JP2009501558A - ヘアスタイリング器具 - Google Patents
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Abstract
ストレートナなどによる加熱及び圧迫の影響により、スタイルを整えられている髪の水分の損失及び過度の加熱が起こるのを防止するため、スタイルを整えられるべき髪をクランプするための2つのクランプ部材であって、前記2つのクランプ部材のうちの少なくとも1つが加熱部材を有する2つのクランプ部材を備えるヘアスタイリング器具であって、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが冷却部材を有し、前記冷却部材が、動作方向から見て、前記加熱部材の後に設けられるヘアスタイリング器具が提案されている。ストレートにするプロセスの間、前記髪は、熱い平板によってストレートにされ、次いで、引き続き、冷たい平板によって冷却されるであろう。
Description
本発明は、スタイルを整えられるべき髪をクランプするための2つのクランプ部材であって、前記2つのクランプ部材のうちの少なくとも1つが加熱部材を有する2つのクランプ部材を備えるヘアスタイリング器具に関する。詳細には、本発明は、ストレートナ(straightener)、クリンパ(crimper)、カーラ(curler)などのヘアスタイリング器具に関する。
現在、プロ及び家庭の領域において、例えば、髪をストレートにする、髪にウェーブをかける又は髪をカールさせるために、ヘアスタイリング器具が用いられている。前記スタイリング器具は、髪又は髪の房の加熱及び押圧を同時にして、決められた形状にする原理に頼っている。
既知のヘアスタイリング器具の例は、米国特許番号第6,223,753 B1号公報に記載されている。前記ヘアスタイリング器具は、一般的に、2つのクランプ部材、2つの加熱部材、2つの基部(base)及び2つのスタイリング部材を含む。2つの加熱部材は、各々、上部クランプ部材及び下部クランプ部材の前部の内側に取り付けられ、2つの基部は、各々、上部スタイリング部材及び下部スタイリング部材と接続するために2つの加熱部材に取り付けられる。ストレートにするための又はウェーブをかけるための異なる面を持つ複数のスタイリング部材が、供給され、基部に着脱可能に取り付けられ得る。スタイリング部材は、髪を傷つけることを防止するためにセラミック製である。セラミック・スタイリング部材を有することにより、6000nmと40000nmとの間の赤外光が髪を加熱するために生成される。この波長帯の赤外光は、髪を傷つけず、髪の内部組織をより育成させる保護機能を持つと思われる。
本発明の目的は、ヘアスタイリング器具で髪のスタイルを整える間に髪を傷つけることを防止する他の可能性を供給することにある。
この目的は、スタイルを整えられるべき髪をクランプするためのクランプ部材であって、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが加熱部材を有するクランプ部材を備えるヘアスタイリング器具であって、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが冷却部材を有し、前記冷却部材が、動作方向から見て、前記加熱部材の後に設けられるヘアスタイリング器具によって達成される。
本発明によるヘアスタイリング器具は、スタイリング動作中、1つ以上の前記加熱部材で既知なように前記髪のスタイルを整え、その後、加熱され、スタイルを整えられた前記髪を、1つ以上の前記冷却部材を用いて冷却する可能性を供給する。これは、前記髪を素早く冷却することによって前記髪の過度の加熱及び水分の損失を防止し、このようにして、前記髪の手入れをし、前記髪を傷めないという利点を持つだけではない。それは、前記髪は、前記髪が冷えるのを待つ必要なしに、冷却され、次のサイクルの準備が整うので、前記スタイリング動作をより速くするという他の利点も持つ。更に、前記スタイリング自体がより長持ちする。なぜなら、加熱及び押圧による前記スタイリング後の素早い冷却は、前記髪のより長持ちするセットを供給するからである。
前記髪の前記加熱の後に続く前記冷却は、米国特許番号第6,223,753 B1号公報に記載されているようなセラミック部材を持つヘアスタイリング器具、又はセラミック部材を持たない従来のヘアスタイリング器具のいずれかに適用され得る。
本発明によるヘアスタイリング器具の前記加熱及び前記冷却の効果を更に高めるためには、全てのクランプ部材が、加熱部材及び冷却部材を有し、スタイルを整えられるべき髪をクランプする場合、前記加熱部材及び前記冷却部材は、各々、互いに対向する。これは、太い髪又は髪の大きな房のスタイルを整える場合にとりわけ有用である。
好ましくは、前記スタイリングプロセスを向上させるために、少なくとも1つのクランプ部材が、2つ以上の加熱部材及び/又は2つ以上の冷却部材を有する。前記加熱部材及び前記冷却部材は、動作方向に交互に配設するのが得策である。従って、冷却サイクルのすぐ後に他の加熱サイクルが続く。これは前記スタイリングを更に速くする。
本発明の好ましい実施例においては、前記冷却部材はペルチェ素子を有する。前記ペルチェ素子は、ヘアスタイリング器具の冷却部材において冷却を施すのに適している冷却特性を持ち、その相対的に小さい大きさ及び軽い重さのため、容易に、ヘアスタイリング器具に組み込まれ得る。その上、ペルチェ素子は、電源動作又はバッテリ動作を可能にする大きさにされ得る。
ペルチェ効果に基づく好ましい種類の冷却器は、所謂熱電冷却器(thermal electric cooler)(TEC)である。TECは、通常、冷たい面及び熱い面を持つ。前記冷却部材が、TECの冷たい面であり、前記加熱部材が、TECの熱い面である場合には、とりわけコンパクトなヘアスタイリング器具が達成され得る。
好ましくは、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが、前記冷却部材及び/又は前記加熱部材と熱接触しているプラテン(platen)を有する。前記プラテンは、スタイルを整えられるべき前記髪に面する前記冷却部材又は前記加熱部材の全領域にわたって均一な温度を供給するのに有用であり得る。
前記クランプ部材のうちの少なくとも1つは、スタイリング部材を有するのが得策である。特に髪にウェーブをかけるためには、スタイリング部材を用いてウェーブを規定することが有用であることが明らかになった。好ましくは、前記スタイリング部材は着脱可能であり、異なる種類のウェーブのための幾つかのスタイリング部材が供給される。
好ましくは、前記冷却部材は、前記髪の太さ及び感度、並びに例えば、ストレートにする、ウェーブをかける又はカールさせるといった前記スタイリング動作に依存して温度を選ぶための制御可能な冷却速度(cooling rate)を持つ。加熱速度もまた制御可能であるのが得策である。
好ましい実施例においては、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが、加熱部材及び冷却部材を有し、前記冷却部材において前記加熱部材の悪影響が生じるのを防止し、前記加熱部材において前記冷却部材の悪影響が生じるのを防止するために、前記加熱部材と、前記冷却部材とは、断熱部材によって分離される。
以下に本発明の詳細な説明を記載する。前記説明は、添付した図面を参照して読まれるべき、これに限定されない例として与えられている。
図1aは、ヘアストレートナ1を概略的に示している。ヘアストレートナ1は、互いに対して回動可能に取り付けられた2つのクランプ部材2a、bを含み、故に、クランプ部材2a、bは、ストレートにされるべき髪の房をクランプ部材2a、bの間に差し込むために広げられることができ、プラテン5a、bの間で髪を加熱及び押圧するために閉じられることが出来る。図1aは、広げられているヘアストレートナ1を示している。
プラテン5a、bは、クランプ部材2a、bの内部に設けられた、互いに対向する加熱部材と熱接触している。両クランプ部材2a、bの内部には、加熱部材の隣に、互いに対向する冷却部材も設けられる。冷却部材もまた、プラテンによって覆われる。図1aにおいては、冷却部材はプラテン2a、bに隠れている。
図1aのストレートナ1は、電源動作され、リード線9による電力供給に頼っている。
クランプ部材2a、bは、必ずしも、それらの端部において互いに対して回動可能に取り付けられる必要はないことに注意されたい。クランプ部材2a、bは、より中央において互いに対して回動可能に取り付けられ、このようにして、クランプ部材2a、bをスタイリング部分とグリップ部分とに分けることも出来る。クランプ部材2a、bはまた、例えば、バッテリパック、配線又は加熱部材及び冷却部材の制御ユニットを収容するハウジングに取り付けられてもよい。
図1bは、ストレートナ1の下部クランプ部材2bの概略的な上面図を示している。上部クランプ部材2aの構成は同等であるので、下部クランプ部材2bに関して述べられているあらゆることが、上部クランプ部材2aにもあてはまる。
動作方向Dから見て、下部クランプ部材2bの冷却部材を覆うプラテン5cは、加熱部材を覆うプラテン5aの後に配設される。ストレートナ1の両クランプ部材2a、bの間に髪を差し込み、両クランプ部材2a、bの間でそれらをクランプした後、ストレートナは、方向Dに頭部からゆっくりと引き離される。これをすることによって、髪は、プラテン5a、bによって加熱され、平らにされ、その後、プラテン5c及び上部クランプ部材2aにおけるプラテン5cに相当するものによって冷却される。その上、髪は、冷却部材の両プラテンによって更に平らにされる。
髪を加熱する一般的な温度は、約80℃乃至約250℃であり、髪質に依存して、時として約100℃乃至約300℃である。冷却部材又は冷却部材と熱接触しているプラテンの一般的な温度は、−10℃乃至20℃程度の低さであり得る。髪を加熱した直後の髪の素早い冷却は、過度の加熱及び水分の損失による髪の損傷を防止する。それは、当該髪の房を冷たくさせ続け、髪が自然に冷えるのを待たずに、必要に応じて、次のスタイリングサイクルの準備を整える。ストレートにした効果又はスタイリング効果が少しの時間しか持続しない後続能動冷却をしないでスタイルを整える場合と比べて、前記効果は、本発明によるヘアスタイリング器具を用いることによって数時間持続する。
クランプ部材2bの、プラテン5a、cとは反対側の端部は、より把持し易いハンドル10を形成するようテーパーを付けられている。
プラテン5a、cは、ストレートナ1の改善されたよりエネルギ効率の良い動作のために、断熱部材7によって分離される。プラテン5a、cは、高い熱伝導率を持つ材料で作成されるのに対して、断熱部材7は、低い熱伝導率を持つ材料で作成されるべきである。特に、加熱部材又は冷却部材が不均一な温度分布を持つ場合、加熱する場合に、例えば、巻き線(wound wire)における電気エネルギ放散によって熱が供給される場合には、面全体にわたる均一な温度分布を可能にするために、プラテン5a、cの熱伝導率は、あまり高くすべきではない。プラテンの好ましい材料はセラミックである。
図1cは、下部クランプ部材2bを通る切断図(cut)を概略的に示している。プラテン5a、cは、より良好な固定のために部分的にクランプ部材2bに埋め込まれる。プラテン5a、cは、加熱部材8a及び冷却部材8bと直接、熱接触している。図1cに図示されている本例においては、加熱部材及び冷却部材は、TECで作成されており、TECの冷たい面8bが、冷却部材であり、TECの熱い面8aが、加熱部材である。これは、とりわけコンパクト且つエネルギ効率の良い設計を可能にする。その上、TECは、望まれれば、制御可能な加熱速度及び冷却速度を可能にする。様々な最大温度差を持つ、様々な大きさのTECが設けられ得る。
図2のクランプ部材2bは、プラテン5a、cの上に配設される、髪にウェーブをかけるためのスタイリング部材7を更に持つ。本例においては、同じヘアスタイリング器具1でウェーブをかけることと、ストレートにすることとを可能にするために、スタイリング部材7は着脱可能である。スタイリング部材7は、他の種類のウェーブをかけることを可能にする他のスタイリング部材と交換され得る。
プラテンの上にスタイリング部材を取り付ける場合、好ましくは、スタイリング部材の材料の熱伝導率はとりわけ高くなければならず、ひいては、プラテンの材料の熱伝導率もとりわけ高くなければならない。他の実施例においては、プラテンは用いられず、スタイリング部材だけが、加熱部材及び冷却部材に取り付けられ、加熱部材及び冷却部材と熱接触する。ストレートにするためのスタイリング部材は、平坦な面を持つ。
図3は、ヘアカーラ1'を概略的に示している。ヘアカーラ1'は、2つの冷却部材4'a及び4'b、並びに円形断面を備える固定クランプ部材2'aと、2つの加熱部材3'a及び3'b、並びに固定クランプ部材2'aの形状に対して相補的な湾曲した形状を備える可動クランプ部材2'bとを持つ。髪をカールさせるため、髪の房は、固定クランプ部材2'aに巻きつけられ、可動クランプ部材2'bを回動して固定クランプ部材2'aに押し当てることによってクランプされる。次いで、ヘアカーラ1'は、方向Dに頭部から引き離される。そうすることによって、髪の房は、まず、加熱部材3'aによって加熱され、次いで、冷却部材4'aによって冷却され、再び、加熱部材3'bによって加熱され、その後、冷却部材4'bによって冷却される。同時に、髪の房は、カールするよう継続的に押圧される。
ヘアカーラ1'の下端部はハンドル10として用いられ得る。ハンドル10には、冷却速度を制御するスイッチ14及び加熱速度を制御するスイッチ15が設けられる。加熱速度及び冷却速度は、髪質及び所望のスタイリング効果に依存して調節され得る。
クランプする間、巻き付けられた髪の房を完全に囲むために本可動クランプ部材2'bに対向する第2の可動クランプ部材が設けられ得ることに注意されたい。様々な種類のカールをさせることを可能にするために、様々な半径を持つ固定クランプ部材2'aの冷却部材、及び適切な可動クランプ部材を備える様々な上端部に供給することも可能である。
図4a、b、cは、冷却部材を実現する様々な可能性を概略的に示している。図4aの実施例は、冷却のためにペルチェ素子11a、b、c、dを用いている。それらは、髪をカールさせるのに適切な形状を固定クランプ部材2'aに与え、スタイルを整えられるべき髪と接触する外面における温度分布を均一にするために、湾曲したプラテン5'aによって覆われる。ペルチェ素子11a、b、c、dの内側には、電力供給及び排熱のための手段を収容するための空間が設けられる。
図4bに示されている冷却部材4'aは、対流に基づいており、加熱部材より低い温度の空気を開口部12を通して吹きつけることによって髪を冷却する。
図4cに示されている冷却部材4'aは、円筒状プラテン5'bによって囲まれるヒートシンク13を利用する。ヒートシンク13は、例えば、プラテン5'bの内面に沿った流体の流れ又は銅製の棒を用い得る。
ペルチェ効果に基づく冷却部材は冷却速度を制御することを容易に可能にするが、空気又はヒートシンクで冷却する場合、どういうわけか、この可能性は低下する。
図5には、可動クランプ部材2'bの概略図が示されている。加熱部材3'a、bの主要構成要素は、電気エネルギを放散することによって熱を生成する巻き線17である。それは、ワイヤを用いる代わりに、プリント、フォトリソグラフィ又は蒸着などによって加えられる導電構造を用いてもよい。ワイヤ又は導電構造は、薄いプラテンによって覆われ得る。
空冷の場合には、冷気を逃がす開口部16を備える領域が加熱素子3'a、bの間に配設され得る。
本発明の幾つかの好ましい実施例を記載したが、本発明の精神及び概念から外れない様々な変形例、変更例及び代替例が作成され得ることは、当業者には分かるであろう。それ故、本発明は、添付した特許請求の範囲の適切な範囲を持つあらゆる形態又は修正例で請求される。例えば、本発明の範囲から外れずに、独立項の特徴と、後続の従属項の特徴の様々な組み合わせがなされ得る。更に、特許請求の範囲内のいかなる参照符号も範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
1:ストレートナ
1':カーラ
2a、b:クランプ部材
2'a、b:クランプ部材
3:加熱部材
3'a、b:加熱部材
4:冷却部材
4'a、b:冷却部材
5a、b、c:プラテン
5'a、b:プラテン
6:スタイリング部材
7:断熱部材
8a:TECの熱い面
8b:TECの冷たい面
9:リード線
10:ハンドル
11a、b、c、d:ペルチェ素子
12:開口部
13:ヒートシンク
14:冷却スイッチ
15:加熱スイッチ
16:開口部
17:加熱ワイヤ
D:動作方向
1':カーラ
2a、b:クランプ部材
2'a、b:クランプ部材
3:加熱部材
3'a、b:加熱部材
4:冷却部材
4'a、b:冷却部材
5a、b、c:プラテン
5'a、b:プラテン
6:スタイリング部材
7:断熱部材
8a:TECの熱い面
8b:TECの冷たい面
9:リード線
10:ハンドル
11a、b、c、d:ペルチェ素子
12:開口部
13:ヒートシンク
14:冷却スイッチ
15:加熱スイッチ
16:開口部
17:加熱ワイヤ
D:動作方向
Claims (9)
- スタイルを整えられるべき髪をクランプするためのクランプ部材であって、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが加熱部材を有するクランプ部材を備えるヘアスタイリング器具であって、前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが冷却部材を有し、前記冷却部材が、動作方向から見て、前記加熱部材の後に設けられることを特徴とするヘアスタイリング器具。
- 全てのクランプ部材が、加熱部材及び冷却部材を有し、スタイルを整えられるべき髪をクランプする場合、前記加熱部材及び前記冷却部材が、各々、互いに対向することを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
- 少なくとも1つのクランプ部材が、2つ以上の加熱部材及び/又は2つ以上の冷却部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記冷却部材が、ペルチェ素子を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記冷却部材が、熱電冷却器の冷たい面であり、前記加熱部材が、熱電冷却器の熱い面であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが、前記冷却部材及び/又は前記加熱部材と熱接触しているプラテンを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが、スタイリング部材を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記冷却部材が、制御可能な冷却速度を持つことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
- 前記クランプ部材のうちの少なくとも1つが、加熱部材及び冷却部材を有し、前記加熱部材と前記冷却部材とが、断熱部材によって分離されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のヘアスタイリング器具。
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