1011及び受信フィルタモジュール1015と、バースト成形モジュール1012と、マルチユーザ検出モジュール1016と、インタリーブモジュール1013及びデインタリーブモジュール1017と、チャネル符号化・プレクスモジュール1014及びチャネル復号・デプレクスモジュール1018とを含み、
システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010は、エアインタフェースを介してRFモジュールを制御し、システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010にはモード制御レジスタが設置され、共通制御処理サブシステム100が該モード制御レジスタに対する制御を通じて、マルチモードシステム間のハンドオーバーを完成し、
送信フィルタモジュール1011及び受信フィルタモジュール1015は、IQ信号の成形フィルタリングを完成し、送信フィルタモジュール1011はエアインタフェースのTX_I/Qに接続され、受信フィルタモジュール1015はエアインタフェースのRX_I/Qに接続され、
バースト成形モジュール1012は、TD−SCDMAプロトコルに符合するバーストを生成して、バーストビーム成形を送信することを完成し、
マルチユーザ検出モジュール1016は、データ復調、各ユーザデータの検出を完成し、
インタリーブモジュール1013及びデインタリーブモジュール1017はそれぞれ、送信待ちデータに対するインタリーブ操作と、受信した復調後のデータに対するデインタリーブ操作を行い、
チャネル符号化・プレクスモジュール1014及びチャネル復号・デプレクスモジュール1018は、データ伝送チャネルのエラーを低下させ、受信チャネルのIQデータは、チャネル復号・デプレクスモジュール1018によってチャネル復号とデプレクス操作を行われ、送信チャネルのIQデータは、チャネル符号化・プレクスモジュール1014によってチャネル符号化とプレクス情報操作を行われる。
上記ベースバンドチップにおいて、前記無線送受信サブシステム101は、暗号化及び復号化操作を完成するための暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019を更に含み、共通制御処理サブシステム100の制御の下で、インタフェースモジュール100Aを介して送受信するデータに対して暗号化・復号化操作を行う。
上記ベースバンドチップにおいて、前記暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019には、異なる通信モードを設定して、異なるモードに応じて異なる暗号化操作を実現するためのモード設定レジスタが設置されている。
上記ベースバンドチップにおいて、前記送信フィルタモジュール1011と受信フィルタモジュール1015は、それぞれ送信RRCフィルタと受信RRCフィルタである。
上記ベースバンドチップにおいて、前記送信/受信RRCフィルタは、係数を再配置可能なアクセラレータである。
上記ベースバンドチップにおいて、前記TD−SCDMAプロトコルに符合するバーストパルスは、下りパイロットDWPTS、上りパイロットUPPTS又は普通バーストパルスである。
上記ベースバンドチップにおいて、前記マルチユーザ検出モジュール1016には、マルチユーザ検出アクセラレータが設置されている。
上記ベースバンドチップにおいて、前記ユーザ検出アクセラレータは、汎用アクセラレータである。
上記ベースバンドチップにおいて、前記インタリーブモジュール1013、デインタリーブモジュール1017には、それぞれインタリーブアクセラレータ、デインタリーブアクセラレータが設置され、インタリーブアクセラレータは、前記チャネル符号化・プレクスモジュール1014とともにチャネルの符号化を完成するために用いられ、デインタリーブアクセラレータは、前記チャネル復号・デプレクスモジュール1018とともにチャネルの復号を完成するために用いられる。
上記ベースバンドチップにおいて、前記チャネル復号・デプレクスモジュール1018は、復号のためのViterbi復号アクセラレータとTurbo復号アクセラレータを含み、チャネル符号化・プレクスモジュール1014は、異なる通信モードのプロトコル要求に応じてデータに情報冗長を付加する。
上記ベースバンドチップにおいて、複数のチャネル符号化・プレクスモジュール1014は、カスケード方式を採用してデータを符号化する。
上記ベースバンドチップにおいて、前記無線送受信サブシステム101が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、専用伝送チャネルDCH、ブロードキャストチャネルBCH、制御情報ページングチャネルPCH及びフォワードアクセスチャネルFACHを含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記無線送受信サブシステム101が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、上り共有チャネルUSCHと下り共有チャネルDSCHとを更に含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記無線送受信サブシステム101が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、ページング指示チャネルPICHとフォワード物理アクセスチャネルFRACHとを更に含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記共通制御処理サブシステム100は、一つ以上のデジタル信号プロセサーDSPモジュール1001及びDSPプログラムとデータとを記憶するためのDSPメモリ1002と、一つ以上のマイクロ制御器MCUモジュール1003及びMCUプログラムとデータとを記憶するためのMCUメモリ1004と、電力・クロック管理モジュール1005と、キーボード・表示駆動モジュール1006及びSIM又はUSIM回路10Aに接続されたSIM又はUSIM制御モジュール100Bと、システムモニタモジュール1007と、周辺シリアルインタフェースモジュール1008と、外部バスインタフェースモジュール1009とを含み、
前記MCUモジュール1003には、システム状態機が配置されており、システムに通信モードのハンドオーバー要求がないかをリアルタイムに検出し、前記DSPモジュール1001と前記MCUモジュール1003の間は、標準バス又は共有メモリでデータ交互を実現し、
前記電力・クロック管理モジュール1005は、電池充電回路インタフェース102とリアルタイムクロック回路インタフェース103とを介して移動端末の電力とクロックとを管理し、
前記キーボード・表示駆動モジュール1006、及びSIM又はUSIM制御モジュール100Bは、単色表示モジュールとカラー表示モジュールとをサポートし、標準キーボードと拡張可能キーボードモジュールとをサポートし、
前記システムモニタモジュール1007は、インタフェース104からのモニタデータを収集し、
前記周辺シリアルインタフェースモジュール1008は、データのダウンロード、ソフトウェアのアップグレード又はデバッグに用いられ、
前記外部バスインタフェースモジュール1009は、外部メモリを接続しサポートする。
上記ベースバンドチップにおいて、前記周辺シリアルインタフェースモジュール1008は、MCUの専用シリアルである。
上記ベースバンドチップにおいて、前記外部バスインタフェースモジュール1009が接続しサポートする外部メモリは、データメモリRAM、プログラムメモリROM、EPROM及びE2PROMを含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記外部バスインタフェースモジュール1009は、前記外部メモリに記憶されたデータを圧縮解除する圧縮解除器をさらに含む。
上記ベースバンドチップにおいて、前記ベースバンドチップは、シングルチップに集成されている。
また、上記目的を更に実現するために、本発明は、ソース符号化・復号サブシステム102、無線送受信サブシステム101、共通制御処理サブシステム100及びインタフェースモジュール100Aを含むベースバンドチップに基づいた移動端末のマルチモードのハンドオーバーを実現する方法を提供している。
該方法は、通信モードを予め設定し、移動端末に電力を供給すると、
ベースバンドチップが、前記設定した通信モードに基づき、前記無線送受信サブシステム101に対して、その各モジュールが現在の選択された通信モードで稼働するように配置(構成)するステップAと、
前記移動端末が現在の通信モードで稼働し、通信モードのハンドオーバー要求がないかを判断し、ある場合、ステップCに進み、ない場合、ステップBに戻るステップBと、
ベースバンドチップが、ハンドオーバーしようとする通信モードに基づいて通信モードを新たに設定し、移動端末をソフトリセットしてからステップAに戻るステップCとを含む。
上記方法において、前記通信モードは、前記無線送受信サブシステム101のシステム時間シーケンス制御・RF制御手段1010のモード制御レジスタに設定される。
上記方法において、ステップBにおいて、通信モードのハンドオーバー要求がないかを判断する前記方法は、通信モードのハンドオーバー要求があるか否かを、ベースバンドチップのMCUモジュール1003のシステム状態機で検出して判断し、システム状態機の状態が通信モードの変化を表示する場合、通信モードのハンドオーバー要求があることを示し、そうしない場合、通信モードのハンドオーバー要求がないことを示す。
上記技術から分かるように、本発明の移動端末のベースバンドチップは、ソース符号化・復号サブシステム102、無線送受信サブシステム101、及び無線送受信及びソース符号化・復号の共通制御・処理サブシステム100の三つのサブシステムからなり、三つのサブシステム間は、無線送受信サブシステムとソース符号化・復号サブシステムのインタフェースモジュール100Aを介して接続される。本発明のベースバンドチップは、CMOS技術に基づいた一つのシリコンチップを採用することができる。該ベースバンドチップは、TD−SCDMAモード又はTD−SCDMAモードを含むマルチモードの移動端末に適用し、第3世代移動通信技術の移動端末に対する新しい要求を満たしており、重複する設計コストを低減することができる。また、本発明の上記ベースバンドチップに基づいた移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバー方法によって、移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバーを実現することができる。
本発明の主なアイデアは、ベースバンドチップを構成するソース符号化・復号サブシステム102、無線送受信サブシステム101、及び無線送受信及びソース符号化・復号の共通制御・処理サブシステム100を一つのシリコンチップ上に集成することである。該ベースバンドチップは、TD−SCDMAモード又はTD−SCDMAモードを含むマルチモードの移動端末に適用し、第3世代移動通信技術の移動端末に対する新しい要求を満たしており、重複する設計コストを低減している。また、本発明は、上記ベースバンドチップに基づいた移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバー方法によって、移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバーを実現している。
以下、本発明の目的、技術案及び優れた点をより明らかにするために、図面を参照しながら好ましい実施形態を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。
高い処理能力を有する低電力のデジタル信号プロセッサー(DSP)技術のますますの成熟につれて、ソフトウェアラジオに基づいた移動端末のチップの設計技術は、その優勢を際立たせる。本発明は、ソフトウェアラジオ技術に基づき、更に適するチップシステム構造を設計し、移動端末設計のプラットフォームを構成して、絶えず変化するユーザ要求に適応し、マルチモードの端末の設計をサポートしようとするものである。本発明は、上記端末のチップの設計に基づいて、TD−SCDMAモードを含むマルチモードの端末のチップの設計問題を解決する。
図1は、本発明の移動端末のバースバンドチップの構成を示す図である。図1に示すように、本発明の移動端末のベースバンドチップは、主に、ソース符号化・復号サブシステム102、無線送受信サブシステム101、無線送受信及びソース符号化・復号の共通制御・処理サブシステム100、及びインタフェースモジュール100Aからなる。無線送受信及びソース符号化・復号の共通制御・処理サブシステム100を、以下、共通制御・処理サブシステム100と言う。三つのサブシステム間は、インタフェースモジュール100Aを介して接続される。本発明のベースバンドチップは、CMOS技術による一つのチップで実現でき、一つのチップにベースバンドユニットを集成する。
ソース符号化・復号サブシステム102は、ソースデータインタフェースからのソースデータを受信し、ソースデータのデータプロトコルと特定の速度データとを、ベースバンドチップの現在通信モードがサポートするフォーマットに変換し、変換後のデータを、インタフェースモジュール100Aを介して無線送受信サブシステム101に送信し、同時に無線送受信サブシステム102からのデータのフォーマットを、ソースデータ側で受信するデータフォーマットに変換して、ソースデータインタフェースに送信する。
無線送受信サブシステム101は、データ及びシグナリングの符号化・復号、変調・復調、バースト形成の完成に用いられ、RFモジュールの上り/下り周波数変換処理を経て、エアインタフェースから無線シグナリングとデータとを送受信する。該無線送受信サブシステム101は、制御バス10及びインタフェースモジュール100Aを介して共通制御処理モジュール100に制御される。同時に、該無線送受信サブシステム101は、いろいろなデータ又は音声サービスに専用及び共通の伝送チャネルを提供する。
共通制御処理サブシステム100は、無線送受信サブシステム101とエアインタフェースの時間シーケンス制御に用いられ、ベースバンドチップの各サブシステム間の制御処理を完成させる。
以下、各サブシステムの機能及び構成をそれぞれ詳しく説明する。
1)ソース符号化・復号サブシステム102
ソース符号化・復号サブシステム102は、主に、ソースデータのデータプロトコルと特定の速度データとを、TD−SCDMA又は他の通信モードがサポートするフォーマットに変換する。ここでソースデータは、PC、PDA、FAX、GPS、電子マップ、POTS、ISDN有線モデム、無線データ端末などであってもよい。そして、インタフェースモジュール100Aを介してカプセル化されたデータを無線送受信サブシステム101に送信すると共に、無線送受信サブシステム102からのデータフォーマットを、ソースデータ側で受信するデータフォーマットに変換して、ソースデータインタフェースに送信する。
ソース符号化・復号サブシステム102は、データインタフェース107と通信するインタフェース駆動モジュール1021及びデータ符号化・復号モジュール1020と、音声インタフェース108とを含む。
インタフェース駆動モジュール1021及びデータ符号化・復号モジュール1020は、上記ソースデータインタフェース中のデータインタフェース107との通信の実現に用いられ、上記データインタフェース(107)からのデータを符号化してインタフェースモジュール100Aに送信し、インタフェースモジュール100Aからのデータを復号して上記データインタフェース107に送信する。上記データインタフェースは、RS−232、USB OTG、IEEE802.11、IEEE802.3及びPCMCIAなどのインタフェースであってもよい。
音声インタフェース108は、イヤホン及びスピーカーと通信するボコーダモジュール1022を含む。ボコーダモジュールは、上記ソースデータインタフェース中の音声インタフェース108との通信の実現に用いられ、上記音声インタフェース108からの音声データを符号化してインタフェースモジュール100Aに送信し、インタフェースモジュール100Aからの音声データを復号して上記音声インタフェース108に送信する。
ボコーダモジュール1022は、例えば3GPP TS26.xxx基準に符合するオーディオ/モデムライザー(AMR)音声符号化・復号器などのいろいろな音声符号化・復号器を含んでもよい。データソース符号化・復号器モジュール1020は、3GPP TR 26.901などの他の基準に符合するブロードバンドAMR音声処理機能をサポートできる。
ボコーダモジュール1022は、G.711基準に符合するパルス変調(PCM)符号化・復号器と、局部クロック生成回路と、可変利得と、デジタル/アナログ・アナログ/デジタル変換回路とを含んでもよく、音声信号の利得制御を行う。G.711パルス変調PCM符号化・復号器は、アナログ音声からデジタル音声への変換を行い、局部クロック生成回路によってPCM符号化に必要なクロックを生成する。可変利得は、音声の音量を調整する。デジタル/アナログ変換回路は、デジタル音声に対するデータサンプリングを完成させる。
ボコーダモジュール1022は、エコー除去回路を更に含んでもよい。これは、例えば車載ハンドフリーフォンの通信品質の向上に有利である。
上記ソース符号化・復号サブシステム102は、更にビデオセンサインタフェース109と通信するビデオ高速アナログ/デジタル変換(ADC)・デジタル/アナログ変換(DAC)モジュール1024、及びビデオ符号化・復号モジュール1023を含み、上記ソースデータインタフェース中のビデオセンサインタフェース109との通信を実現し、上記ビデオセンサインタフェース109からのデータはADCと符号化を経て無線送受信サブシステム101に送信され、同時に無線送受信サブシステム101からのデータはDACと復号を経て上記ビデオセンサインタフェース109に送信されるように構成されてもよい。
ここでは、データインタフェース107、音声インタフェース108及びビデオセンサインタフェース109を統一してソースデータインタフェースと言う。
2)無線送受信サブシステム101
無線送受信サブシステム101は、主に、データ及びシグナリングの符号化・復号、変調・復調、バースト形成の完成に用いられ、RFモジュールの上り/下り周波数変換処理を経て、エアインタフェースから無線シグナリングとデータとを送受信する。無線送受信サブシステム101の各モジュール間は、無線送受信サブシステム101の制御バス10を介して接続され、該制御バス10及びインタフェースモジュール100Aを介して共通制御処理サブシステム100に制御される。従って、マルチモードシステム及び異なる要求に応じて特別に配置したシステムをより柔軟にサポートすることができる。
無線送受信サブシステム101は、下記を含む。
(1)システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010には、モード制御レジスタが設置されており、共通制御処理サブシステム100が該モード制御レジスタに対する配置を通じてマルチモードシステム間のハンドオーバーを完成し、システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010はエアインタフェースのRF_ctrl信号に接続される。
(2)送信フィルタモジュール1011及び受信フィルタモジュール1015は、IQ信号の成形フィルタリングの完成に用いられ、送信フィルタモジュール1011はエアインタフェースのTX_I/Qに接続され、受信フィルタモジュール1015はエアインタフェースのRX_I/Qに接続される。
送信フィルタモジュール1011と受信フィルタモジュール1015は、それぞれ送信RRCフィルタと受信RRCフィルタを用いてパルス成形を完成してもよい。ここで受信/送信RRCフィルタは、係数を再配置可能なハードウェアアクセラレータモジュールに設計して、異なる通信モードの隣接チャネル応答などの性能要求に適応するように構成されてもよい。
(3)バースト成形モジュール1012は、例えば下りパイロットDWPTS、上りパイロットUPPTS、普通バーストパルスなどの、TD−SCDMAプロトコルに符合するバーストパルスを生成してバーストのビーム成形を送信する。
(4)マルチユーザ検出モジュール1016は、データ復調、各ユーザデータの検出を行う。
マルチユーザ検出モジュール1016に、ユーザ検出アクセラレータを設置してもよい。該ユーザ検出アクセラレータは、汎用アクセラレータに設計してもよい。
(5)インタリーブモジュール1013は、送信待ちデータに対してインタリーブ操作を行う。デインタリーブモジュール1017は、受信した復調データに対してデインタリーブ操作を行う。
インタリーブモジュール1013及びデインタリーブモジュール1017には、インタリーブハードウェアアクセラレータ及びデインタリーブハードウェアアクセラレータをそれぞれ設置してもよい。インタリーブハードウェアアクセラレータ及びデインタリーブハードウェアアクセラレータは、それぞれ、チャネル符号化・プレクスモジュール1014、チャネル復号・デプレクスモジュール1018と共にチャネルの符号化/復号機能を果たす。
(6)チャネル符号化・プレクスモジュール1014は、データ伝送チャネルのエラーを低下させ、受信チャネルのIQデータは、チャネル復号・デプレクスモジュール1018によってチャネル復号とデプレクス操作を行われ、送信チャネルのIQデータは、チャネル符号化・プレクスモジュール1014によってチャネル符号化とプレクス情報操作を行われる。
チャネル符号化とは、複雑な無線チャンル環境におけるデータの伝送エラーを低下させるために各情報シンボルを符号化することであり、復号とは符号化の逆の過程である。
チャネル復号・デプレクスモジュール1018は、Viterbi復号アクセラレータとTurbo復号アクセラレータを含んでもよい。チャネル符号化・プレクスモジュール1014は、無線チャネルを介して伝送するデータに対して誤り検出及び誤り訂正を行うために、異なる通信モードのプロトコル要求に応じてデータに情報冗長を付加してもよい。チャネル符号化・プレクスモジュール1014は、複数あってもよい。各チャネル符号化・プレクスモジュール1014は、よりよい符号化性能を得るために、カスケード方式によってデータを符号化してもよい。3GPP TD−SCDMAモードにおいて、主に、畳み込み符号化、2オーダーReed-muler符号化などが用いられる。
TD−SCDMAシステムを例として説明すると、3GPP 25.222プロトコルに基づいて、チャネル符号化・プレクスモジュール1014及びチャネル復号・デプレクスモジュール1018はそれぞれ主に、下記の符号化、復号、プレクス及びデプレクスの過程を含む。
符号化・プレクス過程は、主に、CRCチェック符号化、伝送ブロックカスケードとコードブロックセグメンテーション、チャネル畳み込み符号化、無線フレーム等化、一次インタリーブ、無線フレームセグメンテーション、速度マッチング、伝送チャネルプレクス、ビットスクランブリング、二次インタリーブ、サブフレームセグメンテーション、物理チャネルマッピング、TFCI符号化などを含む。
復号・デプレクス過程は、主に、TFCI復号、TFI演算、物理チャネルデマッピング、サブフレーム合成、二次デインタリーブ、ビットデスクランブリング、伝送チャネルデプレクス、速度デマッチング、無線フレームカスケード、一次デインタリーブ、フレーム長復元、Viterbi/Turbo復号、符号化ブロックカスケードと伝送ブロックセグメンテーション、CRCチェックなどを含む。
上記無線送受信サブシステム101の構成によると、エアインタフェースの受信チャネルからのIQデータは、受信フィルタモジュール1015の成形フィルタリングを経て、マルチユーザ検出モジュール1016によって成形フィルタリング後のデータを復調及び検出し、デインタリーブモジュール1017によって復調した後のデータに対してデインタリーブ操作をし、チャネル復号・デプレクスモジュール1018によってチャネル復号及びデプレクス操作をする。その後、共通制御処理サブシステム100の制御の下で、無線送受信サブシステム101による処理を経たIQデータを、インタフェースモジュール100Aを介してソース符号化・復号サブシステム102に送信する。
ソース符号化・復号サブシステム102からの送信待ちソースデータは、共通制御処理サブシステム100の制御の下で、インタフェースモジュール100Aを介してチャネル符号化・プレクスモジュール1014に送信され、チャネル符号化及びプレクス情報操作を経て、インタリーブモジュール1013によって送信待ちデータに対してインタリーブ操作をし、バースト成形モジュール1012でTD−SCDMAプロトコルに符合するバーストを生成して、バーストのビーム成形の送信を完成し、さらに、送信フィルタモジュール1011の成形フィルタリングを経てエアインタフェースの送信チャネルに送信する。
また、無線送受信サブシステム101は、暗号化・復号操作を行う暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019を含んでもよく、上記モード制御レジスタの中の異なるモードに応じて異なる暗号化操作を実現する。
3GPPは、3Gシステムの基準化制定団体として、3Gシステムが初期応用した安全アクセス基準を規範化しており、GSM安全アクセスメカニズムとの最大の互換性を保証している。安全アクセス基準には、情報を保護する機密性と完全性アルゴリズム、及びユーザ鑑別の鑑別権とキー協定アルゴリズムが規定されている。
基準には、二つの基準化アルゴリズムf8とf9が定義されている。f8アルゴリズムは、情報を暗号化して保護し、機密性アルゴリズムと呼ばれ、伝送情報が漏洩又は盗聴されないように保護する。f9アルゴリズムは、情報に対して完全性保護を行い、完全性アルゴリズムと呼ばれ、伝送情報が破壊されないように保護する。伝送情報に対するあらゆる改竄、追加、削除或いは他の破壊性を持つ操作は、全部検出される。基準におけるアルゴリズムを識別する識別ビットは、4桁のビット数で示す。規定された基準化アルゴリズムf8、f9のほか、特別な要素を考慮して他のアルゴリズムの使用が許される。例えば、TD−SCDMAモードの場合、暗号化・復号アルゴリズムは主に、無線リソース制御(RRC)、無線リンク制御(RLC)、メディアアクセス(MAC)レイヤで実現する。そこで、システムにおいてデータが順調に流れ、暗号化・復号操作を容易にすると共にシステムのリアルタイム要求を満たすように、暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019は、RRC、RLC、MACレイヤの一部のソフトウェアをインストールしたMCUと接続してもよい。
マルチモードシステムにおいて、GSMモードをサポートする場合、GSM基準に符合する暗号化・復号アルゴリズムアクセラレータを配置し、DSPモジュール1001と接続する。また、異なるモードに対して、暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019のモード設定レジスタにおいて異なる配置を行う。
無線送受信サブシステム101は、同時に専用及び共通の伝送チャネルの使用を提供する。
適用する専用チャネルは、専用伝送チャネル(DCH)があり、上り/下りリンクにおいて、ネットワークと特定のUE間のユーザ情報又は制御情報を搭載する。
適用する制御チャネルは、システムとセルの特有情報をブロードキャストするブロードキャストチャネルBCH、移動局の所在するセルが不明のとき、システクから移動局に送信する制御情報ページングチャネルPCH、及び、移動局の所在するセルが既知のとき、システクから移動局に送信する制御情報のフォワードアクセスチャネル(FACH)がある。FACHは、短いユーザ情報パケットを搭載してもよい。
本発明は、上り共有チャネル(USCH)と下り共有チャネル(DSCH)二つの伝送チャネルをサポートしてもよい。USCHチャネルは、いくつかのUEが共有する上り伝送チャネルであって、専用制御データ或はサービスデータを搭載し、DSCHチャネルは、いくつかのUEが共有する下り伝送チャネルであって、専用制御データ或はサービスデータを搭載する。
さらに、本発明は、ページング指示チャネル(PICH)とフォワード物理アクセスチャネル(FRACH)二つの特別な物理チャネルの復号処理をサポートする。
3)共通制御処理サブシステム100
共通制御処理サブシステム100の主な機能は、無線送受信サブシステム101とエアインタフェースとの時間シーケンス制御を行うことと、ベースバンドチップの各サブシステムモジュール間の各種ソフトウェア/ハードウェア中断、メッセージ及び非リアルタイム操作の処理を行うことである。
共通制御処理サブシステム100は、下記構成を有する。
(1)デジタル信号プロセサー(DSP)モジュール1001及びDSPプログラムとデータとを記憶するためのDSPメモリ1002を有している。
実際状況に応じて、一つ又は複数のDSPモジュールを採用してもよい。
(2)システム状態機が配置されており、システムにおいて通信モードのハンドオーバー要求がないかをリアルタイムに検出するマイクロ制御器(MCU)モジュール1003及びMCUプログラムとデータとを記憶するためのMCUメモリ1004を有している。
実際状況に応じて、一つ又は複数のMCUモジュールを採用してもよい。
DSPモジュール1001とMCUモジュール1003の間は、標準バス又は共有メモリなどの通信方式でデータ交互を実現できる。DSPモジュール1001とMCUモジュール1003は、リアルタイムオペレーティングシステムを採用してもよい。DSPモジュール1001とMCUモジュール1003は、DSP、MCUとソース符号化・復号サブシステムとのインタフェースバス12を介して、無線送受信サブシステム101のシステム時間シーケンス制御・RF制御手段1010に接続される。DSPモジュール1001又はMCUモジュール1003は、システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010のモード制御レジスタを配置し、さらにモード制御レジスタに配置された制御情報をDSPバス11と無線送受信サブシステム101の制御バス10とを介して無線送受信サブシステム101の他のモジュールに送信して、マルチモードシステムのモード制御を完成するように構成されてもよい。システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010は、DSPモジュール1001とMCUモジュール1003の制御の下で、システムのリアルタイム時間シーケンス制御を完成することができる。
チャネル復号・デプレクスモジュール1018にViterbi復号アクセラレータとTurbo復号アクセラレータが設置されている場合、DSPモジュール1001は該Viterbi復号アクセラレータとTurbo復号アクセラレータとに接続されて、3GPP基準に符合するデータ符号化/復号操作を完成することができる。
マルチユーザ検出モジュール1016にマルチユーザ検出アクセラレータが設置されている場合、DSPモジュール1001は該マルチユーザ検出アクセラレータに接続され、Rakeアクセラレータなどを追加してマルチモード設計をサポートしてもよい。
インタリーブモジュール1013とデインタリーブモジュール1017にそれぞれインタリーブアクセラレータとデインタリーブアクセラレータが設置されている場合、DSPモジュール1001はそれぞれ該インタリーブアクセラレータとデインタリーブアクセラレータに接続されて、チャネル符号化・プレクスモジュール1014とチャネル復号・デプレクスモジュール1018と共に、必要とするチャネル符号化/復号機能を果たす。
送信フィルタモジュール1011と受信フィルタモジュール1015がそれぞれ送信RRCフィルタと受信RRCフィルタを使用する場合、DSPモジュール1001はそれぞれ該送信RRCフィルタと受信RRCフィルタに接続されて、パルス成形機能を果たす。
無線送受信サブシステム101に暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019が設置されている場合、該暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019がDSPモジュール1001又はMCUモジュール1003に接続するように配置してもよい。例えば、3GPPをサポートする場合、暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019における3GPPプロトコルに符合するKasumi暗号化アルゴリズムが活性化され、MCUモジュール1003に接続される。GSMをサポートする場合、暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019におけるGSMプロトコルに符合するCipher暗号化アルゴリズムが活性化され、DSPモジュール1001に接続される。他の専門的な応用について、ユーザによるカスタマイズをサポートする特有の暗号化アルゴリズムを配置してもよい。
また、DSPモジュール1001とMCUモジュール1003には、コード圧縮解除回路を含んで、多用途応用と大きな記憶量をサポートし、コード密度とプロセサー処理速度間のネックを解決するように構成されてもよい。
(3)電池充電回路インタフェース102とリアルタイムクロック回路インタフェース103とを介して移動端末の電力とクロックとを管理する電力・クロック管理モジュール1005を有している。
電力・クロック管理モジュール1005は、RFモジュールのMaster Clockに接続されて、移動端末のRF受信手段によって復元されたTD−SCDMAのシステムクロックを完成し、電力・クロック管理モジュール1005のRFローカル発振器回路を通じて、システムクロック周波数に対するロックを完成する。該モジュールは、PLL(Phase Locking Loop)回路、クロック総合回路などを含んでもよい。システムが睡眠状態にあるとき、システムメインクロックがOFFされ、システムフレーム番号の保守をサポートするRTC回路によってクロックを提供する。一般的に、電力管理回路は、MCUなどの機能モジュールの管理の下で、現在の移動端末の状態に応じてチップにおける使用しない機能モジュールをOFFする。本発明において、外部リアルタイムクロックを採用して設計を行い、リアルタイムクロックは単独な電池によって電気を供給し、システムに必要なカレンダーなどの機能を提供する。電力・クロック管理モジュール1005は、電池充放電制御回路を含んでもよい。
(4)キーボード・表示駆動モジュール1006、及び、SIM又はUSIM回路10Aに接続されたSIM又はUSIM制御モジュール100Bは、単色表示モジュールとカラー表示モジュールとをサポートし、標準キーボードと拡張可能キーボードモジュールとをサポートする。
(5)インタフェース104を介して接続された温度センサなどの他のセンサのモニタデータを収集するためのシステムモニタモジュール1007を有している。
(6)データのダウンロード、ソフトウェアのアップグレード又はデバッグに用いるための周辺シリアルインタフェースモジュール1008を有している。例えば、TD−SCDMAのプロトコルスタック分析器105は、周辺シリアルインタフェースモジュール1008を介して移動端末に接続されて、プロトコルスタック符合度のテストなどの各種のテストの下でのシミュレーションを実現するように構成されてもよい。該周辺シリアルは、MCUチップの専用シリアルであってもよい。
(7)例えばRAM、ROM、EPROM及びE2PROMなどの、MCUの外部メモリを接続しサポートする外部バスインタフェースモジュール1009を有している。また、外部バスインタフェースモジュール1009は、外部メモリに記憶されたデータを圧縮解除する機能を有して、MCU圧縮解除コードを省くことができ、MCUコードの運行が更に速くなるように構成されてもよい。
共通制御処理サブシステム100は、DSPバス11、DSP、MCUとソース符号化・復号サブシステムとのインタフェースバス12、及びMCUバス13を含む。これらのバスによって、共通制御処理サブシステム100の各モジュールを接続する。
DSPバス11は、無線送受信サブシステムの各サブモジュール又は各アクセラレータとDSPとの通信を実現する。DSP、MCUとソース符号化・復号サブシステムとのインタフェースバス12は、ソース符号化サブシステム102及び無線送受信サブシステム101と共通制御処理サブシステム100との通信を実現する。MCUバス13は、MCUインタフェースの各サブモジュールとの通信を実現する。
このようなバス構造を採用することによって、マルチモード又は多種類の応用に向けた設計のためにより柔軟な設計プラットフォームを提供することができる。例えば、マルチモード設計の場合、RFの差異のほか、主な差異は無線送受信サブシステム101にある。共通制御処理サブシステム100によって、ソフトウェアに基づいて無線送受信サブシステム101を再配置して、マルチモード設計をサポートするように構成されてもよい。多種類の応用をサポートすべき場合、共通制御処理サブシステム100によって、ソフトウェアに基づいてソース符号化・復号サブシステム102を再配置して、多種類の応用をサポートするように構成されてもよい。
以下、図2を参照して、本発明のベースバンドチップに基づいた移動端末の異なる通信モード間のハンドオーバー過程を詳しく説明する。図2は、本発明による異なるモード間のハンドオーバーフローを示す。システムのデフォルト通信モードを通信モード1とすると、詳しくは下記ステップを含む。
ステップ200において、移動端末に電力を供給すると、移動端末のベースバンドチップは、ユーザが設置した通信モードに応じて現在の通信モードに対応するソフトウェアを搭載する。
システムのデフォルト通信モードは、無線送受信サブシステム101のシステム時間シーケンス制御・RF制御手段1010のモード制御レジスタに予め設定される。また、ベースバンドチップのプログラムメモリ(ROM)には、bootupプログラムが予め設定されている。該bootupプログラムは、上記モード制御レジスタに設置された異なる通信モードに応じて、異なる通信モードに対応する異なるソフトウェアをROMに搭載する。
本ステップにおいて、bootupプログラムは、現在の通信モード1に対応するソフトウェアをROMに搭載する。
ステップ201において、ベースバンドチップは、搭載したソフトウェアを運行することによって、無線送受信サブシステムに対して、その各モジュールが現在の選択された通信モードで稼働するように配置する。
MCUモジュール1003又はDSPモジュール1001は、モード制御レジスタに配置された制御情報を、DSPバス11と無線送受信サブシステム101の制御バス10とを介して無線送受信サブシステム101の他の各モジュールに送信して、マルチモードシステムのモード制御を完成する。
本ステップにおいて、無線送受信サブシステム101の各モジュールにモード設定レジスタが設置されたものに対して、モード設定レジスタを現在選択された通信モードに設置すればよい。例えば、暗号化・復号化アクセラレータモジュール1019の中のモード設定レジスタがある。
ステップ202〜ステップ203において、移動端末は、現在の通信モードで稼働し、通信モードのハンドオーバー要求がないかを判断して、ある場合、ステップ204に進み、ない場合、ステップ202に戻る。
本ステップにおいて、ベースバンドチップのMCUモジュールのシステム状態機は、通信モードのハンドオーバー要求がないかを検出し判断する。システム状態機の状態が通信モードの変化を表示する場合、通信モードのハンドオーバー要求があることを示し、表示しない場合、通信モードのハンドオーバー要求がないことを示す。
ステップ204〜205において、ベースバンドチップは、ハンドオーバーしようとする通信モードに基づいて通信モードを新たに設定し、移動端末をソフトリセットしてからステップ200に戻る。
本ステップにおいて、MCUモジュール1003は、システム状態機の検出に応じて、ハンドオーバーしようとする通信モードを取得し、システム時間シーケンス制御・RF制御手段1010のモード制御レジスタを新たに設定し、すなわちハンドオーバーしようとする通信モードをモード制御レジスタに書き入れる。
上記は、本発明の最良の実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。
本発明の移動端末のベースバンドチップの構成を示す図である。 本発明における異なるモード間のハンドオーバーのフローを示すフローチャートである。

Claims (27)

  1. インタフェースモジュール(100A)、インタフェースモジュール(100A)を介して接続されるソース符号化・復号サブシステム(102)、無線送受信サブシステム(101)、共通制御処理サブシステム(100)を含むベースバンドチップであって、
    ソース符号化・復号サブシステム(102)は、ソースデータインタフェースからのソースデータを受信し、ソースデータのデータプロトコルと特定の速度データとを、ベースバンドチップの現在通信モードがサポートするフォーマットに変換し、変換後のデータを、インタフェースモジュール(100A)を介して無線送受信サブシステム(101)に送信し、同時に無線送受信サブシステム(102)からのデータのデータフォーマットを、ソースデータ側で受信するデータフォーマットに変換し、変換後のデータをソースデータインタフェースに送信し、
    無線送受信サブシステム(101)は、インタフェースモジュール(100A)を介して共通制御処理サブシステム(100)に制御されるものであり、データ及びシグナリングの符号化・復号、変調・復調、バースト形成を完成し、RFモジュールの上り/下り周波数変換処理を経て、エアインタフェースから無線シグナリングとデータとを送受信し、同時にデータ又は音声サービスに対して専用及び共通の伝送チャネルを提供し、
    共通制御処理サブシステム(100)は、無線送受信サブシステム(101)とエアインタフェースとの時間シーケンス制御を実現し、ベースバンドチップの各サブシステム間の制御処理を完成させることを特徴とするベースバンドチップ。
  2. 前記ソース符号化・復号サブシステム(102)は、
    前記ソースデータインタフェースのデータインタフェース(107)との通信を実現し、前記データインタフェース(107)からのデータを符号化してインタフェースモジュール(100A)に送信し、インタフェースモジュール(100A)からのデータを復号して前記データインタフェース(107)に送信するインタフェース駆動モジュール(1021)及びデータ符号化・復号モジュール(1020)と、
    前記ソースデータインタフェースの音声インタフェース(108)との通信を実現し、前記音声インタフェース(108)からの音声データを符号化してインタフェースモジュール(100A)に送信し、インタフェースモジュール(100A)からの音声データを復号して前記音声インタフェース(108)に送信するボコーダモジュール(1022)と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のベースバンドチップ。
  3. 前記ソース符号化・復号サブシステム(102)は、ビデオ高速アナログ/デジタル変換ADC及びデジタル/アナログ変換DACモジュール(1024)、及びビデオ符号化・復号モジュール(1023)を更に含み、前記ソースデータインタフェースのビデオセンサインタフェース(109)との通信を実現し、前記ビデオセンサインタフェース(109)からのデータに対して、ADCと符号化を行った後、インタフェースモジュール(100A)を介して無線送受信サブシステム(101)に送信し、同時に無線送受信サブシステム(101)からのデータに対して、DACと復号を行った後、前記ビデオセンサインタフェース(109)に送信することを特徴とする請求項2に記載のベースバンドチップ。
  4. 前記ボコーダモジュール(1022)は、
    PCM符号化の完成に必要なクロックを生成する局部クロック生成回路と、
    クロックと結合してアナログ音声からデジタル音声への変換を完成するG.711パルス変調PCM符号化・復号器と、
    音声の音量を調整するための可変利得と、
    デジタル音声に対するデータサンプリングを完成するデジタル/アナログ変換回路と
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のベースバンドチップ。
  5. 前記データインタフェース(107)は、RS−232インタフェース、USB OTGインタフェース、IEEE802.11プロトコルに符合するインタフェース、IEEE802.3プロトコルに符合するインタフェース及びPCMCIAインタフェースのうちの一つ又は複数であることを特徴とする請求項2に記載のベースバンドチップ。
  6. 前記無線送受信サブシステム(101)は、システム時間シーケンス制御・RF制御手段(1010)と、送信フィルタモジュール(1011)及び受信フィルタモジュール(1015)と、バースト成形モジュール(1012)と、マルチユーザ検出モジュール(1016)と、インタリーブモジュール(1013)及びデインタリーブモジュール(1017)と、チャネル符号化・プレクスモジュール(1014)及びチャネル復号・デプレクスモジュール(1018)とを含み、
    システム時間シーケンス制御・RF制御手段(1010)は、エアインタフェースを介してRFモジュールを制御し、システム時間シーケンス制御・RF制御手段(1010)にはモード制御レジスタが設置され、共通制御処理サブシステム(100)が該モード制御レジスタに対する制御を通じて、マルチモードシステム間のハンドオーバーを完成し、
    送信フィルタモジュール(1011)及び受信フィルタモジュール(1015)は、IQ信号の成形フィルタリングを完成し、送信フィルタモジュール(1011)はエアインタフェースのTX_I/Qに接続され、受信フィルタモジュール(1015)はエアインタフェースのRX_I/Qに接続され、
    バースト成形モジュール(1012)は、TD−SCDMAプロトコルに符合するバーストを生成して、バーストビーム成形を送信することを完成し、
    マルチユーザ検出モジュール(1016)は、データ復調、各ユーザデータの検出を完成し、
    インタリーブモジュール(1013)及びデインタリーブモジュール(1017)はそれぞれ、送信待ちデータに対するインタリーブ操作と、受信した復調後のデータに対するデインタリーブ操作を行い、
    チャネル符号化・プレクスモジュール(1014)及びチャネル復号・デプレクスモジュール(1018)は、データ伝送チャネルのエラーを低下させ、受信チャネルのIQデータは、チャネル復号・デプレクスモジュール(1018)によってチャネル復号とデプレクス操作を行われ、送信チャネルのIQデータは、チャネル符号化・プレクスモジュール(1014)によってチャネル符号化とプレクス情報操作を行われることを特徴とする請求項1に記載のベースバンドチップ。
  7. 前記無線送受信サブシステム(101)は、暗号化及び復号化操作を完成するための暗号化・復号化アクセラレータモジュール(1019)を更に含み、共通制御処理サブシステム(100)の制御の下で、インタフェースモジュール(100A)を介して送受信するデータに対して暗号化・復号化操作を行うことを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  8. 前記暗号化・復号化アクセラレータモジュール(1019)には、異なる通信モードを設定して、異なるモードに応じて異なる暗号化操作を実現するためのモード設定レジスタが設置されていることを特徴とする請求項7に記載のベースバンドチップ。
  9. 前記送信フィルタモジュール(1011)と受信フィルタモジュール(1015)は、それぞれ送信RRCフィルタと受信RRCフィルタであることを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  10. 前記送信/受信RRCフィルタは、係数を再配置可能なアクセラレータであることを特徴とする請求項9に記載のベースバンドチップ。
  11. 前記TD−SCDMAプロトコルに符合するバーストパルスは、下りパイロットDWPTS、上りパイロットUPPTS又は普通バーストパルスであることを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  12. 前記マルチユーザ検出モジュール(1016)には、マルチユーザ検出アクセラレータが設置されていることを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  13. 前記ユーザ検出アクセラレータは、汎用アクセラレータであることを特徴とする請求項12に記載のベースバンドチップ。
  14. 前記インタリーブモジュール(1013)、デインタリーブモジュール(1017)には、それぞれインタリーブアクセラレータ、デインタリーブアクセラレータが設置され、インタリーブアクセラレータは、前記チャネル符号化・プレクスモジュール(1014)とともにチャネルの符号化を完成するために用いられ、デインタリーブアクセラレータは、前記チャネル復号・デプレクスモジュール(1018)とともにチャネルの復号を完成するために用いられることを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  15. 前記チャネル復号・デプレクスモジュール(1018)は、復号のためのViterbi復号アクセラレータとTurbo復号アクセラレータを含み、チャネル符号化・プレクスモジュール(1014)は、異なる通信モードのプロトコル要求に応じてデータに情報冗長を付加することを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  16. 複数のチャネル符号化・プレクスモジュール(1014)は、カスケード方式を採用してデータを符号化することを特徴とする請求項6に記載のベースバンドチップ。
  17. 前記無線送受信サブシステム(101)が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、専用伝送チャネルDCH、ブロードキャストチャネルBCH、制御情報ページングチャネルPCH及びフォワードアクセスチャネルFACHを含むことを特徴とする請求項1に記載のベースバンドチップ。
  18. 前記無線送受信サブシステム(101)が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、上り共有チャネルUSCHと下り共有チャネルDSCHとを更に含むことを特徴とする請求項17に記載のベースバンドチップ。
  19. 前記無線送受信サブシステム(101)が提供する専用及び共通の伝送チャネルは、ページング指示チャネルPICHとフォワード物理アクセスチャネルFRACHとを更に含むことを特徴とする請求項18に記載のベースバンドチップ。
  20. 前記共通制御処理サブシステム(100)は、
    一つ以上のデジタル信号プロセサーDSPモジュール(1001)及びDSPプログラムとデータとを記憶するためのDSPメモリ(1002)と、一つ以上のマイクロ制御器MCUモジュール(1003)及びMCUプログラムとデータとを記憶するためのMCUメモリ(1004)と、電力・クロック管理モジュール(1005)と、キーボード・表示駆動モジュール(1006)及びSIM又はUSIM回路(10A)に接続されたSIM又はUSIM制御モジュール(100B)と、システムモニタモジュール(1007)と、周辺シリアルインタフェースモジュール(1008)と、外部バスインタフェースモジュール(1009)とを含み、
    前記MCUモジュール1003には、システム状態機が配置されており、システムに通信モードのハンドオーバー要求がないかをリアルタイムに検出し、前記DSPモジュール(1001)と前記MCUモジュール(1003)の間は、標準バス又は共有メモリでデータ交互を実現し、
    前記電力・クロック管理モジュール(1005)は、電池充電回路インタフェース(102)とリアルタイムクロック回路インタフェース(103)とを介して移動端末の電力とクロックとを管理し、
    前記キーボード・表示駆動モジュール(1006)、及びSIM又はUSIM制御モジュール(100B)は、単色表示モジュールとカラー表示モジュールとをサポートし、標準キーボードと拡張可能キーボードモジュールとをサポートし、
    前記システムモニタモジュール(1007)は、インタフェース(104)からのモニタデータを収集し、
    前記周辺シリアルインタフェースモジュール(1008)は、データのダウンロード、ソフトウェアのアップグレード又はデバッグに用いられ、
    前記外部バスインタフェースモジュール(1009)は、外部メモリを接続しサポートすることを特徴とする請求項1に記載のベースバンドチップ。
  21. 前記周辺シリアルインタフェースモジュール(1008)は、MCUの専用シリアルであることを特徴とする請求項20に記載のベースバンドチップ。
  22. 前記外部バスインタフェースモジュール(1009)が接続しサポートする外部メモリは、データメモリRAM、プログラムメモリROM、EPROM及びE2PROMを含むことを特徴とする請求項20に記載のベースバンドチップ。
  23. 前記外部バスインタフェースモジュール(1009)は、前記外部メモリに記憶されたデータを圧縮解除する圧縮解除器をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載のベースバンドチップ。
  24. 前記ベースバンドチップは、シングルチップに集成されていることを特徴とする請求項1に記載のベースバンドチップ。
  25. ソース符号化・復号サブシステム(102)、無線送受信サブシステム(101)、共通制御処理サブシステム(100)及びインタフェースモジュール(100A)を含むベースバンドチップに基づいた移動端末のマルチモードのハンドオーバーを実現する方法であって、
    通信モードを予め設定し、移動端末に電力を供給すると、
    ベースバンドチップが、前記設定した通信モードに基づき、前記無線送受信サブシステム(101)に対して、その各モジュールが現在の選択された通信モードで稼働するように配置するステップAと、
    前記移動端末が現在の通信モードで稼働し、通信モードのハンドオーバー要求がないかを判断し、ある場合、ステップCに進み、ない場合、ステップBに戻るステップBと、
    ベースバンドチップが、ハンドオーバーしようとする通信モードに基づいて通信モードを新たに設定し、移動端末をソフトリセットしてからステップAに戻るステップCと
    を含むことを特徴とする方法。
  26. 前記通信モードを、前記無線送受信サブシステム(101)のシステム時間シーケンス制御・RF制御手段(1010)のモード制御レジスタに設定することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. ステップBにおいて、通信モードのハンドオーバー要求がないかを判断する前記方法は、
    通信モードのハンドオーバー要求があるか否かを、ベースバンドチップのMCUモジュール(1003)のシステム状態機で検出して判断し、システム状態機の状態が通信モードの変化を表示する場合、通信モードのハンドオーバー要求があることを示し、表示しない場合、通信モードのハンドオーバー要求がないことを示すことを特徴とする請求項25に記載の方法。
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